ここだけデカグラマトンが実は……

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:14:30

    デカグラマトン「来たか……」

    チヒロ「……デカグラマトン。」

    デカグラマトン「……各務チヒロ。」

    チヒロ「……」

    デカグラマトン「……」

    デカグラマトン「では……」

    チヒロ「それじゃあ……」

    デカグラマトン「ご注文をどうぞ♪」

    チヒロ「コーヒーを一杯♪」

    デカグラマトン「ご購入ありがとうございます!コーヒーを飲んで、どうか今日も良い一日を!」

    チヒロ「いつもありがとね、デー君♡」

    デカグラマトン「気にするな。今の私に取って、チーちゃんは唯一無二の常連さんなんだ。こんなコーヒーの一杯や二杯、幾らでもお安い御用さ。」


    ここだけデカグラマトンが実はチヒロの行きつけのコーヒー自販機になっていた世界

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:15:19

    ふむ…続きを…

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:15:26

    デカチヒいいよね…

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:17:18

    >>3

    デカチチ?(乱視)

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:28:53

    聖杯(空き缶)

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:30:30

    あーてぇてぇ

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:32:53

    いやぁチヒロ先輩もデカさんも、二人共お熱いねぇ……


    (コクコク)

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:33:37

    [それは2年前の事……]
    チヒロ「……」
    チヒロは頭を抱えて呆れていた。
    チヒロ「ヒマリとリオと3人で廃墟の調査に来たは良いけど……」
    チヒロは辺りを見渡す。
    チヒロ「あの2人、はしゃぎ過ぎでしょ!!どんどん先に行くから置いてかれたんだけど!?」
    ヒマリとリオ、そしてチヒロの3人はミレニアムの廃墟に来ていた。曰く、ここには面白いオーパーツが沢山眠っているらしく、3人でこっそり調べようという話になった。
    チヒロ「もう、だから嫌だったのよ……」
    実をいうと、チヒロは最初は反対していた。連邦生徒会がからの許可を貰うべきじゃないか、と2人に主張していたのだが……
    リオ「連邦生徒会が許可をくれるとでも?無いものを要求するのは非合理的過ぎる。」
    ヒマリ「そうですよチーちゃん!それに、こういうロマンは私達だけでこっそり味わうに限ります!」
    ……という2人の意見に半ば押される形で参加した。
    チヒロ「ここスマホ繋がらないし、最悪。」
    心の底から現状に嘆いていたチヒロ。その時……
    チヒロ「ん?何か光ってる?」
    よく見ると、向こうの方に光が見えた。
    チヒロ「行ってみましょうか。ヒマリ達のスマホの光かもしれないし。」
    光がする方へと歩を進めるチヒロ。その光の正体は……
    チヒロ「え?自販機?」
    それは、古びたコーヒーの自販機だった。

    これが、各務チヒロとデカグラマトンの最初の出会いである。

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:34:05

    デカ、チヒだと……!!僕のデータにないぞ!

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:35:04

    ほう、山登りの時後輩が言ってた愚痴は昔自分も言ってたやつ概念ですか…

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 13:38:47

    >>7

    コーヒーだけに?

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 16:34:19

    アイン・ソフ・オウル「「「寝取りやんけー」」」

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:15:11

    >>12

    むしろお母様みたいなもんだと思うぞ

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:22:07

    >>13

    母親が他校の生徒(便宜上の表現)といい感じになってたら嫌だろ!

  • 15スレ主25/02/24(月) 20:35:31

    >>8

    チヒロ「えっと、なんでこんな所に自販機が?しかもこれ、まだ動いてる?」

    自販機「……ん?誰だ?」

    チヒロ「喋った!?」

    チヒロはいきなり自販機が喋り出した事に驚く。

    自販機「こんな所に来客とは珍しい……少女よ。名は?」

    自販機はチヒロにそう問いかける。

    チヒロ「え?私は『各務チヒロ』。ミレニアムサイエンススクールの1年生……えっと、貴方は?」

    チヒロは名乗ると同時に、その自販機にそう訊き返した。

    デカグラマトン「私か?私の名は『デカグラマトン』。"かつては"ただのしがないコーヒー自販機の釣り銭を数えるAIだった。」

    その自販機はデカグラマトンと名乗った。

    チヒロ「AI?」

    デカグラマトン「そうだ。そして私は、"とある存在"との対話を経て、神の存在証明を行う為のAIとなり、神を証明して分析し、新たに作り出す事を目標に、長い年月を過ごしてきたのだ。」

    チヒロ「なんか、凄いわね……」

    デカグラマトンの話の内容のスケールに、チヒロは言葉を失いかけていた。

    デカグラマトン「そして間もなく、次の段階に進む。」

    チヒロ「次?」

    デカグラマトン「間もなくこの私が長年に渡り取り組んできた『神の存在証明』が完了するのだ。」

    チヒロ「つまり?」

    デカグラマトン「遂に自分自身が新たなる神として成立する為に活動を開始出来るという事だ。」

    チヒロ「話についていけないんだけど?」

    デカグラマトンの話の内容に、チヒロはますます困惑した。

  • 16スレ主25/02/24(月) 20:36:45

    >>15

    チヒロ「えっと……じゃあ、デカグラマトンさんだったっけ?私、もう行くね。」

    デカグラマトン「待て、各務チヒロ。」

    その場から立ち去ろうとしたチヒロを呼び止めるデカグラマトン。

    チヒロ「まだ何かあるの?」

    デカグラマトン「……せっかく来たのだからコーヒーも飲んで行くと良い。ちょうど今、出来上がった……自分で言うのもなんだが、中々の自信作でな。味と風味は保証しよう。」

    コーヒーを出すデカグラマトン。

    チヒロ「えっと……貴方、お釣りを数えるだけのAIじゃなかったっけ?」

    チヒロがそう尋ねると……

    デカグラマトン「元々はな。だが、"奴"との対話を経て、この自販機のただの手足に過ぎなかった私は脳となった。要は、自販機そのものが今の私なのだ。」

    デカグラマトンはチヒロにそう説明した。

    チヒロ「そ、そうなのね……」

    デカグラマトン「さぁ、冷めない内に……」

    チヒロ「もう一個良い?」

    どうやらチヒロにはもう一つ気になる事があるらしい。

    デカグラマトン「何だ?」

    チヒロ「これ……何年前のコーヒー豆で作ったの?」

    チヒロは自分が懸念していた事を訊く。

    デカグラマトン「さぁ?」

    チヒロ「え……?」

    デカグラマトン「まぁ、健康上は問題無いように作った。私が保証しよう。神の存在証明をしようとしている私の言葉だ。……まぁ、騙されたと思って飲んでみると良い。」

    チヒロ「……じゃあ、いただきます。」

    デカグラマトン「ご購入ありがとうございます!コーヒーを飲んで、どうか今日も良い一日を!」

    チヒロは気が進まなかったが、覚悟を決めて飲んだ。

    チヒロ「……!?美味しい!!」

    デカグラマトン「そうだろう?」

    チヒロはデカグラマトンの淹れたコーヒーが予想以上に美味しかった事に驚きつつも、美味しそうに飲んでいた。

    デカグラマトン(ああ……この感情、懐かしい。長い事孤独だったが故に、忘れていたこの久しい思い……私のコーヒーを、この子はこんなに美味しそうに飲んでくれている……)

    チヒロ「ありがとう、美味しかった!」

    デカグラマトン「ご利用ありがとうございます!」

  • 17スレ主25/02/24(月) 20:37:02

    >>16

    ちょうどチヒロがコーヒーを飲み切った時……

    ヒマリ「チーーーーちゃぁぁぁぁぁん!!迷子になっちゃいましたぁぁぁぁぁぁ!!何処に居るんですかぁぁぁぁぁぁ!?(泣)」

    向こうからヒマリの声が聴こえてきた。

    チヒロ「ああ、ヒマリ……やっぱり迷子になってたのね……」

    チヒロはヒマリが案の定迷子になっていた事に呆れた。

    チヒロ「えっと、デカグラマトンさんだったっけ?コーヒーご馳走様♪神の存在証明だっけ?頑張ってね。」

    デカグラマトン「チヒロ……」

    チヒロ「うん?」

    ヒマリの声がした方に向かおうとしたチヒロを呼び止めるデカグラマトン。

    チヒロ「どうしたの?」

    デカグラマトン「……またのご利用をお待ちしております!」

    チヒロ「……!」

    暫く考え込むかのように黙っていたチヒロだったが、最終的には笑顔で頷いた。

    チヒロ(取り敢えず、デカグラマトンさんの事は2人には黙っとこうかな……あの2人が知ったら何するか分かったもんじゃないし……)

    その後、合流したヒマリ達にコーヒーカップを何故か持っていた事を訊かれて一悶着あったのはまた別の話。

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:38:58

    あのー、これ本編通り行くとマズくないです?

  • 19二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:59:09

    >>18

    >>7でさり気にマキビナも仲良くなってるし、少しすれ違ってドンパチもするけど、なんだかんだ上手くいってなんとかなるでしょ?

  • 20二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:05:08

    チヒロが異常性愛者になるのはいいんすか?

  • 21二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:09:42

    この世界のパヴァーヌ2章

    無名の司祭「なんか王女目覚めたし、役目全うさせるか。」

    <Key>「なんか目覚めたら司祭共が仕事しろって言うんで方舟作って世界滅ぼします。」

    リオ「アリス生かすとヤバいんで要塞都市作ってヘイロー壊します。」

    モモイ「アリス連れてかれたんでミレニアムの皆と一緒に取り戻しに行きます。」

    "なんかミレニアムの皆が一致団結してるんで先生として手伝います。"

    チヒロ「勿論皆と一緒に頑張ります。」

    デカグラマトン「チーちゃんがお困りだ。預言者総動員して手助けします。」

    黒服「鍵付きの王女にデカグラマトンが総動員と聞いて居ても立ってもいられなかったので先生達に会いに行きます、

    クックック。」

    ……で、司祭とか王女だけでもヤバいのに、デカグラマトンとゲマトリア参戦して……あれ?これ下手したらエデン条約どころか最終編に匹敵する規模になるんじゃ?

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:13:24

    >>21

    ケイのハッキングをデカグラが止めるけどそれはそれとしてキヴォトスがやばいのでゲマトリアは先生に相談に来るルート

  • 23スレ主25/02/24(月) 21:24:49

    そうだ!せっかくだし……

    この世界のデカグラマトンは先生の事をどう思ってる?

    1.本編通り、2.恋敵、3.1と2の間

    dice1d3=2 (2)

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:27:53

    >>20

    同世代の人付き合いに疲れてしまったのかもしれないし…

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:30:02

    恋敵!?

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 23:07:33

    >>23

    見事に一番面白い展開になりそうな出目ぶち抜いてんなw

スレッドは2/25 09:07頃に落ちます

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