【クロスCP注意・SS】東方烏魔恋【烏マリ】

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 18:46:10

    ここだけマリサが魔理沙でひょんなことからブルーロックに迷い込んでしまった世界線


    小学校の卒業式の帰り道に行方不明(幻想入り)になった初恋の幼馴染と突然ブルーロックで再開し、そこから始まる烏旅人×霧雨魔理沙のSSが見られるスレ

    たまに安価もする予定だよ



    インスパイア元スレ(元スレのスレ主=スレ主)

    素敵なスレタイはこのスレの133からお借りしました

    【閲覧注意・クロス】「お前……マリサか?」|あにまん掲示板烏「な、なんでお前がここにおるんや…!!!」魔理沙「え……旅人?」ここだけマリサが魔理沙でひょんなことからブルーロックに迷い込んでしまった世界線ここから始まる烏マリを気ぶるスレbbs.animanch.com
  • 2スレ主25/02/24(月) 18:49:00

    あの夢を見た。
    幼い自分が、夜の川辺に座って天の川を見上げてる。隣には、同じくらいの歳の女の子。美しい金髪は今はボサボサで、目がキラキラしてる。あの頃の俺には、そいつが世界で一番大事なもんやった気がする。

    「なぁ、綺麗だぜ」

    女の子がぽつりと言う。天の川が川面に映って、まるで空が二つあるみたいや。

    「せやね」

    俺は短く答える。子どもやから、気の利いた言葉なんか浮かばん。けど、確かに綺麗やった。星がぎっしり詰まってて、宇宙が俺ら二人だけのものみたいやった。

    「なぁ、この思い出、絶対忘れねぇようにしようぜ。約束な」

    女の子が急にこっち向いて、真剣な顔で言う。少し笑ってて、少し不安そうで。

    「うん、約束やで、〇〇──」

    俺は名前を呼ぼうとした。けど、声が途中で途切れる。ノイズみたいに「ザザッ」って音が混じって、名前が聞こえへん。顔もぼやけてきて、天の川だけがやけに鮮明に残る。

    「なぁ、ずっと覚えててくれよ。それで、星みたいにキラキラした思い出にすんだ」

    女の子がニヤッと笑う。俺も笑ったはずや。

    「当たり前やん。こんなん忘れるわけないやろ」

    そう言うたはずや。けど、夢の中の俺の声も、だんだん遠くなって、星空が暗闇に溶けていく。

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 18:49:48

    烏マリたすかる

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 18:57:23

    ウオー!!烏マリ!!!

  • 5スレ主25/02/24(月) 19:12:43

    目が覚めると、見慣れたブルーロックの無機質な天井が広がっていた。

    烏「久しぶりやな、この夢…」

    誰かの顔が、記憶の片隅にぼんやりと浮かんでいる。しかし、掴もうとすればするほど、それはスルリと指の間から逃げていく。

    烏「あの子、いったい誰やったっけ…」

    考え込む烏の横から、朝からニタニタとした声が響いた。

    士道「おはよー、烏ちゃん」

    同室の士道が、いつもの調子で話しかけてくる。

    烏「ああ、おはよう。あのアホは?」

    「まだ夢の中だぜ」士道はククッと笑うと、急に何か思いついたように、「ところでさあ」と話を切り出した。

  • 6スレ主25/02/24(月) 19:13:00

    士道「お前、なんで泣いてんの?」

    烏「…え? 泣いてる?」

    烏は無意識に頬を触る。そこには涙の跡があった。何故か、自分でも理由がわからない。

    烏「またや…。この夢を見るたび、いつも泣いてる…。なんで俺は…?」

    烏が自問自答していると、士道は興味を失ったらしく、「まあ、どーでもいいけど」とあっさりと言い放ち、部屋を出て行った。

    烏「なんやアイツ…」

    烏はため息をつく。時計を見ると、朝の6時。

    烏「混む前に俺も食堂行こ」

  • 7スレ主25/02/24(月) 19:20:41

    烏が廊下を歩いていると、突然「ドン!」という大きな音が響いた。胸の奥に奇妙な焦燥感が湧き上がり、何故か行かなければいけないという衝動に駆られる。

    勢いよく扉を開けて部屋に飛び込むと、そこには見慣れない光景が広がっていた。床には備品が散らばり、その間で一人の少女がうずくまっている。
    綺麗なブロンドの髪が乱れ、少しイラついた表情を浮かべている。

    「イッタタ…」と少女がぼやきながら、ゆっくりと振り返る。金色の髪の隙間から鋭い目がこちらを捉えた。その瞬間、烏の口から自然に言葉が漏れた。

    烏「マリサ? なんでお前がここに…」

    記憶の片隅でぼやけていたノイズが一気に消え、天の川の下で笑っていたあの少女が目の前に立っていることに気づく。

    少女は少し目を細め、首をかしげながら「…旅人?」と尋ねた。

    魔理沙の声だ。少し低く、まるで鈴の音を響かせたかのような、懐かしいあの声。

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 19:38:33

    感動の再開…!

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 19:46:32

    なるほど今度の東方の新作は東方烏魔恋ってゆーのかー(ルーミア風)

  • 10スレ主25/02/24(月) 20:13:18

    烏の心臓はドクンドクンと激しく鳴っていた。

    烏「お前…どうしてここにおる!いや…そもそも今までどこに…!」

    口から出る言葉が制御できない。記憶の渦が頭の中で暴れ、思考がまとまらない。

    魔理沙は困ったように眉をひそめ、少しだけ冷静に答える。

    魔理沙「旅人、落ち着けって。私だって何がなんだかよくわかんねぇんだよ…」

    だがその時、廊下の外から足音が近づいてくるのが聞こえた。
    烏はハッとして辺りを見渡す。この場所に魔理沙がいることが見つかれば、まずいことになる。部外者を勝手に入れるなんてありえないことだ。

    烏「魔理沙、とにかくこっちに!」

    慌てて近くのロッカーを開け、魔理沙を引っ張り込む。

    魔理沙「え!わっ!」

    戸惑う彼女を強引に中へ押し込み、自分も続いて入った。

    潔「なあ、大きい音したけど大丈…」
    潔の声がすぐそばから響く。

    潔「あれ?誰もいない…」

  • 11スレ主25/02/24(月) 20:21:55

    狭いロッカーの中、烏と魔理沙はぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態で隠れていた。魔理沙は息を潜めながら、顔をしかめて烏にささやいた。


    魔理沙「急に何すん…」


    烏「しっ!いい子だから静かにせえ」


    二人の体は密着していた。魔理沙の息が肩にかかる。いきなり口を塞がれた魔理沙は不満気に烏を見つめた。


    魔理沙「(コイツ…、最後に会った時はまだチビだったのに、なんでこんなにゴツくなってやがるんだよ)」


    互いに体が触れ合うたび、緊張と戸惑いが二人の間に漂っている。そんな微妙な空気の中、突如として予想外のハプニングが起きた。


    ハプニングの内容

    >>12から>>15

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:33:30

    入ったロッカーの持ち主が氷織でちょうどロッカーから荷物を取りにきた

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:41:08

    潔と蜂楽がロッカーの前でだべりはじめた

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 20:43:28

    ちょうど烏マリに飢えてたから助かる
    安価ならロッカーに備品が引っかかって開かなくなる

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:03:51

    元スレのネタOKならボーダーラインの緩みを感じた清羅がやって来る

  • 16二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 21:11:51

    魔理沙と密着したことで烏の烏が元気になった

  • 17スレ主25/02/24(月) 21:36:40

    安価全部詰めれそうだから詰めます


    >>15

    全然OK

  • 18スレ主25/02/24(月) 21:53:55

    潔「うわー、大惨事。棚が壊れちゃったのかな」

    ロッカーの薄いスチールの格子越しからイサギの動向を見守る。潔がキョロキョロと部屋を見渡していた時、いきなり背後から楽し気な声が響いた。

    蜂楽「いーさぎ!ここで何してんの?」

    烏「(まずい!増えてもうた!)」

    潔「さっきこの部屋で大きい音がして何かあったのかなって…」

    蜂楽「本当だ!ぐちゃぐちゃ!どうしよっか?」

    潔「とりあえず軽く片そう。そのあと絵心さんに報告しようか」

    二人の声が聞こえる中、ロッカーの中では烏と魔理沙が密着したまま、互いの心音が聞こえるほど静かな緊張が漂っていた。
    魔理沙の匂いが微かに漂い、烏の心拍数が上がる。艶の良い唇が少し揺れて──

    烏「(は、あかん。俺は今何を考えてんねん)」

  • 19スレ主25/02/24(月) 22:00:36

    烏は頭の中で必死に自分を落ち着けようとする。
    次第に外では、潔と蜂楽の声が次第に遠ざかっていく。烏はホッとし、そっと呟いた。

    烏「よかった、行ったみたいや。とりあえず外に出…あれ…?」

    魔理沙「どうしたんだ?」

    烏「いや、ロッカーが開かんくて…」

    魔理沙「え!…仕方ない、少し離れられるか?」

    烏「ん?あ、ああ」

    烏が体を動かそうとするが、狭いロッカーの中ではうまく動けない。ようやく烏と魔理沙の間に隙間ができ、その空間に魔理沙は拳をを滑り込ませゆっくりと手を開いた

    魔理沙「(私が爆破魔法で扉を吹き飛ばせば…ってアレ?)」

    突然、魔理沙の顔色が悪くなっていく。

    烏「魔理沙、どうしたんや?」

    魔理沙「ま、魔法が使えないんだ…なんで…!」

    魔理沙は焦り、怯えた表情を浮かべる。

    烏「魔法?いや、一旦落ち着け、一旦深呼吸をしてみろ」

  • 20スレ主25/02/24(月) 22:00:52

    烏は魔理沙の手を取り、静かに目を合わせる。
    魔理沙は烏の手に少し落ち着きを取り戻し、深呼吸をしようとしたその時――

    突然、眩しい光が差し込み、ロッカーの扉が勢いよく開かれた。

    氷織「…え」

    烏「…あ」

    氷織の視界に入ったのは腕を掴まれ怯え切った小柄な少女。氷織はすぐに氷よりも冷たい視線を烏に送り、吐き捨てた。

    氷織「……見損なったで烏」

    烏「誤解や!!!!」

  • 21スレ主25/02/24(月) 22:52:25

    一方その頃、清羅刃は自室で優雅に朝の支度をしていたが、突然えもいわれぬ感覚が胸の奥に広がった。境界線(ボーダーライン)が大きく揺れ動いた瞬間の、あの特有の感覚が背筋を冷たく這い上がる。

    清羅「…チッ」

    その変調の原因がどこから来ているのか、清羅はすぐに察知した。境界の異変を確認するため、迷わず行動に移る。

    清羅「境界の歪みは…あの部屋か」

    彼は一度も迷うことなく足を進める。足取りは軽くはないが、速い。心の中で舌打ちを繰り返す。どうせまたあのクソご主人サマが何かを仕掛けているのだろう、考えれば考えるほど苛立ちが募り、同時に頭痛までしてくる。あの女が自分の行動を楽しげに監視しているだろうことが、余計に腹立たしい。

    だが、“ここ(外の世界)”の境界を見極める者として、これを放ってはおけない。そういう”約束“だ。今何が起こっているのか、しっかりと見定める。それが現世と幻想のボーダーライナーとして、本来産まれもせずに死ぬはずたった自分が生かされた理由だった。

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 23:18:05

    元スレの清羅と紫の関係性好きだったから嬉しい

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/24(月) 23:20:13

    それはもう楽しそうに清羅を監視する幻想郷の賢者が見える見える

  • 24スレ主25/02/24(月) 23:40:55

    氷織「…つまり」

    氷織はゆっくりと、まるで状況を整理するように話し始めた。

    氷織「物音がして部屋に向かったら、幼馴染がいて、他の人に見つかるとまずいと思ったから、つい僕のロッカーに隠れてしまった、とな?」

    烏「せや」

    氷織「そっちの…、えっと、魔理沙ちゃんは自宅にいたところ、突然この部屋に飛ばされたと?」

    魔理沙「ああ」

    氷織は少し考え込んだ。信じがたい話ではあったが、今の状況がその証拠だ。

    氷織「にわかには信じられんけど…一旦話を進めるとして…」

    氷織は視線を魔理沙に向けた。冷静さを保ちながら、状況を整理していく。

    氷織「やっぱり魔理沙ちゃんは絵心さんの所に連れて行くべきや。隠し通せるはずが無いし、男所帯のここに部外者の女の子がいるのは魔理沙ちゃんにとっても危険やろ」

  • 25スレ主25/02/24(月) 23:44:05

    烏「せやな…、お前の言う通りや。魔理沙、悪いが、付いてきてくれるか?」

    魔理沙「わかったぜ、氷織にも世話かけたな。お前のロッカーだったんだろ?ここ」

    氷織「全然、ええよ。ふふっ、なんか不思議やな。僕、魔理沙ちゃんとは初めましての気がせえへんのや。」

    魔理沙「そうなのか?」

    氷織「うん」

    烏「ほな絵心んところ行こか、こっちや」

    魔理沙「あ、待てよ烏!」

    氷織「いってらっしゃい」

    氷織は二人が去るのを見守りながら、少しだけ思索にふけった。遠ざかる背中を見つめながら、口元がわずかにほころぶ。

    氷織「(霧雨魔理沙ちゃん…、なんかよう分からんけどめちゃくちゃゲーマーの血が騒ぐ子やわ。あとちょっとでサイン強請るところやった)」

  • 26スレ主25/02/25(火) 00:00:06

    スレ主は朝から正午にかけて保守できないので代わりに保守してくれると大変助かります

  • 27スレ主25/02/25(火) 01:15:55

    二人で絵心の部屋へと向かう道を歩いていた。廊下に響く足音だけが、静寂をかき乱している。

    烏「さて…、お前に聞きたいことが山ほどあるんや」

    魔理沙は少し笑みを浮かべながら、軽く肩をすくめた。

    魔理沙「旅人にはトクベツだ。答えられることは全部答えてやるよ」

    烏「おおきに、じゃあ早速…」

    烏は一度深く息を吸い込み、慎重に言葉を選びながら話し始めた。

    烏「6年前、お前は突然、俺の世界から消えたんや」

    魔理沙「そうかもな」

    烏「…覚えとる。今ならはっきり思い出せるわ。6年前の卒業式の翌日やった。お前が家に帰ってこないって大騒ぎになったんや。家出か誘拐かってな、街の大人たち総出で探し回ってた。それはもう大事やった。もし事件やったら、他の子供も狙われるかもしれんって、俺らガキは外出禁止になったんやで」

    魔理沙「そりゃ、悪いことしたな」

    烏「世界がおかしくなったのはそれからや。俺は大人の目を盗んで、毎日お前を探しに行ったんや。最後にお前と会ったんは俺やったし、あの日、お前を置いて帰ったことを死ぬほど後悔しとった」

    魔理沙「……」

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 01:16:53

    このレスは削除されています

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 01:17:52

    このレスは削除されています

  • 30スレ主25/02/25(火) 01:19:32

    烏「初めはみんな一緒に探してた。けど、だんだん捜索する人数が減っていったんや。1週間もすれば、誰もお前を探さなくなった。大人たちが諦めたんやと思った。だから、俺は言うたんや、『諦めたらあかん、魔理沙を探そう』って」

    烏「そしたらな、みんなが『は?魔理沙って誰やねん』って言うんや。最初はタチの悪い冗談やと思った。けど、調べれば調べるほど、お前の痕跡がこの世界から消えとることに気づいたんや。どこにもなかった。卒アルにも載ってなかったし、お前の両親も『うちに子供なんかおらん』って俺を宥めたんや。
    それだけやない。俺の記憶の中の魔理沙にも、だんだんノイズがかかってきたんや。まるで、お前の存在そのものが薄れていくみたいに…」

    烏は魔理沙を見つめた。彼女の表情は曖昧で、何かを思い出そうとしているかのように少し眉をひそめていた。

    烏「…お前、今までどこに行ってたんや?」

    その問いに、魔理沙は一瞬だけ黙り込んだが、やがて薄く笑みを浮かべて答えた。

    魔理沙「長い話になるぜ、旅人。でも、お前にはちゃんと話してやるよ」

  • 31スレ主25/02/25(火) 01:21:49

    2連コピペミスした
    ごめんね

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 01:31:29

    元スレの色んなレスとかSSの要素ちょいちょい感じる

  • 33スレ主25/02/25(火) 02:18:47

    魔理沙「…私がいたのは幻想郷。忘れられたものたちの楽園だよ」

    一瞬、遠い目をするように魔理沙は過去を振り返った。

    魔理沙「卒業式の帰り道、ふと気づいたら森に迷い込んでた。あのとき、どうしてあんな場所にいたのか、今でもよくわからない。でも偶然通りかかった香霖…森近霖之助っていうんだけど……彼に助けられて、保護されたんだ」

    魔理沙「そのまま香霖の家にしばらく世話になっていたんだけど、最終的に親父…香霖の師匠に養子として引き取られた。親父は不器用だけど優しくて。でも幻想郷で暮らしてくうちに、私は魔法に惹かれていったんだ。気づけば、魔法使いとしての道を歩んでた」

    魔理沙の表情はどこか懐かしげで、寂しげで、少し楽しそうでもあった。

    魔理沙「幻想郷は、賑やかだ。何もかもが新鮮で、自由で…そこが私の居場所になったんだよ」

  • 34スレ主25/02/25(火) 02:21:21

    魔理沙はそこから、いろいろな幻想郷の話を楽しそうに語り始めた。ライバルであり、とても強い巫女の話。引きこもりの吸血鬼を更生させた話。どの話も、まるで別世界の物語のように聞こえるが、魔理沙の語り口はどこか現実感を帯びていた。

    魔理沙「…まあ、ここで魔法だなんだって言っても、信じられないだろうな。……今は……なんでだか使えないし。だから、聞き流してくれても─」

    烏は少し前を歩いていたが、立ち止まって振り返り、少し微笑んで魔理沙を見つめた。

    烏「いや、信じる。お前、ここで嘘をつくようなやつやないやろ。それに、俺がお前のこと、今まで全く思い出せんかったのも、その方が説明つくわ」

    烏「それに、お前の話はおもろいからな。聞いてて飽きん」

    魔理沙「……旅人って変なやつだな」

    魔理沙がくすっと笑う。それにつられて烏も笑った。
    二人はそんな軽い雰囲気のまま、ついに目的の絵心の部屋にたどり着いた。扉の前で立ち止まり、烏は魔理沙に視線を送る。

  • 35スレ主25/02/25(火) 02:24:19

    烏「絵心がどう判断するか分からんが、安心せえ。俺がなんとかしたる」

    魔理沙は少し戸惑いながらも、真剣な表情で烏を見上げた。

    魔理沙「旅人…」

    烏「ん? どうした?」

    魔理沙「ありがとう」

    烏は一瞬目を丸くしたが、すぐに柔らかい笑みを浮かべ、そっと魔理沙の頭をポンポンと軽く叩いた。

    烏「かまへんよ」

    そして気を引き締め直すと、烏は絵心の部屋の扉をノックした。

    烏「絵心さん。ちょいと、話あるんやけど」

    しばらくして、マイク越しに絵心の無機質な声が返ってきた。

    絵心「入れ」

    二人は、覚悟を決めて扉を開けた。

  • 36二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 06:18:47

    このレスは削除されています

  • 37スレ主25/02/25(火) 06:22:37

    対する清羅は、境界の歪みを感じたその部屋へ向かっていた。微かに揺れる空気、その異常な感覚を鋭く捉えながら歩みを進める。やがて部屋が視界に入り始めた。が、その部屋の前には氷織羊が立っていた。

    氷織「あれ?清羅くんや。おはようさん」

    清羅「氷織」

    氷織「偶然やなぁ。僕今から朝ごはんやけど、一緒に食堂行く?」

    にこやかな笑顔を浮かべ、氷織が清羅を見つめている。清羅はじっと彼を見返し、“この現象”に彼が関わっているかどうか、境界線を見極めた。

    ──氷織は、境界線の外側にいる。彼は、この歪みとは無関係だ。

    氷織「?」


    清羅「いい」

    氷織「そっか、じゃあ僕先に行っとるね」

    氷織は軽く手を振りながら立ち去る。その足音が完全に遠ざかるのを確認してから、清羅は静かに部屋の中央へ歩み寄り、天井を見上げた。そこには、境界線の乱れがあり、均衡が崩れている跡がくっきりと残っている。

  • 38スレ主25/02/25(火) 06:33:54

    清羅「(……せめて閉じてけよクソババア)」

    深いため息をついた後、清羅は静かに手を天井にかざし、集中を研ぎ澄ませた。彼の指先から微かな光が放たれ、まるで見えない糸を撫でるかのように、乱れた境界を丁寧に整え始める。手のひらが滑らかに空間を旋回し、裂けた境界が徐々に均衡を取り戻していく。その動作には一切の無駄がなく、すべてが緻密で完璧に調和していた。

    しかし、清羅はふとその動きを止めた。

    清羅「相変わらず隠れるのがヘタクソだな、藍」

    その一言が静かに部屋に響いた。次の瞬間、天井の境界線が再び大きく裂け、九つの尻尾を揺らしながら、妖艶な美女が姿を現した。

    藍「お前は相変わらず見つけるのが得意ね、刃」

  • 39二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 13:03:17

    藍しゃま!

  • 40二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 13:15:54

    清羅の強キャラ感えぐい

  • 41スレ主25/02/25(火) 15:57:14

    清羅「紫様じゃなくて、お前が来てるってことは……あの女、今頃飽きて寝てるんだろ」

    藍「御名答だ。突然、仕事を押し付けられてな、私も橙との大事な時間を奪われたんだ。お前だけが被害者じゃない」

    藍は皮肉混じりに笑いながら清羅を見つめた。清羅は、ロッカーの方へ目を向けた。そこには、強力な魔力が滞留しているのがわかる。

    清羅「……このロッカーに、バカ強え魔力が滞留してる。魔女でも連れ込みやがったのか?」

    藍は少し目を細め、静かに答えた。

    藍「今度は不正解。連れてきたのは『霧雨魔理沙』。魔法使いだ」

    清羅「んでそんなメンドくせえこと」

    藍「紫様が恋する魔法使いの心臓を必要としている」

    清羅は眉をひそめる。「恋する魔法使いの心臓?」と問い返すが、藍は続けた。

    藍「ただの魔女や人間では駄目らしい。外の世界との境界の結びつきが強く、人間でありながら魔法使いでなくてはならないそうでな。だから──霧雨魔理沙が選ばれた」

    藍「そして『霧雨魔理沙』が恋をするためにはここに連れてくる必要があった。」

  • 42スレ主25/02/25(火) 15:58:53

    清羅「……で、そいつが恋をしているかどうか、俺に見極めさせるってことか?」

    藍「その通り。魔理沙が恋をすれば私に知らせろ。その心臓を回収する。そうすれば、紫様の計画が進む」

    清羅は冷静に藍を見つめる。
    清羅「目的は?」

    藍「知らん。私は紫様のご命令に従うだけだ。それが式神の役割。理由なんて知る必要はない」

    藍は微笑んで答えたが、その目には忠誠心が浮かんでいる。清羅は、少し苛立ちを覚えたようにため息をついた。

    清羅「最近、ただでさえ境界線のバランスが不安定だ。こんな大規模な干渉、何度もやられたら持たないぞ」

    藍「それを調整するのはお前の役目だろう?紫様のために尽力しろ。それが我々、紫様の式神の使命だ」

  • 43スレ主25/02/25(火) 15:59:20

    藍はそう言いながら、裂けた境界に再び足を掛ける。

    藍「紫様のご意志を疑うな。我々には彼女の信念に従うことだけが求められている。それが全てだ」

    清羅「……あいあい」

    清羅の表情は無表情でありながら、どこか不満げだった。彼はほんのわずかに眉をひそめたまま、目を伏せる。
    思い出したように藍の方を見やる。

    清羅「ああ、今度はしっかり──」

    しかし藍はすでに境界の裂け目の向こうへ消えていた。

    清羅「………閉じてけよクソキツネ」

    清羅は軽く舌打ちし、再び乱れた境界線に手を伸ばして修復を始めた。

  • 44二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 16:25:49

    >>39

    おは橙

    ご主人様とのイチャイチャタイムを奪ってすまんな

  • 45二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 16:40:38

    >>44

    紫様があにまんやってる…でもちょっとやってそう…

  • 46二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 22:51:53

    清羅の境界人ってそういう…

  • 47二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 00:12:33

    物騒な話が出たな怖ぇ
    一体ソレを何に使うんですかね紫様・・・

  • 48二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 05:28:04

    清羅と藍の気の知れあった感好き

  • 49二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 12:05:24

    少女保守中

  • 50二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 13:08:09

    毎回開けっぱにしてく八雲さんたち

  • 51二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 19:51:41

    不穏な展開…幻想郷の賢者の魔の手が烏マリを襲う!

  • 52二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 00:02:21

    あれ? このままじゃ魔理沙殺される?

  • 53スレ主25/02/27(木) 02:55:23

    扉を開けた瞬間、薄暗い部屋の中で、モニターの光が絵心を照らしていた。彼は椅子をくるりと回し、無表情のまま二人を見つめている。

    絵心「来たか…烏旅人と、不審者女」

    魔理沙は微かに眉をひそめ、低く反論した。

    魔理沙「…霧雨魔理沙だよ」

    絵心はそのまま話を進めた。

    絵心「ブルーロックのセキュリティは超強固だ。あの部屋には人間が滑り込めるサイズのダクトもないし、部屋前の監視カメラにも映ってない。霧雨魔理沙、どうやって侵入した?」

    魔理沙は肩をすくめ、少し困惑した表情で答えた。

    魔理沙「本当に分からないんだ。自宅で実験をしていて、少し仮眠を取ろうとして…目を開けたらこの場所に」

    絵心はその説明に微かな疑いを示したが、黙って聞いていた。

    絵心「にわかには信じられんな。問題を起こすつもりがないなら早くロックオフしてくれるとありがたいが…侵入方法も素性も目的も不明なままじゃそう易々と返せない。しばらく拘束させてもらうぞ」

  • 54スレ主25/02/27(木) 03:08:25

    烏は一歩前に出て、冷静に声を発した。

    烏「待てや、魔理沙はまだ何もしてへんやろ」

    魔理沙が驚いたように烏を見た。

    魔理沙「旅人…」

    烏はそのまま絵心に向かって真剣な表情で続けた。

    烏「もしなんかあったら、俺が責任取る。だから拘束するのはやめたってくれ」

    絵心は少し考えた後、冷静な声で返した。

    絵心「だが、この状況下ではな。新英雄大戦が始まっている今、ブルーロックに各国のトップ選手が集まってる。警察沙汰になれば面倒だ。こちらだけで解決しなくては。最悪、国際問題に繋がりかねない」

    烏「頼む、絵心」

    しばしの沈黙の後、絵心は考え込んでから静かに提案した。

    絵心「分かった。ただし、烏旅人。お前が監視役になって、常時霧雨魔理沙の監視をするのが条件だ。何かあれば、お前諸共ロックオフする」

    烏「おおきに」

    絵心「じゃあ、アンリちゃんが行っている素性調査が終わるまで、霧雨魔理沙には烏旅人の監視下で雑用として働かせようか。ウチ常には人手不足だし。何か異議はある?」

  • 55スレ主25/02/27(木) 03:09:50

    その言葉に魔理沙は少し戸惑った様子を見せたが、すぐに決意を固めた。

    魔理沙「私を調べるならいずれ分かるだろうが、私は恐らく…もうこの世界に帰る場所はない。幻想郷に帰る方法もわからないし、寝泊まりできる場所があれば、それだけで十分だ」

    絵心「契約成立だ」

    無線を手に取って連絡を取る。

    絵心「もしもし、アンリちゃん。例の不審者、ウチで働くことになったからよろしく」

    無線越しから聞こえてきたアンリの困惑した声が続いたが、絵心は話を遮るように無言で無線を切った。

    絵心「フランス棟のモニタールームの奥に、使われてない部屋がある。お前らでそこを使え」

    烏と魔理沙は顔を見合わせる。

    烏「お前ら?」
    魔理沙「了解だぜ」

    絵心は当然のように言い放った。

    絵心「当たり前だろ。素性の知れない奴を一人で過ごさせるわけにはいかない。しばらくは烏旅人と常に生活しろ。まあ、フランス棟のマネージャーっぽいことやってればいいよ」

    絵心「じゃあ、マスターたちには新しいサポートスタッフが来たって伝えとくから。よろしくね」

    烏「いや待てや!魔理沙と相部屋か!?」

    魔理沙「……?なんだよ旅人、私と相部屋がそんなに嫌か?」

  • 56スレ主25/02/27(木) 03:10:14

    絵心は騒ぎ出した二人に苛立たしげに手を振り、追い出すように部屋の外へ放り出した。

    絵心「ウルセー。じゃ」

    放り出された二人は、廊下に立ったまま呆然と互いを見つめ合った。

    烏「…大変なことになったなわ…」

    烏はため息をつく。

    魔理沙「おい!どれだけ私との相部屋が嫌なんだよ!」

    烏「…このアホ娘」

  • 57二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 09:30:48

    危機感のない魔理沙かわいい
    危機感に襲われる烏は頑張ってください
    少女保守中

  • 58二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 12:31:44

    ナチュラルに事件を隠蔽しようとする絵心草

  • 59二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 16:29:43

    ラブコメ待機

  • 60二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:36:17

    今から始まるラブコメへの期待と紫様の不穏さよ
    少女保守中

  • 61二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:16:36

    烏マリの熱々のラブコメが繰り広げられる裏で怪しい動き…すごいワクワクしてきた

  • 62二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 11:07:25

    少女保守中

  • 63二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 18:35:06

    これから烏マリのイチャイチャやケダモノ共から魔理沙を守る烏が見れるのかと思うと楽しみ

  • 64二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:59:45

    これ魔理沙幻想郷に住んでたせいで男性への危機感が養われる機会がなかったな?
    烏は頑張ってくれ

  • 65二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 08:23:31

    >>63

    スペイン棟とイタリア棟にだけは絶対に行かせるなよ烏!

  • 66二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 15:37:15

    少女保守中🚺

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 22:48:36

    少女保守中

  • 68スレ主25/03/02(日) 04:45:58

    少女保守ありがとう長々待たせて申し訳ない
    プロットは完結までできてるからちょっとまってな

  • 69二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:57:47

    >>68

    把握

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 15:55:16

    少女保守中

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:03:03

    少女保

  • 72スレ主25/03/03(月) 03:16:41

    烏「とりあえずフランス棟に行こか」

    「了解だぜ」と魔理沙がさっきとは一転、軽快に返事をし、二人はフランス棟に向かって静かな廊下を歩き始めた。魔理沙は周囲をちらりと見渡し、少し首をかしげながら尋ねた。

    魔理沙「そういえば、『フランス棟』って何なんだ?」

    烏は苦笑しながら、軽く肩をすくめて答えた。

    烏「フランス棟は俺が今所属しとるチームがある場所やな。あー…でもまず、ブルーロック全体の説明をせなあかんか」

    魔理沙は少し思案顔でうなずいた。

    魔理沙「実は薄々勘づいてるぜ」

    烏「勘がええな」

    魔理沙はふっと笑い、何か面白そうに声を弾ませた。

    魔理沙「ヤバい実験施設だろ?ここ、窓がないし、あのエゴってやつもマッドサイエンティストっぽいしな。お前、観察実験とか好きだったもんな。人間改造でもしてんのか?」

    烏はその冗談に少し焦り気味で返す。

    烏「誰がマッドサイエンティストやねん!絵心と一緒にすんな!いや、まあ…実験施設ってのは否定しきれんけどな」

  • 73スレ主25/03/03(月) 03:17:19

    烏は一息ついて、やや真面目な顔つきになった。

    烏「ここは、世界一のストライカーを育成するための場所や。サッカーの合宿所みたいなもんやな」

    魔理沙は驚きの声を上げる。

    魔理沙「合宿所!?ここが??」

    烏「合宿っつーても、ちょっと特殊やで。高校生のストライカー上位300人を集めて、その中で戦わせて生き残った一人だけが世界一のストライカーになれるって趣旨なんや」

    魔理沙は唸りながら、少し眉をひそめた。

    魔理沙「300人って、すごいシビアじゃないか…」

    烏は苦笑しながらうなずく。

    烏「もう、シビアどころか…天才どもが共同生活してるから、トラブルも多くてな。俺の胃がもたんわ」

    魔理沙は彼の様子に少し同情しながらも、興味津々な顔をして聞いた。

    魔理沙「旅人、お前って苦労してんだな…今も300人いるのか?」

    烏「いや、今は選考を生き残った監獄メンバー35名と、敗者復活戦通過者1名、青の11傑に敗れた元・日本代表10名の計46名や」

    烏は歩きながら話を続けた。

  • 74スレ主25/03/03(月) 03:19:16

    烏「ほんで、今ここには欧州五大リーグの最強チームが集まっとる。ドイツの『バスタード・ミュンヘン』、イングランドの『マンシャイン・C』、イタリアの『ユーヴァース』、スペインの『FCバルチャ』、フランスの『P・X・G』。生き残りの俺らはこの五つのチームにそれぞれ分かれて、ユース選手たちと合流し、指導を受けながらレギュラー獲得を目指してんねん」

    魔理沙はじっと話を聞き込みながら、頷く。

    魔理沙「なるほど、それでフランス棟に行くんだな」

    烏「せや。ああ、そういえば一つ言い忘れてたことがあるわ」

    魔理沙「なんだぜ?」

    烏は立ち止まり、少し真剣な表情になって魔理沙を見つめた。

    烏「恐らく俺とずっと一緒におるから迷わんとは思うけど…、万が一迷ったとしてもイタリア棟とスペイン棟には絶対行ったらあかんで」

    魔理沙は少し驚いた顔をして、疑問の声を上げる。

    魔理沙「?何でだよ」

  • 75二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 03:19:40

    このレスは削除されています

  • 76スレ主25/03/03(月) 03:22:45

    烏は少し目を細めて答えた。


    烏「そこにはケダモノが住んでる。お前は特に危険や。絶対に近づいたらあかん」


    魔理沙は一瞬考え込んだが、すぐににやりと笑い返した。


    魔理沙「…分かったぜ!」


    烏は彼女の軽い返事に少し疑念を抱いたが、あえて深く追及せずに話を続けた。


    烏「…っと、そうこうしてる間についたな」


    彼は手をパネルにかざし、扉がエレベーターのように静かに開く。


    烏「ようこそ、フランス棟へ」


    魔理沙は軽く片手を上げて答えた。


    魔理沙「邪魔するぜ」


    烏はその返事に苦笑しながら、小さく冗談を挟む。


    烏「邪魔するんやったら、帰って〜」


    魔理沙「あいよ〜って懐かしいなこれ」


    二人はお互いに微笑み合い、少し昔を懐かしむようにして笑った。その穏やかな空気を破るように、廊下の奥から誰かが歩いてくる音が聞こえてきた。


    誰?

    >>77から>>81で🎲振ります

  • 77二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 08:53:01

  • 78二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 09:43:07

    士道

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 10:44:31

    斬鉄

  • 80二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 11:03:24

    シャルル

  • 81二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 12:54:50

    七星

  • 82スレ主25/03/03(月) 13:51:13

    dice1d5=3 (3)

    1凛

    2士道

    3斬鉄

    4シャルル

    5七星

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:41:48

    斬鉄か…凛士道は幻想郷側の価値観だけど斬鉄はどうなるかな…

  • 84二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:22:44

    前スレだとチルノと気が合ってたな

  • 85二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 04:36:28

    魔理沙もツッコミポジのイメージだし斬鉄がど天然かましてもツッコミ切れるよ良かったな烏

  • 86二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 12:29:37

    分かっちゃいたけどこっそりスペイン・イタリア棟行く気満々の魔理沙で草
    幻想郷生活で養われた好奇心は伊達じゃない

  • 87二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 15:40:40

    >>83

    凛ちゃんに至っては恐らく幻想郷のが生きやすい感性してる

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 22:30:44

    >>84

    斬鉄と話した瞬間⑨妖精が頭の中をよぎる魔理沙

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:03:05

    保守

  • 90二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 04:21:15

    少女保守中🚺

  • 91二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 11:42:06

    保守

  • 92二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 16:05:20

    保守

  • 93二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:10:41

    少女保守中

  • 94スレ主25/03/06(木) 02:05:33

    廊下の奥から軽やかな足音が響き、長身でメガネをかけた青年が姿を現した。彼は烏に気づくと、真剣そうな表情で歩み寄ってきた。

    斬鉄「烏」

    烏「斬鉄か」

    斬鉄は一瞬魔理沙に視線を向け、不思議そうに眉をひそめたあと、話し出した。

    斬鉄「珍しいな、女の人と一緒にいるなんて」

    その一言に、魔理沙はびくっと反応したが、斬鉄はそれに気づかずさらに続ける。

    斬鉄「もしかして、彼女か?…ここに連れてくるなんて、『惚れて通えば千里眼』だな!」

    その発言に、魔理沙は堪えきれず吹き出しそうになり、烏は慌ててツッコミを入れる。

    烏「千里眼ちゃう!千里も一里や!なんで目が出てくんねん、アホ!」

    斬鉄「アホって言うな」
    少しムッとした様子で返す斬鉄に、烏は言葉の意味がまるで通じていないことに肩を落とし、魔理沙はその純粋さに思わず声を上げて笑ってしまった。

  • 95スレ主25/03/06(木) 02:06:47

    「いや、ちゃうんよ」烏は切り替えて手を振って否定する。魔理沙も気まずそうに「ただの友達だぜ」とすぐに補足したが、斬鉄は真剣な顔で首をかしげる。

    斬鉄「え、違うのか?でも、二人すごく仲良さそうだしなぁ…」

    烏は深いため息をついて、「勘弁してくれ…」と肩をすくめた。斬鉄は気にする様子もなく、「でも、仲良しはいいことだ!『神の利は人の和に如かず』だからな!」と、得意げに言い放つ。

    烏「地の利や!神出したら話変わってまうやろ!」

    二人のやり取りを見て、魔理沙は耐えきれず大笑いし始めた。斬鉄の天然さに、ふと幻想郷の氷の妖精──チルノを思い出し、「ああ…なんか、似てるな」とぼんやり考えた。

    魔理沙は笑いを収め、斬鉄に向き直る。

    魔理沙「霧雨魔理沙だぜ。ここで選手のサポートをすることになったんだ、よろしくな」

    斬鉄はメガネをクイッと直し、爽やかに笑う。

    斬鉄「魔理沙か。俺は剣城斬鉄。よろしく頼む」

    斬鉄の無邪気な笑顔に、魔理沙も自然と笑顔を返し、軽く握手を交わした。

    斬鉄「じゃあ、またな!魔理沙、烏!」

    斬鉄が明るく手を振りながら去っていくのを、魔理沙も笑顔で見送った。

    烏「ほんまに、あいつはどうしようもない天然やな」

    魔理沙「まあ、憎めないタイプだな」

    二人は廊下を進み、やがてフランス棟の奥にある部屋へとたどり着いた。

  • 96二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 02:45:50

    このレスは削除されています

  • 97スレ主25/03/06(木) 02:47:15

    部屋の扉が開くと、広々とした空間が目の前に広がった。魔理沙は軽く足を踏み入れ、部屋の中を見回した。天井が高く、シンプルながらも洗練された家具が整然と配置されている。

    魔理沙「結構広いな!シャワーもお手洗いも、キッチンまであるじゃないか」

    烏ははしゃぐ魔理沙を横目に少し呆れたように肩をすくめながら、軽く説明を始めた。

    烏「元々フランスのマスター…つまり一番偉いコーチ用に作られたらしいわ」

    魔理沙はさらに驚きながらも、軽い調子で笑いながら続けた。

    魔理沙「この広さだったら二人でも十分暮らせるぜ!…で、なんで旅人はそんなに不服そうな顔してんだよ?」

    ムッとした表情で魔理沙が烏を見つめると、烏は困ったようにため息をついた。

    烏「…あのなあ、お前はもう少し警戒心を─」

    魔理沙「おい見ろよ、旅人!ベッドが大きいぜ!」

    烏「聞け!このアホ娘!」

    魔理沙は烏の言葉を聞き流し、勢いよく大きなベッドにダイブする。シーツに包まれた体を伸ばしながら、楽しげに笑い、烏に向かって手を広げて招いた。

    魔理沙「ほら、旅人もこいよ」

  • 98スレ主25/03/06(木) 02:48:14

    真っ白なベッドに魔理沙の金色の髪が広がり、照明の光がキラキラと反射した。金糸のようなそれが擦れるたびにほのかに甘い香りが漂い、美しい微笑みが烏を誘う。
    無意識のうちに、烏は魔理沙の頬に手を添えていた。魔理沙がくすぐったそうに微笑む瞬間──

    ロキ「失礼します」

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 10:57:09

    親フラならぬロキフラ!?

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 18:01:15

    イチャイチャタイム⁉…と思ったらまさかのロキフラどうなる烏マリ

  • 101二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 23:07:28

    キッスは!?入籍は!?

  • 102二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 05:55:15

    世界一保守中

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 12:42:24

    シャワー・お手洗い・キッチン極めつけに大きいベット…今更だけど新婚さんセット揃ってんじゃん~!!!

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 15:33:18

    ナチュラルに頬に手を添える烏と受け入れる魔理沙はなんなんだよ!!

  • 105二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 23:12:37

    ロキさん愛とロマンス大好きフランス人だしお若い二人のお熱いひとときを邪魔しないようにスゥーと退出しそう

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 03:58:23

    >>105

    空気が読める天才ロキ草

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 09:24:50

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 18:28:02

    少女保守中

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 00:06:36

    ベッドに二人きり、甘い香り、頬に手………
    確実に何かが始まりそうな空気だった

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 04:39:22

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 12:01:24

    少女保守中

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 18:38:34

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:55:14

    保守

  • 114スレ主25/03/10(月) 03:16:15

    ロキの声が部屋に響き、烏は慌てて魔理沙の頬から手を離し、何事もなかったかのように咳払いを一つして平静を装った。

    烏「……あー、ロキか」

    魔理沙は状況がよくわかっていない様子で、ベッドの上から身を起こし、金色の髪を軽く振って整える。ロキが扉の向こうから姿を現すと、彼女は目を丸くして興味深そうにベッドから降りた。

    魔理沙「えーっと、初めましての人間だな」

    ロキは穏やかな笑みを浮かべ、軽く頭を下げた。

    ロキ「初めまして。ロキと申します。よろしくお願いします」

    魔理沙「魔理沙だぜ。よろしくな」

    彼女は手を差し出し、ロキもそれに応じて握手を交わした。

    ロキは自分の立場を説明し、魔理沙は興味深げにふむふむと頷きながら聞いていた。

  • 115二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:19:30

    このレスは削除されています

  • 116二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:43:14

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:46:01

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:46:18

    このレスは削除されています

  • 119二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:47:06

    このレスは削除されています

  • 120二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 03:50:28

    このレスは削除されています

  • 121スレ主25/03/10(月) 04:35:59

    魔理沙「そういやお前ら、ここでサッカーしてるんだろ。私もやりたいぜ!」

    ロキは少し驚いた顔をしたが、すぐに柔らかく笑って答えた。

    ロキ「ええ、良いですよ。一緒にやりましょう」

    ただし、ロキは魔理沙の姿を一瞥して、少し困ったように付け加えた。

    ロキ「でも、その格好じゃちょっと難しいですね。動きやすい服じゃないと」

    魔理沙は自分の服を見下ろし、大きなリボンのついた魔法使いらしい帽子と沢山のフリルが揺れるワンピースを見た。彼女は即座に烏を振り返り、目を輝かせて叫んだ。

    魔理沙「烏!お前ジャージ持ってないの?貸してくれよ!」

    烏「……持ってくるわ」

    烏が部屋を出てジャージを取りに行っている間、魔理沙はロキと楽しげに雑談を始めた。しばらくして戻ってきた烏からジャージを受け取ると、魔理沙はその場で着替えようとする。

    烏「アホ!俺らが出てくまで待てや!!」

    魔理沙「ああ、すまんすまん」

    烏「(アカンこいつ…あとでもろもろ説教せな)」

  • 122スレ主25/03/10(月) 04:38:34

    魔理沙は烏の大きなジャージをゴムとクリップで留めて、動きやすいようにサイズ調整を済ませると、満足げに手を叩いた。

    魔理沙「よし、これでバッチリだぜ!行くぞ、ロキ!旅人!」

    気合いの入った表情で、魔理沙は足元を軽く跳ねさせて、準備万端といった様子を見せた。烏は彼女の無邪気な行動に少し照れを感じ、何気なく咳払いをしてその照れを隠そうとした。ロキはただ微笑み、静かに後に続く。

    一行は部屋を出て、施設内の小さな人工芝のエリアへと足を運んだ。そこは簡易的な練習場で、端の方にボールが一つぽつんと転がっている。魔理沙はそれを目にするや否や、すぐさまボールを拾い上げ、軽やかに蹴り上げた。
    ボールは軽やかに空を舞い、その軌道は驚くほど正確だった。まるで意志を持ったかのように真っ直ぐ飛び、目標のゴールへと吸い込まれるように収まった。

    烏は驚きと共に息を呑み、その場に立ち尽くした。

    烏「…お前!…この軌道…」

    ロキも感心したように頷き、魔理沙を見て驚きを隠さずに言った。

    ロキ「…ええ、士道のサッカーに似ていますね。想像以上です、魔理沙さん」

    魔理沙は自信満々に胸を張り、誇らしげに笑ってみせた。その笑顔には、どこかいたずらっぽさが滲んでいた。

    魔理沙「へっ、当たり前だぜ!私、フランにサッカー教わったんだからな!」

    ロキが「フラン?」と小首を傾げると、魔理沙は楽しそうに説明を始めた。

    魔理沙「フランってのはな、私の知り合いの吸血娘さ。烏には前に話しただろ?引きこもりで、外に出たがらないんだけど…そいつが、何故かサッカーめちゃくちゃ上手いんだぜ」

    彼女は腕を組みながら、楽しげに笑って話を続けた。

    魔理沙「昔、外から来た執事にいろいろ教わったらしいんだ。で、私もそいつのサッカーに付き合ってやってたら、いつの間にか上手くなっちまったんだよな!」

    烏「(こいつ…相変わらず非凡やな)」

  • 123スレ主25/03/10(月) 04:39:15

    ロキ「このクオリティなら、選手の練習相手としても十分通用しますね。選手でないのが惜しいくらい上手です」

    魔理沙は褒め言葉に対して照れくさそうに肩をすくめながら、笑みを浮かべて答えた。

    魔理沙「褒めすぎだぜ」

    そのやり取りの最中、どこか遠くから軽やかな足音が近づいてきた。しばらくすると、すらりとした美女が息を切らせながら駆け寄ってきた。彼女の顔には、温かい笑みが浮かんでいる。魔理沙はその人物に目を留め、少し首を傾げた。

    アンリ「霧雨魔理沙さん!烏旅人くん!ここにいらしたんですね!」

    息を整えながら話しかけてきた彼女は、帝襟アンリだった。烏は彼女に気づき、少し緊張したように返事をした。

    烏「帝襟さん」

    そのやり取りを見ていた魔理沙は、さらに首をかしげながら彼女を見つめた。

    魔理沙「…誰だぜ?」

    アンリは微笑を絶やさず、丁寧に頭を下げた。

    アンリ「帝襟アンリと申します。ここ、ブルーロックの…いえ、詳しいことはお部屋でお話ししましょうか」

    ロキと烏は練習の時間が迫っていたため、魔理沙はアンリと二人で部屋に戻ることになった。

  • 124スレ主25/03/10(月) 04:39:48

    アンリは改めて姿勢を正し、にこやかな笑顔を浮かべながら自己紹介を始めた。

    アンリ「改めてご挨拶させていただきます。私は帝襟アンリ。選手の体調管理や個人データの更新、プロジェクトの進捗確認、そしてJFUへのレポート作成など、裏方の仕事を担当しております」

    その説明を聞いた魔理沙は、興味深げにアンリを見つめ、頷いていた。
    アンリは少し微笑みを浮かべ、次に話題を変える。

    アンリ「お二人が同じ部屋で共同生活をされるというのは、少し窮屈かもしれませんが…後ほど簡易ベッドをお持ちしますので、その点はご安心くださいね」

    その丁寧な配慮に、魔理沙は軽く肩をすくめながら笑みを浮かべた。

    魔理沙「気にすんなって!私と烏の仲(ZUTTOMO)だからな!」

    アンリは一瞬驚いたような表情を見せたが、すぐに理解し、安堵の表情を浮かべて頷いた。

    アンリ「……そうでしたか。それなら安心しました」

    会話の雰囲気が少し和らいだところで、アンリは魔理沙に向けて一枚の用紙を差し出した。

    アンリ「それでは、魔理沙ちゃん。もし必要なものがあれば、この用紙に書き込んで私に渡していただけますか?」

    魔理沙は素直に頷き、用紙を受け取ると、それを丁寧に机に固定した。彼女の細やかな動きが、どこか可愛らしさを感じさせる。
    アンリはそんな魔理沙の様子を見て微笑みながら、少し申し訳なさそうな顔をして言葉を続けた。

  • 125スレ主25/03/10(月) 04:40:12

    アンリ「今日は、あまり多くの備品を準備できていなくて…一応、替えの下着は1着だけ用意してあるけれど、ごめんなさいね」

    魔理沙「全然平気だぜ。それだけでも十分だよ」

    アンリと魔理沙は談笑しながら、アンリがフランス棟のマネージメント業務について説明していた。

    アンリ「…とまぁ、だいたいこんな感じです。じゃあ、早速練習場に行って実際にやってみましょうか」

    そう言いながら、アンリは魔理沙の服装を見て少し気にかけた。

    アンリ「そういえば、その格好…烏旅人くんの服よね?私の私服を持ってきましょうか?」

    アンリは魔理沙の服装に目をやりながら、優しく提案した。しかし、魔理沙は軽く肩をすくめ、笑みを浮かべながら答えた。

    魔理沙「ありがとう、大丈夫だぜ。気に入ってるんだよ、これ」

    そう言って、彼女は少しだけ視線を逸らし、はにかんだ表情を見せた。普段は強気な魔理沙にしては珍しく、控えめな反応だった。それを見たアンリは、思わず驚きの色を浮かべたが、すぐに柔らかく微笑んで頷いた。

    アンリ「そう…分かったわ」

  • 126二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 12:51:21

    彼ジャージ!!!(大歓喜)

    フランにサッカー教わってるとき、久々に触れた外の世界の文化に幼馴染を思い出して(今頃元気してるかな・・・)とか考えてたりしたのかな

  • 127二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:48:49

    外の世界から来たフランちゃんの執事ノーゴムでサッカーしそう

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:16:00

    あるのかどうかはともかくフランと士道見たいな...楽しみすぎる...

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 08:29:23

    相変わらず危機感が薄い!
    これは後ほど烏さんにたっぷり説教されますわ

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 15:32:24

    彼ジャージでマネする魔理沙側から見たらただの彼女では???

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:57:59

  • 132スレ主25/03/12(水) 04:53:01

    アンリは魔理沙の様子を確認して軽く頷くと、彼女を連れて練習場へと案内した。二人が並んで歩みを進めると、広大なスペースが目の前に広がった。練習場の各所には最新鋭のトレーニング機器が整然と並び、その規模と設備の充実ぶりに圧倒されるほどだった。
    アンリは魔理沙に向き直り、笑顔を浮かべながら指で設備を一つ一つ指し示しつつ、丁寧に説明を始める。

    アンリ「ここがフランス棟の練習場です。見ての通り、選手たちが効率よくトレーニングを行えるよう、最新の機器を揃えています。どの選手もここで日々、最善の結果を目指して汗を流しています」

    魔理沙「へぇ…すげぇな。こんな場所で鍛えてるのか」

    アンリ「そうですね。私たちはそのサポートとして、体調管理やメンタル面でのケアも行っているんです」

    その間、アンリは近くにいたロキに目をやり、軽く促す。ロキはそれを受けて周囲の選手たちに声をかけた。

    ロキ「新しいサポートスタッフを紹介します。霧雨魔理沙さんです。今日から貴方達のマネジメントを担当します」

    ロキの言葉に、選手たちの視線が一斉に魔理沙へと集まる。魔理沙は多少の居心地の悪さを隠しつつも、いつもの調子で明るく挨拶した。

    「よろしくだぜ。何でも手伝うから、遠慮なく言ってくれ」

    その言葉に、一部の選手は軽く頷いたが、表情を崩さずに立っている凛は何も言わず静かに彼女を見つめた。斬鉄はさっき魔理沙と会ったことを思い出し、子犬の様な笑みを浮かべる。一方、士道は目ざとく魔理沙の服装に気づき、笑いを堪えながら指摘した。

    士道「あれ、烏ちゃんのジャージじゃん!そーいうことねぇ〜🎵」

    烏「…ただの幼馴染や」

  • 133スレ主25/03/12(水) 04:53:40

    その後、選手たちはそれぞれのトレーニングへと戻り、アンリも一仕事終えたというように満足げに頷いた。そして、次に行う作業について魔理沙に説明を始めた。

    アンリ「では、まずはこの機材のチェックと補充をお願いできますか?リストはここに書いてあるので、それを参考に確認してみてください」

    魔理沙「了解だぜ」

    彼女は言手際よく機材をチェックする。その様子を見ていたアンリは魔理沙の動きに感心し、思わず声をかけた。

    アンリ「魔理沙ちゃん、意外とこういう作業、慣れているのね」

    魔理沙は肩をすくめながら軽く笑い、「まぁ、何だかんだ父親の手伝いしてたからな。これも似たようなもんさ」と答える。しばらくして仕事がひと段落し、皆が休憩に入った頃、アンリが備品の欠けに気づいた。

    アンリ「あら…この備品、ヒビが入っているわ。取り替えないと」

    魔理沙「なら私が取ってくるぜ。さっきの倉庫にあったやつが予備だろ」

    アンリ「助かります」

  • 134スレ主25/03/12(水) 04:54:12

    魔理沙はそのままひとりで倉庫へと向かった。倉庫に入ると、そこは少し薄暗く静かで、備品が整然と並んでいる。

    魔理沙「えーっと、どこにあったっけな…?」

    彼女は備品を探しながら歩みを進めていたが、そのとき、倉庫の隅で何かが動く音がした。魔理沙は思わず動きを止め、警戒しながらそちらの方に目をやる。すると、背後から落ち着いた声が響いた。

    「手伝おうか?」

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 11:29:42

    誰や!?

  • 136二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 12:29:25

    このレスは削除されています

  • 137スレ主25/03/12(水) 12:30:59

    魔理沙は背後から聞こえた声に驚き、振り返る。そこには、背が低く小柄な男が立っていた。ウェーブのかかった髪が揺れ、その落ち着いた眼差しが倉庫の薄暗がりに溶け込むように魔理沙を見つめている。

    魔理沙「えっと…お前は?」

    清羅「清羅刃だ。ドイツ棟の」

    一瞬戸惑う魔理沙だったが、すぐに笑みを浮かべて返した。

    魔理沙「刃か…私は霧雨魔理沙だぜ」

    清羅「知ってる。フランス棟の新しいスタッフだろ。俺の棟でも話題になってる」

    魔理沙「それは光栄だな」

    清羅はそのまま返事をせず、高い棚に置かれた備品を指さした。

    清羅「光栄ついでに手伝ってやる。お前じゃあそこには届かねえだろ?」

    魔理沙は棚を見上げて、自分の背丈では無理だと納得し、素直に頷いた。

    魔理沙「確かにな。助かるぜ」

  • 138スレ主25/03/12(水) 12:32:40

    清羅が備品に手を伸ばしたその瞬間、魔理沙が不意に口を開いた。

    魔理沙「ところで…」

    その声が空気を切り裂くように響いた刹那、彼女は滑るような動きで清羅の首に手を回し、彼の身体を一瞬にしてマットに押し倒した。
    清羅は魔力の気配を一切出さなかった魔理沙の動きに、反応が一瞬遅れる。

    清羅「(─チッ)」

    魔理沙は軽く彼に跨り、その瞳に鋭い光を宿して見下ろす。冷たくも支配的な手のひらが清羅の喉元に触れ、微かな圧力を加えていた。

    魔理沙「ここに私を連れてきたのは…お前のご主人様か?」

    清羅「…何の話だよ」

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 22:17:25

    異変解決家モードかっこいい・・・
    清羅が境界直してたの探知したりしたのかな

  • 140二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 23:18:27

    ここにきて魔理沙の妖怪嫌いが…私の可愛い刃ちゃんは人間だけど式神だから…

  • 141二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 05:35:33

    >>140

    おは紫さま

  • 142二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 14:35:20

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:55:07

    烏の幼馴染の魔理沙と幻想郷の魔法使いとしての魔理沙のギャップに惚れそう

  • 144二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 06:45:34

    少女保守中

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 14:16:40

    保守

  • 146二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 22:58:13

    保守

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 08:20:41

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 14:30:15

    ⭐️

  • 149二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 22:39:12

    このレスは削除されています

  • 150二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 07:03:46

  • 151二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 14:05:49

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:56:57

  • 153二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 07:43:09

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 17:34:16

    少女保守中

  • 155二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 18:51:32

    このレスは削除されています

  • 156二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 00:09:45

  • 157二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 09:45:36

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 16:10:23

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:57:48

  • 160スレ主25/03/19(水) 04:52:28

    魔理沙「とぼけるつもりか? カラダに不釣り合いな後付けの力…お前ら式神ってのは分かりやすいんだよ」
    
声に嘲りが混じり、彼女の瞳が一層鋭さを増す。彼女は膝を僅かに動かし、清羅の動きをさらに封じるように体重をかけた。清羅はマットに押さえつけられたまま、僅かに息を整えながら応じた。

    清羅「…さっきから何言ってんのかさっぱり分かんねえよ」
    
喉に触れる魔理沙の手を感じながら、彼の目が一瞬だけ鋭く光った。声は低く抑えられ、皮肉と冷静さが混じり合っていた。魔理沙は小さく笑い、その笑みに冷たい刃のような意図が宿っていた。

    魔理沙「博麗大結界を通り抜ける方法は限られてんだ。私が無傷でココ(外の世界)にいる時点で、十中八九アイツの能力が関わってる」

    魔理沙「もしなんらかの目的があって私をここに連れてきたなら、事が順調に進むよう私に接触を図るはず」

    魔理沙「…そして、今目の前にお前(式神)がいる」

    魔理沙の髪が重力に沿ってパラパラと落ちる。無数の金子が清羅の肩に流れて煌めいた。

    魔理沙「っは、あからさまだろ。ここに私がいる理由を、お前が知らねぇはずがねぇ」
    
彼女の手が一瞬強く清羅の喉を締めつけ、次の瞬間緩めた。支配的な仕草の中で、彼女は清羅の反応を試すようにじりじりと圧力をかけていく。

    清羅「……お前、頭おかしいのか? 勝手な妄想で人を襲うのが趣味かよ」

    魔理沙「妄想かどうかは、これから確かめてやるよ、ダーリン」
    
彼女の声は低く冷たく、まるで宣告のように響いた。彼女の手が再び清羅の喉に力を込め、彼の反応を一瞬たりとも見逃さない覚悟を示していた。
    清羅は喉に感じる圧力に耐えながら、僅かに唇を歪めて笑った。

    清羅「やってみろよ。…お前が後悔するだけだぜ、ハニー」

  • 161スレ主25/03/19(水) 04:56:03

    魔理沙は清羅の正体を暴くことがdice1d2=1 (1)


    1できる

    2できない

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 11:19:26

    尋問中の描写が緊迫感あって堪らん・・・
    二人の掛け合いにはブルロ味を感じて好き

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 17:28:53

    烏さん烏さん
    コイツらイチャイチャしてまっせ

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:28:41

    ほしゅ

  • 165二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 05:14:52

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:41:47

    ここの清羅さんは式神としてのとき藍や橙みたくケモ耳でも生えるんだろうか
    生えたらもふもふなんやろなぁ・・・

  • 167二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 00:05:45

  • 168二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 09:28:37

    少女保守中

  • 169二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 15:29:08

    ほしゅ

  • 170二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 23:06:21

  • 171二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 06:45:28

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 14:52:12

  • 173二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 00:15:17

  • 174二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 09:40:14

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:20:09

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:20:14

  • 177二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 01:01:46

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 09:17:10

    少女保守中

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 14:04:18

  • 180二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:09:02

    少女保守中

  • 181二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 01:05:24

  • 182スレ主25/03/25(火) 05:08:49

    清羅「(コイツ、噂には聞いてたがヤり慣れてんな。しっかり殺意マシマシじゃねえか)」

    
清羅「(クレバーになれ、俺。霧雨魔理沙の境界はこの世界にまだ調和してない。魔法を使えねえコイツに俺にかけられた式が見つけられる通りがねえ。つまり脅し、恐らく全てコイツの)」

    
清羅「(─勘)」

    清羅「このまま続けても選手に危害を加えたお前が拘束されるだけだぜ、野生チビ」

    
彼の声には皮肉が滲み、魔理沙を挑発するように口元が微かに歪んだ。マットに押さえつけられたままでも、その瞳には冷静さと反骨の意志が宿っていた。

    魔理沙「チビはお前だろ」

    
清羅の皮肉的な声に、彼女は即座に言い返した。喉を締める手に力を込めると、彼女の指先が清羅の皮膚に食い込み、微かな圧迫感が彼に伝わった。倉庫の空気がさらに重くなり、埃が微かに舞う音すら聞こえそうな静寂が広がった。

    魔理沙「(私の脅しを理解してるあたり戦闘慣れはしてるみたいだし、おおかた勘は当たってそうだけど)」
    
魔理沙「(死を前にして何も吐かねぇなら拷問は無理なタイプかしら。めんどくせえ。人間のくせにどうしてそこまで妖怪に傾倒してるんだぜ。全く─)」

    魔理沙「心底理解できねぇな」

    彼女は小さく呟きながら、さらに強く清羅の喉を締め上げた。彼女の瞳が冷たく光り、その視線は清羅の表情を一瞬たりとも見逃さないよう鋭く注がれていた。

  • 183スレ主25/03/25(火) 05:11:16

    その瞬間、魔理沙の視線が清羅の首筋に落ち、微かな違和感が彼女の注意を引く。指先に伝わる微弱な脈動が感じられ、それは人間としても式神としても不自然なリズムだった。彼女の経験がその異質さを捉え、長年の勘が警鐘を鳴らした。

    魔理沙「お前、…これ!!」

    
彼女が叫んだ瞬間、清羅が突然動き出した。彼は魔理沙の腕を素早く掴み、力強くひねって形勢を逆転させた。彼女をマットに押し倒し、今度は清羅が上になる。倉庫の床に鈍い音が響き、埃が舞い上がった。彼の目が一瞬泳ぎ、冷静さを保とうとするも呼吸が乱れていた。

    魔理沙「あー、悪ぃ。オメーが紫のことが大好きな理由、少し理解したよ」

    清羅「…別に大好きじゃねぇ」

    魔理沙「あ? 大好きだろ」

    
彼女は面白いものを見つけたようにニタニタと笑みを浮かべ、揶揄うように清羅の肩を軽く叩いた。

    清羅「……どうしてそんな顔(カオ)できんだよ」

    魔理沙「?」
    
彼女は首を傾げ、清羅の言葉の意味を測りかねた。眉を軽く上げ、彼の真剣な表情に一瞬だけ目を留めた。

    清羅「…この瞬間でもお前の俺との境界線は何も変わってねぇ。普通軽蔑するだろ。魔法使い(お前)ならなおさら」
    清羅「理解したはずだ。今ので俺が──」

    魔理沙が清羅の唇に指を当てて言葉を遮った。彼女の指先が柔らかく彼の口元に軽く触れ、その言葉を封じた。

    魔理沙「随分みくびられたもんだぜ。私がそんな狭量な女に見えるかよ」

    彼女は笑みを浮かべ、清羅の頭に手を当てて自分の隣に倒した。マットに二人並んで倒れ、彼女の鈴の音が倉庫に響く。

    魔理沙「それに、私の親友もそうだしな」
    清羅「……そうかよ」

  • 184スレ主25/03/25(火) 05:12:20

    彼はむくりと起き上がり、少し疲れたように呟いた。立ち上がった彼の背中には、微かな疲労感と安堵が混じり、肩が僅かに落ちていた。

    清羅「ドイツ棟にいる臥牙丸吟、そいつに会いにいけ。デケェ熊のっぽだ」

    
彼は埃を払いながら、淡々と情報を告げた。声には力がなく、どこか投げやりな響きが混じっていた。
    魔理沙は眉を上げ、怪訝そうな顔で清羅を見た。彼女の金髪が揺れ、薄暗い光の中で一瞬だけ輝いた。

    魔理沙「はあ? 突然何言ってんだ」

    清羅は一瞬目を細め、魔理沙の反応を見定めるように息を吐いた。倉庫の壁に反響する微かな音が、彼の言葉に重みを加えた。

    清羅「幻想郷に帰りてえんだろ。ソイツなら……博麗大結界の渡り方を知ってる」

    
その言葉は静かに、だが確信を持って放たれた。彼の瞳に一瞬だけ真剣な光が宿り、魔理沙を試すような気配が漂った。
    魔理沙は一瞬動きを止め、清羅の言葉を頭の中で反芻した。幻想郷への帰還という目的が脳裏に浮かび、胸が僅かに高鳴る。

  • 185スレ主25/03/25(火) 05:13:06

    魔理沙「オメーが境界を開ければ済む話じゃねーの」

    清羅「境界を渡るのは紫しかできねぇ。式神(俺たち)にそれができんのは一時的に能力を借りてるからだ。秒でバレるぞ」

    
彼の声に微かな苛立ちが混じり、魔理沙の提案を一蹴するように言葉を重ねる。視線が一瞬遠くを見やり、紫の存在を意識しているようだった。

    清羅「外の世界じゃ弾幕ごっこは通用しねぇ。魔法の使えねぇ人間がバトるには分が悪い相手だが…ヤんのか?」
    魔理沙「やらねぇよ」

    
気軽に言い放ち、彼女は清羅から少し距離を取った。膝を軽く叩いて埃を払い、立ち上がる準備を始めた。
    清羅は彼女の返答に小さく肩をすくめ、マットから身体を起こす。首を軽く回し、魔理沙の攻撃でこわばった筋肉をほぐすように動かした。

    清羅「……このぐらいが限界だ」

    
彼の声は低く、どこか投げやりだった。立ち上がった彼の背中には、微かな疲労感が漂っていた。
    魔理沙はニヤリと笑い、清羅の肩を軽く叩いた。彼女の手から埃が舞い、倉庫の空気に溶けていく。

    魔理沙「いーや十分だ。世話になったな」

    その時、ドンドンと倉庫の扉を叩く音が響き、静寂を切り裂いた。魔理沙の耳に聞き慣れた声が届き、彼女の表情が一気に緩む。

    烏「魔理沙? おるか?」

  • 186スレ主25/03/25(火) 05:14:11

    魔理沙「王子様のお迎えだ。じゃーな、チビネズミさん」

    清羅は魔理沙を横目に境界に触れる。
    瞬間、倉庫の空気が歪み、空間が裂けるような異音が響いた。真っ暗な世界が広がり、無数の異常な目玉がギョロギョロと蠢く異様な光景が現れる。その裂け目に足を踏み入れ、振り返って魔理沙を見た。

    清羅「…あばよ、性悪プリンセス」

    
境界が閉じられると同時に、彼の姿は闇に吞み込まれ、倉庫には静寂が戻る。魔理沙一人だけがその場に残り、散乱した備品と埃っぽい空気に囲まれていた。
    扉が軋む音と共に烏が入ってきて、部屋を見回した彼の顔に呆れが浮かんだ。

    烏「随分遅かっ…大丈夫か?」

    魔理沙は散乱したカゴや備品を見回し、わざとらしく首を傾げて甘えた声を出した。

    魔理沙「えへへ…カゴ落ちまって。片すの手伝って?」

    烏「…可愛くないわアホ」

    
彼の手が忙しく動き始め、魔理沙は笑いながらその横で適当に手伝い始めた。倉庫の中には、再び軽い空気が流れ込んでいた。

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 13:12:18

    なんやかんや手伝う烏好き

  • 188二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 22:50:52

    よく見たら烏のほうが片付けの業務量多い
    甘え上手(?)な魔理沙であった

  • 189二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 08:27:55

    清羅の前と烏の前とで見せる顔の差に笑うと同時にキュンとする

  • 190二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:01:34

    「チビネズミ」「性悪プリンセス」の言い合い好き

  • 191二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 00:09:24

    保守

  • 192二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 09:32:47

    少女保守中

  • 193二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:26:22

    ⭐︎

  • 194二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 00:05:07

  • 195二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 09:17:52

  • 196二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:21:57

  • 197二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 23:28:59

  • 198二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 06:28:46

  • 199二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 16:02:41

  • 200二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:14:13

    スレ主、できれば時間ができたら続きのスレ新しく建ててほしいな
    凄く面白いし続きが気になる
    いつでも待ってるよ

オススメ

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