【🎲・オリキャラ・閲覧注意】アビドスの偽ナギサ5-2

  • 1◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:12:06

    ・アリウスで桐藤ナギサの替え玉に仕立て上げられたが錯乱して脱走し、アビドスに墜落して正気を取り戻しアビドス生になった偽ナギサのスレです。
    (以下偽ナギサは『ナギサ』と表記します)
    ・時系列としては本編で言えばエデン条約編第2章中です。
    ・『ナギサ』はミカとナギサのメンタルケアをしながらティーパーティー本部でカンヅメです。

  • 2◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:12:22
  • 3二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 19:13:37

    それで、我々は何をすれば良いんだ?

  • 4◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:16:02

    [以下はステータスになります]
    名前:藤関ナギサ
    所属:アビドス高等学校・対策委員会(現在はトリニティでケアラーを勤めている)
    学年:1年生(拾われたため)
    年齢:不明(17歳)
    身長:159㎝
    その他:本物ナギサ様との外見上の違いは1㎝低い身長と二回りは大きな翼、そして声(早見沙織と能登麻美子くらい違う)
    武器:ハンドガン『アパレシオン』
    Ex:Treat on target(溢れる水のようなエフェクトで即時回復)

    [※添付はAIイラストによる『ナギサ』:ケアラーの姿のイメージ図です]

  • 5◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:20:40

    >>3

    む、難しい質問ですが本スレはブルーアーカイブのオリキャラスレなので波長が合えば暇な時に読んで、

    そうでなければそっとブラウザバックをして下されば大丈夫です


    もちろん感想や質問など書き込みいただけるのでしたら大歓迎です

  • 6◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:23:38

    [ステータスや好感度は別ページに纏めました]


    ステータス | Writening藤関ナギサのステータスです。 ・戦闘関連 白兵 34 射撃 55 防御 43 回避 37 トラップ 15 戦術 66 (『ナギサ』自身の戦闘力はモブより一回り強い程度) ・非戦闘関連 神秘 96(ラファエル) 政治 47 料…writening.net

    『ナギサ』からの好感度 | Writening・対策委員会 ホシノ:97 ノノミ:93 シロコ:99 アヤネ:79  セリカ:恋愛(特別枠) (対策委員会の皆は心から信頼している) ・ゲヘナ ヒナ:53 イロハ:27 アル:97 (個人的に応援) カヨコ:43 ムツキ:78 …writening.net

    『ナギサ』への好感度 | Writening・対策委員会 ホシノ:60 (信じてはいるが守るべき対象扱い) ノノミ:99 (非常に親密) シロコ:69 (信頼) アヤネ:47 (同級生) セリカ:恋愛(特別枠) ・ゲヘナ ヒナ:3(誤砲撃による負い目) イロハ:88 …writening.net
  • 7◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:38:47

    [更新再開します]

    ミディアムレアのロースにステーキソースをかけ、それをナイフとフォークで切り分ける。
    「……。」
    「(この香りだけで3日は戦えますね……。)」

    エデン条約調印式を間近に備えたこのタイミングで『ナギサ』は1日休暇を……とることはできないので、
    代わりの気分転換として上等な食事を一人で楽しんでいた。
    それは「ケアをする側こそ決して病んではならない」というある意味での医療意識からであったし、
    「私の代わりも居ない」という自己評価からである。

    「(幸い今の聖園さんと桐藤さんなら常に傍で監視する必要はありません。)」
    「(しかし、白衣で食べるのは間違いでしたか……。)」
    滴る肉汁にそんなことを思う。
    『ナギサ』は図々しく、そして強くなっていた。

    【メタ的には自己分析が進んでメンタルが折れにくくなります】

  • 8◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 19:59:31

    一方、補習授業部。

    ハナコ「さあ、今日も頑張ってイきましょう♡」
    コハル「エッチなのはダメ!教育に悪いんだから!!」
    ヒフミ「あはは……。」
    "うん、よろしくね。"
    第二次試験はハナコ以外不合格であった彼女たちの補修はまだまだ続いていた。

    アズサ「……私は……。ここに居て、良いの?」
    ヒフミ「?まだまだ続きますよ!あ、いえ、補習授業部は終わらせなきゃいけないんですけど……。」
    コハル「当たり前じゃない。」
    ハナコ「ナギサさんも言ってたじゃないですか、『引き続きお願いします』って。」

    ハナコ「学習の偏りを補うため、正規の授業時間以外に勉強する部……。」
    ハナコ「ふふっ。ナギサさんも最初はそんなつもり無かったのでしょうけど。着衣から出た裸体、ということですね。」

    コハル「嘘から出た真よね!?」
    アズサ「そう、か……。うん、ありがとう。」
    ヒフミ「……はい。」
    感慨深く答える。

    ヒフミ「こちらこそ、ありがとうございます。」
    アズサ「……?」
    ヒフミ「あ、あう……。特に深い意味はないんですけど……。また、みんなと一緒に居られるのが、当たり前なんですけど……ありがとう、って?」
    ハナコ「……ふふっ♡」
    アズサ「そうか。……うん、そうだな。」

    コハル「ま、まあ、私はこんな補習授業部に長居するつもりもないけど!次は合格してやるんだから……。」
    コハル「早く正義実現委員会の部室で皆と会えるようになるわよ!」

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:01:26

    復活感謝

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:06:24

    更新感謝

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:11:14

    >>5

    SSスレということね、了解

  • 12◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 20:21:13

    他方、トリニティ大聖堂。
    歌住サクラコは桐藤ナギサからの連絡を思い出していた。

    ナギサ『……シスターフッドはトリニティの政治、そしてティーパーティーに対して不干渉の立場ですが……。』
    ナギサ『他校の生徒が陰謀の渦中に沈まれるのであれば、その方へ救いの手を差しのべることは厭わない、そう伺っております。』
    ナギサ『先日、ティーパーティーはアリウス分校からスパイとして送り込まれ、その実自らにできる範囲で私たちを守ろうとした生徒を確認しました。』
    ナギサ『白洲アズサさんです。』
    ナギサ『シスターフッドからも、彼女を慮ってくださいませんか?』

    サクラコ「……。」
    サクラコはその場で『最大限の配慮をいたします』と返したが、懸念と疑いは消えていない。

    サクラコ「(アリウス分校……。それに、もう一人のナギサさんも……。)」
    サクラコ「(当面の問題は解決した、と)」
    サクラコ「(そう、言うべきなのでしょうか……?)」

  • 13◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 20:31:40

    改めて『ナギサ』に視点を戻す。


    優雅なランチを食べ終えた『ナギサ』の元に、

    dice1d2=2 (2)

    1.フィリウス分派の生徒が訪れた。

    2.パテル分派の生徒が訪れた。

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 20:34:34

    うわ、よりによってパテルかぁ

  • 15◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 20:55:09

    『ナギサ』はノックの音に気付き、立ち上がって扉を開ける。
    「こんにちは。どうされました?」

    パテルモブA「御機嫌よう。……良い御身分ですね?」
    「はい。皆さまには感謝してもしきれません。」
    パテルモブA「世事は結構です。ご理解されていないようですので単刀直入に言いますが、ナギサ様やミカ様が苦しんでいらっしゃるのにあなたは一人で豪遊、とは。恥ずかしくないのですか?」

    「いいえ。」
    『ナギサ』は真顔で答える。
    パテルモブA「恥を知りなさいな……!」
    当然それは質問者の気を悪くするような答えだ。

    「……。」
    『ナギサ』はそんな生徒の胸元を静かに見つめる。
    パテルモブA「何か言ったらいかがです……?」
    「……あなたは今苛立っていますね。」
    パテルモブA「~~~~~~!!!」

  • 16◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 21:45:51

    「申し訳ありません。」

    パテルモブA「今更何を!!」

    詰め寄る生徒に『ナギサ』は哀しそうな目を向ける。


    「あなたの悔しさは分かります。……ですが、聖園様の容態は私が……私が必ず良くします。」

    「……。」

    「治療とは引き上げる行為です。共に落ちていくことではありません。」

    「私は最善を尽くしています。」


    パテルモブA「だから恥じることはない、と?」

    『ナギサ』は頷く。

    「……あなた方も、このような得体の知れないものにとりあえずは聖園様を預けてくださっている。」

    「その恩には報いますし、その判断は正しいものである、と思います。」


    [パテルモブの怒りゲージ]

    dice1d150=67 (67)

    1~25. 治療成功、パテル派からの印象がdice2d10=10 3 (13) 改善(ええ……?)

    26~50. パテルモブA「……。世事は結構です。」 パテル派からの印象がdice1d10=7 (7) 改善

    51~75. パテルモブA「話が通じませんね……!」 パテル派からの印象がdice1d5=4 (4) 悪化

    81~100. パテルモブA「調子に乗るなよ田舎娘が!!」 パテル派からの印象がdice1d10=2 (2) 悪化

    101~ .平手打ち パテル派からの印象がdice2d10=2 10 (12) 悪化

  • 17◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 21:49:51

    パテルモブA「せいぜい田舎者が大きな顔をせぬようお願いします……!」
    その言葉に『ナギサ』も恭しく頭を下げた。

    「……お茶は飲んでいかれますか?」
    パテルモブA「結構です。」

    [パテル派からの印象の現在値は22になりました]
    [ですが「『ナギサ』の代わりだれもできないから渋々認めてる」ということで変わりありません]

  • 18◆B3SSKg8oHw25/02/22(土) 23:07:44

    [寝る前に保守して今日はここまでです]

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:18:14

    パテルモブの心情も理解できなくはないけど、そういう物言いだからミカから信頼を得られないのでは……?

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 02:55:43

    >>19

    ミカからも信頼されてないし、ミカの方も信頼されてないし、改めて見ると組織として歪んでんなぁ……。

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 11:14:48

    ほしゅ

  • 22◆B3SSKg8oHw25/02/23(日) 17:29:25

    [色々考えましたがナギサ襲撃イベントがスキップされましたのでこのまま調印式(=エデン条約3章)に行きます]
    [今晩は調印式前の最後のコミュとします]

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:40:28

    発生前に真実知って和解したようなもんだからまるまるなくなるよねえ

  • 24◆B3SSKg8oHw25/02/23(日) 18:07:50

    >>19

    >>20

    [まあでもミッション系の女子高なんてだいたいこんなものです(偏見)]

    >>21

    [保守ありがとうございます]

    >>23

    [和解というか二人とも立ち止まったというか……本編よりは健全なのは確かです]


    [改めて、『ナギサ』のコミュの相手は]

    dice1d5=3 (3)

    1. 直接聞きに来たシスターフッド

    2. やっぱりティーパーティ

    3. 先生

    4. 正義実現委員会

    5. 意外な再会

  • 25◆B3SSKg8oHw25/02/23(日) 18:53:29

    『ナギサ』はティーパーティー専用の図書館にいた。
    "……。"
    「……。」
    そして、目の前のソファに座り熟睡する大人を眺めていた。

    「(お疲れですね。当然です。桐藤さんと共に方々に駆けまわられたと聞いています。)」
    だが、もちろん膝枕などするような性質ではない。
    そんなことよりクッションでも頭の下に敷いて、体が痛くならないような姿勢で寝かせてやろうと考えるのが今の『ナギサ』であった。

    「(お体に触りますね)」
    心中で断りを入れ、先生の身体に触れる。

    "……ん……夢……?あっ、ごめん……。"
    「いえ、お気になさらず。むしろずっと寝ていてくださっても良かったのですが。」
    "そういうわけにはいかないからね、気持ちだけで。"
    「そう、ですか。先生は私たちよりお体も弱いのですからご自重くださいね。」
    はっきりと言い切る『ナギサ』に先生も苦笑する。

    "これが、私の仕事だから"
    「……分かりました。せめてハーブティをお出ししておきましょう。お休みになられる前に飲んでください。」
    "うん、ありがとね"
    「いえ……。」
    先生に懐く生徒も多い中、『ナギサ』はどちらかと言えば先生を慮る側であった。

    「あ……では、本題に?」
    「(寝ぼけてしまった側からは切り出しにくいでしょうし……)」
    "うん、最近の調子を聞かせて欲しいな"
    「承知しました。」

  • 26◆B3SSKg8oHw25/02/23(日) 20:08:30

    「結論から言えば良好ですね。」

    「確かにアビドスのことは恋しく思いますが……私自身その寂しさを認め、向き合うことができています。」

    「そういう意味では、過去の厳しい訓練も無駄ではなかったのでしょうね。」

    "ナギサ……"

    「……すみません、悲しませるつもりはなかったのですが。」


    「ともかく、私は大丈夫です。」

    "そっか……。"

    "それじゃあ、何か困っていること、気になっていることはない?"

    「いえ、特に……。」

    そこで『ナギサ』はふと考える。

    「……それでは、相談、と言いますか。お願いしたいことが1つだけ。」

    "うん。"


    dice1d4=4 (4)

    1. 「ご自愛ください」

    2. 「アリウスの皆さんにも、同じように。」

    3. 「アリウスの皆さん、そして生徒会長にも、同じように。」

    4. 「……セリカの顔が見たいです」

  • 27◆B3SSKg8oHw25/02/23(日) 20:17:04

    "さ、寂しさを認め向き合えているって……"

    「……先生の権限なら、トリニティに悟られずアビドスと通信を繋ぐことも可能かと思いますが。」

    「それとも、私に恥をかかせるのがお好みですか?」

    いつの間にか学習したのか遠回しな言い方で先生に微笑む。

    "いや……うん、そうだね。セリカもきっと驚くよ"

    「……ふふ……。」


    先生がシッテムの箱を操作して少し。

    "繋ぐね"

    「お願いします。」


    セリカ『いきなりビデオ通話なんてなに?先生?』

    セリカ『って……』


    [セリカの動揺] dice1d100=76 (76)

  • 28◆B3SSKg8oHw25/02/23(日) 20:59:22

    セリカ『ナギサ!!!』
    『お久しぶりです。この通り私は元気です。』
    セリカ『そ、そんなの見れば分かるっての!!ああもう急すぎ!!分かってれば色々準備したのに……!!』

    『……変わりませんね、セリカは』
    セリカ『へ?』
    『語気は強いですが、なんというか、真面目で、純粋で……。そう、セイロンティーのような……。』
    セリカ『そういうアンタはこう……まーた回りくどくなったわね。アヤネとかにそう言うと苦笑いされるわよ。』
    『ふふ……かもしれません。』
    セリカ『ふん……。』
    "以心伝心だね"
    セリカ『先生はうっさい!』

    『……それで、そちらの様子はどうです?』
    セリカ『別に、みんないつも通りよ。元気してる。ああ、いや……ちょっとは上向いてきたかな。特に最近はラーメン食べるのが増えたわ。ほら、アイドルや銀行強盗よりはずっと建設的でしょ?』
    『そうですね、アビドス名物ラーメン計画。』
    セリカ『ナギサが発案したんだからね。』
    『ふふ、食べ過ぎにはお気をつけて……。』
    セリカ『その分動いてるわよ。』
    とりとめもない会話が続く。

    『……そうですね、あと……ええと。そう、1か月です。1か月もすればそちらに戻るかと。一段落しますから。』
    『定期的にトリニティに顔を出すことになるとは思いますが……。』
    セリカ『ふーん……。ま、頑張ってきなさい。待ってるから。』
    『……。はい、ありがとうございます。』
    セリカ『それと、さ。』
    セリカ『あんたの元気そうな顔が見れて……まあ、良かった。』

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:53:15

    セリカ、重過ぎずかと言って軽くないいい女だな

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/24(㜈) 01:40:59

    ン、セリカハイイオンナ

  • 31二次元好きの匿名さん25/02/24(㜈) 01:47:46

    等身大の女子高生って感じ
    でもちょっと変わってるけど見た目パーペキ医療系お嬢様と同じ屋根の下で暮らしてるんだよね…すごくいい

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/24(㜈) 08:41:20

    >>29

    >>30

    [面倒見のいいツンデレなんてなんぼあってもいいですからね]

    >>31

    [色合いも黒と白でバランスがいい……]


    [保守]

  • 33二次元好きの匿名さん25/02/24(㜈) 18:05:59

    この後は直接調印式なわけだけど、アリウスキャンセル要素は特にないので原作通りの攻勢で来るのかな

  • 34◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 18:51:51

    >>33

    [先に言ってしまうと原作通りの攻勢に加えて、本編ならナギサを襲撃するはずだった兵力もおまけでついてくる感じですね]

    [無限湧きETOやヒエロムニスからすれば誤差だとは思いますが……]


    [それでは更新再開します]

  • 35◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 18:59:33

    ミカの部屋にて。


    シノン『私は今、「通行の古聖堂」の前に居るのですが……』

    シノン『すでに現場は熱がこもっており、互いに譲ら毎と張りつめた空気になっております!』

    シノン『誰かが一歩間違えれば、この場が大惨事になりそうなほどの雰囲気です!感じられますでしょうかこの空気感!』

    シノン『犬猿の仲とでも言いましょうか、呉越同舟と言いましょうか!私たちの良く知るトリニティとゲヘナの様相です!』


    ミカ「全く気楽でいいよねえ……。」

    クロノススクールの報道を見てミカは呆れたように笑う。


    dice1d10=9 (9)

    1~9. 「シスターフッドにでもクロノスを探らせますか?」

    10. ナギサ「……そう、ですね。」(まさかのナギサ残留ルート)

  • 36◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 19:24:54

    ミカ「あははっ、言うようになったじゃん!」
    「素質があったのかもしれませんね。」
    ミカ「まっさかあ。かわいいものだって。」
    「あら……。光栄です。」
    そんな雑談をしながらミカと『ナギサ』は中継を見ていた。

    テレビの場面が変わり、最新式の飛行船から降りてくる万魔殿の姿が移る。
    シノン『ゲヘナ学園の議長、即ち生徒会長の羽沼マコトです!流石と言いますか、ものすごいカリスマです!多分!あれがゲヘナの生徒会長としての威厳!』
    シノン『そしてトリニティ総合学園におけるティーパーティーのホスト、桐藤ナギサも古聖堂に到着したようです!』

    ミカ「……。なんか、扱いに差があるじゃん?」
    「ゲヘナひいきと言えばそうですね……。シスターフッドの件、やりますか?」
    ミカ「あとでナギちゃんに相談してみよっか!……何てね、そんなことできないよ。これから先、実際にエデン条約が動き出してからが大変なんだし……。」
    「では、アンケートを出すくらいは。」
    ミカ「んっ。ありがと。」

    聖園ミカは百合園セイアの暗殺への関与、そしてテロ等準備の罪に問われるも、
    精神的に不安定であるとして今は治療という名の軟禁が続いていた。

    「(けれど、ミカさんもだいぶ落ち着かれてきました。毎日ではなく、定期的な訪問に切り替え自立を促す段階もかなり近くまで来ています。)」
    「(もちろん焦ってはなりませんがね……。)」
    ミカ「考え事?」
    「ああ、はい。何を飲もうかと。ですが今日は、素直にダージリンにしておきましょうか。」
    「こういう時くらいは畏まるものですよ、と……。」
    ミカ「言いそ~!」
    『ナギサ』は紅茶を淹れようと立ち上がった。

  • 37◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 19:30:43

    ミカ「……うん?」
    「聖園さん?」
    ミカ「あ、いや。一瞬耳鳴り?が……。」

    次の瞬間。
    テレビの先の古聖堂が強く光ったかと思うと、そこで映像は途切れた。

  • 38◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 20:25:44

    ミカ「え……?」
    「……大丈夫です。傍におりますから。」
    『ナギサ』はそう言ってまずはミカを安心させようとする。

    それは今の役目として間違いのない行動である。
    ミカ「う、うん……故障、とか……だよね?」
    ミカ「あっ!ついた………。」
    「………!!」

    中継が再開する。そこに映っていたのは楽園とは程遠い光景であった。
    火と灰。

    アナウンサー『緊急事態です!古聖堂が、正体不明の爆発によって炎に包まれ……!
    アナウンサー『こ、これは一体……せ、尖塔が崩れています!!』
    ミカ「……ナギちゃん?」
    ミカ「ナギちゃん!!!」

    「………聖園さん………。」
    『ナギサ』はミカを自分の片翼で包むようにして抱く。
    「(……確かに、アリウスの兵力で仕掛けるのなら、はエデン条約が成立する前に仕掛ける他ない……ということは桐藤さんもご存じでした。警備体制も当然のように厳重……。)」
    「(なのに、これは……。)」

  • 39◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 20:30:35

    [『ナギサ』の覚悟]

    dice1d100=7 (7)

    [フィリウスモブ達の覚悟]

    dice1d100=90 (90)

    [ミカの覚悟※病み上がりなのでマイナス補正]

    -50+dice1d150=72 (72)

    [パテルモブ達の覚悟]

    dice1d100=10 (10)


    [どれか一つでも90以上だと特殊ルートに入ります]

  • 40◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 20:39:15

    >>39

    [ここにきてヘタレるんですか『ナギサ』。ミカより覚悟が決まらないのはどうなんですか『ナギサ』]

    [まあそんな子の背中を突き飛ばしにフィリウス分派モブがやってくるんですがね……]

  • 41二次元好きの匿名さん25/02/24(㜈) 20:42:30

    ヴァニタス……

  • 42◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 21:06:15

    「(一体何を仕掛けてくるのです?……いえ……落ち着きましょう。私は……私のできることを、するだけです。)」
    『ナギサ』はまだミカのケアに心を砕こうとする。
    その判断は、思考停止でもあるが間違っているわけでもなかった。この状況で聖園ミカがまた独断行動をすれば事態はさらに悪化することは疑いようがない。

    だが、運命は『ナギサ』を逃がさなかった。

    部屋の扉がノックされ、返事を待たずにティーパーティー、フィリウス分派の生徒が入室する。
    フィリウスモブC「藤関様、ミカ様、突然の入室申し訳ありません。」
    ミカは『ナギサ』に「急いで聞いてあげたほうがいいんじゃない?」というように目配せし、『ナギサ』も察して返答する。
    「……伺います。」

    フィリウスモブC「単刀直入に申し上げます。先ほどの攻撃により現在トリニティ総合学園は大混乱に陥りつつあります。」
    フィリウスモブC「サクラコ様や……桐藤ナギサ様にも連絡が繋がらない状況です。」
    ミカ「……。」

    フィリウスモブC「また、ゲヘナにおいても首脳部を乗せた飛行船が撃墜され、シャーレの先生にも連絡が取れません。」
    「……承知しました。」
    まだここにきて『ナギサ』はミカのことを配慮する。少し汗ばんだ手でミカの手を握る。

    フィリウスモブC「……ナギサ様。」
    言いにくいことを言う前の、奇妙な間がある。
    フィリウスモブC「混乱に対処すべく、ティーパーティーのホスト、桐藤ナギサの名の下に非常事態宣言を出したく思います。」
    フィリウスモブC「……助力をお願いします。」

  • 43◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 21:14:14

    [『ナギサ』の政治47で判定、47以下だと理解する、してしまう]

    [それ以上だとごねる]

    dice1d100=6 (6)

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/24(㜈) 21:18:31

    影武者徳川家康!

  • 45◆B3SSKg8oHw25/02/24(㜈) 21:36:32

    「……理解、しました。混乱した状況を整理するために、指揮系統を再編する必要がありますね。」
    フィリウスモブC「はい。」
    「……大勢の負傷者が出る中、その方たちの元へ行くのではなく、ここに残って統率役をやれと。そう言いたいのですね?」
    フィリウスモブC「はい。」
    「各所からの叫び声を聞き、それでも優先順位をつけて順番に対処していけと?」
    フィリウスモブC「それは私たちがやります。」
    「傲慢ですよ……。」

    珍しく哀しみの感情を露にする『ナギサ』。
    けれど聖園ミカを理由に出すことはしなかった。

    ミカ「……寂しいのは、我慢、するよ。」
    ミカ「パテルの子たちは……私からも言うだけ言ってみる。」
    「がっ………。」
    我慢なんてしないでください、と叫べたらどれだけ良かったか。

    「………ありがとうございます、聖園さん。今から無理をしてもらうことになります。」
    ミカ「自分の心配しなって……。そういうところはホントそっくり。」
    ミカ「……じゃ、やることやろっか。」
    「はい。」
    そう返事をして、『ナギサ』はティーパーティーの生徒に続いて出ていく。

    扉を閉めて、着替えのために自室に戻り。

  • 46◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 00:19:50

    「𝓥𝓪𝓷𝓲𝓽𝓪𝓼 𝓿𝓪𝓷𝓲𝓽𝓪𝓽𝓾𝓶 𝓮𝓽 𝓸𝓶𝓷𝓲𝓪 𝓿𝓪𝓷𝓲𝓽」
    「……どうしようもない先のことを考えるより手を動かせ、と……」
    「そういうことに、しておきましょう。」
    諦めか、開き直りか、現実逃避か……姿見にそう微笑むのだった。

    [というところで今晩ここまでです]

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/25(灍) 00:21:17

    お労しやナギ上

  • 48◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 07:12:58

    >>47

    [アビドス医療班長の姿か?これが…]

    [キヴォトス最高峰の医療スキルを持ちながら 柔らかな椅子の上で報告を聞くのみ]

    [Vanitas]

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/25(灍) 10:05:30

    ぶれっくふぁすと

  • 50◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 12:09:22

    『ナギサ』は痛々しく包帯を巻き、記者のいない記者会見室に座していた。

    式に参加していた桐藤ナギサが無傷なのは不自然であるし、逆境からの奮起を促す演出でもある。


    「……SNSにも繋ぎましたか?」

    フィリウスモブC「抜かりなく。」

    一呼吸。

    「では始めましょう。」


    dice1d4=2 (2)

    1. 緊急事態宣言の発令(穏便)

    2. 総力戦演説(過激)

    3. これは試練だ(宗教的)

    4. 己が翼にかけて(精神論)

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/25(灍) 21:12:41

    >>50

    ほんとにその演説で良いんですか……?

  • 52◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 22:39:43

    >>51

    [はい、ぶち上げます]

  • 53二次元好きの匿名さん25/02/25(灍) 22:40:15

    このレスは削除されています

  • 54◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 22:41:00

    『……ティーパーティーのホスト、桐藤ナギサがこの場をお借りして声明を発表します。』

    『大聖堂の襲撃は我々に対する一大警鐘でした。今もその鐘はなり響いています。』
    『襲撃者の脅威はゲヘナよりも大きく、それに対する我々こそが唯一の砦です。』

    『もし我々が破れるならば、もし我々が降伏すれば、キヴォトスは屈服します。』
    『敏速な行動が要求され、一分たりとも失うことはできません。我々数百年の歴史は絶滅に瀕しています。』

    『今ここで重要なのは、襲撃者を打倒する方法ではなくて、その目的、即ち危険を除くことです。したがって、問題は我々が取っている方法で成功するかどうかです。』
    『いずれにせよ、今私はトリニティの最高指導者として、あらゆることに決意を固めています。』

    『……私は、あれこれの異議に構わずにことを始めます。』
    『誇り高き生徒であれば、この完全な真実を堪えることができると信じます。』
    『あなた方はトリニティとゲヘナがいかに困難な状況にあるかを知っているでしょう。ですが今は全てがどうしてそうなったか問う時ではありません。』
    『私たちは現実の過酷で無慈悲な顔を覗き見ました。』
    『あなた方は私と苦楽を共にする決意を固めてください。』

  • 55◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 22:41:51

    『総力戦は目下の急務です!』
    『我々は進んで高い生活水準を破棄し、できる限り徹底的かつ速やかに戦争能力を高めるほかありません。』
    『我々が今後何百年もボロを着ねばならないような状態を招来するよりは、むしろ数年間、つぎのある服を着ることを私は望みます。』
    『総力戦の為に取るこれらの措置は戦線へ更に生徒を送ることになり、我々が不穏な日々を過ごさねばならないという事実について何も言うつもりはありませんが、そうすることは我々の明日を拓くに力あるでしょう。』

    『トリニティの、そしてゲヘナの同胞へ。私は真理のためにあなた方に向かって一連の色々な質問をします。』
    『あなた方は最善の知識と良心に従って私に応えてくれねばなりません。』

  • 56◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 22:43:55

    『私はあなた方に問います。私から命令があれば一日十時間、十二時間、いや必要ならばそれ以上も働き、勝利のため死力を尽くす覚悟があるか、否か?』
    ティーパーティーモブ『はい!』

    『私はあなた方に問います。戦うのが苦手なものにもその全力を戦闘遂行に捧げさせ、できるところならどこへでも飛び込ませ、戦えるものを戦線のためにあけさせ、戦線にある生徒たちを助けさせる、という配慮をよくするか、否か?』
    ティーパーティーモブ『はい!』

    『私はあなた方に問います。高い者も低いものも、貧しいものも豊かなものも、派閥、学園の垣根さえ超えて戦闘の重みを平等に分かち合うことを望むか、否か?』
    ティーパーティーモブ『はい!』

    『私は以上の如く質問しました。あなた方はそれに答えてくださった。』
    『……今ここに非常事態宣言を発令し、トリニティ内の最高指揮権を私に集中させます。』
    『もしあなた方が勝利の信念にゆるぎなければ、我々は今こそ決意を新たにすべきです。』
    『勝利は目前にあります。それを掴みさえすればよいのです。』
    『私たちは次の言葉を合言葉としましょう。』
    『今こそ立ち、そして嵐を超えていけ!!』

  • 57◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 22:48:01

    喝采。そして放送が終わる。
    フィリウスモブC「お疲れ様です。」
    「……水を。できるだけ冷たく。」
    フィリウスモブC「……畏まりました。」
     

  • 58◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 22:54:24

    この『ナギサ』の演説によって、大部分の生徒は桐藤ナギサをdice1d10=2 (2) と認識した。

    1~5. 反抗の象徴

    6,7. 冷酷な君主

    8,9. 悲劇のホスト

    10. トリニティとゲヘナの希望 (指揮系統回復率に10%のボーナス) [ええ……?]


    そして、トリニティの指揮系統は[dice1d95=65 (65) (最低保証40)]%まで回復し、

    ゲヘナの指揮系統は[dice1d90=43 (43) (最低保証なし)]%まで回復した。

  • 59◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 23:06:03

    過激かつ狂信的な演説であったが、結論から言えば一定の効果を上げたとは言えるだろう。


    トリニティモブA「そ、そうだよね……戦わないと……!」

    トリニティモブB「非常事態宣言……全権があの冷酷なナギサ様に……!」


    正実モブA「ナギサ様!?大聖堂にいたはずでは……!?」

    正実モブB「迷っている場合ですか!今こそトリニティ魂を見せる時です!!」


    風紀委員会モブA「もしかして我々もトリニティの指揮下に……!?」

    風紀委員会モブB「し、しかし緊急事態です!!今トリニティと争っている場合では!!」

    風紀委員会モブC「え、ええい!これからトリニティの戦力に合流する!」


    万魔殿モブA「こんな時マコト議長ならなんと言うか……!」

    万魔殿モブB「『キキキッ、責任を負ってくれるなら存分に暴れてやれ!』とか?」

    万魔殿モブC「そんな(に頭の良い)こと言うか!?」


    致命的な破綻に至る前にかろうじて統制がかかった。


    [だが、癒しとは真逆の方向に突き進んでいる『ナギサ』の、神秘の拒否反応※高いほど体調に影響がある]

    -10+dice1d100=68 (68)

  • 60◆B3SSKg8oHw25/02/25(灍) 23:09:20

    「(………頭痛、発汗、動悸、それに過剰な緊張……)」
    「……すみません、それから頭痛薬も。」
    『ナギサ』は手短に自己診断し、薬を頼んだ。

    [今晩は此処までです]

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/26(ć°´) 00:45:39

    本来の気質と真逆のことをしてかなり体調悪化しとる…とはいえはたから見ると怪我がひどいとも見れるから
    ある意味利用できるか…?それはそれとして万魔殿Cの反応草

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/26(ć°´) 06:13:23

    保守

  • 63◆B3SSKg8oHw25/02/26(ć°´) 09:59:04

    >>61

    [メタ的に言えば『ナギサ』本人が戦うのは団長のように救護判定になるのでセーフ、気質通りです]

    [誰かを戦場に送り込もうと扇動しているのが『ナギサ』の気質≒神秘から拒絶反応が出ています]

  • 64◆B3SSKg8oHw25/02/26(ć°´) 18:55:05

    [今日は更新少ないもしくはなしかもしれません……]

  • 65二次元好きの匿名さん25/02/26(ć°´) 23:26:20

    夜勤保守

  • 66二次元好きの匿名さん25/02/27(㜍) 03:26:42

    保守

  • 67◆B3SSKg8oHw25/02/27(㜍) 06:26:31

    [頭痛が酷いので更新今日は厳しそうです……]

  • 68二次元好きの匿名さん25/02/27(㜍) 12:30:40

    1日の気温差やばいのだ

  • 69◆B3SSKg8oHw25/02/27(㜍) 19:06:31

    [生存報告です]
    [明日夜からは更新できると思います]

  • 70二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 00:46:39

    スレ主が元気になるように祈りの保守

  • 71二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 05:28:11

    『ナギサ』とスレ主が健康になりますように パンパン

  • 72◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 07:28:11

    ティーパーティーモブE「ツルギ委員長、ハスミ委員長通信途絶……!」
    ティーパーティーモブH「各所から幽霊のようなものとの交戦報告が上がっています。その、まるで不死身だと……。」
    ティーパーティーモブG「救護騎士団から問い合わせが、サクラコ様とナギサ様を収容したがナギサ様が2人居るのはどうなっているかとのことです。」
    ティーパーティーモブL「この件はやはりトリニティ独力で解決すべきだと言う声が上がっています!」

    フィリウスモブC「何を今更……!」
    「……。」
    『ナギサ』はナギサとサクラコの収容完了を喜び、それ以外の全てに苦しんだ。

  • 73◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 07:41:22

    ティーパーティーモブE「ツルギ委員長、ハスミ副委員長通信途絶……!」
    ティーパーティーモブH「各所から幽霊のようなものとの交戦報告が上がっています。その、まるで不死身だと……。」
    ティーパーティーモブG「救護騎士団から問い合わせが、サクラコ様とナギサ様を収容したがナギサ様が2人居るのはどうなっているかとのことです。」
    ティーパーティーモブL「この件はやはりトリニティ独力で解決すべきだと言う声が上がっています!」

    フィリウスモブC「何を今更……!」
    「……。」
    『ナギサ』はナギサとサクラコの収容完了を喜び、それ以外の全てに苦しんだ。

  • 74◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 11:58:30

    >>72

    >>73

    [出先で更新したら72(誤記)が削除できなくなってしまいましたがこのまま行きます……!]

  • 75◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 12:07:23

    [混乱を極めていく状況]

    [メタ的にはエデン条約3章8話、ミサイル着弾〜先生が撃たれるまでの間]


    [『ナギサ』の判断]

    dice1d4=3 (3)

    1. 異常も異常のため判断どころではない、ばにたす

    2. 負傷者対応を最優先

    3. 万魔殿の議長の救出

    4. 先生の援護


    [ティーパーティーの判断]

    dice1d4=2 (2)

    1. 情報を処理するので手一杯判断どころではない、ばにたす

    2. 負傷者対応を最優先

    3. 万魔殿の議長の救出

    4. 先生の援護


    [『ナギサ』とティーパーティーの判断が違った場合]

    [※『ナギサ』に野心がないため『ナギサ』の判断は優先されにくい]

    dice1d4=4 (4)

    1〜3. ティーパーティーの判断優先

    4. 『ナギサ』の判断優先

  • 76二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 12:19:22

    >>75

    まさかの『ナギサ』優先。これで何か大きな問題が起これば、その責任は『ナギサ』に降りかかってくるわけで。果たして、これが吉と出るか凶と出るか。

  • 77◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 19:49:48

    陰鬱な報告は飛び交い続ける中、これからの対応をトリニティ中枢は議論していた。
    フィリウスモブC「……長期戦になります。ティーパーティーの施設・備蓄を開放し負傷者対応を優先しましょう。」
    フィリウスモブE「待ってください!シャーレの先生への救援は!」
    トリニティが先生をこの地に招いたのである。さらに、先生がキヴォトスの外から来た弱い生き物であることは周知の事実であった。
    その心配もむべなるかな。

    だが、ここで『ナギサ』が口を挟む。
    「シスターフッドの重戦車、若葉ヒナタさん。正義実現委員会最高の狙撃手、羽川ハスミさん。トリニティの戦略兵器、剣先ツルギさん。ゲヘナ風紀委員会の真髄、空崎ヒナさん。」
    「武力と知力を兼ね備えた錚々たる面々です。彼女たちで守り切れぬならそれはもう仕方のないことでしょう。」
    フィリウスモブE「総力戦ですよ!?武闘派でなくとも、無力ではありません。それにその言い方は……!」
    「……お気持ちは分かります。弱い先生を見捨てるようなことは人の道に反する、まだ足掻き様はある、とね。」
    深く息を吐く。

    「総力を注ぐところが違うと言っているのです。墜落した飛行船、万魔殿の救助に人を割きなさい。特に議長。ゲヘナの方々の統率には彼女が必要です。」
    「今は戦闘の熱狂が回っているからいいものの、熱が冷めた時にこのままではゲヘナ側から崩れます。そうなる前にあちら側の指導者を立て直す必要があります。」
    フィリウスモブD「指導者というのであれば、空崎ヒナを呼び戻すという手は?」
    「彼女の代わりに前線に立てるというなら。」
    フィリウスモブD「……。」
    「それに、墜落の痛みはかなり効きますからね。」
    フィリウスモブD「は……?」

    「それはともかく、いかがしますか?私の提案はまず万魔殿主要部の救助ですが。」
    フィリウスモブC「………ご命令とあらば。」
    『ナギサ』はあたりを見回す。皆一様に黙っていた。
    「………では、命令です。」

  • 78◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 20:27:59

    [ミカの覚悟判定に成功すると更にお労しいルートに※22以下で突入]

    dice1d100=8 (8)

  • 79◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 21:03:39

    ミカ「ちょっと待ったー!!」
    そんな『ナギサ』の命令に待ったをかけるものがいた。
    扉を開けて言い放った聖園ミカである。

    ミカ「あっ、正確には待ってほしいっていうか、考え直して欲しいっていうか。」
    「……聖園さん?」
    ミカ「ほら、さ。フィリウスばっかりに美味しいところを持ってかれちゃうとパテルの立場もますます悪くなっちゃうし、汚名返上の機会が欲しいなって感じ?」
    そう溌溂と笑うミカに対して、『ナギサ』の顔は怒りと怯えが混ざったような紫色の様相を帯びていく。
    「冗談でも、止めてください。手なら足りています。ミカさん、あなたはまだ治療中でしょう……。」
    ミカ「あはは……でもまあ、私お転婆だからさ、このくらいの方が力が抜けてちょうどいいかなーって……」

    「あなたが強いか弱いかなんて問題ではありません。どこにケア中の方を戦線に送り出すケアラーが居ますか?」
    「それに、桐藤ナギサさんもこの状況であなたを送り出すなどするはずがありません。」
    「あなたは自分のことを大切にしていてください。」
    言葉だけは穏やかに本音を垂れ流す。

    パテルモブA「ナギサ様、私たちからもお願いします。」
    「は……?」
    なぜあなた達まで頭を下げるのです、とばかりの返事。
    勿論、パテルの影響力を残すための政治的行動なのだろうが。
    パテルモブB「ミカ様はお強いお方です。きっとナギサ様のお力になります。」
    「………強さなど問題にはしていない、と先ほど申し上げましたよ。」

    ミカ「……フジちゃん………。」
    「そんな目で見ても………。」

    ティーパーティーモブA「な、ナギサ様!ヒナ委員長が先生を連れスクワッドと交戦を開始したとの報告が!!」
    「回せる人員は?」
    ティーパーティーモブA「例の幽霊に阻まれて動かせません!」
    ミカ「フジちゃん!!」

  • 80◆B3SSKg8oHw25/02/28(金) 21:17:44

    「……そもそも聖園さんと先生にそこまでのかかわりはないはずです。あなたは、自分のしたことの責任を取ろうと躍起になっています。焦っています。先生の救出というのはあくまでお題目に過ぎない。自覚はありますか?」

    ミカ「……あるよ。」

    いっそ自覚がなければ話は楽だったのに。そんなことを『ナギサ』は思う。


    ミカ「あとはまあ、先生をトリニティに呼んだの、私だし……。」

    ミカ「まさかこんなことになるなんて思ってなかったけどさ。」

    「……。償おうという意思が、前を向く活力になることもある。もちろんそうでない場合もありますがね……。」

    「聖園さん。パテル分派の皆さん。先生の救出に向かってください。」

    ミカ「……うん!!」


    dice1d4=1 (1)

    1. もう直視できない

    2. 「生きて帰って来てくださいね。」(ミカからの好感度+3)

    3. 「……私、あなたのことは苦手です。」(ミカからの好感度+6)

    4. 3+軽い抱擁(ミカからの好感度+9)

  • 81二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:36:55

    『ナギサ』がお労しいよ……

  • 82◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 01:00:40

    桐藤ナギサだったら止めただろうか。そんなことを『ナギサ』は考え、しかし直ぐにそれを否定する。
    「(……止めなかったのは私です。)」
    胃薬を紅茶で呷り、万魔殿救出部隊の件に意識を向けた。

    [今晩は此処まです]

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 06:39:46

    そ

  • 84◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 13:56:03

    [今日は更新できないか控えめになりそうです保守]

  • 85二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 21:48:57

    お労しいや桐藤殿…

  • 86◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 22:13:06

    ヒナ「はぁ……はぁ……はぁ………。」
    風紀委員会の真髄、ゲヘナ最強の生徒空崎ヒナはよく戦った。

    巡航ミサイルでボロボロになり、片目も使い物にならず、守るべき先生には一発の被弾も許されない。
    そんな先生を無限に沸くユスティナの亡霊と合間合間に打ち込まれるヒヨリの狙撃、ミサキの爆撃、サオリの接近から守り続ける。
    同じ条件で彼女より粘れるものはキヴォトスにもいないだろう。そんな戦いぶりであった。

    ヒナ「……くっ………。」
    そんな彼女がここで力尽き倒れたことは、もはや責められぬ仕方のないことである。
    "ヒナっ!!"
    その返事に答えることは無く、戦闘不能をアリウススクワッドが判断する材料になるだけであった。

  • 87◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 22:31:47

    ミサキ「ゲヘナの風紀委員長、ようやく倒れた。」

    ヒヨリ「や、やっとですか……痛かったですよねぇ、よくあの傷でここまで……。」

    アツコ「……。」

    サオリ「トリニティとゲヘナの主要戦力は全部片付いた。残りはもう貴様だけだ、シャーレの先生。」


    "……君たちが、アリウススクワッド?"

    サオリ「ああ、そうだ。私たちが「アリウススクワッド」。ようやく会えたな、先生。」

    "……!"

    サオリ「アズサが世話になったと聞いた。あいつには今から会いに行く予定だ。」

    サオリ「……我々はトリニティに代わり、この通功の古聖堂で条約に調印した。」

    アツコ「……。」


    "……どういう意味?"

    サオリ「私たちアリウススクワッドが、楽園の名のもとに条約を守護する新たな武力集団……エデン条約機構になったということだ。」

    "……!!"

    サオリ「これはもともと私たちの義務だった。本来ならば第一回公会議の時点で、私たちが行使すべき当然の権利。」

    サオリ「だがそれを、トリニティが踏みにじった。私たちを紛争の原因……鎮圧対象として定義し徹底的に弾圧を行った。」

    サオリ「これからはアリウススクワッドがエデン条約機構としての権限を行使し、鎮圧対象を定義し直す。」

    サオリ「ゲヘナ、そしてトリニティ。この両校こそエデン条約に反する紛争要素であり、排除すべき鎮圧対象だ。」

    "それは、つまり……"

    サオリ「トリニティとゲヘナを、キヴォトスから消し去る。文字通りにな。」


    dice1d2=2 (2)

    1. サオリ「だがその前に、裏切り者の処理をしておく必要があるか……!!」(奇襲失敗)

    2. ユスティナ聖徒会を吹っ飛ばして乱入するミカ(奇襲成功)


    [????ダイス、10で現着]

    dice1d10=10 (10)

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 22:33:05

    ここでダイス上振れするのか()

  • 89◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 22:36:49

    >>88

    [こんなもの!こんな!(プロットを投げ捨てる音)]

  • 90◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 23:05:13

    突如、先生を囲んでいたはずのユスティナ聖徒会の一角が桃色の光に吹き飛ばされた。
    サオリは即座にそちらへ銃口を向け、そして引き金を引く。

    ミカ「ったあ!随分なご挨拶じゃん?」
    "ミカ!?"
    サオリ「……今更よく顔を出せたものだな。裏切り者が。」
    ミカ「そりゃ、体は丈夫だし?」
    そんなミカに呆れることもなく、サオリはアリウススクワッド各員に素早くアイコンタクトを取り、即座に戦闘に突入する。

    ミカ「先生、ここは私が!!」
    "っ……!!"
    躊躇い、そして走り出す先生の前にはユスティナ聖徒会が立ちふさがる。
    サオリ「無駄だ、聖園ミカ。貴様は何も守れん。」
    ミカ「は?やだ!!」
    サオリ「話にならないな……ヒヨリ、ミサキ、ミカを抑えろ。私は先生を始末する。」

    ミサキ「了解。」
    ヒヨリ「そういうことですので……。」
    ミカ「あ~っ、もう、退いてよ!!」
    そう叫ぶミカに呼応するかのように、戦場に何かが墜落する。

    ヒヨリ「うわあっ!?」
    反射的にサオリは距離を取り、それを即座に判別した。
    サオリ「SH-60 Seahawk……どこだ?」

  • 91◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 23:33:04

    所戻ってティーパーティー、臨時戦闘指揮所。
    ティーパーティーモブH「万魔殿役員を発見しました!湖に墜落したのが功を奏したようです!」
    「襲撃に警戒しつつ救助を。アリウスの注目が先生とミカさんに集まっている今が好機です。」
    ティーパーティーモブE「ティーパーティー設備への負傷者の受け入れ開始しましたが、看護に回る人手が不足しています。」
    「派閥、学校に関係なく心得のある者は無理にでも充てなさい……。戒厳令です。」

    「……ふ、ふふ……。」
    「(……なかなかどうして、冷酷な支配者も板についてきたじゃありませんか)」
    フィリウスモブC「ナギサ様……。」
    「……紅茶と薬のお替りは不要ですよ。あれ以上採ると今度は判断力が麻痺しますのでね。」
    こんな時になっても医療に関する判断は過たず、『ナギサ』は正気を保ったまま報告を聞き続けていた。

    ……無線通信にノイズが走る。

  • 92◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 23:33:32

    ???『……ちら……』
    「……」
    アヤネ『こちらアビドス対策委員会!トリニティ防衛に参加を要請します!!』

    「あ………」
    アヤネ『応答を!!』
    条約も建前も何もない、無茶苦茶な要望。
    だが今ティーパーティーの最高決定権を握っているのは藤関ナギサだった。

    『参加を認めます!!現場の判断により最善を尽くしてください!!』
    アヤネ『了解しました!!』

    通信は一度そこで切れる。
    「はっ……はっ………ぅ……。」
    「………早すぎ、ますって………。」
    『ナギサ』は目頭を押さえて苦笑した。

  • 93◆B3SSKg8oHw25/03/01(土) 23:33:43

    [今晩はここまでです]

  • 94二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:35:16

    やるじゃないか、アヤネ

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 02:03:02

    これは臨戦ホシノフラグか?

  • 96◆B3SSKg8oHw25/03/02(日) 08:01:49

    時間は少し遡り、セリカの家にて。

    セリカ「なんで私こんなの見てるんだろ。」
    アヤネ「あ、あはは……。」
    セリカ「さすがにこんな重要な式に影武者が出て来ないことくらい私でも分かるって……。」
    2人が見ていたのはエデン条約の調印式の中継である。

    セリカ「まあ、これが上手く行けば帰れそうとかなんとか言ってたし?」
    アヤネ「そうだね、私もちょっと寂しくなってきちゃった。」
    セリカ「そうそう。……って寂しがってるわけじゃないからね!?」
    アヤネ「ふふっ。」
    セリカ「あ〜っもう!中継に集中よ集中!!」
    何事も起きない、そのはずだった。

  • 97◆B3SSKg8oHw25/03/02(日) 08:18:00

    だが現実は無情であった。

    突然中継が途切れ、再開したかと思えば非常事態をレポートしている。

    アナウンサー『緊急事態です!古聖堂が、正体不明の爆発によって炎に包まれ……!

    アナウンサー『こ、これは一体……せ、尖塔が崩れています!!』


    セリカ「……は?」

    アヤネ「え……?」

    セリカ「あ、アヤネ!!何が起こってるの!?」

    アヤネ「う、うん!」

    端末を操作し情報を収集していく。


    セリカ「……。」

    アヤネ「錯綜してる……爆撃?幽霊……?ゲヘナの仕業……?」

    アヤネ「!?セリカちゃんこれ!!」

    セリカは返事もせず端末を覗きこむ。

    そこに映っていたのは『桐藤ナギサの姿』だった。

    セリカ「ナギサ……!!」


    『……ティーパーティーのホスト、桐藤ナギサがこの場をお借りして声明を発表します。』

    〜

    『総力戦は目下の急務です!』

    〜

    『……今ここに非常事態宣言を発令し、トリニティ内の最高指揮権を私に集中させます。』


    『ナギサ』の演説が終わり、アヤネはセリカの顔を覗く。

    dice1d4=1 (1)

    1. セリカ「馬鹿っ……!」

    2. セリカ「相変わらず後先考えないでさ……」

    3. セリカ「アヤネ、雨雲号を出して!」

    4. 3+セリカ「あいつ、相当無理してる。」

  • 98◆B3SSKg8oHw25/03/02(日) 08:28:18

    セリカ「アンタっていつもそう!綺麗な顔で何度も何度も突拍子もないことをして、何でもない様に笑って……ー!!」

    分かりやすく言えば心配だった。


    セリカ「アヤネ、荷物纏めて!!」

    アヤネ「うん。でも行くのは駅じゃない。雨雲号を使いましょう。」

    セリカ「了解!先輩達にも声かけるから!!」


    >>94

    [さすがに1年でアトラ・ハシース攻略のオペレーターに選ばれるだけありますね]

    >>95

    [ではちょっとしたダイスを]

    [先輩達の様子]

    ホシノdice1d3=2 (2) 1.報告を受けて飛んでくる 2.既に校舎でスタンバってる 3.2+臨戦おじさん

    ノノミdice1d2=1 (1) 1.報告を受けて飛んでくる 2.既に校舎でスタンバってる

    シロコdice1d2=1 (1) 1.報告を受けて飛んでくる 2.既に校舎でスタンバってる

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:47:28

    臨戦では無いがもうスタンバイしてる?!

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:24:06

    セリカってアヤネちゃん呼びのはずじゃ…?

  • 101二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:18:15

    保守

  • 102◆B3SSKg8oHw25/03/02(日) 19:45:44

    >>100

    [ご指摘の通りですね、再発防止のためちょっと腹を切ってその後キャラ呼称表を見直してきます]

    [……>>97~>>98はめちゃくちゃ焦ってたから呼び捨てになったということにさせてください]

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:08:58

    >>102

    いえいえ〜、まぁ書く時は呼称表を開きやすいようにしとくと事故が起きにくくはなると思いますよ

  • 104◆B3SSKg8oHw25/03/02(日) 23:04:59

    [今日は保守のみで失礼します……]
    [呼称は気をつけますね]

  • 105二次元好きの匿名さん25/03/03(㜈) 00:10:35

    保守

  • 106◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 07:14:49

    アビドス高校へ急行し、到着したアヤネとセリカを待っていたのは一番意外な先輩であった。

    ホシノ「やっ。」
    アヤネ「ホシノ先輩!?」
    ホシノ「弾薬とかおやつとか纏めといたよ〜。備蓄があるっていいよねえ。」
    準備の終えた資材の方を見てあっけらかんと言う。
    セリカ「早っ!?」

    ホシノ「うへ、年の功ってやつ?」
    そう冗談めかすが、ホシノは人一倍対策委員会の後輩を気にかけていたし、その用心深さからエデン条約が一筋縄では行かないと予想していたのだろう。
    アヤネ「ありがとうございます。私は雨雲号を暖機しますので、荷物の積み込みを!」
    ホシノ「は〜い」
    セリカ「わかった!」

    シロコ「ごめん、遅れた。」
    ノノミ「お待たせしました……!」
    準備をするホシノ達の元に、ロードバイクに乗ったノノミと走ってきたシロコも合流する。
    ホシノ「まあまあ。おじさんたちが早すぎただけだし気にしない気にしない。よ〜し、忘れ物はないね?シートベルトはした?よーしアヤネちゃんお願い!」
    アヤネ「離陸します!」

  • 107◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 07:46:45

    ホシノ「まずは先生からね、セリカちゃん。」
    ヘリの中でホシノは冷静に告げる。
    セリカ「えっ……。」
    セリカ「……。」
    動揺する。しかしそれ以上言わなかったのは、先生もまたアビドスの、そして自分の恩人であることは間違いないからだ。
    ノノミ「先生を助けて、その後ナギサちゃんも助けます。」
    セリカ「……当然よ。でも、ありがと。」

    シロコ「トリニティに入って通信が繋がったら藤関ナギサさんから交戦許可を貰おう。」
    ホシノ「あ、そっか。ややこしいことしなくてもそれで一発だね〜。」
    シロコ「ん、根回しは大切。」
    ホシノ「……ん?先生が危ない!?」
    下を見ていたホシノが突然叫ぶ。

    ホシノ「南南西、突っ込んで!!」
    アヤネ「はい!…はい!?」
    セリカ「……ええい!」
    ぐいっ。助手席のセリカが操縦桿を押し込み、雨雲号は急降下を始めた。

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/03(㜈) 16:16:52

    ダイナミック突撃の時間よー!

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/03(㜈) 19:36:35

    貴重な雨雲号が!



    それとサオリ、少なくとも君にそれを言う資格はないんじゃ>裏切り者

  • 110◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 21:25:59

    ……改めて、サオリとミカの対峙する場、対峙する時間に場面を戻そう。

    墜落した雨雲号の、炎と煙の中から散弾がアリウススクワッド目掛けて放たれる。
    サオリ「っ!!」
    ホシノ「……反応良いねえ。おじさんもちょっとギア上げてこうか?」
    "ホシノ……!"

    ヒヨリ「え、援護します……。」
    ミサキ「……」
    ノノミ「させませんよ!!」
    セリカ「そんな物騒なもの向けさせるもんか!」
    ミサキ「……そう。」
    "ノノミ、セリカ!!"

    シロコ「私も居る。」
    "シロコ!!"
    ミカ「え、誰!?」
    先生の傍に駆け寄ったシロコにミカがようやく突っ込む。

    シロコ「アビドス対策委員会2年、砂狼シロコ。」
    ミカ「アビドス……?もしかして、フジちゃんのお友達……?」
    シロコ「ん。でも今は先生を助けに来た。」
    ミカ「分かった、力を貸して。フジちゃんはあっち!先生を!」

  • 111◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 21:42:32

    アヤネ「案内します!あっ、アビドス対策委員会の奥空アヤネです!」
    ミカ「頼んだよマフラーちゃん、眼鏡ちゃん!!」
    シロコの影に隠れていたアヤネも誘導に加わり先生の避難が始まる中、局所的ではあるが追い詰められているのはサオリの方だった。

    サオリ「アビドスか……!」
    ホシノ「そう、だよ。」
    キヴォトスには珍しく盾を持った生徒であるホシノはサオリの銃撃を受け流し、そして散弾で絶えず牽制し、CQCの間合いに入らせない。
    アリウススクワッドが過酷な訓練によって鍛えられたなら、小鳥遊ホシノもまたアビドスで一人戦いに明け暮れた過去がある。
    さらに、本来なら聖徒会の数を頼みに平押し、そして自分たちの本命を届かせることも出来たのだが……。
    ミサキ「ああ、やっぱり認識してない。」
    ヒヨリ「苦しいですね……辛いですね……。」
    アビドスはトリニティでもゲヘナでもなく、故にエデン条約機構の鎮圧対象の外であった。

    ミカ「無敵モードじゃん!?」
    聖徒会は対策委員会に手を出さず、必然攻撃が集中するミカが一人愚痴る。
    ミカ「あーっもう!!傷ついて帰れないんだからさあ!!」
    そんなミカも普通に上澄みであるので、アリウススクワッドと同時に相手をするわけでもないのなら聖徒会に苦戦する様なこともない。

  • 112◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 21:58:25

    アツコ「……。」

    そこで、アツコは筒のような物をサオリの方へ転がした。


    サオリ「……そうか。」

    ホシノはその意図を察して最後の1射撃を放ち、その直後に筒から煙が噴出する。


    セリカ「煙幕!?逃がすか!!」

    ホシノ「待ってセリカちゃん!!」

    セリカ「何でよ!!」

    ホシノ「あの子たち、プロだ。カイザーPMCか……それ以上に。そんな相手を無策で追いかけるなんて、おじさんやって欲しくないなあ。」

    ホシノ「幽霊たちから先生を守りながらこっちも下がろう。いい?」

    セリカ「……。」

    セリカは不服そうな表情をするが、ここは飲み込む。


    シロコ「確かに逃げ足も速い。」

    ノノミ「ホシノ先輩の言うとおり、今は無事に退きましょう。それに……。」

    セリカ「……分かってるわよ。」


    ミカ「……はぁ……ふぅ………。」

    dice1d100=73 (73)

    1~90. 何だかんだで『ナギサ』のことが心配+寂しくなって駆け足で戻るミカ(実は依存気味なのは継続中)

    91~100. ミカ「……そっちのネコちゃんさー。」(すっかり依存も抜けたパーフェクトミカ)

  • 113◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 22:07:27

    ミカ「……ありがとね、アビドスの……えっと。」
    ノノミ「アビドス対策委員会です☆」
    ミカ「うん、ありがとね、対策委員会!……じゃ、ちょっと心配な人がいるから……お先っ!」
    ミカはそういうと駆け足で戻っていった。

    セリカ「あ、うん。お疲れ様……?」
    ホシノ「はいはい、油断せず戻るよー。先生もお礼はまた後で。」
    "……うん。"


    セナ「皆が稼いだ時間が彼女たちを間に合わせました。お疲れ様です、委員長。」
    ヒナ「………そう。」
    救急車に載せられたヒナは安堵する。ツルギ、ハスミ、ヒナタもきっと同じだろう。

  • 114◆B3SSKg8oHw25/03/03(㜈) 23:00:41

    >>109

    [だいたいベアトリーチェのせいです(暴論)]

    [今晩は更新ここまでです]


    [p.s.この世界線の先生は銃撃を回避しました]

  • 115◆B3SSKg8oHw25/03/04(灍) 07:05:42

    [朝保守]

  • 116二次元好きの匿名さん25/03/04(灍) 07:45:59

    あの小鳥遊ホシノが助けに来たと後から聞いて大分気が気でなさそうなヒナちゃん

  • 117◆B3SSKg8oHw25/03/04(灍) 12:01:52

    ホシノ『こちらアビドス対策委員会、先生を発見。護衛しながら本部?に行くね』

    『承知しました。油断なさらぬようお越しください。』

    ホシノ『は〜い。』


    「ふぅ……。」

    「(先生が戻られれば、総指揮は先生に譲っても構わないでしょうか。)」

    ティーパーティーモブA「ナギサ様、万魔殿幹部の収容も完了しました。」

    「ご苦労です。容態は?」


    [万魔殿の容態について]

    マコト dice1d3=3 (3)

    1.アフロ 2.ボロボロだが意識あり 3.意識不明の重体

    イロハ dice1d3=1 (1)

    1.アフロ 2.ボロボロだが意識あり 3.意識不明の重体

    サツキ dice1d3=1 (1)

    1.アフロ 2.ボロボロだが意識あり 3.意識不明の重体

    チアキ dice1d3=2 (2)

    1.アフロ 2.ボロボロだが意識あり 3.意識不明の重体

    イブキ※優先的に庇われるので選択肢が特殊 dice1d3=1 (1)

    1.かすり傷 2.アフロ 3.ボロボロ……

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/04(灍) 12:22:12

    マコト……お前まさか……

  • 119二次元好きの匿名さん25/03/04(灍) 12:25:11

    もしかしてマコトが他のメンバーを庇った?

  • 120◆B3SSKg8oHw25/03/04(灍) 18:01:39

    >>118

    >>119

    [マコトだけ意識不明ですが真相はどうなんでしょうね、ダイスさんに聞いてみましょう]

    dice1d5=4 (4)

    1. 偶然

    2. マコトが偶然庇う形になった(1との違いは万魔殿メンバーが庇われたと思っていること)

    3. 庇った

    4. 3+倒れる前にサツキにゲヘナを、イロハにイブキを、チアキに議長の偉大なる姿を残すことを、イブキに未来を託した

    5. 4+なんなら意識も実はあるがややこしくなるので狸寝入りを決め込んでいる

  • 121二次元好きの匿名さん25/03/04(灍) 18:52:01

    何もしなければギャグ補正でアフロだったかもしれないのに

  • 122◆B3SSKg8oHw25/03/04(灍) 20:35:01

    [ちょっと先の展開を考えますので今日の更新はないかと思います申し訳ない……!]

  • 123二次元好きの匿名さん25/03/05(ć°´) 02:08:05

    話が明るい方にいきそうで本当によかった…。

  • 124◆B3SSKg8oHw25/03/05(ć°´) 07:08:47

    >>123

    [先生が無事な上依存気味とはいえミカが本編より状態良好で議長不在とはいえ万魔殿もやる気になり]

    [ヒナは先生が無事だからシナシナせず極めつけは対策委員会が早期に駆けつけたので……]

    [大分本編より状態はいいです]

    [……なのでこの先の展開もお悩み中です]

  • 125◆B3SSKg8oHw25/03/05(ć°´) 12:14:19

    浦和ハナコは、招集のかかったコハル、行方を眩ませたアズサ、アズサを探すと言うヒフミと別れ神妙な顔つきでティーパーティー本部を訪れていた。
    もう一人のナギサがこの混乱を抑えている。それならば自分は未だ無関係で居られるのではないか。
    そんな希望的観測がハナコの足取りを重くしていた。

    だが、果たしてハナコの予想通りハナコの姿を見かけたティーパーティーの生徒は力を貸して欲しいと頼む。
    ハナコ「……分かりました。案内をお願いします。」

  • 126◆B3SSKg8oHw25/03/05(ć°´) 12:19:29

    ティーパーティーモブC「浦和ハナコさんをお連れしました。」
    「どうぞ。」
    扉越しに声がして、ハナコは入室する。

    「……ご協力に感謝しても?」
    奥に座る『ナギサ』はそう微笑む。来てくれたのだから協力の意思ありと判断しますよ、ということである。
    ハナコ「はい。……ですが、これは……。」
    動揺するのも無理はない。

    "ありがとう。"
    シャーレの先生。
    ミカ「大変だと思うけど頑張ってね。」
    聖園ミカ。
    サツキ「あなたのことはゲヘナでも知る人ぞ知る噂よ。……趣味は人それぞれだと思うけど……。」
    何か言いたげなサツキ。
    ハナコ「先生……ミカさんに……それにゲヘナ学園、万魔殿の」
    サツキ「京極サツキよ。」
    ハナコ「サツキさん」
    アヤネ「アビドス高等学校、奥空アヤネです。今回の事態解決にアビドスも協力します。」
    ハナコ「……アビドスまで。」

    予想外のメンバーが集められていた。
    「では、ハナコさんもおかけください。改めて情報を整理しましょう。」

  • 127◆B3SSKg8oHw25/03/05(ć°´) 12:28:55

    別室。
    ホシノ「……良いのセリカちゃん?あっちにいなくて。」
    セリカ「いいのよ。私、難しい話は苦手だし……。一段落したらいっぱい話すから。」
    シロコ「……ん。ガツンと言ってやるべき。」
    セリカ「そのつもりよ。全く……なんであんなヤツのこと好きなんだろうなー。」
    そう笑うセリカをノノミは静かに撫でた。

    ホシノ「(ほっとけないからだよ……。)」
    ノノミ「(セリカちゃんも結構危なっかしいところありますからね☆)」
    シロコ「(ん、お似合い。)」

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/05(ć°´) 21:23:09

    そ

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/06(㜍) 07:01:02

    し

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/06(㜍) 15:31:26

    ひ

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/06(㜍) 22:46:32

    ホシヒ…?

  • 132二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 07:09:52

    そ

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 14:52:49

    後で暗い気持ち全部吐き出すようにセリカの胸で泣いてくれ

  • 134◆B3SSKg8oHw25/03/07(金) 21:19:30

    [皆さん保守ありがとうございます……!]
    [明日からまた更新できるかと思います、生存報告です]

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 00:53:46

    いつもお疲れ様です。楽しみにしてます!!

  • 136二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 01:26:25

    座して待つぞ

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 07:12:38

    発言的にプロットぶっとんでそうだからね時間かかってもしかたないっすよ

  • 138◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 11:32:06

    「まずは現在の指揮系統について。不肖この私に非常事態宣言によりトリニティの最高決定権を集中しています。」
    「トリニティの指揮系統は徐々に回復、ゲヘナの方々も何とか追従してくださっている形です。」
    ハナコ「各地でのゲヘナとトリニティの交戦は?」
    サツキ「ゲヘナからも停止を命令してるわ。痛いのは嫌だし……それに、今はそこで争っている場合でもないでしょう。」
    ハナコ「はい、その通りです。」

    「次いで負傷者の収容と治療、総力を挙げて戦線の維持を行っています。」
    ハナコ「では、正確な目撃者を含む周辺の情報を収集し、そこから何が起きているかを把握願います。」
    サツキ「そういうことなら任せて。情報の整理は得意なの。」
    本当はもっと得意な子もいるのだけど、とサツキは友人のことを思い浮かべながら意見する。
    「……では、お任せしましょう。」
    ミカ「……。」
    「我慢してくださってありがとうございます。」
    何とも言えない顔をするミカに『ナギサ』は微笑んだ。

    アヤネ「でしたら私も情報の整理に……!」
    「アヤネさん。貴方たちの能力は私もよく知るところではありますが……貴方たちアビドス対策委員会には、また別の大役があるのです。」
    アヤネ「そう、ですね……。」

  • 139◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 11:52:58

    「先生、ハナコさんにも説明をお願いします。」
    『ナギサ』は少々考え込むハナコを配慮して先生に声をかける。

    "うん。"
    "爆発から逃れてここに来る最中、私はアリウスの精鋭部隊、スクワッドに襲われたんだ。……ヒナタ、ツルギ、ハスミ、ヒナ、対策委員会。皆が、私を逃がしてくれた……。"
    "と、本題に戻るね。"
    ハナコ「……はい。」
    "そんな中、アリウススクワッドのリーダー、サオリはこう言った。アリウススクワッドが、楽園の名のもとに条約を守護する新たな武力集団……エデン条約機構になった。トリニティとゲヘナは鎮圧対象だ、って。"

    ハナコ「…………………。」
    ハナコ「それでは、今私たちが戦っているのは……映像はありますか!?」
    「こちらに。荒いですが。」
    『ナギサ』は戦闘の映像をハナコに見せ、ハナコの顔は驚愕に染まる。
    ハナコ「ユスティナ……聖徒会………。」
    ハナコ「………であれば、確かにアビドスの皆さんに大役があるというのは頷けます。ですが、これを解決できる根本的な方法は………。」

    "私に考えがある"
    ハナコ「先、生……?」
    "……何とか、あの古聖堂まで私を連れて行ってほしい"
    そう頭を下げる先生の姿に『ナギサ』は同情を禁じ得なかった。
    自分一人では解決できず、周りを危険に巻き込まねばならないこと。けれどそれでも選択しなければならないこと。責任の形。
    "エデン条約を捻じ曲げる"

  • 140◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 19:05:41

    「……ねじ曲げる、ですか。」

    [『ナギサ』の反感]

    dice1d100=73 (73)

    [『ナギサ』の理性(高倫理+状況により補正あり)]

    50+dice1d50=44 (44)

  • 141◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 21:10:18

    「……解釈を変える、ということで宜しいのですよね?」
    "そうだね、ごめん。"
    「いえ。」
    『ナギサ』はそこだけやんわりと再確認し、否定する。
    先生もまた『ナギサ』がエデン条約と、それに心血を注いだ桐藤ナギサに対する思いに気づきすぐに謝罪した。

    ハナコ「……確かにそれであれば、やってみる価値はあります。古聖堂に条約の主体であったゲヘナ、ティーパーティー、正義実現委員会、風紀委員会を集め、そしてシャーレの先生が、新たな形でのエデン条約を提案する……。」
    「対策委員会には主に先生の護衛をお願いすることになります。ゲヘナでも、トリニティでもないあなた方はユスティナからの攻撃を受けない、もしくは受けにくいでしょう。」
    アヤネ「はい。」

    「ティーパーティーからは……聖園さん。」
    ミカ「大丈夫、フジちゃんは後ろでお茶でも飲んでて?」
    「ええ、そうします。」
    「ゲヘナからは?」
    サツキ「風紀委員長が元からこの件を推進していたし、マコトちゃんも全面的に条約の件は任せてたわ。正式にね。」
    「であればヒナ委員長に兼任する形でお願いしましょう。」
    「正義実現委員会は治りの速さからしてツルギさんを推しましょうか。ハナコさん、何かほかに確認事項は?」

    ハナコ「……白洲アズサちゃんについて、彼女の行方は何かご存じですか?」
    『ナギサ』は辺りを見回し、皆首を横に振る。
    ハナコ「そう、ですね。アズサちゃんはご存じの通りアリウス出身ですが、エデン条約を守るためにこちらについてくれています。」
    ハナコ「彼女と連携できれば一層成功の確率は高まると考えます。」

  • 142◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 21:13:52

    [『ナギサ』はハナコの本心に]

    dice1d2=1 (1) 1.気づかない 2.気づく

    [ミカは]

    dice1d2=1 (1) 1.気づかない 2.気づく

    [サツキは※かかわりが薄いので確率低下]

    dice1d4=1 (1) 1~3.気づかない 4.気づく

    [アヤネは※かかわりが薄いので確率低下]

    dice1d4=2 (2) 1~3.気づかない 4.気づく


    [先生は確定で気づきます]

  • 143◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 21:27:25

    「一理ありますね。先生はどう思われますか?」
    "……ハナコの言うとおりかな。それに、私のわがままでもあるけど一人で戦ってほしくない。"
    アヤネはその言葉に深く同意する。アビドス高等学校はそうしなかったし、全員で状況を解決した、という自負に近いものもあった。
    サツキ「その辺りの事情はよく分からないけど情報共有はするわ。」
    サツキはいたって常識的な対応である。

    「であれば、少なくともヒナ委員長とツルギさんの傷が癒えるまでの時間はどうしても必要です。おそらく1日。」
    「その間に戦線維持と並行して捜索を行いましょう。他には?」
    『ナギサ』は辺りを見回す。

    「……では、サツキさんは情報収集、アヤネさんは対策委員会の皆さんをオペレートして防衛を。ハナコさんはアズサさんの捜索を。先生はエデン条約の解釈の件について念入りに準備をお願いします。」
    「この場は解散としましょう。」

  • 144◆B3SSKg8oHw25/03/08(土) 23:06:56

    [今晩はここまでです 保守]

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 07:33:57

    朝保守

  • 146◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 14:11:36

    皆が解散していき、部屋にはティーパーティーの面々が残った。


    「……うん?何でしょう?」

    『ナギサ』はミカの視線に気づき、ふと問いかける。

    ミカ「あの、さ……。これがうまくいったとして、その先はどうするの?……ううん、はっきり言わなきゃだめだよね。」

    ミカ「アリウスの子たちは、どうなるの?やっぱり悪者になるの?」

    「……臨時とはいえティーパーティーのトップを預かるものとしては、今回の一件をうやむやで済ませるわけにはいきません。」

    「トリニティ、もしくはゲヘナの管理下で奉仕活動にしばらくは従事してもらうこととなり、役職のあった者は矯正局送りにすべきだろうと考えています。」

    ミカ「そっか……。」


    「……私個人としては、病気だから仕方ない、と思いますがね。」

    ミカ「ほえ?」

    「白洲アズサさんから伺った通り、彼女たちは劣悪な環境で抑圧され、病むしかなかった。」

    「アズサさんが例外で、幸運だっただけです。みなにあれだけのことを求めるほうがおかしいですよ。」

    「病むことも、病んで周りに迷惑をかけてしまったことも、それは仕方のないことです。私は責めません。」

    ミカ「……凄いね、そんなこと平気で言えて。」

    皮肉と尊敬、そして自嘲が含んだ言葉に『ナギサ』は薄く微笑む。


    「仕方のないことは、どこまで行っても仕方のないことだ。ということです。」

    「ただ」

    「悪意を以て病を広げようとしたものだけは……」


    dice1d4=3 (3)

    1. 「厳正なる処罰が必要です」

    2. 「許してはなりません」

    3. 「救いようのない者です」

    4. 「F〇ck you」

  • 147◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 14:16:25

    ミカ「……そんな顔もできるんだね、フジちゃん。」
    「ああ、ごめんなさい。怖がらせてしまいましたか?」
    ミカ「あ、でもナギちゃんが本気で怒ったときよりは怖くなかったよ☆」
    「ええ……?」
    『ナギサ』は辺りを見回す。みな首を縦に頷いていた。

    「(……救いようがなくとも、救おうとしないかどうかもまた別の問題ですがね)」

  • 148◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 21:43:54

    一度ティーパーティー本部から視点を外して。

    ヒフミは座標と時間、そして動物の名前を隠語とした一通のメッセージを受け取り、指定の場所に到着していた。
    セイアの言葉を借りるなら「そんなメッセージを送ってくるのが誰なのか、それに気がつかない彼女ではない。」ということだ。

    ヒフミ「……アズサちゃん?」
    ヒフミ「アズサちゃん、私です。どこにいるんですか……?」
    ヒフミ「アズサちゃん……答えてください、アズサちゃん……!」
    答えは無く、足音がした。

    アズサ「……ヒフミ。」
    ヒフミ「アズサちゃん、今までどこに……学園は今、大変なことに……。」
    アズサ「……うん、知ってる。」
    ヒフミ「アズサちゃん……?」
    アズサ「……これを、誰かが止めなくちゃいけない。」

    ヒフミ「それは、どういう……いえ、どうしてそんな顔で……。」

  • 149◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 21:44:14

    dice1d4=1 (1)

    1. アズサ「来ないで!」(本編ルート)

    2. アズサ「……来ないで。」(説得成功率30%)

    3. アズサ「……今しか、無いんだ」(説得成功率60%)

    4. コハル「ヒフミ!アズサ!!」(確変)

  • 150二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:53:54

    このレスは削除されています

  • 151◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 22:07:34

    アズサ「……。」
    アズサ「……ありがとう、ヒフミ。」
    アズサ「でもここまでだ。ここから先には来ちゃいけない。」
    アズサ「ここから先は、私の居場所。」
    アズサ「ヒフミみたいな善良な人は、これ以上来ちゃいけないんだ。」

    ヒフミ「私じゃ、何がダメなんですか……?」
    沈黙。そしてアズサは重い口を開く。

    アズサ「……平凡で優しいヒフミには、似合わない話だよ。」
    アズサ「『人殺し』」
    ヒフミ「……!」

    アズサ「私のせいで多くの人が傷ついた。正義実現委員会、ティーパーティー、シスターフッド、ゲヘナの人たち、それに先生も……。」
    アズサ「セイアがこん睡状態になったのも、学園がここまで破壊されたのも……全部、私のせいだ。」
    アズサ「ヒフミ、それにハナコとコハル。このままじゃみんなまで危険になる。いや、もうなっている。」
    ヒフミ「そ、それは、アズサちゃんのせいではありません……」
    ヒフミ「それは……だ、大丈夫です。ナギサ様?もいますし、先生もいます。……ですから……!」

    アズサ「……ヒフミ。」
    アズサ「誰かが、憎しみの連鎖を止めなければならない。」
    アズサ「それは私がやる。サオリのヘイローを『壊して』。」
    ヒフミ「ま、待ってください!!」
    アズサは答えない。代わりにガスマスクを被る。

    アズサ「私はこれから、人を殺す。」
    アズサ「それが当たり前の場所で、それが当たり前だと教わり、それが当たり前みたいに動けるように訓練されたから。」
    アズサ「ヒフミとは違う世界の存在だ。」
    アズサはマスクの中で何か言いかけ、そして口を噤む。
    アズサ「さよなら。」

  • 152◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 22:07:44

    ヒフミ「あ……ダメです、待って、待ってください……。」
    ヒフミはアズサに、これからしたいことを途切れ途切れに話し、行かないで下さいと願い、けれどヒフミの脚は動かなかった。
    ヒフミ「アズサちゃん!!!」

  • 153◆B3SSKg8oHw25/03/09(日) 23:36:25

    [脱アリウスしたアリウス生は覚悟決めなきゃいけない決まりでもあるんでしょうかね?]
    [今晩は此処までです]

  • 154◆B3SSKg8oHw25/03/10(㜈) 07:16:40

    [古聖堂へ再出撃前に『ナギサ』がコミュニケーションするのは]

    dice1d6=2 (2)

    1. 万魔殿

    2. 風紀委員会

    3. 正義実現委員会

    4. 対策委員会

    5. 病床のナギサとサクラコ

    6. 只管象徴に徹する『ナギサ』

  • 155◆B3SSKg8oHw25/03/10(㜈) 12:15:38

    ティーパーティー本部に視点を戻して。『ナギサ』は治療中の風紀委員会の元を訪れていた。
    「空崎ヒナ委員長。遅れましたが、先生をお守りくださったこと感謝いたします。」
    ヒナ「……別に。私は大したこともできなかったわ。」
    アコ「そんなことありません!委員長は立派に守られましたっ!!」
    イオリ「アコちゃん、傷口開くよ……。」

    「ええ、本当にその通りです。」
    『ナギサ』はアコとイオリの言葉を肯定する。
    ヒナ「小鳥遊ホシノ。」
    「?」
    ヒナ「彼女が来るのが早かったから……。」
    「そこまで持たせたのはヒナ委員長でしょう、と行政官も言いたげですよ。」
    「これ以上傷口を開かせないためにもそこまででお願いします。」
    ヒナ「……。」
    アコ「……。」

    「話を変えましょう。サツキさんや先生から何か説明は受けていますか?」
    ヒナ「条約の解釈を変える、だったわね。」
    「ええ。その件に関連して、ゲヘナ及び風紀委員会代表として古聖堂まで行ってもらわなければなりません。」
    ヒナ「わかった。」
    「感謝します。」

    「……今の私はホスト代行の代行です。ですから気にされないでください。」
    「お互いに成すべきことを成しましょう。」
    『ナギサ』は一礼しその場を去る。
    ヒナ「……そう、ね。」

  • 156◆B3SSKg8oHw25/03/10(㜈) 12:19:46

    イオリ「……なんだか含みのある言い方だったけど……。」

    アコ「……。」

    ヒナ「……今はアビドスのナギサではない、という意思表示かもね。」

    ヒナ「あの時砲撃に巻き込んでしまった、藤関ナギサではない、って。」

    イオリ「ぅ……残酷なんだか優しいんだか……。」


    [ヒナからの好感度上昇]

    dice1d10=6 (6)

  • 157二次元好きの匿名さん25/03/10(㜈) 21:11:14

    保守

  • 158◆B3SSKg8oHw25/03/11(灍) 00:02:29

    [木曜日まで更新頻度また落ちます、申し訳ありません]
    [お茶濁しに『ナギサ』(ホスト代行代行の姿)のイメージを貼っておきます]

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/11(灍) 07:02:31

    おお、スカートがかわいい
    あと体がうっすいな表情も相まってやや弱々しさもある
    まあアリウス時代とは違う意味で過酷な環境だしな

  • 160◆B3SSKg8oHw25/03/11(灍) 12:04:25

    >>159

    [アリウス時代よりは全くマシですよ、というのが『ナギサ』の感想です]


    [それにしても治療特化なのでクロカゲで使わせて欲しかった……(妄想)]

  • 161二次元好きの匿名さん25/03/11(灍) 18:30:01

    アリウス側に『ナギサ』の存在がバレてるかわからんけど出身を暴露されるかカミングアウトするのかは気になる所

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/11(灍) 22:32:30

    >>161

    そこが分からんのよな。そもそもアリスクは『ナギサ』の存在とその理由は知ってるんだっけ?知らんならベアおばが共有しないと誰も知らないことになるんやが。

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/12(ć°´) 06:02:24

    特に触れられてないようだけど今後そのへんにも焦点あたるんじゃない?まあ待っとこう

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/12(ć°´) 11:23:58

    ほしゅの

  • 165◆B3SSKg8oHw25/03/12(ć°´) 18:07:37

    >>161

    >>162

    [ええと、まず『ナギサ』のことは一般アリウス生は知りませんが『ナギサ』の脱走時に撃ち落としたのでアリスクは存在を知っています]

    [そしてフィリウス分派の防諜は割と貧弱なので、桐藤ナギサの影武者がいる、ということはアリウス全体が知っています]


    [ただベアおばはトリニティ侵略ではなくユスティナのミメシス確保が目的なので影武者=『ナギサ』に気づいても些事だと流してるイメージです]

    [それに一度捨てたものを警戒するって捨てるのが間違ってたみたいで認めたくないのでスルーしてるフシもあります]


    [纏めると

    ・『ナギサ』の存在と理由はアリスクだけ知っている

    ・桐藤ナギサの影武者がいることはアリウス全体が知っている

    ・でもプライドからベアおばは『ナギサ』に関して手を打たなかった

    という感じですね]


    [騒動終了後に『ナギサ』から出身をカミングアウトする形になると思いますが、この状況で暴露したら統制がまた崩れるだろうと『ナギサ』は黙っています]

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/12(ć°´) 21:38:38

    流石に今言ったらトリニティが空中分解するからなぁ

  • 167◆B3SSKg8oHw25/03/13(㜍) 07:21:33

    >>166

    [ベアおばがもうちょっと警戒してたり、もっと言えばアリスク側に余裕があればアリスク側から暴露ルートも考えていたのですが]

    [なんか普通にアビドスが追い返したしアズサは本編通り襲撃をかけるしとアリスクにも余裕があまりなくなったので暴露ルートはそっと蓋をしました]

    [今暴露されていたらトリニティは先生とハナコがいるから案外なんとかなるかもしれませんが『ナギサ』はもう蚊帳の外でしたね]

  • 168二次元好きの匿名さん25/03/13(㜍) 15:21:52

    安心と信頼のベアおばクオリティ

  • 169◆B3SSKg8oHw25/03/13(㜍) 20:45:00

    一夜が明けた。
    「雨天ですか。視界不良には用心せねばなりませんね。」
    古聖堂への進撃を前に臨時本部で『ナギサ』はそう呟く。

    サツキ「ユスティナ聖徒会やアリウスの襲撃は殆ど散発的だったわ。幸いまだ攻勢に出られる余裕はある。」
    「……妙ですね?今のユスティナはハナコさんの話に拠ればほぼ無限の勢力、絶え間なくけしかけるのが定石のはずですが……。」
    サツキ「怖いこと言わないで。今は戦力が温存できて、ケガをした人も少なかった。それが大切なことよ。」
    「それもそうですか。」

    『ナギサ』も今は割り切る。
    2人の預かり知らぬところで、アズサが思い出と日常の象徴……ペロロ人形にヘイロー破壊爆弾を仕込み、アツコを負傷させていたからであるが、そんなことは知る由もなかった。

    今本部に居るのは『ナギサ』とサツキ、それにフィリウス分派と万魔殿、風紀委員会の生徒が少々。
    それに復帰したアコくらいで残りは全てトリニティの防衛と古聖堂への突入に回っていた。

  • 170◆B3SSKg8oHw25/03/13(㜍) 21:05:22

    [ここで忘れていた第一印象ダイス]

    [『ナギサ』→]

    サツキ dice1d100=62 (62)

    アコ dice1d100=86 (86)


    [『ナギサ』←]

    サツキ dice1d100=70 (70)

    アコ dice1d100=33 (33)

  • 171◆B3SSKg8oHw25/03/13(㜍) 21:10:56

    [……なんでアコに印象が良いのだよ]

    [誤砲撃されましたよね?]

    dice1d4=4 (4)

    1. 純粋さに好印象

    2. 忠誠心を尊敬

    3. 補佐としての能力は買ってる

    4. 「ちょっとセリカに似てますね……」(重症)

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/13(㜍) 21:42:16

    恋の病ェ……

  • 173二次元好きの匿名さん25/03/13(㜍) 22:03:33

    ちょっと『救護』が必要ですね?

  • 174二次元好きの匿名さん25/03/13(㜍) 22:22:16

    ツンデレ大好きかよ

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 07:33:17

    朝

  • 176◆B3SSKg8oHw25/03/14(金) 12:13:53

    『先生、突入チームの準備はいかがでしょう。』
    "大丈夫。"
    『承知しました。』
    実のところ突入チームにはツルギ、ホシノ、ヒナの3名の委員長に聖園ミカ、対策委員会、パテル分派の精鋭、そしてアズサ以外の募集授業部まで組み込まれでおり、あまりにも手厚い。

    だが戦力の集中は攻勢の基本であるし、先生がキヴォトス人ではない弱きものであること、数で勝る相手には質で対抗すること、そして何より先生がそれだけのメンバーを纏められるだけの格があるからこそ成し得たことだった。

    『ナギサ』は防衛側の主戦力にも声をかける。
    『イロハ戦車長、そちらは?』
    イロハ『まあ……戦車まで貸し出してくれたわけですし。やるだけやります。』
    イブキ『イブキも頑張る!』
    『お気をつけて。』
    クルセイダーに乗ったイロハとイブキが通信を返す。

    その他にも風紀委員会、正義実現委員会を主とした連合部隊は準備を整えていた。
    「アコ行政官、そちらも宜しいですか?」
    アコ「……はい。」
    「大部隊の指揮に熟しているのはやはりあなたです。この身を以って経験したとおりにね。」
    ミカに似たのかトリニティに染まってきたのか、『ナギサ』はそう笑う。

    サツキ「な、ナギサちゃん……。」
    アコ「心配しなくて結構です!委員長があちらで戦われるのなら、私はここで戦います。」
    「……。」
    「良いですね。少々思い込みが激しいきらいはありますが、真面目で。大切なものを送り出すだけの器量もある。」
    アコ「委員長が二度不覚を取ることはありえません。ナギサさんこそよろしく頼みますよ。」
    「……ふふ。」
    アコ「なんですかその笑顔は……。」

  • 177二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 12:22:28

    互いの矢印の差が如実に出てるな

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 20:53:15

    お互い相性良さそうなサツキとの絡みも気になる

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:04:40

    ほしゆう

  • 180二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 07:26:51

    あさほしゆう

  • 181二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 15:36:19

    夕方前ほしゅう

  • 182二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 20:48:33

    サツキって指揮とか出来るんかな?
    スキルで催眠→突撃指示してたけど。

  • 183二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 00:09:30

    深夜ほしゅ

  • 184◆B3SSKg8oHw25/03/16(日) 07:30:07

    [更新滞り申し訳ありません]

    [明日夜には更新します]


    >>177

    [『ナギサ』は何気にコハルも気に入ってるのでツンデレというか反応の良い子が好きなのかもしれません]

    [もしかしてツルギに印象がいいのもそういうことなのか……?(困惑)]

    >>178

    [痛いのが嫌いなサツキと治療特化の『ナギサ』は相性が良いのようです]

    [お互い人間相手に物怖じはしない性格なのも要因でしょう]

    >>182

    [……どうなんでしょうね、本編でも描写があまりなかったので何とも言えませんが最終章で避難民の誘導とかやってましたし統率力はある方だと思います]

    [でもアコの方がそういうのは得意だと想定してます]

  • 185二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 17:30:37

    ナギちゃんって結構面白い人……?

  • 186二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:47:56

    寝る前保守

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/17(㜈) 06:37:11

    保守

  • 188◆B3SSKg8oHw25/03/17(㜈) 09:38:25

    反攻にかかるトリニティとゲヘナ。

    その作戦は実のところほぼ最善であった。

    dice1d4=4 (4)

    1. 先生も守りながらのため多少苦戦しつつ古聖堂にたどり着く

    2. 危なげなくたどり着く

    3. 完調した突入チーム、過剰戦力だった

    4. サオリ「……戦術兵器を起動させる!!」(ヤケ)

  • 189二次元好きの匿名さん25/03/17(㜈) 09:43:33

    よりにもよって……よりにもよって!!

  • 190二次元好きの匿名さん25/03/17(㜈) 19:14:28

    これワンチャンまずいのでは…?

  • 191◆B3SSKg8oHw25/03/17(㜈) 19:49:13

    結論から言ってしまえば今度の戦術はトリニティ側が上回っていた。


    無限に増殖するユスティナ聖徒会の前では交戦は等しく無意味……

    だが、一時的に突破するだけならばツルギやヒナタ、ヒナがやったように可能ではある。

    今回集められたメンバーは危なげなくそれを実行してみせた。


    そして大聖堂に辿り着き……先生ではなく、ヒフミは高らかに宣言する。


    その宣言は本部にいる『ナギサ』の元にも届いていた。

    「……友情で苦難を乗り越え、努力は正しく報われて、辛いことは慰め、友人と慰め合って……」

    「苦しいことがあっても……誰もが最後は、笑顔になれるような、そんなハッピーエンドが好き、と。」

    「………恵まれたのですね、彼女は。」

    「本当に豊かでなければ……そのような発想、思い浮かびもしないでしょう。」


    dice1d4=4 (4)

    1. 「一先ずは祝福を」(気持ちの整理がまだつかない)

    2. 「私たちの描くお話は、私たちが決める……か……」(脱バニ)

    3. 「流石に、ナギサさんが見込んだだけはある」(ナギサへの好感度dice1d10=7 (7) 上昇、ヒフミへの好感度dice1d49=13 (13) 上昇)

    4. 「……であれば、ここからは私たちの役目。この好機を逃がしてはなりません、そうですね?」(ホスト代行として完全覚醒)

  • 192二次元好きの匿名さん25/03/17(㜈) 19:51:06

    おおお

  • 193二次元好きの匿名さん25/03/17(㜈) 19:51:18

    ヤバいけどな、こちらも覚醒しちゃったんだわ

  • 194◆B3SSKg8oHw25/03/17(㜈) 20:12:14

    "私たちが、新しいエデン条約機構。"
    「シャーレ」が連邦生徒会を代行し、ゲヘナ、ティーパーティー、正義実現委員会、風紀委員会が集まり、古戦場があった廃墟で、楽園の名を冠する約束は再現された。

    「サツキさん。ユスティナの様子は。」
    サツキ「ええ、どこも混乱してる!」
    「アコさん。」
    アコ「中央はヒナ委員長たちがすでに突破しています。砲撃後、西と東から大隊を送り込み包囲殲滅を提案します。」
    「では、それで。繋いでください。」
    フィリウスモブ「はい!」

    『ナギサ』はマイクを取る。
    『普通の少女は尊い願いを語りました。それはあまりにも眩いものです。』
    『信じられるのなら、その言葉に続いてください。そして、もしその輝きに怯えるのなら、私の言葉に従ってください。』
    『……せめて彼女たちの力にはなれるよう、微力を尽くしましょう。』
    『第3大隊は東から、第5大隊は西から古聖堂へ進行。突入チームと合わせ、この戦乱を鎮圧願います。』

  • 195◆B3SSKg8oHw25/03/17(㜈) 20:13:31

    [次スレ立ててきます]

  • 196二次元好きの匿名さん25/03/17(㜈) 20:15:12

    ひとまずエデン3章が終わればアビドスナギちゃんもゆっくり休めるよね多分

  • 197◆B3SSKg8oHw25/03/17(㜈) 20:31:22
  • 198◆B3SSKg8oHw25/03/17(㜈) 20:33:03

    >>196

    [実はトリニティ内での権力闘争というか事後処理が少し残りそうです]

    [「桐藤ナギサ」が土壇場でトリニティとゲヘナを纏めこの危機を乗り越えたことになるのか影武者が纏めたことを公表するのかは恐らくダイスで決めますが]

    [めちゃくちゃ表に出ちゃったので落ち着けるのはまだ先かもしれませんね……]

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