- 1二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 22:38:35
学P「どこを怪我したんですか？」
広「違う。そうじゃなくて、デキちゃったんだ、よ。」
学P「……？何かを制作したということでしょうか」
広「はい」ｽｯ
学P（に、妊娠検査薬……陽性……）
広「プロデューサーの子供……だよ」
学P「なっ……!?」
dice1d3=2 (2)
1.……はぁ。ドッキリにも限度というものがあるんですよ。
2.本当に心当たりが無いんですが……
3.まさかあの時の……
- 2二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 22:39:14
どうやってしたんだ
- 3125/02/20(木) 22:48:15
広「認知しないなんて酷い……鬼、悪魔。」
学P「ちょっと待ってください……今本当に必死に思い出しているところなので……いや、記憶だけに頼るよりも手帳を見ながら思い出した方が……そ、そもそも妊娠検査薬の使用可能期間を先に調べて……」
学P「なるほど、妊娠4週目から……少なくともそれより前なら、そこからの記録を遡りつつ思い出せば……」
広「どう？思い出した？」
学P「……手帳を参考に色々と思い出してみましたがやはり心当たりがありません。」
広「それは……仕方ない、かも。」
学P「へ？」
広「dice1d3=3 (3) 」
1.わたしを使って『処理』してただけだったから……♡
2.わたしの方も記憶が飛びそうになるぐらい激しかったから……♡
3.あの日のプロデューサーは酔ってたから……
- 4二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 22:56:13
選択肢全部アウトじゃねーか！
- 5125/02/20(木) 22:56:27
学P「……俺は酒を飲めるようになるにはまだ少し歳が足りないのですが」
広「それと飲んだかどうかは関係ない。思い出して、仕事の後の飲み会でプロデューサーは飲まされちゃったの。」
学P「ええ……そうでしたっけ」
学P「……一応聞いておきますが、その……どこで原因となる行為をしたんでしょうか」
広「それはdice1d3=3 (3) だ、よ。」
1.学Pの部屋
2.広の部屋
3.ラブホテル
- 6二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:00:05
連れこんでんじゃねえ！
- 7二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:01:41
だれに、なにを、飲まされた？？？
- 8二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:02:20
おいおいおいやってんなぁ
- 9二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:03:28
え、てかプレイ出来たの？
PのP棒、篠澤さんに無事埋まったの？
マジで？ - 10125/02/20(木) 23:05:30
学P「……ちなみに建物の場所は覚えてますか？」
広「ちょっt、待って、今見せる……はい、ここだよ。」
学P（天川ではないが、この建物は見覚えがあるような……無いような……）
学P「dice1d2=2 (2) 」
1.今からそこに行って調査しましょう
2.ほ、他に何か証拠になるものはありませんか？
- 11二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:05:59
- 12二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:06:47
Ｐのクローン試験管で作りそうなのなんかわかる
- 13二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:07:33
クローン篠澤広を作って妊娠を代替するか
人工子宮を発明しそう - 14二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:08:27
この調子だと広のスマホにハメ撮り残っててもおかしくないな
- 15二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:08:36
- 16125/02/20(木) 23:09:13
広「証拠……あ、ハ◯撮りがあるよ。」
学P「その言い方はよしましょう。……まあそれは置いといて、見せていただけませんか。」
広「いいよ。はい、どうぞ」
広が見せてきたもの dice1d3=3 (3)
1.雑コラ
2.うーん、これは確かに事後っぽいが……って感じの写真
3.ガッツリヤってる動画
- 17二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:09:49
ただの女の子はいろいろともう少し手段を選ぶんだ
- 18二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:10:04
だめかも！
- 19二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:11:55
もう受け入れちまえ
- 20二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:12:22
困った、逃げ道が一切ない
- 21125/02/20(木) 23:39:45
広「……どう？認める気になった？」
学P「……。」
学P「少し……頭の整理をする時間をください。」
学P（ま、まさか動画があるとは……くっ、本当におれはそんなことをしてしまったのか……!?）
学P（しかし……俺がやっていないという証拠をこれ以上探してもどうしようもない気がする。かくなる上は……！）
学P「篠澤さん。」
広「……。」
学P「広さん。」
広「うん。」
学P「dice1d3=3 (3) 」
1.産婦人科に行きましょう。
2.ご両親に報告に行きましょう。
3.今までありがとうございました。
- 22二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:41:47
ド屑！
- 23二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:41:50
待てやぁぁぁっ！
- 24二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:42:44
不祥事すぎて首切られてもなんも言えんもんなこれ
- 25二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:43:01
責任取って腹切って死ぬ奴じゃない…？
- 26二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:43:02
責任とって辞める気かP
- 27二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:44:34
とりあえずまずPとアイドルの関係は解消っすね
- 28125/02/20(木) 23:44:56
広「……えっ」
広「わたしを見捨てるの？」
学P「いえ、責任は取ります。しかし……酔った勢いで担当アイドルに手を出すような人間はプロデューサー失格です。このままあなたのプロデュースを続けることはできません。」
広「わたしは別に続けてもらっていいけど。」
学P「世間はそれを許さないでしょう。こうなったからには学園側にも報告しないわけに行きませんし、そうなれば学園側が秘匿したとしても必ずどこかに伝わるでしょう。」
学P「ですから……俺はプロデューサーを辞めます。」
広「……。」 - 29二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:46:05
ごめん、紳士だったわ(手の平スクリュードライバー)
- 30二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:47:06
今から酒飲ませた奴を56しに行ってもいいですか？
- 31二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:49:00
学Pがウーロン茶とウーロンハイを間違えたのかもしれん
- 32二次元好きの匿名さん25/02/20(木) 23:49:24
ギリギリ篠澤制生成AIが生成した動画ってことでお情けをくださったりは…?
- 33125/02/20(木) 23:53:40
広「あ、あのね、ぷろでゅ……」
『あー、あー……篠澤広くんのプロデューサー、至急学園長室までくるように。』
学P「……すみません。呼び出されてしまったので少し行ってきます。」
広「……うん」
〜廊下〜
学P（周りの視線が痛い……今の呼び出しだけでなく、もしかすると例の件の噂も広がっているのだろうか）
学P（つい最近までそう言った話は聞かなかったが、今日そうなったから呼び出された……ということだろう） - 34125/02/21(金) 00:07:34
学P「……失礼します。」
学園長「おお……ま、まあ。座るがよい。」
学P「……はい」
学園長「……入ってしまったそうだな、篠澤広くんと。ラブホテルに。」
学P「……はい。俺はっ……取り返しのつかないことを……！」
学園長「うむ。……んん？確かに追及するべきことではあるが……」
学P「俺のせいで……篠澤さんが……広さんが妊娠するなんて！プロデューサー……いや人間としても恥ずべきことです！」
学園長「ん……？え？うえええええええぇぇぇぇぇ!?ちょ、それホント!?ホントなのそれ!?」
学園長「聞いてた話と違……いや、そうか……なるほどそういう……」 - 35二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 00:11:29
え、今からでも入れる保険があるんですか！？
- 36二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 00:20:51
おじいちゃん驚いてて草
いやそりゃ驚くよね - 37125/02/21(金) 00:20:54
学園長「……プロデューサー。よく話してくれた。」
学P「え……？」
学園長「君は確かにプロデューサーとして、人としての務めを果たした。誇るがいい。だが……お主もわかっている通り、お咎め無しとはいかん。」
学P「……覚悟はできています」
学園長「うむ。では、後の対処はこちらに任せたまえ。」
学P「……申し訳ありません。」
学園長「それから男としての責任もしっかりと……ま、お主なら多分大丈夫か。」 - 38125/02/21(金) 00:30:55
学園長「話はとりあえずこれで終わりじゃ。下がるがよい。」
学P「はい。……失礼します。」
ｺﾝｺﾝ
「おっお話は終わりましたでしょうか!?」
学P「うん？この声は……」
学園長「入ってよいぞ。」
千奈「はぁ、はぁ……し、篠澤さんのプロデューサーさん、篠澤さんが廊下で倒れて保健室に……」
学P「このタイミングで……？わかりました、すぐ向かいます。」
学P（……あの体だ、妊娠による体への影響も計り知れないだろう。普通にアイドルとして活動していたから忘れかけていたが……） - 39125/02/21(金) 00:38:05
広「う……ん……」
学P「篠澤さん！」
広「あれ……そっか、わたし、倒れたんだっけ……」
学P「無茶しないでください……お腹の子に影響があったらどうするんですか。」
広「ふふ……」
広「……うーん？プロデューサー……呼び出されて、どうなった？」
学P「やはり想定通りの事態になりましたが……学園側が対応に協力してくれるそうです。」
広「……えっ」
学P「……こんなことを言うのはよくないかもしれませんが、その……よかったです。篠澤さんの保護はともかく、対処については協力してもらえない可能性も十二分にあったので……」
学P「って篠澤さん!?顔が真っ青に……起きないで寝ててください！」
広「……プロデューサー。」
広「今すぐわたしをおじいちゃんのところに連れて行って。」
学P「いや、あなたは寝ていないと……」
広「早くしないと、手遅れになる。」 - 40二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 00:40:01
・・・これドッキリとかじゃない？
- 41二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 00:43:57
その可能性出てきたぞ...？
- 42125/02/21(金) 00:45:14
学P「……どうしてもですか？」
広「どうしても。絶対。」
学P「理由を……」
広「道中で説明する。急いで。」
学P「わ、わかりました……」
学P（おそらくまだ学園長室にいるはず……篠澤さんを背負って急ぐとしよう） - 43125/02/21(金) 00:51:31
学P「それで、理由とは……」
広「……さっきの話には一部嘘が混じってる。」
学P「えっ」
広「止まらないで。急いで。」
学P「あっはい。……それで、嘘というのは……」
広「プロデューサー、もう着いた。」
学P「！そ、そうですね……」
千奈「し、篠澤さんとプロデューサーさん！」
学P「おや、倉本千奈さん。まだこちらにいたんですか？」
千奈「え、ええ。」
広「おじいちゃん……学園長は、まだいる？」
千奈「先程職員室に方に向かわれたようですが……」
広「……本当にまずい、かも。」
学P「え？」
広「プロデューサー。着いたら全部説明するからとにかく急いでほしい。」 - 44125/02/21(金) 00:56:42
〜職員室〜
学P「はぁ、はぁ……流石に疲れましたね……」
広「お疲れ様。」
学P「職員会議の最中のようですね……と言っている側から入るには辞めてください篠澤さん。」
広「おじいちゃん、いる？」
学園長「む？すまんが篠澤広君……とプロデューサーくん、今は会議中でな、また後で……」
広「わたしたちについての、だよね？」
学園長「……まあ、そうなんじゃが……当事者とはいえ今は関わらせるわけには」
広「多分、内容に一部間違いがある。訂正させてほしい。」 - 45二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:05:01
さぁ何処が嘘なのやら
- 46二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:07:59
このレスは削除されています
- 47125/02/21(金) 01:08:36
学P（要求は跳ね除けられるかと思ったが、何故か篠澤さんが語ることを許される雰囲気になった……）
広「まず、最初の方……プロデューサーが打ち上げで他の人にお酒を飲まされて酔わされた。これは事実。」
広「その後、終電が無くなっちゃって……なんとか寮に連絡をした後、2人でラブホテルに入った。これも事実。」
学P（誰も驚かない……やはり噂は広がっていたのか。）
広「だけど……プロデューサーはわたしに全く手を出してない。もちろん、妊娠もしてない。そう……わたしがプロデューサーの子供を妊娠した、というのは事実じゃない。」
学園長「しかし……確かにそれは最初に篠澤広君に聞いた話の内容じゃが。」
広「そう。それが真実……なんだけど。わたしがプロデューサーをからかったせいでとんでもないことになった。わたしとしてはどちらかというと信じないと想定していたんだけど……」
学P「……その部分が事実でないというなら、嘘を信じました。」
広「それで、ネタバラしをしようとしたら丁度呼び出されちゃって……でも、おじいちゃんと話したら嘘に気づくかな、と思ったんだけど。少し心配になったから後から追いかけようとして……少し寝不足だったからなのか、倒れた。」
広「……ふぅ。少し休憩。」
学P（相変わらずこんな時でもマイペースだな……） - 48125/02/21(金) 01:19:39
広「休憩終わり……再開する、よ。」
広「それで……プロデューサーがわたしに手を出してない証拠がある。この動画を見てほしい……あ、プロジェクター借りるね。」
そうしてプロジェクターによって映し出されたのはやはり先程のハ◯撮り動画に出てきたラブホテルだった……ベッドには酔い潰れたであろう学Pが寝転んでいる。台か何かにスマホを置いて固定カメラにしていたようだ。
しばらく経つとバスタオルだけを身につけた広が画面に映り込み……寝転んでいた学Pの隣にダイブする。
それに気づいた学Pが起き上がり、広を仰向けにするとその上から……
布団をかけ、自分はソファに移動して再び寝転んだのだった。 - 49二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:21:19
紳士…！
学P、俺はやってないって信じてたよ✨ - 50二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:23:50
あのハメドリはいったい…？
- 51125/02/21(金) 01:35:03
その後も広は何度かソファで一緒に寝ようとするが、その度にプロデューサーが広を抱き抱え、ベッドに寝かしつけてソファに戻っていく。しかし学Pの方は動きが妙にフラフラしているので正気というわけでもなさそうだ。
それを繰り返すうちに、ついに広が疲れてベッドで寝息を立て始めた。
その後も早送りで残りの時間を確認してみたが、ついぞ学Pが広に手を出すことはなかった。
広「容量の関係で寝ている時間の全部を写せたわけじゃないけど……これを見ればわかる通り、酔っててもわたしを1人で寝かしつけようとするプロデューサーが手を出してるわけがない。」
広「これで足りなければ病院での検査も受ける……どう、かな。」
学P「ちょ、ちょっと待ってください、じゃああの俺に見せた行為の動画と妊娠検査薬は？」
広「動画は……ふふん、最近とある人に頼まれてアイドル2人のライブ映像を組み合わせて実在しないコンビのライブ映像を制作してたんだけど……それの応用で作れそうだなって思って、作った。寝不足の原因。」
広「結構いい出来だったから千奈と佑芽にそのことを話したら……動画の背景について聞かれて、ラブホテルに泊まったことを話すことになって……そこの部分だけ誰かに聞かれてたみたいで、噂が広がっちゃった。」
学P「いくら仲のいい友人が相手でもその趣味の話はやめましょう。」
広「反省してる。それで、妊娠検査薬だけど……これは本物。大学に通ってた頃、ゴミ箱にあったのを拾った。いつか運命の人が現れたら、最悪これを使ってモノにする手段も持っておこう、と思って。」
その場の一同（ええ……） - 52二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:37:54
陽性の妊娠検査薬だけは別の恐怖が生まれたぞ
- 53二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:42:59
なんだこれは なんなんだこれは
- 54125/02/21(金) 01:43:14
広「説明としてはこんなところかな……プロデューサーがおじいちゃんと話して気づかなかったのは意外だった。おじいちゃんもプロデューサーをからかったの？」
学園長「からかっとらんけど……わしも噂のことで篠澤広君を呼び出した時に最初にされた話を信じとったんじゃけど、プロデューサーが『担当アイドルを妊娠させてしまった！』って言ってきたもんだから……もしかするとプロデューサーのことが大好きな篠澤広君がプロデューサーを庇ったのではないか、と思ってしまってな。」
広「ふふ、そうなんだ。」
学P「なんで嬉しそうなんですか……」
広「……とにかく」
広「本当に……本当にごめんなさい。大事になった原因はプロデューサーを騙したわたしにあるから、プロデューサーへの処罰はやめてほしい。」 - 55二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 01:44:24
そんなもの持ち歩くんじゃありません
- 56125/02/21(金) 01:58:47
学P「いえ……篠澤さんだけの責任ではありません。」
広「えっ。で、でもプロデューサーは本当に何も悪く……」
学P「酔っていたとしても、手を出さなかったとしても……担当アイドルをいかがわしい場所に連れ込んだのは問題です。第一、酔わされないように対処するのが最前だったはずです。」
学P「それに……もし俺に何も非がなかったとしても、アイドルの盾となるのがプロデューサーの役目です。」
学園長「よく言った！ならば……まあ噂はともかく、大事になりかけた件はまだ広がっていないのだから、ここは初星学園伝統の反省を行なってもらおうではないか！皆のもの、よいな？」
職員一同「……。」ｺｸﾘ
学園長「では処分を伝える！君達に行なってもらう反省は……dice1d3=2 (2) じゃ！」
1.反省文dice1d100=6 (6) 枚
2.書道で『戒』の文字をdice1d100=34 (34) 枚書き終わるまで終われない配信
3.ゴミ拾いボランティアdice1d100=39 (39) 日
- 57二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 02:00:10
広に書道を…！？
- 58二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 02:07:50
このレスは削除されています
- 59125/02/21(金) 02:09:16
誤字が酷すぎるので再投稿
学P「書道で34枚書き終わるまで終われない配信……俺はともかく、篠澤さんの体力が……」
学園長「お主も無事ではすまんと思うがのう。ずっと正座じゃぞ？」
学P「それは……キツいですね」
学園長「2人で合わせて34枚じゃから、そこは安心せい。もし力尽きてその日は続行不能と判断したら、その日は終わっても良いぞ。」
学P「いいんですか？」
学園長「ただし、もちろん枚数はリセットされるし、できるまで毎日続けてもらう。達成するまではレッスン室の個人使用は禁止……という規定になっておる。」
広「なるほど。それは……少しだけ困るかも？」
学園長「うむ。1日も早く達成できるよう、精進せい。」
広「がんばる。」 - 60125/02/21(金) 02:17:08
そうして、表向きには『不純な噂の火種になるような行動をした』という理由で俺と篠澤さんは懺悔の書道配信をすることとなった。
学P（これで10枚目……）
学P（……ふぅ。篠澤さんの様子は……）
広「ぷ、プロデューサー……手が疲れて筆が持てなくなった……」
学P「……でしょうね。3枚も書けただけ上出来です。残りは俺がやります。」
広「……プロデューサー。」
学P「あなたが自分で……少なくとも半分ぐらいは達成したい、というのはわかっています。しかし、レッスン室の個人利用ができない弊害は無視できないので、ここはやらせてもらいます。」
広「むぅ……」
学P「……篠澤さん、足の指で持とうとするのはやめましょう、無理です。」
広「……じゃあ」
学P「口に咥えるのもやめましょう。」 - 61125/02/21(金) 02:24:56
学P（ふ、ふぅ……これであと1枚……流石に疲れたし、ずっと正座だと……）
広「あと1枚だ、ね。最後は……わたしがやる。」
学P「なっ……無茶です！もうあなたにそんな体力は……」
広「ふふ……ない。けど、１つ手がある。プロデューサーが補助してくれればいい。」
広「ルールでは書いてる人が正座ならいいはず……これならプロデューサーは正座から解放されるし、わたしも書ける。」
学P「……いいでしょう。最後の1枚は篠澤さんにやってもらいます。」
そんなわけで、広の持つ筆を学Pが一緒に握ったり、腕を動かすのを助けたりしながら、2人で最後の『戒』を書き上げたのだった。 - 62125/02/21(金) 02:30:00
広「……ふぅ」
学P「お疲れ様でした。」
広「プロデューサーも、ね。大変だったけど、面白かった。」
学P「一応、罰なんですけどね……あなたならそう言うだろうと思いました。」
広「でも……わたし、全然書けなかったから。リベンジしたい。」
学P「……また問題を起こすのはやめてくださいね？」
広「流石にやらない。書道の配信は時々やってもいいかな、って思っただけ。」
学P「まあ、それなら……」
広「……あ、見て、プロデューサー。配信サイトのアーカイブにおじいちゃんの動画がある。」
学P「本当ですね。『十王邦夫の書道配信』……ですか」
学P（確かに……学園長も大事になりかけた原因となる人物の1人……なのか？） - 63125/02/21(金) 02:36:48
広「プロデューサー。改めて……ごめん、ね。」
学P「……嘘を嘘と見抜けなかったこちらにも責任があります。妊娠が本当のことでなくてよかった。」
広「うん。わたしも……あの日が初体験にならなくてよかった、って思ってる。」
広「初めては……お互い意識があるままで、もっとロマンチックなのがいいな、って。あの日のシチュエーションも悪くはなかったけど。」
広「わたしも、あなたも、一生忘れられないような……そんな時間にしたい。」
学P「……。」
広「ふふ、都合が悪くなったから無視されちゃった。そういうところも好き……♡」
書道が終わってからの話は配信をdice1d2=2 (2)
1.切ってる
2.切ってない
- 64二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 02:41:52
あかーん！
- 65二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 02:45:26
オオオ
イイイ - 66125/02/21(金) 02:55:11
後日、学園長室にて……
学園長「まあ、その……おぬしら、なんかもう『そういう感じ』だと思われてるからこの前の配信の件も大したことにはならなかったが……流石に今後が心配になるじゃろ？」
学P「……はい」
学園長「だから気をつけなさいよ、ってことで配信と違って事故の起きない反省文を提出してもらうことになったから……それぞれdice1d100=63 (63) 枚、しっかり書き上げるんじゃぞ。」
学P「わかりました。」
広「わかった……けど、つまらなさそう……」
学P「……篠澤さんにはこっちの方が処罰としてはよかったかもしれませんね。」
広「……プロデューサー。」
学P「面白くないからって学園長の前で『それ』を要求するのはやめてください。反省文の量が増えることになりかねないので。」
学園長「おいプロデューサー、何だかわからんが担当アイドルの要求には応えてみせい。やらないと反省文を増やすぞ。」
学P「ええ……はぁ。広さん。」
広「うん。……ふふ。」
学園長「ほう……ぬふふ。」
学P（なんで学園長まで楽しそうにしているんだ……）
おわり
- 67二次元好きの匿名さん25/02/21(金) 08:27:44
乙乙
色々はっちゃけた🎲になってたけど綺麗まとまってよかった。面白かったよ