【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE18.5

  • 125/02/27(木) 20:48:53

    の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。
    シンは2年早く(CE55年)生まれ、2年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。
    このスレは母と2週目のシン翁から色々と託された少年シン・アスカが心ただしく生きようと抗い、幸せになろうとする物語です

    保守をギリギリで失敗したので立て直しました


    オーブ並びにプラントの設定があまり明快でない部分も描写する事がありますので、その際に独自設定を用いることがあります。
    また、外伝や模型情報、スタッフ発言を全て網羅してはおりませんので、「そこ設定ある」等のご指摘は歓迎しております。
    しかしながら、スレの進行上「このスレはこちらで行きます」と申し上げることもございます。

    ラクスとシンとアビーとが急接近してしまったのでCP注意が付きました…リオさんとイングリットもまだ行動に移してないけど脳を焼かれてます
    これでハーレムスレは目指してないと言ったら怒られます?
    あとニコルとミーアが順調にカップル

  • 225/02/27(木) 20:49:24

    前スレ

    【CP・年齢操作注意】シンが人生二週目【独自設定あり】PHASE18|あにまん掲示板の自分からメタ情報を渡されてアスランと同期になった世界線。シンは2年早く(CE55年)生まれ、2年早く家族を、今度はブルーコスモスのテロで失ったものとする。このスレは母と2週目のシン翁から色々と託され…bbs.animanch.com

    第23話「砂漠の虎」の続き

    ◎キラ、フレイを巡ってサイと修羅場

    ◎バルトフェルド隊、タッシルを焼き討ち

    ◎キラのストライク、バルトフェルドのバクウとシンのディンレイヴンを退ける

    ◎シン、オーブとアークエンジェルに対して暗躍開始

  • 325/02/27(木) 20:49:44
  • 425/02/27(木) 20:50:07

    主人公

    シン・アスカ 

    15歳。ザフトのエースで二つ名は『紅眼』、コールサインはクリムゾンアイ0。ネビュラ勲章受勲済み。

    紆余曲折を経てバルトフェルド隊副隊長になったが、色々と画策している模様

    別世界線のシン・アスカ翁(享年89)から夢という形でメタ情報と疑似経験、そして希望を託されて精神は回復していたが…

    親しい人間を再び失ったことで狂犬化の兆候がある。心の仮面が剝がれると一人称が俺でなく僕に

    ラクス・クラインと心が通じ合い、歌手としてもブレイク中(その甲斐あってプラントとオーブの関係良好)

    更にはアコード達とは精神通信ができるようになり、DUPE粒子の恩恵により分身できるようになった

    特殊能力【レディキラー年上特化(好感度ダイスに+20% ただし好感度合計は最大100)】獲得してしまった

    称号【血のバレンタインの予言者】効果:戦略・政略における判定diceに+10

    他に【歌姫の間男】【ジュールのツバメ】【プラントのカサンドラ】【ハインラインのモルモット】といった二つ名がある


    開始時の主人公

    シン・アスカ(2週目)

    享年89歳。通称翁。天寿を全うしたと思ったら13歳の自分と似て非なるシン・アスカに憑りついていた

    メゾンドアスカ住人になり、たまにシンに記憶を送り込んでくる


    主人公の心の鎧

     

    メゾンドアスカの面々

    シンの心象風景。彼らからの愛、そしてシンの愛によって、悪意に対しては鉄壁の心性防御を誇る

    別世界線の両親とこの世界でのシンの両親が合体してディスティニーの機体を形作り、そこに別世界線のシン・アスカ翁が宿っている。

    花園は別世界線のレイとステラが変じたもので、マユも二人

    さらにディスティニーには月の光(別世界線のルナマリア媼)が差し込んで、時々いちゃついている

    この世界のステラを救うために翁と媼の支援を受けてステラはステラの許へ転居した

  • 525/02/27(木) 20:50:46

    原作メインヒロインにしてこのスレの暫定ヒロイン

    ラクス・クライン

     

    当スレのヒロイン候補筆頭格である原作ヒロイン。最高評議会議長の娘でアスランの婚約者

    シンと心が通じ合った結果メタ知識を得たばかりか、アコードとしての力に目覚めてしまう

    シンと最も近しい異性であったが、ステラの登場で揺らいでいる


    主人公の友人1号

    レイ・ザ・バレル

    シンの決意と苦悩を真の意味で知る数少ない人物の一人。【ダーム・デュ・ラック】【ブローディア】のメンバー



    主人公の保護者1号(inプラント

    ラウ・ル・クルーゼ

    ザフトのエースで精鋭部隊クルーゼ隊の隊長

    レイやシンを相手に「優しいラウ兄さん」、アスランたち相手に「頼りになる隊長」として振舞っているが…


    主人公の保護者2号(inプラント

    ギルバート・デュランダル

    遺伝子学の若き権威。レイの保護者でもある

    シンとは互いに信頼しているが、ディスティニープランを巡って対立する


    主人公の義妹

    ステラ・ルーシェ

    ブルーコスモスによって改造された強化兵士エクステンデッドの一人。ロドニアで訓練中だったが、シンに撃墜される

    シンとメゾンドアスカの面々によって救われ、シンの捕虜となって義理の兄妹の関係になり、プラントの一部を震撼させた

  • 625/02/27(木) 20:51:32

    プラントの人々


    アスラン・ザラ

    シンの同期。ラクスとは婚約者であり恋愛感情もほのかにあるが、彼女がシンと親しい事に微かに嫉妬

    地球軍に味方するキラの事で悩むが…シンに妹が生えたことで混乱する



    アンドリュー・バルトフェルド

    ザフト・北アフリカ駐留軍司令官。「砂漠の虎」の異名で知られる。本業は「広告心理学者」であり、心理戦にも長ける。

    シンの現在の上司。赴任前から面識があり、ステラを受け入れシンを副隊長として厚遇するが、結果として胃痛枠に


    アイシャ

    バルトフェルドのパートナーで、彼同様シンとは面識があった。大人の女性であり、シンも頭が上がらない



    マーチン・ダコスタ

    バルトフェルドの副官。シン(とステラ)が来たことで心労が増したが、副隊長として尊重もしている



    パトリック・ザラ

    アスランの父で国防委員長。バレンタインの悲劇で愛妻レノアを失った事もあってプラント防衛に心血を注ぐ

    シンを庇いつつも左遷したが、高く評価し目にかけてもいる。シンから無茶ぶりがきて胃痛枠となる予定

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 20:52:31

    良かった続ききた

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 20:54:18

    しまったスレ保守し損ねて落としてたか

  • 925/02/27(木) 20:58:02

    ウィラード

    ザフト・ジブラルタル基地の司令の一人。前任はザフトアカデミーの教務主任

    シンから無茶ぶりをされようとしている


    ヨアヒム・ラドル

    ウィラードの同僚。前任はザフトアカデミーの教官。

    シンの担当を押し付けられる



    オーブの人々

    カガリ・ユラ・アスハ

    ウズミの娘。シン(翁)の記憶によれば未来の代表首長。実は【サクラソウ】ファンクラブの1桁番台

    北アフリカで武者修行をするが、やらかしてしまう


    ウズミ・ナラ・アスハ

    オーブの代表首長。プラントとの接近により中立維持が困難になりつつある

    しかし、娘に紹介した伝手がゲリラ組織の指導者なので自業自得


    キサカ

    某帰還兵似のゲリラ。実は以前にもカガリの護衛として登場済み

    タッシル出身で【明けの砂漠】に合流しており、そのことがカガリを追い詰めてしまった


    サイーブ・アシュマン

    【明けの砂漠】のリーダー。実はウズミの恩師

  • 1025/02/27(木) 21:02:27

    地球連合軍の人々

    キラ・ヤマト

    ストライクのパイロット。地球連合軍少尉。フレイが自分を利用するために近づいたことに気づいてしまう

    だが、それはそれとしてフレイの優しさ(のようなもの)に縋ってしまう。お労しい



    フレイ・アルスター

    アークエンジェルのクルー。地球連合軍二等兵。サイと婚約予定だったが、キラを色仕掛けで篭絡した

    あくまでもキラは復讐対象兼復讐の道具だが、サイを追い詰めてしまったことには苦しむ

    さらに、見せかけの優しさであってもキラ個人に寄り添おうとする者は彼女のみ。お労しい


    サイ・アーガイル

    アークエンジェルのクルー。地球連合軍二等兵。フレイと婚約予定だったが一方的に関係を断たれる

    自分の中のキラへの差別意識を自覚してしまったこともあり、フレイを取り戻そうと…お労しい


    ムウ・ラ・フラガ

    『エンデュミオンの鷹』の異名を持つ、不可能を可能にする男。地球連合軍少佐

    アークエンジェルの三幹部の一人。メビウスゼロからスカイグラスパーに乗り換えて奮戦する


    マリュー・ラミアス

    アークエンジェル艦長。大西洋連邦軍少佐。PS装甲を開発し、G計画でも大きな役割を担った


    ナタル・バジル―ル

    アークエンジェル副長。CIC担当。大西洋連邦軍中尉。時に冷徹だが砂漠編で優しさも見せた

  • 1125/02/27(木) 21:06:42

    コメントありがとうございます
    前スレ74
    力押しだけでなく理詰めで攻めてきて実力もあるという難敵ですよね
    原作でもイザークとディアッカが慣れない戦場に出てきて足を引っ張る役回りにならなければ
    負けなかったでしょう
    前スレ75、77、101
    保守ありがとうございます
    前スレ76、91
    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております
    前スレ86
    ラクス次第なんですよねぇ、シンにしてもアスランにしても
    前スレ87
    このスレのシンでもディンレイヴンでは種割れキラには勝てませんね。元々優秀な機体ではあっても強い機体ではないので
    前スレ93
    翁の記憶でもアラスカで無駄に消耗しなければビクトリアも守れて月は制圧できたかもしれませんし
    その代わりアークエンジェル組は大西洋連邦のままでしょうが
    前スレ96、99
    腹黒…「フレイに鍵を託して放流した」クルーゼ、「ミーアに対する処遇全般」デュランダル
    確かに…
    前スレ98
    その上を行くクルーゼやデュランダルは一体…!とかなってそうですね
    前スレ106、107
    コーディネーターの消化器系は強化されてますから(震え声)
    前スレ109、110
    意外にパトリックはこういう風に甘えて(?)くる相手には甘そうな印象があります
    勿論、彼が認める何かを持った相手限定でしょうが

  • 1225/02/27(木) 21:10:56

    個別通信ブース

    「ザラ国防委員長閣下。ご多忙の折貴重な時間を割いていただきありがとうございます」

    「ああ。で、今日はどんな用件だ」

    「先日のような騒動はご免だぞ、あの時はラクス嬢のみならずアスランの奴まで錯乱したのだからな」

    「その件では大変ご面倒をおかけいたしました」

    「…実は今日の通信もその騒動に関するお小言…という事にさせていただいております」

    「(溜息)やれやれ、想像以上に厄介な話を持ち込むようだな。で、何を企んだ?」

    「例の足つき、オーブに向かわせたいのですがいかがでしょうか」

    「北アフリカ駐留軍にはその艦の撃破を命じたはずだが?」

    「あの艦は戦略上完全な遊兵です。アラスカに辿り着き、その戦闘データを渡さない限り放置しても問題はありません」

    「一方でアフリカ駐留軍の戦力をこれ以上消耗する事は戦略面にすら悪影響を及ぼすと考えます」

  • 13二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:28:10

    アラスカ基地サイクロプス事件の件話さないといけないしな……流石にこの事は有名だからシンも知ってるはずだし……

  • 1425/02/27(木) 21:46:53

    「戦略的悪影響だと?」

    「これ以上の損耗はジブラルタルとビクトリアの間の補給路の確保に支障をきたします」

    「万が一地球軍の奪還を許せば、地球にする蓋…この場では仮に天蓋といたしますが、天蓋に綻びが出ます」

    「バルトフェルドに貴様までがいて、それでも尚それだけの損失を被るというのか!?」

    「はい。キラ・ヤマトの乗るストライクを倒すにはそれだけの損耗が予想されます」

    「バルトフェルド隊は既に5機のバクゥと3人の熟練パイロットを失っているのです」

    「さらに現地のゲリラも助力しており、場合によってはレセップスも失いかねません」

    「ならばこそ、今、戦力を集中して打ち倒すべきではないのか!」

    「その戦力集中が間に合わない可能性があります」

    「事実翁の世界ではアンドリュー・バルトフェルドは敗れ、結果的にビクトリアは奪回されたのです」

  • 15二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 21:52:46

    おぉ! スレが復活している!
    そしてシンがここぞとばかりに翁の記憶を使ってカサンドラを始めやがった!

  • 1625/02/27(木) 22:01:08

    「…臆したわけではあるまい。貴様ならばストライクはともかく足つきは沈められよう」

    「何が狙いだ?オーブに行かせることに益があるのであろう?それを言え!」

    「は…根本的な問題ですが、プラントの1億にも満たない人口で数十億を数える地球を完全制圧するのは現実的ではありません」

    「要地を抑えるのが関の山です」

    「コーディネーターの未来の為に地球諸国を滅亡させるわけにはいかない以上地球を共同経営するパートナーが必要です」

    「その相手として大洋州連合だけでは足りません。かといってアフリカ共同体も南アメリカ合衆国も力不足」

    「一方オーブは差別はまだあるとはいえコーディネーターも受け入れており」

    「その甲斐もあってモルゲンレーテ社を始めとして高い技術力を有しています」

    「ただ、軍事力では心もとない面もありますので足つきとストライク」

    「そしてそれらに蓄積された戦闘データを使ってMSを実戦配備させては如何かと」

  • 1725/02/27(木) 22:06:17

    「確かにオーブを味方につけることが出来れば有利な戦後環境を形成できるだろう。技術力ではプラントに次ぐのはあの国だ」

    「だが、あのオーブが中立を棄てるか?」

    「如何にオーブとはいえ降りかかる火の粉は振り払うでしょう…彼らは余りにプラントに近づきすぎました」

    「しかも、事実上ブルーコスモスを狙い撃ちにする法案が議会に提出され可決される勢いです」

    「その元凶が白々しく言うものだな」

    「カガリ姫にも詰られましたが、それは買いかぶりと言うものです」

    「ここまで読んで立ち回れるのならヘリオポリス崩壊などさせておりません」

    「それに…今回はアラスカ侵攻を行わない以上ユーラシア連邦が弱体化しない可能性もあります」

    ※スピットブレイクのアレコレはザラ派とクライン派の内紛の主要原因としてシーゲルとパトリックには伝えてあります

     ラウ兄さんは舌打ちした模様

    「バタフライ効果が常にプラントに利するとは限りません」

    (伏線部分は終えたので会話を一部ショートカットします)

  • 18二次元好きの匿名さん25/02/27(木) 22:10:35

    あっ、既にサイクロプス事件の事はパトリック&シーゲルに話したんか。

  • 1925/02/27(木) 22:28:14

    「…成程、一度アフリカでアークエンジェルを見逃すのも仕込みの一つか…よかろう、やってみるがいい」

    「それから貴様の提言した戦略の事は『オペレーション・ウロボロス』とは別に今後天蓋計画と呼ぶことにする」

    「そして、対オーブの計画についてだが、何か良い隠語はないか?」

    「では、前半を【金床】、後半を【ハンマー】ではいかがでしょうか」

    「金床とハンマーか、古代ギリシアから続く古典的戦術だな。だが、成功させるためにはまず金床を強化せねばならん」

    「うまく立ち回るがいい。足つきはアラスカには辿り着かせないのだな?」

    「はい。アスランたちとG兵器4機を派遣いただけましたなら、必ずやオーブ出国直後に仕留めて御覧に入れます」」

    「アスランに功を譲るか?随分と気遣いが出来るようになったものだ…それで、計画書だが」

  • 2025/02/27(木) 22:57:30

    「来週にはステラをプラントに送りますので、彼女から閣下に直接お渡しさせたく」

    「ふん、それで強硬派の私もプロパガンダの為にその娘を受け入れたとアピールし、若者達の暴走を抑止させるか」

    「喰えんようになった。バルトフェルド、いや、クルーゼに似てきたな」

    「お褒めにあずかり恐悦至極」

    「アスランとラクス嬢にも根回ししておけよ。何度でも言うが、先日のような騒動はご免だぞ」

    「は!それでは、ラドル隊につきましては」

    「好きにしろ。ただ、余りジブラルタルを虐めるなよ。ハンマーが弱っては本末転倒だぞ」

    「肝に銘じます」

    ※アークエンジェルのオーブ行きとラドル隊の貸し出しについて委員長の了承を得ました

  • 2125/02/28(金) 01:55:37

    途中ですが、今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 22二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:22:21

    お疲れ様です
    今更ながら、こんな子供一人が世界の運命を定めようとしているってすごい話だな
    原作のラクス様だってここまでやってない

  • 23二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 04:42:29

    保守

  • 24二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 08:39:48

    まさか保守をし損ねて落としてしまうとは
    我ながらショックです以後気をつけます

    お疲れ様です
    コーディネーターも人だからね
    優れた能力を持ってるだけで別にシンも平和ならオーブでゆっくりと過ごしていたし
    シンの作戦がヘリオポリスのリベンジが上手くいくことを願ってるよ

  • 25二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:03:01

    これ、シンの部屋にデュランダル議長みたくチェス盤と駒が開かれてそうだな…誰がどの駒の配役なのかはおいといて。 シンって理詰めで動ける直感型だからこれから中々に面白い一手を打ちそう。

  • 26二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 12:14:29

    >>25

    シンの場合将棋のセットも置かれてそうかな……帰国後議長やクルーゼ・レイとチェスの相手してたりして……

  • 27二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 12:23:56

    >>18

    まぁ……アラスカはやり方次第ではスピットブレイクしなくても落とせるしな……オーブから許可得てヘリオポリスの残骸を買い取って加工(アラスカ以外に影響出ないように)それが無理ならユニウスセブンの残骸を小さく加工してアラスカに落としてメテオブレイカーに爆弾付けてサイクロプス破壊してからアラスカ基地を本格的に落とすって流れならたいした犠牲は出ない。降下&上陸部隊も安心して基地を襲撃できるしな。ヘリオポリス&ユニウスセブンどうにかしないと海賊の住みかになるし……

  • 28二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 18:16:37

    こいつ世界の黒幕じゃないかな?

  • 29二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 19:27:54

    このレスは削除されています

  • 30二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 19:28:26

    >>28

    シンの事言ってる?

    なら所謂"木星帰り"のようなスペックの高さと立ち回りの周到さの片鱗は目を見張るものがあるよね

  • 31125/02/28(金) 21:26:48

    艦長室

    「委員長との通信を終えました…ラドル隊を回してもらう内諾を得ましたので後日ジブラルタルと詰めます」

    「ごくろうさん…で?」

    「…なんでしょう?」

    「ザラ委員長は議長選挙を控えてお忙しい時期だ」

    「いくらお気に入りの君の事でもわざわざお小言をするために何度も何度も通信をしてこないよ」

    「それでも通信があるというなら君が何かを企んでいるから釘をさす為か、君から悪巧みを持ちかけたか、さ」

    「で、どちらなんだい?」

    「(肩をすくめて)私から悪巧みを持ちかけました」

  • 32二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:06:16

    >>27

    シンとアスラン達の襲撃が失敗してアラスカ基地を攻めるしかなくなった時のプランBか……隕石落としやればサトーさん筆頭とした過激派のガス抜きが上手く行けば出来るし……やる時はやり過ぎないようにパトリック直々に釘を指しとくのも忘れない事だな。

  • 33125/02/28(金) 23:05:09

    「教えてくれるかい?どうせ僕も問答無用で巻き込まれる内容なんだろう?」

    「このまま足つきを攻撃した場合ビクトリアとの補給路確保に支障が出る可能性があるのと」

    「オーブ強化の為に足つきをオーブにまでは行かせましょうという話を」

    「(さすがに内心ムッとしているがおくびにも出さず)」

    「ふーん、やっぱりストライクのパイロットはコーディネーター、それも特別製だったりするのかい?」

    「僕たちが敗北するという事は」

    バルトフェルドはシンの反応を見る為にきつい表現をしたつもりだった

    だが、シンからの返答はさらに苛烈で予想外のものだった

    「私が見た未来の記録ではバルトフェルド隊は壊滅し、レセップスとヘンリーカーターも喪失、ピートリーも大破しています」

    「そして翁の記憶に出てくるあなたは顔に大きな傷を負って隻腕隻眼だった」

    「基本的な性格は変わりませんが今よりは影が多かったのも事実です。なにより、隣にアイシャさんはいなかった」

    「……(何だ、何を聞かされているんだ、俺は)」

  • 34二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:23:00

    おっと……バルドフェルドにも真実と正体を話すか……

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 00:05:12

    キラのメンタルと併せてクライン派に後々バタフライエフェクトの影響がでかそう

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 00:09:18

    話すか、話しちゃうのか…

  • 37125/03/01(土) 01:00:47

    「ヤマト准将からの伝聞ですが『貴方には僕を討つ理由がある』との言葉に」

    「貴方は『戦争の中だ。誰にでもそんなもんあるし、誰にだってない』と答えられたそうですから」

    「恐らくここでの戦いでストライクに討たれたんでしょうね、翁の世界のアイシャさんは…

    「これを聞いても彼女を伴って足つきと戦われるおつもりで?」

     

    「(戯言…か?)へぇーぇ。『未来の記録』に『翁の記憶』かい?」

    「それが、君のカサンドラの予言の仕掛けの種なのかな?」

    「……」

    (ええ、そうですよ。そして、その仕掛けを補強しているのがこれです)

    「な、なんだ、頭の中に直接声が」

    「ふぅーっ、届きましたかー」

    「受信がうまくいく人と行かない人がいますし、何より私は心の中は読めませんので、口に出してくれて助かりましたよ、バルトフェルド隊長」

    「レディ・ラクス相手だったら数百メートル離れていても余裕でやり取りできるんですが」

    「精神波通信を素養がない人に繋げようとすると本当に疲れます」

    「精神波通信だって…その記録や記憶といいこの声と言い、何なんだ、君は」

  • 38125/03/01(土) 01:02:16

    途中ですが、今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 01:45:29

    お疲れ様です
    ガンダムはオカルト要素はよくあると聞くけど
    シンは顕著だよね
    それはそれとしてこの世界線はジークアクスのようなスピンオフアニメな可能性もあるかもしれない

  • 40二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 02:43:44

    お疲れ様です
    脳内BGMはウルトラマントリガーのOPだったけど、CharlotteのOPに切り替えようかな
    巻き込む人数が多すぎるし、しかも目を付けた相手には考える時間も引き返す道も与えない
    そういうところだぞカガリに「悪魔」といわれたのは

  • 41二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 06:49:39

    保守

  • 42二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 07:15:28

    U.C.のサイコフレームみたいなトンデモがあるわけじゃなくてC.E.はあくまでも現在の延長線にあるって思わせてくれてる中で突如としてオカルトに適性がある人が在野から現れたって感じだもんなぁシンって。

  • 43125/03/01(土) 09:52:56

    「俺もわかりませんよ!そんなこと」

    「一昨年の6月に目の前で家族を失って、それ以来見えるようになったり、できるようになったんですから」

    「最初はただの夢…そう、俺自身の願望が作り出した妄想だと思っていました」

    「全てを喪って独り故郷を去った孤児が見た、幸せで栄光に満ちた夢なのだ、と」

    シンは家族を目の前で失ってから起こった事とその間に見ていた夢について語った

    「つらい現実を忘れる為に脳が作り上げた幻想…でもそれで心は慰められましたし前向きに頑張る気にもなりました」

    「それで終わるハズだったのです…夢の中で会った人々と現実で出会わなけらば。そして、現実は夢と同じように起こっていった」

    「開戦!そして、バレンタインの悲劇、そしてエイプリルフールクライシス…」

    「だけど、知っていたのに俺は救えなかった。レノア様をはじめとするユニウスセブンの24万人の人々」

    「エイプリルフールクライシスで死んだ数億ともいわれる人々、ヘリオポリスの人々、戦友のラスティもミゲルも…誰も救えなかった」

    「ここでもそうだ、俺が介入しても戦死者は出た。なら…神のサイコロが無慈悲だというならば振らせなければいい」

    「そう、アイシャさんを生き延びさせるにはバルトフェルド隊長を戦わせなければいいだけの事」

    決意に満ちた表情を浮かべる

  • 44125/03/01(土) 12:34:41

    「おいおい、お気持ちはありがたいが俺の意思を無視して勝手に決められても困るな」

    「すみません。これまでもクルーゼ隊長やデュランダル博士に我儘言って叱られているんですが…」

    「お、おう」

    (自分が意外にシンから好かれていることと正直嫌いなクルーゼと同じカテゴリー扱いな点に複雑な気分の虎さん)

    「でも、遠慮してたら誰も救えない!去年の2月14日だってそうです」

    「24万人全てはともかくレノア様お一人だけならば救う手立てはあった」

    「けど、考えすぎて遠慮して、それをしなかったがゆえに救えなかった!運否天賦なんてクソ喰らえです! 」

    「もう、神にサイコロなど触れさせるものですか。少なくとも振らせない手があるのなら、俺はもうためらわない!」

    「……」

    シンの発言を肯定的にとらえるか否定的にとらえるか

    dice1d100=16 (16) 

    高いほど肯定的、低いほど否定的

     

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 12:53:53

    神様なんて出禁にしてやる、と言ってる当人が神の用意したトリックスターじゃないと誰が言える?

  • 46二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 13:38:30

    もしかしたらクルーゼやデュランダルが怒った理由の中にはこういう時のシンがアル・ダ・フラガやメンデルでのかつての同僚を思い起こしたのかもしれないな

  • 4725/03/01(土) 19:07:24

     

    「(溜息をついて)なるほどなぁ」

    「僕はクルーゼの奴は嫌いだけど君のその発言については多分同じ意見なんだろうなぁ…」

    「アスカ副隊長、君は神にサイコロを振らせないといったな?」

    「つまり、君が神に成り代わるつもりか?おこがましいとは思わんかね」

    「それは…」

    (回想)

    『肝が冷えたかね。だが、君も悪いよ。私の意志を無視して君の意思を押し付けようとしたのだからね』

    『私の人生は私のものだ。レイの人生がギルバートや私のものでないのと同じく』

    (回想)

    『ディスティニープランであれ、タリアとの関係であれ、私の選択の結果で今の状況になっている』

    『それを横からしゃしゃり出てきて、酷い未来が待ってます、よりよい未来を掴みましょう、かね。おこがましいとは思わないか』

    『君の未来視とディスティニープランの間にどれほどの差異があるというのだね』

    「そうですね。ですが、それでも僕は…僕の前で悲劇を見たくはない」

    「できることがあるのに実行しないで後悔などしたくはない!」

  • 48125/03/01(土) 20:17:43

    「成程なぁ…僕は見誤っていたな、君という人間を。もう少し大人なのだと思っていたよ。いや…」

    (回想)

    『派手な戦果とプロパガンダで好戦的なイメージを持たれているが、実のところ友軍や部下には甘い男だ』

    『…部下に対して過保護すぎて武勲を立てさせてやれず左遷される羽目になったのにな、雀百まで踊りわすれずか?』

    『幕僚やパイロットとしては優秀でも指揮官としての適性には疑問符がつくな』

    『さて、どうやって指揮官としての振る舞いを仕込めるやら…』

    「派手な戦果とプロパガンダで本質を見誤り続けていたのは俺も同じか…」

    「君は本質的に成長できていない部分がある」

    「ご家族を目の前で失った時から、君は変わりなどいないことを理解していてなお、家族の代わりを求めた」

    「ステラ嬢はその最たるものだが、クルーゼ、デュランダル博士、ザラ委員長、そして僕には父親を投影し」

    「レノア夫人やラクス嬢、そしてアイシャには母親を投影している。君自身もそれが良くないことだと自覚はしていて普段は律しているのだろうな。」

    「だが、それらが失われそうになると感情を理性で制御しきれず暴走する」

    「全く君の周囲の大人たちは何をしていたんだか。若者の暴走を叱って導いてやるのが先人としての務めだろうに」

    「…いや、そうなったのは、レノア夫人を死なせてしまった…ユニウスセブンの悲劇を阻止できなかったのが引き金か…」

    「だから、プラントの大人たちは注意は出来ても矯正はできなかった」

    「いや、そうか、自分たちが大人になる過程で捨てざるを得なかったものを持ち続けていることがむしろ眩しかったのか…」

    「成程、ザラ委員長が君には甘いわけだ」

  • 49125/03/01(土) 20:20:37

    「(それに…アイシャは分かっていたんだろうな)」

    「(だから、アスカ君の周りの娘たちも可愛がりながらアスカ君を甘えさせてやろうとしていたんだろう…)」

    「(アイシャに甘えて色々と踏み込んでいない僕への当てつけも込みで)」

    「(でも、僕は第1子は男の子より女の子が欲しいし、もうちょっと可愛げがある子供に育てたいなぁ…)」

    「(それに正直に言うなら子供を作るよりもっとアイシャと過ごす時間を大事にしたい)」

    ※色々と察してしまって却って思考の袋小路に入り込んでいるバルトフェルドさん(事実婚をしているが正式なプロポーズはまだ)

     

  • 50二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:24:31

    真面目な考察からきゅうに惚気出したぞこの虎…

  • 51二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:27:16

    それよりこの悪魔の提案に乗らないと嫁が死ぬと予言されたのどうするんだよ!

  • 52二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:50:51

    死神と呼ばれたG「さーて、そろそろ俺の出番だよな~」

  • 53二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 21:05:12

    >>52

    確かにこの世界には君の乗り手と同じ声の人いるけど、どっちを乗せるかだよw

  • 54二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 21:19:33

    >>51

    間を取ってバルドフェルドのみ出撃。アイシャは今回カガリ&ステラいるからレセップスに待機。命令もあるし状況次第ではバルドフェルド出ないといけないからこれが妥当かなぁ……

  • 55125/03/01(土) 23:47:43

    「君のソレ。クルーゼとデュランダル博士の他には誰が知っているんだい?ザラ委員長も多分ご存じだよね?」

    「はい。クルーゼ隊長とデュランダル博士、それにザラ委員長の他にはクルーゼ隊長の義弟のレイ」

    「レディ・ラクスとその秘書のマオさんとイングリットさん、SPだったヒルダさん、クライン議長にお伝えしています」

    「隊長は10人目ですね」

    ※他にもアウラを始めとするファウンデーション一党が不完全ながらシンの存在を認識しています

    「そうか…で、これは確認だけど、やっぱりストライクのパイロットはコーディネーターなんだね?」

    「はい。翁の世界では彼を撃破したザフトパイロットたちはその戦功によりそれぞれネビュラ勲章を授与されています」

    「二回とも仕留めたはずだったんですが復帰してきて相変わらずの無双っぷりでしたね」

    「現状でも君では勝てんか?」

  • 56二次元好きな匿名さん25/03/01(土) 23:52:34

    まぁ寝ぼけた分身使ったのにやられそうになったのを考えるとこの頃のギラついたキラってマジに強いんだよなぁ

  • 57125/03/02(日) 00:15:23

    「ディンではさすがに分が悪すぎます」

    「ビームライフルの宛ができましたのでやれないことはありませんが、確実に仕留めるとお約束はできませんね」

    「貴方のラゴウならばあるいはといったところですが、何分にも翁の世界での貴方はストライクに敗れています。楽観は禁物かと」

    「なにせ相手はハイエンド機に乗っていたとはいえ、その機体の初戦闘で所要時間2分で25機のザフトの主力機を無力化した記録もある人です」

    「…すごいなぁ」

    「ちなみにその新型ハイエンド機の出撃までの時間稼ぎで貴方が出撃していたそうですよ」

    「当然撃墜寸前までボコボコにされたようですが、1機で25機相手に母艦を守りながら戦い抜いたのはそちらの貴方もさすがですね【砂漠の虎】」

    「オチは僕担当か!?いや、確かにその僕もすごいけど完全に引き立て役だよね」

    「…で、そのスーパーエース相手に戦わなければならんのだね、僕と…アイシャは」

  • 58125/03/02(日) 00:53:30

    「正確には未来のスーパーエースの卵ですが。それでアイシャさんに安全な場所にいていただくことは?」

    「ラゴウは複座で火器はアイシャ担当なんだよ…降りてくれると思うかい?」

    「えーと」

    ルナマリア媼からの脳内通信受信

    翁(回想)

    『ビームは通じない!ルナは援護だ!』

    媼(回想)

    『対艦刀はこっちにもあるわ!私だって!』

    「貴方が言って駄目なら無理ですね」

    (この脳内通信…大切にしまい込むことと愛することはイコールではないっていう意味だよなぁ、やっぱり)

    「だよねぇ」

    「となると…カガリ姫とキサカ一佐に動いていただくとしますか」

    「まぁ、先々の事を考えるとここでオーブを巻き込むのは悪くないですし」

  • 59125/03/02(日) 00:54:31

    途中ですが、今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 06:56:53

    保守

  • 61二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:01:56

    お疲れ様です
    赤い彗星の選択肢を外したくなるのは今ならよく分かる
    ここのシンは投げ出す事を諦めたシャアな感じがするな

    それにしてもオーブのコネがあるのは強すぎる

  • 62125/03/02(日) 12:38:18

    コメントありがとうございます

    >>7>>8>>15>>24

    ご心配をおかけしました

    >>13>>18

    ザラ派とクライン派との内紛回避のために話してはいました

    >>22>>40

    「遠慮してたら誰も救えないじゃないか!」

    >>23>>41

    保守ありがとうございます

    >>25>>26

    「シンとはチェス以外のボードゲームもしてみたんだがね。駒がキャラクター性を有しているゲームだと思い切りにかけていたね」

    「愛着がわいてしまって駒を切り捨てられないのさ。孫子に言う将の五危のうち愛民に当たるね。部下への情が深すぎるのも考えものさ」

    チェスや将棋ならば駒として見ることができるでしょうけど

    『ダイの大冒険』の親衛騎団みたいにクィーンがアルビナス、ポーンがヒムとキャラクター性を有してしまったら切り捨てるのに躊躇してしまうでしょう

    部下への接し方ではいつまでもシンにまで後衛をさせていたヤマト准将と似た病を抱えています

    >>27>>32

    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております

    >>28>>30

    そういえばアストレイの黒幕連中からのシンの評価ってどんな感じなんでしょうね

    >>34>>36

    この人相手に誤魔化せないなーということで明かしましたが…

    >>35

    いつの間にかクライン派中枢に居座ってますからね、シン(実際はラクス派だけど)

    >>39 

    翁の記憶という1週目ありきの話ですからね

    >>42

    原作時点でキラにはフレイは感知できなかったのにシンはステラを感じ取れた上に守られてますからね

  • 63二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 17:08:22

    生きても他界しても修羅場確定……二年後に得意の砂漠ではなく宇宙でだからな……虎🐯の明日はどっちだ?

  • 6425/03/02(日) 18:54:05

    >>58の続き

    「ラゴゥは二人乗りで貴方はアイシャさんと一緒に戦われている。あの方も貴方と生死を共にする覚悟はおありでしょう」

    「ですが、体力だったり運だったりで翁の世界のように自分だけが生き延びてしまう危険があることもお忘れなく」

    「危地にあるからとアイシャさんを置いて独りで逝こうにもあの方がそれを肯じるはずもない」

    「二人乗りには意味があり、そんな危険な戦いなのに自分の力を弱めるのは死を選ぶのと同義だと言われて共に戦って」

    「それなのに貴方だけ生き延びてしまう未来やアイシャさん一人を残して一人の復讐鬼を生み出してしまうことも想定すべきでしょう」

    「戦場に行く前に今一度話し合われるべきです。お互いに素直な心で」

    「…ああ、こういう事言うからカサンドラなんて言われるんでしょうね」

    「…心しよう(『君はラクス嬢やステラ嬢とそういうことを話しているのかい?』と問い返してみたくなるな)」

    ※シンは心に棚を大量に作って「お前が言うな」案件を問いかけ

     虎さんは大人なのであえてブーメランを投げ返さず、話題を変えました

  • 65二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:03:05

    保守

  • 66125/03/02(日) 23:37:51

    「そういえば、オーブ強化のために足つきをオーブに行かせましょう、ということだったけど」

    「足つきをオーブに行かせて何を強化させるつもりなんだい?」

    それによって得られるプラントの利益は?そして、オーブへの誘導方法は?」

    「ストライクの戦闘データをモルゲンレーテ社に入手させることで、オーブ軍にモビルスーツの実戦配備をさせて強化を図ります」

    「プラントの利益はオーブの同盟国化ですね。それに関してはこの【金床】と【ハンマー】計画をご覧ください」

    バルトフェルドの情報端末にデータを転送するシン

    「これは…同盟国化するという流れだと仕方がないが、キミはオーブの言う理念を彼ら自身に思い切り捨てさせてないかい?」

    「俺がオーブに守り抜いてほしい理念はコーディネーターとナチュラルの融和ですよ…」

    「他国の争いに介入しないのは今後を考えると無理でしょう」

    「独立を保つためにも国際情勢に積極的にかかわっていかざるを得ないでしょうから」

    「この戦争が終わってもそこまで混沌とするのかい?国際情勢」

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:48:41

    そしてストライク&アークエンジェルのデータのコピーをプラントに持って行くと……フリーダム以降のGとゲイツ以降の量産機・戦艦が早生まれするな(笑)

  • 68125/03/02(日) 23:58:12

    「ナチュラルの殲滅を図るプラントの過激派、人類支配を企む特殊なコーディネーター『アコード』」

    「コーディネーター根絶を目論むブルーコスモスとその背後にいる巨大資本の集合体である秘密結社ロゴス…」

    「表に引きずり出せただけでもこれだけいますし、その分派や陰に潜んでいた連中も含めると一体どれだけいるやら…」

    「敵を全て滅すというのは人類を滅ぼすのとほぼ同義ですね、実際」

    「うわぁ…」

    「だから敵を減らすより味方を増やしたいですよ」

    「あとオーブへの誘導方法については足つき並びに【明けの砂漠】との停戦協定締結の際に」

    「カガリ姫に足つきにそのまま乗り込んでいただく手はずになっていますね」

    「手際がいいね」

    「こういう事は賛同を得られる所から固めていくのが常道でしょう?」

    「隊長を説得出来たら次はジブラルタルです。ザラ委員長からの働き掛けを待って数日中に」

    「そして、足つきと【明けの砂漠】が最後という訳か…わかった」

    「だが、戦闘準備も並行して続けるんだ。【明けの砂漠】はオーブの仲介だけでは納得すまい」

    「了解です…話し合いでまとめることができる事も感情の落としどころのために戦わなければならない…」

    「これも人の業という奴ですか…」

  • 69125/03/03(月) 00:03:59

    今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:46:47

    お疲れ様です
    オーブが中立を掲げてたのもこういう業から出来る限り逃げたかったのはあるだろうからね
    大西洋連邦は眠れる獅子を起こしたのかもしれん

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 03:24:05

    お疲れ様です
    お姫様に戦時中、最前線の戦艦に乗ってくれというだけで大概だと思うんだが、それ敵対勢力……

  • 72二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 07:05:24

    保守

  • 73125/03/03(月) 16:30:59

    コメントありがとうございます

    >>45

    まぁ、オカルト能力あるのでシンの方が邪神の手先っぽいですよねぇ

    >>46

    自分の意思を無視して「レイの家族」としての役割を優先するように押し付けようとしてましたから

    レイの家族ではあるけど、他の事物との優先順位を決めるのは本人の自由意志であるべきでしょう

    >>50>>51

    まぁ。その嫁が死ぬよって予言されたわけですし混乱はします

    >>52>>53

    機体能力的にはブリッツと対応してるけどパイロット的にはラスティ対応ですなぁ

    個人的にはカトルとニコル、五飛とイザーク、トロワとディアッカ、ヒイロとアスラン

    >>54

    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております

    >>56

    攻撃に殺意が乗ってるのこの時期ぐらいじゃないでしょうか

    >>60

    保守ありがとうございます

    >>61

    シャア枠はアスランということもありますがマシュマー風味のゼクスやってるクルーゼの気もします

    道化であることを楽しめるけど根は真面目と言う

  • 74125/03/03(月) 20:15:39

    CE71年2月18日

    「ウィラード司令、それでラドル隊のバナディーヤ派遣についてですが…」

    「…『考慮する』と返答したはずだが」

    「は!確かに。しかしながら、国防委員会から派遣命令が下りますので準備いただきたいとお知らせに至った次第です」

    「ま、待ちたまえアスカ副隊長。まだ私の隊は編成途上だ。実戦投入には時間が欲しい」

    「ラドル隊にお願いいたしたいのは見せ札です。戦闘加入を期待しては居りません」

    「何を言っている!?バルトフェルド隊長、君も承知の上か」

  • 75125/03/03(月) 20:34:29

    「すみませんねぇ、ラドル隊長。ウチの副隊長があれこれと悪だくみをしてあちこち巻き込んだようで」

    「正直に言うと私も全貌は把握しておらんのですよ」

    「全貌を把握しているのはうちの悪ガキ副隊長とクライン議長、それにザラ委員長ぐらいでしょう」

    「な…んだと…」

    「【天蓋計画】に【鉄床とハンマー】か」

    「さすが、ウィラード司令。お耳が早い」

    「…本気でやらかす心算か、あの計画を。よもや貴様、芸能活動はこの為に?」

    「さすがにそれは買いかぶりです」

    「ただ、私は状況を活用しようと動いたにすぎません…戦争を勝って終わらせるために」

  • 76125/03/03(月) 20:46:31

    「バルトフェルド隊長?」

    「【天蓋計画】は初耳ですが、彼が議長と委員長に語った終戦プランと【鉄床とハンマー】とやらは聞いています」

    「ここまで本気で動いているとは想定外でしたが」

    「…いいだろう。ジブラルタル内部の不満は私が抑えよう。だが、アスカ君。足つきやゲリラは乗ってくるかな?」

    「ご心配なく、その為のオーブとアスハ特使です」

    「…あまり、無茶ぶりをしてへそを曲げられんようにしてくれよ」

    「オーブには我々の命令に従う義務はないことも忘れんように」

    ※ジブラルタルとシンの無茶ぶり合戦は今回はシンの勝利に終わりました

     当然ながらシンのジブラルタルでの評判は著しく悪化します

  • 77二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:17:49

    こりゃ後でシンはウィラードとラドル・ジブラルタルの面々のご機嫌取りしないとな……最悪の展開防ぐ為に……

  • 78二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:26:24

    保守

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:10:23

    このレスは削除されています

  • 80125/03/04(火) 00:11:43

    CE71年2月20日

    バナディーヤ

    「じゃあ、4時間後に」

    「行くぞ!」

    日用品の買い出しの買い出しを任されたキラとフレイを残し

    ナタルとノイマン、そしてキサカがサイーブに連れられ、闇商人アル・ジャイリーの許へと向かう

    「…」

    キサカはさりげなく振り返り雑踏の中の誰かに合図してサイーブを追った

    「さ、行きましょう。品物は私が選ぶからあなたは私を守ってね…どうしたの、キラ?ボーっとして」

    「ぃやほんとに、ここが虎の本拠地?随分賑やかで、平和そうなんだけど…」

    「…言われてみればそうかも?」

    「甘い!平和そうに見えたって、そんなものは見せかけだ」

    「え…誰よ、貴方、いきなり…」

    「え?あ!?君…あの時…モルゲンレーテに居た…オーブの交渉担当の人?」

  • 81125/03/04(火) 01:44:48

    「そうだ。お前もまぁ無事…とも言い難い状況だが、とにかく何よりだったな」

    「気になっていたんだ。あの後…お前はどうしただろうと」

    「ヘリオポリスの避難民の中にそれらしい人物はいなかったし心配もした」

    「それが地球軍に志願してあの艦に残った学生の一人だったとはな」

    「オーブのヘリオポリス問題の担当者としては複雑な気分だ」

    「…いろいろあったんだよ。いろいろとね…。君こそ、なんでこんなところに居るんだ?」

    「ん…ああ、ヘリオポリスの後始末でちょっと目立ち過ぎてしまってな。ほとぼりが冷めるまで海外で研修中なんだ」

    「で、地球軍に志願したヘリオポリスの難民が乗っている艦が来て」

    「そのうちの二人がこの街に買い出しに来るとキサカから報告を受けてな。ここで待ち受けたという訳だ」

    「…それにしてもお前がアレのパイロットとはなぁ…鬼神の如き働きと言うし人は見かけによらないんだな」

    「う…」

    「…それから、そちらはミス・フレイでいらっしゃいますね。お父上のことについてはお悔やみ申し上げる」

    「あ、はい…」

  • 82125/03/04(火) 01:45:57

    今夜の投下はここまでです
    おつき合いいただきありがとうございました

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 05:12:31

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 12:02:07

    お疲れ様です
    クルーゼムーブはシンに早いのかそれとも様になってるかはこの後の展開次第なのだろうね

  • 85二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 18:32:34

    >>77

    少なくともウィラードとラドルには絶対埋め合わせしないとねえ……

  • 86二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 18:42:30

    普通門下からこんな奇才が出たなら自慢できるんだ
    普通は

  • 87125/03/04(火) 19:25:04

    コメントありがとうございます

    >>63

    この戦争でブルーコスモスとロゴスを潰す算段がないと終わっても次の戦争はありますよねぇ

    >>65>>72>>78>>83

    保守ありがとうございます

    >>67

    「!(ストライクフリーダム的サムシングを思いつく)…いや、アスカもドラグーンの適性は低い」

    「扱えるパイロットがいないのではいくら高性能にしたところで…」

    ※もしこのスレでも「舞い降りる剣」が起きたら、すぐに脳を焼かれて建造に向けまい進すると思われます

    >>70

    戦争に勝ったら勝ったで面倒はあると最新作のジークアクスでも描写されてますからね

    >>71

    「勿論俺は言わないさ、俺は。カガリ姫がご自分からアークエンジェルに乗ると提案されるだけだ」

    「人の心を流し動かすは、策士の業。俺がクルーゼ隊長とデュランダル【議長】から学んだことだよ」

    >>77>>85

    「あ、ウィラード司令とラゼル隊長にこの間庇ってもらったお礼言うの忘れてた…」

    つまり、二人からすると教え子をちょっと庇ってやったら、すんごい厄介ごとを押し付けられたのですな

    うん、フォローしないと…

    >>84

    意外とここのスレのシン、まだ吐き気を催す邪悪とは対峙していないんですよねぇ

    ロドニアでもステラとしか会ってないですし

    知識としてではなく、メンデルでクルーゼの語りを聞いた時何を思うのでしょうか

    >>86

    横紙破りをしまくってますからねぇ、このスレのシン…

  • 88125/03/04(火) 20:05:06

    【明けの砂漠】の前線基地

    マリュー「キラくんがコックピットで寝泊まり!?どうしてそんな…」

    ムウ「同じ学生連中に聞こうにも、あいつらはあいつらでフレイって娘を巡ってゴタゴタ中だ」

    ムウ「…まぁ、戦闘のストレスとプライベートのいざこざが重なってそうなったんだろうなぁ」

    マリュー「でも…いつからそんな…」

    ムウ「さぁ…?けど…地球に降りてからじゃないの?…それまで…そんな余裕なかったでしょ?」

    マリュー「あの子は…サイ君の彼女…でしょ?それがほんとにキラ君と…」

    ムウ「意外?だよねぇ…俺もそう思うんだけどさぁ…おかしくなってそうなったのか」

    ムウ「…そうなったからおかしくなったのかは知らんが、ともかくうまくないな、ボウズのあの状態は…」

    マリュー「それにしても迂闊だったわ」

    マリュー「パイロットとしてあまりにも優秀なものだからつい、正規の訓練も何も受けてない子供だということを私は…」

    ムウ「君だけの、責任じゃないさ。俺も同じだ。いつでも信じられないほどの働きをしてきたからなぁ、必死だったんだろうに」

    ムウ「…また…いつ攻撃があるか分からない。そしたら、自分が頑張って艦を守らなきゃならない」

    ムウ「そう思い詰めて、追い込んでっちまったんだろうなぁ…自分を…」

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 20:20:22

    >>63

    この後シンから砂漠戦後の事の詳細を聞いたバルドフェルドはシンを通してハイラインから送られた更にパワーアップしたアスカチャレンジエクストラステージが追加されたボアズ戦バスター→素デュエル→アサルトシュラウド→ブリッツ→イージス→クルーゼinシグー→シンinシグーアサルト→シンinディンレイヴン→デュエルAS&バスター&ブリッツ&イージス&クルーゼinシグー&シンinシグーアサルト&シンinディンレイヴン&ミゲルinハイマニューバ→オロール・マシュー・モブ二名inジンのクルーゼ隊総掛かりコース「シンだけ二機分」という閻魔も泣き叫ぶよう地獄のリンチコース。「最後のステージのみ一応複数人で挑戦可能、4機撃墜or一定時間生き残るで専用機プレゼント、クリアしたら昇進」を鬼気迫った表情でシミュレータをするバルドフェルドが目撃された。

  • 90125/03/04(火) 20:36:46

    >>88

    マリュー「解消法に、心当たりは?先輩でしょ?」

    ムウ「え?そう言われてもキラ以外の後輩たちは皆、覚悟して軍に入って来てたからなぁ」

    ムウ「(強いて言うなら女だけどこの場合は…)あまり…参考にならないかも…」

    と言いつつ、ついついマリューの体に視線を向けてしまうムウ

    マリュー「のようですわねぇ。取り敢えず、今日の外出で少しは気分が変わるといいんですけど!」

    視線に気づいてムッとして立ち去るマリュー

    ムウ「…ハァ…いいよねぇ若者は…!」

    ばつが悪そうにマリューを見送る

    人間関係が拗れないなら、キラがフレイの肉体に安らぎを求めてもそれはそれで良いかと達観するムウであった


    ※マリューとムウがキラの問題について気付きました。それはそれとしてこの二人の距離も縮まっていきます

     しかし、サイへのフォローにまでは気が回りません

  • 91二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 20:38:25

    そういえば鹵獲したダガーはあの後どうなったのですかね?ジブラルタル経由で本国にたらい回しされてデータ取られその後はハイラインによって修理・魔改造されてオモチャ扱いですかね?テストパイロットはイングリット辺りでしょうか?

  • 92125/03/04(火) 21:22:13

    コメントありがとうございます

    >>89

    ガイアでザク、グフ(赤服エース複数)計25機にボコられるよりはマシ…か?

    >>91

    メタ時空ハインライン先生

    「105ダガーの恐ろしいところは高級機とはいえ量産型なのに、ストライクとほぼ同等のスペックという点だ」

    「それがプラントに伝わると何が起きるかだと?…決まっている!シグーディープアームズの性能向上とゲイツの開発前倒しだ」

     

    「なお、フリーダムとジャスティスのロールアウトが4/1だが、こちらにはほとんど影響がない」

    「何故なら、金に糸目をつけなければ我々だってビーム搭載のMSぐらい開発できているからだ!」

    根拠…ビームキャノンとビームサーベルをお持ちのラゴウさん

    「量産機であの性能であることが105ダガーの強味。逆にハイエンド機であるフリーダムにはほとんど恩恵がないのだ」

    「その後のザフトMSのビーム兵器のひな型となったJDP8-MSY0270 試製指向性熱エネルギー砲の精度の向上と製造コストの低減」

    「それが105ダガーの拿捕による技術的影響となる」

    「まぁ、作戦畑の奴らにとってはこれまでは拿捕された少数のジンぐらいしか想定せずに済んでいたものが」

    「連合製MSが物量で攻めてくるという事態に備えねばならなくなったがな」

  • 93二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:21:45
  • 94二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:31:31

    なんだかんだでシンがやった事は凄いんだな
    カサンドラの名称がよぎりそうではあるけれども

  • 9525/03/05(水) 00:44:20

    ごめんなさい
    投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 96二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 04:00:38

    お疲れ様です
    サイのフォローはフレイが不義理かましまくってるのが暴走の原因だからな
    こんな忙しい状況じゃ分かるわけないわ

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 10:31:00

    保守

  • 98二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 10:58:27

    >>89

    成る程……そのシュミレーションをクリアしてクルーゼはプロヴィデンスを、バルドフェルドはガイアを、モラシムはアビスを入手する訳ですかね?

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 17:28:23

    こうしてみるとザフトは長持ちする質を重視して連合は量を重視してるんだね

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:55:48

    保守

  • 101125/03/05(水) 21:09:53

    バナディーヤ

    「ほら!次行くぞ!」

    「あっ…ああ」

    「何故あなたが仕切ってるんです!?」

    「そりゃ、お前、お前らだけで買い物するだなんてカモにされるだけだぞ」

    「私もそれほど買い物上手という訳じゃあないが、世間知らずが服を着ているようなお前らよりはマシだ」

     

    「「……」」

    おそらく市場で買い物などした経験がなさそうな二人

    「それは…確かに僕は通販で済ませるけど、フレイは…あぁ…値札タグがちゃんとしている店にしか行ってなさそうだね」

    「…値札はあって当たり前でしょ?」

    「ほらみろ、お前らに値引き交渉だなんて無理だし。値札提示もぼったくり仕様しか提示されないだろうさ、どう見てもカモだし」

    「(この子もいい所の育ちっぽいのにバイタリティがすごいなぁ…フレイとは大違いだ)」

    ※ある意味フレイもバイタリティの塊ですが、この時点のキラはまだその辺を直視することを無意識に避けています

     そりゃ、自分の心のオアシスが自分を復讐の道具として利用しているだなんて、気づいても全力で目を逸らすよ

  • 10225/03/05(水) 22:31:26

    「これでだいたい揃ったがぁ、ただなぁ、フレイ、お前の注文は無茶だぞ」

    「エリザリオの乳液だの化粧水だの、こ~んなところにあるもんか」

    「仕方がないでしょ。綺麗でいたいんだもの」

    キラの方を見ながら秋波を送る

    店員

    「お待たせねー」

    「何、これ?」

    「ドネルケバブさ!あー、疲れたし腹も減った。ほら、お前も食えよ。このチリソースを掛けてぇ…」

    「あーいや待ったぁ!ちょっと待ったぁ!ケバブにチリソースなんて何を言ってるんだ!」

    「このヨーグルトソースを掛けるのが常識だろうがぁ」

  • 10325/03/05(水) 22:52:53

    カガリ 「ああ?何言ってるんだ、お前?」

    バルトフェルド「いや、常識というよりも…もっとこう…んー…」

    バルトフェルド「そう!ヨーグルトソースを掛けないなんて、この料理に対する冒涜だよ!」

    カガリ 「食の好みに干渉するとはモノを、いや礼節を知らん男だな」

    自分のケバブにチリソースをドバっとかける

    バルトフェルド 「あぁ…!」

    カガリ 「お前に私の食べ方にとやかく言われる筋合いはない!ハグッ…」

    バルトフェルド 「あーーーなんという……」

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:08:20

    このレスは削除されています

  • 10525/03/05(水) 23:08:59

    「っんまーーーーいーーー!ほぅらお前達も!ケバブにはチリソースが当たり前だ!」

    「だぁぁ待ちたまえ!彼らまで邪道に堕とす気か!?」

    キラの目の前にヨーグルトソースを突き出してかけようとする

    「何をするんだ!引っ込んでろ!」

    キラのケバブにチリソースをかける

    「君こそ何をする!ええい!この!」

    ヨーグルトソースをかける

    「ぬぅぅぅ!」

    「あぁぁ…」

    チリソースとヨーグルトソースがかかったケバブを呆然と見つめる

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 01:19:18

    このレスは削除されています

  • 107125/03/06(木) 01:22:52

    「あの…」

    「ああ、すまない。さぁ、君もヨーグルトソースを!」

    「いえ、ケバブは元々香辛料がかかっていてソースをつけなくとも美味しくいただけますので…」

    「私はまずはこの店の味付けを楽しみたいです…勿論物足りないと思ったらその時はソースをお願いしますけど」

    ※外交官の家族は各種イベントでその国の人々と交流を持つため、意外と庶民的な文化に詳しかったりします

    「そんなぁ…」

    そんなやりとりを建物の上から見ている影が

    ブルーコスモス

    「チィ!いい気なもんだぜ」「あのテーブルに居る子供は?」「その辺のガキだろ、どうせ虎とヘラヘラ話すような奴だ」

    「では行くぞ。開始の花火を頼む」「ああ。魂となって宇宙へ還れ!コーディネイターめ!」

  • 108125/03/06(木) 02:26:20

    「いや~悪かったねぇ~」

    「…ええ…まぁ…ミックスもなかなか…」

    「キラ、半分交換しましょう。ソース無しのケバブも地元の食材を活かして美味しいわよ」

    「うん、ありがとう、フレイ」

    「どういたしまして…美味しいわね」

    「うん、うん…」

    キラが弱っているのを見逃さずに好感度に加点していくフレイ

    それは彼女の狡猾さの表れであったが、同時にキラの事を誰よりも理解し始めている証でもあった

    「しかし凄い買い物だねぇ。パーティーでもやるの?」

    「いえ…」

    「伏せろ!」

    「うわぁ!」

  • 109125/03/06(木) 02:28:41

    途中ですが、今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 04:03:10

    >>89

    最後のステージにラスティのデータが入ってないねえ……追加したれ……

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 04:21:20

    お疲れ様です
    フレイが居合わせている事がどんなバタフライエフェクトを生むのか

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 04:21:26

    お疲れ様です
    最近ダイスがふられなくて寂しい

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 06:34:50

    保守

  • 114二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 11:23:16
  • 115125/03/06(木) 19:27:51

    「無事か君達!」

    「な…なんなのよ、一体…」

    「死ぬがいい!コーディネイター!宇宙の化け物め!」「青き清浄なる世界の為に!」

    「ブルーコスモスか!」

    「ブルーコスモス!?なんで?」

    「構わん!全て排除しろ!」

    キラはバルトフェルドを狙う男に気づき、落ちていた拳銃を拾って投げつけ、ひるんだ男を蹴飛ばす

    ブルーコスモス

    「うわっ!あ!うわぁ!」

    「ふっ」

  • 116125/03/06(木) 19:43:04

    そこにブルーコスモスを制圧しながら近寄ってくるシン

    「よし!終わったか!?」

    キラが蹴飛ばしたブルーコスモス構成員も射殺し、バルトフェルド達の下に駆け寄る

    「……」

    自分が蹴り倒した後に射殺されるブルーコスモスコスモス構成員の様子を見て複雑な表情を浮かべる

    銃撃戦に巻き込まれるのは二度目だが自分から反撃したのは初めてであり

    これまでMSは倒していても自分もその死に関与した死体を見るのには慣れていない

    ファーストのアムロの『MSだから人間じゃないんだ』というのは正直な感想なのかもしれない

    「お前!銃の使い方知ってるか?それにしても…」

    キラの行動に呆れるカガリ(士官学校在学経験者)

    「隊長!姫様!御無事で!」

    「ああ!私は平気だ。彼のおかげでな」

    「隊…長?」

    「姫、言うなよ、シン!…ああ、そうだ、キラ。この不審者がバルトフェルド。【砂漠の虎】だ」

    「いやぁ~助かったよ。ありがとう、キミ。私はアンドリュー・バルトフェルド。ザフトの隊長をしているよ」

    「ザフト…コーディネーター…」

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 20:09:56

    そうか。シンはフレイのこと何も知らないんだ。

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 21:01:38

    彼女のことを知れば知るほど他人とは思えないとか思いそうだな、シン…下手するとこうなっていたかもしれない自分を見てるかの様な気もする。

  • 119125/03/06(木) 21:18:04

    「さ、どうぞ~」

    「…」

    「いえ…僕達はほんとにもう…」

    怯えているフレイを気遣いながらなんとか帰ろうとするがそうは問屋が卸さない

    「いやいや~、お茶を台無しにした上に助けてもらって、それをそのまま帰すわけにはいかないでしょう」

    「ね?僕としては」

    「…」

    「安心しろ、キラ、フレイ…バルトフェルド隊長、この二人はオーブ国籍を有している」

    「拘束するというのなら正式に抗議させてもらうぞ」

    「僕としては感謝の気持ちを表明しただけなんだがねぇ。そこまで貴女がおっしゃるなら、わかりました」

    「現行犯でもない限りどのような事情があろうとも二人を拘束することはしないと誓いましょう」

  • 120125/03/06(木) 21:31:00

    「お前もだ、シン。この二人は待っている者たちのところに帰す。それを誓え」

    「わかりました。誓いますよ。そんな無茶を俺がするわけないでしょう?」

    「黙れ!無茶と独断専行が服を着ているような男が常識人ぶっているんじゃない!噛むぞ!」

    「おお、よく言ってくださいました、姫君!」

    「…ひでぇなぁ…」

    「さすがに自業自得です、副隊長」

    周囲の警備兵の皆さんも深く頷く

    この短期間で「シン=無茶と独断専行」の認識がバルトフェルド隊内で共有されていた

    「……俺でも傷つくぞー」

    この寸劇に呆然としているところをキラとフレイはそのまま建物内に誘導された

    カガリはアイシャに連れれれてシャワーと着替えに連れていかれ

    応接室にはバルトフェルドとシン、それにキラとフレイが残される

  • 121二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 21:35:55

    さてフレイがシンに余計な事言って殴り合い空&ド修羅場&フレイの父親の所業を暴露……なんて事になったら面白いんですがねぇ……テロの際にキラ達の友人知人が実は亡くなっていたっていう展開なら尚良し……

  • 122二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 21:37:05

    今の所シンをダシに空気が和んでるけどすぐにピリつく信管を咥えた爆弾が二人ほどいるからなぁ…

  • 123二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:23:36

    >>122

    その爆弾の内一つ「シン」は核弾頭……扱い間違えたら惑星破壊ミサイルなんですがね……

  • 124125/03/07(金) 00:27:15

    途中ですが、今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 01:26:49

    お疲れ様です
    カガリ様が頼もしい シンとは事前に打ち合わせてるのはあるだろうけどね

  • 126二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 05:00:13

    保守

  • 127125/03/07(金) 11:50:08

    コメントありがとうございます

    >>93>>97>>100>>113>>114

    保守ありがとうございます

    >>94

    一応敵の新型量産機(とそのパイロット)を拿捕しましたから

    >>96

    キラもそうですがサイもブリッジクルーとしてのしごとはきちんとしてますからね

    >>98>>110>>111

    コメントありがとうございます。先の展開が絡むなどで答えられませんが拝読しております

    >>99

    消耗戦に持ち込むと連合有利ですしロゴスも儲かりますから

    >>112

    diceにつきましてはしばらくお待ちください

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 13:21:59

    シンにとってキラはラクスの運命の人。
    まさか他に彼女がいるとは考えてもいないだろうな。
    自分たちだって恋の花を咲かせまくっていたんだから、それも覚悟しておくべきだった。

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 13:42:48

    フレイはある意味ではファウンデーションの取った戦略の先駆者だった感じあるからな
    体張ってたりと色々違う部分はあるけど

  • 130125/03/07(金) 20:16:06

    応接室

    「僕はコーヒーには、いささか自信があってねぇ。まぁ掛けたまえよ。くつろいでくれ。どう?コーヒーは」

    「…」

    「あ、君にはまだ分からんかなぁ、大人の味は」

    「あー気にしないでください。隊長は多才な人なのですがコーヒーについては下手の横好きレベルみたいなので…」

    「おいおい、そりゃーないだろう?君の舌がお子様なんだよ、副隊長!」

    「(バルトフェルドの発言を無視して)貴方はキラ・ヤマトさんですね?」

  • 131125/03/07(金) 20:33:56

    「え…あ、はい、そうですけど、どうして僕の名前を?」

    「貴方の事はレディ・ラクスから伺っております。あの艦で唯一のコーディネーターでとてもやさしい方だと…」

    「その優しさが報われて欲しいとも」

    シン自身も優しい表情を浮かべている

    「あ…」

    認められていることに嬉しさを感じつつも、ラクスがアスランの婚約者であることを思い出し、曇る

    「キラ…」

    キラが取り込まれるのではないかと恐れ、無意識のうちに自分から盗られることを怖がってキラの上着を掴む

    「あれー?アスカ副隊長、君、彼の素性知ってたのー?まーた、上官の僕に隠し事かね。よろしくないな―」

  • 132二次元すきの匿名さん25/03/07(金) 20:42:24

    隠してはいない(確信がなかっただけ

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:44:10

    シンは人気アイドルのはずだけどキラもフレイも反応薄いな

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:47:00

    パトリックから極秘扱いされているからな(笑)仕方ないねえ……

  • 135125/03/07(金) 20:58:21

    >>132

    ア コ ー ド ですか!?

    あ、未来視だったらゼナさま?

    >>133

    キラは殺しあわなきゃならな相手かと身構えているのでそれどころではなく

    フレイはもともと(相手がコーディネーターなので)ファンではないと思われます

    (コンサートdiceでも彼女は来ていません…いや、当時まだ入学していなかったので本土にいたのかもしれませんけど)




    「不確定情報でしたので。不確定と言えば…そちらのレディのお名前をうかがってもよろしいですか?」

    「あ、私は一応バルトフェルド隊の名ばかり副隊長をしておりますシン・アスカと申します」

    「…フレイ・アルスターよ」

    コーディネーターになど名乗りたくなかったが、現在の状況やキラの心情を損ねる危険を避けたいので素直に返事をした

    …それがもたらす影響を知らずに

    「!…失礼ですが、レディ…」

    シンはフレイに続けて話しかけようとしたが、それは打ち切られた

    「待たせたな!」

    停滞した空気を吹き飛ばすお元気姫様が着替えを終えてアイシャとステラを伴って入室してきたのだ

  • 136125/03/07(金) 22:06:53

    >>135

    ごめんなさい。ゼナさまって誰だよ…ロンド・ミナ・サハク様ですよね、未来予測が予知レベルなの



    アイシャはそのままドアの傍にとどまり、バルトフェルドはデスクの椅子に

    応接セットの一方にキラとフレイ、もう一方にシンと駆け寄っていったステラが座った

    カガリはバルトフェルドとシンからキラを庇える位置に立っている

    「で、話は少しは進んだか?」

    カガリの振りにバルトフェルドがシンを見るがシンは譲るジェスチャーをした

    バルトフェルドは頷いてキラに話しかけた

    「どうなったらこの戦争は終わると思う?モビルスーツのパイロットとしては」

    「うっ!……」

    「お前どうしてそれを!」

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 22:44:30

    カガリ、あんたも腹芸が苦手だよな…

  • 138125/03/07(金) 22:48:53

    「はっはっはっは。あまり真っ直ぐすぎるのも問題だぞ。副隊長、キミは庇いたかったようだが」

    「艦内唯一のコーディネーターとか判断材料を出し過ぎだよ…まぁ、そこを突いて説得したかったんだろうがね」

    「…食えない人だ。俺が口を滑らさなくても当たりはつけてたでしょう?」

    「それはそうだ。でも、まぁ、アスハ特使と返すと約束したからね。だったら飾らずに話をしようじゃないか」

    「さて、戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなねぇ。ならどうやって勝ち負けを決める?」

    「ぅ…」

    「どこで終わりにすればいい?」

    「どこ…で…?」

    「敵である者を、全て滅ぼして!…かね?」

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 22:51:11

    そぉれが出来れば苦労はせんのだよ、虎の旦那…

  • 140二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 00:43:26

    イスラエルの解答かな絶滅って

  • 141125/03/08(土) 00:44:32

    投下途中ですが今夜の投下はここまでです
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 142二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 01:15:35

    お疲れ様です
    フレイはこの問いかけにどう答えるのかな
    いずれにせよこの遭遇自体が冷水を掛けられてる感じかな

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 03:42:58

    お疲れ様です
    イスラエル問題に比べれば随分シンプルだねこの戦争の構図
    しかしシンとキラは、直接会う機会が中々なかったとはいえかなり危険なタイミングであってしまった
    そして人数差もやばいよ、この状態でレスバ……じゃなくて説得とかすべきじゃないよ
    ザフト側が有利過ぎてフレイもキラも警戒心バリバリで纏まる話も纏まらないわこれ

  • 144二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 04:05:47

    >>142

    フレイは確実にコーディネーター及び反論する奴全員滅ぼしゃ終わるって答えそう……

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 08:16:38

    このレスは削除されています

  • 146二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 08:17:27

    >>138

    「君の戦闘を二回見た。砂漠の接地圧、熱対流のパラメーター。君は同胞の中でも、かなり優秀な方らしいな」

    「あのパイロットをナチュラルだと言われて素直に信じるほど、私は呑気ではない。そして見慣れぬ君のさっきの立ち回りだ」

    「ぅぅ…」

    『お前こそ…どうしてそんなものに乗っている!?』

    「君が何故同胞と敵対する道を選んだかは知らんが、あのモビルスーツのパイロットである以上、私と君は、敵同士だと言うことだな?」

    「ぅぅ…」

    『キラ!お前も一緒に来い!お前が地球軍に居る理由がどこにある!?』

    「ふふ。やっぱり、どちらかが滅びなくてはならんのかねぇ」

    「うぅ…」

    『……くっ………ならば仕方ない……次に戦うときは…俺がお前を討つ!』

    『……僕もだ…』

    「バルトフェルド隊長、そこまでです。『ストライクのパイロットは地球連合軍のナチュラルのパイロット』…」

    「これはプラント最高評議会(の一部=ザラ委員長)とオーブ政府の公式見解であり地球連合軍も非公式ながら同調しています」

    「…なによそれ…」

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 08:23:17

    何よも何も間接的にキラを守るためなんだよ、フレイさんや…

  • 14825/03/08(土) 08:57:06

    「何と言われましても…プラントにとってはあの機体のパイロットが同胞たるコーディネーターでは困るのです」

    「そして、オーブとしても学生がオーブ籍のまま地球連合軍と一緒にザフトと戦うのはマズい」

    「…」

    「(シン、カガリを睨みながら)なによそれ!アレに乗って私たちを守ってたのはキラよ!」

    「頑張ってる…(私の為に)頑張ってるのよ、キラが!」

    「それをなかったことにするなんて、酷いじゃない!何様のつもりよ、あんた達!」

    「フレイ…」

    「……」

    「レディ、我々とオーブだけでなく地球連合軍も同意見だと申し上げましたよ」

    「その守ってもらっているアークエンジェルのクルーはどうかは知りませんがね」

    「地球連合軍を乗っ取ったブルーコスモスにとってはザフトへの反抗のフラッグ機として用意した機体、それにコーディネーターが乗るなど」

    「悪夢以外の何物でもありません」

    「それは…」

  • 14925/03/08(土) 09:25:06

    「それに失礼だが、貴方が言うほどアークエンジェルのクルーたちはヤマトさんに感謝しているのかな?」

    「そちらの艦に滞在したレディ・ラクスも心配しているんですよ」

    「『その優しさが報われて欲しい』というのは君たちがヤマトさんを正当に評価しているように見えなかったからこその言葉です」

    「…ヤマトさんと戦った中には彼の旧友もいたのにそれでも君たちのために戦う彼に対して気遣っているように見えなかった」

    「…コーディネーターであるが故に壁があるようだとも聞いていますよ」

    「…っ」

    さすがにひるむフレイ。彼女は真性の悪女ではない

    自己中心的であるとはいえ、情が深いからこそキラとの関係がこんなになってしまっているのだ

    コーディネーターへの偏見はあるにせよ、利用していることに後ろめたさもないわけでは無いし

    無意識ながら『自分の男』であるという独占欲?所有欲?もある

    キラを『父を守るという約束を果たせなかったコーディネーター』として憎みつつも

    もっとも身近な存在として彼女自身が依存し始めてもいた

    「…フレイ、僕は大丈夫だから…(君が傍にいてくれて)十分に報われているから」

    「(シンに向き直って)アークエンジェルを、フレイを守るのは僕が決めたことです」

    「ラクスさんには『お気遣いありがとうございます。でも、ご心配には及びません』とお伝えください」

    「キラ…」

    キラが同胞(コーディネーター)ではなく自分を選んだことに安堵しながらも(サイとキラに対して)後ろめたいフレイ

  • 150125/03/08(土) 10:37:02

    「…ヤマトさん、もしかして誰も言ってくれていないのか…無知ゆえか余裕がないのか、考えたくないのか…いずれにしても惨いな」

    「(溜息をついて)俺が言うべきことじゃないかもしれないけど、知らないままなのは哀れが過ぎるから忠告しますね」

    「あなたはこの戦争が終われば以前のヘリオポリスでのような生活に戻れると夢見てはいませんか?」

    「え…」

    「…」

    「ならば、それは困難、いえ不可能だと申し上げておきましょう」

    「あなたが戦った事実とその際に示した戦える力があるという事実がある以上、貴方自身の意志がどうあれもう一般市民ではいられませんよ」

    「(憐れむように)お友達だって以前とはを貴方を見る目が違うでしょう?すべて終わってそれで元通りとは…」

    「そんな僕は…ただ、みんなを守りたくて…」

    「でしょうね。だが、その選択の先にあるのは望まなくとも戦い続けなければならない修羅の道だ…」

    「…二年前です、二年前のあの日まで俺は自分が誰かを傷つけることができる人間だと思っていなかった」

    「敵を殺すことで自分と仲間を守ろうとする人間だとは」

    「ですが、今じゃこの有様だ。ザフトのエースの一人、今まで手にかけた敵は数知れず」

    「認めますとも俺の手は血まみれだと」

    「それなのにコーディネーターとナチュラルの融和を夢見て愛と平和の歌を歌うときた…」

    「矛盾している…ええ、誰に言われずとも俺自身が分かっていますとも、矛盾した存在だと」

    「それでも、俺が俺であり続けるためには、この道しか選べなかった」

    「そして、キラ・ヤマト、貴方も変わってしまっているんです」

    「後戻りのできない道を歩んでしまったから」

  • 151125/03/08(土) 11:24:13

    「…僕…僕は…戦いたくだなんてない…人を殺したくなんかない!!!」

    「なぜ、他の避難民たちと一緒に第8艦隊から離れなかったんですか?あの時ならばまだ引き返すこともできたのでは?」

    「僕も降りるつもりだった…ハルバートンさんもそう勧めてくれたし。でも、みんなが…志願しちゃったから」

    サイ『俺達さ、残ることにしたからさ』

    カズイ『フレイ、軍に志願したんだ。それで…俺達も…』

    トール『これも運命だ。じゃあな…お前は無事に地球に降りろ』

    「っ!」

    さすがに罪悪感から目を逸らす

    「成程…」

    シンの洞察

    dice1d100=19 (19)    +15(ラクスのペンダント効果に加えて特別に【血のバレンタインの予言者】も適用)

  • 152125/03/08(土) 11:52:18

    シンはフレイの策謀によりキラが除隊できなくなったことは察せられませんでした


    「…それにこのまま私たちの追撃を撥ね退けて無事アラスカまでたどり着いたとしましょう」

    「ヤマトさん、そこで貴方に待っているのは良くて死、下手しなくてもそれより酷い破滅ですよ」

    「!」

    「え…」

    「まさか、歓迎してもらえるとでも思っていましたか?地球連合は少なくとも軍に強い影響力持つブルーコスモスは」

    「コーディネーターを倒す為のストライクをコーディネーターである貴方が使ってしまっていることを快く思っていない」

    「その理由は先程も申し上げた通りだ…そして、貴方が仮想敵国オーブの国籍を持っていることもマイナスに働くだろう」

    「!オーブが地球連合の敵!何故です!?」

    「実は我々がヘリオポリス強襲した時に我々とオーブ政府並びに現地の地球軍とは密約が交わされていたのですよ」

    「我々がヘリオポリスの地球軍に退去勧告を出し、地球軍はそれに応じて一時停戦し安全にヘリオポリスを離れると、ね」

    「それがヘリオポリスのブルーコスモスシンパが勝手に反故にして、その結果があの始末というわけです」

    「そして、それが露見した結果現在オーブではブルーコスモスの活動を禁止する法案が制定されるそうですよ」

    「おまけに反地球連合軍の機運も盛り上がって、あとついでに俺とレディ・ラクスも爆発的人気になったそうで」

    「そりゃー、地球連合にとっては面白くないですよね」

  • 153二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 12:37:02

    まぁ、良くて処刑は順当。 最悪モルモットのために強化人間にされるって線もありえるからなぁ…

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 12:54:59

    こいつは悪魔だ
    キラが助かるには悪魔に魂を売るしかないのか?

  • 155125/03/08(土) 13:00:27

    「…あの、カガリ?」

    「シンの言っていることは事実だ…」

    「何それ…ブルーコスモスのせいでヘリオポリスはああなったって言うの!?」

    「まぁ、ブルーコスモスというよりブルーコスモスに忖度した真性の阿呆がやらかしたというのが実際ですな」

    「もっとも、それがなくとも大西洋連邦のブルーコスモスは、コーディネーターやハーフコーディネーターを使い潰してますからね」

    「私が戦ったオーブ出身のハーフコーディネーターも散々モルモット扱いされた上に使い捨てられてましたよ」

    「…エイプリルフールクライシスで孤児になりザフトへの復讐の為に地球軍に入隊したのに実は母親が隠れコーディネーターだったせいで」

    「それは…」

    「ブルーコスモスなんて奴らは所詮醜い嫉妬を正当化する虚飾として自然云々を持ち出すクズの群れですからね」

    シンは融和派であったがブルーコスモスに対しては侮蔑を隠さなかった

    「そうは言うけど、あの人達の言ってることって、間違ってはいないじゃない」

    「病気でもないのに遺伝子を操作した人間なんて、やっぱり自然の摂理に逆らった、間違った存在よ」

    キラの前でこういうことを言うのは危険かもしれないと思ったがシンへの反発からつい正直な思いを口にしてしまった

  • 156125/03/08(土) 13:24:50

    「レディ。『あの人たち』ということはご自分はブルーコスモスではないのですかな?」

    「ええ、そうね。でも、やっぱり私、キラ以外のコーディネーターって嫌いだわ。怖いもの」

    「…成程。ご正直な返答ありがとうございます。まぁ、俺も元々オーブに住んでいましたし」

    「この目がなければ隠れコーディネーターになりたかった口ですから貴方のご意見も否定はできませんね」

    シンもオーブではコーディネーター嫌いのナチュラルとも接していたからフレイ程度は許容範囲であった

    ブルーコスモスでないというのなら喧嘩を売る気もない


    だ が し か し


    「(ステラ、ごめん。君の事を使う)」

    「(ううん、いいよ、この二人に真実を伝えるためでしょ。ステラは大丈夫だから)」

    「(ステラ、ありがとう…)」


    「けど、孤児を攫ってきて薬漬けにして兵器の部品にするのは自然なのかな?」

    シンにも譲れない一線はあり、ブルーコスモスに対して正当性など一欠けらたりとも認める気は無かった

  • 157125/03/08(土) 18:46:38

    「え…なにそれ?」

    「シン!お前、それは…」

    「そう言えば、この子の事を紹介してなかったな。ステラ、自己紹介を」

    「うん。私、ステラ・アスカ。1週間前にシンと戦って負けて捕まった」

    「それで私が施設に入れられて以前の記憶を消されて戦闘訓練以外覚えてないって言ったらシンが妹にしてくれた」

    「え…なにそれ?」

      

    「「「…」」」

    「ステラは…ブルーコスモスの施設でMSパイロットとして戦闘訓練を受けさせられていたようだ」

    「俺が偵察に向かった時に迎撃に出てきてな。そこで俺が撃墜して拿捕したんだ」

    「遺伝子操作を忌み嫌う連合、ブルーコスモスが薬やその他の様々な手段を使って作り上げている生きた兵器」

    「戦うためだけの人間…コーディネイターに対抗できるようにと改造強化され、ひたすら戦闘訓練だけを施されて」

    「適応できない、または付いていけない者は容赦なく淘汰されていったそうだ」

    「…ステラも身体に大きな負担がかかっていた…現在治療を始めたばかりだ」

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 19:06:29

    まぁ確かに洗脳やドーピングをするのは果たして自然なのかと問われたら首を傾げちまうよな…オリンピックとかその辺厳しいのもそう言う意味だろうし

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 19:13:24

    んでしかも、その件に自分の父親が関与してるとなれば……それにフレイはブルーコスモス関係者だからアズラエルやジブリールとはパーティーか何かで顔合わせているはず……

  • 160125/03/08(土) 19:56:54

    「そんな…酷いこと…いくら戦争に負けないためだからって…」

    「失礼だが、レディ。それは間違っていますよ」

    「え?」

    「情報部によるとそのロドニアの施設は60年代半ばには稼働していたらしく」

    「どうやら孤児に薬物ぶち込んで反射を向上して殺し技術だけ教えているようです」

    「…この戦争の戦災孤児だけじゃない、戦争以前から社会的弱者を強化兵士の製造に利用しているんです」

    「コーディネイターは自然に逆らった間違った存在とか言っておきながら、自分たちはこれですか!」

    「遺伝子弄るのは間違っててこれはありなんですか!?いいんですか!?」

    「…ブルーコスモスのお嬢さん!」

    「知らないわよ、私はブルーコスモスじゃないわ!」

    「レディ、あなたのファミリーネームがアルスターということは、あの先遣艦隊に乗ってたアルスター外務次官さんのご令嬢かな?」

    「クソったれのブルーコスモスのシンパのジョージ・アルスターの?」


    シンはフレイに向けてこう言ったのだ


    お前の親父は、自然の摂理を口にしながら孤児たちを薬漬けにして使い捨てにしている腐れ偽善者の悪党だ、と

  • 161二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:33:31

    待つんだシン! 流石にこれ以上はマズイ!
    特にオーブで起きたテロの話はダメだぞ!

  • 162125/03/08(土) 20:54:18

    「あ、あんたなんかにパパのなのが分かるのよ!」

    「そうよ、あんたたちコーディネーターに殺されたパパの、ジョージ・アルスターの娘よ!」

    「違うな、それは違う」

    「何が違うっていうのよ!」

    「貴方のパパを殺したのはコーディネーターという種全体じゃない、俺という個人だ」

    「…なによそれ」

    「あの艦、モントゴメリを沈めたのは俺で、だから彼方のパパを殺したのも俺だって言ったんですよ」

    「良かったですね、コーディネーターなんてあやふやな存在じゃない明確な仇が認識できて」

    「あんたがーあんたがパパを!」

    シンに襲い掛かるが

    「やめてくださいよ。訓練もしてない貴女が精鋭たるザフトレッドの俺に勝てるわけがないだろ」

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 21:03:50

    まさかこんな所でキラがやった「やめてよね…」のセルフオマージュまがいのが出るだなんて…

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 21:07:53

    これでフレイが完全な復讐者ルートになると
    シンが居るからという理由で手段を問わずにプラントを滅ぼし
    シンが居たからという理由でオーブを責め続ける
    復讐姫というプロパガンダが生まれるな
    丁度シンに対になるような形で

  • 165125/03/08(土) 21:09:33

    「くっ、このお!」

    フレイは暴れるがシンに簡単に取り押さえられる

    「フレイを放せ」

    キラがフレイを助けようとするがステラがキラを阻む

    「シンは私が守る」

    先程の話もあってシンはともかくステラに殴りかかるのはキラも躊躇する

    「やれやれ、大したナイトぶりだ。俺なんかよりよほど板についている」

    「おい、やめないか、馬鹿ども。シン、いい加減に煽るのはよせ!」

    「何でパパを、私たちに恨みでもあったの!?」

    「ああ、あるとも」

    「え…」

    感情のままに言葉をぶつけていたので、本当にうらみがあると言われて戸惑う

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 21:11:54

    さぁさぁ、シンよ……憎悪と殺意を込めて盛大に暴露したれ~🎵

  • 167125/03/08(土) 21:28:48

    「俺の家族…父さんと母さん、妹は俺の目の前でブルーコスモスに殺された」

    「その実行犯たちが大西洋連邦の大使館に逃げ込んだ時、オーブ政府への引き渡しを拒んだのが」

    「外務次官でブルーコスモスのシンパだった、貴方の父親だ」

    「だから、モントゴメリにアンタの父親が乗っていたと知った時は嬉しかったさ」

    「狙ってではないとはいえ仇の一味の一人を討てたんだから」

    「(まぁ、マスコミ向けの演技で、本当はアンタの父親なんぞどうでも良かったんだが。だけど…)」

    憎しみに燃える瞳をした少女を見る

    「…ああ、だから遠慮はいらない。挑んでくるがいい、あんたの仇は俺だ」

    「いつでも殺しに来るがいいさ、返り討ちにしてやるからさ」

    「(さすがに目の前で親を殺したのは悪かったからな…憎しみぐらい正面から受けて立ってやるさ)」

    「フレイは殺させない!」

    「私があんたを殺すわ!」

  • 168二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 21:29:22

    シンっ、お前…本当に戻れなくなるぞ!

  • 169二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 21:30:38

    フレイ、そのセリフは生き残るフラグや…

  • 170125/03/08(土) 21:35:20

    「やれやれ…ヤマトさん、失礼だが一言助言を。その女はやめた方がいい。貴方を人間とみていない」

    「道具としてみている。貴方はただ利用されているだけだ、それじゃあ貴方は使いつぶされて…」

    「そんなの…そんなのわかってる!でも、フレイは優しかったんだ、フレイだけは僕を見てくれた!」

    「たとえ、道具や憎しみの対象だったとしても、コーディネーターでもストライクのパイロットでもない」

    「僕自身を見てくれたんだ!」

    「キラ、お前…」

    「…なによ、それ…」

    「やれやれ、敵である者を全て滅ぼして、と口にはしたが僕の前でそれを見せつけないで欲しいねぇ。胃がもたれる」

    「ま、今日の君は命の恩人だし、ここは戦場ではい。帰りたまえ。話せて楽しかったよ」

    「よかったかどうかは分からんがねぇ。また戦場でな…アスハ特使、彼らを…」

    「ふぅ、とんだ昼下がりだったな。では、行くぞ、キラ、フレイ」

    「キサカたちと合流する。シン、今日はお前とても感じ悪かったぞ、反省しろよな!」

  • 171二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 21:36:22

    フレイがパイロットになる可能性も出てきたな。確かスパロボだったっけ?適正高めでパイロットとして使えたっぽいし……

  • 172125/03/08(土) 21:54:41

    カガリに連れられてキラとフレイは応接室を出て行った

    ドアの横でそれを見送ったアイシャがドアを閉めて、シンを諭した

    「…あまり、博愛主義が過ぎるのはよくなくてよ、坊や」

    「貴方はあの女の子に自分という明確な憎しみの対象を与えることでコーディネーター全体」

    「いえ、あのキラと言う子への憎しみをそらさせようとしているようだけど…さすがに余計なお世話と言うものよ」

    「それに…自分の隣を見なさいな。ステラちゃんがいるでしょ。その子には今あなたしか寄る辺が無いのよ」

    「その貴方が自分の命を軽んじてどうするの。貴方の行動は優しさでも善意でもないわ。それは無責任と言うのよ」

    「あ…」

    ステラを見た。彼女には翁のステラが過去を与えた。それを共有できるのはシンだけだ

    だから、今のステラにとってシンはある意味世界全てと言っていい

    それが消えてしまったら、またステラは過去を失ってしまう、そして現在の寄る辺を失う

    彼女が独り立ちできるようになるまではシンには彼女を支え育てる義務があるのだ

  • 173125/03/08(土) 22:03:43

    シンはステラを抱きしめて詫びた

    「ごめん、ステラ。家族なのに、君がいるのに僕は無茶をした。本当にごめんよ、ステラ」

    「お兄ちゃん失格だな」

    「…あの子、シンと似ていたから放っておけなかったのは分かる」

    「でも、だったら分かるはず。憎しみは時として大きな力になる」

    「あの子はいずれ怖くなる…だから、戦場では…」

    「うん、余計なことはしない。生き残ってステラの下に帰ってくるよ」

    「…アイシャさん、ご忠告痛み入ります。身に沁みました」

    「ついでに隊長。諸々ごめんなさい」t

    「どういたしまして。わかればいいのよ」

    「…一番の被害者は僕だと思うんだけど、扱いが軽くないかい?」

    応接室に笑顔が戻りました

  • 174二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:09:01

    ダイス神「ふむ、フレイ君がNJC核ミサイルにミラコロを搭載した
    システムを提案するというのも面白いかもしれないね、シン君が曇る」

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:19:25

    >>174

    ダイス神、あんた鬼か

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:21:29

    どこのギアスかな?

  • 177二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:21:52

    簡易的な核動力でミラコロをずっと使えるようにして
    そのままドカンか

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:23:11

    >>174

    ミラコロって確か透明化にガスを使っているみたいだったはずだからそうなるとかなり大型化してミラコロ化成功したとしても光跡でバレるんじゃ……

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:26:29

    >>178

    一回軽く噴射してあとは慣性で宇宙空間ならいける

  • 180二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:33:25

    >>179

    ニコルのアレか

  • 181125/03/08(土) 23:02:04

    >>173

    シンはステラ達と談笑しながら先程の会話を思い出していた

    シンにはステラだけでなく、死ぬわけにはいかない理由を思い出していたのだ

    そう、シンは約束していたのだ、ラクスにも、彼女の元に戻ると


    そして、ラクスの事に想いを馳せるとあまり考えたくなかった可能性に思い至ってしまった

    フレイの存在である


    「(あれ?もしかして、あの少女がいるとレディ・ラクスの方にキラさんいかないの…そうしたら、レディはアスランと?)」

    「(でも、アスランにはカガリ姫が…いや、カガリ姫もアスランもほとんど会話してない…)」

    「(あれ?翁の世界だとどうやってくっついたの、この人ら?…そもそもアスランがオーブに移住しなさそうだよな)」

    「(もしかして、ザラ派とクライン派が仲違いしないとこの二つのカップル成立しない!?)」

    「(ええと…困ったな…てっきりレディ・ラクスはキラさんの嫁になるとばかり思ってたから…)」

    「(それで素直にアスランと進展すればいいけど…もし、アスランが翁の世界みたいカガリ姫と急接近してオーブに出奔したら…)」

    「(アスランでもキラさんでもない、それこそオルフェとかとレディ・ラクスが番わされそうになったら…)」

    「(どうしよう、俺はそれを指をくわえてみているだけなのか?)」

    「(それにだ…ルナマリア・ホークさんだってモテる女だったわけだし、アカデミー同期でもないし別の男と幸せになるんじゃないか?)」

    「(俺ってそういうことを考えたくないから、騎士っぽいムーヴして愛想振りまきつつ深入りしないっていうムーヴしてたのか!?)」

    「(俺に恋が早いってそういう…!?)」


    シンは自分が恋愛関係について逃げ腰であることと、ルナマリア・ホークさんとそもそも知り合えるかもわからないし

    ラクスの事を吹っ切れるとは限らない事に気づいて愕然としています

    これにより次にラクスと再会したときに心情を詳らかに打ち明けるでしょう

  • 182二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 23:15:23

    このレスは削除されています

  • 183125/03/08(土) 23:16:20

    一方キラたちはカガリに引率され、無事ザフト北アフリカ駐留軍司令部から生還した

    待っていたキサカの運転する車でカガリと共に【明けの砂漠】の前線基地に帰還

    オーブの特使の来訪にアークエンジェルのクルーたちは色めき立つが

    カガリによるザフト北アフリカ駐留軍との間の調停案は拒否される

    だが、そもそも今日の闇商人との取引の際の財布はキサカ持ち、つまりオーブからの援助であったため

    カガリを邪険にもできず、カガリはサイーブへウズミからの手紙を渡した後はアークエンジェルの士官室にキサカと共にに陣取ったのであった

  • 184125/03/08(土) 23:24:56

    本日の投下はここまでです
    あれー?予定ではフレイがシンにいじめられてキラが庇ってフレイの好感度急上昇
    (成就するかは別として)キラフレルートが開かれるはずが…
    なんか、ついついどろどろとした方向へ…
    やっぱ、久しぶりにVガン見たのが悪かったのかしら…
    えー、砂漠編が長びいておりますが、明日はこの23話の予告にありました通り
    プラントに話が移ります
    「おだやかな日に」相当のお話になります
    お付き合いいただきありがとうございました

  • 185二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 23:32:35

    お疲れ様です
    寧ろ今のフレイとキラに居合わせるとそんな感じですよ
    それにしても一気に目が離せない展開になりましたけどそろそろアスランにも打ち明ける必要性が出てきそうですね

  • 186二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 02:07:26

    お疲れ様です
    シン、フレイに気を取られてキラのフォロー忘れてない?
    自分がキラだったらシンなんて大嫌いだしフレイを慰めつつイチャイチャする
    クルーに対する猜疑心を植え付けられたし、カガリやラクスのことも原作ほど好意的な目で見られなくなったし、キラとフレイの関係強化という意味なら大成功

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 07:10:19

    シンにも撃つ理由はあったから……それにキラの事心配はしているから……「悪い人ではないけど好きにもなれない」そんなところかな……

  • 188二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:12:48

    >>174

    まぁ、取り敢えず核ミラコロミサイル対策としては見えるようにすれば良いだけだから……赤・ピンク・金・銀・レインボー🏳️‍🌈といったハデハデな目立つ色の塗料を散布して見えるようにする。ウルトラシリーズでの透明化した相手に使われた伝統的作戦だなぁ……

  • 189二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:31:00

    このレスは削除されています

  • 190二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:47:47

    このレスは削除されています

  • 191二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 11:16:08

    このレスは削除されています

  • 192二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 11:20:07

    このレスは削除されています

  • 193二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 11:23:01

    誤字った、スレ主とは違うと思う
    妄想はいいけど展開の押し付けは良くないので程々にしといた方が良いかと

  • 194二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 12:16:02

    コメントした者です。申し訳ない……以降気をつけます……。

  • 195二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 13:18:23

    >>188

    いつ撃たれたかが分かれば、だけどね

  • 19625/03/09(日) 13:21:16

    コメントありがとうございます

    >>117>>128>>129

    恋愛面については特にそうで、キララクルートどうすればと頭をかかえてます

    ましてや、キラの彼女の仇敵になってますし…下手すると「エンジェルダウン」される側になります…

    >>118

    レスバの相手としてはキラではなくフレイ相手になりますよね…

    >>121

    ある意味そうなりましたね…

    >>122>>123

    2個とも大爆発いたしました…

    >>125

    そうなんですが…

    「ここまでやらかすとは聞いてないんだが…おい、シン!目を逸らすんじゃない!!」

    「お前、次に会ったら殴るからな!ラクスにも言いつける!」

    >>126

    保守ありがとうございます

    >>134>>147

    キラもフレイも、キラの立場の複雑さと危うさを自覚しました

    >>137

    シンもカガリも隠す気でしたが、虎の洞察力をなめていました

    >>139>>140>>143

    本気で「敵である者を、全て滅ぼして!」をやらかそうとしてくれるCE世界…

    >>142>>144

    「どうでもいいわ!あいつを殺してお父様の仇を取るのよ!」

    「キラ、キラ、手伝ってくれるわよね?」

    >>153

    旧3バカの最終テストの相手としてストライクを3機がかりでなぶり殺しとかやりそうですよね…

  • 19725/03/09(日) 13:24:40
  • 198二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 13:32:25

    スレ立てお疲れ様です。🐯を突破してもアスランが勲章受章されるか?という話題が持ち上がってスレ主もストーリー作りに頭抱えていると思われますが、頑張って下さい。スレ主の話はとても面白いですし応援しております。

  • 199二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 13:34:46

    お疲れ様です。

  • 200二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 13:36:25

    200いけばシンがウィラードとラドルに対して埋め合わせをする(ピンチを救う。)

オススメ

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