- 1◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 21:46:15
百鬼夜行連合学院との交流会？
- 2◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 21:49:54
仕事前に保守するべきでしたね……やらかしました……
というわけでエンリにとっての休憩枠と友好度高いのにほぼ絡んでないある生徒との交流もかねてイベントストーリー編、入ります！ - 3二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 21:51:18
盾乙そろそろ1年か
- 4◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 21:51:38
プロフィール
名前:火神エンリ
所属:ゲヘナ学園救急医学部3年生
見た目:身長163㎝体型は胸絶壁、腹細い、尻小さめ
戦闘89 事務46 医療97 知性47 運動52 技術18 政治12 交渉14 創作21 倫理8 慈悲11 神秘87 クトゥルフ神話93 運転99 ナビゲート65 料理20 指揮42 薬学93 諜報(変装)98 隠密88 - 5◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 21:52:05
武器:火炎放射器
名前:Lacaille 9352(ラカーユ 9352)
見た目↓の黒い部分を赤く染めたイメージ - 6◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 21:52:28
友好度
セナ 66
救急医学部モブ 76
ヒナ 75
アコ 28
イオリ 88
チナツ 76
風紀委員会モブ 13
フウカ 71
ジュリ 30
ハルナ 39
アカリ 11
イズミ 41
ジュンコ 30
マコト 24
イロハ 91
イブキ 43
サツキ 60
チアキ 61 - 7◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 21:52:45
好感度(左対象→エンリ 右エンリ→対象)
先生:97 67
シロコ:106 41
ノノミ:77 40
セリカ:77 37
アヤネ:21 3
ホシノ:90 30
アル:40 99
カヨコ:53 49
ムツキ:57 69
ハルカ:9 47
ヒフミ:36 78
アズサ:76 57
ハナコ:52 47
コハル:78 22 - 8◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 22:01:40
このタイミングでずっと忘れてたエデン条約編四章の好感度処理します
左:対象→エンリ 右:エンリ→対象
ミカ dice2d100=75 55 (130)
(最低保証40、正直過程が複雑骨折してるレベルで大変なことになってる気がするのでかなり考えました……)
アリスクへの好感度は関係浅すぎるので今回無しにします
アリスクに対しての所感→先生が見逃すって決めたならそれでいいと思うわ
そもそも、安易に罰を下さないこと……それそのものが何よりも重い罰になるって考え方もあるし
大変なものよ？外部から安易な解答を与えられずに自分で見つけださなければいけないというのはね……
適当に罰を下せばいいだなんて……浅はかにも程があるわよね……フフッ……
- 9◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 22:03:07
- 10◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 22:04:06
- 11二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:04:58
生きとったんかい！(オリキャラ総合スレ見てたから知ってたけど)
おかえりなさいませ！ - 12二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:08:34
かなりミカからの好感度高くない？悪友くらいには収まってそう
エンリからもそこまで悪くないし - 13二次元好きの匿名さん25/03/09(日) 22:46:59
百鬼夜行ってことはにぎにぎか
- 14火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 23:15:35
(Q.なんでゲヘナなのにマイナス補正無いの？)
(A.「私はあなたをただの『聖園ミカ』として扱うからあなたも私をただの『火神エンリ』として扱え！」というスタンスで居たから、ということにしてます)
それはエデン条約関連のゴタゴタが一通り落ち着きつつあり、私の怪我も完治したある日のこと
救急医学部室のある建物の一角にある部屋で後輩のイロハと話していた
そこは快適に過ごせるように整えていて、小型の冷蔵庫を設置していたり、ゲーム機や本におやつも常備してある
……まあ、サボり用に色々と整備している部屋ってことなのよね
セナにバレた時のことは……考えないようにしてるわ、招集かかった時はちゃんと働くからセーフよ
イロハ「ええ、イブキにとっての思い出にしようと」
「その割には乗り気じゃなさそうね、珍しい」
イロハ「無闇に他の自治区へ行くなんて危険過ぎます。先日エデン条約の一件もあったというのに……」
イロハ「まあ、トリニティと比べれば遥かにマシでしょうけど……でも、マコト先輩が強行してしまって」
「あー……言われてみれば納得ね。特に強行したのであれば不安に思うのも自然というか……」
と、こんな感じでおやつを食べながら私は愚痴を聞いていた - 15火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/09(日) 23:57:40
「いや、でも大丈夫でしょ。学園間の正式な交流なら向こうだって警備とかは固めてくれるでしょうし」
「何よりゲヘナ以上に治安悪いところなんて早々無いもの。むしろここが一番危険な可能性まであるわ」
イロハ「それを言われたら……何も言えませんね」
「それにイロハや他の万魔殿メンバーも基本側にいるんでしょ？それなら多少のトラブルぐらいどうとでもなるわよ」
「そんな心配をするよりも、どうやって楽しんでいい思い出にするか考えた方がいいと思うわよ」
イロハ「……確かに、それもそうですね」
「うんうん。というか、そもそもゲヘナに喧嘩売るようなものだからそんな馬鹿なことしないでしょ」
「あ、そういえば……私たちって百鬼夜行の何処へ行くのかしら？」
イロハ「えっと、確か……『百鬼夜行渦巻映画村』、そこで交流会が行われるみたいです」
(にぎにぎは時系列が最終編後なので……)
- 16二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 07:34:00
不忍ノ心か忘れてた
- 17二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 13:40:43
保守
- 18二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 14:41:07
ここで忍ばずは面白い事になるの間違い無いだろうな…
- 19二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 22:30:33
保守
- 20二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:25:20
忍術研とも関わるかね…？
- 21火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/11(火) 01:10:38
そして迎えた当日、私は映画村内をあちこち見て回ることにした
ゲヘナでは余り見ない形式の建物や風景がとても興味深かったのよね
そうやって公演まで時間を潰すつもりだったのだけれど……
「……なんか騒がしいわね。はあ、どこの馬鹿が問題を起こしているのやら」
変に騒ぎが大きくなって中止になるのも嫌だし、一応様子を見に行くとしましょうか
？？？「あの、どいていただけ、ないでしょうか……」
チンピラA「んー？まあまあ、もうちょっとそこにいてよ」
チンピラB「そうだよ、あんたがそこにいてくれないと目印が無いじゃん」
「…………」
さて、救急医学部特製の特殊弾頭用意しましょうか
気絶したフリかどうかの判別だったり、騒いでる患者を大人しくさせるために使うやつね
私ってばとても優しいわね、鉛玉じゃなくてわざわざこれを使うんだから
チンピラA「でっかいやつがいるからって伝えて約束してるんだからさ」
？？？「私、目印じゃないですよぉ……」
？？？「それに私、公演の準備が……」
ズドオォォン！！ - 22火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/11(火) 01:22:06
チンピラA「うぎゃあっ！」ドサッ
チンピラB「えっ！？お、おい！大丈夫か！？」
「なにアホなことしてるのよ。ここはゲヘナじゃないんだからもう少し常識に沿った行動を心掛けたらどうかしら？」
「そもそも、いくらこの人が背高いって言っても見える距離まで近づけたのならあなた達のことも普通にわかるでしょ」
チンピラB「た、確かに……」
「あなたたちが馬鹿なのはもうどうしようもないことだけど、もう少し誤魔化す努力をしなさい」
チンピラB「う、うっせぇ！そもそもいきなり撃ってくるなんて酷いだろ！！」
「いや全然、全く、これっぽっちも酷いだなんて思わないけれど」
そもそも怪我させないようにわざわざ弾丸変えてるわけだし
くるりと振り返り絡まれていた百鬼夜行の生徒を見る
確かにかなり背が大きく、少し見上げる形になった
「さて、大丈夫かしら？」
？？？「あ、ありがとうございます」
「全く、ゲヘナ生相手に律儀に説得しようとしなくていいのよ？ノータイムで顔面に鉛玉叩き込むくらいがちょうど良いんだから」
？？？「え、えっと……」
なんだか凄く困った顔をしているけれど……仕方ないじゃない
基本的に痛い目に遭わないと学習しないアンポンタンの集まりなんだから
その時、私にとってとても聞き覚えのある声がした
"ツクヨに……エンリ？" - 23二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 08:45:33
保守
- 24二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 14:44:32
先生と合流なら全員と会うかな
- 25二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 18:12:28
おーっと俺の知らんストーリーだ。読んでこよう
- 26二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 23:09:40
楽しみですな
- 27火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/12(水) 00:47:32
ツクヨ「……！！」
「あら？」
先生もここに居るのね……ああ、でもそんなにおかしなことじゃないか
ゲヘナ生が何かやらかした時のことを考慮して協力を仰ぐくらいは必要よね
チンピラA「誰だお前？」
チンピラB「何だ、私たちの邪魔をする気か？」
「うわ、いつの間に起き上がってる。もう少しちゃんと狙えば良かったわ……」
チンピラA「さっきはよくもやってくれたな……こうして楽しく遊べそうな日に、邪魔させるわけにはいかねぇなぁ！」
チンピラB「痛い目見ないと分からねぇか？じゃあいくぞおらっ！」
"うーん……ごめん、ツクヨ。一緒に対応してくれる？"
"エンリも手伝ってくれると嬉しいな"
ツクヨ「え、えぇっ……！？」
「もちろん！それに……『痛い目見ないとわからねぇか？』だっけ……」
ガチャリ、とラカーユを構える
「それはこっちのセリフよ、消毒を開始するわ」 - 28火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/12(水) 08:34:25
──────────────────────────────
チンピラA「ぐあぁっ！？」
チンピラB「な、なんだこいつら……」
もちろん瞬殺したわ
伊達にここ最近の修羅場を乗り越えてきてないのよ
というか、ミカやミメシスの大群と戦うのに比べたら何億倍もマシよ！
チンピラB「って、よく見たらシャーレの先生じゃねぇか！」
「今更気づいたのね……節穴にも程があるわよ」
チンピラA「それってあの、『酷い目に遭いたくなかったら近寄るな』って言われてるあの！？」
"どこからそんなお話が……"
私の後輩に対して足舐めたりしたからじゃないかしら？
いや、あれはしょうがない……しょうがない？ことではあったけれど……
先生も普段ならマトモな対応するはずだし……多分……
チンピラA「くそっ、本気でヤバい奴だ！逃げろ！」
そう言って二人は全速力で逃げていった
まあ、これ以上余計なことしないのならば放っておいても大丈夫でしょう
"出所が気になる……ところでツクヨ、エンリ、お疲れ様。大丈夫？"
ツクヨ「せ、先生ーーーーー！」
そう叫びながら先生のところへ飛び込んでいく
どうやらゲヘナのチンピラは刺激が強過ぎたらしいわね……まあ、なんか気弱そうだし無理もないか
「先生の助けになれたのなら良かったわ。それじゃ、私はそろそろ移動しようかしら」
"助けてくれてありがとう、エンリ"
「これくらいならお安い御用よ。もし何か困ったことがあったら何時でも手伝うわ」
「今回の交流会のお手伝い、頑張ってね」
さて、まだ公演までには時間があるし……イロハの所にでも顔を出しに行こうかしら？ - 29二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 15:36:54
イロハの所ならある意味丁度良いな…
- 30二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 23:17:54
イブキといっしょに居とけよ…
- 31二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 05:42:04
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 10:16:51
ほ
- 33二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 12:23:15
保守
- 34二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 15:03:53
どうなるかね
- 35二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:57:25
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:19:35
ほ
- 37二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 06:09:46
一応朝の保守
- 38二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 13:38:31
保守
- 39二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 14:20:14
どうなることやら
- 40二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:09:47
エンリ移動中かな？
- 41二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 05:24:44
保守
- 42火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/15(土) 05:29:43
途中で観光や食べ歩き、あとは参加しなかった部員用のお土産を買ってからイロハに合流したのだけれど……
「やっほ、イロハ……って、何か不機嫌そうね。また何かあったの？」
イロハ「あ、エンリ先輩。実はですね……」
──────────────────────────────
「ふむふむ、向こうからの提案でイブキが今回の公演の主役にかぁ」
「それ自体は別に悪くない気はするけど……当日急に決まったのね……」
イロハ「はい……マコト先輩が何も考えずに二つ返事してしまったので……」
イロハ「もし何かトラブルが起きた時に巻き込まれてしまったら本当にどうするつもりなんでしょうか？」
「イロハが心配し過ぎな面もあると思うけど、当日の急な変更ってミスとかが起きやすいのも事実なのよね……」
まあ、先生居るからそこまで心配しなくてもいい気はするけど
「あ、そうだ。公演までまだ時間あるし、ここに来るまでに買ってきた和菓子食べる？」
イロハ「……そうですね、ありがたくもらいます」 - 43火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/15(土) 05:30:06
──────────────────────────────
そのまま取り留めのない話をしてしばらく時間を潰した後、イロハがスっと立ち上がった
イロハ「さて、公演前に少しイブキの様子を見に行ってきます」
「あ、なら私も着いていくわ。久しぶりに会ってみたいし」
そのまま二人で舞台の裏側の方へと移動を始める
近づくにつれて慌ただしく準備しているスタッフの姿が増えていく
やっぱり忙しそうね……にしてはドタバタし過ぎなような？
ドカアアァァァン！！
「……え？」
イロハ「っ！？イブキ！！」
「ちょ、待って！」
走り出したイロハを急いで追いかける
……これ、もしかして、もしかしなくてもかなりヤバい？
そして爆発音が聞こえたところに着いた時、その声が聞こえた
公演スタッフ「大変です！お姫様役の方が、誘拐されてしまいました！」
…………………………
アウトォォーーーーーッッ！！！！ - 44二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 09:16:57
そりゃそうなる…
- 45二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 15:43:30
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:18:28
エンリ、今すぐ車両を探すのが身のためだぞ…
足は必要だろうから - 47火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/16(日) 01:50:15
ミチル「お姫様役って……」
ツクヨ「つまり……」
イズナ「イブキ殿！？」
"魑魅一座、もしかして交流会の邪魔をしようと……？"
さて……あんまり洒落にならないわね……
魑魅一座……確か、百鬼夜行土着のヘルメット団みたいなもんだったかしら？
にしても、万魔殿に真っ向から喧嘩売りに行くとかかなり頭おかしいわね
ゲヘナは普段が普段だから大半のことは許されるけど……これはライン越えね
ツクヨ「通報、しないと……！陰陽部か、百花繚乱に、早く……！」
ミチル「ま、待った！それはダメ！」
先生、ツクヨ、イズナ「「"？"」」
ミチル「あ、その、通報したらその、公演が……！」
イロハ「……万魔殿のメンバーの誘拐です」
イロハ「外部に知られたら外交問題、学園間の抗争に発展しても不思議ではありません」
ミチル「そ、そうそう！だから知らせない方が良いんじゃないかなって……！」
ミチル「特にゲヘナの議長はヤバい人だって聞くし、万が一これが万魔殿に知られたりなんかしたら……！」
いや、確かに議長は大バカって意味でヤバいけど……ヒナ委員長と混同してる？
まあ、それはそれとして──手遅れなのよねぇ、それ
"それについてはもう遅いかも……"
イロハ「イブキが誘拐、ですか……万魔殿として、見過ごせない一大事ですね」
少しの間沈黙が場を支配したが、すぐに反応が帰ってくる
ミチル「え、万魔殿！？あなたが！？」
ミチル「エエエェェェ！？もう完全にアウトじゃん！？」
イズナ「外交問題待ったなしですか！？」
ツクヨ「うぅ、何てことに……」
「万魔殿じゃないけど私もいるよ、先生……ちょっとふざけてる余裕は無いけれど、ね」 - 48火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/16(日) 02:51:00
イロハ「はぁ……」
"イロハ、その、落ち着いて状況を整理しよっか……"
イロハ「何を仰るんですか、先生。私は今も、すごく冷静ですが」
そう言いながらもギリィという拳を握りしめる音が聞こえてくる
「はいはい、本当に冷静な人間は自分のことを冷静だなんて言わないものよ」
イロハ「はぁ、全くもう……」
イロハ「これだから私は反対だったんです。イブキにとって思い出になるのは良いことですが、やはり危険すぎました」
「これに関しては私も読みが甘かったわね……ゲヘナじゃないんだから大丈夫でしょ、って高を括っていたわ」
イロハ「全く、マコト先輩が強行するから……どう責任取ってくれるんですか……」
"それについては一旦、マコトに言ってもらって……"
イロハ「はぁ、気持ち的には憤懣遣る方無いところですが……」
ミチル「う、あ……」
ツクヨ「えっと、その……」
イズナ「ご、ごくり……」
「まあ、起きちゃったんだから仕方ないわよね。それよりどう動くか決めていかないと……」
「そっちの子も言ってたけど、公にするのは論外、よね？」
イロハ「ええ、その結論で大丈夫です。公に知らせるわけにはいきません」
イロハ「百鬼夜行とゲヘナの間で、政治的軋轢やら紛争やら起こす訳にはいきませんから」
「折角エデンのゴタゴタ治めたばっかりなのに、今度は百鬼夜行とだなんて……面倒臭いにも程があるわよ」
ミチル「……！」
"イロハ、エンリ……！"
イロハ「ええ、エンリも言ってましたけどそっちの方が面倒になりそうなので。私は楽な方が好きです」
"そういう理由だとは思ったけど……！"
イロハ「もしこれを知ったらマコト先輩は大暴れでしょうし、サツキ先輩は──」
イロハ「まあ最終的にはいつも通り、私とイブキが振り回されることになるんでしょう。そういうのはもう疲れてるので」
「割といつもの光景だけどね。というか、ゲヘナ自体が全体的にいつも誰かを振り回してるもの」
イロハ「とにかく、公に知らせるというのは無しですね」 - 49二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 09:16:30
まあこれが適切なのは状況的にも確かよな…
- 50二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 15:04:51
ほ
- 51火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/16(日) 17:04:17
ツクヨ「では、私たちは、どうすれば……」
ミチル「……やるしかない」
イズナ「部長？」
ミチル「こうなったら方法は一つ！」
"方法って、つまり……"
ミチル「外部に知られる前に、この事件を片付ける！」
ミチル「つまりこの場にいる私たちで、イブキちゃんを助けるってこと！」
ツクヨ「なるほど……！」
イズナ「たしかに、その手がありましたね！」
ミチル「私たちだけじゃなくて、ここには万魔殿の偉い人も、シャーレの先生もいる！」
ミチル「だから、うん！きっと大丈夫なはず！」
"確かに、それがベストかもしれないけど……"
イロハ「事態を隠し通すにしても、救出のためには動かなくてはいけません。誤魔化しながら動くには、制約が強いですが……」
「救出方法を考える以前に観客に対する時間稼ぎをどうするか、って問題もあるわよ」
「今のところ誤魔化すための案も思いつかないし、もし思いついたとしてもその案を通す権限が無いのよね……」
ニヤ「あ〜あ〜、テステス……みなさん、聞こえてます〜？」
これって……？
"飛行船からの、放送……？
ニヤ「にゃははは〜♪みなさん、公演は楽しんでくれてますか〜？」
ニヤ「万魔殿のみなさんのご協力もあり、スペシャルバージョンでお送りする今回の公演！」
ニヤ「少々予定外のこともありましたが、ご覧の通り『体験型イベント：和楽姫』がスタートしました！」
…………ん？ - 52火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/16(日) 17:20:00
ニヤ「さあ、こちらをご覧ください！」
そう言って飛行船の画面に映し出されたのは何やら慌ただしそうに移動している魑魅一座の姿……って、完全に補足しているの！？
なんか、妙に手際が良いような……いや、陰陽部がやり手なだけよね
そんなことより、この状況って……そういうことよね！
ニヤ「現在、お姫様を誘拐した悪党が逃走中！」
ニヤ「さあ果たして、誘拐されたお姫様を最初に救い出すのはいったい誰なのか？」
ニヤ「無事救出できた方には、私たち陰陽部から特別な賞品もプレゼント予定ですので……」
ニヤ「百鬼夜行にお越しのゲヘナ生のみなさん、そしていつも映画村を楽しんでくださる百鬼夜行生のみなさん」
ニヤ「どうぞ、奮ってご参加ください♪私たちはそれとなく応援してますので〜、にゃははっ！」
そして放送は終わった
"……なるほど"
「いや、本当に助かる！諸々の問題が一気に解決したわ！」
イロハ「……まだ事情を知らない人たちには『公演が続いている』とアピールする」
イロハ「これで周囲の目を誤魔化す、と。悪くない選択です」
ミチル「あんの陰険部長め……じゃなくて、さ、さすがは陰陽部の部長！これならある程度の時間は稼げるかも！」
ミチル「よし、もっと状況は分かりやすくなったかも！」
ミチル「事態が深刻になる前に、私たちの手でイブキさんを救出する！」
イズナ「はい、危機とあればそこから救い出すのが忍びの役目ですので！」
ツクヨ「イブキさん、今頃心細くて、泣いてるかもしれません……行きましょう！」
「早く動くに越したことはないないわね」
車は……公演に参加してるって体だし、そこまでやるとアウトだから無しね
イロハ「……イブキ、すぐ迎えに行きます」
"よし、じゃあ行こうか" - 53二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:53:36
さてこっからどうなる
- 54二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:12:38
アレらを突破する感じだもんな…
- 55火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/17(月) 00:09:55
そして映画村の中を走りながら追いかけること少し
ミチル「魑魅一座、たしかこっちの方に……！」
イズナ「イズナからは逃げられませんよー！」
ツクヨ「はぁ、はぁ……！」
「かなりの頻度で美食研究会という名の誘拐犯相手にしてるのよ、これくらい慣れてるわ！」
？？？「ちょっと」
と静止の声がかかり思わず立ち止まる
辺りをキョロキョロと見回していたが、声の主はすぐに出てきた
？？？「待ったぁ！」
？？？「ここは通しマセン！」
ミチル「なっ……！？」
"シズコに、フィーナ？"
「……先生の知り合い？」
シズコ「色んな挑戦者が来るとは聞いてましたが、まさか先生もいるとは……シズコ、びっくりです☆」
フィーナ「フィーナも、心が痛いデス！かつては一緒に、大魔王ニャン天丸を倒した仲ですが……今は一時的にでも、袂を分かった状態！任侠の道は、非道なデスから！」
"どういうこと……！？"
……まあ、なんか昔色々あったみたい？
イロハ「エンリ先輩」
と小声で話しかけてきたので私も小声で返す
「ん、どうしたの？イロハ」
イロハ「いつも通りサクッと燃やすか倒すかお願いしていいですか？」
「えっ、いいの？なんか魑魅一座の仲間っぽい感じではないけど……」
イロハ「そんなの知りません、イブキの安全が第一です」
イロハ「それに最近強くなってるじゃないですか。この前遠目で見ましたけど以前よりかなりスムーズに美食研究会を鎮圧してましたよね？」
「……まあ、最近アイツらよりも遥かにヤバい人達と戦ってばかりだったから」
「うーーん……でも、これ本当にやっていいのかなぁ？」
と悩んでいると、向こうから気になる話が聞こえてきた - 56火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/17(月) 00:11:30
シズコ「と、とにかく今日の私たちは、公演のアトラクション担当なんです！」
イロハ「……？」
「アトラクション……？」
ミチル「あ、公演の試練の……？」
シズコ「そうです！このアトラクションにおける『最初の関門』、それこそがこの私！」
シズコ「百夜堂のアイドルでありオーナー！そして看板娘の、河和シズコ！」
フィーナ「そしてフィーナ、デス！お頭ぁ！」
シズコ「ふふふっ、何を隠そう私がここにいるのは……」
シズコ「これが最初の関門、つまり看板みたいなものだからです！看板娘だけに！」
ヒュー、と風が吹くような音が聞こえてきた気がした
……なんか、沈黙が凄く気まずいわ
"……笑った方が良い？"
シズコ「要りませんっ！！！上手い洒落じゃないことくらい分かってるので！」
シズコ「とにかく台本はさておき、仕切り直しです！」
シズコ「誘拐されたお姫様を助けにきた皆さん、この私シズコと……！」
フィーナ「フィーナがお相手、いたしマ〜〜ッス！」
……そっか、そういうことかぁ
隠し通すためにこれが本来の公演だとした結果、アトラクションも平常通りに開催
その結果、この足止めが発生……まあ、しょうがないわね、誤魔化すこと最優先にしないと不味いもの
……そういうことならうっかりやり過ぎちゃったら不味いし、今回はサポート主体にしましょうか - 57二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 01:21:52
なるほどね〜
- 58二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 08:43:20
保守
- 59二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 15:20:36
ゲヘ夏にてサポートはやってたから多分大丈夫やろ…
- 60二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:37:01
楽しくなってきたねぇ
- 61二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:19:00
とりま火については少し注意して欲しいかね…
- 62二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 05:16:30
保守
- 63二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 10:05:16
交流会の要素もあるアトラクションだし多少は大丈夫やろ…
- 64二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 14:25:13
そうであれ…
- 65二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:04:23
ほ
- 66二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:06:15
し
- 67二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:49:54
の
- 68火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/19(水) 01:26:47
活躍度 dice2d50=44 45 (89)
医療 dice1d100=56 (56) (成功で活躍度+20、1/2で+40)
ファンブルチェック(うっかり建物に引火したかどうか) dice1d100=61 (61)
- 69火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/19(水) 01:43:34
シズコ「はい、お疲れ様でしたー！」
ミチル「……え、どういうこと？もう終わりで良いの？」
シズコ「まあ別に、そういうアトラクションだし……？」
それはそうね……ゲヘナだったらもっと派手にドンパチやるだろうけど、ここはゲヘナじゃないから……
この様子だと事態を把握してるのって本当に私たちと陰陽部のトッブくらいかぁ……もう少し融通聞かせて欲しいけど、隠蔽重視だから仕方ないわね
ミチル「あ、そっか」
フィーナ「ですがそれでも、胸が熱くなるようなバトルでした！フィーナ、感動デス！」
フィーナ「これな噂で聞く『ニンジャ』なのでデスネ！」
シズコ「そうね、百夜ノ春ノ桜花祭の時は気づかなかったけど、これはもしかして集客になるかも……？」
確かに高い身体能力や忍者らしい奇策を用いた戦い方には興味深いものがあったわね
アトラクションとはいえ私がサポートメインでも十二分に戦えていたし、見栄えもかなり良かったわ
"考える方向性がいつも通りだ……"
シズコ「別に悪いことじゃないじゃないですか！？」
シズコ「……忍術研究部、だったわよね？」
シズコ「忍者の部活とか、最初は何のことかと思ったけど……うん、良いんじゃない？まあ頑張ってね」
ミチル「あ、ありがとう……」
シズコ「先生とお話したいことが色々あるのですが、今日についてそれはさておき……とにかく合格です！では、次のコースへどうぞ！」
ミチル「よ、よし！じゃあ、張り切って進んでいこう！」
"エンリもサポートありがとう"
「ん？別にこれくらい大したことないわよ。そもそも派手に暴れたら建物に引火しそうで怖かっただけだし」
"あはは……それでも、今回は忍術研究部の皆に頑張って欲しいからね"
「そうなの？ふむ……」
「詳しいことはわからないけど、先生のことだから今回も誰かのために色々と動いているんだろうし」
「そういうことなら、今回は本当にピンチになるまで大人しくしてるわ」 - 70二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 07:58:03
活躍度や火もまあ大丈夫なラインだな
- 71二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 14:28:59
第一陣は通れたな
- 72二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 19:29:57
取りあえず炎上して大変なことにならなくてよかったよ
- 73二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:31:02
神格的に火を抑える感じの技をエンリは習得してないというかできないイメージがあるから確かに
- 74二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 02:42:59
まあゲーニッツの「お別れです」みたいな技ならギリセーフかも
- 75火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/20(木) 04:50:05
最初の関門を突破し、暫く走っていたのだけど……なんか、注目のチームとして映像出されていたわね
ミチル「あれ、大丈夫なのかな……？万魔殿の人が見たら怒るんじゃ……」
"開き直り過ぎて、実際の状況はバレてない……みたいな感じかな？"
ツクヨ「元々、全体の構成としては、そういうイベントでしたし……中継をしない方が、もっと怪しいかも、です」
ミチル「うーん、まあそうなんだけど……！」
「まあ、議長は基本アホだし、メンバーも雰囲気とかで誤魔化しが効くような感じするのよね……」
イロハ「相変わらずマコト先輩に対して口悪いですね。あながち間違ってないので何も言えませんけど」
しかし、ガッツリ放送されてるのなら暴れるの厳しいなぁ……
少し前までならともかく、ここ最近やらかし過ぎてあんまり派手に動くとすぐに疑われそうなのよね
……それにしても、先生がなにか怪しんでる？
黙って何か考えてるようだけど……
イズナ「部長！あそこです！」
ミチル「あ、うん！」
とにかく、次の関門へ急ぎましょうか
放送されちゃってるから、関門をスルーするのは厳しそうだし - 76火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/20(木) 04:50:48
さて、第二関門に着いたのは良いんだけど……んー、少し面倒臭い気配がするわね
第二関門『眠り姫』、ルールとしては担当している生徒──ツバキさん、が寝ている間にラインを通過すればOKというもの
ただし、ラインを超える瞬間を気づかれたら失格となり強制退場させられてしまう
……失格になる訳にはいかないわね、戦線離脱しちゃう訳だし
ただ、単純に寝てるか起きてるかの判別が付きにくい上に反応速度もかなり早い
うーん、本当に面倒臭い……本人の少し変わってる部分と合わさってここだけ難易度跳ね上がってるわ……
イズナ「部長、そして主殿！ここはイズナにお任せを！」
ツクヨ「イズナ、ちゃん？」
ミチル「イズナ、何か方法でもあるの？」
イズナ「はい！こんなこともあろうかと、備えておいたのです！」
"こんなこと、普通あるのかな……"
「細かいことはいいじゃない。それで具体的にどうするの？」
イズナ「この忍具、『聞き筒』を使って……！ツバキ殿が寝ているのかどうか……あの『タヌキ寝入りの術』を、看破してみせます！」
……な、なるほど？まあ、悪くは無い……のかしら？
とはいえ、何もしないで見ているっていうのもあれよね……私も私なりの方法で攻略狙いましょうか
幸いなことにツバキさんのすぐ近くで音を聞くみたいだから多少は注意が逸れるだろうから、身を隠す障害物無くてもいけるかもだし
さて、気配を消して慎重に……
dice1d100=75 (75) (隠密88-20、身を隠す障害物が無いためマイナス補正)
- 77二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 09:56:19
久々にダメそうだな…
- 78二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:59:59
しゃーなしよ…
- 79二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 23:21:35
ほ
- 80二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 08:43:53
保守
- 81二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 14:40:38
そういや百鬼夜行のメンツと関わるのは初めてなのもあるから少し油断した？
- 82二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 23:20:14
ほ
- 83火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/22(土) 02:33:22
あー……これはダメそうね、なんかバレてる気がするわ
流石に障害物もない上に真昼間ともなると誤魔化しが効かないか……私じゃ寝てるか起きてるかの見極めは出来ないし
下手にバレて失格判定貰うより大人しくイズナさんに頑張ってもらいましょうか
イズナ「今です！！！」
イズナ「シュバババババッ！！！」
そう言いながら脇を颯爽と駆け抜けていった
イズナ「イズナ、やりました！」
ツバキ「んん……？あ、おめでとう〜」
ミチル「イズナ、すごい！」
ツクヨ「さすが、イズナちゃんです……！」
"いつの間にかイズナが、忍者として成長している……！"
イロハ「……よく分かりませんが、手放しで褒めた方が良い流れですか？」
「まあ、実際に凄いと思うわよ。私も気配消して抜けようとしたけどバッチリバレてたし」
ミチル「よし、じゃあ私たちも……」
と言って抜けようとしたがサブマシンガンの弾丸によって阻止されてしまった
ミチル「のわぁっ！？び、びっくりした！？ど、どうして急に撃ってくるのさ！？」
ツバキ「んー……全員が突破できたわけじゃ、ないよね……？」
ミチル「……え？」
"なるほど。っていうことは、この場合……？"
ツバキ「とはいえ、ひとりは突破できたわけだし……じゃあ、特別ルール」
ツバキ「他のみんなは、私に勝てたらOKってことにしよっか」
正直かなり助かるわね、戦闘ならこちらに勝ち目が出てくるし
ツバキ「さて、第二関門眠り姫……『ツバキ』、いくよ〜」
活躍度 dice2d50=42 25 (67)
医療 dice1d100=39 (39) (成功で活躍度+20、1/2で+40)
ファンブルチェック(うっかり建物に引火したかどうか) dice1d100=24 (24)
- 84二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 09:24:05
抑えるところは抑えて医療面でちゃんとできたな
- 85二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 11:53:56
保守
- 86二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 16:31:10
火も大丈夫だな…
- 87二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 23:15:04
医療結構良い感じでは？
- 88火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/23(日) 01:27:05
ツバキ「うん、お疲れ様〜。正式に通過、ってわけじゃないけど……まあ、一応アリかな」
ミチル「ってことは、通っても良いってこと……？」
ツバキ「うん。次のアトラクションは、まっすぐ進んで右の方だよ」
「まだアトラクションあるのね……うーん、結構時間取られちゃうわね」
イロハ「とは言え現状律儀に攻略して行くしか無いですね……もどかしいのは事実ですが」
「……思ったより焦って無いわね、それなら安心だわ」
イロハ「魑魅一座の動向も中継されてますし、それなら下手なことは出来ないでしょうから」
「確かに、それもそうね」
イロハと少し話してる間に向こうも話し終わったらしく
ツバキ「頑張ってね、私はここから応援してるから」
さて、なるべく先を急がないとね
──────────────────────────────
次の関門に移動してる間も放送は引き続き行われていて……
"何から何まで全部見られてるなぁ……"
イロハ「まあ、バレてなさそうなのは幸いですが……」
「私たちゲヘナ組の方をあんまり映してないのもあるんじゃないかしら？」
「あの議長は基本アホでバカでポンコツだけど……本気出せばそれなりにやるのよね、特に情報関連は」
私はともかく、流石にイロハが大々的に動いてるのがバレると怪しまれると思うのよね
いくらイブキが関わってるからって、アトラクションの範疇ならイロハは動かないだろうし
もし変に違和感持たれて本気で調べたら即割れる気がするのよね……まあ、そうなってないから誤魔化せてるんでしょうけど
けれど、周りからコソコソされるのはなんか複雑な気分ね……
注目は忍術研究部が主に集めてるからかなりマシだけど
(明日KPやるのでもしかしたら更新休むかもです、第二回紅白の紅組のシナリオ回してきます) - 89二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 01:28:09
あっ、アレかぁ…クトゥルフとパラノイアの混合シナリオ…
- 90二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 10:07:50
お疲れ様です
- 91二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 13:05:45
了解です
- 92二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 14:21:36
ほ
- 93二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 22:48:55
まぁまぁ楽しそうである
- 94二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:16:56
三人目の所はなぁ…
- 95二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 06:08:36
ほ
- 96二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 09:49:09
し
- 97二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 14:47:28
の
- 98二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:19:37
うへぇ
- 99二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 08:37:09
保守
- 100二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 14:26:15
ひぃん
- 101二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 22:22:23
どうなるかねぇ
- 102二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 23:12:59
ほ
- 103火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/26(水) 00:02:54
周りから注目を浴びながら移動していくと目の前に誰かが立ち塞がってきた
？？？「なるほど、皆さんでしたか」
ミモリ「ここは『第三関門』です。『読心術師』ことこの私、『水羽ミモリ』がみなさんのお相手をします！」
"ツバキの次は、ミモリ……！"
イズナ「そういえば、聞いたことがあります！ただでさえ不思議な人が多い修行部ですが、その中には『相手の心を読むことができる』方がいると！」
"ミモリにそんな能力が……！？"
……マジならちょっとヤバいかも
うっかり私が神話生物を心に浮かべてしまったら普通に発狂案件よ
気をつけてれば問題ないけど、少し不安になるわね
ミモリ「あ、えっとそれはその……そういう役柄で採用されたと言いますか、何と言いますか……！」
ミモリ「と、とにかく！第三関門は、これまでの中でも最難関！この私、読心術師のミモリがお相手を……！」
なんかこの歯切れの悪い感じ……もしかして【テレパシー】じゃなくて【心理学】？
それなら安心ね……まあ、念の為変なことは考えないようにしておきたいけど
イロハ「なるほど、流石は観光業の百鬼夜行。そういう演技も観光の一環、と」
「ゲヘナもかなり個性的で面白いけど、百鬼夜行も中々面白いわね」
ミモリ「あ、えっと、とりあえず覚悟してください！みなさんの考え、読み取って見せます！」
そして少し目を瞑り、何か集中するような素振りをした後、目を開き話し始めた
ミモリ「まずはイズナちゃん……！」
イズナ「な、何でしょう！？」
ミモリ「イズナちゃんはこの先に進むために、私のことを倒したいんですよね？」
イズナ「ど、どうしてそれを……！」
……イズナさんって、とてもピュアで面白、可愛らしい子ね
ミモリ「ふふっ……そしてツクヨちゃんは、頑張ってお友達の役に立ちたい、と」
ツクヨ「すごい、当たりです……！」
おっ、これは少し凄いかも - 104火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/26(水) 00:03:20
ミモリ「そしてミチルちゃんは……たくさん悩んでいるようですね。複雑な心境の中で、進むべきかどうかについても悩んでいる……」
ミチル「うっ……」
……ふむ、中々複雑な事情がありそうね
というか、先生が私に対してサポート中心の立ち回りして欲しかったのってこれが原因かしら？
ミモリ「ふふふ、いかがでしょう？みなさんの心が読める私を……果たしてみなさんは倒せるでしょうか！」
"よし、じゃあ次は私！"
ミチル「せ、先生殿……！？」
……かなりノリノリね、らしいと言えばらしいけど
ミモリ「え、あ……か、構いません！それでは先生の心も、読んでみせます！」
ミモリ「むむむむっ……！」
さて、どうなるのかしら……正直私もかなりワクワクしているわ
ミモリ「……！！」
しかし、真剣な表情から一転し、顔を赤らめて
ミモリ「せ、先生、そんなことをお考えに……」
"……え？"
……ん？
ミモリ「それはその、えっと……い、今はいけません！」
私は無言で鞄からデザートイーグルを引き抜いた - 105二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 07:16:49
ほ
- 106二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 07:27:12
ミカの時にしか使ってない武装を出すと言うイオリの足の時以上のヤクザムーヴである
- 107二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 15:02:16
イロハ、今エンリをステイさせられるの君しかいないわ…
- 108二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:14:39
このエンリのノリ久々に見るな…
- 109火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/27(木) 02:42:04
イロハ「先生、いったい何を考えているんですか」
「せーんせいっ♪私が言いたいこと、わかるよね？」
私は銃口で先生の頭をちょんちょんと突っつく(一応セーフティはかけてるわ)
「ほら、つーんつーん♪つーんつーん♪」
"何か色々誤解されてる気配！"
私はつつく場所をお腹の辺りに動かしながら
「へー、誤解、誤解ねー。ここまで割とちゃんと当ててきたのに急に勘違いする、と」
「嫌だなぁ、先生♪嘘をつくならもっと上手についてくれないと困っちゃう♪」
ずっとニコニコと満面の笑みを浮かべながら追及を続ける
"エンリ、本当に誤解だから落ち着いて……！"
「私はこの上なく冷静で落ち着いているわよ？」イロハ「先程は私に対して何て言ってましたっけ？」
ミチル「なるほど、こうして内部分裂を引き起こすというのが狙い……！？」
イズナ「読心術師、強敵ですね……！」
多分そこまで考えてないと思うわよ - 110火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/27(木) 02:42:18
ツクヨ「イズナちゃん、部長……！私、良い方法を、思いついたかも、です……！」
ミチル「良い方法？」
ツクヨ「部長から借りた漫画で、読んだことが、あります……！主人公たちが、読心術を使う忍法術師と、戦った時の作戦……！」
ツクヨ「その名も『ぼーっとする作戦』、です！」
……いや、確かに有効だけど、ぼーっとしながら戦えないわよね？
それよりかは思考を単純にする──MAキックMAキックMAキック、みたいな方が良い気はするのだけれど……
ミモリ「ふふっ……なるほど」
ツクヨ「何も考えなければ、心を読まれることも、ありません……！」
ツクヨ「みんなで、ぼーっと、しましょう！」
イズナ「了解です！」
そして忍術研究部の3人はぼーっとし始めた
イロハ「……何ですか、これ」
「……一応、みんなは真面目にやってるつもりなんじゃないかしら？」
一旦、デザートイーグルはしまって様子を見ましょうか - 111二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:43:59
この時のミチルの表情が個人的に少し怖かった覚えあるわ
しかしイロハに突っ込まれたがそういやエンリはイロハと仲良かったな - 112二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 16:24:47
とりま三人は頑張ってるな…
- 113二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 23:33:45
保
- 114二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 08:40:35
保守
- 115二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:29:15
ほ
- 116二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 23:17:07
し
- 117火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/29(土) 02:51:00
ミモリ「そう来ましたか……！それでは私も全力で、ぼーっとしているみなさんの心を読んでみます！」
イズナ「ぼーっ……」
ツクヨ「ぼーっ……！」
ミチル「ぼーっ……？」
ミモリ「むむむむ……っ！？」
何この……何？なんの時間なのかしらこれ？
"すごい勝負だ……！"
イロハ「……それ本気で言ってます？」
「流石に冗談でしょ……冗談よね？」
イロハ「いや、別に対決とかは良いんですけど……これ、いつまで待ってれば良いんでしょうか……ツッコミ不在ですし……」
「イロハがツッコミ役になればいいのよ、頑張れ！」
イロハ「嫌ですよ、なんでわざわざそんな面倒臭いことしないといけないんですか」
「え、いや、万魔殿でのツッコミ担当だと思ってたから……ちなみに私はやらないわよ」
イロハ「その評価も不本意なんですけどね……っていうか、そもそも何ですかこの茶番……」
"まあ元々アトラクションの一環だし"
「そうだけどそうじゃないのよ！」
もうちょっとこう……危機感を！一応危機感を持ってちょうだい！
ワンチャン外交問題になる案件なのよ！ - 118火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/29(土) 02:52:15
ミモリ「あ、ちなみにここで、今回のアトラクションのコツをお伝えしますね」
コツ？何かあるのかしら？
ミモリ「ここでは、門番を倒せばクリアになります」
イズナ「……！！」
ツクヨ「な、なるほど……！」
ミチル「なんだってぇ！？」
イロハ「これ、もしかして私が空気読めて無いんですかね……？」
「……そんなこと無いから安心してちょうだい」
ガチャリ、と音をたてながらラカーユを構え、満面の笑みで宣言する
「よし、お前ら全員ぶっ飛ばしてやる」
"エンリ、抑えて！自重して！"
ここまでの流れがガチの茶番だったとか舐めてんの？
やっぱりゲヘナ式解決法で良かったじゃない！
……まあ、抑えるけど……今回は先生と約束したし
ミモリ「ふふっ、やる気は十分のようですね……！」
ミモリ「では私、不肖ミモリがお相手いたします！」 - 119二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:33:40
笑える要素があることが良いと思うの…
前はそもそもそう言うの無かったんだし… - 120二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 15:18:28
今回も前二つの様に行けば良いな…
- 121二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:16:13
どうなるかね…
- 122火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/30(日) 00:02:41
活躍度 dice2d50=20 50 (70)
医療 dice1d100=51 (51) (成功で活躍度+20、1/2で+40)
ファンブルチェック(うっかり建物に引火したかどうか) dice1d100=90 (90)
- 123火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/30(日) 00:37:21
ミモリ「ふふっ……みなさん、お疲れ様でした！合格ですので、通っても良いですよ」
ツクヨ「成功、でしょうか……？」
イズナ「はい、ツクヨ殿のおかげです！」
ミチル「良かったぁ……」
この試練も無事に突破出来たわ、全力で戦う必要が無いって本当に楽ね
ここ最近割と命かかった戦いしてたからね……いやなんで？なんでこの世界で命かけた戦い出来てたの？
……うーん、このアトラクションあとどれくらいあるのかしら？
流石に面倒と言うか、不安になってきたのだけれど
私たちゲヘナ組ってちょっと気楽にはなり切れないのよね……
イロハはシンプルにイブキへ危害が加えられないか心配
そして、私は他学園と抗争が起きかねない事態ってのが妙にイメージし安くて嫌なのよ
つい最近までエデン関連に巻き込まれてたからね……対トリニティ程酷くならないのはわかってるけど……
イロハ「まあ、読心術と言いますか何と言いますか……つまるところ、顔色を読むのがものすごく上手……みたいな話ですよね」
"ミモリは良い子だし、みんなのことをよく見てるからね"
ミモリ「もう……先生までそんなことを……」
ミモリ「そちらの方が仰った通りです、イベントの一環で名乗っているだけと言いますか……とにかく忍術研究部のみなさん、あらためておめでとうございます」
まあ、魑魅一座の行方もカメラで追えてるし、早めに動いて距離を詰めておきましょうか
……ちゃんと追えてるの地味に凄いわね、振り切られてもおかしくないはずなのに
イロハ「ほら、早く行きますよ」
と、ミチルさんに声をかけてるのが聞こえた
どうやらミモリさんと少し話してたみたいね
イロハ「立ち止まっている場合ではありません、イブキの元へ急がないと」
ミチル「あ、うん……」
ミモリ「ではみなさん、頑張ってください」 - 124二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 09:05:59
９０でも引火無しか良かった
- 125二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:08:05
９５以上でファンブルだからそこまでじゃなきゃセーフなのかも…
- 126二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 23:10:50
なるほど
- 127火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/31(月) 02:16:45
カエデ「はいはーい！第四関門へようこそ！
！」
……しばらく追いかけ続けてると、またアトラクションに行く手を阻まれたわ
はあ……そろそろ壁抜きショートカットしたくなってきたわね
カエデ「ここは罠や仕掛けがいっぱいの『トリックハウス』！この渦巻映画村でも、かなり有名なアトラクションの一つだよ！」
ミチル「つまり……忍者屋敷？」
カエデ「それはよく分かんない！！」
カエデ「とにかく、『第四関門』はこのトリックハウス！担当は私、勇美カエデ15歳！趣味はカブトムシ集めだよ！」
罠や仕掛けねぇ……壊してもいいのなら楽だけど、流石に許されないだろうし……
"やっぱりカエデもいたんだね"
カエデ「ふっふっふっ……まあね！ちなみにお姫様を誘拐した悪党は、この屋敷の中に逃げた……らしいよ！多分！」
「多分……？」
なんか不安になる言葉だけど、それが本当なら相手も足止めされてる可能性があるし……運が良ければチャンスになるかも？
カエデ「そして、この関門でのルールは簡単！」
カエデ「このトリックハウスの中に入って、ゴールに辿り着けばOK！」
カエデ「でも、中にはたくさんの試練があるから、一筋縄じゃ行かないよ！」
ミチル「よっし、分かりやすい！トリックハウスでも忍者屋敷でも、何でもかかってこいだよ！」
ツクヨ「あ、部長……！？」
イズナ「部長、事前に攻略方法の相談などは……！」
「大丈夫大丈夫、進めば何とかなるよ！基本的に観光客向けなんだし、そんなに難しいのは無いはず……！」
……まあ、それもそうね
仕掛けも試練も見てから考えるでゴリ押した方が結果的に早くなりそう
カエデ「あっ！まだ説明の途中なのに！」
そんな声を尻目に私たちはさっさと走り始めた - 128火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/03/31(月) 02:17:36
……のは良かったんだけど
カチリ……ゴゴゴゴゴ……
ミチル「……え？」
うっわぁ、凄いあからさまね……
"ミチル、危なっ……！？"
そのまま落とし穴の罠が起動し、二人揃って落ちていってしまった
「あちゃあ……これどうしようかしら？」
イロハ「そうですね……一先ずこのアトラクションのクリアを目指しましょうか」
イロハ「先生たちもゴールを目指す以上そこで確実に合流出来るでしょうし、途中で合流出来る可能性もありますからね」
「確かにそうね……それじゃ、そこの二人も今は先を急ぎましょ」
イズナ「了解です！」
ツクヨ「は、はい……！」
──────────────────────────────
そしてトリックハウスの攻略を始めてしばらくたち……
イロハ「……エンリ先輩って、道案内とか得意でしたよね？正解のルートわかりませんか？」
「えっとね……私のってある程度正解の道把握した上でのものになるからこういうのは難しいのよね」
「そもそも結構罠に翻弄されて方向感覚狂っちゃったから……破壊出来ないってなるとここまで対応が面倒臭くなるのね……」
少しだけイオリの気持ちがわかった気がするわ……今まで罠とかは全部焼却ゴリ押し処理してきた弊害ね……
そして忍術研究部の二人とも気がついたらはぐれてしまっていて……
イロハ「つまり今の私たちは……」
「完全に道に迷った、ってことね……」
(ファンブルは96以上です……)
- 129二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 09:48:18
96以上だったか…
申し訳ない… - 130二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 14:17:11
はぐれたか…
幸運ダイスでギャンブルするか？ - 131二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 22:09:04
困った、どうしよ
- 132二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 23:14:59
とりま別で入った人の誰かと合流しに行くか？
- 133◆i3zxmnWlFwjG25/04/01(火) 07:57:01
(さて、本日はエイプリルフールですが……エイプリルフールらしいエンリのお話ってなんでしょうね？という訳でネタ募集します)
- 134二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 15:02:44
エンリが先生と二人きりの時に意識をクトゥグアと交代しているふりをするヤツ位しか浮かばないな…
- 135二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 18:27:18
トリニティからの強い希望で出張みたいな形で救急医学部から救護騎士団に行く為にトリニティに転校する事が決まったとか？
エンリが『向こう』関係で冗談言うとそれを冗談じゃなくて真実にしようとしてくる可能性の有る混沌が居るし・・・ - 136◆i3zxmnWlFwjG25/04/01(火) 22:06:43
- 137二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 23:17:36
お疲れ様です
それと採用感謝… - 138二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 07:46:58
一応の保守
- 139二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 07:49:31
メインじゃやれない事やってればエイプリルフールって感じはする
- 140二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 14:08:48
それはホントにそう
- 141二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 23:23:43
ほ
- 142火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/03(木) 01:08:42
「いや……本当にどうしようかしら？まず全体像が把握できてないから出口も分からないわ」
イロハ「百鬼夜行が観光に力を入れてることが伝わってきますね。今はそれに苦しめられている訳ですが」
正直彷徨い始めてからかなりの時間が経過してるわ
先生やミチルさんどころか、イズナさんとツクヨさんも見当たらないからもう皆脱出成功してる可能性まであるわね……
「あーもう進展無さすぎてしんどーい、全部燃やして強行突破したーい」
イロハ「それやったらこっちに迷惑かかるので辞めてくださいね？」
「わかってるわよ、流石にしない。でもボヤくくらいいいでしょ？せめて足疲れてきたから車乗りたいわ」
イロハ「そんなもしもの話をしたところで……ん？」
「あら？もしかして何か気付いたのかしら？」
ピタリ、と立ち止まって何か考え出したのに合わせて私も立ち止まり、話を聞こうとした時
カエデ「あ、いたいた！おーい！」
「あら？もしかしてお迎えかしら？」
カエデ「そうそう、あなた達以外全員突破したからね。その報告次いでに連れて行く事にしたの！」
「そうなのね……みんなどうやってここを突破したのかしら？」
「とにかく、これで無事に合流出来そうね。行きましょうか」
イロハ「そうですね、丁度いいタイミングですし」
イロハ「ところでエンリ先輩、どうして今回は車使わなかったんですか？」
「え？いや、表向きはアトラクション攻略の体にしないといけないから車はやり過ぎかなって」
「あと、ここ最近色々とやらかしてるから少しは自重しようかなって……」
イロハ「なるほど、そうだったんですね」
イロハ「それなら、私がやる分には問題無さそうですね」
「……イロハ？」
イロハ「このトリックハウスとやらを彷徨う中で気づいたんですよ。どうして馬鹿正直に自分の足で走っていたのか……と」
イロハ「ここから先は私らしく、ゲヘナらしく行きましょうか」
そうニヤリと笑いながら言うと、どこかと連絡を取り始めた - 143二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 10:18:01
自重できるか？
- 144二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 14:41:30
ある意味丁度良いタイミングで呼び出すねアレを…
- 145二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 23:26:51
もうすぐだな…あのシーンまで…
- 146二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 07:57:18
やっちゃえい
- 147二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 14:12:48
そろそろだな…
- 148二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 22:44:34
保守
- 149二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 23:09:50
ほ
- 150二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 08:52:00
どうなるか
- 151二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 14:42:36
頼むぜ…
イロハ… - 152火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/05(土) 20:40:01
「………………」
嫌な予感はしていたし、予測も出来る範囲ではあったわ
でも、実際に目の当たりにすると……これ大丈夫なのかしら？という気持ちが湧いてくる
いや、エデン関連の私のやらかしに比べたら大半のことが些細なことになる訳だけどさ……
イロハ「何ボーっとしてるんですか、最後の微調整手伝ってもらえると助かるんですけど」
「……ねえ、本当にこれやって大丈夫なのかしら？」
「流石に戦車使っちゃうのは不味いんじゃないのかなぁ、って……」
「凄い目立つし、巻き添えで色々壊れそうなのだけれど……」
イロハ「まあ、何とかなるでしょう。そもそも向こう側の不手際な訳ですし」
イロハ「そもそもイブキが誘拐された件は向こうとしても隠蔽したいでしょうからね」
イロハ「もし周辺に損害が発生したとしても相手からは何も言えませんよ」
「あー……いや、それはそうだけど……」
「まあ、いっか。ここからは派手にいきましょう」
もう考えてもしょうがないし、ずっと走り続けるのも疲れる上に面倒臭かったし、もうやっちゃいましょうか！
戦車なんか使ったら絶対建物とかに被害出るけどもう知らないわ！ - 153二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 23:19:27
まあエンリはこれまで抑えてたから被害は実質今回のヤツのみになると思えばヨシ
- 154火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/06(日) 04:19:46
最後の調整を終わらせた後、先生たちと合流するために動き始めた
戦車はその特徴的なキャタピラ音を響かせながら進んでいき
ドカアアァァァン！！
……ん？早速何か壊した？それとも砲弾を撃ち込んだのかしら？
たまたま外を見てないタイミングだったから何をしたのかわからないけど、イロハが戦車から降りようとしたので私もそれに続いた
イロハ「無事でしたか」
「良かった良かった、ちゃんと合流出来てたのね」
"イロハ！？エンリ！？"
カエデ「トリックハウスで迷子になってたから連れて来た！何か知らない間に戦車が準備されててさ、ビックリしたよー」
イロハ「……あのトリックハウスとやらを彷徨う中で、気づきました」
イロハ「どうして馬鹿正直に、自分の足で走っていたのか……と」
イロハ「初めからこうするべきでしたね……あらためて、イブキを助けに行きます」
「まあ、自分の足でいくか、乗り物利用するかだったら後者の方が早くて当たり前よね……」
「いや、私は目立ち過ぎるとここ最近のやらかしも相まって不味いかなぁ？って思ってたけど……」
「私が主犯じゃ無いなら問題ないわよね！イロハがやる分には揉み消しも効くでしょうし！」
イロハ「みなさんまさか、諦めてないですよね？」
「むしろここからが本番まであるわよ？」
？？？「ま、待ってください……！」
なんか百鬼夜行側の人が何か言っていたけど気にしないわ、私たちは急がないといけないからね！
ツクヨ「部長！」
イズナ「部長！！」
"ミチル"
声をかけられた肝心の彼女はしばらく動揺してキョロキョロしていたが
ミチル「あああぁぁあもうっ！！よし吹っ切れた！行こう、忍術研究部！」
そして全員が戦車に乗り込むか、並走し始める
……ミチルさん、何か悩んでたっぽかったけど吹っ切れたようね、どうせまた先生が何かしたんでしょうけど - 155火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/06(日) 04:20:29
さて、その肝心の先生は……ん……？
「先生、ちょっとこっち来て」
と、こっそり呼び寄せる
"どうかしたの？"
「……やっぱり変ね、足見せて」
そして確認すると……うん、歩き方がどこか不自然だと思ったけど怪我してるわね
しかも多分ミチルさんが変に負担に思わないように誤魔化そうとしてるし……
「あー……多分罠で落ちた時に軽く足くじいてるわね。全く、こんな状態で走り回って、変に悪化したらどうするのよ？」
"あはは……"
「取り敢えず応急処置と足首の固定だけしておくわ。どうせこの件が片付くまで何言っても安静にしないでしょうから」
「全部終わったら改めてちゃんと処置するからね？怪我人だっていうのをちゃんと自覚して動くように」
"ありがとう、助かるよ"
けたたましく鳴るキャタピラ音をBGMに私は応急処置を始めた - 156二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 07:40:11
進軍開始やな…
- 157二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 14:51:03
とりあえず歩けるしOK
- 158二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 00:22:24
無理は良くない
- 159二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 10:13:43
保守
- 160二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 14:12:20
どうなることやら…
- 161二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 23:11:08
ほ
- 162二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 08:25:15
保守
- 163二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 14:22:03
- 164二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 23:07:57
やれそうだけど微妙な気はする…
- 165火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/09(水) 00:16:05
- 166火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/09(水) 01:03:45
イズナ「魑魅一座、発見です！」
「私も視認した！全員纏めてこんがり焼いてやる！」
戦車でかっ飛ばしていくとあっという間に追いついたわ
こんなことなら私もさっさと車出してれば良かった……！
「どうする？牽制で炎叩き込んでおく？」
イロハ「距離が距離ですし、まだ撃たなくていいですよ」
「了解……ん？魑魅一座が何かしてるわね」
何か橋の辺りでコソコソ動いてるみたいだけど……
ドカアアァァァン！！
ツクヨ「い、今の爆発は……！？」
ミチル「やばっ！橋が吹き飛ばされてない！？」
イズナ「おおおっ！イズナ、こういうこドラマで見たことあります！追撃戦の王道ですね！」
「まあ、シンプルだけど有効な策よね。逆の立場なら私もそうやって時間稼ぐし」
"イロハ、どうしよっか？"
イロハ「橋を破壊して、追撃を振り切ろうと……」
まあ、普通なら大ピンチなんでしょうけど……
イロハ「……甘いですね」
私の後輩を舐めてもらっちゃ困るのよ
ミチル「え、何！？なんで余裕なの！？」
「ま、うちの自慢の戦車長ですから。それで？多分このままじゃ流石に速度足りないけどどうするの？」
"速度……？"
イロハ「先生も、それ以外の皆さんも。しっかり捕まっててください」
"まさか……"
イロハが戦車の内部で何か手早く操作し、準備が進められていく - 167火神エンリ◆i3zxmnWlFwjG25/04/09(水) 01:04:59
イロハ「足場が無いから何なんですか」
イロハ「これくらいで、諦めるわけないでしょう」
ミチル「何言ってんの！？ねぇ！？」
「あら？知らないの？うちの生徒は何かやると決めたらそれに向かって一直線なのよ！」
ミチル「それ理由になってないって！」
イロハ「確かにエンリ先輩が言ってたように今のままじゃ速度が足りません──なので、砲身を後ろ側に回してください、発射準備を」
イロハ「発砲の衝撃で飛び越えます」
「なるほど！ロマン溢れるやり方じゃない！最っ高に楽しくなってきたわね！」
ミチル「それ本当に行けるかなぁ！？」
イロハ「大丈夫です、映画で見ましたから」
「あはは！あっはははは！！なら何の心配も無いわね！」
イロハ「気合入れてください……！」
その声とともに発砲し、戦車が宙へと飛び上がる
ミチル「のああああああぁぁぁぁぁっ！！？！？」
「あははは！あっはははは！！あははははははははは！！！」
その場にはミチルさんの悲鳴と私の馬鹿みたいな笑い声がひびきわたっていた - 168二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 07:37:38
- 169二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 15:13:51
エンリの炎を利用したジェットエンジン自体はエンジニア部辺りがエンリに目を付けてたらやりそうよな…
- 170二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 23:09:17
ほ
- 171二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 08:18:13
ヒューマントーチじゃん