- 1二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:29:33
- 2二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:32:06
それでは始めるもん。
そもそも馬券販売は「パリミュチュエル方式」と「ブックメーカー方式」の2つに分類されるもん。
パリミュチュエル方式というのは「投票券の総売り上げを一度集約し、胴元(運営側)が一定の割合を控除した後、残りの金額を賭けに勝利した人へ分配する方式」で、要はJRAが採用しているやり方のことを言うもん。
そしてブックメーカー方式は「民間の胴元業者であるブックメーカーが決めた賭け率に応じて、勝ち馬を当てた客が払戻金を受け取る方式」で、イギリスなどの海外競馬ではこの方式が主流な所もあるんだもん。
ここで問題になるのが、興行主と胴元が別々になっている点だもん。
一応ブックメーカー側も賦課金という形で競馬側に還元してるものの、その割合は10%と僅かだもん(※)。
だから、馬券売り上げが好調でも興行主に殆ど還元されないんだもん。
この辺りの基礎情報は、以前に海外パールさんが詳しくまとめてくれたもんね。
あれはイギリス競馬といって|あにまん掲示板世界レベルの被害だった2020年のコロナ禍で特に大変だった所よhttps://bbs.animanch.com/img/208498/518https://bbs.animanch.com/img/2…bbs.animanch.comあれはジャパンマネーといって|あにまん掲示板世界の競バ関係者の脳味噌を破壊してしまった結果色んなレースがステップレースになってしまったり限定ボーナスが設定されてしまったり日本で仕事してしまいたくなったりそんな争奪戦が繰り広げられている世界レベル…bbs.animanch.com(※)
英国政府、賦課金制度改革計画を正式発表(イギリス)【開催・運営】 英国競馬界に待望のニュースがもたらされた。英国政府は1月13日、競馬賭事を提供する全ての賭事業者が、4月1日から新たな賦課金制度を通じて競馬界に資金提供する計画を正式に発表したのだ。本紙が昨年10月に初めて報道したように、英国居住者から英国競馬を対象とする賭事を受け付けているすべての賭事業者は、競馬界を支援するために、粗利益が50万ポンド(約7,000万円)を超えた場合、その10%を支払うことになる。
BHA(英国競馬統轄機構)はこのニュースを歓迎したが、この新制度が導入されるまでに、国家補助規制に関するEUの承認が必要となる。このハードルは、ブックメーカー産業の代表者から鋭く指摘されていた。
1961年に初めて導入された現行の賦課金制度の下では、海外に拠点を置いて英国競馬を対象とした賭事を受け付けるオンライン賭事業者は、競馬界に資金提供する法的義務がなかった。ただし、いくつかのブックメーカーは公認賭事パートナー制度(authorised betting partner policy)を通じて資金提供していた。
新しい制度は、海外賭事業者によってできた抜け穴を塞ぎ、約9,000万ポンド(約126億円)を競馬界に還元する。現在の賦課金制度では5,450万ポンド(約76億3,000万円)の収入しかない。
新制度は競馬の発展に役立つ
トレイシー・クラウチ(Tracey Crouch)スポーツ大臣はこう語った。「新制度は、賭事業者から競馬に対して正当な還元額を確実に支払わせることになるので、英国競馬界の将来の安定に向けて寄与するでしょう」。
「競馬はこの国の確固たる伝統であり、数千もの雇用を生み出し、ほぼ年中無休で多くの人々の楽しみになっています」。
「競馬賭事賦課金に関する新しいアプローチは、競馬を存続させ発展させるのに役立つでしょう」。
BHAのCEOニック・ラスト(Nick Rust)氏はこのニュースに対してこう語った。「本日、政府から現行の賦課金制度に代わる新制度の導入が発表されたことを歓迎します。英国競馬界はこれにより、競馬を対象とした全ての賭事から、正当でバランスのとれた割合で再び還元を受けることになるでしょう。これは英国競馬界の将来の健全性にとって重要なことです」。
「2017年4月にこの新制度が実施されるようになれば、競馬界の中心的な財源はかなり増加するでしょう。これは競馬の参加者や、競馬界が支える英国各地の地域社会に恩恵を与えることにもなります」。
ラスト氏は競馬界を代表して、クラウチ大臣と文化・メディア・スポーツ省の尽力に感謝し、こう付言した。
「英国競馬界は英国賭事産業のパートナーと密接に協力し、この新しい環境を成功させ、競馬産業や経済全体にとって将来利益となるような魅力的な賭事商品を発展させていきます」。
ブックメーカーの反応
政府の発表に対するブックメーカーの最初の反応は、冷ややかなものだった。
ウィリアムヒル社(William Hill)のスポークスマンであるキアラン・オブライエン(Ciaran O'Brien)氏はこう語った。「提案されている賦課金制度への変更により競馬界への収入は増加するのでしょうが、この変更には国家補助規制に関するEUの承認が必要であることを指摘しておきます」。
「この新制度導入は、賭事産業からのメディア権料収入がこの10年間大幅に増加してきたことに続くものです。ウィリアムヒル社は必要に応じて今後の過程において意見を述べるつもりです」。
ラドブロークス-コーラル社(Ladbrokes-Coral)のスポークスマンは、彼らの海外事業に関して賦課金を支払う原則に先般合意したが、その賦課率は依然として問題となったままであると語った。
「新制度自体に関しては、公平であると人々は考えるかもしれませんが、賦課金、ベッティングショップの映像料、ストリーミング料、広告のコストは増大しています。あらゆる角度から見て、競馬界は自らに桁外れの値段をつけるという危機に陥っています」。
包括的なアプローチ
新法ではなく、規則によって制定される賦課金計画は、場内ブックメーカーや、ベッティング・エクスチェンジ、プール賭事、スプレッド・ベッティング(spread betting 後先当て)を提供する賭事業者など、すべてを対象とする。
これまで一律240ポンド(約3万3,600円)を支払ってきた場内ブックメーカーにとっても大きな変化となるだろう。
粗利益が50万ポンド(約7,000万円)を超える場内ブックメーカーは一握りにすぎないため、競馬界はこの改革を実行するにあたり、場内ブックメーカーの代表者たちと協議することを望んでいると見られる。
すでに本紙が報道したとおり、競馬賭事賦課金公社(Levy Board)は2018年前半まで存続するが、賦課金を徴収する役割はその後賭事委員会(Gambling Commission)に移行する。一方、新たに設立される競馬機構(Racing Authority)は集められた資金を分配する役割を担うことになる。
政府は、それらの移行を進めるために法改正規則(Legislative Reform Order)を定め、影響をうける利害関係者と近いうちに詳細について協議すると語った。
スポーツ大臣は、今後市場において生じる変化を的確に反映するため、制定後7年以内に、設定された賦課率についても再検討する予定である。
By Bill Barber
(1ポンド=約140円)
(関連記事)海外競馬情報 2016年No.3「競馬界に賦課金制度に替わる資金調達制度が導入される(イギリス)」、海外競馬ニュース2016年No.50「政府が新制度導入遅延の場合の賦課金計画を発表(イギリス)」
[Racing Post 2017年1月14日「Government confirms plans for reform of levy」]www.jairs.jp - 3二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:34:13
ワールドプールは初めて聞いたな…
- 4二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:36:07
この現状を変えるため、新たに創設された馬券販売事業が「ワールドプール」なんだもん!
ワールドプールというのをザックリ説明すると「パリミュチュエル賭事業者が参加する共同賭事プール事業」だもん。
要は、胴元がワールドプールに参加してる国の競馬ファンは世界共通のオッズで国内外の馬券購入が出来るようになるサービスだと思って欲しいもん。
元々は、2019年に香港ジョッキークラブがイギリスのUKトート社とアスコット競馬場と協力して始めた事業だったもん。
香港ジョッキークラブは日本でいうJRAにあたる組織で、UKトート社っていうのはイギリスでパリミュチュエル方式の馬券を販売する会社だけど、ブックメーカーと比較するとシェア率は5%しかないもん。
このワールドプールがここ数年、主にアジア圏を中心に事業を拡大していて、例年参加国が増加しているんだもん。
主な参加国はイギリス、アイルランド、香港、サウジ、オーストラリアなどで、2024年には南アフリカもワールドプールに参入してるもん。
現在は31団体で構成されていて、世界の大レースの馬券を横断的に共同オッズで購入することができるもん。
もちろんJRAはまだ非加盟だもん。
- 5二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:38:10
このワールドプールの長所として、世界中のレースの馬券を自国にいながら購入できるという点が挙げられるもん。
例えば、日本で海外レースの馬券を買おうと思ったら、基本的に日本馬が参加するレースでJRAが運営するプールじゃないと購入できないもん。
でもワールドプールの加入国なら、馬券の販売対象となっているレースは世界中のどこからでも購入できるもん。
「キングジョージ6世&QESはオーギュストロダンに単勝10万ブッパするぜ!」みたいなアホっぽいロマン馬券を買うことも可能になるもん。
だから単純な経済効果の他にも、各国のビッグレースに向けられる関心を底上げして、世界の競馬事業全体にポジティブな波及効果をもたらすのではないかと期待されているんだもん。
- 6二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:39:32
ターボは古いターボもん
多くの興行を統括しようとする動きを見るとどうしても日本のプロレス業界を思い浮かべてしまうもん - 7二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:41:21
注目すべき点として、この馬券は「パリミュチュエル方式」で販売されるんだもん。
つまり、他国の胴元と分配する必要はあるけれど、開催地の胴元が馬券の売り上げの大部分を得られるんだもん。
これはブックメーカーに泣かされてきたイギリス競馬にとっては革命で、「ひと開催につき、約50~70万ポンドの手数料収入があり、その数字はブックメーカーから入る金額の約10倍」(※)というデータもあるもん。
(※)
https://www.nikkansports.com/m/keiba/news/202409250001192_m.html?mode=all#google_vignette
- 8二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:44:55
ブックメーカーに泣かされてる側からすれば天の恵みかそりゃ
- 9二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:45:29
じゃあ何か短所はあるのか?と気になる人もいると思うもん。
結論から言うと「ある」もん。
しかも、日本競馬にとってはかなり痛い短所だもん。
この事業に最も早く参加した香港を例にすると、元々は地元競馬組織の香港ジョッキークラブがパリミュチュエル方式で馬券を販売していたもん。
でもワールドプール加盟後は他国の胴元も馬券事業に参入して、プール参加国にいる競馬ファンが国境を越えて購入できる馬券に一本化して販売されるようになったんだもん。
補足しておくと、ワールドプールの対象となるのは国際的に注目されるような大レースが開催される日限定で、普段は地元の胴元が単独で運営してるみたいだもん。
地元組織がお膝元で運営している馬券なら、売り上げは純粋に香港競馬に還元されるもん。
でもワールドプールの馬券を買うと、その一部は国外の胴元に流れていくことになるんだもん。
実際、香港ジョッキークラブは2018年の報告書で共同賭事プールの貢献は認めつつも、「最も持続可能なシステム全体にわたる収入源は、依然として地元プールで行われる賭事」だと明言してるもん(※1)。
データで見ても、2017-18年度の香港競馬賭事売上げは過去最高を更新したものの、地元競馬の賭事売上げは3.1%減少してるもん(※1)。
これはつまり、他国と共同した賭事プール事業に売り上げを幾らか吸い取られてると見ることもできるもん。
JRAを胴元に莫大な利益を上げている日本としては、これは見過ごせない問題だと思うもん。
(※1)
共同賭事プールの売上げが好調も地元競馬の売上げにわずかな懸念(香港)[開催・運営] 香港ジョッキークラブ(Hong Kong Jockey Club: HKJC)は年次報告書(8月末発行)において、「海外パートナーとの共同賭事プールは、競馬賭事売上げ増加に貢献している」と述べている。6月30日までの事業年度において、競馬とサッカーの賭事売上げは過去最高を記録した。
・ 競馬賭事売上げ...1,228億香港ドル(約1兆7,192億円 前年比6%増)
・ サッカー賭事売上げ...1,031億香港ドル(約1兆4,434億円 前年比11.2%増)
全体的な賭事売上げは2,340億香港ドル(約3兆2,760億円 前年比8.1%増)となった。
2017-18年度の競馬賭事売上げのうち、海外パートナーとの共同賭事プールによる売上げは166億香港ドル(約2,324億円 前年比154.8%増)で、全体の13.3%を占める。一方、香港における地元競馬の賭事売上げは3.1%減少した。
HKJCは現在、10ヵ国の38のパートナーとともに共同賭事プールを運営している。来年のロイヤルアスコット開催(5日間)では、アスコットベット(AscotBet)やトートプール社(Totepool)と組み、www.jairs.jp - 10二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:48:03
この「国際化」の流れが近年アジアで拡大しているというのは、結構な懸念事項だと個人的に考えてるもん。
日本の馬券売り上げが世界一であることは、このカテにいる皆なら知ってると思うもん。
そんな巨大市場に、ワールドプールの参加国達が目を付けないと思うもん?
そんなわけないとターボは思うもん。
現に2024年の夏に札幌で開催された「アジア競馬会議4」では、ワールドプールに参加する組織の要人達がワールドプールの成功と将来性をアピールする場面があったもん。
出席していた日刊スポーツの記者は「講演中のワールドプールのアピールが強すぎて、日本も参加を促されているようにも感じた(※1)」と思ったみたいだもん。
また、ワールドプールの筆頭主催である香港ジョッキークラブCEOのブレスゲス氏は「ワールドプールは"近い将来"世界トップ100のG1競走で提供可能である(※2)」とも言ってるもん。
このブレスゲス氏は現在アジア競馬連盟(ARF)の会長も務めている人で、かなりのお偉いさんなんだもん。
ここから分かる通り、ワールドプールビジネスはまだまだ拡大路線を続けるつもりみたいだもん。
記事の中で言及こそされてないけど、日本もターゲットにされているのは間違いないもん。
(※1)
https://www.nikkansports.com/m/keiba/news/202409250001192_m.html?Page=2&mode=all
(※2)
急成長のワールドプール、競馬界にとっての救世主となるか(国際)【開催・運営】 UKトート社のCEOアレックス・フロスト氏によると、28の国・地域のパリミュチュエル賭事業者が参加する共同賭事プール計画、ワールドプールはwww.jairs.jp - 11二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:51:40
それでは、この流れに対して日本の関係者はどう考えているかを見ていくもん。
これに関しては、2023年11月に掲載されたジャパン・スタッドブック・インターナショナルの記事でJRA国際部国際企画室の後藤裕一室長が明確に答えてるもん。
かなり重要な情報だから、ぜひ元記事にアクセスして読んでみて欲しいもん。
コロナ禍に負けず優勢を保つ日本の競馬賭事(日本)【開催・運営】 英国の馬券購入者は、政府の賭事に関するレビューの結果として個人情報についてさらに立ち入った質問がされることに頭を悩ませている。一方、世界最大の競馬賭事国である日本の馬券購入者は自身の行動に責任を持つ大人として扱われ続けている。「アフォーダビリティチェック、つまり経済力チェックとは何なのでしょうか?」というのが、日本の競馬統括機関、JRA(日本中央競馬会)で賭事運営に携わる人々が英国からの訪問者に一番聞きたがる質問だ。
JRA国際部国際企画室の後藤裕一室長はこう説明する。「JRAの規制では、たとえば馬券購入者ご本人やそのご家族から、競馬場への入場やインターネット投票を禁止するように要請があれば、それも可能です」。
「ただ、馬券購入者は自ら馬券購入額の上限を設定することもできます。ご本人やご家族からの申し出なしに制限をかけられません。しかし、それはうまく機能していると思います」。
昨年初めてバスケットボールを対象としたインターネットくじが認可された。しかし日本の法律では、競馬・自転車レース・ボートレース・オートレースにかぎり政府が運営するパリミュチュエルシステムを通じて賭事を行うことが認められており、これは厳守されている。
競馬は最も人気のあるレジャーであると言えるだろう。IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表した2019年の年間統計によると、JRAの売得金は合計で2兆8,817億8,866万1,700円にのぼり、国際ランキングで2位と3位である英国と香港の売上げの総額を合わせた額に手が届きそうである。
コロナ禍から日本が経験したことは、英国とのもう1つの決定的な違いを浮き彫りにする。日本の売上げは11年連続で増加していて12年目を迎えようとしているのだ。一方この期間の統計が示すところによると、英国の売上げは10~15%減少している。
多くの競馬国と同様に、日本も競走馬と関係者の生活を守るために競馬を施行し続けたが、2020年2月末に競馬場は無観客となり40の場外馬券発売所は閉鎖された。しかし、インターネット投票への移行が進んだことにより売上げは増加し続けた。
後藤氏はこう説明した。「私たちは2020年下半期にふたたび観客に門戸を開きました。それまでにネット投票のシェアは22.4%増加し92.7%に伸びていました。銀行口座を持っていれば簡単にアカウントを作ることができるのです」。
「年配の馬券購入者は通常、ネット投票を利用せずに競馬場に足を運んでいました。しかし長らく競馬場が閉鎖された後に、それが解除されて5,000人まで入場できるようになったとき、彼らは順応していて新たにアカウントを作っていたのです。2020年にはネット投票の会員数は500万人近くとなり、前年よりも60万人増加しました。競馬への関心は維持されたわけです」。
英国のレーシングTVやスカイスポーツ・レーシングに相当するグリーンチャンネルの決断も、ネット投票の好調維持に寄与したと、後藤氏は指摘した。グリーンチャンネルは月額5ポンド(約900円)ほどの視聴料を無料にしたのだ。
後藤氏は「地上波のレース中継は午後3時から4時までに限られています。だからグリーンチャンネルの決断のおかげで、お客様はそれまでよりもずっと簡単にレース中継を視聴できるようになったのです」と付け加えた。
また発売金が増加し続けているほかの要素としては、キャンペーンを通じて若い世代が参加するようになったことと、景気の改善があったという。さらに、競馬ファンの興味をかきたてる馬が出現した。
2020年は後藤氏の正しさを証明する年だった。年末の有馬記念(G1)に次ぐビッグレースであるジャパンカップ(G1)の売得金は、今世紀最高の272億7,433万4,600円を記録した。ただ過去10年間のジャパンカップの入場者数は平均10万人であるのに対して、この年の入場者数は4,604人に制限されていた。
その年の出走馬には前年の覇者アーモンドアイ、三冠を達成したコントレイル、牝馬三冠を果たしたデアリングタクトが含まれていた。これらの馬のオッズは2.2倍・2.8倍・3.7倍であり、この順番で入線した。
後藤氏はこう説明した。「これらの馬はシーズンを通じて絶大な人気を誇り続けました。そしてジャパンカップで激突したのです。あらゆる良い要素が一気に押し寄せました」。
同じようなことが今年の11月26日(日)に起こった。世界最高のレーティングのイクイノックスと牝馬三冠を果たしたばかりのリバティアイランドが激突したのだ。売得金は260億5,899万5,600円で、2020年には及ばなかったものの、2021年と2022年よりは大幅に増加した。
日本競馬を外部から見る者にとって避けられない質問がある。それはwww.jairs.jpここから要約すると、後藤氏は「競馬法上の理由で日本は独自のプールしか運営できない。だからワールドプールに参加する予定はない」とはっきり断言しているもん。
つまり、JRAは現時点で「ワールドプールに参加するつもりはない」らしいもん、とりあえず一安心もん。
- 12二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:52:58
ターボは知ってるかもだけどXアカウントがあるもん
— 2025年03月03日
- 13二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:53:44
ただターボの考えとしては、競馬法を盾にワールドプール参加を断っている所に一抹の気がかりはあるもん。
というのも競馬法は2015年に一度改正があって、それまで行われてなかった海外レースでの国内馬券販売が翌年のマカヒキおじさんのフランス遠征から出来るようになったという経緯があるもん。
この海外馬券は胴元こそJRAであるものの、売り上げの一部は現地の競馬組織に譲渡されるというワールドプールの形式に少し近いものとなっているもん。
つまり、海外レースと馬券販売に関する競馬法の規定は改正された前例があるってことだもん。
JRAがワールドプールに参加する意思はハナから全くなくて、競馬法を方便として使ったというだけなら安心できるもん。
だけど、もしも「本当はワールドプールに参加したいけど、競馬法で禁じられているから不可能だな……」というスタンスだった場合、近い将来日本がワールドプールに参加している可能性は捨てきれないと思うもん。
さすがにJRAもこの制度の仕組みはよく分かってる筈だから、自国の賭事マーケットをむざむざ開放するような真似はしないと思うもん。
でもJRA側の発信はほとんど無いから、その真意が今ひとつ掴めないもん。
たぶん大丈夫だとは思うけど、どうか杞憂であって欲しいもん……。
- 14二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:56:44
最後になるけど、別にターボはワールドプール事業そのものを批判したいわけじゃないもん。
特にイギリス競馬はここ数年、資金面から馬産に至るまで様々な問題を抱えてて、向こうの関係者は何とか現状を変えたいと四苦八苦してるみたいだもん。
最近は非認可のブックメーカーが横行してて、10%の賦課金すら踏み倒される事もあるらしいもん(※1)……。
こういった問題に対して、ワールドプールは良い効果を生み出しているもん。
2023年度のロイヤルアスコットでのワールドプールの馬券発売は1億5,400万ポンド(約308億円)にも及ぶもん(※2)。
日本と比べると少なく感じるかもしれないけど、ブックメーカーが依然として幅を利かせるイギリスでこれだけのシェアを取り戻せたのは凄いことだと思うもん。
でも、日本の競馬事情には多分合わない!
それだけは声を大にして言いたいもん!
(※1)
"ブラックマーケット"アクセス急増への強い懸念(イギリス)【開催・運営】 - 海外競馬情報(2025/02/20)【開催・運営】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル 英国の競馬賭事客による無認可ブックメーカーへのアクセス数が大幅に増加していることを受け、英国競馬統括機関(BHA)はブラックマーケットの脅威が現実のものになりつつあるとの声明を発表した。国際競馬統括機関連盟(IFHA)によって発表された違法賭事とそれに関連した犯罪についての報告書によると、英国競馬を取り扱う22の無認可ブックメーカーのサイトへのユニーク顧客数(重複を除いた正味のアクセス数)は、2021年8月から2024年9月の間で実に522%も増加したという。
これに対して、競馬を取り扱う10の合法ブックメーカーサイトへのユニーク顧客数は、同じ期間で49%の増加に留まった。
違法サイトへの英国内からの総アクセス数は、2021年8月から2024年9月の間で131%増加しているのに対し、合法ブックメーカーへの総アクセス数の増加率は25%だった。
また同報告書は、これらの22のサイトは英国賭事客がアクセスする違法賭事マーケットの中では決して多数派というわけではなく、上述の数字はあくまで氷山の一角としている。
そして英国競馬を取り扱う無認可サイトへの英国からのアクセスは「小さな規模からではあるものの著しく拡大し、合法の市場よりも速いスピードで成長している」と付け加えた。
競馬界の指導層やブックメーカーらは、前政権がギャンブル政策見直しの一環として提案し、2023年白書で打ち出したアフォーダビリティチェック(経済力チェック)が顧客をブラックマーケットに駆り立てる恐れがあるとして警鐘を鳴らしてきた。すでに実施されているチェックも大きな影響を及ぼしている。
政府と賭事委員会(訳注:英国における賭事の規制と賭事法の監督を行う非省庁的な公的機関)が昨年12月に発表した数字によれば、英国における馬券発売金は過去2年間で16億ポンド(約3,040億円)下落しており、インフレ率を考慮に入れればその下落幅は30億ポンド(約5,700億円)にも及ぶ。また、BHAが2023年10月に14,000人以上の競馬賭事客を対象に実施した「www.jairs.jp(※2)
ワールドプールの馬券発売、今年もロイヤルアスコット開催での活況を期待(イギリス)[開催・運営] 今月エプソムで開催されたダービーの日に記録的な馬券発売を達成したばかりのワールドプールが、1年で最も重要な5日間となるロイヤルアスコットに戻ってくる。昨年の同開催では、クイーンエリザベス2世ジュビリーSが660万ポンド(約13億2,000万円)を発売し、ワールドプール1レースとしては過去最高記録となった。
そのジュビリーSが実施された昨年の土曜日一日の発売金は3,250万ポンド(約65憶1,000万円)に上り、ワールドプール開催日の中で、2022年ロイヤルアスコットの金曜日と土曜日に次いで3番目に多い発売金を記録している。
香港ジョッキークラブの賭事商品担当専務理事であるマイケル・フィッツサイモンズ氏は、 「ロイヤルアスコットは世界の競馬カレンダーの中でも最大の5日間であり、2019年に同開催でワールドプールを立ち上げて以来、素晴らしいショーケースとなり続けています」とコメントした。
昨年のロイヤルアスコットでのワールドプールの馬券発売は1億5,400万ポンド(約308億円)だった。
アスコット競馬場のCEOアラステア・ウォリック氏はこう語った。「ワールドプールの馬券発売は、ロイヤルアスコットでは今週6度目となりますが、香港ジョッキークラブと再び協力し、世界中の競馬ファンが世界最大のコミングリング(共同賭事プール)に賭けることができることを嬉しく思います」
「ワールドプールの発売金が最も多かった5日のうち4日はロイヤルアスコットのものであり、その中にはクイーンエリザベス2世ジュビリーSでウェリントンが出走した昨年の土曜日も含まれています。今年も世界の強豪馬が出走することで、好調な馬券発売となることを望んでいます」。
By Andrew Dietz
(1ポンド=約200円)
[Royal Ascot 2024年6月17日「World Pool returns to Royal Ascot for all five days after last year's record-breaking turnover」]www.jairs.jp - 15二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:58:50
一部の国際G1レースだけ解放とかそんなんはできないんかねぇ
それだったらトータルで見たらそこまで売り上げには影響なさそうなもんだけど - 16二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 19:59:56
それに加えて、ワールドプールは他にもちょっとした懸念事項があるもん。
①ワールドプール事業者を中心に、鞭の使用規定などの競馬ルールを世界的に統一しようという動きがある(※1)。
②延長予定ではあるものの、UKトート社が英国の55競馬場と交わした7年間の共同賭事プール運営の契約が2025年に終了する(※2)。
③英国ブックメーカーのコロッサスベッツ社が二匹目のドジョウを狙って共同賭事プール運営に乗り出し、ワールドプールにパイを奪い合うライバルが出現した(※2)。
④そもそも、ワールドプールの経済規模は日本競馬と比べてまだ遥かに小さいため、仮に日本が参入しても国内の馬券売上アップにそこまで期待できない。
とにかく色々不安材料があるから、競馬法の規定で禁じられてるって点を除いても現状JRAが加入する意義はやっぱり薄いんじゃないかなとターボは思うもん。
海外の馬券を自由に買えるようになるというのは確かに魅力的だけど、国内の予想だけで手一杯なターボは絶対スカンピンになって終わるから、日本の巨大市場を開放してまでやるメリットは無いと考えてるもん。
日本馬が参戦するレースでの限定販売という、今の体制が一番丁度いいんじゃないかと思うもん。
これで発表を終わりにするもん。
ご清聴ありがとうございましたもん!
(※1)
第40回アジア競馬会議、5つの重要なテーマを振り返る先週札幌で開催されたアジア競馬会議では、馬券売上から引退馬福祉まで、競馬界の幅広いテーマが取り上げられた。Idol Horseのチーフジャーナリスト、デイヴィッド・モーガン記者が会議に参加し、競馬の未来にとって重要なテーマの議論を取材した。idolhorse.com(※2)
ブレスゲス氏、英国の賭事プールの分裂を懸念(国際)【開催・運営】 香港ジョッキークラブ(HKJC)のCEOとして事実上ワールドプールを統率するウィンフリート・エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は、英国で賭事プールが別々に運営されることにより生じる分裂は競馬にダメージを与えると注意喚起した。「競馬の公正確保」をテーマにパリで開催された第58回IFHA(国際競馬統括機関連盟)年次総会(通称:パリ会議)の終了後、ブレスゲス氏は本紙(レーシングポスト紙)の取材に応じた。
UKトート社が英国の55競馬場と交わした7年間の共同賭事プール運営の契約が2025年に終了することで生じうる難題が、ブレスゲス氏の心配の種になっている。香港政府との話合いが成功裏に終われば、近い将来ワールドプールの提供日数の増加を発表できると、彼は見込んでいる。
コロッサスベッツ社(Colossus Bets)は、アリーナレーシング社、ジョッキークラブ、ラージ・インディペンデンツ競馬場グループ(LIGR 6つの独立競馬場からなるグループ)に共同賭事プール運営の提案を行っている。しかしUKトート社は2018年に競馬場と締結した当初の契約を延長する交渉を継続中であり、正式な会合は持たれていない模様である。
ブレスゲス氏は8月に札幌で開催されたアジア競馬会議(ARC)で英国競馬界のガバナンスの分裂の問題に言及し、競馬界が一丸となることは「まったくのミッション・インポッシブルではない」と訴えた。ワールドプールが英国のトート運営の抜本的な改革に対応しなければならない可能性について尋ねられ、ブレスゲス氏はこのテーマに立ち返り、こう語った。
「だからこそ、『ミッション・インポッシブル』について話したのです。分裂は英国競馬を傷めつけています。私からのアドバイスは、賭事プールをさらに分裂させようとするなら、それは現在抱える問題に焦点を合わせたり、それを潜在的に解決したりするのではなく、競馬にダメージを与えてしまうというものです」。
「結局、競馬にとっての利益は何かを見極める必要があります。はるかに短期的な視点をもつことの多い1社か2社の賭事業者だけに利益をもたらすものであってはなりません。これは懸念すべきことです」。
ブレスゲス氏はこう付け加えた。「テクノロジーに関しては、分裂など筋が通りません。個人的見解ですが、英国で一般的に利用できるテクノロジーは、アジアで見られるものよりもおそらく5~8年遅れていると思います。達成したい目標のビジョンを的確に描くほうがはるかに望ましいのですが、それは一夜にして実現するものではありません」。
「しかし英国競馬界にとって必要なことだと考えますが、明確な道筋が一本あれば、最終的にさまざまなプレイヤーたちは理解してくれるでしょう。Xから何かを取ってYに再分配しようとするのではなく、英国の全体的な賭事プールを成長させようとしているのです」。
「私は質の高さゆえに英国競馬を高く評価しています。英国競馬は最高と言わないまでも、最高級のレースを提供しています。しかし分裂により、このスポーツの根底にある質を徹底的に生かすことができないのです」。
ブレスゲス氏は、ふたつの異なる国から最高のレースを集めるハイブリッドのワールドプールカードを今年開発できたことを誇りに思うと述べた。
マカイビーディーヴァS(フレミントン)のカードから3レースが、愛チャンピオンズフェスティバル(レパーズタウン)の初日に組み込まれた。このコンセプトは英チャンピオンズデーでもふたたび採用され、アスコットの開催全体にコーフィールド競馬場のレースが加わることになる。
ブレスゲス氏はこう語った。「ワールドプールが欧州で成し遂げたことを考えれば、次のステップはアジア、欧州、そして米国からいくつかのレースを定期的に組み込む日程となるでしょう」。
「来年はワールドプールがさらに拡大すると見ています。香港政府を説得してワールドプールに参加する回数を増加できるようになると信じています。香港は賭事プールに多くの賭金をもたらしているので、大いに関連性があると考えます」。
ブレスゲス氏はIFHA会長としてパリ会議の開会の挨拶を行ったとき、違法であり規制のない海外ギャンブルの拡大を、競馬のクリーンな運営に対する4つの主な脅威のひとつとして挙げた。賭事客への経済力チェック(affordability check)の義務づけにより、英国を標的とする闇市場のブックメーカーが増加していることについて尋ねられたとき、彼はふたたびこのテーマを取り上げた。
パリ会議では世界中から集まった多くの公正性担当官が、ダニー・ブロック、ルーク・コマー、ホルヘ・ナヴァロなどが関与した事件がどのように起訴されたかについて説明した。またテニスや陸上競技、ほかのプロスポーツのゲートキーパーの見解も示された。
さらに、汚職やギャンブルに関わる事件に関しては、文書足跡を辿れることや、賭事業者とスポーツの統括機関のあいだで覚書を取り交わすことの重要性を全員が強調した。
英国の賭事市場は定評があり、しっかり管理されているが、これに対する闇市場の脅威について、ブレスゲス氏はこう語った。「正直に言うと、英国やアイルランドの賭事業者と話すとき、経済力チェックについての深刻な懸念を耳にします。違法市場に顧客を追いやることに、疑いの余地はありません」。
「これは各国の政策決定にかかっています。IFHAができるのは意識を高めることです。多くの場合、政府も競馬統括機関もとてもドメスティックな見方をするものですが、私たちはいっそう国際的な視点を提示し、これらの違法市場がどのよう結びついているかを示すことができます」。
パリ会議での重要な発表のひとつは、アジア競馬連盟(ARF)の違法賭事及び関連金融犯罪対策協議会(闇市場ギャンブルの法的および学術的研究の主要リソース)がよりグローバルな影響力をもてるように、今後はIFHAの支援を受けるというものである。
またこの会議では、IFHAの最初の「公正確保ハンドブック(integrity handbook)」が発表された。
By Scott Burton
[Racing Post 2024年10月9日「'You'll damage the sport' - World Pool chief sounds warning of fragmentation amid uncertainty over future of UK Tote」]www.jairs.jp - 17二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:00:41
昇格できても興行を考えて昇格しなかったりする日本競馬とレーティング足りたらガンガンGIレースに昇格しちゃう海外レースを同じ場所で買えるようになるって言うと日本の努力とかを台無しにされる感じがあるもんねぇ
- 18二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:01:43
補足として、海外の競馬情報を発信しているジャパン・スタッドブック・インターナショナルの記事からワールドプールに関連したものを貼っておくもん。
本文で引用した記事以外にも色んな内容があるから、興味や関心があったら読んでみて欲しいもん。
・去年の香港国際競走で馬券の海外売り上げが過去最高の約92億3,910万円を記録
香港国際競走、過去最高の海外発売金を記録し大盛況(香港)[開催・運営] 香港ジョッキークラブ(HKJC)のCEOであるウィンフリート・エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は、2024年香港国際競走(HKIR)を香港競馬史上「最高の競馬開催日の1つ」と称賛した。「個人的には、今年の香港国際競走は過去最高クラスであり、素晴らしい1週間だったと思います。インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ(IJC)から始まり、素晴らしい成功を収めました。今日は見所を一つ作ることができればと思っていたのですが、個人的にはすべてが完璧だったと思います。純粋に結果だけを見れば、香港の馬が大活躍した競馬開催でしたが、外国馬も素晴らしい走りを見せてくれました。外国馬の馬主たちに話を聞くと、たとえ自分の馬が2着や3着だったとしても、香港に来てこの競馬開催を盛り上げられたのは素晴らしい経験だったと言ってくれました」と彼は語った。
香港競馬が国際舞台で輝きを放ったこの日、シャティン競馬場には69,916名の観客が訪れ、2018年以来の香港国際競走の最多入場者数を記録した。発売金は17億1,630万香港ドル(約334億6,785万円)に達し、前年比で10%の増加となった。その中には過去最高となった海外での発売金4億7,380万香港ドル(約92億3,910万円)も含まれている。
エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は、外国および香港の馬主、調教師、騎手、HKJC職員に感謝の意を表し、歴史的な競馬開催を祝った。
「最高の競馬を香港で開催し外国にお見せするという我々の戦略は、ワールドプールのもとで初めて実施した本日の競馬開催で、大きな成功を収めました。これは、我々の競馬が非常に高い評価を受けていることを示しています」とエンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は述べた。「今日の目的は売上げではなく、競馬というスポーツを祝う日です。そのスポーツの素晴らしさをお見せすることです。この素晴らしい競馬開催は最後を飾る花火で盛り上がりを見せ、幕を閉じました。サー・アレックスファーガソンは、新たな香港競馬のファンに仲間入りしました。彼は香港とそこで見たものにすっかり魅了され、また戻ってくることを約束してくれました」。
「この競馬開催は世界中の注目を集め、世界的な評価を得ています。これは香港にとって望ましいことです」。
「外国から馬主、調教師、騎手の方々にご参加いただいているからこそ、このイベントを世界的なものにできるのです。この場を借りて、馬主、調教師、騎手の方々に感謝申し上げます」。
(1香港ドル=約19.5円)
By Edited Press Release, Hong Kong Jockey Club
[bloodhorse.com 2024年12月8日「Record International Wagering on Hong Kong Races」]www.jairs.jp・香港ジョッキークラブとアスコット競馬場の関係者が語るワールドプール
香港ジョッキークラブ、アスコットとのワールドプール契約を更新(香港・イギリス)[開催・運営] 香港ジョッキークラブ(HKJC)はアスコット競馬場との5年間のワールドプール提携契約の更新を発表し、競馬をグローバルスポーツとして引き続き推進することを明らかにした。HKJCとアスコット競馬場は2019年に最初のワールドプール提携を開始した。ロイヤルアスコット開催中の6月23日(金)に署名された更新契約は、2023年7月1日から2028年まで実施される。
この契約にはワールドプールへのコミングリング(共同賭事プール)のほか、HKJCが香港の競馬場や場外馬券発売所へ送信、もしくはテレビ・ラジオ局や携帯電話事業者に再送信することが許可されるインテグリティ・フィードやその他の情報が含まれる。
HKJCのCEOウィンフリート・エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏はこう述べている。「ワールドプールは世界中のファンに最高の国際競走をお届けしています。アスコット競馬場との5年契約の更新は、ワールドプール提携に対するHKJCの強いコミットメントを示すものであり、世界の競馬界にとってワールドプールが有益であるという揺るぎない信念の表れです」。
「ロイヤルアスコット開催でワールドプールを立ち上げてから4年間、HKJCは世界中でさまざまなワールドプールの提携関係を構築し強化してきました。これまでに達成された大きな前進を嬉しく思っています」。
「HKJCは世界の競馬界に利益をもたらすという相互の目標のもと、今後もアスコットと緊密に協力していきたいと考えています。パートナーたちの競馬への多大な投資を可能にし、世界クラスのエンターテインメントをファンに提供することを目指します。25の国・地域の共同賭事プールのパートナーから比類ない流動性と価値の高いサービスを享受できるようになるのです」。
ワールドプールは導入されて以来、大きく発展している。ロイヤルアスコット開催の発売金だけでも、2019年には10億9,000万香港ドル(約196億2,000万円)だったのが2022年には17億6,000万香港ドル(約316億8,000万円)に増加し、顧客により大きな価値を生み出し、共同賭事プールに参加している機関は競馬をより良いものとするために大幅な投資を行うことができるようになった。
ロイヤルアスコット開催(5日間)・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS開催日・英国チャンピオンズデーはすべて、HKJCが運営するワールドプールプログラムに含まれている。
アスコット競馬場のCEOアラステア・ウォリック氏はこう語った。「HKJCとの提携関係は素晴らしいものであり、競馬というスポーツがいかにグローバルになっているかを示すものです。ブレスゲス氏とHKJCのチームが行ってくださった支援に対して、この上なく満足しています」。
「ワールドプールが開始されてから今年で5年目になります。時が経つのは早いものです。主要メンバーの一員として、最初のワールドプールを開催してから5年が経ったとは思えません」。
HKJCの賭事商品担当専務理事であるマイケル・フィッツサイモンズ氏はこう語った。 「この提携関係はHKJCとアスコットの双方にとって、そして世界の競馬界にとって素晴らしいものです。主要機関が継続的に競馬の利益のために協力し合うことは、世界中のファンに賭事商品(レース)と賭事市場に親しみをもってもらう上で本当に重要なことでした。真にグローバルな意識で競馬を促進するために協力し合うことは、誰にとっても素晴らしいものです」。
「香港のファンが英国競馬、とりわけアスコットに精通していることは明らかです。香港では今週、大勢の人々がロイヤルアスコットを観戦しています。ウェリントンがクイーンエリザベス2世ジュビリーS(G1)に出走するからです。私たちは皆、香港調教馬が世界を舞台に活躍することを強く望んでいます。ワールドプールはこれまでにない方法で皆をひとつにさせます。私たちはアスコットやほかの競馬場と協力できることをとても誇りに思っています」。
アスコット競馬場の商業担当理事であるフェリシティ・バーナード氏はこう述べる。「これはアスコットにとって、また競馬界全体にとってもワクワクするようなことです。提携関係はますます発展しており、今回の契約更新はHKJCが世界中の競馬に投資していることを示しています。私たちが行っていることを世界規模で拡大する機会をもたらすものなので、極めてスリルを感じています」。
「ワールドプールで得られた収益をすべて事業に投資に充てることを検討しています。それゆえHKJCとの提携関係は、賞金に多額の投資をできるようにするために極めて重要なのです。そして今度は質の高い出走馬が揃うようになり、ワールドプールの馬券購入者により素晴らしい賭事商品(レース)をお届けできるようになるのです」。
By The Hong Kong Jockey Club
(1香港ドル=約18円)
[bloodhorse.com 2023年6月24日「HKJC Renews World Pool Partnership With Ascot」]www.jairs.jp・「世界トップ100のG1レース全てにワールドプールを促進するビジョンを持っている」と語るブレスゲス氏の戦略
香港ジョッキークラブ、ワールドプールの顧客層の大幅拡大を標榜(国際)【開催・運営】 世界中のパリミュチュエル賭事業者と香港ジョッキークラブ(HKJC)の共同事業であるワールドプールは、2019年に12の競馬開催日を対象に開始された。2023年には少なくとも22開催日を対象とする予定であり、主催者はさらに高い目標を掲げている。HKJCのCEOウィンフリート・エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は、「世界のトップ100・G1レースのすべてを対象にワールドプールを促進するというビジョンを持っています」と述べた。
また、2022年の英ダービー(G1)で過去最高の発売金674万ポンド(約10億7,840万円)を記録するなど英国とは最も強い協力関係を築いていること、短期的には豪州とドイツを視野に入れていることを指摘した。さらにPMU(フランス場外馬券発売公社)との現在進行中の対話をwww.jairs.jp - 19二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:05:30
今週のワールドプールは
・🇳🇿ニュージーランドダービー
・🇦🇺ニューマーケットハンデキャップ
・🇦🇺カンタベリーステークス
の3本でお送りするもん
Simulcasts Fixtures - Fixture - Horse Racing - The Hong Kong Jockey ClubSimulcasts Fixtures - Fixture - Horse Racing - The Hong Kong Jockey Clubracing.hkjc.com - 20二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:10:44
オーストラリアGIおすぎもん
- 21二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:14:30
これ対象レースの選定に困らないって条件付きならJRAよりもむしろ地方競馬のほうが恩恵大きくないかもん?
- 22二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:23:02
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- 23二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:23:32
日本でやると難しそうもん
日本国内から日本のレースを買うのはJRAとか使って
海外から日本のレースを買う場合はワールドプールって感じとかになるといいかもん? - 24二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:29:25
- 25二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 20:45:55
利益が減ることを承知で推進派になった香港の価値観を考えてみるのも面白そうもんね
元々馬産やらず他所の国(欧州やオセアニアや最近は南アフリカ)から買った馬走らせるスタイルとか騎手のトレーニング過程とかで国際交流が盛んだからかな - 26二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 21:19:51
日本馬がいなくても馬券買えるってのは楽しそうだもん
時差もあるし24時間ギャンブルできるようになるのかもん? - 27二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:31:56
JRAの親方である農林水産省が認めるとは思えないもんねぇ
自分達の利権を守る時だけは本気を出すのが官僚と政治家だし - 28二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:36:09
ワールドプレミアの親戚かと思ったら違ったもん
- 29二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:41:25
正直日本にはプラスにはならないと思うもん…
馬券売り上げが他国に流れる事を考えたら微妙どころかマイナスまであるもん
一応国内外のレースをお互いに知る機会が増えるのはいいと思うもん