- 1スレ主25/02/27(木) 15:08:56
- 2二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 15:09:45
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- 3二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 15:10:10
このレスは削除されています
- 4スレ主25/02/27(木) 15:10:56
- 5スレ主25/02/27(木) 15:11:47
このスレは>>4このスレの感想兼、書きたい方がいらっしゃったため書ける場所として建てさせていただきました!
- 6スレ主25/02/27(木) 15:12:26
前のスレからのあらすじをコピペです。
- 7スレ主25/02/27(木) 15:12:40
糖分は、脳のエネルギーのブドウ糖を含んでいるため脳の働きを活発にさせる効果を持つ。
仕事などでも糖分を使うことで作業の効率化や集中力をアップさせることに用いられることもある。
シャーレにて
先生と当番の生徒はそろそろ仕事も一段落がつき、時計をみるとちょうどおやつの頃に近づいていた。
例えば、少しお互いに休憩を取るのもありだろう。そのオヤツを食べている間に先生との交流があるかも知れない。
もしくは、生徒によってはもう少しだけ仕事を続けたいからこそサッと取り出して食べることができるラムネなどのお菓子もありかも知れない。
またそんなお菓子も種類は様々だ。市販品や特別なお店で買ったもの、自分で作ったりするのもありだろう。
お菓子。それを食べる時間が先生と生徒にとって少し特別でかけがいのないものになるのだ。 - 8二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 15:14:05
建ててくれてありがとう
家に帰ったらSS書くね(前スレ最後に書こうとしてた人) - 9スレ主25/02/27(木) 15:14:48
ということで、前スレから見てくださった方、もしくはこのスレを見て前スレをご覧になった方の感想や
>>7を見て書きたいなと思った方がいらっしゃればぜひぜひ新作のssなどを描いてくださる方がいれば書いていただけると幸いです!
- 10スレ主25/02/27(木) 15:15:01
よろしくお願いします!
- 11二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 19:33:29
最近ブルアカあんまりプレイできてないし急造すぎて色々ガバった気がする……あ、1000文字超えてて分割面倒なんで外部サイトです
サオリと羊羹 | Writening―――シャーレオフィス――― ××年××月×日 秋 11:57 シャーレの先生……この先先生の呼称する 先生はデスクに向かって書類仕事をしていた そうしてしばらくし、時計の針が真上を指す頃…… "んー……暖かくなっ…writening.net - 12二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 19:35:21
あれ?これスレの趣旨に合ってますよね?(今更不安になって来た)
- 13スレ主25/02/27(木) 21:08:38
- 14二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:27:11
- 15二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:12:06
- 16二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:17:19
前スレ見たらわかるけど自由に書いてヨシ!
- 17スレ主25/02/27(木) 22:43:25
ぜひぜひ!よろしくお願いします!
- 18スレ主25/02/27(木) 22:48:31
- 19スレ主25/02/28(金) 00:34:27
向こうのスレは一旦完結させてきました!
ぜひぜひss待っておりますので奮ってご参加ください!
ということでおやすみなさい! - 20スレ主25/02/28(金) 07:07:07
おはようございます!
- 21二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 07:14:17
書いてみたくなったが、いい表現が思い浮かばないしssっぽくない!
ssってなんだろう。俺は俺の文体でssモドキを作るぜ
…表現が思い浮かんだらな! - 22二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 12:53:09
思い付かなくても即席でなんか出来上がったからあの程度の駄文でいいなら簡単ぜよ
- 23モモイ25/02/28(金) 13:47:01
「先生〜? いる〜?」
ある日のシャーレ、そこにはキヴォトスの外から来たある大人の人、私の……少しではないけど気になる人、『先生』が普段からお仕事している場所
本来なら今日の担当者が先生のお仕事のお手伝いをするんだけど、無理言ってユウカに……セミナーの先輩に少し早く代わってもらった
(やっぱり、せっかくの日にアレだけじゃ物足りないよね……)
せっかくの日…というのは、バレンタインの事
私の最初の目的としては、バレンタイン記念の格闘ゲームの大会で優勝して、その優勝賞品のトロフィーを先生にプレゼントするつもりだった
けれど結果は初戦敗退……相手がハメ技を使ってきたとはいえ、これは私の実力不足
そこで急遽クレーンゲームで取ってきた食玩入りのチョコエッグを先生にプレゼントしたの
先生は喜んでくれたけど、やっぱり……手作りのチョコレートの方が良かったのかなって……
「ミドリが朝早くに先生に手作りチョコレートを渡して、その姉がクレーンゲームのチョコって……」
ミドリがバレンタイン前日から頑張ってた事は知っている、むしろ少し手伝いをした事がある
自慢じゃないけど、料理は作れるしお菓子作りもできる、けど先生がこんな私の手作りチョコなんか貰っても……というか、たぶんモモイは作れないだろうって思われてるかもしれない…
実際、あのユウカですらお弁当を作るのに3時間も掛かった
それくらいミレニアム=料理作れる生徒がいないと思ってる人も多い - 24モモイ25/02/28(金) 13:48:35
「実際、私先生に料理得意だよ! ……なんて一言も言ってないからわかんないと思うんだよね……」
……って、つい独り言が多くなっちゃったけど、先生はいないのかな?
呼び出しを受けてなければ基本的はシャーレにいるはずなんだけど
「……? これ、先生がいつも持ってるタブレット端末だよね?」
普段先生が座って仕事をしているデスクの前にそれは置かれている
仕事中以外は常に持ち歩いてる所を私は知っている……そこそこの頻度でタブレット端末と会話…?のようなやりとりをしている事も
「中のAIか何かと会話してるのかな?」
私は手作りチョコをデスクに置いてから先生のタブレット端末にタッチしてみる、けども予想通り、画面は真っ暗のまま動かない
過去に何度か起動してみようと触った事はあるけど、先生にしか起動させられないプログラムがあるみたいで動かす事はできなかった
「…っと、そんな事より先生は……?」
……? よくわからないけど、なんとなく休憩室に向かえば良い気がする
そこにも先生がいないなら、先生が帰って来るまで待ってようかな - 25モモイ25/02/28(金) 13:50:01
「休憩室にとうちゃ〜……く!?」
休憩室のドアを開けて最初に見た光景は……部屋のど真ん中で倒れている先生
それだけじゃなく、先生の下に流れる赤い液体と……近くに転がってるトマトジュースの空き缶……
「…ってドッキリ!? もー! 脅かさないでよー!」
そう言って私は先生を譲って起こそうとする、けれど先生は起きない
呼吸はしているから生きている事は確定なんだけど…
「・・・いったいここで何が起きたのさ」
私じゃなかったら先生◯人事件と勘違いされてもおかしくない状況だった
仮にユウカやノア先輩、ミドリだったら余計に混乱してたと思う、たぶん
「はぁ~……手作りチョコを渡せる空気じゃないよねコレ…」
とりあえずうつ伏せのままじゃ不味いと思った私は先生を仰向けにさせる
それと、これは後で先生から知ったんだけど……この時の私、無意識に先生を膝枕させてたみたい、それと、頭を撫でてた事も
うう…今思うと恥ずかしい……///
(…………先生の寝顔、こうしてじっくり見る事って初めてかも)
キヴォトスの外から来た大人……最初はなんか頼りない人だなぁって思ってたけど、私たちゲーム開発部の廃部の危機をなんとかしようと手伝ってくれたり、アリス奪還の時も最後まで協力してくれたり、今では一緒にゲームする仲になったり
あのユウカがすごく気になってる大人って知って、私も興味本位だったのに、気付いたら私も先生が好きになっていた
(けど好きだなんて、先生には絶対に言えないよ〜! 先生困っちゃうもん) - 26モモイ25/02/28(金) 13:51:41
けどもし、もしも先生が……ユウカを選んだのなら……その時は相手が悪かったと思って祝福する、けど……
「…………これだけは、ミドリには絶対に負けられない…!」
"……んん? 何が負けられないって?"
「ひゃあ!?」
わわっ…先生起きちゃった!?
どうしよう! さっきの独り言聞かれてないよね!?
「お……おはよう先生! さっきまで倒れてたけど何かあったの!?」
やば…めちゃくちゃ動揺してるよー!
先生に変な娘って思われないかなぁ!?
"んん? 倒れてた…? …あっ、トマトジュース飲んでたらむせてその拍子に何かに躓いて転んで気絶してたんだ"
「……ホントに何やってるのさ先生」
……まぁでも、無事で良かったよ
先生に何かあったら私……
「・・・そ、それじゃあ! なんともないみたいだから帰るね! 先生は念の為に安静にしないとダメだからねっ! それじゃ!」
"あっ…待って! モモイ!"
先生の呼び止めをあえて無視し、私は飛び出すようにシャーレを出た
……先生に渡すはずだった手作りのチョコレートを置き忘れて - 27モモイ25/02/28(金) 13:53:07
────
「はぁ~……とてもじゃないけど渡せる状況じゃないよね…」
ついシャーレから逃げちゃった私
本来の予定なら、仕事で疲れてる先生に手作りチョコレートを渡して先生の好感度アップ大作戦!…だったんだけどなぁ
「……先生、お仕事忙しいのかな…」
先生を寝かせてた時の寝顔は安らかなものだったけど、目の下に隈ができていた、きっと徹夜したんだと思う
それなら、もう私の出番は無いし、この後来るユウカに全て任せれば……あれ?
「ない……チョコレートが…無い!?」
嘘!? どこに忘れてきちゃったの!?
シャーレに来る前に何度も確認したから部室に置き忘れは無いはず……あっ
私は【手作りチョコをデスクに置いてから】
「やっちゃったー!? どうしよう取りに戻る? でももう先生に見つかってるよね!?」
うあ〜/// バカバカバカ! 私のバカぁ〜!!
先生に渡すためのチョコレートを置き忘れるなんて……もう先生の顔を見られないよ〜!!
というか、たぶんそろそろ……
"モモイ!!" - 28モモイ25/02/28(金) 13:54:47
「ひゃい!」
うわわぁ〜/// やっぱり先生来ちゃった!
"モモイ。このチョコレート…私のデスクに置かれてたんだけど、もしかしなくてもこれはモモイの…だよね"
なんでそこまでバレてるのー!?
普段はクソボケなのに今日は勘が良過ぎない!?
「…………うん。もう先生ならそれが何なのか、わかるでしょ…?」
"……モモイの手作り、だよね"
うぅ〜/// 恥ずかしい恥ずかしい…///
こんなつもりじゃなかったのに〜!
「……昨日の…バレンタインの時にさ、先生にクレーンゲームの賞品のチョコを渡したよね? あの後考えたけど、やっぱり……手作りチョコの方がもっと喜んでくれたのかなって……」
あの時の先生は喜んでくれたけど、手作りチョコレートを本当は渡したかったってのも本音
つい素直になれなかったのと、バレンタイン記念の大会と賞品に釣られた私の子供心が原因
「実はこっそり見てたんだ、ミドリからチョコレートを貰った時の先生の顔……すごく、嬉しそうだった」
妹のミドリが先生に本気の恋をしている、その事はミドリの姉として応援したい
けれどそれ以上に、ミドリと先生が結ばれたらって思うと心がちくちくする、先生を取られたくないって思ってしまう
「迷惑だよね…? あの時の私が最善だと思っての行動だったのに、楽しかったのは事実だけど……勝手に納得いかなくて、またチョコレートを用意しちゃうんだもん……」
"モモイ……" - 29モモイ25/02/28(金) 13:56:05
「ゴメンね先生……もう、今日の事は忘れて? 明日になれば、また……いつもの私になれるから…」
"…………"
ガサガサ…パキッ!
「せ…先生?」
"うん…すごく美味しいよ、モモイ"
「ほ、本当…?」
"モモイの気持ちが込められたチョコレートだよ、迷惑だなんて思ってもいないよ。だから…ありがとうね、モモイ"
「……あっ うん! えへへ…///」
こうして……私の本当のバレンタインデーは無事に終わった
けど、どうして先生は私の居場所がわかったんだろう?
《……♪》 - 30モモイ25/02/28(金) 14:06:22
【モモイの本命チョコレート】
モモイの想いがたくさん込められたチョコレート
普段は子供っぽくても、この気持ちだけは誰にも負けない
思ってた以上に長くなっちった、駄文失礼しました - 31スレ主25/02/28(金) 19:06:46
- 32二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 19:29:24
- 33スレ主25/03/01(土) 00:11:25
アイテム風説明文自分も好きなんですけど、いかんせん上手くいかないな〜って感じなので尊敬です
- 34スレ主25/03/01(土) 07:48:28
みなさんおはようございます!
- 35スレ主25/03/01(土) 14:10:31
とりあえず前スレの途中の方々を月曜くらいまで待ってみて、それでも来ず、かつ新たに書きたい人が来なかったら締めようかなって感じですね~
個人的には他に書いてみたいキャラクターいつつ、エミュして書ける自信がない……ってのが1人いたり……
明日までにチャレンジしてみたいものです。 - 36二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 14:16:50
- 37スレ主25/03/01(土) 14:26:45
セリフにわかりやすい特徴があれば割と伝わるように書けるんでしょうけどブルアカはですます調が多い分難しいキャラ多いですよね
なので地の文が多くして区別化すると、次には本当にこれはssなのか?地の文だけで説明したら面白くないんじゃないか?と悩むときがあったり……
奥が深いですよねssって
そしてもし書けたらで良いのでぜひスズミのお菓子関係のssを書けたらぜひお持ちくださいね!
- 38二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 14:38:37
- 39スレ主25/03/01(土) 14:44:01
全然大丈夫ですよ~
なんなら自分のリンちゃんの全く当番じゃありませんでしたし
それに前のスレで【このスレに入ってくださった皆様にはぜひ自分の想像した生徒と先生のおやつに関係したssを書いてもらいます!】って書いてるんです生徒×先生でおやつに関係してるなら何でもokです!
- 40春の河辺より愛をこめて25/03/01(土) 18:54:46
ピピピピッ、ピピピピッ。
枕元のデジタル時計が朝を知らせる音が、控えめに響いた。手を伸ばして目覚ましのスイッチを切り、起き上がる。開けたカーテンから差し込む陽光を浴びて、大きく伸びをした。今日もいい一日になりそうだ。
洗面所で顔を洗い、寝巻きから着替える。ふたつのコップに水を注いで、ひとつを一息に飲み干し、もうひとつを机の上の、写真立てのそばに置く。
"おはよう、『先生』"
写真立ての中で、黒く煤けたカードが光を反射して輝いた気がした。
朝食をコッペパンで済ませ、始業時間前に軽くシャーレの掃除をする。ひな人形の飾られたガラスケースの埃を落とし、ぜんまいを巻いてオルゴールの点検。床を軽く掃除機をかけ、デスク前の大窓を開けば、爽やかな風が部屋の中に流れ込んで来た。期限の近い書類をまとめて、湯飲みにお茶を淹れれば、もう時間。
さぁ、今日も頑張ろう。ひとつ息を吐いて、山の一番上の書類に手を伸ばした。 - 41春の河辺より愛をこめて25/03/01(土) 18:55:23
それなりに順調に進んだ10時過ぎごろ、不意にオフィスのドアが開く。その向こうから、銀色の髪と三角の耳が顔を出した。
「ん、先生、おはよう」
"おはよう、シロコ"
「ごめんなさい、来る途中でゴタゴタに巻き込まれて、遅れちゃった」
耳をぺたりと伏せて、申し訳なさそうに言う。
"気にしないよ、手伝って貰うのは私の方なんだから。お茶飲む?"
「ん、飲む」
"じゃあいい時間だし、一旦休憩にしようかな"
一度ペンを置いて、椅子から立ち上がる。自分の二杯目とシロコの分の緑茶を淹れ、戸棚を覗けば、一昨日買ったあられが見えた。今日のおやつはこれにしよう。
"お待たせ、シロコ"
ソファで待っていたシロコの前に、ことりと湯飲みを置く。
「ん、ひなあられ?」
"うん、そろそろひな祭りだから"
ざらざらとお皿に開け、三色まとめて口に放りこむ。ざくざくとした食感と、若干の甘味が口の中に広がる。
「ん、美味しい」
シロコもぱくぱくと食べている。こういうお米のお菓子は、食べだすと止まらないのが玉に瑕だ。
"本来は菱餅をあられにしたものだから、3日を過ぎてから食べるものだと思うんだけど…。まぁ美味しいからいいよね"
「ひな祭りを祝ったことはあるけど、ひなあられは初めて食べる。お煎餅みたいだけど甘くて、ちょっと新鮮」
"そっか、本物のお餅を飾らないならそういうこともあるよなぁ"
お茶も飲みつつ、ホシノが新しい枕を買ってきただとか、セリカのラーメンが美味しいだとか、他愛もない話をして。あられがなくなったら、二人で一緒に書類仕事をした。 - 42春の河辺より愛をこめて25/03/01(土) 18:55:54
"今日はありがとうね、シロコ”
「ん、先生と一緒にいられたから、私は満足」
外が茜色に染まって、生徒は帰る時間になった。帰るシロコを見送る体勢になっていると、ふと思い出す。
"あ、シロコ。ちょっと待ってて"
「?」
台所に戻って、冷蔵庫から白い箱を取り出し、保冷剤と共に袋に入れてシロコに渡す。
「これは?」
"近所の人におはぎをもらったんだけどね、3箱あったからひとつどうぞ。アビドスの皆で食べて"
「ん、ありがとう。また手伝いに来るね」
"お疲れさま。気をつけてね"
エレベーターに乗るシロコに向けて手を振る。シロコも口元を緩めて振り返したところで、ドアが閉まった。
ーーーーーーーーーー
とてとてと、駅までの道を歩く。ちょっと立ち止まって、そっと箱を開けてみた。つやつやの餡に包まれたおはぎが、六つ並んでいる。
「6個入り…。ん、でかシロコも呼ぼう」
薄く笑って、少し跳ねるように、また歩き出す。ひゅるりと風が吹いて、青いマフラーと、道端の牡丹を揺らした。 - 43春の河辺より愛をこめて25/03/01(土) 18:57:54
気が早い&気が早いSSとなっております。
味とかもう覚えてなかったので、電気屋の外のベンチで久しぶりにひなあられを食べながら書きました。 - 44スレ主25/03/01(土) 22:10:22
- 45二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:42:46
このレスは削除されています
- 46スレ主25/03/02(日) 01:44:58
明日にでもss出せたらいいなってことで
おやすみなさい! - 47スレ主25/03/02(日) 08:28:50
おはようございます!
- 48【 】1/625/03/02(日) 13:08:57
最近、とあるニュースがキヴォトスを賑わせていた。
『盗まれたものは絵画に彫刻など多岐にわたります。さらには犯人の素性はわかっておらず……』
ネットニュースの一面にも大きく載っている。
真っ白な姿で様々なものを盗んでいく七囚人の一人【慈愛の怪盗】。
彼女のその仮面の下は誰も知らないと言われている。
─────────
シャーレ
太陽が顔を覗かせるかどうかの頃。
"おはよう……。"
先生の朝は早い。
部屋は少し凍えて暗く誰もいない。
しんと静まり返った部屋で先生の声はこだまする。
みんなはまだ起きてない頃かな。いや、運動が好きな子はもう起きて運動してるのかな。そんな想像をしながらニコニコと仕事机の前に行くとパソコンに異変を感じた。
何やら白い封筒がくっつけられていた。
"なんだこれ……?"
封を切って中身を確認する。
中にはベージュの縁取りがされ中央には薄く猫のような仮面の模様が描かれた白い紙。そしてそこに文章が書いてある。 - 49【 】2/625/03/02(日) 13:10:24
───────『 予告状 』───────
『生まれたばかりの光が消えていく。』
『鉄の海の灯台、守り人の製図台。』
『空を映す額縁。満月の元へ伺います。』
『慈愛の怪盗』
──────────────────────── - 50【 】3/625/03/02(日) 13:11:40
"……?何を?"
慈愛の怪盗の予告状を見るのは2度目だった。
"あの子の目的は個人が所有してる美術品とかを盗むはず……じゃあなんでだろう……?"
予告状の意味もあまり分からない灯台…?額縁…?
考えながら座っていた椅子でくるくると身体を回しあたりを見回す。
"……あっ!……あれかな?"
先生は何かを思い浮かべると予告状の内容がゆっくりと少しずつ、しかし確かに分かっていき笑顔がこぼれる。
そしてニコニコしながら冷蔵庫にある何かの様子を確認しに行った。 - 51【 】4/625/03/02(日) 13:12:55
シャーレ 午後9時頃。今日は三日月だった。
周りのビルは続々と本日の営業を終了し、明かりが消えていく中、先生は机でまだ仕事をしていた。
するとコンコンッと中に人がいるのかを確認する音がした。
"空いているよ……どうぞ"
"いらっしゃい。アキラ"
涼しい風と共に、シャーレの窓から【清澄アキラ】が入ってくきた。
「お久しぶりです。先生。お元気でしたか?」
"ありがとう。元気だよ。アキラは……元気そうだね。よくニュースで見るよ"
先生が少しだけ笑いながらも困った顔をしている。
「えぇ。美への私の愛ですから。」
その仮面に目は隠されていてもその口元で彼女は笑っていることが伺えた。
「先生、ではいただきましょうか。」
アキラが先生の元へ近づく。
すると先生は自身の机の引き出しから
"これ……かな?"
と言い、丸い黄金色のクッキーの入った袋を取り出す。
「流石、先生です。」
"昨日焼いてたクッキー、よく知ってたね。"
「えぇ、当然です。 そして……」
アキラはこちらのクッキーを受け取ると、もう片方の手からまるで手品のように一つの袋を出した。
「こちら、受け取っていただけないでしょうか。」
"これは?"
「私からの愛です。お受け取りください。
……それではまた会いましょう。」
アキラはさっき入ってきた窓の方へ急ぎ足で向かう。
"待って…!"
先生の声も虚しくアキラの姿は消え、窓からは冷たい風が吹いてきた。 - 52【 】5/625/03/02(日) 13:13:18
するとドアの方からコンコンとノック音が聞こえる。
"…?どうぞ"
するとドアから出てきたのはヴァルキューレに通う生徒だった。
"どうしたの?"
「いえ、何か話し声が聞こえた気がしましたので……先生、誰かいらっしゃったんですか?
最近【慈愛の怪盗】の事件が増えていますので心配で……」
先生が風のとおり道をチラリと見たあと、少し微笑んで言葉を返す。
"息抜きに動画を観ていただけだよ。大丈夫。
それよりお疲れ様、コーヒーとか飲む?"
「いえ!そろそろ警備も終わり帰りますので大丈夫です!先生もお疲れ様でした!」
ドアから離れると元気そうにその子は去っていった。 - 53【 】6/625/03/02(日) 13:14:09
──
アキラから渡された袋を開けてみる。
中にはハート型のチョコレートとメッセージカードが一枚入っていた。
──────『予告状』──────
『あなたの笑顔をいただきます。』
『清澄アキラ』 - 54スレ主25/03/02(日) 13:15:33
アキラも書きました!
早く実装されてほしいものです - 55二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 14:20:54
久々に来た。アキラssめっちゃ良かったぜ
- 56スレ主25/03/02(日) 20:51:26
- 57スレ主25/03/03(月) 00:36:29
みなさんおやすみなさい!
- 58二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:38:46
- 59スレ主25/03/03(月) 08:12:57
おはようございます!
頑張ってください!
エミュとか行き詰まったら他の方のスズミのssを読んでみるのもアリだと思います!
とはいえ読みまくっちゃうと印象がそっちに寄り過ぎちゃうので自分で書くssには先にこんな話にしよっかな的な骨組みを作ると流されにくいと思います!
- 60スレ主25/03/03(月) 14:35:48
そういえば今日、ひなまつりですね
- 61二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:52:44
- 62スレ主25/03/03(月) 22:02:13
そういえば早咲きの桜を外で見ました
お菓子で言うさくら味は厳密には桜餅味らしいですね - 63二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:18:34
- 64タイトルの字数制限が…25/03/03(月) 23:28:24
『White moon/Vivid Star』
3月14日、トリニティ自治区。街はいつにもまして多くの生徒で賑わっていた。
「今日はいつもより人が多い気がしますね…。」
守月スズミはそう独りごつ。クリスマス然りバレンタイン然り、人が多ければそれだけトラブルの起こる確率は高まる。いっそう慎重にパトロールしなければ。水筒をぐいと飲み干し、スズミは再び走り出した。
カツアゲをしていたスケバンをしばき倒し、銃撃戦を3件ほど鎮圧したところで、携帯がピロン♪と音を立てた。先生からのモモトークだ。
『"突然すまない、この後会えるかな?"』
整った顔に小さく笑顔を浮かべ、構いません、と返信を打ち込む。
『"ありがとう。じゃあ、トリニティの正門前で会おう"』 - 65タイトルの字数制限が…25/03/03(月) 23:28:49
走ってくるスズミの姿を目に留めると、先生はひらひらと手を振り迎える。
"やぁスズミ、久しぶり"
「お久し振りです、先生」
"トリニティに用事があってね、ついでに会えるかと思ったんだ"
そう言って先生は薄く笑い、手に下げていた大きめの紙袋を掲げた。
「それは?」
"皆に色々もらっちゃったからね、お返しを用意したんだ。えーっとスズミのは…これ!"
がさがさと袋を漁り、手のひらサイズの瓶を取り出す。中には、青や白や緑の粒が詰まっていた。
「金平糖、ですか?」
"うん。星型のチョコをもらったなーと思って、星っぽい物を探してみた"
瓶を受け取り、まじまじと眺める。陽の光に照らされ、とげとげした粒がきらきらと輝いた。
「…ありがとうございます。大事にいただきますね」
戦闘で割れてしまわないように、大切に鞄にしまい込む。それを見て先生は満足そうに笑うと、手を差し出した。
"よし、じゃあ一通り用も済んだし。シャーレまでエスコート、お願いできる?"
スズミは少し驚いたような顔をしたが、すぐにふわりと微笑んで、その手を取った。
「えぇ、お任せください」
ーーーーーーーーーー
先生を無事シャーレに送り届け、パトロールの残りルートを辿ったころ、辺りはもう暗くなり始めていた。小高い丘の公園で、スズミはベンチに腰掛け、金平糖の瓶を開く。一粒つまんで掲げてみれば、街灯と月光に照らされた砂糖の星は、昼間とはまた違う輝きを見せた。ぽいと口に放り込み、噛み砕く。さりさりとした独特の食感と、優しい甘さが広がった。
「…♪」
愛用のヘッドフォンを装着し、お気に入りの音楽を流せば、まだ肌寒い宵の入りの公園もささやかなパーティ会場だ。色とりどりの星を味わいながら、これなら明日からはもっと頑張れるな、なんて考える。昇りつつある欠けない月だけが、そんな光景を見つめていた。 - 66タイトルの字数制限が…25/03/03(月) 23:31:45
- 67スレ主25/03/03(月) 23:59:49
- 68二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:09:20
- 69スレ主25/03/04(火) 00:26:11
頑張ってください!
そしておやすみなさい! - 70二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 08:43:34
朝保
- 71スレ主25/03/04(火) 09:50:27
- 72二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 16:32:43
このレスは削除されています
- 73スレ主25/03/04(火) 16:33:26
今日はバウムクーヘンの日らしいです
ちなみに結婚式の返礼品でバウムクーヘンが定番なのは木の年輪のように末永く。という意味やその製造工程から家庭を育んでいくのを願って。という意味があるようです
恋愛モノにはバウムクーヘンエンドというものがありますがバウムクーヘンにとっては風評被害も良いところですよね - 74二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 19:23:35
- 75スレ主25/03/04(火) 22:03:16
- 76スレ主25/03/05(水) 01:11:28
ではみなさんおやすみなさい
- 77二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 02:08:40
- 78スレ主25/03/05(水) 08:21:39
- 79スレ主25/03/05(水) 08:34:23
というか私の書いてたアカネやアイリなんかは600字前後ですからね
- 80二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 15:38:24
今日はみたらし団子の日らしいです
個人的にだんご3兄弟という曲に思い入れがあったり - 81スレ主25/03/05(水) 21:53:22
- 82二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 21:56:20
- 83スレ主25/03/05(水) 22:08:19
自分も書いてる途中にコレ本当にこのキャラか?って不安になったりするんで書き終わったあとセリフを手直しするって感じにやってますね
- 84二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:20:55
(頭抱え)
可笑しい……脳内ボイスがヒナちゃんになる…… - 85スレ主25/03/05(水) 22:29:32
ブルアカって敬語口調のキャラクターが多くて差別化難しいですよね
それこそもう地の文でキャラクターをアピールするしかないですよね - 86スレ主25/03/06(木) 00:42:53
ではおやすみなさい!
明日に書ければ書きますね! - 87スレ主25/03/06(木) 07:01:55
おはようございます!
- 88二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 13:19:11
みんなおはようやで〜
- 89二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 17:14:11
3月5日、シャーレオフィス。その日は、ヴァルキューレの業務が非番だったキリノが当番として訪れていた。
「うぅ…。先生はいつもこんな量の業務をこなされているのですか…?」
隣で手伝いをしてくれているキリノが、目をぐるぐるさせながら呻く。
"そうだね。日によって変動はあるけど、大体このぐらい?"
「やはり先生はすごいですね…。本官は自分の始末書を書くのも苦手です…」
ぐえーと悲鳴を上げながらも書類を処理しているキリノを見てやはり真面目だなと感心しつつ、本来は休日なのだから労ってあげたいとも思う。壁の時計を見れば、短針は10を少し越していた。
"よし、キリノ"
人指し指でキーボードを操作する彼女の肩をぽんと叩く。
"ちょっとお茶にしようか?"
ーーーーーーーーーー
"昨日買ったドーナツがまだ残っていてね、美味しかったから一緒に食べようと思って"
「ありがとうございます…。あ、そのロゴ、いつもフブキが食べているお店のですね」
"うん、フブキに教えてもらったお店だからね。これは売る日が限られた、ちょっと珍しい味らしいんだけど"
そう言いながら応接用の机に箱を乗せ、開く。中から、狐色に濃い茶色のソースがかかったドーナツが顔を覗かせた。
「うん?みたらし団子みたいな匂いがしますね」
"当たり!米粉で作ったドーナツに、醤油ベースのタレをかけたみたらし風ドーナツだってさ"
皿にひとつずつ取り分け、湯飲みに緑茶を注ぐ。
"じゃあ、いただきます"
「いただきます」
フォークで一口サイズに切り、ぽくりと食べれば、たれの香ばしい香りともちもちした生地の食感が口いっぱいに広がる。
「思ったよりもみたらし団子ですね。おいしいです!」
頬に手を当て、満面の笑みを浮かべるキリノ。ぱくぱくと食べ進めれば、ドーナツはすぐに無くなってしまった。満足そうなほどけた顔をしながら、キリノがお茶を啜る。
「美味しいドーナッツでした。ありがとうございます!」
これでまた頑張れそうです、と力こぶを作ってみせる。その後も大きなトラブルなく無事に終わり、夜ご飯はキリノのおすすめのお店に食べに行った。 - 90二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 17:15:26
みたらし団子風スイーツという概念とキリノの書類仕事できなさそう感を書きたかっただけ
締めが思いつかないしそもそもキリノのキャラこれでいいのか!?絆ストしか読んでないよ! - 91スレ主25/03/06(木) 20:34:27
- 92スレ主25/03/06(木) 20:38:59
- 93二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 23:01:22
今日そんな日だったのか...知らなかったわ
- 94二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 23:22:44
- 95スレ主25/03/06(木) 23:27:31
- 96スレ主25/03/07(金) 00:28:54
ということでおやすみなさい
- 97二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 00:35:15
このレスは削除されています
- 98スレ主25/03/07(金) 09:00:37
おはようございます!
- 99二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 12:26:45
今日は新たなss書きが現れるのだろうか?
- 100スレ主25/03/07(金) 17:34:18
今日は魚の日だそうです
魚といえばカルシウム摂る系のおやつによくありますよね - 101二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 22:09:19
カルシウムせんべいとか食べた記憶がありますね
保育園でよく食べました - 102ユカリ(1/4)25/03/07(金) 23:32:32
「先生!お待たせ致しましたわ!」
当番にやってきたユカリが元気いっぱいに先生の元へやってくる。
"いらっしゃい、ユカリ。今日はよろしくね"
「はい!よろしくお願いしますわ!」
ユカリと挨拶をしてシャーレに常備しているお菓子を出そうとする。
"……あれ?"
「どうされました?先生。」
"当番の子にいつもお菓子を出してるんだけど……ちょっと待ってて、買ってくるよ"
空になった籠を取り出し近くのエンジェル24に向かおうとする。
すると
「先生、身共も共にしてよろしいですか?」
"せっかく来てくれたのに悪いよ"
「いえ、身共、あまり こんびに なるものにあまり行きませんので行ってみたいんですの」
ユカリはキラキラと瞳を輝かせ外へ出る準備をテキパキと済ませた。
"そうなの?じゃあ一緒に行こうか"
「はい!ふふ〜ん♪先生と〜♪お買い物〜♪」
ユカリは先生の後ろで鼻歌交じりにとても嬉しそうにしていた。 - 103ユカリ(2/4)25/03/07(金) 23:32:53
コンビニに着くとユカリは様々なものに興味津々だ。
「先生、こちらは?」
"明太子味のポテトチップスだね。"
「明太子味!うんめえ棒にもありますわね」
"そうだね。連邦生徒会にもそれが好きな子がいるよ。ユカリも食べる?"
「ええ!ぜひ!」
買い物がすいすいと進んだ。 - 104ユカリ(3/4)25/03/07(金) 23:33:22
「〇〇円となります。」
買い物を終わらせていくとふとユカリを見る。
"……あ、ごめん、ソラ。アレも追加してもらってもいい?"
「はい。ではお値段変わりまして……」
ワクワクしているユカリをみているとふととあるものを買いたくなった。 - 105ユカリ(4/4)25/03/07(金) 23:33:55
コンビニを出て少し寒い外へ出る。
「いろいろありましたわね、先生」
"ユカリが楽しんでくれて良かったよ
……それと"
先生がビニール袋から何かを取り出す。
「それは……?」
先生が袋から取り出したものは白く湯気を出している丸い物
「なんですの?そちらは」
"あんまんだよ。ユカリは好きかなって思ってさ"
「ありがとうございますの、いただきますわ!を」
先生からあんまんを受け取る
「あったかいですわね」フーフー
息を吹きかけ少し冷ましてかぶりつく。
中身が熱かったのか頬を赤くし口をハフハフする。
"熱すぎたかな口のなかやけどしてない?大丈夫?"
するとコクコクと頷き大丈夫と知らせると少し経ち飲み込む。
「あったかくて、甘くておいしいですの!」
"それなら良かった"
「先生もお一口どうぞ」
ユカリが自分の食べ口を先生に向ける。
いやいや良いよ。と先生が拒否しようとするもユカリのキラキラとした目には逆らえなかった。
"ほんとだ。甘くておいしいね。ありがとう"
そう言うとユカリはまたニッコリとして喜ぶ。
そして
「では先生に半分あげますわ!」
と良い半分にあんまんを分ける。
"良いの?"
「えぇ、美味しいものは先生と2人で分け合いたいですわ!」
"そうなんだ。ありがとうね。"
ユカリのまるで太陽のような笑顔に絆されて先生は半分を受け取って二人で食べることにした。 - 106ユカリ おまけ25/03/07(金) 23:34:18
そして
(間違いありません!レンゲ先輩に貸してもらった漫画で読んだ間接きす、なるものをしてしまいましたわ!)
ユカリの顔はあんまんの暖かさとは別の理由でも赤くなっていたとか。 - 107スレ主25/03/07(金) 23:35:28
ユカリ良いですよね……新衣装来たらぜひ欲しい
ということでユカリも書きました - 108二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 23:35:31
ウゴゴ……(スズミと高級クッキーの話書いてたはずなのにいつの間にかチョコにすり替わってた……)
- 109スレ主25/03/07(金) 23:46:08
- 110スレ主25/03/08(土) 00:47:32
気がついたら前スレが完全に手から離れましたね
ということでおやすみなさい - 111二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 01:13:25
ユカリの可愛さが限界突破してる...(*´-`)
- 112スレ主25/03/08(土) 08:14:21
- 113シーカー・オブ・ミルキィウェイ25/03/08(土) 15:25:40
「ねぇ先生。天の川といえば夏だけど、じゃあこの時期にどこにあるか知ってる?」
春の日差しが照らすベンチで、ナツがそんなことを言う。
"夏の星座なら、この時期は夜中に昇ってくるんじゃない?よく見えるのは明け方じゃないかなぁ"
頭の中で星座盤を回しながら返答する。それを聞いたナツは少し考え込む素振りを見せると、こちらを振り向いて言った。
「なら先生、明日の4時にしようか」
"えっ?"
ーーーーーーーーーー
「あ、せんせーい。こっちこっち〜」
坂道の上で手を振るナツが見える。夜明け前の冷たい空気に、白い息が溶けていった。
『D.U.のはずれの丘に公園があるでしょ〜?あそこなら街から離れてるし、星がよく見えると思うんだ。春の天の川を見に行こうよ』
昨日、ナツはそんなことを言った。たぶんその場の思いつきで、でも面白い提案だった。
「ほら先生、いい景色でしょ〜?」
登りきった頂上には小さなベンチと、転落防止の柵。その柵の向こうには、D.U.の市街地の明かりが広がっていた。見上げてみれば、南の空から東にかけて、大きな川が流れている。
「綺麗だねぇ。せんせ、これでもお食べよ」
そう言ってナツは、白い包み紙の飴を差し出してきた。がさりと開けて口に放り込めば、濃いミルクの味が口に広がる。
「天の川って、ミルクの川なんだってね。メープルシロップの鍾乳洞があるなら、牛乳の流れる川、キヴォトスにもあるかなぁ?」
今度は直に飲んじゃいけないね、なんて言ってナツは笑う。からからと口の中の飴が溶けるにつれ、東の空が白くなり始めた。月のない空を謳歌していた星たちも、だんだんと姿を隠していく。
"いつか一緒に探しに行こうか。スプーン握り締めてさ"
ナツはちょっとだけ目を見開いて、すぐに細めた。コートの袖が、きゅっと控えめに握られる。
「にひ。言ったね?約束だよ〜?」
太陽が地平線から抜け出て、天の川は夜とともに去っていく。朝焼けに照らされ、ナツの笑顔が茜色に輝いた。 - 114シーカー・オブ・ミルキィウェイ25/03/08(土) 15:27:33
なんかミルク飴要素ほとんどないな…
ナツは難しいことばかり言っているようで意外とそうでもないのがかえって難しいですね
ので普通に会話してます - 115スレ主25/03/08(土) 15:37:13
- 116スレ主25/03/08(土) 20:55:50
今日は餃子の日らしいです
スイーツ餃子なんてものがこの世に存在するとかしないとか - 117スレ主25/03/09(日) 00:59:48
おやすみなさい!
- 118二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 01:44:25
やっぱり自分にSSなんて無理なんでは??
スズミごめんよぉ……とりあえずおやすみ - 119スレ主25/03/09(日) 08:04:22
- 120スレ主25/03/09(日) 14:14:34
今日は感謝の日だそうです
お菓子関連だとメッセージが書かれたどら焼きやクッキーなんかが思い浮かびますね
あと実質ブルアカキャラの初音ミクの日でもあります
ネギせんべいやネギおかきなんてものが存在するらしいですよ - 121スレ主25/03/09(日) 21:13:07
ゲーム開発部だいぼうけんが更新されてますね
- 122春に咲いて、春に散る25/03/10(月) 00:01:36
「へぷちっ!…あ゙ー」
ずびずびと鼻を啜る。春はこれがイヤだ。冬の厳しい寒さも勘弁願いたいが、暖かくなると花粉が飛ぶ。
「なんで植物が繁殖するための粉でくしゃみが出るのさ…。意味わかんない」
世にはもっとひどい人もいると聞くが、これでも十分鬱陶しい。人体の神秘に悪態をつきながら、避難のためにショッピングモールに入った。目的もなくぶらぶらしていると、たぶんキヴォトスでは唯一の、ヘイローを持たない人型か目に入った。
「やっほ、せーんせ」
"あ、カズサ。こんにちは"
ひらひらと手が振り返される。コートは手に持って、ワイシャツの前をぱたぱたさせていた。
"今日は暖かいね、外回りしてたら汗かいちゃった"
困り顔でたはーと笑う先生。壁の時計に目をやると、3時を回る頃だった。
「ねぇ先生。ちょっとスイーツでも、どう?」 - 123春に咲いて、春に散る25/03/10(月) 00:02:02
"はー、いい景色だねぇ"
「でしょ?通の間だと有名みたいだけど。桜の綺麗なスイーツスポット、って」
ショッピングモール内にある、アイス屋さんのテラス席。夏と冬は環境が過酷だからあまり人はいないけど、花が咲く春と紅葉する秋はそれなりに賑わう。今はまだ七分咲きぐらいだからか、そこまで人は多くはなかった。
手頃な椅子を見繕って、ふたり並んで座る。アイスのフレーバーは、季節限定のさくら味だ。一口すくってぺろりと舐めれば、口の中にも春が来たようで、自然と声が漏れる。
「ん〜♪」
"うん、美味しいアイスだ"
先生も気に入ってくれたようで、ぱくぱくと食べすすめている。
にわかに風が強くなって、桜の枝ががさりと揺れた。抜け落ちた花びらが、ひらひらと舞い落ちてくる。
「私、桜のフレーバーって結構好きなんだけどさ。大抵春にしか出てこないでしょ?もしずっと桜が咲いていたら、年中桜味があるのかな」
つい、そんなことを口走る。先生が少し考え込む仕草を見せたから、忘れて欲しいと言おうとしたところで。
"確かにそうかもしれない。でも、桜が散ることがなかったら"
先生が私の頭に手を伸ばす。一瞬身体を縮こませたが、手はすぐに離れていって、その指には一枚の花弁が挟まれていた。
"こうやって、桜吹雪を綺麗だと思うこともないし。何より、さくらんぼが食べられなくなるよ?"
「それは…ちょっと嫌かも」
先生はにこりと笑って、花びらから手を離す。桜ひとひら、風に乗ってどこまでも流れてゆく。
"さようなら、また来年、があるからいいんだと、私は思う"
「ふーん?」
わかったような、わからないような。とりあえず、溶けてしまう前にアイスを食べてしまおう。 - 124春に咲いて、春に散る25/03/10(月) 00:02:30
"今日はありがとう。気をつけて帰ってね、カズサ"
「うん、先生。また…」
ふと、さっき先生が言っていたことを思い出す。あぁ、そうか。
「先生!『さようなら、また今度』!」
にぃっと笑ってみせる。それを見た先生も、くすりと笑った。
"うん、また今度"
会った時と同じように、手をひらひらさせて去っていく。私も手を振り返してから、振り返って歩き出す。
さようなら、また来年。
さようなら、また明日。
きっと同じだ。私たちは毎朝咲いて、生きて誰かと出会う。夜には散ってしまうけれど、出会いはきっと大きな実を結ぶ。そうして私たちは大きくなる。きっと、そういうことだろう。たぶん。 - 125春に咲いて、春に散る25/03/10(月) 00:04:39
39 39
さくらさく、ってことでひとつ。
字数制限でわちゃわちゃしてたら日が変わってしまいましたが。
今日さくらアイスを食べたので書きました。
ちなみにあんずはバラ科サクラ属です。 - 126スレ主25/03/10(月) 01:28:53
- 127スレ主25/03/10(月) 01:47:02
ではおやすみなさい
- 128二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 07:41:18
おはようございま〜
- 129スレ主25/03/10(月) 08:03:57
おはようございます!
- 130スレ主25/03/10(月) 14:46:38
今日は砂糖の日だそうです
甘いお菓子の必須アイテムのようなものですね
他にもミントの日だったりとお菓子系の日ですね
それはそれとしてたけのこの里の日でもあるようですよ
きのこの山の方は8月11日だそうです - 131スレ主25/03/10(月) 22:12:02
とても申し訳ないのですが、個人の用事などでちょっと来週あたりからスレの管理や継続が難しくなり、せっかく書いてくださったssの感想などを書けなくなってしまうので今週末を期限にスレを締めていこうかと思います。
なのでそれまで皆様よろしくお願いします。
ぜひ新作ssなどもお待ちしております! - 132二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 22:16:33
- 133スレ主25/03/11(火) 00:47:59
- 134スレ主25/03/11(火) 09:04:22
おはようございます!
せっかくだからもう一本書きたいけどどうなるかな?って感じです - 135スレ主25/03/11(火) 15:42:07
いつもやってる今日は何の日?というやつですが、基本的に調べた中からお菓子っぽいやつを選んでやっているんですよ
でも流石に今日はそういう記念日も基本的に自粛されてますのでお菓子関係のはなさそうです。
それはそれとしてヤフージャパンで3.11と検索すれば寄付ができるそうです。
少しお時間ありましたらぜひ下のリンクを押してくださいね
「3.11」の検索結果 - Yahoo!検索Yahoo!検索による「3.11」のウェブ検索結果です。search.yahoo.co.jp - 136二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 15:50:20
- 137スレ主25/03/11(火) 15:54:47
そういうこともありますよね
データどっかに残ってたらいいですね
こういうのを使って外部サイトに入れて保存しちゃうのもありだと思いますよ
それにそのまま作ったののURLを貼ればここに公開できますし
Writening テキストページを一瞬で作成ユーザー登録不要。テキストを入力すると、共有可能な専用URLが即座に発行されるテキスト共有サービスです。writening.net - 138二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 16:23:53
- 139スレ主25/03/11(火) 23:38:58
小話
よく今日は何の日かを調べていると毎月◯日は何の日みたいなのが多いんですよね
あと調べてた今日、パンダ発見の日でもあるらしいですね
中華街のパンダまんが可愛くて甘くて良いですよね - 140スレ主25/03/12(水) 01:16:52
書きたいキャラは決まった!
シチュエーションも超大雑把ではあるけど決まった!
なのにお菓子が思いつかない!
お題出してるスレ主なのに!
という感じでまさかお題につまずいていますスレ主なのに。
ということで、私の方はきっと、終わりまでには完成してると良いなって感じではありますが、ぜひ皆様の続々ssなどお待ちしておりますね!
ということておやすみなさい - 141スレ主25/03/12(水) 08:54:12
おはようございます!
- 142サツキ(1/4)25/03/12(水) 15:07:04
「先生、来たわよ」
朱色に妖しく光るツノ、その妖艶な声とともにサツキがやってきた。
"サツキいらっしゃい。どうしたの?"
今日、彼女は当番だっただろうか?
疑問は浮かぶけれど先生はせっかく足を運んでくれた彼女をもてなそうとしていた。
「ふふっ。先生。私、ホワイトデーのお返しを貰いに来たのよ。」
"そっか。でもホワイトデーにしては……少し早い気がするよ……?"
「そうねぇ。
でも、貰うのは早くに越したことはないわ。
それに、別にお返しと言っても物である必要もないわよね。
つまり、そこで私は先生にお返しとして万魔殿への忠誠を誓ってもらいに来たわ!」 - 143サツキ(2/4)25/03/12(水) 15:07:30
サツキは妖しく微笑み期待のこもった眼差しを先生に向ける。
しかしそんなサツキの目に映ったのは困り顔の先生だった。
"いや……三倍返しでもそれは無理だよ"
先生が返すとサツキは少し不満気な顔を見せ自らの十八番である5円玉をつるした催眠道具を取り出す。
それを見た先生はサツキの手にさっと手をかぶせて
"期待に添えずお菓子で悪いんだけど、用意してあるから少し待っててね。"
と伝え、サツキを静止させシャーレの仮眠室の冷蔵庫へ向かっていった。 - 144サツキ(3/4)25/03/12(水) 15:08:00
────────────
"じゃーん!"
先生が仮眠室から戻ってきて取り出した箱には5円玉の形をしたチョコがたくさん入っていた。
「5円玉チョコかしら?」
"うん。サツキにもらった分何を返そうかなって考えていたんだけど、やっぱりサツキと言えばってことでコレ。市販品のものじゃなくてしっかり手作りだよ。"
先生が少しだけ誇らしげに話し、サツキの掌の上に一つ乗せる。
持ってみるとその重さや見た目、匂いから市販品とは別物なのを全身で感じることとなる。
そしてチョコをマジマジと見てみると案外細かく造形されており、すごく美味しそうに感じることとなった。
「それじゃあ、一つ頂くわね。」
パクっと一つ口に入れる。
中には少しの苦さに甘いフルーツのような味が染み出てくる。
"どう?オレンジピールが入っているんだけど……おいしいかな?"
サツキはこくり。と縦に首を揺らし笑顔を見せる。 - 145サツキ(4/4)25/03/12(水) 15:08:23
少し経ち、サツキが口の中のチョコを食べ終わると満足そうな顔をしながら口を開く
「美味しいわ、先生!苦いのは苦手なのだけれど、これなら甘くて美味しく食べることができるわ」
と喜ぶ。
"それなら作って良かったよ。
それに美味しくなったのはサツキに教えてもらった美味しくなる呪文をかけたからかもね"
そう先生が言いながら微笑むとサツキがニヤッと笑い
「えぇ、そうでしょう。あの呪文はやっぱりおいしくしてくれるのね。」
と嬉しそうな、誇らしそうな顔をしながらチョコレートの箱をしっかりと閉じ、自身のカバンにいれる。
そして一つ少し疑問が浮かんできた。
「……先生は私のために手作りしてくれたのかしら?」
"サツキが手作りチョコをくれたからね。"
そういうとサツキはまた満面の笑みを浮かべ
「ふふっ。そうね。今回はこれで認めてあげるわ。
でも今度こそは万魔殿への忠誠を誓ってもらいにくるわよ。」
と言ったのだった。
後日、先生からもらったチョコレートを食べ終わったサツキはその入れ物を催眠術用アイテム入れにし、先生に今度こそ催眠をかけようとした際に見せつけていたとか。 - 146二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 15:09:43
このレスは削除されています
- 147スレ主25/03/12(水) 15:11:32
サツキのキャラ結構好きなので書いてみました
実装されて以下のセレチケ来てなかったり来た時期だったりで所持率低いだろうけど良いキャラなのでぜひ
ゲブラでも強かったし - 148二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 21:05:13
- 149二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 23:31:46
>>1がスレ管理できなくなる前に駆け込みで投下
今まで管理にSS投下にとありがとうございました
眼精疲労にはブルーベリーが良いらしい | Writening 窓越しに午後の陽射しが差し込む連邦捜査部シャーレのオフィスで、先生は長らく注視していたモニターから視線を外して大きく伸びをした。ぱきぱきと背中や首、肩が鳴る音に聞こえないふりをしつつ暫く簡単な…writening.net - 150スレ主25/03/13(木) 00:18:45
アスナの無邪気さと先生とよく一緒にいることが読み取れる表現とそれを直に感じることができる距離感がとても素晴らしいです!
それに先生のことを思ってブルーベリーのタルトを買っているアスナにとても良さを感じます!
- 151スレ主25/03/13(木) 00:25:23
- 152スレ主25/03/13(木) 08:00:46
おはようございます!
- 153二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 15:21:34
このレスは削除されています
- 154スレ主25/03/13(木) 15:25:44
本日はサンドイッチデーらしいですね
デザートとしてはフルーツサンドなんかがありますがあのクリームとフルーツまるまる入っているやつ、いつか食べてみたいんですけどなかなか食べる機会がないんですよね~ - 155スレ主25/03/13(木) 22:47:37
いやー明日はホワイトデーですね
ホワイトデーのお返しにもバレンタインデー同様意味とかあるらしいですが……如何せんマシュマロ可哀想なことになってたり…… - 156スレ主25/03/14(金) 00:27:16
ではおやすみなさい!
- 157スレ主25/03/14(金) 07:48:07
おはようございます!
なんだかサーバーが不安定で心配ですが本日はホワイトデーです! - 158二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 10:17:39
このレスは削除されています
- 159二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 17:56:37
補
- 160スレ主25/03/14(金) 18:47:38
今日はホワイトデーの他に
サーターアンダギーだったり不二家パイの日だったりするらしいですね - 161二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 19:48:47
- 162スレ主25/03/14(金) 21:43:35
- 163スレ主25/03/15(土) 01:45:43
おやすみなさい!
- 164スレ主25/03/15(土) 09:01:31
おはようございます!
- 165二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 09:08:09
私は体調が不安定です……消えてしまったスズミをもう一度書かねばならぬと言うのに……
- 166スレ主25/03/15(土) 09:11:46
- 167二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 10:30:25
- 168スレ主25/03/15(土) 11:31:27
- 169スレ主25/03/15(土) 11:31:57
そしてなによりありがとうございます!お疲れ様でした!
- 170二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 15:33:37
- 171スレ主25/03/15(土) 18:41:55
いえいえそれでも挙げていただけて嬉しい限りです!
- 172スレ主25/03/15(土) 23:37:24
ちなみに今日はオリーブの日らしいですよ
オリーブオイルって良いですよね - 173スレ主25/03/16(日) 02:03:48
おやすみなさい
明日(厳密には今日)が最終日ですがよろしくお願いします! - 174二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 02:08:18
ミノリ……いったいどんな感じになるんだ……?
- 175スレ主25/03/16(日) 07:55:49
おはようございます!
- 176スレ主25/03/16(日) 10:56:57
ぜひss書けたらお書きください!
- 177???(1/7)25/03/16(日) 13:07:42
- 178???(2/7)25/03/16(日) 13:08:05
水色とピンクの髪に白いリボン。
青い瞳と連邦生徒会の白い制服の長身の女の子。
そして水色の大きな十字と白い円のヘイロー。
『あの子』だった。
"ごめん。寝ちゃってた。どうしたの?"
『もう朝。それどころか10時ですよ。そろそろ起きてティータイムにしましょう。先生。』
そんな時間まで寝ていたという事実に愕然としつつメールと仕事の続きを確認する。
"ごめん少し待ってて、仕事に一段落つけてからでも良いかな?
って……あれ?"
『私が終わらせておきましたよ。遅くまでお疲れ様です。』
彼女はニコリと笑いながら、いつの間にかスコーンなどのお茶菓子を用意していた。
"そうなんだ……
ありがとうね。 飲み物は私が用意するよ。何が飲みたい?"
『……では、いちごミルク。なければコーヒーをお願いします。』
シャーレに付いているキッチンの方へ向かい2人分の飲み物を用意する。
アロナのために買い貯めしておいたいちごミルクがちょうどあった。 - 179???(3/7)25/03/16(日) 13:08:33
"はい、いちごミルク。"
彼女はにこやかにいちごミルクを受け取り、その甘みを味わう。
そして自分は彼女の前に座りコーヒーを飲んだ。
『先生、最近どうですか?
何かお困りごとでもありましたか?』
スコーンを一つ手に取りながら彼女が聞く。
"うーん……そうだね。最近だとやっぱり仕事が増えてきてるね。ちょっとずつそれぞれの学校の問題を解決できてはいるんだけど……その分ね……"
少し苦笑いが漏れつつも、"それでも楽しいし、みんなの役に立ててるから嬉しい"と付け加える。
『それなら、良かったです。
それでも……お身体にはお気をつけくださいね。
彼女たちにはあなたが必要です。』
"ありがとう。でも大丈夫だよ。"
『……そうですか。では、今のうちにリラックスしてください。』
彼女はそう言うとスコーンを一つ手にとってこちらの口に押し当てる。
抵抗する間もなくスコーンを口に頬張る事となった。
『どうです?甘くて美味しいですかね?
私のお気に入りでして……』
優しい甘みとしっとりとした食感が口に広がり、気が付かないうちにスッと口に溶けていくようだった。
"……!美味しい"
『うふふ。よかったです。』
彼女が少し笑った後少し言葉を詰まらせる。 - 180???(3/7)25/03/16(日) 13:09:19
『………先生。』
詰まった言葉をゆっくり、ゆっくりと押し出し始めた。
『……これは、立場とか、お互いの関係とかを、考えれば、してはならないことかも、しれません。』
そう言うと、彼女は少しよろよろと立ち上がり自分の隣へ椅子を移動させ、再び座る。
そして自分の胸に頭をもたれかけてきた。
"?"
『すみません。少しだけこのまま居させてください。』
自分の心音を聞いているのだろうか。
顔をこちらに見せないながらもなんとなく彼女のしてほしいことがわかった気がする。 - 181???(3/7)25/03/16(日) 13:09:56
[彼女の身体を抱き寄せて]
[頭をゆっくりと撫でる]
"……君も、お疲れ様"
『………………………ありがとうございます。』
『先生。また……
いつになるかわかりません。
……それでもまた、いつか、どこかで、こうさせてもらってもいいですか?』
"…………うん。いつでもおいで。"
『……ありがとうございます。』 - 182???(5/7)25/03/16(日) 13:10:28
────────
どのくらい時間がたっただろうか。
彼女はゆっくりと体勢を戻し自分と目線を合わせた。
『ありがとうございました。先生。
あなたと話せて、こうさせていただいて、とてま楽しかったです。』
"ありがとう。自分も楽しかったよ。"
『……では、そろそろですね。』
そう言うと彼女は儚げな笑顔を見せ、
『では先生、そろそろ帰りましょう。
あなたの、私たちの、全ての愛がある場所へ』
そう言うと周りの景色が少しずつぼんやりとしていく。
……あぁ夢だったんだ。と気がつくのには造作も無かった。
すると彼女が最後にこちらに向かって
近寄ってきて…… - 183???(6/7)25/03/16(日) 13:10:59
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「……んせ……! ……せ……せ……! 先生!」
目が覚める。
夜明け前だろうか。
空がぼんやりと明るくなっている。
そして声の主はシッテムの箱のOSアロナとプラナだった。
"ごめん、寝てた?"
「はい。起こしてしまうのは申し訳なかったのですが、今日は朝から予定が入っていますので。」
プラナがそう言うと予定表を指差す。
"そうだね、危ない危ない。
それまでに仕事にせめて一段落つけないと……"
パソコンをスリープから解除し付ける。
すると
"……あれ?"
「どうしました?先生」
自分のきょとんとした顔をみてアロナが話しかける。
"私、仕事終わらせてたっけ?"
「……?うーん……終わってるってことはやってたんじゃありません?」
アロナがそう笑顔で言う。
それなら、 - 184アロナ(7/7)25/03/16(日) 13:12:17
"まだ行くまで時間あったよね?"
「はい。そうですね。」
"それなら今から早めのお茶会しちゃおっか"
「いいですね!先生!じゃあお待ちしていますので、いちごミルクお願いします!プラナちゃんもいちごミルクで良いですか?」
「はい。」
「では先生、私が用意しますからいちごミルク2人分お願いします!」
アロナがニコニコしながらお茶会の準備を始める。
"わかったちょっと待っててね~"
私はまだ唇に甘いいちごミルクを感じながら、キッチンへ飲み物を取りに行くのだった。 - 185スレ主25/03/16(日) 13:13:45
最終日だから、せっかくだし描きました
エミュのしようがないのでほぼ自己解釈で書いてますが、ぜひ読んでいただけたら幸いです。
また、このスレ達を立てたおかげで自分のss能力も上がった気がします!
皆様ありがとうございました! - 186スレ主25/03/16(日) 18:54:56
本日は十六団子の日だそうです
東北や北陸地方の神の行事らしいですよ - 187二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 19:46:19
- 188スレ主25/03/16(日) 19:54:04
- 189二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:10:39
- 190二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:14:38
- 191二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:16:52
それもそうですね……もっと理解を深めてから自分で建てます……
- 192スレ主25/03/16(日) 20:35:44
残レス数も心細くなってしまっていますし、タイムリミットを作ったのが自分自身なので申し訳ないです。
ss初心者のクロコのスレなんかに貼っていただければ、きっとハートや感想だけでも言いに行けたらなって思います。(もしできなければ後述スレで感想などで触れたいです。)
また、4月末〜5月くらいにお題を変えて(未定)、似た感じのスレを立てたいなと思っていますので、そちらでも参加していただけると幸いです。
改めて今回ばかりは申し訳ないです。 - 193スレ主25/03/16(日) 21:11:39
- 194スレ主25/03/16(日) 23:42:32
皆さん、約1.5ヶ月ありがとうございました!
スレを立てた当初は、なんとなく100レスくらいまで行けば、ssが10個くらいもらえれば、それでいっかな〜と考えて建てた当時の私に教えたらきっとびっくりして腰を抜かすでしょう。
皆様に見てもらい、ハートをいただき、そして何より様々な方にssを挙げていただけてめちゃくちゃ嬉しかったし、何より、このスレを見てなにか創作をしてみよう!と思ってくださった方々がたくさんいることにとても感動を覚えました!
今回に関してはこちらの自己都合の結果ここまでとはなってしまいます。
しかし、例えばこのスレの内容で書きました。と
>>187 のように別スレを立てていただいてもかまいませんし、このスレのようにお題を出して様々な方々にssを書いてもらう。みたいなスレを立ててもらう。みたいなことがあると私として、とても嬉しい限りです。
- 195スレ主25/03/16(日) 23:44:50
- 196二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 00:14:00
- 197二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 05:18:48
- 198スレ主25/03/17(月) 11:25:12
- 199スレ主25/03/17(月) 11:26:44
別サイトで書く練習兼、色々な誤字を発見したやつをあげ直します
タイトルつけるのって難しいですね
>>177 連邦生徒会長/アロナ
いちごミルクと君の夢 | Writening──────── 先生はとても遅い時間になってもシャーレにいた。 カタカタと響くタイピング音だけが仕切る空間に少しうんざりしながら仕事をする。 まだまだ終わりそうにないけれどもう少しだけやってしまおう。そ…writening.net - 200スレ主25/03/17(月) 11:27:01
ということでありがとうございました!