【オリキャラ・🎲・⚓️】一浪二留のSRT一年生のレバーアクションライフル使いの生徒です。パート3

  • 1高町 ミスズ25/03/03(月) 18:55:05

     まさかパート3に行くとは・・・
    名前 高町ミスズ
    年齢18歳
    所属 SRT学園DOG部隊一年生
    一浪と二留年
    メイン武器 レバーアクション式ライフル
    ステータス
    神秘75 CON61 STR100 POW90 INT23 EDU54 DEX69 AGL12
    身長167cm
    運79
    財力56
    髪の長さ(1肩にかからない程度100地面にぎりぎりつかない程度) 39
    胸部 なくはない
    髪色 白
    瞳 金

    シューズ・ネックレス・ヘアピン
    貫通属性/軽武装装甲

    戦闘技能
    ハンドガン55 ライフル62 スナイパーライフル88 サブマシンガン51 マシンガン92
    パンチ58 キック100 組付70 投擲6
    探索技能
    聞き耳 47 目星72
    図書館19 事務57 四輪33 二輪45

  • 2二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 18:55:54

    スレ立て乙

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 18:58:28

    乙保守〜

  • 4高町 ミスズ25/03/03(月) 18:58:29
  • 5高町 ミスズ25/03/03(月) 18:58:57

    EX:ハンティングショット コスト5
     発動後すぐにリロードし、敵一人に対して、攻撃力の115%分のダメージを五回行う。
     その後、味方がその敵に与えたダメージは10秒間蓄積されていき、その後蓄積した分の神秘タイプのダメージを与えます。
     (ダメージの蓄積は最大でミミズの攻撃力の1322%まで)
     (10秒後に発動する神秘タイプのダメージにおいては、会心が発動しません)

    ノーマル:マーキングショット
     20秒毎に、敵1人に対して攻撃力の252%分のダメージ/さらに30%の確率でマーキング状態を付与(6秒間)
    (マーキング状態に与えるダメージが150%上昇する)

    パッシブ:精密射撃
     会心値を190増加/
     さらに会心値を26.6%増加

    サブ:追い詰められた狼
     攻撃時、自身の失ったHPに比例して攻撃力の1.7%~9.4%分の追加ダメージ

  • 6高町 ミスズ25/03/03(月) 19:03:04

    前回までのあらすじ、一浪二留年したSRT学園生徒のミスズは連邦生徒会長失踪の報を聞きすぐにシャーレへと向かった。そこで出会った先生に一目惚れしつつ、先生の身の安全も考えてシャーレの部員として活動をしていた。そんな中、シャーレにアビドス高等学校より、支援要請の手紙が届いた。先生とミスズはすぐにアビドス高校へと向かい、支援物資を届けていると、アビドス高校を襲撃するヘルメット団と遭遇してしまい戦闘となった。その際破損してしまった装備を補充するために、アビドス高校の皆と買い出しに向かうと、ミスズが所属している部隊の皆に見つかってしまった。
     なんやかんやで部隊の皆もアビドス高校に来て、実力を見せたあとセリカのバイト先へと来たのだが・・・

  • 7高町 ミスズ25/03/03(月) 19:11:42

     時刻は日が沈みあたりは暗くなり始めた頃、私は普段は使わないスコープをレールに乗せて、覗き込みながら柴石ラーメン屋を見ていた。

    モトコ『DOG4、持ち場につきましたぁ』
    アヤ『こちらDOG1、了解した。DOG2,DOG3変化は?』
    サトリ『こちらDOG2、変化なし』
    ミスズ「こちらDOG4、変化なし」

     無線機越しでそれぞれ違う場所で待機している。私が待機している場所は、柴石ラーメンの向かいにあるビルの一室、すでに無人となっている部屋であるためボロボロであるが、私が隠れるにはとてもいい場所だ。

  • 8高町 ミスズ25/03/03(月) 19:19:32

     しばらくして、柴石ラーメンの扉が開いた。私はすぐに誰が出てきたのかをスコープ越しに確認する。黒い猫耳に飾りっ気のないライフル、セリカが出てきた。

    ミスズ「こちらDOG3、目標が出てきました」
    サトリ『こちらDOG2、こちらも目視』
    アヤ『こちらDOG1、了解した。DOG4、通信は?』
    モトコ『こちらDOG4、拾ったよ。アクションは路地裏』
    アヤ『・・・DOG2、目標の追跡。DOG3は狙撃地点を変更、ポイントCrystalに。DOG4はそのまま』

     アヤの指示の元、私達は行動を始める。私は非常階段を駆け下り、事前に用意しておいた移動道具を使いポイントCrystalまで移動した。
     

  • 9高町 ミスズ25/03/03(月) 19:46:13

    路地裏、ここは夜になれば人はほぼ居なくなる。襲撃を仕掛けるのならば丁度いいだろう。私達はもう少し別な場所で夜襲をしかけるが……
    私が狙撃地点に到着してすぐ、事は起こった。

  • 10高町 ミスズ25/03/03(月) 19:58:46

    セリカが私達に隠れて見られていることなんて気がつくことなく進んでいた、次の瞬間いくつもの銃声が鳴り響きセリカを狙って幾つもの銃弾が飛翔していた。

    セリカ「え!?え!?何!?」

    突然の出来事にセリカは困惑しているが、持ち前の身体能力ですぐに身を隠し周囲の状況を確認し始めた。そして、私達もようやく引き金に指をかけた。当然だが、今の銃声は私達によるものではない。別の誰か、私達が柴関ラーメンでラーメンを食べている頃から、こちらを見ていた集団が現れた。

    アヤ『アルファ部隊確認 、総員攻撃待て』

  • 11高町 ミスズ25/03/03(月) 20:26:29

     アヤの指示で私は引こうとしていた引き金から指を離した。

    ミスズ「どうして?」
    アヤ『まだアイツラは私達の存在を認知していない。アイツらの目的がはっきりしていない以上、私達が手を出すわけには行かない』
    ミスズ「ただやられてるところを黙って見てろっていうの?」
    アヤ『そうだ』

  • 12高町 ミスズ25/03/03(月) 21:16:42

    更新さぼってこんなの作ってたことを懺悔します

  • 13高町 ミスズ25/03/03(月) 21:42:50

     確かに今回の私達の行動は先生の許可を取らずに勝手にやっていることだ。今回の私達の行動に対して大義名分らしい大義名分はない・・・いや、それはいつもの事か。どちらにせよ、私達の行動が露見するような行動は慎まなければならなかった。


    ミスズ『…』


     dice1d2=1 (1)

    1,引き金を引く 2,引き金を引かない

  • 14高町 ミスズ25/03/03(月) 21:46:24

     悪いけれど、流石に見知った相手が被害に遭いそうになっている所を黙って見過ごせるわけがない。だから、私は狙いを定めた。


    スナイパーライフル 88以下 dice1d100=88 (88)

  • 15高町 ミスズ25/03/03(月) 21:54:21

     狙いを定めヘルメット団の一人、最もセリカに対して攻撃をしているヘルメット団員に対して狙い定めて引き金を引いた。撃ち出された弾丸はヘルメットを貫通し、碌な抵抗もさせずに気絶へと持ち込ませた。

    アヤ『おい、お前またやったな・・・』
    サトリ『はは、そんな気はしてた(笑)』
    モトコ『リーダーもそれを織り込み済みでしょ?じゃなきゃ私をこんな近くに配置しないでしょ』
    アヤ『はぁ』

     アヤは溜息を漏らし、私はレバーアクションをして次弾を装填する。

    アヤ『プランB。目撃者殲滅、またこれか』
    サトリ『実際それが早いから』

  • 16高町 ミスズ25/03/03(月) 23:05:48

     戦闘処理が面倒になったので、ミスズ達の戦闘技能成功かつヘルメット団の回避が失敗すれば強制気絶になります。

    ヘルメット団の人数 10+dice1d10=6 (6)

     戦闘 ラウンド1

    AGL順

    セリカ70 アヤ60 サトリ50 ヘルメット団員50 ミスズ16

    同速 dice1d2=2 (2)

    1サトリ2ヘルメット団員

    夜間によりDOG部隊以外戦闘技能-10

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:14:59

    少々有利だが何処までいけるかね…

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 06:59:02

    何撃ってるんですか、ミスズ

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 15:17:01

    どうなるかね…

  • 20高町 ミスズ25/03/04(火) 19:27:06

    セリカの行動

    戦闘準備により行動消費


    アヤの行動

    スモークグレネードを使用

    アヤの投擲 部隊補正+50

    dice1d50=45 (45)

    投擲 判定上記 dice1d100=44 (44)

    成功 5ラウンド後終了時までDOG部隊回避+20 他部隊技能-20

    失敗 3ラウンド後終了時までDOG部隊回避+20 他部隊技能-20

  • 21高町 ミスズ25/03/04(火) 19:31:59

    アヤ
    EX スモークグレネード コスト2
     スモークグレネードを投擲、範囲内の味方全員の回避率を20%上昇。

    ノーマル CQC
    40秒毎に、敵一人に対して攻撃力1000%のダメージを与え、10秒間スタン状態にする。

    パッシブ そこにいたお前が悪い
    敵撃破時、回復力分のシールドを得る。

    サブ ステルスミッション
    ストライカーが二人以上のとき、回避率を50%上昇

  • 22高町 ミスズ25/03/04(火) 19:35:17

    サトリの行動

    ショットガン 80 dice1d100=63 (63)

    成功時

    ヘルメット団員A 回避 35-10-20 dice1d100=80 (80)

  • 23高町 ミスズ25/03/04(火) 21:42:01

    ヘルメット団員の行動

    不意打ちの展開により行動不能

    ミスズの行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=77 (77)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Bの回避 35-10-20-10

  • 24高町 ミスズ25/03/04(火) 21:42:48

    モトコの行動
    ジャミング

  • 25高町 ミスズ25/03/04(火) 21:54:32

    サトリ
    EX 戦略的破壊活動
     敵一人を対象として、攻撃力500%のダメージを与え対象は20秒間被ダメージが200%上昇する。

    ノーマル  ジャミング
     30秒毎に敵一人に対して20秒間被ダメージを150%上昇する。

    パッシブ 最先端武装
     防御力を30%上昇させる

    サブ ハッキング
     30秒毎に敵全体に20秒間被ダメージを100%上昇する。

  • 26高町 ミスズ25/03/04(火) 22:09:20

    モトコ
    EX 戦線離脱支援
     乗り物に登場したモトコが登場。
     モトコの治癒力20%分の値が追加された治癒力を持ち、攻撃力の30%分の射撃を行う。
    (タクティカルサポートの搭乗物は重複して登場することはできません)

    ノーマル 支援妨害
    40秒毎に敵一人を対象とし、被ダメージを150%上昇する。

    パッシブ 支援射撃
    味方のスキル発動時、対象となった敵に対して攻撃力の100%の射撃を行う

    サブ 補給支援
    30秒毎に味方一人を対象として、リロード速度を50%上昇させる。

  • 27高町 ミスズ25/03/04(火) 22:14:46

     私達の戦闘は一瞬にして始まった。セリカが持ってきたアサルトライフルを手にして、マガジンの確認、薬室内に弾薬が入っているのかそんな確認をしている間に、アヤは動き出した。
     今回は敵が多い、そのためアヤは腰に下げていたスモークグレネードを投擲して、辺り一帯に濃い煙を発生させた。夜間に加えて濃い煙、こうなってしまってはまともに周囲の状況を確認することはできなくなるが、私達にとってはもう慣れたものだ。
     すかさずサトリが飛び出しショットガンを見舞わせて、私の狙撃もヘルメット団員を撃ち抜く。その間にも、モトコはジャミングを行い、ヘルメット団の通信を断った。

  • 28高町 ミスズ25/03/04(火) 22:17:51

     戦闘 ラウンド2

    残りのヘルメット団員 14人

    AGL順

    セリカ70 アヤ60 サトリ50 ヘルメット団員50 ミスズ16

    同速 dice1d2=2 (2)

    1サトリ2ヘルメット団員

    夜間によりDOG部隊以外戦闘技能-10


    セリカの行動

    ライフル 70-10 dice1d100=89 (89)

    成功時 ヘルメット団員 回避 35-10 dice1d100=60 (60)

  • 29高町 ミスズ25/03/04(火) 22:19:33

    アヤの行動

    組付き 95 dice1d100=7 (7)

    成功時 ヘルメット団員C受け流し 1-10 自動失敗


    派生技 投げ飛ばし 95 dice1d100=95 (95)

    成功時 ヘルメット団員D回避 35-10 dice1d100

  • 30高町 ミスズ25/03/04(火) 22:20:50

    成功時 ヘルメット団員D回避 35-10 dice1d100=80 (80)


    サトリの行動

    ショットガン 80 dice1d100=24 (24)63

    成功時

    ヘルメット団員A 回避 35-10-20 dice1d100=

  • 31高町 ミスズ25/03/04(火) 22:21:50

    コピペミスってた

    ヘルメット団員E 回避 35-10-20 dice1d100=36 (36)

  • 32高町 ミスズ25/03/04(火) 22:27:24

    ヘルメット団員たちの行動

    ライフル 50-20 dice1d100=99 (99)

    成功時

    対象 dice1d3=3 (3)

    1,セリカ2,アヤ3,サトリ

    回避 セリカ70-20 アヤ60 サトリ50

    dice1d100=36 (36)

  • 33高町 ミスズ25/03/04(火) 22:28:39

    ミスズの行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=28 (28)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Bの回避 35-10-20-10 自動失敗


    ヘルメット団員ファンブル効果で追加行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=63 (63)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Bの回避 35-10-20-10 自動失敗

  • 34高町 ミスズ25/03/04(火) 22:29:03

    クリティカル効果で追加行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=30 (30)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Bの回避 35-10-20-10 自動失敗

  • 35高町 ミスズ25/03/04(火) 22:29:34

    二回目のクリティカル効果で追加行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=86 (86)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Bの回避 35-10-20-10 自動失敗

  • 36高町 ミスズ25/03/04(火) 22:34:05

     戦える状態になったセリカは応戦して引き金を引くが、煙幕の中敵の視認ができない。数植えて当たるかの如く撃ったが、その弾丸は空を切る。その間にアヤはヘルメット団員の一人を掴み、別のヘルメット団員へと叩きつける。サトリは再び一人を着実に倒し、私は短時間で4発の狙撃を行い3人を気絶させた。

     戦闘 ラウンド3

    残りのヘルメット団員 8人

    AGL順

    セリカ70 アヤ60 サトリ50 ヘルメット団員50 ミスズ16

    同速 dice1d2=1 (1)

    1サトリ2ヘルメット団員

    夜間によりDOG部隊以外戦闘技能-10

    ラウンド6終了時までDOG部隊回避+20 他部隊技能-20


    セリカの行動

    ライフル 70-10-20 dice1d100=87 (87)

    成功時 ヘルメット団員 回避 35-10-20 dice1d100=62 (62)

  • 37高町 ミスズ25/03/04(火) 22:35:34

    アヤの行動

    組付き 95 dice1d100=30 (30)

    成功時 ヘルメット団員I受け流し 1-10 自動失敗

    派生技 投げ飛ばし 95 dice1d100=23 (23)

    成功時 ヘルメット団員J回避 35-10 dice1d100=61 (61)

  • 38高町 ミスズ25/03/04(火) 22:36:24

    サトリの行動

    ショットガン 80 dice1d100=48 (48)

    成功時

    ヘルメット団員K 回避 35-10-20 dice1d100=40 (40)

  • 39高町 ミスズ25/03/04(火) 22:37:13

    ヘルメット団員たちの行動

    ライフル 50-20-10 dice1d100=61 (61)

    成功時

    対象 dice1d3=1 (1)

    1,セリカ2,アヤ3,サトリ

    回避 セリカ70-20-10 アヤ60 サトリ50

    dice1d100=44 (44)

  • 40高町 ミスズ25/03/04(火) 22:38:05

    ミスズの行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=98 (98)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Lの回避 35-10-20-10 自動失敗

  • 41高町 ミスズ25/03/04(火) 22:40:47

    柴関ラーメンの際のクリティカル分でファンブル相殺・・・通常失敗
     セリカは再び攻撃をしようとするが、やみくもに撃っても攻撃は当たらない。先程と同じようにアヤとサトリは攻撃をしていくが、私は狙撃を外した。

  • 42二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:19:11

    向こうも数が減ってはいるがどうなるかね…

  • 43二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 06:34:32

    最初の方よりは減っている

  • 44二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 09:55:01

    関係ないけど、ミスズはもしかして突スナ派のスナイパーだったりする?

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 14:14:43

    近距離の方が強そうなメンツだから少しあり得そう…

  • 46高町 ミスズ25/03/05(水) 18:46:37

     作者的にはスナイパーライフルとアサルトライフルの中間というか、マークスマン運用しているのを想定しているかな。必要ならば狙撃をするけど、基本的にはアサルトライフルよりも少しだけ後方で撃ってる感じ。まぁ、前衛二人がド近距離なので、ほぼ中距離でございますが。

  • 47高町 ミスズ25/03/05(水) 21:10:29

    第3ラウンド

    残りのヘルメット団員 5人

    AGL順

    セリカ70 アヤ60 サトリ50 ヘルメット団員50 ミスズ16

    同速 dice1d2=2 (2)

    1サトリ2ヘルメット団員

    夜間によりDOG部隊以外戦闘技能-10


    セリカの行動

    ライフル 70-10-20 dice1d100=6 (6)

    成功時 ヘルメット団員 回避 35-10-20 dice1d100=65 (65)

  • 48高町 ミスズ25/03/05(水) 21:11:06

    アヤの行動

    組付き 95 dice1d100=85 (85)

    成功時 ヘルメット団員I受け流し 1-10 自動失敗

    派生技 投げ飛ばし 95 dice1d100=86 (86)

    成功時 ヘルメット団員J回避 35-10 dice1d100=8 (8)

  • 49高町 ミスズ25/03/05(水) 21:12:24

    >>48マイナス補正入れ忘れがあるので、その分含めると失敗ですね

  • 50高町 ミスズ25/03/05(水) 21:13:29

    ヘルメット団員たちの行動

    ライフル 50-20-10 dice1d100=69 (69)

    成功時

    対象 dice1d3=2 (2)

    1,セリカ2,アヤ3,サトリ

    回避 セリカ70-20-10 アヤ60 サトリ50

    dice1d100=11 (11)

  • 51高町 ミスズ25/03/05(水) 21:16:06

    サトリの行動

    ショットガン 80 dice1d100=24 (24)

    成功時

    ヘルメット団員O 回避 35-10-20 dice1d100=19 (19)

  • 52高町 ミスズ25/03/05(水) 21:17:17

    ミスズの行動

    スナイパーライフル 88-10(遠距離狙撃分低下) dice1d100=100 (100)

    パッシブ:精密射撃 50以下クリティカル

    クリティカル時 追加行動

    ヘルメット団員Lの回避 35-10-20-10 自動失敗

  • 53高町 ミスズ25/03/05(水) 21:17:46

    二回目分のクリチケ消費…

  • 54高町 ミスズ25/03/05(水) 21:19:31

    第5ラウンド

    残りのヘルメット団員 2人

    AGL順

    セリカ70 アヤ60 サトリ50 ヘルメット団員50 ミスズ16

    同速 dice1d2=1 (1)

    1サトリ2ヘルメット団員

    夜間によりDOG部隊以外戦闘技能-10

    セリカの行動

    ライフル 70-10-20 dice1d100=90 (90)

    成功時 ヘルメット団員 回避 35-10-20 dice1d100=18 (18)

    アヤの行動

    組付き 95 dice1d100=83 (83)

    成功時 ヘルメット団員I受け流し 1-10 自動失敗

    派生技 投げ飛ばし 95 dice1d100=31 (31)

    成功時 ヘルメット団員回避 35-10 dice1d100=63 (63)

  • 55高町 ミスズ25/03/05(水) 21:20:49

     サトリの行動

    ショットガン 80 dice1d100=98 (98)

    成功時

    セリカ 回避 不意打ち 自動失敗

  • 56高町 ミスズ25/03/05(水) 21:28:37

     戦いは無事終わるころになり、ようやく焚かれていたスモークはなくなる。戦場となった場に立っていたのは、私達DOG部隊だけとなった。


    アヤ『交戦終了。各自使用した弾薬の回収』

    サトリ『一応市販の既製品だから、私達の特定は難しいと思うけどね』

    アヤ『念には念をだ。私達が戦闘した痕跡は残すな』


     私達は自分が使用した弾薬を回収する。その間にアヤはヘルメット団員の装備を物色し、彼女達の目的を把握できるようなものがないかを探した。

     薬莢の回収を終えて、狙撃ポイントから移動して二人の元へと合流したときには、アヤが気絶したセリカを肩で持ち上げていた。


    ミスズ「あ、その子も気絶させてたんだ。どうするの?」

    アヤ「ホットゾーンを離脱する・・・アビドス高校の敷地内がセーフエリアだろうな。そこまでかな」

    サトリ「だったら、モトコの車に乗って帰ろうよ」

    モトコ「よんだぁ?」


     私達が話していると後ろに車に乗って窓を開けて、私達が乗るのを待っているモトコの姿があった。


    シークレットダイス dice1d100=8 (8)

  • 57高町 ミスズ25/03/05(水) 21:32:19

    ミスズ「あ、モトコもう来て・・・」
    アヤ「・・・・ちょっとまて」
    サトリ「あらら、これはどういうことなのかな・・・」
    モトコ「あはは、ごっめぇぇん!!誤魔化せなかった!!」
    "何があったのか、詳しく説明してくれるよね?"

     本当ならアビドス高校の一室を借りて仕事をしているはずだった先生の姿が、なぜかモトコが運転している車の助手席にあった。それどころか。

    ホシノ「うへぇ、流石SRT生徒の皆だねぇ」
    シロコ「ん、すごい」
    ノノミ「あれだけの人数を手際よく、すごいですよ♪」
    アヤネ「あの、セリカちゃん、大丈夫ですか?」

     アビドス高校の面々まで一緒だった・・・

  • 58二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:12:13

    早めに捜索をしていた感じかなこりゃ…

  • 59二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 06:44:13

    見つかってらぁ

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 10:02:49

    まぁ敵の増援よりはマシ

  • 61二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 14:26:04

    とりま合流か

  • 62二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:25:08

    このレスは削除されています

  • 63高町 ミスズ25/03/06(木) 22:27:29

    私達はアビドス高校に戻ると、対策委員会室で四人揃ってきれいに正座をさせられていた。

    ”それで、どうしてあんなことをしていたのかを教えてくれるかな?”
    アヤ「私達が昼頃、柴関ラーメンでラーメンを食べているとき、誰かが私達のことを見ていると気がついたので」
    モトコ「私達が原因で誰かしらに目をつけられている可能性も十分にあったから」
    サトリ「実害が出る前に私達でどうにかしようと思っていたんですが」
    ミスズ「少し調べてみたら、私達じゃなくてセリカちゃんかアヤネちゃんのどちらかを狙おうとしている集団だとわかりました」

  • 64高町 ミスズ25/03/06(木) 22:34:53

    ”それで、どうして私に話してくれなかったのかな?”
    アヤ「わたしたちの問題でしたら、先生やアビドス高校の皆に迷惑をかける理由には行きませんでしたし」
    サトリ「敵勢力の全貌が不明な状態かつ、どんな戦闘になるのかもわからない状態で先生を連れて行くのは危険」
    モトコ「情報も不正確な点が多いから、下手に話をしてアビドス高校の皆を混乱させるわけには行きませんでした」
    ミスズ「あと、私達が戦闘した記録はあまり残したくないという理由もあります」

     結果としてセリカを助ける展開にはなったものの、私達は一応先生の担当しているシャーレの部員であるにも関わらず、勝手な行動をしたことになっている。本来ならば十分な処罰対象として扱われることをやったのであるが、この先生は大きな罰を与えるつもりはないようだった。

    ミスズ「そういえば、モトコどうして先生にバレたの」
    モトコ「普通にバレてた、というよりも私達四人が一度にいなくなったことを不自然に思って私の車に乗り込んできた。他のアビドスの面々も同様に」
    ””

  • 65高町 ミスズ25/03/06(木) 22:42:30

    ホシノ「まぁ、おかげでセリカちゃんが誘拐される前に助けることができたから結果オーライだよ」

    シロコ「ん、誘拐されてたら大変だった」

    アヤネ「もし誘拐されていたら、砂漠の中へと行かれていた可能性もありますし、捜索は難航していたでしょうから」


     セリカが無事?(アヤが首絞めで気絶させていた)なため、アビドス高校のみなは安堵しているが、


    アヤINT75 dice1d100=49 (49)

    サトリINT80 dice1d100=65 (65)

    モトコINT85 dice1d100=93 (93)

    みすずINT23 dice1d100=7 (7)

  • 66高町 ミスズ25/03/06(木) 22:48:48

     私達は引っかかりを覚える。

    ミスズ「今回の誘拐、少しおかしいよね」
    アヤ「ミスズもそう思うか」
    ”おかしい?”

     私がいった言葉にアビドス高校の皆がこちらを向いた。

    ミスズ「だって、おかしくない?今までここアビドス高校に襲撃してきていたヘルメット団が、突然誘拐なんて手段を取ってきたんでしょ?」
    アヤ「誘拐自体はそう珍しいものではない、けれど、話を聞けばヘルメット団が最後にここを襲撃してきたのはついこの前、明らかに間隔が短すぎる」
    サトリ「連邦生徒会からの支援もなし、学園としての支援もなし、そんな不良組織が使える資金になんて限りがあるよ。それなのに、これだけの間隔でやるのは少し無理がある。というか、私達がこの前ヘルメット団の前哨基地を破壊して多くの物資を失わせたはずなのに」
    アヤ「このヘルメット団、何かがおかしい。ただの不良組織じゃないかもしれない」

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 23:15:08

    それなら情報収集かね

  • 68高町 ミスズ25/03/06(木) 23:34:28

     気になることであっても、私達が直接動く理由にはならない。だから、私達は翌日は何事もなかったかのように、アビドス高校の敷地内で訓練をしていた。けど、今日は何かが起きそうな気がするなぁ>>69

  • 69二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 07:00:32

    ヘルメット団残党狩り

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 09:38:25

    まあさっと狩った上でリーダー格をさっと尋問して情報集めりゃある程度揃うだろうしね…

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 14:33:11

    どうするかね…

  • 72高町 ミスズ25/03/07(金) 18:52:16

     再び射撃訓練をしていた私達をホシノたちは連れ出し、廃墟となったビルの前に来ていた。


    アヤ「他のヘルメット団の拠点も制圧なんて私達いる?」

    ミスズ「絶対いらないと思う」

    ホシノ「うへぇ、だってみんな強いじゃん。それにこうした荒事は得意分野でしょ?」


     これまでの戦闘で私達が妙にこうした制圧に慣れていることはバレてしまっている。故にこうしたことを頼まれるようになってしまったが、私達は本来こうした便利屋のように使われる立場ではないのだが。


    モトコ「まぁ、もうこうなったら諦めてやるしかないよ」



    アヤの隠す90 隠れる90 dice2d100=59 5 (64)

    ミスズの隠す73 隠れる83 dice2d100=93 66 (159)

    サトリの隠す85 隠れる85 dice2d100=82 37 (119)

    モトコの隠す85 隠れる90 dice2d100=75 9 (84)

  • 73高町 ミスズ25/03/07(金) 21:02:22

     クリティカル効果で失敗を成功に。


     銃声一つ立てず、私達はヘルメット団の拠点を一つ制圧した。アビドス高校の皆も同時に他の拠点を制圧しており、今回の一件でよりヘルメット団の力は大きく失われたはずだろう。そんな中、私達は制圧したヘルメット団の拠点を調べていた。


    アヤ「やはり、おかしいな」

    サトリ「拠点自体は廃墟の流用だけど、使ってる物資は妙に真新しいね」

    モトコ「型落ちはしてるけど、このあたりならまだ十分に使えるやつだね」

    ミスズ「う~ん、これ弾もそれなりのものだね。安物じゃない」


     調べれば調べるほど異質さが目立つ。


    アヤ「やっぱり、尋問が早いか?」

    サトリ「う~ん」

    アヤINT75 dice1d100=72 (72)

    サトリINT80 dice1d100=47 (47)

    モトコINT85 dice1d100=71 (71)

    みすずINT23 dice1d100=56 (56)

  • 74高町 ミスズ25/03/07(金) 21:04:55

    サトリ「たぶんだけど、これヘルメット団の外部から支援を受けてると考えるほうが無難かもね」
    ミスズ「そうなの?」
    モトコ「そうだね。これだけの装備を一度に買い揃えるとなれば、型落ちしかも中古で、正規の流通経路の中古市場でもかなりの額になるよ」
    アヤ「ならば、その支援者が何者なのかを洗ったほうがいいな。場合のよっては、ヘルメット団以外の別の組織にもそいつらが支援している可能性があるからな」

  • 75二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 23:13:16

    疑う点ではあるな…

  • 76高町 ミスズ25/03/08(土) 08:11:01

    アヤ「とりあえず、コイツラを尋問して情報を得られるかを試すか」

    ミスズ「え~?あれやるの?」

    サトリ「ptsdにさせないようにね・・・」


     しばらくお見せできません。

    アヤ  尋問 75 dice1d100=66 (66)

  • 77高町 ミスズ25/03/08(土) 08:20:40

    アヤの尋問で支援者がいることは確実となったが、残念ながらヘルメット団の誰も誰が支援してくれているのかは把握していないようだった。ヘルメット団にとってはどこの誰かも知らない相手から現金をぽんっと渡されているだけらしく、装備や備品は自分たちで購入しているとのことだった。また、ヘルメット団自体はアビドス高校に執着する理由はなく、あくまで支援してくれている人がアビドス高校を潰してもらいたいそうだった。

    ミスズ「どう思う?」
    サトリ「現金なのはお金の流れの追跡を難しくさせるためだろうね、これだけの額を移動させているとなればどこかしらでマネーロンダリングをされている可能性も高いし、お金の流れを追跡するのは難しいかな」
    モトコ「通信機器のログにそれらしいものも残ってないし、やり取りも対面だけかもしれない。書面が残されているかも怪しいかな」

     支援者は自分たちに繋がらないようにと痕跡を残していない。おそらくこのまま調べ続けても有力な情報を得るのは難しいだろう。けれど、他にも収穫はあった。

    モトコ「ただ、ヘルメット団の本拠地らしき情報は手に入れられたから、そこに行くのはありかもね」
    アヤ「はぁ、そうだな。一応先生に報告はするが・・・お前たちは装備の点検と補充をしておけ、どうせまた私達の出動することになるだろう」
    ミスズ「あはは・・・そんな気がする」

  • 78高町 ミスズ25/03/08(土) 08:30:10

    モトコ 幸運 70 dice1d100=94 (94)

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 14:21:13

    幸運は失敗か

  • 80高町 ミスズ25/03/08(土) 17:59:01

     時間は日が沈みあたりは暗くなっている。わたしたちは今ヘルメット団の本拠地へと来ていた。どこかの廃工場だろうか、これまで侵入してきたヘルメット団の基地と比べれば複雑な所となっている。自家発電でもしているのか、監視カメラも生きていて、存在を悟られずに侵入はするのは難しくなっている。


    アヤの隠す90 隠れる90 dice2d100=26 18 (44)

    ミスズの隠す73 隠れる83 dice2d100=40 21 (61)

    サトリの隠す85 隠れる85 dice2d100=79 99 (178)

    モトコの隠す85 隠れる90 dice2d100=11 10 (21)

  • 81高町 ミスズ25/03/08(土) 17:59:49

    え、ファンブ、ええ?

  • 82高町 ミスズ25/03/08(土) 19:52:09

    私とアヤ、サトリはバレることなく侵入に成功した。けれど、既に何故かヘルメット団は警戒態勢になっていた。


    アヤ「…モトコ」

    モトコ『いや、本当にごめんって、でも聞いてよ?ここ砂漠なせいで車なんて隠せる場所なんてないんだからね?』


    モトコの運転する車がヘルメット団の警備に見つかってしまった。お陰で彼女らの警戒が上がってしまい、私達がステルスするのは少し難しくなってしまっている。それでも、私達がやることは変わらない。


    アヤの隠す90 隠れる90 dice2d100=34 14 (48)

    ミスズの隠す73 隠れる83 dice2d100=78 82 (160)

    サトリの隠す85 隠れる85 dice2d100=90 21 (111)

    シークレットダイス 50 dice1d100=20 (20)

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 23:10:48

    シークレットと隠れるのは成功だな

  • 84高町 ミスズ25/03/09(日) 08:10:14

     警戒状態になりつつも、私達は存在を悟られないように活動していた。


    目星

    ミスズ72 アヤ75 サトリ76

    dice3d100=97 76 45 (218)

  • 85高町 ミスズ25/03/09(日) 08:12:13

    シークレットダイス ファンブルにより成功地上昇

    70 dice1d100=85 (85)

  • 86二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 14:33:32

    どうなるかこれは…

  • 87高町 ミスズ25/03/09(日) 14:57:38

     私達はヘルメット団を気絶させつつ、鎮圧をさせていた。

    サトリ「二人とも止まって」

     サトリの突然の停止指示、私達は近くにあった遮蔽物に身を隠して、サトリが見ている方を確認した。そこはつい先ほどまで私達が通っていたポイントであり、気絶させていたヘルメット団の姿見える。しかし、その場所で何やら動いている人影が見えた。

    ミスズ「奇襲する?」
    アヤ「まて、何かが変だ。様子を見る」

     姿勢を低く音を立てないようにアヤは移動してく。私は高いところへと移動し、周囲の状況の確認をする。

    サトリ「あれは、ヘルメット団じゃないね。支援者組織かな?」
    アヤ「かもしれないな。もしくはヘルメット団の上層部か・・・」

     彼女たちが一体何者なのかと確認をしていると、彼女たちは警戒態勢だったヘルメット団と遭遇した。この対応でヘルメット団との関係が分かる、そう思っていると。すぐにヘルメット団は銃を構えて発砲しようとしていた。けれど、引き金を引くよりも先に、ショットガンを持った少女に撃ち倒された。

    アヤ「こちらDOG1、DOG4応答せよ」
    モトコ『こちらDOG4、なに?』
    アヤ「通信傍受に何かあったか?」
    モトコ『まだ何も、有用そうな情報はまだ』

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:23:02

    時系列を考えると、あいつらかな

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 23:15:17

    なるほど、イッヌ達のみ状況を把握できてそうだなこりゃ

  • 90高町 ミスズ25/03/10(月) 00:39:35

    アヤ「第三勢力の存在を確認。これより、対象の部隊をアルファ部隊と呼称する。DOG3、アルファ部隊の武装は確認できるか?」

    ミスズ「やってみるけど、どうだろう」


     私は遮蔽物から顔を出して、目を凝らして装備を確認する。

    目星 72

    dice1d100=22 (22)

  • 91二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 09:15:30

    成功?

  • 92高町 ミスズ25/03/10(月) 10:09:46

     暗いが装備を確認することはできた。

    ミスズ「アルファ1、ポンプショットガン。アルファ2、軽機関銃、アルファ3狙撃銃、アルファ4武装確認できず。共通武装は確認できない」
    アヤ「どこかの小隊か?生徒なら校章がどこかにあるはずだが」
    ミスズ「うーん、あれは制服じゃなさそうかな。一応頭部に角持ちが二人アルファ3、アルファ4」
    サトリ「角持ち?角持ちで有名なのはゲヘナと百鬼夜行の二校だけど」
    アヤ「アビドス地区の近隣にゲヘナ地区はある。距離を考えればゲヘナ地区の者と考えるのが順当だろう」

     なぜゲヘナの生徒がこの場所で活動しているのか、そしてヘルメット団と対立しているのかはわからない。情報が圧倒的に不足していた。

    アヤ「・・・深追いは危険か、一度撤退するぞ。DOG4、通信傍受を継続」
    モトコ『やってるけど、そのアルファ部隊無線使ってないかもね』

  • 93高町 ミスズ25/03/10(月) 10:13:35

     アルファ部隊の目的がわからない以上、私達の活動が漏れる可能性がある。けれど、アルファ部隊がこの場で活動していたとなれば、私達の活動を擦り付けることが可能だ。それに、ここまでに私達だけでも多くのヘルメット団の無力化に加えて、設備の破壊と情報の奪取は行った。壊滅とまではいかなくとも十分な成果だろう。
     私達はアルファ部隊にばれないよう、気配を消してホットゾーンを離脱した。


    カヨコ「・・・おかしい」
    ムツキ「?どうしたのカヨコ?」
    カヨコ「事前に聞いていた人数よりヘルメット団の人数が少ない」

  • 94高町 ミスズ25/03/10(月) 10:26:55

     日付も変わり、今日もアビドス高校の廃校対策委員会の面々と共に借金返済をどうするかの会議を傍聴させてもらっている。相変わらず酷い提案がされる中、アイドル業を始めようという提案が一番ましな提案になり頭を抱える事となった。その結果、アヤネがちゃぶ台返しの如く机をひっくり返したことにより、会議は強制的に終了となった。
     今日もまた、再び柴関ラーメンにお邪魔させてもらいラーメンを啜る。どうやら、アビドス高校の皆にとってはここがよく集まる場所なのかもしれない。

    アヤ「カロリーが少し気になるな」
    モトコ「カロリーなんて気にしていたらおいしく食べれないよぉ。あ、私麺固め油抜き野菜ニンニクマシマシで」

     確かにこんなに頻繁にラーメンを食べていたら太りそう。

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 14:35:25

    自分達で何か持ってきてなかったのかそういや…

  • 96二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:15:25

    旨いからそこは良さそうだな…

  • 97高町 ミスズ25/03/11(火) 00:11:25

    セリカ「そういう割には、全員大盛しかも替え玉二玉、餃子チャーハン付きじゃない」
    ミスズ「私達結構ハードな仕事もしてるから」

     カロリーが気になると言っても、私達の任務中の食事のほとんどは空腹を誤魔化すためのかさましされた料理や、素早く必要な栄養を取れるスティック状のレーションなど、味気ない物たちだ。加えて、私達はある程度カロリーをためておかなければ、この程度のカロリー日によっては全く足りないことだってるのだ。

    アヤ「おかげで、学園からの毎月の給料はかなり食費で消えてしまうがな」
    セリカ「へぇ・・・って給料?」
    サトリ「あれ?もしかして知らない?ヴァルキューレ警察学校とSRT特殊学園は治安維持機構でもあるから、生徒でも毎月給料出るって」
    セリカ「初耳なんだけど」

  • 98高町 ミスズ25/03/11(火) 00:21:53

    モトコ ズズ
    ミスズ「あつ!?肉汁が不意に」

     隣の席でアヤネちゃんのご機嫌取りをしているアビドス高校の面々を他所に、私達は自分達の前に出された大盛りの料理を食べ進めていく。

    セリカ「大将、うちラーメン屋ですよね?」
    大将「そうだけど?」
    セリカ「なんで円盤餃子が出てきてるんですか」
    大将「そっちの方が早いし」
    セリカ「・・・そういうものなのかな?」

     ある程度ラーメンを食べ進めていると、店の戸が開いた。新しい客なのだろう、仕事柄人の姿を確認できるのならば、無意識に誰なのかを確認してしまう。それは他の仲間も同様で、音がした時点で視線が戸の方へと移っていた。
     半開きの戸、誰かが入ってくるのかと思ったがなかなか入ってこず、一人の少女が顔だけ店内に入れてきた。

    ミスズ「あれ?」
    ハルカ「あ、あのぉ」

     私は直ぐに皆にハンドサインを送り、小声での会話を始めた。

    アヤ「どうした」
    ミスズ「私の記憶が確かなら、あの子、アルファ1」
    モコト「マジ?」
    サトリ「これは、面倒そうな、あつ」
    アヤ「餃子をほおばりながらしゃべるな」

  • 99高町 ミスズ25/03/11(火) 00:35:10

    ミスズ「まぁ、ズズ、とりあえず、ズズ、警戒しておいて、ズズ、損は無いんじゃない」
    アヤ「お前はラーメンを啜ってしゃべるな」
    モトコ「だぁふぃふぁい」
    アヤ「とりあえず口の物を飲み込んでから喋れ、お前に至ってはわざとだろ」
    モトコ「ばれたか」
    アヤ「バレバレだ」

     私達が少しふざけつつも、聞き耳を立ている。何やら、この店で一番安いラーメンが一体何かを聞いたうえで、四人で一杯を分け合おうというのだ。正直に言って、足りる?私達なんて大盛り一杯でも全然足りないっていうのに、並盛を四等分だなんて。

    アヤ「ミスズ、お前絶対今考えるべきことじゃないことを考えているだろ」
    ミスズ「ばれたか」

     おふざけをしつつも、どうやらあの四人はあまりお金がないようだ。昨日、ヘルメット団の本拠地に潜入しておいて金欠とは、一体どういうことなのだろうか。あと、大将私達にサービスしているのに、さらにそんなサービスをしたら本当に赤字になりますよ。

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 08:05:21

    お行儀が悪い

  • 101高町 ミスズ25/03/11(火) 09:32:46

     さて、ふざけた会話をしつつも私達はこれからどうしようかな。一応先生とアビドス高校の皆に、あの子達が昨日襲撃したヘルメット団拠点になぜか来ていて、ヘルメット団と対立したことは伝えておくとして。


    >>102

  • 102二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 10:15:47

    アルファ部隊(便利屋)の情報をできるだけ集めつつ捕らえる為の訓練とか?

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 14:33:56

    まあ迎撃の為の準備は必要かね?

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:04:44

    罠張るなら味方が引っ掛からない様に教えるのは必要だろうな

  • 105高町 ミスズ25/03/12(水) 00:42:34

     敵の敵は味方と言う言葉は存在しているけれど、それはそれは互いに対立しあう理由がないからこそであり、見方をした方が相手に有利に立ち回れたり、被害を最小限に抑えられるからだ。なぜそんなことを今言ったのかと言えば、あのアルファ部隊は、結局のところヘルメット団と対立はしていても、アビドス高校及びSRT学園に対立しているのかは明確ではなかった。

     向こうがこちらに対立の意志を示しているのであれば、ある程度話は早かったものの、わからないものは仕方がない。とりあえず、私達はアルファ部隊がここアビドス地区で一体何をしようとしているのかを調べることにした。加えて、アビドス高校周辺の侵入ルートのいくつかに地雷やクレイモアをセットして起き、侵入されることには警戒をしておいた。


     さて、アルファ部隊に関する情報はほぼないに等しい。今わかっていることは、推定ゲヘナ学園または百鬼夜行連合のどちらかの生徒の可能性が高いことと、現在アビドス地区内か周辺のどこかしらに滞在している、ヘルメット団拠点をたった四人で襲撃することができるだけの実力を保有している。これらの情報だけでは、彼女たちの正体を探るのは難しい。正体を知るための情報も含め、情報を一体どこから仕入れるべきか。>>107

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 09:19:23

    あ、そうか。原作と違って便利屋68とう名事態知らないから、どこから調べればいいのかわかっていないのか

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 15:32:44

    情報の仕入先か…
    ゲヘナか百鬼夜行と推定してるからその二つの学校が出してる指名手配の情報とか…?
    特徴とか持ってる銃だけでも分かれば最低限だが把握はしやすいだろうし

  • 108高町 ミスズ25/03/12(水) 22:28:38

     とりあえず、ゲヘナと百鬼夜行の二校が公開している指名手配情報を確認することにした。容姿の詳細は幸いなことに、紫関ラーメンで四人の姿を確認することができている。多少記憶から抜けていても、私達四人が見ているため顔を間違えることは無いだろう。


    アルファ部隊(便利屋68)に関する情報を二校のHPで見つけられるか

    75 dice1d100=76 (76)

  • 109高町 ミスズ25/03/12(水) 22:33:23

     駄目だ。それらしい情報が見つけられない。

    ミスズ「こっちもだめ、見つけられない」
    アヤ「こちらもだ」

     指名手配が出ていないとなれば、まだ指名手配を出されるほどの何かをしていない新参か、対処を間違えるわけにはいかない、表には公開できないそれだけやばい組織なのか。

    モトコ「これは、一度ヴァルキューレとSRTの共用データベースから指名手配のデータを探した方が早いんじゃないかな」
    サトリ「ただ、それをするとなると私達の今の端末じゃ閲覧権限がないし。一度SRTに戻らないと」

  • 110高町 ミスズ25/03/12(水) 22:44:53

    ミスズ「でも、今回の一件でわざわざSRTに戻るのも」
    アヤ「・・・確かに、ミスズの言う通り、現状、アルファ部隊は味方ではないが同時に敵であるわけでもない。疑いは有れど、私達が先生のもとを離れる理由には薄いな」

     ここ数日で先生が危険なことにためらわずに身を投じることは当たり前、という共通認識がDOG部隊の私達には生まれていた。そんな先生の身の安全をとてもではないが、犯罪計画を容易に立てるようなアビドス高校の皆に任せるわけにはいかない。そのため、当初の予定よりも長く、今回のアビドス高校への出張が終わるまでの間は、私達DOG部隊は護衛として事実上就いていることになっている。

    サトリ「だったら、私とモトコ二人だけでデータベースにアクセスしに行く?アヤとミスズの二人ならある程度護衛はできるでしょ?」
    アヤ「そうだな。モトコが居れば足になるからな、いざとなれば二人ともすぐには戻ってこれる」

     その後も、私達は話し合い、サトリとモトコは一度SRTに戻り情報を集めに、私とアヤはここに残り、他に使えそうな情報がないかを収拾することにした。

  • 111高町 ミスズ25/03/12(水) 22:47:52

    イベント発生まで残りの行動回数

    dice1d3=3 (3)

    私とアヤはどうしていようか、情報を収集するべきか、何時でも戦闘を出来る様に武器の準備をしておくべきか。アビドス高校の皆と話し合うべきか・・・

    >>112

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 23:10:45

    お試しで残ったメンツと対策委員会で一度くらいは模擬戦とか?
    イッヌ達はアグレッサー役としてもある程度向いてそうだし

  • 113高町 ミスズ25/03/12(水) 23:40:44

     モトコとサトリ、この二人が居なければ、私とアヤでの情報収集能力はあまり高くない。そのため、私とアヤは私たちなりにやれることをやることにした。

     先生には二人が情報収集のためにSRTに一度戻ったことを伝えて、何か自分達に手伝ってもらいたいことはあるのかと聞いたところ。


    ホシノ「それじゃあさ」

    アヤ 睨みつけ

    ホシノ「うへぇ、おじさんどうして嫌われてるのかなぁ」

    ミスズ「理由は明白」


     ホシノの提案により、ここアビドス高校を利用した戦闘訓練を行うことになった。

     ルールは簡単なもので、アビドス高校の皆が防衛を行い、私とアヤの二人で校舎の何処かに設置されたフラッグを奪取するものだ。

     私達は当然アビドス高校の皆がどこに待機していて、フラッグが置かれているのかは知らない。同様に、アビドス高校の皆は、私達が何時何処から侵入を試みるのかを知らない状態だ。

     さあ、アビドス高校の皆は私達を捉えられるのかな。

    アヤの隠す90 隠れる90 dice2d100=30 64 (94)

    ミスズの隠す73 隠れる83 dice2d100=13 25 (38)

  • 114高町 ミスズ25/03/12(水) 23:42:06

    アビドス高校面々、索敵

    60ー成功数*10 dice1d100=67 (67)

  • 115高町 ミスズ25/03/13(木) 00:29:24

    ”そこまで、勝者アヤ&ミスズ”
    セリカ「うそ!?いつの間に侵入したの!?」
    シロコ「全然気が付かなかった。警戒してたのに」
    アヤネ「ドローンにも一切映っていません・・・常に警戒をしていたのに」
    ノノミ「おかしいです。私ずっとフラッグがある教室の廊下を見ていたのに」

     私達がフラッグを奪取したうえ、既に校舎から出ていることを知った四人は驚きを隠せていない。私達からしたら、十分彼女たちに見つかる可能性がある内容であっても、彼女たちには見つけられないようだった。

    シロコ「どうやったの」
    ミスズ「どうって・・・」
    アヤ「単純に全員の巡回ルートの把握、気配を悟らせないように場合によっては一時間もの間一切姿勢を動かさずに待機、窓の縁を掴んで移動していただけだが」
    セリカ「いや、最後の奴に関してはどういう移動方法よ」

  • 116高町 ミスズ25/03/13(木) 00:31:27

     私達にとってはそこまで戦闘訓練にはならなかったものの、アビドス高校の皆にとってはいい経験になったのだろう。私達の侵入ルートを聞き、すぐに反省会を始めていた。


    イベント発生まで残り2回


    >>117

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 09:42:55

    ご飯

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 14:59:36

    ご飯とか終えたら
    現地の地理的状況とかの把握を兼ねた夜の見回りとかかね?

  • 119高町 ミスズ25/03/13(木) 22:35:21

     ホシノに私達が普段どんな食事を食べているのかと聞かれた。寮で生活している間は学校に併設されている学生食堂から配給される食事をしているが、ホシノが言っているのは任務中の方の食事の意味だろう。残念ながら、モトコが車を持っていてしまっているため、手の込んだ料理を作るのは難しい。そのため、私達がこっちに来てほぼほぼラーメンを食べている理由の食事を一緒に食べることにした。

    セリカ「・・・え?これだけ?」
    ミスズ「そうだよ」

     携帯性と保存性に長けたレーション、正直に言おうこんなんで腹が膨れるわけがない。味気なさすぎるし、保存性のために水分をこれでもかと抜いているため、非常に硬くぼそぼそとしている。水筒の水がなければ飲み込むのも困難なものだ。提案したホシノですら、自分が提案したことを後悔しているのが見て取れる。

    シロコ「意外といける」
    アヤネ「シロコ先輩はゼリー飲料だけで済ませることが多いですもんね」
    シロコ「ライディングしてると、あんまり食事をしている余裕はないからね」
    ミスズ「うそぉ・・・」

  • 120高町 ミスズ25/03/13(木) 22:49:48

     味気ない食事を済ませてから、今日は解散となった。シロコたちはそれぞれの家に帰っていくのを見届けて、私達は先生と共にアビドス高校の校舎の一室を借りて寝泊まりをする。

     私とアヤが武器の手入れをしていると、電話が鳴り響きすぐにアヤは電話を取り相手を確認する、相手はモトコだった。


    アヤ「モトコ、どうだった?」

    モトコ『さすがにヴァルキューレのデータベースには情報があったよ。アルファ部隊は便利屋68。ゲヘナ学園の生徒。陸八魔アル、浅黄ムツキ、鬼方カヨコ、伊草ハルカ、以上計四名によって構成されている組織。存在が確認されたのも割と最近みたいだから、多くの情報はないね』

    アヤ「ゲヘナ学園か・・・」

    モトコ『ただ、ヴァルキューレが把握している内容だけでも警戒度はかなり高くなってるね』

    ミスズ「え、マジ?」

    サトリ『いやぁ、この前豪華客船爆破事件あったじゃん』

    アヤ「ああ、あったな・・・おい、待てまさか」

    モトコ『その予想通り、その犯行に便利屋68が関与してるみたい。豪華客船名だけあって警備のレベルは相当高いものになっていたはずなんだけど、それを突破したうえ乗客の積み荷を奪っていったみたい。他にも、警備レベルが高い施設への侵入を成功しているうえ、確りと被害を出してるから』

    ミスズ「うわぁ、それ絶対私達が裏で始末する案件じゃん」

    サトリ『多分そうなるね。ただ、犯行内容に一貫性がないところと、便利屋と言う名を考えると恐らく彼女たちは依頼を受託したうえで犯行に及んでる』

    アヤ「なら、ヘルメット団の一件も外部からの依頼か?』

    サトリ『そう考えるの自然かな、ただそうした場合一つの疑問が残る』

    ミスズ「だれが、その依頼を出したか?」

    アヤ「そうなる・・・な」


    アヤINT75 dice1d100=65 (65)

    サトリINT80 dice1d100=32 (32)

    モトコINT85 dice1d100=61 (61)

    みすずINT23 dice1d100=25 (25)

  • 121高町 ミスズ25/03/13(木) 22:53:33

    アヤ「不要となったヘルメット団を始末するために便利屋を使ったな」

    モトコ『同意見かな』

    サトリ『私も』

    ミスズ「う~ん、私もそんな気がするような」


     私達DOG部隊の考えは、便利屋68はヘルメット団を支援していた正体不明の組織により依頼され、不要となったヘルメット団を始末しに来ていた。私達が遭遇した場面はその最中だったのだろう。


    アヤINT75 dice1d100=10 (10)

    サトリINT80 dice1d100=35 (35)

    モトコINT85 dice1d100=59 (59)

    みすずINT23 dice1d100=64 (64)

  • 122高町 ミスズ25/03/13(木) 22:55:06

    アヤ「なぁ、もしその考えが正しいとして、一つ嫌な予感がする」
    モトコ『奇遇だね、私も一つ嫌な予感がする』
    サトリ『私もだよ』
    ミスズ「え?みんな揃ってどうしたの」
    アヤ・モトコ・サトリ「『『これ、便利屋68が直接アビドス狙いに来ない?』』」

  • 123高町 ミスズ25/03/13(木) 22:58:58

     便利屋68がアビドス高校を狙っている可能性がある、それが私達の考えとなった。モトコとサトリは急いでアビドスへと戻ってくるそうだが、既に寮を出られる時間ではなくなってしまったため、朝一でこちらに向かってくれるそうだ。

     さて、便利屋68がほんとうにアビドス高校を襲撃しに来るという確証はないが、その可能性は十分にある。そうなれば、私達はこれからどう動くべきか。

    イベント(便利屋68襲撃)発生まで1回

    >>124

  • 124二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:16:07

    先生に再びアビドスに襲撃が来る可能性が高いことを伝えて、奥の手として狙撃がある程度できる子が居るから捕獲して尋問したりする為に麻酔弾とかの用意とか…?

  • 125高町 ミスズ25/03/14(金) 07:12:51

    ミスズ「先生、ちょっといい?」
    ”どうしたんだい、こんな時間に?”

     すでに遅い時間であるにもかかわらず、先生は未だに机に向かって書類と格闘していた。私達が手伝おうとしても、
    閲覧権限がないような書類があるせいで、下手に出だしができないものばかりが溜まっていっている。

    ミスズ「これは、あくまで私達DOG部隊として集めていた情報から基づいた一つの可能性なんだけど、恐らく今後一週間以内、否、二、三日程度でもう一度アビドス高校は襲撃に合うと思う」
     私の言った可能性に先生の握っていたペンは動くのを止めた。
    ”その話、詳しく聞かせてもらえるかな”
    ミスズ「大丈夫、そのつもりできたから」

     私は先生にこれまで私達が集めた情報の全てを話した。ヘルメット団の本拠地を夜襲した際、ヘルメット団員以外の部隊に遭遇したこと、その部隊の構成員らしき人物と紫関ラーメンで遭遇したこと、そしてその部隊は便利屋68と呼ばれる犯罪組織であることなど。

    ミスズ「サトリとモトコは朝一でアビドス地区に戻ってくるつもりみたい。今なら、まだSRT内にある私達の物資をこっちに持ってこれるから、必要なものがあったら言ってほしいんだけど」
    ”麻酔弾とかってあるかな”
    ミスズ「生徒にはまず刺さらないから論外で」
    ”そうだよね。君たちDOG部隊ならこのアビドス高校をどこから攻め落とす?”

     先生の問いに私は考える。元々私達DOG部隊は隠密部隊であるため、大々的に戦闘を行ったりはしない。そのため、正面切って戦闘するなんてことの経験はほぼない。そのため、私達の考えが参考になるのかは怪しいが、それでも考えることにした。

  • 126高町 ミスズ25/03/14(金) 07:13:10

    ミスズ「私達なら、まず時間をかけて生徒の行動パターンを把握します。そこから警備の穴を見つけて、そのタイミングで侵入、それぞれバラバラに動いた瞬間、気絶させます。在校生5人に先生一人、制圧は容易です。ですので、仮に侵入するとしたら今のような人の少なくなったタイミングですね」
    ”便利屋68はそう動くと思う?”
    ミスズ「いいえ、過去の記録からして彼女たちはある程度の隠密はするようですが、プライドがあるのか最後には自分達の姿を必ず見せています。なら、ステルスミッションの動きは彼女たちのプライドが許さないかと」
    ”なら、彼女たちが私達が知らない間に侵入してくるなんてことは考えなくていいと思うよ”
    ミスズ「侵入されることは考慮しないんですね」
    ”うん、今回は彼女たちが校舎に近れないように防衛に力を入れよう”
    ミスズ「…必要なら、私達以外のSRTの部隊を応援に要請できますが」
    ”それはいいよ、これはあくまでアビドス高校の問題なんだから。だから、君たちDOG部隊も今回の一件はあくまでサポートに回ってもらえないかな”
    ミスズ「・・・彼女たちを信じていいんですか?」
    ”大丈夫だよ。彼女たちは強いから”

  • 127二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 14:17:50

    実際そうなのは確か何よな…

  • 128高町 ミスズ25/03/14(金) 19:42:28

     先生が彼女たちの実力を一体どこで評価しているのかはわからない。それでも、先生がそう言うのならば、お上の指示ならば私達はそれに従うことにしよう。私は、愛銃にスコープを取り付け、既に遅くなった時間であるにもかかわらず、射撃場に立ちスコープの調整を行った。
     それからしばらくして、アビドス高校の皆が登校し終わったころ、先生の口から近いうちにアビドス高校がもう一度襲撃に合う可能性があることが告げられた。私とアヤはいつでも戦闘ができるよう、アビドス高校近くにある廃墟で息をひそめて待つ。モトコとサトリは今、アビドス高校へと急ぎ戻ってきているそうだが、もう少し時間がかかるとのことだ。
     どれほどの時間が経った頃だろうか、時間の感覚を忘れた頃、今回はアビドス高校の港同じ周波数にしている通信機に通信が入った。

    アヤネ『便利屋68を確認しました!!進行方向は、アビドス高校です。さらに、民間の傭兵業者の存在も確認されました』

     どうやら、早いうちに気が付いていて正解のようだった。
     

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:06:55

    迎撃はできそうだな…
    後はぶつかり次第か

  • 130高町 ミスズ25/03/15(土) 07:59:44

     今回の私達はあくまでサポート、本格的な戦闘には参戦しない。


    ミスズ「こちらミスズ、こっちも目視したよ」

    アヤ『こちらアヤ、こちらも目視した』


     私達二人も便利屋68の存在を認識した。私はスコープをのぞき込み狙いを合わせる。


    ミスズ「いつでも狙撃できるけど」

    アヤ『そのまま待機、火力支援要請が出されるまでそのままだ』

    ミスズ「了解」


     シークレットダイス 50 dice1d100=40 (40)

  • 131高町 ミスズ25/03/15(土) 08:01:22

    ミスズ POW対抗 90 dice1d100=44 (44)

  • 132二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 15:48:35

    どちらも成功か

  • 133高町 ミスズ25/03/15(土) 15:57:09

    ミスズ「!?」

     咄嗟に私は折角狙いを定めていた銃ごと遮蔽物の後ろに隠れた。

    ミスズ「・・・ばれた?」

     白髪の武装が確認できない少女、こちらは見つからないように隠れて遠距離から狙撃できるようにしていたのに、それなのにこちらの方を見てきた。この距離ならこちらの存在を知っていなければ見つけられるはずがない。なのに、スコープ越しで見えた彼女の顔は、こちらを見ていた。

    ミスズ「・・・こちらミスズ。狙撃地点Aを放棄する」
    アヤ『・・・わかった』

     私はすぐに走り、次の狙撃地点に移動する。恐らく、移動している間にアビドス高校と便利屋68の戦闘は始まるだろう。それでも、私の居場所がバレてしまっているこの状況はダメだった。

  • 134高町 ミスズ25/03/15(土) 16:09:06

     戦場に置いて恐怖というものは重要な要素だ。そして、それの重要度は私達は酷く、身をもって知っている。何せ、私達が極秘任務を遂行する際、現場の者の情報を聞くことがある。当然、善意で話してくれる相手は皆無だ、だから、私達は相手を脅して情報を聞き出す。その時有効な手段が相手を脅して、恐怖に陥れることだ。自分の身の安全を確保しようと、少しでもマシな方へと逃げようとする。それに、恐怖は行動を委縮させる。時には圧倒的な恐怖を与えて、任務の遂行を迅速に行えるようにすることだってある。
     それなのに、それなのに、あの白髪の少女は睨みつけるだけで相手に恐怖を与えることができる。私は良く神経が図太いと言われるほど、精神は安定している。私自身彼女の与える恐怖の影響は小さい、だとしても、彼女の周囲に与える恐怖の影響は大きなものだ。

    ミスズ「めんどうくさいな」

     見るからに戦闘向きな相手ではない、そんな彼女がこれである。便利屋68は私達が思っている以上に、強敵なのかもしれない。

  • 135高町 ミスズ25/03/15(土) 21:33:20

    狙撃地点Bまで移動するのにかかるラウンド数

    dice1d5=4 (4)

  • 136高町 ミスズ25/03/15(土) 22:11:25

     私が移動している間に、アビドス高校の皆と便利屋68は接敵した。すぐに撃ち合いとはならなかったが、結局のところ撃ち合いは始まった。私とアヤが事前に仕掛けておいたクレイモアと地雷が炸裂し、短い時間で何度も爆発音が響き私達の元にも聞こえてくる。
     先生が言う通り、アビドス高校の生徒達は辺境の学校の生徒だと疑いたくなるほど、酷く、醜く、強かった。

    ミスズ「・・・アヤ」
    アヤ『ミスズ、私達が言えたことではないぞ』

     私達の技術は、ここキヴォトスの方でも相当穢い方だろう。そんな私達でも、彼女達の戦い方の異質はよくわかる。少人数で多人数相手を無理矢理こなす戦い方だ。そして、便利屋68も異質だ。個々の実力が異様に高い。あのSRを持っている人物に至っては、片手で狙撃銃を握りクイックショットすらしている。頭おかしいでしょ、というか、あの人たちなら傭兵を雇わない方が仕事が早かったんじゃないかな。完全に傭兵の人達が足を引っ張っている。主に私達が仕掛けた地雷とクレイモアに綺麗に引っかかっているし。

    ミスズ「・・・全員、SRTに欲しくない?」
    アヤ『いや、あいつらは訓練に耐えられないだろ』

  • 137高町 ミスズ25/03/15(土) 22:25:49

     私が狙撃地点Bに到着したときには、私達が仕掛けた地雷とクレイモアにより傭兵事業の方々は綺麗に吹き飛ばされていた。とはいっても、アビドスの面々には有象無象の一部程度の認識なんだろう。多分、私達が居なくとも、時間さえあれば便利屋68との戦闘を並行しつつ倒しきれるのだろう。


    ミスズ「アヤはどっちが勝つと思う?」

    アヤ「・・・答えるまでもあるか?」


    ミスズ INT 23+50 dice1d100=37 (37)

  • 138高町 ミスズ25/03/15(土) 22:49:41

    ミスズ「・・・アビドス高校、いや、ホシノが勝つかな」

     ホシノの立ち回りだけ異質な彼女たちの中で、一人異様に確りとしていた。それゆえにその異質さが目立った。本人は肩の力を抜き、真面目とは言い難い戦い方をしている。けれど、その足取りは、銃の扱いはSRTの私達には決して誤魔化せなかった。恐らく、アビドスの面々に加えて便利屋68、なんなら私達DOG部隊の皆を加えたとしても、彼女一人に勝てるのかすら怪しいだろう。
     話に聞く、ゲヘナの風紀委員長ですら私達DOG部隊の不意打ちですらどうにかなるかわからないというのに、何故そんな相手との同格あるいはそれ以上の存在がこんな辺境の地に居るのか、本当に分からない。

    ミスズ「・・・どうする?」
    アヤ『変わらないさ、私達は待機するだけだ』

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:13:40

    とりまステルスの方針か今のところは…

  • 140二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 07:20:56

    保守

  • 141高町 ミスズ25/03/16(日) 14:18:28

     DOG部隊の出番

    dice1d10=7 (7)

    1~9出番なし 10出番在り

  • 142高町 ミスズ25/03/16(日) 14:28:22

     ホシノに思わず目が行ってしまうが、時間が17時になるころ、時報が地域一帯に鳴り響いた。それを合図として、傭兵業者の人達は一斉に帰ってしまっていった。傭兵たちが居ない方が便利屋68の人達にとっては動きやすいだろうが、アビドス高校というアビドスの面々にとっては庭とも言えるフィールドで戦っている。
     シロコが先陣を切り、便利屋68は何故かスナイパーライフルを持つ相手が先陣を切りつつシロコに後れを取らずに戦っていた。いや、なんでアサルトライフルやサブマシンガンの間合い、私達にとってはハンドガンと挌闘の間合いであるにもかかわらず、もっと遠くの間合い、私よりもずっと遠くの間合いで戦うスナイパーライフルだ。それなのに、なんで当たり前のように戦えているんですか。

  • 143高町 ミスズ25/03/16(日) 14:33:35

     最終的にお互いにこのままでは決着がつかない。千日手とも言える状態だ。


    ミスズ「もう撃つよ」

    アヤ『わかった』


     この状況ならば、新たな一手を私達が入れれば戦況を大きく変える一手とかす。それはたった一発の狙撃であっても。かといって、戦況を大きく変えすぎてはいけない。この状況で先陣を切っているアルファ3ではなく、アルファ4彼女に狙いを合わせる。


    スナイパーライフル 83 dice1d100=80 (80)

    50以下クリティカル

    クリティカル効果 索敵妨害

  • 144高町 ミスズ25/03/16(日) 14:35:47

    不意打ちにより回避不可


     私が撃ち出した弾丸は確実にアルファ4の足に着弾した。


    アルファ4 索敵(目星) 70 dice1d100=98 (98)

  • 145高町 ミスズ25/03/16(日) 14:41:53

    ミスズ「あ?あれ?」


     私の狙撃は私の想定以上の結果をもたらしてしまった。決定打にならない、あくまで威嚇射撃にとどめる程度の威力になるよう、足を狙ったにもかかわらず、彼女は横転してしまった。

     それが決定打となり、シロコ達が切り込み始めてしまった。


    ミスズ「・・・やっちゃったかなぁ」


     とりあえずレバーを動かし、空薬莢を排出するとすぐに拾い上げてダンプポーチに放り込む。


    アヤ『これ以上はやる必要はなさそうだな』


     あくまで便利屋68が撤退する切っ掛けを作ろうとした。それなのに、彼女達が敗北する切っ掛けを作ってしまった。まぁ、どちらに転んでも私達に実害はないため問題はないものの、先生がこの展開を望んでいたのだろうか。


    便利屋68 撤退 70 dice1d100=50 (50)

  • 146高町 ミスズ25/03/16(日) 14:51:33

     便利屋68はどうにか倒れてしまった少女を起こし、急いでアビドス高校から離れていった。もう一度狙撃をしようかとも考えたが、わざわざ追撃する理由もない。私はマガジンを外して、中に入っていた弾薬も排莢し、アビドス高校の方へとゆっくりとした足取りで歩いて行った。

     確かに彼女達は先生の言う通り、強いようだ。先生はそうしたものを見定める目があるのかもしれない。彼女達なら目の前で問題が起きても、自分たちで対処できるのかもしれない。

     そう思っていた、あの後サトリとモトコがどうにか戻ってこれたが、出番がなかったことに二人はとても不服装だった。そして、日付が変わり朝早くから何故だか皆が集まっていることを不審に覚えた私達は、彼女達が何故早くから集まっているのかと聞けば、今日が月々の借金の返済日だと言うそうだ。当然、私達は口座引き落としあるいは振り込みではないのかと聞いたが、何でも現金の手渡ししかしていないそうだ。

     正直に言おう、きな臭すぎる。おまけにカイザーローン?きな臭さが役満になった。毎月の返済額の多さにも驚かされるが、明らかに怪しすぎる。

     それから、再びアビドス高校の皆は会議をするそうだが、私達はこれからどうしていようか。


    >>146

  • 147高町 ミスズ25/03/16(日) 14:52:02

    >>150 安価先修正

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:58:16

    ksk

  • 149二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:42:21

    アビドス組は闇市に行くころか

  • 150二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:08:42

    カイザーローンを調査

  • 151高町 ミスズ25/03/17(月) 06:59:31

     カイザー系列の企業は、私達が良くFOX部隊に情報を流している相手だ。それだけ、真っ黒な情報を多く扱っており、私達からしたら、またカイザーかとも言えるほど、多くの被害がカイザー系列の企業が起こしている被害だった。
     そんな企業の系列からアビドス高校が借金をしている。あのカイザー系列の企業が何故学校にそれだけの大金を貸したのか、現金は直接回収の相手に手渡しで多額の現金を渡しているのか、気になる点が多すぎる。昨日今日で戦闘続きになることはないだろうから、私達DOG部隊はカイザーローンの動きを調べてみることにした。

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 15:08:13

    まあイッヌ達ならトカゲの尻尾から真相にたどり着ける証拠を集めるのは仕事上得意だろうしそこからだよな…

  • 153高町 ミスズ25/03/17(月) 21:50:31

     私達はすぐにSRTの記録を確認し、カイザーコーポレーションがアビドス地区で何をしていたのかを調べることにした。

    図書館 全員自動成功

     各々が役割分担をして膨大なデータベースと、アヤネから聞いた近くの資料館を借りて書類による調査を始める。元々カイザーコーポレーションはSRTが常にマークしている組織の一つであるため、SRT内には多くの情報が保管されている。それでも、普通のSRTの生徒ならばこうした情報を閲覧する権限はない。当たり前だが、SRTがこの情報を持っていることが漏れると致命的な問題になる。ならば、何故私達がこの情報を閲覧することができるのか、それは私達がDOG部隊であり、この情報の大部分を集めているのが私達だからなのだ。
     しばらく調べ続けてから、一度中間会議を始めた。

    アヤ「カイザーローン自体はキヴォトス全域に根を生やしている、故に、奴らがアビドス地区で活動をしていても不自然ではないが、少し気になる点を見つけた」

     アヤが提示した資料はカイザーコーポレーションの関連企業及び傘下となっている企業をリストアップしたものだ。

    モトコ「あら?随分アビドス地区に集中しているね」

     不自然なほどにカイザーコーポレーションの息がかかった企業がアビドス地区に集中していた。一見すれば関連性を感じられない企業達であっても、株式の保有による影響力、名を変えて潜めている企業など多種多様だ。

    アヤ「少なくとも、カイザーコーポレーションがここアビドス地区で何かをしようとしていることは明白だ」
    モトコ「それについて、恐らく私が調べたことが補足になると思うから提示していいかな?」

     モトコの挙手及び提案にアヤはうなずき、全員にモトコが調べていた情報が共有された。

    モトコ「私は土地の権利や大規模な売買の記録を漁ってみたのだけれど、アビドス地区の多くの土地がカイザーコーポレーションの系列企業の所有物になっていることを確認したわ」
    サトリ「それ自体は普通なことでは?この辺りの土地単価はかなり安いでしょうし、工場なんかを立てるために膨大な土地を購入すること自体は不自然には思えないのだけれど」
    モトコ「そうね、言葉を訂正するよ。アビドス地区及びアビドス砂漠を含む過半数近くの土地がカイザーコーポレーションが所有する土地になってる」

     モトコの報告を聞き、私達は一斉に驚いた。

     

  • 154高町 ミスズ25/03/17(月) 22:21:55

    ミスズ「は?待って待って?どうゆうこと?」
    アヤ「おかしいだろう、何故それだけの土地の権利がカイザーコーポレーションに移動している。ありえないだろう」
    サトリ「今の今までどうしてその異常が露見しなかったのでしょうか」

     何故そんなことになっているのか私達には理解ができなかった。しかし、モトコは決定的とも言える証拠を提示した。

    モトコ「土地の権利書の売買記録及び権利移動記録、そこからどんな取引があったのかを背景を考えたのだけれど。多くの土地が大規模な砂嵐が発生し始めた以降に売買されて、少しずつカイザーコーポレーションに権利が移動している。恐らく、この土地を手放そうとした当時の人達が少しでも高値で売ろうとした感じだろうね。加えて、借金の肩に移動したと思われる物があるから、結構昔からアビドス地区を狙っていたと思えるかな」

     随分の長い目でカイザーコーポレーションはアビドス地区を自分たちのものにしようとしているようだった。けれど、その狙いは一体なんだろうか。

    モトコ「加えて、これを見て」

     モトコが新たに提示したのはより限定的な土地の記録だ。わかりやすく色づけてされており、多くの土地がカイザーコーポレーションの土地となっているなと思っていて、対比で塗られている土地の所有者を見て目を丸くした。

    ミスズ「どうして、アビドス高校の土地がこんなに狭いの?」
    サトリ「各学園には自治区が認められているし、その土地を他者が入手することなんでできない筈じゃ!?」
    アヤ「いや、ここまでが前振りだろ、アビドス高校も何かしらの理由があり資金難になり、カイザーコーポレーションが土地を購入した。恐らく、カイザーローンに対しての借金もその前あたりにできた物だろう」

     確りと地図を確認すれば、その地図が記している地域は今、私達が寝泊まりをしているアビドス高校の周辺の地図であり、アビドス高校の自治区は高校とその周辺の土地しか残されていなかった。どうして、こんなことになったかの背景を考えたくなかった。

    モトコ「とりあえず、カイザーコーポレーションは学園を相手でも強気な姿勢であるみたいだってことが私の方の見解かな」

     モトコの資料を確認しつつ、次にサトリが自分の調べた内容を報告する。

  • 155高町 ミスズ25/03/17(月) 22:24:19

    サトリ「こっちは、アビドス地区にどんな価値があるのかを調べて回ってみたのだけど、公式な記録に置いて価値があるものは見いだせなかったわ」

     地下資源の調査記録やアビドス地区特有の現象など、いろいろな価値を見出せそうなものが無いかと調べた記録だったが、どれも価値を見出せるようなものではなかった。

    サトリ「ただ、雷帝との取引やら軍事開発と思われる記録が残されてたのよね」

     サトリのその報告を聞き、私達は一斉に目を逸らした。

    アヤ「雷帝?ナニソレシラナイナァ」
    サトリ「ウンウン、私達ハシラナイヨ」
    ミスズ「ウン、ナニモキイテナイ」

  • 156高町 ミスズ25/03/17(月) 22:44:38

    サトリ「まぁ、アビドス高校も関わっているその記録も二年前で、途切れてるみたいだし。雷帝も卒業しているからね、それに、今回の件には関りはなさそうだから」

     サトリの言葉に私達は安心して息を漏らしつつ、次に私が見つけた情報を発表した。

    ミスズ「私はこの辺りで闇が深そうなエリアを調べたのだけど、どうやら近くにブラックマーケットがあるみたい」
    アヤ「なるほど、ブラックマーケットか」
    ミスズ「流石にブラックマーケット内の記録はわからなかったけど、アビドス高校の影響力がなくなった前後あたりから、存在は確認できたよ。その範囲は恐らくある程度の高校の自治区程度の範囲がブラックマーケットの実行支配地になっているかな」

  • 157高町 ミスズ25/03/17(月) 22:48:47

     その後も多少の記録を調べて確認したが、これ以上の情報はここからは出てこないだろう。重要な情報を手に入れるためには、潜入してカイザーローンあるいは、ブラックマーケットで情報を収集するべきだろう。

     さて、どこで情報を集めるべきか

    1.一度先生に調査報告

    2.カイザーローンに潜入調査

    3.ブラックマーケットに潜入調査

    4.安価>>160

    dice1d4=1 (1)

  • 158高町 ミスズ25/03/17(月) 22:54:49

     とりあえず、一度今回の調査報告をするべきだろう。一応ここまでの調査は私達の持っている権限の範囲内であり、特段問題になるような行為でもない。しかし、潜入任務はほぼ黒の行為であるため、今の私達が独断で行えるような内容ではないのだから。
     一度、学校に戻り先生に調査報告をしてこれからの行動を決めようそう思っていた。

    ミスズ「どうして、先生ってこんなに短期間で次々問題を起こしてくれるのかなぁ」

     私達が廃坑対策委員室に入ってみれば、置手紙が一つ置かれていた。それは先生から私達に当てられたものであり、内容はとても短かった。

    ”廃坑対策委員会の皆とブラックマーケットに行ってきます”

    アヤ「・・・お前達着替えるぞ」
    ミスズ・サトリ・モトコ「は~い」

     私達は速攻で用意していた他校の制服に着替えると、モトコの車を走らせてブラックマーケットへと向かった。

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:15:35

    ならアレは確実に見るヤツだな…

  • 160高町 ミスズ25/03/17(月) 23:29:07

     あまりこうした表現は良くないかもしれないが、とりあえずなにか問題を起こしても大丈夫な学校。仮に問題を起こしてもまたあの学校かと言う程度で納めることができる、ゲヘナ学園の制服に着替えた私達は大急ぎでブラックマーケットへと到着すると、車の番をモトコに任せ、私達は先生を探すことにする。
     ブラックマーケットは連邦生徒会の権力が及ばない地、厳密には本来ならば権力が及ぶはずの地域であるものの、この地に住む者たちが反感し、実効支配をしている地だ。故に、ここでは連邦生徒会の法はほぼ通用せず、彼らの法が適応されている。
     ブラックマーケットなこともあり、堂々と違法な商品が取引されていることが確認することができるが、私達はこうしたことを摘発するのは仕事ではないため、見なかったことにして先生たちを探す。
     なぜ先生たちがこの場所に来たのかの理由は、アヤ曰く、ヘルメット団が利用していた装備の入手経路の調査だろうとのことだ。彼女らが使っていた武具はほぼ確実に非正規なルートで確保していることは確定事項であるため、確かにここならば非正規品を見つけるのは容易だろう。それでも、どこで手に入れたかの調査なんて、私達でも骨が折れる調査を彼女たちだけでできるとは到底思えなかった。

     さて、私達三人がブラックマーケットを散策していると、何やら騒ぎ声が聞こえてくる。はじめは喧嘩だろうかと思ったらどうやら違うようだ。

    「銀行強盗だ!!」

     思っていた以上に物騒なことが起きているようだ。

    アヤ「都合がいいな」
    ミスズ「へ?」
    アヤ「銀行に恩を売ろう、そうすれば情報も得やすいはずだ」
    サトリ「まじで言ってる?」

  • 161高町 ミスズ25/03/17(月) 23:36:01

    アヤ「闇銀ならば、このあたりのことにも詳しいだろう。加えて正規の銀行以上に厳しい闇銀河銀行強盗の被害にあって多額の損害を出したとしてみろ、従業員の首がいくつあれば足りるかな?」
    サトリ「なるほどねぇ、いいんじゃない?」
    ミスズ「人助けってわけではないけど、先生が人質になるようなパターンも困るし、さっさと騒ぎを鎮圧しましょうか」

     今の私達はSRTの生徒であることを証明するものは身につけていない、ならば一つ、ここで暴れてみるのもいいかもしれない。

    アヤ「というわけで、サポートを頼めるか?」
    モトコ『はいは~い、もうやってるよ~、ホッドゾーンの情報は端末に送ったから確認よろしく』

     私達は自分の武器を手に、銀行強盗犯が逃走に利用するであろうルートへと先回りをして待ち伏せをする。

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