- 1二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:12:56
- 2二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:13:17
- 3二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:13:33
- 4二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:14:32
- 5二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:16:02
スレ主もこれから書き始めるけどかなり遅筆なので、すぐに文を書けなかったら申し訳ない…!
- 6二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:31:50
自分も書くけどとりあえず10まで保守した方がいいかもしれんね
- 7二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:35:30
面白そう保守
- 8二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:35:52
夜は規制もあって落ちやすいぞ保守
- 9二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:36:13
保守ありがとうございます
- 10二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:36:26
ほ
- 11二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:49:54
- 12二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:50:02
練習で 5分で書いて みたかった だけど余裕で 時間はオーバー
<情景描写>
苔むした巨石でできた谷間に静かに川が流れる。
そびえ立つ岩の間から落ちる清涼な水が川面を叩く音が周囲に響いていた。
谷間にかぶさるように生い茂った木々から柔らかな光が漏れ、水面をきらめかせる。
- 13二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:57:58
もう5分とか嘘だと言ってよバーニー…
<情景描写>
家のドアも壁も小道も多種多様な青色が彩る。
紺碧に塗られた階段や壁には目の覚めるような赤や黄色、オレンジの鉢が飾られて通行人お目を楽しませる。
乾燥と暑さの厳しいこの地域にあって、すっと空へと伸びていく植物の緑の葉がその生命力を誇っていた。
- 14二次元好きの匿名さん25/03/01(土) 23:59:27
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:06:34
自分が使いがちな単語がよくわかるな
<情景描写…?>
夜の暗さを吹き飛ばすネオンの看板が道路の両脇から迫り出していた。
ガイドブックを片手にした観光客達は威勢のいい客引きの掛け声に顔を上げ、ページを閉じる。
人々の熱気と辺りを漂う食欲を誘う香り。そのひとつひとつが粒子となって体にぶつかってくるような圧倒的なエネルギーに満ちていた。
- 16二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:07:26
- 17二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:12:46
- 18二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:14:17
- 19二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:16:50
- 20二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:17:34
ありがとう! そして感想嬉しい☺️
そちらの文章も素敵だった
自分はなんかこう『情景をそのまま描写すること』がちょっと苦手なんだけど上手くて羨ましい
それぞれ静かさが耳に染み入るような、晴天から降る白光が見えるような、旅のワクワク感が伝わってくるような文章だった……自分も精進せねば……
- 21二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:18:48
あ、スレ主が挙げた写真以外でも他に気になる写真があしましたら
みなさまお好きにアップしてスレを賑やかにしていただければと思います! - 22二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:22:33
無常感、って言うんだろうか
そういうものをひしひしと感じられて素敵だった
青年に何があったのか、この後どうなるのか、そういう煩雑な思考を『橋は何も言わない。橋は何も思わない。』に収束させて葬るように終わらせているのが「匠の技だ……」と思わず理解者顔でうなづいてしまった……三十分でこれ書き上げられるの凄いな……
- 23二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 00:29:44
はわわ…理知的な文章…ありありと情景の浮かぶ的確な描写…物語も美しくて好きです…
写真の景色だけでなく、その景色へと至る背後に流れる長い時間を深く感じさせると共に
今を描写し、そして青年が落ちた後にふたたび静かな情景へと至る、そして未来へ続いていく物語の美しさ…
30分…?
30分?????
- 24二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:08:11
マカオの写真を見て書いてみたい事を書いてみました
ああ、うっとうしい。
中心街に向かいほどに強くなる、人々の活気からでる騒音と人間を光に集まる虫だと思っているのかと思うほどの強いネオンに脳を揺らすような不快感が止まらない。仕事の終わりに何の気無しに寄るんじゃ無かった。
…君ときた時は、中心街に向かう程に人々の活気一つ一つがステップを踏むように足を軽くさせ、ネオン一つ一つが君を照らすライトの様で芸能界に迷い込んだかと思う程だったのに。
1日訪れた、観光地を第二の都の様に溶け込む君がいなくなるとこんなにも疎外感のある場所だとは思わなかったな。君は今、誰と関わっているのか、と考えてしまうのは異国の地だからだろう。 - 25二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:24:48
川を揺蕩う私の真上を森は枝を伸ばし屋根を形作った。
木漏れ日と共に覗く空の薄い青は、この渓谷を静謐の色で照らしている。
ひんやりと、苔むして、そびえ立つ岩の壁からは滝の音が落ちていた。
雄大な自然の中にしつらえられた橋には人影などなく。
世界の狭間に取り残されたような気持になった。
その町を一言で表すなら間違いなく白だ。しかし全てが真っ白ということはない。
私は青い階段を上った。その傍らには赤色や黄色、様々な色に塗られた鉢植えが
街の白々しい寂しさを紛らわせるように並び彩りを添えている。
今度子供をここに連れてこようと思った。
白い画用紙とカラフルなクレヨンもプレゼントして。
あの子なら、きっと良い思い出を描き残せる気がした。
闇夜に輝くネオンサインは、うるさいくらいに眩しくてどこか妖しい色気がある。
所狭しと掲げられる看板はその意味がわからずとも歩行者たちの目を盗み。
ギラギラと照らされた街は夜空に輝く星を忘れさせる。
空に星を見つけられなくなった人々は、地上で輝く星を望んだ。
故に、毒のように美しい繁華街のスターたちは何者をも魅了するわけだ。
写真の場所はミリしらなので第一印象だけで描いてるためきっと内容はメチャクチャ
- 26二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 01:36:09
(見た目から連想して、架空の土地として扱ってます。ガイドブック風)
(湖の名前)は、森の奥に存在する秘境の湖だ。
精神統一にピッタリな場所故、この場所を知る人々が心を休めるために近場に来ることがある。
また、この湖には主といわれる魚が居るというウワサ…
海辺の港町に来た人を初めに出迎えるのは真っ白な家。
カラフルな植木鉢に植わさった植物と波の音が合わさり、南国情緒を引き立ててくれる。
中には隠れたお土産屋もあるので探してみるのもいいかもしれない。
この眠らない街の繁華街を彩るのはカラフルなネオン。
様々な店のネオンが、まるで甘い香りの花のように人々を引き寄せる。
食べ歩きするのもいいが、散財のしすぎや食べすぎには注意しよう。
- 27二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 07:38:37
- 28二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 07:40:57
感じた繁華街の鬱陶しさの描写と、「君」がいた頃の同じ繁華街の楽しさの描写の対比が美しい 同じ光景をここまで正反対の雰囲気で書けるなんて凄い
どちらの描写もその光景がありありと浮かんでくるようで、文章力が凄まじいと思った
「君」はどうして居なくなったのか、背景も考察したくなるような魅力的な文章だった
- 29二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 08:27:07
同じ場所でも一緒にいた人で感じ方が変わる…その落差や風景は心で見ていると気付かされました
きっと「君」と来たときに輝いていた思い出の場所だから訪れただろうに
「君」が隣にいないことをまざまざと実感することになった感情の動きがひしひしと伝わる…
物語を想像させる文章で好きです
- 30二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 08:38:09
は〜…美しい…とても美しい…
的確に情景をその風景にあった雰囲気の言葉で描写していてかつその中に
視点主だからこそ感じられたことがすっと伝わってきて、しかも文章の中でシーンが完結していて気持ちいい
他の方々も含めて、こんな豊かなさまざまな文章・作品をお気軽に摂取できてしまっていいんだろうか
スレ建てした自分、マジでグッジョブ…
- 31二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 08:40:47
- 32二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 08:56:30
冷えた空気から逃れるように布団にくるまってまどろむ。
鳥の羽ばたきにふっと意識が上昇した。
目を擦りながらうっすらと光の差し込む窓をみれば電線に鳥達が留まっていた。
あれはドミソ。あっちはミソラ。
はちゃめちゃな音が脳内に響く。
鳥達は羽ばたいて空へと消えると静寂が戻った。
僕は起き上がるとティファールのスイッチを入れた。
目覚ましにホットコーヒーを飲んで、ついでにそのコップで指も温めて。
今日は自由に音と戯れよう。あの鳥達のように。
- 33二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 08:59:04
- 34二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:40:11
エマちゃんのワクワク感が伝わってきていいですね…!
情景の要素を抜き出して表現された描写は素直に読みやすくて、読者によって色々なイメージが湧くような、想像させる余白があって好きです
絵を描きたくなる文章ですね!
- 35二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:42:09
このレスは削除されています
- 36二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:10:22
- 37二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:31:28
- 38二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:32:21
- 39二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:33:09
- 40二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:36:22
- 41二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 11:36:58
- 42二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:22:08
- 43二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:25:45
影をなぞっていた。そぞろに移ろう視線が、その輪郭を撫でるのだった。
淡い空。薄い空。広い空。遠い空。言葉を重ねるほどに、かえってその赤裸々な有様から遠のくようで。なんて淋しいことだろう。だからその掴みがたい空に近づくために、影をなぞることにした。
影は、その黒の密度を異にして、奥行きを語ったいる。別に影が好きなのではない。空を追いかけているだけだ。
影が彩らない余白は、そのうち空になるはずだから。空を表す言葉を数えるよりも、視界に落ちる影を数える方が、手を煩わずに済むのだから。
最後に浮き彫りにされた空は、果たしてどんな色をしているのだろう。期待の絵の具で、胸に広がる虚像のキャンパスに色を載せる。
あれは倦んだ電線。鼠色で縁をなぞる。
あれはさざめく草木。歯の浮くような青を塗りたくる。
あれは飛び立つ鴫。控えめな茜を滲ませる。
影を数える。筆を走らす。情景と眺望の二枚写しに、世界は荒唐無稽な彩りを帯びる。
しばり、と瞬く。櫛で濡烏を解くように、空気が睫毛の間を潜る音がした。
目を開ける。それは筆を置くことだった。
影は蒸発したようだ。一面の空。
- 44二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:34:15
- 45二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:37:44
白いキャンパスに、ターコイズを溶かしたような神秘的な景色に目を奪われる。普段は鬱陶しいだけの風がひんやりと肌を掠めて気持ちがいい。
小さい頃、来た時は
「さびーけどディアルガいそうだから好き」
とか言ってDSでポケモンいじっててごめんよ父さん母さん。
修学旅行などで訪れた景色を大人になってから見直すと、あの時何でちゃんと見てなかったのだろうと土地の由来や歴史を知る度に後悔する。
折角だし景色を写真で撮ろうとスマホを取り出そうとすると
「…ユキノオーいそうだから好き」
「何言ってんの、Switchしまいなさい」
「…ディアルガじゃなくて?」
「お父さんも何言ってんの」
どうやら我が娘は、ユキノオー派らしい。
日光の光が雪を照らし、星のように煌めきながら落ちてくるような景色を尻目に、娘のSwitchを覗き込む。
何言ってんの言いつつユキノオーを確認している妻と、どこら辺にいるか検討している娘。
旅行での景色は、毎回景色が変わるらしい。
全て楽しい、人生の思い出だ。
- 46二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:41:31
- 47二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 13:46:06
冷たさは鋭さに喩えられる。
凍結。氷解。凍土。言葉に埋め込まれたこおりは、いつも鋭い停滞を表す。
冷たく滞るもの。人は氷に、そんなイメージを背負わせたようだ。
飽和し膨らむ白色を目に注ぎ込みながら、そんなことを考えた。
不恰好な樹氷が、名無し草のように雪原を覆う。無骨な山肌が纏う雪化粧。雲が剥き出しの空を晒すことを拒んでいる。
白色は無垢と可能性を背負わされた。白紙。自白。潔白。人はいつも、どうして身勝手な観念で言葉を縛りつけるのだろう。
なんて自由なのだ。一面の白と氷を見て、私は澄んだ空のかけらを胸に吸い込んだ。濁った息を吐き出し、純白を小さく汚した。
いずれ雲は去るだろう。樹氷は失せ、野暮な緑が茂っていく。山肌が痛々しく剥ける日も近い。
今を否定する全ての未来を思い描き、目の前の束の間をただ愛おしむ。
白い氷の世界に、私は確かに今、立っている。
- 48元ネタはsoldiers(曲)25/03/02(日) 16:00:44
「その景色は、まるで別世界」
……かつて読んだ小説の一節だったか、それとも、何処ぞかで聞いた歌詞の断片だったか、今となっては思い出せない。その当時は陳腐でありきたりな表現だったと思ったものだが、しかし、そのようなありきたりな言葉だからこそ、表象し得る光景があるのだということに、今更ながら気付かされる。
己が心の裡に焼き付けるように、あるいは溶かし込むように。私はじいっと目を凝らして、眼前に広がる光景を収める、空の蒼と、雪と雲の月白と、遠方に広がる、剥き出しになった山肌の灰。そして、私の口から断続的に溢れでる白い吐息、この四色が複雑に混ざり合い、一つの幻想的な雪景色を作り出していた。それは美しく、蠱惑的で、しかれども、私を飲み込んでしまいそうな恐ろしさがあって。私は小さく笑みを浮かべる。
ああ、この景色は。本当に別世界だ、としか言いようがないな。
- 49二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 16:12:52
「お菓子の家みたいだ」
旧市街の町並みを眺めた僕は、思わずそう感想を漏らした。
「お菓子の家? ヘンゼルとグレーテルか?」
我が息子ながら変な事を言いうなあという顔の父のツッコミに、僕は慌てて訂正を入れる。
「いや、童話じゃなくて。ていうか、あれ舞台はヨーロッパじゃん。そうじゃなくてさ、窓枠周辺とかの白い部分がアイシングっていうの? 砂糖菓子のコーティングみたいだなって思って」
「言われてみれば、結構シュトーレンに似てるかもなあ」
父はここ数年日本でも流行りだしたドイツのクリスマス菓子の名前を口にする。
まったくここは中東の国だというのに、またヨーロッパ繋がりではないか。そう思ったが、そもそも自分が連想したアイシングだってヨーロッパ発祥なのでは? と思い至るまでにそう時間はかからなかった。
改めてもう一度街並みを眺めてみた。
思った以上に、僕たちの脳はヨーロッパに浸食されているようである。
確かに色合いはよく似ているなと父に同意せざるを得なかった。
- 50二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 16:52:53
- 51二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 17:12:21
- 52二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 17:49:03
乾燥した風が顔を撫で、刺すような日差しが濃い影を落とす。
日干しレンガが積み重なった建物の窓や壁には白の線が走り美しく飾っている。
日陰を求めて小道の橋を歩けば、異国の言葉が歌っているかのように聞こえた。
焦茶色の巻き毛の少年の興味深そうなオリーブの目と視線が交わるも、母親に手を引かれてすぐにそれは解けた。
柔らかな女性の声に応える声は高く空へと吸い込まれていった。
- 53二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:18:09
ジーザス!クライストォォォォォォ!
なんだ!?このファンシーな空間は!――心の中で俺は絶叫したよ。
どうやらここは奥まった住宅街か何かの裏のようだ。
狭い坂道に向かい合うように住居の壁が並んでいる。
つまりは屋外だ……が、こいつが気持ち悪い!
家も壁も、床の階段すらもだ!全部が青!青!青!
まるで夢の中か何かのようにふわふわと非現実のような質感で何もかもが青白い!
『あぁ、これが死者の迷い込む国ヴァルハラか』と思ったね!
(※マサトシはヴァルハラをファンシーな死者と生者の狭間の世界と思っている。
正しくは北欧神話の死した戦士の魂の集まる宮殿であり、そのようなものではない)
しかも、それだけじゃないんだ。
その空間の中のあちこちにポップでファンシー、カラフルな鉢が散りばめられてやがるんだ。
わかるかい?ステファニー
こんな空間に突然スポーンしてしまった俺の気持ち
――どうでもいいから、早く言ってちょうだいよ、結局どこなのよそこ。
あなたっていつもそうね、自分のことを聞いてもらいたくてしょうがないって。
まるで女々しい豚だわ。先に結論から言いなさいって言ってるでしょう?
女々しくて!女々しくて!女々しくてつらいよ!!!!!
そうだよ、モロッコだよ、モロッコヨーグルの!
――まぁ!あのモロッコヨーグルの!
モロッコヨーグルってそんな不思議な空間で作られていたのね!
(※違います、断じて違います)
- 54二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:22:44
柔らかな新緑が風に揺れていた。
水分をしっとりと含んだ空気を肺一杯に吸い込む。
木々のしなやかな影が映るのは悠久の時を重ねた石壁。
そっと横たわる苔むした柱に手を添わせると、ひんやりとした石に体温が移る。
私は、過ぎ去った遠い過去と今が交差する狭間に触れているのだ。
- 55二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:28:51
- 56二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:30:04
- 57二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:35:50
- 58二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:43:17
- 59二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:53:34
このレスは削除されています
- 60二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 18:55:10
- 61二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:33:13
大人でほろ苦い内容で写真の雰囲気と重なるのがいいですね!
家の主人がいない布団で過ごせるほど近しい間柄なのに、カラスの鳴き声に急かされるようにその家を出て、帰路に着く…
帰る先が今いるそこじゃないなんて切なすぎます…!
- 62二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:47:27
雪原に何百何千と乱立する雪の塊。
奇妙なオブジェのようなそれは、しかし吹き荒ぶ風に立ち向かう命の強さだ。
力強く立つ樹木に近づけば、冷たい光が薄青い影を伸ばしていた。
雪は白だけだと思っていたな。
遠くを見遣れば、山影は青く、光の照らす先は白く輝いている。
すこしずつ日は傾き影が伸びる。
夜になれば、月光で新たな色をみることができるだろうか。
- 63二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 19:55:06
視点主が子供の頃は、もしかしたらご両親から共感はもらえなかったかもしれませんが
視点主の娘がかつての自分と同じ視点で世界を見ていること、それを一緒に見ようとしてくれている妻がいる
そんな視点主の家族の暖かさが伝わってきました
- 64二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:01:49
悠久の時を経て朽ちていく遺跡…その静かな死へ挑む探検隊
隊員達の当初の遺跡に対する畏れと、隊長の不敬とも取れる動作とのギャップ、生と死のコントラストがいいですね!
遺跡の中へ足をすすめる探検隊の行方が気になります!
- 65二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:09:16
- 66二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:15:33
- 67二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:20:14
とてもいい…
ついつい文化や風土に着目しがちですが、写真を見たときの素直な感想
お菓子の発想は全くなかったので、その筆者の視点とそれを表現する軽やかな筆致に写真を改めて見るとお菓子にしか見えなくなりました
コーヒーを片手にアイシングクッキーを食べたい
- 68二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:26:30
書かれた文章一つ一つに感想出してるの凄いな…
- 69二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:26:44
あ〜…脳内に胸元が伸びて、汗や油で薄汚れた少し黄味がかった、かつて白かったタンクトップを着たおじさんがいます
ちょっと無精髭が生えた顔で首の後ろを掻いて話してる感
故郷を大切にしている気持ちにあふれた人であってほしいような後ろ手に銃を隠し持っていてほしいような
そんな続きを想像したくなる文章でした
- 70二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:28:32
感想書くの苦手というか自分の語彙力というか読解力というか感受性というか想像力というか
創作をする上で諸々が足りないことに打ちのめされながら書いております!!!!!!
他の方々も、どこか琴線に触れられましたらコメントをしていただけますと誠に嬉しく思います!!!!!
- 71二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:38:17
はい可愛い
異国を訪れた少女からみた世界の美しさ…
舞踏会に胸を膨らませる少女の服装は故郷のものでいかにも外国のお嬢さん的な感じでもいいし
現地の服装を身に纏っているのもそれもまたよい
少女視点の世界もみたいけど、同時にその世界を楽しむ少女を見つめたい、そんな気持ちになる文章でした
- 72二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:45:29
ハイ マサトシ!
ポップでファンシーな青の世界を気持ち悪いと言いつつ実は楽しむ(?)その姿勢!素直な言葉もそれもまたよし!
ただし異国の地であることをゆめゆめ忘れず素直すぎる表現にお気をつけて!
はぶあないすとりっぷ!
- 73二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:54:57
- 745525/03/02(日) 22:41:50
例えばキャラとか建物に差す影の色を夕焼け風に赤く、っていう発想自体は
絵でも3D映像でもあるよね
青だって緑だってできるから
そこから「陰影は黒とは限らない」って発想が自分に蓄積されたんだろうね
って言語化できたよ
感想頂きこちらこそありがとう!
- 75二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 00:13:15
とある出来事。
あれは、今振り返ってもほんの些細なことだったように思える。だがその些細なことが、流血に繋がってしまった。初めて銃を撃ったのはあのデモの時だった。「財閥からの要請?」
信じられなかった、政府からではなく。たがの一企業からの要請で国が動いて、それによって警察が動いたことに。
そのデモを鎮圧する為にたどり着いた、大きなビルの隙間から見えた光はとてもきれいだった。
「キレイだ......」
それはとても幻想的に感じた。だが、自分はこんな状況でキレイなものを見たくはなかった。
よくこの景色を見ると、太陽の光が自分を非難しているようにも、見えたからだ。
「これを汚したくはなかったな」
この景色に幻想的に感じていたから。ここを、血だまりにすることになる自分の行動が嫌だった。
「でも、やるしかなかった......」
過去を振り返るのをやめてあの人と同じように、ビル外の太陽を見た。あの時と同じきれいな太陽だが......あの時と同じように感じる。
......ことはなかった。
「やっぱり太陽は、嫌いだ......」
- 76二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 01:02:31
ある早朝に田舎で見た日の出を思い出した。あれは確かに素晴らしい朝日に違いなかったが、草原の中で無数のハエに囲まれていたので良い思い出は無い。
ともすれば、この朝日のわざとらしい事。道路が直線的すぎるのは考え物である。人のいないオフィスビルと渡る者のいない横断歩道、そんな都会的風景の中であの日光のみが先を照らし遮る役割を持っている、なんという皮肉だろうか。