- 1125/03/02(日) 20:22:54
- 2二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:33:35
時光黒名七星か
- 3二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 20:34:43
平和メンツだな
- 4125/03/02(日) 20:37:13
ホコリっぽい匂いが鼻先をくすぐり、誰かのくしゃみが意識を浮上させる。
日焼けした引き戸、色褪せた畳、重そうなわりに小さいちゃぶ台。
起き上がった三人が見渡すと、そこは六畳一間の狭い部屋だった。
時光「……え?ここは……?」
黒名「……どこだここ……ふぁ~あ……」
七星「あれ?俺まだ寝ぼけてるんだべか……?」
狭い空間ではお互いの存在を認識せざるを得ない。
混乱した様子で無言のまま見つめ合う三人だったが、ちゃぶ台に置かれた一冊のノートが音もなく開かれ、自然と視線が吸い寄せられた。 - 5125/03/02(日) 20:45:00
『時光青志 黒名蘭世 七星虹郎』
『ようこそ』
『あなたたちにはここで共同生活をしてもらいます』
『そして』
『23日以内に 1886万円 を用意すること』
文字がひとりでに滲み出し、ノートを使って言葉を伝える。
明らかに異常な現象を目にした三人は、自分がまだ夢の中にいるのだという認識を強くする。
しかし、いくら夢から抜け出そうともがいてみても、目が覚めることはなかった。 - 6125/03/02(日) 21:02:23
時光「ああぁ……なにそれ?意味わかんないよぉ……!どう考えたっておかしいよね!?それとも俺とうとう幻覚見るようになっちゃったのかなぁ……?」
黒名「お、おち……落ち着け、落ち着け。夢に決まってる、絶対……」
七星「でも……夢の中ならなんで俺たち会話できてるんですかね?それにつねるとちゃんと痛いっす!」
ノルマを達成するか、もしくは自力でこの世界から帰還する方法を見つけなければ、目を覚ますことはできない。
理不尽な条件を突きつけられ、混乱で騒がしくなる室内に、ノートをめくる音がやけに大きく響いた。
『お金を稼ぐことは難しい』
『手がかりもなくこの世界を知ることは難しい』
『なので』
『この世界にいる間だけ あなたたちに特技を貸します』 - 7125/03/02(日) 21:08:01
- 8二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:09:43
柔道
- 9二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:10:23
- 10二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:10:50
シーグラスを見つけやすい
- 11二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:11:06
いいあいさつができる
- 12二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:12:19
パソコン
- 13二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:29:06
ハッキング
- 14二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 21:40:28
安価協力感謝
ダイスで三人の直感度と推理度を決めます ボーナス補正あり
時光(推理に+20ボーナス)
直感 dice1d100=45 (45)
推理 dice1d100=45 (45)
黒名(直感に+20ボーナス)
直感 dice1d100=16 (16)
推理 dice1d100=12 (12)
七星(両方に+10ボーナス)
直感 dice1d100=97 (97)
推理 dice1d100=54 (54)
- 15125/03/02(日) 21:46:35
名前外れとるがな
時光
直感:45/推理:65
特技:柔道(身体能力に+補正)
黒名
直感:36/推理:12
特技:いい挨拶(対人関係に+補正)
七星
直感 107/推理:64
特技:ハッキング(機械関係に+補正) - 16125/03/02(日) 22:12:55
七星「は、ハッキング……ってほんとにそんなこと俺ができるんだべか!?」
時光「柔道で少し安心したかも、元々できることだし……」
黒名「待て待ていい挨拶ってなんだ!?意味不明!意味不明!」
『特技はきっと役に立つ』
『もしも』
『目標を達成できなかったら』
『同じ日々が繰り返される』
『それは長くは続かない』
黒名「……意味深だ。焦る焦る」
時光「あぁ、信じたくない……信じたくないけど、ここは3年生の俺がなんとかしないと……!」
七星「えっと、それで……どうしましょう?お金を稼ぐか、自力で脱出方法を見つけるか……?」 - 17二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:17:44
七星がハイスペだ…
- 18125/03/02(日) 22:24:47
- 19二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:25:36
家の探索
- 20二次元好きの匿名さん25/03/02(日) 22:28:09
- 21125/03/02(日) 22:50:35
黒名「1886万稼ぐとか絶対無理だ、自力でなんとかする方が早い早い!」
七星「とりあえず手分けしてなにか探してみるっす!」
時光「そ、そうだね!それじゃこの部屋の中から始めてみようか……」
改めて室内を見渡す。
平均よりも体格の良い男子高校生三人が過ごすには少々……かなり手狭に感じる。
そこかしこに積まれた段ボールや雑誌の束が主な原因だろう。
古ぼけた部屋に似つかわしくない重厚な棚にはぎっしりと本が詰められ、所々からメモ書きのような紙切れが飛び出していた。 - 22125/03/02(日) 23:58:21
時光「写真集、生物学、絵本?なんだかまとまりがない本棚だなぁ……年代もバラバラだしこういうのちょっと気になっちゃうんだよなぁ……」
七星「段ボールの中身は古いおもちゃとか服がたくさん入ってるっす。まるで引越し前みてえな……」
黒名「二人とも、ちょっと来い来い」
いつの間にか部屋の外に行っていたらしい黒名が二人を呼ぶ。
その呼びかけに応じて廊下に出ると、自分たちが今通ったものと同じデザインの扉がずらりと並んでいた。
七星「うわ、思ってたよりも広いっす!」
黒名「ほとんど鍵がかかって開かなかった。気になる気になる」
時光「ほとんどってことは開いた扉もあったの?うええ絶対罠だよそんなの……あと一人で勝手なことするのはやめよう!?色々怖いから!」
黒名「了解了解」 - 23二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 08:32:32
保守
- 24二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 08:34:47
ほ