【🎲、⚓️、ss】どうしよう……17

[1 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:09:52]

スレ主です
17スレ目ですね。
わりかしノーマルエンドが殆どで一個ヤバいのあるかなぁくらいだから実際そこまでバッドではない…キヴォトス基準だとどうなのかはちょっと分からない。
皆様の感想や考察、阿鼻叫喚がまさに初見ゲームの実況のコメ欄を見ている感覚になれてとても楽しいです。励みになります。
ゆったり読んで頂ければ幸いです。あとこのシリーズのゲーム内容と前作の【しまい】の繋がりは同じモモイが作ったというだけなので安心してください。

あらすじ
リディの過去話
施設を潰す簡単なお仕事です
……ちょっと重すぎないかこの大福？

[2 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:10:42]

前

【🎲、⚓️、ss】どうしよう……16｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:10:58]

有志さんのまとめ

Romroスレ目次(ネタバレ注意) | Writening

[4 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:12:35]

立て乙

[5 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:13:27]

>>重すぎる大福

スレ主でもそう思うのか…じゃあ俺たちが辛くて泣くのも仕方ない……（大福）

[6 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:14:26]

建ておつー！
そろそろ20が見えてきてない…？

[7 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:15:32]

おつ
前回の最後不穏すぎて胃が痛い…

[8 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:15:43]

たておつです！

大福中身増し増しすぎて重すぎるっすよ...

[9 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:16:02]

おつおつ
とりあえず10まで

[10 二次元好きの匿名さん 25/03/04(火) 23:16:13]

10

[12 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 06:08:31]

立ておつです、やっぱりストーリーがすごいね...（小並感）

[13 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 08:02:00]

濃厚な大福

[14 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 14:54:07]

リディ達への所業はガチのクズだけど、少なくともこんな風に共に動ける仲間がいるけど
神父とマリアは反AIの所で暮らしてどれだけ肩身狭かったんだろう……

[15 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 19:05:11]

そうだよ神父……
姉貴のルートもだいぶ重くて忘れかけてたけど、あっちもあっちでえぐいんよ……

[16 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 22:33:31]

リディ達のあまりに悲しい過去を聞いている一方で、コッソリと拘束を解こうとしている男の存在にネル達はハラハラしながら見守るしか出来ない。声が届く物なら何か一言でも伝えたいが、残念な事にプレイヤーの声がキャラに届く事はそう無いのである。

「ど、どうするんですかコレ！？」
「ほ、他の方で気付いている人は……」
「それで気付いて危なかったな、で終わらせる様な話になるわけねえだろ…！今までを思い出せ…！！」

何処かでシナリオライターがクシャミでもしそうな、酷い言い草だがそれくらい言いたくもなるだろう。せいぜい、誰も血を流しませんように…と願うネル達を他所にアリスはリディの話しを続けようとする。

「なにより…？」

一度区切った先で黙るものだから、気になる様で、顔色は悪いが純粋な様子でリディに聞き返していた。

「……なにより」

それに対し、何故か少し言い淀むものの…リディが言葉を続けようとした時だったが

「く、っそ…！！邪魔しやがって…！！」

とうとうロープを切ったらしい男が立ち上がり、銃を二人に向ける。一瞬、全員が男に視線を向けるが…止めに入る間も無く1発の銃声が響いた。

[17 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 22:48:11]

アッアッアッ

[18 二次元好きの匿名さん 25/03/05(水) 22:58:28]

リディ死亡だけは……いやでもここのゲーム開発部は……

[19 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 03:26:35]

保守

[20 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 07:33:07]

今さ、嫌な想像が、浮かんだんだよね　《今いるリディは本当にリディ本人なんだろうか？“リディ“の記憶がある別人じゃないか？》ってやつ　考えすぎかな？

[21 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 13:31:23]

>>20

い、いやぁ、そんなことは流石にないでしょ……

ところでさ、カルピスってたとえ1：9で割ってうっすいのになったとしてもカルピスはカルピスじゃん？

人間って3：7ぐらいまで割ったら人間って言えるんかな？

[22 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 16:17:27]

頭か？

[23 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 19:46:25]

ほしゅ

[24 二次元好きの一般人 25/03/06(木) 20:19:55]

リディ死亡回避orリディクローンルート？

[25 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 22:38:12]

せめてリディD4Cであればまだギャグとしての救いが……

[26 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 22:54:33]

最悪を想定した面子は一瞬目を瞑り、すぐに目を開けるが…

「……大丈夫かい？」
「ぇ、あ、はい…」

とりあえずリディがアリスを抱き寄せて前に出ていて、アリスは無事だったらしい。

「リ、リディさんは…！」
「んー？はは、安心して欲しい。痛くも痒くもないよ」

そう笑うので、ああなんだ良かった。外れたのか…と胸を撫で下ろしていたのに

「……け、もの…」

銃口を未だに向けている男の顔は随分と酷いものだった。まるで…何かに怯えているようだ。それを知ってか知らずか、リディは其方に顔を向ける。

「危ないじゃないか」
「ひ…っ」

カチャカチャと銃を震わせる男だけでなく…周りにいた捕縛されていた者は皆同じ顔をしていた。流石に何かがおかしいと感じたネル達だったが、リディがアリスから離れて男の方へと歩き出すとアリスの目が見開かれたのを見逃さなかった。

リディの背中の右脇腹にあたるところ…そこには、確かに弾丸が当たって服に穴が空いてる筈なのに、一滴の血も滲んでなかった。

[27 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 22:58:04]

>>26

けもの……？

あぁ、ばけもの……

うーん、やっぱリディさんの体って四捨五入したら１０割機械なんかね？

[28 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 22:59:44]

うわあ……どこまで機械に作り替えられちまったんだ……？

[29 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 23:03:58]

少し驚いた面々だが、すぐにリディの渾名が「レディ・ハーフ」である事を思い出す。

「そういや渾名的には半分近くは機械だから、普段見えてる右腕や右脚以外も機械だったりするか…」
「偶然機械部分に当たったんですかね…」
「え、いや、でも…」

不安を拭えない顔でカリンは面々と、ゲーム画面を交互に見ていた。アスナもまた、いつの間にか毛布に包まりトキと共に隙間から震えながら成り行きを見ている。
その様子を見て「あ、やっぱり只事じゃないな」とネルとアカネは認識を改める。

男がまたリディに向けて銃口を向けて放つ。本来なら彼女の左胸を貫く筈なのに、ガキン、と鈍い金属音しか響かない。
更にゾッとした様子の男に対して、リディは表情を崩す事も、歩きを止める事もしない。

その後も男は、何発も、何発も…リディに発砲を繰り返す。時折外れる事はあれど、当たった際には確実に急所であろう場所に当たっている筈なのに…

「と、止まれ…！止まれバケモン…！！」
「悪いが、私は君達と違うんだ」

リディの身体から、未だに血は流れる様子はなかった。

[30 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 23:19:59]

周りの者は動けない様子だった。男が発砲している事が危険なのもあるが…

「身体的な面でも言える事だが、私は君達みたいに他者をモルモットには決してしない」
「ま、まさか…コイツ…っ」

確実に男に近づくリディから圧の様なものを確かに感じ取れるからだろう。そしてこの状況とリディの台詞からして、彼女の身体は……

「私を化け物扱い、大いに結構！とうの昔に私の身体は人の血が流れる箇所のほうが少ないのだから！」
「っ、なら…！」

もう「半分」どころでは……

流石にそこならば機械化してないと考えたか、男はリディの頭に標準を合わせた。ネル達もまた緊迫した空気が流れるが

「…だが」

リディの顔は依然、恐れを感じさせない。その様子を見て、まさか…まさか……とプレイヤー側だけでなく銃口を向けた男もまた同じ事を考えた様で手が震えていた。
それが決め手だろう。一気に駆け出したリディに対して男は反応が遅れた。

一発の銃声、金属音は響かなかった。

[31 二次元好きの匿名さん 25/03/06(木) 23:35:20]

押さえ込まれた男、銃を持った手ごと機械化した右腕で掴まれびくともしない様だ。

そして…然程綺麗ではない床に、ピチャ、と赤が落ちる。

「それでも、心まで人を捨てたつもりはない。赤い血を持ちながら、欲に目が眩んで獣に成り下がるお前達よりも……まだ、私は」

目の少し下の頬から血を流しながら何か話しているリディにアリスが駆け寄った。

「リディさん！」

アリスの声にハッとした様に周りも漸く動いてリディが男を押さえなくてもよくなり立ち上がる。

「……いやはやアリス！すまないね、今回の任務ならば然程危険は無いと判断していたのだが…」
「早く手当てを…！！」

いつも通りに話そうとしたリディを遮ってアリスはリディの右手をとって歩き出す。

「え、ちょ…！アリス…！」
「ぁ、ごめんなさい、動きにくいとか痛いとかを先に聞くべきでした…」
「い、いやそんな事はないというか…そもそも動く事に問題は……いや、それより…」
「？」

何かモゴモゴとリディは言いたげで、アリスは首を傾げた。先程と言い、今回のリディはアリスに対して何処かぎこちないように見える。

[32 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 02:02:53]

バカな獣の方がバケモノに相応しいよ…
リディさん‥あんたって人は…

[33 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 03:52:30]

保守

[34 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 05:13:47]

保守

[35 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 07:43:00]

ねぇ、これ、さ……
光芒02のフレーバーテキストの「光あれ、」に続くのが家族だったり、売られてなお家族のことを思ってたりしたら……

って考えて大福どころかかまくらになってるんだけど

アリスと何かしらの関わりをリディは持っていて……のほうが救いがあるよ？？？

[36 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 07:46:39]

頭予想外れて良かった〜って思ったけど判明してく事実がえぐすぎてそれどころじゃない(大福)

[37 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 10:15:39]

他人をモルモットにしない為に自分の体で試したのか…

[38 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 15:28:17]

ほしゅ

[39 二次元好きの匿名さん 25/03/07(金) 20:15:50]

この後に目撃されるであろう光景(代理)

[40 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 00:41:41]

⭐︎

[41 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 02:59:43]

なるほどなぁ
身体の大半が機械になっているリディさんにとっては自身の思考、倫理、精神のみが自身を人たらしめていると考えてるわけか。
逆に言えば、そこまでしても人間であれとするリディさんは少なくとも自分の意思で裏切ることはないと断言できそう。
おや？何やらウイルスらしきものが……

[42 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 04:29:35]

保守....

[43 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 09:52:29]

>>41

おい待てふざけんなおいアホ

半分以上機械だから暴走するじゃんアホ

どうせ寄生されたリディを殺せとか言われるんでしょ？

もうやだぁ……(泣)

[44 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 14:02:21]

>>43

神父ルート1週目を思い出すんだ。

もし、寄生されたリディさんがアリスをお嬢様とか呼び始めたら……。

[45 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 18:40:20]

ほしゅ

[46 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 22:40:53]

☆

[47 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 23:25:49]

歯切れの悪いリディの言葉を待っていたアリスだったが、ふと視線を下げると…

「あ…！」
「ぇ…ど、どうし……あ…」

何かに気付いたアリスと、それがなんなのか分かりバツが悪そうなリディ…
アリスの視線の先にはリディの左手があり……そこには、人の皮膚の様な部分が捲れて機械が露出していた。
血は一滴も出ていない…つまり…

「……すまない、その、私は…」

人工の皮膚で人の様に見せてただけで、リディの手脚はもう……

「隠そうと思ってたわけじゃなくて…いや、言い訳になる……だが」
「…すごいですね」
「え…」

リディがどんな反応を考えていたかは分からないが、どうやらアリスの言葉は予想出来なかったらしく、キョトンとしていた。

[48 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 23:38:36]

呆気に取られている様子のリディを今度はアリスが置き去りにして色々聞こうとしていた。

「駆動音とか全然聞こえなかったので気付かなかったです…これ、排熱はどうしてるんですか？」
「え、と…材質の配合で…」
「私の家族も見た目は殆ど人でしたけど、静かな場所だとやっぱり音がしてましたし…血色の感じを見たら普通に分かるんですよね……排熱も上手くできないとこの手の人工の皮膚って溶けて張り付いちゃいますし…」
「あ、あの…アリス……」

本来なら人の部分と思ってた所まで機械であった事など微塵も気にして無い様子のアリスは興味深そうにリディの手をとって見ていた。

「なんつーか……既視感あるな…？」
「アレじゃないかな？リディとアリスちゃんの初対面の…」
「あー、貨物列車の時の説明か…あの時とは逆だな」

ネルの言葉通り、アリスの様子には侮蔑や恐怖などは無い。寧ろ、あの時のリディにそっくりだ。

「……あ、ご、ごめんなさい！それより手当て…いや修理？になるんですかコレ…？動けますか…？というかまず止血…！」

途中でハッとしたアリスが改めてリディにワタワタとした様子で心配を始めると…

「…ふ、くく」
「へ？」
「あははははっ！なぁんだ、私が一人ビビってただけかぁ…！」
「えと…」
「そっか家族、家族ね…確かに君にはこれ以上無いくらい素敵な家族がいた！杞憂も杞憂か！アッハッハハハ！！」

リディは我慢出来ないとばかりに笑い始めた。

[49 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 00:50:47]

( ；∀；)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

[50 月宮カオリ 25/03/09(日) 01:30:47]

>>48

んー？

リディさん、ロムロについてなにか知ってるね？

機械を家族と呼んでることに対する反応だろうし

[51 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 01:39:21]

>>50

一応リディが報酬の中抜け話す際に家庭事情も調べたごめんって話してはいるよ

[53 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 03:11:30]

>>52

あぁぁぁぁぁ別スレで遊んでたときの名前つけてたあぁぁぁぁぁ……………

[54 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 09:22:53]

保守

[55 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 11:07:06]

早めの保守

[56 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 15:48:13]

あのさ、なんとなく、そうなんとなくなんだけど”ここでリディとロムロに関係性あったらおもろいやろなあ…”と思ってしまった私は人の心がないですか？

[57 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 16:27:34]

>>56

ない(断言)

[58 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 16:29:32]

>>56

面白いと思えるなら心はある

だが人道には反する

[59 二次元好きの一般人 25/03/09(日) 17:32:08]

>>48

どうせ、どんなやつでも哀れむか、軽蔑するんだと思っていたから、多分めっちゃよろこんでいるんやろなぁ

[60 56コメの人 25/03/09(日) 20:04:11]

>>58

それを聞いて富士鷹ジュピロ先生の気持ちを理解したよ、”ああ、先生が言ってたことってこういうことなんやなって”

[61 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 23:41:44]

先程と打って変わって随分と機嫌が良さそうなリディにアリスはまたもや困惑していたが…

「…興味があるなら教えてあげるとも」
「え、良いんですか…？」

アリスのその確認は、今まで技術を悪用されてきたリディに対して「本当に大丈夫なのか？」と恐る恐る伺っているようだった。
だが、リディの笑顔は崩れない。

「ああ、元々私はヴィッグでは信用における奴らにはさっさと技術は教えてるよ。惜しみなくね」
「それ、は…」
「私が私の意思で、誰かに託すんだ。その結果で招いた未来ならば私は受け入れられる」

アリスの肩に機械部分が露出した左手を乗せて、やはりリディは楽しそうに笑った。

「君が私が与えた物で、何をするのか気になるじゃないか」

怪我を早く治療すべきなのだろうが、頬から流れている血も、彼女の笑みも……全部が彼女をキチンと人たらしめている様に思えた。

[62 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 01:42:40]

保守

[63 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 07:13:26]

リディの体は想像以上に広い範囲で機械化してるって事がわかったけれど
これ、ひょっとして子供を産めない体になってない？
前に誰かがリディはアリスと誰かを重ねてるかもって言ってたけど
自分が生んであげられない血のつながった子供の代わりに
自分がもらう事ができなかった親からの愛情をアリスに注いでるんじゃないかって思った
もしそうだとしたら悲しいね、ちょっと大福になるね…

[64 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 11:20:08]

人間は理論上脊椎と頭蓋だけで生存出来る…つまり…うん。大福になりますね

[65 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 19:00:11]

>>63

その重ねてる説提唱したの俺だ

俺としては手術中に胎児が死亡した説推すね

[66 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 21:46:12]

ところでリディさん、作中では自分で決めるのが苦手だからこんな目に遭っていても自分で人に復讐する道を選べないんじゃないかと推測されていたけど――

――それを望んでいる何者かへの手助けという形であれば、人類の敵になることもできる人なのでは……？

[67 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 22:09:50]

>>63

アスナが直感で察してたね。

産めないだろうし、産めたとしても子供が先に老いてゆくのは寂しいだろうと。

[68 二次元好きの匿名さん 25/03/10(月) 23:51:27]

とりあえず今の所不幸の始まり感のない状態にホッとしているものの…これから何が起きるか分からないので気を抜くことは出来ないでいるネル達だったが…

「アリス、君にこれから大事な作戦を伝えるよ」

そうリディが話してムービーが一度切れた事で、そういえば…と今までの周回にてリディが最初の目的としていた作戦を思い出した。
ムービーが仕切り直されるとあの懐かしい貨物列車にヴィッグの住民が様々な物を詰めて乗り込んでいる様子だった。
やはり、当初の予定通り……此処は

「本当に此処に襲撃が来るんですか？」
「ああ、間違いないだろうね……後でまた色々教えるけど、あの［落涙］は確実に君を狙ってる筈だから」

どうやら前周でのあの時の会議内容を話すのはまだ後になるようだ。
話しながら荷物を運んでいるリディに、手伝っているのか少なめに荷物を持っているアリスは少し浮かない顔をしている。

「……なら、私が」
「言っておくと、君一人が飛び出して囮になってもデメリットの方が大きいよ」
「……」

アリスの思考を読んだ様な台詞に思わずアリスも閉口した。対してリディは、いつも通り、だが何処か楽しそうに荷物を運び込んでいる。

[69 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 01:45:08]

ほしゅ

[70 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 02:08:35]

>>66その何者かがアリスみたいな子だったら...大福化

[71 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 07:19:56]

ほしゅ

[72 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 12:49:52]

ほしゅ

[73 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 20:34:05]

保守

[74 二次元好きの匿名さん 25/03/11(火) 23:03:28]

その様子を見てネルは口を開いた。

「これ此処が最初のルートだったやつ結構ビビるだろうな。さっきまでリディの過去に触れて、なんだか良い方向に行ったと思ったら急に皆で避難開始だぜ…？」
「まぁ、神父さんの時もそうでしたし…寧ろ最初から狙ってた分こっちは皆冷静なのが幸いですね」

いきなり拠点が襲撃されるよと軽く伝えられるのはプレイヤーからしても困惑ものかもしれない…だが神父が配属されている方の避難民が発生しなくて済むし、恐らくだが…避難先は

「というより、シュトラールはまだ…」
「それこそ安心したまえよ、まだ十全ではないが、ある程度の修復は終えたさ」
「は、早い……」
「流石に私一人じゃ無理だが…ありがたい事にウチの仲間は優秀だからね」

ニッと笑うリディが振り向くとまだ色々とそのままになっている設備や発明品のような物が見える。貨物列車がどれ程の積載量か分からないが…これら全てを残していくのは……

「ちょっと長官、何ボーッとしてるんですか仕事してください」
「まだボケる肉体年齢してないでしょう？」
「手厳しい事を急に言うねお前達…」
「言っとくが、盗まれるくらいなら…ってのは皆分かってんだよ」
「アンタが何よりの証明だからな」

部下に話しかけられたリディは、その言葉に短く「すまない」と返した。以前ならば、信頼できる部下以外に話を通さずヴィッグを爆破するのは大丈夫なのかと思ったが…

「よくよく考えれば自分の技術悪用されまくった過去がある分、諸共爆破しようっていうのも…否定しきれないですね…」

ヴィッグの住民達が先程から殆ど反発する様子もなく動いているのは、自分達の長の事もあるかもしれないとトキは思った。

[75 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 01:17:55]

ほしゅ

[76 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 05:43:18]

ちょっと早いかもしれないが保守

[77 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 09:23:24]

ほしゅ

[78 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 17:14:52]

なーるほど、こっちでアッサリ&ぬるっと避難始まるのはリディの過去（技術の無断盗用）があるからなのね
この後ラトル戦とかはどう扱われるかな？

[79 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 17:56:09]

あ、ラトルがまんまと誘い出されて街ごと吹っ飛ばされるかもしれんのか。
レイン隊長ブチギレ案件かぁ？

[80 二次元好きの匿名さん 25/03/12(水) 22:58:08]

早め保守

[81 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 01:47:05]

補習

[82 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 07:53:12]

保守

[83 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 13:01:15]

早め保守

[84 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 19:16:15]

ほしゅ

[85 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 22:27:24]

……そう言えば、来るのってラトルなのかな？
１周目は不測の事態で捕捉されて予定と違う戦場になったこともあって本来のターゲットである[落涙]ことレイン分隊長じゃなくても違和感そんなに無かったけど、この状況で自ら来ないでラトルを差し向けたとしたら……
怖い想像が捗るなぁ

[86 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 22:43:17]

そこまでのリディと部下達の話を聞いていたアリスだったが……

「えと、とりあえず……予定通り…」
「…ああ、頼んだよ。我々も目一杯のサポートに回る」

はて？と思った面々だったが…

「君にはまた、この貨物列車の護衛を頼む。地下も含んだ隠れ通路追手はいたとて少ない…と思うが、念には念だ」

その言葉にネルは癖毛がピンと立つほど反応し、ニヤリと笑った。それってつまり……

「…任せてください」
「ああ、任せるよ」

リディと知り合うキッカケで、神父と初めて出会った時の任務である貨物列車の護衛任務をネルは思い出した。

「こっちもリベンジが出来るってえ事か、面白えじゃねえの…」

あの頃とは大分違う事を見せてやる。そうパキ、と指を鳴らしてみせた。やる気は充分らしい。
いつかの時の様に握手を交わしたリディとアリスを最後に装備画面に移り変わり、ネルは意気揚々に装備を選び始めた。

[87 二次元好きの匿名さん 25/03/13(木) 23:17:00]

お、落涙だけじゃなくてこっちのリベンジマッチもあるのか
流石に全く同じじゃないとは思うけどどの辺りで差分化してるんだろ？

[88 二次元好きの匿名さん 25/03/14(金) 05:21:06]

ほしゅ

[89 二次元好きの匿名さん 25/03/14(金) 12:07:58]

>>87

追加ギミックくらいはありそう？

[90 二次元好きの匿名さん 25/03/14(金) 17:37:42]

ほしゅ

[91 二次元好きの匿名さん 25/03/14(金) 21:55:57]

ピンハネ時代か……

[92 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 01:22:02]

さて早速どんな装備にしようかとネルが所持している装備欄を見ながら楽しげに悩んでいる。

「つってもまぁ、機動力や防御面が一番悩みどころだけどな」
「あら、そうなんですか？」

意外そうなアカネの言葉に、今回は防衛任務であるからとネルは話す。

「ただ暴れるなら攻撃全振りが楽しいけどな…前みたいに列車を守るとなるとある程度何処でも駆けつけられる様にするのが一番だろ。間に合わなきゃ意味がねえ」

なるほどと皆頷く。となると防御と機動力をなるべく両立出来そうな装備を選びたいところだが、これが難しい。何せ機動力を上げればそれだけ軽いので防御が薄い機体になる事が多いので中々どちらも取るというのが難しい。
多少無理矢理にでも移動を可能にするならば機動力は捨てられないが、防衛である以上ライブラ本体の防御も無視はできない。

「どうすっか……あ」
「ん？何か思いつきましたか？」
「…おう、滅茶苦茶良い事思いついたわ。というか多分……これの為にあるまでの任務な気がしてきたぜ」

にんまりと笑うネルに、トキは不思議そうな顔を浮かべるが、チラリとアスナの方を見れば今のところ楽しそうな顔をしているので問題ないと思って良さそうだ。
いや、C&Cの2トップがこれならば、恐らく酷い事にはならないと思いたい…というのが本音かもしれない。

[93 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 08:02:00]

どんな装備にするか考えるのめっちゃ楽しそう

[95 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 11:11:38]

>>94

コテハン間違えて付けてたのに消せないぃぃぃ……！！！

[96 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 15:36:34]

>>95

ハートマークの右の削除ボタンで消せるぞ

[97 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 18:24:35]

>>96

サーバー落ちたからしばらく待って入り直したら削除のボタンが消えたのだ

なんだテメェら！人の無様な様がそん何面白いのか！

[98 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 18:36:34]

>>94　>>97

消えたぞよかったな

削除じゃなくなっても報告ボタンでその他を選べばいいような

[99 スレ主 25/03/15(土) 18:41:22]

スレ主なのだ
困ってるみたいだから消しておいたけど、こちらは気にしてないから安心してなのだ、へけっ
コテハン持ちが書き込んでもスレ主は問題ないのだ。でも気になるなら次書き込む時にわたたーしないでコテハンをキョロリンするのだ
そしたらきっとパーへくちなのだ
まいちー

[100 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 18:43:11]

いやまさかのハム語で草
比較的簡単なヤツだけど今どき分からんやろこれ

[102 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 18:50:15]

>>99

かんしゃ～……！！！

[103 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 18:50:35]

(ᓀ‸ᓂ)＜ばにたす ばにたーたむ
(ᓀ‸ᓂ)＜コテハンミスは虚しい　だがそれはコテハンを付けない理由にはならない

[104 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 22:56:26]

保守

[105 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 07:06:30]

ほしゅ

[106 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 08:28:25]

そうしてネルが装備を選び終わり、戦闘ステージが展開されると…

「おお、ちょっと懐かしいな…この構図」

半自動的にライブラが貨物列車に追尾する様な形で飛んでいる。といっても風景は以前と大きく変わり、今のところリディが言ってた通りに地下トンネルらしき場所を通っているらしい。
貨物列車は勿論、その上でライブラが多少飛んで戦闘をしても問題ない程の広さだ。
大きな爆音の後、通信が入る。

『おい！まだ予定の時間より早いだろ！』
『…どうやらお相手さんが中々本気らしい』
『え、は…？まさか…！？』
『真偽を確かめるよりもまずは目先の敵の撃退！！来るぞ！！』

リディと部下の掛け合い…何が起きたかは分かりかねるが、とうとう本格的に戦闘が始まるらしい……だが

「…やっぱりなぁ？」

ネルはまるでこの状態になるのを知ってた様にますます笑みを深める。

「この状況、リーダーは予測してたの？」
「おう、だから［コイツ］にしたんだ！！」

ネルは早速操作して、最近手に入れて真価を発揮しきれてない武器を鈍く光らせた。

[107 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 16:13:32]

保守

[108 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 20:12:05]

ほっしゅ

[109 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 22:59:51]

一体何をしようというのか見ていたトキ達だったが、その武器特有の【チャージ動作】ですぐに気付いた。

「た、しかに…狭すぎる事は無いですが、この空間では避けきるのは……」
「貫通もあるんでしたね。これは途中からは分かりませんが、このタイミングだけなら…」

そう話すアカネ達、ご機嫌なネル。少しずつライブラの手元に強い光が集まりだす。それと同時に、遠くから敵影がトンネル内の光に照らされ出した。

「喧嘩売る相手と」

この武器の凶悪さは自分達もよくよく知っている。このゲームでも、現実でも

「場所を間違えたなぁ…！」

敵をギリギリまで引きつけてから、きっと此処にあの後輩がいたならばいつも通り掛け声を掛けてた事だろう［光］と共に、【光芒02】はやってきた敵の追手らしき第一陣を吹き飛ばした。

[110 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 00:57:30]

光よ！

[111 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 06:58:57]

ああなるほど。狭い場所から来る敵を待ち構えるなら、最適の武器だ。

[112 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 13:42:19]

ほしゅ

[113 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 19:01:51]

早めに保守

[114 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 23:17:25]

狙い通り、やって来た敵が一気に削れたのを見てネルはご満悦に見えた。

「やっぱりな！アイツらがあのチビと同じ名前の主人公のゲームでこの武器を腐らせる訳ねえと思ってたぜ！」

必ず何処かでこれを活かす筈だと睨んでいた。しかしこうも上手くいくと本当に気分が良い。思わずテンションが上がる。
とはいえ、ずっとこのまま封殺出来る訳でもないだろう。

【依然後方より敵影あり……どこかで振り切れるタイミングがあれば…】

AIの声。今回はリディの過去話や避難の際にAIがあまり話す場面がなかったからかなんだか久しぶりに声を聞いた気もする。

「とりあえず、なんかどっかで良いタイミングってのが来るまで戦いまくればいいって事だろ？なら話は早え…」

【光芒02】から、一体ずつ相手にするよりもまとめて敵を倒すのに向いている【ライト・グランパス】を取り出す。
移動速度が出ない代わりに長い射程と貫通を誇る【光芒02】と、中〜近距離で弾幕を張れて威力も射撃速度も高い【ライト・グランパス】で補う。これがネルの選んだ戦い方である。

『広い場所に出れたらこちらでも火力支援を行う！！狭い場所での護衛は任せたよ！！』

通信からリディの声がする。

「やってやらぁ」

全力で戦う準備万端なライブラ、そしてプレイヤーであるネルは画面の向こうからこちらに飛んでくる敵影に銃口を構えた。

[115 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 05:04:05]

保守

[116 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 10:58:14]

これは熱い

[117 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 19:12:09]

保守

[118 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 22:53:48]

周回以外でも色々とリベンジ要素があるのいいよね…
プレイヤーは二週目以降で今度こそ！って出来なくも無いけどストーリーの中のキャラってその場その場が大事なところな訳だし……

[119 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 03:17:14]

ほしゅ

[120 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 07:28:19]

ほしゅ

[121 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 15:11:55]

☆

[122 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 21:54:26]

補習

[123 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 23:17:33]

そうして次にやってきた敵陣が見え始めると、AIが話し出す。

【アリス、もう少しすると今通過しているトンネルから出ます。その際はリディ達も火力支援を行えると…目的地まではこれの繰り返しと考えてください】

ずっとトンネル内での戦闘ではないとは思ったが、やはり地上にも出る必要があるらしい。

「地上戦と地下トンネル戦を数度にわたって行う、と……やはり射程距離の方は捨てられない問題でしたね」
「そうだな…まぁやる事は変わんねえよ、敵をぶっ飛ばしながら列車を守るだけだ」

言うが易し、と言うものの…今度こそ勝ってみせるとネルは乗り気である。そうしてトンネルから出ると、ほんの少しのムービーが挟まった。

『こっちも全力で迎えさせてもらうよ…！』

そうリディの言葉と共に、後ろ側に位置する車両の屋根が一部展開され、そこからドローンや機関銃が飛び出した。

『火力支援を開始する！』

そうして始まった地上戦にて、トンネルから出て上空や左右に散る敵機にネルもまたライブラの銃火をお見舞いし始めた。

[124 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 06:11:19]

保守

[125 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 13:22:59]

保守

[126 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 20:53:30]

保守授業部

[127 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 21:09:54]

「スレを埋めないようギリギリまで保守せずに置いておく」
「もしかしたら誰かと保守被りするかもしれないからと何度も更新してしまう」
「何スレも続いているくらいだから誰かしら見ているだろう」
スレ落ち原因トリニティと呼ばれる思考です。

みたいな講義でもしとるんかな？

[128 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 23:41:48]

初めての列車護衛任務と比べると味方の機体は少ないものの、ネルもまた成長したからか、それとも敵側も少数が補充されていくタイプだからか意外と問題なく戦えていた。

「敵も一回一回はそこまで多くねえからテンパる事もなくていいな」
「そもそも普段の戦闘ではそんな事ないんですけどね…どうしてゲームだと…」
「まぁゲームと現実は違うよね！」
「普通は逆のパターンでいうんじゃないのか…？」

そんな風に話していると、通信が入る。リディから何かあるのか、と思ったが部下の声も混じっていた。

『あ、アイツら本気でやりやがったのか！？』
『…落ち着け、基地の爆破に問題はない』

何事だ？と思ったものの、そういえば最初に何か爆発音で何か一悶着あったような…なんて考えてたネル達に対してリディの少し焦った様な声がした。

『……アリス、君から西側、ヴィッグのあった方の方角は見えるかい…？』

通信が入っているだけで操作は出来たのでネルは迷いなくそちらを見る、と……曇り空の中で、そこだけポツンとインクを垂らした様に黒かった。
ずっとずっと遠くのヴィッグの場所が、酷く分かりやすいその状況に、ネルは背筋が冷えていく。

『何故そこまで本気なのか知らないが……あれが【雨】だ。思ったよりも小規模なのが不思議だが…お陰でこちらまで汚染は来ないだろう』

その言葉は暗に「渦中のヴィッグは汚染されたから放棄せざるを得ない」という事だった。神父のルートの時の避難地域とは訳が違う「いつか戻れるかもしれない」が実際の距離よりもずっとずっと遠くに感じた。

[129 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 23:48:17]

え、雨撃ったの！？！？
ウッソだろ落涙！？！？

[130 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 23:58:52]

なんで！！マジでなんでヴィッグにそれやったの！？（大混乱）

[131 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 01:24:18]

神父ルートの【雨】に関する謎を踏まえると、真犯人が別にいそうなんだよなぁ……

ちょっと大福の生産ラインに並んで来るわ。

[132 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 07:34:16]

リディさんの過去を考えると人間サイドが使ったんじゃないかという気がしてならないんだ…
だってあそこは合の子ばかりだからね…

[133 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 10:44:55]

ついに「雨」お披露目か…!

[134 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:11:24]

早めにほしゅ

[135 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 21:55:49]

ほーしゅー

[136 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 22:50:11]

あまりにも呆気なく、だが確かにヴィッグに【雨】が降ったのだと愕然とするネル達だが敵は容赦なく攻めてくる。
通信からリディが部下と話しているのが聞こえた。

『ヴィッグに設置していたセンサー等の反応を調べましたが…長官』
『これは…』
『爆破に問題はなさそうですが…』
『……分かった。次に地下に入った時遠慮なくやってくれ』
『了解です』

どうやらヴィッグに何かしらの観測機を置いてきたようでそのデータ解析をしているらしき部下の声とリディの声はそれぞれ多少の違いはあれど、何かに気付いた事で驚きや焦りが滲んでいた。

「何か分かったのでしょうか」
「なんか、雨に関してのデータが予想と違ったって感じだが…」
「……もしかして何か実験的な目的だった？」

カリンの言葉に全員が振り向く。ビクッとしつつも続きを無言で促されている事を理解したカリンは降参とばかりに両手をあげて考察を話し始める。

「思ったよりも小規模だったってリディは言ってたから……本来の雨に何かしら加えた、もしくは雨に似た何かだけど、それが実際どうなのかを試すためにヴィッグに撃った。みたいに、感じる……」
「…なるほど」
「でも雨のデータを持ってた訳ですからベースは確実に……そこからどう改造したか分かりませんけど…」
「…ま、碌でもなさそうな空気はそのままだな」

だがもし、雨がリディや、今までこちらが予想していた【雨】と違うならば……それはつまり

「…落涙の目的がまた分からなくなったって事か？」
「確信はまだありませんが……」

頭が混乱し始めながらも敵を迎撃し続けるネルの代わりにカリンやトキ達はそれぞれで考察を深め始めた。

[137 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 08:19:53]

ほしゅ

[138 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 13:45:11]

ほしゅ

[139 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 21:01:11]

保守

[140 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 23:33:10]

列車の耐久値などにも気を配りながらネルは敵のヘイトを自身に向けつつそろそろまた地下に潜るトンネルに入る事をAIに知らされる。

「ち、意外としつこいな…」
「何処かで振り切るとは思いますが……」

一回一回相手する敵の数は然程ではなくとも此方は一機で相手しなくてはならないのだから必然的に負担は大きい。長期戦はしたくないのが本心だったが、ふとアカネが口を開く。

「そういえば今回の襲撃ではラトルってどうなるんでしょうか？」
「そっちも気にしなきゃだったな……今回は一応こっちの予定通りにヴィッグに襲撃来てるんだよな」
「といっても、予定にない【雨】が降ったわけですが…」

つまるところ、何が起きるか分からない。だが、いつかの依頼と違い突発的な戦闘である事や此処が神父が拠点にしている地区からは遠い事から分かるのは…きっと前の様に神父が駆けつける様な無いという事だ。

故に何かあった時、アリスとAIだけでなんとかせねばならない。一番の戦力なのだから当たり前だ。

「はー…碌なことなさそうだな」
「言い方が悪いですよリーダー」

じゃあどう言うんだ。そんなネルの言葉に、アカネはそっと目を逸らして閉口した。

[141 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 00:53:36]

この前お土産屋さんで売ってる大福見た時にね
「私たちは援軍です！あなたを助けに来ました！」
「すみません総隊長、貴方の涙の理由を増やしてしまう部下で」
「私を……子供を守れる大人にして欲しい」
とかのキャラクター達のセリフ思い出してた
ほんとこの作品このスレ大好き(大福)

[142 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 08:50:11]

ほしゅ！

[143 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 09:07:21]

美味しい内ゲバの匂いがする

[144 二次元好きの一般人 25/03/23(日) 14:21:26]

>>132

自分の仮説では雨って、AI、ロボットが暴走したときに、対処できるように作られているから、合いの子って、もはや人として、見られてなく、暴走するかもしれないロボットに打ち込む感じで、やっててもおかしくない

[145 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 15:48:22]

AIが撃ったとすると「何故そこまで本気なのか知らないが」とかの台詞がどうも引っ掛かる。
AIからすれば、雨のデメリットは生産性とかの“使い勝手”くらいしか考え付かないので、それ以外で彼らが躊躇すると思う理由が分からない。それこそ、アリスとライブラを仕留めるためなら普通に使いそうに思える。

けれども、撃ったのが人間なら、この言い方にも納得ができてしまう

[146 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 22:38:22]

☆

[147 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 23:10:30]

こっちのルートで何が起こるか、の選択自体はリディからの施設襲撃依頼を受ける受けないで終わってそうかな？

[148 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 02:17:39]

保守

[149 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 07:43:24]

補習

[150 二次創作好きの子供 25/03/24(月) 07:57:05]

保守

[151 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 14:31:59]

>>147

神父ルートのラトルに話を聞く聞かないにあたる選択肢がそこなら多分…？油断は出来ないけども

[152 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 20:03:36]

ほしゅ

[153 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 23:11:05]

そうこう話していれば、トンネルに入るという事で慌てて列車に近付いた。半自動で追尾してくれている為完全に置いていかれる事はないと分かっているものの普通に焦る。
ライブラが列車上に着陸してから、ネルはポツリと零した。

「ヘリとドローンはどうすんだ？」

ライブラと違い回収出来そうな物に思えなかったが…すぐに通信が入る。リディではなかったが…中々にテンションの高い彼女の部下の声であった。

『どうせヘリやドローン程度で倒せるたぁ最初から思ってねぇよ！！』
『コイツは置き土産だ！！』

そんな言葉の後に残っていたドローンやヘリが一気に他の敵機にぶつかっていった。
直後、爆発音がする。

「う、うわ……」

アスナがドン引きした顔をした。

「どうしたよ…」
「え、いや、だって……落涙達って自爆特攻がいやでも謀反起こしたロボット達なのに…」
「ぁ、あー……」
「合理的ではあるんだけど、惨い……」
「非情…」

敵に物資を渡さない、一矢報いる可能性もある……色々考えれば確かに利点が無いわけじゃないのだが、敵のトラウマを突いた様な攻撃と気付いて思わずネル達はアスナと同じく顔を顰めた。
敵も人がその土地に住めなくなる様なやばい兵器を使っているのだけれども…なんというか、時折こっちサイドの戦い方の方が、精神的にはずっと残酷な気がしてきた。

[154 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 03:59:25]

精神にいいパンチをくらいました(大福化)

[155 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 08:44:29]

朝保守

[156 二次元好きの一般人 25/03/25(火) 10:39:19]

>>153

和菓子開発部

[157 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 12:47:56]

hos

[158 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 17:10:17]

無人兵器の利点は人的被害が出ないこと(分かりやすい例がシン・ゴジラのヤシオリ作戦)ことだけど、この世界の人間は自我を持つロボットに爆弾持たせて特攻させてるからな…

[159 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 19:36:53]

>>158

「つまり人的被害は無いということです」というのがこの世界の人間の考え……

[160 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 22:11:36]

極論だけど、ただのミサイルであってもCPUが操作する飛翔体が敵に体当たりする兵器だと言えてしまうんだよね。
AI達はどのあたりのラインから同胞だと思うのだろう。

[161 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 23:18:06]

そんな風にそっと添えられた惨さに気付きつつもまたトンネル戦である。
流石に先程と違って時間の余裕がない為にレールガンは使えなさそうだが…然程問題は無い。寧ろ先程のは「やってみたかったからやってみたら出来た」以上の何物でもない。一度出来ただけでも満足である為何も問題はないのだ。

「なにより、普通にチャージ全開出来なくても強いしな」
「少しの溜めでもある程度の攻撃性能が保証されているのは大きいですね」

もっと目まぐるしい戦場だったならば「溜め」の動作は大変足枷だったかもしれないが、このステージはそういった問題がなくて良い。このステージでなくても、建物などへの貫通だって大きい。
瞬間的な火力ならば神父から貰えるショットガンの方が上だが、こちらもまた使い方次第では充分に活かすことが出来た。

「とはいえ…それでも敵がしつこいな…」
「ゲーム仕様としては敵がスポーンしてるだけですが…こうも追いかけられ続けるのはマズイですよね、次の拠点であるシュトラールがバレるわけには…」

一体どうするのか、そんな事を考えていると今度こそリディからの通信が入った。そしてその解決方法にネルは了解、と短く返し、行動を始めた。

[162 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 05:33:23]

鬱くしいとはこの作品を読んだ時に大部分を占めたこの感情のことなんだろうか

[163 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 12:51:12]

ほしゅ

[164 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 18:47:56]

ほすてすほすてす

[165 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 22:02:16]

いっそトンネルごと潰すか？

[166 二次元好きの一般人 25/03/26(水) 22:03:06]

>>162

躁だよ

[167 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 23:06:37]

トンネルに入り敵機を相手し続けて少し経つといきなり敵機の数が増えた。

『キリが無いね…アリス！予定通りいこう！』
【タイミングを合わせてください、アリス】

その通信とAIの言葉の後に、ネルは列車の後ろから2番目の車両に着地した。短いムービーがまた挟まる。

『悪いが…こちらにも守るべき物があるのでね、代わりにコレをくれてやる！』
【カウントを開始、5…4…3…】

リディの言葉の後、始まるAIのカウントダウン。始まると同時にライブラはブレードを展開し、列車の連結部分に狙い澄ました。

【2…1……アリス！】
『総員！！耳を塞いで口を開けておけ！！』

AIの合図と同時にアリスはライブラのブレードを振り下ろして連結器を破壊する。離れていく最後尾の車両が敵機に近付くと…激しい爆音と炎を吹き出した。爆風も発生している為にライブラは列車に捕まった状態で爆発により崩れ始めるトンネルを見ていた。

『上手くいったね…！それじゃあ次は、私達が上手くやらないとね…』
『へ？どういうことですか？』
『爆破前提で作ったトンネルなんかあるわけないだろう！このままのスピードだと我々も普通に崩壊に巻き込まれるぞ！』
『嘘でしょう！？』
『はははは！さぁ荷物も軽くなった分最高速度出していくぞ！！』

中々とんでもない会話が通信から聞こえた気がするが…きっと気のせいだと思いたい。

[168 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 02:24:20]

破天荒がすぎる…

[169 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 09:37:24]

ほしゅ

[170 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 16:38:36]

ほしゅ

[171 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 20:55:53]

早めにほしゅ

[173 二次元好きの匿名さん 25/03/27(木) 22:50:47]

そうしてなんとかトンネルから抜け出し修羅場を乗り越えたと思い、カリン達がホッとしている中…

「……」

アリスが真剣な顔のまま崩れていくトンネルを見ていた。ネルがそれに違和感を感じた時である。

「…簡単に逃しては、くれないみたい」
【アリス…？……！】

AIもまたアリスに言われて何かを察知した様で、二人で何かに警戒を始める。なんだなんだと皆がまたゲーム画面に集中すると……
ゴト、と崩れたトンネルの入り口が動いた。まさか…とも思ったが、それは瓦礫を吹っ飛ばして姿を現し、現実だと言っているようだった。

「やっぱり来やがったか…！」

土の汚れが付いたものの、その白い機体は間違いなく……

【アリス…あの機体は……】
「敵だね…それに、きっと強い…」

先程の爆発と、崩壊に間違いなく巻き込まれた筈なのにその機体は……［ラトル］は大した損傷を見せずに姿を見せたのである。

[175 二次元好きの匿名さん 25/03/28(金) 11:03:30]

保守

[176 二次元好きの匿名さん 25/03/28(金) 18:38:21]

ほしゅ

[177 二次元好きの匿名さん 25/03/28(金) 22:50:52]

サラッとトンネルが崩れるレベルの爆破に巻き込まれてるのに全然余裕そうなの凄いな…って思ってたけどよくよく考えたらラトルさん防御にステータス振ってる機体に重火器もりもりタイプだったな…頑丈なワケだわ

[178 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 00:43:29]

ネル達にとっては3回目のラトルとの邂逅だが、一応このルートでは初めて会う事になる。故に通信から聞こえる声は緊迫に満ちていた。

『ネームド機…！こんなやつまで…！！』
『重量級の様だが流石に追いつかれるんじゃ…』

そんな風に話す部下達を後目にAIはアリスにラトルの情報を渡す。といってもやはり内容事態は一周目や二周目と変わりない。だが状況が状況故かアリスは以前の様にラトルの名前を気にした様子もなく真剣な顔のまま見つめていた。

【一機だけではありますが…逃してくれる雰囲気でもなさそうです】
『ならば迎えうつほか…幸いにもまだこちらも武装が………っ！？』
「どうしました？」

何かに気付いたらしき通信先にアリスが口を開く。少し口籠もりながらも、焦った様子で伝えられた。

【まだ一機…こちらに向かってきます……！】

口調からして恐らくトンネル経由ではなく飛行して来ているのだろう。このままでは何度も地下通路を通過して行き先を分かりにくくしている意味がなくなってしまう。

「……なら」

静かさを保ったまま、アリスがまた口を開く。それと同時にライブラが列車から飛び降りた。リディの焦った声が通信越しに聞こえる。

「……ここから先に、どちらも進ませない。いけるよね？AI」

覚悟の滲んだ声のアリスに、AIもまた応える。

【そうですね。それが最善であると私も判断します】
『っ……すまないアリス、後で合流地点の情報を送る。だから』
「はい、後で必ず」

そう短く話し、ライブラの背にあった列車はどんどん遠くなっていった。

[179 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 08:32:21]

ほ

[180 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 14:16:19]

他キャラだと死亡フラグだったり、一周回って生存フラグだけど、主人公が「先に行け、後で必ず追いつく」パターンで想定出来ることって……

[181 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 14:33:21]

>>180

まあ、最悪の事態は想定しておくべきだな

[182 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 18:39:37]

>>181

モ、モモイはハピエン好きだから……

[183 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 22:05:05]

>>182

でもここのモモイは最終的なハッピーエンドが用意されているなら道中を大福製造工場にしても許される精神の持ち主だから……曇らせてこそ快晴の美しさが映えるから……

[184 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 22:55:42]

手癖と根はハピエン派っぽいんだけどなー…！でも公式でも「展開に悩んだからとりあえず世界滅ぼした」をしているんだよな…！

[185 二次元好きの匿名さん 25/03/29(土) 23:54:42]

ラトル、そして今から来る増援を対処することになったアリスだが……ネルは一つ懸念点があった。

「此処、どう戦うべきだ…？」

迎撃の為にライブラが降りた所はそれらしい建造物も身を隠せそうな大きな植物も無い荒野だ。せいぜいあるのは今走っている列車が通ってきたレールだけ…

「今まで市街地戦が殆どでしたし…先程みたいに敵も味方も混戦した様な状況も今は当てはまりませんね…」

ボス戦は比較的にその形式だがここまで何も無いフィールドでの戦闘はなかった。

「建物に隠れて一息つくってのも無理そうですね…」

トキがそう零すものの元々そんな余裕与える相手では無いのは重々承知している。が……問題としては、ラトルが所持している武器の多さである。あの物量を、壁無しで対処は確かに難しいだろう。

「だがまぁ…あたしはシンプルで好きだぜ？」

そう笑ってみせるネルだが…ネル個人も装甲が固く、火力もある相手にどう動こうか悩んでいたが……一人、別のことで顔を顰めた者がいた。

「…リーダー」
「なんだ、アスナ」
「…いや、前は確かこのラトル戦で……」

そうアスナが口を開くとほぼ同時

「……AI、大丈夫？」
【………】
「…AI？聞いてる？」
【！…すみません、アリス……】

他の面子も思い出した。そうだった、ラトル戦からAIも調子がおかしくなるんだった……と。神父との共闘も出来ないこの状況で、これからどうなるか、ネルは自然と深く息を吐いた。

[186 二次元好きの匿名さん 25/03/30(日) 07:59:15]

保守
そろそろ次スレかな？

[187 二次元好きの匿名さん 25/03/30(日) 15:45:56]

ほ

[188 二次元好きの匿名さん 25/03/30(日) 20:07:28]

ゲームなら逆に接近して相手の周りを高速でグルグル回ってればなんとかなるかな？

[189 二次元好きの匿名さん 25/03/30(日) 22:24:15]

そうして戦闘が始まる…かと思いきや

《……貴方がアリス？》
「！」

ラトルから話しかけてきた。前のルートではなかった事である。

「何か分かるか…？」
「回想以外で過去の情報を得られるなら有り難いですが……」

そんな風に思いつつも、やはり前回、暴走してコード塗れの化け物の様になったのを見た身としては不安の方が勝つ。
いつ何がキッカケでまたあんな風になるか……そう考えて成り行きを見ていた。

《貴方の事を色々と聞いています……私達の総隊長相手に生き残って見せたことも》
「…それはどうも」
《全く嬉しくなさそうですね。仕方のない事ですが……しかし、なるほど》

何かを納得した様な声でラトルは武器を構える。アリスもまたライブラを臨戦態勢へと移行したが、すぐに撃ってくる事はなかった。

《少し話しただけでも分かります……貴方をもう、総隊長の前に立たせる訳にはいかない》

総隊長……分体調やレインなんて呼び方もあるものの［落涙］の事で間違いないだろう。何故その二つ名やレインの方で呼ばないのかは少し違和感はある。だがそれを考察する余地を今は与えてくれなそうだった。

[190 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 00:14:28]

ん…？んん…！？
あれ？もしかして最初から襲撃は計画してた物だけども落涙はアリスを殺したいんじゃなくて生捕りにしたいのか…？？
それにラトルが背いてる状態？？？

[191 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 08:45:05]

保守

[192 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 16:55:43]

ええい！！結局過去に何があったか分からぬまま次スレか！！もどかしい！！
でもどうせ地獄だから無理せずどうぞ…

[193 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 18:59:33]

>>190

もしくはそもそも殺すつもりは毛頭ないが、レイン隊長が傷つかないように何とかしたい。しかし「子供を殺す」訳にも行かず、生け捕りに……と思っていたところをアリスが撃破したのかも……？

[194 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 21:47:16]

お待たせしました。こちら次スレです

【🎲、⚓️、ss】どうしよう……18｜あにまん掲示板

[195 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 22:14:32]

乙です!こっちは埋め

[196 二次元好きの匿名さん 25/03/31(月) 22:33:32]

うめ…うめ…

[197 二次元好きの匿名さん 25/04/01(火) 00:01:44]

うめ

[198 二次元好きの匿名さん 25/04/01(火) 00:21:25]

うめめめめ

[199 二次元好きの匿名さん 25/04/01(火) 05:58:55]

ん、スレを埋める

[200 二次元好きの匿名さん 25/04/01(火) 06:49:55]

埋め