【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE18

  • 1125/02/18(火) 00:01:35

    の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。
    シンは2年早く(CE55年)生まれ、2年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。
    このスレは母と2週目のシン翁から色々と託された少年シン・アスカが心ただしく生きようと抗い、幸せになろうとする物語です


    オーブ並びにプラントの設定があまり明快でない部分も描写する事がありますので、その際に独自設定を用いることがあります。
    また、外伝や模型情報、スタッフ発言を全て網羅してはおりませんので、「そこ設定ある」等のご指摘は歓迎しております。
    しかしながら、スレの進行上「このスレはこちらで行きます」と申し上げることもございます。

    ラクスとシンとアビーとが急接近してしまったのでCP注意が付きました…リオさんとイングリットもまだ行動に移してないけど脳を焼かれてます
    これでハーレムスレは目指してないと言ったら怒られます?
    あとニコルとミーアが順調にカップル

  • 2125/02/18(火) 00:11:24

    前スレ

    【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE17|あにまん掲示板の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。シンは2年早く(CE55年)生まれ、2年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。このスレは母と2週目のシン翁から色々と託され…bbs.animanch.com

    第23話「砂漠の虎」

    ◎シン、バルトフェルド隊長に引き合わされてカガリと再会

    ◎【サクラソウ】とシン、オーブで再ブレイク

    ◎アークエンジェル、北アフリカに降下

    ◎フレイ、サイと別れてキラを篭絡

    ◎シンがステラを妹にしたことでプラントが大混乱

    ◎シン、デュランダルと対峙

    ◎バルトフェルド隊、アークエンジェルと交戦。【明けの砂漠】が介入

    ◎シン、カガリを追及

  • 3125/02/18(火) 00:11:56
  • 4125/02/18(火) 00:13:59

    主人公

    シン・アスカ 

    15歳。ザフトのエースで二つ名は『紅眼』、コールサインはクリムゾンアイ0。ネビュラ勲章受勲済み。

    クルーゼ隊で指揮官として育成されていたが目立ち過ぎたため左遷され、紆余曲折を経てバルトフェルド隊副隊長に

    別世界線のシン・アスカ翁(享年89)から夢という形でメタ情報と疑似経験、そして希望を託されて精神は回復していたが…

    親しい人間を再び失ったことで狂犬化の兆候がある。心の仮面が剝がれると一人称が俺でなく僕に

    ラクス・クラインと心が通じ合い、歌手としてもブレイク中(その甲斐あってプラントとオーブの関係良好)

    更にはアコード達とは精神通信ができるようになり、DUPE粒子の恩恵により分身できるようになった

    特殊能力【レディキラー年上特化(好感度ダイスに+20% ただし好感度合計は最大100)】獲得してしまった

    称号【血のバレンタインの予言者】効果:戦略・政略における判定diceに+10

    他に【歌姫の間男】【ジュールのツバメ】【プラントのカサンドラ】【ハインラインのモルモット】といった二つ名がある


    開始時の主人公

    シン・アスカ(2週目)

    享年89歳。通称翁。孫・曾孫に囲まれて天寿を全うしたと思ったら13歳の自分と似て非なるシン・アスカに憑りついていた

    メゾンドアスカ住人になり、たまにシンに記憶を送り込んでくる


    主人公の心の鎧

     

    メゾンドアスカの面々

    シンの心象風景。彼らからの愛、そしてシンの愛によって、悪意に対しては鉄壁の心性防御を誇る

    別世界線の両親とこの世界でのシンの両親が合体してディスティニーの機体を形作り、そこに別世界線のシン・アスカ翁が宿っている。

    花園は別世界線のレイとステラが変じたもので、マユも二人

    さらにディスティニーには月の光(別世界線のルナマリア媼)が差し込んで、時々いちゃついている

    この世界のステラを救うために翁と媼の支援を受けてステラはステラの許へ転居した

  • 5125/02/18(火) 00:18:29

    原作メインヒロインにしてこのスレの暫定ヒロイン

    ラクス・クライン

     

    当スレのヒロイン候補筆頭格である原作ヒロイン。最高評議会議長の娘でアスランの婚約者

    シンと心が通じ合った結果メタ知識を得たばかりか、アコードとしての力に目覚めてしまう

    シンと最も近しい異性であったが、ステラの登場で揺らいでいる



    主人公の友人1号

    レイ・ザ・バレル

    シンの決意と苦悩を真の意味で知る数少ない人物の一人。【ダーム・デュ・ラック】【ブローディア】のメンバー


    主人公の保護者1号(inプラント

    ラウ・ル・クルーゼ

    ザフトのエースで精鋭部隊クルーゼ隊の隊長

    レイやシンを相手に「優しいラウ兄さん」、アスランたち相手に「頼りになる隊長」として振舞っているが…


    主人公の保護者2号(inプラント

    ギルバート・デュランダル

    遺伝子学の若き権威。レイの保護者でもある

    シンとは互いに信頼しているが、ディスティニープランを巡って対立する


    主人公の義妹

    ステラ・ルーシェ

    ブルーコスモスによって改造された強化兵士エクステンデッドの一人。ロドニアで訓練中だったが、シンに撃墜される

    シンとメゾンドアスカの面々によって救われ、シンの捕虜となって義理の兄妹の関係になり、プラントの一部を震撼させた

  • 6125/02/18(火) 00:24:05

    アスラン・ザラ

    シンの同期。ラクスとは婚約者であり恋愛感情もほのかにあるが、彼女がシンと親しい事に微かに嫉妬

    地球軍に味方するキラの事で悩むが…シンに妹が生えたことで混乱する



    アンドリュー・バルトフェルド

    ザフト・北アフリカ駐留軍司令官。「砂漠の虎」の異名で知られる。本業は「広告心理学者」であり、心理戦にも長ける。

    シンの左遷先の上司。赴任前から面識があり、ステラを受け入れシンを副隊長として厚遇するが、真意は不明


    アイシャ

    バルトフェルドのパートナーで、彼同様シンとは面識があった。大人の女性であり、シンも頭が上がらない


    マーチン・ダコスタ

    バルトフェルドの副官。シン(とステラ)が来たことで心労が増したが、副隊長として尊重もしている



    ウィラード

    ザフト・ジブラルタル基地の司令の一人。前任はザフトアカデミーの教務主任

    同僚のラドル共々、世渡り嫌いなシンに匙を投げる



    ヨアヒム・ラドル

    ウィラードの同僚。前任はザフトアカデミーの教官。

    シンの担当を押し付けられる

  • 7125/02/18(火) 00:35:16

    オーブの人々

    カガリ・ユラ・アスハ

    ウズミの娘。シン(翁)の記憶によれば未来の代表首長。北アフリカで武者修行をするが、やらかしてしまう


    ウズミ・ナラ・アスハ

    オーブの代表首長。プラントとの接近により中立維持が困難になりつつある


    地球連合軍の人々

    キラ・ヤマト

    ストライクのパイロット。地球連合軍少尉。修羅場の幕が開けた


    フレイ・アルスター

    アークエンジェルのクルー。地球連合軍二等兵。サイと婚約予定だったが、キラに接近するために関係を断った

    キラを死ぬまで戦わせるために色仕掛けで篭絡するが…


    サイ・アーガイル

    アークエンジェルのクルー。地球連合軍二等兵。フレイと婚約予定だったが一方的に関係を断たれる


    ムウ・ラ・フラガ

    『エンデュミオンの鷹』の異名を持つ、不可能を可能にする男。地球連合軍少佐


    マリュー・ラミアス

    アークエンジェル艦長。大西洋連邦軍少佐。PS装甲を開発し、G計画でも大きな役割を担った

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 00:47:43

    盾乙

  • 9125/02/18(火) 00:48:38

    前回からの続き…

    オーブとプラントをこじらせないようにするにはどうしよう?

     

  • 10125/02/18(火) 00:49:33

    あ、ごめんなさい
    眠くて今日はスレ立てしておしまいです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 03:35:22

    お疲れ様です
    原作改変で一番恐ろしいのは恋愛でも戦闘でも政治でもなく機体のような気がする……どうするんですか

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 04:59:53

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 10:43:27

    お疲れ様です
    虎コーヒーの事に対してシンは薬と表現した事にほっこりしたのも束の間カガリ姫が盛大にやらかした
    どうなるんだこれ

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/18(火) 16:04:29

    シンが胃痛枠になってる
    虎隊長にはどう対応するんだろうな

  • 15125/02/18(火) 20:27:56

    艦長室

    「アスカです。入ります…うぷっ、凄い匂いですね。嫌いじゃありませんけど」

    「ん~君にもまだコーヒーの良さは分からないか」

    「飲むならコーヒーよりお茶ですね…用件ですが【明けの砂漠】への対処はいかがなさいます?」

    「君はどうすればいいと思う?」

    「アークエンジェルの事もありますし放置もできませんが、あまり強硬な手段を取っても反発されて逆効果です…」

    「そのさじ加減をどうされるお積りで?指揮官であるあなたの方針に従います」

    「…奴らの根拠地であるタッシルを焼く…ただし、人死にが出ない様に警告して逃げる時間を与えた後にな」

    「成程…でしたら、その警告のメッセンジャーについて推薦したい人物がいます」

  • 16125/02/18(火) 21:31:32

    一方その頃

    CE71年2月16日

    【明けの砂漠】前線基地

    アークエンジェルは一先ず【明けの砂漠】と共同戦線を張る事となり、その前線基地に迎えられていた

    MSデッキ

    「おー、また何やってんだ?」

    「昨夜の戦闘の時、接地圧弄ったんで、その調整とかですよ」

    「ほぉー、なるほどねー。便利なパイロットだよなぁ、お前って」

    「なんか俄然やるきじゃねぇかよ!ヤマト少尉。はっはっはっはっは」

    「(やらなきゃどうしようもないじゃないか、僕が頑張って、強くなけりゃ、この船は!)」

    「(それに…そうなったら、フレイも…)」

  • 17125/02/18(火) 22:29:09

    アークエンジェル乗組員出入口

    「ちょっと待てよフレイ!そんなんじゃ分かんないよ!」

    「五月蠅いわね!もういい加減にしてちょうだい!…ぁ!キラ!」

    「おい、なんだよそれは!…ちょっと待てよ!」

    「ん?…何?」

    「…フレイに話があんだ。キラには関係ないよ」

    「関係なくないわよ!私…昨夜はキラの部屋に居たんだから!」

    「ぇ…キラ?どういうことだよフレイ…君…」

  • 1825/02/19(水) 02:23:44

    「どうだっていいでしょ!サイは関係にないわ!」

    「…もうよせよ、サイ」

    「…キラ…?」

    「どう見ても、君が嫌がるフレイを追っかけてるようにしか見えないよ」

    「なんだと…!」

    「昨夜の戦闘で…疲れてるんだ…もう止めてくんない?」

    「キラぁ!!」

    「うわぁ…ぁぁ…」

    「止めてよね。本気で喧嘩したら、サイが僕に敵うはずないだろ?」

    「…はぁ…ぁぁ…」

    「…フレイは…優しかったんだ…ずっと付いててくれて…抱きしめてくれて…僕を守るって…」

    「僕がどんな思いで戦ってきたか!誰も気にもしないくせに!!」

    やはり、サイたちの志願に裏切られたという重いが強かったのであろう

    そう仕向けた張本人とは知らず、キラはフレイに溺れていあ

    「……」

    「ううっ…」

    「キラ…」

  • 1925/02/19(水) 02:24:25

    ごめんなさい
    今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 10:16:08

    お疲れ様です
    仕向けたとはいっても拒否する事は出来たからな
    とはいえSEEDの名場面だよね

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 12:12:05

    この世界線のオーブは遺憾の意だけじゃなくしっかり行動してたからな
    尚更裏切られたと思うのかもなキラだけじゃなく視聴者も

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 12:12:34

    >>15

    シンはコーヒー好きだったけどこの世界線だとそこまでなのかな

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 12:45:19

    >>22

    前スレでラクスとのお茶会で良いお茶を飲ませていただいたからお茶党になったと惚気みたいなのを言及してるぞ

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 15:06:47

    追い詰められてる…すれ違い宇宙してやがる…。
    アークエンジェル内の空気が地獄になってやがる…。

  • 25125/02/19(水) 20:44:44

    前スレ151、152
    過分なお言葉ありがとうございます
    前スレ154
    まぁ、いきなり妹生えてきましたはねぇ…
    前スレ158
    看破できたので被害は軽減されたけどひっかかりましたね
    前スレ160
    シンだって緊急事態以外は報告連絡相談はします…いつも緊急事態?それはそう
    前スレ166
    実はシンとキラが直接やりあうのは2回目だったりします
    前スレ167、176、177、183
    保守ありがとうございます
    前スレ168
    原作バクゥ5機とパイロット5人  このスレバクゥ4機とパイロット2人
    微妙にザフト側の戦死者が減っていますが…あ、これだと原作通りアスランが撃破してもネビュラ勲章もらえない?
    前スレ169、170、171、172、180、196
    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております
    前スレ174、194、197、199
    お気遣いいただきありがとうございます
    前スレ175
    シンが上空にいるので蹴りは飛んできませんし、ドラグーンでもないので回避できるというのも大きいでしょう
    前スレ182
    原作だとそういう割り切りはできないのがシンでしたが…
    前スレ189 198
    カガリが一応プラント寄りなのが問題をややこしく…
    前スレ192、195
    ステラはちゃんと突っ込みを入れられたでしょうか
    前スレ200
    うーん、スカイグラスパーすら戦力化できていないので整備の人手の問題と
    多分損傷脚部に集中しているので狼頭の戦車にしかならないような…

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:41:20

    保守

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/19(水) 22:58:58

    保守

    このアフリカの章はカガリが主役な気がして来た

  • 2825/02/20(木) 00:32:34

    遅くなり申し訳ございません
    今夜の投下はお休みいたします

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 01:48:15

    お疲れ様です
    最近はガチで寒くなってしまってお布団から抜け出せないと悩んでいますから
    ご自愛ください

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 08:13:02

    保守

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 17:45:47

    保守

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 22:28:35

    保守

    ここの砂漠編はキラにとっての転機になるから色々な意味でゆっくりやって欲しい

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:33:13

    この時点でも地球連合は量産型の開発に着手している辺り強いよね

  • 34125/02/21(金) 00:38:58

    ごめんなさい
    今日もお休みいたします

  • 35二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 05:04:48

    保守

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 12:36:32

    保守

  • 37125/02/21(金) 20:16:58

    CE71年2月16日深夜

    タッシル郊外

    「…攻撃準備、完了しました!」

    「はい。あんまりきついことはしたくなかったんだけどねぇ。ま、しょうがないか」

    「もう寝静まる時間ですね」

    「そのまま永久に眠りについてもらおう、なんてことは言わないよ、僕は」

    「はぁ…」

    「…」

     

    「警告15分後に、攻撃を開始する。ほら、早く行ってきたまえ」

    「ああ」

    「ダコスタさん、姫様のエスコートをお願いします」

    「は!」

  • 38125/02/21(金) 22:53:41

    「やれやれお姫様が思いつめちゃって、まぁ…」

    「で、君は何だって姫様をメッセンジャーに推挙して、姫様はなんでそれを受け入れたんだい?」

    「粗方事情はお察しでしょうに」

    「韜晦は無しだよ、副隊長。言葉にしなきゃ伝わらないことは多い」

    「そういう説明を端折る所も君がカサンドラ呼ばわりをされている原因と自覚したまえ」

    「…そうですか?」

    「それはそうだろう。前提も過程も明示せずに、ただ結果だけを告げる」

    「そりゃ預言者扱いもされるさ。それで姫様は何故?」

    「…タッシルの民が困窮しているのを見て経済援助をしたらしいです…その結果があのトラップだったようで」

    「オーブの要人がテロを支援した形になりますからね。その点をつついてご協力を願いました」

    「で?」

    それだけかい?という副音声が聞こえてきそうだったのでシンは続けた

    「…ゲリラ対策の為に現地住民とのパイプになってもらえないかという事が一つ」

    「それに、ここでの経験を糧として将来的にプラントと地球諸国との仲介役になってもらえないかという願望」

    「そして、終戦に向けた布石の一つですかね」

  • 39125/02/22(土) 00:46:55

    ごめんなさい
    今日も短いですかここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 01:55:01

    お疲れ様です
    カサンドラの内心はこうなっていたのか
    虎隊長はカサンドラの矯正だけでもすごい進展かもしれない

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 06:13:46

    保守

  • 42二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 09:17:51

    >>40

    これ考えると本編のアスランと同じ様なもんだったんだな…個人で答えを出して周りにも過程を言わず答えだけ言って突っ走るのは…

  • 43二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 13:22:08
  • 44二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 18:49:34

    なまじ証拠の出しようがない可能性の未来を知ってるってなると誰でもこうなる気がする

  • 45125/02/22(土) 21:53:41

    ジークアクスの4DXを見てきました
    アクションシーンの連続なのでとても揺れて酔いました23時には始められるようにします

  • 46125/02/22(土) 23:06:41

    タッシル市壁前

    「おい、聞いてくれ、タッシルの皆。私はカガリ・ユラ・アスハ。オーブから来た外交使節だ」

    「だが、今は故あってザフトの要求を伝えねばならない…私は先日些少ながらこの町に寄付をさせてもらった」

    「そして、明けの砂漠の勇者たちはそれを活かして昨夜ザフトに打撃を与えた」

    「私としてはそれがあなた方の生活に幾らかでも足しになればと思っての事だったが、得た資金をどう使うかはあなた方の自由だ」

    「だが、ザフトは昨夜の報復としてこの町を焼き払うと決めた。すまない、私が渡した財はあなた方に破滅をもたらす」

    「そして、今の私にはそれを止める力はない。本当にすまない。だが、ザフト軍の指揮官はあなた方に15分の猶予を与えるという」

    「だから、逃げてくれ。すまない。だが、今は逃げてくれ。命があればやり直しはできる!」

    「いつか来る再起の為に今は命を大事に。子らを守って町から脱出してくれ。お願いだ、頼む!どうか、命を大切にしてくれ」

    「あなた方の装備では万全の状態で罠をはらねばザフトのモビルスーツには、バクゥには勝てない」

    「明日の勝利の為に今は屈辱を耐えてくれ。生きてくれ。お願いだ。頼む…(嗚咽)」

    「(カガリから拡声器を引き取って)今より15分後街を焼く。死にたくない者は避難しなさい」

    「君たちの殺傷が目的ではない。ゲリラに物資が渡らないようにするだけだ」

    「何が【だけだ】だ!家も食料も全て焼かれる意味が分かって言っているのか!」

    「…ええ、双方の人的被害はなしにできるということは」

    「それは…そうだが……でも、でも…」

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:09:25

    保守

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:32:32

    生きてても衣食住が無いと……
    アフターウォーの人ほど逞しければやれるかもだが

  • 4925/02/23(日) 00:02:59

    「…悲痛な叫びだね」

    「ええ。ですが、骨身に染みたでしょう。戦乱の中で武力を持たないことの危険と惨めさが」

    「財の使い道を誤ると何が起きるかということも」

    「…オーブに何をさせる気だい?」

    「申しましたでしょう?終戦に向けた布石ですよ」

    「また預言になってるよ、君」

    「仕込みの段階ですし流動的ですから」

    「余計なことを口にして邪魔をされたくない…か」

  • 5025/02/23(日) 01:30:17

    カガリとダコスタによる警告の15分後

    バルトフェルド隊によるタッシル焼き討ちが開始された

    僅かに残っていた男たちが反撃を試みるが、最大火力が携行ロケットランチャーではバクゥの装甲を抜くことはできず

    あっさりとあしらわれていた

    キサカやザイーブならそれでも関節部分などの装甲の薄い個所を狙い撃ちできたかもしれないが

    タッシルの守備戦力にはその技量は無く、状況も不利であった

  • 5125/02/23(日) 01:30:46

    今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 52二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 03:58:26

    お疲れ様です
    キラや夜明けの砂漠がおかしいだけで
    バクゥは陸上では汎用性高いな
    それにしてもカガリは早い段階で痛い目を見つつも成長もその分早いね
    それほどまでにブルーコスモスのテロはバタフライエフェクトになりえるのだな

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 04:29:29

    お疲れ様です
    武力だけではなく政治的影響力も必要。
    はした金なんて何の役にも立たなかった。

  • 54二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 04:35:35

    保守

  • 5525/02/23(日) 08:24:26

    焼き払われたのは街だけではなかった

    「岩山の洞窟には、食料や、武器、燃料が保管してあるはずだ。それも焼き払え!」

    「今から洞窟内を焼く!死にたくない者は早くそこから離れろ!」

    「逃げろ!逃げてくれ(嗚咽)」

    蓄えられていた武器弾薬、そして非常用の食料の備蓄も全てが失われた

    タッシルの長老

    「焼かれたか…全て。確かに死んだ者は居らん。じゃが…これではもう…生きてはいけん…」

    絶望と失意がタッシルの住人たちを襲った

  • 56二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 08:34:13

    支援金を武器に回さなければ…こんなことには…

  • 5725/02/23(日) 10:05:11

    「隊長!」

    「終わったか?双方の人的被害は?」

    「はぁ?あるわけないですよ。戦闘したわけじゃないですから」

    ※タッシルの住人が小銃や携行ロケットランチャーで抵抗しましたがバクゥにとっては戦闘の範疇に入らなかったようです

     …切ないね

    「双方だぞ?」

    「そりゃまぁ、街の連中の中には、転んだの、火傷したのってのはあるでしょうが」

    「だからって、さすがに我々が救援活動をするわけにもいかないでしょう」

    きっと睨む

    「(苦笑い)僕もそこまで彼らの尊厳を踏みにじりはしないよ。では、引き上げる。グズグズしてると、旦那方が帰ってくるぞ?」

    「それを待って討つんじゃないんですか?」

    「え…?」

    「おいおい、そりゃ卑怯だろ?誘き出そうと思って街を焼いたわけじゃないぞ」

    「…旦那衆はそれでも追ってくるかもしれませんよ?」

    「(シンにはあえて答えず)…ここでの戦闘目的は達した。帰投する!」

  • 5825/02/23(日) 12:21:28

    一方その頃

    明けの砂漠とアークエンジェルは…

    「どうした!」

    明けの砂漠構成員

    「空が燃えてる!タッシルの方向だ!」「(通信機を操作しながら)くっそー!駄目だ、通じん!」

    「急げ!弾薬を早く!」「まいったなぁ…お袋は病気で寝てんだよ!」「街がやられた!?」

    「急いで戻るぞ!急げ!早く!」「早く乗れ!モタモタすんな!」

    「半分はここに残れと言っているんだ!落ち着け!別働隊が居るかもしれん」

    「総員!直ちに帰投!警戒態勢を取る!少佐はスカイグラスパーで偵察を」

    「バジル―ル中尉は医師を連れてバギーでタッシルへ」

    駆けていくキラ

    「キラ!」

    「フレイ!」

    「っ!」

    サイを一瞥するがキラを追って駆けだす

    「…バカやろう…」

    その言葉が自分を裏切ったキラとフレイへなのか、キラの事を知ろうともしなかった自分に向けたものかサイにもわからなかった

  • 5925/02/23(日) 13:51:50

    「あぁ…酷え…全滅かな?これは…。ん?こちらフラガ。街には生存者が居る」

    「と言うか、かなりの数の皆さんが、御無事の様だぜ。こりゃぁ一体どういうことかな?」

    「敵は?」

    「もう姿はない」

    「…」

    「降下して状況を調査する」

    「お願いします。こちらもバジル―ル中尉に伝えます」

  • 6025/02/23(日) 15:34:40

    「動ける者は手を貸せ!怪我をしたを者こっちに運ぶんだ!」

    「長老!どのくらいやられた?」

    長老

    「死んだ者は居らん。最初にオーブの使節と名乗る女から警告があった」

    「今からザフトが街を焼く、逃げろ。とな」

    「なんだと!?」

    「オーブの使節!?」

    長老

    「そして焼かれた。食料、弾薬、燃料…全てな」

    「ふざけた真似を!どういうつもりだ!虎め!」

    「だが、手立てはあるだろう。生きてればさ」

    「何?」

  • 6125/02/23(日) 15:35:48

    「どうやら虎は、あんたらと、本気で戦おうって気はないらしいな」

    「どういうことだ?」

    「こいつは昨夜の一件への、単なるお仕置きだろ」

    「こんなことぐらいで済ませてくれるなんて、随分と優しいじゃないの、虎は…」

    「…」

    サイーブはともかく周囲は色めき立つ

    「少佐!」

    「ぁ…失礼。気に障ったんなら、謝るけどね…けど、あっちは正規軍だぜ?」

    「本気だったら、こんなもんじゃ済まないってことくらいは、分かるだろ?」

    明けの砂漠団員G

    「サイーブ!来てくれ!」

    「ぁー…え?」

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:32:51

    このレスは削除されています

  • 6325/02/23(日) 16:34:04

    サイーブ 「なんだ!どうした?」

    明けの砂漠団員「奴等、街を出てそう経ってない。今なら追い付ける!」

    サイーブ 「なに!?」

    明けの砂漠団員「街を襲った後の今なら、連中の弾薬も底を突いてるはずだ!」

    明けの砂漠団員「俺達は追うぞ!こんな目に遭わされて黙っていられるか!」

    サイーブ 「バカなことを言うな!そんな暇があったら、怪我人の手当をしろ!女房や子供に付いててやれ!そっちが先だ!」

    明けの砂漠団員「それでどうなるっていうんだ!見ろ!タッシルはもう終わりさ!」

    明けの砂漠団員「家も食料も全て焼かれて、女房や子供と一緒に泣いてろとでもいうのか!」

    明けの砂漠団員「まさか、俺達に虎の飼い犬になれって言うんじゃないだろうな。サイーブ!」

    サイーブ 「う…」

    明けの砂漠団員明けの砂漠団員「行くぞ!」

    「…行かれるんですか?サイーブさん」

    「放ってはおけん!」

    「なんとまぁ…風も人も熱い御土地柄なのね」

    「全滅しますよ?あんな装備でバクゥに立ち向かえるわけがない!」

    「だよねぇ。どうする?」

    そういうからには腹案あるだろうなと返すあたりがムウさんも甘くはない

    「…ん…ん…私に言われても…」

    そして、ナタルもまだ未熟。言動に責任が伴わうまでは至っていない

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:41:32

    リアタイで見てたけど、この辺りかなり苦しかったなぁ。 若者の「許せねぇ、やり返してやる!」って気持ちも分かるしサイーブ達の「そんなことする暇あるなら助かる命を助けろよ!」って言うのもまた真実だし…

  • 6525/02/23(日) 19:23:39

    「なんですって!?」

    「追ってったなんて…なんてバカなことを…何故止めなかったんです、少佐!」

    「止めたら…こっちと戦争になりそうな勢いでねぇ…」

    「それより…こっちも怪我人は多いし、飯や、何より水の問題もある。どうする…?」

    「ヤマト少尉に行ってもらいます。見殺しには出来ません…」

    「残っている車両で、そちらにも水や医薬品を送らせます」

    「了解!」

    「ハウ二等兵!ストライクの発進を!」

    「はい!キラ!ストライク、発進願います!」

    「了解」

    「APU起動。カタパルト、接続。ストライカーパックはエールを装備します」

    「エールストライカー、スタンバイ。システム、オールグリーン。進路クリアー。ストライク、どうぞ!」

  • 6625/02/23(日) 19:56:43

    「ハァ…もう少し急ぎませんか?」

    「早く帰りたいのかねぇ?」

    「追撃されますよー…これじゃぁ…」

    「運命の分かれ道だな」

    「はぁ?」

    「自走砲とバクゥじゃぁ喧嘩にもならん」

    「死んだ方がマシというセリフは、けっこう良く聞くが、本当にそうなのかねぇ?」

    「…試すつもりか、悪趣味な(吐き捨てるように)」

  • 6725/02/23(日) 20:23:40

    「…来るでしょうね、なにせ彼らは昨夜我々に勝っています」

    「だとしたら安易に戦いなんぞするものじゃないねぇ。勝っても負けても面倒ばかりだ」

    「敵を知るために偵察をして、消耗を避けて兵を退いたら舐められるとくる…」

    「はぁ…」

    「……」

    「隊長!噂をすれば影です。後方から接近する車両があります!数は8!レジスタンスの戦闘車両の模様!」

    「う!」

    「やはり死んだ方がマシなのかねぇ…」

  • 6825/02/23(日) 21:15:38

    「隊長…!」

    「仕方ない!応戦する!」

    明けの砂漠団員

    「ジープを追う!虎を倒すんだ!」

    勢いが違うからか、タッシルに残っていたメンバーとは腕が違うのか初撃でバクゥ1機を一時的とはいえ行動不能にする

    だが、それは他の2機のバクゥの本格的な反撃を呼んだ

    「ちょこまかと!五月蠅い蟻が!」

    明けの砂漠のメンバーの推測通り、バクゥの弾薬は消耗していた

    だが、その四肢だけでもバギーにとってバクゥは死神であった

    ジャアフル&アヒド

    「うわぁ!」

    「ジャアフル!アヒド!畜生ぉぉ!!」

    明けの砂漠の追撃隊は多くの者の予測通り壊滅しようとしていた

  • 6925/02/23(日) 21:51:10

    「接近する熱源1!隊長!ストライクです!」

    「うわぁ!」

    「逸れる?そうか、砂漠の熱対流で…えぇい!」

    「ほぉ。先日とは装備が違うな。 それにビームの照準、即座に熱対流をパラメータに入れたか…ふ…」

    「ええ、一月前とはまるで動きが違います。迂闊に戦いを重ねさせるとそのたびに強くなるのでは?」

    「ほうぅ?ストライクのパイロットは本当にナチュラルなのかね?」

    「…ザフトの公式見解ではそうですよ。そして、今後もそうであり続けます」

    「本当に君は隠し事が多いねぇ。クルーゼの悪い所を真似しすぎだよ」

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 22:59:12

    シン、おまえさんに腹芸は無茶だよ…優しすぎるもの…。

  • 7125/02/23(日) 23:16:36

    キラ

    「敵は3機。だが1機は動けない。くっ…チィ!」

    戦況分析するが、その結果犠牲が出ていることも確認してしまい苛立つキラ

    一方その動けないバクゥでは

    「ぃっよし、まだ行ける!」

    「カーグット!」

    「は!」

    「バクゥを私と替われ!」

    「はあ!?隊長!」

    「お、おい、隊長自ら出るのか!?」

    「撃ち合ってみないと分からないこともあるんでねぇ」

  • 72125/02/23(日) 23:32:51

    「しまった!」

    「うっ!3機目!?まだ動けたのか!」

    バルトフェルド 「フォーメーションデルタだ!ポジションをとれ!

    バクゥパイロット「「隊長!」」

    「行くぞ!」

    「うう…あっ!うわぁ!うわぁぁぁぁ!」

    「通常弾頭でも、76発でフェイズシフトはその効力を失う!その時同時にライフルのパワーも尽きる!」

    「さぁこれをどうするかね?奇妙なパイロット君!」

  • 73125/02/23(日) 23:46:21

    途中ですが、本日の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 74二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 00:33:18

    お疲れ様です
    やはり砂漠の虎はやはり頭脳と強さが両立してるのが凄い
    キラの足を掬うとはやるぅ

  • 75二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 06:55:23

  • 76二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 07:38:34

    映画後とかでタッセルが復讐に走って
    ジブラルタルに何かしてそうではあるんだよな

  • 77二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 12:54:11

    保守

  • 78125/02/24(月) 20:55:56

    フォーメーションデルタとは1機が突貫して注意を引き付け

    時間差で他の二機がミサイルなどで攻撃するフォーメーションである

    キラは翻弄されるが

    捨てたシールドをバクウにぶつけて編隊を切り崩す

    「なに!?各個に当たれ!奴を攪乱しろ!いけぇ!」

    「うわぁぁぁ!!」

    姿勢を崩したバクウを蹴り飛ばし

    コクピットを打ち抜いて撃破する

  • 79125/02/24(月) 21:06:39

    「あぁ…!」

    「こぉのぉぉぉ!」

    「後退する!ダコスタ!」

    「ぁあ…はい!」

    「支援します!」

  • 80二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:16:57

    このレスは削除されています

  • 81125/02/24(月) 21:17:37

    シンは胸部6連装多目的ランチャーからミサイルを放ち撤退支援するが…

    dice1d100=92 (92) 

    「そう、何度も同じ手には!」

    dice2d100=33 89 (122)

  • 82125/02/24(月) 21:19:36

    あれ、画像ミスったので再投稿したら真逆の結果に…
    ※80では二つともシンが負けていました…
    ここは…ちょっと特殊な処理をします

  • 83125/02/24(月) 21:34:16

    「くっ!…当てられただと…」

    「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

    「気持ちだけで…一体何が守れるっていうんだ!」

    「分身も本体にも命中していた…分身はコクピットを…本体は右腕の重突撃機銃に…」

    「恐ろしい…これがSEEDに覚醒した者を相手にする感覚と言うものか」

    「どこまで強くなっていくというのだ、貴方は」

    「次は俺も殺す気で挑まなければ…キラ・ヤマト、つくづく敵に回すと厄介な人だ!」

    「ふっ…とんでもない奴だなぁ…久々におもしろい…」

    バルトフェルド隊は撤退し、タッシル郊外の戦いは終わりました

  • 84125/02/24(月) 21:53:00

    「にしても、またバクウ1機と熟練パイロット1名を失ってしまったか…」

    「これ以上の損失は今後の戦略に悪影響だ」

    「北アフリカ駐留軍の存在意義はあくまでもビクトリアへの補給路を確保すること」

    「アークエンジェルの撃破はあくまでもついでの任務に過ぎない」

    「なにより、現在のアークエンジェルは戦略的には遊兵だ。何の意味もない…要はアラスカに行かせねばいい」

    「無理にここで仕留める必要はない…いや、むしろ…ここはカガリ姫にご協力いただき搦手で行くべきか…」

    「そうなると問題はどうやってこの策をバルトフェルド隊長とジブラルタルに認めさせるかだが…」

    「ステラのプラント行きにかこつけて議長と委員長に根回しをするか…やれやれカサンドラ卒業は難しいなぁ」

    「『オペレーション・スピットブレイク』の戦略的意義は地球に蓋をすることにある」

    「オーブを落とされたり、ビクトリアを奪回されては意義が半減してしまう」

    「オーブをこちらに引き込んで強化し、北アフリカ駐留軍の戦力を保全する…」

    「やれるか…いや、やらねば、か…」

  • 85125/02/24(月) 23:59:24

    途中ですが、今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 86二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 01:21:20

    お疲れ様です
    シンの抱え込み癖が矯正出来なかったら、
    キラが表舞台に立たなかったらという仮定ありきだけどもしかしたらシンがキラの立ち位置になりかねないのかもしれないね
    その可能性が生えそうなくらい今抱え込んでるな

  • 87二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 01:27:30

    お疲れ様です。キラ、流石に強い。機体の差もあるし、手加減はもう出来ない所にまで来てそうですね。

  • 88125/02/25(火) 09:55:17

    コメントありがとうございます

    >>8

    お言葉ありがとうございます

    >>11

    ああ、確かに。アストレイ系列にも影響してますからね改変

    結社やモルゲンレーテ社が何とかしてくれると信じましょう!

    >>12>>26>>30>>31>>35>>36

    保守ありがとうございます

    >>13>>22>>23

    虎さんコーヒーは下手の横好きと明言されたのは小説版だけでしたっけ?

    ラクスのところだけでなくイザークのところでも緑茶とか振る舞われて

    このスレのシンはすっかりお茶の方が口になじんでいるようです

    >>14

    シンは隠し事をしてあれこれ画策し虎に見透かされるという関係に…

    >>20>>24

    この時点でようやく自分の中の差別意識を自覚したサイ

    トールやミリアリアすら自覚できていないのに自覚して省みることができる良い奴ではあるのです

    それだけにそんな奴ですらそうだという事実に打ちのめされ続けていたキラ

    それを知って心に入り込むフレイ…SEED前半はカトウゼミが地獄ですね

    >>21

    ゲリラ組織のトップが国家元首の恩師ですからねぇ…そしてオーブが財布

    >>27

    シン、ステラに次いで環境変わってますからねぇ、カガリ

    これ予定通りでなくてダイスで変わった結果なんですよねぇ…

    >>29

    お気遣いいただきありがとうございます

    >>32

    原作とのずれも大きくなっていきそうですので、その点もしっかり描写できればと思います

    >>33

    そうですね。その結果日に日に低下していくアークエンジェルの価値…

  • 8925/02/25(火) 18:44:14

    「カガリ、お茶。気分転換に良いってアイシャが」

    「ステラはホントにいい子だなーあの腹黒にはもったいない。ウチに来ないかー」

    「ステラはシンの妹」

    「そうかー」

    「(タッシルの件、かなり堪えたみたいだな―落ち込んでる)」

    「そうですよーせっかく人数が倍になったアスカ家をまた半分にせんでください」

    「シン!」

    「うん、ステラ、アイシャさんが呼んでたぞー」

    「わかった。じゃあね、カガリ」

  • 9025/02/25(火) 19:35:57

    「あーステラ。シン、お前な、せっかくステラに癒されてたのに空気読めよー」

    「充分に休養できたようで何よりです。ですが、ステラセラピーのお時間はここまです」

    「これからは胃に優しくない悪だくみのお時間です」

    「お呼びじゃないぞー」」

    「…やれやれ。貴女も中立国としての振る舞いに目覚められたのかと期待したんですがね」

    「その為にアークエンジェルをこの場から逃がそうとあれこれと立ち回れているのかと」

    「ふざけるな!私が祖国のためとはいえ、砂漠の民に犠牲を強いると思っていたのか!!」

    「…待てお前、悪だくみ?お前たちはアークエンジェルを沈めないといけないんだろう?」

    「ええ、このままアラスカにたどり着いては困りますね」

    「?……あ!お前、アークエンジェルをどこに行かせたいんだ?」

    「無論、オーブですよ。オーブが自分で己の尊厳を守る力を得てもらうために」

  • 91二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 20:00:35

    虎さんが「僕はその話聞きたくない」っていいそうだなおい。
    現場にいる以上、何も知りませんじゃ通らないだろうけど。

  • 9225/02/25(火) 20:09:08

    「なに?」

    「想いだけでは何も守れない。それはタッシルを見てお判りになられたでしょう?」

    「アークエンジェルの持つデータはオーブにとってアストレイの完成の為に喉から手が出るほど欲しいのでは?」

    「確かにな…あのストライクのデータがあれば…オーブは身を守る力を得ることできるだろう」

    「だが、それはオーブの国益だ。お前が動く理由はなんだ?プラントに、ザフトにとって利益になるか?」

    最早カガリは目の前の男が【かつての祖国だから】等という理由でオーブにとって利になる行動をするとは思っていない

    そういう感情を抱いてはくれているだろうが、それで動いてくれるほどに頭がお花畑ではないと知っている

    「なりますとも。プラントにとってオーブは有力な同盟国になってくれるでしょうから…」

    「大洋州連合は忠実な同盟国ですが自前の戦力は乏しい」

    「その点オーブには戦力がある。国を守る意思も侵略に対して報復を行う覚悟もある国だ」

    「オーブは他国の争いに関与したりはしないぞ?それが理念だ」

    「ですが、降りかかる火の粉は払わないといけませんよね?」

    「…おい、それが預言か?」

  • 93二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 20:35:25

    確かに都合よくザフトが制宙権を広げて行った時に、パナマ、カーペンタリアの占拠が完了したら、月方面部隊への補給線として遮二無二オーブのマスドライバー狙ってくるのは「プラントに都合よく事が進んだ妄想」の中で起こり得る話ではある。

    『じゃあオーブもプラントの属国にするかぁ』ぐらい上層部は危機感緩いノリかもしれないが、それよりも早くオーブが自衛できているほうが良いよね という先見がこそカサンドラ+10ptなところなんだろうけど。

  • 9425/02/25(火) 21:38:25

    「いえ、予測ですよ。我々ザフトの戦略目標が達成されれば…」

    「ええ、ほぼ王手をかけつつある戦略目標が達成されれば地球連合はオーブに対して宣戦布告をします」

    「それが最も戦略的劣勢を覆すのに近道ですから」(根拠薄弱だが翁の世界ではそうなったこともあって強気)

    「まぁ、ブルーコスモスの連中は腹の底の本音では」

    「自分たちの『オーブを打ち据えて従えたい』という感情を正当化できることに大喜びで殴り掛かってくるでしょうけど」

    「なんで、そうなるんだ!オーブは別に地球連合と敵対してはいない」

    「え?地球諸国は一致団結してプラントを倒そうというアラスカ宣言の翌日に中立宣言して連合の勢いに水を差しておいて?」

    「今も地球連合の中心の三国で強い影響力を持つブルーコスモスの活動を禁止しようとしてるんですよね?」

    「いや、そう言われるとそれはそうなんだが、オーブの理念は!」

    「…そうか、もう既にオーブには理念と国民の両方を守る選択肢は残されてはいない」

    「選べるのはどちらかだけ、お前はそう言うんだな?」

  • 9525/02/25(火) 22:04:07

    「ええ、理念と言うものは口にするだけでは尊重されるわけではありません。尊重されるだけの実力があってこそです」

    「まぁ、私としても想定外でしたよ。オーブとの友好とナチュラルとの融和の為に動いたことが」

    「巡り巡ってオーブにザフトと同盟を結ぶしか生きる道が無い状況に繋がるとは」

    「オーブは中立を謡いながらあまりにもプラントに近づきすぎてしまった」

    「今更中立を唱えてプラントの援助を拒んでも中立を理念を守ったとはみなされないでしょう」

    「ブルーコスモスの活動を明確に禁じるよう国民が望むまでに親プラントの国となった以上地球連合からは明確に敵です」

    「お前が企んだ結果じゃないのか?」

    「買いかぶらないでください。そこまで計算して立ち回れるぐらいなら、ユニウスセブンを守り抜けていますよ」

    「スマン。八つ当たりをした」

    「(右手を差し出して)手を組みましょう、姫様」

    「私はブルーコスモスの力を削ぎ戦争を一先ず終わらせるために、貴方はオーブを守るために」

    「カガリだ。姫様じゃない(シンの手を取って)…悪魔との契約ってこういう気分なんだろうな」

    「だが、いいだろう。お前の企みに乗ってやるよ腹黒」

    「(肩をすくめて握手をしながら)俺程度を腹黒とは心外です」

    「オーブに帰ったらウズミ様とよく話して帝王学を学んでください」

    ※シンとカガリが共犯者(初級)になりました

     とはいえ、カガリはシンをそれほど信じていませんし、シンも翁の記憶やアコードについて教えていません

    カガリのシンへの好感度86+dice1d10=6 (6)     +2【レディキラー年上特化】

    シンのカガリへの好感度68+dice1d10=3 (3)

  • 96二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 22:08:04

    本当の腹黒ってのはクルーゼや議長みたいな人を言うんだよ(笑)

  • 9725/02/25(火) 23:05:17

    今夜の投下はここまでです
    ちょっとシンの暗躍?を描写してから
    キラと虎との邂逅の話に入ります
    おつき合いいただきありがとうございました

  • 98二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 23:18:29

    お疲れ様です
    この世界線ではシンパートは後半になって放映される感じでこれまでの考察の答え合わせも兼ねてそう
    ちゃんとした事情を知らなければここまで先を見通せるとはフラガの異能や血筋が入ってるか疑われてそうですね

  • 99二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 00:52:19

    シンが悪魔なら議長や隊長は神様や堕天使だよ

  • 10025/02/26(水) 09:53:31

    コメントありがとうございます

    >>40

    シンも虎さんのお陰で行動を改めるかはともかく自覚は出来ました

    >>41>>43>>47>>54

    保守ありがとうございます

    >>42

    ああ、確かに…すると、このスレのシンはキラアスの良くない点をピンポイントに受け継いでしまってるんですねぇ

    >>44

    根拠が公表できるものではないですしねぇ

    >>48

    そうなんですがムウの「だが、手立てはあるだろう。生きてればさ」も正しいのです

    >>52

    この頃の原作カガリは野戦でロケランがあればバクウに勝てると突っ込んじゃう子でしたからねぇ

    その後スカイグラスパーでぶっつけ本番でザフト艦を戦闘不能に追い込むので優秀なんですが…

    一応オーブの士官学校は卒業してたのかな?

    >>53>>56

    生活再建の為にお金を出したつもりだったカガリ、生活再建の為にはザフトを追い払わないとと考えた「明けの砂漠」

    どちらの考えも間違ってはいないのでしょうが状況が許してくれませんでしたね

    かといって唯々諾々と従ってもそれはそれで…

    >>64

    誇りというか尊厳や感情も、厳しい現実を直視して対応することも共に生きるためには必要ですしね

    >>70

    それでも、やらないと待っているのは泥沼の総力戦の果ての人類滅亡の危機な訳で…

  • 101二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 17:26:45

    保守

  • 102125/02/26(水) 20:29:14

    「(さて、カガリ姫への根回しはできた。次は…プラント本国か)」

    「ダコスタさん、本国との通信を繋いでもらえますか。秘匿回線で」

    「できますが、どちらに通信を」

    「ステラの件でザラ国防委員長への直通回線を…呼び出されてましてね」

    「お小言もあるそうなのでできれば個室で」

    「ザ、ザラ委員長宛ですか!?アポを取ってはみますが…しばらくお時間をください」

    「わかりました」

    「では、私はバルトフェルド隊長にこの件も含めて報告に行きますので連絡はそちらにお願いします」

  • 103125/02/26(水) 21:06:10

    艦長室

    「失礼いたします。隊長、ディンレイヴンの装備とバクウの補給についてですが…」

    「うん、ジブラルタルはなんだって?」

    「まず、私が持って来てしまっていた地球軍のビームライフル(M703 57mmビームライフル)

      

     はこちらで使っていいと許可が下りました。とはいえ、充電並びにソフト面での調整はこれからですが」

    シンによる鹵獲兵器の員数外装備化については、PS装甲持ちのストライクへの対抗策としてやむなしとなり黙認された

    「いいぞ、ストライクに有効な兵装を確保できたわけだ。これで副隊長の機体も組み込んで作戦を立てられるな」

    「バクゥの補給についてはウィラード司令が渋い顔をされておいででした…無理もありません」

    「バクウ5機と熟練パイロット3人の補充となるとさすがに。一応ザウートを送ると」

  • 104125/02/26(水) 22:11:41

    「ジブラルタルはなんでザウートなんて寄こすかねぇ、バクゥは品切れか?」

    「ザウートとバクウでは役割が違いますからね」

    「それはいくら何でもアレでしたのでラドル司令を指揮官に新設される部隊を増援によこせと吹っ掛けてみました」

    「…ウィラード司令もラドル司令も君の恩師じゃなかったっけ?」

    「ええ、アカデミーでもここに配属された時も一応庇っていただきました」

    「で、まぁ、多少は気心が知れていますので言うだけ言ってみたんです…一応却下はされずに『考慮する』との返答でした」

    「うーん、それじゃあ間に合わないなぁ」

    「ですから丁度今日ステラの件でザラ委委員長から呼び出しが掛かっていましたので、連絡のついでにおねだりしてみようかと」

     

    「おねだり?ザラ委員長に?というか、ステラ君の件って君を叱責するためにわざわざ呼び出し掛かってるんだよね?」

    「はい。そうですね。まぁ、いつもの事ですから」

  • 105125/02/26(水) 22:12:57

     

    「…普通赤服とはいえ一介の前線指揮官が国防委員長にいつものように叱られるってないと思うんだけど…」

    「(叱られなれるほど)本当に目をかけられてるんだねぇ(呆れ声)」

    「コロニー防衛の件で直接意見具申してから何かと目をかけていただいております」

    「それで多くの方から顰蹙を買いましたが、まぁ、今更どうにもならないので横紙破りを続けております」

    「僕も大概だけど君も本当に滅茶苦茶だなぁ(ドン引き)」

    「まぁ、開き直ればやり様はありますから」

    「…君のそれは超えちゃあいけない一線じゃないかなぁ」

    「アスカ副隊長、ザラ委員長とのアポイントメントが取れました。至急個別通信ブースまでお越しください」

    「お呼びのようです。それでは行って参ります。吉報をお待ちください」

    「…このまま彼を放置しておくと胃が荒れてコーヒーを飲めなくなるんじゃないかな、僕」

  • 106二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 22:17:15

    コーディネーターとはいえコーヒー飲み過ぎはヤバいと思う。健康診断で悲鳴あげるぞ……

  • 107二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 23:41:01

    >>106

    少なくともナチュラルは1日当たり五杯が健康によいとされるみたいだね

  • 108125/02/27(木) 00:02:30

    ごめんなさい
    今夜の投下はここまでです

  • 109二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 02:04:54

    お疲れ様です
    何をおねだりするつもりだ、お前

  • 110二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 02:56:10

    お疲れ様です
    虎隊長の思ってる事はパトリック国防委員長やシーゲル議長も思ってそうな事だから
    これには彼岸の向こうにいるレノアさんも苦笑い

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