- 1アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:50:35
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- 4アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:52:43
【プロフィール】
愛宕 アオバ
160cm
胸は中の上程度、お尻は小さめ
黒髪ミディアム(肩にかかる程度)
一人称 私 本官
ヴァルキューレ警察学校公安局所属3年生 - 5アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:53:39テイク式女キャラメーカー女の子とか中性的な男の子とか作れます
非商用、無加工でご利用ください
NG例
・二次配布
・画像やキャラメーカー自体の自作発言
・トレス/模写した画像の公開
・AI生成イラストへの利用
・収益化済みの各種アカウントでの利用
・加工全般(色の変更、加筆、Live2D化等)
OK例
・収益化なしの各種アカウントのアイコン・ヘッダー画像
(Twitter, Instagram, LINE, Youtube, pixiv, Twitch, etc.)
・配信時のサムネイル
・TRPGプレイ時やリプレイ動画の立ち絵
・夢絵のコテキャ
・他イラストレーター様に依頼をする際の参考資料
・一部加工(サイズ変更、トリミング、左右反転、フレーム追加、文字追加のみ)
・作成した画像を参考に、「独自の絵柄で」イラストを作成、公開する行為
(キャラメーカーで作成した探索者を自分の絵柄で描きたい!等を想定) ※トレスはNG
【お問い合わせ】
Twitter→ https://twitter.com/anrm_teina
マシュマロ→ https://marshmallow-qa.com/anrm_teina
※パーツ追加依頼は目を通していますが回答はしておりません(追加できるかわからないため)
※利用方法に関しては具体的な状況がわからないとお答えできないこともあるため、TwitterのDMにてご連絡ください。
【更新情報】
2021/1/27 リリース
…
2022/12/7 著者表示をTwitterID「@anrm_teina」からメーカー名「#テイク式女キャラメーカー」に変更
2023/ 2/7 注意事項表示パーツを追加。注意事項を確認後、著者表示パーツに切り替えるよう仕様変更picrew.meアオバの外見です
- 6アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:54:04
ステータス紹介
【アオバ能力ステータス】
主要な部分を載せます
戦闘力62→89
持久力35→39
耐久力71→83
知力39→42
腕力47
機動力65
政治74
倫理32(悪党に対して)
神秘83
左が初期、右が成長後です。 - 7アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:54:27
- 8アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:55:35
【戦闘パート 説明】
まず陽動部隊の損害率🎲を振る、100%に到達した時作戦は失敗となる。
続けてアオバ達EATER小隊がRABBIT小隊に遭遇出来たかの🎲と誰に遭遇したかの🎲を振る。
遭遇した時戦闘開始。
🎲を振りアオバの戦闘力89以下で成功判定、相手にダメージ。
失敗判定の場合アオバがダメージを受ける代わりに損害率🎲を振る。
【流れ】
損害率🎲 ←
↓
遭遇判定🎲 ↑
↓
遭遇時戦闘 遭遇していない場合
↓
判定成功時相手にダメージ 失敗時損害率🎲
勝利条件
・RABBIT小隊メンバーを3人以上確保
敗北条件
・確保が2人以下で損害率が100%になる
※勝利した時ストーリーが原作の流れから大きく変わります。
具体的にカンナが汚職に加担しなくなります。
カンナが新しい部隊に、アオバに可能性を感じ『手を汚さずに、正義を掲げ続ける』事を選ぶためです。 - 9アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/07(金) 23:58:33
現在の陽動部隊 損害率57%
確保済み サキ - 10二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 00:02:52
スレ建てありがとうございます
- 11アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/08(土) 00:15:04
本編再開
アオバ「ターゲット発見!攻撃開始!」
ミユ「だ、誰か助けてぇぇぇえ!?」
全力で来た道を引き返すターゲット、しかし林は催涙ガスでいっぱいなので地獄だろう。
目が使えなくなったスナイパーは敵ではない、このまま追いかけ─
EATER4「敵スナイパーの救難信号を敵オペレーターが受信、ドローンが向かってきます」
アオバ「バレましたか…遅かれ早かれでしたが─ドローンを撃破しながらターゲットを追跡します、EATER3は私と一緒に、EATER2は4の護衛を!」
「「「了解」」」
ミユ体力2
攻撃🎲dice1d100=18 (18)
🎲の目が89以下で成功 相手にダメージ
90以上で失敗 損害率🎲を振る
5以下でクリティカル、ダメージ2倍
95以上でファンブル、損害率2倍
- 12アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/08(土) 07:29:53
今日も遅くの再開です。
- 13二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 14:22:51
先手は取れてるから頼むぜ…
- 14アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/08(土) 20:33:01
ミユ体力2→1
行く手を遮るドローンを蹴散らし少しずつ距離を詰めていく。
アオバ「大人しく捕まりなさい!!」
ミユ「ヒッ!?助けてぇ!?」
…そんなに私が怖いだろうか、確かに威圧感のある装備をしてはいるが。
EATER3「敵ドローン接近!」
追加のドローンが再び行く手を遮る。
ここでスナイパーを逃がせば陽動部隊の被害が拡大する、ここで仕留めたい。
攻撃🎲dice1d100=91 (91)
🎲の目が89以下で成功 相手にダメージ
90以上で失敗 損害率🎲を振る
5以下でクリティカル、ダメージ2倍
95以上でファンブル、損害率2倍
- 15アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/08(土) 20:34:01
攻撃失敗
損害率🎲dice1d20=5 (5)
- 16アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/08(土) 20:46:35
《陽動部隊 損害率62%》
ミユ体力1
アオバ「くっ…敵のドローンが厄介すぎる」
こちらに突っ込んでくる自爆ドローンを躱す、直撃すれば無事ではすまない。
ドローンを使った妨害に苦戦する私達、これがSRTのオペレーターの実力─しかも1年生だと言うのだから恐ろしい。
妨害のせいでターゲットとの距離を離されてしまう。
時間も稼がれ陽動部隊の被害も拡大しているだろう。
しかしこのままでは終われない、この任務を成功させ部隊の有用性を示さなくてはならない。
アオバ「逃がしません!」
攻撃🎲dice1d100=72 (72)
🎲の目が89以下で成功 相手にダメージ
90以上で失敗 損害率🎲を振る
5以下でクリティカル、ダメージ2倍
95以上でファンブル、損害率2倍
- 17アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/08(土) 21:03:06
攻撃成功
ミユ体力1→0
ミユ確保
迫るドローンを全て撃ち落とす。
EATER3「あの数を全部…さすがミレニアム事変を解決した英雄…」
…英雄と言われるのは少し恥ずかしい。
ドローンを失いターゲットを守る者はもういない。
ミユ「ゲホッ…ゲホッ…ぅぅ…」
体力の限界か、その場でへたり込んでしまうターゲット。
催涙ガスを浴びて涙でくしゃくしゃになっている。
その姿に少し同情してしまうがこれも仕事、相手に銃を突きつける。
アオバ「大人しく投降しなさい」
ミユ「は、はい…」
銃を置き両手をあげて投降の意思を示すターゲット。
アオバ「こちらEATER1、ターゲット霞沢ミユを確保しました」
カンナ『了解良くやった、あと2人だが陽動部隊の被害がだいぶ大きくなっている、注意しろ』
アオバ「了解」 - 18二次元好きの匿名さん25/03/08(土) 23:13:05
これなら残りは火力過多と隊長しかいないからある程度見つけやすいかね…
- 19アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/09(日) 06:22:04
今日も遅くの再開です
- 20二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 14:18:43
これで二人か
- 21アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/09(日) 21:48:49
ミヤコ「…RABBIT4からの通信途絶、捕まってしまいましたか…」
モエ『救助に回したドローン全部やられた…ヴァルキューレにあんな強いがの居たなんてね、にしてもフルオートのショットガンなんて面白そうなモノ使ってるじゃん』
ミヤコ「…一旦後退し態勢を立て直します、たとえ最後の1人になったとしても私達は諦め─」
モエ『いや、無理じゃない?サキもミユも捕まったしドローンもけっこうやられたし私達が捕まるのも時間の問題だよ』
ミヤコ「諦めてはいけません!ヴァルキューレに抵抗するための作戦をこれから考えるのです!」
モエ『状況は明らかに不利だし、諦めも肝心だよ』
ミヤコ「そんな…」
モエ『─だから、どうせ捕まるなら最後に大きな花火上げて終わらないと、くひひ』
ミヤコ「…RABBIT3、何をしようとしているのです?」
モエ『死なば諸共、残った弾薬爆弾ドローン全部使ってヴァルキューレも道連れにしてやろう、ってね!!』
ミユを回収係に引き渡したところで、大きな爆発音。
カンナ『緊急事態だ!奴らが所構わず攻撃し始めた!』
アオバ「えっ!?」
カンナ『迫撃砲の弾が公園の外にまで被害を出している!SSがハッキングをしているが時間が掛かる、オペレーターを急ぎ黙らせろ!』
追い詰められたせいで自暴自棄になったのだろうか?
急いで止めなくては。
アオバ「了解!」
損害率🎲の目が20から30に上昇 - 22二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 23:20:26
今までのダイスの流れから考えると1、2回で見付けられなきゃヤバそうだな…
- 23二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 08:02:29
ダイスの妖怪が悪さしそう
- 24アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/10(月) 08:55:11
今日も遅くの再開です
- 25二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 14:36:02
保守
- 26アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/10(月) 19:28:06
《陽動部隊 損害率62%》
損害率🎲dice1d30=9 (9)
RABBIT小隊と遭遇 dice1d6=6 (6)
1、2 した
3〜6 していない
※していない場合次の確率上昇
- 27アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/10(月) 21:00:28
《陽動部隊 損害率71%》
公園内の至る所で爆発音が響いている。
私達の近くにも砲弾が落ちてきたりもした。
カンナ『無差別攻撃のおかげか精度は低い、しかしこれ以上の被害が出ればお前達の身も危ない、撤退も視野に入れて行動しろ』
陽動部隊が全滅すれば私達の代わりに注意を引く人がいなくなり、私達が攻撃の的にされてしまう。
集中砲火を食らえば最新装備の私達でも無事ではすまない、もう作戦失敗時の撤退の仕方を考えなくてはいけない時期に突入しているのだ。
アオバ「了解」
損害率🎲dice1d30=28 (28)
RABBIT小隊と遭遇 dice1d6=6 (6)
1〜3 した
4〜6 していない
※していない場合次の確率上昇
- 28アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/10(月) 21:08:55
1だけ残った…
※99なので、どうやっても次100なのは確実です…
一応1だけ残っているので救済🎲振ります。
救済🎲dice1d100=17 (17)
5以下で遭遇戦開始
- 29二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 21:34:00
やっぱり原作の展開変えようとするときは難易度跳ね上がるね
- 30アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/10(月) 21:47:04
【作戦失敗】
カンナ『─陽動部隊が壊滅…作戦は失敗だ、EATER小隊は直ちに撤退しろ』
アオバ「…了解─各員、撤退を開始します」
「「「了解」」」
アオバ「もう少しだったのに…」
悔しい、しかし今は撤退し反撃の機会を窺うしかない。
2人は確保したのだ、そう長くは抵抗出来ないはず。
それでも─
アオバ「独力で対処したかった…」
カンナ『………』
先生視点
先生「"アオバ達大丈夫だろうか…"」
SRTの生徒達がデモを起こし公安局が出動する事態になっているらしい。
たぶんアオバとカンナもそこにいる、彼女達が心配だ。
リン「先生、今はご自身の仕事に集中を─」
部屋の外から誰かが走ってくる音がする、ドアが激しく開けられた。
アユム「し、失礼します!!その…」
リン「…まさかとは思いますが…」
アユム「はい…公安局の皆も逆に制圧されたらしく…実行犯の2人は確保したようですが、対処出来る人員が公安局にはもう残っていないようです…」
部屋の壁に取り付けられていたテレビを確認する。
シノン『ご覧いただけてますでしょうか?ヴァルキューレ公安局の部隊が壊滅してしまいました!』
マイ『秘策とされていた特殊部隊を投入しても完全制圧は出来なかったようです!はたしてヴァルキューレにこれ以上の秘策はあるのでしょうか?!』
カンナ『誰の許可を得て撮影している!カメラを止めろ!!』
アユム「─と既に中継までされており、このままですと問題が更に大きくなってしまいます…ここは先生の力をお借りする時では…?」
リン「…そういうことなので、先生お願い出来ますでしょうか?」
先生「"任せて!!"」 - 31二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:24:41
アオバの部隊は今回の様子を見る限りだと索敵能力が某儀式の人に遊ばれる警備兵とまでは言わないが貧弱だから鍛えるとしたらそこかね…でなけりゃ戦闘の際は先手敵に必ず取られるの確定になるだろうし。
でも改善したらしたでそれは警察組織の特殊部隊より軍隊系の特殊部隊になりそう何よな… - 32二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 01:20:35
カンナが汚職に走っちゃう(泣)わかっててもつらい…
- 33アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/11(火) 06:28:08
今日も遅くの再開です
- 34二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 13:52:02
大変だな
- 35二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 14:42:59
某儀式の人に遊ばれる警備兵は悪口にしては顔面に利き手のストレートレベルのヤツだろ…
まあアオバ達の特殊部隊は今の実力的にはその儀式の人に遊ばれるスカルズやコブラ部隊みたいに実力的にはちゃんと戦えても遊ばれる位索敵能力がアレならについては、まぁ…そうだな…としか言えないのは事実だが…
- 36二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 22:47:06
保守
- 37二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:06:51
まぁこれはこれでな気もするからしゃーなしよ
後はアオバは先生とカンナどっちを選ぶかだけど… - 38アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/12(水) 00:17:01
コメ保守ありがとうございます!
某儀式の人に遊ばれる警備兵と聞いて、あー確かに…となりました。
今までの動きからアオバは先生の指揮下で初めてフルスペックを発揮出来るようです…。 - 39アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/12(水) 00:20:15
私達の部隊が撤退を終える、そこには苦い顔をしたカンナ局長と無傷のヴァルキューレ生徒達がいた。
壊滅した部隊の皆は治療の為に運ばれているのでここにいるのは生活安全局の生徒ということになる。
アオバ「EATER小隊撤退完了しました…任務を遂行出来ず申し訳ありません…」
もう少し早く犯人達に遭遇し制圧出来ていたら…、力不足な私が情けなく思った。
カンナ「いや追い詰められた相手が暴走することを想定しなかった私の落ち度だ、気にするな」
アオバ「EATER小隊は行動可能です、いつでも命令を」
カンナ「ああ、ただ残りは戦闘慣れしていない生活安全局の生徒しかいない、今突撃しても返り討ちに遭うだけだ」
警備局、公安局で敵わないのなら生活安全局が出ても無駄に負傷者を増やす結果にしかならない。
アオバ「これから一体どうすれば─」
??「"忙しい所失礼するよ"」
カンナ「ん?誰だここは立ち入り禁止だぞ─先生でしたか…お久しぶりです」
アオバ「えっ?先生!?」
先生「"こんにちは、状況は聞いてるよ"」
先生が1枚の紙を取り出す、連邦生徒会からの正式な依頼でここに来たようだ。
カンナ「ご足労感謝致します…ただ現状動かせる人員が生活安全局しかいない状態です」
先生「"なかなか状況は良くないね…、あれ?ミレニアムの皆もいる"」
ウタハ「久しぶり先生、今回はミレニアムが技術提供した部隊の初お披露目だったのだが結果は─皆まで言うのは無粋だね」
カンナ「その辺りの詳しい経緯は後ほど、これから他校の治安部隊に連絡を取る予定です」
ウタハ「カイザーとの揉め事も一段落ついたしミレニアムから派遣出来るよ、保安部…いや相手を考えるとC&Cの方が良いかな?」
カンナ「ああ、後始末を任せてしまい申し訳無い」 - 40アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/12(水) 00:21:02
先生「"…いや、今いる人員だけでどうにか出来るかも"」
カンナ「いえ、ここにいるのは生活安全局とアオバ達の部隊だけです、それだけではとても対処など」
先生「"私に任せて"」
"任せて"、という言葉に私は安心感を覚える。
長い間一緒に過ごした経験から先生ならなんとか出来るという信頼があった。
カンナ「………」
ふとカンナ局長を見ると、私と先生を険しい表情で見つめていた。
アオバ「どうかしましたか?」
カンナ「…いや、なんでもない」 - 41アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/12(水) 07:38:01
今日も遅くの再開です
- 42二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 11:21:07
保守部
- 43二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 15:36:19
これは、色々とひと悶着の原因を抱えそうだな
でもこれで成功してカヤ辺りが何かするよりはましかもしれんが… - 44アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/12(水) 22:53:22
先生『"まずはやられないことを最優先に考えて、相手の物資は有限で時間は私達の味方だから"』
相手の爆撃を避けつつドローンを破壊していく。
相変わらず威力は高いが、観測手だったポイントマンとスナイパーを失い精度が下がっていることが幸いだ。
先生『"アオバ達の部隊はドローンの破壊を頼みたい、SRTの生徒達の相手は生安(生活安全局)の生徒に対処をお願いするから"』
各個人の特性を把握した上でパフォーマンスを発揮出来るような配置らしい。
戦闘に不慣れな生安の彼女達に優秀なSRT生の対処が可能なのか不安に思っていたが─
先生『"小隊長とオペレーターを確保、皆お疲れ様"』
先生の指示通りの動きをしたらあっさりと終わってしまった。
アオバ「さすが先生です…私達が出来なかったことをあっさりと…」
先生『"頑張ってくれた皆と、事前に人数を減らしてくれた公安局の働きあってこその結果だよ"』
そう言って慰めてくれるが私を含め一部の生徒はその言葉を素直に受け止められなかった…。 - 45二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 23:17:21
まぁ、それでもよ…
- 46二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 00:29:24
- 47アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/13(木) 07:30:20
アドバイスありがとうございます!
- 48二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 15:02:08
まあカヤがアオバに興味持ってたからそれで何か第2のFOXみたいな枠に仕様としだすよりかはマシか…
- 49アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/13(木) 18:24:09
ミユ「もう終わりなんだ…SRTもRABBIT小隊も、私も…」
確保した4人を護送車まで連れて行く。
サキ「ヴァルキューレが如何に無力なのかこれでわかっただろう!SRTが必要な理由も!」
クロノスの記者に向けて叫ぶサキ。
カンナ「うるさい!とっとと乗れ!」
ミヤコ「………」
ミヤコが車の前で止まる、先生をじっと見ていた。
先生「"はじめまして、だよね?"」
ミヤコ「あなたが"シャーレの先生"ですね?」
先生「"そうだよ"」
ミヤコ「あなたの活躍は聞いています、ミレニアム事変もエデン条約襲撃事件もあなたが解決されたと」
先生「"あれは皆の力があってこそだよ"」
ミヤコ「─シャーレが無ければ…」
先生「"えっ?何だって?"」
ミヤコ「…いえ、あなたのような大人が一番嫌いですと言っただけです」
ミヤコが車に乗り込む。
サキ「手柄横取りして良い気になるな!地獄に落ちろ!」
モエ「もう二度と会わないだろうね、あーあサキが持ち場を離れなかったらこんな事にはならなかったはずなんだけど」
ミユ「誰からも忘れ去られて寂しく消える運命なん─」
車が発進した、最後まで騒がしい犯人達だった。 - 50アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/13(木) 18:25:40
先生「"うーん、元気だ"」
カンナ「あなたに負かされて悔しがっているだけでしょう─SRTの存在理由を奪った相手としても見ていそうですが」
先生「"彼女達はこのあとどうなるのかな?"」
カンナ「まずは取り調べです、先生もよろしければ、アオバも取り調べに参加しろ」
アオバ「はい」
署に戻ってきた私はこのあと取り調べを行うのだが。
アオバ「リーダーのミヤコは先生が担当して…えっと、私が担当するのは─」
dice1d3=3 (3)
1サキ
2モエ
3ミユ
- 51アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/13(木) 23:15:43
更新が明日の遅くになりそうです、すみません
- 52二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:19:07
よりにも寄ってな相手だな、ミユに取っては…
- 53二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 08:24:37
楽しみに待ちながら保守
- 54二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 14:19:37
保
- 55アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/14(金) 21:27:41
保守ありがとうございます!
- 56アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/14(金) 21:27:55
アオバ「入りますよ」
取り調べ室に入る、席に座っている容疑者の身体がびくっと跳ねる。
ミユ「あ、あの時の…」
アオバ「どうも、あなたの事情聴取を担当します─」
ミユ「ひっ─ぜ、全部話しますから痛いことしないでください!?」
アオバ「まだ何もしていないのですが…」
妙に怖がられているが、向こうから素直に話してくれるのなら楽でいい。
アオバ「名前は霞沢ミユで間違いないですね?」
ミユ「は、はい…」
アオバ「なぜヴァルキューレへの編入を拒み、あのような事に加担をしたのですか?」
ミユ「へ、編入が怖くて…」
彼女からはなんとなく他者とのコミュニケーションが苦手そうだという雰囲気を感じ取った。
であれば新しい環境に抵抗感を示しても不思議ではない。
アオバ「まぁ確かに厳しい人は多いですが、SRTほどではないと思いますよ」
ミユ「そ、そうではなく…人に忘れられるのが怖いんです…」
アオバ「忘れられる?」
ミユ「私、影が薄くて、小隊のメンバーにも時々忘れられてたりするのに、新しいところに編入になって、誰からも見向きもされないんじゃないかと思うと怖くて…ミヤコちゃんは良く面倒を見てくれますが、離れてしまったらきっとミヤコちゃんも私のこと…」
涙目になりながら話すその様子に何だか同情してしまう。
アオバ「事情は理解しました、しかしSRTの解体とヴァルキューレへの編入は覆しようがないです、そして今回の事件からあなたとRABBIT小隊は離れた配置にされることでしょう」
彼女には悪いがまた暴れる可能性がある以上一緒のままには出来ない。
ミユ「………辛い思いをするくらいなら公園で野宿したほうが……………」
この世の終わりのような表情をしている彼女を見て、私は静かに手元の紙にメモをした。
『ヴァルキューレには不適格』と。 - 57二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:09:16
コレはまあなぁ…
- 58アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/15(土) 06:07:25
今日も遅くの再開です
- 59二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 14:06:06
つらいなぁ
- 60アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/15(土) 21:37:14
アオバ「他2人もヴァルキューレには不適格ですか…」
カンナ「ああ、聴取内容を聞けば理由が分かる」
聴取の録音を再生する。
アオバ「………無理ですね、私には制御出来かねます…」
カンナ「空井サキはプライドが高く反抗的な態度がヴァルキューレには合わん、そして命令を聞けない奴は警察には要らん」
キリノ「風倉さんは倫理感が欠如しているのでヴァルキューレでは厳しそうです…」
フブキ「でも野放しにしたら絶対マズいと思う、少なくとも一人は犯罪者予備軍だし」
アオバ「霞沢ミユもマズいですね…そのまま存在がフェードアウトしそうで」
カンナ「はぁ…あとは月雪ミヤコだが…アオバ、先生の護衛をしろ、人質にされては敵わん」
アオバ「分かりました」
カンナ「あとあの人は厳しく出来ないはずだ、その時はお前が代わりに取り調べを行え」
アオバ「はい」
アオバ「ということでよろしくお願いします、先生」
先生「"うん、よろしくね"」
私は先生と取調室に入る。
ミヤコ「シャーレの先生…、そしてあなたはサキとミユを制圧した特殊部隊の方」
顔はヘルメットで隠れていたはず、なぜ私だと知っているのかと思っていると─
ミヤコ「その特殊な銃を持つ生徒を他に知らないからです」
アオバ「あぁなるほど…」
顔に出ていただろうか、まぁ考えてみれば確かにと思ってしまう。
アオバ「そういえば、2人を確保したその後の無差別攻撃はあなたの指示ですか?」
ミヤコ「いえ…しかし隊員の暴走を止められなかった私に責任があります、無関係の方々を巻き込んだ件については謝罪致します」
そう言って彼女は頭を下げた、他のメンバーと違って話ができそうだと感じた。
ミヤコ「しかし抗議活動は続けていきます、私達は諦めません」
…やっぱり違うかもしれない。 - 61二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:17:11
まあこの頃はまだ平常運行してた頃だもんな…
- 62アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/16(日) 06:27:53
今日も遅くの再開です
- 63二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 13:50:27
まぁそうなるよねって反応
- 64二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 15:04:26
それなのに今は…
あーなっちゃってyo - 65二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:14:36
よるほー
- 66二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:10:50
しゅ
- 67アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/16(日) 23:40:49
保守ありがとうございます!
- 68アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/16(日) 23:46:04
先生「"ヴァルキューレは嫌い?"」
先生がヴァルキューレへの編入を拒んだ理由を聞く。
ミヤコ「いえ、ヴァルキューレに対して特に悪感情は抱いていません」
アオバ「ではなぜ拒んだのです?」
ミヤコ「嫌だったのはSRTを去ることです─SRTにしかない【正義】を私は求めていました」
【正義】という単語がミヤコから出る。
アオバ「治安を守るという目的は一緒のはず、SRTにしかない【正義】とは何です?」
まさか力こそ正義、とか言ったりはしないだろうか…。
ミヤコ「【本当の正義】です」
本当という部分を強調するミヤコ、それに私は少し不快感を抱く。
アオバ「…それではまるでヴァルキューレの正義が偽物だと言っているように聞こえます」
ミヤコ「【正義】とは理にかなった正しい道理の事、それは相手や状況で変化するモノではありません」
アオバ「………」
ミヤコの【正義】への考え方を聞き、私は何も言えなくなってしまう、先生も少し苦い表情だ。
かつて先生と私はテロリストのアリウススクワッドを見逃している。
彼女達の生い立ち、現状を知り同情したが故に甘い判断を下した、私達はミヤコの言う【正義】を自分勝手に歪めたのだ。
ミヤコ「ヴァルキューレを含め各校の治安組織は様々な利害関係の中にあります、そして自分達で歪めた正義を振るいます」
ミヤコ「しかしSRTは違う、利害関係の外にあり時間場所相手が違っても同じ基準で【本当の正義】を実行してきました」
ミヤコ「そんな何があっても歪むことのない屈強な【正義】に私は憧れたのです」
彼女の語る【正義】は純粋で眩しいモノだった。
光量を落とし少し濁さないと見れないほどに。 - 69二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 08:31:20
眩しい…
- 70アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/17(月) 14:12:18
─聴取後。
アオバ「まぁ力ずくで己の主張を通そうとする考え方は正義に反しているのではと私は思いましたね、その時は言いませんでしたが」
モヤモヤしていたので吐き出せてスッキリした。
カンナ「ああ、そして力で解決しようとした以上奴らの要求を飲む事は出来なくなった、治安組織が力に屈するなどあってはならないからな」
先生「"彼女達がヴァルキューレへの編入を拒み続けた場合どうなるの?"」
カンナ「…それ以前に今回の事件は罪が重く、最悪学籍データの抹消─生徒では居られなくなる可能性が高いかと、本人達にも反省の色が見られませんので」
そうなれば行き着く先はブラックマーケットか犯罪組織、引く手は数多だろう。
アオバ「正義感は強そうなので犯罪組織に流れることはなさそうですが…一人を除いて」
先生「"SRTの再建も無理か…リンちゃんとか連邦生徒会の子達に言ってどうにか出来ないかな?"」
???「それは少々難しいですね」
先生の疑問に答える声が聞こえた。
カンナ「ッ…この声は…」
アオバ「えっと、確か─」
カヤ「防衛室長の不知火カヤと申します、始めまして先生」 - 71アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/17(月) 20:09:53
※今は、ほぼ没設定となった好感度及び印象度ですがアオバからカヤへの印象は75と、高めです。
(Part1 154参照)
カヤ「数々の重大事件を解決された先生にお会い出来光栄に思います」
カヤ室長はニコリと微笑み先生に礼をする。
先生「"私はただ後ろで指示を出しているだけだよ、頑張っているのは生徒達だよ"」
カヤ「そして慎み深い方というのも本当ですね、生徒達に慕われているというのも頷けます」
カヤ室長は続けて私の方を向く。
カヤ「始めまして愛宕アオバさん、ミレニアムとトリニティでの働きはお聞きしています、あなたにもお会い出来て嬉しく思います」
アオバ「あ、ありがとうございます!」
カヤ「そして結果を出しながらも驕らず更に自己研鑚に励む姿勢、あなたの上司として誇りに思います」
アオバ「光栄に存じます!これからも精進して参ります!」
カヤ室長はヴァルキューレを管轄する防衛室のトップ、そんな方に認知されているとは少し嬉しい。 - 72二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:17:50
カヤはまぁアオバには好印象になるような声かけをするよな…
- 73アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/18(火) 06:46:03
今日は遅くの再開です
- 74二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 13:10:15
早め保守
- 75二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 14:24:50
カヤの要素と言い今回の事と言いもろもろを考えると絶対アオバとカンナは一悶着あるなこりゃ…
- 76二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:24:36
穏便に済んでほしいけどねぇ
- 77二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:05:44
保
- 78アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/19(水) 01:04:25
カヤ「挨拶も済みましたので話を戻しましょう、再建が難しいと言うのはSRTがかなり特殊な立場故なのです」
先生「"特殊な立場?"」
カヤ「ヴァルキューレは防衛室の管轄ですがSRTは連邦生徒会長直属の部隊でして、彼女達を動かせるのは連邦生徒会長しかいないのです」
先生「"そうなんだ、てっきりSRTもヴァルキューレと同じ所属かと思った"」
カヤ「しかし連邦生徒会長が失踪、主を失った彼女達をどのように扱えば良いのか分からない状態のまま時間が経ったある時、FOX小隊が連邦生徒会内のSRT廃校の推進派閥を襲撃、この事件をきっかけにSRTの危険性が認知され廃校に向かっていったわけです」
FOX小隊─災厄の狐、狐坂ワカモを逮捕したエリート部隊だということは知っている。
まさかそんな彼女達が…と襲撃事件を聞いた時はかなりの衝撃だった。
カヤ「そして今回RABBIT小隊の公園占拠事件、世論はSRTの再建を望みはしないでしょう」
カヤ「─先生にはお願いがあって来ました」
先生「"お願い?"」
カヤ「RABBIT小隊を説得しヴァルキューレへの編入を促してほしいのです、彼女達の能力はきっと治安維持に役に立ちます、私は将来有望な芽を摘みたくはないのです」
先生「"うーん、進みたくない進路に進ませることは出来ないかな、出来る限り彼女達の希望通りになるように手助けしたいとは思っているけど"」
カヤ「───。」
カヤ室長の表情が固まった。 - 79アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/19(水) 06:43:34
今日も遅くの再開です
- 80二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 13:00:06
- 81二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 14:27:32
アオバがカヤに心理学ダイスふる数少ないチャンスが来たな…
まあ先生の意見に対して否定よりの反応したか気づけばまだ疑うだけでもマシな方向にできそうだがどうなるかね - 82アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/19(水) 18:46:38
※心理学の代わりに政治のステータスを使おうと思います。
この時点でカヤが政治的野心を持っていることを見抜けるか否かの判定をします。
アオバの政治ステータスは74です。
カヤの様子にアオバは違和感を持ったか?
🎲dice1d100=31 (31)
74以下で成功
- 83アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/19(水) 19:01:48
- 84二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 19:04:20
どちらにせよ見抜けたのでヨシ!
- 85アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/19(水) 22:42:20
一瞬の硬直─カヤ室長の様子に私は不穏な気配を感じ取る。
カヤ「…なるほど、それはそれは」
敵対的…否定的…何とも言い難い負の感情を抱いているのは間違いない。
カヤ「確かに先生の仰る通り強制しても彼女達のモチベーションはけっして高くはないでしょう、彼女達の才能が埋もれてしまうかもしれない」
その発言にも少しズレのようなモノを感じた。
先生は単純に彼女達の嫌がる事はしたくない、に対しカヤ室長は無理強いさせても能力は発揮出来ない、というRABBIT小隊への向き合い方のズレだ。
カヤ「─ですがこのまま放免するわけにもいきません、そうですね…」
少し間をおいて─
カヤ「ヴァルキューレへの編入を拒み続けた場合通常では学籍データを抹消され生徒として過ごすことは出来なくなります、しかし彼女達の能力と犯罪組織に流れることを阻止するため先生には彼女達を預かって貰いたいのです」
カンナ「それは原則に反するのでは…それに先生が危険です」
カヤ「才能ある彼女達を思えば、そんな原則知った事ではありませんね!……失礼今の発言は内密に」
カヤ室長はコホンと咳払いを一つ。
カヤ「護衛は─先生と長い付き合いで気心の知れた方がちょうどこの場にいますね」
カヤ室長はそう言って私を見る。
アオバ「私ですか?」
カヤ「実績も申し分ないですし先生とも連携が取りやすいはずです、いかがでしょう?」
アオバ「はい、お任せください」
カヤ「ということでRABBIT小隊への処分は今のところ保留にします、彼女達をよろしくお願いしますね先生」
先生「"わかった、任せて"」
RABBIT小隊の処分が決まったところで話が終わった。 - 86二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:29:09
とりま保留になったが、護衛の体にしたことでアオバとカンナを離す感じにもしてるのかね、カヤは…?
- 87二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 08:53:45
ここから何が待ち受けてるか...
- 88アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/20(木) 11:44:43
先生がRABBIT小隊の保釈の手続きのために部屋を退室しアオバがそれに続く。
部屋にはカヤとカンナが残された。
カヤ「今回はお疲れ様です」
カンナ「いえ、結果を出せず申し訳ありませんでした」
カヤ「─個人が強くなっても、群が強くなくては意味がない」
カヤが封筒をカンナの机に置く。
カンナ「………」
カヤ「ヴァルキューレの最大戦力たる公安局の強化が急務ですね、しかし公安局の全生徒の装備を用意出来るだけの財源がない、困りましたね」
困ったような表情をするカヤ、わざとらしいとカンナは思った。
カヤ「どこかにスポンサーは居ないですかね、例えば…カイザーとか」
カンナ「………」
カヤ「あくまで例えばです、今の状況に対する私のぼやきだと思ってください、私もそろそろ失礼します」
カヤが退室しカンナだけが残された。
手元にはカヤが置いていった封筒、その中身を見ればもう後戻りは出来ない。
カンナ「…アオバは私のことを幻滅するだろうか…」 - 89二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:59:08
アオバがカンナにまた会って政治のダイスふる時があったらその際に不服な事があってやらかしてると気づけば大丈夫そうだが…
こればかりは分からんな - 90アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/20(木) 22:00:40
翌日RABBIT小隊が保釈された。
ただ今後同じ事をしないように危険な兵器は没収し観察処分措置となった。
サキ「ッ…お前はあの時の…」
ミユ「ひっ…」
アオバ「先生の護衛とあなた達の監視を担当します愛宕アオバです」
先生「"よろしくね皆"」
サキ「お前達とよろしくするつもりはない!!」
RABBIT小隊の反応は予想通り悪いものだった、そして私はサキとミユから嫌われているようだ。
ミヤコ「退学処分を覚悟していましたが、まさか保釈とは…」
したことを考えればだいぶ軽い措置と言える。
モエ「保釈って言われても生活拠点がない以上どう生きてけばいいんだか」
先生「"それならシャーレに来る?"」
ミヤコ「私達はあなたの施しは受けません」
サキ「誰がお前達の所に行くか!」
モエ「もしかして薄い本みたいにひどい事をするとか?」
ミユ「1日中拷問されてヴァルキューレへの編入を強制されるんだ…」
随分と反抗的だ、負けたことがよほど悔しかったのだろう。
先生「"しないよそんな事!?ならあの公園はどう?一部なら使ってもいいみたいだから"」
ミヤコ「…そうですね、あそこなら地形も把握しています」
モエ「水はタダで手に入るし」
サキ「あそこなら野外訓練にちょうど良いからな」
ミユ「また虫だらけの生活に…」
とりあえず彼女達の生活拠点は決まった。 - 91二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 23:21:10
まぁある意味接敵したらそれで終いが確定の相手が護衛だもんな…
ミユの反応は分からんでもない - 92アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/21(金) 07:13:27
今日は遅くの再開です
- 93二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 11:54:51
おつ保守
- 94二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 14:31:30
ウサギとの関わりはどうなるかね…
- 95アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/21(金) 21:53:38
子ウサギ公園にたどり着く、ミサイル系の破壊力の高い兵器は撤去されている。
野営するための装備は残っているのでここで過ごす分には問題なさそうだ。
サキ「………」
アオバ「なんですか?ジッと見て」
サキ「納得いかない…」
アオバ「えっ?」
サキ「─おい、私と勝負しろ!」
なぜかいきなり勝負を挑まれてしまう。
アオバ「い、いきなりなんです?」
サキ「やろうと思えば先生なんていくらでも襲えた、それなのにお前は緊張感が無さすぎる!私達を舐めているのか!」
確かに彼女達が本気で掛かってくれば私1人倒して先生を攫うくらいは出来るだろう、彼女達の良心と先生の言う事を信じて警戒していなかったのは確かだ。
アオバ「言われてみればそうですが、なぜそこで私があなたと勝負しなければならないのですか?」
サキ「装備を没収したくらいでなんとか出来るだろうと思ってるその甘い考えを正す為だ!」
モエ「もしかしてサキ、負けたこと根に持ってる?」
サキ「違う!?」
不意打ちとはいえ実際の作戦現場で「不意打ちを受けたので作戦失敗しました」は通らない、ただあの負け方はサキにとって納得のいかないモノだったのだろう、ただ─
アオバ「…勝負を受ける理由がこちらにありません」
サキ「なんだ?このまま先生を襲ってもいいんだぞ?」
モエ「へーい、警察ビビってる」
ミヤコ「サキ、勝手な行動は慎んでください!」
ミユ「さ、サキちゃん…」
アオバ「…先生、少しだけいいですか?」
先生が与えたチャンスを無駄にするような発言、流石に聞き流せない。
先生「"うーん…2人とも止まらなさそう…一対一の格闘のみ武器の使用禁止、身体を破壊するような格闘技は禁止、誰かが止めに入った時点で終了、以上を守ってね"」
正直SRTのエリート相手に勝つ自信がないが、このまま言われ続けるのは警察の威厳に関わる。
ヴァルキューレでもある程度抗えるという所を見せないといけない。 - 96二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 23:19:51
近距離はミカ相手に勝てたアオバだがサキも先頭でる担当だから良い勝負になりそうだな…
- 97アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/22(土) 06:50:56
今日も遅くの再開です
- 98二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 09:22:08
ほ
- 99二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 16:30:36
し
- 100アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/22(土) 21:14:07
戦闘パート
戦闘力🎲を振って89以下の目で成功、相手にダメージ
90以上で失敗、アオバにダメージ
5以下でクリティカル 与えるダメージ倍
95以上でファンブル 受けるダメージ倍
アオバ体力3
サキ体力3
戦闘開始
🎲dice1d100=1 (1)
- 101二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 21:27:17
クッ、クリりおったぞ……このオナゴ
- 102アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/22(土) 21:54:51
クリティカル 与えるダメージ倍
アオバ体力3
サキ体力3→1
サキ「来ないなら私から行くぞ!」
正面から突撃してくるサキ、その動きは洗練されていて速い。
さすがはSRTの生徒、しかし─
アオバ「─はぁ!」
私の顔を狙う拳を避け伸びた腕を掴む、そのまま背負投をお見舞いする。
サキ「ぐっ!?」
背中を強く打ったサキが呻く。
私はそのままサキの頭に目掛け踵を落とす、もちろん当てるつもりはなく誰かの制止による判定勝ちを狙うため。
サキ「ッッッ!!舐めるな!!」
サキはそれを避けすぐに体勢を整えた。
初手で終わらせるつもりが、そうはならなかった。
モエ「…あの警官意外とやるかもね」
ミヤコ「…近接格闘の成績も良いサキから初手を奪うなんて…」
ミユ「なんて人を相手にしてたんだろ私達…」
思うように受け身が取れなかったのかサキの表情は痛みで歪んでいた。
サキ「っ…まだ戦える!まだこんなものじゃない!!」
サキが再び突撃してくる、それに対し私は─
🎲dice1d100=72 (72)
- 103二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 22:16:40
最初にクリったから手心って感じかな
- 104アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/22(土) 22:53:31
成功 サキにダメージ
アオバ体力3
サキ体力1→0
【アオバ勝利】
痛みと動揺によって速さを欠いたサキの攻撃を受け流し足を払う。
アオバ「これで─!」
倒れたサキの顔に私は拳を振り下ろす─
ミヤコ「そこまでです」
先生「"そこまで"」
私の拳はサキの鼻に触れそうな所で止まる、当てるつもりは先ほどと同じでなかった。
ほぼ同時に二人からの制止、ミヤコがわずかに早かったか。
止めてくれたおかげで私の勝ちが証明された。
アオバ「…しかし敵側のあなたが止めるとは思いませんでした」
サキ「ミヤコなんで止める!?私はまだ─」
ミヤコ「いいえ、サキはアオバさんの2度目のトドメに反応出来ていませんでした、あれを受けた場合戦闘継続は困難でしょう」
サキ「ッ!?ク ソッ!?」
こうして格闘戦は私の勝利で終わった。
…しかしサキの私を見る目が前よりも鋭くなっている。
確実に関係が悪化した…これなら戦わない方が良かったのかもしれない。
いや…舐められ続けるのもどうかとは思う。
これから仲良くする訳ではないのでまぁいいかと割り切る事にした。 - 105二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 23:14:19
1クリの時点でな所にあるが、ネルやミカ、協力アリだがツルギ相手の経験があるアオバならこうなるよな…
- 106アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/23(日) 06:51:32
今日も遅くの再開です
- 107二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 14:19:53
これで先生がアオバを誘って一緒にラビットと関わる方針取るならアオバは先生の日常を知りつつラビット達を知ることになりそう
- 108アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/23(日) 20:41:49
戦いのあと、小隊の皆は野営の準備をしている。
アオバ「手伝いますよ」
ミヤコ「いえ、結構です」
アオバ「…えっと…」
ミヤコ「勘違いされないでください、サキが負けたことに関してあなたに対して悪感情を抱いているとかではありません、むしろ非はサキとそれを止められなかった私にあります」
先ほどは失礼しました、と頭を下げるミヤコ。
非を認めて謝る辺り彼女は律儀だなと思う。
ミヤコ「誰かの手を借りてしまえば抗議活動は意味を成さなくなってしまいます、それがヴァルキューレの生徒であるなら尚更です」
確かに抗議する対象に助けられてしまえば彼女達の発言は意味の無いものになるどころか笑い物になってしまう。
ミヤコ「ですので助けはいりません、あなたは自身の仕事をなさってください」
アオバ「あっはい」
先生「"皆忙しそうだし今日は帰ろっかアオバ、また明日見に来るね"」
気まずい空気が流れているのを察した先生が助け舟を出してくれた。
アオバ「そうですね、ではまた明日、くれぐれも変な真似はしないように」
小隊の皆は私と先生の挨拶を無視する。
無視されたり素っ気ない態度を取られる日々がしばらく続くと思うと憂鬱になってくる。
アオバ「先生このあと食事どうですか?」
先生「"良いね、行こうか"」
そんな暗い気持ちを紛らわせる為に先生と食事に向かった。 - 109二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:15:56
アオバからの誘いは珍しい気がするが、ここで話し込む感じか…
- 110アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/24(月) 08:18:58
今日も遅くの再開です
- 111二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 14:46:35
期待の保守
- 112アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/24(月) 18:45:19
先生「"お疲れ様"」
アオバ「はい、お疲れ様です」
食事場所はカンナ局長行きつけの屋台。
ウーロン茶で乾杯をする。
料理を待っている間無言なのも気まずいので何か世間話と思ったが、仕事の内容しか浮かばない。
忙しくて私生活の方が疎かになっている。
とりあえず、何を話そうか─
dice1d2=1 (1)
1カヤとカンナについて
2RABBIT小隊について
- 113アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/24(月) 22:45:54
アオバ「先生、カヤ防衛室長ですが先生との会話中に違和感を感じました」
先生の言葉に対しての彼女の反応が気になってしまい、それを先生に打ち明けた。
先生「"違和感?"」
アオバ「えっと一瞬間があった時です」
先生「"確かにあったね、ただ私も無茶を言ったって自覚はあるし、呆気に取られていたとかじゃない?"」
アオバ「最初はそう思ったのですが、防衛室長と先生の考え方のズレも相まってなんか心配なんですよね、上手く言えませんが何だか目の敵にしているような気がして」
先生「"…そうだね、ヴァルキューレや連邦生徒会にはない特権を使って各校の問題を解決してるから、良く思われなくても当たり前だよね"」
アオバ「いえ、先生は純粋に生徒達の事を考えて権利を行使されていますから、私やお世話になった人達は権力を濫用するんじゃないかみたいな警戒とかはまったくしてませんよ、ただ先生を良く知らない人からすれば警戒してしまうのではと思いまして」
何だか着地点が見えなくなってきたので強引に結論に持っていく。
アオバ「何が言いたいかですが、先生も少し警戒してくださいということです、どこかに出向く際には一人護衛を付けるとか、また身体に穴が空きますよ」
先生「"うーん、生徒を疑うよりまず信じたいと思っちゃうんだよね、でも確かにそういう人は居たほうがいいかもしれない"」
アオバの提案
dice1d2=2 (2)
1RABBIT小隊の件が落ち着くまで24時間泊まり込みの護衛
2四六時中はさすがに自重しておく
- 114二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:19:03
まぁ外出する仕事の時のみなら今の所ついて居ても良さそう…
- 115アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/25(火) 06:23:34
今日も遅くの再開です
- 116二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 13:32:56
四六時中はさすがにね
- 117二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 14:25:34
ヴァルキューレ所か先生辺りから許可位は必要だから常にはやっぱなぁ
- 118アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/25(火) 22:08:53
いつもコメント保守ありがとうございます!
- 119アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/25(火) 22:15:27
再開
…四六時中はさすがにやめておく事にする。
その代わり私が側にいる限り必ず守ると心の中で誓った。
アオバ「話は変わりましてカンナ局長についてなんですが、RABBIT小隊鎮圧作戦が失敗した時から思い詰めているような表情をしていまして、作戦が失敗したことを悔しがっている感じではなく、何かを諦めようとしているような…」
先生「"諦める、か…思い当たりはある?"」
アオバ「いえ…しかし私がもう少し上手くやれていればと思うと悔しくて」
先生「"アオバは良く頑張ってくれてると思うよ、それでも壁に当たる時はあるから、その時は私や他の子を頼るのもいいんじゃないかな、きっと喜んで力を貸してくれるはずだよ"」
そう言う私は皆に頼りっぱなしだけど、と苦笑いする先生。
アオバ「先生…ありがとうございます」
確かに自分一人で出来ることに限りはある、むしろ出来ないことの方が多い。
誰かに頼らず、頼れずに進んだ結果失敗している生徒を先生と行動している中で多く見てきた。
アオバ「そうですね、行き詰まったら誰かに頼ってみようと思います、そして私が逆に皆さんやカンナ局長の頼りになれるよう頑張ります!」
先生「"うん、その意気だよ"」
独りで頑張ろうとする人が頼ってくれたり、思い詰めた人の助けになれるような頼りがいのある人になりたいと思った。 - 120二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 23:12:37
頼りねぇ…
- 121二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 23:20:58
とりま索敵はホントに鍛えよう…
- 122二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 23:22:44
信頼できる人を頼るか
力不足でも繋げることもできるから確かに大切だ - 123アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/26(水) 06:33:33
カンナ局長とは、お互い時間がある時話し合ってみようかと思う。
話題はRABBIT小隊の今後についてへと移る。
アオバ「RABBIT小隊の皆ですが、食事とかどうされるんでしょうか?」
そういえば野営用の道具の中に食糧が見当たらなかったような気がする。
そう言うと先生が、
先生「"えっ?銀行口座くらいはあるでしょ?ミヤコ、サキはしっかり貯めてそうなイメージあるけど"」
アオバ「デモ活動の資金源にならないように凍結されているらしいです」
先生「"そうか…なんか持っていてあげようかな?"」
アオバ「たぶん受け取らないかと思いますが…」
先生「"その時は彼女達の納得いく方法が一つあるよ、個人的にはおすすめはしたくないけど"」
アオバ「窃盗とか銀行強盗とかは無しですよ、あと武力行使も」
先生「"も、もちろんだよ"」
銀行強盗の部分で先生の身体が跳ねていたような気がするが気の所為だろう。
先生には何やら策がある様子、それがトラブルの素にならなければよいが…。 - 124二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 07:24:25
そりゃアイツらの一件があるからな…
- 125二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 15:01:02
銀行強盗か
…確かにそうだな! - 126アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/26(水) 20:47:27
翌日、先生より先に子ウサギ公園に向かう。
その理由は─
アオバ「…ワイヤートラップ、こっちには地雷、先生が踏んだらどうするんですか?」
サキ「ふん、その時は無警戒な奴が悪いだけだ」
RABBIT小隊の歓迎を先生が受けないようにするためだ。
モエ「ってかよく引っ掛からなかったよね、けっこう分かりづらくしたつもりなのに」
アオバ「やっぱり引っ掛ける気満々じゃないですか…目はある意味良いんで」
景色から色を失った代わりに細かい変化や違和感には敏くなっていた。
アオバ「罠は先生が来る前に無力化しておくとして、皆さんおはようございます」
挨拶をするが当たり前のように無視…。
仲良くするつもりはないという彼女達の意思表示だった。
アオバ「…まぁいいです、私の仕事は仲良くなることではなく監視と先生の護衛ですからね、私の活動の妨害は公務執行妨害になるのでそのつもりで」
ミヤコは無表情で作業を続け、サキは不機嫌そうに私を睨み、モエは面倒くさそうに機材を弄り、ミユは怯え物陰に隠れた。
さて先生が来るまで何をしよう?
dice1d2=2 (2)
1小隊の誰かと会話や質問をしようと試みる
2朝食をここで済ませる
- 127二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:13:31
そういやピンク色のみは少し見えるけどそれ以外はまだ見えてない感じだったか
…そういやハナコ、ミカ、カヤといいピンクに関するのは良く見えてるなアオバ
そして朝食を出したか… - 128アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/27(木) 07:15:47
コンビニで買ってきた朝食をいただく事にする。
─花椒の香りが食欲そそる辛口麻婆豆腐丼。
蓋を開けると商品名通り花椒と豆板醤等の良い香りが私の鼻とお腹を刺激する。
アオバ「─いただきます」
まずは麻婆豆腐だけで一口。
舌を刺激する辛さと口から鼻に抜ける香りによって空の胃が更に寄越せと催促してくる。
口に運ぶスピードが自然と早くなる。
アオバ「うん、コンビニにしては当たりですね」
コンビニやスーパーで売っている物はだいたい辛く無かったりする、売るなら大衆向けにしないと商売が成り立たないと思うので仕方ない。
アオバ「─ふぅ、ごちそうさまでした」
とても満足出来る商品だった。
アオバ「いつか本場の麻婆豆腐を食べに行きたいですね…、アレ?皆さんどうしました?」
RABBIT小隊は羨ましそうと恨めしそうが混ざった目を私に向けてくる。
サキ「…お前私達に対する当て付けか?」
私の最終目標は彼女達をヴァルキューレへと編入させること、今回食事で釣れないか匂いの強い物で試したのだ。
アオバ「なんのことやら、おにぎりはありますがどうですか?」
おにぎりの入った手提げ袋を彼女達に差し出す。
ミヤコ「っ!─いえその手には乗りません、一度受け取ってしまえば私達の抗議活動はそこで終わってしまいます」
サキ「私達からお金を奪った後こんな卑劣な手を使うとはヴァルキューレも地に落ちたな!」
モエ「でも本当お腹がヤバい、意識しないようにしてたのに…」
ミユ「…うぅ、お腹空いた…」
やはり彼女達のプライドが障害になる。
ただ空腹で追い込まれた彼女達が非行に走らないとも限らない、説得に応じないとしても受け取ってもらう方法はないだろうか。
先生の策に期待する。 - 129二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:40:50
二段目が来るなこれは…
- 130二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 16:22:19
一応の保
- 131アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/27(木) 22:42:00
ズルズルズルズル。
先生がカップ麺を啜る音が響く。
あれから先生が到着し私と同じようにここで朝食を取り始めた。
私と同じく食べ物で釣ろうとしていたようだ。
ぎゅるる〜、と時折RABBIT小隊の誰かのお腹が鳴く。
先生「"皆も食べる?"」
そんな皆に食事を勧める先生だが、RABBIT小隊は受け取らない。
ミヤコ「私達を侮らないでください」
サキ「敵からの施しは受けない!」
と言いつつ彼女達は手を伸ばしたり引っ込めたりしている。
2回も匂い攻めを受けて限界が近いようだ。
先生を襲って食事を奪おうとすれば今度こそ生徒でいられなくなる、食事を素直に受け取ればSRTではいられなくなる、受け取らなければ抗議活動するだけの体力がなくなる。
どれもが彼女達にとっては苦渋の選択だ。
先生「"うーん、虐めているつもりはないんだけど…これだと皆可哀想だし…はい、これ"」
先生は説得を諦め1枚の紙きれをミヤコに渡す。
ミヤコ「これは…何処かの住所?」
私も紙に書いてある文字を覗いてみる。
何処かの住所、それと時間も書かれていた。
先生「"皆が納得して食事を摂れる方法がそこに行けば分かるよ"」
ミヤコ「…私達を助けようとする理由はなんですか?」
先生「"先生が困ってる生徒を助けるのは当たり前じゃない?"」
キョトンとしながら先生は答える。
RABBIT小隊は啞然としている。
ミヤコ「変な人…分かりました、しかしコレを恩だとは思っておりませんので」
彼女達はそこに向かう準備をする。
先生「"この後用事があるから、アオバ皆のことよろしくね"」
アオバ「分かりました」
私はRABBIT小隊に同行し書かれている住所を目指す事にした。 - 132二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:54:20
兵糧攻め(空腹飯テロバージョン)とは恐ろしや
そしてどこに行くのかな? - 133二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 23:33:17
そういやアオバはその住所の所にいる子に会うのは初めてやな…
- 134アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/27(木) 23:46:01
アオバ「ここは…シャーレオフィスがある建物…」
向かった先は先生の職場だった。
サキ「こんな所で私達に何させようとしてるんだ」
モエ「うーん仕事の斡旋?でもお腹減り過ぎて働く気力ないよ〜」
私も仕事を紹介するためかと思った、労働の対価としてなら彼女達も納得出来るかもしれない。
一応書かれていた時間に来てみたが誰もいない、これから何が起こるのかと待っていると─
ソラ「よいしょっと…えっと、先生が言っていた回収業者というのはあなた達でしょうか?」
建物から出てきたのは、コンビニの制服を来た女の子だった。
ミヤコ「回収業者…ですか?」
ソラ「は、はい、いつも大量の廃棄品をゴミ置き場まで運ぶの大変そうだから、その手間を減らしてあげると先生が言っていたのですが…そ、その人違いでしたか?」
その子が持つ袋には弁当やおにぎりが入っていた。
見ると値引きシールが貼られている、更によく見るとどうやら消費期限切れになった商品だった。
アオバ「…なるほど、確かに誰もが納得出来る方法ですね」
つまり廃棄品として捨てられる予定の物を回収し彼女達なりの方法で『処理』すれば、彼女達が思う『施し』に該当しない。
店員から渡されるのが正規の廃棄品であれば横領にも窃盗にもならないので私も口を挟まずに済む。 - 135アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/27(木) 23:47:51
…ただ─
アオバ「コレってあなた達的にどうなんです?」
別の意味でプライドを傷付けていそうだと思った。
サキ「…短期間でこんなに屈辱を受けるとは思ってもなかった…」
モエ「食べられるならこの際何だっていいよ─そうそう私達が回収業者だよ!他にもある?全部持ってくよ!」
ミユ「…こうやって私達はどんどん落ちぶれていくんだ…」
ミヤコ「先生…あなたから受けた屈辱は忘れませんから…」
RABBIT小隊が廃棄品を受け取っている最中視線を感じそちらを向く。
アオバ「…あの人達は、このあたりを根城にしてる浮浪者…」
私と目が合うと慌てて隠れていった。
廃棄品の弁当を狙っていたのだろうか、だとしたら今日は残念だった、と言うかこれからRABBIT小隊が廃棄品を持っていくのでこれからもになるだろうか。
これで浮浪者とRABBIT小隊の間で問題にならなければいいが…。 - 136アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/28(金) 06:33:48
今日は遅くの再開です
- 137二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:26:23
乙保守
- 138二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:28:39
多分大丈夫だろ()
- 139アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/28(金) 22:33:35
戦利品を手に公園に戻った後すぐに食事を始める小隊一行。
そこまで利用者が居ないのだろう、シャーレオフィスのコンビニの廃棄品は唐揚げ弁当や焼肉弁当等良さそうなものばかりだった─廃棄品を良さそうというのもどうかとは思うが。
モエ「期限が切れたばかりの弁当なら全然いけるね、唐揚げ美味し〜」
サキ「モグ、先生もそこの警官もいつか絶対見返してやる、モグモグ」
ミユ「…美味しいんだけど、大切な何かを失ってる気がする…」
ミヤコ「ミユ今は耐え忍ぶ時です、再起の為に今は甘んじて受け入れましょう、モグモグ」
食事を終え気力と体力の回復した彼女達は各々自主練や武器の手入れを始める。
各々やることがバラバラで距離が離れている、私は誰を監視しようか─
dice1d4=3 (3)
1ミヤコ
2サキ
3モエ
4ミユ
- 140二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 23:16:17
そういやサキとミユとは敵対含めて基本的に絡むからミヤコやモエはどうなるか個人的に気になる…
- 141アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/29(土) 06:44:20
自己保守
- 142アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/29(土) 11:34:47
RABBIT小隊の中で一番危険そうなモエを監視することにした私。
モエ「えっ、何見てんの?」
アオバ「あなたが一番危ない人なので何をしているのか監視しています」
モエ「はぁ、面倒くさっ…」
そういい機材を操作している彼女、私は画面を確認すると何かの映像が映っている。
アオバ「これは?」
モエ「あんた達ヴァルキューレが攻めてきた時の映像、あの時の後先考えず無差別攻撃している瞬間が堪らなくて、くひひ─でも威力高いのは大体没収されたし当分同じことは出来なさそうだから記録映像を見て欲求不満を解消してるの」
アオバ「………」
彼女はよくSRTに入れたなと本当に思う。
モエ「ま、それと復習も兼ねてるっていうか」
アオバ「復習?」
モエ「たかがヴァルキューレと見くびった結果あんたの部隊に半壊させられた訳だし、もっと上手く支援出来なかったかなって、私のせいにされてもムカつくし」
…破滅願望に基づいた行動がなければ良いオペレーターなのだと思う。 - 143アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/29(土) 11:35:18
モエ「話変わるけど、新しく出来たあんた達の部隊、ミレニアムの最新装備使ってるってホント?」
アオバ「はい、今は付けてないですが」
モエ「最新のミサイルとか辺り一面更地に出来るような爆弾とかないの?!」
目を輝かせながら私に問うモエ。
アオバ「…ないですね」
モエ「えぇ…あったら編入しても良いと思ったのに…」
彼女は説得出来る可能性が比較的高いのかもしれない、ただ彼女の人格的にヴァルキューレは絶望的に合わない。
しかしこのまま野放しにするのも犯罪組織やカイザー辺りに流れそうで危険。
アオバ「…うーん、今度ミレニアムのエンジニア部の方々を紹介しましょうか?」
私はミレニアムへの出入りが自由なのでモエを連れていき、そこで適度に発散してもらうのが良いかもしれない。
エンジニア部も優秀なテスターなら歓迎するだろう。
モエ「良いの!?どんな兵器があるか楽しみ!」
アオバ「私やミレニアムの方々の指示に従うことが前提ですが、それ以前にまずアポが取れるかどうか─」
モエ「早く取ってきてよ!それまで大人しく待ってるからさ!」
アオバ「…分かりました、では─」
待て、このままミレニアムに引き取って貰うのはどうだろう?
妙案を思いつき急ぎミレニアムに向かった。 - 144二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 15:17:21
ロマンに生きるアイツらと話が合えば何とかなりそうなのは確かではあるな…
- 145アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/29(土) 22:36:08
翌日─
モエ「最先端の兵器楽しみ〜くひひ」
アオバ「こちらの指示には従ってくださいね」
昨日エンジニア部に彼女を連れて来たい旨を伝えると良い返事を貰えた。
あちらもオペレーターとしての知識、ドローンの操縦技術についてのデータを得たいらしい。
アオバ「それと─」
モエ「何度も言わなくても分かってるって!」
アオバ「…まぁいいです、それにしても他の方は来ませんでしたね…」
モエ「別にいいんじゃない?それより早く!」
モエに急かされながらエンジニア部の部室へと向かう。
ウタハ「君がRABBIT小隊のオペレーター担当の子か、よろしく─」
モエ「うんよろしく、それでコレは何?」
部室に入りさっさと挨拶を済ませ機械を見学し始めた。
アオバ「すみません…」
ウタハ「よほど楽しみにしていたんだね、こちらとしても紹介しがいがありそうだ」
無礼を軽く受け流してくれる人で本当に良かった…。
モエ「何これダッサ!!このデザインはないわ〜」
アオバ「ぅ…嫌な記憶を思い出した…」
私達の視線の先にはアバンギャルド君がいた。
私は彼?を見ると【シンギュラリティ】を思い出してしまうのであまり見たくない。
ウタハ「これは手動操作出来るように作り直したアバンギャルド君だよ、ちょうど君に彼を操作して欲しかったんだ」
そう言って格ゲー用コントローラーらしき物をモエに渡す。
モエ「アナログ過ぎないこれ?」
ウタハ「ユズという子の為に設計したコントローラーだから少々扱いづらいかもしれない」
モエ「武装は?」
ウタハ「シールド、ライフル、バズーカ、ガトリングガンだ、様々な状況に即時対応するために換装しやすくなっている、全部バズーカなんてことも出来るよ」
モエ「それじゃ火力が足りないよ!大軍に攻められた時どうするの?デンドロビ●ムみたいにミサイルコンテナ積まない?」
ウタハ「局地戦闘に特化させる為の追加オプションか…ロマンがあって良いね、検討しよう」
何だか相性は良さそうだ、これでモエがRABBIT小隊から抜ければ他の隊員もきっと諦めて何処かに編入してくれるだろう。 - 146アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/29(土) 22:40:02
それからモエがアバンギャルド君を操作、的に対して射撃を行う。
モエ「やっぱりコントローラーが扱いにくい…」
と言いつつしっかり的には当ててるので流石と言うべきか。
アオバ「あれ?一つ透明なカバー?に覆われたボタンがありますがコレは?」
ボタンにはEMERGENCY暴走、と書かれていた。
コトリ「説明しましょう!それは暴走ボタンです!それを押すと敵と認識した存在を殲滅するまで止まらない暴走モードに入ります!ちなみに透明なカバーはモリーガードと呼ばれ人的なボタンの誤作動を防ぐためにある物です!とあるプログラマーの娘が何度も緊急停止ボタンを押そうとしたようで、娘の名前モリーが名前の由来らしいです!」
ウタハ「暴走モードに入る際アバンギャルド君の口が大きく開き絶叫する機能も搭載されている」
アオバ「なんでそんなロボットアニメみたいなモノを付けてるんですか!?」
なぜわざと暴走を起こそうとしているのか、彼女達のロマンは時に理解出来ない…。
アオバ「そんな機能あるなんて彼女に知られたら大変です!今すぐ取り上げ─『ポチッ』─ポチッ?」
コミカルな音がした方を向くと、モエが既にボタンを押していた。
モエ「くひひ、いかにも押したらヤバそうなボタンあったから押しちゃった」
アオバ「なぁっ!?」
アバンギャルド君の前に私の口が開く。 - 147アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/29(土) 22:46:22
ウオォォォォォォォォォォオ─
突如アバンギャルド君の口部分が裂け雄叫びを上げた。
…ここまで拘るならいっそ紫に塗ってみたらと考えてしまう。
アオバ「って違う!?もしかしてこっから戦闘の流れですか!?」
ウタハ「いや事前に部室にいる全員を味方として登録してあるから攻撃されることはないよ、アバンギャルド君本体の背面の赤いボタンを押せば停止する」
アオバ「よくないけどよかった…」
ウタハ「ただ味方に敵意を向ける者は即座に敵として認識される─」
ネル「おいッ!またあたしの銃勝手にイジりやがったな!?ぶっ飛ばされてぇのか!?」
ユウカ「この請求書の額はいったい何!?何を作ろうとすればこんな額になるの!?」
何やら怒っている様子の二人が部屋に入ってきた。
ウタハ「例えば二人のようにすごい剣幕で詰め寄ろうとしただけで敵として認識されてしまうので注意が必要だ」
アオバ「あっ」
二人は条件に該当したのだろう、アバンギャルド君が入り口の二人目掛けて飛び込んでいった…。 - 148二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:14:10
来てもユウカの胃に穴を開ける枠になるかもかコレ…
ただ、C&Cならオペレーターできそうだからアリではあるかねそんないじれないからアレだろうけど - 149アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/30(日) 06:29:33
今日は遅くの再開です
- 150二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:52:02
趣味だなぁ
- 151二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:07:12
保守
- 152アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/30(日) 22:46:38
暴走したアバンギャルド君は皆の奮闘によって破壊され、その後エンジニア部はネルさんによって締められた。
ユウカさんからはこれ以上問題児を増やさないでほしいと言われてしまった、モエをミレニアムへ編入させる試みは失敗に終わった。
アオバ「先ほどは申し訳ありませんでした…」
ユウカ「…いえアレはエンジニア部がおかしな機能を付けなければ良かっただけであなたのせいではありません、ただ次誰かを連れて来る場合は来校希望者のプロフィールを送ってください、素行不良の生徒の場合は備考欄に記入をお願いします」
エンジニア部が変な機能を付けそれを嬉々として押す問題児のせいで起こった事故なので、次回から見学希望者の履歴を見た上で可否を決めるそうだ。
アオバ「はい…、ところでけっこう復興も進んできましたね、修行中は見て回れませんでしたので良かったです」
ユウカ「それをエンジニア部が一部台無しにしましたが」
アオバ「あ、あはは…」
暴走したアバンギャルド君は部室を飛び出し屋外へ、鎮圧までにいくつかの建物に損害を与えた。
もはや苦笑いすることしか出来ない。 - 153アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/30(日) 22:56:02
アオバ「…えっと確かカイザーとの戦いですが結局どうなりました?あれのせいで復興が滞っていると聞いていたのですが」
【箱舟】の残骸を巡る戦い、私がミレニアムで修行中は既に停戦していたらしいが…。
ユウカ「その件はこちらに有利な条件で和解が成立しました」
残骸には手を出さない、今まで供給を止めていた製品については今後安く提供する等─確かに有利な条件で終わったようだ。
アオバ「残骸について喉から手が出るほど欲しがっていたと聞きましたが」
ユウカ「ヴェリタスによればカイザーはアビドス砂漠で謎の【船】を発掘したらしく、ソレを手に入れたことで残骸は要らなくなったとのことです」
アオバ「【船】?アトラ・ハシースのような?」
もしそうならカイザーは結局強力な兵器を手に入れたも同然だ。
ただ強力な兵器を手に入れたのになぜ今使わないのか?
ユウカ「外見は水に浮かぶ船のようなカタチ─少し歪らしいのですが、起動には至っていないようで邪魔をされたくなかったのでしょう、今後ソレを使用して攻めてくる可能性はありますが、その場合は先生が介入してくれるとのことです」
先生が介入するということは次に残骸を奪いに来ようとした場合、複数の学校から構成される連合軍がカイザーの相手になる。
【箱舟】は世界を滅ぼす事が出来てしまう兵器だから、先生は権力を行使し全力で止めに入るだろう。
いくらカイザーでも複数校相手に戦うのは避けたいはずだ。 - 154二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 23:10:15
だからそこの上司格と、か…
まあ敵に回した相手より組む相手が悪すぎる気はするが… - 155アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/31(月) 07:37:04
今日も遅くの再開です
- 156二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 14:15:13
モエはダメそうだったか…
- 157二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 21:08:02
夜保守
- 158アオバ12◆i0ffLqeiLU25/03/31(月) 22:57:18
私とモエは子ウサギ公園に戻る。
サキ「なんだ帰ってきたのか、てっきり戻ってこないモノだと思った」
モエ「いやー非常ベルとか危ないボタンを衝動的に押すような問題児は間に合ってるって言われて断られちゃった」
アオバ「…今日は疲れたのでもう帰ります、お疲れ様です…」
悪びれる様子のないモエに一言言ってやりたかったが疲れてそんな気力はなかった。
この調子だとモエに限らず他の人も行く宛はあるのだろうかと不安になる。
帰ろうとして支度をしているとミヤコと目が合った。
ミヤコ「…誰かが欠けたとしても私は諦めませんから」
私がモエを連れ出したことに対する抗議だろうか、誰かが抜ければ他も後に続くだろうという目論見が看破されている。
どうすれば強情な彼女の気を変えることが出来るのか、私は悩みながら家を目指すのだった。
自室に戻ると着替えるのも面倒でそのままベッドに倒れ込む、瞼がだんだんと重くなっていき─
─次に目を開けるとヴァルキューレ警察学校の屋上にいた。
私は先ほど自室にいたはずなのになぜ職場─それも屋上にいるのだろう?
そんな私を無視してミヤコとカンナ局長が自身の【正義】を語る。
場面は切り替わり私は銃を構えていた。
どちらに対してなのか?何を思ってなのか?
─答えを知る前に私は夢から弾き出された。 - 159二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 23:12:32
スペア辺りは…
関係無さそうかね…これは… - 160二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 08:40:20
- 161二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 14:58:26
そういや今回はバリバリアオバに関係するけど、特にスペアから言わないのはまだ自分が介入する時ではないと考えてるのか?
- 162アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/01(火) 22:03:15
目が覚める。
妙にリアルな夢だった…。
仕事のし過ぎなのか、それとも私の選択の先で起こる未来なのか…。
アオバ「…カンナ局長に銃を向けるなんてあり得ないですけどね」
夢特有の頓珍漢な内容だと思い深く考えないようにする。
アオバ「今日も先生より前に公園入りして罠の撤去を行って─」
今日のスケジュールを確認しながら職場へと向かう。
アオバ「おはようございます」
モエ「毎日来るけど公安局って暇なの?それともあんただけ?窓際族?」
アオバ「…違います、警察が暇ということは平和な証拠、平和で何よりです」
…挨拶をするが相変わらず彼女達の態度は素っ気ない。
モエだけ若干態度が軟化している…ような気がする。
今日は他3人ともコミュニケーションを取って行きたい。
dice1d3=1 (1)
1ミヤコ
2サキ
3ミユ
- 163二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 23:15:45
戦闘や取り調べ含めて接触してない子からいってる気がするな
- 164アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/02(水) 06:49:43
今日は遅くの再開です
- 165二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 14:07:36
保
- 166二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 19:07:19
ほす
- 167アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/02(水) 22:16:03
私はミヤコの様子を見に行く。
ヴァルキューレや先生に対して敵意の様なモノはあるが、真っ当な考えのある彼女。
話の中で妥協点が見つかるかもと私は思っている。
アオバ「それは塹壕ですか?」
ミヤコはシャベルで地面を掘っていた。
また占拠するための準備をしているのなら掘った穴を埋め直すという虚しい作業を追加してもらう必要がある。
ミヤコ「いえ、公園の排水設備だけでは大雨の時浸水してしまう可能性があるので排水路を掘っているのです」
アオバ「水捌けも悪そうですからねここは、ただ勝手に地面を掘られても困るわけですが…」
私のボヤきを無視し作業を続けるミヤコ。
…ささやかな嫌がらせとして彼女の仕事を眺めながら朝食を取る。
ミヤコ「─私はなぜSRTを選んだのか、それはあなたと先生にはお話しました」
アオバ「─ンッ、ゴホッ!?…えっと確か…そこにしかない【正義】のため」
まさか彼女の方から話しかけられるとは思わずびっくりしてむせてしまう。
ミヤコ「あなたの様子を見るに、会話の中で妥協点を見つけようとしてますよね?」
アオバ「えっ?私の考えてることってそんな分かりやすいですか?」
ミヤコ「私にとってSRTではなく他校で妥協するということは、【正義】を妥協することに他なりません」
アオバ「…つまり説得に応じるつもりはない、と」
ミヤコ「はい」
曲がることのない信念を持つ彼女と、心が折れそうな私…。
説得が一番難しいのは間違いなく彼女だ。 - 168アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/02(水) 22:18:20
ミヤコ「…あなたはなぜヴァルキューレなのですか?」
アオバ「えっ?」
ミヤコ「なぜヴァルキューレを選んだのですか?ヴァルキューレでしか成せない目的があったからですか?」
アオバ「特に深い理由は…」
なぜヴァルキューレを選んだのか…。
深い意味はなくただ治安を守る仕事に就きたかったからとしか言えない。
ただその動機も正直怪しい。
それは私が【造られた存在】という信じ難い現実があるため、なら動機も造られたモノかもしれない。
ヴァルキューレの生徒であることの意味、私の中の信念とはいったい…。
ミヤコ「もしあなたの慕う人─先生でもカンナ局長でもいいですが、その人達があなたの信じる【正義】に反していた時どうしますか?」
アオバ「それは………」
最後に投げ掛けられた質問、これに対する回答は出ないまま1日が終わる。 - 169二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 23:20:23
ある意味丁度良い絡みではあったか…
- 170アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/03(木) 06:55:00
今日も遅くの再開です
- 171二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 12:52:43
保守り
- 172二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 14:40:12
そろそろ、アレが来るかね…
- 173アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/03(木) 20:52:06
重い瞼を開くと、そこはヴァルキューレ警察学校の屋上。
昨日と同じ夢かと思ったが、少し違った。
私はRABBIT小隊の側に立ち、カンナ局長に銃を向けていた。
なぜ私はカンナ局長に銃を向けているのか?
意思はあるのに身体が言う事を聞かない、私の身体は銃を下ろそうとしない。
自身を客観的に見ているような変な感覚だ。
カンナ『───』
何を言ったのか分からない、しかし何か覚悟を問う様なそんな言葉な気がした。
アオバ『───』
私の口が勝手に喋る、何を言ったのか分からない。
答えにしては曖昧で、それでも自分なりの決意を言ったような気がした─
目が覚める。
アオバ「─嫌な夢だった…はぁ…これも彼女のせいだ…」
カンナ局長に銃を向けるなんてあり得ない夢を見たのは昨日のミヤコの問いのせいだと決め付ける。
彼女の言葉を重く受け止めないようにしないと…。
アオバ「…変な夢のせいで汗がひどい、先にシャワー浴びてから公園に行こう」
シャワーで汗と変な気分を洗い流す。
ベタつく感覚も消え、石鹸の良い香りで気持ちもリセットされた、これで今日も頑張れる。
アオバ「…ところで彼女達ってシャワー浴びてるんですかね?」 - 174二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 23:24:44
そこに気づいたか
- 175二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 06:22:38
ほしゅ
- 176二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 09:23:22
多分先生所か本人らもようやく気づいてそう
- 177二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 14:10:25
あの作戦の辺りか…
- 178アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/04(金) 16:09:00
サキ「モエは昨日生姜焼きだったろ!なんで焼肉弁当持っていくんだ!もやしにしろ!」
モエ「嫌だよ、サキがもやしにすればいいじゃん!」
公園に向かうとRABBIT小隊が朝食の弁当を何にするかで争っていた。
アオバ「…おはようございます」
サキ「………」
ミヤコ「………」
気まずい空気が流れる。
アオバ「…食事には困っていないようでなによりです、私のことはお気になさらず続けてください」
彼女達から離れ自身の食事を済ませる。
さて、あの件についてどう切り出せばいいのか…。
サキ「おい」
食事が済んだのか、サキから声を掛けられる。
アオバ「はい、なんでしょう?」
サキ「暇なら戦闘訓練に付き合え、…あのまま負けっぱなしじゃSRTを名乗れないし、先輩に顔向け出来ない」
アオバ「それは…いいんですけど…」
…やっぱりそうだ、彼女達との距離が近いほど感じる。
サキ「どうして顔を顰める?」
アオバ「失礼な事を聞きますが…シャワーって何日前に浴びました?」
サキ「は?ヴァルキューレに捕まった日からずっと─ッ!?」
サキは気がついたようで、咄嗟に身体のニオイを嗅ぐ、顔がみるみる赤くなっていく。
ミヤコ「サキどうしましたか?」
サキ「…もう5日か?6日か?シャワー浴びてないの…」
ミヤコ「っ!─うっ…だいぶ臭いますね…衛生的にもよくありません…」
女子にとってデリケートな問題、先生がこの場に居なくて良かっ─
先生「"おはようってアレ?皆どうしたの?"」
サキ「これ以上近づいたら撃つぞ!」
先生「"なんで!?"」 - 179二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 22:03:51
ほしゅう
- 180アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/04(金) 22:58:19
数日間身体を洗っていない彼女達、公園にはシャワー等の設備は当然なく、お金もないので公衆浴場も利用出来ない。
衛生的にも、尊厳的にも深刻な問題だった。
先生「"それならシャーレにあるシャワー室使ってもいいよ"」
モエ「そうやって連れ込んで色々と堪能しちゃうんだよきっと」
ミユ「ひぃ…やっぱり先生はケダモノなんだ…」
先生「"しないよ!?"」
ミヤコ「先生の趣味はどうあれ手を借りたりはしません」
未だに先生を信じきれない彼女達、プライドもあるかもしれない。
先生「"ドラム缶風呂とかどうかな?"」
サキ「良いかもしれないなそれ、状態の良いドラム缶ならそこらの工場にあるのを拾えばいい、どうせ廃棄するんだ貰っておこう」
アオバ「それ窃盗ですよ、素直に言って貰った方がいいです」
サキ「…こうなってはいるが私たちにもプライドはある、お風呂に入れないからくださいとは言えないだろ」
その言葉に対して私は─
dice1d2=2 (2)
1説得して素直に貰うように言う
2盗むのは良くないので私が帰るまで見張る
- 181二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 23:08:27
このノリゲ開でも似た感じのあったな…
- 182アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/04(金) 23:19:03
アオバ「私が居る限りは許しませんからね」
小隊の皆は面倒くさそうな顔をしている。
廃棄予定でも許可なく持っていくのは窃盗になる。
アオバ「見つかって問題になって困るのはあなた達ですよ」
問題になれば彼女達は学籍抹消処分を受けてしまう。
私は仕事がなくなって楽にはなるが、将来有望な生徒が落ちぶれていく事に対して痛む心はある。
これは彼女達のためだと心を鬼にし監視に徹する。
夜になり私の仕事が終わる、彼女達は大人しかった。
しかしその日も身体を洗うことのなかった彼女達。
きっと何かしらのアクションを起こすことは予想されるが─
dice1d3=1 (1)
1こっそり見えないところから監視を続ける
2とりあえず家に帰る
3カンナ局長からの呼び出し…
- 183二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 07:05:59
ほっしゅ小隊
- 184二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 14:40:26
多分先生もやろなぁ…
- 185アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/05(土) 22:43:17
アオバ「それでは帰ります、先生は如何しますか?」
先生「"えっ?あーもう少し残って様子を見ようかなって…"」
歯切れの悪い先生、きっと小隊に協力する為に残るに違いない。
アオバ「分かりました、それでは失礼します」
サキ「………やっと邪魔な奴が消えたな」
ミヤコ「モエ、ドラム缶のありそうな場所は?」
モエ「良いところを見つけたよ、警備状況まで把握済み」
先生「"本当にやるの?バレたら大変だよ?"」
モエ「バレないようにやるためにマップと警備状況まで調べたんだから、あとは回収チームがヘマしなきゃヘーキヘーキ」
先生「"そうじゃなくて…"」
ミヤコ「それでは各員準備を、2200にここを発ちます」
午後10時。
ヘリの音が聞こえてくる。
どうやらRABBIT小隊の物らしい、どこに隠していたのやら。
アオバ「止まりなさい!」
ヘリが着陸し彼女達が乗り込もうとするところで、物陰から飛び出し彼女達を制止させる。
ミヤコ「………」
サキ「なっ…」
ミユ「ひっ…」
モエ「うげ…」
先生「"アオバ…"」
アオバ「なんですかその反応?これから何かやましい事でもしに行くんですか?ヘリまで用意して」
面倒くさいのが来たという表情、確かに私は面倒くさい奴だろう。
それでも間違いは指摘しないといけない。 - 186アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/05(土) 22:48:10
アオバ「大変失礼ですが言います、あなた達とあなた達の先輩─FOX小隊は馬鹿です」
サキ「は?」
ミヤコ「………」
二人から殺意に近い敵意を向けられる、自分達どころか尊敬する先輩を突然馬鹿にされたのだから当然だ、私もカンナ局長を侮辱されたら怒る。
アオバ「自らSRTの再興の道を絶つ選択肢を取り続けているのを馬鹿と言わずして何と言いますか?」
サキ「お前ッ─」
アオバ「先生に頼る選択肢はなかったのですか?なぜ先生を頼らなかったのですか?プライドが邪魔をするんですか?─私はあなた達の先輩にそう聞きたい!!」
ミヤコ「何を言って…」
アオバ「今こうしてあなた達が苦しんでるのは自業自得な部分はありますが、元は先輩達が起こした事件が原因です、連邦生徒会メンバーを襲撃する前ならまだ存続させられる可能性はあったはずです、自分達の居場所を失いたくないからと先生に真摯にお願いすれば何とかしてくれたはずです、その可能性を自ら無くしてしまったのはあなた達の先輩です」
言葉にするたびFOX小隊に対しての怒りが込み上げてくる。
アオバ「襲撃する件について先輩達から事前に聞かされましたか?」
サキ「…ない」
アオバ「相談せず勝手にそんな事した先輩達は行方を眩ませて責任も取らず、後輩が代わりに責任を負うなんておかしいとは思いませんか?!」
ミヤコ「先輩方を侮辱するのはそこまでに─」
アオバ「あなた達が苦労しているのに助けに来ないのはなんでですか?連絡の一つでもあなた達にしましたか?」
ミヤコ「………」
アオバ「身勝手な行動は自分だけでなく他人にも影響します、あなた達にはそんな不親切で身勝手な先輩達のようになってほしくないんです、だから私は間違いを指摘します」
私は彼女達に歩み寄る。
アオバ「今の言葉が響かず私を鬱陶しいと思っているなら撃ちなさい」
これで本当に撃たれたら、説得出来なかった私は所詮その程度の存在で、彼女達の理想も他人に害を与えて尚叶えられない程度のモノとなる。 - 187アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/05(土) 22:50:57
ミヤコ「─あの時の答え」
アオバ「………」
ミヤコ「もし先生やカンナ局長が正義に反しているならどうするか?という問いの答えはそれでいいですか?」
アオバ「…はい」
ミヤコ「………作戦を変更します」
サキ「おい!?」
ミヤコ「事情を説明し譲り受けるほうがリスクは少ないと判断しました」
サキ「どうしてミヤコが勝手に判断する?!」
ミヤコ「ではサキは何か良い案が思いつきますか?」
サキ「…いやそれは…」
ミヤコ「では作戦を交渉による目標の確保に変更しますが異論はありますか?」
モエ「お風呂に入れるならもう何でもいいよ…」
ミユ「わ、私は…その方がいいと思う…」
サキ「異論無し…」
ミヤコ「それでは工場に向かいましょう─アオバさん」
ミヤコから呼び止められる。
アオバ「なんでしょう?」
ミヤコ「これからあなたのこと見てますので、証明してください」
ミヤコからの宣戦布告を受けた。 - 188二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 23:17:00
ある意味腹は括りに行ったか
- 189二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 00:48:11
そろそろ次スレだな
- 190アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 05:31:35
今日の遅くに次スレ立てます
- 191二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 14:35:23
待ってるぜ
- 192二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 20:15:32
夜保守
- 193アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 22:19:18【オリキャラ🎲】AA-12を持つ少女アオバPart12|あにまん掲示板【あらすじ】先生の協力もありRABBIT小隊を確保することが出来た、しかしヴァルキューレ単独で鎮圧出来なかったことはアオバやカンナにとっては芳しくない結果だった。カヤの厚意もあり処分保留となったRAB…bbs.animanch.com
次スレ立てました!よろしくお願いします!
いつもコメントと保守ありがとうございます!
半日以上触れない日がほとんどなので助かっています!
ゆっくりですがこれからも続けていきます!
- 194二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 08:11:52
スレ立てありがとうございます
- 195二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 17:50:36
うめ
- 196二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 18:27:56
- 197アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/07(月) 19:33:29
ありがとうございます!
- 198二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 20:48:15
立て乙。
「没設定」だと「不採用にした設定」という意味合いだから、「採用したけど活かせてない設定」という意味合いなら「死に設定」の方がいいと思います。
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E6%B2%A1%E8%A8%AD%E5%AE%9A
https://dic.pixiv.net/a/%E6%B2%A1%E8%A8%AD%E5%AE%9A
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%AD%BB%E3%81%AB%E8%A8%AD%E5%AE%9A
https://dic.pixiv.net/a/%E6%AD%BB%E3%81%AB%E8%A8%AD%E5%AE%9A
- 199二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 20:51:49
うめー
- 200アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/07(月) 22:18:20