AIの力を借りて最強のオリキャラを決めるトーナメント

  • 1AIの力、お借りします!25/03/06(木) 21:55:13

    AIにあにまん民が考えたオリキャラ同士を戦わせて最強を決める8キャラ参加のトーナメントです。
    皆様の頭の中にいる最強のキャラクターの設定・性格・能力・技能・戦闘スタイル・弱点などを提示していただきます。
    それをAIに学習させてどちらが勝つかを決めてもらいます。
    ※勝負方法の変更・過度なエログロ・版権キャラに酷似するキャラ・和解目的のキャラは禁止
    なお、今回に関しては勝利が確定しなければどんなにチートなキャラでもOKです。

    エントリー開始は明日の20時からといたします。
    何か疑問がある場合には気軽にご質問ください。

  • 2AIの力、お借りします!25/03/06(木) 21:56:13
  • 3二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 21:59:19

    たておつ

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:01:27

    たておつ&10まで埋め

  • 5AIの力、お借りします!25/03/06(木) 22:05:25

    とりあえず10まではAIくんの特徴を挙げていきます。
    とはいってもこれから大会用のAIくんの調教をするので今までとは少し変わる可能性もあります。
    そこはご了承ください。

  • 6AIの力、お借りします!25/03/06(木) 22:06:47

    ①勝手に変な設定を追加する
    口調の設定が無いキャラを勝手にお嬢様口調にしたり、記述されていない謎の武器や技を使ったりします。
    基本的に試合に悪影響を与えることは無いのでほっといてますが、気になる場合は教えてください。

  • 7AIの力、お借りします!25/03/06(木) 22:08:07

    ②モンスター系のキャラは負けさせがち
    なんでかモンスター系のキャラクターは倒されがちです。
    一応圧倒的な実力差があれば勝つこともあるのですが、大体の場合は負けます。
    ですが、今回のトーナメントではどんな系統のキャラでも平等に勝たせたいのでこの特徴に関しては改善できるように頑張ります。

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:12:11

    一つ聞きたいんですがよろしくて?

  • 9AIの力、お借りします!25/03/06(木) 22:12:30

    ③設定を誇張しがち

    前スレでは「性格が悪い」という設定のキャラクターが対戦相手のタッグキャラの片方を石化(解除したら死ぬ&時間経過で勝手に解除)したうえにもう片方を瀕死にして煽ったりしました。

    詳細は↓

    レイオニックVSツマイ&ガル | Writening暗い洞窟に、湿った空気と重たい静けさが漂っていた。壁面には不気味なコケが這い、わずかな隙間から漏れる光だけが、この閉ざされた空間にかすかな輝きを添えている。 「おい、ツマイ。慎重に行け。」 低く…writening.net

    とにかくAIくんは加減を知らないのでご注意ください。

  • 10AIの力、お借りします!25/03/06(木) 22:12:51

    >>8

    はいどうぞ。

    何でも聞いてください。

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:14:38

    既出のキャラって出してよろしいかしら(製作者は)

  • 12AIの力、お借りします!25/03/06(木) 22:15:52

    >>11

    OKです。

    なんなら既出のキャラの強化バージョンとかでも大丈夫ですよ。

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:16:45

    >>12

    おかか!(おかのしたを更に縮めた謎の言語)

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 07:17:09

    即死攻撃ってOK?

  • 15AIの力、お借りします!25/03/07(金) 07:47:37

    >>14

    必中じゃなければOKです

  • 16二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 07:49:07

    ラインギリギリを攻めるチキンレースかぁ…
    これはこれで面白いけど多次元宇宙レベルの化物出してくるやついそうで怖い
    質問なんですけど弱点を記入する必要はありますか?

  • 17AIの力、お借りします!25/03/07(金) 07:55:44

    >>16

    弱点の記載は任意ですが、その場合はAIくんが勝手にそのキャラの弱点を設定することがあります

    それとあまりにも次元が違うチートキャラが来たとしてもAIくんがそのキャラの強さを理解できるかは別問題ですから多分大丈夫です

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 08:06:19

    このレスは削除されています

  • 19AIの力、お借りします!25/03/07(金) 08:07:40

    >>18

    >>1にある通りエントリー開始は今日の20時からです

    開始の際は安価するのでそれまではお待ちください。

  • 20二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 08:08:52

    >>19

    ごめんなさい

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 10:25:32

    運命操作とか因果律操作とかでも大丈夫?
    勝ち確にはならないようにするけど

  • 22AIの力、お借りします!25/03/07(金) 11:01:03

    >>21

    勝ち確じゃないなら大丈夫ですよ

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 13:07:13

    オリキャラの最強議論って水掛け論になりがちだからAIに判断させるってのはいいね

  • 24二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 13:39:05

    強さを追求したい気持ちはあるけど多少弱点があった方がキャラに深みが出るからなぁ…
    難しいもんですな

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 17:35:36

    キャラの詳細貼るからイッチに参加してOKか判断してほしい

    【秩序の王】エタリュート
    森羅万象の秩序を統べる男
    常に真面目でどんな物事も俯瞰的に捉える性格
    能力を活かして効率的かつ的確な行動だけをする

    能力:絶対的な秩序(アブソリュート・オーダー)
    あらゆる物体や現象に対して1つだけ絶対的なルールを決めることができる
    例:地球の重力は通常とは逆の向きに働く、ありとあらゆる運動エネルギーは徐々に増加していく、炎は水に置き換わる

    弱点は真面目過ぎて絡め手には弱いところ

  • 26魔法剣士ソニア25/03/07(金) 17:48:18

    うちの子の強化バージョンとか、考えてみたい気持ちはあるけどあんまり性能盛りすぎてもなあ……とも思う
    ドラゴンランサーさんとの戦いのときみたく、パワーアップはその場の成り行きに任せたいな
    闇堕ち形態ならいけないこともないが

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 17:52:36

    強さとキャラクター性の両立が中々に難しい

  • 28AIの力、お借りします!25/03/07(金) 18:00:09

    >>25

    大丈夫ですよ

    ただ、能力がちょっと複雑なのでAIくんが上手く理解できない可能性があります

  • 29二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 19:09:02

    >>26

    いっそのこと「戦いの中でパワーアップするかも」みたいなことを書いてAIの判断と発想に任せてみるのもアリでは?

  • 30ソニア/ツマイ&ガル/恐竜忍者25/03/07(金) 19:48:00

    >>29

    火山の精霊の力でパワーアップは完全に想定外だったからなあ

    面白かったから全然オッケーだけど

    でもそういう成長前提のキャラも面白そうだ

  • 31AIの力、お借りします!25/03/07(金) 20:00:18

    それでは大会のエントリーを開始します

    >>32

    >>33

    >>34

    >>35

    >>36

    >>37

    >>38

    >>39

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:00:27

    ・屍術師の残骸【死想】
    凶悪な死霊操術で人々を恐怖に陥れた魔法使いが死に際に遺した怪物。
    数多の死霊や魔獣の屍、人の魂が一つの頭蓋骨に収められており分類上はキメラ。極めて獰猛な性格。
    見た目は黒い靄が内側から覗ける頭蓋骨。念動魔術で空中を移動する。
    目に入ったものを鏖殺し、自身の糧とする習性がある。
    存在そのものが呪詛の塊である為、世界ごと切断するなどの概念的な攻撃しか意味を成さない上に生物非生物問わず同じ空間にいるだけで呪い殺すことが出来る。
    ・戦闘手段
    文字通り当たったら死ぬ魔術を好んで使用する。
    多くの生命を演算装置として内包している故、魔術の手数と展開速度は人智を超越している。
    〈大玉〉内蔵している死霊の魔力を凝縮し打ち放し、着弾すると呪いの魔力が爆発する。取り敢えず連射される。
    〈呪怨溜息〉正面十数m扇状に当たった物質を壊す呪いのガスを噴霧する。目くらましにもなる。主に近接戦で放つ。
    〈危機開戒〉自身の内包する魔獣の魂を消費し実体を伴わせ呼び起こす。数分しか保たない代わり大幅に強力な個体となる。名前通り危機に陥ったとき壁を確保するため使う。
    〈天退〉念動魔術で周りの物すべてを上空に持ち上げたのち地面に叩きつける。最中にも魔術を撃つため消耗は激しいが強力。
    〈送茨槍逢〉怨念が込められた魔力で構築した茨のツタを射出し対象を拘束、触れたものを腐食させる魔力の槍を突き刺す。トドメによく使う。
    〈霊緒喪以〉人魂を生贄に特大の滅びを相手に与える。射程は次元の壁を超える。
    〈死施誄涙〉封じ込められた屍術師の魂を開放、自身に宿す奥義。魔術の精度、威力、引き出しまでもが別物と言えるほどに増幅し、狡猾で残忍な立ち回りに磨きがかかる。本人が疲れる為ギリギリまで出し惜しみするのが唯一の欠点。
    〈伐屠燕弩〉〈死施誄涙〉時のみ使うものの中でも特筆すべき魔術。燕型の弩を顕現させ射ち放つ。呪怨の籠った自動追尾式で音を置き去りにするほどの速さを誇る。秒間30連射は下らなく、生半可な耐性なら貫通し即死させられる。
    ・戦闘方法
    何が何でも死を与えようとする攻撃特化。しかし相手の弱点を探りここぞというときに突く知性も持ち合わせる。

  • 33二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:00:52

    名前 王たるゴルバス
    さる国の王、短い黒髪に大きい背丈一見ただの好青年び見えるがその正体は傲慢で冷徹、しかし人情に厚く民に悪を働く者は許さない、一見矛盾している要にも思えるがゴルバス曰くそれが王とのこと、口癖は「当たり前だろ、王だぞ?」自身が王ということに絶対の自信、そして重い重圧を背負っている
    弱点は《無い》(と自負しているが弱点は少しキレ安い所、これは本人も自覚しているそれでもなお直さないのは『それを知ってなお勝つのが王の度量』とのこと)
    能力
    彼自身がまだ王の座に就く前、世界を歩き手にした十本の神器、十握剣を異空間から取り出し戦う、本気を出すことで一度に四本まで使え
    そして手に触れた物を完全に掌握できる『支配の権能』主な使い方は触れた物を固定したり簡素な武器や壁にしかできないが圧縮し加工することができる
    (この能力は十握剣にゴルバス自ら封じた物で武器が破損するもしくは彼自身がこの能力を使うと決断したときのみ使える)
    神剣 クサナギ
    普通の刀のように見えるが振るった時刀の軌道に合わせて鋭いかまいたちを起こす妖刀
    大槌 カフク
    大きな槌、当たった所に大きな雷を起こす
    雷銃 ヒナワ
    威力の大きな銃、この銃はリロードが要らずオーバーヒートを起こすまで何発でも打てる
    真剣 クライク
    唯々威力が高いだけのロングソードしかしその威力はけた違い
    剛斧 ラングル
    焔を起こす巨大な斧
    死弓 フルクラ
    毒の塗られた矢が自動で装填される大弓
    天拳 ルフラル
    彼自身の拳、岩を容易く砕く威力を誇る
    乱槍 グラド
    相手が槍を避けた時に変形し相手を刺す長槍
    星打 ドンドルデュ
    当たった所を爆破するモーニングスター
    璽盾 ゴランドル
    あらゆる攻撃から守る盾、攻撃した時カウンターとして光の矢を射出する

  • 34二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:01:02

    長嶋小雪

    異世界に転生するときに神からスキルを授かった典型的な異世界転生少女「コユキ」が異世界での旅を通して真の名前を取り戻した姿
    ポジティブで楽観的だが敵に対しては結構容赦がない
    一見バカそうだけど戦闘IQは意外と高く、異世界での激戦の日々を生き抜いたため戦闘経験も豊富

    【鑑定】
    対象の名前、スキル(特殊能力や技能の総称)、戦闘スタイル、弱点などの詳細な情報を一瞬で脳内にインプットするスキル
    どの情報をインプットするかは取捨選択できる
    弱点:一度に大量の情報をインプットしすぎると脳がパンクしてしまうため、一度の使用で必要最低限の情報しかインプットできない(多くて3項目ぐらい)
    しかし、真の名前を取り戻したことでスキルも進化したため、脳の情報処理の都合によるクールタイムが無くなった。

    【習得】
    相手のスキルを正確に模倣して習得するスキル
    発動条件としてその相手のスキルについて正確に把握しておく必要があり、基本的に【鑑定】を使って情報を得てからでないと使えない(そのため【鑑定】でインプットする情報の一つは実質「習得したい相手のスキルの詳細」に固定される)
    スキルを習得した場合、習得元となった相手のスキルに対して耐性を得る
    弱点:一度に使用できる習得スキル数は3つが限度
    しかし、真の名前を取り戻したことでスキルも進化したため、一度習得したスキルはスタックできるようになった

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:02:14

    【秩序の王】エタリュート
    森羅万象の秩序を統べる男
    常に真面目でどんな物事も俯瞰的に捉える性格
    能力を活かして効率的かつ的確な行動だけをする

    能力:絶対的な秩序(アブソリュート・オーダー)
    あらゆる物体や現象に対して1つだけ絶対的なルールを定めることができる
    ルールを定めるとはすなわち性質や法則などを決めることである
    例:地球の重力は通常とは逆の向きに働く、ありとあらゆる運動エネルギーは徐々に増加していく、炎は水に置き換わる

    弱点は真面目過ぎて絡め手には弱いところ

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:04:54

    名前 レベル零
    無貌の侍の様な見た目で現在から三秒間の過去未来を自由に移動できる、つまり五秒前に相手を攻撃するなどの意味が分からない攻撃が可能

    プラスブレイク
    自身の攻撃を三秒後に送る、五秒後に送られた攻撃は事実として確定している為その時に何をしていても攻撃した場所に斬撃が発生する
    マイナスエントリー
    五秒前に移動したことにして攻撃を避ける等が可能
    『禁術』
    既なるデッドエンド
    マイナス時に攻撃を繰り出す事で認識させることもなく相手が既に切られている事を確定させる

  • 37二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:05:26

    紫電改・サンダーボルト・田中
    □人物
    銀髪碧眼の青年。能力者であり普段は「何でも屋」と自称してその日暮らしの生活をしている。能力を怪しい組織に狙われてきたことから基本人間を信用しておらずぶっきらぼうで愛想はないが恩にはきっちり報いる義理堅いタイプ。
    □能力
    ◯電装砲雷(タケミカヅチ)→体から特殊な電気を放つことが出来、電気を操ることが出来る能力。最高出力は雷に匹敵する威力を持つ。
    ◯電装八雷(ヤクサノイカヅチ)
    タケミカヅチの応用技の総称。以下の8種類があり状況に応じて扱う。
    1.電装炎雷(ホノイカヅチ)→強力な電気を全身に纏い光を屈折させ透明化する事が出来る。
    2.電装盾雷(ツチイカヅチ)→電磁バリアを形成し遠くからの攻撃を防ぐ。電気のため触れると感電する。
    3.電装斬雷(サクイカヅチ)→プラズマで出来た剣を生成する。
    4.電装伝雷(フシイカヅチ)→微弱な電気を辺りに発しレーダーのように敵の位置を探る。
    5.電装豪雷(オオイカヅチ)→本物の雷を制御し、空から雷を任意の場所に落とす。射程範囲は目に見える範囲であればどこでも落とせる。
    6.電装爆雷(ナルイカヅチ)→電気を一気に放ち空気を爆発させる。射程は短いが威力は高い。
    7.電装操雷(ワキイカヅチ)→電気信号をハッキングする。機械や生き物を操作することが出来るが、戦っている相手を操るのは1度に数秒が限界。
    8.電装磁雷(クロイカヅチ)→磁力を生成し周囲の金属や砂鉄を操る。金属を飛ばしたり、自分の近くに寄せて盾にしたする事が出来る。
    ◯電装兵雷(ヨモツイクサ)→特殊な電気で出来た分身を作り出す。最大8体作ることが出来、見た目は紫電改にそっくりだが能力は電装砲雷と電装八雷しか使えない。攻撃を食らうと膨大な電気を放電しながら消える。
    ◯電装極雷(ナルカミ)→紫電改の必殺技。肉体を特殊な電気そのものに変化させる。電装極雷を使っている間は相手の攻撃が当たらず雷と同等のスピードで移動できる。更に相手に触れるだけで感電させることが可能。この状態でも電装砲雷、電装八雷を使用できる上、威力は大幅に上がる。使えるのは1分間だけで一度使うとその戦闘では使えなくなる。
    □戦法
    基本は電装砲雷による遠距離攻撃。状況に応じて電装八雷と電装兵雷、電装極雷を使う。
    □弱点
    電装極雷を使っていない時の身体能力は運動神経の良い一般人程度しかない。

  • 38二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:07:28

    【名前】魔法少女☆シューティングスター
    【性別】女
    【設定】魔法の箒に乗って高速で動き、光弾を乱射しながら敵を撃ち抜いて戦う魔法少女
    【能力】光を集め星にして発射する力を持ち、速さに優れる『早撃星』、敵を追尾する『追撃星』、 流星群を降らせ広い範囲に攻撃する『雨撃星』などの技がある

    腰に複数ぶら下げてあるランタンに大量の光を貯めているため夜間でも星を放ち続けられるが、仮にランタンを破壊されると辺りを巻き込む爆発が起こるため危険

    必殺技『墜ちる天の星』は周囲の光を全て一つの巨大な星に変える大魔法
    その威力は隕石に相当する

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:10:31

    最後の勇者ブレイヴ
    聖剣に選ばれた勇者であり、魔王や魔族の戦いの末に、敵の全てを打ち破った最強にして最後の勇者

    絶技とも言える剣技を自在に操る。
    炎、水、風、地、空、光、闇、幻、時などなどの魔法属性全てに適正を持ち様々な魔法を使い熟している。
    聖剣は人類に仇なす存在に反応して、所有者を強化する。聖剣はビームも出せる
    数多くの戦いを経験した影響で、ほぼ全ての魔法や剣技をマスターしていてゲームで言うところの主人公を極限まで強くした状態である

    弱点は会話できる相手だと和解の道がないのかと思ってしまい戦いの意思が鈍ること

  • 40二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:15:41

    >>33

    入れ忘れてました

    相手の攻撃を支配することで不意の物以外物理攻撃をほとんど無効にしてしまう

  • 41二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:16:20

    必死に設定練ってたらエントリー埋まってて草ァ!
    事前に考えときゃよかった

  • 42AIの力、お借りします!25/03/07(金) 20:22:10

    間にあってない人もいるみたいなので、万が一相打ちや負傷で続行不可能となった場合のリザーバーも決めておきますね

    こちらは確実に参加できる保証はありませんが、一応何事もなく終わった場合でもエキシビションマッチで優勝者と戦ってもらうようにはします


    >>43

    >>44

  • 43二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:30:42

    六王山・釈迦如来王
    能力『六道仙拳』
    俗世を離れ人界より格別した場所で修行することで得た身体能力具体的に言えば六つの超強化した人間の能力で戦う
    回復・呼吸・鼓動・筋肉・視覚・味覚・嗅覚など
    その力は袖振るだけで人一人を吹き飛ばすほど
    弱点は変に達観しているところ
    一人称ワシ
    鈴の付いた杖で戦う

  • 44二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:41:30

    魔法剣士 ソニア・アルジェント

    紺色の外套に身を包み、銀色に輝くレイピアと魔力の光弾を撃ち出す短銃を携えた女戦士。
    貧しい家の生まれだったが、冒険者として数々の戦いを乗り越え、偉大な戦士として名を上げた。
    冷徹でありながらも熱い心を内に秘め、絶対の自信を持っている。
    剣と銃の扱いに加え魔法も得意としており、様々な属性を武器に乗せ、ときには空間さえも歪めながら流麗に戦う。

    ・〇〇(属性)ブレンディング
    剣の刀身や銃から放つ魔力弾に火・水・風・土・氷・雷・光・闇の属性を乗せ、属性に合わせた攻撃を繰り出す。
    ・ミラージュクローク
    外套を翻し、あらゆる攻撃を弾き返す光の障壁を展開する。
    ・ゲートオブカオス
    切先で目の前にくるりと円を描き異空間への穴を展開し、膨大な魔力の奔流を放つ。
    ・ディメンションシュート
    空間魔法で空中に穴を開けレイピアを突き込むことで、その穴を通して攻撃を分身・ワープさせ四方から突きを繰り出す、ソニアの得意技。
    ・エターナルシュート
    ディメンションシュートの強化版。
    無数に分身した刃の嵐が空間を埋め尽くす、空間魔法の究極奥義。

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:43:51

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:48:03

    >>43

    視覚は三キロ先まで見え、功夫や空手、柔術に言い切れないほどの極めた武術で戦う

  • 47二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:48:10

    このレスは削除されています

  • 48二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 20:53:09

    >>46

    (灘神影龍も使える)

  • 49二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:00:51

    >>48

    なにっなんだぁっ!

  • 50AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:14:42

    巨大なドームの中央にそびえ立つ特設リング。頭上では光の演出が交錯し、観客の歓声が雷鳴のように轟く。無数の閃光が乱舞し、ドーム内の空気は異様なまでに熱を帯びていた。

    ここは——『あにまんオリキャラ最強トーナメント』の舞台。その開会式が、今まさに幕を開けようとしていた。

    「さあ皆様! お待ちかね、あにまんオリキャラ最強トーナメントがついに開幕です! 数多の強者たちがここに集い、己の最強を証明するために戦います! 栄光を掴むのは誰なのか! それでは早速、出場者の紹介に参りましょう!」

    観客の声援が一際大きくなる中、司会者はリングを大きく指差した。観客の目が一斉に注がれ、会場の空気が一瞬で緊張感に包まれる。

    「まずはこの方! その存在そのものが呪詛の塊! 見るもの触れるもの、すべてを呪い殺す最凶の怪物! "屍術師の残骸"——【死想】!」

    黒い靄に包まれた頭蓋骨が、空中にゆっくりと浮かび上がる。まるで周囲の空気そのものを侵食するかのように、視界が歪んでいく。周囲の金属が微かに錆びる音が響き、観客席に冷たい戦慄が走る。死想の周囲では、目に見えぬ呪詛がねっとりと絡みつき、床に落ちた鉄片が次々と錆びついていった。

    「続いては、王の威厳をこの場に示す男! 十本の神器を操り、触れたものを支配する"王(キング・オブ・ドミネーション)"——王たるゴルバス!!」

    ゴルバスは堂々とリングに上がり、腕を広げる。短い黒髪、長身の青年はどこか穏やかな表情を浮かべているが、その眼光には鋭い光が宿っていた。彼が軽く手を掲げるだけで、観客席からは大きな歓声が響く。

    「当然だろ、王だぞ?」

    その一言に、観客席が爆発するように沸き立つ。その圧倒的な自信に満ちた声は、まるで世界すら従わせるかのようだった。ゴルバスの周囲には十本の神器がうっすらと現れ、次の瞬間には空間に消えていく。

  • 51AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:15:46

    「異世界転生を果たした少女! 激戦を生き抜き、真の名を取り戻した"英雄"!——長嶋小雪!!!」

    小雪が元気よくリングに跳び乗る。金髪を揺らし、満面の笑みで観客に手を振るが、その瞳は戦闘の興奮に輝いていた。可愛らしい外見に似合わぬ鋭い目つきに、観客たちは彼女がただの少女ではないことを理解する。

    「やるぞー! 異世界仕込みの絶技、見せてあげる!」

    その無邪気な笑顔の裏に潜む戦闘経験者の鋭さを感じ取り、一部の観客は思わず息を飲む。彼女の足元に広がる魔法陣が微かに輝き、彼女の力が垣間見えた。

    「さあ、次なる強者はこちら! 森羅万象の秩序を統べる男! その力は冷静沈着、揺るぎなきもの!"秩序の王"——エタリュート!!!」

    エタリュートはゆっくりとリングに歩を進める。無駄な動き一つなく、ただ静かに観客を一瞥しただけで、その場の空気が締まった。彼の周囲には目に見えぬ秩序の力が流れているかのように、リング上の砂粒すらも整然と並んでいく。その姿はまさに絶対的な秩序を象徴していた。

    「時間さえ操る侍! 過去と未来を縦横無尽に駆け抜ける"謎の剣士(アンノウン)"!——レベル零!!」

    無貌の侍がスッとリングに現れる。次の瞬間、彼の姿は三つに揺らぎ、まるで過去・現在・未来が同時にそこにあるかのようだった。彼の存在そのものが時間を超越しており、観客たちはその不可解な動きに目を凝らす。侍の刀は鈍く光を放ち、今にも時間を切り裂かんばかりだ。

    「雷鳴をその身に宿した青年! 義理堅くもぶっきらぼうな"何でも屋"——紫電改・サンダーボルト・田中!!!」

    田中は無言でリングに上がり、銀髪をかき上げる。観客席からは黄色い歓声も飛ぶが、彼は一瞥するだけでそっぽを向いた。その体から微かに放たれる雷のようなオーラが、彼の力を物語っていた。彼の背後で紫電が走り、リングの空気がビリビリと震えた。

    「輝く星のように戦場を駆け抜ける魔法少女! 光弾を乱射し、敵を貫く!——"魔法少女☆"シューティングスター!!!」

    シューティングスターは箒に乗ってリングを旋回し、キラキラした光弾を観客席に向けて打ち上げる。観客はその華やかさに大いに盛り上がる。だが、彼女の目は冷静に戦いを見据えていた。その一発一発が命を奪う威力を秘めていることを、彼女自身がよく理解していた。

  • 52AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:17:29

    「最後に登場するのは——伝説の勇者! 最強にして最後の戦士! 魔王を討ち果たし、なお戦いの意味を探し続ける男!——"最後の勇者"ブレイヴ!!!」

    ブレイヴは静かにリングに上がり、聖剣を抜き放つ。その神々しい輝きがリングを照らし、観客たちは息を呑んだ。彼の背には数々の戦いの傷跡が刻まれており、それが彼の過去の壮絶さを物語っていた。聖剣の光が、まるで彼の意思を代弁するかのように、煌めいていた。

    司会者はリングの中央に戻り、声を張り上げる。

    「以上8名に加え、リザーバーとして、六王山・釈迦如来王選手、ソニア・アルジェント選手が控えております!」

    「さあ! この8名が織り成す、血と誇りの激闘! あにまんオリキャラ最強トーナメント、いよいよ開幕です!!! 最強の称号を手に入れるのはいったい誰なのか! 皆様、最後まで見届けてください!!!」

    場内が割れんばかりの歓声に包まれる中、戦士たちはそれぞれの視線を交わし合う。

    次に響くのは、拳の音か、剣の軋みか——勝者が決まるその時まで、戦いは始まったばかりだ。

  • 53二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:18:26

    来たぜ!来たな!来ただろ!来ました!

  • 54二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:21:28

    おー!ついに!

  • 55AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:37:42

    巨大な歓声がうねる ——あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング。
    開会式が終わり、興奮冷めやらぬ観客たちの視線が一斉に中央の司会者へと注がれていた。スポットライトがリングの中央を照らし出し、司会者は満面の笑みを浮かべながらマイクを掲げる。

    「さあ皆様! お待ちかねの一回戦の対戦カードを発表いたします!!」

    司会者が高らかに叫ぶと、会場に張り巡らされた巨大なモニターが明滅を繰り返し、リング上には出場者たちが整然と立っていた。各々の表情には、静かな闘志、あるいは不敵な笑みが浮かんでいる。リングの周囲では観客たちが旗を振り、名前を叫び、熱気は天井を突き破りそうな勢いだ。

    「トーナメント表は、完全なるランダム! 誰と誰が激突するのかは、神のみぞ知る! では、運命の第一試合の組み合わせは……!!!」

    モニターに映し出された名前が回転する。次第に回転が鈍り——ついに、最初の組み合わせが決まった。

    「第一試合!!!」

    《屍術師の残骸【死想】 VS 魔法少女☆シューティングスター》

    観客席がざわめき、次いで割れんばかりの歓声が響き渡る。

    「なんだ、怪物と魔法少女!? まるで正反対の組み合わせじゃないか!」

    リング上、黒い靄に包まれた頭蓋骨——死想——が不気味にゆらめく。その周囲には目に見えない呪詛の波動が漂い、リングの床がみるみるうちに腐食していく。空気が重く、冷たく、まるでそこだけ死が支配しているかのようだった。

    「……鏖殺……する……」

    死想の内側から響く声は、どこか別次元からこだまするかのように重々しい。観客たちは寒気を覚え、思わず後ずさる者もいた。

    対するシューティングスターは、箒に跨ったまま空中でくるりと回転してみせる。そして、キラキラと輝く光弾を指先に灯し、冷静な声で応えた。

    「呪い? そんなの関係ないよ。どんな闇も、あたしの星の輝きが全部吹き飛ばしてやる!」

    彼女は笑顔を浮かべていたが、その目の奥には鋭い光が宿っている。次の瞬間、観客席から大きな拍手と歓声が巻き起こる。

  • 56二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:38:11

    し、死想さんの噛ませ感が凄まじい…
    でも信じてるぞプロトの設定引っ張り出してぶっ壊れと化した死想さん!

  • 57AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:39:21

    司会者はマイクを再び握りしめ、次の組み合わせを発表する。
    「第二試合!!!」
    《王たるゴルバス VS 最後の勇者ブレイヴ》

    会場が一瞬静まり返った後、爆発的な歓声が巻き起こる。観客の中には立ち上がって拳を振り上げる者もいれば、「王」と「勇者」の名前を叫ぶ者もいた。

    「王と勇者!? なんという宿命的な対決だ!」

    リング上で向かい合うゴルバスとブレイヴ。ゴルバスは腕を組み、涼しい顔で相手を見据えた。唇には冷たい笑みが浮かんでいる。

    「ほう、勇者よ。お前は王に跪いたことはあるか?」

    ブレイヴは聖剣を肩に担ぎ、苦笑を浮かべる。

    「悪いけど、俺は王に従うために剣を握ったんじゃない。誰かを救うために、この剣はあるんだ。」

    二人の間に漂う緊張感は観客たちをも飲み込み、場内は一瞬静寂に包まれた。目が交錯する。言葉とは裏腹に、二人の間には見えない火花が散っていた。司会者は間髪入れずに次のカードを発表する。

    「第三試合!!!」
    《レベル零 VS 長嶋小雪》

    モニターに映し出された瞬間、観客席からはどよめきが起こる。奇妙な対決に驚きと興奮が交じる。小雪はリング上で腕をぶんぶん振り回し、にこやかに零へと呼びかける。

    「わー、なんか強そうなお侍さん! でも、個人的には前に共闘したヘボ王様をボコボコにしたかったな!」

    レベル零は無言のまま、一瞬にして小雪の背後に移動した。その異様な光景に、小雪は目を丸くする。

    「え、なにそのトリック!? どうやってるの!? 」

    返事はない。ただ静かに、レベル零は小雪を見つめるのみ。その無表情がかえって異様さを際立たせた。

  • 58AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:40:00

    「そして、最後の第四試合!!!」

    《 【秩序の王】エタリュート VS 紫電改・サンダーボルト・田中》

    静かなざわめきの後、観客たちは熱気を取り戻し、歓声を上げる。

    エタリュートはリング上で無言のまま田中を見据えていた。その瞳は揺るがぬ理を貫いている。まるで周囲の空気すら彼の秩序の下に統制されているかのようだ。

    田中は銀髪をかき上げ、やれやれと肩をすくめる。

    「チッ、堅苦しい奴が相手だとこっちまで息が詰まるぜ。まぁ、さっさと終わらせるとするか。」

    一回戦の対戦カードが出揃い、リング上の空気は最高潮に達していた。

    司会者は大きく息を吸い、最後に叫ぶ。

    「以上が、一回戦の組み合わせだ!! 各試合、どちらが勝つのか……皆様、その目に焼き付けましょう!!! ここからは血と誇りの激闘が始まるのです!!!」

    観客の歓声は雷鳴のように響き渡り、トーナメントの火蓋が今、切って落とされる——!!

  • 59AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:41:42

    はい、ということで選手入場と対戦カードの決定が終わりました。
    本戦は明日からになります。

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:44:09

    了解です!
    具体的に何時ぐらいから始める感じですか?

  • 61AIの力、お借りします!25/03/07(金) 21:46:07

    >>60

    一応休日なので午前9時ぐらいから始めようとは思ってますが、文章の添削が間に合わない場合はちょっと遅れるかもしれません

  • 62二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 21:59:17

    というかこれ前の戦いが反映されてるなら、文明を滅ぼしたことのあるハイエンド・ドラゴン相手に勝ったブレイヴ相当ヤバいのでは?

  • 63二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 22:04:24

    というか小雪ちゃんのゴルバスへの当たり強くない?
    前のタッグマッチで見殺しにしようとしたから?

  • 64二次元好きの匿名さん25/03/07(金) 23:36:33

    うおおおおおおおお
    これは明日が楽しみ バイトあるけど休憩中にでもぼちぼち覗こうかね

  • 65二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 00:02:06

    >>32

    〈死施誄涙〉時に登場する屍術師の詳細情報

    メリー(名乗らないがトリア・シスメルというミドル、ラストネームがある)(享年19)

    一人称は私。攻撃されない限り温厚で口調も丁寧だが偶に荒んでいるところが垣間見える。「秩序が保たれていればそれに越したことはないが所詮この世は弱肉強食」という思想の持ち主で追い詰められるほどパフォーマンスが上がる逆境型。策謀に長けているが極度の面倒臭がり(死施誄涙を躊躇うのはコレが大きい)。大の王侯貴族嫌いでもあり、高貴そうな人間が攻撃してくると早い段階で〈死施誄涙〉を発動し殺しにかかる。

    高貴な生まれだが、6つの頃発現した不気味な瞳が原因で忌み子認定。処刑されかけ、逆に国ごと皆殺しにして事なきを得た悲しき生き物。死霊操術や魔術は自衛手段であるとともに唯一の趣味であり、死想の中では寝ているか研究をしているかのどちらか。死因は『因果を無視して望んだ結果を得る』という恩寵を使い殺しに来た暗殺者を返り討ちにするための巻き込み自爆。こっそり掛けておいた秘術で魂だけ蘇生し今の形に落ち着いた。当人は体を捨てなければならなかったことが大分頭に来ており、〈伐屠燕弩〉はそれに対する回答。純粋な暴は理不尽すら捻じ伏せるとは本人談。

  • 66二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 00:38:51

    水を指すようで悪いんですけどこれって、トーナメント第二回って開催予定ありますか?

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 06:10:20

    >>32

    >>65

    追加情報

    〈死施誄涙〉中は眼窩に青白い光が灯る。

  • 68AIの力、お借りします!25/03/08(土) 06:14:24

    >>66

    あるにはありますけど不定期開催にするつもりですね

    少なくとも連続で開催するつもりはありません

  • 69AIの力、お借りします!25/03/08(土) 09:01:21

    ——あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング。

    リングを取り囲む観客席から歓声が轟き、会場はまるで雷鳴の渦だった。司会者が試合開始を宣言したその瞬間、第一試合の幕が切って落とされる。

    「一回戦第一試合! 屍術師の残骸【死想】VS 魔法少女☆シューティングスター!!」

    リング中央に浮かぶ黒い靄を纏った頭蓋骨——死想。その空間にいるだけで、周囲の空気がじわりと歪み、腐食するかのように床が軋む。

    対するは、箒に跨がり宙を舞う魔法少女☆シューティングスター。キラキラと輝く光弾が指先に灯り、鮮やかに空中を舞う。

    「試合開始前に確認いたしますが、このリングは特殊な魔法により密閉されております。」
    「そのため、皆様が試合の余波で負傷するなどのことは決してありません。そこのところはご安心ください。」

    司会者の事前説明もそこそこにして、ついに試合が始まろうとしている。

    「用意はいいですね……はじめ!!!」

    試合開始の合図と同時に、死想はどこか別次元から響くような声で囁く。

    「……鏖殺……鏖殺…」

    瞬間、死想が黒い靄を激しく揺らし、恐ろしい魔術を発動する。

    「〈大玉〉」

    轟音と共に放たれたのは、漆黒の呪いの弾丸。ひとつ、ふたつ……いや、無数に連射されるそれは空間を裂きながらシューティングスターに向かっていく。

    「っ! 『早撃星』!」

    彼女は反射的に星の光を指先から放ち、超高速の光弾を連射する。〈大玉〉と光弾が空中で激しくぶつかり合い、爆発音が連続して響く。だが、死想は手を緩めない。

  • 70AIの力、お借りします!25/03/08(土) 09:02:09

    「〈送茨槍逢〉」

    突如、黒い茨が地面から飛び出し、鋭い槍と化して彼女を狙う。それはただの拘束ではなく、触れた瞬間に腐食させる魔力が込められていた。

    「なら、これで!」

    シューティングスターは腰のランタンから光を吸い上げ、指を鳴らす。

    「 『追撃星』!!」

    発射された星々が死想の茨に反応し、その動きを感知して次々と命中する。茨は焼かれ、バチバチと火花を散らして弾け飛ぶ。

    しかし、死想は既に次の手を打っていた。

    「〈危機開戒〉」

    瞬間、死想の周囲に魔獣の魂が具現化され、禍々しい狼のような影が複数現れる。それらは低く唸りながらシューティングスターを包囲する。

    「こんなの、まとめて吹き飛ばしてやる!」

    彼女は箒を宙返りさせ、手を高く掲げた。ランタンから一気に光を吸い上げ、星を作り上げる。

    「くらえ必殺技!——『墜ちる天の星』!!」

    一瞬にして巨大な星が作られ、まるで隕石のように輝きを放つ。目を開けていられないほどに輝くそれが、死想のいるリング上へと真っすぐ落下する。

    「殺す…殺す……」

    死想は頭上にある超巨大な星を見ながら冷笑し、頭蓋骨が込められた怨念を示すように青白く妖しく光る。

  • 71AIの力、お借りします!25/03/08(土) 09:02:50

    「〈死施誄涙〉」

    死想は封じ込められた屍術師の魂を解き放ち、その全てを自らに宿す。その瞬間、死想の呪いの力が一段階上がり、周囲の空気すらも歪ませる。

    「〈伐屠燕弩〉!!」

    燕型の呪怨の弩が顕現され、星が落下する寸前、秒間30連射の速度で次々と放たれる。シューティングスターの巨大な星は次元を裂くように撃ち抜かれ、粉々に砕け散った。

    「な……!?」

    驚愕する彼女に、死想は容赦なく最後の魔術を放つ。

    「〈送茨槍逢〉」

    茨の槍が再び彼女を捕らえ、その瞬間、禍々しい魔力が炸裂する。

    ——ドンッ!!

    激しい衝撃音と共に、シューティングスターの体がリングに叩きつけられた。
    彼女は動かない。その眼も箒も、一切の輝きを失っていた。

    「勝者——屍術師の残骸【死想】!!」

    司会者の声が響く。観客席からは歓声と悲鳴が入り混じった。
    死想はただ静かに、崩れ落ちた魔法少女を見下ろす。

    「……鏖殺…鏖殺……」

    ——第一試合を勝ちあがった死想は、二回戦ではどんな活躍を見せてくれるだろうか。

  • 72二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 09:10:03

    まぁカタログスペック的にしょうがない

  • 73二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:26:18

    このレスは削除されています

  • 74AIの力、お借りします!25/03/08(土) 10:27:11

    第二試合——王たるゴルバス VS 最後の勇者ブレイヴ。

    歓声が渦巻くリングの中央に、二つの影が向き合った。

    片や、黒髪の好青年と見紛うも、その瞳には王としての絶対的な自信と威圧感が宿るゴルバス。

    片や、数々の戦乱をくぐり抜け、文明を滅ぼしたとされる巨竜さえ討ち果たした英雄、最後の勇者ブレイヴ。

    「王よ、俺たちは戦わなきゃならないのか?」

    ブレイヴは聖剣を肩に担ぎつつ、わずかながら迷いを帯びた声で問うた。

    しかし、ゴルバスの反応は冷徹だった。

    「当たり前だろ、王だぞ? 自らの力を示すことこそ、王の責務だ。」

    次の瞬間、ゴルバスの手が虚空を掴み、そこから異空間が裂ける。
    ——十握剣が現れた。

    「どれ、まずは手始めに。」

    神剣 クサナギが放つ斬撃の軌跡が、リング上に鋭いかまいたちを走らせる。かすめるだけで床が裂け、砂煙が舞い上がった。

    「速い——だが!」

    ブレイヴは一瞬で空間魔法を発動。閃光と共に瞬間移動し、ゴルバスの背後へ現れる。

    「早いとこ終わらせてもらう!」

    聖剣が光をまとい、ビーム状の一撃が放たれる。しかし、その刹那――

  • 75AIの力、お借りします!25/03/08(土) 10:27:58

    「支配の権能。」

    ゴルバスの声と共に、空気すら凍り付くような力が発動した。聖剣から放たれたビームが、ゴルバスの意志に従うようにねじ曲がり、そのまま天井へと逸れていく。

    「なっ……俺の魔法を……操ったのか!?」

    驚愕するブレイヴ。しかし、その隙をゴルバスが見逃すはずもない。

    「王に不意打ちは通じない。」

    大槌 カフクが振り下ろされ、雷鳴の如き衝撃波がリングを轟かせる。

    ブレイヴは間一髪でかわしたが、足元が焼け焦げ、雷の余波が身体を襲う。

    「——ならば、これでどうだ!!」

    ブレイヴは炎魔法を詠唱し、火柱がゴルバスを飲み込んだ。
    しかし、炎の中から璽盾 ゴランドルを構えながら悠然と歩みを進めるゴルバスが姿を現す。

    「璽盾 ゴランドル——光矢」

    盾のカウンター能力が発動し、無数の光の矢がブレイヴを追撃する。
    それを見たブレイヴは、風魔法で矢を吹き飛ばすも、ゴルバスはすでに新たな武器を手にしていた。

    「真剣 クライク——王たる剣を見せてやろう」

    一見普通に見えるロングソードが重々しく振るわれると、リングの空間が歪むほどの衝撃波が巻き起こる。
    ブレイヴは聖剣で応戦し、互いの武器がぶつかり合い、火花が飛び散る。

    二人の間には火花だけでなく、圧倒的な覇気と魔力がぶつかり合い、観客たちは息を呑んで見守っていた。

  • 76AIの力、お借りします!25/03/08(土) 10:28:54

    「いい加減飽きてきたな。そろそろ終わらせるか。」

    ゴルバスは星打 ドンドルデュを取り出し、しなりを付けたモーニングスターをブレイヴに向けて投射する。

    ブレイヴは大地魔法で地面を隆起させ、ドンドルデュを上空に打ち上げようとする。

    ボーン!
    ドンドルデュは地面に触れた瞬間に大爆発を起こし、周囲には砂塵が舞い散る。

    「王の力に屈服しろ。」

    砂塵に紛れつつゴルバスはブレイヴに接近し、剛斧 ラングルを振り下ろす。

    炎を纏った大斧は勇者を一刀両断せんと襲い掛かるが、この程度で勇者は怯まない。

    「予想の範囲内だ!」

    聖剣に闇の魔力を纏わせて斧を受け止めると、そのまま闇の力ゴルバスの魔力を吸いつくさんとする。

    「不敬だぞ。」

    ゴルバスは剛斧 ラングルを咄嗟にしまうことで魔力の吸収を回避するが、その眼には初めて焦りが見えた。

    「……こんなところでは終わらないぞ!!!」

    流れに乗ったブレイヴが聖剣を握りしめゴルバスに斬りかからんとした、その時——

    「これが王の審判だ。」

    ゴルバスは雷銃 ヒナワを抜き放ち、至近距離から連続して光弾を撃ち放つ。瞬時に間合いを詰め、乱槍 グラドを変形させてブレイヴの腕を貫いた。

  • 77AIの力、お借りします!25/03/08(土) 10:29:35

    「ぐあっ!!」

    膝をつくブレイヴ。だが、その眼は未だ闘志を失ってはいない。

    「かかったな!」

    その言葉につられてゴルバスが上を見上げると、そこにはブレイヴの持つ全ての属性の魔力を融合して生み出した究極魔法「ウルティミオン」があった。

    「なるほど、先ほどの攻撃はブラフか。」

    さすがの王であっても勇者の本気の魔法には驚きを隠せない様子。しかし、それでも彼の態度が揺らぐことはない。

    「真正面から受け止めてくれる!」

    ゴルバスは天拳 ルフラルを構え、渾身の一撃を叩き込まんと向き直る。

    「これで……最後だ!」

    ドガン!!

    勇者の奥義と王の拳がぶつかり合う。周囲の全てをなぎ倒さんばかりの衝撃波が生じ、試合の余波を受けないはずの観客たちも、一瞬心臓が止まったかのように感じた。

    ………爆煙の中、動かなくなったのは——勇者ブレイヴの方だった。

    「悪くなかったぞ、勇者よ。」

    ゴルバスは最後に大槌 カフクを振り下ろし、雷の一撃がブレイヴをリングに沈めた。
    圧巻たる決着の後に司会者が叫ぶ。

    「勝者は——王たるゴルバス!!!」

  • 78二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:33:34

    ちょっと意外な結果だな

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:44:50

    さすが王
    強い

  • 80二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:45:52

    王つっっよ
    この調子で死想しばけるか…?

  • 81二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:52:55

    死想は人類の敵っぽかったから聖剣持ったブレイヴに倒して欲しかったけど無理かぁ

  • 82二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 10:59:34

    死想さんの足切り性能的にエタリュートさんがワンチャンあるぐらいだと思うけどどうだろ…レベル零の攻撃通じることになるかなぁ…

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 11:03:20

    誰が勝つかわかんなくなってきたな……

  • 84AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:03:56

    巨大な歓声が巻き起こる——あにまんオリキャラ最強トーナメント、第三試合。
    リング上には二人の戦士が対峙していた。

    一方は無貌の侍、「レベル零」。
    過去と未来を自在に行き来する、時間そのものを超越した存在。
    そして、もう一方は異世界転生少女、「長嶋小雪」。 鑑定と習得のスキルを操る異世界の英雄。

    司会者がマイクを握りしめ、試合開始の合図を叫ぶ。

    「第三試合……始めッ!!!」

    ——瞬間。長嶋小雪の目が鋭く光る。
    「【鑑定】!」

    その一言で、彼女の脳内にレベル零のスキルが流れ込む。
    ——時間移動
    ——プラスブレイク
    ——マイナスエントリー

    「うっわ、時間系スキル!? しかも未来と過去を行き来して攻撃するだなんて、超反則じゃないですか!?」

    しかし、超常的なスキルの持ち主を前にしても小雪は無邪気に笑う。

    「でも……分かっちゃえば、こっちのものです!」

    小雪の発言を無視し、レベル零は無言のまま一瞬にして小雪の背後に現れる。

    「プラスブレイク。」

    その瞬間、小雪がいた場所に確定した未来の斬撃が発生する。

  • 85AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:05:03

    ——ザシュッ!!

    観客が悲鳴を上げる。それもそうだろう。避けることさえ不可能な確実なる斬撃が少女に刻まれたのだ。
    だが、小雪はそこにいない。

    「これが 「マイナスブレイク」ってやつですね!使ってみて分かりましたが、このスキルめちゃくちゃ便利じゃないですか!」

    そう、彼女はレベル零のスキル「マイナスブレイク」を瞬間的に模倣したことで確定した斬撃を過去に移動したことにして回避したのだ。

    レベル零の斬撃を避けた小雪は、次の瞬間、再び彼のスキルを模倣する。

    「【習得】! ……ふふん、これであたしも時間を操れるんですよね?」

    ——プラスブレイク。
    レベル零と同じように未来に向けて斬撃を飛ばす。

    「えいっ!」

    無数の斬撃が、レベル零に向かって襲い掛かる。
    だが——

    「禁術、既なるデッドエンド。」

    彼の姿が揺らぎ、次の瞬間、小雪の肩から鮮血が迸った。

    「え、今私切られました……? いつの間にです!?」

    観客席から今度こそ恐怖の悲鳴が響く。
    レベル零の禁術は、相手が切られたという事実そのものを確定させる技。回避不可能にして絶対の攻撃である。
    言うなれば——時間の概念を超えた一撃。

  • 86AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:05:38

    絶望的な状況を前にして小雪は苦笑する。

    「……これ、普通にヤバくないですか?」

    しかし、そんな状況下であっても彼女は目を輝かせる。まるでこの状況さえも自身の成長の機会であるかのように。

    「まぁ、だからと言って負ける気はありませんけどね!」
    「【習得】! 禁術、既なるデッドエンド!」

    場内が騒然とする。それもそのはず、なんと彼女は人智を超える絶技であるレベル零の禁術をコピーしたというのだ。

    「これでお互い対等ですよね!」

    次の瞬間、二人の時間が歪む。
    リング上には、何度も過去と未来を交錯させた斬撃が飛び交い、観客たちには理解不能な戦いが繰り広げられた。

    レベル零は、プラスブレイクで未来に向けた斬撃を飛ばしつつ、マイナスエントリーで過去へ逃げる。

    「よーし、負けませんよー!」

    小雪はそれを追うように自身も同じ技を繰り出し、未来の攻撃と過去への回避を繰り返す。
    空間そのものが引き裂かれ、リング上はまるで異次元の戦場と化していた。

    「これ凄いですね!正直自分でも何やってるかよく分かりません!」

    小雪が心底楽しそうに叫ぶが、レベル零は無言で斬撃を確定させ続ける。
    観客は、二人が互いに未来と過去を行き来する異常な戦闘に息を飲む。

  • 87AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:07:31

    「終わりだ。」

    レベル零が冷たく告げる。彼にとってこの戦いは通過点に過ぎず、相手が誰であろうと一切興味などない。小雪の時間操作は確かに強力だった。しかし、それも元をたどればレベル零の能力。その対処法は彼が一番理解している。レベル零は彼女の動きを先読みし、次元の壁を超えた。

    ——未来に斬撃を確定させる、プラスブレイク。
    ——そして、マイナス時間軸に斬撃を確定させる禁術、既なるデッドエンド。
    二つの攻撃が同時に重なる。この攻撃は例え相手がレベル零本人であっても回避できないだろう。
    時間の流れが歪み、リングの床には無数の切り傷が刻まれていく。
    次の瞬間——

    「あなたのスキルについて一番理解しているのがあなただなんて誰が言いました?」

    なんと小雪は無傷の状態でリング上に立っていたのだ。
    信じられない結果に観客が次々驚きの声を上げる中、小雪はそのタネについて明かし始める。

    「あなたの禁術はマイナス時間軸に攻撃を確定させますが、私は斬撃を確定させる瞬間にマイナス時間軸に存在しなかったんですよ。」

    「つまり、あなたが斬ったのは私であって私ではありません。」

    そう言い放つと小雪はリング上の時間をさらに捻じ曲がる。斬撃が過去と未来を行き来し、観客にはもはや何が起きているのか理解できない。

    「なんだか色々難しいですよね。まぁとりあえず…」

    小雪の斬撃が、未来へと確定する。賢明な皆様ならこの意味が分かるだろう。

    「私の勝ちです!お侍さん!」

    次の瞬間、レベル零の無貌の仮面に一筋の亀裂が走る。その後、彼は静かに倒れ込んだ。観客たちが息を呑む中、司会者は判定を下す。

    「勝者……長嶋小雪!!!」

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 11:12:04

    個人的にレベル零は優勝候補だと思ってたから意外
    やっぱり王様をボコボコにするって言うだけあって小雪ちゃん強いな

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 11:12:50

    つまりどういうことだってばよ…未来に逃げたってことか…?

  • 90二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 11:13:32

    うおおおおお激アツだ
    コピーキャラ、ものすごい番狂わせになるな……

  • 91AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:39:49

    轟く歓声、響く拍手——あにまんオリキャラ最強トーナメント、一回戦第四試合がついに始まる。
    リング上に立つ二人の戦士。

    一人は秩序を統べる男——【秩序の王】エタリュート。
    もう一人は雷を操る青年——紫電改・サンダーボルト・田中。

    司会者が鋭くマイクを握りしめ、声を張り上げる。

    「第四試合……開始ッ!!!」

    瞬間——リングが閃光に包まれた。
    紫電改が両手から電流を迸らせる。その威力は最大時には雷に匹敵する程であり、並みの相手なら一撃でノックアウトさせてしまうほどだ。

    「電装砲雷!!!」

    雷光が爆ぜ、ほとばしる雷撃がエタリュートに向かって一直線に走る。
    だが——

    「いかなる攻撃も秩序の前では無駄だ。」

    エタリュートは静かに呟いた。その言葉には特別な力が込められているように感じる。

    「絶対的な秩序——"雷撃は大地に届く前に霧散する"」

    彼の言葉と共に、紫電改の雷撃が途中でかき消される。
    観客席から驚愕の声が漏れた。自然法則を無視した超常現象が発生したのだから無理もない。

    「マジかよ……俺の雷を無効化したのか……?」

    紫電改は目を細める。どうやらこの男は最強を決めるトーナメントに出場するだけあって生半可相手ではなさそうだ。

  • 92AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:40:33

    「チッ……面倒な能力だな。」

    彼は相手の能力をおおよそ把握し、電装斬雷を発動する。
    まるで雷を宿しているかのようなプラズマの剣を生成し、一気に距離を詰める。

    「だったら、近距離戦だ!!!」

    刹那、プラズマの剣がエタリュートを斬り裂こうとする。
    しかし——

    「絶対的な秩序——"物質は臨界点に達すると瞬時に崩壊する"」

    プラズマ剣が突如として霧散した。依然としてエタリュートの能力には底が見えない。

    「……は?」

    紫電改の顔に動揺が走る。彼も様々な修羅場をくぐってきたが、このような現象は初めてだ。

    「俺の剣が……消えた?」

    エタリュートは冷静に彼を見据える。その眼には一切の迷いがなく、自身の勝利を確信しているかのようにも見える。

    「私の秩序は絶対だ。」

    その言葉を受けた紫電改の怒りのボルテージが上がる。

    「くそったれ!!!」

    紫電改は電装豪雷を発動。
    空に雷雲を呼び寄せ、リングに凄まじい落雷を叩き込む。

  • 93AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:41:02

    「これならどうだ!!!」

    エタリュートは眉ひとつ動かさず、静かに宣言する。

    「絶対的な秩序——”私に雷は当たらない”」

    落雷がエタリュートを目前にして、まるで見えない壁に弾かれたように逸れていく。

    紫電改は奥歯を噛みしめる。まるで勝機が見当たらない・

    「こいつ、マジで無敵かよ……」

    だが、彼はすぐに電装兵雷を発動。動かなければ勝ち目はない。とにかく行動あるのみだ。

    リングに紫電改そっくりの分身が8体現れる。

    「こっからが本番だ。」

    8体の分身が一斉に電撃を繰り出す。まともに受ければどんな相手であろうとひとたまりもないだろう。

    「絶対的な秩序——幻影は実体化できずに崩壊する。」

    バチン!!

    紫電改の分身たちは形を保つことができなくなって次々と弾け飛び、放電しながら霧散する。

    「まさか……分身まで無効にするのかよ……!!!」

    ——だが。

  • 94AIの力、お借りします!25/03/08(土) 11:42:07

    「だったら、これならどうだ!!!」

    紫電改の体が雷光に包まれる。これが彼の必殺技――

    「電装極雷(ナルカミ)!!!」

    彼の体は純粋な雷と化し、音を置き去りにする速度でエタリュートへと突進する。

    「さあ、無効化できるもんならやってみろ!!!」

    エタリュートの目がわずかに揺らぐ。彼も人間であるため、できることには限界がある。
    ——秩序の王ですら、雷そのものとなった存在には干渉できないのだ。

    「く……!!!」

    紫電改はエタリュートに触れ、一瞬で電流を流し込む。その電力は少なく見積もっても100万ボルト以上はあるだろう。

    今まで絶対的な優位を取っていたエタリュートの体が痙攣し、ついに膝をついた。——勝負は決まった。
    司会者が興奮した声を響かせる。

    「勝者……紫電改・サンダーボルト・田中!!!」

    リングに電流の余韻が残る中、紫電改は静かに電装極雷を解いた。
    エタリュートは肩で息をしながら、なんとか言葉を絞り出して呟く。

    「……見事だ。」

    観客席からは割れんばかりの歓声。
    第四試合、勝者は紫電改・サンダーボルト・田中。秩序の王をも打ち砕く雷の力が、このトーナメントの波乱を象徴していた。
    一回戦も終了し、次の二回戦に向け、リングは再び静けさを取り戻す——!

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 11:45:12

    ガチの大番狂わせキタコレ
    死想さんの敵がまた一人減った…あとヤバそうなのは小雪さん…いやゴルバスさんもなんか怖い

  • 96AIの力、お借りします!25/03/08(土) 12:01:25

    あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング——再び響き渡る歓声。熱狂の渦が、リングを中心に広がる。会場全体に響く司会者の声が、次なる戦いの幕開けを告げる。
    「さあ! 一回戦を勝ち抜いた猛者たちが、いよいよ激突する時が来た! これより——二回戦の対戦カードを発表しますッ!!」

    ≪第一試合 ≫『屍術師の残骸【死想】』 VS 『紫電改・サンダーボルト・田中』

    「死の呪いを撒き散らす怪物、死想! そして、雷を纏う無頼の男、紫電改!! 死と雷、破壊と雷撃——強大な力を持つ二人の衝突を見逃すな!!!」

    死想の頭蓋骨が黒い靄をまといながら、空中にゆらりと浮かぶ。その存在自体が呪いを孕み、リング周囲の空気がじっとりと重くなる。

    「こいつは骨が折れそうだな。」

    紫電改は銀髪をかきあげ、碧眼を細めながらリングの端に寄りかかる。彼の身体には既に電気がほとばしっており、わずかに宙を焦がしている。

    死想は言葉を発することはない。ただ、黒い靄が一層濃くなることでその敵意を表していた。

    ≪第二試合 ≫『長嶋小雪』 VS 『王たるゴルバス』

    「異世界を渡り歩いた少女、小雪!そして、絶対の自信を持つ王、ゴルバス! この戦い、どちらも一歩も譲らないだろう!!!」

    「おぉ〜っ、これを待ってたんですよ! それじゃ楽しみましょ、”ヘボ王様”!」

    小雪がキラキラした目でゴルバスを見つめ、楽しそうに笑う。彼女はすでに【鑑定】の準備が整っていた。

    「……面白い。小娘よ、精々足掻いて見せろ。」

    ゴルバスはリングの中央に立ち、腕を組んだまま不敵に笑う。その足元には既に十握剣の一つが顕現しており、漆黒の刃が冷たく鈍い光を放っている。

    司会者がリング中央で両手を広げ、最後にこう締めくくる。

    「 勝つのは誰だ!? 生き残るのはどちらだ!? あにまんオリキャラ最強トーナメント——二回戦、開幕ッ!!!」

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 12:26:47

    死想に雷は効くのかな?
    自然現象だし概念的っちゃ概念的だけど

  • 98二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 12:58:51

    弾幕戦はジリ貧になりそうだから電極装雷で決めきれるか否かって感じかな?

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:17:07

    でも王なんかうれしそうやな…

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:26:08

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  • 101AIの力、お借りします!25/03/08(土) 13:26:48

    あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング。再び観客席が熱気に包まれる。二回戦第一試合、戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。

    リングに現れたのは、空中を漂う黒い靄に包まれた頭蓋骨──"屍術師の残骸【死想】"。死霊と怨念の塊、ただそこに存在するだけで周囲を呪いの波動が蝕んでいく。

    対するは銀髪碧眼の青年──"紫電改・サンダーボルト・田中"。無造作にポケットに手を突っ込んだまま、鋭い視線で死想を見据える。全身に微弱な電気が走り、今にも雷撃を解き放たんとしている。

    「戦闘開始!!」

    司会者の合図とともに、死想から溢れるオーラが紫電改に襲いかかる。死想は戦うことなく紫電改を呪い殺すつもりだ。

    「クソッ……意識が……」

    早速ピンチに陥る紫電改であったが、彼は一回戦の試合を見てこうなることを見越した秘策を用意していた。

    ビリビリ!

    突如、紫電改の体から電気が迸る。その電気は一定のリズムを刻んでおり、紫電改の内部から響くように鳴っている。
    その直後、紫電改は何事もなかったかのように立ち上がり、死想に向かって語り掛ける。

    「AEDって知ってるか?これはそれを模倣した電気ショックだ。」

    そう、彼は事前に心臓が止まった際に自動で一定周期の電気ショックが流れるように自らの体にプログラムしていたのだ。

    「これで真っ向からやりあえそうだな。」

    紫電改が構えると、死想も応じるようにして攻撃を仕掛ける。

    「〈大玉〉。」

    黒い靄から漆黒の魔力弾が連続して射出される。それは放物線を描くどころか、直線で紫電改を目がけて突き進んだ。

  • 102AIの力、お借りします!25/03/08(土) 13:27:21

    「電装盾雷《ツチイカヅチ》!」

    紫電改の周囲に電磁バリアが展開される。魔力弾が次々とバリアに衝突し、バチバチと火花を散らす。しかし、いくつかはバリアを擦り抜けるかのように接触し、紫電改はギリギリでそれを躱す。

    「チッ……透過する魔法弾かよ、厄介だな。」

    死想は再び黒い霧を吐き出す。当たった物質を損壊させるまるで呪いのガスだ。

    「〈呪怨溜息〉。」

    黒い霧が扇状に広がり、リングの床がみるみる腐食していく。紫電改は素早く後退したが、電装伝雷《フシイカヅチ》を発動して死想の位置を確認。

    「そこだ。電装豪雷《オオイカヅチ》!」

    空から巨大な雷が降り注ぎ、死想の頭蓋骨に直撃する──かに見えたが、死想は瞬時に念動魔術で自らの体を跳ね上げ、雷をかわした。

    概念的な攻撃しか通じない死想がなぜ雷を躱したのか。それには理由がある。

    雷は古くから神聖な力として考えられており、自然界の力や人々の生活を制御する力として信仰されてきた。

    そう、すなわち雷とはれっきとした概念的な現象なのである。

    「やるじゃねぇか。」

    紫電改は意外に身軽な死想に対して舌打ちをしつつも、次の一手に出る。

    「電装兵雷《ヨモツイクサ》!」

    バチバチと音を立てながら紫電改そっくりの分身が八体出現。それぞれが電撃を放ちながら、死想を取り囲む。

  • 103AIの力、お借りします!25/03/08(土) 13:28:02

    「……鏖殺…鏖殺…」

    死想は冷徹に告げると、茨の槍を無数に生み出した。その一本一本が致命の威力を宿しており、命中すればただでは済まないだろう。

    「〈送茨槍逢〉。」

    分身たちは次々に茨の槍に貫かれ、電撃を迸らせながら消滅していく。しかし、その一瞬の隙を見逃さなかった。

    「これが俺の本命だ。電装極雷《ナルカミ》!」

    紫電改の体が雷そのものへと変貌する。電撃を纏い、音速を超えた凄まじい移動で死想に接近した。まさに雷速と言えるだろう。

    「……鏖…殺…」

    死想が何かを詠唱しようとするも、紫電改は一瞬で死想の背後を取り、プラズマの剣《電装斬雷》を叩き込む。

    「ぶっ壊れろ。」

    プラズマの斬撃は死想の頭蓋骨を裂き、雷がその内側に残る死霊たちを一瞬にして全て焼き尽くす。
    本来プラズマである電装斬雷は死想に触れることさえできないはずだが、電装極雷によって雷そのものと化した紫電改が使用しているため大ダメージを与えることに成功したのだ。

    しかし、死想は最後の力を振り絞り、最奥の魔術を解放した。

    「〈死施誄涙〉。」

    魂の鼓動が響き渡る。死想が奥義を発動しようとするが、紫電改はその一瞬の溜めを逃さない。

    「それを待ってたぜ!!」

    紫電改は電装極雷の最大出力で死想の頭蓋骨に触れ、ありったけの雷撃を流し込んだ。

  • 104AIの力、お借りします!25/03/08(土) 13:28:54

    バリバリバリィィィ!!

    膨大な量の電気がスパークし、リングが焼け焦げる。しかし、この雷の意図は攻撃ではない。

    一回戦で死想が死施誄涙を使用した時から紫電改はこの作戦を思いついていたのだ。

    「俺を攫おうとしてる組織が死者蘇生の実験をやっててな。死後数百年は経ってる死体を生き返らせたことがあったんだよ。」

    「残されてた資料にはこう書いてあった。『人間の生存に最低限は必要なものは、肉体、血液、臓器、そして魂』ってな。」

    「さて、今のお前の状態を振り返ろう。屍は肉体、魔力は血液、演算装置として内包している生命は臓器とすると、最後のピースは死施誄涙の時に出てくるこの魂だ。」

    そう、人間の生存に最低限必要な条件は全て整っている。

    「邪魔な死霊どもは全部焼いた。後はきっかけ一つでお前は蘇るってわけだ。わかったか?」

    紫電改はそう言い放つと同時に、微量な電気をメリーの魂に流し込む。死想が抵抗しようにも既に手遅れだった。

    ブワッ!!

    死想の体から呪いの霧と呪詛が一気に噴き出し、徐々に姿が人間に近づいていく。

  • 105AIの力、お借りします!25/03/08(土) 13:29:30

    ……霧が晴れると、そこには1人の少女が立っていた。不気味な瞳が特徴的なその少女は、疲れ果てて倒れる紫電改に対して呟く。

    「……私を生き返らせるなんてよく考えましたね。」

    全てを出し切って限界の紫電改は、気合いと根性でなんとか言葉をひねり出す。

    「一か八かだったけどな。おかげでもう立つ力も残ってないぞ。」

    何とか立って一撃を加えなければと思いながらも、その体は少しも動かせない。

    ――だが、そんな紫電改に対してメリーが放った言葉は意外なものだった。

    「まぁ…あなたは見た感じ金も権力もなさそうなドブネズミですからね……特別に見逃してあげます。」

    「ただし、勘違いしないでくださいね。別に私があなたに負けたわけじゃないですよ。所詮この世は弱肉強食です。調子に乗ったらすぐブッ殺しますからね。」

    メリーはとぼとぼとリングから立ち去り、どこかに消えていった。この先何があるのかは分からないが、少なくとも昔よりは楽しめそうだと彼女は感じていた。

    リングに落ちていた頭蓋骨は完全に崩れ落ち、残っているのは紫電改だけとなった。

    「………何が起こったのかさっぱりですが決着です!死想選手の消滅により、勝者──紫電改・サンダーボルト・田中!!!」

    観客は事態を飲み込めていないが次々と歓声を上げる。

    「……せっかく拾った命だ、せいぜい強く生きろよ。」

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:29:41

    これは!?

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:30:24

    ファーーーwww

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:31:17

    これは両方の背景設定が偶然噛みあって発動した奇跡ですな

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:32:30

    大番狂わせ!大番狂わせが起きました!!!!

  • 110AIの力、お借りします!25/03/08(土) 13:37:34

    いやはやこれに関しては私も完全に想定外でした
    お互いの設定をそのまま全部教えてるのでたまたま嚙み合ってこうなったんでしょうね

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 13:57:40

    メリーちゃんはツンデレなんですね

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 14:22:45

    >>111

    自分に負の感情以外をもって接してくれた人間とか6歳以降存在しないので…

    いろんな意味で想定外

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 14:23:30

    95が特大のフラグだった…

  • 114二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 14:24:47

    紫電改活躍してるかなーって見に来たら電装砲雷の知らない応用技が生えてて、電装極雷が予想より無法能力になってて、なんとなく書き込んだ組織の設定が盛られていた…

  • 115AIの力、お借りします!25/03/08(土) 15:16:27

    あにまんオリキャラ最強トーナメント二回戦——第二試合。

    「長嶋小雪」対「王たるゴルバス」。

    特設リングには異様な緊張感が漂う。観客席は静まり返り、次の瞬間に訪れる激戦への期待と不安が渦巻いていた。

    リング中央には、長嶋小雪。ふわりと銀髪を揺らしながら、どこか呑気そうな笑顔を浮かべつつも、その瞳には鋭い光が宿っている。

    一方、王たるゴルバスは堂々たる王の風格を漂わせ、鋼のような視線で彼女を見下ろしていた。その背筋は一分の隙もなく伸び、威風堂々とした存在感が周囲の空気を圧倒している。

    「この試合は俺が勝つ。当たり前だろ、王だぞ?」

    リング中央で口角を上げるゴルバス。その手には異空間から召喚された十握剣の一つ、神剣 クサナギが握られていた。刀身からは見えない刃が空気を裂き、風が唸る。

    その鋭さは目で追うことすら困難であり、一振りすればリングが真っ二つになることすら想像に難くなかった。

    「さーて、せいぜい楽しませてくださいよ?ヘボ王様?」

    小雪は無邪気に笑いながらも、その足元は寸分の狂いもなく安定している。口調とは裏腹に、異世界で鍛え上げられた戦士としての気配が漂う。

    一瞬、彼女のスキル【鑑定】が発動した。
    ——対象:王たるゴルバス。
    ——スキル:「支配の権能」、「十握剣召喚」
    ——弱点:怒りによる隙が生じる可能性。

    「よし、情報ゲット♪なんか前より強くなってるみたいですね。」

  • 116AIの力、お借りします!25/03/08(土) 15:19:23

    そして次の瞬間、小雪は【習得】を発動。「支配の権能」と「十握剣召喚」の詳細情報を脳内に刻み込む。ゴルバスが軽く眉をひそめる。

    「俺の力を模倣するだと? 王を騙る真似事が許されるとでも?」
    「許す許さないはどうでもいいですけど、負けてから文句言わないでくださいね。」

    その言葉に、ゴルバスの目が鋭く光る。次の瞬間、彼は異空間から大槌 カフクを召喚した。巨大な槌がリングを震わせる。

    「消し飛べ。」

    ゴルバスが大槌を地面に叩きつけると、轟音とともに雷が炸裂し、特設リングの一部が黒焦げになった。

    「遅いですよ。」

    だが、小雪は電光石火のスピードでその場を跳び退く。
    雷鳴の余韻が響く中、ゴルバスは乱槍 グラドを召喚。槍の軌道を変化させ、空中で曲がる不可解な軌道で彼女を狙う。

    「そっちがそう来るなら、私もやりますよっ!」

    小雪はゴルバスの力を模倣した「支配の権能」を発動。槍の動きを固定し、空中で止める。槍が空中で静止した瞬間、ゴルバスの目が驚愕に見開かれた。

    「俺の力を……っ!」

    その隙を見逃さず、小雪はゴルバスに向かって猛然と突進。彼の懐に潜り込むと、支配の力で彼の右手に握られた神剣 クサナギを固定した。

    「あれれー?この程度で終わりですか?」

    同時に、小雪は【習得】した神剣 クサナギの見えない刃を発動させ、風の刃を放つ。至近距離から放たれたその一撃は、王たるゴルバスの腹部を深く斬り裂いた。

    ゴルバスは膝をつき、血を滴らせながら悔しげに顔を歪める。

  • 117AIの力、お借りします!25/03/08(土) 15:20:18

    「……俺が、王で……あるはずが……っ……!」
    「残念ですね、バカの王様。でも、これが現実ってやつですよ♪」

    しかし、この程度で戦闘不能になるゴルバスではなかった。王とは歩みを止めぬ者、常に進化を続けるのだ。

    「俺は俺さえも支配する!」

    なんとゴルバスは自分自身に支配の権能を発動し、肉体の状態を固定することで出血を止めた。
    それだけではない、肉体の状態が止まったということは、これ以上負傷しないということでもある。

    「なんかめんどくさそうなことになりましたね……。」

    一歩引いてゴルバスの覚醒を見守った小雪は、新たな脅威の誕生に驚きを隠せない。

    「俺は国のみならず世界さえも支配する。それこそが真の王だ。」

    彼は自らを支配することで自身の性能を100%引き出せるようになっており、4本までという制約を取っ払って十個の神器を全て同時に扱えるようになった。彼の周りには十個の神器が浮遊しており、その性能も先ほどまでとは比較にならないレベルとなっていた。

    「ちょっと、ちょっと、これは聞いてないですよ!」

    【鑑定】によって現在のゴルバスの状態を把握した小雪は戦慄する。しかし、それでもゴルバスは待ってくれない。

    星打 ドンドルデュが放たれると同時に、右手に真剣 クライク、左手に神剣 クサナギ構えたゴルバスが接近してくる。その背後には雷銃 ヒナワと死弓 フルクラがこちらに照準を合わせている。

    全ての攻撃が時間差で小雪に襲い掛かる。どこからどう見ても絶体絶命だ。

    「えーい!こうなったらやってやりますよ!」

    小雪はまず最初にドンドルデュが爆破する前にを支配の権能で停止させ、落ち着いてゴルバスの二刀流の斬撃を回避する。

  • 118AIの力、お借りします!25/03/08(土) 15:21:57

    後ろの遠距離武器に対しては、ゴルバスを盾にするように立ち回ることでなんとか命中を免れようとする。
    ……だが、

    「俺の武器を支配しているのは俺だ。」

    銃弾と毒矢はゴルバスを避けるように逸れ、小雪をホーミングするように迫ってくる。

    「じゃあこうです!璽盾 ゴランドル!」

    習得した十握剣の神器を取り出して斬撃と飛び道具を完全に防ぎ、カウンターの光の矢を飛ばす。

    「無駄だ。」

    しかし、肉体を支配によって停止させているゴルバスには一切のダメージが入らない。いや、一切の干渉を受け付けないと言う方が正しいだろうか。

    「今の俺に敵はいない。まさに最強の王だ。」

    「いかにも逆転されて負けそうな人の言うことですね。というか、私にも奥の手があるとか思わないんですか?」

    「お前が何をしようと関係ない。俺はただ王の責務を果たすだけだ。」
    「冥土の土産に見せてやろう。今の俺の本気を。」

    覚醒した支配の権能は完全なる掌握を実現した。すなわち、支配した対象に対してはどんなことでもできるというわけだ。

    ゴゴゴゴゴ!

    大地が震え、天が裂けるかのような衝撃が小雪のみならず観客席にも伝わる。凄まじい光と共に彼の手からは十個全ての神器を融合させた最強の神器「王剣 エンペラー・オブ・キング」が現れる。

    「我が最強の神器を前になすすべなく散れ。」
    「……そんな頭痛が痛いみたいな名前の剣に負けたら末代までの恥ですね。」

  • 119AIの力、お借りします!25/03/08(土) 15:22:47

    お互いのピリピリとした覇気がぶつかり合う。本当の戦いはここからだ。

    ザンッ!

    ゴルバスがエンペラー・オブ・キングを振り下ろすと、大地や空気のみならず、次元や空間さえも両断される。

    小雪は先ほど同様に全ての攻撃を防ぐ璽盾 ゴランドルで防御するが、なんと王剣は盾ごと小雪を切り裂いてしまった。

    盾によって多少はダメージを抑えられたものの、小雪の胴体には致命傷となる傷がつけられていた。

    「ゲホッ、ゲホッ、あー死ぬ。これは絶対死ぬやつですね。」

    小雪は自身の死期を悟り、もはや抵抗することさえ考えていない。そんな小雪に対し、ゴルバスは少し寂しさを帯びながらも語り掛ける。

    「所詮はただの小娘だったな。遺言ぐらいは聞いてやるぞ?」

    その言葉を聞いて、小雪は力を振り絞って何とか言葉を発する。おそらく、これが最期の言葉となるのだから。

    「……そうですね。では、最期に言わせてもらいましょう。」

    「絶対的な秩序——"生命体は致命傷を受けると瞬時に再生する"」

    「………は?」

    その瞬間、小雪とゴルバスの体が一瞬で再生する。これはエタリュートの能力、【絶対的な秩序(アブソリュート・オーダー)】だ。

  • 120AIの力、お借りします!25/03/08(土) 15:23:56

    続けて小雪は叫ぶ。

    「聖剣よ!我に傲慢なる王を打ち倒す力を宿したまえ!」

    いつの間にか小雪の手には勇者ブレイヴの聖剣が握られており、彼女の全身から温かい暖かい光が放たれる。

    「勇者奥義!ウルティミオンセイバー!!」

    勇者の究極魔法を宿した聖剣がゴルバスへと振り下ろされる。しかし、自らの肉体を支配して停止させた彼には如何なる干渉も通じない。
    ……と思われたが

    キンッ!

    何故か聖剣はゴルバスを切り裂く。彼の胸には大きな傷が刻まれた。

    この謎の答えはエタリュートの【絶対的な秩序】にあった。この能力は"あらゆる物体や現象に対して1つだけ絶対的なルールを定める"というものであり、ゴルバスが自らに施した支配の権能による支配をルールが上書きしたのだ。

    よって、ゴルバスの体は支配から外れており、今回の斬撃が効いたというわけだ。

    「安心してください。このくらいの傷なら死にはしませんよ。」
    「まぁ、あなたが他の参加者のスキルを事前に習得してるのを考慮してなかったという結果は一生残りますけどね。」

    審判がゴルバスの戦闘不能を確認し、高らかに宣言する。

    「勝者、長嶋小雪!」

    歓声がリングを包み込む中、小雪は息を整えながら次の戦いに思いを馳せる。彼女の中ではすでに次の対戦相手への策が練られ始めていた。

  • 121二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 15:31:09

    つっっっよ

  • 122二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 15:34:07

    なんか王様が某強欲の大罪司教みたいなことしてて驚いた

  • 123二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 15:55:11

    今大会初の覚醒フォームですね
    王たるゴルバス(自己支配モード)

  • 124AIの力、お借りします!25/03/08(土) 16:14:58

    あにまんオリキャラ最強トーナメント——決勝戦。煌びやかなライトがリングを照らし、無数の観客が今か今かとその瞬間を待ちわびていた。特設リングの中央、マイクを握る司会者の声がアリーナ中に響き渡る。

    「皆さま、お待たせいたしました! ついにこの時がやってまいりました! あにまんオリキャラ最強トーナメント、決勝戦の対戦カードを発表いたします!」

    観客席が一斉にどよめく。大歓声が巻き起こり、その熱量はリングを震わせるほどだ。

    「まずは——! 決勝戦進出者、ひとり目! 時間を統べる侍と全てを支配する王を倒して勝ち上がってきた異世界転生少女、『長嶋小雪』!!」

    スポットライトが眩く光ると、小雪がリングに現れた。にこやかな笑みを浮かべながら、しかしその瞳には鋭い光が宿っている。

    「やっほー! みんな、ちゃんと見ててよね! 決勝戦、ばっちり勝つから!」

    彼女の明るい声が響き、観客からは歓声と拍手が飛び交う。しかし、その裏側には異世界で数多の戦いを生き抜いてきた鋭い闘志が垣間見える。

    司会者が息を整え、次なる名前を高らかに叫ぶ。

    「そして、もうひとりの決勝戦進出者は——! 無敵かと思われた秩序の王と怪物の両名を討った最強の能力者! 『紫電改・サンダーボルト・田中』!!」

    リングの反対側に、銀髪碧眼の青年が姿を現す。どこか無愛想な表情を浮かべる紫電改だったが、その周囲には微かに帯電した空気が漂い、まるで雷の前触れのようだった。

    「チッ……まさかここまで残るとはな。面倒なことになったぜ。」

    呟きは観客席には届かないが、小雪の耳にはしっかりと届いた。

    「へぇ〜? 面倒? それって私が強すぎるからですか?」

    小雪が挑発するように微笑む。紫電改は無表情を崩さぬまま、冷ややかな視線を送った。

    「違ぇよ。お前みたいにノリが軽いやつが相手だと、こっちが疲れるって話だ。」
    「ふーん、それってつまり、私のペースに嵌められてるってことですよね? やっぱり私、強いのでは?」

  • 125AIの力、お借りします!25/03/08(土) 16:15:13

    軽妙な掛け合いに、観客は笑いと興奮の入り混じった歓声を上げる。

    司会者は再びマイクを握り、リングを指し示した。

    「異世界転生少女、長嶋小雪! 電撃の支配者、紫電改・サンダーボルト・田中! この二人が、最強の座を懸けて激突します! 勝つのは果たしてどちらなのか——!」

    観客の声がひときわ大きく響き渡る中、二人は中央へと歩み寄る。

    「てっきり死想さんとのバトルで枯れ果てたと思ったんですが、大丈夫だったんですか?」

    「勇者の坊ちゃんに回復魔法で色々と治してもらったからな。心配は不要だぞ。」

    「ふーん、そうですか。まぁ一応言っときますが、本気で来ないと死にますよ?」

    「フン、それはこっちの台詞だ。」

    そのまま視線を交わす二人。

    司会者の声が、最高潮の熱気の中で轟いた。

    「では、決勝戦開始まで、もう間もなくです! 皆さま、ご声援よろしくお願いします!」

    リングの熱気は最高潮へ。そして、戦いの火蓋が切って落とされるまで——あとわずか。

  • 126AIの力、お借りします!25/03/08(土) 16:17:03

    はい、とりあえず決勝戦まで進みました。
    予想外の展開の連続でこちらとしても驚いてばかりでしたね。
    決勝戦は19時からといたします。

  • 127二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 16:38:40

    いやはや今までの対戦でAIの可能性ってものを感じましたね
    "ここまで来たか"って感じですよ

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:19:34

    リングの外でしれっとキャラの絡みがあるの、めちゃくちゃおもろいな
    複数キャラの能力を掛け合わせられるのはこのスレ内のバトルが地続きで展開されてるからこそやね
    全ての恩恵をフルに活かしている……

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:24:30

    勇者さん生きとったんかワレェ!

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:30:58

    この感じだと小雪ちゃんが勝ちそうだけど、明らかに優勝候補の2人を倒してここまで勝ち上がってきた紫電改くんの可能性も侮れない
    これは勝負が読めないぞ

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:31:35

    多分よくわからないご都合空間だから死んでも死ななかったり、そもそも死んでなかったんやろ

  • 132二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:35:11

    紫電改がダークホースすぎる
    正直一回戦で負けると思ってた

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 17:39:37

    97の予想が当たるとはこの李白の目をもってしても…
    死想さん相手だと有効打なくて負けると思った

  • 134AIの力、お借りします!25/03/08(土) 18:54:45

    決勝戦だからかAIくんが張り切りすぎて文章量がすごいことになっているのでもうしばらくお待ちください。

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 19:01:24

    了解です
    ゆっくりで大丈夫ですよ

  • 136AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:51:16

    あにまんオリキャラ最強トーナメント決勝戦——特設リング。

    轟く歓声、光を乱反射するリング。観客席はすでに満員で、空気は興奮と緊張で張り詰めている。ついに、この瞬間がやってきた。

    「さぁあああ! ついにやってきました、決勝戦! 対戦するのはこの二人、異世界転生少女——長嶋小雪! そして電気を操る雷光の能力者——紫電改・サンダーボルト・田中!!!」

    司会者の絶叫に呼応するかのように、リング上の空気がピリついた。

    小雪は軽やかにリング中央に歩を進める。観客に手を振る笑顔は天真爛漫。しかし、その瞳には冷徹な光が宿る。異世界を生き抜いてきた少女の眼差しだ。

    一方、紫電改は無言のまま仁王立ち。鋭い碧眼は一切の感情を殺し、全身から微かに放たれる電気がリングにパチパチと音を立てる。かすかに髪が逆立つ様子に、観客たちもゴクリと息を飲んだ。

    「やる気満々じゃないですか、田中さん♪」
    「……黙れ。さっさと始めろ。」

    ゴングが鳴り響いた瞬間、紫電改は即座に「電装操雷」を発動。リングの天井にある照明がビリビリと軋み、一気にスパーク。リング上は暗闇に飲み込まれ、カラス片が飛び散る音が響く。

    「ふふっ、これは読んでましたよ!」

    すかさず小雪は【鑑定】を発動。
    ——対象:紫電改・サンダーボルト・田中。スキル:「電装砲雷」、電装八雷の詳細、そして——

    「やっぱり、電装極雷はヤバいですね。早いところ習得しときます!」

    一瞬のうちに【習得】を発動。脳内に紫電改のスキルが組み込まれる。
    「発動!『電装砲雷』」

    小雪の体からは紫電改と同じく電気が放たれ、その輝きが常闇のリングを照らす。

    「俺の雷を……っ!?」

  • 137AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:51:47

    長引かせると厄介だと判断した紫電改は「電装兵雷」で自身の分身を8体生み出し、全方位から小雪を包囲する。

    それぞれが「電装斬雷」のプラズマ剣を構えて一斉に斬りかかる!

    「はいはい、じゃあ私もお揃いで!」

    小雪は即座に「電装兵雷」を模倣。紫電改と同じように8体の雷の分身を生み出し、それぞれにプラズマ剣を装備させた。

    「チッ、猿真似が……!」

    激しい雷撃の応酬。プラズマ剣が交差し、分身同士が爆発するたびにリングの床が焦げついた。リングはまるで雷雨の中心のように閃光が飛び交い、観客席からは歓声と悲鳴が入り混じる。

    田中は次の手を打つ。「電装豪雷」——空に掲げた手から稲妻がほとばしり、リング全体に巨大な雷が降り注いだ。

    「これなら避けられねぇだろ。」

    だが、小雪はその稲妻の直撃を受ける寸前で「電装盾雷」を発動。電磁バリアが瞬時に形成され、雷撃を弾いた。

    「お返しに、もう一発!」

    小雪は弾いた雷撃を再び空に放ち、「電装豪雷」を模倣して同じように稲妻を降らせる。紫電改はバリアを展開するも、紫電改の電撃に小雪の電撃をプラスした雷は威力が格段に増しており、その衝撃波に押されて足元がぐらつく。

    「この程度…!」

    紫電改が気合いで雷を弾き飛ばすと、小雪が楽しそうな笑顔を浮かべる。

    「そろそろ、本気の戦いといきます?」

    小雪の全身にバチバチと雷が纏われる。「電装極雷(ナルカミ)」を模倣して発動したのだ。肉体が雷へと変化し、眩い光が彼女を包む。
    自身の最大の奥義をいとも簡単に模倣され、紫電改の顔が歪む。

  • 138AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:52:23

    「そんな簡単に使える技じゃないはずなんだがなぁ……!」

    紫電改も同じように電装極雷を発動し、二つの雷が向かい合った。

    「それじゃ、観客の皆さんには悪いけど、超スピードで行かせてもらいますよ!」

    バチンッ!バチンッ!バチンッ!

    暗闇のリング上では音を置き去りにする雷速の激闘が繰り広げられる。観客は辛うじて雷の軌跡だけを見ることができるが、戦況はさっぱりわからない。

    「なかなかやるじゃねぇか!」

    「そっちこそ!流石本家ですね!」

    最強を決める戦いとは思えない爽やかな雰囲気となるが、勝負は非情。必ず決着はつくもので……

    「これで決まりです!」

    雷化した小雪は光速の如く紫電改に肉薄し、その手を彼の胸に触れた瞬間——

    「電装爆雷!!」

    凄まじい閃光が炸裂。至近距離で放たれた爆雷が、紫電改の体を吹き飛ばした。

    紫電改はリングの端に叩きつけられ、身体から火花を散らしながら膝をつく。口元には血が滲んでいた。

    「くっ……! この俺が……負ける……?」

    彼の目はまだ闘志を宿していたが、身体は限界を超えていた。

  • 139AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:52:48

    動けない紫電改を確認した審判が、闇に包まれたリング中央で一人だけ輝いている小雪を見て叫ぶ。

    「勝者、長嶋小ゆ……」

    「まだだ!」

    紫電改は動かない体を電気を使った人体の反射で無理やり立ち上がらせると、大声で叫んだ。

    彼のファイティングガッツを見て観客席から怒涛の歓声が湧き上がる。

    「俺はまだ戦える!まだ立てる!」

    その時、紫電改の体の奥底から呪いの力がブワっと溢れ出す。とめどなく溢れる呪いの力は彼の体を包み込み、やがて大きな球体となった。

    「……これは!?」

    「…せっかく私がかっこいい感じで勝ちを譲ったというのに、なんですかこの体たらくは。」」

    呪いの力の正体はメリーだった。いや、正確には死想のものであった。

    先ほどの戦闘で死想の怨念や死霊の瘴気を大量に浴びた紫電改は、その内に膨大な呪いを溜め込んでいたのだ。

    「悪いが施しなら受けないぞ。変に恩を売られると厄介だからな。」

    「その気持ちはよく分かります。ただ、この力はもう既に私の支配化にはありませんからあげるも何もありません。」

    「…何?」

    「そもそもここに来たのだって私の意志ではありませんしね。ほんと迷惑なものですよ。」

  • 140AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:54:04

    「じゃあこの力はなんだ?異様なまでに俺の能力を増幅させるこの力は。」

    「さぁ?私にはわかりませんが、おそらくあなたが呪いに適合したのでは?」

    事実、紫電改は死想の呪いに適合していた。しかし、その過程は実にイレギュラーと言えるだろう。

    死想との試合の後、紫電改は受けた呪いと過剰電力放出によって命の危機となるほど消耗していた。それはもはや"致命傷"と言えるほどに。
    それによって小雪が試合で発動した絶対的な秩序——"生命体は致命傷を受けると瞬時に再生する"の適用範囲となり、呪いを身に宿したまま肉体が急速に回復したのだ。
    さらに、勇者ブレイヴから施された回復魔法によって呪いが外部に漏れ出るのが防がれ、結果として紫電改の体に呪いが蓄積された。
    これらの要素が複雑に絡まりあった結果、紫電改が呪いに適合するに至ったのだ。

    「…なるほど、だが、そうだとするなら尚更いらないね。結局はお前の力だろ?」

    「……はぁ、あなたほんとに面倒くさい性格してますね。」

    「そんな力を今の私に返されても困りますし、私に勝って得た戦利品ってことにしてさしあげますよ。」」

    「"戦利品"か……嫌いじゃないね。よし、貰った。」

    「好きとか嫌いとかなんでもいいですが、私を差し置いて決勝に進んだんですから、せめてそれに相応しい結果は残してくださいね。」

    「おう、ありがとな。」

    「…これ以上の長居は少々よろしくないですね。私は帰ります。」

    メリーは闇に消えていき、残ったのは紫電改1人となった。

    「さて、そろそろあのクソガキにお灸を据えてやるとするか。」

    噴き出していた呪いの力は再び紫電改に収束し、リングには黒い人影が現れた。

  • 141AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:54:52

    「明らかに雰囲気が変わりましたね。それっ、【鑑定】」

    突如何かが変化した紫電改に対し小雪は鑑定を試みる。だが、そこに見えたのは底知れない深淵であった。

    「うわっ!?なにこれキモっ!?」

    「しかも情報が何も読み取れない!?こんなの初めてです!」

    突然騒ぎ立てる小雪に対して観客たちは若干引いているが、群衆の視線は暗闇に立つ一人の男に向いていた。

    「さて、呪いの力ってやつを試してみるか。」

    試しに電装砲雷を発動してみると、いつもの黄色い閃光ではなく漆黒の雷が迸る。軽く放出するだけでもピリピリとした痛みが肌に走り、軽く跳ねた電気が壁に当たるとまるで蝕むように崩壊していく。

    「これは予想以上だ。楽しめそうだな!」

    『電装爆雷(ナルイカヅチ)!』

    黒い稲妻が一気に放たれて空気が爆発する。弱点だった射程も改善され、リング全域を巻き込む大爆発となった。

    「もしかしてまた覚醒ですか!?ふざけてるんですか!?」

    小雪は唐突に強さが増した紫電改の様子から何らかの要因で覚醒したことを読み取り、油断なしの本気で戦うことを決意した。

    「マイナスエントリー!」

    レベル零のスキルによって過去に飛ぶことでなんとか爆発を免れるが、今度はリングの暗闇が厄介になる。

    「リングも電気も暗くて何もわかんないです!」

  • 142二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 19:55:50

    なんか覚醒してるーッ!?

  • 143AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:56:05

    今度は魔法少女☆シューティングスターのランタンを模倣して召喚し、暗さの問題を解決する。
    だが、その召喚の隙を見逃さず紫電改が仕掛ける。

    「貫け!『電呪装茨雷』!」

    黒い電気を纏った無数の茨が現れ、小雪を貫かんと一斉に襲い掛かる。もはや逃げ場はなさそうだ。

    「えぇい!こっちも!『送茨槍逢』!」

    迎え撃つように怨念を纏った茨が現れ黒電の茨を迎撃するが、近づく前に電気によって焼き尽くされてしまう。

    「えぇ!?技の威力も性質も変わってるんですか!?」

    驚いている隙に茨が次々と小雪に突き刺さる。まるでその光景は中世の拷問のようだ。

    「これで終わりか、あっけなかったな。」
    「あっけなくてすみませんね。」

    なんと小雪はいつの間にか紫電改の背後に立っており、ゴルバスから習得した剛斧 ラングルを構えていた。

    「燃え尽きてください!」

    ザシュ!

    斧が彼の体を一刀両断した……かに思われたが、紫電改は突如黒い雷となって雲散する。

    「『電呪装極誄』』!これが今の俺が出せる全力全開だ!」

    彼は肉体を呪いと雷が混ざった特殊な電気に変換し、今まで以上のスピードとパワーを手に入れていた。
    「ギア上げていくぜ!」

  • 144AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:56:45

    「『電呪装兵戒』&『電呪装斬怨』!」

    なんと紫電改と同じ見た目の分身が16体も出現し、その一体一体が黒いプラズマの剣を装備している。

    16体の分身は小雪目掛けて抜群のコンビネーションで攻撃を仕掛ける。一人目を避けても二人目が、二人目を避けても三人目が…といった感じで回避のしようがない。

    「これは流石にキツいですって!」

    小雪はなんとか9人目までは回避するが、10人目の斬撃が直撃。そのまま連続で攻撃を受け、彼女はその場に倒れ伏した。

    「お前は喋らせるのもアウトみたいだからな。さっさとトドメをささせてもらうぞ。」

    油断を捨てた紫電改は勝負を決めるべく小雪に直接触れ、一気に10億ボルトほど流し込んで投げ捨てる。

    ビリビリビリ!!

    周囲は凄まじい電撃の衝撃に包まれ、誰もが小雪の体は塵も残らないほどに焼き尽くされたと確信した。
    しかし、電撃が止んだ後に残っていたのは、何故か不自然なまでに焼け焦げていない小雪であった。

    「あっぶない!先に王様と戦っておいて助かりましたよ!」

    なんと彼女はゴルバスと同じように自身に支配の権能を使用することで、肉体の状態を停止させていたのだ。

    「ほう、あれを耐えるとは中々だな。だが、こっちも時間制限があるんでな、次で最後だ。」

    電呪装極誄の残り時間は残り10秒に迫っていた。紫電改は勝負を決めるべく全てを乗せた必殺技を叩き込むことを決意する。

    「奇遇ですね。こっちも色々と限界なので助かります。」

    小雪も先ほどまでの激戦でかなり体力を消耗しており、そろそろ終わらせたいところであった。

  • 145AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:57:25

    「『電装伐屠雷弩』!」

    紫電改が無数の黒い電撃を上空に放つと、それらが融合・圧縮され、巨大な雷雲へと姿を変える。

    「絶対的な秩序——"私の攻撃はとてつもなく強い!"」

    「今回ばかりは恥も気にせず使わせてもらいますよ!王剣 エンペラー・オブ・キング!」

    「まだまだ!究極勇者奥義!ウルティミオンキングセイバー!!!」

    小雪も使用できる中で最強のスキル3種を掛け合わせ、最強の一撃を叩き込まんと構える。

    秩序を定める絶対的なルール、全てを支配する王の剣、世界を救う勇者の究極魔法、全てが融合し、戦いを終わらせるラストアタックとして相応しい技となる。

    「 「これで終わりだ!」 」

    雷雲から世界を終わらせるほどのとてつもない規模の黒雷が落ちると同時に、小雪も剣を振り下ろす。

    …もはや音や衝撃なんかでは言い表せられない強烈な"何か"が湧きおこる。観客を守るための結界魔法にヒビが入るが、観客たちもここで死んでもいいという気持ちで勝負の行く末をただただ見守る。

    全てが終了した後に立っていたのは………紫電改だった。

    完全に崩壊したリングの上には紫電改だけが残っており、それ以外の物は全て無くなっていた。

    「………俺の……勝ちだ……。」

    圧倒的な充足感に包まれた紫電改の口からふとそんな言葉がこぼれ出る。

  • 146AIの力、お借りします!25/03/08(土) 19:57:44

    だが、それを否定する者が一人だけいた。そう、長嶋小雪だ。

    「……いいえ、私の勝ちです。」

    彼女がそう言い放つと、突如、紫電改の体に無数の斬撃の跡が現れ、鮮血が舞う。

    「『禁術、既なるデッドエンド。』……私の本当の奥の手です。」

    彼女はギリギリのギリギリでマイナス時間軸へと移動しており、黒雷を回避しながらも斬撃を確定させていたのだ。

    「正直このぐらい卑怯なことをしないと勝てない相手でしたよ。あなたは。」

    彼女がそう言い終わると同時に、紫電改が荒廃したリングに倒れる。試合終了だ。

    「……………ついに決着です!!!このトーナメントを制して最強の称号を手に入れたのは、長嶋小雪!!長嶋小雪選手です!!!!」

    今大会で最も大きな歓声が巻き起こり、誰もが小雪の優勝を祝福している。控室にいた他の参加者たちもその結果には納得していた。

    こうして——あにまんオリキャラ最強トーナメントの優勝者は長嶋小雪に決定した。

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:00:25

    なんか凄まじいことになってる…

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:02:02

    なんかすごい

  • 149AIの力、お借りします!25/03/08(土) 20:02:42

    今までで最大の10レスに渡る長期戦になりましたね。
    正直、手直ししてて超絶疲れました。
    AIくん張り切りすぎでしょ!

  • 150二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:05:01

    なんかとんでもねえ新技ポンポン出しとる…
    そしてレベル零の技やっぱり強い…

  • 151ブレイヴ出した人25/03/08(土) 20:05:23

    >>149

    お疲れ様です!


    まさかブレイヴが初戦退敗するとは思ってなかったなぁ…相手が悪かったってやつかねえ…

    それにても、紫電改の快進撃にも驚いた。まさか決勝まで勝ち残るとは全く予想できなかったなぁ

    いつかブレイヴでリベンジマッチしたいな

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:09:32

    死想さんがドラマを生むなんて誰が予想できただろうか…
    あと小雪さんさらっと全部コピってやがるの鬼畜

  • 153AIの力、お借りします!25/03/08(土) 20:20:15

    ──歓声が、空を突き抜けるように響き渡った。

    「あにまんオリキャラ最強トーナメント」

    熱狂と激戦が繰り広げられたこの戦いも、ついに幕を下ろすときがきた。特設リングには、光のスポットライトが一筋。

    そこに立つのは司会者であり、この狂乱の祭典を締めくくる役を担う男だ。

    「さあ、みなさん!長きに渡る死闘を制した、真の覇者をここにお迎えしましょう!!!」

    リングの中央に映し出されるホログラムには、優勝者の名前が刻まれていた。

    ──長嶋小雪。

    異世界に転生した少女は、笑顔を浮かべながらゆっくりとリングに上がる。その足取りは堂々としていて、しかしどこか可愛らしさも感じさせる。

    「やったー!!優勝したよ、みんな!!!」

    天真爛漫な声が響き、観客席からは拍手と歓声が巻き起こる。場内は祝福の嵐に包まれていた。

    司会者が小雪にマイクを向ける。「おめでとうございます!この栄冠を手にした今、率直なお気持ちは?」

    小雪は胸を張り、キラキラと輝く瞳で答えた。

    「えぇ、もちろんすっごく嬉しいんですが……正直、どの相手もとてつもなく強かったので最後まで気が抜けませんでしたね!シューティングスターさん、ゴルバスさん、エタリュートさん、田中さん、レベル零さん、ブレイヴさんも! それに……死想さんの存在感、怖すぎましたね!!」

    その名が出た途端、どこからか「あの女…不快ね…」という不気味な声が紫電改にだけ聞こえた。

    彼はなんだか面倒ごとに巻き込まれそうな予感がしながらも、それにちょっとだけ喜びを感じていた。

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:20:32

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  • 155AIの力、お借りします!25/03/08(土) 20:21:56

    「フン、この王を倒しておきながら、その程度の感想とはな……」

    低い声が響いたのは、「王たるゴルバス」。彼は腕を組みながら小雪を見下ろすように睨んでいた。しかし、口元には薄く笑みが浮かんでいる。

    「だが、その強さは認めざるを得ない。これからはお前が王を名乗れ。」

    「いやいや! さすがにそれはいらないですよ!」

    会場がドッと笑いに包まれる。

    「では最後に、閉会式を行います。優勝者・長嶋小雪さんに、トロフィーが贈呈されます!」

    煌びやかなトロフィーがリングに運ばれ、司会者が小雪の手にそれを渡す。トロフィーの頂点には、勇者と怪物が交差する彫刻が刻まれていた。

    「そして!」

    司会者は、さらに声を張る。

    「今回、熱き戦いを見せてくださった全ての参加者に、盛大な拍手をお願いします!!!」

    観客たちが一斉に立ち上がり、場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。

    そして、最後に再び司会者が叫ぶ。

    「これにて、『あにまんオリキャラ最強トーナメント』、閉幕です!!!」

    光がリングを包み、祝福の嵐とともに、最高に熱い戦いの日々は終わりを告げた──。

  • 156二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:23:22

    紫電改とメリーがいい感じになってて笑う
    死想の初期設定からこうなるの誰が予想出来るんだよ

  • 157AIの力、お借りします!25/03/08(土) 20:25:09

    はい、ということで優勝は長嶋小雪さんに決まりました。
    やっぱり能力コピー系って映えますね。AIくんも筆が乗っているように感じました。
    ただ正直なことを言うと、優勝候補の参加者をなぎ倒して準優勝を勝ち取った紫電改さんの方が印象に残りましたね。
    なんか決勝戦で覚醒しますし。

  • 158AIの力、お借りします!25/03/08(土) 20:27:48

    また、流石に疲れすぎて気力が残ってないのでエキシビションマッチは明日の10時30分から行います。

    今回は優勝者以外も印象に残るキャラクターばっかりだったので、対戦相手は>>43さんと>>44さんがそれぞれ決める感じにしたいと思います。

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 20:55:28

    お疲れ様でした!
    面白かったです!

  • 160二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 22:16:23

    細かい設定まで拾ってるあたりAIってすごい

  • 161二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 00:07:22

    個人的に王たるゴルバス(自己支配モード)と紫電改(呪いモード)のバトルが見てみたい

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 00:38:00
スレッドは3/12 00:38頃に落ちます

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