- 1121/09/14(火) 11:41:54
- 2121/09/14(火) 11:46:24
ストーリーライン自体は物凄く単純っていうか、SFポリス物としては王道なんだよね
ハダリの暴走
↓
被害者にヤクザや公安関係者が居たので九課が捜査
↓
ロクスソルスの関係者がヤクザに殺されたので捜査ついでにカチコミ
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目をつけられたバトーがハッキングされたのでハッカーを追ってキムの所へカチコミ
↓
決定的な証拠を手に入れるためにロクスソルスへカチコミ
ただ抽象的なシーンや格言の引用が物凄く多いから初見じゃ分かんないだけで - 3二次元好きの匿名さん21/09/14(火) 11:52:58
イノセンス面白いよね
- 4121/09/14(火) 11:57:09
個人的にはラストのバトーとトグサ親子のシーンが印象的
バトーの目にはトグサの娘(義体化していない生身の人間)は必要以上に戯画的、言ってしまえば醜く映るよう描かれている。
一方でトグサがロシア土産に買ってきた人形やハダリ達をはじめ、この作品に出てくる人形達はリアルに美しく描かれてる。例に挙げた二つはどちらも綺麗な青い目が印象的だね。
オリジナルの体が殆ど残っていないバトーと人形達、両者にどれほどの差があるだろう?
ってこれが押井監督が言いたかったことなんじゃないかなあ、と思う。 - 5二次元好きの匿名さん21/09/14(火) 11:59:42
攻殻は元々肉の身体を捨てつつある人類は無機物とどれだけ違うかみたいなテーマがあるけど
押井版攻殻は特に無機物寄りな作風だよね
一歩間違えればラスボス思想な気もする - 6二次元好きの匿名さん21/09/14(火) 12:02:08
押井守作品には必ず鳥、魚、犬が出てきて、それがメタファーになってるっていうのは個人的には難しくてよくわからん
- 7121/09/14(火) 12:07:06
イノセンスだとバトーの飼い犬は印象的でしたね。
キムと会話するシーンで「程度の差こそあれど、動物は人間が失った無意識の喜びを持っている」って話が出てきましたが、その例に挙げられる動物の中にバトーの飼っている犬種が居る。
バトーやキムのような肉体の殆どを人形に置き換えた者達にとっては、人間の持つ自意識ではなく、動物や人形達が持つ無意識に関心が行っているのではないか...と
そういえばバトーの犬も可愛く描かれてましたね。トグサの娘とは対照的です。
- 8二次元好きの匿名さん21/09/14(火) 12:14:59
詳しく知りたいならイノセンスの演出ノートとか売ってるので是非。色々細かく載ってると思う