- 1二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:19:12
- 2二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:20:49
分かる
- 3二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:21:02
そんでもって昔の自分の青さも笑って流せるようになってるんだろ？
- 4二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:22:19
葉巻と言うより
クロコダイル革の煙草ポーチからピアニッシモ系の細煙草を取り出して100円ライターで火をつけて細く煙を吐き出して欲しい
もちろん吸い口には口紅が付いてるパターンでお願いします - 5二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:23:57
アルが咳き込んでる横で慣れた様子で先生とシガーキスしてそうなカヨコ
- 6二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:24:39
青さも認めるくらい熟しちゃったけど
突き通した意地もある、取りこぼした自尊心もある
ただねセンセイ、私ひとっつも後悔してないわ！！
って自信を失わないで居て欲しい - 7二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:24:57
それでもって、安物のキャンディをつまみにコニャックを飲んでるんですよね、分かりますｗ
- 8二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:27:07
すんごく分かる
禄に吸えなかった頃を持ち出されて、睨まれつつもはにかみながらも相手のタバコにシガーキスして火をつけてほしい
それをされて動揺してる相手に、してやったりなニッと笑っていてほしい(願望) - 9二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:53:22
銃弾で火をつける奴をやるとさ
爆発するんだよね（EXスキル） - 10参考資料125/03/09(日) 22:44:09
"それじゃあ"
"「再会を祝して、乾杯」" ﾁﾝ
〜〜〜
「煙草、いいかしら？」
言うが早いか、アルは一般的なものより少し小さな、濃紺の紙箱をポーチから取り出す
"…へぇ、随分と重いやつを吸ってるんだね"
その変わり様の以外さに面食らいつつも、やはり喫煙者の性というべきか、言葉を継ぐ前に十数年来の相棒である白と水色のパッケージを手に取る
「もう10年になるのかしら…変わっていないのね、このバーも、先生の煙草も」
"アルは…少なくとも煙草は変わったよね。いやあ、メビウスのオプションをフカしながらこっちをチラチラ見てた時からは想像もつかないよ"
「ああ、やっぱりバレてたのね…時効ってことにしといてちょうだい」
"あのアルが今や両切り煙草かあ…それにしても、私の銘柄なんてよく覚えてたね？あの頃はロクに銘柄知らなかっただろうに"
「それは、その…」
「貴方と同じ煙草、探したもの……同じの、吸ってみたくて…」ﾎﾞｿｯ
"え、なんだって？"
「はあ…煙草だけじゃなくて先生自身も変わっていないようで安心したわ。さあ、今日は存分に付き合ってもらうわよ」 - 11二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:45:19
いい…とてもいい…
- 12二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:45:23
こういうの初めて書いてみたけど推敲だけで30分もかかって草
- 13二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:45:45
いいや、俺は今の状態でもゆっくりとたばこの煙を吸いながら静かに吐き出して見下した目で悪党を見下ろすアウトローなアルちゃんを押すぜ
十年後も同じことをするけれどそのころには悪党が泣きごともいえなくなっててほしい - 14二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:49:37
濃紺……ショートピースか
吸い口潰して葉っぱをぺっぺしながら吸うのかなアルちゃん…… - 15参考資料225/03/09(日) 23:12:19
"それにしても、両切りって吸うの大変じゃない？特に女の子って口紅で唇が湿ってるだろうからタバコ葉張り付きやすいと思うんだけど"
吸い口に付着する紅に引き寄せられる視線を自覚する
「……ああ、それなら３日もすればかなり慣れてくると思うわよ。ちょっと吸い方にコツはあるんだけど…」
そう言いながら、灰を落とす仕草に目を奪われかける
「ちょっと深めに咥えるのよ、そうすれば吸い口の面に唇が当たらないわ」
「それに今時男性だってリップしている人も多いでしょう？」
"まあそれは確かに"
"でも不可避的にタバコ葉が入っちゃうときもあるんじゃない？"
「そうねぇ…詰まりの甘いやつだと吸い込んだだけで口の中に入ってきちゃうし、唇に当たってしまうこともあるわ」
「そういう時はハンカチを使うのよそうすれば見苦しくないタバコ葉の取り方ができるわ」
「それに、なんだかこういうのって良いじゃない？手間がかかる分愛着が湧いてきて」
そう目配せしつつ煙を喫む姿からは、もう目が離せそうになかった
- 16125/03/09(日) 23:27:45
思いついたシチュがもう1つ２つあるんだけど繋ぎの展開に苦戦中
ホラホラもっと話題提供して（強欲） - 17125/03/09(日) 23:31:48
紛らわしいスレタイしてるかもしれんけど話題は煙草に限らないよ！！！
酒とかもそうだし他の便利屋メイツとの関係だったり - 18二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 23:43:01
おじいちゃんタイプの吸い方しないアルちゃんだった上品！
ええよね、紫煙の意味がわかるのって、今じゃショートピースぐらいなのではとも思う……
まあ自分は手巻き煙草に慣れちゃったから…… - 19二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 23:56:13
金ない時の便利屋のハルカがめっちゃせこせこ手巻き煙草作ってそう感は異常
カヨコもボロアパート概念あるからか手巻き上手そうな感じはする - 20二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 23:58:19
ハルカは手巻き作ってあげるし、憧れのアル様が吸うから自分もこっそり試すんだけど
どうしても好きになれなくてあぅあぅしてそう - 21二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 00:07:53
便利屋みんなが路地裏で一服しようたした時に3人がライター持ってなくて、ハルカだけ先につけちゃうんだけど
ハルカがライターを渡す前にアルがシガーキスで着けようとして、その流れで便利屋4人でシガーキスしちゃう事に…ってのが見たい - 22二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 00:09:38
一人でみんなの分の手巻きを作ろうとするハルカをやんわり宥めつつ皆んなで一緒に手巻きしてるんだろうなって思うとかなりほっこりするな
- 23二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 00:11:31
吸えないハルカに合わせて吸うのやめて一人にならないようにしてあげるムツキ概念思いついたので置いときます。おやすみなさい
- 24二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 00:13:08
スレの流れに逆らっちゃって申し訳ないんだけど、滅茶苦茶美人で仕事のできるかっこいい女に仕上がったのに
体質が合わないからタバコだけはムリで、たまに挑戦しようとしてはいまだに咽ちゃうみたいなのも見たい
- 25二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 00:23:12
このレスは削除されています
- 26125/03/10(月) 09:08:40
手巻きネタやりたいけど俺がエアプだからネタ練りながら勉強してくるわ
あと便利屋のイベストも未経験だから見てこなきゃだな - 27二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 09:16:24
事務所のデスクの片隅にピー缶置いてあるアルちゃんはなんか想像つくな…
- 28二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 16:55:09
匂いがキツイからと電子タバコに手を出すが吸った気がしないアルちゃん
- 29参考資料325/03/10(月) 17:03:12
「ハイライト、一口くれないかしら。久しぶりに吸いたくなってきちゃった」
『久しぶり』という言葉が引っ掛かる。
"ああ、そういえばあげたことなかったね"
ーカヨコには何度かあげたけれども。
「……まあいいわ」
そう言って、差し出された手から器用に煙草を挟み取り、優しく、されど深く煙を吸い込む姿は大変に様になっていた。
「やっぱり美味しいわね、ハイライト」
"でしょ？私と10年連れ添った相棒だからね"
「先生はずっとハイライト一筋よね」
「私、そういう一途な人、好きよ」
意地悪そうな微笑みと共に吐き出された言葉は意識の外へと追いやり、努めて冷静に返された煙草を持ち直す。
一難去ってまた一難とはよく言ったもので、今度はフィルターに付いたルージュの跡が否が応でも目に入る。
酒の回し飲みも、料理のシェアだって気にしたことはないというのに。この赤い残痕に口付けることにはどうしようもなく後めたい悦びを覚えてしまう。
「ねえ」
「私のも、いる？」
"…後で一本、貰うことにするよ"
結局、もう一度煙草を口に咥えることはなく、何かを振り払うように火種を揉み消した。 - 30参考資料3.525/03/10(月) 18:22:51
"アルは銘柄ってよく変えてたの？"
「ぼちぼちね。最近は安定しているけれど、それまでは1.2年に１回ってところね」
「吸い始めなんかは月一ペースで色々変えてたけど…ま、これはあるあるよね」
"というか、レギュラーに変わっててびっくりしたよ。なんで鞍替えしたの？"
「……それは」
「赤マルを吸う機会があってね。…意外と吸えたものだったから、ちょっと…背伸びしたい時期だったというのもあって、金マルにしたの」
「それまではメビウス、キャメル、マルボロ辺りを彷徨ってたわ」
「あ、レギュラーにする前は一瞬チルベリーだったんだけど、これはムツキが吸ってるわ」
「その後は赤マル、JPS、ラッキー、キャビン、セブンスター…これはカヨコの常喫ね」
「で、その後はピース一筋よ」
「因みにハルカはPMね！」 - 31二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 20:07:55
やっぱカヨコはセッターだよなあ
- 32参考資料425/03/10(月) 21:18:07
"私のジッポ、まだ使ってくれてるんだね。確か19の誕生日にあげたんだったかな？"
「えーっとね、実はその、これをずっと使ってた訳じゃなくて…今日は予備として持ってきてるの」
"あ〜ヒンジの部分とか結構限界来てたもんね、私が貰った時も結構緩くなってたし"
"じゃあ新しいのに買い換えたんだ"
「そ。一度ジッポを持ったら100円ライターには戻れなかったわ」
「それで、今使ってるのは、昨日飲んだ時にハルカが間違えて持って帰っちゃって…あの子のとは全然違うデザインなのに、おかしいわよね」
"(もしかしてハルカ…アルと同じジッポをこっそり買って持ってたりするのかな？)"
「それはそうと、世界って狭いものなのね。19の時の思い出のジッポを準備して外に出たら、偶然先生と再会して、20歳を祝ってもらったバーでお酒を酌み交わすなんて」
「これが…赤い糸になるなんて未来もあったりするのかも、ね？」 - 33箸休め25/03/10(月) 21:56:32
ムツキ「アルちゃん、預金残高、いくら残ってるー？」
アル「３万……飛んで127円、ね…はあ…」
ハルカ「すすすすみませんすみませんすみません私が興奮して暴れたばかりに…」
アル「良いのよ、ハルカ。社員の責任は全て社長が負うもの、そうでしょ？」
カヨコ「でもどうするの、社長。これじゃあ１週間しか保たないよ」
アル「うぅ…取り敢えずコンビニ行きましょ…1番安い煙草買って節約しなきゃね…」
カヨコ「待って、それなら私に良い考えがある」
カヨコ「手巻き煙草、買いに行くよ」 - 34二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 22:31:03
カヨコはコリブリとか使ってると個人的に良い
- 35参考資料525/03/10(月) 22:31:58
"そういえばアル、終電の時間そろそろじゃなかった？"
「えっ？あ、ああ、もうそんな時間なのね…危うく時間を忘れるところだったわ」
「ちょっと待ってね、一応もう一回時間を確かめてみるわね」
"うん…………結局終電って何時なの？"
「あれ、おかしいわね…さっき見た時と表示が違…」
"ちょっと見せてみて。……あぁ、これは"
"平日の設定になってるね"
「なっ、ななな、何ですってーーー！！？？」 - 36二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 22:46:52
このレスは削除されています
- 37参考資料625/03/10(月) 22:56:16
(………なんて)」
「(懐かしくてつい、昔の様なリアクションを取ってみたものの、実はそんなに焦っていないの)」
「(何故なら…)」
「ねぇ、先生？私もまだ飲み足りないと思ってたところだし、シャーレで飲み直さない？」
"えっと、それは…"
「先生はまさか、終電をなくして困っているレディーを放って帰ったりなんてしないわよね？」
"アル、それはつまり…"
「あら、女性にそんなことを言わせるつもり？私は三流の男を見初めたつもりはないのよ？」
"…わかったよ。じゃあシャーレまで歩こうか"
「えぇ、その前に最後に一服、していきましょう？」 - 38参考資料725/03/10(月) 23:29:25
"…あれ？"
「オイル切れ？」
"おかしいな…さっきまで普通に付いてたのに"
「普通は切れる前に火付が弱まるものね」
目を細めて、満足気に煙を喫む彼女と目が合う
"ちょっとアルのジッポ借りるね"
「待った」
そう言って、アルはジッポに伸ばした私の手を抑える
「貴方は"これ"で付ける煙草の味、知っているかしら？」
「息、吸いなさい」
最初に知覚したのは、近づくアルの顔。次に、ふわりと香る彼女の匂い。
反射的に目を閉じる前に垣間見た、目を閉じてこちらに顔を寄せる彼女は。
本当に綺麗だ。これ以外の言葉が全て消えてしまったかのように、他に形容する言葉が見つからなかった。
「お味は如何？」
"美味しいよ、きっとね"
「そうでしょう」
肩を竦めて返答する私に、彼女は悪戯っぽい笑みを返すのだった。 - 39二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:46:02
うーんオトナのえっち
- 40参考資料825/03/11(火) 00:11:00
「はあ〜、夜風が気持ちいいわね♪」
"そうだね"
"(コート、持ってきた方が良かったかな？)"
「それじゃあ、シャーレまでエスコートをお願いするわ」
寒さのせいか、先程より幾分か上気した頬を窪ませて、アルがにこやかに笑う。
「ねぇ、シャーレの下にあるコンビニってまだあるわよね？」
"うん、今でもソラちゃんが切り盛りしているよ"
「ふぅん、変わらず元気にしてるのね」
"でも彼女、凄く大人っぽくなったよ。デコ出しヘアが見違えるほど似合うようになってる。"
変わらないもの、変わっていくもの。
街並みは変わった、人々の暮らし向きも変わった、彼女の纏う雰囲気も変わった。
そして今
「えい♪」
私と彼女との距離も変わったようだ。
"ちょっ、いきなりは危ないよ"
仕立ての良いアルのチェスターコートのポケットの中で、握られた手を握り返す。
彼女の頬に刺す朱色がほんの少しだけ増した、ような気がした。 - 41参考資料9（終）25/03/11(火) 00:59:11
"くぁ………"
滑り込んできた陽光で目を覚ます。
"彼女は…何処に？今日は休日だって言っていた筈だけど"
朧げな意識に喝を入れながら、乱雑に脱ぎ捨てられたトレーナーとスウェットに袖を通し、未だ微かに湿気を保持したタオルを洗濯機へ投げ込む。
昨日の出来事が幻ではなかったことの証拠を集めつつアルを探していると、また１つ有力な手掛かりを見つけた。
『おはよう、先生。緊急の依頼が入ってしまったから、先に失礼するわ。昨日は泊めてくれてありがとう。とてもいい時間だった。ささやかなお礼も置いておくわね。
P.S.
私の今のモモトークよ。追加しといてちょうだい。
P.P.S.
…カヨコにはあげてたの、知ってるんだからね？』
昨日重ねた唇による印が施されたメッセージカードの隣には、ハイライト1カートンと、ショートピース１つ。
"全く、女の子ってやつは…"
そう独り言つが早いか、スマートフォンが着信を知らせる。
「先生！現在ゲヘナーアビドス学区境界にて原因不明の暴動が発生！至急応援の程お願いします！」
"やれやれ、また休日出勤かぁ"
服を着替え、髭を剃り、髪を整える。そうしてまた、『いつも通り』の一日が回りだす。 - 42125/03/11(火) 01:01:25
くぅ疲！w
完走した感想ですが、今ドレスアルがめちゃくちゃ欲しいです。 - 43125/03/11(火) 01:06:20
あとやっぱss書くのめちゃくちゃ難しい〜
推敲に30分かかったって言ったけど、それでも見返す度にホイホイ粗が見つかるし、もっと時間かけるべきなのかな…って思った
あとマジで誤字脱字衍字に気づけん - 44二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 01:06:49
- 45125/03/11(火) 10:02:30