【オリキャラ🎲ss】天童アリスのストーカーです、通して下さい【佐藤カガリ】Part10

  • 1佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/02/28(金) 20:39:17

    やってみる価値はある、はず。

    佐藤カガリ 16歳(2年生)
    出身校:百鬼夜行連合学院
    身長 130+40 (40) cm
    胸 3 (3) 1.小盛 2.並盛 3.大盛
    腹 2 (2) 1.細 2.中 3.中太
    尻 2 (2) 1.小さめ 2.やわらか 3.もちっ
    髪色:薄い黄色(3・1) 長さ64 (1で肩につかないくらい100で足元)
    瞳の色:オレンジ(5・2)
    肌の色:85 (1で芸術級スーパー美白、100で健康的こんがり褐色)

    (ついにナンバリングが2桁に あと記念を忘れていましたが23日をもって初スレより1周年になりました、嬉しい)

  • 2佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/02/28(金) 20:41:20

    情報まとめ

    天童アリスのストーカー佐藤カガリのまとめ ver2tele​gra.ph

    1スレ目

    【オリキャラ🎲】天童アリスのストーカーです、通して下さい|あにまん掲示板はぁ…………今日もかわいい……………………(スレ画は一番好きな表情)戦闘 dice1d100=@57 (57)@知性 dice1d100=@12 (12)@運動 dice1d100=@67 (67)@…bbs.animanch.com

    前スレ

    【オリキャラ🎲ss】天童アリスのストーカーです、通して下さい【佐藤カガリ】Part9.2|あにまん掲示板……先生? えっ先生!? なんですかその笑顔!!?佐藤カガリ 16歳(2年生)出身校:百鬼夜行連合学院身長 130+40 (40) cm胸 3 (3) 1.小盛 2.並盛 3.大盛腹 2 (2) 1.…bbs.animanch.com

    前回のあらすじ(長い!)


    原作イベントストーリー『白亜の予告状』で描かれた通り、ゲーム開発部の面々と共に一時的にC&Cの名を借りて『展示会の警備』任務を請け負うことになったカガリ


    トキの篤い勧めでバニースーツを着ることになって困惑したりしつつも、現れた『慈愛の怪盗』の撃退を含めて十分に仕事をこなしていたが、依頼主である銅田にかなり私怨が混じった理由で嫌疑をかけて勝手に調査を勧めた結果、原作よりも大幅に早く地下へ辿り着き、ユズと共に闇オークションの現場を目撃してしまう


    参加者全員の逮捕を目指して地上との連絡通路を爆破したものの、通信が繋がらないトラブルによって自分の作り上げた密室に囚われてしまったカガリ。密かに現れた『慈愛の怪盗』と同盟を締結し、遅れてやってきた"先生"ら一行を交えて乱戦を演じてもらい、その隙に首謀者たる銅田を人質に取ることに成功


    パーティメンバー全員が再び一堂に会し、慈愛の怪盗との決戦が開始。最大目標である『時計王の冠』を巡って争奪戦を行っていたが、なんとか時間を稼いで侵入した保管庫にその実物はなく……冠は最初から怪盗の手に落ちていた。「予告状の時間通りに盗みを成立させるため」という理由で怪盗の狂言に踊らされていたことが明らかになり、大きな衝撃を受ける面々


    カガリはこれに納得が行かず、改めて冠を賭けた『決闘』を行うことを申し出る。いささか突然かつ奇妙な提案だったが、慈愛の怪盗はその主張に耳を傾けようという姿勢を見せていた。どうなるカガリ

  • 3二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 20:53:36

    建て乙です

  • 4二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:07:51

    立て乙
    いよいよ運命の一騎打ちへ

  • 5二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:09:04

    立て乙

  • 6二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:22:05

    立て乙です

  • 7二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:35:25

    一騎打ちどうなるかねぇ

  • 8二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 22:46:29

    大丈夫かな

  • 9二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:10:42

    立て乙です

  • 10二次元好きの匿名さん25/02/28(金) 23:11:01

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 01:40:17

    たておつですー!
    一周年おめでとうございます~

  • 12佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/01(土) 05:11:38

    ……えー。まあ、その、まずはこの提案を受けることで怪盗さんにいったい何の得があるのかっていうところから話すんですが。

    「なんか喋り始めたんだけどこの人」

    モモイちゃん静かに! ……こほん。お話をしたのは短い間だけでも、怪盗さんの価値観は少しだけわかった気がします。金銭欲や承認欲が目当てでこんなことをしてるわけじゃなくて……言い方を借りると、『美学』ってのをすごく大事にしている。

    「そうですね。尤も、その美学の全てが他者から理解されるとは思いません……些か高望みというものになってしまいますから」

    でも、そんなに人間離れした感性は持ってないですよね。予告状の時間と合わせるために僕たちを欺いていたのも、犯罪者の理解不能で執拗な拘りとかじゃなくて……単純に、わざと僕たちにチャンスを与えてくれたのかなって。

    「直感に反しますが、理解出来なくはありません。ただの窃盗犯らしからぬ行動原理の持ち主であることは確かです」

    怪盗さんにとって、予告した通りの品物を盗むことは『ゲーム』みたいなもの。きちんとルールを決めてそれを守り、結果だけでなく過程を楽しむことに意味がある……みたいな感じかな、って思ってます。

    「……そう考えると、私たちと近いところもある……のかな?」



    dice5d100=24 90 52 22 91 (279) ダイス1つごとに交渉ステータス(91)以下で1回成功

  • 13佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/01(土) 05:32:13

    「ふむ。中々良い観察眼をお持ちなのでは? 完璧でこそなくても、説明として大きく間違っている部分はありません」

    ……よし、食い付いてくれてる! ちょっと変な流れだったけど演説始めてよかった。あとは、こっちが提示する条件をいかに飲んでもらうか……

    「で……でも、王冠はもう取られてるし……わざわざ怪盗さんがリスクを負う必要なんて……」
    うん、普通に考えたら全く無い。……でも、怪盗さん、実はちょっと後味の悪さを感じてたりしないのかな、って。
    "……後味?"
    印象ですけど、『公平』とか『フェア』ってところに重きを置いてる気がします。早い話が、始めから勝ってる戦いを芝居で接戦に見せかけてたのは、慈愛の怪盗にとっては少し不満足な幕引きなんじゃないか、って。先生みたいな悪魔的思考の持ち主ならまだしもさ。
    "えっ……急に刺された……"
    重ねて言うけど、怪盗さんはお金とかチヤホヤが目的で盗んでるわけじゃありません。極端に言っちゃえば、今日の夜いい気分で眠りにつけるかって話です。
    「ふふ、面白い表現をしますね。確かに、時として納得や満足はすべてに優先される……」
    そして、それは僕も同じです。このまま、戦いですらない戦いに負けて帰るのは、嫌です。もしも怪盗さんが、『戦いですらない戦いに勝ったって嬉しくない』と思ってくれてるなら、僕たちの利害はまだ一致したままですよ。
    「………………」

    これ見よがしに首を傾げ、軽くあくびすらしてみせる『慈愛の怪盗』。……機嫌が悪くなさそうなことはわかる。でも、その他のことはわからない……わからないというより、僕が知らない種類の感情を抱いてそうだった。

    「……決闘の内容をお聞かせ願えますか? ああ、念のためお伝えしておきますが、私はかなり乗り気ですよ」

  • 14佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/01(土) 05:52:34

    ……正直、戦闘で勝てる気は全くしてません。先生の指揮付きで、5人がかりの時間稼ぎすら大変だったし。
    「それでも、面白い勝負にはなるとは思いますよ」
    いや、勝負は1対1です。僕の勝手で言い出したことので……みんなを巻き込むつもりはなくて。
    「………………」
    鬼ごっこ、とか、どうですか? 折角広いお屋敷ですし。僕が走り出した30秒後に怪盗さんが追いかけ始めて、もし僕が捕まっちゃったら、怪盗さんの勝ち。
    「……制限時間は?」
    ……へへ。どれだけ長くてもいいですよ? でも、予告状の時間を重視するなら、7時38分……今から2時間くらいが限度かな。
    「………………」

    なんでもない振りをして横向きにふらりとステップを踏む。怪盗さんは、僕が突然こんなに強気になった理由がわからないだろう。そして後ろから、『こいつマジか』というニュアンスの視線が突き刺さってくる……いや、被害妄想かもしれない。実際、そう思われても仕方ないくらいのことは言っているけど。
    これは完全にズルだ。いわゆるチートってやつ。今は特製の制服も着てないし、実はかなり疲れてきてるし、僕の特異性が発揮されるには万全の状態だった。もし発揮されれば、角を1つ曲がって視界から外れるだけで、怪盗さんは僕のことを全く見つけられなくなる。

    "カガリ?"
    ……せ、先生。なんでしょうか。
    "……ヒマリには、後で一緒に謝りに行こうか"

    さっすが先生、話がわかる! ……って手放しに喜べる種類の宣告じゃないのは流石に理解できた。でも、今この時は黙認してくれる……我儘を通させてくれるみたい。あとは、怪盗さんの返事次第……

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 11:30:00

    急に刺すじゃん…

  • 16二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 17:23:07

    成程その手があったか

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:21:38

    これは勝ったな
    ちょっとずるい気はするがまぁカガリちゃんの体質だし

  • 18佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/02(日) 07:16:16

    「良いでしょう。貴方の言う通り、心の何処かで腑に落ちない部分はあります……『時計王の冠』は、再び勝負のテーブルに戻される、ということで」
    ! それじゃあ、決まりですね。さっそく――
    「ただし」

    遮られる。……何かあるの、バレた? ちょっと急ぎ過ぎたかな、とか逡巡して、また表情を窺う。やっぱり、そこには余裕以外感じ取れなかった。
    というか、持て余しているような面持ちですらある。まるで膝の上の飼い猫でも撫でている時のような態度。底が見えない……

    「思うことがあるのです。もし、貴方が敗れたとして……その時の貴方は何も失わないのかと。幕引きとしては、少し面白味に欠けますよね」
    ……お、面白味?
    「はい。ですから……もしも貴方が、同じテーブルの上、冠の隣に相応のものを差し出してくださるならば、乗りましょう」
    いい、ですよ。僕が差し出せるものなら。……何を差し出せば相応になりますか。
    「ふふ。そうですね、例えば……」

    ……沈黙のまま数秒経って気付いたけど、彼女は悩むフリをしているだけで、既に心当たりがあるみたいだった。変わらず天井に張り付いたまま、視線を落とす斜め下。
    そこには、罠から抜け出した後のアリスちゃんが、こちらに来ることなく1人で立っていた。

    「そちらの、黒髪のお嬢さんが持っている……それ。清掃用モップの先にぶら下がっている、可愛らしい人形とか」

  • 19佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/02(日) 07:54:02

    僕自身、それが何なのかはわからないんだけど、その言葉で一瞬にして空気が凍り付いたことだけは、何故か理解できた。

    「まあ、先ほどから随分と振り回されていますし、大きな価値を持っているようには見えませんが。勝利の思い出の品物として、大きさも手頃に見えまして――」
    それは、僕が差し出せるものじゃありません。それを賭けることは出来ないです。
    「……そうですか。では、決闘は破談に?」
    ……はい。ごめんなさい、変なことで呼び止めて。
    「構いませんよ。ふふ、興味深い勝負になりそうだった分、少し残念ではありますが……」

    絶対に偶然じゃない。絶対に、僕がこうなるってわかってて引き合いに出した。
    じゃあ……慈愛の怪盗は、あのキーホルダーが何なのか知ってるってこと? そんな訳ない。だとしたら、"だいじなもの"であるってことだけ見抜いたのか。僕が怪盗の美学に対してやってみたように……
    それを、あの激しい戦闘の中で、一つの言葉も交わさないまま? ……何が見えてるんだ、この人。浮かんだのは恐怖心だった。

    「弱さもまた強さの一つですよ、お嬢さん」
    ……は?
    「ちょっとした助言になります。勝つことだけが善ではない、という処までは判っているようだったので」
    ………………
    「嗚呼、そろそろ本当にお別れの時間でしょうか。それでは――」

  • 20佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/02(日) 08:21:31

    ――――ドカアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!

    突如、怪盗の姿が閃光に包まれる。僕は物凄くびっくりしてそのまま後ろ向きに倒れた。
    視界の端から影が跳んで、閃光の中に突き刺さっていく。……トキちゃん? 光の塊の直撃を顔面に受けて天井から浮いた『慈愛の怪盗』目がけて一直線、そのまま空中で衝突して、抱えられていた王冠を両手で引っ張り、怪盗さんの身体と王冠の間に脚を捻じ込んで剥がし、強奪。ここまで5秒くらい。

    「名演でしたよ、カガリ! 怪盗の警戒レベルは殆どゼロでした!」
    「『時計王の冠』、確保。ありがとうございます、アリス」
    …………???????
    「何が起こったのかわかっていない、という顔ですね。先日、エンジニア部にお邪魔した時、無点灯かつ静音で発射できる『サプライズモード』を搭載してもらったんです!」
    「流石の私でも驚きました。まあ、驚きながらも即座に最適解を導出して最高の連携に繋げられたので、メイドとしての私の能力が非常に優れていることをまた示せましたね」

    得意げに『光の剣』をたんたんと叩くアリスちゃん。ピースするトキちゃん。感情が迷子になっている僕。
    ……ふと、左手側の地面に何か落ちているのを見つける。なんだこれ。拾ってみると、蝶の羽根のような形をした……

    「……成程。確かに、お嬢さんがエネルギー砲を撃つ時、必ず掛け声がセットになっていましたね。無意識の内に、私は条件を刷り込まれてしまった……全てこの時のための布石だった、というわけですか」
    え、あれ、怪盗さん!?? あっこれ仮面……!!
    「そして、唐突にも思えた貴方の交渉も、この一撃を確実なものとするための陽動であり、時間稼ぎだった。……お見事です」
    "カガリ、そんなことまで考えてたの!?"
    「さ、さすがです、カガリ先輩……!」
    ええええええええ!!?!?
    「いや絶対そんなこと考えてないよこの人」
    「うん。冷や汗ダラダラだったもんね」
    ……そうだけど、そうなんだけど……!!!

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:45:04

    流石カガリちゃん見事な策略だ()

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 17:25:20

    とりあえず上手くいったからヨシ!

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 23:27:05

    保守

  • 24二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 08:22:26

    仮面取れちゃった
    いや割れたのか?

スレッドは3/3 18:22頃に落ちます

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