- 1◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:47:04
俺はスピードシンボリの担当トレーナー兼恋人だ。常日頃は学園で彼女を支え、余暇の時間は恋人として彼女を癒す。
そういった事を続けてふと思ったのが……
「ふふっ……んん〜」
「顔こすられるとくすぐったいんだけど」
「ふふふ〜」
「聞いてない……」
スピードシンボリは大型犬のように見えるっと。
休日、スーちゃんを起こさまいとリビングのソファで寝っ転がりながらスマホを弄っていた。そのまま数分後、目を擦りながらスーちゃんが起きて来たかと思ったら、そのまま俺の上にうつ伏せで寝っ転がり始めた。
今じゃ俺の胸板に顔を擦り付けながらご満悦そうに笑っている、世界一可愛い。
「………」
「へへっ」
試しに頭を撫でると一瞬不思議がるが、その後ふにゃりと笑う。普段シンボリの令嬢としてだったり、自身が目指す夢や目標の為に邁進し続ける一方で、完全オフの時間だとふにゃふにゃになる。その時の甘え方がどうも犬のような愛くるしさを感じてしまう。
この力を抜けきった彼女を甘やかすのも、トレーナーであり、彼氏である俺の役目だと思っている。
「……とれーなー」
「ん? どうしたスーちゃん」
「今日はずっとギュッてしてて欲しい」
「ずっとか、流石にソレは頑張らないとな」
「うん、がんばって。おうえんしてる」
そう言いながら俺の胸板に顔を埋め、耳をぴょこぴょこしながら2度寝にふけるスーちゃん。
「すぅ……すぅ……」
「今はゆっくりおやすみ、スーちゃん」
朝飯抜きが確定した事に目を瞑りながら、世界一可愛い彼女を見守った。 - 2◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:47:41
おわり
- 3◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:48:11
- 4◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:48:33
- 5二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 23:48:39
俺はスピードシンボリの担当トレーナー兼恋人だ。
- 6二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 23:49:13
その顔でそんなことしてくるとか反則ですよね?
- 7二次元好きの匿名さん25/02/25(火) 23:52:26
強い女性の止まり木になりたいよね
- 8◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:55:14
分かる、めっちゃ反則級でいいですよね!
- 9◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:55:33
感想ありがとう、とても分かる
- 10◆iGjCJthFblL725/02/25(火) 23:55:55
こんな事言える男の中の男になりてぇよ