- 1初心者Pです。センパイ教えて25/02/28(金) 03:31:58
現在P清のSSを書いてるところなのですが
いかんせんわたし学マスを始めたてで自分のの解釈に自信がなく、せっかくだからセンパイ方の解釈も聞いて、そこからさらに色々妄想してみたくスレ立てしました。
タイトルにもある通り、
Pっちが他の女の人と仲良さそう歩いてる場面を目撃した場合にとる清夏の行動の解釈を皆さんに聞きたいです。
なお清夏はPっちに恋心的なものを抱いてるものとする。
私個人としては
1 後日Pっちにあの人誰と詰め寄るジメジメパターン。
2 その場で激昂して問い詰めるヤンデレパターン。
3彼女いたんだーってPっちに聞かず、自分で解釈して失恋して、失恋の痛みを無理やり誤魔化してPC っちの前ではあくまでなんでもありませんよーって取り繕うカクシタワタシパターン
のどれかで
一番清夏っぽいのは3かなーと思ってるんですが、 - 2二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:47:05
- 3二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:49:05
Pっちに何も聞かないでおこうと思ってたのにいざ次の日Pっちに会うとどうしても気になってしまって「彼女居たんだ〜Pっちも隅に置けないね〜」とか言っちゃうのはどうだろう
- 4二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:49:06
というかこんな深夜じゃなくて人が居そうな時間帯に立てた方がよかったんじゃないか?
意見もらう前にスレ落ちするかもしれんぞ - 5二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 03:50:17
3です、書き込んでる間に似た意見出てるの笑う
- 6二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 04:08:45
翌日、「Pっちって好きな女性のタイプってどんなの〜?」って聞いて、Pの解答がその目撃した女性に当てはまってて、その場はそうなんだ〜で軽く流すけど裏でめちゃくちゃ曇ってるんだ
- 7二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 04:29:50
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 07:03:24
3かな〜
物陰から仲良さそうな姿見て黙って立ち去り寮の部屋で寝込むけど心配するリーリヤにも理由は言わずに体調悪いからって言ってそう。
その後に色々思考して「いい子そうだし、お似合いじゃん」って自分を納得させてる反面傷ついてると思う。 - 9二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 08:38:20
清夏は本音のところは引いちゃうから3
- 10二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 10:36:53
自分も3。そして、pっちに見抜かれてそこから本音をぶつけ合うんだ。
- 11二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 20:22:53
だいたいみんなヤンデレずにカクシタワタシになる介錯と見える
- 12二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:38:34
リーリヤとうとうSSにまで手を出したのか
- 13二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 00:45:52
ヤンデレムーブするとしたら2のように激昂するよりは、一見冷静な様子でPっち監禁してPっちにはあたしだけいればいいんだからねとかそんな感じのこと言い出す方の1と2複合のヤンデレなイメージ
書いててなんだが清夏ちゃんはそんな事言わない!って解釈違いを起こしてるから俺も3派です - 14二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 01:36:46
- 15二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 02:38:33
NIA前までなら3だしNIA後も3ではあるんだが…
後者ならおそらくリーリヤに相談したうえで後日リーリヤにPが詰問されると思われる - 16二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 10:07:27
やっぱり3かなぁ
ヤンデレ清夏も見てみたいが、病むにしても他人巻き込まずに1人静かに落ちていくタイプだと思うし - 17二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 13:10:16
清夏って闇やヤンデレとかじゃなくて実際は抱え込みがちだから他人には当たらないと思う
- 18初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:03:55
- 19初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:05:43
ある日ふとPっちとデートしてて思った。
清【あたしとPっちって気軽にデートしてるけどー冷静に考えるとアイドルとプロデューサーとしてはヤバいんじゃない?】
【えーじゃあ距離取る?いやーでもなー今更距離置いてもPっちのことだから執拗に追いかけ回して距離詰めてくるに違いないしなー…。】
【それに……今心地よいし、てかなんならもっと距離詰めたいし…】
そう…あたし、紫雲清夏はアイドルとしては失格?かもだけPっちに対して特別な感情を抱いてる。
でもそれは許されない。許されてはいけない。アイドルを志すものとして恋愛は御法度だ。
アイドルとしての自分。
女としての自分。
どっちも大事だ…。
悩んだ末出した結論は現状維持。 - 20初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:06:21
これ以上距離を詰めるべきではないし
これ以上距離を置きたくもない。
今はこのビジネスパートナー以上恋人未満の心地よい関係に身を置いていたい。
将来どうなるかはわからないが、今はこれで…
P「清夏さんどうかしましたか?先程から上の空のようですが。」
清「んいやなんでもないよPっち。
ちょっと考え事してただけだし。もう結論出たし。」
P「そうですか。どうやらそのようですね。先程より綺麗ですよ。」
清「もーすぐそーゆーこと言う…Pっちこと私を口説くことに関しては得意だよね。普段モテない男ムーブしてるくせにー。」
P「清夏さんのことだけは一番でいたいですから…てかモテない男ムーブなんてしてませんもん!」
清「冗談だってwごめんごめんすねないでよPっち〜。」
あぁ好きだなぁ〜。
これから先もこうやってPっちとずっと歩んでいくんだろうなー私の人生。
そう思ってたのにな… - 21初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:07:08
数日後
リーリヤ「清夏ちゃん!新作のマスカット味のケーキとっても美味しいね!!」
今日はリーリヤとデートだ。
近くのカフェで新作のスイーツが出たということで昨日2人でデートの約束をした。
天気もいいし窓際の一番いい位置に座れたこともあってリーリヤの笑顔がより一層輝いて見える。
【やっぱりリーリヤは可愛いな〜♡
ほっぺにちょっとクリームついてるところとか、スイーツを口に入れた時の満面の笑みとか】
【こう…見てると庇護欲を掻き立てられるところとか…最強の女の子でしょ。あたしじゃこうはいかないもんなー。】
なんて思いながらふと窓の外を見ると
見覚えのある人物が歩いてるのが見えた。
【おっ、Pっちじゃん。Pっちもこのあたり来るんだ奇遇〜。せっかくだし誘っちゃ…】
そう考えていたら衝撃の光景が目に入ってきた。
【えっ、嘘でしょ!?Pっちが…あのPっちが女の人と歩いてる!?】
そこには仲睦まじそうに腕を組んで歩いてる私のプロデューサーと、女の人がいた。
その距離感は恋人のそれで…
私は思わず立ち上がってしまった
リーリヤ「清夏ちゃん?」
【えっ、えっ、待って待って誰!?妹さんとか?いやでもPっちひとりっ子って前言ってたしな…んじゃ幼馴染とか?にしては距離感近くない!?】
事実を認めたくないばかりに
必死に別の言い訳を考えるが、すぐさま否定してしまう。
頭が働かない…視界がぐわんぐわんする
心臓がずきずきとあたしを苦しめる
しかし認めざるを得ない…
【もしかしてPっちの彼女?】 - 22初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:07:32
思ってしまった。認めてしまった。
認めたくはないがそれ以外あり得ない。
胸が苦しい。頭が痛い。それ以上に心が悲鳴を上げている。さっき食べたケーキの味ももう忘れてしまった。
幼馴染の声も届かない。
ただ失恋の苦しみだけが私を襲ってくる…。
【なんでワタシじゃないの?
これからも2人でずっとやってくんだって思ってたのに
ワタシとPっちの2人で!】
怒りが、悲しみが、あらゆる激情が湧き上がる。激情がワタシを支配する。
リーリヤ「清夏ちゃん!具合悪そうだよ!大丈夫!?」
ふと親友の声で我に帰る
我に帰った後に襲ってきたのは悲しみ…
裏切られた悲しみ…心にぽっかり穴が空いたような感じがした。空いた穴から涙がとめどなく溢れて止まらない。
清「ごめんリーリヤ。リーリヤの言う通り具合悪いみたいだからちょっと先帰るね…」
そう言ってワタシは走り出した。
リーリヤ「清夏ちゃん待って!!」
親友を置き去りにしてワタシはとにかく逃げた
こんな姿親友には見せれないから…
逃げて逃げて逃げまくった。 - 23初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:09:13
ここはどこだろう。無我夢中で走り出した先はどこかの河川敷だった。
涙はまだ止まらない…
苦しい…
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい!
悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい!
【なんでそこにいるのはワタシじゃないの!?
Pっちの隣にいるのは!
Pっちが支えてくれるのはワタシじゃないの!?
誰なのその人は!
ずっとワタシと一緒にいて!
トップアイドル目指して!
そしていつかは結婚して!
ずっとずっとずっとずっと
ずっと!わたしといるんじゃなかったの!?
なんで…なんでワタシじゃないの!?】
近くに誰も人がいないことをいいことに
あらゆる激情を涙で流がしていく。
怒り悲しみ喪失感苦しみあらゆるものを流して
みっともなくずっと泣いていた… - 24初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:09:48
あれから果たしてどれだけ泣いたのだろうか
涙は枯れた。
この胸に残る激情も少し冷めてきた
今胸にあるのは苦しみと諦めだけだ。
簡単な話だ。Pっちにはもっと隣にいるべき人がいた
それだけなのだ。
少し冷静になってやっとその事実を飲み込めた。とても苦しいけれどこれはワタシはどうにもできない。
ずっと抱えてなきゃいけない感情なのだ。
清「Pっち…」 - 25初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:10:16
Pっち恋人ができてもワタシとPっちの関係はビジネスパートナーとして続いていく
いっそのこと契約でも切ってくれれば楽なのに
Pっちはアイドルとしてのワタシを捨てないだろう。
ひどい人だ。
それでもどこか喜んでる自分がいる。
ビジネスパートナーとしての関係は幸か不幸かこれからさき一生続いていく。
そう振る舞わなくてはならない
あのあやふやな関係にやっと名前がついた。ついてしまった。 - 26初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:10:37
清 【上手く振る舞えるかなビジネスパートナーとして。】
これじゃ逆戻りだホンネをカクシテ
結局はPっちもそうなのだ。
仮面を剥がして接することのできる人物なんていない。
誰もが仮面を作って接しているのだ。
Pっちもそうだっただけ。
なら行けるだろうと
ホンネをしまい込んでカクシテ接していこう。
清「リーリヤにもうまいこと言い訳作らないとなぁ〜。」
こんなワタシ大好きな親友に知られたくないもん。 - 27初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 19:12:00
一旦ここまでで
続きは書きますが、
ここから先がちょっと難しいのでゆっくり書きます。
改めてSS書くのって大変ですね。 - 28二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 19:55:49
初SSお疲れ様です!
文書考えるだけでも大変なのに投稿するのとてもすごいです!
ありがとうございます! - 29初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 20:03:56
清「ただいまー。」
リーリヤ「よかった…清夏ちゃん帰ってきてくれた…心配したんだよ?」
リーリヤのまっすぐな眼差しが罪悪感を駆り立てる
清「いやー急にいなくなっちゃってごめんね…実は家で飼ってたペットが倒れちゃったみたいでさ…命の危険って言うから慌てちゃって…無事だったからいいんだけどもうびっくりしちゃっててすぐに家族に電話したかったんだ。置いてっちゃってごめんね?」
嘘だ…ペットなんて飼ってないし大体そんなすぐに命の危険レベルがら治るわけないしそもそも急に立って走って逃げた言い訳になんてならない
我ながら苦しい嘘だと思うけどこれで通すしかない。
リーリヤ「そう…なんだ。大変だったんだね。」
リーリヤの歯切れが悪い。おそらく嘘であると見抜かれてる。でもリーリヤは踏み込んできたりしない。私が踏み込むなオーラを出してるとリーリヤは迫真に迫ったりしない。
その醜い嘘ごと優しく包み込んでくれる。
アタシは本当に親友に恵まれてるなーと再確認した。 - 30初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 20:04:50
リーリヤと他愛のない話をしてその日は寝た。
リーリヤの優しさが身に沁みて嬉しかった。
でも寝付けなかった
心の穴はそう簡単に埋まってくれない。
苦しい…
なんとか目を瞑り寝ようとした。
心の苦しみは取れなかった
寝不足で痛い脳を無理やり起こす。
リーリヤはもういなかった。
朝練だろうか?リーリヤのそう言うところが眩しくてたまらない。
清「私も頑張らないと」
色んな意味で…
そうして今日も仮面を被る。 - 31二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:17:28
- 32初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 20:26:12
- 33初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 20:28:57
授業やレッスンがつつがなく進んでいく。
これ幸いなことにPっちが様子を見に来ることはなかった。
アタシよりあの女の人の方が大事だもんね…
Pっちなんて大嫌いだ。
Pっちの顔も見たくないのにPっちがレッスンを見にきてくれないことに苛立ちを覚える。
Daトレ「あいつ今日はいつもより動きにキレがないな…」 - 34初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 20:29:23
放課後…
今日は個人レッスンの予定だ。
つまり否が応でもPっちと2人きりになってしまう。
上手く隠そう。
清「Pっちおはよー!」
上手く笑えてるだろうか
ちゃんとPっちのこと見れてるだろうか
声音はいつも通りだろうか
P「清夏さんおはようございます。今日もトップアイドル目指して頑張りましょう!」
Pっちの声を聞いた途端
心臓がズキズキと痛む
顔をしかめそうになるほどの頭痛が襲ってくる
目の焦点が合わない。
それでも悟らせたくない
P「清夏さん。何かありましたね?よければ話を聞かせてもらいませんか?」
あぁ…
この人はほんとどれだけ取り繕っても
私を見抜いてくる
やめてよ
やめないで
アタシを見て
アタシのこと見ないで
アタシの本音を聞いて!
アタシの本音を聞かないで!
なんでアタシを選ばなかったの?
アタシのこと選んで! - 35初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 21:36:25
前にリーリヤが言ってた
過去リーリヤ「知ってる?清夏ちゃん!上手い嘘のつき方は時折事実を混ぜて話すことなんだよ!」
って
まさかあんな話半分で聞いてたことが役立つとは思っても見なかった。
リーリヤと話し込んだのも事実
寝不足なのも事実
頭が痛いのも事実
たくさんの事実でアタシの本音を包み込んで隠し通すんだ。
P「なら今日は抑えめにしましょう。怪我しないことが一番です。」
清「いやーめんごー!今日はちゃんと寝るからさー!今日できない分明日しっかり取り返すよ!」
P「………」
上手く隠せてるよね。
アタシは隠すのは得意だ
長年やってきたことだし。
自分の暗い過去にこの時ばかりは感謝する。 - 36初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 22:09:20
レッスンはつつがなく終わった。
控えめなメニューだけあって少し物足りなく感じてしまう。
清「よし!終わりっ!んじゃPっちまた明日ね!」
一方的に切り上げてこの場から逃げようとする。
上手くやれてたはずだ
P「少し待ってください清夏さん。」
ほらきた。
だからアタシがはこの人が嫌いなのだ。 - 37初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 22:21:44
P「清夏さん。今日は特に元気がないように思えます。寝不足以外にも原因があるように思われます。」
清「いや、だからただの寝不足だって」
P「クラスメイトと話す時は普通なのに俺と話してる時言葉の始めの方少し目を逸らしている気がします。」
清「そりゃクラスメイトとPっちじゃ距離感違うじゃん?話す時も対応変わるのか普通だって」
P「今日は俺と話す時の距離がいつもより86センチほど遠いです。」
清「そこまで覚えてんの!?もはやキモイよPっち!」
P「清夏さん。何があったか話してもらえませんか?」
清「…」
清「なんでもないよ。ただ寝不足なだけ。
帰るね」
アタシは会話を無理やり振り切って帰ろうとする。
そしたらPっちは帰ろうとしたワタシの手をPっちが慌てて掴んできた。
咄嗟のことだった…
いつもなら「Pっちどうしたの〜?あたしが恋しくなっちゃった?」
とからかうところを
アタシはパンッと跳ね除けてしまった。 - 38初心者Pです。センパイおしえて25/03/01(土) 22:23:20
- 39二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:24:40
このレスは削除されています
- 40二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:26:41
乙です!大変だろうけど頑張って
- 41初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 07:05:49
ここからキャラ崩壊してるかも…解釈違いあったら教えてください。
清「なんなの!?頭痛いっていってんじゃん!早く帰えりたいの!」
涙声なことに気づいた。カクセテないこれじゃダメだ。取り繕わない取り繕わないと取り繕わないと取り繕わないと取り繕わないと。
清「ふぅー」
清「セ、セクハラじゃん〜!こ、この変態Pっち!」
できたかな?できてるはず気づかないで…
P「いやです!あなたが隠してるホンネを吐くまでは絶対に離さない!
あの時言ったはずです!私はあなたの力になりたいんです!あなたは今!せっかく変わったのに!昔のようにまた本音を隠して逃げようとしてる!それをなんかあったのかなぁ見過ごすほど俺は大人じゃありません!」
清「うるさい!!!」
清「誰が原因でこうなってると思ってんの!?」 - 42初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 07:06:17
清「信じてたのに…Pっちはアタシを裏切ることはないと信じてたのに…なんで…」
口に出してしまった
こんなのアタシの自分勝手なのに…
最低だアタシ
だけども言葉が止まらない。
清「Pっちはアタシといてなんとも思ってないの?デートの時笑いかけてくれたのも、アタシがライブした時にハグしたことも全部演技だったの?
アタシ達ってただのビジネスパートナーなの?
アタシは違うよ。Pっちとはビジネスパートナー以上だと思ってたし、これから先仕事でもプライベートも今以上に一緒にいると思ってた。
なのに何?
Pっちにとってアタシって繋ぎでしかなかったの?いざ彼女ができたらポイするの?
それでいて仕事仲間としては一緒にいることを強要するの?
アタシってそんなに都合のいい女じゃないから!!!
こんな最低な人を好きになったなんて自分が恥ずかしいよ!!」
そう言ってアタシはPっちの腕を振り払った。 - 43初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 07:09:34
【最低なのはアタシだ。
恋人でもないアタシにPっちを縛る権限なんてないはずなのに
伝えてもいないこの思いを勝手に拗らせて
当たっている最低な女。
こんな最低な女いなくなってPっちもせいせいしてるだろう。】
その後Pっちは追っては来なかった
本当に捨てられてしまったのだろうか?
【いや捨てたのはアタシか】
あるはずのものにすがって
Pっちとアタシという関係を進めることをためらって現状維持をした結果がこれだ。
【アタシ本当に何も変わってないじゃん】
今心にあるのは大事な人との関係性悲しみと喪失感
あととてつもない自己嫌悪。
自室につきベットに倒れ込む。
このまま泥のように寝てしまいたかった。
今考えていることを全部放棄したかった
だが目は冴えたままだった。
リーリヤ「ねぇ清夏ちゃん。やっぱり本当のこと話して?」
清「リーリヤ?」
リーリヤ「やっぱり放っておけないよ。ここまで傷ついてる清夏ちゃんを」
普段は絶対言わないし、少し前でも絶対に言わなかっただろう。
だけど今は全部さらけ出したい気分だった。
リーリヤにこの間のカフェデートの時に起こったこと。
それまでとそれからのアタシの気持ちを洗いざらい全部吐いてしまった。
清「ねぇリーリヤ。リーリヤはなんでどこまでもまっすぐ進んでいけるの?進んだとこで必ずしもいい結果になるとは限らないじゃん。ある日突然全てを失うかもしれないじゃん。なのになんでそんなにいつもまっすぐなの?どうして臆せず進んでいけるの?」 - 44初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 08:52:56
リーリヤ「約束だから…私は清夏ちゃんとした約束を叶えたいから…もちろん苦しいこともあるよ?でもその先には必ず幸せが待ってると信じてるから。
だったら止まってなんていられないよ。」
リーリヤの言葉が身に沁みた。
アタシはリーリヤにもたれかかりみっともなく泣いた。
リーリヤは何も言わずに受け止めてくれた。
天使みたいに優しい子だ。
リーリヤ「ねぇ清夏ちゃん。もう一度Pさんに会ってお話しした方がいいんじゃないかな?このままじゃきっと清夏ちゃんずーっと後悔しちゃうよ?」
清「う゛ん」
そうだあの時言ったじゃないか
ためらいはあってもいい
もう一歩進めことが大事なんだ。
もう一度Pっちと話そう。ちゃんと話すんだ。
そう決めた時スマホバイブレーションがなった。
Pっちから「明日もう一度話しましょう」
という内容のラインだった。
【アタシは進むんだアタシの理想になるまで進み続けるんだ。】
覚悟を決めラインに返信をした。 - 45初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 11:28:52
清「Pっちおはよ。」
P「清夏さんおはようございます。」
清「Pっち昨日はごめんね怒って急に離れて」
「でもね!これだけは言わせて」
この一言はとうてい彼女持ちの男の人に言えたセリフではないはずだ
言うのがとてもためらわれる
それでも一歩前に
「あのねあたしは!これから先もずっとPっちと一緒にいたいの!一生一緒に!
だから…だから!彼女よりもあたしを選んで!!」
言ってしまった。
昨日とは違う意味で心臓がバクバクする。
こんなドラマでしか聞かないであろうセリフをあたしの口から言う時が来るなんて
Pっちはまだ口を開かない。
なんて言われるんだろう
断られる?そんなの嫌だ。
ただのビジネスパートナーの関係だなんていたくない。
選べないとかほざくようならぶん殴ってやる。
お願いPっち
お願い!! - 46初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 11:37:02
P「清夏さん。」
心臓の鼓動がまた一段早くなった
P「清夏さんの本音を聞けてめちゃくちゃ嬉しいです。この場で跳ね回りたいくらいに。」
P「ですが」
清【ですがって何?
やめて言わないで!その先なんて聞きたくない!】
一気に血の気が引いていく
P「まず言わせてください。俺に彼女なんていないです。」
清「へっ?」
へっ? - 47初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 12:12:26
P「どこで聞いたんですか?俺に彼女がいるんなんて…」
清「この間〇〇通りを女の人と腕組んで仲良さそーに歩いてたじゃん!?
あれ彼女じゃないの?嘘つかないでよ!」
P「あれは母です。」
清「Pっちのお母さん!?嘘でしょ若すぎない!?」
P「母は今46です」
清「ヨンジューロク!?あの見た目で!?どう見ても20代にしか見えなかったよ!?」
P「若作りに余念ないんですよあの人
昔の写真も見ます?」
Pっちが差し出してくれたスマホには
6歳くらいの時のPっちとぱっと見16歳くらいに見えるPっちの母が写ってた
清【Pっちの顔かわいい系の遺伝子はここからきてたのか】
とか考えたりしていたがふと我に帰った
【え、じゃあつまりPっちに彼女はいなくて…あの時歩いてたのは単なる親子デート?的なもので…】
【全部アタシの勘違いってこと?】 - 48初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 12:12:52
清「よかったぁ〜。」
ほっと一息をつく
全部勘違いだったんだ。勘違い。
安心きたら急に力が抜けてきた。
【いや待てよくない】
別の意味で血の気が引いてきた。
そうだよ最初にPっちに聞くべきだったんだ。
なのにアタシは決め込んで塞ぎ込んで
あろうことか当たり散らしてしまった。
自己嫌悪の波が襲ってくる。
清【あたし最低な女じゃん。とりあえずPっちに謝らないと…】
清「Pっち昨日は本当にごめん。あんなこと言う前にまずPっちに聞くべきだった。
」
許されないと思うけど、謝るのは大事だ。
P「こちらこそ昨日のはいささか強引すぎました。申し訳ございませんでした。
腕痛んでないですか?」
清「Pっちが謝ることないってば!悪いのはアタシなんだし。腕もなんともないよ。心配しすぎだって〜」
P「よかった。清夏さんの体に傷ひとつつけようもんなら俺どうにかなっちゃいそうでしたから。」
清「もーPっちてば本当にあたしのこと好きなんだから〜」
よかった。どうやら許してくれたようだ。
【Pっちは優しいな〜】
今回の1件はあたしの勘違いだった。
それを許してもらえた
これで一件落着だ - 49初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 13:57:38
こうしてあとに残ったのはプロポーズまがいの激重発言をした女とそのプロデューサーだった。
心を羞恥心が埋めていく悲しみも苦しみも全て塗りつぶしてただひたすらに恥ずかしさだけが湧き上がってくる。
清【はっず、えっはっず!】
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。
すんごい気まづい。どんな顔してPっちと話せばいいかわからない。
P「清夏さん」
清「ぴゃいっ!?」
すっとんきょうな返事をしてしまった
急いで取り繕う
清「どうしたのPっち」
若干声が震えてる。 - 50初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 17:21:12
P「俺たちはプロデューサーとアイドルという関係性です。アイドルは偶像を売るお仕事。そこに男という汚れがあってはいけません。その途端偶像は血の通った現実になってしまう。
なのでごめんなさいあくまで今はあなたの思いに答えられない。」
清「そっか…そうだよね…」
アイドルだもんねあたし…
P「だから清夏さん。もしあなたがアイドルとして行けるところまで行って引退したら…」
P「俺とけ、結婚してください…」
一瞬言葉を飲み込めなかった
えっ
結婚…結婚…結婚?
清「結婚!?」 - 51初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 17:21:50
羞恥心で満たされた心臓がまたバクバクとなり始めた。
今日は心臓に負担をかけすぎな気がする。
清「Pっちすっ飛ばしすぎっしょ!?
まずそういうのはお付き合いとか得てからじゃない!?大体あたしまだ15だし、Pっちもまだ19じゃん!!」
P「清夏さんが行けるところまで行った後なら俺たちも多分いい年になってるはずです!恋人にはなれませんが恋人っぽいことならたくさんしましょう!!」
清「それもう付き合ってることと同義じゃん!もう公言しよーよ!」
P「俺だって清夏さんと公然の場でもいっぱいイチャイチャしたいですよ!?
でもできないなら隠れて曖昧にするしかないじゃないですか!!」
清夏「はぁ〜!?あたしだってPっちともっとデートしてもっといちゃついてたいもん!そんなタブーなことなの!?交際宣言してるアイドルもいるじゃん!!」
P「それはそういう売り方をしてるからです!?清夏さんの今の売り方で行くと恋愛は御法度なんですよ!?
だけど俺だって清夏さんと一生一緒にいたい!だから!あなたがアイドルであるうちはあなたのプロデューサーとして一緒にいさせてください!」
お互いにヒートアップした喧嘩は行くところまで行ってしまった。 - 52初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 17:22:28
なんで返そうか悩んでいるうちに少し冷静になってきた。
お互い冷静になってまた恥ずかしくなってきた。
Pっちも心なしか顔が赤い
そりゃそうだ
プロポーズしたんだもん。
あたしの発言はギリギリマジのギリプロポーズではないと言えるが、
Pっちは思いっきりあたしに求婚した。
状況整理すると
アイドルとプロデューサーの関係であるうちはグレー行為が関の山
だから終わったら結婚しよう
うん飛躍してる。
終わったらお付き合いでもいいのではないだろうか?
だいたいあたしの夢が終わるのはいつだ。その時に果たして恋愛と呼べるものをできるのだろうか
思考がグルグル回って逆に混乱してきた。
あまり待たせるのもよくない。
Pっちはあたしに求婚してくれたのだ。
えへへ
返事を考えないと…
あたしの思いを口にしよう。 - 53初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 17:23:11
清「Pっち。あたしはPっちが好き。一生一緒にいたい。アイドルの夢もPっちとの関係も諦めたくない。だから…」
こういう時なんて言うんだっけ?
ドラマとかでもよくあるやつだ
「アイドルとしてもパートナーとしても」
「ふつつかものですがよろしくお願いします。」
リーリヤ…あたしちゃんと進めたよ…
いっぱい傷付きましたけど、ためらいながらも進んだ先で婚約と言う名の幸せをつかんだよ。
Pっち…
「裏切ったら許さないから」 - 54初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 17:28:55
以上です。長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
おかしいもっとイチャラブさせたかったのになんか心情描写に気合い入れたらこんなに長くなってしまってしまいましたし、ラストはなんかもう勢いのままに書いてしまいました。
次書くときはもう少し短くする努力をしてみます。
P清のSSもっと増えて。
これおすすめです読んでください
#学園アイドルマスター #紫雲清夏 記憶が24時間ごとにリセットされる清夏担当プロデューサーのお話 - - pixiv深い深い眠りから目を覚ます。 眠っている間に全てを忘れてしまったかのような…いや、本当に忘れたんだろう。昨日までの記憶がまるでない。 だがこの感覚には覚えがある。いつからだったかはそれこそ記憶にないが、どうやら俺は記憶を脳に記録できないらしい。一日の記憶が次の日に引き継げない。一...www.pixiv.net - 55二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:55:33
お疲れ様です!
最後まで書き切ってすごいと思います!
清夏の心情描写に力入れて地の文などかなり気合を入れており良かったと思います。ただおそらくそこを意識するあまり、前半部の清夏の【】が多くて少し読みにくい所がありました。
リーリヤとのランチデートの部分などは地の文だけでも充分説明できると思いますし、そうすると【】の言葉はただのただの清夏の独白ではなくPに対する清夏の隠している本音と読み手に強く印象付けられ、文章自体もすっきりすると思います。
また、Pっちがすぐに追いかけなかった所が気になりました。
清夏の様子がおかしい為動揺したからと脳内補完しましたが、次の日清夏に会う際は普通に挨拶していた為少し違和感を感じてしまいました。
すぐに追いかけるもしくは次の日なら理由が分からずとも先に謝るなどするとPっちが清夏の事を大切にしてる点をもっとアピールできると思いました。
すみません。偉そうな事を言ってしまいましたが初めてでここまでの文量を書き切ったのは凄いです!またゲームの方も始めたてという事はゲーム内のお出かけコミュやNIA編を読み込むともっと清夏とPっちの理解が深まるとさらに良くなると思います!
もしまたスレ立てしたら見に行きますね!
P清SSありがとうございました!
頑張ってください! - 56初心者Pです。センパイおしえて25/03/02(日) 20:20:11