- 1二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:50:57
- 2二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:51:52
閃堂
- 3二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:52:27
愛空
- 4二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:52:40
凛
- 5二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:52:48
士道
- 6二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:52:48
冴
- 7二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:52:51
オシャ
- 8二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:52:55
士道
- 9二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:53:00
我牙丸
- 10二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:53:03
ロレ公
- 11二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:53:10
時光
- 12二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:53:12
潔
- 13二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:53:13
ロキ
- 14二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:53:46
蜂楽
- 15二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:56:11
- 16二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 22:57:14
人死にのある人狼で士道いるのコワ〜……
- 17二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:05:51
役職は人狼、村人、狂人、占い師、霊媒師、狩人、アイドルの七種
アイドルはカードゲームとかの人狼に存在するかは知らないけど一応オリジナルで考えた役職だよ
それも含めて以下役職の説明
・人狼 毎晩一人殺すことが出来る。人狼が複数人いる場合は全員の総意で一人だけ殺す人を決める。狂人が誰かは分からない。
・村人 特に能力はなし。
・狂人 人間だが人狼陣営。特に能力はなし。人狼が誰かは分からない。
・占い師 毎晩生存者の内の一人の正体を暴くことが出来る。人間は白、人狼は黒と出る。
・霊媒師 毎晩死亡者の内の一人の正体を暴くことが出来る。人間は白、人狼は黒と出る。選んだ人間が生存していた場合失敗する。
・狩人 毎晩一人だけ人狼から守ることが出来る。
・アイドル もしも会議後の投票にて最多得票数を獲得しても処刑されない(その日の処刑者はなし)。ただし、誰にも投票されなかった場合その日の夜死亡する。(自殺扱い。狩人によって免れることはできない)
人狼側は村人側を全滅させたら勝利
村人側は人狼を全滅させたら勝利 - 18二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:11:46
役職を決めるよ
ダイス表はこっちで控えてるから上で出した役職の順番とは別になってます
人狼2、村人3、他の役職は全部一人ずつ
閃堂dice1d10=5 (5)
愛空dice1d10=9 (9)
凛dice1d10=5 (5)
士道dice1d10=3 (3)
冴dice1d10=5 (5)
オシャdice1d10=5 (5)
我牙丸dice1d10=8 (8)
ロレンツォdice1d10=6 (6)
時光dice1d10=8 (8)
潔dice1d10=3 (3)
- 19二次元好きの匿名さん25/02/22(土) 23:43:30
人間の不快を詰め込んだような音が、突如脳髄を突き刺した。
彼は、そのアラームに叩き起こされる。
強制的に開かされた目で、起き上がらされた身体で捉えた世界は、全く見覚えのないものだった。
アイボリーの無地の壁紙、簡素な机と、四角いベッド。暖かながらもどこか無機質で単調な独房のような四角の空間。……少なくとも、先ほどまで自分がいたはずのブルーロックではないことは明らかな…
「……」理解すると同時に、心臓が大きく跳ねた。呼吸は浅くなっていく…が、なぜか頭の中は冷静だった。
どこだ、ここ。
真っ当な疑問を頭に浮かべる。ここはどこで、なぜブルーロックから移動しているのか。それを思案したままベッドを降りたところで、机の上のものが視界の端にちらついた。瞳孔を向けると、それは小さな箱だった。
「なんだこれ」
開けてみると、一番上には二つ折りになった紙。普通の紙に比べて若干重たい気がする。開くと、怪文書のように雑誌の切り貼りで作られた奇妙な文章が綴られていた。
『貴方の役職は村人です。人狼を探し出し、処刑し、村の平穏を守ってください。』 - 20二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 00:14:50
*
「…お、最後の一人じゃん」ギラついたショッキングピンクの双眸が、こちらを向く。「ビビッてたんでちゅか?潔世一くん?」
「…これ、どういうことだよ?」
士道の揶揄には応じず、潔は部屋を見渡した。「なんか糸師冴もいるし……」
「俺がいちゃ悪いか?」弟に似た、いや、凛のそれよりもずっと冷徹な瞳が潔の方を睨む。
「いや別に…」潔が言うと、冴は「じゃあ早く座れ。時間がもったいねぇ」と吐き捨てた。
「だぁ~、サエちゃん拗ねないで?」そんな彼にロレンツォがのらりと近寄る。「短気は損気、OK?」
「近寄んなウゼェ…別に拗ねてねぇよ」
「まーまー。喧嘩はそこらへんにしておきな?」愛空が二人を窘めつつ、部屋から出て固まったままの潔を手招いた。「俺らも状況がよくわかってねーのよ」
潔は招かれるがまま愛空の隣に座る。もう片側には時光がいた。「あ、よろしく…って、俺たち敵同士かもしれないのにおこがましいよね…」
「…敵って?」
「"俺"が説明しよう」首を傾げた潔に、蟻生がカードを差し出した。「どうやら、"俺"たちはオシャ狼ゲームをやるために集められたようだ」
「オシャ…なんて?」
「じ、人狼ゲームね……蟻生くんが勝手に言い換えただけ…」
渡されたカードには、『ルール』とポップな字体で書かれており、タイトルの通りその下に箇条書きでルールが記してあった。
ルール
・朝、昼、夜の境目でアラームが鳴る。
・朝は人狼を吊るための会議を行い、昼までに人狼と思しき人物を投票で決める。
・昼のアラームが鳴った後、最多票を得ていたものはその場で処刑される。その後は自由時間となる。
・夜は人狼と狩人以外は自室から出ることはできない。人狼は村人を殺し、狩人はそこから守り、占い師と霊媒師はこの時間に占う。
以上を、村人陣営か人狼のどちらかが全滅するまで繰り返す。 - 21二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 00:15:38
「普通の人狼ゲームのリアルタイム版って感じだわな。裏に役職とかはあるからそれ見てくれ」
「殺…処刑って」
「あ"?潔ビビってんのか?」ドスの聞いた声が潔のちょうど真正面からして、思わず潔は肩を跳ねさせる。凛がまるで威圧するようにこちらを見下ろしているのが見えた。
「士道と同じこと言うなよ……別にビビってないけど、気になっただけだろ」
「そこについては"俺"たちもよくわからない…やってみない限りは分からないだろうな」
「ま、マジで死んじゃったらどうしよう……!?」
「心配するな。"俺"がオシャに村人たちを守りぬく…」
「冴ちゃん役職どれー?」
「言う訳ねぇだろ」
「なー、凛。これ何て読むんだ?」
「そんなのも読めねぇのかタコ。………そこのサーモンにでも聞いとけ」
「俺ぇ!?てか我牙丸も凛も読めてねぇのかよ!?……」
がやがやと潔の登場に奪われていた会話をより戻す面々をよそに、潔はルールの裏面を読んだ。…一個だけ知らない役職がある以外は、特に問題なさそうだ。知ってるものと特に相違点はない。
「…だぁ、飽きたぁ」
「まじそれな。早く始めね?」
よっぽど呑気なロレンツォと士道の声が、会話の中に一石を投じるように響いた。
「ま、そーね。昼までには人狼吊らないとだしなぁ」
愛空はパン、パンと手で拍打った。
「始めよっか。人狼ゲーム」 - 22二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 01:16:55
潔「…誰か、話すことある奴いるか?」
時光「そうだよね。占い師とか…」
愛空「つっても……初日は占い師出ないのが定石だしなぁ」
閃堂「…とりあえず右回りで自分の役職言ってみねぇ?情報ないまま吊んの怖いって」
士道「そういうお前が最初に言ったらどうでちゅか?」
閃堂「はぁ!?わかってんだよそんなこと!!…俺、村人!」
凛「…村人」
我牙丸「えーと…村人だな」
蟻生「オシャ人だ」
ロレンツォ「村人ぉ」
時光「蟻生くんその言い方辞めた方がいいんじゃ…あ、俺、村人!」
潔「俺も村人」
愛空「俺もだ。村人。」
冴「…村人」
愛空「やっぱ皆そう言うんだよなぁ。ラスト、士道は?」
士道「え、俺?占い♡」
ロレンツォ「…マジィ?」
蟻生「……。カミングアウトする姿勢はオシャだが…」
潔「それ言っちゃって大丈夫なのか?」
士道「だって話進まねぇし。狩人が守ってくれるっしょ」
時光「ええ、でもこのタイミングで言うの怪しくない…?」
士道「あ?」
時光「ご、ごめん……でも本当のことでしょ…?」
士道「まー信じようが信じまいが勝手だからいいぜ?信じなくても」
士道「でもさぁ、俺よりも黙ってるやつらの方が怪しーんじゃねーの?」 - 23二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 01:18:09
冴「そこのヘボ、さっきから黙ってるな」
閃堂「えお前の方が喋ってなくね!?つーかお前の弟も喋ってねーじゃん!」
ロレンツォ「だぁー焦らないで?」
閃堂「焦ってねぇ!!」
愛空「…確かに、天才兄弟は殆ど喋ってる感じはないなぁ」
士道「リンリン、もしかして人狼になってテンパってまちゅか?」
凛「あ"????」
潔「ちょっおい、士道は凛に話しかけないでくれ…!……凛、何か話せるようなことあるか?」
凛「俺は人狼じゃねぇ。以上だ」
士道「誰だってそういうんでちゅよ。馬鹿?」
凛「おい害虫。こっち来い。ぶち殺してやる」
士道「以下同文でちゅ」
閃堂「やっぱりこうなるじゃん!!だからこいつら離しておけって言ったのに……!!」
愛空「あんまりにもヤバくなったら俺らで止めれば大丈夫っしょ」
我牙丸「俺も加勢するぞー」
時光「お、俺も…!」
愛空「な?」
閃堂「こいつらに挟まれ続ける俺の気持ち考えてくれねぇかなぁ!?」
冴「おい、話ずれてきてんぞ」
閃堂「誰のせいだよ!?」
潔「昼まであとどれくらいなんだ?時計とかないかな…」
愛空「それがないのよねぇ。今日は様子見で一旦早めに決めちゃってもいいんじゃない?」
ロレンツォ「だぁー、賛成。もうつまんねー」
閃堂「ここから動けるなら何でもいい…早くこいつらの隣から退きたい」
愛空「んじゃまぁ、机の上にあるこのボタンで投票できるみたいだから、決まった人からしちゃって」
愛空「そしたら自由時間で」
士道「俺き~まりっ♪冴ちゃんサッカーしにいこうぜ」
冴「コートあんのかよ」
士道「しらね。まあ別になくてもできるっしょ」 - 24二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 01:18:29
閃堂「アイツ投票早すぎねぇ?怖えよ…」
時光「や、やっぱり人狼なんじゃ……」
蟻生「だが、"俺"ももう決めているぞ。凛もいつの間にかいない」
時光「え、じゃあ俺が遅いだけぇ!?」
潔「いや俺もまだだよ…」
愛空「そんなホイホイ決められんわな。俺も投票しはしたけどまだ迷い中~」
我牙丸「ここ漫画とかねーかなー」
閃堂「ないだろ…」
一人、二人と投票を終えた者がこの大部屋を後にし、徐々に閑散としていく。
「…」誰にすべきか。何が起こるか分からない状況で、簡単に決められるわけがない。
とりあえず自分は疑われてないとは思うけど………
潔は一つ深く息を吸って、吐いた。どうにでもなれ、の気持ちでボタンに指を添える。
鮮やかに赤に光るボタンは、潔の内心とは裏腹に軽い感触で沈み込んだ。 - 25二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 01:19:20
眠いので続きはまた明日
昼間に少し更新出来たらいいな