エレキテルって結局科学技術になんか役立ったの?

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:20:45

    見世物以外のイメージがない

  • 2二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:21:42

    予測をたてた
    作ってみた
    予想通り

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:23:01

    まあ科学的には「理論の実証」以上の意味はない
    それが一番大事だが

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:25:21

    実質見世物という意見には同意だけど、役に立つかどうかが科学としての価値の全てかと言うと別の話だからなあ。今世界中で躍起になって実用化しようとしてる核融合発電だってもしかしたら開発に失敗してデカいエレキテル呼ばわりされる日も来るかも知れないし、逆に何処かの並行世界にはエレキテルが切っ掛けで我々の世界より電磁気学の発展が早まった世界もあるかもしれないし。

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:39:34

    フランクリンの落雷実験で雷が電気であることを証明したのってエレキテル≒ライデン瓶だから平賀源内を完全に無視すれば役立ってるんじゃねえかな

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/03(月) 23:43:23

    源内のこと言ってるならそもそも科学技術に役立てようなんて考えは持ってないだろ

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:19:35

    寛政の改革さえなければもっと科学技術の啓蒙に役立ってたかも知れんけど

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:23:43

    「でそれが具体的に何の役に立つの?」って科学者的にはだいぶ禁忌の部類やで

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:50:20

    >>8

    何が役に立つかなんて正しく判断できるやつ誰も居ないからなぁ

    だから「役立つ研究にだけ予算を」なんて方針は大アホも大アホ

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:53:24

    そもそも役に立てることが科学の存在意義じゃ無いからな。哲学や芸術と同じく文化的活動の一端が真理を探求するための科学という学問。文明を発展させるための技術と重なる部分が多いから境目が曖昧なところはあるけど。

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:53:43

    このレスは削除されています

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:54:01

    >>9

    そうは言っても金をドブに捨てるわけにはいかないんだよ

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 00:59:20

    どっちかというと役に立たなかった事ではなく
    エレキテルの模造からその先に続かなかった事が問題

    あれは技術屋としては平賀源内の天才性を証明する物だが
    その背景に科学的な思考や体系的知識があった訳ではないので
    科学というジャンルとしてはあまり大きな意義のある事象とは言い難い

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 01:29:57

    科学技術っていう言葉があるせいで日本人は科学と技術の区別がつかないって言われるくらいで
    前提としてまず科学と技術を切り離して認識する必要がある
    少し長くなるぞ

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 02:21:34

    とりあえずやってみる いつか役に立つかもね論文書き書きの精神は結構大事ではある

  • 16二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 02:49:20

    平賀源内は微妙だけど橋本宗吉はちゃんとした蘭学の系譜だから影響残してそう


    橋本宗吉 - Wikipediaja.m.wikipedia.org
  • 17二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 11:36:21

    >>12

    その考え方が蔓延すると、「試行錯誤」すら許されない余裕のない体制にしかならんのよ

    輝かしい成果の影には無数の失敗があるんだ

    ライト兄弟が成功する以前の飛行機も、「空を飛ぶ」という成果が出るまでどれだけ失敗例を重ねたか

    グラハム=ベルによる電信電話も、「時差のない遠距離通信」という成果が出るまでにどれだけ失敗例を重ねたか

    投資額の上限は当然設けるべきだとしても、「失敗してもいい」という精神がないと、何事も進まないんじゃないかな

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 11:54:38

    >>17

    科学の発展に限らず「無駄を失くす系改革」ってあんまりやり過ぎると余裕が無い状態になるのよね。ようは体脂肪率0%で1回でも食事抜くと餓死するようなコンディションを社会全体に強いることであり、もっというと「貴方が社会の贅肉でないとなぜ言い切れるの?」という話。

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 11:56:14

    >>14

    科学技術って言葉があるならそれは区別付いてるんではないか

    ボブはイブに死んだ

  • 20二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 11:56:34

    今だにエレキテルを発明したと思われる源内さん
    修理しただけっすよね

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 12:18:58

    「ね、できたでしょ?」という科学の進歩じゃん
    科学という視点なら役立ってる

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 12:21:34

    視覚的に分かりやすい実証がなされたのは重要

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 12:30:35

    「役に立つ研究をしろ」という強制は「役に立つ絵だけ描いてろ」と言った宗教画に通じるな
    その結果衰退したわけで

  • 24二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 16:15:31

    とはいえ「こういう役に立つかもしれない」すら言えない研究には金は出ないよね

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 20:52:25

    アリの研究というぱっと見なんの役に立つかわかりにくい研究がヒアリ蔓延によってわかりやすく重要な研究になる
    みたいな例もあるしね
    何がいつなんの役に立つか誰もわからないし結果として役立たなくてもそれは仕方ないんだ

  • 26二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 20:56:09

    金は無限に出せるものではないという事柄とこの研究がなんの役に立つか分からないという事柄
    ジレンマなんよ

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 20:57:55

    >>24

    理論研究の類だと夢物語程度ですらいえるか怪しいのでその考え方だと結局基礎が壊死して終わりや

  • 28二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 21:05:52

    これ弟子が見世物商売として作ったら失敗ばかりで「詐欺だ!」と無関係の源内まで巻き添えトラブルになってるんだよ
    見よう見まねで「再現」したのは素直に認めるべき

  • 29二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 21:12:59

    失敗を許さず失敗したら厳しく罰する体制の組織はむしろパフォーマンスが大きく落ちるとも言うしな
    科学の発展もそこは変わらんだろう

  • 30二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 21:26:20

    >>29

    失敗が許されない体制になればみんな成功させる事よりも

    失敗をしない事しかしない&失敗した時にいかに糊塗するかに注力するから

    組織全体としてはむしろ無駄が増えるんだよね

  • 31二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 21:30:26

    素人が起業の商品を設計図も無いのに「再現」したら凄いじゃん

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 21:32:38

    エレキテルが日本に科学の端緒をもたらしたものであるということと
    にもかかわらず結局文明開化するまで日本の科学は停滞を続けたじゃないかという批判的視点は両立する

  • 33二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 22:25:49

    >>24

    実際役に立った研究の中には何の役に立つかまったくわからんけど好奇心で研究しただけってパターンが珍しくないのでそれ言うと役に立つ研究も生まれなくなるぞ

  • 34二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:26:10

    心理学とか遺伝学とかも今だからこそ役に立つ学問と分かってる所大きいだろうしなあ
    実際のところフロイトやメンデルが当時どういう扱いだったかまでは知らないが

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:34:07

    どっかの論文で役に立つものにお金を集中させる(選択と集中)よりも全方位を研究するほうが長期的に有利って出てるぞ

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/04(火) 23:53:33

    クラゲが光る仕組みが気になって調べてたら後からそれが医学の研究にめちゃくちゃ役立つと判って半世紀後にノーベル賞受賞とか予測のしようがないからな

  • 37二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:08:40

    こういう話を見ていると社会は豊かにあり続けるべきだよなあと感じる
    色々な分野の研究をやれたり失敗もある程度許容できたりをできるようにするには、バックの力強さ(≒社会的な豊かさ)が重要な訳だし
    貧しくなるとその辺が窮せざるおえなくなってしまう

  • 38二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:15:56

    >>32

    日本は科学って概念がそもそもなかったのほうが近いと思う

    算額とか和算とか見てても思うけど当時の日本って個別の事象を集めて抽象化誰もが使いやすいように整備するって発想が全然見られない

    からくり人形みたいな個別の技術とか関孝和の積分もどきを使った個人の計算能力とかは現在見ても驚嘆するレベルなんだけど、その理論の体系化とか概念の一般化・抽象化に関しては当時の欧州の足元にも及ばないかんじ(日本がアレというより当時の欧州が人類史的にも突出して科学に傾いてる)

    そのへんが一気に輸入された文明開化以前と以降では完全に文化が違いすぎて評価も難しい気がする

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 00:24:20

    源内の敗因は寛政まで生き残れなかったこと
    定信は田沼と違って蘭学の翻訳や実験に公的支援していたから

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