ここだけドング魔導世界スレその9

  • 1ぼっち25/02/23(日) 23:36:46

    ここは「安価で魔術概念を作ろう」というスレで設定を決めた魔術世界を舞台としたなりきりスレッドです

    ここではあなたはドング世界の住人です

    魔術に目覚めるも良し、一般人として過ごすも良し

    好きに生きてください


    前スレや関連スレ、テンプレは>>2以降にて

  • 2ぼっち25/02/23(日) 23:38:30
  • 3ぼっち25/02/23(日) 23:39:14

    この世界の魔法エネルギー:ドング

    世界を構成する七大要素であるドングの属性:闇、地、時、魂、熱、鉄、血

    使用法:人によって扱える属性は異なる、空気中のドングを集めて使う(ほとんどの人間が操れない)

    ドングを扱える許容量:才能のない人間100、 才能のある人間150
    1000以上のドングを扱える者たち:王家の血筋、魔族、才能があるやつで修行しまくった人

    〈魔法とそれに使用されるドング量の具体例〉
    100ドングで巨大なゴーレム生成
    100ドングで鉄の密度を変えられる
    1000ドングで地震を起こせる

  • 4ぼっち25/02/23(日) 23:40:54

    魔術派閥は大きく3つに分かれている


    ①アカデミア<学問派>

    ドングを学問として考える組織。巨大な教育機関でもある。ドングを集めやすくする魔道具を作っている


    目標は根源への接続


    大多数はただの学生や教師で、根源って何ぞや? と思っている

    属性によって学科が別で、たとえば血属性主義の一派は歪な生物を生成して迷惑をかけているらしい

    根源到達を考えているのはごく一部の人達だけ


    根源とは神の座であり、そこに至ることでこの世界のトングの属性を定めることができる。根源に至り、属性を新しく作った者は神王と呼ばれる


    ドングの多い王族との関係:王族たちは新たな王の誕生を阻止するためにアカデミアを滅ぼそうとしている。現在は時の要素を決めた神王が即位している


    魔術師の位階は六つに分かれており、位階を上げる条件はドングの許容量の増加である


    <魔術師の位階>

    ガラス

    ポーン

    ナイト

    ビショップ

    エルダー

    キャンセラー

  • 5ぼっち25/02/23(日) 23:41:53

    ②星喰学派<禁術派>

    目的は魔族になること

    共食いをすることでドングを増やす禁術【マッドネス】を使う


    魔族になる方法:ドング許容量が一定(666)を超えると、魔族に進化する道が開ける

    生まれつきのドング許容量がゼロでも、マッドネスを666回行えば...つまり666人の人間や魔術師を犠牲にすれば、魔族になることができる

    ドング量の莫大な王族直系なら1人、分系なら5人ほどの犠牲でいけたりするらしい


    ③王族

    現在の王は時属性の王

    そのドング許容量は20000

    妻がひとり、息子がふたり、娘がふたりいる

    最も魔法の才能があるのは二男で、これが跡継ぎと目されているけれど、次女はそれが気に入らないらしい


    王の目的:人類の発展及び宇宙への進出

    でも宇宙開発に関しては、アカデミアからも星喰学派からも一般国民の皆様からも大ブーイングらしい

  • 6ぼっち25/02/23(日) 23:42:25

    魔術師キャラを作るときのテンプレ

    dice1d7=■で属性

    それぞれの数字が闇、地、時、魂、熱、鉄、血にそれぞれ対応する

    dice1d100=■が20以下なら多属性持ち

    dice1d6=■を振って出た数だけ属性を追加しよう


    dice10d20=■で初期トング量

    100で一般的魔術師、150越えたらエリートさん

  • 7ぼっち25/02/23(日) 23:43:43

    種族ダイス:dice1d8=■

    純粋なその種族ということにするか、その種族の血が入っている人間ということにするかはお好みでどうぞ


    1.ノーマルの人間

    特にこれといって言うべきこともない普通の人

    2.エルフ族

    尖った耳が特徴、ドング量で肌の色が変わる

    (普通以上は白、少ないときは褐色になる)

    3.レプタリアン族

    恐竜の特徴を持った人型の種族

    魔物狩りをしながら生活している

    4.妖精種

    林檎ほどの大きさの青い炎のような見た目の種族

    炎の中に羽のある人のような本体がある

    5.獣人族

    身体能力に優れた半人半獣の種族

    人寄りか獣寄りかは個人差がある

    6.鉱石人族

    鉱石の原石に顔や手足がついている種族

    鉱石を継ぎ足すことで体の形状を変えられる

    7.魚人族

    人の骨格にエラや鱗、ヒレがついている種族

    陽気な性格で歌が上手い

    8.巨人族

    多腕有角の巨大な種族

    極めて寿命が長いがその性格は温厚

    9.有翼種

    背中に鳥やコウモリのような翼を持つ種族

    種族のほとんどが美形の珍しい種族

  • 8ぼっち25/02/23(日) 23:44:58

    寮ダイス:dice1d6=■

    アカデミアの学生はそれぞれの資質に応じた寮に入りそこで生活する。ハ○ポタのグリフィ○ドールとかス○ザリンみたいな感覚と思っていい


    1、月寮

    冒険心や未知の分野への知識欲を持つ者が入る寮

    卒業後は研究者になるものが多い

    2、日寮

    好戦的で実践を好む生徒達が入りやすい寮

    寮生は明るい性格が多いため常に賑やか

    3、深森寮

    植物が好きでのんびり屋な生徒が多い寮

    農業系の魔術が得意で寮内でも植物を育てている

    4、禿鷲寮

    人間心理を読み取る力に優れた者が多い寮

    周囲から冷淡だと誤解されやすい人間も多い

    5、紅玉寮

    リーダー気質な生徒の多い寮

    王に対して憧れや尊敬を抱くものが多い

    6、蒼玉寮

    人騒がせな変人が多い寮

    芸能系、アート系の活動が盛んな寮でもある

  • 9ぼっち25/02/23(日) 23:45:29

    テンプレは……だいたいこんな感じかな、たぶん……。
    他にも出自ダイスとか、魔法の杖ダイスとか、学力/体力ダイスとか、性別ダイスとか年齢ダイスとか、いろいろ好きなダイスを考えて、自分のキャラを掘り下げてみるのもいい……。
    ああ、もちろん、アカデミアに所属するか、星喰学派に所属するかをダイスに委ねてもいいし……。
    いっそのこと、魔法使いですらなくして、市井で魔法と縁を持たない暮らしをしてみるのもいいと思う……。
    外国に行ったり……別大陸に行ったり……いっそ、魔物として生まれたっていいかもしれない……。
    わりと、何もかも自由だ……好きに生きよう……。
    がんばれー……!

  • 10ぼっち25/02/23(日) 23:54:41

    【最後に……私自身のプロフも置いておくよ……】
    通称:ぼっち
    本名:エメラチェリー・ラダー(Emeraldcherry Ladder)
    属性:鉄
    ドング許容量:149
    魔法行使アイテム:トング
    移動用多脚ゴーレム「ロースティッド・アーモンド号」を所有
    高身長で細身。祖先に巨人族の人がいたかも
    アカデミア学生、蒼玉寮の三人部屋に暮らしてる
    実家はパン屋。ごく普通の中流家庭出身
    学力88、体力22(100段階評価)
    パーティーを組むとサポータータイプ。特に罠(トラップ)の扱いに優れる
    乗馬が得意。騎乗移動魔法《跳ね馬(スプリッツァー)》を開発
    吃り癖があり、人付き合いに苦手意識を持つ
    ただしお仕事(接客業)であれば、緊張なく取り組めるようだ
    絵がうまく、少女漫画風の絵を描く。ファッションへの興味が強い。賭け事には向いてない。大の甘党
    星喰学派で、プレッチリー・フリーラックスの指導を受ける
    暗殺者・諜報員としての適性が高いと見なされている
    いろんな土地を旅し、いろんなトラブルに巻き込まれた結果、殺人への抵抗がない
    マッドネスを経験済み。食人行為への抵抗がなくなった
    現在、エーブリエタースの教会に潜入中
    聖堂騎士のクラージュ様と交流を持つ
    地下の墓所で魂の王の残滓を発掘し、それに牛の体を与え、ワンダと名付けて交流を持つ
    ワンダの現世への再生を認知した時の王と交流を持つ
    麻薬を摂取した結果、肉体と精神の分離に成功し、魂魔法を防ぐ技術を身に付ける
    現在、エーブリエタースに麻薬をばらまいていた貴族を殺し、その家に火を放って脱出中……

  • 11ぼっち25/02/24(月) 00:17:27

    【前スレからの続き】

    ふー……うまく、誰にも見つからずにウルゼオクスリー男爵邸を脱出できたぞ……。

    私が着けた火は、うまく広がったかな……?

    あの隠し部屋から出火して……焼けて使い物になった麻薬が発見されてくれれば、言うことないんだが……。

    ……あ、屋敷の方が、騒がしくなってきた……。

    火に気付いたな……いいぞ……適度に焼けたところで消し止めるんだ……。

    (20分後)

    ……おい……あの屋敷に山ほどいた警備員たち……何してる……?

    屋敷全体が火に包まれてるじゃないか……これじゃ、全焼だぞ……いや、別に、私はそれでも困らないけど……。

    (さらに20分後)

    あ、あれ? 風で火の粉が舞い上がって……わっ、男爵邸の近くの雑木林とか、農作業小屋とかに燃え移った……や、やば……。

    (さらに1時間後)

    民衆1(;゚Д゚)「またエーブリエタースの街が燃えてんぞー!!!」

    民衆2(´゚д゚`)「街だけじゃねえ! まーた王城に飛び火してる! こないだ燃えて修繕したばかりなのに!」

    民衆3( :゚皿゚)「最近は何だ!? 妙に火事が多くないか!? 熱の王様の霊にでも呪われてんのか!?」

    ……………………。

    ……し、知ーらないっと……。

    (私はこそこそと、その場を去った……)

    今回の件での王城の被害:dice1d100=36 (36)  (100ほどよく燃えた。10以下ならボヤで済んだ)

    エーブリエタースの被害:dice1d100=51 (51)  (上に同じ)

  • 12ぼっち25/02/24(月) 23:39:06

    (……少し前に……王城が火事になり、39%ほどが焼失するという事件が起きたことがあるが……)

    (今回の火事でも、同じくらいのパーセンテージで城は焼けた……)

    (誰か、運命の神のようなものがいるとして……それは、同じくらいの火加減で城を炙ることを好んでいるのかもしれない……)

    (そして、エーブリエタースの街もそこそこ焼けた……)

    (この街も……なかなか運が悪い……王城と同じく、前にも火事になったことがある……それも、わりと短めのスパンで……)

    (やはり、こう……城も街も、まとめてお祓いをしてもらうべきなのではないだろうか……?)

    (あまりにも、火の災難に縁があり過ぎる……こういうものは、迷信のように思われても、一度厄除けをしておけば、多少なりとも気持ちが軽くなるのだ)

    (……………………)

    (うん、まあ、火をつけた張本人である私が言うべきことではないかもしれないけど……でも、別に間違ったことを言ってるわけでもない、はずだ)

    (さて、ウルゼオクスリー男爵邸から脱出し、知らん顔して教会に戻ろうとしている私だけれど)

    (そっちの方には、火事の被害は行ってないだろうか……? ちょっと不安な帰り道であった)

    (実際、どうだろう……? 帰ったら教会も丸焼けとか、嫌だよ私……?)

    (──以下、私に関わる場所が火事の被害に遭ったか、遭わないか)

    教会:dice1d2=1 (1)  (dice1d100=20 (20)  )

    アカデミア:dice1d2=2 (2)  (dice1d100=13 (13)  )

    私の実家:dice1d2=2 (2)  (dice1d100=32 (32)  )

    山の上の偽ブランド工場:dice1d2=1 (1)  (dice1d100=66 (66)  )

    (1、無事 2、被害アリ)

    (被害アリの場合、カッコの中身が被害の程度)

  • 13ぼっち25/02/26(水) 21:24:15

    火の流れた方向から考えると……教会は、まあ、無事だな……。

    山の上の偽ブランド工場も……うん、大丈夫そう……。

    他は……。

    ……アカデミアと……私の実家……。

    し、しまった……火事になった方角に、そのふたつがあるぞ……!

    ど、ど、どうしよう……アカデミアが丸焼けになったら……星喰学派の拠点が失われる……フリーラックス先生にめちゃくちゃ怒られちゃう……!

    いや、そっちはまだいい……実家が焼けたら……パパとママが怪我してたら、どうしよう……!?

    (私はいても立ってもいられず、火事にやられた地区へと向かった)

    (まず、アカデミアだが……)

    教師( ´_ゝ`)「生徒、教職員の皆さんにお知らせでーす。アカデミアは屋根がちょっと焦げたから、しばらく葺き替え修理をするよ」

    教師( ´・∀・`)「まあ、大したことないから、3日ぐらいで元通りになるけどね」

    ……よ、よかった……こっちの被害は軽微だ……。

    でも、私の実家の方はどうだ……? こちらも無事だといいんだけど……。

    (しかし、それはさすがに考えが甘かった)

    パパ(;´_ゝ`)「あ、お帰り、エメラチェリー。ひどい火事だったねえ」

    パパ……! 大丈夫だった!? 怪我はない? ママは!?

    ママ(* ゚∀゚)「安心して。私たちはすぐに逃げたから、怪我なく済んだよ」

    パパ( ^ω^)「うむ。素早い決断が功を奏したな」

    ほ、ホント? よかった……!

    ママ┐('~`;)┌「でも、家の方が1部分、火にやられちゃってね……」

    dice1d4=4 (4)

    1、あんたの部屋が焼けちゃったよ

    2、私たち夫婦の寝室が焼けちゃったよ

    3、家業のパン屋部分が焼けちゃったよ

    4、こねておいたパン生地が焼けて、新商品ができちゃったよ

  • 14ぼっち25/02/27(木) 19:02:18

    ママ( ´Α`)「家の裏手に、発酵室があったでしょう?」

    うん……こねたパン生地がいい感じに発酵するように、温度と湿度を調節できる小屋だったよね……。

    パパ( ;´・ω・`)「あそこだけがピンポイントに焼けてなぁ。もう煙と煤で真っ黒よ」

    ええっ……!? じゃあ、パン屋としての仕事はどうなるの?

    まさか、もうやれなくなるとか言うんじゃ……。

    ママ( ^ω^)「いやぁ、それは大丈夫。発酵具合の調節が少し面倒になるだけで、発酵室以外でもパン生地の発酵はできるからね」

    パパ( ´∀` )b「むしろ、熱々の煙で燻製するみたいに焼かれたパン生地が、これまでにない食感のパンになっていてな!」

    ママ( =^ω^)「表面がカリッとしてて、中はモチモチなの。しかもスモーキーな香りがいい感じに食欲をそそるのね」

    パパ( ・∀・)「うちの店に今までなかったタイプだよ。基本、フワフワ系のパンで勝負してきた店だからなあ」

    ママ( ^∀^)「この燻製パンを意図的に作って、新商品にできれば、発酵室が焼けたマイナスはすぐに取り返せるわ!」

    へ、へぇ……。

    とりあえず、心配する必要はまったくなかったと見ていいんだよね……?

    パパママ(・ω・)・ω・)「「うん」」

    (家の焼け方がひどかったり、ふたりが怪我をしてたりしたら、私の貯金を崩して助けなきゃとか思ってたんだけど……)

    (そんな事態にならなくて、よかった……本当によかった)

    (ちなみに、新商品燻製パンのその後の売れ行き)

    dice1d100=11 (11)  (数字が大きいほど大ヒット商品)

  • 15ぼっち25/03/01(土) 11:22:14

    パパ(ヽ´ω`)「……………………」

    ママ( ´_ゝ`)「……………………」

    ……………………。

    (新商品の燻製パンは……あんまり売れませんでした……)

    (うちの店はもともとフワフワ系のパンでやってきた店なので、常連さんは癖の強い新商品より、そっちの方を好むようです……)

    (まったく売れなかった、ってほどでもないので、大損はしてないけども……)

    (焼けた発酵室を作り直したら、それで儲けが尽きてしまう程度には……大したことない感じで終わってしまったようです……)

    ま、まあ、新製品なんて、こんなもんだよね……。

    めちゃくちゃヒットする商品が生まれることの方が、奇跡なんだから……。

    パパ( ノД`)「とりあえず素直に、求められてる柔らかパンをつくって、軌道を元に戻そうと思うよ……」

    ママ( ´-`)「うん……そうしようか……」

    (頑張れパパ。頑張れママ。商売の道は険しく長いものなのだ)

    ……さて。

    とりあえず、麻薬組織のボスは倒したし……火事でも極端に面倒なことは起きなかったし……諸々の問題は片付いたな……。

    いろいろやって疲れたし、少し休むか……。

    ……………………。

    ……忘れてることないよな……? 麻薬関係で、やり残してること……。

    …………あっ!

    教会に隠してる神父様と刺客の死体! 隠しただけで、始末するの忘れてた!

    あれが発見されたら、面倒なことになる!

    (私は大急ぎで、教会に戻った)

    (ふたつの死体は……)

    発見:dice1d4=4 (4)  (1~3、されてない 4、されちゃった……)

    腐乱度:dice1d100=81 (81)  (100に近いほど腐って異臭を放ってる。10以下でまるで生きてるような保存状態)

  • 16ぼっち25/03/02(日) 20:25:55

    小僧( ・∀・)「ボクは教会で働いてる小僧! お掃除したり細かいものの修理をしたりするのがお仕事なんだ!」

    小僧( ´∀` )b「今日はチーズ作りのために必要な樽を、普段は誰も入らない地下室に取りに来たぞ!」

    小僧( -∀・)「おや……? さすがにチーズの発酵に使ってる樽だからか、嗅ぎ慣れない臭いがするぞ……?」

    小僧( ; ゚Д゚)「いや……嗅ぎ慣れないなんて生易しいものじゃない……この気持ちの悪い腐敗臭はいったい……オエッ!?」

    小僧(;´゚д゚`)「ウワーッ!? 樽のフタを開けたら、ものすごく腐乱した死体が!? 誰か、誰か来てぇ~っ!!」

    ……………………。

    ……教会に帰ったら……地下室で死体が見つかったって……大騒ぎになってる……。

    くそぅ……パパとママの新作パンの売り上げがどうなるか気になって、何日も教会を空けたのが仇になった……。

    シスター・ネゾの事件に続く、教会で起きた殺人事件だということで……警察も気合い入れて捜査を始めちゃってる……。

    まずい……犯人が私だとバレることだけは、何としても回避しなければ……。

    今までに私は、殺人事件の犯人の罪を暴くために、何度も警察の捜査に協力してきたが……。

    今回は、私が罪を逃れるために、警察を撹乱するべく動かねばならないようだ……。

    そのために……まずは、何をしよう……?

    ……ああ、そうだ……捜査責任者に接触するのがいいな……。

    (今回の事件の捜査を指揮しているのは……?)

    dice1d4=2 (2)

    1、おなじみ、聖堂騎士のクラージュ様

    2、エーブリエタース警察のベテラン刑事部長

    3、バリウラ王国中央警察庁の若手エリート警視

    4、街でウワサの素人名探偵

  • 17ぼっち25/03/04(火) 20:39:02

    部長( ・ω・)「私が、エーブリエタース署のガストン・ミオング刑事部長だ」

    部長( ´д`)「まさかこの教会で、再び殺人が起きるとは。何か良くないものにでも憑かれてるんじゃないのかね」

    部長( =^ω^)「まあ軽口を叩くのはほどほどにして、しっかり現場を調べよう」

    部長( ノ^ω^)ノ「ピーター、ロイ、お前らは教会の人たちから話を聞いてこい。グラハムは遺留品の記録。シランゼル博士は速やかに死亡推定時刻を出してくれ」

    ……ふーむ。

    物陰から様子を観察してみたけど……あの年配の刑事部長が捜査班のボスみたいだな……。

    キビキビと指示を飛ばしてて……経験の深さを感じる……熟練の仕事人といった風情だ……。

    これを騙しきるのは、なかなか骨が折れそうだぞ……。

    👮‍♂️「すいませーん。この教会の方ですか? 今、事件の被害者の身元を調べてまして……」

    (おっと。おまわりさんが私にも話しかけてきたぞ)

    👮‍♂️「ひとりはこの教会の、エイプレス神父だとわかったんですがね。もうひとりの女性が誰かわからなくて。心当たりはないですか?」

    えーっと、すみません……わ、私、怖くて、死んだ人の顔を見られなくて……。

    👮‍♂️「あ~……まあそれも仕方ありませんね。髪色はこれこれこうで、こうこうあれな特徴があったのですが……」

    ううん、こ、心当たり、ないですね……。

    👮‍♂️「そうですか……うーん、誰に聞いても知らないって言うし、これは完全な部外者かな……」

    部長(*`Д´*)「おい、ピーター、ちょっと来い。ちょっとした手がかりを見つけたぞ」

    !?

    (ううっ、この刑事部長、動きが早い……)

    (手がかりを見つけただって……? 大したものじゃないといいんだけど……)

    刑事部長が何を見つけたか:dice1d4=2 (2)

    1、被害者の身元に繋がる持ち物

    2、死因の特定

    3、犯人の身長

    4、この部長、マッドネス知ってやがる!

  • 18ぼっち25/03/05(水) 19:59:10

    医者(*´ω`*)「私はドクター・シランゼル。検死医じゃ」

    医者( ´∀`)「今回の死人は男性と女性ひとりずつ。どちらも10日以上は放置されている。男性の方が、1日から3日ほど先に亡くなっているのう」

    医者( ´∀` )b「死因は、どちらも銃のようなもので撃たれておる。女性はひどく損壊されておるが、これは死後にやられたものじゃな」

    👮‍♂️「銃……となると、ギャングなどの武装犯罪組織が絡んでいる可能性が高そうですね」

    部長( `д´)「いや、ことはそう簡単じゃねえ」

    部長( ゚皿゚)「組織的な犯行だとすれば、死体を腐敗するまで放置したりはしねえ。ふたりか3人いれば、どこへでも運び出して始末できる」

    部長(`Д´)ノ「犯人にはおそらく、死体を処理する体力と、時間的余裕がなかったんだ。つまり、普段はまともな生活をしている、単独の人間の仕業なのさ」

    👮‍♂️「なるほど……しかし、そんな人間が、なぜ銃なんて凶器を用いたのでしょう? 用意するにしても、処分するにしても、相当手間のかかるものですよね?」

    部長( ^ω^)「いいところを突いているぞ、ピーター!」

    部長(*´∀`*)「つまりよ、犯人は、一般人でありながら、普段から銃を自然に扱える立場にある人間だってことさ」

    部長(* ゚∀゚)「包丁や金槌より、銃で撃つのが早いと考えられるやつだ……たとえば、猟師か……警察官か……」

    部長( ノ^ω^)ノ「あるいは、魔法使いということもあり得る。魔法については、俺はあまり詳しくないが、中には銃で撃つのと同じ効果の魔法もあるそうだ」

    部長( ・`ω・´)「そういうわけなんで、ピーター、お前はこの辺で銃に関わる仕事に就いている人間をリストアップしてくれ」

    部長(。・`з・)ノ「銃みたいな魔法を扱う……鉄属性、だったかな……その種の魔法使いも調べてくれ。そのリストの中に、俺たちの求める犯人がいるはずだ」

    ……や、ヤバい……この刑事部長さん、すごい有能っぽいぞ……。

    早く妨害しないと、ホントに尻尾をつかまれちゃう……ええと、どうしよう……どうしよう……!?

    (私の方針は……?)

    dice1d4=4 (4)

    1、現場を破壊したり、死体を破壊したりして、証拠隠滅をはかる

    2、調べても意味のない偽の証拠をばらまく

    3、罪を着せる相手、スケープゴートを用意する

    4、刑事部長を始末するしか……!

  • 19ぼっち25/03/07(金) 18:52:27

    こんな早い段階で……鉄魔法使いを容疑者に入れるような慧眼の持ち主は……放っておけない……。

    私が何らかの小細工を弄して、間違った方向に誘導しようとしても……この人なら見破ってしまいかねない……。

    私の身の安全を確保するには……可哀想だが……このガストン・ミオング刑事部長を、この世から排除するしかなさそうだ……!

    しかし……どうする?

    ここは殺人現場……捜査のために、警官がワラワラと集まっている……。

    物陰から刑事部長を銃撃して始末したとしても……あっという間に他の警官に囲まれて……捕まってしまうだろう……。

    かといって、私に都合のいいチャンスを辛抱強く待ってたら……その間に、どれだけ調べが進むかわからない……。

    これはちょっとしたジレンマだな……!

    (私は他の警官たちと相談をしている刑事部長を、遠巻きに眺めながら考えを練った)

    (私が捕まらず、疑われず、しかし刑事部長を確実にあの世に送るプランを、材料から吟味してじっくりと組み立てる……)

    ……………………。

    (そして……最終的に、私が採用した暗殺計画の骨子は……)

    dice1d4=3 (3)

    1、刑事部長が教会から出たところを遠距離狙撃

    2、刑事部長の乗り物に爆発物を仕掛ける

    3、殺人現場の地下室に毒ガスを流し込む

    4、暴漢に襲われ、怪我をしたフリをして接近

  • 20ぼっち25/03/08(土) 22:55:20

    ……ちょっと前に……。

    旅行で、スタァライト共和国を訪ねたとき……その国の宰相を暗殺しないといけなくなったことがあった……。

    そのミッションでは……殺傷力の高い毒ガスを使用して、標的を始末したんだが……。

    この毒ガスの製法を……私は今も、覚えている……。

    ……というか……余りをまだ持ってる……。

    ……………………。

    ちょっと、部屋から取ってこよう……。

    (そして、持ってきたのがこちらのふたつの小瓶になります)

    これは、一種のバイナリー・ガスだ……。

    別々の瓶に入っている2種類の液体は、それぞれ単独だと無害だけど……混ざり合うと、凶悪な毒ガスを発生させる性質を持っている……。

    ガスは……空気よりやや重めなので……階段の手前で混ぜ合わせれば……首尾よく、標的のいる地下室に流れ込んでくれるというわけだ……。

    と、いうわけで……さっそく、A液とB液を混ぜていくよ……レッツゴー……!

    (ふたつの瓶の中身を階段にこぼし、混合する)

    (10秒も経たないうちに、シューシューと不気味な音を立ててガスが発生した)

    (私はそれを吸わないように、速やかに階段を登り、高いところから様子をうかがう)

    重力に従うなら……ガスは刑事部長たちがいる地下室に充満してくれるはずだが……はてさて……。

    毒ガスの殺意:dice1d100=86 (86)

    刑事部長の運:dice1d100=58 (58)

    (下が高いと生き延びる。上が高くても、上と下の差が小さいと死ぬまでにいくらかの猶予が生まれる)

  • 21ぼっち25/03/09(日) 18:51:12

    (無味無臭無色のガスは、まるで蛇のように階段を滑り降り、地下室に溜まっていく)

    部長( `д´)「さて、現場でやるべきことは全部終わった。一度署に戻って、情報をまとめるとするか」

    部長Σ( ̄皿 ̄;;「ピーターが容疑者候補を作ってきたら、その中から有力なのをピックアップして……うっ!?」

    (このベテラン刑事の明晰な頭脳も、肺から血液へ吸収されて全身をめぐる猛毒の前では無力だった)

    部長(#゚Д゚)「こ、この胸の激痛は……鼻と喉にも……グゴゴボボッゲホオガホッ!?」

    (激しく咳き込みながら倒れ込み、肩を痙攣させ始める。鮮やかな色の血を吐き出し、床を汚す)

    (もう、助からない)

    (私はしばらくそのまま、階段の上で待機する……刑事部長の死を確かめるために、毒だらけの地下室に降りるなどという危険を冒す気はない)

    (少しだけ待てばいいのだ。私の作った毒ガスは強力だが、いつまでもずっとその場に留まるというものでもない)

    (換気せずとも、空気中の酸素によって数分で分解され、無害化する。地下室に踏み込むのは、それだけの時間が経ってからだ)

    (……………………)

    そろそろ、いいかな。

    (20分ほど待ってから、私は慎重に階段を降りた)

    (石の床を引っ掻くようなポーズで、ガストン・ミオング刑事部長は事切れていた)

    (そして……)

    巻き添えになって亡くなった人の数:dice1d10=4 (4)  (-1)

  • 22ぼっち25/03/10(月) 23:28:33

    医者( ; ゚Д゚)「さて、そろそろ遺体の運び出しを……むっ!? 刑事部長、どうした!? 急病か……ごぼげはっ!?」

    👮‍♂️「おげええぇえっ!? ぶごはーっ!?」

    👮‍♀️「あがががっ、ぐほっ、うげあっ、ぐうぅっ」

    (バタバタ、ドサッ、ドサッ、ドサッ)

    ……………………。

    ……ふむ。

    刑事部長以外に巻き込まれたのは……3人か……。

    事件現場だし、もっと大勢のおまわりさんが居残ってる可能性も考えていたけど……まあ、想像より少なく済んでよかったと言うべきか……。

    ともかく、事件を最短距離で解決し得るブレインは始末できた……。

    エーブリエタース警察署の人材が、どれほど充実しているのかはわからないけど……さすがにこの刑事部長より切れ者がいるとは、思いたくないね……。

    ……あとは……証拠隠滅もしないと……。

    傷口から、銃魔法までたどり着かれるのなら……死体をもう少し損壊して、死因をわからなくしておこう……。

    鈍器や刃物で潰──す、のは……ちょっと気持ち悪いな……。

    散々マッドネスしといて何を、と思うかもしれないけど……ほら、腐乱死体をこの手で潰すのはね……やっぱり、衛生的にね……?

    ……また、あれに頼るか……?

    制御はできないけど、何だかんだで頼りになる、犯罪隠滅の常套手段……。

    …………放火…………。

    (もう何度目かもわからないが、わりと考えにバリエーションのない私は、死体のゴロゴロ転がる地下室に油を撒き、火をつけたのだった)

    (その結果……)

    火勢:dice1d100=69 (69)

    (50でちょうどよく地下室だけ焼ける。数が小さすぎると生焼け。51以上で上の教会にも被害が及ぶ)

    (80以上でまーたエーブリエタースの街が焼けるし、90以上で王城も焼ける)

  • 23ぼっち25/03/12(水) 23:36:26

    もうね……さすがにね……こんなに何度も放火してると……加減というものがわかってくるよね……。

    この程度だとほとんど火が広がらないとか……こうすると、バカみたいに延焼しまくるとか……。

    今回は……地下室とその周辺だけ焼けてくれればいいので……それ相応の量の油を撒こうと思う……。

    (トクトクトクトク)

    ……これくらいかな……?

    では、着火……。

    (メラメラ……メラメラメラメラ……ゴオオオォ……)

    (パチパチパチパチ……キャーッ……カジダァアーッ……ニゲローォ……)

    ……………………。

    ……ちょっとばかし、想定より燃えすぎて……教会の地上部分が、被害を被ってしまったけど……ま、まあ、この程度なら誤差だろう……。

    馬車の荷台に荷物を積載するときも……はみ出しが、荷台の幅の10%までなら……法律違反にならないんだ……。

    教会のダメージも……10%か……20%ぐらいだと思うので……よし……よしったら、よし……!

    当初の目的は、私の殺人の証拠隠滅と……優れた捜査官の抹殺なのだから……それが達成されるなら、この際、何でもよし、だ……!

    (実際、現場の焼失とミオング刑事部長の死により、教会地下室における2重殺人事件はほぼ捜査不可能となった)

    (一時はどうなることかと思ったが、これで私も枕を高くして寝られるというものだ)

    (……それはそれとして、教会が一部焼けたことで、私のシスターとしての業務には支障はなかったかな?)

    dice1d4=1 (1)

    1、礼拝堂が焼けたので、その修理を任されることに

    2、食堂が焼けたので、しばらく外食をしなくてはならない

    3、家畜小屋が焼けたので、ワンダが文句言ってきた

    4、シスターの宿舎の、私の部屋がピンポイントで焼けた……

  • 24二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 17:51:55

    ここって書きこんでいいんですか?

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 11:29:24

    >>24

    良いと思うよ

    多分

  • 26ぼっち25/03/15(土) 20:10:53

    神父( ゚д゚)「えー、先日、うちの教会で火事が起きました」

    神父( ´Α`)「出火元である地下室は、殺人事件の被害者ふたりに加え、警察関係者4人が亡くなるという呪わしき出来事が起きたので、もう埋めてしまう予定です」

    神父( ;´・ω・`)「しかし、他にも焼けた場所があります。いつもみんながお祈りに使っている礼拝堂です」

    神父(;`・ω・)ノ「ここが煤だらけ、焦げだらけだと、日々のお勤めに支障が出ます。信徒の皆さんも不安になるでしょう」

    神父(*´∀`*)「と、いうわけで、みんなで協力して、礼拝堂の修理をしまーす」

    シスターs(・ω・(・ω・(・ω・)「「「がんばりまーす」」」

    神父( ´∀` )b「シスター・エメラチェリー、魔法で空を飛べるあなたは、天井付近の修理をしてください」

    はーい……かしこまりましたー……。

    ……ふう……一時はどうなることかと思ったけど……うまく殺人事件はうやむやにできたな……。

    ごまかすためにつけた火のせいで、礼拝堂の修理という余計な仕事を背負い込む羽目になったが……殺人犯として捕まるよりは、ずっとマシだ……。

    (魔法で浮遊し、天井の焦げ目を削ったり、補修板を打ちつけたりする)

    神父( ^ω^)「みなさーん、うまくやれてますか~?」

    はーい……。

    シスター(;゜∀゜)「あのー、すみません、神父様。こっちでちょっと問題が……」

    神父(´・ω・`)「ふむ? どうしました?」

    dice1d4=1 (1)

    1、祭壇に使われている特別な素材の板が足りない

    2、天使屋根に使われている細かい彫刻が再現不可能

    3、大きな石の水盤が割れてる

    4、捨て子が軒下に……


    >>24

    【ええんやで……】

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 21:09:40

    裏スレないのでここでキャラ作っちゃっていいですか?

  • 28ぼっち25/03/15(土) 21:17:11

    >>27

    【ええんやで……(*´ω`*)】

  • 29二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:27:37

    このレスは削除されています

  • 30新人類25/03/15(土) 23:30:05

    魔術師キャラを作るときのテンプレ

    属性

    dice1d7=3 (3)

    それぞれの数字が闇、地、時、魂、熱、鉄、血にそれぞれ対応する

    多属性

    dice1d100=68 (68)

    ■を振って出た数だけ属性を追加しよう

    dice1d6=4 (4)

    初期トング量

    dice10d20=17 19 18 20 17 19 5 19 13 12 (159)

    100で一般的魔術師、150越えたらエリートさん

    種族ダイス:dice1d8=5 (5)

  • 31新人類25/03/15(土) 23:35:49

    寮ダイス:dice1d6=1 (1)

  • 32ぼっぢぃ、仲間がい"るよ!25/03/15(土) 23:38:07

    コテハンはこれで

  • 33ぼっぢぃ、仲間がい"るよ!25/03/15(土) 23:42:41

    これってぼっちさんがやってるストーリー的なのにも入って行っていい感じ?

  • 34ぼっち25/03/15(土) 23:52:03

    >>33

    【正直に言うと……もはや私のスタイルで絡む自信はまったくないよ……!】

    【お互いそれぞれ話を展開して、部分部分で絡むぐらいがいいかもしれない……!】

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 00:04:13

    このレスは削除されています

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 01:29:39

    名前 クラナベル・クラーナリー
    性別 女
    ドング量 159
    種族 獣人
    属性 時
    魔法行使アイテム ?

  • 37二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 01:30:39

    >>36

    取り合えずこんなもん?

    過去スレ漁ってきたけどアイテムの色々がよくわからん

  • 38ぼっち25/03/16(日) 18:27:21

    シスター(;・∀・)「祭壇を直そうとしたんですが、板の色がちょっと合いません。この色の板ってどこにありますか?」

    神父( ゚ε゚;)「あっ! これは、鋼木だね。木材に見えるが金属で、地中から生えてくるという不思議な素材だ」

    神父(;´_ゝ`)「丈夫だから、特に大切な祭壇に用いていたんだけど……同じ素材のストックはちょっとないな……」

    シスター(,,・д・)「材料屋さんで買ってくるわけにはいかないんですか?」

    神父(;`・ω・)ノ「材料屋さんにはなかなか入らない素材なんだよ。入ってもちょっとお高い。今はほら、この街で火事が頻発したから、建材がどれも値上がりして……」

    シスター(;・∀・)「あー……それじゃ、祭壇は別の木材で作り直した方がいいかもしれませんね」

    神父(´゚ω゚`)「うむ……その通りだ。そうなんだが……やっぱり、鋼木製の祭壇に、みんな慣れてるからなぁ……」

    神父(*・ω・*)💡「あ、そうだ! シスター・エメラチェリー、ちょっといいかね?」

    はい? ……どうなさいました、神父様?

    神父( ノ^ω^)ノ「天井の修理が終わったら、ちょっと鋼木を採りに行ってくれないかね。希少素材でも、産地で伐採してくればタダだ」

    ええっ!? ……鋼木の採れる土地が、この近くにあるんですか?

    神父( ´∀` )b「うむ。あの素材は、戦場跡によく生えるからね。この辺だと、dice1d4=1 (1)  に行けば見つかるはずだよ」

    1、郊外の広い草原

    2、山の上の廃砦(私の偽ブランド工場のあるとこ!)

    3、森の中の廃村

    4、王城裏の大霊園


    >>36>>37

    【キャラメイク……乙……】

    【アイテムは、ホントに何でもいいよ……魔法の杖的なやつだけど、形は決まってない……】

    【魔法使いらしい杖でもいいし、魔法少女っぽいステッキでもいいし、ただの木のこん棒でもいいし、私みたいにダジャレでトングにしたっていいのだ……】

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:31:48

    >>38

    闘いたい人なんでガントレットとかはありです?

  • 40ぼっち25/03/18(火) 13:50:45

    神父( ´∀`)「ここからガーッと東に行って街を出るとね、すっごい広い草原に出るのさ」

    神父(;^ω^)「そこは何百年も前に、dice1d4=3 (3)  があった場所でね。大勢の人が亡くなったんだ」

    1、農民の一揆

    2、貴族の反乱

    3、魔物の大群の襲撃

    4、天下一バトル会

    神父( ノ^ω^)ノ「だから、鋼木が生えやすい土地になってる。あの素材は、戦場跡で育つ性質を持っているからね」

    神父( ´∀` )b「具体的に誰かが所有している土地というわけではない、共有地という扱いだから、鋼木を見かけたら許可を取らずに持ち帰っていいはずなんだ」

    なるほど、そこで素材を採集できれば、材料屋さんで高い鋼木を買わなくてもいいというわけですね……。

    わかりました、行ってきましょう。

    神父(*´∀`)「ありがとうねー」

    ……でも、なんでそんな貴重な素材の取れる場所なのに、誰も所有権を主張していないんですか?

    土地の権利を買って、素材の採掘権を売るとかすれば……とても儲かるでしょうに……。

    神父( ^ω^ )「dice1d4=1 (1)  」

    1、大昔にそこで死んだ人たちの幽霊が出るという噂がある

    2、その周辺で魔物や盗賊団に襲われる被害が続出している

    3、なぜか異常に道に迷いやすい土地

    4、大昔じゃなく最近そこで死んだ人たちの幽霊が出るという噂がある


    >>39

    【ええんやで……(*´∀`*)】

  • 41ぼっち25/03/19(水) 23:53:32

    神父(*´ー`*)「魔物の大群と、バリウラ国軍の討伐隊が激突して……戦争もかくやと言うほどのおびただしい死者が出たそうだ」

    神父( ´д`)「それ以来、あの草原に入ると軍人さんの幽霊に出くわすという噂が流れるようになった」

    神父┐('~`;)┌「もちろん、ただの噂だ。土地を開発してひと儲けしようと考える者たちは、噂なんかに惑わされない現実主義者ばかりだったが……」

    神父( ;´・ω・`)「彼らはみんな、土地を購入する前に計画を中止した。全員が全員、下見の時点で、幽霊をその目で見る羽目になったからだ……と、言われている」

    ……つまり、バリウラ王国でも屈指の心霊スポットというわけですね……。

    幽霊……幽霊かぁ……肉体のないものに、魔法の銃弾って効くのかなあ……効かないよなぁ……。

    神父(;゜∀゜)「やっぱり、嫌かな?」

    いえ、行ってみますよ……危なそうだったら、すぐ引き返してきます……。

    (私は土地を大規模に掘り起こして、死者の眠りを妨げたいわけではない。祭壇を修理する程度の量の鋼木をちょっと引っこ抜きたいだけだ)

    (大昔の軍人の霊が今もそこにいるのだとしても、きっとお目こぼししてくださるだろう)

    ……と、いうわけで、郊外の草原にやってきたのだ……。

    だだっ広くて……辺り一面に青々とした草が生い茂っていて……それが風に吹かれて、さやさやと揺れる様は……何とも寂寥感のあるものだ……。

    ……………………。

    dice1d4=3 (3)

    1、特に霊は見当たらないし、変な感じもしない……素材採取を始めるか

    2、気のせいか、背筋がゾワゾワするな……ずっと、誰かに後ろから見られてるみたいな気分だ……

    3、草原に入る前からもう足が重い。髪や服を誰かに引っ張られているような……いや、気のせいなんだろうけど……

    4、後ろから誰かがついてきてる気配があるし、なんなら耳元でずっと小声で囁いてきてる

  • 42ぼっち25/03/21(金) 21:33:03

    ……幽霊のたぐいって……やっぱり、実在するんだろうか……。

    空はこんなに晴れていて……見張らしもよくて、爽やかなのに……なんだろう……ものすごく空気が重いぞ……。

    まだ、ここ、草原の端っこなのに……水飴で満たされたプールに足を突っ込んだような、粘り気を感じる……。

    私の本能が、草原の中に行くのを拒んでいるのか……それとも、他の誰かの意志が働いているのか……今の時点ではわからないけど……。

    さっさと鋼木を掘り返して、帰るというのは……難しいんじゃないかって予感がする……ひしひしと……。

    (ぐいっ)

    …………?

    今、誰か、私の服のそで、引っ張った……?

    ……気のせい、だよね?

    (ぐいっ、ぐいっ)

    ……今度は、髪の毛引っ張られたぞ……!?

    これも錯覚か……? 心霊スポットに来たから……神経が過敏になっているだけか……?

    いや、そうとも言いきれない気がする……というか、気のせいで片付けたら危険な気がする……。

    何か、害意のある敵がいると見なして行動した方が……いざというときに安全だ……。

    ……しかし、敵がいるとして……霊的なものに、どうやって対処すればいいんだ……?

    私、鉄魔法使いだぞ……幽霊に対して効果がありそうな魔法のレパートリーは……残念ながら、ない……。

    …………どうする?

    dice1d4=2 (2)

    1、こういう事態を見越して、塩を持ってきたのだ

    2、神父様から、悪霊を退けるおまじないを教わってきたのだ

    3、セブンスアナライザーで霊が見えたりしないかな

    4、魂魔法使いなら頼りになりそうなので、ワンダを連れてきたのだ

  • 43二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 23:25:58

    すいません、ちょっと色々用があり書き込めませんでした、
    魔法行使アイテム ガントレット、
    彼女の少し好戦的な性格をそのまま映した様な恐ろしい物、

  • 44ぼっち25/03/22(土) 22:30:15

    ……あっ……今、記憶がよみがえる……!

    神父(*´ω`*)『もし、あの草原で何か霊障に遭ったら……そのときは、我が教会に伝わる魔除けの儀式を試してみるといいよ』

    そうだ、こんなときのために、神父様から教わったんだった……!

    教会といえば、悪霊退治の総本山だものな……そういった技術も、当然備えているというわけだ!

    ええと、どうするんだっけ。思い出せ、思い出せ、私……ついさっき聞いたばかりだぞ……!

    神父(*´ω`*)『よく覚えて、間違いのないようにするんだよ……やり方は、以下の通りだ』

    神父(*´∀`)『まず、dice1d4=4 (4)  をして……』

    (1、目をつぶる 2、まっすぐ前を見る 3、座る 仰向けに寝る)

    神父( -∀・)『次に、dice1d4=3 (3)  を手に持つ……』

    (1、自分の髪 2、刃物 3、食べ物 4、とにかくその場で手を伸ばして触れたもの)

    神父( ・ω・)『それから、大声でdice1d4=2 (2)  ……』

    (1、犬の鳴き真似をして 2、自己紹介をして 3、「捕まえた」と叫んで 4、歌を歌って)

    神父( ´∀` )b『最後に、dice1d4=1 (1)  すれば、悪霊は清められるであろう!』

    (1、腕を上下に力いっぱいスイング 2、正拳突き100回 3、右向きに10回転 4、「立ち去れ」と10回絶叫)

  • 45ぼっち25/03/24(月) 01:36:55

    まず……仰向けに寝る……。

    (草原の柔らかい草を毛布代わりに、私は大地に身を横たえた)

    手に食べ物を持って……。

    (ポケットからバナナを取り出し、空に向かって掲げる。たまたま、おやつに食べようと携帯していたものだ)

    次に自己紹介……えーと……。

    我が名はエメラチェリー・ラダー! アカデミアの学生にして、教会でシスターとしても務めるマルチタスクないきものー!

    (最後に、腕を上下に、思いきり振る……!)

    うおおおおぉぉぉぉ──ッ! 我が名はエメラチェリー・ラダー! エメラチェリー・ラダーをどうかよろしくー!

    (口で名乗りを上げるのを継続しながら、ブンブンブンブンと、風切る速度でバナナを振り回す)

    (これで……これで本当に悪霊が祓えるんですよね……? 信じますよ神父様……!)

    結果:dice1d4=2 (2)

    1、効果覿面! 私を邪魔していた重い空気が霧散したぞ!

    2、効果はあったけど、代わりに魔物が寄ってきたよ

    3、通りすがりの人に見られた

    4、知人に見られた

  • 46ぼっち25/03/24(月) 22:15:48

    悪霊( ; ゚Д゚)『……………………』

    悪霊( ゚ε゚;)))))『ヤッベ,フシンシャヤ……チカヨラントコ……』

    ……あっ……なんか……ジタバタしてたら……手足の重みがなくなってきた気がするぞ……?

    もしかして、本当に効いたのか……? 恥ずかしいなーって思いながらも、儀式を完遂してよかった……!

    (悪霊の退散を感覚で悟った私は、立ち上がって辺りを見回した)

    (爽やかで軽やかな風が駆け抜け、袖や髪を引っ張られる感覚もない……私は無事に霊障を乗り越えたのだ)

    よし、よし……霊さえいなくなったのなら、ここはもうただの広々とした原っぱに過ぎない……。

    あとは、鋼木を見つけて、持って帰ればよし……その作業を邪魔する者はもういないぞ……気が楽になった……!

    (そう思って背伸びした私に、近付く影が……)

    (そう、あの大声をともなう儀式は悪霊を遠ざけてくれたが、代わりに魔物という実体のある脅威を呼び寄せてしまったのだ)

    (やってきたのは……)

    dice1d15=1 (1)

    1、グボたん 2、ンガイ 3、怪鳥 4、ケットマッヘ 5、ライムピッグ

    6、バイス 7、キグラス 8、ラバーシューズ 9、臭豚 10、バンサンカン

    11、ヘリオスフィア 12、ローリングホイール 13、ブラッディマリィ 14、観念の亡霊 15、ノックマン

  • 47ぼっち25/03/26(水) 18:08:06

    🦈「ンゴー」

    🦈「ンゴゴー」

    ……グボたんが、来たか……。

    こいつら、ホントどこにでもいるよね……。

    まあ、だからこそ、最も親しみの持てる魔物として知られているわけだが……。

    (私は迫り来る脚付きサメたちから目を逸らさず、ゆっくりと立ち上がって、装備品をバナナからトングに持ち替える)

    さて。

    魔種や覇種ならいざ知らず……今さらグボたんに遅れを取る私ではない……。

    人の声につられて寄ってきたのが、運の尽き……いい感じに駆除してあげよう……!

    (自信過剰ではない。実際、こいつら程度なら、今の私ならどれだけ数がいても撃滅できる)

    (……いや、どれだけ数がいても、は言い過ぎた。でも、よっぽどの大群でない限りは本当に楽勝でいけるよ?)

    (……そういえば、数えてないけど、寄ってきてるグボたんたちの具体的な数はどれくらいかな?)

    dice1d4=2 (2)

    1、dice1d10=2 (2)  体

    2、dice1d30=19 (19)  体

    3、10+dice1d40=26 (26)  体

    4、dice1d1000=843 (843)  体

  • 48二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 20:26:11

    これって導入から始めるの?

  • 49ぼっち25/03/28(金) 19:32:32

    ひーふー、みーよー……。

    全部で……19体か……。

    🦈×19「ンゴゴー」

    ……よし! 問題なし!

    (ガガーン……ドギュドギュ、ドギュウゥーンンン……)

    🦈「ンゴーッ!?」

    (私の銃撃魔法によって、なす術もなく狩られていくグボたんたち)

    (彼らも私を取り囲んで倒そうとするが、残念ながら彼らのフットワークでは、動き回る1個人を捕らえることなどできはしない)

    (海の中でも陸上でも満足に活動できない哀れなフィジカルこそ、グボロ・グボロという魔物の特徴なのだ)

    (もちろん、そんなであっても、100も200もいたらさすがに捌ききれないが……)

    (19体なんて、半端な数でやってきてしまった自分たちの短慮を……恨むがいい……)

    (……ほどなくして、グボたんたちは全員、この地に眠る霊たちの仲間入りを果たした)

    さて、これで今度こそ邪魔者はいなくなった……いい加減、鋼木を掘って帰らなくちゃ。

    鋼木は大地から生えるというけど……素人の私でも見つけられるかな……?

    (一面に柔らかい草が生い茂り、風によって海原のように波打つ草原を見渡しながら、私は鋼木を探し始める……)

    dice1d4=3 (3)

    1、あ! けっこうガッツリ柱っぽくでかいのが生えてる!

    2、タケノコみたいに、先端がちょびっと地面から突き出ているね

    3、私、鉄魔法使いだし、鉄の気配のあるなしとか本能的にわかるよ

    4、なんか柱が生えてるどころじゃない鉄骨製の巨大構造物が見えるな?


    >>48

    【どう……にゅう……? どういうこと……?】

    【始め方に……決まりも傾向も……ないよ……? 自由……】

  • 50ぼっち25/03/29(土) 22:56:13

    鉄魔法は……ドングから鉄を発生させることもできるが……。

    自然にある鉄分を取り出して、それを利用することもできるんだよね……。

    というか、後者の方がドングの消費が少なくて、圧倒的に楽だから……私は主にそっちのやり方で魔法を使ってるな……。

    そんなわけだから……鉄魔法使いは、地面に含まれてる鉄分の多い少ないを……本能的に感じ取ることが……できたりする……。

    警察犬が、臭いで証拠品を見つけ出すように……地面に埋まっている鋼木のありかを……感覚で探り出してみせるぞ……。

    ……ふむふむ……ふーむふむ……。

    (しばらく、草原をうろうろ)

    ……あっ。こっちに濃厚な鉄分の気配……。

    砂鉄みたいに分散してなくて……直線的な雰囲気だから……ほぼ確実に、鋼木だろう……。

    よし、この位置だ……さっそく、シャベルで掘ってみよう……。

    ちょっと前にやった、穴を掘っては埋め戻すバイトの経験を、今こそ活かせ……そりゃあ~……!

    (ざっくざっくざっくざっく)

    (結果は……)

    dice1d4=2 (2)

    1、よし! dice1d4=2 (2)  mほど掘り進んで、鋼木を手に入れたぞ!

    2、ぜえ、はあ……5+dice1d10=5 (5)  mほど掘り進んで、鋼木を手に入れたぞ……!

    3、鋼木と、何か歴史を感じる古びた剣を掘り出したぞ

    4、胸に剣の刺さった新鮮な死体を掘り出したぞ

  • 51二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:37:34

    >>49

    (いや、ストーリー的なのを書いてもいいのかなって)

  • 52ぼっち25/03/30(日) 23:46:49

    (ざっく……ざっく……ざっく……)

    (ざっく……ざっく……ざっくざっく……ざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっくざっく……)

    ひー……はー……ふー……ほー……。

    ほ、掘りに……掘ったり……10m……!

    こんなん……シャベル1本で掘る深さじゃないっ……!

    農耕用家畜……いや、重機を使って掘る深度だって……!

    でも、それを実際に……掘り遂げてしまった私……。

    確実に、向上してる……腕力……体力ッ……!

    かつてのひ弱なモヤシのエメラチェリーは、もういないッ……今の私なら、建築現場で屈強な男の人たちに混じって……仕事できる……!

    いや、もちろん、転職の予定はないけど、ね……。

    今の私は教会のシスターで、礼拝堂の修理の一貫として、この草原に鋼木を掘りに来たに過ぎない……。

    ……こんなん……こんなん……私以外のシスターだったら、絶対無理だ……!

    神父様に……詳しく説明して……今後、無茶振りはしないようにと……強く願っておかなくては……。

    (深い穴から掘り出した鋼木を、何とか引っ張り出す私)

    (真っ黒で真っ直ぐな鋼木は、建築に使う鉄骨のようで、自然物とは思えない単純な美しさを持っていた)

    (とんでもない苦労をしたが、これを持ち帰ればミッションは完遂だ)

    (……持ち帰れるかな、無事に?)

    dice1d4=2 (2)

    1、まだドングに余裕があるので、魔法で浮かせてらくらく持ち帰れた

    2、クッッッソ重いので、帰りももちろんひと苦労

    3、実は待機させていた……ロースティッド・アーモンド号!

    4、わぁい! 馬に乗った盗賊さんたちが運んでくれると申し出てくれたぞぉ!


    >>51

    【うん……繰り返しになるけど……自由だよ……?】

  • 53二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 00:17:23

    >>52

    了っすちょっと考えてきやす

  • 54ぼっち25/03/31(月) 21:47:58

    ……さて。

    過酷な労働の末……地面から鋼木を引っ張り出せたわけだけど……。

    ここで更なる問題に直面しました……。

    ……鉄骨と材木の合の子みたいなこの素材……当たり前のように死ぬほど重い……。

    その重いのを……私はこれから……街まで持ち帰らなければならない……。

    ……どうすれば……いいんだろう……?

    荷車とか……馬車とか……運搬手段を用意してくるのを……忘れていた……我ながら、アホみたいなミスだ……。

    魔法で浮かせて運ぼうかと思ったけれど……そこで、先ほどのグボたんたちの存在が効いてくる……。

    あいつらを始末するために魔法を使い過ぎて……ドング量が心もとない……。

    ドングを完全に使いきるつもりで、浮遊魔法を使うという手はあるけど……そうして、もしもまた何者かに襲われたら……対抗手段がなくなってしまう……。

    ……どうしよう……本当にどうしよう……。

    ただでさえ深さ10mの穴を掘って疲れているのに……さらに体力を限界まで振り搾って、重量物を担いで歩かないといけないのか……?

    (途方にくれる私)

    (何か、何か……鋼木を楽に運ぶ手段はないものか?)

    dice1d4=2 (2)

    1、コロを使って運べないか?

    2、鋼木を置いて街まで戻って、人の手を借りるか

    3、この場に留まり、ドングが回復するのを待つか

    4、お前にはものをつかむための両手と歩くための両足があるではありませんか

  • 55ぼっち25/04/01(火) 21:36:11

    うーん……(とりあえず引っ張ってみる)……ぐぬぬぬぬっ……!

    む、無理だぁ……重すぎる……私の腕力だと……少し引きずるのが限界……!

    これは……ひとりでどうにかしようとするのが間違いだな……。

    素直に街へ戻って、運搬用の人夫と馬車を手配することにしよう……。

    多少、金はかかるだろうけど……鋼木を買うよりは安くつくはずだし……。

    さすがに神父様も……その程度の出費は許容して下さるだろう……。

    (というわけで、採掘した鋼木を草原にごろんと置いて、私はエーブリエタースに帰り……)

    ……待てよ……。

    この貴重な素材を、このままにして……この場を離れても大丈夫なものか……?

    魔物なんかは見向きもしないだろうけど、誰かが通りかかって、ラッキーって言って持ち帰る可能性は……あるんじゃないのか……?

    それは困る……10m土を掘って、ようやく手に入れた鋼木だぞ……横取りはされたくない……。

    街に人を呼びに行くとしても……盗難対策はしておいた方がいいかもしれない……。

    (……具体的に、どうする?)

    dice1d4=1 (1)

    1、鋼木に、持ち運び禁止の張り紙をしておく

    2、鋼木に持ち運び禁止の張り紙をした上、周囲に簡単な罠を仕掛けておく

    3、鋼木を穴に埋め戻しておく

    4、鋼木をグボたんの死体の下に隠しておく

  • 56ぼっち25/04/02(水) 22:17:07

    誰も盗んでいけないように、罠を仕掛け……。

    いや、魔法で罠を作るような……ドングの余裕は残っていないな……。

    埋めて隠す……そんな体力もない……もう、両腕ぷるぷる……。

    ……こうなったら……人の善性に期待するしかない……。

    (私はメモ帳に『個人所有物につき、持ち運び厳禁』と書いて、それを鋼木に貼りつけた)

    これで……通りかかった人が……いいものが落ちてると思って勝手に持っていくことを……防げるといいな……。

    そんな上手くいくわけないと……思っているけど……まあ、やらないよりはマシ……だよね……。

    ……さて。

    さっさと街に帰って、人を呼んでくるか……。

    この往復時間が短ければ短いほど……この鋼木が無事である可能性は高まるというものだ……。

    大急ぎで行くぞ……ゴーゴゴー……!

    (と、いうわけで、エーブリエタースにダッシュして、ソッコーで荷運び用の人夫を雇った私)

    (人を連れて、私が鋼木の場所に戻ったとき……見た景色は……!)

    dice1d4=2 (2)

    1、ラッキー! 何も変わらず!

    2、不特定多数の善性に期待する方が愚かだった……鋼木はなくなっていた

    3、鋼木は無事。メモに追加で『りょうかーい』と書かれていた。誰だよ!

    4、なぜか増えてる鋼木

  • 57ぼっち25/04/03(木) 22:17:29

    (数時間後……人夫と荷車を引き連れて、戻ってきた私が見たのは……)

    (ただ草が風に吹かれて揺れているだけの、何もない地面だった)

    (鋼木は、影も形もない……)

    (場所を間違えて覚えていた、なんてことはない。私が掘ったどでかい穴のそばなのだ。間違えようがない)

    (あれだけ苦労して掘り出した鋼木は、ほんの少し目を離していた隙に、何者かによって持ち去られてしまったのだった)

    …………ふ、ふふ、ふふふ。

    や、やはり、あんなメモだけ残して……この場を去るべきでは……なかったな……。

    少し危険でも……罠を仕掛けておくべきだった……人の愛と善意……少なくとも、それを会ったこともない誰かしらに求めるのは……間違いだった……!

    人夫( ;´・ω・`)「あのー。あっしらはどうすれば……?」

    あ、す、すみません。運んでもらう予定のものが……なくなってしまったので……お仕事はナシで……。

    お代は、ちゃんとお支払しますから……。

    人夫(;・ω・)「さ、さすがにそれは……ええと……どうか、お気を落とされないように……」

    (そう私を慰めて、人夫は帰っていった)

    ……ええ、気は落としません。私にはやるべきことがある……。

    盗人から、鋼木をなんとしても取り返す……私のものだ……勝手に持っていって……得したなどと思わせてやるものか……。

    気を落とす代わりに……落とし前を、つけさせてやる……!

    (爽やかな風吹きすさぶ草原の真ん中で、私はひとり決意を固めた)

    (……しかし、鋼木を持っていった盗人を、どうやって見つけよう?)

    dice1d4=3 (3)

    1、馬の蹄の跡と、荷車の轍が残っているぞ

    2、鋼木を引きずったらしい跡が残っているぞ

    3、鋼木はグボたんの血で汚れている。その臭いを犬に追跡させる

    4、鋼木を換金する方法なんて、材料屋に売るしかないだろ……! 材料屋の前で張り込みだ……!

  • 58ぼっち25/04/04(金) 22:22:34

    周囲に……轍の跡などは……なし。

    重いものを引きずった痕跡も……なし……。

    これじゃ、鋼木を盗んだ犯人が、どっちの方向に立ち去ったのかも……わからないな……。

    ……あ、いや、まだ手がかりは、ある……。

    私が倒した……グボたんの死体……。

    そこから流れ出た血が、鋼木を置いてあった場所で、不自然に途切れている……。

    つまり、私はグボたんの血が流れる地面に、鋼木を置いていたということで……鋼木には、グボたんの血が付着したと考えられる……!

    よし……それならいける……! グボたんの血の臭いを……犬に追跡させればいい……!

    また、街に戻るぞ……今度は、警察犬を1頭借りてくるんだ……。

    盗人を追うんだから……事情を話せば、警察も協力してくれるはず……!

    ……しかし、ひとつ懸念がある……。

    馬車の痕跡も……引きずった痕跡もなく……あの重い鋼木を持ち去ったということは……きっと、ものを浮遊させる魔法を使ったんだろう……。

    つまり、盗人は十中八九、魔法使い……!

    盗人を発見したら……魔法戦になる可能性があるな……その点、少し覚悟が必要かもしれない……。

    (それから、無事に警察犬を借りられた私は、ワンコの鋭敏な嗅覚を頼りに追跡を開始した)

    (鋼木持ち逃げ犯の行き先は……)

    dice1d4=2 (2)

    1、エーブリエタースの街に向かってる

    2、草原の中にある廃屋に向かってる

    3、よその国に続く大きな道に向かってる

    4、なんか、森の奥に、建築途中の不思議な建物を見つけたぞ!?

  • 59ぼっち25/04/06(日) 00:40:55

    (∪^ω^)「わんわんお! わんわんお!」

    よーしよしよし、元気ないい子だ……。

    警察の人たちも、意外と簡単に警察犬を貸してくれたな……助かるぅ……。

    じゃあ、さっそく追跡を始めるか。……ワンちゃん、このグボたんの血の臭いがどっちに向かったかを教えておくれ。

    ここに流れている血とは別に、どこかに遠ざかっていく香りがあるはずなんだ……。

    (∪^ω^)「わわわん! わんわん!」

    あっ、行動が早い……。血を嗅がせて即、特定の方向に歩き始めたぞ……。

    迷いのまったくない足取りだ……よほどしっかり臭いが残っていたのかな……これは期待できる……。

    (∪^ω^)「あそこやで」

    ……むむ? 意外とすぐに歩みを止めたぞ?

    ワンちゃんの視線の先には……草原の草に埋もれかけた、小さな家……? いや、廃墟か?

    まさか、あそこに私の鋼木が?

    そっか……目標がそんなに遠く離れてなかったから、あっという間に行き先を見つけ出せたのか!

    とにかく、助かったぞ……ワンちゃん……! ごほうびに干し肉をプレゼントしよう……!

    ……さて。

    鋼木があそこにあるなら、盗人もあそこにいると考えて、差し支えないな……。

    そいつをぶちのめして、奪ったものを取り返すわけだが……まずは、相手がどんなやつなのか、こっそり観察する必要がある……。

    敵を知りもせずに飛び込んでいくのは、あまりに無謀だ……百戦を危うくなくするには、何をさておいても情報を得ることから、だからね……。

    (私はそっと廃屋に近付き、窓ガラスもない窓から中を覗き込んだ)

    (そこにいたのは……)

    dice1d4=3 (3)

    1、いかにもな盗賊風の大男

    2、学生風の女の子

    3、めっちゃ飢えてそうな浮浪者風のdice1d2=2 (2)  (1、男 2、女)

    4、人間の形をしていない存在

  • 60ぼっち25/04/06(日) 23:56:55

    さーて、盗人はどんなやつかな……?

    ……んん……?

    見る限り……ボロ布みたいな服を着た、可哀想なぐらい痩せこけた女の人がいるけど……。

    え、まさか、あれがそうなの……?

    私から横取りしたらしき鋼木のそばにしゃがみ込んで、泣いてるみたい……どういうこと……?

    浮浪者。゚(゚´Д`゚)゚。「ふ、ふふふへふ、やった、やったわっ……」

    浮浪者。・゚・(ノ∀`)・゚・。「か、金目のもの、売れそうなものっ……やっとゲットできたっ……これを材料屋に持っていけば、食べ物を買うお金が手に入るぅ……」

    浮浪者( ´;゚;∀;゚;)「金欠で、もう10日近くまともに食事できてないから、この鋼木を見つけたときは、天の助けかと思ったわぁ」

    浮浪者( ノ^ω^)ノ「誰かのものを盗んじゃったのは心苦しいけど、私も飢え死に目前だったから……どうか許してね、鋼木の持ち主の人!」

    ……………………。

    うーむ……。

    こう、ガチの盗賊とか、出来心でくすねたとかよりは、ちょっと同情の余地がある感じか……?

    というか、食うに困って盗んだなら、交渉の余地があるか……?

    おーい、そこの人……。

    浮浪者( ゚ε゚;)「ひっ!? だ、誰?」

    その鋼木の持ち主だよ……。あなたに食事をご馳走するから……その鋼木、返してもらえないかな……?

    嫌って言うなら、力ずくで鋼木を取り返して……あなたを警察に連れていくけど……。

    浮浪者( ^ω^ )「すぐにお返ししますんでごはんください!!!!!!」

    ……うん。話が早くて助かるよ……。

    とりあえず……持ってたバナナをあげるね……。

    (それから、私はこの浮浪者と少し話をした)

    (その結果、彼女がどういう人物なのか、何となくわかったのだが……)

    年齢:10+dice1d20=14 (14)

    人間性:dice1d100=40 (40)  (数値が高いほどお人好しゆえに落ちぶれた。低いほど悪事で。真ん中ぐらいでサボり癖)

    ドング量:dice1d200=118 (118)  (鋼木を持ち運べる浮遊魔法を使えるので、最低保証90)

    属性:dice1d7=1 (1)  (闇、魂、血、熱、鉄、地、時)

  • 61ぼっち25/04/07(月) 23:16:05

    浮浪者゚.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。「バナナ甘い……甘すぎる……こんなもん食うの久し振りすぎて、味蕾がはち切れそうだぁ……」

    落ち着いて食べていいよ……あなた、名前は……?

    浮浪者(* ´ ▽ ` *)「カデナゥ。カデナゥ・シュッていうのが私の名前」

    そう……カデナゥ……あなたはなぜ、そんな風に困窮していたの……?

    あの重い鋼木を、引きずったあとも残さず運べたということは……あなたは魔法使いなんだよね……?

    魔法が使えるなら、仕事先を探すのもそんなに困らないだろうし……そうそう飢えることにはならないと思うんだけど……。

    カ(;´ー`)「うん、ちょっと恥ずかしい話なんだけどね。私、すごく飽きっぽいタイプで」

    ……んんん?

    カ( ´∀`)「おっしゃる通り、魔法が使えるから仕事に就くのは難しくないんだけど、すぐにめんどくさくなって出勤をブッチしてクビになっちゃって」

    カ( ´∀` )b「それを40回ぐらい繰り返してたら、悪評が広まったのか、どこも雇ってくれなくなっちゃって。気がついたら年単位で無職が続いて」

    ……………………。

    カ( ノ^ω^)ノ「貯金もなくなって、住むところも追い出されて、ホームレスになってしまったというわけ……いや、言葉にするとホントに恥ずかしいねこの経歴」

    うん……どう聞いても、恥の塊だね……。

    (単に職に困ってるだけなら、どこかしら紹介してあげてもよかったけど……このメンタリティだと、どこにやってもすぐにサボるなぁ……)

    (かといって、1食だけ施してハイさようなら、というのもアレだし、どうしようか……)

    dice1d4=1 (1)

    1、とりあえず、教会で定期的にやってる炊き出しを教えてやるか

    2、聖堂騎士団にぶっ込んで、性根を叩き直してもらおうか

    3、フリーラックス先生に紹介して、逃げようにも逃げられない状態にしてやるか

    4、カ( ^ω^)「アネゴ! 何でも言うこと聞くんで、どうかあんたのヒモにしてくだせえ!」

  • 62ぼっち25/04/09(水) 03:55:47

    ……私にできることは……残念ながら……数少ない……。

    あなたに適した仕事を紹介したり……説教で心のあり方を変えたりするようなことは、無理みたいだ……。

    でも、焼け石に水をかけるぐらいであれば……できる……。

    今後、食べるのに困ったら……エーブリエタースの教会を訪ねるといいよ……。

    あそこでは、困窮した人たち向けに……炊き出しをやっているんだ……。

    お腹は空いてるけど、お金がないという事情なら……いつでも、何かしら食べさせてくれるよ……。

    カ( ; ゚Д゚)「えっ、ホント!? それは知らなかった!」

    カ(*´∀`*)「教会を頼れば、少なくとも飢えずには済むんだね? そりゃすごいや……今日からでも信徒になっちゃいそう!」

    貧しいあなたに……希望を与えられたなら、何より……。

    だから、今度からは……もう、盗みなんかしてはいけないよ……?

    カ( ´∀` )b「はぁーいっ! 心を入れ換えて、毎日のように炊き出しをせがみにいくね!」

    (神ならざる私には、カデナゥ・シュッは残念ながら救いようがない)

    (とりあえず、職業的犯罪者になりそうな人間をギリで引き留められたことと、鋼木を取り戻せたことだけで満足しておくことにしよう)

    あ、そうだ……ちゃんとした食事をおごる代わりに、魔法で鋼木を教会まで運んでくれないかな?

    私、今ちょっと体内のドング量が心もとなくて……。

    カ( ノ^ω^)ノ「お安いごよーう」

    (こうして私は、ずいぶんと時間はかかったが、神父様ご注文の鋼木を教会にもたらすことに成功したのだった)

    (その結果……)

    dice1d4=4 (4)

    1、祭壇の修理ができて、なおかつ鋼木が余ったので、余りを売っておこづかいをいただきました

    2、祭壇の修理ができて、鋼木が余ったので、他の用途にも使うことに

    3、たっぷりの量の鋼木を無理やり使いきった結果、祭壇が立派になりすぎた

    4、祭壇の修理に鋼木を使うと聞いたカデナゥさん、意外な才能を発揮

  • 63ぼっち25/04/09(水) 23:32:49

    神父様ー……ご注文の鋼木をお持ちしました……!

    神父( ´∀`)「おお、お疲れ様! これで壊れた祭壇を修理できるよ!」

    カ( ・∀・)「あ、この鋼木何に使うのかと思ってたけど、祭壇の素材にするつもりだったのね」

    うん……火災でいろいろ燃えちゃってね……鋼木を採掘してくれば、材料費が安くつくってことで……。

    神父( ・ω・)「清貧こそ我らの信仰だからね。ところで、シスター・エメラチェリー、そちらは?」

    あー……まあ、いろいろあって知り合いました人で……。

    カ(*´∀`*)「カデナゥ・シュッと申しまーす。お腹が空いてるので、何か食べさせて下さいなー」

    神父( =^ω^)「ふむ、構いませんとも。まかないのシチューとパンでよろしいかな?」

    カ( ノ^ω^)ノ「わぁい、ありがとーございまーす!」

    カ( ´∀` )b「お返しといっては何ですが、鋼木で祭壇を直すのならちょっとばかりお役に立ちますよ!」

    おや……? 何か、祭壇に関して……特別な技能をお持ち……?

    カ( ^∀^)「うん、言い忘れてたけど、ちょっとした経験があってね……」

    dice1d4=4 (4)

    1、闇魔法使いなので、装飾の絵を描くのが得意

    2、鋼木を加工するときに生じる騒音を魔法で消せる

    3、魔法関係なく、金属彫刻の技術に優れてる

    4、祭壇に限らず家具全般の設計、製造の天才

  • 64ぼっち25/04/10(木) 23:41:55

    カ( ´∀`)「修理するのは、あそこの正面スペースに置かれている祭壇ですね? 半分ぐらい焦げてるやつ」

    神父( ´・∀・`)「いかにも。これから焼けた部分の釘を抜いて剥がして、持ってきてもらった鋼木に取り替える作業を始めるんだ」

    カ( -∀・)「ああ、確かに修理としては一般的な手順ですね。でも無計画にそれをやると、古い素材と新しい素材で歪みが出ますよ」

    カ( ^ω^)「新しい素材を継ぎ足して修理するときはコツがありまして……ノミとノコギリ、お借りしても?」

    神父( ゚ε゚;)「えっ、い、いいけども」

    (神父様から道具を譲り受けると、カデナゥは手際よく焦げた祭壇を切り取り始めた)

    カ( ・∀・)「釘を引き抜くだけでも、古い素材にはダメージですからねー」

    カ(*^ω^)「焦げた部分だけカットして……釘を使わない木組みの技法で、新しい素材を嵌め込んで……」

    カ( ノ^ω^)ノ「カンナとサンドペーパーで表面をととのえて、はい、出来上がり。焼けた素材を取り除いて新しくするやり方より、ずっと丈夫に仕上がったと思いますよ」

    神父( ; ゚Д゚)「おおっ、こ、これはすごい! まるで新品のような仕上がりだ!」

    ……え、カデナゥさん……あなた、家具職人でいらっしゃった……?

    カ(*´ω`*)「いかにもー。工房の親方には、『飽きさえしなけりゃこの道で天下取れる』って言われたんだけどねー」

    飽きちゃったかぁ……そおかぁ……。

    (家具屋に再就職しろよ! と言いたかったが、その言葉は飲み込んだ。再就職しても、飽きてまたすぐやめたら意味ないから……)

    (でも、この才能は惜しいなあ……この人のためにも、世の中のためにも……)

    dice1d4=4 (4)

    1、神父様、こいつを教会の屋根裏部屋にでも住まわせてみては?

    2、気が向いたときだけ仕事をする芸術家を囲い込むパトロンスタイル

    3、こいつ、「仕事」じゃなく「突発的なお願い」なら普通に聞いてくれるんじゃないか?

    4、ワンダの魂魔法で洗脳できないかな?

  • 65ぼっち25/04/12(土) 20:27:52

    (問題なのは能力じゃなくて性格の部分だからなぁ……本人の意識が変わらないと、これ、どうしようもないよなあ……)

    (……ん? 本人の、意識が変わる……?)

    (もしかして、こういう問題のときこそ、魂魔法の出番なのでは?)

    (心に直接作用する魂魔法なら、人の性格をどうにかしたりできるのでは……?)

    ……と、思ったので、ワンダ。あなたに相談に来たという次第です。

    🐮『判断が早い……』

    実際のところ、どうなんです……?

    魂魔法の始祖として……度を越した怠け者さんを、洗脳して働き者にすることはできるのでしょうか?

    🐮『その手の魔法は、あまり使ったことがない。そもそも必要がなかったからね』

    🐮『でも、できるかできないかで言うなら、できるとは思う。要するに魔法でできることというのは、積み木を組み合わせてその形を作れるか、ということだから』

    ふむ……少なくとも、成功のイメージはできるわけですね。ではおひとつ、やってみてはもらえませんか?

    🐮『うん、いいだろう。有用な才能がやる気のなさで朽ちていくというのは、私としても好感の持てないことではあるしね』

    🐮『それでは、さっそく、そのカデナゥという女性に会わせてもらおうか』

    (そんな感じのやり取りがあって、私はカデナゥ・シュッを家畜小屋のそばまで誘き出し、魂魔法の餌食にすることにしたのだった)

    (その結果……)

    dice1d4=2 (2)

    1、カヾ(*`д´)ノ「うおおお……私の怠けぐせ……この程度では揺るがんッ!!!」

    2、本来の怠け度を100として、dice1d100=30 (30)  だけマイナスすることができた

    3、人並みの責任感を持つ社会人にできた

    4、家具で世界を統べんとする魔王が生まれた

  • 66ぼっち25/04/13(日) 23:39:52

    カ( ´~`)「なんだろう、あの教会に行って以来、家具作りてーって気持ちがムズムズわいてくる」

    カ( ・∀・)「前までは、ちょっと図面を引いたりパーツを組み立てたりしたら、二度とその作業をしたくなくなってたのに……続けたいって思っちゃうんだ……」

    カ( ´∀`)「これが、やる気に満ち溢れてるッて感覚なのかな。神様が私の心を、こっそり矯正してくれたのかも」

    カ( ノ^ω^)ノ「ならばよし! お金も儲かるし、これからは頑張って働くぞ! ……だいたい、10日に3日ぐらいの割合で!」

    ……………………。

    ……あの、ワンダ……カデナゥさんには、ちゃんと魂魔法かけたんですよね……?

    🐮『うん、普通にちゃんと心根から変化させる魔法をかけたはずだよ。失敗はしてない』

    🐮『しかしそれでも……改善したのは30%ぐらいだった……あんなに強固な精神は、いや、あんなに徹底した怠けたがりは見たことがないよ……』

    (恐るべきは生まれ持った人の業。カデナゥ・シュッの加工困難な性根ということか)

    まあ、ごくスローペースでも、素晴らしい家具を作って売って、生活もしていくだろうし……やれることはやりましたよね……。

    あとは、あの人の人生だし……よくなることを祈りましょう……。

    🐮『うん……』

    dice1d4=4 (4)

    1、🐮『それはそれとしてプライドが傷ついたので、もっと魔法を鍛えるべく修行するよ』

    2、🐮『プライドが傷ついたので、修行するよ。エメラチェリーも付き合いなさい』

    3、🐮『しかし、働かねば生きていけないのはやはり大変なことだな。不老不死の研究を進めなければ』

    4、🐮『働かねば生きていけないのは大変なことだな。不老不死の研究を進めなければ』……ええ。とりあえず私はマッドネスを進めようと思います……。

  • 67ぼっち25/04/14(月) 22:37:06

    🐮『働きたくないというのが、あの女性の心からの願いだったのだろう』

    🐮『それで生きていけるならば、一番いいことなのだが……生き物は飢えるという原則がある限り、その願いは叶わない』

    🐮『不老不死さえ実現すれば、働きたくない人は働かなくてもよくなる……早く、それを実現しなければならないな』

    ええ、まったくです……生きるために必要なすべての努力から解き放たれてこそ、人は真に幸福になれるでしょう。

    そのための研究を進めなければ。……まずは、私がまぞくになって、充分な時間を得る必要があります……。

    ……今までのようなスローベースではいけない……マッドネスをガンガンやって、ドング量を増やさないと。

    🐮『あなたはその方面で歩みを進めるのだね。それもまたひとつの道だ。私は応援しているよ』

    🐮『しかし、マッドネスをするというなら、食すべき魔法使いを選ばなければならないだろう。誰を狙うのかね?』

    ……それが、まず直面する問題です……。

    まず、私が殺しても忌避感をおぼえない相手でなければいけない。

    そして、今の私が殺せる程度に弱い相手でないといけない。

    最後に、いなくなっても、誰も探さないような人間であることが望ましい……。

    これらの条件を満たす者を、と考えると……。

    dice1d4=2 (2)

    1、面識のない旅の魔法使い

    2、魔法犯罪者

    3、普段から危険な仕事を受けている冒険者

    4、あえて条件を全部無視して、手近なアカデミアの学生とかから選ぶぜ!

  • 68ぼっち25/04/16(水) 00:39:03

    まあ……あらゆる点で……問題がなさそうなのは……魔法使いの犯罪者、でしょうね……。

    悪人でもない人間の命を奪うことに……抵抗があるとは……言いませんが……悪人ならさらに……気楽に殺せます……。

    🐮『ふむ。かつては国王だった私としても、犠牲にするべき人間を選ぶとしたら、そういう者たちを選ぶだろうな』

    ですよねえ……やっぱり……愛国心と照らし合わせても……そういう結論になりますよ……。

    と、いうわけで……礼拝堂の修理もひと段落して、時間もできたので……その作業に取り組んでみます……。

    指名手配犯のリストだとか……最近起きた、魔法が使われたらしい事件の情報を……集めるつもりです……。

    その中から、見つけ出せそうな犯人を捕まえて……儀式の生け贄にしましょう……。

    🐮『そういう情報は、簡単に手に入るのかい? 犯罪事件だと、捜査情報は秘匿されそうな気がするのだが』

    犯人が特定されているけど捕まってない、指名手配犯の顔と名前なら……一般人でも見れます……。

    捜査中の事件は……新聞の情報などを手がかりにするしかないですね……。

    指名手配犯を第1、捜査中事件を第2と、優先順位を変えて……並行して調べてみます……。

    (そんな方針を決めてから、数日が経過)

    ……ふーむ……この事件の犯人とか、手が届くかもしれないな……。

    (いくつかの情報を収集して、私が選んだ標的は……)

    dice1d4=2 (2)

    1、顔も名前もわかっている指名手配犯(強盗)

    2、顔も名前もわかっている指名手配犯たち(強盗団)

    3、未解決の殺人事件の犯人(正体不明だが容疑者は絞られている)

    4、エーブリエタースを騒がせている謎の大量殺人鬼

  • 69ぼっち25/04/16(水) 20:34:05

    (警察署の指名手配書を張り出す掲示板を、私はじっくりとチェックした)

    (魔法使いでない犯罪者は、完全に無視をして……私の感性にピンと来たのは……)

    ふむふむ……なるほど……。

    魔法使いを含む強盗団が……逃走中であると……。

    強盗『団』かぁ……。

    単独犯より、ちょーっと難易度高いけど……うまくやれれば、一気に複数人を食って大幅パワーアップのチャンスというわけだね……。

    しかも、ことによると……連中が奪ったものを手に入れて、懐も暖まるかもしれないと。

    これは、狙うっきゃないね……!

    ……さてさて。手配書によると……この強盗団は、dice1d10=4 (4)  (最低保証3)人のグループで……。

    エーブリエタースの商家に押し入り、dice1d4=2 (2)  (1、現金 2、宝石 3、美術品 4、株券)を奪ったと……。

    その際に魔法が使われており……dice1d3=3 (3)  (1、少なくともリーダーは 2、2人以上が 3、全員が)、魔法使いと考えられる……。

    現在は、行方をくらませているが……dice1d4=3 (3)  らしい、か……。これは早めに見つけ出さないといけないね……。

    1、エーブリエタースのどこかに潜伏している

    2、エーブリエタース郊外の山地に潜んでいる

    3、下水道の地下通路に潜んでいる

    4、海外へ逃走しようとしている

  • 70ぼっち25/04/17(木) 23:36:28

    宝石店から、ひと財産と言える数の宝石を奪い取った4人組か……。

    警備員との戦闘の際に……全員が魔法攻撃をおこなっていたため……魔法使いのみで構成された強盗団であることが確定している……。

    特に、頭目であるディッシュマック・マンションという男は……dice1d7=6 (6)  (闇、魂、血、熱、鉄、地、時)属性の優れた使い手である、と……。

    ふむふむ、これは……ハイリスク・ハイリターンの賭けになりそうだな……。

    4人もの魔法使いをまとめて相手にして、皆殺しにできるのか……? ただの学生兼、シスターでしかない……私が……?

    ……連中を、警察より先に見つけ出すのも、難しそうだな……。

    目撃情報によると……強盗団は、下水道に逃げ込み、潜伏していると考えられるのか……。

    下水道は、エーブリエタースの地下に蜘蛛の巣のように複雑に張り巡らされている……長大で複雑な地下通路だ……。

    なるほど、一種の大迷宮であるそこに逃げ込まれたら……見つけるのは至難の技だ……。

    警察は……周囲の街から応援を呼んで……人海戦術で探索する方針みたいだけど……私はひとりで、警察に先んじなければならない……。

    はて、どうすればいいかな……?

    dice1d4=3 (3)

    1、潜伏してるとはいえ、食料を得るために外に出ることはあるはず。下水道の出入口を監視しよう

    2、下水道内で大きな音を出して、連中が怪しんで様子を見に来たところを尾行する

    3、下水道の下流の水門を閉じて、下水の水位を強制的に上昇させてみる

    4、地下道での火災はシャレにならない

  • 71ぼっち25/04/19(土) 21:49:41

    デ( ´∀`)「俺ぁディッシュマック・マンション。強盗団の頭目だ。こないだ、いい感じの宝石をたんまり盗み出すという大仕事をこなしたばかりだ」

    デ( ノ^ω^)ノ「俺たちは下水道に逃げ込んだんだが、ここは入り組んでいて暗いから、警察もそうそう追ってこれねえ」

    デ( ^ω^)「あとはほとぼりが冷めるのを待ってここを出て、遠くの街で宝石を売っ払えば、しばらく遊んで暮らせる金が手に入るってわけだ」

    部下1(。´Д⊂)「しかしボス! ここ、安全なのはわかりますけど、めっちゃ臭いっす!」

    部下2(ヽ´ω`)「メシ食うにも食欲わかないし、ネズミも多いし……早いこと出て、清潔な寝床で横になりたいっす!」

    デ( `Д´)/「気持ちはわかるが、もうちょっと我慢しろい! こういうときは焦っちゃいけねえ。慌てて出て、捕まったら元も子もねえだろ」

    デ( ゚皿゚)「何か災害でも起きたらさすがに逃げるが、そうでもなけりゃじっと待機だ!」

    部下3( ゚ε゚;)「ぼ、ボス! 大変っす! 下水道の下層階の水位が上がってきてるっす!」

    デ( ; ゚Д゚)「何ィ!? 言ったそばから……詳しく説明しろ!」

    部下3(;´゚д゚`)「わかんないっす! もしかしたら、下流の水門がゴミで詰まって、排水がうまくいってないのかも……」

    部下1Σ(´д`*)「うわっ! この辺もヤバイっす! 通路の床が、汚水でびしょびしょに……」

    デ(`ロ´;)「なんてこった。俺たちが潜伏しているときに、こんなことが起きるとは!」

    (さすがに、下水道の通路全体が水浸しになって溺れる……なんてことはないが、食事をすることも寝ることもできなくなるのはそう遠くないだろう)

    (その前に、行動を起こさねばならない……どうするか……)

    dice1d4=2 (2)

    1、警察に見つかる危険を冒してでも、マンホールから外に出る(昼間)

    2、警察に見つかる危険を冒してでも、マンホールから外に出る(夜中)

    3、地属性魔法でトンネルを掘り、人のいなさそうな場所に脱出口を開ける

    4、下水が詰まってるなら、詰まりを解消すればいい! 下流の水門に向かうぞ!

  • 72ぼっち25/04/21(月) 22:15:39

    デ(ノ`Д´)ノ「クッソ! しゃあねえ、一旦下水道から出るぞ!」

    部下1( ; ゚Д゚)「し、しかし、地上に出て警察に見つかっちまったら……」

    デ(; ・`ω・´)「今は夜中だ! 人通りは少ないはずだし、運悪く見つかっても暗いから逃げやすい!」

    デ(;`・ω・)ノ「それよりも、思ったより水位の上昇が速い! このままじゃ全身汚水まみれになるぞ! さっさとマンホールへのハシゴを登れ!」

    (ディッシュマックが殿となり、部下たちが先にハシゴを登る)

    (部下1が重い鉄のフタを押し上げて、下水道から出ようとした、そのとき……)

    (──バチンッ!──)

    部下1Σ(; ゚Д゚)「うぎゃっ!?」

    部下2( ゚Д゚)「ど、どうした!?」

    部下1((((;゜Д゜)))「ま、マンホールから出ようとしたら……変な矢みたいなものが、腹に刺さって……い、痛てぇっ!」

    デヽ(`д´;)ノ「何だと!? まさか……罠か!?」

    (罠である)

    (下水道の水位を上げる前に、脱出口となり得るエーブリエタースのマンホールのほとんどに、簡単な仕掛けをしておいたのだ)

    (マンホールのフタが開いたら、その中にバネ仕掛けで鉄の矢を撃ち込むという簡単なものだが……)

    どうやら、うまく引っ掛かったみたいだ……。

    (バネ罠が作動すると、一緒に鈴を鳴らす機構も組み込んでおいた)

    (エーブリエタースの夜の帳の中、私は盗賊の悲鳴と、鈴の音を頼りにそっと歩み寄る)

    (穴熊狩りの要領だ。獲物が隠れている場所がわかれば、狩人は忍び寄ってこれを捕まえることができる。その瞬間が近づいている……)

    dice1d4=3 (3)

    1、ディッシュマック、矢傷を負った部下を足手まといと判断し、即座に切り捨てる判断

    2、ディッシュマック、罠のあるマンホールフタを吹き飛ばし、バラバラに夜闇の中に身を隠すよう指示

    3、ディッシュマック、傷を負った部下を背負いつつ逃走開始

    4、強盗団は混乱して動きが鈍っている。彼らが行動を起こす前に、私が彼らを射程距離におさめた

スレッドは4/24 22:15頃に落ちます

オススメ

レス投稿

1.アンカーはレス番号をクリックで自動入力できます。
2.誹謗中傷・暴言・煽り・スレッドと無関係な投稿は削除・規制対象です。
 他サイト・特定個人への中傷・暴言は禁止です。
※規約違反は各レスの『報告』からお知らせください。削除依頼は『お問い合わせ』からお願いします。
3.二次創作画像は、作者本人でない場合は必ずURLで貼ってください。サムネとリンク先が表示されます。
4.巻き添え規制を受けている方や荒らしを反省した方はお問い合わせから連絡をください。