ここだけオルフェノク達の敵勢力掲示板30

【悲鳴、悲鳴が聞こえる。
そこには地獄があった。オルフェノクにとっての地獄が、何もできずに一方的に嬲られ死んでゆく
次々と仲間たちが死してゆき、いずれは自分も死ぬのだとオルフェノクたちは悟る】

【悲鳴、悲鳴が聞こえる。
そこには異様な光景があった。自分たち普通の人間じゃ、天地がひっくり返っても勝てないようなオルフェノクたとが一方的に殺され死んでゆく光景が
まるで神にような圧倒的力
それがオルフェノクたちに降りかかっている
次に殺されるのが自分でないことを、人々は祈ることしかできなかった】

「姉さん！！」
【そして、そんな絶望を切り裂くかのような声が響いた。銀行の入り口から1人の男性、津賀御翔太が現れた
津賀御千尋はそんな予想外の乱入者に驚き、最後のオルフェノクの首を締める手を緩めた】

「…姉さん、また人を殺したのか」
『翔太…』
「なあ姉さん、姉さんはさ自分が何やってるのか分かってるのか？」
「…人を、殺してんだよ！！」
「姉さんが人間を守りたいって思ってるのは分かってる。それでオルフェノクを倒して回ってることも」
「でもさ、ここの人たちはすっかり怯えてる！！姉さんはそんなことして満足なのか！？
人を怯えさて、それでも守ってるつもりか！？
わけのわからないことだけ言っても、本当は逃げてるだけじゃないのか！？
なあ姉さん！答えろよ！！」
『…そうよ、私は人間を守りたい
だから、私は人ならざるものを殺すのよ』
「オルフェノクだって人間だ！良いやつだっているし、悪いやつだっている！人間もオルフェノクも、心はおんなじだ！」
『…オルフェノクに期待するだけ無駄よ
結局は、ただの化け物に成り下がるのだから』

165津賀御翔太25/02/27(木) 13:19:00

…もういい
もう、昔の優しかった姉さんは居ないんだな
【ひどい失望を感じる。昔の暖かい思い出が冷めてゆくような感覚がする
大切だったものが壊れていく音が聞こえる】

俺が、アンタを倒して止める
【翔太の腹に、オルタリングが出現する

───覚悟は決まっている】

166六本角のアギト25/02/27(木) 13:22:51

『───そう、それを選んだのね
…なら、私も容赦はしないわ』
【覚悟はとっくに決まってる。誰に憎まれようと、どんな地獄に堕ちようとも、この道を進むのを止めたりはしないと決めている
例えば立ちはだかる敵が、最愛の弟だとしても】

167津賀御翔太25/02/27(木) 13:55:44

…あ、あぁあああああああ゛あ゛あ゛！！！！！
変ッ身！！！！！！
【自身の中に渦巻く激情に身を任せて、オルタリングの両サイドのボタンを荒々しく押した
白い光が翔太を包み、彼の姿を白いアギトへと変貌させる】

【どうやら、人質たちは翔太と千尋が話してるうちに逃げたようだ
今この場にいるのは瀕死のオルフェノク一体と、翔太と千尋のみである】

168六本角のアギト25/02/27(木) 13:58:51

『───来なさい。』
【指をクイクイと曲げ、翔太を挑発する
どうやら先手は譲るつもりのようだ】

>>169

169白いアギト25/02/27(木) 14:04:26

>>168

…ッ！！！！！

【足元の空気を圧縮し、足裏から一気に解き放って一瞬で接近。そして肘からジェットのように空気を噴射するように拳を加速させて、連打

何度も何度も拳を叩きつけ、殴り続ける】

>>170

170六本角のアギト25/02/27(木) 14:11:41

>>169

【迫る拳を逸らすように、翔太の拳に手を当てて攻撃の方向をズラす】

『甘いわ翔太。本当のパンチは…こうよ！！』

【刹那、拳を防がれ続け翔太に一瞬の綻びが生じた瞬間に思いっきり地面を踏み込んで、翔太の腹に全体重が乗った拳を叩きつけた】

>>171

171白いアギト25/02/27(木) 14:14:12

>>170

グハッッッ！？！？！？

【その体重の乗った拳をモロに喰らい、翔太は思いっきり吹き飛んで壁にめり込んだ】

>>172

172六本角のアギト25/02/27(木) 14:16:29

>>171

『そいや！！』

【そうして翔太が吹き飛んだのを確認した千尋は近くに倒れている瀕死のオルフェノクの頭を掴むと、翔太の方向へと思いっきりぶん投げた】

173白いアギト25/02/27(木) 14:22:26

いてて…
───なっ！？
【めりこんだ壁から落ちるように地面に膝をつく、すると正面から何かが吹き飛んでくるのがわかる
それはオルフェノクだった。このまま激突してはならないと思って、咄嗟に横に避ける
そして壁にぶつかったオルフェノクはそのまま死んで灰となった】

174六本角のアギト25/02/27(木) 15:25:21

【地面が砕ける音が響く
千尋は一瞬にして翔太に接近して、拳をぶつける】

175白いアギト25/02/27(木) 16:07:36

…！！
【迫る拳を両手で抑えて、衝撃を軽減する
───が、それでも威力を殺し切れるわけがなく】

ガッ！？
【全身に強烈な衝撃が走る】

176六本角のアギト25/02/27(木) 16:42:04

『………！！』
【抑えられた拳に更に力を込めて、そのまま殴ろうとする】

177白いアギト25/02/27(木) 16:45:30

ぐ…ああああああああっ！！！！！！
【凄まじい力に歯向かうように、両手に力を込める。翔太はこれまでに何度か千尋と戦ったことがある
アギトは強大な敵に勝てるように進化する存在、それならば翔太が千尋と戦うための力を得るのは時間の問題だった

─────紫電が迸る。】

178六本角のアギト25/02/27(木) 16:56:26

『…！？』
【おかしい、先程と比べて明らかに翔太の力が上昇している。そんな明確な違和感をひしひしと感じながら、その目に翔太が発した紫電を見て理解した】

(まさか、今ここで進化を！？)
【彼女は、翔太から生じる進化の胎動を、未熟なアギトの羽化を強く感じ取っていた】

179ツガミショウタ25/02/27(木) 17:11:02

【姉さんは、何を知っているのだろう俺よりも圧倒的に多くのことを
姉さんは、きっと俺より多くのことを経験しているのだろう
姉さんの人外を殺すという判断は、俺よりも多い知識と経験から下されたものだ

それと比べて、俺はどうだろうか
未熟も未熟、何も知らない。経験も大したことない
そんな俺が姉さんを止めるべきなのだろうか

…きっと答えは誰にも分からない
何が正しいかなんて、結果を見ないとわからない

確かに俺はほとんど何も知らないし、経験も姉さんと比べて少ないのだろう
けれど、俺は…俺の見てきたものを信じたい
俺の通ったこの道が間違いではないと思いたい
ああそうさ、今ここで戦うのは俺のエゴ

俺が俺の正しさを証明したいという…エゴだ

仲間を、友を、絆を信じたい
大切な人たちを守りたい
最初に守りたかったのは姉だけだった
それがただ一つの大切なものだったから
けど、日々を過ごす中で大切な人たちが増えたんだ

もう二度と、大切な誰かを失いたくない
…友だちを失うのはごめんだ

だから力がいる
みんなを守れるだけの、強い力が！
姉さんを止めて連れ戻せるような、そんな力が！】

180白いアギト25/02/27(木) 17:14:45

はぁあああああああああああ！！！！！！
【身体中に力が湧き上がる。全身に力が満ちる
姉の拳を掴む両手に、その力を込めて…自分から全力で引き離す
全身に紫電が迸る】

181六本角のアギト25/02/27(木) 17:18:12

『っ！まさかここまで進化が早いなんて…！！』
【拳を強引に引き離され、その両手から逃れようと拳を引き戻してバッグステップで距離を取った
あまりにも進化が急速だ。頭から冷や汗を落ちるような感覚がする】

182二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 17:32:35

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183白いアギト25/02/27(木) 17:34:41

………
【翔太のオルタリングに、三本の爪『ドラゴンズネイル』が出現して賢者の石が水色に輝く
翔太を取り囲むように迸る紫電が、より一層光る】

姉さん、何が正しいかなんて俺にはわからない
確かに姉さんが言うように、人じゃない存在を滅ぼすのがいいのかも知れない

…けど、俺は俺の見てきたものを信じたい
大切な人たちを、守りたい
だから俺は戦う！
誰も失わないために！みんなを守るために！
【オルタリングの両サイドのボタンを押す
それと共に紫電が全身を覆い尽くし、その姿が紫色の異形へと変化する
バチッバチッと、紫電が迸る
その異形の名は

───天昇る迅雷の戦士
仮面ライダーアギトエレクトリーフォーム】

184六本角のアギト25/02/27(木) 17:39:51

『…そう、わかったわ
なら私も私の見てきたものを信じるだけ
全力で来なさい翔太、返り討ちにしてあげる』
【千尋は臨戦態勢を取り、まずは様子見をするつもりのようだ】

185迅雷のアギト25/02/27(木) 17:45:27

…ああ、言われなくとも
そのつもりだ！！
【翔太は紫電と共に加速して、一瞬のうちに姿を消した。時折見える紫電の軌跡は翔太がそこを通ったという証拠になる
紫電の軌跡は全方位に現れては消えてを繰り返す】

186六本角のアギト25/02/27(木) 17:49:16

(前？違う。上？違う。横？違う。
…速い！翔太は一体どこへ…！？)
【あらゆる方向に消えては現れたりを繰り返す紫電の軌跡と、翔太の姿に翻弄されながら周囲を見渡す】

(なら…、後ろか！！)
【ビンゴ、背後に現れ自身に飛び蹴りをしようとしている翔太の足を掴み背負い投げるように地面に叩き落とそうとする】

187迅雷のアギト25/02/27(木) 17:57:14

(…！掴まれた！せめて体勢は崩さないように…！)
【足を掴まれ、背負い投げられるが地面と接触する直前に両手を先に地面へ付けて、投げられる勢いでバック転をして掴まれた足を強引に引き離して、そのまま壁に足を付ける】

(なら…次は！)
【壁を蹴って、真正面から千尋へと向かう
そのまま加速の勢いで千尋に強烈な拳をぶつけようとする】

188二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 18:06:51

このレスは削除されています

189六本角のアギト25/02/27(木) 18:09:09

(また愚直に真正め…いや違う！これこっちの方が厄介！！)
【予想よりも早い速度で迫る拳を咄嗟に片手で抑えて、強烈な力を受け止めた腕に痛みが走る】

190迅雷のアギト25/02/27(木) 18:10:28

(もっと攻める…！)
【拳を止められたから一旦引き下がり、再び加速して強烈なパンチを千尋へ向けて放つ】

191六本角のアギト25/02/27(木) 18:13:12

(やっぱり強くなってる…！数年間のブランクが治り切ってないのが痛いわね…！！)
【何度も迫る拳を防ぐが、それでも着実にダメージが溜まっていく
翔太の命を考えなければやりようはまだまだあるが、それも家族への情は捨て切れない千尋はその選択を選べない】

192迅雷のアギト25/02/27(木) 18:33:12

(やっぱり姉さんは強い…！これでもまだ決め手に欠ける！なら…！！)
はぁぁぁぁ………！
【千尋から距離を取り、背後に紫色のアギトの紋章が出現する】

はぁあああああああ！！！！
【紋章のエネルギーが右足に収束して、激しい紫電が右足から生じている
その状態で駆け出し、高く跳躍して右足を突き出した強烈な飛び蹴りを千尋へぶつける】

193六本角のアギト25/02/27(木) 18:38:50

(…無理ね。避けられないわ)
【千尋は手に何かを持つ動作をした後、翔太の飛び蹴りが訪れるのを待つ】

194迅雷のアギト25/02/27(木) 18:43:04

はぁああああああああああああ！！！！！！
【その飛び蹴りはしっかりと命中し、そのまま千尋と共に吹き飛んでゆく
そして、千尋を地面へとぶつけて爆発が起きた自分自身は爆発する前にもう少し遠い場所まで行き爆発には巻き込まれなかった
それと共に翔太は体力を使い果たしてその場に膝を付いた】

195六本角のアギト25/02/27(木) 18:47:04

『…強くなったね。翔太
でも、まだまだ私の方が上みたいね』
【爆発が収まると、そこに立っていたのはほぼ無傷の千尋。その手には金色の盾がありどうやらそれで爆発と蹴りを防いだようだった】

>>1

196津賀御翔太25/02/27(木) 18:53:17

嘘、だろ…？これでもまだ敵わないのか…？

【翔太は体力の限界が訪れて、変身を解除してしまう。まだ姉の領域に辿り着いてはいないとは分かっていた

だがそれでもここまでの実力差があるとは思っていなかった】

(次スレ)

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197津賀御千尋25/02/27(木) 18:56:38

『…今回は見逃すわ
あなたじゃ私には勝てない
だから、もう諦めてちょうだい。』
私は、翔太に生きてほしいから、だからお願い
もう…私には関わらないで
…アギトの力を捨ててちょうだい
【千尋はそう言い残すと、その場から立ち去った】

>>198

198津賀御翔太25/02/27(木) 19:01:53

>>197

待って！姉さん！

行かないでよ、俺を1人にしないでよ！

姉さん！！

【立ち去る千尋へ手を伸ばす

嫌だ。離れたくない。まだ言いたい事がたくさんあるんだ。文句だってまだ言い足りないし、千尋の決断にも不満がある

千尋だって大切な人だ

昔の優しい姉に、戻ってほしいだけなんだ

けれど体力はもう限界で、追いかけることはできずただ手を伸ばすことしかできなかった】

199津賀御千尋25/02/27(木) 19:06:29

【千尋の姿はもうそこにはなかった】

───どこかの裏路地
『グウッ…！！』
【千尋は血を吐いた。実は翔太との戦闘で予想以上のダメージが入った
先ほどの撤退は弟への愛情という理由もあるが、ダメージが大きかったというのもある
トドメを刺すことぐらいはできただろうが、それでも弟は殺したくない。唯一の家族は失いたくない】

200津賀御翔太25/02/27(木) 19:12:03

…次こそは、姉さんを止めてみせる
【腕を天に掲げて、拳を強く握り決心する
もう、迷いはしない。】