【ダンまち】【🎲＆⚓注意】ダンまちのキャラクターの立場が🎲で入れ替わるのは間違っているだろうか2.5

[1 文章力Lv.>>1 25/03/03(月) 12:25:21]

お久しぶりです。留学中は海外から掲示板に書き込むことが出来ず更新できなかったことをお詫び申し上げます

エタってしまった前スレはこちらです↓

【ダンまち】【🎲＆⚓注意】ダンまちのキャラクターの立場が🎲で入れ替わるのは間違っているだろうかⅡ｜あにまん掲示板

キャラクターのダイス表はこちらです↓

ダンまちキャラクター表 | Writening

入れ替え先のキャラと現在の活躍を分かりやすくまとめました

Writening - Error

このスレは🎲と⚓を利用してキャラクターの立場を入れ替えます。

ルールとしてはこんな感じ

1．ベルと神は立場入れ替え無し

2．それ以外は🎲で立場を入れ替える

3．ベル君の動向は🎲と⚓で決定する

4．時と場合によって入れ替えに整合性を持たせるためのカバーリングとしてオリキャラが生える場合あり

こんな感じで原作1巻目から再構築していく話になります。一部キャラは入れ替えナシかもです。そこは時と場合と気分で決めます。

[2 文章力Lv.>>1 25/03/03(月) 12:25:52]

おひさしぶりです。

>>10　まで保守をお願い思案す。

[3 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:38:14]

保守

[4 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:40:16]

保守

[5 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:42:28]

保守

[6 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:44:57]

枠変化一覧のやつがエラーになっているよ

[7 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:45:23]

保守

[8 文章力Lv.>>1 25/03/03(月) 12:45:50]

>>6

教えてくださりありがとうございます。マジだ。これでどうかな？

枠変化一覧 | Writening

[9 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:47:56]

保守

[10 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 12:49:08]

前スレの途中からスレが落ちるのがレス最終書き込みが12時間後から10時間後に変わったみたいだからそこを気をつけないといけないよ

[11 文章力Lv.>>1 25/03/03(月) 12:56:45]

>>10

ありがとうございます気を付けます。留学から帰ってまいりました。

過去スレではかつてソーマ・ファミリアの団長だったが、妹のアーニャを人質に取られたことにより、

ザニスにいいようにされていたアレン。アーニャがベルとオッタルに救われていたことを知り、

兄妹は感動の再開を果たすも、今の自分ではこれからの戦いでアーニャを守れないと、

自分の本音に蓋をして離れ離れになろうとするアレンを救うため、ベルはアレンに決闘を挑む。

という流れでしたね。修行を追え、オッタルとダンジョンを通る道中から再開させていただきます。

[12 文章力Lv.>>1 25/03/03(月) 13:27:19]

オッタル「ベル……お前のその、大型のモンスターを相手にした際に強張る癖だが、早急に直すべきだ。

　　　　　拭わなければ、致命的な場でお前の足を引っ張りかねん。」

ベル　　「オッタルさん……」

この言葉に隠されたオッタルの裏に　dice1d2=2 (2) １．気づく　２．気づかない

[13 二次元好きの匿名さん 25/03/03(月) 18:45:40]

おかえり

[15 文章力Lv.>>1 25/03/03(月) 23:04:55]

ベル　　「わかりました。でも、癖、ですか。どうやって直せば……」
オッタル「今は休め。」
アドバイスを求めたオッタルの返答は、『休息』だった。
ベル　　「えっ！？でも……」
オッタル「早急に直せとは言ったが、優先順位がある。
　　　　　今お前にとっての間近な目標は、なんだ？」
ベル　　「……アレンさん。」
彼を超えること。
オッタル「ならば、余計なことに時間をかけている暇はないだろう。奴は強いぞ。」
ベル　　「……はい！」
その言葉に、ベルは己を奮い立たせた。
オッタル「先に豊穣の女主人へ行って居ろ。俺は着替えてから行く。」
ベル　　「わかりました！オッタルさん、ありがとうございます！」
そう言って、駆け出すベルを見送り、ふぅ、と息を吐くオッタルであった

[16 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 08:35:24]

保守

[17 文章力Lv.>>1 25/03/04(火) 11:00:17]

そして、決戦の当日になる。ベルは……　dice1d4=4 (4)

１．アーニャに見送られる

２．ヘスティアに見送られる

３．シルに見送られる

４．全部だこの野郎！

[18 文章力Lv.>>1 25/03/04(火) 15:13:16]

これはハーレム目指してる兎。

ヘスティア「本当に行くんだね？ベル君。」
ベル　　　「はい。約束しましたから。」
そうして決戦当日、廃教会で装備を整えたベルは、そうして、ヘスティアに最後の意志を確認されていた。
ヘスティア「何度も話したことだし、どうしてもっていうことなら、僕は止めないぜ。」
ベル　　　「あっ、神様……」
ヘスティア「だから、迷わないでくれよ。」
ベルの浮かない顔を見て、ヘスティアはそう言った。

[19 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 21:04:06]

保守

[20 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 22:27:10]

うおおおおぉ！待ってた！！！

[21 文章力Lv.>>1 25/03/04(火) 22:45:38]

ベル　　　「えっ……？」

ヘスティア「まだ迷ってるんじゃないのかい？僕が巻き込まれるかもしれないことに。」

ベル　　　「それは……」

味方を巻き込みかねないけれど、それでもアレンを救いたい。それがベルの気持ちだ。

ヘスティアは、ベルの道を認めてくれている。けれどそれは、ヘスティアが自分に遠慮しているせいではないか。

お人好しのベルの心の中に、その様な迷いがいまだに残っていることを、彼女は見抜いていた。

ヘスティア「嬉しいぜ、ベル君。ボクを心配してくれるんだからね。」

dice1d2=1 (1)　1．神ヘスティアとして　２．ヘスティア・ファミリアの主神として

[22 文章力Lv.>>1 25/03/04(火) 23:54:44]

大学前の課題が忙しくてちまちま投稿していくしかない……

ちょっとフィン枠とガレス枠だけ決めておきますか。

フィン枠　dice1d23=8 (8) ガレス枠　dice1d23=5 (5)

[23 文章力Lv.>>1 25/03/04(火) 23:57:08]

この二人はロキ・ファミリア継続みたいですね。とはいえ立ち位置が大きく変わってきている……
ベートに団長が務まるのか……？

[24 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 07:38:12]

保守

[25 文章力Lv.>>1 25/03/05(水) 13:01:46]

ヘスティア「ベル君、ボクはね、竈の神様なんだ。」
ベル　　　「竈……？」
ヘスティア「あるいは篝火かな？といっても少し見当がつかないだろうけど、要は家庭に寄り添う神ってコトさ。」

首をかしげるベルに、ヘスティアはそう説明する。

ヘスティア「今のボクにとって、家庭とはこのファミリアだ。
　　　　　　神ヘスティアは、そんなファミリアを見守って、寄り添う神様なんだぜ？
　　　　　　ベル君。安心しておくれ。ボクはたとえ、君がどんな選択をしたとしても、
　　　　　　君がボク家族であり続ける限り、寄り添い続けるよ。だから……」

安心して行っておいで。暖炉に火でもくべながら待ってるさ。そう、いつもと違う少し儚げな笑みを浮かべたヘスティアにベルは

ベル　　　「はい！行ってきます！」

そう言って廃教会を後にした

[26 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 21:00:27]

保守

[27 文章力 25/03/06(木) 00:51:06]

すみません、明日は書き込みが難しそうなので保守をお願いします

[28 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 01:20:58]

>>1

留学！

[29 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 10:17:21]

ほしゅ

[30 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 19:00:40]

保守

[31 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 00:22:20]

保守感謝、明日午前中には頑張って投稿します。

[32 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 08:18:19]

期待の保守

[33 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 10:08:46]

アーニャとシル、二人からも見送られるわけですが……

dice1d2=2 (2) 1．シルが先　２．アーニャが先

[34 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 11:34:15]

そうして廃教会を出たベルは、シルの待つ豊穣の女主人へと走って行く。その最中

アーニャ「待つにゃ、白髪頭。」

ベル　　「えっ？アーニャさん？」

徐ろに横から声をかけられ足を止めた．

そこに居たのは、現在豊穣の女主人で面倒を見られているアーニャだった。

あの四人の看板娘の誰かのお下がりなのか、ぶかぶかのTシャツ姿だ。

アーニャ「あの店じゃシルが見送るだろうし、邪魔になりそうだし、

　　　　　にゃーもお前に言いたいことがあったから先に来てやったにゃ」

えっへん、とそうして胸を張る彼女に、ベルは言いたいこと？と問いかけた。

dice1d3=1 (1) 1.迎えにいく　2．兄様を止めて欲しい　3.両方

[35 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 11:38:09]

アーニャ「シルは待ってるにゃ。あのお店で。」
ベル　　「うん。だから今から向かおうと・・・」
アーニャ「そうじゃにゃくて。」

ベルの言葉を、彼女は遮った。

アーニャ「いつもいつも、ダンジョンから帰るおみゃーを、
　　　　　その土産話を、色んなものを楽しみにして、おみゃーをシルは待ってるにゃ。
　　　　　みゃーも、ずっと兄様を待ち続けて来たにゃ。」

そう切り出した

[36 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 12:03:03]

アーニャ「だから。みゃーはもう待ち続けるのは嫌にゃ。」

それは彼女の決意表明

アーニャ「兄様と一緒に進みたいから、だから・・・おみゃーを迎えにいくにゃ。

　　　　　だから・・・仲直りして、とっとと帰ってくるにゃ！」

ベル　　「わかった。絶対に、アレンさんを連れて帰る。」

アーニャの言葉に、ベルはそう言って頷いた。それが、彼女なりの応援と、激励であることも知って。

ベル　　「アーニャさん、ありがとうございます。」

アーニャ「うむ、行ってこいにゃ！」

現時点での彼女の恋の芽生え　dice1d100=13 (13) +20

[37 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 12:11:22]

脈なし！よって恋人イベント不成立！なのでこのままシルの元へ向かいます。

[38 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 15:21:43]

ベル「シルさーん！」

シル「ベルさん！いよいよ今日ですね！」

そうしてアーニャとの会話を終えたベルが豊穣の女主人へと迎えば、店先で掃除していたシルが笑顔で出迎えた

dice1d2=1 (1) 1.ベルからのお礼 2.シルからの激励

[39 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 16:22:56]

兄妹いい味だしてるな

[40 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 20:26:45]

ちょっと早いけど保守

[41 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 22:15:26]

シル「いよいよ今日ですけど、大丈夫ですか？ご準備の程は。」
ベル「はい！バッチリです！」

Dice1d2= 1.朝飯は食べたベル　2.食べ忘れたベル

[42 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 22:16:20]

dice1d2=1 (1)

[43 文章力Lv.>>1 25/03/07(金) 22:20:55]

シル「ではベルさん、これを。」

そう言ってシルが渡してくれたのは、バスケットだった．

シル「アーニャさんから事情は聞いているので、いつもより多めに入れておきましたよ。」

ちなみに dice1d2=2 (2) 1シルの手作り. 2.回避

[44 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 07:48:42]

保守

[45 文章力Lv.>>1 25/03/08(土) 15:18:08]

シル「それじゃあ、頑張ってきてくださいね、ベルさん！」
ベル「あ、シルさん。あの……！」

それでは、と店に戻っていこうとするシルを、ベルは呼び止めた。

ベル「それともう一つ！前にもらっちゃったアレなんですけど……」
シル「あっ、あれがどうかしたんですか？」
ベル「ありがとうございます！おかげで勝てそうです！」

ベルはそう言ってもう一度頭を下げた

[46 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 20:49:13]

ちょっと早いけど保守

[47 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 04:57:21]

早めのほしゅ

[48 文章力Lv.>>1 25/03/09(日) 10:09:46]

保守ありがとうございます。ちょっと数日忙しくて更新がまばらになるかもしれません。ごめんなさい

[49 文章力Lv.>>1 25/03/09(日) 11:21:20]

シル「それじゃあ、今日のMVPはわたし、ってことになりそうですね。」

ベル「え、えむ？」

シル「神様たちの言葉で、一番活躍した人って意味らしいですよ。」

ベル「そ、そうなんですね・・・」

シル「な・の・で、MVPである私に、ベルさんからのご褒美を所望します。」

ベル「ご、ごほっ！？」

何度かシルに振り回されてきたベルは、ご褒美という言葉に思わず身構えた．

dice1d2=2 (2) 1.ここで決める 2.あとのお楽しみ

[50 文章力Lv.>>1 25/03/09(日) 11:25:14]

ベル「し、シルさん・・・それは一体どういう・・・」
シル「何をしてもらおうか迷いますね。それに、ベルさんに勝って頂かないと、
　　　ご褒美のお願いのしようもありません。なのでベルさん、
　　　何をお願いするかは今は秘密です。」
ベル「ひ、秘密？」
シル「はい。楽しみにしていてくださいね？」

そう笑みを浮かべるシルに、ベルは冷や汗を流しながら頷いた．帰ってきたらどれだけ振り回されるのだろうと。

シル「それじゃあ、頑張ってきてください。」
ベル「はい！行ってきます！」

そうしてベルは、走り去っていった．

[51 文章力Lv.>>1 25/03/09(日) 12:56:31]

そうしてついた先で・・・

dice1d4=1 (1)

1.オッタルが待ってる 2.アレンが待ってる 3.大穴ヴァン 4.なんでいるんですかヘルメス様

[52 文章力Lv.>>1 25/03/09(日) 16:33:50]

オッタル「来たか・・・」

ベル　　「オッタルさん！お待たせしました！」

オッタル「 dice1d18=18 (18) 階層だ。そこにあるひらけた場所で、アレンはお前を待っている」

[53 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 20:50:22]

ちょっと早いけど保守

[54 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 05:51:35]

保守保守

[55 文章力Lv.>>1 25/03/10(月) 08:52:05]

今日明日卒業式などで忙しいので夜に、更新できるかできないかくらいかもです。申し訳ありません

[56 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 17:34:37]

保守

[57 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 21:47:47]

保守

[58 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 06:41:57]

保守

[59 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 08:21:23]

（電車の中から少し更新します）

ベル　　「18階層ですか？それって・・・」
オッタル「あぁ、中層の中にある、ダンジョン最初の『安全地帯（セーフティーポイント）』
　　　　　当然ダンジョンなので広く、人目につかず戦える場所もある。そこを使う。」
ベル　　「あ、アレンさんは、大丈夫なんですか？」
オッタル「問題ない。奴は昨日、俺があの修行の後に送り届けた．」
ベル　　「そうだったんですね・・・あっ、だから僕を先に返したんですか！？」
オッタル「そうだ。18階層には、地上で問題を起こしたならずものもの多い。
　　　　　だが奴はそこに何度も足を踏み入れて潜り慣れている。余計な詮索もされんだろう。」


そう言って、先にダンジョンの中へと入っていくオッタルを追い、ベルは今日決戦の地となるダンジョンへと足を踏み入れた

[60 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 16:18:31]

アレン「よう、待ってたぜ。」
ベル　「アレンさん・・・その格好は・・・」
アレン「様変わりして見えるか？チャンドラの奴、
　　　『売ろうにも足がつくから取っといた』だとよ。
　　　　余計な真似してくれたぜ。」

そのぶっきらぼうな言葉に、そのチャンドラという男への感謝が書かれていることを、ベルは感じていた．

アレン「で、お前が今日ここに来たってことは、始めるってことで、良いんだよな？」

そう言うアレンの鎧は、装飾の施されていない無骨なものだった。
肩の出たインナーに、無骨な軽装のアーマー。それは一見、以前と変わらないように見えるが、
重厚な質感が、何より以前にはなかったトレードマークにも思える左肩の銀の肩当てが、
以前のものとは違うことを証明している。

ベル　「ッ！アレンさ
アレン「あの時は迷った。だから切っ先が鈍り、テメェを仕留め損ねた。」

ベルが何かを言い切るよりも早く、ヒュンッと風切音を立てて、その手に持つ銀槍が閃いた。

アレン「だが、今日は違う。」

クルクルと槍を回す動きは、達人のそれ、槍の放つ輝きも、使い手にふさわしい業物であることの証明だろう。

[61 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 20:10:37]

アレン「あの時俺には覚悟が無かった。決めてたつもりになってたが、結局心のどこかで逃げていたんだ。
　　　　俺はザニスに首輪をかけられてるだけだ。やらされてるだけだってな。だからテメェを殺すのに切っ先が鈍った。」
くるりと槍を回転させ、腰を落とし穂先を下段に構えをとる。それに呼応するように、ベルも神様のナイフを構える。
アレン「覚悟は決めた。俺はアーニャを助ける。助ける為に、俺から引き離す。」
ベル　「それは・・・させません。僕は助けます。アーニャさんも、貴方も」
アレン「レベル1（テメェ）がか？」
ベル「やってみせます。」
アレン「なら・・・」
アレンの足に近場が籠る
アレン「やってみろやぁ！」
こうして戦いが幕を開けた

[62 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 20:38:59]

アレン　dice1d100=30 (30)

ベル　　dice1d100=49 (49)

[63 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 22:04:36]

アレン「シィッ！」

吐き出す息と共に槍が振るわれる。以前ベルが対峙した時を遥かに上回る速度。
なるほど、悩みを取り払ったのだろうと、見るものが見れば思うだろう。だが・・・

ベル　「アレンさんは・・・」
アレン「（こいつ、俺の槍を・・・！）」

この兎は

ベル　「やっぱりまだ、迷っています！」

その渦中にまだ残る迷いを見逃さない。
繰り出されたアレンの刺突。以前よりも数段研ぎ澄まされたそれを、ベルはそのナイフで逸らしてみせた。
ベルが24階層で戦っていたモスンターは、どれも素早い直線攻撃の得意な個体。レベル1のベルにとっては、一撃一撃が即死級。
それを捌き続けた彼の目ならば、今のアレンの攻撃を捌くことは造作もない。
その上でベルは言った、まだアレンには迷いがあると。否、それは迷いではないかもしれない。

ベル　「本当は思ってるんでしょう！？アーニャさんと一緒に居たいって！」
アレン「黙れっ！」

その言葉に、アレンの槍の苛烈さは加速する

[64 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 22:07:48]

アレン　dice1d100=75 (75)

ベル　　dice1d100=75 (75)

[65 文章力Lv.>>1 25/03/11(火) 22:37:46]

同値！？ここは決戦ダイスです　dice1d10=9 (9)

1～3.アレン

4～6.引き分け（降りなおし）

7～9.ベル

10.　dice1d2=2 (2) 1．アレン　2．ベル　のクリティカル！

[66 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 23:32:20]

熱い展開！

[67 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 07:19:30]

保守

[68 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 16:35:30]

保守

[69 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 20:48:23]

ちょっと早いけど保守

[70 文章力Lv.>>1 25/03/12(水) 23:45:51]

続きは明日投下します。今しばらくお待ちください

[71 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 08:38:38]

保守

[73 文章力Lv.>>1 25/03/13(木) 10:12:46]

アレン「鬱陶しい！いい加減、その口を閉じろッ！」

アレンの苛烈な攻撃が、さらに加速する。迷いを振り払うように、あるいは怒りをぶつけるように。

アレン「事情もよく分かってねぇでそうやって……人の心に土足で踏み込んできやがる！」

直線的な動きでは見切られる。だからこその回転とフェイントを踏まえた、

槍のリーチを活かし間合いに入らせない上での連続攻撃。

リーチと経験まだベルの習得していない”技と駆け引き”で一方的になぶるのがアレンの戦略だった。

実際にそれは有効だ。プロテクターとナイフでは段々と捌き切れなくなり、ベルの体には傷が増えていく。

アレン「テメェに俺の何が分かる！オラリオに来たばかりのテメェに！」

闇派閥の跋扈する暗黒時代、ソーマ・ファミリアの闇、大切な物を人質に取られる苦悩。

傷つけたくないからこそ引き離す。その気持ちが理解できないベルに

アレン「俺の何が分かる！？言ってみろ、ベルッ！！」

憎悪を込めたアレンの槍が薙ぎ払われる。ベルはそれを、神様のナイフで受け止めようとするも、

アレンの槍の勢いを殺しきれず、弾かれたナイフは宙を舞った、かのように見えた。

アレン「（軽い！？野郎！）」

だが、アレンは目を見開いた。己の手に伝わる反動が思いのほか軽かった。

そのせいで槍が奥まで伸び、戻すのにほんの少しの遅れが生まれる。それだけあれば、

ベル「分からない！僕はあなたの苦悩は何も！想像もつかない！だけど！」

それでも、とベルは走る。

dice1d3=2 (2)　１．アレンの背中　2．アーニャの想い　３．全部

[74 文章力Lv.>>1 25/03/13(木) 12:15:47]

ベル　「でも僕は……アーニャさんの気持ちを聞いた！あなたと一緒に居たいって！」
アレン「だから、それが出来りゃ苦労しねぇんだよっ！」

それはベルも理解している。自分だって英雄になりたいと望めばほいほいなれる物ではない。
ヘスティア・ファミリアについたのだって、入ろうと思ったファミリアを幾度となく門前払いされたからだ。
現実はそううまくは行かない。だが

ベル　「だからって、自分で手放すんですか！？」
アレン「そうしなければアイツが死ぬ！」
ベル　「そうやって目を背けたまま……アレンさんはきっと後悔します！だからっ！」

言葉をぶつけあいながら間合いに入り込んだベルの拳が、そうしてアレンの頬を打った

[75 文章力Lv.>>1 25/03/13(木) 15:32:35]

アレン「があっ！？」

そうして頰を穿たれたアレンはそのまま後ろへと後退し距離をとる。ベルも一旦戻り、弾かれたナイフを回収して向き合う。

アレン「（目を背け、未だに本心に蓋をしている。そんなことはわかってる！）」

けれどもこれは駄目だ。表に出してはいけない感情だ。だからこそ、

アレン「ベルウウゥゥゥ！」

ベル　「アレンさん！」

アレンは吠える。ベルに向けて

アレン dice1d100=20 (20)

ベル 　dice1d100=5 (5)

[76 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 20:56:10]

ちょっと早いけど保守

[77 文章力Lv.>>1 25/03/13(木) 23:43:01]

今度はベルがアレンに追われる番だった。

ベル　「ぐっ！？」

アレン「威勢がいいのは最初だけか！？」

ベル　「（デッドリー・ホーネットよりも遅い！なのに……）」

アレン「意表を突けなきゃ……こんなもんかよ！？」

ベル　「（だんだんと対応しきれなくなってきている！）」

オッタルがベルに修行を付けたのはほんの数日間。

口下手な彼は、決して教えも上手な物ではない。死なない程度に、格上相手の場数を掴ませる。

それも相手は単なるモンスターだ。故に、この数日で教えることの出来なかった物も多い。

技と駆け引きも、その一つだった。そしてそれは、以前の戦いでベルを追い詰めた最大の要因でもある。

アレン「オッタルと修行してこれか！それで俺を救う！？期待外れもいいとこだな！」

突き、払い、叩きつけ。素早い連撃でベルに傷を与えていく。

ベル　「アレンさん！」

だが、ベルはその言葉をつづけるのを止めない。

ベル　　dice1d100=70 (70)

アレン　dice1d100=28 (28)

[78 二次元好きの匿名さん 25/03/14(金) 04:55:21]

かなりいい一発が入ったか？

[79 文章力Lv.>>1 25/03/14(金) 11:58:43]

アレンが感じたことは

dice1d2=2 (2) 1.眩しさ　2．苦しさ

[80 文章力Lv.>>1 25/03/14(金) 14:01:08]

ベル　「どれだけ辛い道でも、どんな相手が立ちはだかっても、
　　　　もしかしたらここで見捨てたらそんな目に合わずに済むんだとしても、僕は！」
アレン「（こいつ、俺の槍を……っ！？）」

まっすぐに突き出された槍の一撃を、ベルはぎりぎりまで引き付けて見切って見せる。
そうしてそのまま飛び込んできた彼は、アレンの頬に再び拳を叩き込む

ベル　「それでも前に進みたい！」
アレン「（クソが……こうなりゃ、嫌でも理解する。）」

その一撃に、よろめき膝をつくアレンは、その思考が、ベルとの対話に回っていた。
ベルの言葉が胸に響く。救うと、進むと。あぁ、この兎は確かに進んで行くのだろう。
どんな壁だろうと、いばらの道だろうと、進んで行こうとするのだろう。
だが駄目だ。だからこそ、なおさら行かせることは出来ない。
その壁は高すぎる。その茨は鋭すぎる。その冒険は、危険すぎる。自分にも、アーニャにも、ベルにも。

アレン「（奴らは……強い。）」

レベル3の自分すら上回る怪物がごろごろといる。そんなところに飛び込めば、待っているのは一つ。
犬死だ。冒険者は冒険してはならない。犬死しないための鉄則を、守らせなくてはならない。

アレン「（いつか……いつか俺が、誰よりも強くなる。だから……）」

その意志を胸に、戦うための武器を杖に、アレンはゆっくりと立ち上がる

[81 文章力Lv.>>1 25/03/14(金) 14:25:00]

アレン「（だからそれまで・・・俺が・・・兄様が・・・お前を守れるようになるその日まで、）
　　　　　行かないでくれ・・・」

絞り出すように呟いたのは、アレンの本心だった。

アレン「止まっていてくれ、お前が無事でいてくれれば、それで良いんだ。」

アーニャに傷ついてほしくない。だからその為にアーニャを傷つける。矛盾しているようで、彼の心の中には妹が常に居た

ベル　「アレンさ・・・」
アレン「だから・・・テメェを退かす。」
ベル　「ッ！？（雰囲気が！？）」

そうして、アレンは謳　詠い出した。

[82 文章力Lv.>>1 25/03/14(金) 18:47:31]

詠い出すですね、誤字です。

[83 文章力Lv.>>1 25/03/15(土) 03:07:34]

保守します。

[84 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 12:04:58]

保守

[85 文章力Lv.>>1 25/03/15(土) 21:51:17]

アレン「朽ちた銀枷（ぎんか）　錆びた鉄鎖（てっさ）」

ベル　「詠唱ッ！？ここで！？」

ヴァンやヘスティアから教わり、実際に目にし、ベルは知っている。

実際の魔法とは詠唱の伴うもので、その詠唱が長ければ長くなるほど、

ヘディンのカウルス・ヒルドといった例外を除き、効果が強力になる。

アレン「恥辱の檻、弱さ（とが）の代償、罪業はこの身に。

　　　　永久に輝け（ひかれ）我が極星（さいあい）。この身の進む導となりて

　　　　槍を手に、鎧を身に、宿業を胸に、走れ　走れ　走れ　走れ　走れ

　　　　四肢の射貫かれるその日まで、駆けよ流星、笑顔（ひかり）の為に直走れ」

ベル　「（終わらない……長文詠唱！）」

止めようとベルは駆け出す。

dice1d10=1 (1) (10以外で追いつけない)

[86 文章力Lv.>>1 25/03/15(土) 23:47:33]

ベル　「（発動させたらまずい！）」

そう考え接近を試みるベルに対し、アレンは退く。
逃がすまいと走るベルだが、段々と距離を引き離されていく。

ベル　「（追いつけない……？さっきまでより早くなってる？まさか……！）」
アレン「称賛もなく、救いもなく、ただ星の歌（ゆめ）を糧に直走れ。」

詠うアレンの体から、魔法発動の予兆であるかのようにあふれ出るオーラ、
闇色の禍々しいそれが体からうっすらと立ち上っていく様が、
ベルには、既にバフを得ているようにも見えた。

ベル　「（まさか……詠唱中から発動している魔法！？）」

ベルのこの推察には少々誤りがある。この魔法は、発動段階に達するまでに、
”呪縛”を解くという性質を持っているのだ。
Lv.1のベルが渡り合えるレベルまで、アレンの力を縛り付け、抑え込んでいるその呪縛を。
常時の呪縛という代償を糧に、発動時のみ圧倒的な力を得る魔法。否、”呪詛”（カース）

アレン「戦士の恩寵、呪いの鎖、駆けよ英雄。ただ一時、激情の獣となりて。」

その名は

アレン「【パトクロス・トロイメライ】」

[87 文章力Lv.>>1 25/03/16(日) 09:35:36]

ぶわり、と魔法発動のせいか、アレンを中心に禍々しい光があふれだす。

直後、ベルは木の枝をへし折りながら、ものすごい勢いで後ろに吹っ飛ばされていた。

ベル　「がはっ！？（蹴られた……あのスピードで！？）」

辛うじて、オッタルとの鍛錬を経たベルにはそのスピードを視認、反応し、

とっさに腕をクロスさせて防いだ。だが、防いだ腕がびりびりと痺れる。

アレン「こいつは使わないつもりだった。俺の力で、お前を諦めさせるつもりだった。」

だが、この兎は諦めない。どれだけ行っても、前に進もうとする。

アレン「だから、ここでテメェを折る。」

圧倒的な力を前にすることがどういうことか教え込む。そう冷たい目でアレンは宣言した。

dice1d10=6 (6) (10でストーリーが進展)

[88 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 09:46:19]

>>23

この感じだとオラリオ来て最初に出会ったのがロキになったベートっぽいからヴィーザルファミリア時代の性格になってるんではなかろうか

団長経験はあるんだしできないってことはないはず

[89 文章力Lv.>>1 25/03/16(日) 13:01:28]

>>88

どうなんでしょう。ベートは・・・

dice1d2=2 (2)

1.原作みたいな失って荒んで、仲間を守るための強さを求める団長

2.ヴァナル・・・ベー・・・誰だお前！？（ヴィーザルファミリア時代の好青年ベート）

[90 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 21:41:50]

不良じゃないベートさん……ってコト？！

[91 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 07:05:00]

保守

[92 文章力Lv.>>1 25/03/17(月) 15:39:43]

ベル　　「（速すぎる・・・防ぎきれなっ！？）」

アレン　「諦めな。ここまでした以上、万に一つも勝ち目はねぇよ。」

授業で中層のモンスターを相手にしてきたベルだったが、アレンの速度は中層上位のモンスターのさらに上を行く。

ベテランのレベル3、否

オッタル「速度だけならば、レベル4の中堅に届くか。」

遠くからそれを眺めるオッタルは、一方的にベルをなぶるアレンの速度をそう評価した。

dice1d10=10 (10)

[93 文章力Lv.>>1 25/03/17(月) 18:22:43]

うっそーん二発目で行っちゃったよ。持ってんなこの兎

[94 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 01:10:51]

とりあえず更新は今日のお昼あたりに少しします。

[95 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 10:36:55]

今が本編2巻の終わりかけ？で本編３巻のメインイベントってアイズ枠(ヘディン)との訓練開始とミノタウロスとの決闘でランクアップ以外だと、あと何がありましったけ？

[96 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 12:35:41]

>>89

つまり…ヴィーザル時代の仲間と共に強くなっていくベートにフィンとレフィーヤが付いてるロキ・ファミリア…ってこと！？

[97 文章力Lv.>>1 25/03/18(火) 14:21:54]

アレン「こいつで……」
ベル　「ッ！」

まっすぐに突き出された槍はフェイント。そのまま、それを躱したベルの胸ぐらをつかんで空中へとその腕力で放り投げる。
空中ではまともに防御も回避もできない。今日何度目かのクリーンヒット。それも衝撃を受け止めることも流すことも出来ないような痛烈な

アレン「折れろォっ！」

それをかますため、上空のベルに向けてアレンは飛び掛かる。

ベル　「ファイア……」

それが

ベル　「ボルトォッ！」

ベルが唯一待ち望んだ、好機であるとも知らずに

[98 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 22:32:21]

保守

[99 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 08:05:39]

保守

[100 文章力Lv.>>1 25/03/19(水) 08:14:45]

アレン「何が……起きた……？」

いきなりアレンの視界を炎が覆い、吹っ飛ばしていた。
その耐久で耐えたが、同じレベル1同士の戦いであれば今のが致命的な

ベル　「ファイアボルト！」
アレン「このっ！」
ベル　「ファイアボルト！ファイアボルト！」
アレン「連射だと！？」

とっさにさらに飛んできたそれに、飛び退ったはいいが、そのまま二連射、三連射と放たれた炎を受ける
複数の弾丸をストックするような、それこそヘディンのようなものを除けば、魔法の連射とは不可能な物である。
なぜならば詠唱を挟むのだから。アレンの呪詛も、当然発動までの時間がかかるというのは明確な弱点である。
だが、こいつは、ベル・クラネルは……

アレン「テメェ……詠唱なしの魔法だとぉ！？」

無詠唱。即座に放たれる、まるで雷のように素早い炎の弾丸。それが、ベル・クラネルの隠し玉だった。

[101 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:03:56]

保守

[102 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 19:32:41]

アレンのダメージ　dice1d100=92 (92)

アレンの根性　dice1d100=85 (85)

[103 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 05:13:36]

保守

[104 文章力Lv.>>1 25/03/20(木) 10:14:48]

本日用事でまばらな投稿になるかもです。ごめんなさい。

[105 文章力Lv.>>1 25/03/20(木) 19:51:32]

忙しいので保守だけ

[106 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 05:49:48]

保守

[107 文章力Lv.>>1 25/03/21(金) 13:27:38]

ベル　「や・・・やった・・・？」

乱射されたファイアボルトの爆炎に包まれ、アレンの姿が見えない中．

実に　　dice1d20 （最低保証５）発もの魔法を打ち込んだベルは、荒い息をあげながら、その煙の奥を見据えていた。

[108 文章力Lv.>>1 25/03/21(金) 13:28:34]

振りミス

dice1d20=9 (9)

[109 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 23:01:19]

保守

[110 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 08:23:42]

晴れの保守

[111 文章力Lv.>>1 25/03/22(土) 14:39:43]

決着の時、アレンの胸の内にあったのは

dice1d3=1 (1)

1.後悔　2．希望　3.いかないで

[112 文章力Lv.>>1 25/03/22(土) 14:49:31]

アレン「ベ・・・ル・・・」

一歩、一歩。爆炎の中からゆったりと、その闇色のオーラを纏い、槍をその手に現れたアレン。
だが、その瞳は虚であった。

アレン「なんだよ・・・お前。泣きそうじゃねぇか。」
ベル　「アレンさん・・・」

アレンの瞳に映っていたのは、魔法を連射していた時のベルの表情．
自分にこれを撃ち込むということに心を痛めるお人好しの顔だった．

アレン「俺も、そんな顔・・・してたんだろうなぁ・・・」

辛かった．アーニャを遠ざけることが．それを巡って恩人（ベル）と対立することが、
出来ることなら一緒に行きたい。それはアレンの本心だ。

アレン「そうだな・・・ベル．俺は、逃げたんだ・・・」

相手が自分より遥かに強いことを言い訳にして、修練という道に逃げた．
最も、アレンが挑んだところで勝算は万に一つ程度だっただろう．
けれど、その万に一つを、今目の前の男は掴みに行って、見事に掴んで見せたのだ．
小さな白兎の勇気の跳躍が、越えられないと思った壁を超えた．

アレン「あぁ、俺にも・・・お前みたいな、」

無謀さがあれば良かった．それを言う前に、アレンの体からそのオーラが霧散し、その手の槍を取り落とし、倒れ込んだ．

[113 文章力Lv.>>1 25/03/22(土) 15:02:39]

さて、この後　dice1d3=3 (3)

1.何もなく帰れる　2.闇派閥の襲撃

3.頭フレイヤ・ファミリア

[114 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 20:03:25]

ちょっと早いけど保守

[115 文章力Lv.>>1 25/03/22(土) 22:39:44]

保守ありがとうございます。もしかしたら明日忙しくなりそうで丸一日投稿できないかもしれません

[116 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 08:27:52]

保守

[117 文章力Lv.>>1 25/03/23(日) 08:30:04]

さて、ここで頭フレイヤ・ファミリアな千草、オリチャー発動します

dice1d4=2 (2)

1.アーニャの元へミノタウロスをけしかける

2.闇派閥とミノタウロスの同時襲撃

3.エイン・ヘリヤルに襲撃させる

4.ゴ　ラ　イ　ア　ス

[118 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 13:37:11]

原作よりも試練が厳しいwww

[119 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 23:35:40]

保守

[120 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 08:34:34]

保守

[121 文章力Lv.>>1 25/03/24(月) 08:39:10]

襲撃を受けるのは　dice1d18=18 (18) 階層での話

[122 文章力Lv.>>1 25/03/24(月) 08:40:24]

えっ？休みなしでここから刺客＆ミノタウロスですか？

流石にアレンと話すくらいの猶予はくれますよね？

dice1d2=2 (2) 1．それくらいの良識が千草にもあり刺客はそもそも到着していなかった

　　　　　2．（あいつらにそんなもんがあるわけ）ないです

[123 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 18:16:51]

保守

[124 文章力Lv.>>1 25/03/25(火) 00:26:50]

一旦保守、明日までには投稿します

[125 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 10:03:21]

保守

[126 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 19:01:37]

期待の保守

[127 文章力Lv.>>1 25/03/25(火) 23:02:18]

ちょっと大学の課題が厳しいのでしばらく投稿できないかもです。ダイスだけ降って準備します。

流石に刺客の中に桜花は……　dice1d3=3 (3)

1．いないよ

2．でもレベル4以上の冒険者が指揮してるよ

3．いるよ（／(^o^)＼）

[128 文章力Lv.>>1 25/03/25(火) 23:03:22]

……桜花を止めに入ってくれるのは　dice1d4=1 (1)

1．そこにオッタルがいるじゃろ？

2．様子を見に来てる千草がいるじゃろ？

3．そろそろロキ・ファミリアは遠征です

4．全部

[129 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 05:30:02]

ちょっと早いけど保守

[130 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 15:24:47]

保守

[131 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 00:42:51]

保守

[132 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 07:48:05]

保守

[133 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 17:11:35]

保守桜

[134 文章力Lv.>>1 25/03/27(木) 17:48:45]

お待たせしました。英語を何とかしたのでこちらを進めさせていただきます。

刺客の襲撃は……　dice1d2=1 (1)

1．アレンが気絶してる間に襲い掛かる

2．アレンが目を覚ますのが間に合った。

[135 文章力Lv.>>1 25/03/28(金) 00:38:32]

ベルは倒れたアレンを見て

dice1d3=2 (2)

1．とっさに担ごうとする

2．ヴァンの授業の賜物

3．倒れる前に抱きかかえる英雄の鏡

[136 二次元好きの匿名さん 25/03/28(金) 09:42:11]

ヴァンの教え！

[137 文章力Lv.>>1 25/03/28(金) 10:07:17]

ベル　「アレンさん！えっと確かこういう時は……」

その時、ベルの脳裏に刷り込まれたトラウマがフラッシュバックした。

ヴァン『いいかベル！次の授業はダンジョンで怪我をした時の同業者を発見した場合の対処法だ！』

ベル　『はいっ！ヴァンさん！』

ヴァン『大抵そういう連中は足手まといだ！もし担いで移動しようとして、モンスターに囲まれればお陀仏！

　　　　薄情な冒険者なら……いや自分にも危機が迫るとなれば、多くの冒険者が彼らを見捨てようとするだろう！

　　　　お前はそんな冒険者になりたいかっ！？』

ベル　『いいえ！なりたくないです！』

ヴァン『よく言った！ならばダンジョンでの正しい応急処置の流れをきっちりと叩き込んでやろう！

　　　　もし実践できずにおめおめダンジョンから仲間を死なせて帰ってきたら補修にしてやるから覚悟しておけ！』

ベル　『はい、ヴァンさん！』

そうして始まった本格的な応急処置指導において徹底的にしごかれた応急処置の方法を

ベル　「（ここはモンスターの生まれないセーフティポイント。オッタルさんを呼んでリヴィラの町まで担いでいくのが最適解。）

　　　　　オッタルさーん！」

そうして呼び掛けて……　dice1d2=2 (2)

1．オッタルが先に来る

2．刺客が先に来る

[138 二次元好きの匿名さん 25/03/28(金) 18:19:21]

幸運先輩働いてくれなかったか

[139 文章力Lv.>>1 25/03/29(土) 00:38:29]

そうして見えて来た大柄な人影

ベル　「オッタルさん！アレンさんが気を失っ……」

？？？「そうか、そりゃぁ」

やってきたのは　dice1d3=2 (2) １．グラン　２．桜花　３．モブ

[140 文章力Lv.>>1 25/03/29(土) 00:39:21]

桜花「手間が省けるってもんだな！」

ベル「（オッタルさんじゃない、まさか……！）」

闇派閥、アレンの話していた敵。それであると気づいたときのはもう遅かった。

桜花の狙いは　dice1d2=1 (1) 1．ベル　2．アレン

[141 文章力Lv.>>1 25/03/29(土) 00:40:00]

とっさの防御　dice1d100=16 (16)

非常な実力差　dice1d100=20 (20)

[142 文章力Lv.>>1 25/03/29(土) 00:41:19]

ベル「（速すぎる、防御がまにあわ）」

防御どころか思考すら間に合う間もなく、ベルにその大斧が振り下ろされる

ベルのダメージ

dice1d100=55 (55)

アレン戦でのベルのダメージ　dice1d100=94 (94)

(合計100超えで……）

[143 文章力Lv.>>1 25/03/29(土) 00:55:29]

ベル「がっ……！？」

とっさに後ろに飛びのくことしか出来なかった。それも、中途半端に。

胴に大きく切り裂かれた痕が残り、血が流れる。片膝をつき、地面に手を突き、倒れ伏す。

アレンとの戦いで彼によって刻まれた数々のダメージが、ここに来て先ほどの一撃がとどめとなり爆発する。

もはや意識が保てるのがやっとの重症だ。

ベル「はぁっ……はぁっ……！？」

桜花「完全に真っ二つにするつもりで振るった一撃なんだがなぁ……

　　　ホントにレベル1か？そこまで速いとは思わなかったぜ。」

斧を振るい、そこにこびりついた血を払う着流し姿の男。先ほどのアレンよりも格段に速い。

その圧倒的な速度は、おそらくレベル4中位と推定される先ほどのアレンよりも上の位階、

レベル5以上、一級冒険者、その言葉が脳裏に過る。

桜花「成長すれば、ずいぶんな脅威になっただろうなぁ。だからここで消す。そこのクソ猫ともどもな。」

ベル「（これが……脅威……ずっとアレンさんが怖がっていた物……！）」

真実の恐怖　dice1d100=51 (51)

白兎の鋭牙　dice1d100=48 (48)

[144 文章力Lv.>>1 25/03/29(土) 01:00:57]

ベル「……ッ！」

それでも、力の抜けていく足に力を込めて、跳躍しようと、近づいてくる男に一矢報いようとしたところで、

前進が強張った。それは本能、叶わないという恐怖、ある種、ミノタウロスと対峙した時と近い。

『絶対に勝てない』という残酷な真実を本能が告げ、逃げるように鳴らす警鐘、白兎は動けない。

桜花「ハハッ、ようやく分かったかよ。」

斧が、自分の命を終わらせる断頭台が振り上げられる。動けない、避けられない。一矢報いようとすればその瞬間に殺される。

桜花「じゃあ、死んどけ。」

猛者の斬光　dice1d100=91 (91)

金猫の比翼　dice1d100=18 (18)