- 1二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:14:52
いつも通り業務を終えて、帰路に着いたところで街頭に照らされた薄暗い道にそれは落ちていた。
"落し物...?"
不審に思いながらも拾い上げようとすると
「お!君には適性があるペロ!」
ペロロ人形がムクリと起き上がりそう話した。
"喋った!?"
「僕は今この世界に迫る悪意に対抗するために適正のある人に契約して、悪意を倒してくれる人を探してるんだペロ!!君、契約しないペロ?」
そう会うと首...?を傾げこちらを見つめてくる。
"契約...?悪意ってことはみんなを守るためにってことだよね?それならできる限りは力になりたいと思うけど..."
「ほんとペロ!?じゃあ契約成立ペロ!えいっ!」
"えっ!?まってまだ内容を聞いてない!"
ペロロ(?)が羽先をこちらに向けると、眩い光で視界が奪われる。
"うわっ!?"
やっぱり危ないものだったか?と考えつつ光が収まるのをまって目を開ける。
"あれ?"
視界が低い、それに今口から出た声も...
「よし成功ペロ!これで悪いヤツと戦えるペロよ!」
"な、なにこれ!?女の子になってる!?"
体を確認するとふりっふりで魔法少女みたいな服を着た女の子の体だった。
「それじゃあ早速君に倒してもらう敵だけど、ゲマトリアっていうやつらペロ!」
"ちょっとまって質問に...ってゲマトリア?この間壊滅したけど"
「え?まじ?」
ゲマトリアが壊滅したことを伝えると語尾もなく今までのきゅるんとした話し方ではなく柄の悪そうな声が出た。
「...まじか...」
ペロロ(?)はなにか考えるようにしばらく固まり
「それじゃあおつペロでした〜!!!」
"うわっ!?また!?"
また眩い光を放ち、消えてしまった。
"居ない...って...え?これこのままなの...!?まって!元に戻して!!?"
魔法少女になった先生を置いて。 - 2二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:16:11
ということで魔法少女(?)になった先生概念
戦闘力はdice1d100=86 (86) くらい
- 3二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:16:20
先生(魔法少女)の実装か……
- 4二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:16:53
つんよ。誰くらいだろう
- 5二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:19:18
個人的に90〜100が各学園最強クラスなイメージがあるからホシノネルツルギにかなり善戦出来るくらいの強さとか?
……スオウとかそれくらい? - 6二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:20:48
問題はいきなりシャーレの先生が失踪して無学籍のクソ強生徒が生えてきてることだ
- 7二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:22:50
90で最強格100行くと何か理外のなにかみたいな感じ
- 8二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:22:58
魔法少女が変身しっぱなしってことはないだろうから普段は先生に戻るんじゃね?
- 9二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:23:58
いやこの感じだと思ってたのと違う状況になってたの察して思い切りぶん投げてるぞこのペロロもどき
- 10二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:25:50
でも俺は何とかしてやっとの思いで元の姿に戻るけど不意に変身してしまうようになって大混乱を引き起こす展開が見たいんだ!
- 11二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:26:09
そもそもこの自称ペロロ戦闘力86の魔法少女でゲマトリア倒せると本気で思ってたんだろうか?
いやまぁこのレベルのを何人か量産出来たら案外いけるかもしれないが - 12二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:28:16
そもそも直接戦うゲマトリアなんて頭ベアトリーチェくらいだし
直接戦闘能力はそこまで重要じゃない - 13二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:28:53
変身後が何の共通点もない別人レベルに変わるとかじゃなかったら先生の娘が魔法少女やってるみたいな噂が立ちそう
- 14二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:30:15
ヘイローがあるかないかでまた話が違ってくる
- 15二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:30:24
対ゲマトリアに用意するのが武力、ゲマトリアが壊滅してることを知らない
このペロロもどき、情報収集力がまるでない… - 16二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:31:54
ガチンコ要員一人増やしたくらいじゃ全く意味無いんだよねあいつら相手だと
だからこそ先生が必要だったわけで - 17二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:37:05
ペロロもどきも素じゃなくてマスコットキャラを演じてるだけみたいだからバックが不穏ではある
- 18二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:38:10
正直脅威度で言うなら無名の司祭どもの方がはるかに上なんだけどなキヴォトス的には
- 19二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:42:51
もしかしてゲマトリアって黒服たちの事じゃなくてその由来となった組織の方のゲマトリアなのでは
どっちにしろ壊滅はしてるけど - 20二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:45:18
生徒たちが先生だと気づくかどうか
- 21二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:49:47
とりあえず女の子になったまま自宅まで戻ってきた。
しかしこれからどうしよう...
"あ!そうだシッテムの箱!"
姿が変わった時に衣服は消失したけど、残っていたカバンからタブレットを取り出す。
起動してくれと願いながら電源を入れると
「先生?どうかしましたか?...ってあれ!?先生じゃない!?あれでも起動できてるってことは先生...?」
"良かったぁ..."
シッテムの箱は問題なく起動できた。
アロナも無事みたいだ、それに...
「解析完了しました。どうやら本当に先生みたいですね」
プラナも無事だ。
安心しつつ2人に何があったのか説明した。
"これからどうしよう?"
アロナ「うーん...とりあえず先生が先生だってことを皆さんにお知らせしないといけないと思います!」
プラナ「はい、そうでないと先生が消失して怪しい少女が先生の持ち物を持っていることになります。」
それは...まずいね
"とりあえずどこに行こうか?"
アロナ「そうですね...まずは...」 - 22二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:56:29
助けてリンちゃん!
- 23二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 10:57:56
まず銃を用意しないと変質者扱いだぞ
- 24二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 11:42:55
「信じられません」
ソワソワと不安げな私に彼女、連邦生徒会会長代理の七神リンは冷たい視線を向けてくる。
それはそうだろう、つい昨日まで成人男性だった人間を名乗る正体不明の少女、服は緩めのパーカーと紐で締められるタイプのズボンを無理やり履いている...が現れれば立派に不審者だ。
"やっぱりだめ...?"
「...しかしシッテムの箱を起動できているのも真実、それに先生しか知りえない事も知っている...」
考え込んでいるリンちゃんを私は不安げに見つめて信じてくれることを願うしかできない。
そうして見つめているとリンちゃんと目が合った。
「...ふふ」
"リンちゃん...?"
リンちゃんは突然微笑んだ
「誰がリンちゃんですか...その呼び方も、本当にあなたは先生なのですね」
そう言ってリンちゃんは私の頬に手を添えてくる。
前は私の方が身長高かったけど、今は見下ろされている。
"信じてくれるの?"
「ええ...ですからそう不安げな顔をしないでください。」
幼子にするように頬を撫でてくる。
「これからが大変ですよ先生、生徒会からこうなったと発表することは出来ますが、生徒の皆さんはまず信じないでしょう。先生自ら信じてもらいに行くしかありません。作戦を考えましょう。」
"うん!ありがとうリンちゃん!"
リンちゃんが信じてくれてよかった...少し心が軽くなった気がする。
さて、生徒のみんなに信じてもらうためにまず、どうしようか? - 25二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 11:46:01
そういやこの魔法少女って格闘系なのか魔法魔法してる魔法が使えるのかどっちや
- 26二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 19:41:34
各校のトップにだけ伝えるか、それともクロノスとか報道に頼んで大々的に伝えるのか、はたまたそれ以外か……