- 1二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 08:43:59
- 2二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 08:45:55
学Pは清夏を
dice1d2=1 (1)
1.担当している
2.担当していない
2の場合の担当
dice1d14=14 (14)
重複の場合、清夏を担当
14の場合、担当なし
- 3二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 08:53:30
学P「清夏さんは俺の担当アイドルなので勿論引き受けますが……どうして俺なんでしょうか?」
学園長
dice1d3=1 (1)
1.人手不足じゃ!
2.この手の仕事はお主が適任じゃからのう
3.……任務を頼みたい
- 4二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 08:58:27
学園長「もうお主くらいしか頼める人間がおらんのだ……」
学P「ああ、なんか色々大変ですね……」
学P「という訳で、その日のヒーローショーに俺も参加することになりました」
清夏「マ? Pっちも参加するってちょっとウケるわ。ちなみにPっちは何役で参加するの?」
学P
dice1d3=3 (3)
1.ヒーロー役です
2.悪役です
3.モブAです
- 5二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:15:01
清夏「ぶはっ!! モブAって……!!」
学P「本職でもない素人が参加するんです。そんな人間に割り当てられるとすれば、これくらいの端役が妥当でしょう。せめて見る人に楽しんで貰えるよう華々しく蹴散らされますよ」
清夏「お、早速モブ根性が染み付いてんねー。じゃあ、あたしはすぐ近くでPっちの勇姿を見させてもらおうかなー」
学P「……お手柔らかにお願いします」
その時、dice1d2=1 (1) スマホに着信が
1.学P
2.清夏
- 6二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:16:22
着信の相手は
dice1d3=3 (3)
1.学園長
2.リーリヤ
3.あさり先生
- 7二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:22:38
学P(あさり先生……? 何の用だろうか)
学P「すみません、少し外します。——学Pです」
あさり『あ、学Pくん。お疲れ様です。今お時間大丈夫ですか?』
学P「ええ、問題ありません。俺に何か用でしょうか?」
あさり
dice1d3=1 (1)
1.明日のヒーローショーの件です
2.明日のデートの件です
3.——ボスからの指令です
- 8二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:26:29
学P「何か変更点が出ましたか?」
あさり『ええ、その通りです——』
dice1d3=1 (1)
1.追加で葛城さんの出演が決まりました
2.ヒーロー役の方も体調不良で出演できなくなったようです
3.何者かがヒーローショーを中止にしようと犯行予告を出したみたいです
- 9二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:35:40
学P「葛城さんも、ですか」
あさり『先方から紫雲さんと一緒にメインMCとして出したいとの要望があったみたいです。なので、葛城さんとも打ち合わせをよろしくお願いしますね』
学P「分かりました。連絡ありがとうございます」
あさり『いえいえ、学Pくんも敵役頑張ってくださいね』 - 10二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 09:40:05
通話が切れ、学Pはスマホをしまう
清夏「Pっち、今リーリヤの名前が出てたけど何の話だったの?」
学P「明日のヒーローショーについてです。どうやら葛城さんも清夏さんと一緒にメインMCとして出演することになったみたいです」
清夏「リーリヤが!? へへっ、やっりー!」
清夏が喜んでいる一番の理由
dice1d3=1 (1)
1.単純にリーリヤとの共演が嬉しい
2.リーリヤが好きな作品だから
3.リーリヤと一緒にいる時間が増えるから
- 11二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 10:00:53
清夏「形はどうであれ、まさかこんなにも早くリーリヤと一緒にお仕事ができる日がくるとはね〜」
学P「清夏さんの目標の一つでしたもんね。今回はヒーローショーですが、そう遠くない未来に、葛城さんと一緒のステージで歌える日も来るはずです」
清夏「おっ、それじゃあ尚更気合いを入れていかないとだね! ——ところで、なんで急にリーリヤも参加することになったんだろう?」
学P「先方の要望というのが理由みたいですが、俺は他にも思惑があると睨んでいます」
清夏「思惑? どんな?」
学P「あくまで俺の推測ですが——」
dice1d2=1 (1)
1.お二人のユニットで売り出す為の前準備かと
2.今後、百合で売り出していくための種を蒔いているのかと
3.
- 12二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 10:26:12
清夏「あたしとリーリヤでユニット……!?」
学P「そう驚くことではないかと。清夏さんとリーリヤさんとのバックボーン、キャラクターの対比、現在の実力諸々を考慮すれば、ユニットを結成させるには十分な理由になると思います」
清夏「……まあ、確かに?」
学P「おや、あまり乗り気ではなさそうですね」
清夏「え? あ、いや……嫌ってわけじゃないよ。寧ろリーリヤとユニットを組めるなんて願ったり叶ったりだし。……でも——」
dice1d3=1 (1)
1. どうせ組むならお互いに一人前のアイドルになってからが良いなー……なんて
2.そうなると、Pっちを独り占めできなくなっちゃうじゃん
3.……リーリヤは渡さないからね
- 13二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 10:39:35
清夏「……って、ごめんごめん! 今のナシ!」
空笑いする清夏
学Pは
dice1d2=1 (1)
1.清夏の思いを尊重する
2.違う考え方を提示する
- 14二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 11:11:21
学P「……分かりました。もしも本当に葛城さんとのユニット結成の話が上がっだとしても、断ることにします」
清夏「……え、いいの?」
学P「勿論、担当の要望に可能な限り応えてみせるのもプロデューサーの役目ですから」
清夏「Pっち……ワガママ言ってごめん。それから……ありがとね」
学P「仮定の話です。そう深く捉えないください。——ですが……言葉にした以上は、それを一日でも早く現実にできるようより一層頑張りましょうか。そして、清夏さんも葛城さんも胸を張って一人前と呼べるアイドルになれたのなら……その時こそ、こちらから堂々と声をかけに行きましょう」
清夏「……だね! それじゃあ、改めて頑張るぞー! おー!!」
僅かな沈黙の後、清夏が学Pに怪訝な眼差しを向ける
清夏「……Pっちもやるんだよ」
学P「俺もですか?」
清夏「もち、当然! ほらほら、やるよ! 頑張るぞー——」
学P・清夏「「おー!」」 - 15二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 16:59:48
ええやないか
- 16二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 17:21:22
すごい、ダイススレなのにちゃんと物語として纏まってる…
- 17二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 17:49:55
その後、事務所にやって来たリーリヤを加えて公演中のおおまかな流れの確認を行うことにした
学P「明日の公演は午前と午後の部の計二回行われ、午前は清夏さん、午後は葛城さんがメインMCで進行をしていきます」
清夏「へえ、あたしが先か〜」
学P「元は清夏さんに回って来た仕事ですからね」
リーリヤ「あの……メインの進行役が変わると何が変わるのでしょうか?」
学P「敵役が登場した時の流れが少しだけ変わります。中盤になると敵役が舞台に登場し、メインMCを攫おうとします。その際、サブMCが……清夏さんがメインMCを務めている時は、葛城さんが清夏さんを庇い、代わりに敵に捕まってしまう。そして、残ったメインMCが観客と一緒にヒーローを呼ぶ——という流れになります」
清夏「あー、確かにそんな流れだったね」
学P「元々は連れ去られそうになった清夏さんが助けを呼ぶ流れだったのですが、葛城さんと二人体制になったことで変わったみたいですね。それに伴って——」
dice1d3=2 (2)
1.MCを攫うのはモブAの役割になりました
2.できれば連れ去られる時は、なるべく本気で演技をして欲しいとの要望がありました
3.百合っぽさを出せれば嬉しい、とのことです
- 18二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 19:20:31
学P「なんなら今生の別れくらいの勢いでやってくれてもいい、だそうです」
清夏「……それ、本当にやっちゃって大丈夫なの? 熱量的にあたしら浮いちゃう気がするんだけど……っていうよりも、そんな演技したらちっちゃい子泣いちゃわない?」
学P「その可能性は否めませんが、運営からの要望なので問題ないかと」
清夏「うーん……まあ、ならいいんだけど。……それにしても、今生の別れかー。リーリヤとそういうことになるなんて、イマイチ想像がつかないなあ」
リーリヤ「わたしも清夏ちゃんと二度と会えなくなるなんて、ちょっと考えられないや」
学P「では、そういう設定のキャラを演じるつもりでやってみたらどうでしょうか」
清夏「そういう設定?」
学P「そうです。例えば——」
dice1d3=2 (2)
1.今のお二人のような親友同士とか
2.長年愛し合った恋人とか
3.長年連れ添った家族同然の仲であるとか
- 19二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 20:19:20
リーリヤ「こっ、こ、ここ……!!」
清夏「恋人〜〜〜っ!?」
学P「あくまで例えの一つです。そういう設定で臨めば、より演技に熱が入るかと思っただけなので、恋人にこだわる必要はありませんよ。そこは、お二人がやりやすい形にしていただければ結構です」
お互いに顔を見合わせた清夏とリーリヤの顔が赤くなる
暫し沈黙が流れた後、清夏が学Pの様子をおずおずと窺う
清夏「ねえ、Pっち」
学P「なんでしょう?」
清夏「もしも、もしもだよ。もし、あたしとリーリヤが恋人同士だったら、Pっち的にはどう思う? おかしかったりしない……?」
学P「……個人的には——」
dice1d3=1 (1)
1.……応援、します
2.とても良いと思います
3.やはりノーコメントで
- 20二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 21:39:07
清夏「Pっち……」
清夏から顔を逸らして学Pが答えると、清夏はにまにまと目を細める
清夏「あれれ〜? Pっち、もしかして……リーリヤに取られると思って拗ねてんの〜?」
学P「……拗ねてません」
清夏「あははっ、思いっきり拗ねてんじゃん! Pっち、かわいいな〜もう♪」
リーリヤ「清夏ちゃん、流石にからかい過ぎじゃ……」
清夏「Pっちなら大丈夫だって。拗ねてるだけで怒ってるわけじゃないし。ね、Pっち?」
学P「……まあ、怒ってはないです」
清夏「ほら! ……でも——」
dice1d3=3 (3)
1.Pっちが手綱を掴んでないと本当にリーリヤが取っちゃうかもよ〜
2.あたしにとってPっちは、リーリヤと同じくらい大切な人なのは忘れないでね
3.Pっちが心配するようなことにはならないから大丈夫だよ
- 21二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 04:11:13
保守
- 22二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 08:47:45
保守
- 23二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 12:02:40
清夏が学Pの耳元で囁く
学P「なっ……!?」
目を見開く学Pに清夏はあはは、と満足げに笑う
学P「……全く、この人は」
やれやれと肩を竦めつつも、小さく笑みを溢す学P
傍ら、清夏は何か思い出したようにパンと手を叩く
清夏「あっ! ねえねえ、リーリヤ。確かリーリヤが前に見たアニメでさ、主人公の親友が主人公の前で連れ去れるシーンが——」
二人が話に花を咲かせるのを横目に学Pは、自身の動きも確認することにした - 24二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 12:05:19
翌日、ヒーローショーの午前を直前に控えた舞台袖
清夏とリーリヤは、MCの衣装に袖を通し、学Pは
dice1d5=4 (4)
1,3.5.モブAの格好をしていた
2.悪役の衣装姿になっていた
4.ヒーローの姿になっていた
- 25二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 12:10:59
清夏「えっと……Pっち、なんでヒーローのスーツ着てるの?」
学P「俺が聞きたいくらいです。ヒーロー役を務めるはずだったアクターさんも急遽、体調不良で来れなくなったのまでは理解してるのですが——」
dice1d3=1 (1)
1.いつの間にか俺が代役にシフトされて……
2.誰もヒーロー役をやりたがらなくて、最終的に俺が人柱に……
3.学園長が俺をヒーロー役に篤く推薦したらしく……
- 26二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 14:06:41
私情を挟まずにやりきれるのか…
- 27二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:31:09
保守
- 28二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 20:57:07
学P「それで気づけば、こんな格好に……」
清夏「うわあ……なんというか、お気の毒に。……それはそうと、Pっち。いきなりヒーロー役やれって言われて務まんの?」
学P「その点は安心してください。舞台上での動きは、先ほど頭に叩き込んでおきました」
清夏「もう覚えたの!?」
学P「当然です——」
dice1d3=3 (3)
1.元々、ある程度の流れは掴んでいましたので
2.清夏さんと葛城さんが出演するステージを俺のせいで失敗させるわけにはいきませんからね
3プロデューサーですから
- 29二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 21:01:32
つよい
- 30二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 21:02:13
なんだと思ってるんだプロデューサーを
- 31二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 22:04:21
便利だなプロデューサー
- 32二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:05:55
リーリヤ「わあ……ぷ、プロデューサーってすごい……!!」
清夏「いやいや、違うよリーリヤ。Pっちがおかしいだけで、普通のプロデューサーはそうじゃないからね」
リーリヤ「そうなの?」
清夏「うん、そうだよー。Pっちってあたしの為なら、どこまでも頑張っちゃうだけだから」
リーリヤ「そうなんだ。……じゃあ、清夏ちゃんのプロデューサーさんは、清夏ちゃんにとってのヒーローなんだね」
清夏「ひっ、ヒーロー!?」
リーリヤ「違うの? 清夏ちゃんの為ならどこまでも頑張れるってことは、それってまさにヒーローだと思うんだけど……」
清夏「あはは、流石にそれは言い過ぎだってー」
学P
dice1d3=3 (3)
1.清夏さんが望むなら、俺はヒーローにだってなってみせますよ
2.どうも、ヒーロー系プロデューサーです
3.俺はそんなに大それた存在ではありませんよ
- 33二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:22:57
学P「担当アイドルの為に出来る限りの力を尽くす。ただそれだけのプロデューサーです」
リーリヤ「……やっぱりヒーローだ。私の好きなアニメの『ふわっとブレザーつむぎちゃん』や『シルヴェスタ』の主人公もプロデューサーさんのように誰かの為に精一杯頑張れる人ですから」
清夏「もう、リーリヤってば!!」
学P「勿体無いお言葉です。……ですが、葛城さんの期待に応えられるよう邁進するとしましょう」
学Pが答える傍ら清夏は、
dice1d3=2 (2)
1.少し照れくさそうにしていた
2.どこか誇らしげにしていた
3.本気で頬を赤らめていた
こうして、ヒーローショー午前の部を迎えることとなる。
- 34二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:31:50
ヒーローショー午前の部は
dice1d4=4 (4)
1.辛うじて成功
2.どうにか成功
3.大成功
4.あまり上手くはいかなかった
- 35二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:35:02
やっぱプロデューサーでもダメだったか……?
- 36二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:36:26
上手くいかなかった理由
dice1d4=3 (3)
1.学Pがちょいちょいミスった
2.リーリヤがあがってしまった
3.機材トラブル
4.代理のモブ役を務めたスタッフがやらかした
- 37二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:56:26
機材トラブルか〜
- 38二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:56:40
リーリヤ「あまり盛り上がりませんでしたね……」
清夏「しょうがないよ。一番の盛り上がりのシーンで音出なくなっちゃったわけだし」
学P「災難だったと割り切りましょう。とはいえ、二人の演技はバッチリでしたよ。子供達も清夏さんと葛城さんには釘付けでしたし」
リーリヤ「……はい」
学P「けれど、午後も同じ失敗を繰り返すわけはいかないか。となれば——」
dice1d3=2 (2)
1.俺が機材諸々を見直しましょう
2.機材スタッフの方と協力して対策を重ねましょう
3.……すみません、少し外します
- 39二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 12:11:06
舞台にも立つのに、さらに裏方ときっちり調整を行うというプロヂューサーの鑑
- 40二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:25:40
このPが学生という事実
- 41二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:53:43
公式で言われているようにどの担当アイドルの時でも学Pという人物は別世界線にいるだけの同一の個人であるらしいからな
麻央の代わりにステージで踊ると言って周りが無理だと思わない
→ダンス技術や体力もだが少なくとも代わりにステージに立って許される程度に顔がいい
背は清夏が見上げる程度
→推定180
ことねに教えるために披露したファンサは普通に上手いし特別なファンサに至っては狙った相手以外にもめちゃくちゃ効果ある
→アイドル技術全体的に高い
プロデューサーとはこれくらいなんでも出来る魔法使いでなければならないのだよ - 42二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:51:46
それから暫くして、
学P「——というわけで、音響の配線、調整、ついでに見つけたその他諸々の問題も片付けてきました」
清夏「おつかれさま、Pっち。その……結構時間かかったね。ちゃんとお昼、食べた?」
学P「いえ、つい先ほど片付けたばかりなのでまだ」
リーリヤ「まだって……もう次の公演始まっちゃいますよ」
学P「問題ありません。全部片付いたらゆっくり食べますよ。さあ、今度はばっちり成功させましょう」
清夏「……そだね! じゃあ、頑張るぞー……おーっ!!」
学P「おー!」
清夏「ほらほら、リーリヤも!」
リーリヤ「え? えっ……おー!」
こうしてヒーロショー午後の部が始まる - 43二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:36:23
ヒーローショー中盤
清夏「っ!? リーリヤ、危ないっ!!」
リーリヤ「清夏ちゃん!! 大変、清夏ちゃんが敵に連れ去られちゃう! 皆んなでヒーローを呼んで来てもらおう! わたしがせーのって言ったら、助けてヒーローって一緒に叫んでみよう! それじゃあ、行くよ……せーの——っ!!」
リーリヤと会場の子供たち「助けて、ヒーロー!!!」
ヒーローが登場するBGMが流れる
舞台袖からヒーロースーツを着た学Pが現れる
ヒーローの声『ヒーロー見参! 皆んなの助けを聞いてやって来た!!』
ヒーローの台詞に合わせて学Pが躍動する
見事な殺陣で敵役をどんどん倒していく
そして、最後にボスを倒した直後だった
dice1d3=2 (2)
1.本物の不審者が会場に乱入してきた
2.清夏に劣情を抱く輩が舞台袖から突入してきた
3.会場内でテロ紛いの事件が発生する
- 44二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:51:16
清夏にとって本当のヒーローになるときがきたか…
- 45二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:00:44
突如、舞台袖から不審な男が現れる
男は清夏の名前を叫びながら突っ込んでくる
手には鋭利なハサミ
清夏「——え……!?」
あまりに唐突な出来事に清夏は叫ぶこともままならない
けれど、即座に反応した学Pは
学P(清夏さん……っ!!)
dice1d4=3 (3)
1.身を挺して清夏を守る
2.不審者の動きを止めて、周りの人間が拘束する猶予を作る
3.普通に不審者を制圧する
4.作中さながらのアクロバティックな動きで不審者を制圧する
- 46二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:05:56
ぅゎ、Pっょぃ
- 47二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:19:10
しゅみたんが惚れそう
- 48二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:19:14
これがプロデューサーの力ァ!!!!!!!!!!!!!!
- 49二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:31:04
学Pは不審者の手首を掴むと、難なく組み伏せ制圧する
それから見事な手際であっという間に締め落とし、警備員に引き渡した
清夏を始め、唖然とする会場
静寂に包まれ、空気がお通夜みたいになっていた時、
dice1d3=2 (2) が軌道修正をかけてみせた
1.学Pの機転
2.我に帰った清夏
3.勇気を振り絞ったリーリヤ
- 50二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:40:26
清夏「——あ、ありがとうヒーロー!! ヒーローのおかげで助かったよ!!」
台本通りに進行を再開する清夏
リーリヤ「み、皆んなが声援を送ってくれたおかげだよ! 皆んなもどうもありがとう!!」
すぐにリーリヤも清夏に続く
学Pもヒーローとしての演技をやり切り、颯爽とステージ袖へと去っていった
こうして、予期せぬ一波乱があったものの、ヒーローショー午後の部は、
dice1d3=2 (2)
1.そこそこの成功を収めた
2.ちゃんと成功を収めた
3.想定以上の大成功を収めた
- 51二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 01:03:44
サラッと片付けたから影響もあんまない感じか
- 52二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 01:52:04
ヒーローショーが終わった後、学Pは
dice1d3=1 (1)
1.清夏のケアに努めていた
2.公演の後処理に追われていた
3.2にプラスして不審者関連で警察との対応に奔走していた
- 53二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 01:57:55
会場から少し離れたベンチに座っている清夏に声をかける
隣にはリーリヤが付き添っている
学P「清夏さん、葛城さん。こちらをどうぞ」
学Pがホットココアの入った缶をを差し出す
清夏「……ありがとね、Pっち」
学P「隣、失礼します」
現状の清夏の様子
dice1d3=3 (3)
1.平気そう
2.ショックを受けている
3.空元気
- 54二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 02:40:43
清夏「いやー、今日は大変だったね! ヒーロー役の欠員に機材トラブル、挙句の果てに公演中に不審者乱入! Pっちがいなかったら大変なことになってたよ! ね、リーリヤ?」
葛城「……はい、プロデューサーさんがいなかったら今頃——ちょっと考えたくはないですね」
学P「いえ、決して俺だけの手柄ではありません。会場が混乱しないよう、平常運転で舞台を進めてくれた清夏さんや葛城さんを始めとした出演者、音響を修正したり、確保した不審者を警察に引き渡してくれたスタッフ。トラブルが取り返しのつかないことにならずに済んだのは、それぞれが最善を尽くしたからです。なので、感謝される謂れはありませんよ」
清夏「Pっち……」
学P「それよりも……清夏さん——顔、少し青白いですよ」
清夏「え、嘘!?」
学P「冗談でこんなこと言いませんよ。……それほどの恐怖に襲われても尚、よく頑張りましたね。清夏さん」
清夏を褒めた学Pは
dice1d3=2 (2)
1.清夏に微笑む
2.清夏の頭を撫でる
3.肩をぽんと叩く
- 55二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 08:25:58
Pっちはここぞという時は決める男
- 56二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 10:05:46
清夏「……もう、なんでPっちもリーリヤと同じこと言ってんのさ。あたし……そんなに分かりやすい?」
学P「清夏さんのことをちゃんと好きな人間であれば、誰だって分かりますよ」
清夏「——そっか。やっぱり、Pっちとリーリヤには隠し事は通じないね」
悟ったように笑った清夏は、
dice1d3=2 (2)
1.学Pにもたれ掛かった
2.リーリヤの胸に飛び込んだ
3.逆に吹っ切れた
- 57二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 10:36:52
清夏「リーリヤ。ちょっと胸借りていい?」
リーリヤ「うん、いいよ。清夏ちゃん」
おいで、とリーリヤが声をかけた直後、清夏はリーリヤの胸の中に飛び込む
声を上げてなくようなことはしなかったが、つーっと涙を流す清夏をリーリヤは優しく抱きしめ、頭をぽんぽんと撫でる
学Pは二人を暖かく見守り、だからこそ告げる
学P「清夏さんも葛城さんもそのままで良いので少し聞いてください。アイドルとして活動していくとなると、きっと今後も今回のような事態に出会す可能星は十分にありえる。もしくは、直接的な被害でなくとも、ちょっとしたことからネットで炎上し、誹謗中傷が飛んでくることだって考えられる。どれだけ自分たちが気を付けていたとしても、こちらの意思とは関係なく悪意は牙を剥いてくる。この業界でやっていくのなら、これらは絶対に避けられないものだ」
学Pのまさかの言葉にリーリヤが目を丸くする
清夏も似たような表情をしている
学P「——ですが、もしそうなったとしても、俺は全力であなた方を守ります。葛城さんも、清夏さんならなら尚更、この身を賭してでも必ず。プロデューサーとして——」
dice1d3=1 (1)
1.お二人のファンとして
2.清夏さんのヒーローとして
3.清夏さんを愛する一人の人間として
- 58二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 16:22:37
学P「——必ず」
学Pの思いの丈を聞いた清夏は、
dice1d3=2 (2)
1.からかい半分で笑った
2.目元を赤くして笑った
3.ちょっとだけ不満そうにしながらも笑った
- 59二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 16:28:13
清夏「……もう、Pっち。あたしの為に頑張り過ぎだって……!」
学P「それが俺の役目であり、俺自身の意志ですから」
清夏「だから、そういうところが……って、まあいいや。リーリヤ、胸貸してくれてありがとね」
リーリヤに向かって呟いてから、清夏は学Pに振り向く
僅かに目元を赤く腫らしながらも、澄み渡る空のような満面の笑みを浮かべた
清夏「言ったからには、ちゃーんとあたしのことを守ってよね! Pっち!!」 - 60二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 16:42:48
ヒーローショーから暫くして
件のパフォーマンスを評価されたことで、清夏とリーリヤは
清夏
dice1d4=1 (1)
リーリヤ
dice1d4=4 (4)
1.特撮のゲストキャラ枠
2.別のステージMC
3.2.5次元ミュージカルの脇役
4.普通にアイドルとしての
の仕事が新たに舞い込んできた
- 61二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 17:02:34
清夏「……なーんか、思ってたのと逆の仕事がやってきちゃったね」
リーリヤ「確かに。てっきりわたしが清夏ちゃんの、清夏ちゃんがわたしの仕事が割り振らると思ってた」
清夏「あ、そうだ! あたしと仕事代わろっか? リーリヤ、こういうの前から興味あったでしょ?」
リーリヤ「えっ、ええっ!? まあ、そうだけど……」
清夏「なーんて。冗談冗談——」
リーリヤ「——わたしは、自分の力で勝ち取るよ」
清夏「……へ?」
リーリヤ「アイドルの仕事を頑張って、トップアイドルになって、清夏ちゃんと隣に並び立って——それを叶える途中か、叶えた後かは分からないけど……いつか、オーディションを突破して、わたしもヒーローになってみせるよ。清夏ちゃんのプロデューサーさんみたいに誰かに勇気を与えられる大切な誰かを守れるヒーローに」
清夏「リーリヤ……!!」
リーリヤの宣言は
dice1d3=3 (3)
1.トップアイドルになる過程で達成されることとなる
2.トップアイドルになってから達成されることとなる
3.アイドルを退いた後に達成される
- 62二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 17:14:47
一方その頃、学Pは学園長室にいた
学P「……はあ、またですか」
学園長「うむ! 今度はdice1d3=2 (2) で欠員が出たので、お主にはそこの代役を務めて欲しい!」
1.別のヒーローショーのスーツアクター
2.鬼ごっこバラエティの追跡役
3.アイドルフェスに出演するゲストアーティストのバックダンサー
学P「……承知しました。が、先日の件といい、あまりに人手不足が過ぎませんか?」
学園長「それはまあ、そうなのだが……なんだかんだでお主が一番頼りになるのでのう。そういうわけだから、ぜひよろしく頼んだぞ!!」
学P「………………分かりました」
- 63二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 17:33:19
学P「——というわけなので、この日は外しますのでよろしくお願いします」
清夏「りょ。……りょ、だけどさあ……ねえ、Pっち。なんかプロデューサーってより便利屋扱いされてない?」
学P「ですね。とはいえ、つつがなく企画を進行させるのがプロデューサーというものです。なので、さくっと出演者の見せ場を幾つか作ってから帰るとしますよ」
清夏「さくっと、じゃないんだよなあ。Pっちなら本当にやれそうだけど……」
学P「……とはいえ、清夏さんのスケジュールとは被らせたくなかったのが本音ではありますけどね」
清夏「あー、いいって。その内、Pっちが現場に来れなくなる事もだんだん増えていくだろうし、今のうちにちょっとずつ慣れていくとするよ。それに……Pっちは、あたしのヒーローだけど、守られてばかりじゃいらないしね」
学P「……清夏さん——っ」
清夏「ほら、だから、さ。Pっちはあたしのことをドーンと送り出しちゃってよ!」
学P「………………ええ」
——これが、後のトップアイドル紫雲清夏と葛城リーリヤが初めて共演した時のエピソード
今も尚、二人の熱心なファンの間で語り継がれている
おわり - 64二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 17:37:09
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
これ程までにはみ出し、とんちき要素薄めの健全な🎲スレになったのは初めてです - 65二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:58:59
このレスは削除されています
- 66二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:59:38
乙
滅茶苦茶良かった - 67二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 22:00:27
乙。Pっちと清夏とリーリヤの🎲スレ助かる。
いいもの読めたわ - 68二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 07:54:20
乙、よかったっすわ
- 69二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 13:32:56
保守