🎲で出したお題で普通にSSを書く

  • 1二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 10:50:01

    最初にメインとなるキャラ、舞台、前提条件、目的等を🎲で設定

    🎲を振り終わり次第、ちゃんと一次の小説を書くためのリハビリがてら、完結まで普通にSSを書きます


    メインキャラ

    dice1d14=14 (14)

  • 2二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 10:51:49

    舞台

    dice1d4=2 (2)


    1.初星学園内

    2.天川の中

    3.天川の外

    4.謎空間

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:00:07

    目的

    dice1d3=1 (1)


    1.学Pとの日常

    2.学Pとの恋愛

    3.学Pとはみ出すまで

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:01:57

    前提

    視点

    dice1d3=3 (3)


    1.学P

    2.あさり先生

    3.三人称


    好感度

    学P→あさり先生

    dice1d100=14 (14)


    あさり先生→学P

    dice1d100=61 (61)


    1〜50〜100

    親愛〜恋愛〜はみ出し

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:02:58

    これは男あさり先生

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:05:00

    メインキャラ:あさり先生
    舞台:天川市内
    目的:学Pとの日常
    視点:三人称
    好感度
    学P→あさり先生:親愛的好き
    あさり先生→学P:恋愛的好き

    次レスから書いていきます
    細かな設定、落とし所は書きながら考えます

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:05:52

    一つダイス振り忘れ

    どっちよりの三人称にするか

    dice1d2=1 (1)


    1.学P

    2.あさり先生

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:38:14

     学Pが大量のスイーツを一人で食べているあさりを見かけたのは、ある週末のこと。ちょっとした買い物をしにショッピングモールに行った時のことだった。
     ショッピングモールのすぐ近くにあるオープンテラスのカフェ。そこの隅でテーブルいっぱいにスイーツが並べてあったのが視界に止まった。最初は随分と食いしん坊な人もいるのだな、なんて思っていただけなのだが、席の主が誰なのかが分かると、学Pはそこに向かい彼女に声をかける。
    「……あさり先生、こんなところで何をしているんですか?」
     特に他意はない。学Pとしては、ただ知り合いがいたから話しかけたというだけ。だが、振り向いたあさりはというと、声をかけてきたのが学Pだと気づくと同時、熟れた林檎みたく顔全体を真っ赤に染めた。
    「えっ、あ……学Pくん!? えっと、これはですね……違うんです!!」

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 11:57:08

    「……まだ何も聞いてませんよ?」
     狼狽するあさりに学Pは小さく息を吐くも、何に対しての釈明なのかはすぐに察しがついた。
     テーブルいっぱいに並べられた数々のスイーツ。十中八九これが原因であろうことは容易に想像がつく。
    「しかし……どれだけ食べるつもりなんですか?」
     数にして軽く十は超えている。しかも、既に何皿かは完食済みで一つに積み重ねられている。彼女がよく食べる人であることは以前から知ってはいたが、まさかここまでだとは思わなかった。見ているだけで腹が苦しくなりそうだ。
    「ふ、普段はこんなに食べないんですよ! ただ……どれも美味しそうで、色々と迷っているうちに、その……選びきれなくて、つい……」
     あさりの声が段々と消え入りそうになる。羞恥で紅潮した顔を学Pから逸らしつつ、今度はあさりから学Pに質問を投げかける。
    「そ、そういう学Pくんは、どうしてここに……?」

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 12:18:06

    「ちょっと欲しい物があったので、それを買いに」
    「へ、へえ……ちなみに何を買うつもりなんですか?」
     露骨に会話の内容を逸らそうとしているな。思いつつも、学Pは素直に質問に答える。
    「部屋着と雑貨です。色々と古くなってきたので、新調しようかと思いまして」
    「い、いいですね! うん、良いと思いますよ! プロデューサーたるもの、常に身の回りのことにも気を遣うべし。たとえ、それが人から見えない場所だとしてもです。そんな学Pにはあさり先生ポイントを10点追加しちゃいます!」
     若干、捲し立てるような早口で言いながら、あさりはひょいひょいとスイーツを口に運ぶ。あっという間に平らげていき、気づけば大量に並べてあった皿は、残り三つとなっていた。あまり触れられたくないのだなと、学Pは苦笑を浮かべつつ、少し申し訳なさを感じていた。

  • 11二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 12:35:19

     人には誰しも見られたくない場所がある。あさり先生にとっては、きっとこの場面がそうなのだろう。それをづけづけと踏み込んでしまったのは、些か軽率だったか。などと考えていると、あさりが学Pに対して柔らかく微笑んだ。
    「……この光景を見られてるのがちょっと恥ずかしいというだけで、学Pくんが声をかけてくれたことはとっても嬉しいですよ。だから、学Pくん。そんな申し訳なさそうな顔をしなくてもいいんですよ」
    「あさり先生……お気遣いありがとうございます」
    「まあでも……先生の恥ずかしいところを除いた罰として、今度は学Pくんの買い物の様子を見させてもらいますからね!」
    「……えっ?」

  • 12二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 13:17:26

     どういうわけか、あさり先生と一緒に買い物をすることとなった。
     正確には、学Pの買い物にあさりが付き添う形になった、というのが正しいだろう。二人は現在、ショッピングモール内にある衣料品店に訪れていた。
    「学Pくんは普段、家の中だとどういう格好で過ごしているんですか?」
    「もっぱらジャージかスウェットですね。なので、学生時代は学校のジャージで過ごすことも少なくありませんでした」
    「分かります。わたしもついつい着ちゃってました。……というか、今も時々」
     思っていた以上にズボラなんだな、と思いはしたものの、口に出すのは控えた。流石にそれはデリカシーに欠けると理性が働いた。代わりに学Pは別の話題を振ることにする。
    「あさり先生は、何か買ったりしないんですか?」
     ここにはメンズにレディース、キッズ商品まで幅広く取り揃えられてある。けれど、あさりはさっきからずっと学Pと一緒に服を見て回っているだけだ。

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/26(水) 17:33:28

    「別にわたしは欲しいものはないですから。代わりに学Pくんがどんな趣味をしているのか見させてもらいますよ」
    「……そう言われると、なんか妙な緊張感が生まれますね」
     むず痒さを感じつつ、学Pは何気なく目についた服を選ぶ。手に取ったのは、グレーのスウェット上下セット。サイズも価格も手頃で、家の中で着る分には十分だ。即決でこれを買うことにしたが、折角来たのだからと他のも見てみることにする。
     定番から流行ものまで適当にさっと見て周りながら、少し気になるものは手に取って確認してみる。それを何度か繰り返しているうち、学Pはふと隣を歩くあさりに顔を向けて訊ねてみる。
    「あの、あさり先生」
    「どうかしました?」
    「ずっと俺のばかり見て退屈じゃありませんか? あさり先生も好きなのを見てもいいんですよ」
     しかし、あさりはすぐに頭を振る。
    「全然、退屈じゃありませんよ。一緒に見て回ってて楽しいです」

  • 14二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 00:19:00

    「……そう、ですか。それなら良いんですけど」
    「はい。ですので、学Pくんは好きなように買い物を楽しんでくださいね」
    「は、はあ……」
     あさりの厚意は嬉しいが、やはり自分だけ楽しむというのは、少しばかり気が引ける。なので、彼女にも楽しんでもらえることはないかと模索し始めた時、ふと目の前のプルパーカーが目に止まった。
     何かのアニメのコラボグッズだろうか。巨大ロボットがプリントされたパーカーが何種類かに分けられて並んであった。
    「……ペアルックコーデ、か」
     それから、何気なしに呟けば、あさりの顔がぼんと赤くなった。
    「ぺ、ペアルック!?」

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