誰か広篠澤のSSくださいお願いします何でもしますから

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:29:20

    プロデューサー、起きて。と体を揺さぶられ眼を細くして開く。そこには窓から差し込む朝日に照らされ、白く光る美しい女性がいた。篠澤さんだった。体からすべての力を抜くようにため息をついた。
    広「担当アイドルの顔を見てため息つくなんてプロデューサーの鬼」
    と口では言っているが顔がそうは見えない。

    P「篠澤さんがいるのを忘れていました。今日からでしたね」 広「うん。今日から」

    何が始まったかというと学園長がPと担当アイドルの中を深めつつ、それをTVにだし学園のイメージアップを図るといいPと担当アイドルの2泊3日のドキュメンタリー番組とのことだ。またため息をついた。

    広「そんなにため息をつくと幸せが逃げる…よ」 P「もう逃げられた後ですよ。一先ず身支度しましょう。普通にレッスンはあるんですよ」 広「ふふっ。今日も楽しみ」
    そういって部屋に差し込んでくる朝日に照らされて言う。正直かわいい。でもTVに写るというのに当たり前のように腕を組んでくるのはやめてほしい
    今日もまた、忙しくなるだろうな

    僕は書いたので誰かお願いします。最近広成分が枯渇してるんです

  • 2二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:30:13

    それよりスレ画の元を教えてくれ話はそれからだ

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:31:02

    二重人格?

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:31:10

    何もなしでかくよりテーマがあったほうが楽しいから先に注文をくれや

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:32:12

    >>2

    gladgarbコラボのイラスト

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:32:17

    >>2

    お前知らねえのかよHIRO SHINOSAWAXgladgarbだぞ

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:33:50

    >>4

    ニマニマしてしまうような甘いやつが欲しいです

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:34:08

    >>5

    >>6

    お前らありがとう

    約束通り書くから時間をくれ

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:34:50

    「私、プロデューサーの実家に行きたい」
    そんなことを広さんが言ったのは、広さんが俺の部屋に入り浸るようになってからそう短くもなくなった時だった。
    隣で野菜の皮むきをしながらそう言う彼女は、眉ひとつ動かすことなくピーラーを動かし続けている。
    「…………何故?」
    嫌な予感が冷や汗となって肌を伝うが、極めて冷静に、動揺を悟られないよう、俺も鍋を混ぜる手を止めない。
    「プロデューサーだけが、私の両親に会ってる。挨拶するなら、両家にするのが普通」
    まだだ、あの言葉の真意を、まだこの人は隠している。それを暴いた上で、ちゃんと断らなければいけない。
    「……俺はあくまで、プロデューサーとして挨拶しただけですよ。貴女の考えているようなこととは、違うはずですよ」
    「プロデューサーは、"そういうこと"って思っちゃったわけなんだ。私、担当として挨拶したいって思っただけだよ?」
    …………まずいか?
    「ふーん、そっか。プロデューサーは、私が挨拶をするのを、そう、思ったんだ? ね、プロデューサー、私がどう挨拶するって思ったの?」
    横を見なくても分かる。今この人は手を後ろに組みながら、絶対にニヤニヤしてる。なんか分かる。だって隣でクネク動いてるの感じるから。
    「ね、プロデューサー。教えて? 何を想像したのか。どんな言葉で、どんな表情で、私は自分のことを紹介していたの?」
    ドンドンと距離が詰まっているのを感じる。……でも大丈夫、沈黙は金。黙ってこの人のペースにこれ以上乗せられないように、何も話さずただ目の前の料理に集中すればいい。大丈夫。何も聞かず何を言われても平常心でさえいれば────

    「────息子さんと、お付き合いしています。って、想像しちゃった?」

    耳元で囁かれた、甘く、それでいて艶めかしい言葉に、一瞬喉元を震わせる。はっと我に返って横を見れば、そこには悪戯っぽく微笑む天使で悪魔な少女の姿が。
    「……やっぱり、プロデューサーは私の事好きすぎる」
    「…………野菜、まだ全部剥き終わってませんよ」
    「うん。でも、もうすぐ終わるよ。そしたら、お皿に盛り付けて、今後の予定を話し合いながら、一緒にご飯を食べよう」
    にへらと、上機嫌に鼻歌を歌いながらお皿を準備する彼女。鍋から漂う広さんが好きだと言っていたものをかき混ぜながら、俺はため息をつく。

    どうやら、この食卓はこれから何年も続いてしまいそうだ。

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:35:20

    別スレでやったやつだけど、結構気に入ってるから再掲させてクレメンス

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:35:43

    よっしゃぁ!僕も書きながら待ってます

    >>8

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:17:25

    NIAが終わり少し落ち着いた日々が戻ってきた。そんなある日、広さんがいつもとは明らかに違う様子で部屋へ入ってきた。平然を保とうとしているが目と口がうっすら笑っている。昨日は休日だったから何かいいことがあったのだろうでも少し嫌な予感がする。


    P「広さんどうかしましたか?」 広「ばれたかっ。ふふっ、プロデューサー、気になる?これだけど」

    そこには俺の両親が映っていた。しかも間に広さんがいる。


    P「広さん一つ聞いていいですか」 広「うん、いい…よ」 P「どうしてあなたが俺の両親と映っている写真があるんですか」 広「私の親と会ったって言ってたから…私も」

    全身からいやな汗が出てきたが絶対に顔には出せない。広さんノアの顔は俺がどう反応するかを楽しんでいる顔だ。


    P「そうだったんですね。どうでしたか?」 広「いい人たちだった」

    広さんが味気なさそう顔をしている。このまま逃げ切るしかない。

    しかし何をしに行ったんだ。まさか結婚ではないよな


    広「それに許可ももらえたから」 P「許可とは?」 広「広ちゃんなら喜んでうちにおいでって」

    P「私はあなたを娶るつもりはないですよ」 

    なぜか広さんの顔が笑った。獲物を見つけたように。


    広「私そんな話してないよ。ただまた来ていいかって聞いただけなのに。プロデューサー…」

    もう詰んでしまったようだ。


    広「プロデューサー何を想像したの?」

    今日はもう何もしゃべらないでおこう


    >>9これに当てられて書いたんですけど難しいですね。なんかもう全然難しい。難しい

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:53:32

    >>8 です

    [1/2]

    シャ………シャ……シャ…

    不規則だが小気味いい髪の音だけが部屋の中に響く

    その発生源は俺の眼の前で静かに本をめくる少女、篠澤広だ


    自身の体力と反比例するようにこちらに厄介事を持ち込んでる彼女であるが、今日は大人しい

    なんでも気になることがあるから本を読んでいるとのことだが、ブックカバーをかけているのでなにを読んでいるかはわからない


    「………」


    ときおり顔を上げた彼女と目線があい、そうすれば彼女はにっこりと微笑む

    こうしていれば本当にただの美少女だ。それも知性溢れたミステリアスな美少女に映るだろう


    だが、彼女の本質はそうではない

    困難なことに挑戦し、そして失敗して笑顔を見せる。そんな変わり者なのだ

    一体、ファンのうちの何人が彼女のこの異常とも言える本質に気づいている?

    いや、おそらく一人も気づいていないだろう…

    それが、輝かしい過去をも秘匿した神秘さというヴェールをまとった篠澤広という人物だ

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 23:53:48

    [2/2]
    「………」

    また目があった。そして微笑む彼女
    なにが楽しいのか。ただ単に彼女の読書に付き合って俺がこの場にいる。ただソレだけだと言うのに…
    そう、ソレだけ…………

    「篠澤さん、さては担ぎましたね?」

    「ふふ、担いでなんかいない、よ?
    わたしは最初から言っている。『気になることがあるから本を読んでいる』ってね」

    「あなたという人は…」

    今回は完全にやられた。いっぱいくわされた…
    そう、俺は--------------

    「プロデューサー、なにもしてないわたしに付き合ってくれてありがとう、ね」

    この笑顔に騙されたのだ

  • 15425/03/06(木) 00:00:26

    「……プロデューサー、そんなに心配しなくても大丈夫なのに。」

    「で、ですが……」


    今日は広さんの希望でタピオカ屋に寄ってから帰ることになったのだが……正直、怖い。

    喉に詰まらせて大惨事になる未来がどうしても頭から離れないのだ。


    「前に一度千奈と佑芽と来てる。その時も大丈夫だった。」

    「そうですか。しかし一度大丈夫だったからといってですね……」

    「プロデューサーは心配性。……そんなに気になるなら、いい方法がある、けど。」


    明らかに何かを含んだ笑み。

    期待するべきでないとはわかっていつつも、一応聞いておくことにした。


    「いい方法、とは?」

    「プロデューサーがストローで吸ったタピオカを、わたしに口移しする。これで窒息の危険性はない。」

    「却下です。」

  • 16425/03/06(木) 00:07:00

    自分はミルクティーを、彼女は抹茶ラテを受け取り、席に着く。

    いきなりかなりの勢いでドリンクを吸い始めるその横顔を注意深く見つめ……


    「っ!?ゲホッゴホッ……」

    「ああもういわんこっちゃない!」


    すぐさま背中を強く叩くと、ゔっといううめき声の後、広さんが不満げに見つめてきた。

    「……痛い。」

    「すみません。しかし喉に詰まってしまうと……」

    「詰まってない。ドリンクが気管に入ってむせただけ。」

    「そうでしたか。とりあえず、勢いよく飲むのはやめましょう。」

    「……うん。」

  • 17425/03/06(木) 00:14:21

    「でもプロデューサー。これ、結構おいしいよ。」

    「それはよかったです。俺のもまあ、おいしいですね。」

    「プロデューサーのも飲んでみたい。」

    「構いませんよ。」


    希望通りに自分のドリンクを差し出す。すると彼女迷いなくこちらのドリンクに刺さったストローを使おうとした。


    「……ストップです。自分のストローを使いましょう。」

    「ふふ……バレちゃった。仕方ない、ね。」


    澄ました顔で抹茶ラテのストローを外し、ミルクティーの蓋に突き刺す。


    「じゃあ、貰う、ね。」

    「……あっ!?そ、そっちは……」


    広さんは新たに刺したストローを無視し、元から刺さっている……俺の使っていたストローを使い、ズズズッとドリンクを吸い上げていった。


    「プロデューサー。詰めが甘い。」

  • 18425/03/06(木) 00:26:26

    「ありがとう、プロデューサー。こっちも、おいしかった、よ。」


    もはやどのような意味で行っているのか定かでない言葉に思わず頭を抱える。

    なぜ……なぜ、自分のストローを回収しておかなかったんだろう。

    ひとまず、このようなことはやめましょう……といつものように言い聞かせよう。

    そう思って顔を上げた先に写った彼女の顔は……真っ赤に染まっていた。


    「……自分でやっておいて何ですか、それは。」

    「……嬉しいのと、ドキドキしてるのと……やりすぎたかも、っていう感じ?」

    「……。」


    何も言えないまま抹茶ラテから自分のストローを回収し、誤魔化すように再びミルクティーを吸い上げる。


    「ぷ、プロデューサー。」

    「今度は何ですか。これはちゃんと俺のストローですよ。」

    「……そうだけど、その……えっと。それはさっき、わたしが……」


    先ほどよりも更に赤くなっている彼女の顔で、ようやく現状に気づいた。なんたる失態だ!

  • 19425/03/06(木) 00:31:05

    「……すみません、失礼しました。新しいストローを貰ってきますので、ここから動かないでくださいね。」

    「……わかった。」


    ああ、何ということだ。彼女の行動に、自覚していたよりも動揺してしまっていたのだろうか……


    数分前の自分を責め立てながらストロー置き場に到着すると、同時に紙ナプキンが目に入ったのでそれも取った。

    そういえば、まだ口を拭ってすらいない。リップがついてるとか、そういうことはないだろうが……


    「……。」

  • 20425/03/06(木) 00:32:46

    「あ、お帰りプロデューサー。早かったね。」

    「ただいま戻りました。まあ、大した物を取りに行ったわけではないので。」


    使わないままくしゃくしゃになった紙ナプキンをポケットに押し込みながら、平然と、そう答えた。



    おわり

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 00:37:24

    ふふふ…にまにまが止まらないぜ

  • 22425/03/06(木) 00:44:08

    甘いやつだけだとぶっちゃけあんま思いつかなかったけどそういえば間接キスは書いたことなかったなということでこのネタで
    誤字がなんか多いのはご勘弁

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 01:03:12

    いい…この一言に尽きます

  • 24二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 08:45:26

    ありがたい 良かった

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 11:34:39

    「プロデューサー……あ」
    「はい、どうぞ」
    「ふふ……流石、美味しい、ね。プロデューサーも食べて良い、よ」
    「いえ、俺は結構です。篠澤さんが食べたいと思って買ったものでしょう」
     もぞっと膝の上で微かに動く感触の正体は、俺の膝を枕にしている担当アイドルだ。頭と膝のサンドイッチから逃れたサラサラの髪が床に向かって流れていく。その光景ですら何らかの奇跡的な自然現象のように映る。けれど当の本人はどう思っているのか、心地の良い場所が見つかったようで動きを止め再び「あ」と口を開いたので、カップから掬ったバニラアイスを口の中、舌の上に丁寧に置く。
    「そもそもこの体勢に意味があるのかと」
    「ゴクッ買いに行って帰ってきて力尽きちゃった。食べないと溶けちゃう。だからプロデューサーに食べさせてもらってる」
    「俺の膝を枕にする理由の説明がされてません」
    「プロデューサー、私の口の中、熱心に見てる、ね……あ」
    「もうありませんよ。先ほどのが最後の一口です」
    「ふふ……本当に一口も味見しなかったんだ。じゃあ。あれ」
    「やらせませんよ」
     おでこを手で押さえて、起き上がってくるのを防ぐ。こちらにむかって伸びていた手は、明らかに俺の頬を挟んで抑えようとしていた。細い指が微かに唇の端を優しく撫でてくる。
    「私が何をしようとしたのか、わかったんだ」
    「味見させようとしていたのでしょう」
    「流石プロデューサー、私のことをよくわかっている」
     篠澤さんの手が、指が、俺の手にあるアイスのカップの中をなぞる。
    「はい、あーん」
    「……はぁ」
     スプーンもまた俺の手にある。カップには溶け残ったアイスはある。
    「……美味しいですね」
    「ふふ、プロデューサーのいじわる……間接キス、だね」
    「あ……」
    「気づいてなかったんだ」
    「……はい」

  • 26二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 11:38:57

    「ペロッこっちも、食べる?」
     自分の指に付いたアイスを舐めとる舌に一瞬目を奪われるけれど。薄い唇に、何らかの衝動が駆られるけれど。
    「あ」
     そっと篠澤さんの頭を下ろして立ち上がり。
    「どうぞ、濡れたハンカチで手を拭いてください」
    「からかい過ぎた、ね」
    「そろそろ良い時間ですので、明日のスケジュールの確認をしましょう」
    「うん」
     仕事モードに頭を切り替えても、炊きつけられた熱は消えてくれない。

    終わり

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