- 1二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:41:30
- 2二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:41:48
- 3二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:44:29
- 4二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:45:32
その方が良いと思う
- 5スレ主25/02/22(土) 21:45:39
まとめてもらえるなら、ぜひ
- 6二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 21:58:43
親子まとめ欲しいけど、地下生活者だけはシュロの親として認めたくない
もう親はコクリコ様でいいんじゃないかな - 7二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:03:04
- 8二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:07:27
- 9二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:28:07
- 10二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:28:43
- 11二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:29:48
保守
- 12二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:41:30親子関係まとめ | Writening黒服とナツ 黒服が小鳥遊ホシノの遺伝子から作り出した。年齢1桁。ゲマトリアが壊滅するまで研究につきっきりだった上のでナツからは嫌われている。 マエストロとツムギ マエストロが一からデザインした、…writening.net
取り敢えず雑ですが作りました。おそらく抜けや間違いもあると思うのでご指摘頂けると幸いです
- 13二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:42:37
あれ?黒服とヒナは?
- 14二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:46:47
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:47:57
今追加しましたが消しましょうか?
- 16二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:48:01
詳細まで書いてくれてる!!ありがとう!!
- 17二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:49:29
別にそのままで良いんじゃない?消す必要ないと思う。
- 181425/02/22(土) 22:54:59
ヒナの親は黒服以外思いつかなかったんで>>14消しときますね
- 19二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:58:22
こうして見ると今のところ黒服の子供が1番多いんだな
- 20二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 06:02:53
デカルコマニーとゴルコンダの関係ってどんなもんだったかな
それによってヒフミのデカルコマニーへの態度も変わりそうだが - 21二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 07:07:58
- 22二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 07:18:09
- 23二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 12:47:48
- 24二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 12:50:29
このレスは削除されています
- 25二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 12:59:41
- 26二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 13:03:40
- 27二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 19:20:48
- 28二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 21:48:39
ホシノの遺伝子からナツが作り出されたなら絶対ユメ先輩の遺伝子からも作られてるだろ
推定オシリスの神秘やぞ
ところでユメ先輩に似た女の子をベアトリーチェは知ってましたね…… - 29二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:42:35
何度見てもどの家庭も業が深いなぁ……。
ただやっぱりぶっちぎりでシュロちゃんがかわいそう。 - 30二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:44:52
ここだけですけど、ミノリもデカルドもブルジョワって単語を使うんですよ〜〜
- 31二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 00:55:29
面白そうだけど、癖が強すぎる!!!どんな会話するんだよ!!
- 32二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 02:32:28
- 33二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 08:44:56
色々な意味で可哀想な子扱いされるな
- 34二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:41:53
- 35二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 16:57:06
確か無名の司祭がアリスを娘として扱ってたスレあったな
- 36二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 17:12:53
- 37二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:27:38
いやあれは…なんだろう?
- 38二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:32:48
あのペロロジラが全部ヒフミの為って思うとめちゃくちゃ子煩悩だな、ゴルゴンダ
- 39二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 02:31:22
- 40二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 09:34:13
- 41二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 12:05:34
ゴズと繋がる生徒って誰だろう?
- 42二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 12:11:03
- 43二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 12:37:28
猫だからカヨコかもしれない
- 44二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 16:38:49
- 45二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 18:51:09
最終編で戦ったのは確かシロクロだったはず
- 46二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 21:59:18
思ったんだけどさ、ここのジェネラルって絶対強いよね?娘のツルギにどつかれまくってるのに起き上がれるくらいだし……少なくとも本編よりも強いよね?
- 47二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 22:10:42
良識派のツルギだから加減してるんじゃないか
- 48二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 23:09:18
- 49二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 01:33:27
あるんだ・・・
- 50二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 01:52:45
- 51二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 02:13:51
創造主と被造物という意味では黒服&ナツ、マエストロ&ツムギ、地下生活者&シュロあたりが同類になるんだろうが、被造物に対するスタンスがジュリとあいつらでは違いすぎてな…(特に地下生活者)
- 52二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 09:34:54
ドン・アランチーノの「ハナコからは通報された」の一文が無常すぎて草
- 53二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 16:28:12
- 54二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 16:35:43
- 55二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 16:36:43
このレスは削除されています
- 56二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 16:37:21
ビジュ的に最高のスチルが用意されてそうだな
- 57二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 16:58:13
マエストロが作った娘の話思い出した。マエストロは無自覚に真顔で親バカしてるのも似合いそう。
拝啓パパ上マエストロ様。トリニティでも私は元気です。 - ハーメルン 自称「マエストロの娘」のお人形ちゃんが、原作2年前のトリニティ学園でパパのお使いのためにがんばるお話。 2024/01/30 本編(1年生編)完結しました。…syosetu.org - 58二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 22:48:36
このレスは削除されています
- 59二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 02:51:08
- 60二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 10:34:19
このレスは削除されています
- 61二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 15:47:48
もはや半分テロだろ
- 62二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 17:44:08
- 63二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 18:54:33
- 64二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 23:44:45
- 65二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 06:01:48
まぁろくでもないことばかりしてた報いを受けたと言えばそれまでなんだが、裏の顔があったって思っと悲しくなるね
- 66二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 11:42:25
- 67二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 13:47:37
ヒフミもアウトローだから「身内には優しい悪人が順当に報いを受けて死ぬ」のは受け入れて下手人に恨みを向けなさそうな気はする。
それはそれとして悲しむのも事実だけどね。 - 68二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 17:50:03
フランシスだとより一層甲高い悲鳴が聞こえそう……
- 69二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:50:10
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- 70二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 01:34:27
シロコがある日、ヒフミから再度覆面水着団を結成出来ないか聞いてくるんだよね。なんでも、父親の形見がブラックマーケットに流れているけど、それが反社の資金洗浄に利用されているからそれを取り戻したいんだよね。相手はかなりの大規模だから補習授業部だけでは心許ないから、覆面水着団にも声を掛けたんだよね。でも、覆面水着団の覆面はクロコにあげちゃったから新しい覆面を用意して、相手の規模も大きいからクロコにも声を掛けるんだよね。そうして、大所帯で反社に襲撃を掛けるんだ。クロコは道中でヒフミから父親の話を聞いていい父親だなと思うんだよね。
無事に、その形見を見つけることは出来たんだけど、クロコはその形見に見覚えがあるんだよね。前回、自分の世界でゲマトリアを潰した時に見たことがあるんだよね。
あれ?クロコはこの持ち主に何をしたっけ?覚えてるよね?ね?言ってごらん?
- 71二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 05:50:31
そういえばゲマトリア組って割とちゃんとしたスーツとか着てるよね
娘もかなりちゃんとした服着てない? - 72二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 12:49:13
カイザー組もそうかな
- 73二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 13:15:03
まじでここのシュロとクロコが不憫過ぎて…
- 74二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 15:48:54
>>26の間にデカルコマニーはミレニアムに行ってるんだろうな。>>42曰く、娘のユズに会いに。でもって、文字通りの首無し男な訳だからミレニアム生達は大パニックになって、C&Cとかが駆けつけるけど、文字通りの不死身だから皆より一層テンパるんだ。しかもデカルコマニーの事を知ってるユウカは不在で、ユズに至ってはずっとロッカーに引き籠もってるからマジで収集がつかない事になるんだ。
そういえば、デカルコマニーの「そういうこったぁ!」はユズの事を肯定してるんじゃなかろうか?TSCは世間から否定されまくってた上に、ユズ自身も引き籠もりだから、デカルコマニーは「いつでも自分はユズの味方だよ。」って意味で「そういうこったぁ!」が口癖になってるんじゃないか、と勝手に妄想。
- 757425/03/01(土) 16:13:51
- 76二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 18:02:49
妄想が止まらなくなったから書く
こうしろって訳ではないことを念のため書いておく
ユズ→デカルコマニーの娘、親が顔なかったので目を見て話す事が苦手
親戚?のヒフミの影響でペロロの着ぐるみ着るぐらいには好き
アキラ→デカルコマニーの娘、昔連れていってくれたテーマパークの猫に憧れてた為に手品が得意(のちの怪盗スキル)
芸術品が好きなのは親が常に絵画を持ってた為&自分を見て欲しいファザコン気質(無自覚)
カヨコ→フランシスの娘、恐怖の実験過程で生まれた
思った結果にならなかった為に放置された
デカルコマニーが連れていってくれたテーマパークの猫がきっかけで猫好きに
モモミド→フランシスの娘、フランシス以外の死んだ人格を再利用出来ないかの実験で生まれた
猫耳&カチューシャは覚えていない姉が猫好きだったから
シュポガキ→モモミドもならこいつらも人格再利用実験では?ゴズと絡めるならゴズが乗ってた列車がキッカケでハイランダーに
アキラとカヨコ逆にしたらメイドイベでお互い覚えてない姉妹が共闘するって展開が生まれたりして好き
デカルコマニー周り思ったより考えるの楽しいな!
コイツらの子は互いに交流あるだろうから関係性考えられるし
ゲマトリアは実子か実験結果の養子ってのもあるから子沢山に出来るし - 777425/03/01(土) 21:22:30
ゴルコンダ「では、私は娘の友人達に会いに行きます。デカルコマニー、貴方もご自分娘さん達に会いに行くのでしょう?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ヒフミ「じゃあ、行きましょうか!お父さん!!」
ゴルコンダ「急がなくても……まぁ、良いか。ではデカルコマニー、また後で。」
ヒフミ「また後でお会いしましょう、デカルコマニーおじさん!!」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ミレニアムに向かうデカルコマニー。道中のセキュリティシステムに全部引っ掛けるも無傷。
チヒロ「え?侵入者?」
ウタハ「ああ。どうやらセキュリティシステムを全部突破したようだ。」
ヒマリ「かなりの強敵のようですね。」
エイミ「直ぐに対策を練った方が良いね。」
リオ「直ちにC&Cを出動させるわ。」
ノア「では、生徒達には避難勧告を。」
モモイ「うおっ!?何々!?」
マキ「ああ、モモ。私から呼んどいて悪いけど、今ちょっと緊急事態で……」
アリス「おお!何かあったのですか!?ならば、勇者であるアリスの出番ですね!!」
ケイ「で、ホントに何があったのですか?」
コトリ「侵入者です!!」
ヒビキ「曰く、1人のあやしい大人の男が現れたんだってさ……」
ミドリ「それ、先生って可能性は?」
コユキ「いや、先生なら最初の時点で消し飛んるでしょうよ!」
コタマ「それに大前提として、先生はこのシステムに引っかかりませんからね。」
ハレ「あ!侵入者の姿が監視カメラに映ったみたい!!見てみよう!!!」
(悲鳴が上がる5秒前)
- 787425/03/01(土) 21:23:29
ハレ「あれ?誰も映ってない?」
ヒビキ「黒い煙みたいなのが映ってるよ?」
コユキ「何ですか、これ?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」ヒョコ
全員「「「「「「「「「「「「「「「「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ?!?!?!?!出たァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!?!?!?」」」」」」」」」」」」」」」」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
モモイ・マキ・コユキ「「「チビッたぁ……(泣)」」」
アリス「これはRPGではなくホラゲですね。アリス、ガチのホラゲは苦手です!」
ケイ「えっと、これマジもんですか?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
コトリ「あれ?まさか……」
コタマ「私達の話し声が聴こえてたりします?」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
チヒロ「取り敢えず、コイツはヤバいね。」
ウタハ「そうだな。コイツはヤバい。」
ノア「あれ?確か、私の記憶が間違っていなければ、あそこって……」
リオ「セキュリティシステムが作動してる!!!」
(ドッカーーーン!!!)
セキュリティシステムが作動し、大爆発するデカルコマニーが居た部屋。
エイミ「あ!やったんじゃない?」
ミドリ「それフラグになりますよ?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」ヒョコ
ミドリ「ほらあの人も言って……って、ホントにフラグ回収しちゃったよ?!」
ヒマリ「C&Cを呼びましょうか。」
- 797425/03/01(土) 21:25:42
呼び出されたC&C。
カリン「うわっ、ホントに首無し男だ……!」
トキ「不気味ですね……」
アカネ「とにかく、攻撃してみましょう!!」
アカネはデカルコマニー目掛けて爆弾を投げる。
(ドッカーーーン!!!)
吹っ飛ばされるデカルコマニー。
アカネ「やりましたかね?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」ヒョコ
瓦礫から顔を覗かせたデカルコマニー(いや、顔無いんだけどね……)。
アカネ「無傷!?」
カリン「じゃあ、これでどうだ!!」
(パンッ!パンッ!パンッ!)
的確にデカルコマニーに銃弾を命中させるカリン。
カリン「おまけだ!!」
そう言うと、カリンは先程のアカネの爆発で生じた天井の亀裂を狙撃する。
(ドドドドドドドッ!!)
崩れ落ちた天井の瓦礫の下敷きになるデカルコマニー。
カリン「これは流石に……」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」ヒョコ
カリン「嘘やろッ!?」
トキ「ハァ……ならば!『アビ・エシュフ』起動!!」
「アビ・エシュフ」を装着するトキ。
トキ「この『アビ・エシュフ』の主砲なら……!!喰らえ!!!」
トキは「アビ・エシュフ」の主砲でデカルコマニーを消し飛ばした。
トキ「これなら……」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」ヒョコ
トキ「ハァァァァァァァァ!?!?!?!?」
それでも無傷でひょっこりと出て来るデカルコマニーに、C&Cのメンバー達は目を丸くした。
- 807425/03/01(土) 21:26:52
アスナ「すごぉーい!!」
ネル「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!めんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!おい!ウタハ!チヒロ!この辺のセキュリティシステムを全部アイツに向けて起動させろ!!」
ウタハ「何をするつもりだ?」
チヒロ「まさか……」
ネル「ああ、そのまさかだよ。アスナ!カリン!アカネ!トキ!セキュリティシステムの攻撃と同時にアタシらも全力の総攻撃を仕掛けるぞ!!」
アスナ・カリン・アカネ・トキ「「「「了解!!!!」」」」
ウタハ「それじゃあ……」
チヒロ「ホントにやって良いのね?」
ウタハとチヒロはネルにそう尋ねる。
ネル「ああ、派手にブチかませ!!!」
ウタハ「よし!そこまで言うなら……!!」
チヒロ「全セキュリティシステム、起動!!」
警報音と共に現れる夥しい数のセキュリティシステムとC&Cの5人がデカルコマニー目掛けて総攻撃を仕掛ける。
- 817425/03/01(土) 21:27:14
ハレ「ん?どうなった?」
土煙が晴れ、デカルコマニーが居たであろう位置がよく見えた。
ヒマリ「誰も居ませんね。」
アリス「……という事は、今度という今度こそ……」
リオ「アイツはやられたのかしら?」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
ウタハ「良かった。本人がこう言ってるんだし、間違い無いだろう。」
チヒロ「そうね。本人が言ってるのならそうなんでしょうね。」
全員「「「「「「「「「「「「「「「「え……?」」」」」」」」」」」」」」」」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
全員「「「「「「「「「「「「「「「「ぎょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」」」」」」」」」」」」」」」」
エイミ「い、いつの間に!?」
ケイ「どうやってここまで!?」
ノア「な、何なんですか?まさか瞬間移動か何かでも使ったんですか?」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
モモイ「うわぁ~ん!!!おしまいだぁ!!きっと私達は首を盗られて死んじゃうんだぁ!!!!(泣)」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
マキ「うわぁ~ん!!じにだぐない゛よお゛ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!(泣)」
恐怖のあまり泣き叫ぶモモイとマキ。
と、そこへ……
ユズ「待って!皆!!」
- 82二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 04:44:40
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- 83二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 05:58:26
SSありがとう・・・
- 84二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 07:32:14
そういやデカルコマニーって不死身なんだっけか?
………それはそれで親としては辛いな、寿命と先に逝かれるって意味で - 857425/03/02(日) 07:41:57
- 86二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 12:50:42
わぁい!
- 877425/03/02(日) 13:13:11
モモイ「ゆ、ユズ!?」
アリス「ユズ!危険です!!」
ミドリ「そいつから離れて!!!」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
マキ「ほら、本人もこう言ってるし……ってやかましいわ!!」
ゲーム開発部とマキがユズにそう告げる。
ユズ「大丈夫だよ!だって、この人は……!」
ユズが事情を説明しようとした時……
ネル「居たッ!!テメェ、居ねぇと思ったらこんなとこに逃げてやがったのかッ!!」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」ピースピース
C&Cの5人がやって来た。
ネル「覚悟しろッ!!今度という今度こそ……!」
ユズ「待って下さい!!!」
アスナ「うわっと!?」
デカルコマニーに攻撃を始めようとしていたC&Cを止めるべく、ユズが間に割って入る。
ユズ「この人は……この人はッ!!」
そうして、ユズは大声でこう叫んだ。
ユズ「私のお父さんなんですッ!!」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
全員「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉとぉぉぉぉぉぉぉぉうぅぅぅぅぅぅぅぅさぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!?!?!?!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
- 887425/03/02(日) 14:04:49
ユズ「改めて皆に紹介するね?私の父親の……デカルコマニーお父さんだよ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」ペコリ
困惑しているミレニアムの一同にお辞儀をするデカルコマニー。
ユズ「えっと、『いつも娘がお世話になっています、花岡ユズの父親のデカルコマニーです。』ってお父さんは言ってるよ。」
ユズはデカルコマニーの言葉を翻訳して全員に伝える。
モモイ「え?ユズはそいつが……えっと、お父さんが何を言ってるのかが分かるの!?」
ユズ「うん、分かるよ。だって、自分のお父さんなんだもん。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
マキ「じゃ、今のはなんて言ってたの?」
マキがユズにそう尋ねる。
ユズ「えっと、そのままだね。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
コユキ「うわっ、今度はなんて?!」
コユキがユズにそう訊く。
ユズ「えっと、そのまま……」
モモイ「紛らわしい!!っていうか、普通に喋ってよ!!!」
モモイがデカルコマニーに向かってそう言うと……
デカルコマニー「あ!分かりました!じゃあ普通に喋りますね?」
全員「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「喋れんのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!?!?!?!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
- 89二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 14:11:35
このレスは削除されています
- 907425/03/02(日) 14:12:38
正直な話、まだ結構な余力が有り余ってるし、他の親子のSSも書いちゃおうかな。
- 91二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:56:17
思ったんだが、この世界線の中で最も愛が強いのってジェネラルじゃない?
唯一「親バカ」ってワードがチョイスされてるし、万能理論〝親の愛〟の使い手っぽいからな(しかも相手は設定上キヴォトス最強の一角っていうね)…… - 92二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:02:47
ユウカ居たらすぐ終わってたのかな?
ユズのお父さんとか言い出したら色々心配されるか……真実でも - 937425/03/02(日) 20:22:08
その後、色んな事をミレニアムの一同から質問攻めされるユズとデカルコマニー。
ユズ「お父さんは文字通りの不死身だよ。だから、基本は死なないんだ。」
モモイ「不死身!?」
アリス「チートですか!?」
デカルコマニーが不死身である事を告げた瞬間、驚くミレニアムの一同。
デカルコマニー「まぁ、説明すると中々長い上に難しい話になってしまうので……そういうもんだと思って呑み込んでいただけると幸いです。」
マキ「そういえば、私達の事ってちゃんと見えてるの?」
マキがデカルコマニーにそう尋ねる。
デカルコマニー「はい。意外と視界良好なんですよ、私。」
ウタハ「目が無いのに、視覚はあるのか?」
チヒロ「おまけに口も無いのに、どうやって喋ってんの?」
ウタハとチヒロがデカルコマニーにそう訊く。
デカルコマニー「大人の事情というものですよ、お嬢さん方。」
チヒロ・ウタハ「「は、はぁ……」」
すると、そこへ……
ユウカ「ただいまぁ~。」
- 94二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 01:41:08
続き助かる
- 95二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 05:10:10
あんたはすげぇ人だ
- 967425/03/03(月) 10:35:08
ユウカ「……って、うわっ!?皆揃って何してるの?」
ユウカがミレニアムに帰って来たのだ。
ノア「あ!お帰りなさい、ユウカちゃん♪」
リオ「お帰りなさい、ユウカ。」
コユキ「ユウカ先輩、お帰りなさい!」
セミナーの3人はユウカにそう言うと同時に、ある事に気付いた。
ノア(しまったッ……!ユウカちゃんはデカルコマニーさんを知らないッ!!)
リオ(間違いなく悲鳴を上げる……最悪ブッ倒れるかもしれない……)
コユキ(まぁ、ビビってるユウカ先輩の姿はちょっと見てみたくはありますが……流石にマズいですよね?)
ノア「ゆ、ユウカちゃん、この人は……!」
ユウカ「あれ?デカルコマニーさん?ひょっとしてユズに会いに来たの?」
ユウカがデカルコマニーにそう訊く。
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
ユウカ「成る程ね。それで皆がデカルコマニーさんにビビり散らかした結果がコレって訳ね……」
ユウカは状況的に何があったのかを察したようだ。
全員「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「え……?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
ユズを除く全員が素っ頓狂な声を上げる。
リオ「ユウカ、デカルコマニーさんを知ってるの?」
リオがユウカにそう尋ねる。
ユウカ「当たり前ですよ、会長。だって、ユズのお父さんですし、私のお父さんの同僚ですからね、デカルコマニーさんは。」
コユキ「え!?ユウカ先輩のお父さんも"こんな"なんですか?!」
コユキがそう問いかけると……
デカルコマニー「ああ、ご安心を。ユウカさんのお父様はちゃんと頭と体が両方ともちゃんとありますよ。」
ユウカ「まぁ、否定はしないけどね……」
ユズ「そんな事よりもお父さん。そろそろゴルコンダおじさんとの約束の時間じゃない?」
ユズがデカルコマニーにそう指摘する。
デカルコマニー「ああ、そうだった。では、ミレニアムの皆さん、私はそろそろお暇させていただきます。中々に有意義な時間でしたよ。お邪魔しました。」
デカルコマニーはそう言うと、ミレニアムから立ち去って行った。
- 977425/03/03(月) 12:43:56
ちょっと話の構想を考えていたのですが、他の方の書いたSSとはかなり話が時系列的にズレてしまいそうなので、別の世界線だと思って読んでいただけると幸いです。
- 98二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 15:30:01
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- 99二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 16:54:01
ここのツルギがカヤに対して、
「あくまで仕事上の関係であり、父親が一番愛しているのは自分だ」
という事は分かっていても、仕事が多くなってジェネラルが自分に構ってくれる時間が減って、
「父さんを盗られるかもしれない」
って不安にかられて、ついつい父親の教えを無視して個人の目的で感情的な行動を取ってしまい、父親に呆れられるかと思いきや、ジェネラルの親バカ発動で優しい言葉であんまり構ってあげられなかった事を詫びるんだ。
で、超人(笑)のカヤが空気を読まずに要らん事を喋って剣先親子にフルボッコにされる絵面が浮かんだ。 - 100二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:03:34
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- 1017425/03/03(月) 23:20:26
- 102二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:22:43
久しぶりに覗いたら大長編が始まりそう。伝説が……始まる。
- 103二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 03:03:02
多いな・・・頑張ってくれ
- 104二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 09:33:26
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- 105二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 13:15:52
保守
- 1067425/03/04(火) 15:05:25
[物語のプロローグ]
ベアトリーチェ「……くっ、ぐあぁぁああ──!?」
──ママぁ!今日ね、パパにコレ買って貰ったの!!スズはね、おっきくなったら音楽家になって、パパとママに演奏してあげるの!!!──
ベアトリーチェ「ああぁぁぁああああっ!!!」
──ママ止めて!もう殴らないでッ!!スズいい子にするからッ!!!ごめんなさいッ!スズが音を立ててうるさくしてごめんなさいッ!!パパに悪い思いをさせちゃうような事しちゃってごめんなさいッ!!!──
ベアトリーチェ「…ス………ズ……ミ…………」
ゴルコンダ「……よりによって、あの子の名を口にして逝くとは……」
黒服「親らしい最期と言えるでしょうね。」
マエストロ「今際の際で自らの娘の名を呼ぶ……か。なんとも儚い最期だな。」 - 1077425/03/04(火) 15:05:47
- 1087425/03/04(火) 15:06:02
黒服「マエストロ、ご無事ですか!?」
マエストロ「お前の応急処置のおかげで、なんとかな。」
黒服「……ゲマトリアは解散します……私は先生と、娘達に会いに行きます……この事態に終止符を打つ為に……」
マエストロ「……では……私も娘に会いに行くか……事態は一刻を争うからな……娘の顔を拝めるのが……これで最後ではない事を心の底から祈っているがな……」
プレナパテス"生徒を宜しくお願いします……"
先生"……"コクッ
プレナパテス"それと……"
先生"……?"
プレナパテス"娘の事を、もっと大事に思ってやってあげて下さい……"
先生"……!?"
プレナパテス"私はあの娘の、ホシノの抱えていた思いに気付いてあげられなかった。私はきっと、この先もそれを、未来永劫後悔し続ける……"
先生"……"
プレナパテス"だから、どうか……自分の娘を大切に……してあげて……下さい……"
先生"……!"
プレナパテス"宜しく……頼み……ます……"
先生"……"コクッ
[プロローグ終了]
- 109二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 18:04:03
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- 110二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 22:34:54
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- 111二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 05:00:56
こんなシリアスから最初の方のドタバタに行くのか
- 112二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 13:12:45
保守
- 1137425/03/05(水) 15:26:23
[兎のカルバノグ編 2章]
『ワタシは親バカである』
─プロローグ─
──キシシッ!お父さぁん♪お帰りなさぁい♪──
──おお!ツルギ!ただいまぁ。わざわざお父さんのお出迎えをしてくれるなんて良い娘だなぁ。──
──だって……お父さんはアタシの事見ると、どんな時でも嬉しそうにしてくれるんだもん!だから、お父さんが仕事の疲れを吹き飛ばせるように、って思って……──
──……!そうだったのか……フフ、相変わらずワタシの事が大好きなんだな。──
──だってだって、お父さんはどんな時もアタシに構ってくれる人だもん♪アタシの大切な人なんだもん♪──
──ハハハ!当然だろう?なんせワタシはお前の"お父さん"なんだからな。──
──グギャッ!?と、父さん!?──
──入学おめでとう、ツルギ。──
──仕事は?父さんいつも忙しい筈なのに……──
──実はありがたい事に、ワタシの上司の娘もこの学校に入学する事になったんだ。だからワタシも一緒にここに来れる事になった訳さ。それに……──
──それに……?──
──ワタシは父親として、可愛い娘の成長を、新たな日常へのスタートダッシュを、ちゃんと見届けてやらないといけないからな。──
──……ッ!ありがとう、父さん。どう?私の制服、似合ってる?──
──ああ、素晴らしいよ。──
──父さん父さん!見て見て!!──
──どれどれ……おお!凄いじゃないか!!──
──ウヒャヒャッ!それでね!私は優秀だから、『正義実現委員会』ってとこで悪い人達を退治するの!!──
──ほぅ?──
──そ、それで……もし良かったら、父さんに稽古して貰えないかなって……──
──ふむ。成る程、そういう事か。……よし!良いだろう!!ワタシがお前を清く正しき学園の青春を守る存在にしてやろう!!!ただし、ワタシの訓練について来れるか?──
──キヒッ!キヒヒヒヒヒヒヒッ!!──
──うむ。意気込みは十分だな。それでこそワタシの自慢の娘だ。では、色々と大事な事を教えないとな。基礎体力は勿論の事、"守る力"についてやその立場として、どう他人と接したら良いのか、についても指導してやろう……──
- 1147425/03/05(水) 16:48:06
──なぁ、父さん。私さ、遂に『正義実現委員会』の委員長になる事になったんだ。──
──おお!ホントか!?頑張った甲斐があったなッ!!──
──クヒヒッ!父さんの方は仕事どうなんだ?──
──ハハハ……ツルギに比べたら大した事無いさ。──
──父さんは頑張ってるよ。それを評価しない周りが悪い。──
──こら、ツルギ。そういう事は思っても口に出さないのがマナーだぞ?社会人としては、お前もまだまだだな。──
──ごめん、父さん。──
──いや、謝らなくて良い。ワタシもたまに我慢出来ずに口に出す事がある。自分が完璧に出来ない事がツルギに出来ると信じ込んで強要するような真似はしない。ワタシは無理な理想を自分の子に無理矢理押し付けようとするバカとは違うからな。ツルギはツルギの望むように、なりたいと思う自分になれる人生を歩めば良い。ワタシはそれを応援するまでさ。──
──……!ホントにありがとう、父さん!!!──
──ん?ツルギ、顔色が悪いぞ。最近食事はちゃんと摂っているのか?──
──そう言う父さんこそどうなんだ?最近あまり休んでる姿を見ないぞ?──
──実はな、理由あって仕事が以前よりも増えて忙しくなったんだ。──
──理由?それって……──
──"出世"、と言えば分かるか?──
──クヒャッ!?父さん、遂に出世出来たのかッ!?──
──ああ、お陰様でな。──
──キヒャヒャヒャッ!!!おめでとう、父さん!!──
──ありがとう、ツルギ。まさかこんないい年したただの一会社員を相手に、そこまで嬉しそうに祝福してくれるとは……フフ、つくづく良い娘に恵まれたものだな、ワタシは。──
- 1157425/03/05(水) 17:18:01
今日も帰って来れないみたいだ。父さんは……最近帰りが遅いどころか、全然家に帰って来ない。父さんが出世した。最初は嬉しかった。でも、そのせいで父さんは滅多に家に帰って来れないくらい忙しくなって、毎日のように仕事に追われてる。勿論、父さんはそれをちゃんとこなせる技量をしっかり持ち合わせてる。だから、仕事が辛いって思ってるようには見えない。それに、私自身も正義実現委員会の仕事が増えて、たまに家に帰れなくなる日が増えてきた。きっと父さんは私がそれくらい周りから高く評価されて、沢山頼られてるのを喜んでくれてる。でも、父さんも私も、気が付けば会えるのが月に1回か2回あるか無いか……それから父さんは最近、"とある女"とつるむようになった。連邦生徒会の防衛室長『不知火カヤ』。あくまでも父さんとは仕事上の関係。父さんが一番愛してるのは私だって事は分かってる。それでも、今の父さんは仕事の事ばかり。私も仕事ばかりの日常になったせいで、必然的に親子で一緒の時間が極端に減った。……ズルい。父さんは、私のお父さんなのに……そんな事を毎日のように思った。父さんは昔から親バカなところがあった。だから、ここぞという時には、必ず私の傍に居てくれて、寄り添ってくれていた。だからこそ、私は父さんの居る人生に馴染み過ぎてしまったのだろう。まるで、自分の中にポッカリと穴が開いて、何かで埋めたくても埋められないような感じ……だけど、それを私は口に出すような事はしなかった。感情に任せて、個人的な目的を理由に動くなんて言語道断。父さんが教えてくれた事を無下になんて出来ない。でも、それでも……やっぱり心の中でずっと思ってる。『アイツばっかりズルい』って……『また父さんと一緒に毎日過ごせるようになったらなぁ』……私は、決して届く筈の無い、そんな儚い願いを、虚空に向かって呟き続けた。
(プロローグ終了)
[兎のカルバノグ編 2章 第1話]
『公私』 始まり
- 116二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:02:11
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- 117二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:03:56
親バカ概念を投げた者だがこんな良いものにしてくれるなんてなんと感謝を言えばいいか。ありがとう
- 1187425/03/05(水) 20:11:26
- 119二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:42:56
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- 120二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:18:41
待ってあなただったんですか遺跡アカネスレもデカチヒも読んでますお疲れ様ですありがとうございます(オタク早口)
- 121二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 06:35:55
やっぱゲマでもカイザーでも最後に思い浮かべるのは家族のことなのかなって思うと、一端の大人なんだなって
- 122二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 11:40:17
アビドス三章のヒナvsホシノが黒服の娘と黒服の娘のモデルになった奴なの笑う。責任取れよ黒服
- 1237425/03/06(木) 14:46:05
ツルギ「今日はこれで終わりか?」
マシロ「はい。」
イチカ「やっぱ流石っすよ、ツルギ先輩。」
ツルギ「当然だ。……あと、ハスミ。隠れてパフェを食べるな。ダイエット中だろ、お前。それと、冷蔵庫に大量のソフトクリームも保管されてあったが、全部没収しておいたからな。」
ハスミ「あ……」
正実モブ「あ、またハスミ先輩叱られてる。」
正義実現委員会……キヴォトスの三大校の一つ「トリニティ総合学園」の委員会の一つで、学園内外を問わずトリニティ自治区における違反行為を取り締まる治安維持活動を担っている。基本的には生徒会組織「ティーパーティー」の指揮下でトリニティの治安維持・警備を司っている。一応、トリニティにはこことは別で、非公認の治安維持組織「トリニティ自警団」が独自に活動しているのだが……
ツルギ「エデン条約調印式の一件と空が赤くなった一件があったせいで最近は忙しかったが、やっとアイツらもまともに休めるくらいには事態が落ち着きを取り戻したな。」
コハル「ツルギ先輩!!」
ツルギ「ん?ああ、コハルか。どうしたんだ?わざわざ私に直接なんて……まさか、何か騒動があったのか?」
いきなり自分の元にやって来たコハルに、ツルギはそう尋ねた。
コハル「いや、実は……」
ハナコ「コハルちゃ〜ん?ほらほら〜♡一緒に水着で学校を一周散歩しましょう?」
水着を着た姿で現れたハナコがそうコハルに言う。
察したツルギ「……」
コハル「いやだから、行きたいなら1人で行きなさいよ!!なんでアタシまで一緒に行かなきゃいけないのよ!!」
コハルはそう言って、ハナコからの誘いを全力で断った。
ツルギ「二人共、落ち着け。」
そんな風にワチャワチャしてると……
ツルギ「ん?この音は……?」
イチカ「連邦生徒会の緊急アラートっすか……?」
ナギサ「あら?何でしょう?」
セイア「何だかただならぬ予感だ……」
カズサ「あの連邦生徒会が……ねぇ。」
ナツ「珍しい。」
サクラコ「これは……?」
ミネ「何事でしょう?」
スズミ「ひとまず、何か遭ったみたいですね。」
自動音声<キヴォトスの皆さんにお知らせします。間もなく、キヴォトス連邦生徒会による緊急声明が発表されます。市民の皆様は、連邦生徒会の公式チャンネル、もしくはクロノスチャンネルをご覧下さい。>
- 1247425/03/06(木) 16:33:30
以下、キヴォトス全体に報じられた連邦生徒会の緊急声明の内容とそれに対するトリニティ生達の反応
カヤ「キヴォトスの皆様、こんにちは。」
ツルギ(……!アイツは父さんの仕事相手のッ!)
カヤ「キヴォトス連邦生徒会の防衛室長、不知火カヤです。」
ヒフミ「防衛室長?」
アズサ「普通こういうのは、連邦生徒会長の代行の七神リンが担当じゃないのか?」
カヤ「突然このような発表を行い、市民の皆様にご心配をおかけする事を深くお詫び申し上げます。」
レイサ「え?どういう事ですか?」
マシロ「一体何が……?」
カヤ「……昨今、キヴォトスは数々の未曾有の惨事に見舞われてきました。」
アイリ「えーっと……?」
ヨシミ「話が見えない……」
カヤ「空から落ちて来た正体不明の構造物によって都市の機能が麻痺し、D.U.は勿論各自治区においても、甚大な被害が発生しました。」
ハスミ「はぁ……?」
コハル「今更じゃない?」
その後、リンの不信任決議案が可決され、自分が代行の後任を務める事を告げるカヤ。
セリナ「新しい連邦生徒会長代行!?」
マリー「このタイミングで!?」
カヤ「市民の皆様におかれましては、突然の連邦生徒会長代行の変更に驚かれている事と思います。」
ミカ「いや、当たり前じゃんね?」
ハナコ「まさか、そんな事が連邦生徒会で……?」
カヤ「しかし、私達はキヴォトスの『正常化』の為に最善を尽くしますので、新たな行政委員会に皆様のご声援をお願い致します。」
その後、先生の事にも触れたカヤ。
ツルギ(……そういえば、父さんが言ってたな……)
──近い内に、キヴォトスで大きな事件がまた起こる。まぁ、先日のアレに比べたら大した事無いだろうがな。──
ツルギ(あの一件で連邦生徒会を占拠しようとして捕まった父さんとの面会の時、父さんがそう言ってた。あの時どういう事か分からなかったが、成る程な……)
以上で緊急声明は終了
- 125二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:03:29
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- 126二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 05:20:45
ここのバカ親達は原作より一歩手前の悪事になってそうだな
ヴィランなのは間違いないんだろうけど - 1277425/03/07(金) 12:49:19
ツルギ「……」
ハスミ「ツルギ、どうしましょうか?」
ハスミがツルギにそう尋ねる。
ツルギ「あくまでも、これは連邦生徒会とシャーレの先生の問題だ。正義実現委員会、挽いてはトリニティが不用意に首を突っ込む事じゃない。」
ハスミの問いかけに対し、ツルギはきっぱりとそう言った。
ハスミ「そう、ですか。」
ツルギ「キヒヒヒッ!じゃ、この話は終わりだ。よし!お前達、休憩は終わりだ。復興作業の手伝いを再開するぞ!コハル、お前も手伝ってくれ。」
コハル「……!勿論ですよ、ツルギ先輩!(ハナコに絡まれずに済む!)」
そうして、正義実現委員会は復興活動を再開した。
ツルギ(……そうだ。父さんはやっと出世出来たんだ。きっと今行ったら、仕事の邪魔になる。それに、個人の目的を優先し、感情に任せて身勝手に行動する事は、父さんの教えに反してるしな……『公私はしっかり分けるべき』……これを守ってきたからこそ、父さんも私もここまで登り詰めたんだ……)
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第1話
『公私』 終わり
- 128二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 18:33:46
まぁ親として責任取るべき・・・なのかなぁ?
- 129二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 23:00:52
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- 130二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 04:08:08
子どもサイドが仕事に理解があるかどうかで親の評価ってかなり変わるよね
多分ゲマトリア組は内容が内容だけに子どもからの理解を得るのは大変そう
マエストロはツムギに研究者としては認められてないけど、芸術家としては認められてるんだろうな - 131二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 12:17:08
保守
- 132二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 18:41:46
兎のカルバノグ 2章 第2話
『娘自慢』 始まり
その頃、先生はRabbit小隊と共に、市街地の様子を確認しに来ていたのだが……
カイザーセキュリティガード「市民の皆様にお知らせします。本日より施行された行政命令により、子ウサギタウンを含む47の行政区域の治安維持業務は、カイザーセキュリティに移管されました。これは連邦生徒会長代行の許可を受けた業務です。カイザーセキュリティは行政命令に従い、公正に業務を遂行する事をお約束します。市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます……」
なんとカイザーコーポレーションの特殊部隊が連邦生徒会の行政命令の下で街の治安維持活動を行っていたのだ。
とはいえ、その実態は……
モエ「あっちでも逮捕、こっちでも逮捕……逮捕祭りだねぇ。」
かなり厳しい規則の下で動いているらしく、カイザーセキュリティガード達による市民の逮捕が続出していた。
カイザーセキュリティガード「おい、そこのお前。身分を明かせ。」
カイザーセキュリティガードの1人が、1人の大人の男に身分の証明を要求する。
???「おやおや……私達をご存知でないと?清貧な人生を追求する者なら誰でも知っているというのに……皆さんはそれとは縁遠い日々を送ってきたようですね。」
その男はそう言うと、カイザーセキュリティガード達に自己紹介する。
デカルト「私の名は『デカルト』。清貧の為の求道の会……『所有せずとも確かな幸せを探す集い』、略して『所確幸』を率いるリーダーです!」
カイザーセキュリティガード「所確幸?」
デカルト「ええ。私達は働かず、所有せずをモットーに、廃墟での生活を続ける求道者です。」
聞いた事の無い組織名に首を傾げるカイザーセキュリティガード達に対し、「デカルト」と名乗ったその男は、自身がリーダーを担っているその集まり「所確幸」についての説明をする。
- 1337425/03/08(土) 18:42:08
デカルト「いかがですか、皆さんも清貧の暮らしにご興味は……」
と、デカルトがカイザーセキュリティガード達に勧誘をしようとした時である。
カイザーセキュリティガード「ブラボー1、連れて行け。」
そう言うと、1人のカイザーセキュリティガードがデカルトを取り押さえ、連行しようとした。
デカルト「ま、ままま、待って下さい!?私達が何をしたというのです!?連行するなら、その理由を言うべきじゃないですか!?」
デカルトはカイザーセキュリティガード達に必死にそう訴える。それに対し、カイザーセキュリティガードは……
カイザーセキュリティガード「……何もやっていないからだ。お前達はこの社会に寄生し、働かずして資源を欲する害虫に過ぎない。健康な社会の存続の為には、お前らのような社会の寄生虫を更生させる必要があるだろう。よってお前らをカイザーコーポレーションの就職斡旋施設に送る。そこで仕事を手に入れ働けば、直ぐに社会に貢献する素晴らしい労働者として生まれ変わるだろう!」
カイザーセキュリティガードはデカルトにそう伝えた。
デカルト「い、イヤだああぁぁ!!社畜になんかなりたくないぃぃ!!!!」
カイザーセキュリティガードは嫌がるデカルトを無理矢理連行しようとする。
その時……
ミヤコ「待って下さい。」
- 134二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:56:04
- 135二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 23:00:06
このレスは削除されています
- 136二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 07:04:27
- 137二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 12:57:18
理解できる。
- 138二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 15:16:54
ナース「ご主人。気持ちはわかりますがあなたにできることはありませんので座っていてください」
- 139二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:55:14
- 140二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:24:24
わかる。ジェネラルは若いうちは家庭にあんまり頓着なさそう
- 141二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 11:05:24
保守
- 1427425/03/10(月) 13:24:55
ミヤコ「いくら治安の為とはいえ、令状も無しに市民を連行する事は出来ない筈です。」
カイザーセキュリティガード達を止めるRABBIT小隊。
カイザーセキュリティガード「何を言う、これは連邦生徒会長代行の『命令』だ……逆らうつもりなのか?」
ミヤコ「命令、ですか……」
カイザーセキュリティガード「しかし、お前達は何処の学園の者だ?初めて見る制服だが……」
カイザーセキュリティガードがミヤコ達にそう尋ねる。
ミユ「え、SRT特殊学園、ですけど……」
ミユがその質問に答えた。しかし……
カイザーセキュリティガード「……SRT特殊学園?学園名簿にそんな学園は無かったが……」
と、首を傾げていた。
サキ「なんだと?ケンカ売ってるのか?」
サキがそれにキレた。
モエ「まぁ知らないなら知らないで別に良いよ?今からじーっくり教えてあげれば良いだけだし?くひひひっ……」
モエも戦う気満々の様子だった。
カイザーセキュリティガード「それにお前ら、行政命令に反する火器を沢山保有しているようだな……」
それに対し、カイザーセキュリティガード達も身構える。
カイザーセキュリティガード「お前らを全員逮捕する!今直ぐ武器を捨てて両手を上げろ!」
カイザーセキュリティガード達はミヤコ達を拘束しようと武器を構え、戦闘の態勢に入る。
サキ「……RABBIT1、対応は?」
サキが武器を構えながら、ミヤコにそう尋ねる。
ミヤコ「……許可します。合図したら直ぐに……」
と、その時……
???「……構わん、解放してやれ。」
- 143二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 20:47:04
続きを待機しとるだデェかっこいいジェネラル期待
- 144二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:02:11
SSの流れ的にジェネラルが活躍する事は約束されてそうだから大丈夫だろう。すっげぇ楽しみだ。
- 145二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 07:11:08
- 146二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 07:12:51
- 147二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 07:30:52
タイトルが娘自慢の始まりなんだよな……
- 1487425/03/11(火) 13:31:41
突然両者の衝突を止めるかの如く声がした。その声の主は……
ジェネラル「久しいな、RABBIT小隊。」
ジェネラルだ。対策委員会の借金の一件で解任されたカイザーPMC理事の後釜として就任した存在であり、先の騒動でシャーレを占拠しようとした際に、カイザーPMC兵達の指揮を務めていた存在だ。
ミヤコ「貴方は……あの時の……?」
サキ「シャーレ奪還作戦の時、私達の目の前で建物を爆破しようとしたあの指揮官か?」
ミヤコもサキもジェネラルの事を思い出す。
ジェネラル「私の決断をSRT特殊学園のエリートに覚えていて貰えたとは光栄だな。」
ジェネラルは当時の自分の決意が彼女らの記憶に残っていた事を喜ぶ。
サキ「……いや。どちらかと言うと、足掻く姿が印象的で覚えていただけだが。」
サキはまるでジェネラルを挑発さるかの如く、笑いながらそう言った。
ジェネラル「ふふ……そんな事もあったな。確かに、あの時は君達を過小評価していた。だが、今は違う。ワタシは失敗から教訓を得られない能無しとは違うからな。」
しかし、対するジェネラルは普通に微笑み、その事を懐かしんでいた。そして、素直に当時の自分の非を認めるジェネラルだったが、その上で自分を持ち上げている辺り、やはりなんともカイザーらしい奴だ。
ミヤコ「……どうして、私達を見逃すのですか?」
ジェネラル「『命令』があったからだ。SRT特殊学園の生徒との敵対は禁ずるという、連邦生徒会長代行直々のな。」
ミヤコの問いかけに対し、ジェネラルはそう答える。
ミヤコ「カヤ防衛室長が……?」
ジェネラル「ああ。……そういえば彼女、SRT特殊学園を復活させて自分の指揮下に置くとも言っていたな。そうなれば君達とは味方になる。未来の友と敵対して良い事は無いからな。」
ジェネラルはそう補足した。
- 1497425/03/11(火) 13:32:04
ミヤコ「SRT特殊学園の……復活……」
「SRT特殊学園の復活」というワードを耳にした瞬間、ミヤコが反応した。そして、それを見逃す程ジェネラルはバカではない。
ジェネラル「ん?顔色が悪いぞ?食事はちゃんと摂っているのか?補給が足りないなら、我々カイザーコーポレーションが支援するぞ。なに、弾薬であれ、補給品であれ、我々には十分なストックある。必要とあらば、いつでもカイザーエクスプレスで公園の前まで届けさせよう。必要なのが条例に反する武器でも……支援出来ない事は無い。」
甘い言葉をかけ、ミヤコを引き込もうとする。
モエ「……オイシイ話だけど、こんだけ露骨に出られるとかえって怪しく感じるねぇ。」
サキ「ああ……何故こんなに親切なんだ?」
当然だが、それで素直に騙されてくれる程、RABBIT小隊もバカではない。
ミユ「私達のせいで計画が失敗して、大きな損害を受けた筈のに……」
ミヤコ「貴方は、私達を恨んでいるのでは?」
不自然に思ったミヤコがジェネラルにそう尋ねる。
ジェネラル「ふふ、当然の事を訊くんだな。」
- 150二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 18:24:49
このレスは削除されています
- 151二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 22:12:37
そういや、ジェネラルとツルギは勿論だけど、カルバノグ2章ならデカルトとミノリも出て来るのか…どんな会話するんだろうか?楽しみだ…
- 152二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 22:23:16
- 153二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 07:37:16
というかデカルトとミノリの会話想像できないな
- 154二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 11:59:04
ジェネラルの雰囲気が変わる。
ジェネラル「……ああ、勿論ワタシは君達SRTを嫌悪している。」
はっきりとSRTへの嫌悪感を露わにするジェネラル。
ジェネラル「凡人では一生努力しても手に入らない強い力を持っていながら、君達はそれを正義や信念のような、下らない物の為に浪費して……その馬鹿馬鹿しい正義ごっこのおかげで、ワタシは半生をかけて築き上げた全てを失いかけた。」
ジェネラルの言葉はどんどん強くなる。
ジェネラル「ここで君達全員を跪かせ、靴で頭を踏んでやっても足りないくらいだ……!」
ミユ「ひ、ひぃっ……!」
ジェネラルのRABBIT小隊に対する明確な憎悪の籠もった言葉に、ミユは怖気づいてしまった。
ジェネラル「……だが、どれだけ憎い相手であっても笑顔で握手出来てこそ社会人だからな。個人の恨みで付き合う相手を選んでいては、大業は成し遂げられない。ワタシは娘にもそう教えている。」
ミヤコ「おや?意外です。貴方が人の親だったとは……」
ミヤコはジェネラルに娘が居る事を知って驚いた。
ジェネラル「ああ……そういえば、言ってなかったな。ワタシにも愛する娘が居てね。ワタシの自慢の娘さ。君達とは違って本当に良い子だよ。一度君達にもお手本として……」
サキ「話が脱線してないか?」
いきなり娘自慢を始めたジェネラルだったが、サキに止められた。
ジェネラル「……それもそうだな。」
少々不満に思いつつも、ジェネラルは話を戻す。
ジェネラル「とにかくだ。そういう意味では、カヤ連邦生徒会長代行は本当に立派な模範生だな。自分の後頭部に銃を突き付けた裏切り者だとしても、将来の為に遠慮無く救いの手を差し伸べる人なのだから。……まぁ、ワタシの娘には劣るがな。」
ジェネラルは話題を戻していたが、相変わらず娘自慢が入っていた。
ジェネラル「互いの使い方を理解している者同士の絆は、何よりも強い。友情や戦友という下らないものは、能力の無い者を慰める為のまやかしだ。ワタシの娘は既に類稀なる能力に恵まれているからその限りではないがな。」
ジェネラルの話には娘自慢が必ずと言って良い程にがっつりと入っていた。むしろ本題よりもそっちを大事にしているのではないか、と疑う程には。
- 1557425/03/12(水) 11:59:33
ミヤコ「……貴方に信念は無いのですか?」
話を続けるジェネラルに、ミヤコがそう訊いた。
ジェネラル「信念?勿論あるに決まっている。だがそれは、任務の遂行とは別の話だろう?命令を受け、遂行する。例え自分の信念とは違っていても。それが正しい社会人であり、正しい特殊部隊の在り方だ。」
ジェネラルは続ける。
ジェネラル「『公私は分けるべき。』ワタシの娘はそれをよく分かっている。故に、娘は自分の学園の誰からも慕われる存在になれたのだよ。一度会わせてやろうか?娘の率いる組織は君達の良いお手本になると思うのだが……」
やっぱり最終的に娘自慢をするジェネラル。
ジェネラル「そう……娘と違って、君達は力を持っただけの赤子のようだ。」
ジェネラルはミヤコ達の方を向く。
ジェネラル「目の前の不正に怒りながらも、手の届かない不条理には目を瞑る臆病者だ。だから」
ジェネラルはきっぱりとそう言い切った。
ジェネラル「だから『戦闘』では勝てても、『戦争』では勝てないのだよ。」
RABBIT小隊「「「「……」」」」
ジェネラルのその言葉に、RABBIT小隊の4人は返す言葉も無かった。
ミヤコ「……帰りましょう。現場の情報は十分に集められました。」
ミヤコがそう言うと、RABBIT小隊と先生はそこから立ち去ろうとする。
ジェネラル「もう行くのか?補給品を少し持って行ったらどうだ?」
そこから立ち去ろうとするミヤコ達に、ジェネラルはそう促した。
ミヤコ「いえ、結構です。何を望んでいるのかも分からない相手に借りを作る程愚かではありませんから。」
対するミヤコはそう言ってきっぱりと断った。
ジェネラル「はは、小隊長は多少頭が切れるようだな。安心したよ。では、また会おう。」
その場から立ち去るミヤコ達にそう別れを告げるジェネラル。
ジェネラル「そうそう。ワタシの自慢の娘ツルギは、今トリニティで復興支援をしている頃だろうな。」
1人その場に取り残されたジェネラルは、空を見上げながら自身の最愛の娘であるツルギの事を思う。
ジェネラル「最近ワタシの仕事が忙しくなった都合上、全然構ってあげられなかったな。この仕事が一段落したら、2人で旅行にでも行くとしよう。……よし!そうと決まれば、早い所この仕事を片付けなくてはな。」
ジェネラルはそう言うと、自分の仕事に戻って行った。
- 156二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 17:10:38
タイトル回収
- 157二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 22:19:00
普通にそういうスチルありそうだな
- 158二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 07:33:21
アンチブルジョワは共通だけど、バリバリの文学少女なミノリと怪しい宗教紛いのリーダーだからな
- 1597425/03/13(木) 10:56:45
[翌日、連邦生徒会の建物の前にて……]
人材資源室長「諸君、ご苦労だった!連邦生徒会長代行が異例のスピードで更迭されたのは、皆が声を上げてくれたからこそだ!」
人だかり「「「「「「「「「「わぁああああ!!」」」」」」」」」」
人材資源室長のその言葉に、群衆から喝采が上がった。
人材資源室長「しかし母校を同じくする者とはいえ、数日間に渡るデモを無償で引き受けてくれるなんて……今後君達には足を向けて寝られんな。」
人材資源室長はその人物達を感謝した。
???「気にするな。不義に対する闘争と権力への抵抗は、労働者として当然の事。」
人材資源室長の感謝に対し、その人物は当然の事をしただけだと主張する。
???「権力者を糾弾するデモならいつでも大歓迎だ!」
人材資源室長「ふふ、流石は『レッドウィンター』の生徒だ。」
その人物の言葉に、人材資源室長は微笑んだ。
???「それに……」
人材資源室長「それに……?」
???「あたしの親父が就職したようなんだ。だからついでに、労働者として生まれ変わった親父を一目見てみようと思ってだな。」
その人物はそう語った。
- 1607425/03/13(木) 10:57:53
人材資源室長「え?それはどういう……?」
人材資源室長はその事について詳しく訊こうとしたが……
???「……ところで、リン行政官は本当に失脚したのか?」
相手側の方が話題を変えた。
人材資源室長「……ああ、勿論だ。我々の講義を受け、リン行政官は事件の責任を取って退任した。」
いきなり話題を変えられた事に多少不満を感じたが、人材資源室長はその質問に対し、素直に答えた。
???「……では今、連邦生徒会長代行を務めているのは誰だ?」
その人物は質問を続ける。
人材資源室長「ん?一応、不知火カヤ防衛室長が後任に任命されているが……」
その質問の内容に首を傾げながらも、人材資源室長はそう答える。
???「……そうか。では、これより……」
その人物は大声でこう宣言した。
ミノリ「カヤ連邦生徒会長代行の糾弾を開始する!」
工務部員達「「「「「「「開始する、開始する!」」」」」」」
喝采を上げる工務部の部員達とそれに大困惑する人材資源室長。
彼女の名は「安守ミノリ」。レッドウィンター連邦学園の3年生で同校の部活・工務部の部長。面倒見がよく、土木工事や建築現場で部下を監督する能力に長け、本人も真摯に労働に励むなど一見すると優秀な人物。だがその一方で、趣味がデモ活動とストライキであり、「権力者への批判そのもの」を目的として、その対象は誰でも構わないという見境のない革命家。それ故に、事ある毎に飛躍した論理で工務部員達を率いたデモやストライキを行っており、その頻度も滅茶苦茶多い事から、腕に反して雇用側からの評判は悪い。
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第2話
『娘自慢』 終わり
- 161二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 17:20:15
保守
- 162二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:56:42
ミノリも出て来た事だし、いよいよミノリとデカルトの親子の絡みが見れんのか。
マジでどんな親子関係なんだろう?楽しみだ - 163二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 07:53:30
そういやデカルトって一時的かつ強制的だったとはいえ、カイザーに就職してたな
ていうか、ちゃっかりミノリが駆け付けた理由に入ってるし - 164二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 16:07:10
ほ
- 1657425/03/14(金) 20:37:47
兎のカルバノグ 2章 第3話
『お父さんっ娘』 始まり
[翌日、連邦生徒会長代行執務室にて……]
ユキノ「……遅いぞ。」
ジェネラル「来たか、連邦生徒会長代行。」
無理矢理会議を切り上げ、ご機嫌斜めな状態だったカヤが執務室に戻ると、そこにはユキノとジェネラルが待っていた。
ジェネラル「代金の振り込みが遅れているようでね。こうして直接訪ねて来たという訳だよ。」
ジェネラルは自分がここに居る理由をカヤに説明する。
ジェネラル「治安管理に必要な人手と装備を考慮すると、既に支払われている金額ではこれ以上の運営は困難と言わざるを……」
カヤ「何故、統制に穴が開いているのですか?」
ジェネラルの説明を遮り、カヤがそう尋ねた。
カヤ「貴方がたに、一体いくらかけたと思っているのですか。たかがデモ隊一つ、まともに制圧出来ずによくもぬけぬけと。」
ジェネラル「おやおや、それだけの費用を支払っているとでも?こんな程度じゃあ、このレベルの規制が限度だとも。雇っている兵が問題を解決出来ない時は、まず金額が足りているかを考えたまえよ。」
カヤ「……貴方がたは、お金の話が出来る立場ではないと思いますが?私が前回の事態を揉み消した事で、カイザーコーポレーションが破産を免れたという事を、もうお忘れで?」
カヤに金銭的な面での問題を指摘するジェネラルだったが、カヤはそんなジェネラルにそう言った。
ジェネラル「忘れる訳無いだろう?企業の価値は信用だからな。……しかし、プレジデントの機嫌だって、いつまでも持つ訳では無い。いくら助けてくれたとはいえ、これだけの労力を低賃金で貸してしまっては割に合わないんだ。」
そして、ジェネラルはカヤとの距離を詰め、こう言い切った。
ジェネラル「最悪、我々はカイザーの名を捨て、新しい組織を作り直す事も出来る。だが、君はどうだ?果たして、これまでに築いてきた名誉を捨てて、一からやり直せるのか?」
徐々にカヤはジェネラルに押され始める。
カヤ「……子ウサギ駅の地下に建設したサイロを黙認するだけでは足りないのですか?」
ジェネラル「それは別の話だ。前回リベートが暴露されたせいで、むしろ赤字になったからな。」
反撃しようとしたカヤだったが、あっさりジェネラルが論破してしまう。
- 1667425/03/14(金) 20:38:29
カヤ「この仕事が終わったら返済しますので、借金としてツケておいて下さいな。利子もたっぷり乗せて。」
ジェネラル「望むのなら、そうしよう。……しかし、これ以上請求書を増やして本当に大丈夫なのか?風の噂で、まだ財務室長の信頼を得られていない新連邦生徒会長代行は、資金調達に苦労していると耳にしたのだが……部下からの信用が薄いリーダーに投資するなんて、少し不安でね。」
カヤ「……」
ジェネラルの言葉に、カヤは返す言葉も無かった。彼女は悔しそうにしながらも、ただ黙って考え込んでいた。
そして……
カヤ「……命令です、ユキノ小隊長。直ちに弾道ミサイル用サーモバリック弾を子ウサギ駅の地下サイロに持ち込み、爆破しなさい。」
……と、言い出した。
ユキノ「……!」
ジェネラル「……!?」
ユキノもジェネラルも驚く。
その後、カヤはそのレベルの脅威を見せつける事で自分に反撥する生徒が居なくなるという自身の考えを述べた。
ジェネラル「くくっ……素晴らしい。常人が出来ない事を平然とやってのける人物である事は知っていたが……まさかここまで大胆だとはな。やはり、プレジデントの目に狂いは無い。」
カヤ「……褒め言葉として受け取っておきましょう。」
ジェネラルは口ではこう言っているが、内心では真逆の事を思っていた。
ジェネラル(成る程、恐怖政治か……確かに比較的楽で効果が目に見えて出やすい手段だ。しかし、従順と信頼は違う。まさかそれが分からない程の愚か者だったとはな……大胆というよりも、ただ無謀なだけだな、コイツは……)
だが、思っても口に出さないように心がけているジェネラルはカヤに対し、次のように問いかけた。
- 1677425/03/14(金) 20:38:45
ジェネラル「だが、子ウサギ駅の地下サイロは我々カイザーコーポレーションの所有物だ。爆発を起こして、我々に何の得があると言うのだね?」
その質問に対し、カヤは次のように返した。
カヤ「そうですね……D.U.地下鉄の運営権なんて、いかがでしょうか?」
ジェネラル「悪くない。そうでなくとも、セイント・ネフティスの鉄道事業買収に失敗したところでね。ちょうど代替を探していたのだよ。各自治区を繋ぐ主要な交通機関の運用……他の産業とは比べ物にならない程安定した収入源を得る事になる……ワタシは些細な目先の利益に眩んで未来の富を逃す愚か者とは違うからな。良いだろう。弾頭の搬入にサイロの稼働に必要な準備を済ませておこう。キツネ達が動く時間に合わせ、我々も手を打とう。」
ジェネラルはカヤの提案に乗った。
ジェネラル(ふむ。テキトーな理由を付けて手を引こうと思ったが、思わぬ収穫を得られそうだな……それに、これが終わればこの仕事も漸く一段落着くだろう……ワタシとしても、早くツルギとの時間を作ってやりたいからな……)
早速ジェネラルは地下サイロを爆破する為の準備を始めたのだった。
- 168二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 02:44:27
描写難しいだろうけど頑張って欲しい
- 169二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 12:04:22
このレスは削除されています
- 170二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 12:06:09
まとめ見てるだけで楽しくなってくる愉快なメンバーだな
- 171二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 19:11:55
保守
- 172二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 19:13:39
- 173二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:18:27
なんとなくツルギはそんな感じする
- 174二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 07:06:06
- 1757425/03/16(日) 13:18:13
ジェネラル「……そういえば、今日で何日家に戻っていない事になるんだ?」
地下サイロ爆破の準備中にふとそんな疑問が浮かんだジェネラルは最近の自分を振り返り始める。
そして……
ジェネラル「あ……マズいかもしれん……」
確認してみたところ、ジェネラルは自分がもう既に2週間以上も家には戻れていない事が分かった。
ジェネラル「うむ。急がないとな。でないと、ワタシが恋しくなってしまったツルギが特攻して来るだろうからな。」
実はジェネラルは約10前、今回と同じように2週間近く家を空けていた事がある。その結果、ずっと父親に会えなかったツルギは遂に父親の職場に特攻して来たのだ。当時のジェネラルの上司であるカイザーPMC元理事がその事に大激怒していたが、プレジデントがジェネラルの事を気に入ってくれていた為、クビにならずに済んだ。という事が実際にあったのである。
ジェネラル「まぁ、仕方が無いといえばそれもそうか。何せ……ツルギには母親が居ない以上、ワタシしか家族が居ないのだからな。」
ジェネラルは天井を見上げる。
ジェネラル「……念の為、ツルギの同級生の『羽川ハスミ』だったか?に、今のツルギがどんな状態か訊いてみるか。」
そうして、ジェネラルがハスミに電話しようとした時だった。
(プルルルルッ!プルルルルッ!)
ジェネラル「……嘘だろ。」
なんと、ハスミの方から電話が掛かってきたのだ。
(ピッ!)
ハスミ「ジェネラルさん。ご無沙汰してます。」
ジェネラル「……一応、念の為に訊いておくが、ツルギは?」
ハスミ「実を言うと、この度はそれについてお伝えする為にお電話をさせていただいた次第です。」
ジェネラル「……という事は、そういう事なのか。」
ハスミ「……はい。ツルギは昨日の夜、トリニティから飛び出して行きました。おそらく、貴方に会いに行ったのかと。」
ジェネラル「分かった。教えてくれて感謝するよ。……じゃあ、まだ仕事が残っているから、もう切るぞ。」
ハスミ「はい。それでは失礼します。」
(ツー……ツー……)
ジェネラル「……少し作業スピードを上げるか。」
通話を終えたジェネラルは、先程よりも作業をする手を早めた。
- 176二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:08:39
このレスは削除されています
- 177二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:28:43
- 178二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:30:24
ツルギ参戦!……父親につくのか流石に父親でもってなるのか
知らん!父親に会いに来ただけだ!テンションなのか - 179二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:31:40
それでも親やって欲しいのが子供だから…アランチーノは娘との時間を取るべきだ
- 1807425/03/16(日) 23:15:37
[それは昨日の事]
駄々をこねるツルギ「ううううううううっ!!!!!父さんに会いたぁぁぁぁぁぁぁい!!甘えたぁぁぁぁぁぁぁい!!!」
ハスミ「遂にこうなりましたか……」
イチカ「何すか?これ?」
ハスミ「ファザコンスイッチが入ってしまったツルギですね……」
コハル「ファザコンスイッチって何!?」
ハスミ「ツルギのお父様はツルギの事を大事に育ててきた方なのですが、それ故に、ツルギはお父様と一定期間会えないと父親が恋しくなってしまうあまりにこんな風になってしまうのです。しかも、かつて一度だけあった事のようですが、ツルギはお父様に会いたいがあまり、お父様の職場に特攻した事があるみたいです。」
マシロ「それは、ツルギ先輩のお父様と職場に同情します……」
ツルギ「ううううううううっ!!!!!父さん父さぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
ハスミ「ツルギ!しっかりして下さい!!もう少し辛抱ですから!!!」
[その日の夜]
こっそり冷蔵庫からパフェを取り出すハスミ「そろぉり……そろぉり……いただきまぁ……」
ツルギ「ハスミ?何してる?」
ハスミ「ギクゥッ……」
ツルギにこっ酷く叱られるハスミ。
ツルギ「全く、いつになったら真面目にダイエットするんだよ。」
ハスミ「すいませんでした。」
ハスミは謝罪した。
ツルギ「まぁ良い。取り敢えず……」
ハスミ「ん?そういえば、ツルギはこんな時間に何を?」
ハスミはふと疑問に思った事を口にする。
ツルギ「ハスミ……」
ハスミ「な、何でしょう?」
ツルギ「……正義実現委員会を頼んだぞ。」
ツルギはハスミにそう告げる。
ハスミ「なっ!?ま、まさか!?だ、ダメですよ、ツルギ!!そんな事したらお父様にきっと……」
止めようとするハスミだったが、その頃にはもう既にツルギはその場から飛んで行ってしまった。
ハスミ「これはマズい……」
1人その場に取り残されたハスミは頭を抱えた。
- 181二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 05:18:55
ナギサ様とかもプレジデント相手じゃあ甘えられなかっただろうなぁ
- 1827425/03/17(月) 13:00:21
[ちょうどその頃、カヤは⋯⋯]
カヤ「ああもう!何なんですか!?請求書は増える一方!デモ隊の制圧は一向に進まない!連邦生徒会の役員達はどいつもこいつも私を信用しない!⋯⋯ぐぬぬっ!!!」
カヤは悔しそうにしながら机に拳を振り下ろす。
カヤ「ま、まぁ、良いでしょう。こちらにも一応、策がありますから。」
そう言うと、彼女はタブレット端末を取り出し、"ある事"を確認した。
カヤ「いざという時は、コレで⋯⋯!これさえ使えば、もし仮に、"キヴォトス最高戦力の1人"と謳われているゲヘナの風紀委員長『空崎ヒナ』、またはミレニアムの"約束された勝利の象徴"である『美甘ネル』、或いは名実共に"トリニティの歩く生物兵器"と言われている正義実現委員会の『剣先ツルギ』の内の誰か1人が私に牙を向いたとしても、太刀打ち出来る!!⋯⋯まぁ大前提として、私と彼女達の立場上、そんな事は決して起こる筈が無いので、そこら辺の雑魚相手にお披露目するのが悔やまれますねぇ。⋯⋯かと言って、本当にいざという時は、そんなのお構い無しです。出し惜しみなんてせずに、何の躊躇いも無くコレを⋯⋯この『超人』の力を使い、踏み潰される立場である事を、私自らの手で弁えさせてあげましょう!!」
そう言うと、彼女はそのタブレット端末を仕舞う。
カヤ「まぁ、地下サイロの爆破が上手く行けば、それが一番なのですがね⋯⋯」
彼女は部屋の窓から今の学園都市を見下ろしながら、そんな事を思うのだった。
この時の彼女はまだ知らない。
まさに今自分が言った内の1人が⋯⋯
まさか本当に自分に牙を向けるだなんて⋯⋯
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第3話
『お父さんっ娘』 終わり
- 183二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 20:38:07
今ちょっとカルバノグ2章読み直してきたけどさ、ミノリとデカルトのセリフには「プリン」っていうワードが共通で出て来てるな⋯
これ、ワンチャンSSに絡んだりするかな? - 184二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 20:39:49
保守
- 185二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:53:35
赤冬そのものがプリンを大事はしてる文化だよね
- 186二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:08:42
というかキヴォトスにおけるプリンが人気すぎる
- 1877425/03/18(火) 09:42:51
兎のカルバノグ編 2章 第4話
『クソ親父とバカ娘』 始まり
[その頃、先生は……]
ミヤコ「こちらRABBIT1。現在時刻は10:30。只今作戦現場に到着しました。」
先生とミヤコはカイザーコーポレーションとカヤが子ウサギ駅で行おうとしている爆破テロを止めるべく、子ウサギ駅の近くまで来ていたのだが……
ミヤコ「ある程度想定はしていましたが……かなり警備が厳しいですね。」
そう。子ウサギ駅とその周辺には、大量のカイザーセキュリティガード達が巡回していたのだ。
ミヤコ「メインの出入り口を守っているガードは6人。駅周辺をパトロールしているガードも、少なくとも2組以上は居そうなので……このまま、ガードに気付かれずに潜入するのは難しそうです。」
子ウサギ駅の現状を把握したミヤコはそう告げる。
"正面突破はどうかな?"
先生がミヤコにそう提案する。
ミヤコ「3人までなら、同時に制圧出来そうですが……それ以上になると、敵が増援を呼ぶ可能性があります。……こういう時、小隊員の皆さんが居てくれたら。陽動作戦が出来るのに……他に、誰か……」
……と、そこへ……
???「おやおや、これはこれは。」
何者かがやって来た。
ミヤコ「……!」
ミヤコは咄嗟に身構える。
???「合縁奇縁とは申しますが……ふむ。これはこれは本当に奇妙な巡り合わせですね。」
その男は先生達に近づき、そう言葉にした。
"貴方は……?"
先生がその男にそう尋ねる。
???「一時は清貧を追求する求道者であり、無為自然の暮らしを実践する修行者でしたが……今は立派な社会の一員として、市民社会に奉仕する……」
そして、その男はミヤコと先生に自身の名を名乗る。
デカルト「社会人……デカルトです!」
- 188二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 18:32:56
- 189二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:15:28
- 190二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 01:57:02
- 191二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 08:09:12
- 1927425/03/19(水) 09:01:37
そう。そこに居たのは、ジェネラルに娘自慢をされたあの日、カイザーセキュリティガードに働いていないからという理由で連行された男「デカルト」だった。
"会えて嬉しいよ、デカルト。……ここで何してるの?"
先生がそう尋ねる。
デカルト「この格好を見ても分からないのですか?」
少々怒りっぽくデカルトがそう言った。
デカルト「まぁ、貴方は規律とは程遠い人生を歩んできたようですし……特別に教えて差し上げますよ。」
そう言うと、デカルトは語り出す。
デカルト「私はカイザーセキュリティに入り、数々の教育を受けました。働かず、社会のインフラに寄生して生きていく人生が、いかにさもしくて悪徳であるか……そして、汗水垂らして得た労働な対価がいかに神聖なものであるかを……!そうして……それらの過程を修了した私は、カイザーセキュリティの警備員として再就職し、こうして社会の治安維持に貢献しているのです!」
ミヤコ「そ、そうなんですね……」
デカルト「不審者を検問するのは警備員の義務ですから!怪しい日陰で駅舎を覗き込む貴方達は、検問対象です!」
デカルトはミヤコ達にじりじりと詰め寄る。
デカルト「いくら昔お世話になった恩人といえど、社会人としての義務を怠る訳にはいきません。どうかご協力いただきたく……!」
そうして、デカルトは先生とミヤコを連れて行こうとした時である。
ミヤコ「えっと、それがですね……」
"一度だけ見なかった事にしてくれないかな?"
先生がデカルトにそう頼む。
デカルト「はいい?見なかった事にして欲しい?先生は、カイザーセキュリティの警備員として……立派な社会人として働いている私の誇りを冒涜するおつもりですか!?私には、所確幸の同志が滞在するこの駅を安全かつ美しく保つ義務が……」
当然、デカルトは反対しようとしたのだが……
ミヤコ「カイザーコーポレーションが子ウサギ駅を破壊しようとしています。」
ミヤコはデカルトにそう告げた。
デカルト「・・・」
デカルト「な、何ですって!?」
- 1937425/03/19(水) 13:04:50
スレ主さんにお聞きしたいのですが、次スレって僕が建てるべきでしょうか?
- 194二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:30:17
保守☆
- 195二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:32:41
でも父親はロボだし娘は再生能力持ちだし・・・
- 196スレ主25/03/19(水) 20:37:16
- 1977425/03/19(水) 22:02:56
- 198二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:05:31
立て乙です。
- 199二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 06:19:41
このレスは削除されています
- 200二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 06:19:57
乙