- 1二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 20:44:26
- 2二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 20:45:40
- 3二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 20:51:46
星南「ここは……一体どこかしら?」
学P「異世界……いや、違うな。ここはゲームの中の世界か」
星南「まさか、そんなことあるわけ……」
学P「メニュー画面が表示できますよ」
学Pがスマホをスワイプするように腕を動かせば、謎のウィンドウが出現する
そこにはゲームのメニュー画面のようなUIが映し出されていた
星南「プロデューサー……あなた、順応が早すぎない?」
学P「まあ、そうですね——」
dice1d3=3 (3)
1.過去にも似た経験をしたことがありまして
2.プロデューサーは、いついかなる時も冷静であるべきなので
3.星南さんの目の前で慌てふためいている場合ではありませんから
- 4二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 20:59:08
学P「アイドルを守る者として、プロデューサーの先輩として、星南さんに不安を与えないのが俺の役目です」
星南「……いきなり、なんなのよ」
学P「それはそうとして……一体、何をすればゲームクリアとなるのだろうか。どこかに条件とかヒントとかが提示されていればいいのだが……」
メニュー画面を色々と弄っていると、程なくしてクリア条件が見つかる
ゲームのクリア条件
dice1d4=2 (2)
1.近くのダンジョンをクリア
2.脱出用ゲートの発見
3.ボスモンスター撃破
4.キーアイテムの入手
- 5二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:01:06
この二人だとあっさりクリアできそう
- 6二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:03:39
学P「なるほど。つまり、これは異世界ファンタジーを舞台にした脱出ゲームというわけか」
星南「状況の理解が早いのは結構なのだけど、他にやることがあるのではなくて?」
学P「他にやること、というと?」
星南
dice1d3=2 (2)
1.身の安全の確保よ
2.近くにいるよく分からない生物の対処よ
3.……ここで一人不安がっている後輩を元気づけることよ
- 7二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:06:04
学P「ああ、あれですか……」
星南の視線を追うと、そこにいたのは
dice1d3=2 (2) がdice1d3=2 (2) 体
1.スライム
2.ゴブリン
3.オーク
狙いは
dice1d3=1 (1)
1.星南
2.学Pと星南
3.特になし
- 8二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:08:01
まさか某ゴブスレ界のゴブリンじゃないだろうな?
- 9二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:10:59
星南「というか、あれ私を狙ってるわよね……?」
学P「ですね。ゴブリンは若い女性を狙う習性があるというから、きっとそのせいでしょう」
星南「冷静に解説してないで助けてくれないかしら。一度捕まったら嫌な予感しかしないわ……!」
学P「勿論です。プロデューサーとして星南さんには指一本触れさせはしないので」
学Pが戦闘態勢に入ると、学Pの手に武器が召喚される
学Pが取り出した武器
dice1d4=3 (3)
1.剣と盾
2.弓矢
3.杖
4.クナイと手裏剣
- 10二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:12:42
学Pの手には片手で持てるサイズの杖が出現した
学Pはそれを使ってゴブリンに攻撃を仕掛ける
攻撃方法
dice1d2=1 (1)
1.撲殺
2.魔法
- 11二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:14:12
学P「ふんっ!!」
俊敏な動きと強烈な殴打でゴブリンを討伐する
戦闘開始から
dice1d60=35 (35) 秒で二体を撃破した
- 12二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:16:05
強い
- 13二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:44:17
学P「星南さん、怪我はありませんか?」
星南「ええ、私は無事だけど……プロデューサーの方こそ大丈夫だった?」
学P「俺は平気、無傷で……いや、ノーダメージです」
星南「それなら良かった。……ところで、プロデューサー。あなた今、流れるように武器をどこから発生させて戦ってたけど、分かってやってたのかしら?」
学P「はい。先程メニュー画面を操作していた時にステータスも確認しておきましたから。その時に戦い方はなんとなく頭に入っていました」
星南「なるほど……?」
学P「星南さんもメニュー画面から色々確認できると思うので、試しにメニューウィンドウを操作してみてください。やり方は俺がレクチャーしますので」 - 14二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:50:53
学Pの指示に従って、呼び出したウィンドウを操作する星南
一通りの説明を受けた後、ステータス画面を表示する
星南「へえ、これが私のステータスというわけね」
学P「はい。ここでは基本パラメータと習得スキル。それからジョブを確認できます」
星南「ジョブ?」
学P「そのキャラの役割を明確化させるものです。恐らく、これがステータスに最も大きな影響を及ぼすかと。これが星南さんのジョブですね」
学Pが指差した先に書かれていたのは、
dice1d3=3 (3)
1.旅人
2.教皇
3.一番星(プリマステラ」)
- 15二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:51:13
しごでき程度では表せない。月(P)とスッポン(俺)でさえも表せないすごさ
- 16二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:02:06
星南「一番星……これが私のジョブ、なの? どちらかというと、称号のように思えるのだけど」
学P「いえ、ちゃんとジョブで合っていますよ。ただし、星南さん個人の出自に影響されてか、極めて稀なケースにはなっていますが」
星南「ふーん……それじゃあ、プロデューサーのジョブはどうなっているの?」
学P「俺ですか? 俺の場合は——」
dice1d4=2 (2)
1.神官です
2.魔法使いです
3.賢者です
4.プロデューサーです
- 17二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:06:28
撲殺魔法使い!
- 18二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:19:40
星南「あら、プロデューサーではないのね」
学P「似たようなものでしょう。プロデューサーたるもの、何時いかなる時も担当アイドルにとって魔法使いのような存在であれ——この教えに則るのであれば、魔法使いというジョブは実質プロデューサーであると言っても過言ではない。それに使用武器も杖というのも丁度いい。杖は魔法使いの象徴でもあり、女王には樫の杖がよく似合いますから」
星南「その理論はよく分からないけど……というか、それ樫じゃなくて鉄製じゃない。……でも、担当アイドルの前では魔法使いであれ——この言葉は、プロデューサーを目指すものとしてしかと胸に刻んでおくわ、先輩」
学P「そうしてください、後輩。いつかあなたの下に集まるであろう原石達の為に」
星南「ええ! ……それはそうと、ゲームだと魔法使いはどういう役割を持っているの?」
学P「魔法使いは、主に魔法や呪文を駆使して、多彩な攻撃や補助を行うジョブですね。基本的にはパーティーの後列に位置取って戦うことが多いです」
星南「……プロデューサー。あなた、今してくれた説明……さっき見せた戦いと何一つ合っていないのだけれど」
学P「まあ、そうですね。だって——」
dice1d4=4 (4)
1.呪文とか詠唱とか面倒な上、殴った方が手っ取り早いですし
2.あくまでそういうことが出来ますよ、というだけで強制されるものではありませんから
3.担当アイドルの後ろで戦うプロデューサーなどこの世に存在してはなりませんから
4.後ろにいては、大事な星南さんを守れませんから
- 19二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:36:59
星南「……もう、さっきから何なのよ」
学P「それくらいあなたが大事だということです」
星南「こんな状況でからかわないでちょうだいっ!」
ぷいっと顔を逸らして、星南は遠く見える街がある方へ歩いていく
学Pもやれやれと笑みを溢しながら星南の隣を歩くことにした
しばらくすれば街に辿り着く
近くにあった街は、
dice1d3=3 (3) だった
1.小規模
2.それなりの大きさ
3.大都市
- 20二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:53:16
これが子供の頃に読み続けたストーリーか?
- 21二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:07:35
一番星ってどうやって戦うんだろ