【クロス】シャーレの先生になった1本の木 6本目【ブルアカ×FF】

  • 1雑多SSのスレ主25/02/20(木) 20:51:44

    某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。
    というクロススレの6本目です。
    ブルアカ世界とFF世界(5中心だが他ナンバリングもいろいろ)がいろいろカオスします。

  • 2雑多SSのスレ主25/02/20(木) 20:52:29
  • 3雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:35:19

    過去スレまとめ


    【クロス】シャーレの先生になった1本の木|あにまん掲示板倒された後のエクスデスが次元の狭間を通ってキヴォトスにたどり着いて…みたいな。某所でも先生先生呼ばれてたしいけるんじゃと思ったら妄想止まらなくなってきた色彩もなんかアレに見えてきちゃうhttps://…bbs.animanch.com
    【クロス】シャーレの先生になった1本の木 2本目|あにまん掲示板某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。というクロススレの2本目です。前スレはこちらhttps://bbs.animanch.com/board/…bbs.animanch.com
    【クロス】シャーレの先生になった1本の木 3本目|あにまん掲示板某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。というクロススレの3本目です。前スレはこちらhttps://bbs.animanch.com/board/…bbs.animanch.com
    【クロス】シャーレの先生になった1本の木 4本目|あにまん掲示板某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。というクロススレの4本目です。bbs.animanch.com
    【クロス】シャーレの先生になった1本の木 5本目【ブルアカ×FF】|あにまん掲示板某所で先生先生と呼ばれていた大樹こと、暗黒魔導士エクスデスがシャーレの先生としてやってきたら。というクロススレの5本目です。今回からタイトルに【ブルアカ×FF】を加えます。bbs.animanch.com
  • 4雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:37:36

    これまでのまとめ

    ・原作FF5で光の戦士達がネオエクスデス撃破後、小さな枝が次元の狭間を彷徨ったことでシッテムの箱の領域に到着
    ・連邦生徒会長に育てられたことで力を取り戻し復活
    ・連邦生徒会長との”契約”が結ばれ、先生となってキヴォトスにやってきた
    ・以後、魔法連打の大暴れ。でも基本平和……?
    ・次元の狭間を通じて第3世界とキヴォトスが繋がった(ルートは長老の木↔百鬼夜行神木)
    ・空﨑ヒナ、ゲヘナを休学してバッツ達と共に第3世界を冒険中

  • 5雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:39:07

    前スレの話ダイジェスト

    ・レナ女王陛下、セイアと共にミレニアムEXPOへ
    ・早速事件に巻き込まれる
    ・エクスカリバーを拾ってたアリス
    ・モモイの涙

  • 6雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:41:22

    ・ネルを見てファリスを思い出すレナ女王陛下
    ・ビッグシスターアルゴリズムの元へ向かう一同
    ・ミライのバックアタックだ!
    ・ミライを「プレジデント以下」とこき下ろすエクスデス先生

  • 7雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:44:18

    ・追い詰められるミライ、エクスデス先生とレナ女王陛下に思わず大失言
    ・ミライ、1週間限定でデジョン刑
    ・レナ女王陛下から剣の指導を受けるアリス、ゲーム開発部とゲームするレナ女王陛下
    ・展示に出ていた「コルナゴの壺」、無事ジュリへ

  • 8雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:47:17

    ・エンジニア部謹製、マギテック・アーマーVer.3.0


    ・レナ女王陛下、マギテック・アーマー&贈り物セットお買い上げ(国家予算…)

    ・クリスタルの光によく似ているサンクトゥムタワーの光

    ・エクスデス先生、サイダー飲んだら実が炭酸入りに、大好評

  • 9雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:50:03

    ・ものまね師ゴゴ、スランピアに

    ・手の内バレバレだったのですぐにゲーム開発部に負けるゴゴ

    ・エクスデス先生にスカウトされて「シャーレ業務のものまね」をさせられるゴゴ

    ・シャーレ業務のものまねを続けてたら姿まで引き締まっちゃった

  • 10雑多SSのスレ主25/02/20(木) 21:53:05

    ・コタマ、盗聴のためにリボンを求めるも叶うはずもなし

     (カエルのうたでコタマガエルにされたりつきのふえで発狂させられたりした)

    ・ヴェリタス、ブラストボイスを開発

    ・ヤバいモノを作ってしまったと後悔するコタマ、でも先生は許して受け入れてくれた

    ・ブラストボイス、生物どころか機械にも有効だった

  • 11雑多SSのスレ主25/02/20(木) 22:02:53

    ・第3世界産武具、魔物スタンピードで結構キヴォトスに流れてた

    ・アツコ、まさかのアルテマ開眼

    ・ヒマリ、魔法を解析して「新規魔法開発」「魔法のBD化」を成し遂げる

    ・ヒナ側からの情報により、「もしやキヴォトスにもクリスタルあるんじゃね?」

    ・サンクトゥムタワーの光でクリスタルのおおよその位置が割り出される

    ・アビドス砂漠調査中の土のクリスタル調査団(アビドス高校)、魔法のランプを発見

    ・魔力カラっけつのランプを使った結果、ブルアカクリーチャーが出るわ出るわ

    ・あとエッグマンもちゃんと出る

    ・各調査団、封印を守りし者を対戦

  • 12雑多SSのスレ主25/02/20(木) 22:14:28

    感想的まとめ
    ヒナ主様側、ヒナの異世界大冒険

    ・一行、大海溝へ
    ・オメガのパーツに導かれ、【記憶の墓場】へ
    ・VS オメガ・アトラハシース
    ・突如乱入しヒナ達に味方する1機のオメガ
    ・ここで帰ってきたレナ(まさかの黒服アシスト)、ペロロジラを召喚し窮地を救う
    ・パーツを手にした謎のオメガから少女が出てきた!?
    ・国家予算でマギテック・アーマー買っちゃった件、ファリスに見抜かれて大目玉のレナ
    ・マギテック・アーマーで最っ高にハイってやつだあああああ!!なシド博士
    ・もしやキヴォトスにもクリスタルが?と見抜いたシド博士
    ・オメガから出てきた声なき少女、その名はレーヌ

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:54:06

    それはそうと、ゲーム開発部……なじんどるな……

  • 14雑多SSのスレ主25/02/21(金) 08:09:52

    次元の狭間の奥底で


    憎しみが


    渦巻きだしている


    一人の女を


    核にして


  • 15ヒナ主25/02/21(金) 12:30:04

    割と自由に書いちゃってるからブルアカ&FFファンにぶち切れられないか不安でならなかったりする
    (オリキャラも出しちゃってるし…)

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 16:45:44

    >>15

    ブルアカとFFのファンだけど、普通に受け入れてますよ。面白いし。

    厄介ファンじゃないかぎり大丈夫じゃない?

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 19:27:06

    >>15

    めっちゃワクワクしながら見てますので安心してください!

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 22:43:08

    自分もです
    しかし、FFは魅力的な悪役が多い事多い事………(振られストーカーは別ですが)

  • 19雑多SSのスレ主25/02/22(土) 00:48:10

    >>15

    任せたのは私です

    だから、責任は私が取ります


    だから、思い思いに、自由に、書いていいのですよ

    このスレ内であれば自由にやっていいのです




    では、仕事で文章組めないくらい脳が疲れてますのでもうちょっとだけ待っててくだちぃ

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 08:29:59

    ありがとうございます

  • 21ヒナ主25/02/22(土) 14:13:18

    了解です、頑張りますね

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:41:03

    保守

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:58:28

    そういえば、エクスデスも新魔法を習得しているのでしょうか?

  • 24雑多SSのスレ主25/02/22(土) 23:14:14

    ぶっちゃけスレ主は戦闘描写が苦手なのだ…すまぬ

    ~~~~~~~~~~~~~~~


    ~東アルプス 影の洞窟 風のクリスタル~


    ”守備はどうだ?”

    ウタハ「待っていたよ先生。」

    ”ファファファ…早速マギテック・アーマーで作業をしておるのか。”

    ウタハ「僻地でも長時間稼働できる利点を生かさない手はないってことさ。」

    ”ふむ……しかし、まさかこうして再びクリスタルと相まみえることになろうとはな。”



    (ゲーム開発部の4人がクリスタルを眺めている)

    ”どうだ?風のクリスタルを拝んだ感想は?”

    モモイ「………」

    ミドリ「………」

    アリス「………」

    ユズ「……すごく……キレイ……。」

    ”ファファファ、感動のあまり声も出ぬか。”

    コタマ「さっきからずっとクリスタルに見入っちゃってますよ。その間に私達で防衛設備を組んでます。」

    ”それでその数のブラストボイスか。随分量産したな。”

    コタマ「えぇ、リオ会長と協力して、様々なセンサーで侵入者を感知すると一斉にブラストボイスが鳴り響くようにしてます。」

    マキ「んで侵入者が前後不覚になったところで取り押さえるって寸法だね。ブラストボイス発動と同時に警備ドローン起動、ついでにC&Cにも自動で通報されるってさ!」

    ”素晴らしい!その調子だ!”

  • 25雑多SSのスレ主25/02/22(土) 23:28:52

    >>23

    当然習得しています。ヒマリ主導の魔導円盤(BD)のおかげで習得も早いですよw

    その話はまたいずれ

    ~~~~~~~~~~~~~~


    ~ヒノム火山中腹 火のクリスタル~


    ”随分な数の温泉開発部員達を呼び寄せたのだな。”

    アコ「複雑な気分ですが、こういった状況では流石の技術力ですからね。」


    部員「部長~!この辺は掘っていいッスか~?」

    カスミ「むむむむ……いや、ここは避けた方がいい。ここを掘ってしまうと基礎が緩んでクリスタルに影響が出かねん。」

    メグ「流石部長~!本気度が違うね~!」

    カスミ「ハーッハッハッハッハッハ!当然だとも、全ての温泉の源たる「火のクリスタル」!しっかり守らねば今後の温泉開発はありえない!総員、しっかり気張ってくれたまえよ!」

    部員達「「「おー!!」」」


    アコ「…ホンット、普段からこのくらい真面目にしてくれればいいんですけどね。」

    ”ファファファ…だがこれでクリスタルの発見、及び確保は成された。それを主導した貴様の功績は賞賛されるべきであろう?”

    アコ「そうですね。これで胸を張ってヒナ委員長に報告できます。」

    ハルナ「アコ団長、そろそろクリスタル発見祝いのBBQが焼き上がりますわ!」

    フウカ「はーい、どんどん焼いてくから取ってって~!早い者勝ちよ!」

    チアキ「ねぇねぇトンベリちゃん、おいしい?」

    トンベリ「b」

    サツキ「というか、フウカ以外の子が適当に焼いた肉も良い焼き加減になってるのよね…クリスタルのおかげ?」

    セナ「さぁ、アコ団長もどうぞ。」

    アコ「…わかりました、いただきます。」

  • 26雑多SSのスレ主25/02/22(土) 23:46:21

    ~孤島の遺跡最深部 水のクリスタル~


    (祈りを捧げているサクラコ、マリー、そしてユスティナ信徒達)


    ”まさか防衛にユスティナ信徒達を利用することになるとはな。”

    ヒフミ「サクラコ様が説得して味方にしたんです。」

    ミカ「今まで敵として戦ってた相手がこんなことになるなんてね……。」

    ”複雑そうだな、ミカよ。”

    ミカ「そりゃ、エデン条約事件のときに散々戦ったからね…。」

    アズサ「でも、今はサクラコのおかげで味方なんだ。利用しない手はない。」

    ミカ「……そうだね。あの時の信徒とここの信徒は別物っぽいし。」

    ”ところで、一つ追加報告があるそうだな?”

    ミカ「あぁそうそう、サクラコちゃんが召喚士になったの!」

    ”何!?”

    アズサ「召喚獣は、あの【聖女バルバラ】だ。」

    コハル「封印を守りし者との戦闘中に、サクラコ様の元に現れて助太刀してくれたの!それでそのまま契約しちゃって…!」

    ”あの暗黒魔導士であるサクラコと契約したのか……もしやそのバルバラとやらも、かつて暗黒魔法に精通していた可能性があるやもしれぬな。”

    ミカ「……ありえそうで怖いわね。」


    ヒフミ「皆さん!お茶の用意が出来ましたよ~!」

    ハナコ「クルセイダーちゃん搭載のティーポットで淹れた紅茶ですが、いつもの何倍も美味しくなってますよ~!」

    モグ「クポ~!!」


    ミカ「それじゃ、先生もお茶にしましょ!」

    アズサ「お茶なら先生も飲めるだろう?」

    ”ファファファ…ならば頂こうか。”

  • 27雑多SSのスレ主25/02/23(日) 00:16:34

    ~アビドス砂漠地下坑道 土のクリスタル~



    ”どうやら無事に発見できたようだな。”

    ホシノ「うへぇ、トランス使わずに済んで良かったよ~。」

    シロコ「ん、案外強くなかった。」

    アヤネ「まぁ、これからどうするかの方が問題ですけどね…。」

    セリカ「何せ私達アビドスの現状が現状だからね……。」

    ノノミ「何かいい方法ないですかねぇ?」

    ”……確かにアビドスの現状では防衛は手が回らぬか……。”


    ヒカリ「それで私達に」

    ノゾミ「お声がかかったと?」

    ”そういう事だ。”

    ノゾミ「パヒャヒャ!こんな線路もない辺鄙なところに呼んだかと思えばアビドスへの助力って!?」

    ヒカリ「うちはハイランダーですよ?せめて線路を通させてからにしてもらいたいね~?」

    ”その辺は私が話を通してやる。貴様等は黙って土のクリスタルを防衛しておればよい。…列車砲の件でこちらを引っ掻き回した負債はまだ払い終わっておらぬのだからな?”

    ノゾミ「パヒャッ……勘弁してよ~先生~。」

    ヒカリ「やることはやるけどさ~……こっちもやることあるんだよね~……。」

    ”やること、だと?”

    ヒカリ「先生、何か気づかない~?」


    ノゾミ「スオウがどっか行っちゃったんだよね~……。」

  • 28雑多SSのスレ主25/02/23(日) 09:25:59

    私は何がしたかったんだ?

    色んな所を、何度も何度も何度も、裏切って裏切って……。

    挙句の果てに、列車砲まで持ち出そうとして…。

    だが、裏切りも狙い通りにはならず、

    列車砲も、次元の狭間に飲み込まれた。

    ホシノに、挑む機会すら、あの先生に……あの木に、奪われた。

    私は、何物でもないと、思い知らされた……。

    私は、何故生まれてきた?

    私は、何故生きている?

    何故、私はこの世界に生きている?

    何故、私はこの世界に【生かされている】?

    そんなこと、望んでなどいないのに。

    なのに、周囲は……世界は……私を【生かそうとしている】。

    そんな世界が……周囲が……皆が………人間が………私自身が………

    全てが、【憎い】。

  • 29ヒナ主25/02/23(日) 13:44:01

    ファリス『(レーヌ、ねぇ…ヒナに引き続きレナに似た名前だな)レーヌだな、分かった。さっきお前が無視したりそっぽを向いてたのはバッツにヒナだ。いきなり仲良くとはいかないだろうけどよろしく頼む』
    レーヌ『分かりました』『バッツさん、ヒナさん。先ほどはすみませんでした』
    ヒナ『あまり気にしてないから平気よ』(…ゴシュジンノウソツキ)『これからよろしくね』
    バッツ『とりあえず、名前ぐらいは声で認識できるようになってほしいかな』『毎回筆談するのは地味に辛い』
    レーヌ『分かりました、リスニング頑張りますね』
    『これからよろしくお願いします』ペコリ
    〜〜〜〜〜
    ファリス「…なぁ、どう思った?アイツのこと」
    バッツ「レーヌのことか?オメガのことは気になるけどそれ以外は別に、って感じ。ファリスは…」
    ファリス「…なんというか、チグハグな感じだ。文字の読解は十分なのに音声はからっきし。挨拶も普通なら声でするもんなのに、文字だけできると来た」
    ファリス(それに、名前を出す直前のあの感じは…)
    クルル「ファリスお姉ちゃん?」
    ファリス「…いや、なんでもない。後あんまりレナの前で言うなよ、それ。」ハーイ
    ヒナ「とりあえずは、エミリー達に図書館で聴く練習させておくわ」

  • 30ヒナ主25/02/23(日) 15:47:32

    《もしもーし、聞こえるかー、聞こえるなら返事してくれー》
    バッツ「どわぁ!なんだなんだ!?」
    ファリス「誰だっ、いるなら出てこい!」
    《聞こえとるなー、そんならお主らに渡した【竜の紋章】に向けて話しとくれー、後そっちにはおらんぞー》
    クルル「えっと…(ゴソゴソ)あった。…はい、もしもし?」
    《おお、よく聞こえるぞ!わしじゃ、神龍じゃよ!久しぶりじゃのう》
    クルル「…切ってもよろしいでしょうか」
    《切り方知っとるんか?まぁ仮に切ってもこれ念話じゃから、ミュートだろうと勝手に送っちゃえるからのー》
    クルル(この開幕津波野郎め…💢)「それで、なんですか。今までだんまりだったのに急に呼び出すじゃないですか」
    ヒナ(あんなクルル、初めて見た)
    バッツ(あの出会い方は無いからな、うん)
    《それがのー、ちょいと困ったことがでてきての。確か三日月島の近くじゃろ?南の森(黒チョコボの森)に来てくれんか。あそこから人目につかんからの》
    クルル「…来なかったら?」
    《無論、来るまで念話送る》
    クルル「…分かりました。」ブツッ
    ファリス「あ〜、クルル?『…何?』もっかいぶっ飛ばそうぜ、アイツ」
    クルル「…ふふっ、いいわねソレ」
    ヒナ(なんか聞いちゃいけないような事話してた気がする)

  • 31雑多SSのスレ主25/02/23(日) 17:17:41

    ~次元の狭間 シッテムの箱の領域~

    アロナ『先生って、本当に邪悪な存在なのでしょうか?』
    プラナ『先輩、いきなりどうしたのですか?』
    アロナ『先生は、1本の木に人々の邪悪な心が集まった結果生まれた存在なんですよね?』
    ”……そうだ。何度も言うておるではないか。”
    アロナ『でもその割に、先生って凶悪そうな雰囲気に見えないんですよね。木なのに、どこか人間臭いというか…。』
    プラナ『同意。邪悪な存在ならば人殺しを喜んで行う可能性が考えられますし、例の”契約”とやらにも相当な抵抗を見せるのではと思います。ですが…。』
    ”殺しを喜ばず、契約にも抵抗せぬということか?”
    アロナ『はい。』
    プラナ『はい。』
    ”……ちょうどいい機会か。貴様等にも話すとしよう。………私はこのキヴォトスに来てから、しばらくの間トリニティ古書館に籠った期間があった。”
    アロナ『ですね。この世界のことを調べてるのかと思いましたけど?』
    ”その際に宗教関連の書物を読んで知ったのだが……『7つの大罪』に、私は興味が沸いたのだ。”
    プラナ『7つの大罪……傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲の7要素のことですね。』
    ”私を構成する邪悪な心は、当然だがそれらの要素が主成分となっている。”
    アロナ『そうなんですね。』
    ”だが、書物によってはそれら7つの罪こそが人を人足らしめる重要な要素でもあると書かれていた。それで私は改めて研究を重ねた。それで分かったが……”

    ”これら7つは、闇だけでなく、光としての側面もあるのだと気づいた。”

    プラナ『光としての側面、ですか…。』

  • 32雑多SSのスレ主25/02/23(日) 17:32:34

    ”傲慢は己を過信する愚かな心だが、そもそも己を強く信じられぬ者の心に光は灯らない。”
    ”嫉妬は他者を妬む愚かな心だが、その他者を超えることを指標とすることで心に光を灯す。”
    ”憤怒は他者を攻撃する危険な心だが、その怒りが理不尽を打ち払うことで光を取り戻す。”
    ”怠惰は惰眠を齎す愚かな心だが、傷つき疲れ果てた心を休ませ癒すことで光を回復させる。”
    ”強欲は何かを求め続ける愚かな心だが、言い換えればそれは願い…光を手にし、光にならんとする。”
    ”暴食は延々と貪り続ける醜い心だが、そもそも人は食べることで命を繋ぎ、光を灯し続ける。”
    ”色欲は尊厳を貪る醜い心だが、その「色」によって人々は命を次へ繋ぎ、光を子孫へと託す。”

    ”この7つの罪は、光を齎す重要な要素でもあるという事だ。”

    アロナ『おおお~~~~……。』
    プラナ『……そういう事ですか。』
    ”つまり、私が邪悪なる心で生まれた存在であるにもかかわらずこうして人のように振舞えているのは…邪悪なる心の殆どが「光にもなりうる心」であるが故、ということだな。”
    アロナ『凄いです先生!やっぱり先生は凄いお方です!』
    ”ファファファファファファ!褒めても実くらいしか出んぞ?”

  • 33雑多SSのスレ主25/02/23(日) 17:51:13

    ”だが……。”
    アロナ『?』
    ”邪悪なる心……この中に、7つの罪から漏れ出すことで生まれ、そして決して光になり得ない心が存在する。”
    プラナ『……それは何でしょうか?』

    ”憎しみ、だ。”

    アロナ『……。』
    プラナ『憎しみ、ですか……。』

    ”我が内にも存在する心故、私にはわかる。7つの罪から光が生まれるが、時に暗く深き憎しみが滲み出る。”
    ”大抵は光によって憎しみは焼き払われるが……これが光をも飲み込まんとするほどに膨れ上がり、やがて爆発する場合がある。”
    ”光は強大な力を齎すが、憎しみと言う闇もまた、同等かそれ以上の力を齎す。”
    ”光は全てをあるべき形にするが、憎しみは全てを歪め壊してゆく。”

    ”これを見よ。”(雑学サイトのページを見せる)
    アロナ『これは……ひえっ、〇人チンパンジー!?』
    プラナ『キヴォトス外の某国で凶暴化したチンパンジーが人間を襲って〇害したという事件ですね。』
    ”本来野生動物は人間のような心は持たない。だが、愚かな人間達の”強欲”に晒された結果、人間達に対する恨み……憎しみを抱くに至った。そうして怨恨のまま、食わぬ〇戮を繰り返した結果…魔物へと至った。”
    プラナ『…魔物と称するのですね。』
    ”このチンパンジーも、ある意味私に近い存在だろう。だが私は7つの罪も持った存在だが、これは7つの罪を持ち得なかった。そこが違いだ。”

    ”エデン条約事件でも渦巻いていた、憎しみ……。”
    ”それを手にし、集め、ばら撒き、齎した根源……ベアトリーチェ。”
    ”ネオエクスデスの二の舞を懸念し、あえて命を奪わずにおいたが…”
    ”ヒナからの報告もあって、私は奴を今も警戒している。”
    ”高純度に膨れ上がった憎しみが、一体どうなるのか…何をもたらすのか。”

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 00:24:45

    枯れ木からミジンコになるのか

  • 35雑多SSのスレ主25/02/24(月) 02:02:46

    ハイランダーにも、居たくなかった。

    気が付けば、当てもなく彷徨い歩いていた。



    私は、何故生まれてきた?

    私は、何故生きている?

    何故、私はこの世界に生きている?

    何故、私はこの世界に【生かされている】?

    そんなこと、望んでなどいないのに。

    なのに、周囲は……世界は……私を【生かそうとしている】。

    そんな世界が……周囲が……皆が………人間が………私自身が………

    全てが、【憎い】。

    憎い。

    憎い。

    憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。憎い。

    気が付けば、不気味な暗闇の中にいた。
    夜の帳ではない、毒々しい…でも、今の私には心地よい闇の中に。

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 02:06:17

    ゼロムスかな?FF14の召喚シーンと似ているような…

  • 37雑多SSのスレ主25/02/24(月) 02:41:33

    エヌオー【さて、まさかこのような事態になるとは…。】
    黒服「クックック……よもや彼女がここまでの芸当をするとは。」
    マエストロ「ある意味、これも『崇高に至った』と見るべきであろうか?」

    (ベアトリーチェを凍結させていた氷が砕かれており、ベアトリーチェが居たであろう氷の中にはべったりと粘液状のダークマターがぶちまけられていた)

    黒服「この液状物質…エクスデス先生もクラフトで生成していた『ダークマター』ですね?」
    マエストロ「完全なる暗黒物質…第3世界においてもキヴォトスにおいても、未だ解明されていないオーパーツ…。」
    エヌオー【普通はそうだが、ここにあるダークマターはまた別次元の概念……真にして純粋なる暗黒の心、『憎しみ』が形を成した存在だな。】
    黒服「憎しみ、ですか…いかにも彼女が利用しそうな物質ですね。」
    エヌオー【此度はそうではないな。かの女がダークマターを手にしたのではない。女自身が純粋なる暗黒物質に「転化」を果たしたが故に体液として生成されたのであろう。】
    マエストロ「この暗黒物質が彼女の体液…すなわち血!?ベアトリーチェよ、あなたは一体何になったのですか!?」
    エヌオー【……このままでは第3世界もキヴォトスも攻撃されるであろう……観測対象を失うわけにはいかん……黒服よ、貴様はメッセンジャーとして第3世界へ向かい、彼らに警告せよ。護衛としてアポカリョープスを連れていくがいい。】
    黒服「御心のままに。」
    エヌオー【マエストロはキヴォトスへのメッセンジャーとして向かってもらう。護衛はハリカルナッソスだ。】
    マエストロ「おぉ、かの次元城の王が護衛してくださると!何という光栄!!お任せあれ!」

    エヌオー【さて、私はこのダークマターを……『憎しみ』を、無に帰さねばな。】

  • 38雑多SSのスレ主25/02/24(月) 03:04:59

    私の心には、いつも「憎しみ」が渦巻いていた。

    誰に向けての物なのか、どうして抱くのか、何もわからないのに。

    どんなに発散しても、晴れることのなかった「憎しみ」。

    私を利用したカイザーコーポレーション、私を拾ったセイント・ネフティス、ハイランダー鉄道学園。

    私を拾い、手助けしてくれた『恩』というものは知識としては知っていた。

    だが、心で理解は出来なかった。だから、簡単に裏切れた。

    それくらい、周囲の全てが「憎かった」。理由などない、必要ない。

    そんな私は今、ようやく初めての「心地良さ」の中にいた。

    私の「憎しみ」を認め、見出してくれた存在……かつて「ベアトリーチェという女だった存在」は、私を真っ黒な綿で包み込み、私を癒し染め上げて行く。

    ホシノに敵わなかった私の「神秘」が……「恐怖」ではなく、「憎悪」へと転化してゆくのを感じる。

    あぁ……私が生まれた理由が分かった。

    私は………このために生まれてきたのだな。

    彼の者……真なる暗黒……純粋なる憎しみ………


    『ゼロムス』様の、忠実なる僕となるために。

  • 39ヒナ主25/02/24(月) 09:08:55

    (今のスオウ、ギルガメッシュが見たら呆れそうなそうでもないような[アイツ何度でもバッツ達に挑んでるし]…ギルが先生なってもそれはそれで面白い青春物語になりそう)

    〈黒チョコボの森〉
    ヒナ「こんな所に招くだなんて、お相手は相当な偏屈なのかしら?」
    バッツ「いやぁ~あいつは偏屈というか、むしろ人に見せちゃいけないというか…あぁ、あれだな」
    〈森の中心にある大木の前に宝箱が置かれている〉
    〈宝箱とその下にあるモノから尋常じゃない圧が溢れている…〉
    ファリス「ここ付近で魔物を見ないと思ったらこれが原因か…。圧が強すぎて黒チョコボも寄ろうとしないのはおかし…くもないな、これは黒チョコボがかわいそうだ」
    クルル「あの下の魔法陣、森とミスマッチすぎるね。…ごめん、ちょっと現実逃避したかったの」
    ヒナ(クルル、どうしちゃったの?なんというか、やつれて見えるわ…かつての私みたいに)
    バッツ「(出会いが最悪すぎたからなぁ…)一応ファリスは『降ろす』準備しててくれ。そんじゃ開けるぞ」ギィ
    〈宝箱からモンスターが!〉
    《わーはははは!良くぞ儂を蘇らせた!儂こそが偉大なる存在、【神「帰るか」だぁあ待て待て!待ってくれぇ!》
    ヒナ「えっ………えっ??」(宇宙ヒナ)
    ファリス(あいつ、あんなキャラだったんだな…)

    クルル「それで、なんなの一体。つまらなかったらサンダー打つから」
    神龍《ワシこんなに軽く扱われるような存在じゃないんだけどなー(ピリリ…)悪かったから待ってくれ…》
    ヒナ(なんというか、面白い人…じゃなかった龍ね)
    ファリス(そんぐらいの認識でいれる辺り、ヒナも強くなったよなぁ)
    ヒナ(それにしてもクルルはなんであんなに辛辣なの?)
    バッツ(あいつと出会ったのエクスデス倒す直前でな、そんときも宝箱から待ち伏せ喰らってな)(そこで一発やられたのがまだ足引っ張ってんだよ)
    ヒナ(さっきファリスに何か言ってたのは…)
    バッツ(最初にほぼ確殺の【タイダルウェイブ】ぶっ放してきたから)『うわぁ…』
    クルル「…用件だけ言って?」
    神龍《うぅ…その箱の中身を持ってってほしいのだ》
    ファリス「箱の中身?」パカ
    〈箱の中には【怪しい剣状の翠石】が入っていた!〉

  • 40ヒナ主25/02/24(月) 09:40:03

    ファリス「…なんだこれ」
    神龍《ワシの知らぬうちにそいつがワシのいる宝箱に入っていた。》
    バッツ「それをなんで俺たちに?」
    神龍《…光がな》「光?」《それが放つ光…やばいんじゃ。ワシすらやられそうだった》
    ファリス「ふーん?」ヒョイ
    〈翠石の剣は穏やかな光を湛えている…〉
    ファリス「…別になんてことないんだけど」ピカッ!
    神龍《ひ、ひええええ!》〈いつの間にか持ち出した(!?)キングベヒーモスを盾にした!〉
    【メタモルフォース】 『干し肉 に な る が い い!』
    〈激しい光がキングベヒーモスを包む!〉〈なんとキン(ryが光に消えて干し肉が溢れだして山を作った!〉
    バッツ「う、うわああああああ!??」
    クルル「これは…うん、やばいね」
    神龍《分かってくれるか!こんなのがいつ出てくるかと思うと怖くて、最近一睡もできてなかったんだぞ!!》
    ファリス「お、おう…辛かったんだな」(フワァァ…)「…えっ」
    〈剣の石から柔らかな光がバッツ達、それとヒナのデストロイヤーに吸い込まれてった…〉

    【召喚獣 ラグナロック!】

    クルル「召喚獣…獣??」
    神龍《いや心配するところそこか!?というかひょっとして名前似てる剣入ってただけで殺されそうだったのワシ!?》
    ファリス「あーはいはい、愚痴は後で聞いてやるから《ひどい!》…敵をアイテム化する光、ねぇ」
    バッツ「二次被害って意味でも取り合いって意味でも人の目があるところじゃ使えねぇやつだ…」
    ヒナ「私も制御する方法見つけないと…これあっちで光ったらまずいどころじゃないわ」
    神龍《…一応帰る前にもう一つ》
    ファリス「…なんだ?」
    〈神龍がポータル?を開けると、そこから干し肉やらスーパーボールやら溢れだした!〉
    神龍《あの光、宝箱から漏れ出してな…そいつらが箱の中満杯で仕方ないから貰ってってくれ》
    バッツ「貰い切れるかぁあああああ!」

  • 41ヒナ主25/02/24(月) 10:02:00

    アイテム一覧
    〈ベヒーモベーコン〉
    キングベヒーモスの【干し肉】。厚い肉質と赤身と脂身のバランスの良さが特徴。単体ではかなり固いが、筋切りと炎魔法による処理で程よく柔らかくなる。適正は焼きと煮込み系。油を使ったチャーハンも大変美味。
    ff5だと単体はただの材料、焼いて【ベヒーモステーキ】にすればHP全快と力、攻撃力+30(戦闘中のみ)
    (神龍エリアにはキングベヒーモス出てきませんでした、ごめんなさい)

    〈スーパーボール〉
    ムーバーがアイテムになってしまった…(投げてもABPは手に入りません)仕様としてはff6のスーパーボールと同じ。256×1~32のランダム定数を【全体】に与える。一度使えばなくなるが一般人でも使えてしまうのでモブに持たせてはいけない物品の一つだろう

    〈クリスタル液〉
    シングの欠片(??)。見る方向によって赤・青・緑・黄色の光を放つ。素材に塗り込んでクリスタル…ジョブの力を扱える…かもしれない

    〈石英の髪留め〉
    水晶竜のレア変化(ノーマルは竜の牙)。水晶からなる鱗型の髪留め、七色に輝いて美しい。機能としては魔力増幅(+3)のほか、あらゆる状態異常(ブルアカでいうCCとデバフ)攻撃を確率で無効化、ランダムで有利な状態異常(透明、浮遊、分身など。ブルアカならステバフ、特攻、耐性upなど)を付与するというユニークなものがある

  • 42ヒナ主25/02/24(月) 10:41:49

    【先生、ちょっと報告があります
     こちらで石みたいな剣…剣状の石?を見つけました
     この石が放つ光、敵をアイテムにするというものですが、先生には心当たりがありますか?
     関連する資料と変化したアイテムを送ってみます】

    【txt.ラグナロック】
    【ラグナロックのメタモルフォースでシーザーが干し肉になっていく映像】
    【ベヒーモベーコンたくさん】(先生&【美食】【便利屋】含むゲヘナ、アビドス、ミレニアム、トリニティ用)
    【スーパーボール多数】
    【石英の髪留め】
    【クリスタル液】

  • 43雑多SSのスレ主25/02/24(月) 16:40:08

    【報告は受け取った。
     まずは物資転送、ご苦労であった。
     件の剣の召喚獣ラグナロックだが……私も初めて知った。
     第3世界のどの伝承にも記載は無かったはずであるし、キヴォトスのトリニティ古書館やミレニアムのアーカイブデータにも記載は無かった。
     完全に異なる異世界から次元の狭間を通じて流れてきたモノであろう。次元の狭間なら何が起きても不思議はない。
     受け取った肉以外のアイテムに関してはミレニアムで分析にかけてから分配する。
     肉も各校に分配するが、私自身は木ゆえ食えぬからな。その分は百鬼夜行と山海経に分配した。
     あの2校には食に精通する者が属しておるからな。彼女等なら良き具合にしてくれるであろう。

     こちらでは無事にクリスタルを発見し、各校で防衛体制を築いているところだ。
     その過程で土のクリスタルはアビドスゆえ人員が足りず、ハイランダーに応援を指示したのだが…

     ハイランダー監理室の、朝霧スオウが行方不明となっているという報告が入った。

     この名はお前もシェマタ事件で耳にしておろう。
     シャーレとして調査に入ったのだが……足取りを辿る中で『次元の狭間に入った』と思しき痕跡と、極微量のダークマターを検出した。
     場合によってはそちらに現れる可能性があるやもしれぬ。念頭に置いておくのだ。】

  • 44雑多SSのスレ主25/02/24(月) 19:10:56

    ~アビドス砂漠 アビドス水晶線敷設工事現場~
    (以下全て無記名はハイランダーモブ、オリ部名あり)

    「土のクリスタル防衛のための警戒線を張る目的で敷設される路線、かぁ…。」
    「クリスタルから取って「水晶線」なんだってね。」
    「ま、アタシたち路線敷設部にかかれば敷設なんてあっという間さ。」
    「シャーレが全面サポートしてくれるし予算もシャーレが全部出してくれるんだってね。」
    「おかげで稼ぎとしても美味しい思いをさせてもらってるけど……。」
    「何せ砂漠だからね~。日中担当の早番も大変だけど、夜中担当の遅番なアタシらもアタシらで、ねぇ?」
    「そりゃま、砂漠の夜はねぇ…ぶえっくしっ!!」
    「ところで聞いてる?監理室の…。」
    「あぁ~、朝霧スオウが行方不明って話よね?」
    「まぁ以前の列車砲事件でもいろいろやらかしてたし、流石に退学かなぁ?」
    「でも肝心の本人がいないから退学届も書きようがないし、出来たところで今度はどこへ、だしねぇ。」
    「近場で言えばアビドスだけど、あそこともいろいろやらかしたらしいしね。」

    ガタンゴトン…ガタンゴトン…ガタンゴトン…

    「ん?」
    「列車の音??」
    「ちょっと待ってよ?まだここ工事中だよ?」
    「まさか路線ミス?」
    「ちょっとCCCに連絡を……」

    ガタンゴトン…ガタンゴトン…ガタンゴトン…シュポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 19:32:41

    まさか、召喚獣グラシャラボラスや魔列車じゃないよね?

  • 46雑多SSのスレ主25/02/24(月) 20:43:28

    ~後日 現場にて~

    ”………ダークマターが残留しておるな。”

    ノゾミ「い~や~、こりゃまたひどい有様だね……。」

    ヒカリ「敷設部の子達、怪我の治りがダークマターのせいで遅いって…。」

    ”トリニティ産の聖水で除去できたのが救い、か。”

    イチカ「それで私が呼ばれたんスねぇ。」

    ”そういうことだ。そしてアヤネよ、クリスタルの方はどうだ?”

    アヤネ「今のところ問題ありません。ダークマターも無く、全くの無傷です。」

    ”よし……アビドスの者達はそのままクリスタル前に待機だ。ノゾミ、ヒカリ、イチカ、私と共に来い。”

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ”例の謎の列車とやらが来るのは夜……なれば、夜中を狙い追撃するまで。”

    ヒカリ「そのために~、先生の木片をいろんなところにばら撒くなんてね~。」

    ノゾミ「おかげでうちらは戦闘車両で待機してるだけ~。楽ちんだよね~、パヒャヒャ!」

    イチカ「こんな調子で大丈夫ッスか~この子達?」

    ”曲がりなりにもハイランダーの上層部の者達だ。やるべきはわきまえて………む、我が一部が反応したぞ!”

    ノゾミ「路線は!?」

    ”アビドス線、第13区域目だ!”

    ヒカリ「じゃあ整備車用線路で行けるね!出発進行~!!」

    イチカ(……発車になった途端目が変わったッスねぇ。流石はってところッスか。)

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    イチカ「そろそろじゃないっスか~?」

    ノゾミ「先生~?なんにもいないじゃな~い?」

    ”確かにこのあたりのはずだ。ダークマターも舞っておる……姿を隠したか?”

    ヒカリ「あ、待って~!後ろから来た~!」

    イチカ「何ッスかあの不気味な列車!?」

    ノゾミ「パヒャヒャ!うちでも知らない規格とかナメてんじゃ~ん!!」

    ヒカリ「戦闘車両、機関砲よーい!」

    ”来るぞ!”

    【FFXIV - OST】次元の狭間オメガ零式:シグマ編1層〖シグマ〗《A Battle Decisively》作業用BGM 高音質


  • 47雑多SSのスレ主25/02/24(月) 21:23:54

    (車両屋上甲板に立つイチカとエクスデス、機関砲台に乗り込むノゾミとヒカリ)
    イチカ「みんな行くッスよ~! ヘ イ ス ガ !」シュイイイイイイイイン!!
    ”ほぉ、魔導円盤が役立ったか! マ イ テ ィ ガ ー ド !”シュイイイイイイイイン!!
    ノゾミ「パヒャヒャ!こっちだってやってやるよ~!魔法銃 フ ァ イ ガ !」キュピーン!!
    ヒカリ「じゃこっちの砲台に~、魔法銃 ブ リ ザ ガ !」キュピーン!!
    シュポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!(魔列車は汽笛を鳴らした!)
    (そして魔列車から鬼火が弾丸のように飛んでくる!)
    ”こちらが戦闘態勢を取っても怖気付かずか…総員、撃て!!”
    ノゾミ「パヒャヒャ!待ってました~!!」ゴガガガガガガガガ!!
    ヒカリ「喰らえ~!!」ズガガガガガ!!!
    イチカ「やれやれ、こっちは残業ッスから…悪く思わないでほしいッスね!」ズガガガガガガガガガ!!!
    ”ファファファファファファ!後でじっくり残骸を調べさせてもらうぞ! ホ ー リ ー !!”シュゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!
    魔列車『』( 酸 性 雨 )ザアアアアアアアアアアアア!!!
    イチカ「うわちゃちゃちゃ!?何スかこれ!?」(防御デバフ)
    ヒカリ「あちちちち……ひえっ、砲身がサビッサビだよ!?」(防御デバフ)
    ノゾミ「ゲゲッ!?取り換えないとじゃ~ん!!」(防御デバフ)
    ”さっさと取り換えろ! ケ ア ル ガ !”キュピーン!!
    魔列車『』( セ イ ン ト ビ ー ム )パアアアアアアアアアアアアア……!!
    ”ファーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?”(こうかはばつぐんだ!)
    イチカ「先生!?」
    ”おのれ…聖属性を備えておるとは小癪な!”
    ヒカリ「先生~!砲身換え終わったよ~!」
    ”ならば聖属性を倍々にして返してくれるわ!魔法銃 ホ ー リ ー ×4!!”(生徒3人とエクスデスの全員に魔法銃)
    イチカ「ありがとッス先生!んじゃ、仕返しの時間ッスよ~!」ズガガガガガガガガガ!!!
    ノゾミ「パヒャヒャ!やってやんよ~!」ズガガガガガガガガガ!!!
    ヒカリ「調子に乗るのもいい加減にしやがれってやつです!」ズガガガガガガガガガ!!!

  • 48雑多SSのスレ主25/02/24(月) 21:57:26

    ズバァン!

    ”……何!?”
    イチカ「……え?」(訳も分からず撃たれて倒れる)
    ノゾミ「イチカちゃん!?」
    ヒカリ「今のって銃声!?」
    ”イチカ!”
    イチカ「な…何スかこれ……痛いッス……!」(右肩から出血、傷に黒い影がこびり付いている)
    ”これは、ダークマター!イチカよ、すぐに聖水を使え!”
    イチカ「は、はいッス……!」パチャパチャ…(黒い影が消える)
    ” ケ ア ル ガ !……いつまで隠れておる…姿を見せよ!!”

    コツ・・・コツ…

    スオウ『久しいな先生、いや……エクスデス。』

  • 49雑多SSのスレ主25/02/24(月) 22:23:18

    ヒカリ「え……?」
    ノゾミ「スオウ……なの?」
    ”……随分と禍々しい姿になり果てたのだな、スオウよ。”
    イチカ「……なんなんスか、アレ?」

    スオウ『……小鳥遊ホシノはいないのか?』

    ”今はここにはおらぬぞ。貴様……今まで何をしておった?”
    スオウ『私は憎いんだ。』
    ”憎い、だと?”

    スオウ『そうだ。憎い。私がどこの組織にも、どの学園にも馴染めないのはそれが理由だ。憎い。憎い。とにかく憎い。何もかもが憎い。』
       『私を生み出したこの世界が…私を生かそうとするお前達が…私を利用しようとする大人共が…。』
       『カイザーも、ネフティスも、ハイランダーも、アビドスも、ゲヘナも、トリニティも、ミレニアムも、百鬼夜行も、山海経も、レッドウィンターも、ワイルドハントも、オデュッセイアも、連邦生徒会も、タイクーンも、バルも、サーゲイトも、ウォルスも、カルナックも、イストリーも、ムーアも……キヴォトスの全てが、第3世界の全てが、憎くて憎くて仕方がない!!』

    イチカ「……うちらとはまた別方向で、狂いに狂っちゃってるッスね…。」
    ノゾミ「いやいやいや、何さその憎しみ方!?」
    ヒカリ「何でそんなに憎いのさ??何がきっかけなのさ??」
    スオウ『理由など無い!きっかけなど必要ない!!ただそこに在る!!それだけで憎いんだ!!』
       『私は全てが憎い!それは物心ついたころから…最初から、ずっとそうだった!育ててもらった『恩』なぞ、知識で知っても心では理解など出来ない!それくらい、全てが憎いんだ!!』

    スオウ『そんな中で、ようやく私は出会ったのだ。私の憎しみを認め、導いてくださる、あのお方に。』
       『紹介しよう。私が出会うべくして出会った存在……純粋なる憎悪…完全暗黒物質…真なる闇……。』

       『ゼロムス様だ。』

    ズオオオオオオオオオオ……!!

  • 50雑多SSのスレ主25/02/24(月) 22:39:37

    ノゾミ「ひえええええええええええ!!!!」
    ヒカリ「……一目でわかるわ…最高にヤバイ。」
    ”……この魂の波動…まさか、ベアトリーチェか!?”
    イチカ「はぁっ!?ウソッスよね先生!?」
    スオウ『半分正解だ。かつてはベアトリーチェという女だった存在だ。』
    ”……私の懸念が現実になったという事か…我々への憎しみを抱き続けた結果、純粋なる憎しみへと転化したのか!”
    スオウ『そうだ。そして私はゼロムス様の忠実なる僕となり、「朝霧」の姓を捨てた。』
       『私の名は、スオウ*ゼロムス、だ。』

    ゼロムス【    】

    スオウ『はい、ゼロムス様。今宵はこれにて。』
    ”待て!”
    スオウ『かつて私を痛めつけてくれた小鳥遊ホシノがここにいないのならば、これ以上いる意味は無い。』
       『魔列車共々、消し飛ぶがいい。』

    ゼロムス【 ビ ッ グ バ ー ン 】

    カッ!

    ”いかん!! ア ル テ マ !!”

    ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

  • 51雑多SSのスレ主25/02/25(火) 00:41:52

    ”……病院の天井を見るのは、イズミの失敗ポーション以来…か。”
    アヤネ「先生!!」
    シロコ「ん、良かった…。」
    ”…他の者はどうした?”
    ホシノ「イチカちゃん達ならみんな無事だよ~。」
    ノノミ「でもみんなダークマターまみれだったので、ヒフミちゃんに頼んでトリニティから聖水を新しく持ってきてもらいました。」
    セリカ「ノゾミちゃん達からの救難信号で駆け付けたんだからね…か、感謝しなさいよ!」
    ”わかった……それで、現場はどうなっておる?”
    アヤネ「酷い有様でした。何もかも吹き飛んでクレーターになってました。」
    ホシノ「ハイランダーの列車もめちゃくちゃに吹き飛んでたし、知らない列車もぐちゃぐちゃになってて…そっちは後から来たハイランダーの応援担当が回収してるって。」
    ”魔列車を回収したのか…。”
    シロコ「魔列車?」
    ~~~~~~~~~~~~~~~
    ホシノ「スオウ*ゼロムス……?」
    シロコ「そして、憎悪の化身ゼロムス…。」
    ”スオウの変貌っぷりは、かつてのホシノ*テラーを思い出させる。だが禍々しさは向こうが上だな。”
    ホシノ「うへぇ、嫌なこと思い出させるなぁ。」
    ”何にせよ、奴らは再び現れるであろう。クリスタルには気づいていないようだが、今の奴らの狙いは…。”
    ホシノ「私、だよね…。」
    ”そしていずれは、何もかもを標的として暴れるであろうな…他校にも伝達せねば。”
    アヤネ「……スオウさんは……どうなるのでしょうか…?」
    ”………。”
    セリカ「ホシノ先輩みたいに能力としてモノに出来たり、エクスデス先生みたいに手を取り合えたりとか…。」
    ”………。”

    ”(これは言えぬな。アレはもう……戻ることはないであろう…。)”

  • 52雑多SSのスレ主25/02/25(火) 01:14:01

    このスレ内における情報まとめ

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ・ゼロムス

    かつてゲマトリアのベアトリーチェだった存在が、周囲の全てを憎み続けたことによって『転化』した存在

    ベアトリーチェとしての意識は完全に溶けて無くなっており、ゼロムスと言う新生物となっている

    明確な目的もなく、ただひたすらに全てを憎み破壊することだけが行動理念

    全身の構成物質が完全暗黒物質こと「ダークマター」で構成されており、生徒達の『神秘』や光の戦士達の『光』に対しても浸食を行う事で攻撃や能力阻害などを行う事が可能

    ビッグバーンを中心に強力な魔法も使用可能で、『憎悪』によって理を捻じ曲げるという理不尽な手段で次元の狭間をも超えて世界間を渡り歩ける

    スオウを忠実な僕、すなわち『嚮導者』とし、キヴォトスや第3世界などを攻撃しようと狙う

    『憎しみ』という感情がある限り、たとえ倒されても時間をかけて無限に蘇る


    ・スオウ*ゼロムス

    どんな集団にも、どんな学校にも馴染むことが出来なかった朝霧スオウが、その原因を自らの「理由なき憎しみ」が原因であると悟り、その憎しみを受け入れてしまったことによって『神秘』が『恐怖』ではなく『憎悪』へと転化してしまった存在

    その憎しみによってゼロムスの元へと導かれ、『憎悪の嚮導者』となった

    ゼロムス由来の禍々しいダークマターのオーラを全身から放っており、銃撃にも『憎悪』のダークマターが乗るため生徒達や光の戦士達にも(浸食まで時間をかけるものの)大きなダメージを与えられる

    ゼロムス同様、行動理念は全てを憎み破壊することだが、かつて自分を叩きのめしていたホシノへの憎悪が一層強く渦巻いているためホシノ狙いで行動する

    当然だが、ゼロムス由来で様々な魔法も使用可能、敵専用魔法も可、自由に次元の狭間も行き来可能になっている

    完全に『転化』してしまったため、テラー同様元のスオウへ戻ることは、もう、出来ない

    彼女自身が、それを望まない

  • 53雑多SSのスレ主25/02/25(火) 03:31:03

    という事で、私もヒナ主様のことを言えないくらい、好き勝手やっちゃってます
    『恐怖』もまた、『光』を守るために必要な、人間の大切な『心』の要素であると、考えてます
    そして、光になり得ない、でも人間である以上逃げられない、それが『憎悪』

    それによって無限に復活できる存在となった、ゼロムスとスオウ

    言ってしまえば、何度も戦うことが出来る「総力戦ボス」の立ち位置になってもらおうと思っちゃったわけです

  • 54ヒナ主25/02/25(火) 11:09:54

    了解しました…
    彼女が、レイドボス(の配下)…


    〜〜〜〜〜〜〜〜
    「…………………」
    「……………………!」
    (この感覚…もしや、奴が?)
    〈男は懐から淡く輝くクリスタルを取り出した〉
    (今の私でも赦されるならば…照らし出してくれ)
    〈クリスタルの輝きが強くなり、砂漠でのある光景を映し出した!〉
    (ここは…?見覚えがないが。…っ!やはり、か)
    〈男の眼には嘗ての仇敵、ゼロムスが映っていた〉
    (やはり復活していたか!だが場所が分からぬ内はどうするにも…む?)
    (この少女、は…?)

  • 55ヒナ主25/02/25(火) 11:12:51

    先に言っておきます。
    私は、巷で流行ってる『曇らせ』とかBad onlyとか
    大っ嫌いな輩なので

    そちらとは趣向が違うかもですがよろしくお願いします

  • 56ヒナ主25/02/25(火) 11:21:06

    ※スレ主の内容を変更して欲しいわけではありません
    ただ彼女の行く末を書き足したいだけなので…

  • 57雑多SSのスレ主25/02/25(火) 11:34:12

    >>55

    むしろフォロー入れてくださってありがとうございます

    私は多少たしなめるクチではありますが、このスレではそれはするつもりないので助かります

    そもそもブルアカもFFもそういう趣旨ではないですしね

    こういう意見は、むしろ遠慮なく、忌憚なく言っていただきたいと思ってます


    ~~~~~~~~~~~~~~~


    【アコです。

     ヒナ委員長、とんでもない事態です。

     先生が救急搬送されました。

     命に別状はありませんけど…。


     敵は、ゼロムスと名乗ったそうです。

     朝霧スオウがその配下になったとも…。

     先生と同様、次元の狭間を行き来できるそうで…

     もしかしたら、そちらにも出現する可能性があるそうです。

     敵はダークマターで構成された肉体を持ち、『神秘』や『クリスタルの光』を侵食してダメージを与えてくるそうです。

     幸いトリニティ産の聖水で除去できますので、そちらでも聖水を確保して頂ければと思います。


     敵は、『憎しみ』の権化との事。

     憎しみに囚われれば逆に飲み込まれかねない、とも……。

     先生がやられて、私も腸が煮えくり返る思いですが…これは『怒り』であって、『憎しみ』ではないと自負してます!

     ヒナ委員長も、どうか憎しみには囚われぬよう…お気を付けください。】

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 20:02:34

    >>54

    セリフからして某兄さんか?

  • 59雑多SSのスレ主25/02/25(火) 20:04:53

    >>55

    朝霧の姓は捨てたと宣言、でも、「スオウ」という『名』は捨てない……そこがキーポイント

    今はそれだけ…

    ~~~~~~~~~~~~~~~


    ~ハイランダー鉄道学園にて~


    ”これが回収した魔列車か。”

    ノゾミ「見事にグシャグシャになっちゃったからね~…一応ウチで行けるとこは修復してみたけど。」

    ヒカリ「内燃機関は完全にファンタジーなやつだったからね…今はうんともすんとも言わない。」

    ”どれ……”

    (魔列車に触れるエクスデス)

    (体から枝を伸ばし、内部にも触れ、魔力を流し始める)

    ”……悔しさ、に満ちておるな。”

    ノゾミ「悔しい?」

    ヒカリ「え、もしかしてAI搭載?」

    ”ファファファ…確かに貴様等キヴォトス人ならそういう発想にもなるか。”

    ”今この魔列車を我が魔力で調べたのだが…元々こやつ自体が、一種の『召喚獣』だったようだ。”

    ノゾミ「召喚獣!?」

    ヒカリ「え、まさか生き物!?」

    ”名は『グラシャラボラス』。次元の狭間の向こう側、こことはまた違う魔界を走る、列車の姿をした幻獣だったらしい。”

    ”だが、ゼロムスに捕らえられ、スオウによって望まぬ改造を施されてこの姿になったようだ。”

    ヒカリ「わざわざそういうのを攫って改造って……。」

    ノゾミ「何だ、やっぱりうちの学校に未練あるんじゃん。パヒャヒャ!」

    ”そして奴らの下僕として走らされ、挙句に先日の攻撃だ。こやつは気まぐれに見捨てられたのだ。”

    二人「「………。」」

  • 60雑多SSのスレ主25/02/25(火) 20:18:53

    ”ノゾミ、ヒカリ。”
    ノゾミ「何々~?」
    ヒカリ「ん~?」
    ”お前達…二人でこの召喚獣…グラシャラボラスと『契約』する気は無いか?”
    ヒカリ「へ?」
    ノゾミ「おぉ、あのペロロジラとかゴズとか、あと光の戦士が呼んだバハムートみたいなアレができるってこと!?」
    ”そうだ。お前達はスオウを再びこちらに引き戻すために、今一度ゼロムスと相まみえる必要がある。”
    ノゾミ「…。」
    ”そして、グラシャラボラスは…救い出してくれたお前たち二人への恩返し、そして自身を攫い利用し捨てたゼロムスへ一矢報いるという目的がある。双方、利害は一致しておろう?”
    ヒカリ「……まぁ、そうね~…。」
    ノゾミ「ていうか、恩返しって……何かこっぱずかしいよ~!」
    ”お前達は既に、ファイガブリザガを使えるほどの魔導士の才を持っておる。ならば、問題はあるまい?”

    ノゾミ「まぁ、うちら栄えあるハイランダー鉄道学園のCCCだし~、そこに列車の召喚獣が加わるってのもオツだよね!」
    ヒカリ「りょうか~い!そんじゃちゃちゃっと契約しよ~!」

    ”ファファファファファファ!それでこそだ!”
    ブウウウウウウウン………
    ”どうやらグラシャラボラスもお前達の意気込みを感じ取ったようだな。では、契約を行う!”
    (エクスデスが構えると同時に、ノゾミとヒカリと魔列車の下の地面に魔法陣が浮かび上がる)
    ”祝詞は頭に浮かんで来よう?行け!”

    ノゾミヒカリ「「はい!……”我等、汝との契約を所望す…グラシャラボラスよ!我がもとへ!!”」」

    ビキッビキキキキッ!!!
    (二人の祝詞に反応し、魔列車の外装がひび割れる)
    ガシャーーーーーン!
    (スオウによって被せられた外装が砕け散り、グラシャラボラスとしての真の姿が顕となった)

  • 61ヒナ主25/02/25(火) 20:19:04

    【了解したわ、アコ。
     此方はバッツ達と連携して連絡手段の準備と防衛の強化を図るわ
     アコ達はトリニティやミレニアムと一緒にゼロムスへの警戒を巌として欲しい。
     …まだ帰る事はできないけど、アコも無理しないでね】ピッ
    ヒナ(朝霧スオウ…そちら側に立ってしまったのね)(最悪の場合、私たちの手で彼女をーー)
    ヒナ「…駄目、悪い方向に考えるな。出来ることからやって行きましょう」
    ヒナ「早くバッツ達に…あとシド博士とギード様にも相談するべきよね」

  • 62雑多SSのスレ主25/02/25(火) 20:36:53

    グラシャラボラス『ォォォオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!』

    ヒカリ「ヒエッ…!?」

    ノゾミ「外装の下がこんなだったなんて…凄い面構えね!?」

    (そしてグラシャラボラスの姿が消え、淡い緑色の光の玉となって二人の元へと吸い込まれていった)


    『召喚獣 グラシャラボラス』


    ノゾミ「いえ~い!!」

    ヒカリ「やったね~!」

    ”ご苦労。早速試し…いや、『試運転』をしてみるか?”

    ノゾミ「もち!!」

    ヒカリ「ろん!!」


    (イミテーション・ドルムキマイラ)

    ”では行け!”

    ノゾミ「ほいさっさ~!」


    ノゾミヒカリ「「契約者の連名において許可する!!発進せよ、グラシャラボラス!!」」

    『 果 て し な き 暴 走 』

    【ff8】G.F. グラシャラボラス


  • 63ヒナ主25/02/25(火) 20:53:12

    >>59

    彼女の先のこと考えてたんですね、恥ずかしい…

    頭ん中でスオウ*ゼロムスのifストーリー考えちゃってた

  • 64雑多SSのスレ主25/02/25(火) 20:57:48

    >>63

    ハッハッハ何を恥ずかしがっておりますか

    むしろあなた様の>>54のおかげで先が広がったのです

    救ったのは間違いなくあなた様なのです

    どうか誇ってください


    そしてそのifもぶちまけちゃっていいのですよニッコリ

  • 65ヒナ主25/02/25(火) 21:01:17

    >>64

    やっちゃっていいんです??

    ぶっちゃけるとスオウが先生の下を離れる形になっちゃうっすよ??

    ff側に行くことになっちゃうっすよ???

  • 66雑多SSのスレ主25/02/25(火) 21:06:34
  • 67雑多SSのスレ主25/02/26(水) 00:19:25

    ~トリニティ総合学園 ティーパーティー ラウンジ~
    (シッテムの箱で写真を見せるエクスデス)
    セイア「ゼロムス、か…。」
    ミカ「これが、あのベアトリーチェの成れの果て、なの?」
    ”ネオエクスデスと同様、ベアトリーチェとしての自我は完全に無くなっておったがな。”
    ナギサ「憎しみの化身……。」
    ミカ「ナギちゃん?」
    ナギサ「先生が整えて下さった、あの復讐の機会の時……私は、ミカさんやセイアさんを散々傷つけられた恨み…即ち『憎しみ』に染まってしまっていました。」
    セイア「それで、自分もゼロムスに惹かれてしまうのでは、と?」
    ナギサ「………。」
    ”それはあり得んだろう。貴様は多くの光に守られておるではないか。そしてそれを貴様は拒んだりはせん。そうであろう?”
    ナギサ「光……。」
    セイア「それはつまり、この私や…」
    ミカ「私達のこと、だよね!」
    ナギサ「ミカさん…セイアさん……!!」
    ”スオウは自らの意思で光を蹴ってしまった…”

    マエストロ「そうして『神秘』が、『恐怖への反転』ではなく、『憎悪への転化』に至ってしまった…ということか。」
    ハリカルナッソス「全く、嘆かわしいものですね…紅茶が不味くなります。」

    ”…………何故しれっとこやつらがおるのだ??”
    セイア「先生に会うためにわざわざ待ってたんだ…。」
    ミカ「しかもあの魔物の女王さん、ナギちゃんと意気投合しちゃって……。」
    ナギサ「その……お茶の話ですごく盛り上がってしまいまして……。」
    ハリカルナッソス「私も予想外でしたよエクスデス。まさか人間とここまで茶の話題で盛り上がれるとは…フフフ♪」

  • 68ヒナ主25/02/26(水) 06:35:37

    とりあえず本筋をば…

    バッツ「憎しみの権化【ゼロムス】…話で聞く限りめちゃやべぇ奴じゃねーか」
    クルル「バッツがビビるだなんて珍しー…なんて、ふざけてる場合じゃないね。下手したらこっちまで飲み込まれるんだよね?」
    ヒナ「そうね。戦闘準備もそうだけど、今度の敵は心を平静に保つ方が重要だと考えるわ」
    レナ(業務から復帰)「平常心…ね、分かったわ。博士、ギード様。今何かできることはありますか?」

    ギード「うむ、こちらは図書館で資料を探しているが奴に関する資料は現状皆無。諦めるつもりはないが儂から出せるアドバイスは今のところない、すまぬ」
    シド「ワシんところは防衛の兵器作成を急がせておる。本当ならゆっくり集めるつもりだったが…緊急事態じゃ、バッツ達にも集めてきてもらいたいものがある。」(何かを取り出す)
    ファリス「…これは?」
    シド「内海に生息している【サンダーアネモン】の核、といったところかの。こいつが雷を蓄える性質を持っていてな、そのせいか他の魚や海鳥が嫌がる雷の多い地域でも良く生息しとる。ついでにそこまで強くもないからサーゲイトの兵達に頼んで集めてもらっていた。先ほどこれから雷の魔力を取り出せる研究に目途が立ったのでな」
    シド「本来なら港町でなくなってしまったカーウェン辺りに育てさせようかと思っていたが、今必要な量には足りなくなってきた」
    シド「最悪クリスタルの力を借りることも必要かもしれんが…あくまで最終手段じゃ。バッツ達、頼む。アネモンをなるだけ捕まえてきてほしい。倒すのではないぞ、お主らが倒すと決まって【雷迅の術】になるんじゃから」
    バッツ「おう。(クリスタル…)爺さん、ちょいと伝手があってな。こいつで何か作れないか?」
    シド「これは…クリスタル? それにしては液状にみえるし、感じる光も4つのそれと異なる…」
    クルル「狭間で見つけた…というよりそこのモンスターが変化したのを貰ったの。これならクリスタルの代用になれるかなー、って」
    シド「…分かった、やってやろうではないか。コイツならワシのクリスタル機構も活用できるじゃろうて。ミドや他の研究者も呼び寄せてくれ!すぐさま合成と研究に移るぞ!」

  • 69雑多SSのスレ主25/02/26(水) 08:54:49

    ”元々ゼロムスの事を事前に伝えるためのメッセンジャーとしてエヌオーに命じられた、か…。”
    マエストロ「その通り。残念ながら先を越されてしまったようだが。」
    ハリカルナッソス「私はエヌオーに復活させられ、護衛を命じられた。」
    ”……まぁ、こやつの生み出した魔物はまだしも、こやつ自身は貧弱だしな。”
    マエストロ「ヒエロニムスもグレゴリオも、まだまだ進化の余地がある!新たなインスピレーションを求める欲は止まらないさ!」
    ミカ「……こいつら新生ゲマトリアなんだよね?………折る?」
    ”やれ。……と言いたいところだが、ゼロムス関連の情報源になりうる奴らだ。まだやるな。”
    ミカ「はーい……ちぇっ。」
    ハリカルナッソス「フフフフフフ…可憐ながらも血気盛ん…面白い子に恵まれているのね、ナギサ。」
    ナギサ「誉め言葉として受け取っておきます、ハリカルナッソスさん。」
    セイア「しかし、やはり魔物としては異質に感じるねあなたは。先生曰く、魔物は「人を襲う事しか考えない」らしいのだが?」
    ハリカルナッソス「それは心外ね……確かに魔物は人間と敵対する存在。だが魔物も知性は万別、そして私のような境地に至った者には独自の「心」を得ることとなる。私がこうして、ティータイムを嗜むのが良き例よ。」
    ”……当時私に従ったのも、私の元で甘い汁を啜るためだったなそういえば。”
    ナギサ「……私は少し嬉しいですよ。こうして私の淹れた紅茶を喜んでいただけるなんて。」
    ハリカルナッソス「フフフ、可愛いこと言ってくれるじゃない。」
    ミカ「足組んで飲むのはどうかと思うけど……。」
    セイア「まぁ、当人たちが良いならいいのではないかな?」

    マエストロ「さて、ここからはエヌオー氏の意図の外となるが…。」
    ハリカルナッソス「そうね、エクスデスに話は通しておかねば面倒になる事、ですものね。」
    ”……貴様等、何がしたい?”ギロッ
    ミカ(あ、先生が睨んでる…)

    ハリカルナッソス「あなたが破壊した、旧アリウス自治区跡地。」
    マエストロ「あの地を我々に、買い取らせていただきたい。」
    ”………ファッ!?”

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 13:34:48

    出先から失礼します
    (間に合わなそうなので)

  • 71二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 17:07:02

    …………そういえば、出てきても違和感がない召喚獣……

    結構いますね

    ・白いクジラ『ビスマルク』
    ・異形の風神『パンデモニウム』
    ・豊穣の女神『ラクシュミ』
    ・慈愛の天使『セラフィム』
    ・機械版もある『ゴーレム』
    ・巨大な城型ゴーレム『アレクサンダー』
    ・変形する方舟『アーク』

    などなど……

    後、絵画のモデルにもなった『ラクシュミ』や荘厳な城である『アレクサンダー』なんかはマエストロも気に入りそうな気が……

  • 72二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 21:41:58

    前スレ200、ジエンドはスロットで出てくる魔法だからコユキにピッタリかも知れない

  • 73二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 22:12:03

    >>71

    ゲヘナならディアボロス(見た目悪魔)、パンデモニウム(名前繋がり)

    ミレニアムならハーデス(合成屋の時もあったから)

    アビドスならケツァクアトル(セトも雷属性だったから)

    トリニティならカーバンクル(宝石次第で効果は変わるし、宝石=お金持ちのイメージ)


    後はケットシー(見た目は6、もしくは7)とかもアリかな

  • 74ヒナ主25/02/26(水) 22:49:16

    バッツ「爺さん!兵士たちと協力してアネモン大分捕まえてきた…ぞ…」
    「クックック、お待ちしておりましたよ。光の戦士たち、そして空崎ヒナ。」「…ふむ」
    ヒナ「黒服!それに…」
    レナ「アポカリョープス!?貴方あの時に死んだはずじゃ…!」
    アポカリョープス「エヌオー様に蘇らせられてな…黒服、説明していなかったのか?」
    黒服「お互い会うこともないだろうと思ってましたのでね…しかし、メッセンジャーの役割は不発に終わってしまいましたか」
    ファリス「メッセンジャー…?」

    シド「むう、エヌオーもまた望まぬもの故送られてきた、か…そのベアトリーチェとやらはとことん迷惑しか起こさぬのぉ」
    黒服「最早意識も消え果てているのでこれ以上は無いといえば幸いなのでしょうかね…まぁ実際は大迷惑この上ないですが」
    アポカリョープス「この男の護衛が終われば私も手持無沙汰となるが…今は利害が一致している故、ゼロムスからの防衛線に共同で参加するのもやぶさかではない」
    クルル「…それ、明らかにゼロムスから技盗んで覚えようとしてるやつだよね?」
    アポカリョープス「そうだとして。どこから襲うか分からない以上、人手は多いに越したことはあるまい」『ぬー』
    黒服「それにしても、朝霧スオウ…神秘を捨て、人の形も棄てた命もどきに成り果てましたか」(バァンッ!!)
    ヒナ「黒服!!」
    レナ「あなた、一人の子供に何て言い草なの!」
    黒服「おや、それでは貴方達は彼女を『人』としてーーつまり彼女の体を元に戻しつつ、心を憎しみから解放することが出来る、と?」『『…っ!』』
    黒服「確かに奴…ゼロムスからの誘いはあったろう。しかしながらソレに乗り、自ら神秘と身体を捨て去ったのは彼女の意志に他ならない。奴のそれは結局…彼女に甘く見せた憎しみ(幻想)でしかないのだから」
    レナ「…ギード様!」
    ギード「駄目じゃ。クリスタルの光が生まれるのは無があるから。暗黒物質は光と無縁の存在じゃ…」
    レナ「…そん、な」
    黒服「現状は奴の侵攻に備えるしかないでしょう。こちらとしても打てる手は最大限打ちます。我々としても興味そそられるものが消え失せるのは御免被るのでね」

  • 75雑多SSのスレ主25/02/26(水) 23:57:09

    ”土地代をオリハルコンの延べ棒で払うか…”
    ハリカルナッソス「私は次元城の王ですよ?これくらいの財宝は余裕です。……さて、連邦生徒会とやらへの口利き、改めてお礼申し上げますよ、エクスデス。」
    ”……フン。”

    リン「先生、本当に大丈夫なのですか?」
    ”アンタッチャブルエリアとされてはいるが、境界線をヴァルキューレに監視させるという条件は飲ませた。それに…不良達のストレス発散手段としてはむしろ好都合だ。”
    リン「しかし、キヴォトスに魔物の領地が……。」
    ”私ももとは魔物だぞ?”
    リン「……。」
    ハリカルナッソス「安心なさい七神リン。私は次元城の王ハリカルナッソス、魔物達を統率する女王。そしてこれから私が行う興業は、このキヴォトスの闇に最高の興奮と歓喜を齎す!そう…暗黒物質など跡形もなく吹き飛ばす、盛大なる歓声が上がるのだ!!」

    ~それからしばらく~

    スケバン「なぁなぁ、旧アリウス跡地にすげぇもんが建ったんだってな!」
    スケバン「『竜の首コロシアム』だろ?すげぇ景品が手に入るんだってな!」
    ヘルメット団「こないだオーナー見かけたんだけどよ…魔物とは思えないくらいの美魔女だったぜ!」
    ヘルメット団「アタシこの前挑戦してきたんだけどさ~…ヘンな魔物に鼻息で吹っ飛ばされて終わりだったよ…。」
    傭兵モブ「あーアレね、何でも『しょーもないアイテム』を賭けるとアレがお仕置きしに来るんだって。」
    傭兵モブ「受付のタコが言ってたよな。確かテュポーン大先生?とか。」
    魑魅一座「連勝記録を伸ばしてるのはギルガメッシュに栗浜アケミだったっけ。」
    魑魅一座「あれ何だったんだろうな?紙袋被ったトリニティ制服の奴がペロロジラ召喚してたよな?」

    ハリカルナッソス「さぁ、挑戦者達よ!宝は目の前だ!我ら魔物達の持つ逸品の数々、奪えるものなら奪って見せるがいい!!」
    ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
    ハリカルナッソス「そして私に見せつけるがいい!お前たち人間の、飽くなき欲望と底力を!!そして打ちのめされ絶望する姿、あるいは勝ち取り歓喜に震える姿を見せるがいい!!」

  • 76雑多SSのスレ主25/02/27(木) 00:08:37

    ということでリクエストでもあったコロシアムを作りました
    オーナーハリカルナッソス、そして受付とお仕置き担当はもうお分かりですねw
    ~~~~~~~~~~~~~~~
    オルトロス「あぁ、女の子たくさん……しあわせ~♥」
    テュポーン「……フンガー」

    ”何だアレは?”
    ハリカルナッソス「狭間を超えて愚かにも城に忍び込んだので捕らえたのだが…魔物にしては愛嬌もあるし話が面白いので御伽衆として加えたのだ。特にオルトロス…私を見て『踏んでください女王様~♥』と自ら首を垂れてきたぞ♪」
    ”変態か。”

    スケバン「絡むんじゃねーよタコ!タコ焼きにして食っちまうぞ!」
    オルトロス「女の子に食べてもらえるなら本望さ………ポッ♥」
    スケバン「いちいちきめぇんだよ!早く受付しやがれ!!」

  • 77雑多SSのスレ主25/02/27(木) 07:58:28

    他にコロシアムに入り浸りそうなネームド生徒って誰かいるかしら

  • 78ヒナ主25/02/27(木) 08:43:43

    覆面クロコに力試しでネルあたりかな…(後で二人とも怒られる未来が見えるけど)

  • 79ヒナ主25/02/27(木) 13:11:47

    (これが本筋か、ifになるかは分からないけど)

    〜月面〜
    ???(この少女…奴の傀儡か?あの姿になってもまだ操る力は残されていたのか)
    「ふむ、空気がざわついていると思って来てみたら…何かあったのか?」
    ???「フースーヤ殿!起きていらっしゃったのですか」
    フースーヤ「奴から受けた傷もだいぶ回復しているのでな。そういうお前は大丈夫か?ゴルベーザ…いや、セオドールと言った方が良いか」
    ゴルベーザ「…いえ、その名はまだ私には早すぎます。この償いが終るまでは、奴から科されたこの咎を背負うつもりです」
    フースーヤ「そう、か」  「それで、そなたの焦りよう…何かまずいことが起きたようだな」
    ゴルベーザ「…ええ、とびきりまずいのが。こちらを見てください」
    フースーヤ「ふむ…っ!?この姿形…まさか、ゴルベーザ!」
    ゴルベーザ「恐らくそうでしょう…ゼロムスが、蘇った。それも我々の関与せぬ世界に」
    フースーヤ「奴め…我らの力の及ばぬ場所に逃げ、その上で破壊の限りを尽くすつもりか!」
    ゴルベーザ「それだけではありません。奴はまたも傀儡を作り、操っている…暗黒物質に染め上げた上で」
    フースーヤ「堕ちる所まで堕ちたか…!一刻を争うぞゴルベーザ、これ以上被害を出させるわけにはゆかぬ」
    ゴルベーザ「ですが、奴の出どころが分かりません。それに分かったとしてもそこへ向かう方法が…」


    「そこの問題は既に解決済み、と言っておこうか」

  • 80二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:38:21

    くっそどうでもいい事だけど、ハリカルナッソス的にモモフレンズ…というかペロロの造形はどんな印象を受けるんだろうか

  • 81雑多SSのスレ主25/02/27(木) 21:58:01

    >>80

    ハリカルナッソス「……カタストロフィとかフェアリーオークみたいな愛嬌を感じるわね」



    そういえばFF4にはTAという続編が出てますけど

    そこでは「バンド技」という、複数キャラで繰り出す合体技、複合技があるそうですね

    動画で見ましたけど……クッソカッケェ


    ブルアカ生徒でバンド技…あるいはエクスデスとのバンド技とか…考えたいけど俺の脳では現状思いつかん…

  • 82雑多SSのスレ主25/02/27(木) 23:27:24






    1.アビドス

    2.ミレニアム

    3.トリニティ

    4.ゲヘナ

    5.百鬼夜行

    6.連邦生徒会

    7.山海経

    8.レッドウィンター

    9.ヴァルキューレ

    10.シャーレ



    dice1d10=1 (1)

  • 83雑多SSのスレ主25/02/27(木) 23:48:11

    >>74



    1.タイクーン城

    2.バル城

    3.三日月島

    4.サーゲイト城

    5.古代図書館

    6.リックスの村

    7.海賊のアジト

    8.ウォルス城

    9.カルナック

    10.封印城クーザー



    dice1d10=3 (3)

  • 84雑多SSのスレ主25/02/27(木) 23:56:29

    セリカ「久々の校舎だ~!」

    ノノミ「クリスタル防衛をハイランダーに任せられたおかげでようやく帰ってこれましたね~☆」

    アヤネ「ですが任せきりもよくありません。定期的にクリスタルの様子は見に行かなければいけません。」

    シロコ「ん、そのローテを決める会議だね。」

    ホシノ「んじゃ~アヤネちゃん、いつも通り進行よろしくね~。」

    アヤネ「ホシノ先輩…いつも通りですね。」


    バチン!(停電)

    フッ………(昼間なのに一瞬で真っ暗になる)


    一同「!!!???」

    セリカ「え!?ちょっと、何これ!?」

    ノノミ「停電…って、今はお昼だよね!?」

    ホシノ「落ち着いて~みんな~、まずは手元の装備を整えて~……」カチッ(ライトをつける)


    (校舎の窓一面に見えるゼロムスの姿)

    (外の景色もしっかり真っ暗になっている)


    アヤネ「………へ?」

    ホシノ「!!!」

    シロコ「そんな……!?」


    (手のひらを合わせ、光を溜め始めるゼロムス)


    ホシノ「みんな!私の後ろに……!!」


    ゼロムス【 ビ ッ グ バ ー ン 】


    ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

  • 85ヒナ主25/02/28(金) 05:55:36

    >>83


    ゼロムス様に送られた先の空から、ある島を見下ろす


    そこには群れて会話をする人、畑で野菜を収穫して笑顔をなる人、子どもを追いかけて遊ぶ人…


    そいつらの見せる笑顔が、聞こえる声が、漂う土の香りが


    全て、何もかも全てが


    (憎い…憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!)


    心に反応して、私の体から真っ黒なものが溢れ出る


    それを手元に集め、奴らに解き放つ


    ああ 憎しみの中で破壊を撒き散らす


    なんて 心地良いのだろうか






    『どうやら、一番の当たりを引いたらしいな』


    『【マイティガード】』

    チュドドドドドドド!!!

  • 86ヒナ主25/02/28(金) 06:28:14

    >>79


    ゴルベーザ「! 何者だ!」

    「お初に目にかかる。私はエヌオー、暗黒魔術師だ」

    フースーヤ「暗黒、魔術師…(エヌオーに関する情報は今までなかった…別世界からの者か)」

    エヌオー「…ほう、そちらの老爺はなかなか賢いようだ。そうだとも、私は此処とは異なる世界からやってきた…正確には世界と世界の狭間、だがね」

    フースーヤ「(…!)お主、人の心はそうそう読むものではない。ましてや」『別に操りなどしないさ、そういった暗黒魔術が無い限りは』「…貴様っ!」

    ゴルベーザ「落ち着いて下さいフースーヤ殿!…さっき問題は解決した、と言っていたな。それは貴様の力があるからか?」

    エヌオー「話が早くて助かるな。こちらで暗黒物質を消し去る際に世界に繋がる穴を見つけてね…それを辿ったらここに着いたというわけだ」

    フースーヤ「(月からの暗黒物質…ゼムスめ)お主がここに来れた理由は分かった。して、我々に何を求めるつもりだ、暗黒魔術師」

    エヌオー「そう身構えないでくれ給え…私も君達と考えは同じ。奴の撃退、若しくは消滅だ」

    ゴルベーザ「…にわかには信じ難いな」

    エヌオー「不満かね?こちらとしては観察の対象が荒らされては困るのだがね…いずれにせよ、敵の敵は味方。それぐらいで良いだろう?…おや」

    フースーヤ「どうした?」

    エヌオー「奴等、既に2つの世界に侵攻しているな。奇襲による同時攻撃か、賢しいことだな」

    ゴルベーザ「何だと!…待て、エヌオー殿。少女はどちらの方に?」

    フースーヤ「ゴルベーザ!奴の誘いに乗るつもりか!あの子をどうにかする方法もあるのか!」

    ゴルベーザ「それは…しかし、動かないよりは多くの事が得られるはず!」

    エヌオー「ふふ…その激情、どこかの若造を思い出させる。ならば老爺は私と来い、根源のいる砂漠に向かうぞ」

  • 87雑多SSのスレ主25/02/28(金) 07:19:06

    >>84

    ホシノ「……うぐっ……」

       「み、みんな……大丈b……!?」


    (校舎ごと吹き飛ばされ、倒れ伏す仲間達)

    (セリカを庇う様に倒れているノノミ)

    (瓦礫に埋もれかけているアヤネ)

    (血が滲みながらもよろよろと立ち上がるシロコ)


    ホシノ「み、みんな……!?」

    シロコ「ホシノ…先輩……危ない!」


    ゼロムス【 フ レ ア 】

    チュボバボオオオオオオオオン!!!

    ホシノ「ゲボッ…!?」

    (フレアで吹き飛ばされダウンするホシノ)

    (その拍子に、あの『盾』を落としてしまう)


    ゼロムス【………】

    (ゼロムスの目が光った)

    (まるで、嘲笑っているかのように)

    (そしてゼロムスが、ホシノの『盾』に手を伸ばす)


    シロコ「!?…ダメ!それは私達の……!!」ズガガガガガガガガガ!!!



    ”真空波!!”

    ズバアアアアッ!!!


    ゼロムス【!?】

  • 88ヒナ主25/02/28(金) 12:28:29

    >>85


    スオウ『…?(何故だ、街に着弾した感触がない)』

    「ふむ…これが憎しみの力、エネルギーか。確かに強烈だが、私からすれば“受け慣れて”て欠伸が出るな」

    スオウ『…何者だ、貴様』

    「む、一言目が質問とはな…まあいい、聞かれたからには応えておこうか」

    アポカリョープス「元エクスデス配下、現エヌオー配下のアポカリョープス。尤も覚える意味など無かろうが」

    スオウ『…』【シャドーフレア】

    アポカリョープス「っと、今みたいに壊す事しか頭になさそうだからの。…それと同じ技など芸がないぞ、お嬢ちゃん」

    「こうやってお返しされるから、な!」【シ ャ ド ー フ レ ア】

    スオウ『!?』

    ズドガガガガガ!


    アポカリョープス「憎悪も元をたどれば敵意と同じ。それを知り、方向と性質から技を見極めて再現する…青魔法とは相性の悪いものだな」

  • 89雑多SSのスレ主25/02/28(金) 17:54:14

    >>87

    シロコ「先生!!」

    ”派手な爆発のおかげでわかりやすかったぞ。”

    シロコ「先生……みんなが…!!」

    ”わかっておるわ!スクワッド、手当に回るがいい!”

    サオリ「了解。」

    アツコ「治療は任せて。ケ ア ル ガ」シュイイイイイイイイン…!!

    ノノミ「うぅ……あれ、先生!?」

    ヒヨリ「た、助けに来ました…あとはお任せください…!」


    サオリ「……本当に、アレがマダム…ベアトリーチェの成れの果て、なのか?」

    ”そうだ。もはや意識は完全に消えたがな。”

    ミサキ「………やっぱバケモノだね。」


    ゼロムス【  】

    (ゼロムスの周囲に暗黒のオーラが渦巻く)


    ”今度はしっかり当ててくれるわ!”

    ” ア ル テ マ !!”

    カッ

    チュドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!



    ゼロムス【      】

    (笑うかのように雄叫びを上げるゼロムス)

    (その体には傷一つない)


    サオリ「何!?アツコ直伝のアルテマが!?」

    ”効かぬ……いや、『当たっておらぬ』な!?”

    ミサキ「無効化ってこと!?」

  • 90ヒナ主25/02/28(金) 21:29:33

    >>88

    『この、程度か』

    アポカリョープス「…ぬっ!?」

    スオウ『貴様の力も所詮この程度か。敵意を調べ真似たとて、元の敵意には遠く及ぶはずもない』

    スオウ『そして、私が貴様に感じるこの感情〈憎しみ〉は』


    『誰にも止められず』 【バイオ】 「ぬぐっ!」


    『受け止めることなどできない』 【メテオ】 「ごはっ!」


    『究極の、力だ』   【 ビ ッ グ ク ラ ン チ 】

    「があぁあぁぁっぁあああ!!!」


    「カヒュー,コヒュー…ぐふっ」

    スオウ『奴の配下も所詮はこの程度か…。時間を食ってしまった、もう一度あの街を「させんっ!」


    「クリスタルよ!奴の闇を祓いはぎ取れっ!!!」ゴァッ!

    『!?!?!?』

  • 91ヒナ主25/02/28(金) 23:58:58

    >>90

    スオウ『うぐっ、があああああ!?』

    ゴルベーザ(光で片腕が、崩れ落ちた…もはやダークマターで体が成り立っているのか)

    ゴルベーザ「大丈夫か、ご老体 …むっ、魔物か!?」

    【失礼、彼に手をかけるのは待ってもらいたい】「今度は誰だっ!?」

    【そこに倒れている"ご老体"の友人のようなものです。 …相当やられましたね。まぁ最低限の役割を果たせただけ良しとしましょう】

    アポカリョープス「コヒュー…申し訳、ないな…」

    【即席で次元の穴をあけたのでそこに入ってください、時期に援軍が来ます】「援軍、だと?」


    〈周囲から飛空艇と海賊船、そして飛竜に乗った光の戦士たちが現れた!〉

    バッツ「おーい!大丈夫か、青魔法のおっさん!」

    クルル「明らかにやばい空気だよ、気を引き締めて!」

    ヒナ「朝霧スオウ…!貴方を、野放しにしておけないわ」

    ファリス「あいつが、ヒナの言っていたゼロムスの部下か…惨いことをする。お前ら!一人だからって油断するんじゃねえぞ!」モチロンッスオヤカター!

    レナ「スオウちゃん…お願い、止まって。正気に戻って!」

    ゴルベーザ「(この光、我が弟と…!)私も加勢しよう、あの悲劇を繰り返させはせぬ!」


    スオウ『光の戦士たち、そして空崎ヒナ…』

    Su■ウ『憎い、憎い憎い憎い!何もかも全部、ぶっ壊してやる…!』(崩れた右腕が、真っ黒に再生した)


    ヒナ「来るわ、皆構えて!回避行動を最優先!」

    シド『聖水はわしの飛空艇に備えておるからのぉ!』

  • 92雑多SSのスレ主25/03/01(土) 00:14:45

    >>89

    FINAL FANTASY IV: The Final Battle (Endwalker) [1 hour loop] / Zeromus Phase 1 Theme - FFXIV OST

    ”魔法攻撃は無効、銃撃は直前で弾が止まる…斬撃も直前で刃が進まぬか。”

    セリカ「なによそれ……反則じゃない。」

    サオリ「あの体表の黒いオーラ…あれで攻撃を防いでいるのか。」

    ヒヨリ「ど、どうしましょう……私達のスキルも通じませんし…」


    ゼロムス【 ヴ ィ セ ラ ル ワ ー ル 】

    (下半身にある肋骨のような触手を一瞬で伸ばし、エクスデス達を挟み込むように突き出す)


    ”ちぃっ!マ イ テ ィ ガ ー ド!”

                  ジャギン!!!!!

    ”ぐおおおお!!”

    アビドス一同「きゃああああ!!」

    スクワッド一同「ぐううっ!!」


    ゼロムス【 ア ビ サ ル ノ ッ ク ス 】

    (黒い魔法球が放たれ、エクスデス達を飲み込む)

    サオリ「ぐっ……何だ!?体が……!!」

    シロコ「力が…抜けて…?!」

    ”ぐっ……これは、死の宣告!?ゼロムス……貴様!!”

    ゼロムス【    】(嘲笑う様に咆哮を上げる)



    「クリスタルよ!奴の漆黒のオーラを打ち払いたまえ!!」

    カッ!!!


    (エヌオーとともに現れた白髭の魔導士がクリスタルを掲げ、光を放つ)

    (クリスタルの光はゼロムスの漆黒のオーラを照らし……)

  • 93雑多SSのスレ主25/03/01(土) 00:34:10

    >>92



    (しかし、漆黒のオーラは削れこそすれ、消えることは無かった!!)


    「何っ!?」

    エヌオー【削っただけか…これではまだ届かんな。】


    ”エヌオー……と、誰だあの魔導士は?”

    ヒヨリ「え、援軍…なんでしょうか?」


    ゼロムス【    】

    (エヌオー達の方を向き、目の光を細めるゼロムス)

    (まるで、「何かしたのか?」とでも言いたげな…)


    「クリスタルの光で奴を暴き切れぬだと…いや、よくよく見れば…何だ、この違和感?本当に……いや、こやつゼムスではないな!?」

    ゼロムス【 漆 黒 の 熱 線 】(黒いビームを放つ)

    エヌオー【仕方のない奴だ…】(障壁で自身と白髭の魔導士を守る)

        【フースーヤよ、意気揚々と切り札を切っておいてこの様か?】

    フースーヤ「……返す言葉もない…よもや、想定と大きくかけ離れた存在であったとは…」

         「全く別の存在が憎しみを募らせた末に、辿り着いた境地が奴と同じ…故にゼロムスはゼロムスでも『ゼムスではない、全くの別人』だったとは。」

         「理の違う異世界のゼロムス…こちらの世界のクリスタルの光が十全の力を発揮できぬのでは、あの漆黒を打ち払い切れぬ…何か、あともう一押しあれば…!!」


    ”何をしに来たのだ……まぁよい、奴の注意が逸れている間に体制を整えるぞ!”

    アツコ「任せて。ケ ア ル ガ!」シュイイイイイイイイン…!!

    ”…む、体力を回復したら死の宣告が解かれた?…まぁよかろう!ヘ イ ス ガ”キュピーン!!

    ノノミ「先生!!ホシノ先輩が目覚めません!!」

    ”何っ!?”

  • 94雑多SSのスレ主25/03/01(土) 00:43:19

    ホシノ「………痛いなぁ……」
       「あれ?私どうしたんだっけ……?」
       「何か……眠いなぁ……」
       「久しぶりに……ゆっくり眠れるかな……」


    【ホシノちゃん……】


    ホシノ「………誰……?」
       「何だか……懐かしい……」

    【ホシノちゃん……まだダメだよ……】
    【みんなが待ってるよ……だからまだ寝ちゃダメ……】

    ホシノ「……みんな……?」

    【もう一押しくらいなら、手伝ってあげられるから……】
    【だから、一緒にみんなのところに戻ろう?】
    【あなたはもう、立派な『先輩』なんだから!】

    ホシノ「……せん……ぱい……」

    【大丈夫だよ、ホシノちゃん。】
    【私はいつも、あなたの傍にいるから……】
    【って、ガラフおじいさんのモノマネだけどね♪】
    【さぁ、一緒に行こう、ホシノちゃん!】

    ホシノ「………光……暖かい………」
       「ユメ…先輩……?」

  • 95雑多SSのスレ主25/03/01(土) 01:00:53

    ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

    ”な、何だ!?”
    ノノミ「ま、眩しい~!?」
    アヤネ「ホシノ先輩!?」

    (左手首の「戒めの小枝」から眩い光を放ちながらホシノが立ち上がった)
    (その小枝には、いつの間にか小さな「クリスタルの欠片」が嵌め込まれていた)

    ホシノ「ごめんねみんな、回復してくれてありがとうね。」
       「さてと……ゼロムス、だっけ。」
       「吹っ飛ばした校舎、弁償してくれなきゃおじさん困っちゃうなぁ。」

    (左手首を掲げ、クリスタルの欠片から光を放つホシノ)
    (その光は、ゼロムスの漆黒のオーラを大きく削り取り、ついに地肌が顕になり始める)

    フースーヤ「おおぉぉ!?この地のクリスタルの光か!なんと眩い輝き…!!」
    エヌオー【あともう一押し、の願いが届いたようだな。】

    ゼロムス【!!!???!?!!!?】(慌ててゼロムスは両手の爪の攻撃「アビサルネイル」を繰り出す)
    ホシノ「やめてよね。」(盾でゼロムスの爪を弾き返し、ショットガンでオーラの剥げた部位を撃つ)
    ズバァン!!!
    ゼロムス【!?!?!?!?】(ダメージを受け、驚きを隠せない)

    フースーヤ「クリスタルに導かれし少女よ!加勢するぞ!」(再びクリスタルを掲げ、光を放つ)
         「クリスタルよ!異界のクリスタルと共に漆黒を打ち払いたまえ!」

    ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

  • 96ヒナ主25/03/01(土) 01:13:01

    (どうしよう…ss主より拙い気がするし、このままだとifだった筈の展開が普通に組み込まれちゃいそう…どこかで区切った方がいいのかな)

  • 97雑多SSのスレ主25/03/01(土) 01:17:20

    >>96

    拙いなんてことは無いと思いますよ

    めちゃくちゃ楽しませてもらってます

    どうか自信を持ってください




    それはそれとして

  • 98二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 08:19:29

    いいですね

  • 99雑多SSのスレ主25/03/01(土) 16:47:41

    >>95

    (二つのクリスタルの光によって、ようやくゼロムスのオーラが全て引き剝がされた)

    ゼロムス【!!!!!!!!!】

    ”今だ!総員、撃てぇ!!”

    ノノミ「は~い!全弾発射ぁ~!」(お仕置きの時間です~♣)

    セリカ「よくもやってくれたわね~!」(邪魔よ!&狙い撃ち+)

    シロコ「ん、容赦はしない。」(ドローン召喚:火力支援)

    アヤネ「言っても無駄でしょうけど、後で被害総額は計算しますよ!」(雨雲号、出撃します!→豪雨ミサイル)

    サオリ「私達も助太刀する!」(et omnia vanitas!)

    アツコ「アルテマはダメって言われてるし…じゃあ、サ ン ダ ジャ !」

    ミサキ「虚しい虚しいって言い聞かされてきたけど…憎み続けてそうなったって、あんたが一番虚しいじゃん。」(虚しい世界)

    ヒヨリ「今度こそ……吹っ飛ばします!」(狙うは1等賞!)


    ゼロムス【!!!!!????】


    ホシノ「いやぁ~、みんな激しいねぇ…これならトランス使うまでもないかな~。」


    フースーヤ「この世界の子供達は皆こうなのか?……今の状況なら頼もしいことこの上ないが…」

    エヌオー【あぁ、皆激しいぞ。故に観察し甲斐があり、飽きが来ぬのだ。】

  • 100雑多SSのスレ主25/03/01(土) 17:11:40

    ゼロムス【   !!】
    (ビッグバーンの構えを取り始める)
    ホシノ「!?…あいつまた…!」
    ”ファファファ、愚か者め!!今度こそ… ア ル テ マ !!”
    カッ
    チュドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

    ゼロムス【!!!!!!!!!!!】

    (ゼロムスの体が黒い霧となって霧散、消えた)
    (同時に夜になっていた景色が昼に戻った)

    セリカ「やったぁ!!ざまぁみなさい!!」
    シロコ「ゼロムスを…倒した!!」
    ”………”
    サオリ「先生?」
    ”……手ごたえがイマイチ感じられんかった。これは…”
    ホシノ「逃げたね、アイツ。」
    ノノミ「ホシノ先輩、先生…どういうことですか?」
    ”奴は『憎しみの化身』となった。こうして撃退は出来ても、人が憎しみを捨てきれぬ限り…時間をかけて何度でも復活するであろうな。”
    アヤネ「そんな…!?」
    サオリ「憎しみを捨てきれぬ限り、か……」
    ヒヨリ「そ、それじゃぁまたこうして戦わなきゃいけなくなるってことですかぁ!?…うわあぁぁぁん!!また付きまとわれるんですね!もうおしまいですぅ~!!」
    アツコ「大丈夫、私達なら負けない。そうでしょ?」
    ホシノ「……そうだね。」

    ”ところで、エヌオーよ……そろそろその白髭について説明してもらおうか?”
    エヌオー【…何だ、忘れてはおらんかったか。】
    フースーヤ(……こやつもエヌオーと同じ暗黒魔導士……だが、クリスタルに導かれし子供達に慕われておるとは…。)

  • 101ヒナ主25/03/01(土) 21:30:43

    スオウ『喰らえぇぇぇぇ!』【憎悪の濁流】(ダークマターが津波となって襲い掛かる!)
    クルル「させない!契約者の命に応えよ、【リバイアサン】!」グエエエエエ!【大海嘯】
    〈青と黒の津波が二者の間で激しくぶつかり合う〉
    クルル「そしてもういっちょ!来て、【ゴーレム】!」『!!』【アースウォール】
    レナ「あの黒いやつ、触れた先から侵食してくって言ったわね、なら…来て、『フェニックス!』」『生命の炎よ、皆を穢れから守って!』【炎の聖域】
    レナ『これである程度は抑えられるはず!相手が相手だから、確証はできないけど…!』
    ヒナ「ありがとうレナ!『初めから全力で行くわよっ!【地獄の火炎】!』『ぬぐっ』
    エミリー/ラム『本気なのはご主人だけじゃありませんわよ!』『たんまり喰らっちゃえ~!』【ファイガ×2】『がっ!』
    スオウ『空崎、ヒナ…お前も出来ない側の人間だった癖に!いっちょ前に魔法なぞ、使うなぁ!』【叩きつけ(強化打撃)】
    サセナイ!〈ゴーレムが庇った!〉〈ダークマターが侵食していく…〉
    レナ(っ、やっぱり直接の穢れじゃないから効果が薄い…!)『バッツ、聖水お願い!』アイヨー!
    ヒナ『あなたも似たようなもの使えてるくせに。それとも、先生の役に立てなかったことを言っているのかしら?』
    『まぁ、あの時を付け込まれてたなら貴方のようになってもおかしくはなかったわ』『逆恨みもいいところだけど、そこだけはあなたの言葉に納得がいくし…同情もする』
    『それでも、世界を壊そうとする貴方を認めるわけにはいかない。キヴォトスではないけど、個人として貴方を捕えさせてもらうわ』

    スオウ『納得、同情…認、める?』
    スオウ『ああ、やはりお前も憎い…』
    『一人で納得するお前が!』『私と同じ境遇とのたまい、同情するというお前が!』『あの世界で認められ、求められ、それに応えようとするお前【たち】が!!』
    『憎い!憎いっ!ニクいぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!!』
    ヒナ『っ!?あなたは何を言って』《ダ マ れ》

    《もう これ以上》《口を開くな》【ビ ッ グ バ ー ン】

  • 102雑多SSのスレ主25/03/02(日) 01:44:20

    >>100

    ~一同、アビドス旧校舎へ移動~


    フースーヤ「改めて、私はフースーヤ。こことは違う異界の『月』より参った。」

    ”月?異界の月には人が暮らしておるのか。”

    セリカ「月からやってきたって、何そのおとぎ話みたいな…?」

    アヤネ「セリカちゃん、先生にエヌオーもいるんだし…『次元の狭間』で説明終わると思うよ。」

    シロコ「ん、便利ワード『次元の狭間』。」

    ホシノ「……それで、おじいさんはどうしてここに?ゼロムスのこと知ってるっぽかったけど。」

    フースーヤ「いかにも、私はかつて仲間達と共にゼロムスに立ち向かった。……かつての同胞、月の民の男『ゼムス』の成れの果てのゼロムス、とな。」

    ノノミ「ゼムス……ゼロムスと名前が似通ってますね?」

    サオリ「ゼムスの成れの果て、か……こちらのゼロムスは『ベアトリーチェの成れの果て』だが。」

    フースーヤ「らしいのぉ。私もこの目で見た時には驚いてしもうたわ。よもや別人の至った憎悪の果てが、完全に同じ姿だとは。」

    アツコ「でも、だからこそ弱点も同じだった…でしょ?」

    フースーヤ「その通り。我々が相対した『ゼムスのゼロムス』も、クリスタルの光で真の姿が暴き出され、おかげで打ち勝つことが出来た。あまりにそっくりな『ベアトリーチェのゼロムス』を見て、ゼムスの復活かと思い駆け付けた次第だ。」

    ”それをエヌオーが手引きしたのだな。”

    エヌオー【そういうことだ。私にとっても奴の存在は目障りだからな。】

    ”…フン……”


    フースーヤ「しかし、我等が世界のクリスタルの光がここでは弱まってしまった。恐らくは次元を隔てた先ではクリスタルの光が届きにくくなってしまうのだろうな……。」

    ホシノ「……クリスタルの光、か……気が付いたらここに付いてたんだよね、クリスタルの欠片。」

    ”……まさか、我が枝にクリスタルが付くとはな。”

  • 103ヒナ主25/03/02(日) 10:04:47

    すまない、ちょっと時間をいただきたく…
    (FF4のクリスタルってイベントでしか使わないってのもあるけど、何というか神秘的で人知を超えた何かってイメージがある。一方でFF5のクリスタルは欠片がジョブとして力を貸してくれるってのもあるけど、人の心を基に成り立っているような描写があるし人の生活に寄与してることもあって人およびその心に近しい(見守ってくれてる?)存在って印象。)
    (簡単に言えばFF4のはより自然とか神秘側、FF5のはどちらかっていうと人間側かな~ってことです。こう考えてみると憎しみによって(魂から?)醸成してなったダークマターはFF5のクリスタルに似ている部分があるなぁ)

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:07:59

    >>103

    そもそも、FF4のクリスタルはクリエイターが生み出した物だったはず。本来は星を記録する装置。

    FF5のクリスタルと同じなのはFF3じゃないかな。あっちも光と闇のクリスタルに別れては居たけど、本質は同じだし。

  • 105雑多SSのスレ主25/03/02(日) 18:07:47

    私もちょっとお時間頂きます…

  • 106ヒナ主25/03/02(日) 23:59:08

    明日までお待ち下さい…

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 02:18:52

    FF1、3、5のクリスタルは世界が無から生まれたことで、誕生した全ての命の源。
    故にクリスタルが砕かれたり力を失うと地水火風の力は弱まり星は死に向かう
    FF4は元々はクリエイターが作り出した星の生命体の観測装置。生命を観測するにあたって何故か暗黒物質に対抗出来るように変化していた。
    FF9のクリスタルは星の核そのもの。クリスタルによる命の循環の役割はFF7と10の世界に近い。

  • 108雑多SSのスレ主25/03/03(月) 03:38:07

    そういや何気にクリスタル自体登場してないナンバリングタイトルもあるんだったな…
    FFCCのクリスタルも結構印象に残ってる
    ・元は超巨大なクリスタルだったが、隕石衝突で砕かれ世界に散り散りに
    ・以後、隕石もといメテオパラサイトから放たれる瘴気で世界が汚染され、その瘴気を防ぐ結界装置として運用
    ・そのためクリスタルを中心にして街や都市が建設されている
    ・クリスタルのエネルギーは有限であり、1年で枯渇してしまうため補給が必須
    ・補給源はダンジョン奥地に生えている「ミルラの木」から採取する雫が3滴分(木1本に付き1滴しか取れない)
    ・その雫を採取するためにダンジョンに挑む「クリスタルキャラバン」が街単位で組織されており、そのうちの1つがプレイヤーの属するキャラバン

  • 109ヒナ主25/03/03(月) 09:14:23

    てか、ff6は(装備以外)クリスタルのくの字すら出てきてないような…
    あそこ魔石が台頭しすぎてる

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 11:28:58

    魔石がFF6におけるクリスタルなのでは?って言われてもそんな気が全然しないしね

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 18:51:36

    >>110

    三闘神がクリスタル代わり?



    ん?三闘『神』?……………生徒化していそうですね……

  • 112雑多SSのスレ主25/03/03(月) 18:53:31

    >>102


    ”その後、フースーヤによるかつてのゼロムス戦の記憶をアビドスの子達と元アリウスの子達に講演することになった。”

    ”その様子は全て私がシッテムの箱にて録画、生徒達も各々スマホで録音や録画をしておった。”

    ”奴の語った、月の民ゼムス…長年の地上への渇望から生まれた『憎しみ』が、やがてゼロムスへと至った。”

    ”そのゼロムスにはあらゆる攻撃が通じぬも、クリスタルの光で真の姿を暴き出したことによって攻撃が通るようになり、撃破に至った。”

    ”その後、ゼムスのゼロムスは現れていないらしいが……此度、キヴォトスにてベアトリーチェがゼロムスに至った。”

    ”だが至った先が同じ存在だったが故に、『クリスタルの光が弱点』と言うのも共通していた。”

    ”だが、此度ホシノが得た欠片の光だけでは、全ての漆黒を剝ぎ取るには至らずであった。”

    ”そして、現状クリスタルに選ばれ欠片を与えられた生徒は、休学して第3世界にいるヒナと、此度与えられたホシノのみ。”

    ”加えてヒナの得たクリスタルは第3世界産。ここで光を放つには適していない。”

    ”今後ゼロムスが回復して再び侵攻してくるならば、対抗手段としてホシノのみでは手が届き切らぬ。”

    ”かといって、現状発見済みのクリスタルから欠片を得られる方法は不明だ。”

    ”物理的に削り出したところで十全の力を発揮できるとは思えぬ…何が鍵になるかは認められる者達次第であろう。”

  • 113雑多SSのスレ主25/03/03(月) 19:04:54

    アヤネ「改めまして、この度は救援、本当にありがとうございました。」
    フースーヤ「何のなんの、未来ある子供達を救うことが出来たなら、老骨に鞭打った甲斐があったというものだ。」
    サオリ「今回の講演は全て記録した。すぐにキヴォトス中に伝えられるはずだ。」
    ”この私がキヴォトス中に伝えよう。さすればゼロムスなど恐るるに足らん。”
    フースーヤ「有難い。どうかよろしく頼む。」
    ホシノ「それで、フースーヤおじいちゃんはもう帰っちゃうんだね…。」
    フースーヤ「済まない…仲間が心配なのでな。」
    ノノミ「そこはきっと、先生が渡してくれた魔導円盤とプレイヤーが役立ちますよ☆」
    ”リレイズとアルテマを渡す代価として、ホールドとクエイクをBD化して頂戴させてもらったがな。ファファファ…。”
    フースーヤ「はっはっは…よもや、この老い耄れが再び学びの機会を得るとはな。」
    アツコ「おじいさんなら、きっと使いこなせるはず。……気を付けてね。」
    フースーヤ「うむ。君達もどうか達者でな。」

    エヌオー【では行くぞ。……精々足掻くのだぞ、エクスデス。】
    ”……言われるまでもない。さっさと行かぬかエヌオーめ。”

  • 114雑多SSのスレ主25/03/03(月) 22:00:07

    ~その夜 エクスデスの深層意識~

    ”……ゼロムス……”
    ”今回は援護もあって何とかなったが…頼り切りにはできん…。”
    ”憎しみの闇をもっと確実に打ち払う手段を確立せねば、いずれ押し切られる……”
    ”それに、生徒達は子供……『憎しみ』の誘惑に乗せられてしまいかねない者もいるであろう……”

    『そうだね』
    『これじゃ、おちおち祈ってもいられないね』

    ”……貴様か”
    ”この地のクリスタルが見つかったことで、少しだけ目を覚ませるようになったか。”

    『うん、おかげさまでね。』
    『それに、みんなの危機なんだよ。やっぱり黙ってなんて、いられないよね?』

    ”ファファファ…貴様らしい言葉だ。”
    ”して、何か案があるのか?”
    ”既に死して、命の輪廻からも外れた我が内にいる貴様に、何が出来る?”

    『そう、私は天国でも地獄でもない…あなたの中にいる。』
    『だからこそ、託すことが出来る。』
    『って、託してばっかりだけどね、私…。』

    『あなたは大樹』
    『今は実だってつけている』
    『だから、次は』
    『私の血と、あなたの実で』

    『キヴォトスに、種を蒔きましょう。』

  • 115雑多SSのスレ主25/03/04(火) 01:07:32

    ~翌日 アビドス地下坑道最奥 土のクリスタル~


    ”集まったな。”

    アヤネ「対策委員会とハイランダーのCCCの2人、集合しました。」

    ノゾミ「それで~?今日は何~?」


    ”昨晩、我が果実から4つの種が生まれた。今宵、そのうちの一粒をここに植える。”

    ノノミ「種、ですか?」

    セリカ「そういえば先生って木だし実もつけるのに種は無かったわよね。」

    ホシノ「……このタイミングでここに、ってことはクリスタルに関連する何かが出来る種なんだね。」

    ”ホシノは流石に察しがついたか。狙いとしては、ゼロムスの闇に対抗する術のためだ。”

    アヤネ「それ、大丈夫なんでしょうか?クリスタルに何か影響を及ぼしたりとかは…?」

    ホシノ「多分、問題ないと思うよ~。私のクリスタルの欠片は特に反応せず落ち着いてるし。」

    ヒカリ「…そういうのもわかるんだ。」


    シロコ「ん、とりあえずここに穴を掘った。」

    ノノミ「それじゃ~、早速種を植えましょ~う☆」

    セリカ「どんな植物が育つのかしら…。」


    (種を植え終わった瞬間、クリスタルが淡く、しかし眩く輝き出す)

    ”む、反応したか!”

    ノゾミ「おっとぉ!?何々~!?」

  • 116雑多SSのスレ主25/03/04(火) 01:37:04

    (クリスタルが鎮座する場所から種を植えた地点までの地面が、緑で生い茂りだす)

    (そして、種はすぐに発芽し、凄まじい勢いで急成長し始める)

    アヤネ「ええええ!?凄い勢いで大きくなってます!?」

    ヒカリ「お~、どっかの映画みた~い!!」


    (やがて、見上げるほどの大きさになった幹から、結晶体で出来た巨大な葉が生え揃った)

    (こうして、クリスタルの葉を持つ大木がこの地に出来たのだった)


    ノノミ「わぁ~…とっても幻想的な木ですね~!」

    シロコ「……奇麗……。」

    ホシノ「うへぇ~、これが先生から生まれた種から生えてくるなんてね~。」

    ”ホシノ、何が言いたい?”

    ホシノ「別に~?」


    アヤネ「それで先生、この木は一体…?」

    ”この木は、『ミルラの木』と名付けた。大樹としての我が一部にクリスタルの光、そして我が内にて祈り続けている『彼女』の命の雫から生まれた種だ。”

    セリカ「彼女……?」

    ホシノ「……連邦生徒会長、だね。」

    シロコ「…!?」

    ”そうだ。彼女の願いから生まれた木と言ってもいい。この木はこれより、一定の間隔を挟んで『ミルラの雫』を葉の先端から生み出すことになる。”

    ノゾミ「雫?」

    ”そう、雫だ。クリスタルの光によって生育するこの木は、その恩恵として『クリスタルの光と同じ力を持った雫を生成する』のだ。それを使えば、ゼロムスの憎しみの闇にも対抗でき、なおかつクリスタルを守ることも出来よう。”

    ノノミ「ミルラの雫、ですか~、何だか幻想的で素敵です~☆」

    ノゾミ「……ちょっと待って。つまりこれからはクリスタルだけじゃなくて…?」

    ”察しがいいなノゾミよ。そうだ、クリスタルと共にこの木も防衛してもらうぞ?”

    ノゾミ「うあ~やっぱりか~!!」

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 01:59:38

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  • 118雑多SSのスレ主25/03/04(火) 02:01:21

    ~ヒノム火山 火のクリスタル~


    アコ「こんな過酷な環境下でもあっという間に生育するんですね…。」

    チアキ「光合成をクリスタルの光でやってるらしいしね~。」

    サツキ「この木から出る雫が、対ゼロムス特効の切り札になるのね…。」

    ”そういう事だ、クリスタルの欠片を削り取るわけにもいかぬ故の代替手段だ。”

    アコ「つまり!この木の防衛も重要事項です!いいですねみなさん!!」

    カスミ「ハーッハッハッハッハッハ!理解しているとも!」

    ハルナ「……雫って、どんなお味なんでしょう…?」

    フウカ「ちょっとハルナ!?流石に不謹慎だからね!?」

    ハルナ「り、理解はしてます!生成も長期間かかるそうですし貴重なのも理解してます!」

    セナ「…いつも通りですね」


    ~孤島の遺跡 水のクリスタル~


    ヒフミ「ふわぁ~…すっごく奇麗な木ですね~…!!」

    ミカ「何か、大きな手みたいにも見えるね。」

    マリー「とても清らかな輝きです…心まで癒されるような…。」

    ハナコ「うふふふふふふふふ………♥」

    ”……何をニヤついておる、ハナコ?”

    ハナコ「先生、仰ってましたよね?この木は先生の一部とクリスタルの光、そして連邦生徒会長の命の雫から生まれた、と。」

    ”……それがどうした?”

    ハナコ「つまり、このミルラの木はある意味『先生と連邦生徒会長との間に生まれた子供』ということになるのですね!」

    ”……そういう事になるのか?”

    コハル「そ、そそそそそそれってつまり……先生と……連邦生徒会長が………え、エッチなのは駄目ーーーー!!死刑ーーーーーーー!!!」

    ”また貴様はやかましいぞ!!”

  • 119雑多SSのスレ主25/03/04(火) 02:22:04

    ~東アルプス 影の洞窟最奥 風のクリスタル~


    リオ『結晶組織を葉肉として持つ樹木……光合成をクリスタルの光で行い、クリスタルエネルギーと同じ性質を持つ『雫』を生成する…驚きの生態ね。』

    ”別に分析するくらいは構わぬが、傷をつけるなよ?”

    リオ『もちろんよ。ほんの少しの傷からどんな影響が起きるか未知数である以上、うかつに触れるつもりはないわ。』

    アリス「アリス、今感激してます。光の剣やエクスカリバーのような強い輝きとは違う…優しい光を感じてます。」

    ユズ「そうだね……何だか安心する光だよね。」

    モモイ「んで、この雫でゼロムスの闇を打ち払うんだっけ?」

    ”そうだ。故にここの防衛をさらに厳と成す必要がある。”

    コタマ「ゼロムスだけでなく、悪用狙いの大人達も来るでしょうしね。カイザー盗賊団とか。」

    マキ「こりゃまたブラストボイス増産かな~?」


    ~~~~~~~~~~~~~~~


    【アコです。

     先生が、新たな植物「ミルラの木」を誕生させました。

     クリスタルの光で生育する木で、ゼロムスの対抗策になります。

     その木から採取に成功した「ミルラの雫」のサンプルを委員長に送ります。

     きっと、委員長と皆さんの助けになるはずです。】


    【ミルラの雫(ボトル入り)×1】

  • 120雑多SSのスレ主25/03/04(火) 09:46:45

    【ミルラの雫】
    クリスタルの傍に植えられた「ミルラの木」から採取された雫。
    クリスタルの光と同質の成分となっており、使用することで闇を打ち払う効果がある。
    繰り返し使用可能なクリスタルと違い、使い切り。

  • 121ヒナ主25/03/04(火) 11:36:43

    〈闇の爆発がヒナに直撃した!〉
    ヒナ『うぐっ、あ"あ"あ"あ!?』
    クルル「ヒナお姉ちゃん!」
    レナ『ヒナっ!』(落ちていくヒナを受け止める)
    レナ(侵食のスピードが早すぎる!このままじゃヒナも…!)『…焼き払うわ、【ファイジャ】!!』
    〈太陽と見紛う火球がレナ、ヒナ、スオウを包みこんだ!〉
    スオウ『があああ!おのれええ!(やけになって自爆したか、だがこんなもの…!?)』

    ヒナ『…いくら炎を力に出来るからって、自分ごと焼くのは流石にどうなの』(灰になったダークマターを払いつつ)
    レナ『あはは…ヒナちゃんも全快したからいいじゃないの。それと、私スオウちゃんに話したいことあるからヒナちゃんはちょっと休んでて?』
    ヒナ『話…?さっき見てたじゃないの、今のアイツはもう話に応じる様子じゃ』
     【ヴォイド・バイオ】
    レナ『うわっとと! …そうね、正直これは私の自己満足。それでもあの子をあんなヒドいカッコのままで【終わらせ】たくないから』
    ヒナ『…!』(それ、って。貴方はもう『その』覚悟をしているってことなの?)
    レナ『危なくなったらすぐ下がるから。…ごめんね』バサッ
    ヒナ『レナ!』

  • 122二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 11:45:45

    FFCCはswitch、PS4、GooglePlayストアで好評配信中!皆もプレイしてみようぜ!

  • 123雑多SSのスレ主25/03/04(火) 19:12:03

    GC時代にポケモン用に持ってたGBASPを繋いでプレイしてたのが懐かしい
    ただ、同時にプレイしてたのがメトロイドプライム2だったから、FFCCプレイ中の視点が完全にスキャンバイザー状態だった
    例えば

    極大変異形態 ジャイアントクラブ
    リバーベル街道沿いの河川域を縄張りとしている巨大甲殻節足生物です。
    口から吐く泡状の粘液で獲物の動きを制限した後、大きく発達したハサミによる押し潰し攻撃を多用します。
    大型のハサミには過去に撃破したキャラバン隊の武器が突き立ったままとなっており、これが攻撃力を増大させています。
    ただし大型化の弊害として、関節部への負荷が増大しています。

  • 124ヒナ主25/03/04(火) 21:15:48

    では私は唯一プレイしてたEoTのボスでも(←本文書け)

    阿吽最終機神 デスマシーン Type.Σ&Type.Ω
    窪んだ荒野にそびえ立つ塔、そこに向かう道で待ち構える2体の機械
    甲虫のように六本脚の構造を取っており、魔法を施された金属の装甲で覆われている。
    2機のうち銀色がType.Σ、金色がType.Ωと銘記されている。Type.Σは主に魔法を内包した誘導ミサイル、Type.Ωは主に魔法で攻めてくる他、どちらも波動砲で敵を殲滅してくる
    装甲は極めて頑丈で物理も魔法もほとんど効かないがその構造上、相方の波動砲を食らってしまうと回路がショートしてしまい機関が暴走する
    この際受けた波動砲のエネルギーを拡散するが、放った負荷も合わさってすぐさまオーバーヒート状態に陥る。この時、虫の柔らかい腹部に当たる部分に存在する動力部が露わになるのでそこを攻めると容易に倒せる

    ここまで記述した内容だと方向的に互いのデスマシーンが波動砲を誤爆するのを祈る他ないように見えるが、実は2機とも操縦パネルが外部にあるのでそこに乗られると波動砲含め簡易的にデスマシーンを操れてしまうのである…まぁ後はお好きにどうぞ、というやつだ

    備考:2機の戦利品に同機を象ったような首飾りが存在するが、上記の操縦できる点も含めて古代人はこの2機をマスコットキャラクターか子供の乗る玩具として扱われていた可能性がある…古代人、物騒すぎる
    仮にこれが兵器であったならセキュリティのくs(二重線)面の整備が必須である

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 21:28:22

    >>111

    それらが生徒化してるだけならまだしもそれに引っ張られてCV千○繁のアイツも殴り込んでこない……?

    このゴタゴタの最中にしれっとキヴォトス入りして水面下で暗躍しててもおかしくないぞアイツなら……

  • 126雑多SSのスレ主25/03/04(火) 22:24:35

    >>125

    『あ~らら~こ~ら~ら~♪

     うかつに口走っちゃったらフラグになっちゃうよ~ん?

     それにキミさ~ぁ、三闘神たちが一体どんな末路辿ったか、忘れちゃった~とか言っちゃう系?

     生徒ってやつはさ、『神秘』があるからこその存在なんでしょ?

     キミ達だってプレイしてて観たじゃ~んw

     三闘神の力、すなわち神秘は~、ぜぇ~んぶこのボクチンが美味しく頂いちゃったじゃ~んwwww

     つまり、来れたとしても三闘神は抜け殻だけ~wwww


     >>125くんは発言に気を付けた方がいいよ~?

     だってボクチン、見えちゃってるんだから…ね♪

     画面の向こう側の、お ま い ら の 事 ~♪


     ウフフ、どうしよっかな~♪

     ディシディアで普通に会えてるんだし、そ~ろそろ行っちゃってもいいよね~?』

    「素材」 ケフカ  笑い声


  • 127二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 22:37:27

    >>126

    いえね?魔導アーマーが制作したり魔列車(グシャラボラス)が呼び出されてた時点で侵入してくる要員はあった訳でしてね??(やっべ余計な事言って厄ネタを増やした大戦犯かましちった)

  • 128雑多SSのスレ主25/03/04(火) 23:09:04

    >>127

    『んま、望まれちゃったら行かないわけにはいかなぁ~い♪』

    『ちょうど、い~い感じの瓦礫の山があるし、ちょちょいっと作っちゃおうかしら♪』

    『あ~懐かし~いwwwwボクチンの~、ラストダンジョン再来ってねw』

    『つ~わけでぇ、こっから起きる災厄は~、呼んじゃった>>127のせいってことで~♪』


    ~~~~~~~~~~~~~~~


    ”ミレニアム廃墟群の中に、突如塔が建った…だと?”

    アカネ「はい、一夜にして突然。」

    カリン「周囲の瓦礫をただ集めて固めただけのような、不気味すぎる外観の塔だ。」

    ネル「しかも、地上には入り口らしきものがねぇときたもんだ。」

    トキ「幸いクリスタルが存在する東アルプスからは遠いので、クリスタルを優先して今は監視するに留めています。」

    ”ふむ…だれが何のために建てたのか…内部への侵入は出来たのか?”

    アスナ「やろうと思えばヘリで上空から突入は出来そうだよ。まだやってないけど。」

    ”そうか、では私の指揮下で……”


    (突如響き渡る笑い声)

    (距離が遠いはずなのによく通る声だった)

    「素材」 ケフカ  笑い声

    ”!?”

    C&C「!!??」

    ”何だ今の声は!?”

    カリン「塔の方から聞こえた……塔を建てた誰かが待ち構えているのか!?」

    ネル「わざわざ聞こえるように笑い声を届けやがって…こりゃ、喧嘩吹っ掛けてきやがったな?」

    アカネ「あ、火が付きましたね。」

    ”ちぃ…ゼロムス対応で忙しいというのに、余計な仕事を増やしおって!”

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:28:28

    シテ…ドウシテ…

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:44:33

    >>128

    フットワークが軽い!

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 08:19:12

    え、ケフカ出しちゃうの?マジ?
    そんなことしたら、パラメキア皇帝や暗闇の雲やセフィロスやアルティミシアやクジャやシーモア(ジェクトは流石に来ないと思うので)や、シャントットとか来ちゃうぞ?

  • 132ヒナ主25/03/05(水) 08:42:58

    スオウ『今度は光の戦士様がお一人か?随分と余裕そうな対応をしてくれるじゃないの』
    レナ『…ねえ、スオウちゃん。どうして、憎しみに身を委ねるような事しちゃったの?』
    スオウ『…ハハッ!勝負も決まってないのに敵の心配事とは、とんだ女王様もいたもんだ!』
    レナ『憎しみを持つのは仕方ない!誰もが皆、失敗やどうしようもない現状に恨んだり怒ったりしたくなるもの…でも、その気持ちに呑まれちゃったら後悔しか残らないわ!』
    スオウ『晴れて後悔するような浅い憎悪なんざとっくになくなってる。それにこの憎しみを理解させたのはあの木が来たから…つまり、倒したお前達にも非があるんだ』
    ヒナ(何それ!?八つ当たりなんてものじゃないわよ!)
    スオウ『ああそうだ、お前達がアイツを倒したから!上手く行ったからこの【私】が生まれたんだ!』『世界が私を作り損ない!私には【失敗】しかなくて、なのに死にきれなくて!』
    スオウ『自分の【失敗】も、お前等の【成功】も…何もかもが憎い!だから…全て壊すだけだ、間違ってなど『違うっ!!』!?』

    レナ『貴方は自分の可能性を見失ってる!良いこと何も見つからなくて、諦めて、動かなくなって…』
    レナ『なにより貴方は、何もかもに"怯え"てる!』『!?』
    『何が【失敗】ばかりよ、憎しみがなんだって言うのよ!』『1人で勝手に諦めないでよ!貴方が1人で見つけられないのなら、私も一緒に探す!だからもう、こんな事は『うるさい…』
    スオウ『私の事を分かった風に言う…』『希望に溢れたお前が、お前達が』
    『ーーーー大っ、嫌いだぁ!!!』【ビ ッ ク バ ー ン】

  • 133雑多SSのスレ主25/03/05(水) 13:03:55

    >>131

    皇帝「興味ない」

    雲「違う世界を消す理由がない」

    セフィロス「大乱闘の方で忙しいのだ、第一クラウドがいないではないか」

    アルティミシア「無駄」

    クジャ「ジタンはいないのかい?じゃあいいや」

    シーモア「無関係の世界にかまけるほど暇ではない」

    シャントット「余計な仕事を増やす気ですの?死にたいのかしら>>131さんは」

  • 134ヒナ主25/03/05(水) 19:27:34

    やばいよぉ、書いていくうちに新たなストーリーが浮かんじゃったよぉ(スオウ関連)
    記憶が消える前に今のストーリー書かなきゃ…

  • 135雑多SSのスレ主25/03/05(水) 19:28:47

    ”だが、これほどあからさまな挑発に乗ってやるほど我々も親切ではない……リオよ、観測結果は出たか?”

    リオ『えぇ、完全ではないけれどいろいろ観測できたわ。その時点でも現状戦力では危険よ。いったん戻って体勢を立て直すのが賢明だわ。』

    アカネ「だそうですよ、いったん落ち着きましょうね部長。」

    ネル「……チッ、仕方ねぇな。」

    ”ではリオの報告を聞くとしよう。テ レ ポ ”バシュン!!

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    『あるぇ~、来ないの~?ツマンナーイ!』

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ”ではリオよ、観測結果を映像に出せ。”

    リオ「えぇ、まずはこれを見て頂戴。」

    ネル「あの塔の全体像だな。」

    リオ「材質は本当に瓦礫だけ、建築技法も単に瓦礫を無理やり寄せ集めて固めただけと言う酷い工法だけど…」

    トキ「当時のミレニアム学区で使われていた様々な機器や建物群の残骸を使っているので、外部からの攻撃に対してはかなり耐久性があると思います。」

    ”おまけに瓦礫の繋ぎには魔力を用いているであろうな。攻撃を加えて崩せたとしても、即座に周囲の瓦礫を吸収して修繕されるであろう。”

    リオ「そうね。だから崩すなら内側から、になるのだけれど…。」(次の映像)

    ”……ふむ、塔の頂上にあからさまに降りれそうな場所が3か所か。”

    リオ「えぇ、そしてそれぞれの進行ルートも外から観測できたんだけど……これを見て。」



    ネル「…なんじゃこりゃ?」

    トキ「魔物……の一種でしょうか?」

    ”その割には神々しさがあるな……だが、障害になると見るべきであろうな。”

  • 136雑多SSのスレ主25/03/05(水) 19:52:29

    リオ「それと、これも見て頂戴。」



    ネル「またピエロみてぇな奴だな。」

    ”ゴゴと同じものまね師か?それとも…?”

    カリン「いや、待て…こいつ、『カメラ目線』だぞ!?」

    ”何!?”

    (直後、映像が途切れる)

    リオ「……ここでドローンが1機、撃墜されたわ。」

    ネル「おちゃらけてるように見えて、リオのAMASに気づいて魔法で撃墜するたぁ、なかなか厄介そうだな…。」

    (撃墜直前の映像を出す)

    リオ「それと先生、こいつを見て何か気づかないかしら?」

    ”………まさかこやつ、ヘイローを3つ持っておるのか!?”

    ネル「はぁっ!?ヘイローが3つだってぇ?!」


    ~~~~~~~~~~~~~~~


    『な~んか、あのお馬鹿ちん達にやられちゃって、気づいたらここにいたのよね~。』

    『でもって、頭の上には天使の輪っかモドキが3つも重なって浮いてるし……ボクチン死んだってことだよね?』

    『てことはここ天国~?いや~それにしちゃキッタナイし地獄だよね~。』

    『地獄だったら好きにしちゃってもいいと思う~!……でも何からやればいいのやら?思いつかな~い!』

  • 137ヒナ主25/03/05(水) 20:50:01

    レナ『きゃあっ!』
    ヒナ『レナ!?』
    ファリス「くそったれ、これ以上させるものか!」『極・サンダーストーム!!』
    〈荒れ狂う雷と暴風がスオウに直撃した!〉
    ゴルベーザ「危ない!」(落ちていくレナをキャッチ)「大丈夫か、少女よ!」
    レナ『な、何とか…(同じ技喰らったのに、ヒナの時より浸食が弱い?これ、って)』(スオウに目を向ける)

    スオウ『う、うぅ…違う、私はすべてが憎いんだ…ニクイ?ああソウダ憎いんだすベテ…』

    バッツ「なんだか、調子が悪そうだぞ…?というより何かに戸惑ってる?」
    ヒナ『理由は分からないけど、チャンスなのには違いないわ!皆、攻撃を集中して!』
    バッツ「わ、分かった!」

    レナ『お願いスオウちゃん、もう止まって!』『転 生 の 炎!』
    ヒナ『化け物としてじゃない、人として貴方を捕えて見せる…!』『【ファイジャ!】【終幕:イシュ・ボシェテ!】』
    ファリス『さっさとそんな気持ち悪いの捨て去っちまえ!』『【サンダガ!】【エアロガ!】』
    ゴルベーザ「そなたを憎しみの底に落とさせはせん!」「【メ テ オ!!!】」
    バッツ「消えろ、スオウの中のゼロムス!」「連続【ホーリー!】」
    『あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!』

    〈黒チョコボの森付近、猛攻を受けて墜落したスオウが倒れている…〉
    〈そこにバッツ達が降り立った〉
    ヒナ「ふ、う。何とか被害を増やさずにすんだわね」
    ファリス「おう。後はこいつをどうするかだ、が!?」
    〈スオウの体が足元から崩れ出し、次々と暗黒に消えていっている!〉
    バッツ「何だこりゃ!?どんどん消えちまってるぞ!」
    レナ「嘘…駄目だったの!?お願いスオウちゃん、消えないで!」
    ゴルベーザ(この感覚…月でゼロムスが消えたときと同じ!…奴の下に引き戻されているのか!)(…まて、それならば)
    ゴルベーザ「戦士たちよ、私に委ねてはくれないか?…賭けのようなものだが」
    ヒナ「何か方法はあるの!?…迷う暇も惜しいわ、お願い!」

  • 138ヒナ主25/03/05(水) 21:14:47

    >>137

    (長くなりすぎたんで続き)


    ゴルベーザ「承知した("懐からクリスタルを取り出す")」(思い出せ…あの時、奴と対峙し憎しみを抱いた時を!)

    〈ゴルベーザの想いに対してクリスタルが黒く耀き、真っ黒な液体がにじみ出す〉

    『う"、あ"…?』〈なんとスオウの崩壊が止まり、スオウがクリスタルの方ににじり寄っていく〉

    (…)〈そのまま差し出されたクリスタルに縋り、上半身だけとなった己の体に取り込み〉〈泥のように眠ってしまった〉


    レナ「スオウちゃん…助かった、の?それに、さっきの黒い光は」

    ゴルベーザ「…かつて月でゼロムスと対峙した時、私は奴の根源…ゼムスに操られた憎しみの中にいた。そのせいで私の祈りではクリスタルの力が十分に発揮できず、暗黒へ回帰するだけだった。」

    「だが、この者が暗黒物質で身体を構築しているならば、クリスタルによる暗黒に向かう可能性もあったというわけだ」「…再現できるかもわからぬ分の悪い賭けだったがな」

    バッツ「なんか、よく分かんねえけど…とりあえずスオウが消えるのは無くなったってことでいいんだよな?」

    ゴルベーザ「今のところは、な。ただ『残り』が取り返しに来る可能性は否定できない」「残り?」

    ゴルベーザ「この子の下半身…ダークマターか。あれは消えたのではない、次元の狭間とやらに戻っただけだ。回復を待ち、また攻撃の準備をするために」

    ファリス「おいおい、それじゃ私達骨折り損ってやつかよ…!」

    ゴルベーザ「少なくともクリスタルによる光には弱いことが分かった。そこを突くか、さらなる武力で攻めるしかないだろう」

    レナ「ともかく、今はスオウちゃんを助けなきゃ。急いでベッドに『待て。意識がないとはいえ暗黒物質の浸食は健在だ、うかつに障ればただでは済まない』う、そうだった…どうしよう」


    「い、おーい…」

    シド「おーい、聞こえるかぁ!スオウちゃんの『ベッド』、これならうまく行けるかもしれん!」

    バッツ「シドのじいさん!?」

  • 139ヒナ主25/03/05(水) 21:44:44

    〈古代図書館〉
    バッツ「まさか、スオウをクリスタル液の中に入れちゃうなんてな…思った以上に身体も脆くて崩れやすかったからその意味でも助かったけど」
    シド「うむ…今はゴルベーザ殿のクリスタルも体内にあるらしいし、クリスタルによる弊害はほぼないとみていいじゃろう」「それに、暗黒物質についてもどうにかできる可能性がある」
    ヒナ「…!それって、彼女をちゃんとした人間に戻せるってこと?」
    シド「先ほどギード様といろいろ検討していての。確かこのダークマターは憎しみによって生み出されたもの、じゃったな?」
    ゴルベーザ「そうだな。奴の、ゼムスの言葉を信じるならだが」
    シド「こちらの世界では、クリスタルが世界を作り出していると同時に人の良き心に即している面があってな。簡単に言えばそちらの暗黒物質とここのクリスタルには似た特徴があるんじゃ」
    シド「この子が憎しみに囚われた結果、この体になったという前提で言うが…身体を直す際に四つの心とクリスタルによる再生を行えば」
    レナ「人らしい身体を得たうえで、憎しみ以外の感情も取り戻させることが出来る、ってことね?」
    シド「うむ。まだ暗黒物質を薄める手段は思いつかぬし、そもそもクリスタルにどう心を反映させればいいか『祈り…』うん?」
    ゴルベーザ「我が弟のセシルがゼロムスを打ち倒したときは、地上の民たちの祈りと、クリスタルへの祈りが奇跡を引き起こした…恐らく、ここのクリスタルも誠意持った祈りで力を発揮できるだ」
    レナ「…分かった、わ。あそこの液体に触れてればいいのね?」「恐らく」
    レナ「…(スオウの入ったクリスタル液に手を入れる)大丈夫よ、あなたも幸せを見つけられるわ。だから、早く元気になって、ね?」
    〈レナの祈りが淡い光となり、スオウに吸い込まれていった〉
    シド「…どうやらそのようじゃな。有難うよ、異界の戦士…いやゴルベーザ殿」
    ゴルベーザ「こちらとしても奴を事前に抑えてくれて助かった、礼を言おう」
    バッツ「これ、俺たちもやる必要あるよな?祈るなんてこと、全然やった事ねーけどなぁ…」
    シド「この子の回復を願うので十分じゃよ。念のため、定期的にやってくれ。それとヒナの嬢ちゃんもやってほしい。同郷の者がやる必要性も考えられるからの」
    ヒナ「二つの世界平和のためだもの、構わないわ」

  • 140ヒナ主25/03/05(水) 21:47:35

    とりあえず一区切りできました…遅くなり大変申し訳ない。
    これで残りはヒナちゃんの続きとスオウの物語と『あの子』の続き…
    なんで書いている途中で新しいやつ浮かんじゃうんだよぉ、しんどいよぉ…



    書くけどさ

  • 141ヒナ主25/03/05(水) 21:53:56

    (書き忘れてましたがゴルベーザさんはここでFF4に帰ってもらいます、これ以上情報提供できることもなさそうだからね)

    【To.先生
     第三世界に現れたスオウを確保しました…これを確保といっていいかは疑問ですが。
     現在は欠損した身体を回復するためにクリスタル液に入れて、祈りで光を注ぎ込む…?ことをやってます
     一先ず襲撃は退けましたが、一部は狭間に逃げられたようで再び攻撃の可能性も否定できません
     アコの送ってくれたミルラの雫、こちらでうまく活用できるよう取り計らってみます】

  • 142雑多SSのスレ主25/03/05(水) 22:10:41

    >>140

    お疲れ様です、本当にお疲れ様です

    こっちもこっちで住民の発言でケフカ来ちゃったしなぁ

    あと、嚮導者を捕らえられたゼロムスがそっち行っちゃうかも…

    ~~~~~~~~~~~~~~~


    『へんな機械でこっちを見まわしてたみたいだし~、誰か来るのは間違いないよね♪』

    『でも待ちぼうけてたらいつになるやら……じゃあ急かしちゃおう♪』

    『と・い・う・わ・け・で~、ほい、【裁きの光】~♪』

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ”な、何だ!?瓦礫の塔が光り出した!?”

    リオ「何、この高エネルギー反応……まさか!?」

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    (塔の頂点から裁きの光が放たれ、要塞都市エリドゥを攻撃する)

    (破壊されたエリドゥの建物の残骸が吸収され、瓦礫の塔の一部となる)

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ネル「おいおい何だよありゃぁ!?」

    カリン「攻撃してきた……まさかあのピエロが!?」

    アカネ「あの時の笑い声と言い……明らかにこちらを挑発していますね。」

    ”おのれ……!!”

    リオ「みんな落ち着いて。エリドゥは無人だから人的被害はないわ。それに、止めるために向かうとしても人員が足りないわ。」

    ネル「なら黙って見てろってのかよ!」

    ”ファファファ…そこでシャーレ権限の出番だな。”

    リオ「えぇ、是非お願いするわ。こちらも全力でバックアップする。」

    ネル「…それならそうと早く言えっての。」

    ”シャーレの超法規的権限でもって、他校に応援を要請する。主要校であるミレニアム、ゲヘナ、トリニティは既にクリスタルとミルラの防衛に回っておるから人員は割けん。よって、クリスタル調査に参加出来なかった…百鬼夜行、レッドウィンター、山海経の3校に戦力を出してもらう。”

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:22:18

    >>142

    ちょっとした話題作りのつもりで書き込んだ結果スレ主に余計な負荷をかけてしまった…本当すみませんでした…

  • 144雑多SSのスレ主25/03/05(水) 22:39:21

    >>143

    『余計な負荷』ぁ~~~~???

    一体君はなぁ~にをぬかしてくれちゃってますか???

    ほれほれ見てみなさいよスレ主のあのニッチャリした笑み!!

    どう見たって「ネタ提供してくれてありがとうございます~」っていうニヤケ面じゃぁ~あ~りませんの??


    ボクチンだってこうして活躍できちゃう機会を得ちゃったんだし~、君はもうちょっと胸張っちゃいなさいよ~♪

    そんなに罪悪感持っちゃったんなら、【 ミ ッ シ ン グ 】でも喰らって禊しちゃう?

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:24:37

    >>144

    ……自分の考え過ぎだったみたいですね。

    心機一転兼贖罪代わりに対ケフカを想定してみた前口上(前節)でも載せておきましょうか……碌に考えて書いてないので駄文だと思いますが……


    (瓦礫の塔の麓に乱雑に書かれた手記が落ちている……)

    ”読む。”

    『道化(同意着の言葉は多数あるがここでは基本的に道化で統一するとする)と聞くと中世時代の宮廷道化師やサーカスの笑われ者を思い浮かべる者が多いとおもうが起源は古代エジプト時代から存在するという非常に歴史の長い存在だ。


    今の時代で道化とは極彩色の衣を纏い、人の善を謳う《クラウン》が一般的だが、黒き衣を纏い、人の悪意を騙る道化も存在し、それらは【オーギュスト】と呼ばれる。


    また、道化は始めは所謂大道芸人として扱われていたが、時代を追うにつれ、見世物としての側面が強くなり、現代ではそのメイクの特殊さ故か、道化に対し恐怖心を抱く者も現れ始め、創作において道化をモチーフにした悪役や怪物が多く生み出された。


    これを踏まえ、彼は言動や極彩色の衣類を見れば如何にもな《クラウン》だ。しかし……私には彼……否、【あれ】は、何処までもどす黒い虚無に包まれた【オーギュスト】にしか見えなかった。』


    【不協和音散らすオーギュスト ケフカ・パラッツォ】

  • 146雑多SSのスレ主25/03/06(木) 00:08:57

    >>141

    【私だ。

     まずはスオウの確保、よくやった。見事だ。

     光による治療が行えるのであれば、ミルラの雫が役立つであろう。

     もし今後も入用になるならば、ミルラの種を送ることも検討しよう。

     こちらもゼロムスを一時退けた。逃げられてしまったがな…。

     加えて、ミレニアム廃墟群に突然『瓦礫の塔』が出現した。

     ゼロムスとは無関係のようだが、攻撃と挑発を仕掛けてくる故これから制圧に向かう。

     観測できた敵の映像を送信する。

     こちらでも情報がない。念のため光の戦士達にも聞いてみてくれ。


     嚮導者を捕らえられたことで、ゼロムスが直接向かってくる可能性もある。

     気を付けるのだぞ。】


  • 147ヒナ主25/03/06(木) 08:06:43

    守るついでに朝のカキコミ

    《液状のクリスタルに浸されるスオウ、彼女に5人の光が注ぎ込まれる》
    《レナからは…人に関わり、想いに寄り添わんとする"いたわり"の心を》
    《ファリスからは…嘗てのあり方に怯えず惑わない、信じた道を突き進む"勇気"の心を》
    《クルルからは…何が起ころうとも諦めない、【成功】に至るまでやり遂げんとする"希望"の心を》
    《バッツからは…見えないものを見出し、思うがままに動いて得ようとする"探求"の心を》
    《ヒナからは…守り守られ、その中で【失敗】を省みより良い自分になろうとする【キヴォトス"学生"】の心を》

    《5人の祈りが結晶として形を為し、彼女の中に芽生えていく》
    《そして、彼の者の祈りでクリスタルが輝く時》 
    《彼女の新たな物語(クリスタル・クロニクル)が始まるであろう》

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 11:15:17

    このレスは削除されています

  • 149雑多SSのスレ主25/03/06(木) 19:39:10

    ちと時間ないので

    ダイス使おうかとも思ったけど合いそうな組み合わせ決まったのでお待ちくだせぇ

  • 150雑多SSのスレ主25/03/06(木) 22:21:27

    ”さて、編成は固まったな。”

    ~瓦礫の塔 ルート1~
    ST レイジョ ミナ ココナ アスナ
    SP キサキ カリン

    ~瓦礫の塔 ルート2~
    ST チェリノ マリナ トモエ ネル(制服)
    SP ノドカ(温泉) ミノリ

    ~瓦礫の塔 ルート3~
    ST レンゲ ユカリ ツバキ トキ
    SP カエデ アカネ(バニー)

    キサキ「これは強力なライバルじゃの、レイジョ。」
    レイジョ「いやそれどういう意味?」
    アスナ「あはは~、よろしくね~山海経のみんな~♪」
    ココナ(シュン姉さん越え……凄い…!)

    ネル「久しぶりだな!今回も頼んだぜ!」
    チェリノ「うむ、虚妄のサンクトゥム以来だな!」
    ミノリ「何故その格好?」
    ノドカ「この方が白魔法が強くなるので!」

    レンゲ「キヴォトスを攻撃する怪しい輩か!ならアタシ達百花繚乱の出番ってな!」
    ユカリ「はい、レンゲ先輩!身共も参りますの!」
    カエデ「す、すっごい……!!」
    アカネ「ウフフ、実はこの装いの方が黒魔法の威力が上がりまして…フフフ」ギラリ

  • 151雑多SSのスレ主25/03/06(木) 22:40:54

    (それぞれヘリで指定ポイントへ)


    ミノリ「なんてひどい建築物だ…危険という言葉を下水に投げ捨てたかのような冒涜!工務部として許しがたい!!」

    キサキ「今これより、この悪鬼の城を攻略するのだ。その後でいくらでも建て直すなりしてやればよかろうて。」

    カエデ「なんていうか、ゲームのラスダンって感じ?これが武者震いかな…?」


    ”総員、事前情報は確認したな?ではこれより、瓦礫の塔攻略戦を開始する。行け!!”

    一同「「「おー!!」」」


    ~~~~~~~~~~~~~~~

    『おっホホホホ~、これまたちんまいお嬢ちゃんばっかりやってきたもんだねぇ!!』

    『しかもちゃぁ~んと、あいつらとおんなじルートで律義に来ちゃってまぁ♪』

    『……よくみたらみんな、頭に天使の輪っかモドキがついてやんの。』

    『もしかして、ボクチンの頭のコレとおんなじ~?』

    『こ~れはまた、実験し甲斐があるかもぉ~?』

  • 152雑多SSのスレ主25/03/06(木) 23:25:33

    BGM:邪神の塔(FF6)

    ラストダンジョン

    「誰のルートが気になるクポ?」


    dice1d3=2 (2)

  • 153雑多SSのスレ主25/03/06(木) 23:45:08

    (エクスデスはシッテムの箱による指揮通信で3チームとダイレクト通信中)


    チェリノ「何か所々臭いぞ!どうなってる!?」

    ネル「そりゃあ、あんなバケモンが跋扈してりゃあな!」

    (モルボルグレートが歩いている)

    ”あれはモルボル…しかも上位種か。となれば…”

    トモエ「CC状態を引き起こす「くさいいき」に警戒ですね!」

    ネル「それと、焼いちまえばどうってことはねぇ!魔法銃 フ ァ イ ガ !」キュピーン!!

    マリナ「私も続くぞ!魔法銃 フ ァ イ ガ !」キュピーン!!

    ネル「行くぜオラァ!!」ズガガガガガガガガガ!!!

    マリナ「前方へ、突撃!!!」ズガガガガガガガガガ!!!

    チェリノ「よし、後に続くぞトモエ!」

    トモエ「はいチェリノ会長!ヘ イ ス ガ !」

    ”ファファファ…見事な連携だ。それにこの修羅場を楽しむ余裕すらある…見事だ!”

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    チェリノ「それで、ここが例の場所か?」

    ネル「……だろうな。」

    ミノリ「近くで見れば神々しい像だな…。」

    ノドカ「いや、足元の大きい顔の奴が不気味なんですけど…。」

    ”貴様等、構えろ!来るぞ!!”

    一同「!!??」


    【我が調和は奪い去られ、混沌へと沈んだ。】

    【汝等、この抜け殻たる我が身に何を求める?】

    【この、かつて『女神ソフィア』だった存在を討ち取らんとする者達か?】

    【そうであるならば、この哀れなる操り人形に真の救いを齎して見せよ。】

    【そうして、我が身の消滅を持って「真の調和」への供物とせん。】


    死闘 ~蒼天~


  • 154雑多SSのスレ主25/03/06(木) 23:47:26

    1:ルート1

    2:ルート3


    「一方その頃…クポ?」


    dice1d2=1 (1)

  • 155雑多SSのスレ主25/03/07(金) 00:24:34

    キサキ「何じゃ?あの豆粒みたいな3体は?」

    ココナ「ちょっと可愛いかも?」

    ”あれはムーバーではないか。次元の狭間のラストフロアに生息しているはずだが?”

    カリン「ライブラで調べたら「ムーバ」と出たぞ。」

    ”ファッ?”

    アスナ「あははー、しかもよわーい……っていたたたたたた!?」

    レイジョ「どこからともなく針を!?」

    ”はりせんぼんではないか!?”

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    キサキ「して、ここの門番がこやつかえ?」

    レイジョ「なんて筋骨隆々な…ですが…。」

    ミナ「あぁ……何故か威圧感を感じない。何かが抜け落ちているような…。」


    【その通り。】

    【我が力…大地を巡る均衡の力は、既に我が身から奪い去られた。】

    【今ここに座するは、かつて『魔神セフィロト』という存在だった抜け殻のみ。】

    【滑稽なる操り人形でしか無くなった我には、もはや自決の自由すら無い。】

    【汝、彼奴を滅する者達ならば、我が身を滅し、彼奴に力を示すが良い!】

  • 156雑多SSのスレ主25/03/07(金) 00:42:07

    レンゲ「キングベヒーモスの更に上位な奴が出るなんてな。」

    ”グランベヒーモスか……かと思えばドローン系も出るとは。”

    アカネ「ライブラで分析しましたけど、【ガンマ】なんてものはミレニアムでも開発してません。恐らくは…。」

    カエデ「最深部にいるピエロが関係してるってことだよね!」

    ユカリ「要望を写真で見ましたが…まるで百物語に出てきそうな不気味なお姿でしたわね…。」

    トキ「皆さん、次が出ました!」

    ”ラ イ ブ ラ !……ほぉ、ゴーキマイラの更に上位、ベクタキマイラか。”

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    レンゲ「すげぇ……かっけぇ……!」

    ユカリ「なんと勇猛な御姿の像なのでしょう!」

    カエデ「持ってる武具とかも超レアっぽくてカッコいい!……でも…。」

    ツバキ「……何も、感じないね。凄く…冷たい。」

    レンゲ「……あぁ、何か虚しい感じだ…。」


    【良くぞここまで来た、勇猛なる戦士達よ。】

    【我は、かつて『鬼神ズルワーン』と呼ばれていた存在だった。】

    【今や我が内の「永劫」は奪い去られ、ここに残るは抜け殻のみ。】

    【最早我が身に、熱き勝利の炎が灯ることは叶わない。】

    【戦士達よ、凍えし操り人形たる我に…その刃でもって、介錯を。】

  • 157雑多SSのスレ主25/03/07(金) 07:33:41

    今日もまた維持時間に間に合わないかもしれないよぉ…

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 11:31:09

    ケフカにもヘイローがある…つまりケフカは生徒だった…?

  • 159雑多SSのスレ主25/03/07(金) 20:23:01

    >>158

    ケフカは本編で何をした?

    そして何故、ヘイローが3つ重なって存在している?

    ~~~~~~~~~~~~~~~


    チェリノ「フン、なかなか面白かったがここまでだな!」

    ネル「虚妄のサンクトゥムのときの奴らに比べたら、てんで覇気がねぇな。」

    マリナ「我等レッドウィンターの突撃戦法に勝るものなし!」

    トモエ「……天秤を揺らして床全体を揺らしてくる技はちょっと危機でしたけど…。」

    ミノリ「何でチェリノ会長は笑って楽しんでたんだ?建物全体を揺らすなんて私からすれば悪夢だ…。」

    ノドカ「まぁまぁ、勝ちましたし結果オーライってことで!」

    ”ファファファファファファ!よくぞやったお前達!”


    【よもや……騒乱を引き起こす者達に討たれるとは。】

    【均衡を司る我が身が、均衡を跳ね除ける者達によって討たれる…なんという皮肉か…】


    チェリノ「さっきから均衡均衡と…おいらからすればお前の方が言っている事おかしいぞ!」

    【!?】

    チェリノ「お前は確かに神様だったのかもしれん。だが、そうでなくなったと自覚するなら…いつまでも神様気取りで偉そうに天秤をゆらゆらさせておいら達を見下す方がおかしいではないか!」

        「騒乱を引き起こす者達…確かにうちはいつもクーデターが起きてるからそうなんだろうな。だがそれは、皆が物怖じせずハッキリと意見してくるからこその事だ!」

        「全ての生徒には意見を表する権利がある!そして全ての生徒会長にはその意見を聞き入れ、学園を導く権利がある!」

        「そうやって、互いに切磋琢磨し合って学園の【均衡】が成り立つのだ!」

        「お前の言う【均衡】は、意見を聞こうとしないただのワガママではないか!」


    【まさか………!?】

    【このような者達が……調和を齎す者達だと言うのか……!!】

  • 160雑多SSのスレ主25/03/07(金) 20:46:08

    トモエ「チェリノ会長!今宵も素晴らしい演説です!!」
    マリナ「流石チェリノ会長だ!!」
    ネル(こいつ…ヒゲだけじゃねぇ!めちゃくちゃカッケェじゃんかよ……!!)
    ミノリ「全ての生徒には意見を表する権利がある…そこには同意だが……。」
    ノドカ「だったら私の意見もちゃんと聞いてほしいんですけどねぇ?」

    ”ファファファ…その歳で神すら説き伏せるとは、見事だチェリノ。”
    ”そして、異界からの来訪者とはいえこのまま滅するのは惜しいな…。”
    ”よし、神でなくなったと自負するならば、新たな定義をくれてやるとしよう…。”
    ”チェリノよ、そやつと契約を交わし、召喚獣とするがいい!”

    チェリノ「は?召喚獣とはあの??」
    ”そうだ。そやつに均衡について説き伏せたのなら、お前がそやつを召喚獣として従え、傍でお前達の均衡をやらを見せつけ学ばせるがいい。お前達も、無為な討伐は不服であろう?”
    ノドカ「そ、それは確かに…。」
    チェリノ「なるほど!打ちひしがれているならば手を差し伸べるのも会長の器という事だな!うむ、では女神…いや、『同志ソフィア』よ!おいらの元へ来るがいい!!」
    ソフィア【……我が身を、幻獣とするか…我が身を討ち果たしたそなたらならば、その資格に偽りなし。】
        【そなたらの齎す均衡、しかと学ばせてもらおう。我が主……【同志チェリノ】よ。】

    『召喚獣 ソフィア』

    チェリノ「……さて、これでソフィアは我等が同志となった。そして、ソフィアとの契約で彼女の記憶が流れ込んできた。」
        「そこでわかった……ソフィアとあと二人の神々は、この先にいるピエロ、「ケフカ」に、魔法の力……すなわち『神秘』を奪われたらしい。」
        「その悲しみがいかほどか…諸君、おいらはこれより同志ソフィアのため、ケフカを粛清する。異論はないな?」
    「了解ですチェリノ会長!」「もちろん、どこまでもついていきます!」「異議なし!」「は~い!」「乗り掛かった舟だ、ついてくぜ!」
    チェリノ「うむ、素晴らしい返事だ!………行こうか同志諸君、撃鉄を起こせ!」

  • 161雑多SSのスレ主25/03/08(土) 00:53:09

    ソフィアを召喚獣として呼んだ時の技は何になるだろうか…

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 01:06:56

    クラウディヘヴンかクエーサー辺りとか…?

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:26:14

    容赦なく保守

  • 164ヒナ主25/03/08(土) 10:27:16

    (休みすぎた…そろそろ書きまぁす!)

    〈古代図書館〉
    エミリー「じゃあ、さっきの会話を文字にして書いてくださいな」
    レーヌ (カキカキカキ,スッ)
    ラム「…うん、正解!『こっち』の言葉にもだいぶ慣れてきたみたいだね」
    レーヌ『エミリーさんとラムさん、それとここにいる皆さんのおかげですよ』
    ラム「えっへへ~、そう言われると照れちゃうな~」(頬を抑えてくねくねしている)
    エミリー「(我が妹ながら可愛さが天元突破してる…!!)それにしても、こちらの出題についていけてるのは素直にすごいですわ。鉛筆と紙さえあれば(こちらの読み取りを考慮しない限り)普通の会話ができると思いますわよ」
    レーヌ『本当?だったらうれしいな』
    ラム「レーヌちゃんの筆さばき凄まじいもんね~、ご主人が見た時は『けんしょーえん』になりそうって言ってたけどレーヌちゃんは大丈夫なの?」
    レーヌ『ふっふ~、これにはコツがあるのですよ!教えませんけど!』
    エミリー「ケチー、ですわ!」

  • 165雑多SSのスレ主25/03/08(土) 19:27:37

    レイジョ「はあああああ!!」(渾身の蹴り)
    【ぐおおおお!!】

    レイジョ「はは……クルルから教わった『蹴り』が役立った…!」
    ミナ「いい笑顔だな…。」
    キサキ「見事じゃ。して……これで終わりかえ?」
    【…………】
    ミナ「門主様の問いに答えないつもりか?それとも…もう気力も無いか?」
    【…………我が身を打ち倒し、まだ余裕とは見事なり…。】
    キサキ「当然であろう?事情は知らぬが其方は本当の力を失っている。対してこちらは先生の指揮も合わさった全力。勝負にもならぬという事だ。」

    アスナ「っていうかさ~…魔神さんの名前って、前からキヴォトスで騒ぎになってる「デカグラマトン」と関係あったりする~?」

    【…?】
    カリン「そういえば魔神が使った技…ディファレトとかケセドとか、呼び出した雑魚もビナーとかコクマーとか…散々聞いた名前ばっかりだったな。」
    【どういう事だ!?我が力を騙る愚か者がいるというのか!?】
    キサキ「お、目に光が灯ったではないか。本当の力を失っても、魂はいまだ衰えずだな。」
    【あぁ……魂も確かに衰えてはいたはずだというのに…其方らのその発言で、我が内に怒りの炎が灯った。それで我が魂が再び息を吹き返すとは、なんという皮肉か。】
    キサキ「そうかそうか…ではココナよ教官よ、彼の者の傷を癒しておくれ。」
    ココナ「あ、はい門主様…ケ ア ル ガ !」キラキラキラキラ……
    【…我が魂だけでなく傷まで……我に何を求める?】
    キサキ「礼は後回しかえ?まぁよかろう……其方、我等と共に行くつもりはないかえ?」

  • 166ヒナ主25/03/08(土) 19:38:22

    〈レーヌがチラリとある一点に振り向く…その先には液状のクリスタルに揺蕩い眠っているスオウがいた〉

    チャプ,ユラユラ…
    『スオウさん、無くなってた身体も粗方戻ってきましたね。体の紫色も薄くなってます』
    エミリー「ですわね…ご主人様によれば目覚めてすぐには暴れたりしないらしいけど…」
    ラム「それでも万が一ってことはあるからあまり近づかないようにね~?」
    『分かってますよ、あの人が来てから耳タコ出来るくらい言われましたって』
    エミリー「分かってるなら良いのですわ。でもこういうのは定期的な呼びかけが大事ってご主人様がいってましたもの」
    ラム「最も、『きょーどーしゃ』だったあの子を取り戻しに来るかもしれないからこうやって見張り番もされてるんだけどね」
    レーヌ『きっともうすぐ終わりますよ。彼女の目覚めも近そうですし』
    エミリー「だと良いですわねぇ。(グゥウ)…そういえばお昼時でしたわ、何か作って来ますわよ。リクエストは?」
    ラム「ベヒーモスのミートローフ!」
    エミリー「ラムは好きですわねぇ、ソレ。遺跡で雑草食べてた時は何も文句たれませんでしたのに」
    ラム「う、うっさいな!」
    エミリー(…でも、我慢しなくなったあなたを見れたのはとっても嬉しいんですのよ?)
    レーヌ『ふふ、良い姉妹だね。なんか妬けてきちゃう』『私は軽いのでいいよ、トーストとか』
    エミリー「あなたはもう少し食べてもいいと思いますけど…承りましたわ、少しお待ちくださいな」
    エミリー(ベヒーモスのお肉と食パン…うーん、栄養が足りませんしやっぱり巨大鳥の卵と一緒にベーコンエッグを乗っけて)


    【感知範囲内に対象の神秘およびその類似物を確認】

  • 167雑多SSのスレ主25/03/08(土) 20:23:02

    キサキ「先ほど先生から聞いたのじゃ。レッドウィンターのチェリノ会長が、其方らの同胞…女神ソフィアを召喚獣にした、とな。」
    【……まさか、我を?】
    キサキ「その通り。其方は先程のアスナ達C&Cの発言によって、このまま朽ち果てるわけにはいかなくなった。そして妾も、この先先生の役に立つための力が欲しい……この2つが、妾と其方での召喚契約で叶うのだ。悪い話ではなかろう?」
    ミナ「魔神との召喚契約…確かにこの中では門主様がもっとも魔法の才に恵まれた御方。素晴らしい提案です!」
    キサキ「そうかえ?我が友チェリノとは違って、俗っぽい勧誘だと思うが…。」
       「だが、妾達生徒を導き、その道標となっている大樹…エクスデス先生への恩を返す力が、妾は欲しい。」
       「その恩返しの一つが、キヴォトスを騒がせているAI達…デカグラマトンの勢力の討伐。」
       「妾も今はその討伐部隊に名を連ねておる。その中に、其方を連れて行くことが出来る。」
       「名を騙られし憤怒、妾達の力となる形で解き放つが良い。」
       「さぁ、手を取るのだ…玄龍門が仙主、セフィロトよ!」

    【……竜の魂を持つ者よ……其方の強き意思、しかと見た!】
    【我が憤懣すら飲み込まんとする決意…我が力でもって応えよう、我が主……門主キサキよ!】

    『召喚獣 セフィロト』

    キサキ「フフフ……セフィロトの力が漲ってくる…何という気分じゃ。」
    アスナ「うわ~、キサキちゃんからすんごい覇気が噴き出てるよ~!」
    ミナ「門主様、お見事に御座います!」
    キサキ「さて、皆の者…セフィロトをデカグラマトンの軍勢の元へ連れて行くためにも、まずはこの先にいる者…セフィロトから力を奪い去った愚か者、ケフカを討ち果たさねばならん。」
       「有無は言わさぬ!付いてまいれ!」
    「はっ!」「えぇ、勿論。」「うんうん、面白くなりそう!」「了解だ。」「無理はいけませんからね!怪我はお任せください!」
    キサキ「うむ、良き返事だ。」

  • 168雑多SSのスレ主25/03/09(日) 00:38:35

    レンゲ「もう勝利の炎が灯ることは無い……か。」
    【………】
    レンゲ「だから、そんなやる気のない戦い方で来たのかよ?」
    【………】
    レンゲ「そんなんで勝っても……こっちは嬉しくもなんともねぇよ……!!」

    ユカリ「レンゲ先輩……。」
    カエデ「確かに楽勝だったけど……これじゃ後味悪いよ…ムシクイーンで八百長された気分。」
    アカネ「ずっと悲壮な目つきで向かってきていました……正直、見るに堪えません。」
    トキ「………私はあの目を、知っています……あの時の……アリスと同じ……。」
    ツバキ「あの神様の戦斧……重い一撃のはずなのに、とても軽く感じた。だから、簡単に捌けた……。」

    レンゲ「………」
       「 フ ァ イ ガ !!」チュドガアアアアアアアアアアン!!

    【!?】
    (ズルワーンにレンゲのファイガが直撃し、しかし炎属性吸収の特性によりズルワーンが回復する)
    ユカリ「な、何をしていますのレンゲ先輩!?」
    カエデ「ちょ、せっかく撃破したのにそんなことしたら!?」
    レンゲ「うるせぇ!!お前らはちょっと黙ってろ!! フ ァ イ ガ !!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
    【何をしている!?もはや勝敗は決した!なのになぜ敗者たる我に炎を…!?】

    レンゲ「うるせぇっつってんだろ!! フ ァ イ ガ !!」チュドガアアアアアアアアアアン!!

    ツバキ「レンゲちゃん……泣いてる…。」

  • 169雑多SSのスレ主25/03/09(日) 01:05:34

    レンゲ「アタシはなぁ!!アンタの姿を見て…感動したんだよ!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「カッケェって……憧れもしたんだよ!!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「だっつーのに……何だよ、その情けねぇツラに言い訳は!!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「そんなやつを叩きのめしちまったら……アタシらの方が悪人になっちまうじゃねぇか!!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「そんなアンタなんか、もう見てらんねぇんだよ……だからこうしてるんだよ!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「アンタの中の勝利の炎が灯らねぇなら…アタシがこうして灯してやるよ!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「アンタの心の中を…アタシの炎でいっぱいにしてやるよ!!」チュドガアアアアアアアアアアン!!
       「だから……そんな、死にたいってツラ、もうやめてくれよ!!」チュドガアアアアアアアアアアン!!

    【……我のために、涙まで流すとは…。】

    レンゲ「ぐっ……くそぉ……!!」(魔力切れでフラつく)
    ユカリ「レンゲ先輩…!!」

    (よろめいたレンゲを、ズルワーンの大きな手が受け止め支えた)

    【猛き炎の少女よ……其方の魂の炎、確かに受け取った。】
    【抜け殻となりて打ちひしがれた我に、新たなる命を吹き込んでくれた…我は、この恩義に答えねばなるまい。】
    【我、鬼神ズルワーンはここに誓う…我が主、レンゲよ!我は其方の炎にて今一度甦り、其方の刃となりて勝利を捧げよう!!】

    『召喚獣 ズルワーン』

    レンゲ「へっ…恩返しってか。恥ずかしいぜ…。」
    ユカリ「レンゲ先輩、凄いですわ!!神様とお友達になられるなんて!」
    アカネ「おめでとうございます、レンゲさん。」
    レンゲ「茶化すなって…んで、だ。」
    トキ「?」
    レンゲ「ズルワーンと契約して…記憶が流れてきた。この先にいるあのピエロ……ケフカって野郎が、ズルワーンから炎を分捕りやがったんだ。アタシは百花繚乱として…ズルワーンのダチとして、ケフカの野郎をぶっ飛ばす!」
    「はい、お供しますわレンゲ先輩!」「うん、わかった!」「敵将名、ケフカですね。覚えました。」「神様の敵討ちだね!」「はい、それではお掃除の続きですね。」
    レンゲ「へへへ…みんなありがとな!」

  • 170雑多SSのスレ主25/03/09(日) 10:01:08

    ”3体の像が、まさか異界の神々であったとはな。”

    ”魔法を齎した三闘神…。”

    ”そして、その力を奪い我が物としたピエロ……ケフカ、か。”

    ”目的が見えてこぬな。一体何がしたいのか…?”


    ~~~~~~~~~~~~~~~


    ケフカ『あんれま~、まさかあの三闘神を頂かれちゃうなんて。』

       『まぁでも、アレらはもう用済みだったしね~。』

       『何せもう、アレらの「神秘」はもう、ボクチンのモノ~♪』

       『向かってきたところで、ハカイしちゃえばOKってだけ~♪』

    「素材」 ケフカ  笑い声


  • 171雑多SSのスレ主25/03/09(日) 17:59:23

    ”それぞれの道の終点にはスイッチ……恐らく転送装置だな。”

    トキ「はい先生、それも3つ全て同時に踏むことで起動するタイプのようです。」

    ネル「仕掛け自体は単純だな。道中の魔物がヤベェくらいか。」

    アスナ「モンスターハント、楽しかったね~!きっとピエロさんも楽しませてくれるよね!」

    レイジョ「本当に血気盛んですねアスナさん…。」


    チェリノ「では、いよいよ奴の粛清を始める!同志ソフィアのために!」

    キサキ「妾の友、セフィロトの怒りを知らしめねばな。」

    レンゲ「もう一度灯したズルワーンの炎で、ケフカの野郎をぶっ飛ばしてやるぜ!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    BGM:狂信集団

    狂信集団

    ケフカ『ようこそ諸君。』

    ケフカ『皆さんが辿り着くまでの間、何を話そうかずっと考えていましたよ。』


    ネル「テメェか、ミレニアムの廃墟群にいきなりこんな塔を建てやがって、しかもエリドゥを攻撃しやがったのは。」

    チェリノ「詳しい話は同志ソフィアの記憶で知っているぞ!」

    キサキ「こことは異なる世界…そこで、神々の神秘を奪って己が物とし、悪逆非道の限りを尽くした。」

    レンゲ「んでもって、テメェはそれをこの特等席で笑ってやがったんだよな!」


    ケフカ『あ~らら、話が早くて助かったと見るべきかはたまた話の腰を折られてツマンナーイと見るべきか?』


    ネル「だが、アタシ達がこうして集まったおかげでマーカーは発動したぜ。」

    アスナ「そうだね!そろそろ先生も招待しないと!」

    トキ「それではエクスデス先生、どうぞご入場ください。」

    ケフカ『ほへ?先生~??』

    (光の陣が生徒達の前に現れ、その光からエクスデスが現れる)

    ”ファファファファファファ!よくぞやった我が生徒達よ。そして……この暗黒魔導士エクスデスの支配下たるキヴォトスにて、よくもいきなり攻撃を加えてくれたものだなぁ、侵入者よ?”

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 01:44:08

    次はケフカ戦か

  • 173雑多SSのスレ主25/03/10(月) 02:44:14

    [Video Soundtrack] Kefka [FINAL FANTASY VI]

    ケフカ『ちょっとちょっとどういう事~~?なぁ~んで別タイトルのラスボスつーかカオス勢がそっち側についちゃってんの~~??』

    ”ファ?”

    ケフカ『バリバリのヴィランが簡単にそっちに行っちゃダァ~メでしょうが!?第一暗黒魔導士ならそこの奴らをギッタンギッタンのけちょんけちょんにボコりまくって血祭りにあげるのが筋でしょう~?』

    ”貴様は何を言っておる?”

    ケフカ『何があったか知らないけどさ~ぁ、こ~んな安っぽい安直クロスで満足しちゃうようなタイプだったの~?ボクチン、超~~~~~ガッカリ~~~~!!』

    ”ええい黙らぬか!!意味不明なことをしゃべりおって!”

    ケフカ『あら、ディシディア方面の記憶はナッシングな感じ~?じゃあつまんないからとっとと……』

    ”させぬわ! ア ル テ マ !”

    カッ

    チュドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

    ケフカ『アバーーーーーーーーーーーーー!!!!』


    ケフカ『んも~、何でアルテマ未登場作品のラスボスがアルテマ覚えちゃってんのさ~♪』

    ”ちぃ、随分と頑丈な!”

    ネル「おいピエロ野郎!テメェ何のつもりでこんな塔おっ建てやがった!?」

    レンゲ「それに、ズルワーン達のヘイローを奪いやがったな!なんでこんなひどいことが出来んだよ!?」

    ケフカ『あぁ、この天使の輪っかモドキってヘイローって言うんだ?つまり、キミ達が頭上に浮かべてるのもヘイロー…もしかしてキミ達も三闘神みたいな神様系?』ニチャア

    キサキ「…いやらしい目じゃな、反吐が出そうじゃ。」

    ケフカ『ヒョヒョヒョwwwあぁちなみに私の目的はただ一つ……ぜぇ~んぶ「破壊」することだよ~ん♪』

    ”破壊、だと?”

    ケフカ『そゆこと~、ボクチン前居た場所でたぁ~っくさん破壊しまくって楽しかったんだけどさぁ、今のキミ達みたいなお馬鹿さん達に寄って集ってボコボコにされてさぁ~、気が付いたらココだったわけ!だからぁ~、今度はここで破壊を楽しむのさ~!!』

    チェリノ「破壊だけが目的、だと?まさか同志ソフィアから力を奪ったのも、その手段のためか!?」

    ケフカ『正解~!見事正解したおちびちゃんには特別賞として、『破壊の翼』をプレゼンt』

    ”させぬわ!真空波!!”ズバァン!

    ケフカ『アバーーーー!!!!』

  • 174雑多SSのスレ主25/03/10(月) 03:15:29

    ケフカ『んもぉ~~~!!大ダメージ物理技を大ダメージ物理技で相殺とか王道過ぎ~!』

       『ていうかその武器ってあれじゃん、ガンブレードじゃん!スコール君が持ってた…あ、微妙に形違うや。』

    ”本当に破壊だけが貴様の目的なのか?破壊の先には『無』が待つぞ?”


    ケフカ『いずれ壊れるとわかっていて、何故作ろうとする?』

    ”……何だ?纏う空気が変わった?”

    ケフカ『いつか死ぬとわかっていて、何故生きようとする?』

       『〇ねば、全ては無になってしまうというのに…。』

       『だからこそ、いずれ無になってしまうならば、今破壊して無にしても同じなのだよ。』

       『だから私は……ぜぇ~んぶ壊して死の世界を作るのだ!!』


    チェリノ「何だそれは…!?」

    ネル「つまり、テメェの独りよがりの結論だけで、何もかも無かったことにする気だってことかよ!?」

    レンゲ「んなの認めるわけねぇだろ!お前みたいなやつのワガママでぶっ壊されるほど、アタシ等はヤワじゃねぇ!」

    キサキ「妾達の意思や伝統は脈々と受け継がれてきた。形を変えつつも、壊れることなくな。うむ、既にこの時点で貴様の持論は矛盾しておるではないか。」

    ミノリ「第一、破壊のためとか言いながらも、お前だってこの『塔』を建設しているじゃないか!すなわち、お前だって「作って」いるじゃないか!発言と行動が矛盾している!!」

    アスナ「それに、壊し続けて壊すものが何もなくなった後はどうするのさピエロさん!何もなくなった中で一人ぼっちなんてつまんなくて寂しいじゃん!」

    トモエ「身なりや外観年齢は大人のようですが、責任を取ろうとしない言動や態度、そして後先を考えられない幼稚な発言に思考…中身は全く躾けられていない悪ガキそのものですね。」

    レイジョ「こんな輩に、セフィロト様方は力を奪われたのか……なんて酷い…。」


    ケフカ『あーーーーあーーーーーー!!』

       『何だよ、もーーーーーう!!またかよぉーーーーーー!!』

       『お前らもあいつらみたいにピーチクパーチク奇麗事くっちゃべるのかよおーーーー!!』

       『そういうのボクチン、だいっきらーい!!!だからおしおき!!』

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 12:43:35

    保守

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 17:36:27

    ………ケフカの言っていることも分かるのですが………

    うん………お前がいうなという感じがするんですよね………

  • 177雑多SSのスレ主25/03/10(月) 21:23:20

    (裁きの光が再びエリドゥを攻撃する)


    ”貴様!!”


    ケフカ『命……夢……希望…………』

       『どこから来て、どこへ行く?』


       『そんなものは この私が 破壊する!!』


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


    レンゲ「何だ何だ!?」

    キサキ「何という悪趣味な像……これは、まさか!?」

    チェリノ「感じるぞ!このヘンテコ像から同志ソフィアの神秘を!!」

    レンゲ「それだけじゃねぇ!ズルワーンやセフィロトのもだ!」

    ケフカ『ヒョヒョヒョwwww悔しかったらここまで登ってみなしゃ~いwww』


    ”ファファファ…愚かな道化だ。この私が律義に登るとでも思うたか!!”

    ”指示を出す!キサキ、チェリノ、レンゲ、ネル!私と共に来い!”

    ”残りの者達は分担し、この像を足止めせよ!”

    ”ホ ワ イ ト ウ イ ン ド !! ヘ イ ス ガ !! マ イ テ ィ ガ ー ド !!”

    一同「了解!!」

    ネル「ありがとよ先生!」

    キサキ「では参ろうか。」

    レンゲ「っしゃあ!やってやろうぜ師匠!」

    チェリノ「行くぞ諸君!ケフカを粛清だぁ!!」


    ケフカ『エエ~~~~~~~!?ゲームシステム無視とかチートじゃ~ん、ヒドくなぁ~い??』

    ”この世界の理に従い、『制約を解除』したまでよ!ファファファファファファ!”

  • 178雑多SSのスレ主25/03/10(月) 22:25:47

    妖星乱舞 第1楽章 ~次元の狭間オメガ:シグマ編~

    ミナ「私達の担当はこの一番下の魔神像か。」

    レイジョ「確かにどことなくセフィロト様を思わせる…。」

    ココナ「でもセフィロト様に全然似てません!これは減点ですね!」

    アスナ「じゃあおもいっきり壊しちゃってOKってことだよね~!」

    カリン「攻撃を行ってくるのは顔と両腕…そこを重点的に破壊する!」


    妖星乱舞 第2楽章 ~次元の狭間オメガ:シグマ編~

    カエデ「な、何か色々ごっちゃごちゃな像だね…。」

    ユカリ「ですが、レンゲ先輩達の邪魔をさせるわけには参りません!」

    アカネ「そうですね。ご主人様の邪魔をする悪い像は、徹底的に粉々にしてしまいましょう。」

    ツバキ「攻撃は私が引き付けるよ~!」

    トキ「像の各部位が全て攻撃部位です。出来るだけ複数を巻き込むように狙います!」


    妖星乱舞 第3楽章 ~次元の狭間オメガ:シグマ編~

    トモエ「攻撃部位は2か所のようです。皆さん、集中してください!」

    ノドカ「後ろにいる女神像がサポーターみたいですね!」

    ミノリ「あの像なら私が撤去してやる!もう一体を頼むぞ!」

    マリナ「任せろ!!今すぐ突撃する!!」

  • 179雑多SSのスレ主25/03/10(月) 22:49:05

    妖星乱舞 第4楽章 ~次元の狭間オメガ:シグマ編~

    ”それが貴様の正体…いや、神秘を無理やり取り込み変異した姿か。”

    ネル「いっちょまえに天使みたいな姿になりやがって。似合ってねぇぜその翼!」

    チェリノ「さっきまでのピエロ姿の方が様になってたではないか。勿体ない。」

    キサキ「しかも紫色の肌とは、毒々しすぎて不気味じゃ。」

    レンゲ「とりあえず戦闘態勢ってことでいいよな!じゃぁ行くぜ!」

    ケフカ『か~~~~!!好き放題言ってくれちゃってまぁ!!私が手に入れたこの神の力、存分に喰らうがいい!』

    ケフカ『 ア ル テ マ !!』

    ”させぬわ! ア ル テ マ !!”


    チュドガアアアアアアアアアアン!!

  • 180雑多SSのスレ主25/03/10(月) 23:33:20

    ケフカ『アバーーーーーーーーーーーーー!!!!』

    ケフカ『え、ちょっと待ってよ~何で同じアルテマで押し負けるのさ!!?』
    ”ファファファファファファ!貴様まさか気づかぬのか?”
    キサキ「今、エクスデス先生の魔法の威力は妾のEXスキルによって強化されておるのじゃ。加えて我が友、セフィロトの力も乗っておるのだ。貴様如きのアルテマに押し負ける道理は無い。」
    ”そういうことだ。結局のところ貴様も魔法主体の存在。ならば同じ魔法と言う土俵で、孤独なる貴様と生徒達と共にある私とでは勝負にもならぬのだ! ブ リ ザ ジャ !!”カキイイイイイイイイイイイイイイン!!!
    ケフカ『アバーーーーーーーーーーーーー!!!!ちべたーい!!』
    ネル「でもって、ここはキヴォトスだ!魔法はむしろオマケ、本命はこっち(銃)なんだよ!!」(EXスキル:かかって来いよ→怪我しても知らねえからな)ズガガガガガガガガガ!!!
    ケフカ『あだだだだだだだだだだ!!?』
    レンゲ「そういうこった!まぁ師匠のおかげでこんなことも出来るけどな!魔法銃 フ ァ イ ジャ !さぁ、これでも食らいな!!」(魔法銃ファイジャ+EXスキル:百花繚乱式射撃術)ゴバアアアアアアアアアアアッ!!
    ケフカ「ひょえ~~~~~~!!それもはやメガフレア超えてませ~~~ん!?」
    チェリノ「ではおいらはここでお披露目だな!契約者の名において命ず!出でよ!同志ソフィア!!」
    (光と共に、女神ソフィアが顕現する)
    ソフィア『出でよ、叡智の天秤……!!』
    【バ ラ ン ス ・ オ ブ ・ ウ ィ ズ ダ ム】
    ケフカ『あるぇ~、そんな技ボクチンの時は出してこなかったでsh…ひょえ~~~飛んでるのに世界が回るぅ~~!?」』


    ケフカ『いい加減調子こきすぎじゃな~い?油断するとこうなるよ?』
       『 心 無 い 大 天 使 』
    ”……フン、何をした?私にはそんな技は効かぬ……む!?”
    ネル「……は?」ガクンッ
    レンゲ「な……体が…!?」ガクンッ
    チェリノ「ふぇ??」ガクンッ
    キサキ「これは……まさか…!?」ガクンッ

  • 181雑多SSのスレ主25/03/10(月) 23:52:33

    ケフカ『ヒョヒョヒョwwwwww』
    ”今の光……まさか、生命力を抉り取って強制的に瀕死にさせる即死系の技か!?”
    ケフカ『そ・う・い・う・事~♪…まぁ流石に暗黒魔導士くんには通用しなかったみたいだけど~。』
    ”愚か者め…この私がいる限りそんな技は通用せん!ホ ワ イ ト ウ イ ン ド !”
    ヒュウウウウウ………カキイイイイイイイン!!
    ”何っ!?ホワイトウインドが弾かれただと!?”
    ケフカ『ヒョ~~~~~~~ヒョヒョヒョwwwwwwwwwバッカで~こいつwwwwwそういうのもちゃ~んと対策してるに決まってるじゃ~~~んwwwww』
    (心無い大天使:FF14で使用してきたケフカの技で心無い天使の上位互換。HPを1にする+一定時間回復効果をブロックする)
    ”おのれ、貴様……!!”
    ケフカ『ここでサクッとヤっちゃってもいいんだけど~、どうせならもうちょっと絶望させてあげないと面白くないよね~!ってことで……』

       『 カ オ ス を 超 え て 終 末 が 近 づ く 』

    ゴゴゴゴゴゴゴ……
    ”ちぃ、このままでは……!”
    キサキ「せ、先生……!!」
    ネル「クソがっ……アタシは……まだっ……!!」
    レンゲ「あきらめて……たまるか…!!」
    チェリノ「カ…カムラッド……!!」
    ”回復が妨害されるという事は今からリレイズを掛けても遅い……む?”



    ケフカ『 ミ ッ シ ン グ 』


    ゴバアアアアアアアアアアアッ!!

  • 182雑多SSのスレ主25/03/11(火) 00:22:33

    ケフカ『………終わっちゃった?ヒョ~~~~~~~ヒョヒョヒョwwww』



    (煙の奥から、球状のシールドに守られたエクスデス達5人の姿が現れる)


    ケフカ『エエ~~~~~~~!?何で効いてないの~~~~!?』


    ”そういえば忘れておったわ……シッテムの箱に備わっている、この結界機能を。”

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    アロナ『えっへん!いったいいつ振りになるかわからないですけど、ようやくこのスーパーアロナちゃんの出番です!』

    プラナ『回答、厳密にはネオエクスデス先生以来の発動になります。更に言えば制約解除により、膨大な先生の魔力を消費して生徒さんも一緒に防護しました。』

    ガラフ【すごいのぉお嬢ちゃん達は……しかしエクスデスがこれを使うと決めるとは、変わるもんじゃのぉ。】

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ”出来れば頼りたくは無かったのだがな……”

    レンゲ「し、師匠……これって?」

    ”今のうちに体制を立て直すぞ。どうやら回復妨害は一定時間のみのようだな…ホ ワ イ ト ウ イ ン ド ”

    シュイイイイイイイイン!!

    ネル「っしゃああ!!助かったぜ先生!」

    チェリノ「感謝するぞカムラッド!」

    キサキ「さて、よくもまぁ卑劣な光を浴びせてくれたものじゃ…我が名において命じる…出でよ、盟友セフィロト!」

    ドゴオオオオ!!(土煙と共にセフィロトが顕現する)

    セフィロト『受けるがいい!我が憤懣の拳を!!』

    【ピ ラ ー ・ オ ブ ・ メ ル シ ー】

    ケフカ『ごぶぇっ!?グーで殴ることないじゃなーい!!?』

    レンゲ「アタシも行くぜ……契約者の名において命ず!出でよ、ズルワーン!!」

    ゴバアアアアアアッ!!(爆炎と共にズルワーンが顕現する)

    ズルワーン『吹き込まれし、新たなる勝利の炎と共に!』

    【ア フ ラ = マ ズ ダ ー】

    極ズルワーン アフラ=マズダ


  • 183雑多SSのスレ主25/03/11(火) 03:08:43

    久しぶりに筆が乗ったなぁ…

  • 184雑多SSのスレ主25/03/11(火) 12:24:36

    ケフカ『あ、これマズい奴だ…バリアントナイフ乱れ打ちで速攻落とされるのと同じくらいヤバいやt…アバーーーーーーーーーーーーー!!!!』

    ”まだ立っていられるとはな。”
    ケフカ『………いくらなんでもひどすぎな~い?』
    ネル「大人しく捕まって裁きを受けりゃいい話なんだよ。」
    ”なおも抵抗するのであれば、致し方あるまい。この私が……!!”

    ケフカ『でもボクチン、前回あいつらにやられてからちゃぁ~んと学んでるんだもんネ☆』
       『というわけで……… テ レ ポ !!』バシュン!!

    ネル「………は?」
    ”…………ファ??”

    ケフカ『素直に負けを認めて、スタコラサッサ~ってね!!』

    ”………この期に及んで、逃げ出すとは!!”
    ネル「プライドねぇのかよあの野郎!!?」
    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!
    チェリノ「お、おいカムラッド……塔が揺れ始めたぞ!?」
    キサキ「これはいかん、奴が逃げたせいで塔を支える力がなくなった……つまり……」

    ”塔が崩れる!!”

  • 185雑多SSのスレ主25/03/11(火) 18:10:11

    ”アロナ、プラナ!我がテレポをお前達のシステムと繋げよ!”
    アロナ『はい、了解です先生!再びスーパーアロナちゃんが頑張っちゃいます!』
    プラナ『接続を確認、テレポ対象人数を大幅に拡大します。』
    キュイイイイイイイイイイイイイイイン………
    チェリノ「おぉ、足元が光り出したぞ!?」
    ”我がテレポの範囲を広げた!すぐに行くぞ!!”

    ” テ レ ポ !!”

    ~~~~~~~~~~~~~~~

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
    (脱出後、遠目に見える瓦礫の塔が崩れ去ってゆくのを見届ける一同)
    ”総員、無事だな?”
    チェリノ「うむ、問題ないぞ。」
    キサキ「この通り壮健じゃ。」
    レンゲ「あぁ、大丈夫だ…。」
    ネル「とりあえずこれで瓦礫の塔は処分出来たってことになるんだろうが…。」
    ”ケフカに逃げられてしまったな…。”
    チェリノ「ぐぬぬぬ……粛清しそびれてしまうとは!!おのれ~ケフカめ!いつか必ず粛清してやる!!」
    キサキ「そうさな、三闘神の無念、晴らしてやらねばのぉ。」
    ネル「ぜってぇ逃がさねぇからな!!」

  • 186雑多SSのスレ主25/03/11(火) 18:47:04

    ~それからしばらく経って~



    ”相変わらず懲りぬようだな、ワカモよ。”

    ワカモ「ウフフフフフ……いまだ破壊できていない、シャーレの先生こと暗黒魔導士エクスデス……この私、あなたを破壊できるまで諦めることは決してありません!!」

    ※補足:本スレではワカモは一目惚れを一切していません

    ”それでわざわざこのような総力戦態勢で迎え撃とうとは……私だけでなく多くの生徒も相手取って、よくここまで余裕を保っていられるものだ。”

    部隊編成:エイミ、ヒフミ、ミカ、ココナ、キサキ、アコ

    ワカモ「すんなりできてしまっては面白くもないでしょう?それに…先生が破壊されることで生徒の皆さんがどんな表情をするのか、最近はそこにも興味を抱いているのですよ♪」

    ミカ「……随分悪趣味じゃんね。」

    ヒフミ「そんなことはあり得ません!何故なら、先生は私達が守りますから!」

    ワカモ「そうですね…このままでは埒が明きません……。」


    ワカモ「それではここから、第2フェーズと行きましょうか♪」


    ガション!!

    アコ『ホバークラフト接近!……何か大型オートマタが積載されてます!』

    ミカ「え、何あのパワーローダー?」

    ヒフミ「見たことない形式ですよ!?」

    エイミ「確かに見たことない形式…どこで作ったのやら。」

    キサキ『む!?………総員警戒せよ。我が友セフィロトが反応したぞ。』

    ”何だと!?”


    「素材」 ケフカ  笑い声

    ケフカ『お~待たせ~~ワ~~~~カモちゃぁ~~~~~~~ん♪』

    ”ケフカだと!?”

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 18:57:49

    まさかのケフ✕ワカ概念か………

  • 188雑多SSのスレ主25/03/11(火) 19:52:36

    ケフカ『ヒョ~~~~~~~ッヒョヒョヒョヒョwwww』

    ワカモ「ウフフフフフ……驚きですよ、まさか私と同じ……『破壊』を趣味とする御方に巡り合えるだなんて♪」


    キサキ『破壊を趣味とする七囚人ワカモに、破壊を快楽とする道化ケフカか……。』

    ”…最悪の組み合わせではないか。”


    ケフカ『ボクチン、キミ達にボッコボコにされちゃったじゃ~ん?』

       『そういう点でも、ワカモちゃんと意気投合しちゃったのよね~ん♪』

       『それにボクチン、ワカモちゃんの仮面センスに惚れ惚れしちゃって…ウヒョ~~~~~!!』

    ワカモ「あらあら、仮面の下には興味ないと?まぁ構いませんわ。」

       「おかげさまで新たな破壊の手段をいろいろと伝授して頂きましたの。」

       「まずはとくと味わってくださいませ! ト ラ イ ン !」

    シュイイイイイイイイン……!!(三角形の光が部隊を襲う)

    ヒフミ「       !?」(暗闇&沈黙)

    ミカ「     !!」(暗闇&沈黙)

    ”ちぃ、暗闇に沈黙か! エ ス ナ !”シュイイイイイイイイン!!

    キサキ『妾も加勢しよう! エ ス ナ !』シュイイイイイイイイン!!

    アコ『後方までは届かないようですね! エ ス ナ !』シュイイイイイイイイン!!

    ケフカ『そんな悠長にしちゃってていいのかな~ぁ?ほい、【心無い天使】www』

    キラーン……

    ”まずい!”

    ヒフミ「ペロロ様!お願いします!!」(EXスキル:助けて、ペロロ様!)

    (心無い天使の光が全てヒフミのペロロデコイに吸い込まれた)

    ケフカ『な、なぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃ!?』

    ”よくやったヒフミ!……いい加減こちらからも行かせてもらうぞ! ア ル テ マ !!”

    チュドガアアアアアアアアアアン!!

    ”……ぬっ!?”

    ワカモ「流石の防御性能ですわね、この『ガーディアン』は。」

  • 189雑多SSのスレ主25/03/11(火) 20:10:22

    ケフカ『ヒョヒョヒョwwww崩れる瓦礫の塔からこっそり持ち出しといて正解だったわ~♪』
       『修理もカイザーとかいうやつらに任せたらあっという間だったしね~www』
    ワカモ「さぁ、デモンストレーションはこのくらいで…。」

    ヒフミ「どうして、壊すんですか?」
    ケフカワカモ『「???」』

    ヒフミ「どうしてそんなに、壊さないといけないんですか?」
       「壊すべきものならどこかにきっとあるんだと思います。でも…」
       「何もかも全部壊すなんて、間違ってます!」
       「そこに、何の意味があるっていうんですか!?」
       「そんなことしたって、虚しくなるだけじゃないですか!」

    ”ヒフミよ、もうよい。”
    ヒフミ「せ、先生…?」
    ”お前達はまだ闇を……深い闇を知らぬ「生徒」だ。故にお前達はまだ知らぬ。”
    ”あのケフカのように……破壊に意味など求めていない、『厄種』と呼ばれるような存在も現れるのだ。”
    ”そうであろう?ケフカ。”

    ケフカ『………………良い子ぶりやがってこのガキ。』
       『そうでちゅよ~?ボクチン、破壊に意味なんて求めてないよ~だwww』
       『意味のある破壊などツマラーン!意味もなく壊すから楽しいんだよ!』
    ワカモ「その通り!意味もなく、ただただ壊す!壊したいから壊す!」
       「だからこそ、壊れ行くモノと言うのは美しいのです!!」
       「わかっていただけるとは思いませんわ…ですので、そろそろ壊れて頂けます?」

    ”……ワカモ……貴様は生徒、すなわち我が配下だ。いずれ必ず連れ戻して見せる。”
    ”その前に、まずは灸を据えてくれるわ!!”

    総力戦 ワカモ&ケフカ(ホバークラフト&ガーディアン)

  • 190雑多SSのスレ主25/03/11(火) 20:18:38
  • 191二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 20:23:38

    なんとなくケフカにヘイロー持っていかれそうやなワカモ

  • 192二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:25:10

    >>191

    ………うーーーん……そうしたら、流石に収拾がつかなくなる気が……

  • 193雑多SSのスレ主25/03/12(水) 07:15:38

    >>191

    ワカモならその辺もうまく察知してかわしてくれることでしょう

  • 194二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 17:09:07

    梅梅

  • 195二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 17:34:28

    ケフカとワカモがジリ貧になったらケフカが生き残る為にするんだろうな

  • 196二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 02:54:55

    梅酒

  • 197二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 03:50:32

    しかし随分長いスレになったな…
    下までスクロールするのも一苦労だぜ

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