【閲覧注意】8番出口パロ【ホラー】

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 14:40:56

    dice1d32=7 (7) とdice1d32=30 (30) とdice1d32=25 (25) が8番出口に迷い込んだぞ。

    ※8番出口パロです。ネタバレがあるので未プレイの方は閲覧非推奨。不穏、ホラー表現あり、オリジナル要素もあります。

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 14:43:27

    楽しみ
    みんなある程度知ってる仲なのもいいね

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 14:43:34

    >>1

    馬狼、斬鉄、二子って同5号棟メンバーじゃん

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 14:44:16

    私得メンバーすぎる

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 14:59:25

    「…つくん!斬鉄くん!」
    そう自分を呼ぶ声がして目を開く。
    身体中のだるさをなんとか振り切り起き上がった。
    辺りを見回す。まるで駅の地下通路のようだ。
    「二子…?ここは?」
    「よかった、目が覚めたんですね。実は僕にもよくわからないんです。」
    その言葉に頭を傾げる。起きる前のことを思い返してみる…確か、フランス対ドイツ戦の前だったような気がする。明日に備えて準備万端。歯磨きもしっかりして眠って…。
    「ただ一つ言えるのは…ここは普通の地下通路じゃないことかと。あ、ホラ。」
    二子が見遣った先を見ると馬狼がこっちに向かってきていた。
    俺に気づいたのか近づいて、「さっさと来い」と首根っこを掴んで引きずっていく。
    「いだだだ!おい!暴力はヒジョートーだぞ!」
    「ちょっと!そんな乱暴に…!」
    「全員で固まって行動する必要があるんだ、とっとと状況飲み込まさせねーといけねーだろ、オラ!」
    そこにあったのは、とある張り紙。

    「異変を見逃さないこと

    異変を見つけたら、すぐに引き返すこと

    異変が見つからなかったら、引き返さないこと

    8番出口から外に出ること」

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 15:15:16

    「イヘン…?」
    頭を傾げる俺をよそに、二人は話す。
    「とりあえずあのオッサンじゃねえことは確かだな。話しかけても何の返事もせずに不気味だったが、引き返しても特に変化がなかったし。通路には他に不審そうなところはなかったぜ」
    「となると異変というのはこの先の通路の突き当たり以降に現れるんでしょうか?」
    「だろうな。引き返せばOKってのは逃げる先が分かりやすくていい。」
    「ギミックを探す必要がないってことですもんね」
    二人の意味のわからない会話に頭が混乱する。
    「ど、どういうことだ?初めから説明を…いや、インフォーマーを要求する?」
    「…インフォメーションですか?まあいいや」
    二子が続ける。
    「どうやら僕たちはここで謎解きみたいなことをしなくちゃいけないみたいなんです。異変というのが何を指すのか分かりませんが…、もしも気になることがあったなら斬鉄君も教えてください。」
    そう言って二子はまた馬狼と話し始めた。
    …わからん。
    けどやることはわかった。とりあえず気になったことは全部二子に伝えればいい。
    明日は試合だ。早く片付けないと朝になっちゃうしな。

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 15:26:54

    通路を三人で固まって歩くと突き当たりにきた。

    そこを曲がると…

    「あれ?」

    俺は頭を傾げる。

    「あれ?あれ?さっきと同じところに来ちゃったぞ。これはイヘンというやつだろう!戻らなきゃ!」

    「…なるほど」

    「そういうことかよ」

    何かを理解したような二人の様子に俺はさらに混乱する。

    「…多分これ間違い探しなんでしょうね。違いを見つけたら戻ってそうじゃなきゃ進む。」

    「けどこのバカの言うことも一理あるぜ。一回戻ってみるか?何が起こるのかは知らねえがな」

    「確かに…。異変がないなら引き返さないこと、とだけ書いてあって、ペナルティとかに関しては説明無しでしたもんね…。どうしますか?」


    dice1d2=1 (1)

    1.戻る

    2.戻らない

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:24:07

    「一回戻りましょう。生死に関わるペナルティには直結しないと思います」
    そう言う二子にまた頭を傾げる。わからないことが多くて頭が取れそうだ。
    「どういうことだ?」
    「ノーミスクリアを前提としている設計っぽくないなと思ったんですよ。気になったのがさっきの黄色い掲示板です。出口の表示が0から1に変わってましたよね?」
    「え?そうだっけ?」
    「…まあとにかく、そこで確信したんです。多分異変がない通路を通るとカウンターの数字が1加算される。
    わざわざカウンターを用意した以上そこには理由があるはずです。間違いを認識できずに進んでしまった場合、また戻った場合、それをどうやって判断するんでしょう」
    「あ!カウンターが変わらない!」
    「そうですね。でもそれなら最悪ずっと進んでいけば、または戻っていけば出口には辿り着けます。だから多分…そうだな、リセットとかの形をとるんじゃないか」
    「戻ることが即ゲームオーバーになるならその仕組みは必要ないはず。最も、何度もミスを繰り返してしまったら、なんらかのルールに抵触するかもしれませんがね」

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:25:11

    二子の言う通り引き返す。また元の道に戻ってきてしまった…。さらに進むと掲示板の数字も0になっている。

    「これではっきりしたな。俺たちはこのクソみたいな間違い探しをクリアしないと外には出られねえ」

    「気を引き締めましょう」

    やることが固まったようだ。正直半分も理解できてはいないけど、ここから出たい気持ちは同じだった。俺もエプロンを締めて頑張ろう。


    次の通路の異変

    dice1d2=2 (2)

    1.あり

    2.なし


    異変の質

    dice1d4=3 (3)

    1.ゲームオーバー要素あり

    2.時間経過要素あり

    3.わかりやすい

    4.わかりにくい

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:29:01

    …周りによく注意しながら進んでいると、異変がないのにあるような気がしてしまう。

    「いまポスターの人がにこっとした気がする!」「気のせいです」「今点字ブロックが…」「いちいち騒ぐなバカ!」「バカっていうな…!」

    緊張しながらも俺はなんだか懐かしい気もしていた。昔兄弟と間違い探しをした時もこんな会話をした気がする。もちろんバカとは言われてないけど!


    次の通路の異変の質

    dice1d4=4 (4)

    1.ゲームオーバー要素あり

    2.時間経過要素あり

    3.わかりやすい

    4.わかりにくい

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:34:15

    「ここも…異変はないみたいですね。」

    またおんなじ通路だ。変な感じはしない。

    「二回連続何にもないなんてラッキーだな!」

    「まだ気は抜けねえぞ。ちゃんとよく見ろ」


    誰が異変に気づくか

    dice1d3=1 (1)

    1.馬狼

    2.斬鉄

    3.二子

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:40:31

    「…チッ、引き返すぞ」

    馬狼の言葉に疑問符を浮かべる。

    「何故だ?特に変化は…」

    「防犯ランプの灯りがついてる」

    「…!」

    「わかりにくいですね…あのレベルの細かい異変も見逃さずに見つけないといけないのか」

    「すごいな、間違い探しマスターだ!」

    「なんじゃそりゃ」

    「弟がサイゼリアで全問正解したことがあってな…折り紙のメダルを」

    「どうでもいい。さっさと行くぞ」

    「斬鉄君、その話は帰ってから聞きたいです」





    踵を返した三人の様子を、人影が見ていた…。




    次の通路の異変

    dice1d2=2 (2)

    1.あり

    2.なし


    異変の質

    dice1d4=1 (1)

    1.ゲームオーバー要素あり

    2.時間経過要素あり

    3.わかりやすい

    4.わかりにくい

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:46:34

    「ここも…特に無いんじゃないか?」

    「馬狼くんお願いします」

    「テメェらも真面目に探せ」

    探してますよ、という二子をよそに俺は首をぐるぐる回す。まだ見逃してるイヘンがあるかもしれない。エプロンを締め直し、辺りを見回してみると…。

    ふと、曲がり角の奥から人影が見えたように思えた。

    「!!!!イヘンだ!戻るぞ!!!!」

    「は?!」

    「ちょっ…斬鉄君!?」

    ダッシュで走っていく。危ない見逃すところだった。

    「待て!お縄に…」と、そいつの肩を掴む。

    そいつは…

    dice1d32=2 (2)

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:55:27

    このレスは削除されています

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 16:59:20

    「えっ!?嘘ッ…!?」
    
「蜂楽…!?」

    ツートンの髪とくりくりした目、どこからどう見ても蜂楽廻だ。

    「追いつかれたぁ!やばーっ…って、あれ?なんも起きない…?」

    「何故ここに…?」
    
「知らないよ、朝起きたらこうなってて。ていうかみんな…もしかして異変ってやつじゃないの?本物?」

    「斬鉄君!」

    二子と馬狼の声が聞こえてきて目をやる。

    「ちょっと!勝手に走り出さないでください…っていうか数字…!」

    「最初に戻ってんじゃねえかこのバカ!…あ?」
    
二人とも蜂楽に気づいたようだ。訝しげな視線を向けながら何か考え込んでいる。
    
「…ね、変なこと考えてない?俺ここに出てくるモンスターじゃないよ?」

    「!?モンスター!?モンスターがいるのか!?」

    びっくりするようなことを言う蜂楽に斬鉄は驚いてしまう。二子は間違えても大丈夫みたいなことを言っていた気もするが、やばいじゃないか。

    「やっぱりそういうのはいるんですね」
    
「知ってたのか!?」

    「まあ正味な話間違いが重複しないなら総当たりで出れますから。確実にゲームオーバーにしてくるアノマリーの存在は考えておいた方が良いかと」

    「そう!壁に溶け込んでて追いかけてくるんだよ!やばかったあ…」

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:11:08

    二子は何か考えているようだったが、ちょっと緊張している蜂楽が心配だ。背中をさすってやる。

    「異変じゃなくてお前も迷い込んだってか?」

    「そうだよ、俺こそお前ら見つけてうわヤバ!あんな異変もあるんだ!って思ったんだから…」

    とりあえず変なことはしてこなさそうで安心する。

    「…とりあえず蜂楽君は前歩いてくれませんか?」

    「なにそれ、俺だってお前らのこと怪しいと思ってんだけど?」

    「ここはコーエーにジャンケンをするしかないようだな」

    「なに天啓!みたいな顔してんだ」

    結局蜂楽に決まってしまったので文句を言いながらも先頭に入る。だが蜂楽側の言い分も最もということで、一番足が速い俺が蜂楽の後ろにつくことになった。

    「…」

    二子はまた考えているようだ。何かあったんだろうか?






    次の通路の異変

    dice1d4=4 (4)

    1.あり

    2.あり

    3.あり

    4.あり

  • 17二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:36:08

    「特になんも変なとこないみたいだよー」
    蜂楽の言葉に頷く。結構順調に進んでるのかもしれない。今まで見つけたイヘンもランプの灯りだけだったし…。
    思ったより気を負わなくてもいいんじゃ?
    呑気にそんなことを考えていると蜂楽が話しかけてきた。
    「ね、斬鉄ってフランスだったよね?」
    「ん、ああ。頭良さそうだろ」
    「なにそれ変なの!俺結構楽しみにしてんだよね。潔も気ぃ張ってるし」
    「…そうなのか?」
    まあ録画とかでも見れないことはないだろうしな。と思い斬鉄はスルーする。
    「潔がいなきゃ今まで全勝なんて無理だったろうからさー、ここまできたら4連勝したい!って思うからよろしく!」
    「ん…よろしく?」
    …?確かにドイツは今まで負けなしだけど。最下位争いに直面しているスペインの選手らしくない。
    「潔は確かにすごいけど、期待しすぎじゃないか?」
    もっと自分の試合に備えるべきだという気持ちを込めて言うと…、
    急に、蜂楽の表情が変わった。
    「期待しすぎって…そりゃ期待するよ、俺の相棒だもん。てゆーかなんか斬鉄さっきから変じゃない?潔と俺がずっと一緒だったのなんてみんな知ってるよね?潔と俺が離れるなんてありえないし、そもそもそんなサッカーつまんないよ…そんなのサッカーじゃない。ひとりぼっちじゃん。俺はさー、
    潔と同じチームに入りたくてドイツに行ったんだから」

    俺は踵を返して一気に走り始めた。
    二子と馬狼は既に走り出している。
    「は?ちょっと待ってよ、なにいきなり怪しい!お前らまさか異変、じゃ、捕まえないとやばいよね!?」
    蜂楽…ニセ蜂楽の声がすぐ後ろに迫ってきている。振り返るな!走れ!
    一本道の通路がまるで永遠に思えるほどの緊張感の中、俺たちは掲示板のところまで走り抜けた。

    1番出口。カウントが増えていた。

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:38:27

    「お…お前ら気づいてたのか…?」

    二人に問いかける。

    「一応警戒はしてましたけど…あくまでいきなり蜂楽くんが出てきたからって理由で確信なんてありませんでしたよ」

    「どうボロを出させりゃいいか分かんなかったからお前を後ろにつけたけどな。大抵のやつは走ってブチ切れるだろ。伝えたら絶対にお前誤魔化せないだろうし」

    それはそうだが!!!

    ちょっと不満があるのでプンスカ怒ると二子がまあまあと宥めてくれる。

    「でもまあ…こうなるとあの一本道だけじゃなく通路全体が警戒対象ってことになるのかな…?気をつけなきゃいけないところが多くなって憂鬱ですね」

    「どっちにしろ進むしかねえだろ。外がどうなってるかもわからねえ。俺には関係ないがそこのメガネは最終戦出れねえ可能性もあるぞ」

    「えっ!?それはエージェンシーだ!!!」

    「エマージェンシーです。いやまあどうみても物理法則狂ってますから、時間くらいどうということなければいいんですがね…」


    次の通路の異変

    dice1d2=1 (1)

    1.あり

    2.なし


    異変の質

    dice1d4=2 (2)

    1.ゲームオーバー要素あり

    2.時間経過要素あり

    3.わかりやすい

    4.わかりにくい

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:49:34

    「…間違いはないみたいだな」

    辺りには見当たらない。ここは安心して良いのだろうか…?

    「ランプの方も異変なしと…重複がない説を推すにはまだ不安が残りますが、とりあえず通り過ぎても良さそうですね」

    「…おいメガネ」

    あんまりにもな呼び方にムっとする。「斬鉄だ!」

    「うるせえな斬鉄、さっきは蜂楽の野郎から話しかけてきたのか?」

    あまり間違いとは関連性のなさそうな話題を出され斬鉄は疑問に思う。

    「そうだが…何か?」

    「…」

    「…そうか!」

    二子も何かに気づいたようだ。一体なんだろう?


    誰が異変に気づくか

    dice1d3=3 (3)

    1.馬狼

    2.斬鉄

    3.二子

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:57:00

    「話しかけられることで間違いが発覚するポイントがあるってことは時間経過の要素があるってことですよ。もしかしたらしばらく止まらなきゃわからない間違いとかもあるのかも…」

    「なぬ!?」

    そうだったのか。じゃあ間違いがなさそうだからってさっさと歩いちゃうのはいけないんだな…!

    辺りをまたぐるんぐるんとみまわす。やばい、ちょっと気持ち悪くなってきた…。

    「斬鉄君大丈夫ですか?ちょっと壁に寄りかかって休憩でも…あ」

    二子が何かに気づいたようだ、だけど…気持ち悪い…。俺はバタンと倒れた。

    と、同時に、掲示してある看板の目玉と目があった。

    目玉が。斬鉄は立ち上がり右に揺れる。目玉の黒目は右に移動する。斬鉄は左に揺れる。目玉も移動する。

    「…可愛い間違いだな!」

    「いや不気味だろ」

    「一応僕の手柄なんですが…」


    次の通路の異変

    dice1d2=1 (1)

    1.あり

    2.なし


    異変の質

    dice1d4=2 (2)

    1.ゲームオーバー要素あり

    2.時間経過要素あり

    3.わかりやすい

    4.わかりにくい

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 23:35:46

    オリジナルの異変も既存の異変もどっちも面白いな
    次はどっちだろう

スレッドは2/24 09:35頃に落ちます

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