【🎲・オリキャラ】僕はSRT訓練支援小隊！

[1 ◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 16:37:01]

絶賛路頭に迷い中！

[2 ◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 16:43:05]

まさか学園が無くなるなんてね……

僕はdice1d3=2 (2) 年生。

訓練支援小隊のdice1d3=1 (1)

1.隊長

2.副隊長

3.隊員

だったよ。

戦闘 dice1d100=19 (19)

事務 dice1d100=83 (83)

知性 dice1d100=42 (42)

運動 dice1d100=5 (5)

技術 dice1d100=12 (12)

政治 dice1d100=3 (3)

交渉 dice1d100=81 (81)

運転 dice1d100=23 (23)

倫理 dice1d100=19 (19)

慈悲 dice1d100=60 (60)

[3 ◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 17:09:03]

SRT出身と言っても、得意なことは書類整理とお話ぐらいだしな……

dice1d4=1 (1)

1.大人しくヴァルキューレに行くしかないか……

2.他の隊員は何してるんだろう？

3.先生？に聞いてみようかな……

4.……そもそも何で隊長になれたんだ？

[4 ◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 17:25:34]

やっぱり大人しくヴァルキューレに行くしかないか。僕のスペックだと、生活安全局に行くしかなさそうだけど……

ヴァルキューレへのやる気dice1d100=55 (55)

[5 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 17:39:58]

大人しくヴァルキューレで裏方するのが一番幸せそうなスペックですわね

[6 ◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 18:10:01]

まあ、特別嫌ってわけでもないし良いか！

こうして、大人しくヴァルキューレに行った結果……

dice1d4=1 (1)

1.生活安全局に行くことになった

2.刑事局……？というところに行くことになった

3.何故……公安局に……？

4.「流石に雑魚過ぎない？」

[7 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 18:11:22]

ええやん

[8 ◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 18:50:53]

というわけで想定通り生活安全局に行くことになったぞ！

「皆さん初めまして。SRTから編入してきました。

dice2d4=1 3 (4)

1.白鳥/2.河口/3.忍野/4.高木

1.フミ/2.フジコ/3.シズク/4.マサコ

です。よろしくお願いします！」

ちなみに生活安全局には

dice1d3=1 (1)

1.SRTの人間は居なかった

2.他にもSRTの人間がいた

3.訓練支援小隊の隊員がいた

[9 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 19:45:10]

やべえぼっちだ

[10 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 20:06:20]

「皆さん初めまして。SRTから編入してきました。白鳥シズクです。よろしくお願いします！」

キリノ「はじめまして！中務キリノです！」

フブキ「合歓垣フブキだよ。よろしくね……。それにしてもSRT出身の人がここに来るなんて珍しいね。だいたい警備局とかに行くらしいから」

「あはは……。僕、戦闘は苦手で……。でも、書類整理なら得意ですよ！」

フブキ「へえ、じゃあさっそくこれを頼もうかな！」

キリノ「ちょっと！丸投げしようとしないで下さい！」

フブキ「……はーい」

現在の親愛度

シズク→キリノ dice1d100=92 (92)

キリノ→シズク dice1d100=48 (48)

シズク→フブキ dice1d100=62 (62)

フブキ→シズク dice1d100=20 (20)

[11 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 20:06:44]

真っ当にカッコイイ名前になったね
白鳥シズク元隊長

[12 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 21:49:08]

ネムガキから好感度ひくいのはなんでだろう
キリノは初対面だからだろうけど

[13 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 21:50:28]

>>12

真面目そうだからあちこち引っ張られた（あるいはその予感がする）とか？

[14 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 21:50:47]

ここいらで見た目等の設定を……

使用武器 dice1d8=5 (5)

1.AR 2.SR 3.SMG 4.MG 5.SG 6.GL 7.RL 8.その他

顔 dice1d100=81 (81) （1ほど可愛い系、100ほどカッコいい系、50ほど美人系）

身長 dice1d50=27 (27) +130

胸 dice1d5=5 (5)　1.板 2.小 3.中 4.大 5.爆

腹 dice1d5=5 (5)　1.極細 2.細 3.中 4.中太 5.もち

尻 dice1d5=1 (1)　1.極小 2.小 3.中 4.大 5.極大

髪の長さ dice1d100=3 (3) (1ほどショート、100ほど足元)

髪色 dice1d10=2 (2)

瞳 dice1d10=5 (5)

1.黒 2.茶 3.金 4.銀 5.青 6.緑 7.赤 8.ピンク 9.緑

10.RGB dice3d256=47 28 215 (290) (それぞれ-1)

[15 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 21:52:54]

カッコイイ寄り並身長デカパイムチ腹小尻ショート！

[16 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 23:08:11]

翌日……

さて、今日から本格的に生活安全局として働くぞ！

dice1d4=1 (1)

1.事件発生！

2.……暇だな

3.キリノ「すみません、少し頼みが……」

4.他の隊員は今頃何をしているんだろうか……

[17 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 23:12:41]

初日から事件発生とは先が思いやられますわね

[18 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/08(土) 23:31:31]

キリノ「シズクさん！フブキ！出動ですよ！

dice1d4=3 (3)

1.泥棒がドーナツ屋に立てこもったようです！

2.大規模な交通事故が！

3.小学生一人が行方不明に！

4.元SRT生が公園を占領しているそうです！

」

[19 二次元好きの匿名さん 25/03/08(土) 23:46:44]

どうしてSRTなのにスペックに下駄か最低保証つけなかったのか…

[20 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 02:16:39]

運動5で現場はなかなか難しそうやな

[21 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 10:23:48]

「行方不明？」

フブキ「迷子ってこと？」

キリノ「はい、まあそんなところだと思います」

フブキ「はあ……、今日こそは平和な日だと思ってたのに……」

「とにかく、子供を探せばいいんですね！」

[22 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 10:43:01]

キリノ「こんにちは、生活安全局です」

母親「ああ、ヴァルキューレの皆さん！　うちの子が……！」

「ええ、話は聞いております。とりあえず、いなくなったときの状況を教えてもらっていいですか？」

母親「はい、あれはdice1d10=2 (2) 時間前、あの子と一緒に買いものに行った時です。少し目を離したうちに居なくなってしまって。必死に探したのですが見つからず……」

「なるほど……」

[23 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 11:01:02]

母親「その……、うちの子は無事なんですか？」

キリノ「大丈夫です！必ず見つけ出して見せます！」

母親「ああ、ありがとうございます……！」

フブキ（2時間前か……、何もなければ半径6㎞くらいか）ﾎﾞｿｯ

「分かるんですか？」

フブキ「えっ？まあ、迷子の捜索は慣れてるし……」

「すごいですね！」

フブキ「ま、まあね……」

キリノ「よし！シズクさん！フブキ！手分けして探しますよ！」

「はい！」

フブキ「オッケ～」

こうして付近を捜索した結果……

dice1d4=1 (1)

1.無事に見つかった！

2.ロリコンヘルメット団に絡まれていた！

3.怪しい4人組に囲まれていた！

4.見つからなかった……

[24 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 11:23:05]

「うーん……。あっ！」

人ごみの中を探していたところ、ターゲットを発見した。赤くはれた目を擦りながら、キョロキョロとあたりを見ていた。

「おーい！そこの君！」

子供「……わたし？」

「そうそう、君。こんなところで何をしているんだい？」

子供「えっとね。さっきまでお母さんと一緒で、それで、お母さんがいなくなって、……それで」

「おっと、君の状況はよく分かった。お母さんとはぐれちゃったんだね？」

泣きそうになっていた子供の話を半ば強引に止めた。

子供「……うん」

「実は、僕は君のお母さんに頼まれて、君を探していたんだ。ほら、一緒にお母さんのところに行こう？」

子供「でも、知らない人に付いていっちゃダメって、お母さんが」

あちゃー、きちんとしつけがされている子だ。さてどう説得しようか……

dice1d100=24 (24) （81以下で説得成功）

[25 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 14:18:00]

「えっと、僕はヴァルキューレのお巡りさんなんだ」

子供「本当？」

「本当だよ。フブキおねえちゃんは知ってる？そのおねえちゃんとも友達なんだ」

子供「ドーナツのおねえちゃんと友達なの？」

ドーナツのおねえちゃんって認識されてるのか……

「そうだよ。おねえちゃんも待ってるから行こ？」

子供「うん、わかった」

[26 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 14:19:01]

フブキ「あ！シズク来た」

子供「うわーーーん！！！おかあさ～ん！！！」

母親「ああ、良かった！もう、心配したのよ」

子供「うぅ、ごめんなさい」

キリノ「無事に見つかって良かったです！」

母親「本当にありがとうございました。ほら、あなたもお礼しなさい」

子供「ありがとう！お巡りさん！」

フブキ「いいのいいの、これも仕事だし」

子供「じゃあね！ドーナツのおねえちゃん！」

フブキ「バイバーイ」

こうして、女の子は無事にお母さんのもとに帰ることができた。

[27 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 14:19:52]

「しかしすごいですねフブキさん。小さい子とも仲良いなんて」

フブキ「まあ、生活安全局だからね、シズクも3か月もすれば同じようになるよ」

「そうですか。……良い警官なんですねフブキさんは」

フブキ「えっ？私は、別にそんなのじゃないよ……。じゃ、ドーナツ食べに行ってくるね」

キリノ「ちょっとフブキ！行くなら書類を終わらせてからにしてください！」

フブキ「えー……。めんどくさい……」

「あはは！」

ヴァルキューレでの生活、案外悪くないかも

[28 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 14:29:34]

早速問題を解決するとは、幸先は順調なようですわね。

[29 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 14:35:12]

さて、今日も生活安全局として頑張るぞ！

dice1d4=2 (2)

1.事件発生！

2.キリノ「ちょっといいですか？」

3.フブキさんと仲良くしたい……

4.ん？誰かから連絡だ

[30 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 14:51:45]

キリノ「ちょっといいですか？」

書類の整理をしていたところ、キリノから声を掛けられた

「どうしました？」

キリノ「頼みたいことがありまして……、付いてきてもらえますか？」

「はい……」

そうして連れてこられた先は、射撃訓練場だった。

キリノ「シズクさん、私に訓練をつけていただけませんか！」

「訓練……？」

キリノ「はい、シズクさんは、SRTでは、訓練支援小隊の隊長であったと聞いています」

「まあ、はい」

キリノ「実は私、射撃がとても苦手でして……。そこで、シズクさんに教えていただきたいなと……」

「なるほど分かりました」

キリノ「ありがとうございます！」

「それでは……dice1d4=2 (2)

1.とりあえず、撃ってみてください。

2.ちょっと待ってください、カメラを準備しますから

3.いったん外に出ましょうか

4.これより！射撃訓練を開始する！！！

」

[31 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 14:59:16]

キリノ「カメラですか？」

「はい、訓練において大事なのはデータと分析です。コンピュータは得意分野ですから」

キリノ「なるほど……、さすが、隊長を任せられていただけありますね……」

「それほどでもありませんよ」

コンピュータ dice1d20=3 (3) +80

「よし、準備できたので、撃ってみてください」

キリノ「はい！」

[32 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 15:14:52]

バン！バン！バン！

キリノは的に向けて銃弾を3発撃ちこんだ

「えっと……的には跡が1発分しかないのですが……」

確かに銃声が3回聞こえたのだが、的には端のほうの1発分の跡しか残っていなかった

キリノ「おそらく、2発は的にすら当たってないですね……」

「なるほど……」

思ったより深刻だぞこれは……

とりあえず、映像を確認しよう。

そうして、複数の映像を確認した結果……

dice1d4=4 (4)

1.手がブレブレだな……

2.完全に反動に負けてる……

3.的を見て撃ててない……

4.馬鹿な！銃弾が曲がってる？！

[33 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 15:34:59]

キリノ「その、何か分かりましたか？」

「じゅ、銃弾が……」

キリノ「？」

「銃弾が曲がってる！」

キリノ「えー！？」

とても信じられないという顔をしているキリノに映像を見せる

キリノ「ほんとだ……。何でですか！」

「こっちが聞きたいですよ！こんなの僕のデータに無いぞ！」

キリノ「……えっと、それで、どうすれば治るんですか……？」

「dice1d4=3 (3)

1,2.分かりません！！！

3.隊員の中に分かる人がいるかも……

4.う、うーん、もしかしたら……

」

[34 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 15:44:52]

「隊員の中に分かる人がいるかも……」

キリノ「本当ですか！」

「う、うーん、そこまで自信はないけど……」

キリノ「呼んでいただけませんか！お願いします！何でもしますから……！」

「分かりました、それじゃあdice1d4=2 (2)

1.副隊長を呼ぼう

2.隊員Aを呼ぼう

3.隊員Bを呼ぼう

4.とりあえず全員呼ぼう

」

[35 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 15:56:11]

こういう変な現象に詳しそうなのは……あいつしかいないな。さっそく連絡を取ろう。

？？？「もしもし？」

「もしもし、白鳥シズクだ」

？？？「隊長！どうしたんですか急に！」

「いや、ごめん。実は頼みがあって。その前に、君はヴァルキューレに編入したか？」

？？？「dice1d2=2 (2)

1.はい、大人しく従いましたよ

2.いや、まだ受け入れていません

」

[36 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 16:03:04]

？？？「いや、まだ受け入れていません。私はSRTが……」

「……なるほど、まあ、君はそういう人間だよな。それじゃあ今日の17時に○○射撃場で会わないか？相談したいことがあって」

？？？「○○射撃場ですか……分かりました」

「ありがとう、それじゃあまた」

「というわけでキリノさん、今日の放課後、○○射撃場へ行きましょう」

キリノ「は、はい！ありがとうございます！」

[37 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 16:36:57]

放課後……

キリノ「えっと、射撃場というのはどこに？」

「もうすぐ到着するはず……。着きました、あそこです」

？？？「あっ隊長！」

射撃場の前には既に隊員がいた

「ごめん、待った？」

？？？「いいえ、今着いたところです。ところで、この方は？」

隊員は僕の隣にいたキリノを指して言った

「この人は生活安全局の先輩だよ」

キリノ「初めまして！生活安全局の中務キリノです！先輩といっても、私はまだ1年生ですけどね……」

？？？「ふーん。はじめまして。私はdice2d4=2 3 (5)

1.鈴音/2.南坂/3.堀内/4.桜野

1.マイ/2.ハジメ/3.ユラ/4.レイカ

訓練支援小隊、通称dice1d4=2 (2)

1.RAT

2.SWAN

3.CHERRY

4.SAFARI

小隊の元隊員さ」

[38 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 17:36:59]

いくらキヴォトスとはいえ、弾丸が曲がるデータもってるわけないか…

[39 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 17:39:32]

キリノ「えっと、南坂ユラさんですね。今日はよろしくお願いします！」

ユラ「え、ええ、よろしくね。それで隊長、何で呼んだんですか？」

「ああ、まず、この映像を見てくれないか？」

僕は、射撃訓練場で撮った映像を見せた。

ユラ「えっと、私の見間違いでなければ……、弾道曲がってますよね？」

「ああ、曲がってるぞ。君なら何か分かるんじゃないかと思ってな」

ユラ「それで呼んだんですか……dice1d4=3 (3)

1.私にも分かりませんよ……

2.これ、うまく利用できるんじゃないですか？

3.うーん、でもそういう論文見たことあるような……

4.まあ、分かりますけど……詳しいことは言えませんよ？

」

[40 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 18:13:03]

ユラ「うーん、でもそういう論文見たことあるような……」

「本当か！」

ユラ「はい、ちょっと調べてみていいですか？確か、ちょっと前に論文が……」

こうして、ユラは自分のスマホで、いろいろ検索し始めた

ユラ「あ、あった」

ユラが見せてきたその論文は……

dice1d4=4 (4)

1.弾道についての俗説とそれに対する物理的及び工学的批判 Utaha Shiraishi

2.銃撃時にみられる生理的ミオクローヌスについての発生原理と考察 Sumire Otohana

3.キヴォトスにおいて散見される、弾道の歪曲現象についての仮説と検証 Kotori Toyomi

4.既存の物理法則から逸脱した諸現象についての仮説と検証 Himari Akeboshi

[41 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 18:41:54]

「う、うーん……。サッパリ分からん」

キリノ「えっと、文字が多いですね……」

ユラ「そうだな……、分かりやすく言うと、隊長、霞沢ミユって覚えてますよね」

「もちろん。RABBIT小隊の、異様に影が薄い子でしょう？影が薄すぎて、自動ドアが開かずの扉になるっていう」

ユラ「そうそう、でもよく考えたらおかしいですよね？いくら影が薄い人でも自動ドアは反応するはずです」

「まあ、そりゃそうだけど……」

ユラ「こんな感じで、キヴォトスでは、物理法則に反した現象が度々起こるということです。この場合、ある種の才能と言ってもいいかもしれませんね。おそらく、キリノさんも同じようなものではないかと」

キリノ「つまり、本官には『弾道を曲げる』という厄介な才能があるということですか？」

ユラ「いや、たぶん『狙ったところに射撃ができない』という才能だと思います？」

キリノ「そ、そんなぁ……」

「つまり、キリノさんはもうどうしようもないと？」

ユラ「いいえ、この論文と、私の考えが正しければ、解決方法があります。試してみましょう」

[42 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 19:44:55]

「それで射撃場に入ったはいいけど、どうするの？」

ユラ「まあ、黙って見てて下さい。ではキリノさん今から射撃をしてもらいますが、的には『絶対に当てないで』下さい」

キリノ「え？的を狙うのではなく？」

ユラ「はい、あの的は人質だと思って下さい。絶対に当ててはいけません」

キリノ「は、はい」

バン！バン！バン！
訓練場のときと同じく、3回の射撃音が鳴った

「すごい。きれいに真ん中に3発当たってる」

ユラ「やっぱりだ。『狙ったところに射撃ができない』ということは『射撃ができるのは狙っていないところ』。つまり、的を狙わなければ的に当たるということだ！」

「な、何だって！」

キリノ「……そういえば、本官の撃った銃弾が人質のほうにばかり当たってしまったことがあるのですが」

ユラ「人質を狙っていなかった、逆に人質の方に当たってしまったんだろうな」

「ということは、これからは、犯人に当てちゃだめだと思って撃てばいいということか！」

キリノ「おお！って、そんなこととっさにできますかね……」

ユラ「まあ、そこは訓練ということで」

[43 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 20:58:12]

キリノ「今日は本当にありがとうございました！」

ユラ「いえいえ、隊長の頼みでしたから。お礼なら隊長に」

「え！？僕何もしてないよ？」

キリノ「そんなことありません。元はシズクさんが付き合ってもらったおかげですから。今度、何かお礼させてください」

「いやいや、そんな……」

ユラ「それじゃあ、私はこれで……」

「ああ、待って待って。ごめんキリノさん。ちょっと二人で話したいことがあるんだ……」

キリノ「えっと……それじゃあ私はこれで。本当にありがとうございました！」

こう言ってキリノは早歩きで去って行った。空気を読ませちゃってごめんなさい……

ユラ「……」

「今回はありがとうね。僕のわがままに付き合わせちゃって……」

ユラ「いえいえ」

「……それで、結局どうすることにしたの？」

ユラ「……dice1d4=4 (4)

1.やっぱりヴァルキューレに行こうかなと

2.ミレニアムの編入試験を受けようかと

3.まだ決め切れていません

4.私の心はSRTにあります。永遠に

」

[44 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 21:17:50]

ユラ「……私の心はSRTにあります。永遠に」

「そっか……」
何となく、そんな答えが返ってくる気がした。彼女の学力なら、ヴァルキューレ以外にもいろんな道があるはず。少しもったいない気もするが、ユラはそういう子だ。

「困ったら連絡してね。ご飯ぐらいは奢るから」

ユラ「ありがとうございます。それではまた」

ゆっくりと歩いて去って行く彼女を、手を振って見送った。
数分もしないうちに、日が完全に沈み切った。

[45 白鳥シズク◆LhrUrKb9vc 25/03/09(日) 21:48:17]

今日も生活安全局の仕事を頑張るぞ！

dice1d4=4 (4)

1.事件発生！

2.パトロールに行こう

3.フブキ「ちょっと気になったんだけどさ……」

4.……他の隊員は何をしてるんだろう

[46 二次元好きの匿名さん 25/03/09(日) 21:51:12]

そのうちSWAN小隊がSRT復権派とヴァルキューレ派で分裂しそう