- 1二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:39:19
- 2二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:40:20
「パンデミックハザード」の元ネタ考察
本イベントの元ネタを考えるうえで、まずジュリの神秘がヒントとなる。
「ダゴン」
ダゴン - Wikipediaja.wikipedia.orgカナンの農耕神。名前が魚を意味する言葉と混同されて魚の神にされる。更に旧約聖書にて悪魔に堕とされ、そこからラヴクラフトの小説でクトゥルフ神話の怪物にされた。
「地獄の辞典」において地獄のパンの製造と管理を司るパン管理長の座に就いているとされる。
農耕の神が下にあることが通常メモロビの菜園の話。パンちゃんについてはパン管理長だから。そして今回のアルバイトについてだが、聖ヒエロニムスが「カフェルダゴ」について記述していたことから。メイド衣装のようなユニフォームは、ダゴンがあるアッシリアの詩でネルガルおよびミシャルとともに死者の裁き手として登場するためか(メイド=冥土)。
- 3二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:40:51
- 4二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:41:15
では本イベントがカルタゴのどのイベントに該当するのか考えた時、見つかったのが「カルタヘナ議定書」だった。
生物の多様性に関する条約 - Wikipediaja.wikipedia.orgこれは生物多様性の条約であり、コロンビアのカルタヘナで会議が行われたことによりこの名で呼ばれている。
カルタヘナと言えばスペインのカルタヘナ(カルタゴの新しい都の意)が思い浮かぶが、コロンビアのカルタヘナはスペイン人が開拓して作った都なのでカルタゴと関係がある。事実この2つは姉妹都市。
コロンビアのカルタヘナにはカラマリ人という原住民が居り、「カラマール(烏賊の意)」と呼ばれていた。カラマールの激しい抵抗によりスペインによる開発は大きく遅れた。パンちゃんの触手はタコではなく烏賊、カラマールが元ネタだから制御不能なのかもしれない。
- 5二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:41:38
ここからジュリの生徒テクスチャはスペインのカルタヘナ(カルタゴ・ノヴァ)に関連した偉人である可能性が高くなった。そこでノヴァで起きた戦いを調べて出てきたのが第二ポエニ戦争の一幕「カルタゴ・ノウァの戦い (紀元前209年)」
カルタゴ・ノウァの戦い (紀元前209年) - Wikipediaja.wikipedia.orgローマ軍がカルタゴの主要地であったノヴァを陥落させる戦いであり、干潟(ラグーン)を渡って侵入したのが決め手となった。アライグマシティ(ラクーンシティ)ともかけていたのかもしれない。関係ないかもしれない
ラヴクラフトの小説「ダゴン」では主人公が漂流の末に軟泥の大陸に着き、3日後に乾いて上陸可能になった島を探索する話である。干潟渡りはこちらが元ネタなのだろう。パンちゃんのソースが増えつつも、後半では粘液の痕跡が無くなる(いわゆる「パターン」がかわった)のはこれが元ネタ。その後のゲヘナ生徒は発狂していたのも小説「ダゴン」で主人公が怪物を目の当たりにして正気を失ったシーンを再現している。
ダゴン (小説) - Wikipediaja.wikipedia.orgちなみにラヴクラフトはこの小説を『錬金術師』を読んだウィリアム・ポール・クックに執筆再開を勧められ書いた作品。「ぶるーあーかいぶっ」のこの回のタイトルがホムンクルスにちなんでいるのはこの錬金術要素からなのかも
- 6二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:42:05
それでジュリの生徒テクスチャについてだが、この戦いで防衛していた「マゴン(マゴ)」が元ネタか。
Magón (209 a. C.) - Wikipedia, la enciclopedia librees.wikipedia.org名前の韻がダゴンに似ているというのもあるし、パンちゃんをローマ軍として見立てた場合、町の防衛のため率先して動いていたジュリの立ち位置にマッチする。
この戦いは本来カルタゴ軍が連携不足で援軍の到着が遅れている好きにローマ軍が速攻を畳み掛けて陥落させた戦い。本イベントでもアコが口封じされたことによりアハト・アハトの使用ができない状況に追い込まれた。今回は文明の利器により通信を行い、権利を先生に譲渡することで撃退に成功しているが、他のイベントも元ネタの神話や戦いから少しずつ改変が施されている形跡があるので今回もその一環だろう。
また、途中離脱していたイオリの推定生徒テクスチャ「ハスドルバル・バルカ」が援軍に来れなかったのがこの戦いの敗因。結末が変わったことで復帰したのか。
- 7二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:42:26
その他のネタ
ジュリの絆エピソードで隠し味の愛情をどれだけ込めればいいかの実験で、まず初めにスペイン料理のエビのアヒージョが出てきた(ガンバス (エビ)・アル・アヒージョ)。ここからスペインが元ネタにあることが窺える。
アコが用意させたアハト・アハトはスペイン内戦の期に改良されてできた兵器。
イベント「にぎにぎとゆきゆきて」でウミカが11日11時11分のバラの祭り(ドイツ:バラの月曜日)とトマトを投げる祭り(スペイン:トマティーナ)をゲヘナの祭りとして紹介したのに対し、エリカは知らない反応をする。あのイベントで登場しなかったジュリ・カスミそしてお留守番だと思われていたイブキの元ネタにはドイツかスペインが関与しているのかもしれない(他ゲヘナ生徒はそれ以外の国が元ネタ?)。
誕生日10月20日→国際シェフの日 ちなみにコロンビアの小児科医の日でもある 救急医療部が一緒に登場していた理由か
チナツの推定生徒テクスチャ「エピキデス(Epícides」。スペイン語で自動翻訳すると「疫病」と出る。どうやら「エピデミック」として翻訳されてるらしい。パンデミックの本イベントだからこその登場なのかも。
- 8二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:42:51
ノヴァの戦いでは周囲にハスドルバル・バルカの他、その弟マゴ・バルカ、義兄ハスドルバル・ギスコがいた。本イベントの主要キャラがそれぞれ該当しているのかも。特にマゴバルカについては今回生徒テクスチャとして挙げたマゴンと同じで「神からの贈り物」を意味する。明らかに異常な奇跡を起こしているジュリの能力を「ギフト」と呼ぶにふさわしい。マゴバルカはマヨネーズ発祥の地「マヨン」を設立したとされる。絆ストーリーのモモトークでマヨネーズを使ったソースを爆発させていたことからこっちの可能性もある。ただ、ジュリがハンニバル・バルカ(ヒナ)とイオリの弟ポジというのは違和感がある。ノヴァの戦いも蚊帳の外だった。
- 9二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 09:48:20
ラクーンシティで真っ先に思い浮かんだのがバイオハザードですね
- 10二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:01:54
セナの考察はまだ進めてないけど、救急医学部からの引き抜きであるチナツが「ヒナの夏休み」で第二ポエニ戦争の「シュラクサイ包囲戦 (紀元前214年-紀元前212年)」をモチーフにしたイベントを処理していたこと(先生がチナツの要請に「エーレカ」と応えるため)から、救急医学部はシュラクサイの偉人で構成されている可能性がある。
シュラクサイの僭主の一覧 - Wikipediaja.wikipedia.orgこの中にあったらいいんだけど、落ちるまでにぽいのがアレば挙げます。
- 11二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 10:05:52
- 12二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 14:25:31
このスレの93レス目で指摘されてたことだけど、イベントストーリーの各章タイトルは映画のタイトルやセリフが元ネタらしい。
https://bbs.animanch.com/board/4603735/?res=93
当該レスで挙げられてた元ネタは以下の通り。考察に役立つかは分からんけど挙げておく
バイオハザード(ゾンビ映画)
リリー・マルレーン(ドイツの女性歌手ララ・アンデルセンの生涯を描いた映画のタイトル)
WHAT A LOVELY DAY(映画「マッドマックス」のキャラのセリフ)
LAST GIRL STANDING(アメリカのギャング映画「ラストマン・スタンディング」のもじり)
- 13二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 15:31:05
- 14二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 15:34:05
- 15二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 15:57:08
少なくともジュリ=ダゴンはガチだと思う
パンちゃんにクトゥルフ要素がある事に納得だし - 16二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 15:59:11
- 17二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 16:11:19
クトゥルフ神話のネタを入れてるとすればパンちゃんはショゴスが元ネタだと思う。ダゴンの配下のディープワンもショゴスを使うから。
あまり制御できてないのはジュリの神秘がクトゥルフのダゴンではなく、その元ネタの悪魔学のダゴンだからとか。
- 18二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:31:06
セナの生徒テクスチャ候補「ヒポクラテス」
チナツの元ネタ「エピキデス」には兄弟。ともにカルタゴ軍に就き、シュラクサイ防衛を担った。
Ippocrate di Siracusa - Wikipediait.wikipedia.org彼の最期はペストによる病死。
通常セナのピックアップ募集に使われた「自由意志のもと誇りにかけて」について、医師倫理『ジュネーブ宣言』が元ネタらしい。この宣言は古代ギリシア医学の『ヒポクラテスの誓い』を下敷きにしている。ここからも同名の「ヒポクラテス」がモチーフの可能性がある。
星3/セナの詳細・評価 - ブルーアーカイブ(ブルアカ)攻略 Wikibluearchive.wikiru.jpこの兄弟はシュラクサイ(シラクサ)の 僭主「ヒエロニムス」との交渉のためハンニバルが送り出した。聖ヒエロニムスとは別人だが>>2で聖ヒエロニムスがカフェルダゴについて述べていたことも今回救急医学部が登場していた理由なのかもしれない。
シラクサが陥落したのはヒポクラテスがシチリア島に派遣されているときだったが、シチリアの州旗は神秘候補の悪魔「ブエル」に似ている。
シチリア - Wikipediaja.wikipedia.orgブエル - Wikipediaja.wikipedia.org私服メモロビの海と繋げるには流石にこれだけじゃ弱いか。火山の話を途中していたけど、シチリア島にはエトナ山がある。
エトナ山はテュポーンが封じられている山。前口上見返したらコクマーの出現地ってヒノム火山じゃなかったんだけど
- 19二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 01:14:00
senaはスペイン語でサインを意味する。そして「サイン」は占星術(アストロロジカルサイン)という意味がある。
サイン (占星術) - Wikipediaja.wikipedia.orgゴエティアにおいてブエルは人馬宮(射手座)のサインで表される。(バツと矢印が合わさった形)
通常衣装に見受けられるバツマークはこれなのかな。
ただ本イベントがスペインの話だったからスペイン語で翻訳しただけで、シラクサはイタリア。カルタゴの現在地はチュニジアで公用語はアラビア語・都市部ではフランス語も。そしてフランス語でsenaはまたも「元老院」。
セリナの誕生日と同じ聖人祝日でセリナの推定生徒テクスチャ「ラファエロ・マリア・ポラリ」もスペイン人だった。
ラファエラ・マリア・ポラス - Wikipediaja.wikipedia.orgセナとセリナがハンニバルであるヒナを救護室に匿っていた光輪大祭はストーリーの都合だけでなく元ネタがあるのかも? ドラマCDに実は何か仕込まれてたのかな
- 20二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 07:26:54
セナの名字の「氷室」は最初霊安室を指しているのかと思ってたけど、スペインwikiを見るにこれらの発熱を冷ますために氷を貯蔵していたみたいだね
他の国のページではそれほど医療関連の歴史は載ってないから名字はここから来ているのかな
結局、なぜ唐突にスペインに飛ぶのかがわからないけど
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