戯言考察──風紀委員会行政官緊急特務命令

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:48:30

    https://bbs.animanch.com/board/4621040/?res=20

    パンデミックハザード考察で述べた、『なぜ風紀委員会が「カルタゴ」なのか』説明を兼ねて、今回はヒナのなつやすみ考察です

  • 2二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:49:27

    >>1

    「ヒナなつ」の元ネタ考察

    本イベントの元ネタを考えるうえで、まずヒナの神秘がヒントとなる。

    「バアル」説。カナンの天候神であることが有力視されている。そのためまずは戦争などである可能性からバアルの名前を持った実在する偉人を探した。そして出てきたのがハンニバルだった。

    「ハンニバル・バルカ」

    ハンニバル - Wikipediaja.wikipedia.org

    カルタゴの将軍であり、現代でも有名な数々の戦術を考案した偉人。

    ハンニバルとはハンニバルは「バアルの恵み」「慈悲深きバアル」「バアルは我が主」を意味すると考えられ、バルカは「雷光」を意味する。

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:50:17

    >>2

    カルタゴの将軍が元ネタの場合、バアルには特にカルタゴとゆかりのある神が存在する

    「バアル・ハモン」

    バアル・ハモン - Wikipediaja.wikipedia.org

    そしてバアル・ハモンと同一視される悪魔

    「モレク」

    モレク - Wikipediaja.wikipedia.org

    トペテと呼ばれる幼児を焼く燔祭が行われる神々。

    ハモンは雄羊とも関連があるとされる。ヒナの白モップ。

    モレクは小説「失楽園」にて万魔殿の主戦派筆頭で、天との戦争において最も強く、最も獰猛な者と紹介されている。

    モレクとは「ボシュテ」の母音から作られた言葉。EXスキルの元ネタのひとつ。

    また、スティギモロクやモロクトカゲと云ったトゲの多い生物に名前を使われる。角の形状はここからなのかも

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:50:57

    >>3

    話を戻して、生徒テクスチャ「ハンニバル」として本イベントを見ていくと、不自然なワードがいくつか登場する

    ・チナツの要請に対する先生の返事の選択肢「ユーレカ」

    ・ヒナの「鉄床戦術」発言、及びそれに対するアコの突破方法が「翼包囲」への対策

    ・襲撃してきたスケバンの名前が「破茶滅茶」(最初スケバンの名あり団体はこれだけかと思っていたが、七転八倒団もあることを後で気づいた)

    これらのこととハンニバル、及びカルタゴと照らし合わせるとある程度符合した。

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:52:02

    >>4

    1つ目のユーレカ。これは「エウレカ」のことでわかったの意。アルキメデスの発言として有名だが、アルキメデスはカルタゴの「第二ポエニ戦争」で殉職している(ぱんはざの「カルタゴノヴァの戦い」もこの戦争の一つ)。

    第二次ポエニ戦争 - Wikipediaja.wikipedia.org

    そのなかの「シュラクサイ包囲戦」

    シュラクサイ包囲戦 (紀元前214年-紀元前212年) - Wikipediaja.wikipedia.org

    この戦いでローマ軍は新型攻城兵器「サンブーカ」を投入してきたが、チナツはスケバンの重戦車とドロイド部隊に苦戦していると報告している。

    また、この戦いでシラクサを防衛していたのが「エピキデス」。

    ついでに本イベントがポエニ戦争だとした場合、イオリの「海から急に現れた幽霊みたいな奴ら」についても予想が立つ。

    「エブロ川の海戦」

    エブロ川河口の海戦 - Wikipediaja.wikipedia.org

    カルタゴ艦隊が補給のため上陸中、ローマ艦隊が強襲を仕掛けた戦い。

    カルタゴは度重なる戦いで疲弊しており、乗組員不足や練度不足が露見した。イオリも本イベントで風紀委員の練度不足を嘆いている。

    その後この戦いの指揮官でハンニバルの弟である「ハミルカル・バルカ」はカルタノヴァに帰ることを余儀なくされ、軍の再編や補給が必要だったがなされなかった。さらにこの敗北で周辺部族の反乱が始まり、1年の間反乱鎮圧のためハンニバルの要請に応えられなかった。このへんもジリ貧になってた本イベントに沿う。

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:52:42

    >>5

    2つ目の金床戦術・翼包囲についてはハンニバルが最も偉大な指揮官を聞かれた際に「1にアレクサンダー、2にピュロス、3番が私自身」と答えたことからかだろう。

    アレクサンダーは鉄床戦術に優れた指揮官で、ハンニバルは翼包囲で有名である。

    そして二人目のピュロスについてはスケバンの「破茶滅茶」が該当してくる。

    ピュロスには「ピュロスの勝利」と呼ばれる慣用句があり、ピュロス戦争で勝利するために莫大な損失が出て「次に同じ戦争で勝てば我々は破滅する」と言った。破茶滅茶は破滅を意味していたのだと思われる。

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:53:09

    >>6

    最後に、ヒナが事態に気づいてヒナ無双して不良たちを一層したパート。これはハンニバルの戦いで最も有名な「カンナエの戦い」と思われる。

    カンナエの戦い - Wikipediaja.wikipedia.org

    ハンニバルが翼包囲を成功させ、ローマ軍5〜7万人が戦死する甚大なダメージを負わせた。

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:53:59

    >>7

    その他

    紀元前219年のサグントゥムの包囲がきっかけで第二ポエニ戦争は始まった。ヒナの誕生日2月19日

    「びしょびしょヘルメット団」の元ネタ

    「サルデーニャ人」

    Historia de Cerdeña - Wikipedia, la enciclopedia librees.wikipedia.org

    海の民の一派であった「シャルデン人(推定ジャブジャブヘルメット団)」から派生したとされる部族。カルタゴ・ローマの順に支配下に置かれた。最後スケバンと連合を組んだのはローマの配下になったから。

    バアル・ハモンとダゴンはクロノスと関連があるとされるが、ヒナは先生といるところをクロノスに取られることを危惧し、ジュリはインタビューで話が盛られていた。白亜の挑戦状では「我が子を食らうサトゥルヌス(クロノス)」が「我が子を持ち上げるフラヌス」に改変されているが、この世界のクロノスとは何なのか

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 14:55:52

    >>8

    別衣装で登場したイオリも一緒に考察したいのだけど、あまりしっくり来ていない。とりあえず生徒テクスチャ「ハスドルバル・バルカ」

    Hasdrubal Barca - Wikipediaen.wikipedia.org

    バルカ三兄弟の次男。だけどマゴ・バルカ該当者だけ空いているってのは不自然。

    それに神秘についても不明。「イオリ」という名前から「イオリ人」のもととなったとされる「イオラオス」

    イオラーオス - Wikipediaja.wikipedia.org

    ヘラクレスとともに行動し、ヘラクレスが斬首したヒドラの傷口を火矢で焼いて再生させなくしたことで有名。

    サルデーニャのイオリ人の始祖とされ、イオラオスは原住民から最も良い土地を奪って文明化した。イオリの誕生日である11月8日は「世界都市計画の日」。ただイオリに都市開発のイメージがない。それにヘルメット団とは敵対している。

    カルタゴの神「メルカルト」はヘラクレスと同一視されているので一応はカルタゴ関係者。ただ、悪魔としての名前がないのも気になる。

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 15:03:59

    >>9

    あとは名字の銀鏡をギンキョウと読み、当て字に変換して垠境

    垠も境も「さかい」を意味する漢字

    そこから王からもらった牛の皮を刻んで一周するように撒き、その教会内の領地を王から受取「カルタゴ」の礎を築いたとされる「ディードー」

    ディードー - Wikipediaja.wikipedia.org

    最期は自ら火に飛び込み焼身自殺したとされている。色黒なのはこれかもしれない

    ただ国造りの逸話もイオリらしさがない、悪魔の名前もないで違う気がする

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:45:32

    おお……

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:09:25

    番外

    227号温泉郷で温泉チナツの考察を載せてもおそらくイベント事態とは関係ないのでここで上げついでにチナツ考察

    温泉郷考察をしたことはないからチナツがイベントに深く関わってる可能性まるけど


    生徒テクスチャ「エピキデス」

    Epicydes - Wikipediaen.wikipedia.org

    理由は大方ぱんはざ考察とこのページ上記に書いた内容


    神秘「エシュムン」

    Eshmún - Wikipedia, la enciclopedia librees.wikipedia.org

    カルタゴの治癒神。エシュムンの儀式には沐浴が含まれているが、これが温泉の由来と思われる。

    また、温泉絆で温泉のお見上げに抹茶羊羹を選ぶが、羊羹の元は羊のスープが由来。バアル・ハモンの羊であるヒナの示唆かもしれない。

    漢方薬の話については「エシュムンのハーブ」と呼ばれる薬効があると考えられていたナスが由来。

    エシュムンの神殿がカルタゴにも存在していたがローマ人により焼き払われた。名字の火宮やここから。チナツ→千夏→せんか→戦火で名前もこれが理由かもしれない。

    カルタゴの神殿には治療の一環に仮眠室が有った。絆の先生の過労とメモロビのベッドまで持ち込まれた資料室。

    エシュムンは疫病と火の神であり悪魔とされた「レシェフ」と同一視される。

    ラシャプ - Wikipediaja.wikipedia.org

    バアルの補助役としてウガリットで見られていたらしい

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:26:12
  • 14二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 22:59:01

    >>11

    「おお」じゃないがと言おうと思ったけど、これは「おお」だわ…

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