遺跡で発見されたアカネ感想スレ

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:05:36

    遺跡の奥で眠っていたところをネル、アスナ、カリンに発見されたアカネ感想スレです
    せっかくあれだけ良いSSを書いていただいたのに、感想も語れないのは悲しいので、スレ主として感想スレを立てさせていただきました

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:06:15
  • 3二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:10:20

    もちろん概念そのものについて語るのもOKです

    というか、SS書けなくてすみません!リアルが忙しくて全然書けませんでした…

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:13:49

    もっとこの概念語りたかったから助かる
    アカネがユウカ相手にロボバレしそうになって慌てふためくC&Cとか見たいよね
    アリスの時のゲーム開発部みたいな感じで

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:17:23

    やっぱアカネの学籍偽造の方法とか気になるよね
    ネルが直接潜入してデータ書き換えたのかな
    ヴェリタスにはさすがに頼まないし

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:25:49

    基本的な言動は原作と同じと仮定するけど。
    ロボットなのに体重増加を気にするのか。
    カロリー取りすぎると人工たんぱく質に影響が出るとかかな。

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:28:24

    >>6

    まぁアリスも太るし、同じく司祭製のアカネが太ってもおかしくはない

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:30:34

    >>6

    >>7

    体重は変わらないけど、あえて体重気にしてる振りをしてるとか

    人間らしく、女子高生らしく完璧に振る舞うのがパーフェクトメイドだからね

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:40:11

    そもそもアリスもそうだけどアカネってどこに住んでるんだ・・・?カリンと相部屋なのかな

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 21:50:59

    >>9

    カリンの生活レベルが3段飛ばしぐらいで上がって困惑してそう

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:08:39

    自分もssを書いたのですが 
    もう一人の方のssを魅入ってしまい
    書き終わる前にスレが終わっちゃいましたね…。
    書けたらここに投稿していいですか?

  • 12スレ主25/02/16(日) 22:11:29

    >>11

    もちろん!!

    SSはいつでも大歓迎!!

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 22:29:56

    マジで前スレはSSの勢いが凄かったな・・・あのスピードでよくあれだけ書けるよ

  • 14前スレの4725/02/16(日) 23:13:49

    どうも、前スレのSS書いてた47レス目の人です。
    感想スレ建てていたんですね。
    SS書いてた身として見てます。
    個人的にはちょっと納得してなかったんですよね。
    スレ完走の超ギリギリで書き終えられて良かったですけど、そのせいで大して感想とか聞けなかったので……
    あと、気が向いたら僕もちょっとだけSS書くかもです(ただ、短い上にクオリティもあのスレのやつよりもドベでしょうけど)。

  • 15前スレの4725/02/16(日) 23:24:22

    実はアカネが一年前ネルたちによって発見されたご奉仕用ロボットだった世界線に対する先生方の反応集【ブルアカ】

    分かってはいたけど、やっぱり動画化されていた。……だけど、なんか変なとこで?がいっぱい出てくるし、何故かゴルコンダの前口を殆どカットされてた。

    前者はまあ良いとして、後者に関してはホントにショック(ゴルコンダの前口の内容……あれ結構頑張って書いてたのに……)。

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/16(日) 23:37:18

    このレスは削除されています

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 02:13:55

    >>15

    私もスレ主としてSS書いたスレが動画化された時、めちゃくちゃ不自然な文章にされてて萎えたから気持ちわかるよ・・・

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 02:17:41

    >>15

    まぁ概要欄に引用書いてあるだけマシだよ・・・

    俺の時は引用すらなかったもん

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 06:28:34

    このレスは削除されています

  • 20前スレの4725/02/17(月) 06:30:22

    >>4>>5>>9

    では、ご期待にお応えして

    [ヴェリタス]

    ネル「つぅ事で、頼めるか?ヒマリ⋯⋯」

    ネルは、遺跡で見つけた少女の学籍を偽装して欲しい事をヴェリタスの部長である「明星ヒマリ」に頼んでいた。

    ヒマリ「成る程、その子の学籍偽装ですか?分かりました。」

    ネル「あ、念の為に言っとくけど、残りの2人には内緒でな?特にチヒロ。」

    ヒマリ「ああ、確かにチーちゃん達には黙っておいた方が良いでしょうね。」

    ヒマリはネルに言われた通りにこの件は黙っておく事にしたようだ。

    ネル「じゃあ、頼むわ。」

    ヒマリ「フフッ♪この超天才⋯⋯」

    ネル「良いからやれ。」

    ヒマリ「聴けよ!」

    ヒマリはネルに話を遮られた事を不満に思った。⋯が、取り敢えずは言われた通りに学籍の偽装を始めた。

  • 21前スレの4725/02/17(月) 08:11:54

    >>20

    [C&C]

    ネル「つぅ訳だ、お前ら。」

    ネルは部室に戻り、アスナとカリンにヒマリが学籍の偽装をしてくれる事を伝えた。

    アスナ「よし!これで学籍は問題無いね♪」

    カリン「ありがとうございます、ヒマリ先輩。」

    ヒマリにお礼を言うカリン。

    ヒマリ「とんでもなく〜♪……と、その子ですか。」

    ヒマリの視線が例の少女の方を向く。

    ???「……?」

    キョトンとしている例の少女。

    アスナ「あ、そうそう!『アカネ』ちゃんっていうんだぁ♪」

    ネル「え?お前いつの間に名前付けてたのか?」

    ネルはアスナが既に名前を付けていた事に驚く。

    アスナ「だって名前あった方が何かと便利でしょ〜?」

    カリン「ちなみに、なんで『アカネ』なんですか?」

    カリンがアスナにそう尋ねる。

    アスナ「簡単だよぉ、私達の名前『アスナ』『カリン』『ネル』の頭文字をそれっぽく並べたんだぁ♪」

    ヒマリ「おお!確かにそうですね!じゃあ、早速書き加えときますね!となると……あと必要な記入事項は苗字ですね。」

    早速偽装した学籍に「アカネ」の名を書き加えたヒマリ。これであと必要なのは苗字だけだ。

    カリン「せっかくだし、私達で考えましょうよ、リーダー。」

    ネル「ああ、確かにそうだな。名前はアスナが決めた訳だし、アタシらも考えるか。」

    カリンの提案の下、苗字に関してはネルとカリンで決める事になった。

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 12:36:19

    アカネの誕生日4月1日なのか
    これが発見日とは思えないから、誕生日がエイプリルフール=誕生日は嘘っていう意味なのかな

  • 23前スレの4725/02/17(月) 12:44:13

    >>13

    実を言うと、あれ単に思い付いたのをテキトーにそれっぽい表現で肉付けして投稿しただけなんですよね(まあ、肉付けし過ぎて長くなり過ぎるから毎度毎度あにまんの文字数制限に引っ掛かるんですよね。勢いが凄かった理由はそれを何回かに分けて投稿する羽目になったからですね)。

    しかも、ちょうどその時、前スレとは別で3つのスレでもSS書いてたんですよね(ちなみに、今もこことは別で3つのスレでSS書いてます)。

    あにまん始めて約1ヶ月半の奴がやる事じゃない気もしますが……(っていうか、今思うとホントに無謀な事やってんなぁ)

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 15:06:03

    だとしたら完成度高い気がするが…

  • 25前スレの4725/02/17(月) 16:29:49

    >>23

    もし見たい方がいらっしゃるなら、他のSS書いてるスレも貼りましょうか?

    前スレでもスレ主さんが自分の他スレ貼ってたので、見たい方が居れば。

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/17(月) 22:26:39

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 02:59:44

    是非

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 03:32:41

    >>10

    周囲がリオレベルの生活ばっかりなミレニアムだと、相当自信あっただろうに、完璧なご奉仕を目の前で魅せられて弟子入りするんだよね

  • 29前スレの4725/02/18(火) 08:05:00
  • 30二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 09:51:38

    バニーアカネの絆ストーリーで先生を先回りしているやつあるけどさ。
    ミレニアムの何かで調べたのが示唆されているんだよね。
    ロボットならダイレクトにハッキングもできそう。

  • 31スレ主25/02/18(火) 12:44:51

    >>22

    さすがに発見された日だと、そこから機械であることに気づかれる可能性がある。だから適当な日を誕生日にしなきゃいけなかったんだけど、アカネがお祝いされるときに嘘の誕生日に罪悪感を覚えなくていいように嘘を吐いてもいい日を誕生日にしたことは知っているな?

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 15:34:15

    確かに4月1日ならそうなるか…

  • 33前スレの4725/02/18(火) 16:09:59

    >>21

    [数分後]

    ネル「よし!苗字が決まった。」

    ヒマリ「では、お聞きしましょう。」

    カリン「室笠⋯⋯室笠アカネ。それがこの子の名前です。」

    カリンはヒマリに自分達が考えた苗字を伝える。

    ヒマリ「むろかさ?えっと、漢字とそれにした意味をお訊きしても?」

    ヒマリは2人にそう尋ねる。

    カリン「まず、むろに関しては皇室とかの『室』です。意味は『家族』ですね。」

    ネル「かさは笠地蔵とかの『笠』だな。意味はそのままだ。」

    ヒマリに漢字を教える2人。

    ヒマリ「⋯⋯要は、どういう意味でしょう?」

    ヒマリがそう問いかけた。

    ネル「つまり、家族の一員としてアタシら三人が笠になって守ってやる、って意味だ。」

    ヒマリ「成る程、分かりました。⋯⋯では、貴女は今日から、ミレニアムサイエンススクール1年生、『室笠アカネ』です。」

    ヒマリは少女にそう伝える。

    アカネ「本機の名称、『室笠アカネ』。確認をお願いします。」

    ネル「ああ、問題ねぇよ。」

    こうして、少女は「室笠アカネ」という名を与えられ、ミレニアムの生徒となったのであった。

  • 34通りすがりの先生25/02/18(火) 17:04:08

    いいなあ、ワイもこんな感じの奴をここ掲示板で書いてみてえなぁ

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 21:46:59

    このレスは削除されています

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 23:21:10

    名字決めるところはゲ開同様考えた上で楽しんでるな

  • 37二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 07:26:24

    >>31

    凄い納得した

    罪悪感を感じさせずお祝いするために、逆に嘘でも許される日にする発想好き

  • 38二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 11:46:13

    前スレ読んでたら、一生アカネにメガネはいらないなんて言えなくなってしまった

  • 39前スレの4725/02/19(水) 12:47:42

    >>33

    ヒマリ「はい!学籍はこれでオッケーです♪」

    ネル「おお、マジか。ちょっと見せてくれよ。」

    ヒマリの偽装した学籍の情報を確認するC&Cの一同。

    カリン「おお!凄い!……ん?」

    ヒマリ「どうかしましたか、カリンさん?」

    ヒマリがそう尋ねると……

    カリン「なんでこの子の誕生日を4月1日にしたんですか?」

    カリンはアカネの誕生日が4月1日になっている理由をヒマリに訊く。

    ヒマリ「ああ、成る程。いやだって、その方が罪悪感が無いでしょ?なんせ、4月1日は『エイプリルフール』です。つまりは嘘を吐いて良い日なんですよ。」

    ネル「まぁ、その気遣いには感謝するよ。」

    ネルはヒマリに礼を言う。

    アスナ「じゃあ、アカネちゃんの誕生日は4月1日に決まりだね!」

    ヒマリ「問題は……」

    ヒマリはアカネの方に視線を戻す。

    ヒマリ「彼女が機械である事をどう隠すかですね。」

    ネル「まぁ、その辺はアタシらでなんとかしてみるよ。何はともあれ……」

    ネルは改めてヒマリの方を向く。

    ネル「ホントにありがとな、ヒマリ。」

    ヒマリ「いえいえ、また何かお困り事がありましたら、この超天才清楚系病弱美少女ハッカーにお任せを♪」

    ヒマリはそう言うと、C&Cの部室から退出した。

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 14:39:10

    良いね…

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:28:41

    このレスは削除されています

  • 42二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 23:27:28

    保守

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 07:27:47

    >>34

    ここの掲示板ならいつでもチャレンジできるぞ

    なんせ匿名だから書き逃げや辻SSし放題だ!正直笛とかに投稿するより気持ちは楽だよね

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 11:28:16

    このレスは削除されています

  • 45前スレの4725/02/20(木) 11:33:59

    >>39

    [翌日]

    ヒマリ「……ひとまず、セミナーの方々が会いに来るだそうです。」

    ネル「マジか。」

    C&Cの新入部員の話は当然セミナーの耳にも届いた。それもその筈。C&Cはセミナー直属の組織だからだ。

    アスナ「不自然な点は出来る限り潰しといたよ〜。」

    カリン「変な番号が手に書いてあったから手袋を付けさせといた。体の見た目に関しては出来る限り露出度の低い服を着せといた。まぁ、機械っぽい見た目では無かったけど、念には念を入れて。服に関してはC&Cのメイド服を着せた。流石にあの服だとちょっとだけ不自然だったし……」

    ネル「問題は……」

    ヒマリ「喋り方ですね……」

    アカネ「いかがなさいましたか、ヒマリ様にネル様?」

    アスナ「この"様"付けと敬語口調が不自然に思われないと良いんだけど……」

    そうして、若干の不安を感じつつも、遂にリオ達セミナーがやって来た。

    リオ「あら?貴女も居たの?」

    ヒマリ「何か問題でも?」

    C&Cを訪れたリオは真っ先にヒマリが居る事に触れる。対するヒマリもリオが来た事により、若干雰囲気が変わる。

    この2人はいつもこんな感じだ。昔は仲が良かったようだが、ある事を境に、今みたいな険悪になったようだ。

    ユウカ「リオ先輩、さっさと用事を済ませましょう。」

    リオ「……確かに、その方が合理的ね。」

    ネル「待て。なんでそんなにボロボロなんだ?」

    アカネの件に入ろうとしたリオとユウカだったが、ユウカが怪我をしている事についてネルが指摘する。

    リオ「ああ、これね。……昨日の遺跡の件、最初はセミナーが対応してたけど、その時に謎のロボットに襲撃された。だから貴女達に頼んだ。それは覚えてるわよね?」

    アスナ「あ、もしかしてその怪我……」

    ユウカ「そう。ホントに油断してた。ノアが私を庇って大怪我をした後、医務室で寝たまま意識を戻さない。私もこの通り、右腕と左脚、それから左耳と右目を派手にやれたって訳。」

    リオ「まぁ、安静にしていれば、二人共完治するそうよ。」

    2人はネル達にそう説明した。

  • 46二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 14:45:50

    誤魔化せないとヤバい事案になるヤツだ…

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 21:28:00

    保守

  • 48前スレの4725/02/20(木) 22:58:25

    そういえば、メガネをプレゼントした細かい経緯とかも書く予定ですので、お楽しみに〜♪

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:31:00

    期待の保守

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 08:01:04

    あえて一番しっかりしてるアカネが末っ子なの可愛いな

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 12:53:14

    >>50

    一番幼く見える奴が長女だからな

  • 52前スレの4725/02/21(金) 13:06:36

    >>45

    リオ「それよりも……」

    リオ達はアカネの方に視線を戻す。

    アカネ「貴女方は?」

    ネル「この学校、ミレニアムサイエンススクールの生徒会に当たる組織、セミナーの『調月リオ』と『早瀬ユウカ』だ。ユウカ、リオ。新しくこのメイド部に入った『室笠アカネ』だ。」

    ネルがアカネとリオ達にお互いを紹介する。

    アカネ「成る程、貴女方が私の新しいご主人様という事ですか?」

    アカネがリオ達にそう尋ねる。

    リオ「まぁ、そうなるわね。」

    ユウカ「どうしてC&Cに入部したのか訊いても?」

    ユウカがそう訊くと……

    アカネ「はい!それは、ネル様やアスナ様、カリン様が私を見つけてここに入れてくれたからです!」

    アスナ(あれ?これヤバイんじゃ?)

    アカネのかなり怪しい言い回しの仕方に一同はいやぁな予感がした。

    アカネ「それからご主人様の居ないメイドの私をヒマリ様がミレニアムでの私、『室笠アカネ』にしてくれたのです!」

    ヒマリ(え、ちょっと!?)

    明らかにマズい。一同は冷や汗をかく。

    アカネ「いきなり入って来た身ですが、これから宜しくお願いしますリオ様、ユウカ様。」

    ネル・アスナ・カリン・ヒマリ((((オワッタ……))))

    完全にアウトだ。どう考えても不自然な文章が過ぎる。

  • 53前スレの4725/02/21(金) 13:06:50

    >>52

    そう思ったが……

    リオ「別に大丈夫よ。それにしても、ヒマリが転入手続きをセミナーに内緒で勝手に進めてたなんて……。まぁ、貴女らしいと言えば貴女らしいけど……」

    ヒマリ「え?」

    ユウカ「ああ、成る程!ネル先輩達が勧誘したのね!!そのメイドっぽさからも気合を感じるし、ネル先輩達も結構良い娘見つけたわね!!!」

    ネル「え?」

    アスナ「えーっと……」

    カリン「そ、そうですね……」

    取り敢えず、なんか上手くいった。

    リオ「じゃ、私達はこれで。」

    ユウカ「失礼します。」

    そう言うと、リオとユウカはC&Cの部室から立ち去った。

    ネル・アスナ・カリン・ヒマリ「「「「……スゥー」」」」

    一同は2人の退出を確認すると、大きく息を吸い、口を揃えてこう言った。

    ネル・アスナ・カリン・ヒマリ「「「「あっぶねぇぇぇぇぇ……!!!!」」」」

    アカネ「はい?」

    そんな彼女らを見て、アカネはキョトンとしていた。

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 14:44:05

    多分あぶねぇ…の時の表情は全員サクラコのあの表情してるだろうな…

  • 55二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 22:39:24

    このレスは削除されています

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 23:34:47

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 02:04:21

    >>54

    あの表情で伝わるサクラコ様えぇ

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 09:41:33

    まあそりゃ…ある意味インパクトはあるから

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 09:54:07

    >>54

    そんな中で(自分が原因と知らずに)四コマみたいなデフォルト顔でキョトンとしてるアカネが浮かんだ。

  • 60前スレの4725/02/22(土) 14:11:04

    >>53

    [リオ達が去った後]

    ヒマリ「さてと、じゃあ次ですね。」

    ネル「ああ、アカネの銃か。」

    昨晩、ヒマリはエンジニア部のハレにアカネの銃を作って貰うように頼んでいた。

    ヒマリ「しかも、ウタハさんにも話をつけてくれたみたいです♪」

    カリン「ウタハ先輩にも?なら、安心だ。」

    ヒマリ「では、早速行きましょうか!」

    [エンジニア部]

    チヒロ「……ってな訳で、そろそろ決めて貰いたいのよ。」

    ハレ「いや、そんな事を言われても……私、まだ決められませんよ……」

    ウタハ「そうだぞ、チーちゃん。もう少し考えさせてあげてやれ。」

    エンジニア部にはチヒロが居た。理由は……

    チヒロ「そうは言ってもね。どっちも体験入部とはいえ、もうなんだかんだでエンジニア部とヴェリタスを兼部してから4ヶ月も経つのよ?流石にそろそろどっちの部に正式入部するのか決めてもらわないと……」

    そう、ミレニアムの一年生「小鈎ハレ」はエンジニア部とヴェリタスの2つの部活を(いずれも体験入部という体で)兼部していた。

    ハレ「えっと、明日まで……」

    チヒロ「その言葉、今月だけでも7回目……」

    ウタハ「まぁまぁ……」

    チヒロ「ウタハ、貴女も流石に甘やかし過ぎ……」

    チヒロは2人に呆れていた。と、そこへ……

    ヒマリ「あら?チーちゃんも来ていたのですか?」

    ヒマリ達とC&Cがやって来た。

    チヒロ「あれ?なんでヒマリとC&Cがここに?」

    ウタハ「あ、あれか!銃の件だな!!」

    ハレ「準備出来てますよ!」

    首を傾げるチヒロに対し、ハレとウタハは即座にヒマリ達の要件を察した。

    ウタハ「これだな。」

    ハレ「どうぞ!」

    そう言って、ウタハとハレが出したのは、ウェルロッドMk.1のような拳銃だった。

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:10:50

    このレスは削除されています

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:32:52

    EXスキルボイスの「ご主人様の敵を…排除する(低音)」の声色が変わる際にピロロロって電子音入りそう
    そして実装時に「あの音ってスキルそのものの効果音じゃなくてアカネの声だったの!?」と先生たちがビビる

  • 63二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:29:39

    こまけぇが伏線としてアリだな

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 07:17:51

    >>62

    なにそれ面白い

    なんか防御を下げる用の弾がセットされてる音じゃないとか見当はずれな推測されてそう

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 12:49:43

    これ女王じゃなくて従者だから、アカネって実は量産型だったりするのかな

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 13:20:42

    トラス構造の話をしていたからアカネは特別な存在だと思う。
    三角形は一番強い。自分が加わることで王女とKEYの負担を分散するとか説明していたし。

  • 67二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 15:06:28

    このスレ世界ならアカネがケイと王女のための精鋭の兵隊をコンセプトとして作られてる説

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:25:36

    …ありそうだな

  • 69二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 02:47:08

    >>65

    自分と同じ姿の後輩にお姉ちゃんぶるアカネ・・・

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 09:39:06

    少し微笑ましいな…

  • 71二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 17:36:11

    このレスは削除されています

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 22:45:32

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 23:28:21

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 02:33:12

    >>69

    (私の方が製造番号先なんだけどな・・・)って思ってる後輩ちゃん

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 10:09:28

    その様子を見るC&Cのメンツはありそう…

  • 76二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 12:16:22

    後輩はメガネ無しだから判別は容易らしい

  • 77二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 14:36:26

    後輩たち一人一人の見分けが着きづらそう

  • 78二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 22:38:40

    このレスは削除されています

  • 79二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 23:35:49

  • 80二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 01:34:20

    >>77

    ネル「ちょっと待て。それぞれに別々のメガネ用意するから」

    カリン「髪型や服装で分けた方がいいのでは?」

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 09:58:50

    髪長いからそれの方が良さそう…
    メガネはもうネルが気に入った先生からの贈り物から選びそう…

  • 82二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 14:56:27

    理解できる

  • 83二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 22:43:10

    自分まで書けてないので

  • 84二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 23:29:28

    手袋とかも別々のヤツだったりな

  • 85二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 07:51:19

    一応ほっしゅ

  • 86二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 11:09:11

    >>80

    こいつただメガネ好きなだけだな?

  • 87前スレの4725/02/27(木) 11:09:53

    >>60

    アカネ「……」

    ハレ・ウタハ「「マジ?」」

    ウタハ達がアカネの為に作った銃『サイレント・ソリューション』を試す為に用意した戦闘用のオートマタ達は、僅か1分足らずで全滅した。

    チヒロ「結構戦い慣れていたような手付きだった。」

    ヒマリ「ええ、確かにそうですね。」

    ネル「ま、C&Cの新入部員なんだし、これくらいは出来て当然だろ?」

    唖然としていた一同にそう言うネル。

    アスナ「うんうん!まぁ、初めての武器でここまで出来るのはビックリしたけどね……」

    カリン「同感。」

    アカネ「……あの。」

    ウタハ「うん?どうした?」

    いきなりウタハ達に何かを言いたそうに口を開くアカネ。

    アカネ「ありがとうございます。こんな素敵な武器を作って下さって。」

    ウタハ達にそう言って、お辞儀をしたアカネ。

    ハレ「いやいや。」

    ウタハ「私達は当然の事をしたまでだ。」

    アカネ「そう……ですか。」

    ネル「……んじゃ、そろそろ部室に戻るか。」

    アカネ「かしこまりました、ネル様。」

    そう言うと、ネル達はアカネを連れてC&Cの部室に戻って行った。


    ヒマリ(……少し……調べてみますか……)

  • 88二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 15:12:46

    ヒマリが裏で調べ始めたか…

  • 89二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 23:16:11

    このレスは削除されています

  • 90二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 06:01:34

    >>86

    自分好みのメガネ女子を育てるネル先輩はさぁ・・・

  • 91二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:44:26

    もはや性癖の領域に両足突っ込んでるのでは…?

  • 92二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 15:03:36

    ネルは性癖上メガネ好きだった…?

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 21:42:40

    このレスは削除されています

  • 94二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:31:05

    かもな…

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 05:50:12

    >>90

    光源氏みたいなもんと思えばイケメンセーフ

  • 96二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 10:23:11

    光源氏なら尚更だろ

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 15:00:14

    まあ…アレはね…
    間を取って光GENJIならまだセーフかね

  • 98二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:21:24

    このレスは削除されています

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 05:58:11

    >>95

    マジかよ最低だなヒカリ

  • 100前スレの4725/03/02(日) 07:59:37

    >>87

    [翌日]

    アカネ「……」サササササッ

    カリン「えっと、アカネは頑張り屋さんだな……」

    アカネの完璧な働きっぷりを見て、そう口にした。

    アカネ「ああ、おはようございます、カリン様。」

    カリンに気付いたアカネが挨拶をする。

    カリン「"様"付けは良いよ。普通に"カリン"で頼む……」

    ネル「おぅ、カリン。来てたのか。」

    アスナ「おはよ、カリンちゃん♪」

    そこに、ネルとアスナがやって来た。

    カリン「ああ、アスナ先輩にネル先輩。おはようございます。」

    カリンはネル達に挨拶をした。

    アカネ「ネル様にアスナ様、お二人に頼まれていたノルマは終えました。他にご要件はありませんか?」

    アカネは2人にそう問いかける。

    アスナ「ねぇ、やっぱりこの仕事っぷりは不自然過ぎない?最悪、これでバレるんじゃ……?」

    アスナがそう言うと……

    ネル「ああ、その事なんだが……」

    すると、ネルが何かを取り出して、アカネに近寄る。

    ネル「ちょっとでも人間味を持たせる為に、これをお前にプレゼントしてやるよ、アカネ。」

    そう言うと、ネルはアカネにメガネをかけさせた。

  • 101二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:34:37

    >>99

    ヒカリ・ノゾミ「えっ」

  • 102二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 15:11:11

    >>99

    >>101

    流石にスオウでも庇いそう

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:19:31

    一応保守

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 05:09:41

    アスナはアカネの着せ替えとかよくしてそう

  • 105二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 09:52:05

    後に立場逆転しそうな感じの光景は見れそうだな…

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:36:18

    何なら後にネルがお世話されてたからなぁ…

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:12:03

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 03:11:12

    >>106

    そういえばネルがアカネに髪を編んでもらってるスチルあったな

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 10:23:17

    何ならグルストで一回出ててたはず…

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 16:14:53

  • 111前スレの4725/03/04(火) 16:59:00

    >>100

    [昨晩]

    ネル「……つぅ訳で、アカネにメガネをプレゼントしてやりてぇんだ。ヒマリ、オススメの店を調べて紹介してくれねぇか?」

    ネルはヒマリにそう頼む。

    ヒマリ「自分の性癖だからですか?」

    ネル「は、ハァ!?!?!?!?ち、ちちち、違ぇし!?!?!?!?」

    ネルはヒマリに指摘された事を否定する。

    ヒマリ「ホントでしょうかぁ?この私の目は誤魔化せませんよぉ?貴女がウチの部員2人にどんな視線を向けていたのか、それに私が気が付かないとでも?」

    ヒマリは茶化すように続ける。

    ヒマリ「特にチーちゃんを見てる時なんて分かりやすいですねぇ。ご存知の通り、チーちゃんは別にメガネを外しても何ら問題の無い視力です。故に、時折メガネを外す事がある。その時の貴女は残念そうにしながらチーちゃんに向けていた視線を逸らすんです。」

    ネル「……」プルプル

    ヒマリの指摘に対し、ネルは何も言い返せずに、顔を真っ赤にして震えていた。

    ヒマリ「当たりですかね?」

    ネル「だ、誰にもそんな事言うんじゃねぇぞッ!?あくまでも、アカネに人間味を持たせる為の手段だからなッ!!」

    ヒマリ「フフッ♪じゃあ、そういう事にしといてあげます。」

    赤面して大声で叫ぶネルに対し、ヒマリは微笑みながらそう言った。

    ヒマリ「そうですねぇ……プレゼントに送るなら、ここなんて良いと思いますよ?」

    ネル「成る程、そこか……礼を言うよ、ヒマリ。」

    ネルはそう言って、早速その店に向かって行った。


    ヒマリ「……さてと、まだ推測の域を出ませんが、アカネさんの正体は大方予想がつきました。問題は、コレを本人及びC&Cの方々に話すべきかどうかですね……」

    1人その場に取り残されたヒマリはそう言葉を漏らすのであった。

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 22:40:10

    このレスは削除されています

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:38:08

    ヒマリはある程度把握してたのか…

  • 114二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 07:36:50

    >>113

    全部知ると書いて全知だぞ

  • 115二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 13:23:42

    もしかしてヒマリって優秀・・・?

  • 116二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 14:23:16

    実際そう

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 21:20:30

    >>90

    アカネとかいう自動ネル先輩の性癖開示装置

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:22:26

    それがこのスレ世界の厄ネタの一つなのある意味すごいよ…

  • 119二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 06:36:13

    >>117

    そのうち自分で勝手にネルの性癖を暴いて取り入れるようになるぞ

  • 120二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 10:14:34

    好きな性癖発表アカネか

  • 121二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 14:42:01

    ネルの好きな性癖しか発表しなさそう

  • 122前スレの4725/03/06(木) 15:09:52

    >>111

    [それから数週間が過ぎたある日]

    アカネ「ほら!カリン様!!起きて下さい!!!」

    カリン「あと5分だけ……」

    アカネ「三十分前もそうおっしゃっていましたよ……ハァ。」

    アカネは呆れながら無理矢理カリンを叩き起こす。

    アカネ「あ、アスナ様。おはようございます。」

    アスナ「あ!カリンちゃんにアカネちゃんじゃん♪おはよ~♪」

    カリン「おはようございます、アスナ先輩。」

    C&Cの部室でアスナと挨拶をするカリンとアカネ。

    ネル「おう、お前ら来てたのか。」

    そこにネルもやって来た。

    アカネ「ああ、ネル様。おはようございます。」

    ネル「おはよう、アカネ。今日もメガネ似合ってんぞ。」

    アカネ「お褒めいただき光栄です。」

    笑顔でそう言うネルに対し、アカネはそう言って感謝した。

    カリン(絶対に先輩の趣味だと思うんだけどなぁ……)

    アスナ(まぁまぁ良いじゃん良いじゃん。リーダーもアカネちゃんも嬉しそうだし……)

    アカネはあの日以降、「ネルが自分の事をよく見てくれる回数が増えた」という理由で、滅多な事が無い限りはメガネを常に肌見放さずかけるようにしている(完全にネルの趣味だという事は知らずに……)。

    ネル「さてお前ら、今日は朝っぱらから夜遅くまで仕事三昧だ。久し振りにバカだりぃ1日になるから覚悟しとけよ?」

    ネルがそう言うと、目の前の机に大量の書類の山を積み重ねていった。

    アスナ「えーっと?」

    カリン「ひょっとして、これ全部?」

    ネル「ああ、そうだよ。場所もターゲットもバラバラだからマジで久々につれぇ思いする気でいろよ?」

    アカネ「はい!」

    ネル達は各々の準備を終えると、早速仕事に取り掛かった。

  • 123二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:05:25

    このレスは削除されています

  • 124二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 23:21:57

    初任務の時かね…

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 07:05:42

    >>118

    本編からしてアリスがアレだから

  • 126前スレの4725/03/07(金) 14:10:42

    >>122

    [約16時間半後]

    ネル「ハァ……やっぱだりぃな。」

    カリン「久々にこんなに疲れた。」

    アスナ「アカネちゃん、どう?まだついて来れそう?」

    アカネ「はい、なんとか……」

    4人は任務を殆ど終えていた。……"4人は"というよりも、まだこういった任務に慣れていないアカネ以外の3人がアカネをフォローしながらやっていたので、実質3人だけで任務を遂行している。

    ネル「ま、取り敢えずだ。」

    ネルは3人に向かってこう告げる。

    ネル「次で最後だ。」

    カリン「やっと終わりですか……」

    アスナ「わぁ♪最後は何々ぃ〜?」

    アスナが楽しそうにネルに尋ねる。

    ネル「えーっと、資料によると……ああ、ちょうどこの建物だな。」

    ネルは資料を確認した後、目の前のビルを指差す。

    ネル「この建物はカイザー系列の企業のオフィスとかその他諸々の施設がある建物だ。」

    ネルは資料を読みながら続ける。

    ネル「最近、カイザーコーポレーションの阿呆共がウチの技術を幾つか違法な手段で入手し、下らねぇ金稼ぎの為に盗用しようとしてるみてぇだ。アタシらの今回の任務は、この建物のどっかにある重要資料保管庫の金庫室にあるウチの技術に纏わる資料を一つ残らず回収して、それを全て処分する事だ。」

    ネルは任務の詳細な内容を3人に伝えた。

    カリン「成る程、カイザーらしいね。」カチャッ

    アスナ「よぉし、頑張ろ〜♪」

    アカネ「では、その重要資料保管庫の金庫室のお掃除が本日最後のお仕事ですね?」カチャッ

    ネル「ああ。しかも、今回は派手にやっちまって構わねぇ、だそうだ。」カチャッ

    4人はそれぞれの愛銃を構える。

    ネル「んじゃ、行くぞ!お前ら!!」

    ネルは3人に向かってこう叫ぶ。




    ネル「『ご奉仕』の時間だ!!!」

  • 127二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:21:41

    このレスは削除されています

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 23:22:00

    前スレもそうだがこの勢いは常に好きだな…

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 01:55:53

    >>125

    アカネならTSCプレイしてもキレないのだろうか

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 09:31:58

    多分ネルに拾われてからすぐなら何とかなってたと思う

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 14:28:11

    今なら多分爆弾持ってきそう…

  • 132前スレの4725/03/08(土) 15:29:22

    >>126

    任務順調……かのように見えた。

    ネル「……」

    ネルはただ1人だけ、その場に突っ立っていた。

    ネル「うぉぉぉぉぉいッ!!!!!こんな事になるなんて聞いてねぇぞぉぉぉぉぉぉッ!!!!!」

    実はこの建物に侵入した瞬間、セキュリティシステムが作動してしまい、C&Cの四人は何らかの技術で、それぞれこの建物の何処かにバラバラに転送されてしまったのである。

    カイザーコンストラクション職員「今、こっちから聴こえましたね。」

    カイザーインダストリー職員「こちらです!」

    カイザーセキュリティガード「居たぞッ!侵入者だッ!!」

    カイザーPMC兵A 「よし!あの小娘を捕らえろ!!それが不可能なら排除して構わん!!!」

    ネル「ハァ……ちょうど良かった。」

    ネルは自分の銃を構える。

    ネル「アタシはさっきまでの任務の疲れとこの状況で、相当鬱憤が貯まってんだよッ!だからお前らには、その憂さ晴らしにとことん付き合って貰うぜ?」

    次の瞬間、ネルは次々と押し寄せてくるカイザーの職員達を片っ端から一掃していく。

    カイザー関係者一同「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?!?!?!?」」」」

    それに対し、カイザーの職員達は成す術も無く、ただただ一方的に圧倒された。

    ネル「よし!これで一通り片付いたな……さてと、そこのお前。」

    ネルは1人だけ残った非戦闘員の職員の方を向く。

    カイザー職員「ひ、ひぇぇぇぇぇぇぇッ!?!?!?!?お、お許し下さいッ!!どうか、命だけはッ!!!何卒ご容赦をッ!!!!」ガクガクブルブル

    そのカイザーの職員はネルに怯えていた。

    ネル「安心しろ、テメェをぶっ壊す気はねぇよ。……ただし、アタシの言う通りしたらの話だがな。」

    そう言うと、ネルは銃口をその職員に向ける。

    カイザー職員「わ、わわわ、分かりましたッ!言う通りにしますッ!!何でも言って下さいッ!!!」

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 23:04:05

    >>129

    ブチギレてゲーム機爆破するアカネが見たくないと言えば嘘になる

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 07:04:08

    >>129

    あにまん民ってTSCをオーパーツか何かだと思ってるよね

  • 135前スレの4725/03/09(日) 12:54:56

    >>128

    ありがとうございます。

  • 136前スレの4725/03/09(日) 13:35:06

    >>132

    [その頃、重要資料保管庫前の廊下]

    アスナ「あれれ?リーダー達、どっか行っちゃった。っていうか、ここ何処?えーっと……あ!あそこになんか書いてある!」

    アスナは目の前の扉の隣に書いてある文字を読む。

    アスナ「どれどれぇ……ここは『重要資料保管庫』だね!……え?ここが?」

    彼女は自分がいつの間にか目的の部屋の前に居た事に驚く。

    アスナ「ま、いっか!ラッキー♪」

    が、彼女はそのまま任務を遂行する為、普通に部屋に入って行った。

    アスナ「うわぁ!本とかファイルがびっしり詰まった棚がすらぁり!!すごぉい!!!」

    彼女は部屋に入って開口一番にそう言った。

    アスナ「えっと、金庫室だったよね?」

    彼女は部屋中を散策し始める。

    アスナ「えーっと……金庫室金庫室ぅっと!あったぁ!!」

    そしてたったの数秒で金庫室を見つけた。

    アスナ「じゃ、早速入ろっと!……あれ?パスワードが要るのこれ?」

    しかし、その扉は8桁のパスワードでロックがかかっていた。

    アスナ「う~ん……ま、テキトーに入力してみよっと。」

    彼女は取り敢えずテキトーに入力してみる。すると……

    (ガチャッ!)

    アスナ「あ、開いた開いたぁ!!!ラッキー♪」

    彼女はなんと一発で当たりのコードを当ててしまった。

    アスナ「じゃ、早く任務終わらせちゃお〜っと。」

    大声で大喜びした後、金庫室の中に歩を進めるのだった。

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 15:16:24

    いつも通りのアスナだな…

  • 138二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 15:16:27

    >>134

    まぁ勇者の証みたいなものだし

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 23:24:43

    それはそう

  • 140前スレの4725/03/09(日) 23:40:20

    >>136

    [更にその頃、北棟のビルの屋上]

    カリン「ッ!?何だこれ!?なんでいきなりこんな所に!?」

    気が付くと、カリンは北棟のビルの屋上に立っていた。

    カリン「さっき見えてたもう片方のビルの天辺か、ここは……!」

    今更だが、このビルは階層がそれぞれ50階建ての北棟と南棟の2棟から成っている。C&Cのお目当ての物がある重要資料保管庫の金庫室があるのは南棟の方だ。

    現在、ネルが職員達を薙ぎ払っていたのは南棟の20階にあるオフィス。

    ネル「重要資料保管庫の場所を教えろ。」

    カイザー職員「わ、分かりました……案内します。」

    アスナが居るお目当ての重要資料保管庫があるのは同じく南棟の37階だ。

    アスナ「あったあったぁ!!これだこれだぁ!!!これであとは皆と合流するだけだね♪」

    カリンが居るのは北棟の51階、すなわち屋上である。

    カリン「何故かは分からんが、おかげで私のアドヴァンテージを存分に発揮出来るな。」

    カリンはそう言うと、自身の銃で南棟の敵達を的確に狙撃していった。

    そして、アカネが居るのは……

    [北棟48階・ペントハウス]

    アカネ「えーっと……」

    カイザーインダストリー代表取締役・カイザーコンストラクションCEO・カイザーセキュリティ総督「「「……え?」」」

    アカネ「そのぉ……お邪魔してますぅ……(汗)」

    カイザーインダストリー代表取締役・カイザーコンストラクションCEO・カイザーセキュリティ総督「「「……侵入者だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」

    アカネ「し、失礼しましたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

    あろう事か、アカネが飛ばされた先は敵の上層部や重役、幹部達がうじゃうじゃ居るペントハウスのど真ん中だったのだ。

    大慌ててで階段を駆け下りるアカネを、カイザーの傭兵達が追いかけた。

  • 141二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:23:14

    >>138

    ロトの証かな?

  • 142二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 09:41:56

    即爆破はまだしない時だから逃げてる感じか

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 14:46:35

    アカネがまだメンタル的にも初々しい感じで良いなこれは…

  • 144前スレの4725/03/10(月) 21:53:13

    >>140

    [北棟19階・武器倉庫]

    アカネ「ハァハァ……撒けたでしょうか?」

    いきなりペントハウスのど真ん中に飛ばされたアカネは、19階の倉庫に身を隠した。

    カイザーセキュリティガード「まだこの近くに居る筈だ!」

    カイザーPMC兵「探せ探せーッ!!!」

    当然ながら、カイザーの傭兵達もすぐ近くまで来ていた。

    アカネ(どの道、見つかるのは時間の問題でしょうね……かと言って、ネル様達の元に行こうにも、一体今何処に居るのか分からない以上、下手に動く訳にはいかない……)

    この建物は先述した通り、2棟の高層ビルから成っている。そして、今アカネが居る所から他のメンバー達の元に行くには幾つかの構造上の問題がある。

    まずカリンが居る北棟の屋上。ここに行くには、まず来た道を戻る必要がある。つまり、先程のペントハウスに戻らなければならないのだ。加えて、屋上に続いている階段には鍵がかかっている為、大前提として屋上には行けないのだ。

    そして残りの2人は南棟。この建物の構造上、アカネが今居る北棟から南棟に行くには、6階まで下りなければならない。つまりここから合計13フロアを下りる必要がある。その上、ネルが居るオフィスは20階、アスナが居る重要資料保管庫に至っては37階なので、更に合計で14〜31フロアを登る必要がある。

    アカネ(それに大前提、こんなに敵がウロウロしている中を移動するのは愚策もいいところ……まずは私1人で何とかしなければ……そういえば、ここは武器の保管庫みたいですね。何か良い物があるかもしれません!)

    アカネは自身が今居る武器倉庫を、カイザーの職員達にバレないようにこっそりと物色し始めた。

    アカネ(うん?これは……)

    暫くして、ある物がアカネの目に留まる。アカネはそれを手に取った。















    それは、手榴弾だった。

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 21:55:49

    このレスは削除されています

  • 146二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:31:10

    良いものがあるな…

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 07:10:50

    >>144

    手榴弾って漢字も見た目もカッコいいよね

  • 148前スレの4725/03/11(火) 12:40:33

    >>144

    カイザーの傭兵達は血眼になってアカネを捜し続けていた。

    カイザーセキュリティガード「ダメです、見つかりません……」

    カイザーPMC兵「となると、残りはこの辺か……」

    カイザーセキュリティガード「手当たり次第に捜索を続けましょう。」

    と、その時……

    (カチャッ!カンッ!)

    カイザーPMC兵・カイザーセキュリティガード「「……え?」」

    (カチッ!ドカーーーーン!!!)

    カイザーPMC兵・カイザーセキュリティガード「「ギャァァァァァァァ!?!?!?!?」」

    いきなり自分達の地面に落ちて来た手榴弾の爆発により、2人のカイザーの傭兵は勢いよく建物の一部ごと吹っ飛ばされた。

    アカネ「……案外、扱えるものですね。」

    その光景を見ていたアカネはそう言う。

    アカネ「さてと、ではここから立ち去る前に、もう少しだけ使えそうな物を拝借させていただきますか。」

    そう言うと、アカネは役に立ちそうな物を求めて再び武器倉庫を一通り物色した。

    アカネ「とは言っても、あまり多くは持っては行けませんね。その分体が重くなり、動きが鈍化してしまう事も考慮すると、それなりの大きさしか無くて、あまり重量が無い物にしたい……となると、この辺でしょうか。」

    アカネは幾つかの小型から中型の爆弾を武器倉庫から掻っ攫って行く事にした。

  • 149前スレの4725/03/11(火) 12:41:13

    >>148

    カイザーPMC兵「こっちから大きな音がしたぞッ!!」

    カイザーセキュリティガード「居たぞッ!捕まえろッ!!最悪殺しても構わないッ!!!」

    先の爆発音を耳にした他のカイザーの傭兵達がアカネの元にやって来た。

    アカネ「あら?ちょうど良いところに♪早速練習相手になって貰いましょうか。」

    アカネはそう言うと、迫って来るカイザーの傭兵達を見ながらゆっくりと距離を置くが、カイザーの傭兵達が全速力で駆け付けて来るので、当然のように距離は縮まる。

    カイザーセキュリティガード「よし!この距離なら!!」

    カイザーPMC兵「全員ッ!!攻撃、用ぉぉぉぉぉぉ意ッ!!!」

    そうして、カイザーの傭兵達が攻撃を開始出来るくらいまで近付いた時だった。

    (ドッカーーーン!!!)

    カイザーの傭兵達「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ギャァァァァァァァ!?!?!?!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

    見事にアカネが仕掛けていた地雷を踏み、まとめて吹っ飛ばされた。

    アカネ「意外と爆弾が合っているのかもしれませんね、私♪」

    アカネはちょっと楽しくなり始めていた。

    アカネ「おや?」

    カイザーローン職員「ひ、ヒィッ!?」

    アカネはそこに居た非戦闘員の職員に気が付く。

  • 150前スレの4725/03/11(火) 12:42:36

    >>149

    アカネ「ちょうど良いです。」

    そう言うと、アカネはサイレント・ソリューションを取り出し、その銃口を目の前の職員に向けた。

    アカネ「うふふ♪」ニコニコ

    アスナを見て学んだ、相手の恐怖心を煽る笑顔をしてみせるアカネ。

    カイザーローン職員「ひ、ヒィィィィィィィ!?!?!?!?や、止めてくれッ!!お、お願いだから止めて下さいッ!!!」

    どうやら効果は抜群だったようだ。

    アカネ「静かにして下さい。黙って私の要求に応じてくれれば悪いようにはしません。騒いだら、貴方をそこの窓から突き落としますよ?」ニコニコ

    アカネは微笑みを絶やさずにそう言った。

    カイザーローン職員「わ、分かりました……な、何でも言って下さい……」

    アカネ「良い返事です。」

    アカネは銃口を下ろし、その職員に顔を近づけ、こう尋ねた。

    アカネ「私は今、この建物の重要資料保管庫を目指しております。場所を教えなさい。」

    カイザーローン職員「わ、分かりました……こ、こちらです……ま、まずは下の階に下りて南棟に移動してから、上の階に登るので……その、気を付けて下さいね……?」

    カイザーローンの職員は素直にアカネを案内した。

    カイザーローン職員(チクショー!!なんでオレがこんな目に!!ただ後輩と一緒に経費の相談に来ただけなのに……そういえば、オレの後輩も南棟に居るんだっけか?アイツは大丈夫だろうか?)

    この時の彼には知る由も無かった。まさか、自分の後輩も自分と全く同じ目に遭っていたなんて……

  • 151二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 14:54:58

    後輩の方がもっと強いのに同じようにされてたな…

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 22:09:48

    >>151

    そう思うとお互いがお互いの先輩後輩なのは一緒だけど、先輩後輩のどっちなのかが逆なの良いな…

  • 153二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:18:59

    言われてみりゃそうだな…

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:22:36

    このスレのネルってムツキと気が合いそう、両方メガネ好きだし

  • 155二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 07:36:55

    >>154

    ムツキが嫉妬しそうだな

    メガネ女子侍らせてるなんて

  • 156前スレの4725/03/12(水) 08:47:26

    >>150

    [地下1階・地下駐車場]

    ネルは火を点け、お目当ての資料を燃やした。

    ネル「よし!取り敢えず、資料の処分はこれで良いな。後はカリンが来るの待つだけか……」

    アスナ「今モモトークを送っといたよぉ!」

    アカネ「気長に待ちましょうか。」

    [数分前]

    ネル、アスナ、そしてアカネの3人はあの後、南棟37階のエレベーターの前で合流した。

    重要資料保管庫の金庫室でお目当ての資料を手に入れ、下の階に下りようとしたアスナと、階段を使って南棟を登っていたネルと、エレベーターを使って同じく南棟を登っていたアカネが、奇跡的にも同時に合流したのだ。

    ネル「うおッ!?アスナにアカネ!?」

    アスナ「え!?リーダーにアカネちゃん!?」

    アカネ「なッ!?ネル様にアスナ様!?」

    カイザーローン職員(先輩)「おお!お前、無事だったのか!!」

    カイザーローン職員(後輩)「ああ、先輩!ご無事で何よりです!!」

    ネル・アスナ・アカネ「「「え?」」」

    カイザーローン職員達「「え?」」

    (状況を説明・整理中)

    ネル「成る程な。アカネはアタシと全く同じ事をしてここまで来たって訳か。しかも、その相手がちょうどアタシの案内をしてた奴の先輩だったとはな……」

    アカネ「いやはや、驚きましたね。しかも、どちらが先輩後輩なのかが逆なのがまた……」

    アスナ「すっごい偶然だねぇ♪」

  • 157前スレの4725/03/12(水) 08:48:11

    >>156

    縛られているカイザーローン職員(後輩)「あの、私達をどうするおつもりで?」

    C&Cに縛られたカイザーローンの職員(後輩の方)がそう尋ねる。

    ネル「テメェらにもう用はねぇよ。アタシらの目的はこの資料を処分する事だしな。」

    その質問に対し、ネルはそう答えた。

    アスナ「あのさ、この後どうしよう?この資料を処分するのはここじゃ出来ないし、カリンちゃんとも合流しなきゃじゃない?何処かに移動した方が良いと思うんだよね。比較的あんまり敵が居ないとこに。」

    アスナがそう言った。

    アカネ「しかし、一体この建物の何処にそんな場所が?」

    アカネのその発言にネルもアスナも考え込んだ。

    カイザーローン職員(先輩)「あの、地下駐車場なんてどうでしょうか?」

    突然カイザーローンの職員(先輩の方)がそう口にした。

    ネル・アスナ・アカネ「「「え?」」」

    カイザーローン職員(後輩)「ああ!確かにここの地下駐車場ってこの時間帯は誰も居ませんね!!」

    カイザーローン職員(先輩)「地下駐車場はそこのエレベーターでB1のボタンを押せば直ぐです。」

    カイザーローンの職員達は3人にそう説明した。

    ネル「成る程な。じゃ、その地下駐車場に行く……前に、コイツらの口封じしとくか。」

    アスナ「そうだね!」

    カイザーローン職員達「「え?」」

    アカネ「まぁ、この事を喋られたら困るので。」

    カイザーローン職員達「「ちょっと待って下さい!?」」

    ネル「安心しろよ。アタシとアタシの後輩をここまで案内してくれた礼として、お前らをブッ潰すような真似はしねぇ……だたちょいとばかし、痛てぇだけだッ!!」

    ネルはそう言うと、カイザーローンの職員達の顔に強烈な一発をお見舞いする。

    カイザーローン職員達「「あべしっ!!!」」

    もろにその一発を食らってしまった2人は、そのまま気絶した。

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 15:42:57

    最低限約束は守ったな…

  • 159前スレの4725/03/12(水) 22:08:53

    >>157

    [数分後]

    ネル「カリンの奴、おっせぇな。」

    アスナ「う~ん。もうモモトークに既読がついてるんだけどなぁ……」

    アカネ「何か、あったのでしょうか?」

    と、その時……

    (プルルルルッ!プルルルルッ!)

    アスナ「わっ!?えっと、私のスマホだね。……カリンちゃんから?何かあったみたいだね。出てみよっか。」

    (ピッ!)

    カリン「あ、アスナ先輩。えっと、そっちにネル先輩達って居ます?」

    アスナ「居るよぉ?あとはカリンちゃんだけだよぉ?」

    カリンの問いかけにアスナはそう答えた。

    カリン「その、助けて欲しいんです……」

    ネル「は?助けて欲しいって……おい、カリン!今、お前何処に居るんだ?」

    ネルがカリンにそう訊く。

    カリン「えっと、多分先輩達が居た方とは別の方のビルの屋上ですね。」

    アカネ「妙ですね。ご自身が今何処に居るのかご存知なら、そこからここまで来るのはある程度困難だとしても、わざわざ助けを求める程では無い筈です。なのに、何故?」

    アカネがカリンにそう尋ねた。

    カリン「それが、私がここに居る事がバレたみたいで、今囲まれてて……うわっ!?」

    (ツ───……)

    ネル「カリン!?おい!!」

    アスナ「ダメだ。掛け直しても繋がらない……」

    アカネ「私の方もです!」

    慌ててカリンに連絡をしようとした3人だが、幾ら試しても繋がらなかった。

    ネル「しゃーねぇな。確かアタシらが居た方って南棟だったか?となると、北棟の方の屋上にカリンは居る……お前ら、行くぞ!カリンを助けに!!」

    アスナ「了解!」

    アカネ「かしこまりました!」

    3人はカリンが居るであろう北棟の屋上に向かって階段を駆け上がった。

  • 160二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 23:28:33

    頼むぜ…

  • 161二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 07:34:45

    >>155

    ムツキがアカネに接近しそう

    ちょうど爆弾に関する共通話題あるし

  • 162前スレの4725/03/13(木) 10:12:16

    >>159

    [北棟・屋上]

    カリン「最悪だ!よりにもよって、さっきの爆発で私のスマホが割れた!!」

    カリンは自分が屋上に居ると知ったカイザーの傭兵達に取り囲まれていた。

    カリン「しかも、私はこの状況との相性が最悪だ。」

    カリンはスナイパー。故に、遠くの敵を的確に狙撃する事には長けているが、こういった大量の敵に囲まれるような状況には弱い。加えて、地形的な問題も多くあった。北棟の屋上には空調設備や貯水タンク、変電設備以外の大した遮蔽物が無かったのだ。あるのは小さいアンテナと避雷針、フェンス、航空障害灯(夜間において、飛行機やヘリコプター等の飛行の障害となる高層ビル等の存在を光の点滅で表示する赤いランプ)、どれも遮蔽物には出来ない物だった。

    カリン「クソッ!でも、居場所と状況は伝えられた。……問題は皆がここに来れるまで私が持ち堪えられるかどうか、かな……」

    ネル達が居るのは地下1階。カリンが居るのは屋上(51階)。ネル達が51フロア分を登れるまでは少なくとも数分かかる事が予想される。それまで自分は1人だけでこの状況を乗り切らなくてはいけないのだ。

    カリン「でも、頑張らないと……って、うわっ!?」

    カリンは攻撃を避ける為にその場から走り出すが、その際に足元にあった脱気筒(だっきとう)(屋上やベランダの下地と防水層の間に発生する水蒸気を排気するという非常に重要な役割を担っている金属製の突起物。 屋上やベランダの下地(コンクリート)は、雨や屋内から発生した水蒸気を含んでおり、太陽の熱や昼夜の寒暖差によってコンクリートに染み込んだ水蒸気が発生する)に足を取られ、つまずいてしまった。

  • 163前スレの4725/03/13(木) 10:12:44

    >>162

    カリン「うわっ!?」

    更にそれと同時に、カイザーの傭兵の1人が爆弾を投下した事でカリン吹き飛ばされる。

    カリン「グッ!!」

    吹き飛ばされたカリンは自分の銃を丸環(まるかん)(マンションやオフィスなどの屋上に取り付けられている円形(輪っか状)の金具の事で、「吊環」と呼ばれる事もある。 窓の掃除や外壁のメンテナンスの際に、作業員の命綱を固定する為にロープを結びつける金具として使用される物)に引っ掛けた事で、なんとか屋上から転落せずに済んだ。だが、当然の事ではあるが、こんなでは数分持つかどうかと言われたら無理だろう。

    カリン「マズい……!!」

    カイザーの傭兵達の攻撃を必死にやり過ごすカリンだったが、徐々に疲労が溜まっていき、身体の動きが鈍化していく。

    カリン「ハァハァ……ここまでか。」

    と、その時……





















    ネル「よく1人で持ち堪えたな、カリン!!」

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 15:10:39

    間に合ったか

  • 165前スレの4725/03/13(木) 22:31:42

    >>163

    カリン「リーダー!アスナ先輩にアカネも!」

    アスナ「カリンちゃぁん、迎えに来たよぉ♪」

    アカネ「間一髪でしたね。」

    C&Cの3人が屋上に到着した。

    カリン「でも待って?確か、3人は地下駐車場に居たんだよね?そんな下の階からこの屋上までどうやって?」

    ネル「あぁ?んなもん……」

    カリンの質問に対し、ネルはこう答えた。

    ネル「エレベーター使ったに決まってんだろ!!」

    [数分前]

    アスナ「もうダメ、屋上まで階段とかしぬぅ……」

    アカネ「私も流石に限界です……」

    ネル「ったく、じゃあどうするってんだよ?」

    アスナ「エレベーターあるしさ、それ使おうよ!」

    ネル「はぁ?エレベーターだぁ?」

    (チンッ!)

    アカネ「ネル様ぁ!アスナ様ぁ!エレベーターを呼んでおきましたよぉ!」

    アスナ「お!アカネちゃん、ナァイス!!」

    ネル「わーったよ。じゃ、エレベーターに乗ってくか。」

    アカネ「えー、それではぁ、上へ参りまぁす♪」

    ネル「エレベーターガールか?」

    アカネ「はい!ちょっとやってみたくなって……」

    アスナ「じゃあじゃあ、帰りは『下へ参りまぁす♪』を私がやって良い?」

    ネル「好きにしろよ、全く……」

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:28:20

    多分下りる際はできないヤツだな…

  • 167前スレの4725/03/14(金) 08:06:42

    >>165

    [そして、今に至る]

    カリン「えーっと……取り敢えず、助けに来てくれてありがとうございます。」

    助けに来てくれたネル達に、カリンは感謝する。

    ネル「気にすんなよ。」

    アスナ「困った時はお互い様だよぉ♪」

    アカネ「それが『仲間』というものでしょう?」

    感謝を述べるカリンに、礼を言われる筋合いは無い、とネル達は伝えた。

    カリン「じゃあ、私が援護しますから、皆はその間に……」

    アカネ「その必要はありませんね。」

    アスナ・カリン「「え?」」

    いきなり戦わなくても良いという趣旨の発言をしたアカネに、アスナとカリンは素っ頓狂な声を出す。

    ネル「理由は?」

    ネルがアカネにそう尋ねる。

    アカネ「先程、この屋上の一帯に爆弾を仕掛けさせていただきました。今からそれを起爆させて、お相手の方々を一斉にお掃除するつもりだからです。」

    ネルの質問に対し、アカネはそう答えた。

    ネル「ああ、成る程なぁ……ってちょっと待て?」

    アカネ「では、間もなくですね……5、4、3、2、1……」

    カウントダウンを数え始めるアカネ。

    ネル「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」

    ネルは大慌てでアカネを止めようとしたが、間に合わなかった。

  • 168前スレの4725/03/14(金) 08:07:01

    >>167

    (ドッッッッッッッッカァァァァァァァ────────────────ン!!!!!)

    凄まじい爆発音と共に、北棟の屋上全体が大爆発。カイザーのオートマタ達は吹き飛ばされ、見事に地上51階の高さから真っ逆さま。

    カイザーのオートマタ達「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

    ネル「……おい、アカネ。」

    アカネ「……はい。」

    ネル「次に爆弾を使う時は、威力とか火薬の量に配慮して使えよ?こうなるからな。」

    アカネ「……以後気を付けます。」

    アスナ・カリン「「そうして下さい。」」

    C&Cの4人は現在どういう状況かと言うと、4人も吹き飛ばされて落下しかけていた。カリンが先程と同様に自身の銃を丸環に引っ掛ける事で転落を防ぎ、そのカリンを掴んでいるネルが、自身の銃の鎖を伸ばし、アスナとアカネの事を引っ張っている。

    アスナ「取り敢えず、ここの窓ガラス割って、中に入ろっか。」

    (パリーンッ!!)

    アスナは窓ガラスを割り、アカネ共に中に入った。次いでネル、最後にカリンもそこから中に入った。

    ネル「とりま、増援が来る前にこっから逃げるぞ。」

    アスナ・カリン・アカネ「「「了解!!!」」」

    こうして、アカネの入部以降初めての任務は無事(?)に終わったのだった。

    カイザーPMC兵「ゲホッ!ゲホゲホ!!直ぐに理事に連絡しなくてはッ!!!」

  • 169二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 14:28:43

    最大火力だな…

  • 170前スレの4725/03/14(金) 22:05:16

    >>168

    [ネル達が去った約1時間後の1階・エントランス]

    PMC指揮官「これで負傷者は最後か?」

    カイザーPMC兵「はい!次の医療班が運んで来る担架が最後ですね。」

    (チンッ!)

    エレベーターが到着し、中から二つの担架に乗せられた2人の負傷したオートマタ達が運ばれて来た。

    PMC指揮官「待った。その負傷者達は何処で見つかった?」

    医療班「え?南棟37階の重要資料保管庫の金庫室に縛られてた状態で閉じ込められていました。」

    PMC指揮官「少しその2人から話が聞きたい。」

    医療班「え?まぁ、良いですけど……」

    カイザーローン職員(先輩)「う〜ん……あれ?ここは?」

    PMC指揮官「気が付いたか?」

    カイザーローン職員(先輩)「PMC兵?って事は、俺達は助かったのか?」

    PMC指揮官「ああ。そうだな。」

    カイザーローン職員(後輩)「う〜ん……あれ?先輩?ここって……」

    カイザーローン職員(先輩)「おお!目が覚めたか!!俺達、助かったんだ!!!」

    目が覚めたカイザーローンの2人は大喜びしていた。

    PMC指揮官「さて、水を差すようで悪いが、君達に尋ねたい事がある。」

    カイザーローン職員達「「な、何でしょう?」」

    PMC指揮官「誰が君達を金庫室に閉じ込めたんだ?」

    カイザーローン職員達「「……!!」」

    その後、その2人はC&Cの事を詳細にそのPMC指揮官に伝える。

    PMC指揮官「成る程、礼を言う。君達のおかげで、襲撃犯達の正体が分かった。」

    カイザーローン職員達「「え?」」

    PMC指揮官「君達はここで安静にしていてくれ。」

    カイザーローン職員達「「は、はい……」」

    PMC指揮官は2人にそう言うと、エレベーターで6階に向かった。

  • 171前スレの4725/03/14(金) 22:39:16

    >>170

    [6階・大会議室]

    カイザーPMC理事「何があったのかは分かりませんが……」

    プレジデント「ふむ。そうか……」

    (コンコン……)

    カイザーPMC理事「む?誰だ?」

    PMC指揮官「理事、プレジデント、ご報告があります。入室の許可を。」

    プレジデント「良いだろう。入れ。」

    (ガチャ……)

    PMC指揮官「失礼します。」

    カイザーPMC理事「報告があると言ったな。何か分かったのか?」

    PMC指揮官「はい。おそらく今回の襲撃犯の正体は、ミレニアムサイエンススクールのエージェント組織『Cleaning&Clearing』略して『C&C』だと考えられます。これは先程、襲撃犯に襲われ、重要資料保管庫の金庫室に監禁されていた負傷者の証言を基に考察した結果です。」

    プレジデント「ふむ。成る程な。ミレニアムか。そういえば、ここの重要資料保管庫にはちょうど例のミレニアムの技術に纒わる書類があったな。」

    カイザーPMC理事「まさか!奴らはそれを狙って……?!」

    PMC指揮官「その可能性が大いにあるかと……」

    敵の正体を知るや否や、カイザーPMC理事は怒り出す。

    カイザーPMC理事「プレジデント、これは我らカイザーコーポレーションへの侮辱です!直ちに兵力を用意し、ミレニアムの奴らに報復措置を……!!」

    プレジデント「いや、ほっとけ。我々は今、アビドスの土地の所有権争いに勝たなくてはいけない。そんな学校と、増してや三大校の内の一校を相手に戦争を起こせる余裕は無い。」

    PMC指揮官「はっ!では、そのように手配させていただきます!!」

    プレジデント「物分かりが良いじゃないか。理事殿より余っ程良い人材だな。何なら君に理事をやらせてみようか?」

    カイザーPMC理事「グッ……!」

    PMC指揮官「お褒めいただき光栄です。ありがとうございます。」

    カイザーPMC理事「もう報告は終わっただろ?とっとと仕事に戻れ!」

    PMC指揮官「はっ!では、失礼します。」

    そのPMC指揮官は報告を終え、その大会議室から退室した。

    彼が後にカイザーPMCの理事を務める事になる存在、ジェネラルである。

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:21:23

    ジェネラルは政治と中間管理はできるタイプのヤツだったのかね…
    肝心の軍事がストーリー上あんな感じだった理由がある意味分かる気がするな…

  • 173二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 03:04:37

    >>161

    そういえば爆弾魔組か

  • 174二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 09:21:47

    確かに

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 13:34:53

    当時のカイザー組出してくれてるの感謝

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 16:02:53

    一応の保

  • 177前スレの4725/03/15(土) 20:47:51

    >>171

    [翌朝のミレニアムサイエンススクール]

    ネル「そうだ。大分爆弾の使い分けが出来るようになったじゃねぇか、アカネ。」

    アカネ「はい!」

    ネルは昨日のアカネの爆弾の件を経て、爆弾の使い方を自ら指導する事に決めた。

    アスナ「やっほ~♪アカネちゃん頑張ってる〜?」

    カリン「おはようございます、ネル先輩。」

    ネル「おぅ。お前ら、来たのか。」

    そこへ、アスナとカリンもやって来た。

    ネル「今日は1日中暇な日だな。昨日が忙しかった分、今日はこれっぽちも任務がねぇ。」

    アスナ「やった~♪休みだ〜♪」

    カリン「ふぅ、久し振りにゆっくり出来そう。」

    アカネ「ああ、アスナ様にカリン様、おはようございます。」

    アスナとカリンに気が付いたアカネは2人に挨拶する。

    ネル「んじゃ、今日は久し振りにゆっくり過ごすか。どうせ明日から仕事がたっぷりあるだろうしな。」

    アスナ・カリン・アカネ「「「了解!!!」」」

    昨日の疲れもあり、C&Cの4人はその日をゆっくりして過ごす事にした。

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:24:08

    ある意味アカネは趣味探しになりそう

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 07:05:15

    >>178

    アカネの趣味ってお掃除だったか

  • 180前スレの4725/03/16(日) 13:28:55

    >>177

    [その日の夕方]

    アカネ「いやぁ、まったりとした時間も悪くは無いですねぇ。」

    ネル「まぁ、そうだな。」

    アスナ「うんうん!ゆっくり出来るのって最高!」

    テキトーに各々好きな事をして時間を潰していたC&C。

    カリン「あれ?あの人、誰だ?」

    カリンはその時、見知らぬ人物が居る事に気が付く。

    見知らぬ人物「ああ、そこのメイド姿のお嬢さん達。ちょっと訊きたい事があるんだけど……良いかな?」

    その人物はネル達にそう尋ねた。

    ネル「おぅ、何だ?」

    見知らぬ人物「えっと……僕はここの生徒会長さんに会いに来たんだけど、セミナーの部室の場所が変わっていたようでね。新しいセミナーの部室まで案内して貰えるかい?」

    その人物はネル達にそう頼んだ。

    アスナ「セミナーの場所ぉ?」

    アカネ「まぁ、良いんじゃないですか?」

    カリン「ええ。良いですよ。」

    ネル「アタシらが案内してやるよ。」

    C&Cはその人物を快くセミナーまで案内する事にした。

    見知らぬ人物「お心遣いに感謝しますよ、メイドのお嬢さん方。」

    そんなC&Cにその人物は感謝の意を述べるのだった。

  • 181二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 15:10:48

    どうなるかね…

  • 182二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:33:11

    このレスは削除されています

  • 183二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:17:18

  • 184二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 05:18:33

    >>173

    ミレニアムのトンチキ爆弾は、ムツキ的にイタズラ使えるから評価高そう

  • 185二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 09:50:17

    それならこのスレ世界ではムツキとの繋がりがありそうだな…

  • 186二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 15:28:25

    こんな感じであったからこそバニーイベはある意味アカネに取っては楽しい事の一つになったのかね

  • 187前スレの4725/03/17(月) 15:31:33

    >>180

    [移動中]

    アスナ「そういえば、お兄さんのお名前は?何処から来たのぉ?」

    見知らぬ人物「え?ああ、そうだな……」

    その人物は暫く考え込んだ後に、こう言った。

    ヨミ「僕の事は『ヨミ』と呼んでくれるかい?少々故あってね、本名は教えてあげられないんだ。」

    その男は「ヨミ」と名乗った。

    アカネ「『ヨミ』ですか……素晴らしいお名前ですね。」

    ヨミ「そう言って貰えて嬉しいよ。」

    名前を褒めて貰えた事に、ヨミはアカネに感謝した。

    カリン「それにしても、ヨミさんは何処から来たんですか?」

    カリンがヨミにそう尋ねた。

    ヨミ「キヴォトスの外からさ。実を言うと、僕はこう見えて哲学者でね。」

    ヨミは自分がキヴォトスの外から来た事を告げると同時に、自分は哲学者でもある事を伝える。

    ネル「ああ……その、なんだ?ミレニアム、もっと言っちまうと、キヴォトスには何しに来たんだ?」

    今度はネルがヨミにそう訊いた。

    ヨミ「ミレニアムには、ここの生徒会長が僕の元教え子でね。少し顔を見せようと思った次第さ。」

    ネル「それだけか?」

    ヨミ「もう一つ、こっちが本命。」

    ヨミは自分がここに、キヴォトスに来た本命の理由を話し始める。

    ヨミ「旧友に会いに来た。そいつは文学者でね。『記号』や『テクスト』の探求者なんだ。アイツからは毎回毎回面白い話が聞けるんだ。暫く音信不通だったけど、このキヴォトスで自身のテクスト論の探求を続けているらしいって聞いたからここに来た訳で……と、着いたのかな?」

    そうこうしている内に、気が付けばセミナーの部室の目の前にまで来ていた。

    ヨミ「ハァッ!?居ない!?」

    リオ「ええ……申し訳ありませんが、日を改めていただけると幸いです。」

    残念な事に、ミレニアムの生徒会長は今、ミレニアムには不在だったのだ。

    ヨミ「仕方無い。じゃ、また機会があれば来るか……」

    ヨミは渋々諦める事にした。

  • 188二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 15:43:02

    >>187

    ここからアカネはゴルコンダ&デカルコマニーと知り合うのか

  • 189二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:00:26

    このレスは削除されています

  • 190二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:08:00

    >>185

    なんなら原作でも繋がりできないかな・・・便利屋は色んな学校移動してるみたいだし

  • 191前スレの4725/03/18(火) 10:38:37

    >>187

    ヨミ「じゃ、本命の旧友に会いに行きますかねぇ。」

    そう言うと、ヨミはミレニアムを後にしようとした。

    アカネ「待って下さい。せっかくですし、私が貴方様の護衛をいたします。」

    その時、いきなりアカネがそう言ってきた。

    カリン「え?アカネが1人?」

    アスナ「大丈夫そう?もし良かったら、私が代わるよ?」

    カリンもアスナもアカネを心配する。

    アカネ「大丈夫です!それに、皆さんのお力添え無しで出来る事を増やす挑戦をするべきだと思いまして……」

    ネル「成る程な。良い心構えだ、アカネ。」

    アカネの説明を聞いたネルは微笑む。

    ネル「つぅ訳だ、お前ら。今回はアカネに一任すっぞ。」

    アスナ「え?リーダー?」

    カリン「まぁ、リーダーがそう言うなら……」

    ネルに説得され、アスナとカリンもこの件をアカネに任せる事にした。

    アカネ「ありがとうございます!ネル様、アスナ様、カリン様!」

    アカネは3人に感謝する。

    ヨミ「……と、そうだ。」

    すると、ヨミはトランクの中を漁り始めた。

    ヨミ「僕を案内してくれた君達にはお礼の品を差し上げないとね。」

    そう言うと、ヨミはトランクから出した物をC&C達にプレゼントした。

    ヨミは、アスナに黄色いユリを、カリンにオダマキを、アカネにハナズオウを、それぞれ渡した。そして、ネルには……

    ネル「要らねぇよ、そんな高価なもん。」

    ヨミ「おやそうかい?……まぁ、君がそこまで言うなら仕方が無いか……」

    スファレライトのアクセサリーを渡そうとしたのだが、ネルが頑なに受け取ろうとしなかった為、ヨミはそれを自身のトランクに戻した。

    アカネ「では、そろそろ行きましょうか、ヨミ様。」

    ヨミ「ああ、そうだね。では、皆さん……ごきげんよう。」

    ヨミは残りの3人にそう言うと、アカネと共にミレニアムを出た。

  • 192前スレの4725/03/18(火) 10:38:51

    >>191

    [その後]

    カリン「リーダー……やっぱり心配なんじゃん……」

    ネル「うるせぇ、当たり前だろ……」

    3人はこっそりヨミとアカネを尾行していた。

    アスナ「アレ?ヨミさんとアカネちゃん、居なくない?」

    尾行中、アスナがそう言った。

    ネル「え?」

    カリン「アレ?ホントだ!?ど、何処に……?」

    その途中、3人は2人を見失い、暫く捜し回っていたが、結局見つけられなかった。

    [キヴォトスのとある場所にある廃墟]

    ヨミ「護衛ご苦労さま。もう帰って良いよ。」

    ヨミはここまで護衛をしてくれたアカネに礼を告げ、もう帰っても良い事を伝える。

    アカネ「え?そうなのですか?せっかくですし、その旧友の方に一言ご挨拶を、と思ったのですがね。」

    ヨミ「まぁ、止めといた方が良いと思うよ?子供に合わせるような奴じゃないからなぁ、アイツは……」

    アカネ「そうですか、では私はこの辺で……」

    アカネはそう言って、ミレニアムに戻ろうとした。

    ヨミ「ああ!ちょっと待った!」

    そんなアカネをヨミが引き止める。

    アカネ「何でしょうか?まだ何か?」

    呼び止められたアカネは再度ヨミの方を向いた。

    ヨミ「これ、ここまで護衛してくれたお礼。」

    そう言うと、ヨミはアカネにクロッカスの花束を渡す。

    ヨミ「それと……」

    そして、ヨミはアカネにこう言った。

    ヨミ「もし、アイツに会いたくなったのなら……今度、1人だけでまたここを訪れると良い。アイツは多分君だけが相手なら顔を見せてくれるだろうからな。」

    アカネ「えっと、色々とありがとうございます。それでは、今度こそこの辺で……」

    ヨミ「ああ、ごきげんよう。」

    花束を受け取り、旧友に会う方法を教えてくれたヨミに、アカネは感謝を告げ、その場を去った。

  • 193二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 14:34:56

    何の花言葉と石言葉?があったっけなぁ…

  • 194二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 14:47:22

    >>193

    スファレライト「幻惑・うそつき・裏切者」

    黄色いユリ「陽気」「甘美」「偽り」「不安」

    オダマキ「愚か」

    ハナズオウ「裏切りのもたらす死」

    クロッカス「青春の喜び」「切望」「私を信じて」「あなたを待っています」「裏切らないで」

    ……前スレのストーリーとか元のキャラ設定に割と合ってるの多いな。

  • 195前スレの4725/03/18(火) 16:06:26

    >>192

    ヨミ「さてと……やぁ、久し振りだね。ゴルコンダにデカルコマニー……って、なんでお前なの、フランシス?ゴルコンダは?」

    フランシス「ゴルコンダはもう居ない!!反応集として動画化された際に、自分の出番が殆どすっ飛ばされていた事で萎えてしまった!!!」

    ヨミ「いや理由しょうもねぇ上にメタいなオイ!?」

    デカルコマニー「そういうこったぁ……」

    ヨミ「とりま、ゴルコンダを引っ張り出して来てくれ、フランシス。お前の支離滅裂な話にはついて行けん……」

    フランシス「……了解した。少し待っていろ……」

    [暫くして……]

    ゴルコンダ「お久し振りですね、ヨミ。」

    フランシスの正面を向いている不気味な顔をした遺影が、後ろを向いている帽子を被った男の顔をした遺影に変わった。

    ヨミ「久し振りだね、ゴルコンダ。」

    デカルコマニー「そういうこったぁ!」

    ゴルコンダ「……それにしても、随分と面白い方を連れていましたね、貴方。」

    ヨミ「まぁね。……えっと、アカネだっけ?あの娘からは何かを感じたからね。まず人じゃないのは確かかな。それに加えて、移動中の彼女を見て思ったのが、機械のようなプログラムをしている事だね。」

    ゴルコンダ「ふむ。やはり貴方にも分かるのですね。」

    ヨミ「あ、そうそう!……さっきその娘に君の事を紹介するついでにここの事も言っちゃったけど、大丈夫そう?」

    ゴルコンダ「ええ、問題ありませんよ。むしろ、ありがたいです。私もその娘と一度会って話がしてみたくなりましたからね。」

    デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」

    ヨミ「そう?なら良いけどさ。」

    ゴルコンダ「それに……貴方のその判断は……いえ、その選択はこの『物語』において重要な意味を持つ事になるでしょうからね。」

    デカルコマニー「そういうこったぁ!」

    ヨミ「ああ、成る程ね。」

    その後も、ヨミは時間が許す限り、ゴルコンダとの話を楽しんだ。

    [数時間後、キヴォトス郊外の地下鉄にて……]

    ヨミ「いやぁ、やっぱりゴルコンダは毎度面白い話をしてくれるね。それにしても、あの娘がまさかそんな存在だったなんてねぇ……それが僕らの『決定論』だった訳か。これだから決められた運命は面白い……フフフ♪」

    ヨミは帰りの電車の中で、楽しそうにそう呟いた。

    1年後、それは本当に物語で重要な意味を成す事になるのだが、それはまた別のお話。

  • 196前スレの4725/03/18(火) 16:06:52

    >>195

    はい、という事で僕が出せる過去話のSSはこれで終わりですね。

    またスレが埋まるギリギリで終わった……

    (なんかそういう呪いでもかかってんでしょうか?)

    まぁ、終わり方雑ですけど、あくまでも前スレへの繋ぎの部分なので許して下さい。

    一応、今もあにまんの4つのスレでSS書いてるんで、もし見つけたら見ていって下さい。

  • 197二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:00:28

    >>196

    おつおつ!

  • 198二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:27:15

    >>194

    情報感謝です!


    >>196

    可能であればタイトルだけでも教えていただけたら幸いです…

  • 199スレ主25/03/18(火) 23:29:55

    >>196

    お疲れ様です!!私が雑に投げた概念でこんなに素晴らしいSSを書いていただき本当にありがとうございます。

  • 200前スレの4725/03/18(火) 23:32:39

    >>198

    タイトルはありません(考えてませんでした)

    なので今考えました

    『ななしのメイドに名前と居場所を』

    では、また別のスレでお会いしましょう

    さようなら

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています