- 1二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:55:13
- 2二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:55:38
- 3二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:56:00
- 4二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:57:15
好きだったやつや
- 5二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 17:59:10
- 6二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:02:47
そうですねぇ……
この2人が金欠に陥って頭抱えている時にモモイやコタマが来て丁度いい仕事があるんだって言ってASMRの仕事を持ちかけるとかどうでしょう - 7二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:29:45
うーん、やっぱりここは率先して書かないとダメかぁ……
仕方ないスレ主が人肌脱ぎましょう
引き続き
〇〇先生→便利屋先生
△△先生→百鬼夜行先生
でお願いします - 8二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:30:33
“う〜ん……”
お天道様が丁度真上にくる晴れた日の昼下がり。
コンビニのパンコーナーでスティックパンの袋片手に唸り声を上げる成人男性がここにいた。
俺はキヴォトスに勤務するシャーレの先生の一人。
そんな俺は現在、本日の昼食……というか今日一日分の食事をどうするか決めあぐねていた。
何故いい歳こいた大人が何故スティックパン如きで悩んでいるのかだって?
答えは簡単、金欠だから。
CSM KAITEN FX MK.0&KAITEN FX MK.1セットが出たら買ってしまうのも無理のない話じゃないか?それも特別版と来たもんだ。これを見逃すのは男じゃない……。
モモトークで流れてきてそのままノータイムでポチってしまった俺は悪くない。
いやはや……商売上手で参っちゃうね。おかげで今月分の生活費の底がもう見えてしまったよ。
……誰に向かって言い訳してるんだか。強いていうならユウカか。やべ……ユウカになんて言おう……。
今更ながらうちの頼れる家計管理係の怒れる顔を思い出してしまい、わなわなと震える事に。
責任ある大人の姿か?これが…………?
……ま、まぁユウカの事はその時に考えるとしよう。
ひとまず今日のご飯だ。
さてどうしたものか。こちとらまだまだ食べる成人男性だ。
スティックパン数本で1日を過ごせるほどコスパの良い身体は持ち合わせていない。
流石に業務に支障が出かねないし、多少無理をしてでもカップ麺を……?
“う〜ん……”
《さっきからスティックパン片手に云々と……。どうしたの一体……》
頭を悩ます俺にかけられるたおやかな声。声の方に顔を向けるとジャージを羽織ったショートの女性──俺の同僚、△△先生(百鬼夜行先生)が立っていた。
そういや一緒に昼飯を買いに来ていたのを忘れてたな。
彼女は既に昼飯を決めたようで手には野菜ジュースと弁当が握られていた。 - 9二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:31:32
“いやちょっと金欠気味でね……”
《なに〜?もしかしてまたロボット?》
“はは……。まぁそんな所”
お茶を濁す。彼女はその手の話題には疎い上、正直に金額など言った所でドン引きされる未来しか見えない。
《ホント、男の子だね〜。じゃあまた高いロボットを買ってお金がないからお昼に何を食べようか迷っていたわけだ》
“ご明察”
《もー……。好きな物にお熱なのは結構だけど、ちゃんと後のことも考えなよ?ただでさえ生徒達にも援助しててお金ないって言ってるのに》
“返す言葉もございません……”
正論で嗜められ情けなく縮こまる成人男性。
……本当は彼女も生徒達に援助を施していて貯金がないのだが……まぁそれは言わぬが花というものだろう。
《しょーがないなぁ〇〇先生(便利屋先生)は……。いいでしょう!今日のお昼はお姉さんが奢ってあげようじゃあないか!》
“…………マジ?いいの?”
《いいよー。スティックパンを寂しくモソモソ食べる〇〇先生とか見たくないし。それに栄養失調で倒れられたりしてその分の皺寄せが私にくるの嫌だし》
おぉ……。神はまだ我を見捨てたもうてはいなかった……!△△先生から後光がさしている様に見えるぞ……!
……いやしかし真面目な話、△△先生の言うことはごもっともだ。
俺一人が倒れたらどれだけの者達に迷惑をかけてしまうかを失念していた。それもこんなくだらない理由で倒れたりしたらどう思われるか。
今度からは衝動買いは控えるようにしよう。
…………出来る限りは。 - 10二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:32:16
“ありがとうございます……!このお礼は来月にでも……!”
《別に気にしなくていいから……。それよりも次からは気をつけてよ〜?》
“肝に銘じておきます……”
《ヨシ。じゃあ早く欲しいの選んできて。休憩時間終わっちゃうよ》
“ウィッス”
急ぎ足で商品を取りに行く。
奢ってもらう手前、高いものは手に取れない。腹に溜まる安価で大きめのカップ焼きそばを手に取る。味は二の次だ。
飲み物も水かコーヒーで事足りるから必要なし。
…………夜の分も許してもらえないだろうか。
もう一つ安めのカップ麺を手に取り△△先生の元に戻る。
《決まった?》
“こちらでお願いします……”
《こんな安いのでいいの?もう少し高い奴とかでもいいのに》
“そこまで厚かましくはなれないよ” - 11二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:33:35
《そりゃそうだ。じゃさっさと買って戻ろっか》
レジに向かいアルバイトのソラに商品を渡す。
《ソラちゃんお疲れ〜。これお願いね》
「お疲れ様です△△先生〇〇先生!お預かりいたします!」
商品がスキャンされ値段が表示される。
「お会計は977円です!」
《カードで》
「こちらにお願いします!」
《はいは〜い》
クレカ用の機械に大人のカードをかざす△△先生。が……。 - 12二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:34:09
ブブーッ!!
鳴り響くエラー音。
《ありゃ?》
「も、もう一度お願いします」
ブブーッ!!
またしても鳴り響くエラー音。
《あれぇー……?》
間の抜けた声をあげる△△先生。
「少々お待ちください……!」
レジを確認するソラ。すると……
「あの……どうやらカード残高がないようです……」
恐る恐る告げるソラ。驚きの声をあげる彼女。
カード残高がないだって?口座乗っ取りでもされたか……?
《う、嘘でしょ!?私そんなに使った覚えは……!!》
大慌てでスマホを操作し始める△△先生。口座アプリでも見ているのだろう。 - 13二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:34:41
《そんなに…………そんな………》
ん?どうしたんだ?声のトーンがだんだん下がっているけども。
《……………あるぇ〜?全部見覚えあるー…………》
………………。
あ、そういや、つい最近△△先生がお熱のソシャゲで大規模ピックアップがあったって言ってたっけ。
おいもしかして………。
「あの……。お会計はどうしますか……?」
おずおずと声をかけるソラ。
冷や汗を垂らしながら彼女はカードとスマホをポケットにしまい、震え声でソラにある事を聞いた。
《まだ廃棄の弁当って残ってたりしないかなぁ〜…………?》
責任ある大人の姿か?これが…………? - 14二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 18:35:03
ひとまずここまで
- 15二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 20:01:07
期待
- 16二次元好きの匿名さん25/02/23(日) 22:01:11
ここからモモイとコタマ絡めてASMR出す形にしていきたい