- 1二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 17:52:02
この“自分に憧れるアイドルや自分が越えるべきアイドルはいても、自分と競ってくれるアイドルが極月にいない中、外の大会で心の底から楽しそうに自分と競ってくれるアイドル(星南)を見て、彼女こそが自身の終生のライバルになるだろうと思っていたのに、何故か初星学園に篭ってトップアイドルになろうとしない星南を見て失望と裏切られた怒りと捩れた友情を向け続けていたけど、Pとの出会いでもう一度トップアイドルを目指し始めた会長に大興奮してNIAでの挑戦状を叩きつけて見事に敗北してそれでこそ十王星南だ…!”ってなってる月花様を一つお願いします
逆に”勝ってずっと篭っているからだ、先で待っているぞ…みたいな期待の感情を向けてる月花様”もあればそれもお願いします - 2二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 17:52:55
う〜ん…ちょっとサンプルが少ないからあと1万文字くらい書いてくれる?
- 3二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 17:53:27
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 17:53:42
当店セルフサービスとなっております
- 5二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 17:56:33
星南NIAの月花様は発話無いから無限の可能性あるのええな
ただ俺にはその可能性を具現化する頭がない
主の話をもっと聞かせてくれや - 6二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:17:46
このレスは削除されています
- 7125/03/10(月) 18:18:19
こう…一度だけライバルとして戦ってたのは言われてたし、極月唯一のsランクじゃん?やっぱ同年代でライバルになるやつは少なかったと思うんだよ、そこで自分と同等に競り合えるライバルである十王星南とであって、アイドルが好きな星南だからやっぱり心の底から楽しそうにパフォーマンスすると思うんだよ。そんな星南を見て彼女こそが自分のライバル…!って互いに意識するんだ、そして立ち止まってるわけにはいかないと海外へ手を伸ばしてトップアイドルになったけれど、星南は知っての通り初星で後輩たちの育成に力を入れ始めた。自分はトップアイドルになったけれど、そこにあの日きっと競い合うんだと感じた彼女はいない。そんな現状に一抹の寂しさと失望を感じていたら極月から星南がアイドルとして再び活動を始めたという話を聞くんだ、あぁ、足踏みしていただけなんだ、諦めていなかったんだ、って嬉しく思っていたら黒井社長からNIAに出て初星の奴らを潰せって言われて、じゃあ星南に挑戦状を叩きつければ彼女も出てくる、彼女がファイナルまで来ないなんてありえない、ならば大舞台でライバルともう一度戦える!って考えて挑戦状を送りつけるんだ。思惑通り星南は乗ってきて、しかも思いがけず1対1の真剣勝負ができることになった。そして互いに全力を出して星南に負けるんだ。今の彼女ならもう一度学園に籠ったりしない、きっと自分の場所へ登ってくると確信して今度は自分のステージで星南と戦いたいと考えてトップアイドル“白草月花”として星南を迎え打てるようにさらに鍛え始める…
見たいのが見たいんですよ、あとこっそり星南のグッズをちまちま集めたりしてると私性合 - 8二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:20:07
2人で一緒に焼肉食べる概念好き
- 9二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:21:22
ここの月花様は後々海外のアイドルコンテストの招待状を送りつけてきそう
- 10二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:26:24
月花様の部屋の一角に十王星南のグッズを集めたコーナーがあることはあまり知られていない
- 11二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:26:53
つまりなんだ?ことね→星南みたいな感情を向けてる月花ってことか?
- 12二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:35:54
ことね「星南先輩は私のスターです!」
月花「いや、私のスターだ。」
星南「(^_^;)」
ってこと? - 13二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:36:02
そういえば月花って会長のことなんて呼んでたっけ?
- 14二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 18:41:27
莉波のコミュでは「十王星南」って言ってたけど、本人には話しかけてないからわからんな。
でも同コミュで莉波に「久しぶりに推せるアイドルが」云々って言ってたから、星南も推しだったかもしれない。 - 15二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 19:01:28
(なにをしている…十王星南…キサマは広い世界でワタシと決着を付けるのでは無かったのか…?あの日キサマが言ったことはその場しのぎの方便だったということか…?
箱庭に閉じこもり、自分に比肩し得ない家来達にかしずかれる…それがキサマの選択か…?そうだというのか…?)
と初星学園に籠もる会長に苛立ちを募らせる月花様が見れると聞いてきました!スレ主さん、執筆頑張って下さい!(無茶振り) - 16二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 19:03:50
────私は、既に燃え尽きていた。
色彩は既に世界から消え、焚べるべき薪も無く、虚ろな大穴に積もる無尽蔵の灰だけが、私の全てだった。
舞台でどれだけの喝采を浴びようが、どれだけの畏怖と尊敬を受け止めようが、既に燃え尽きた灰は、須らく火をつけることは無い。海の外に出ようが、どんな人間が現れようが、私にとって、打倒すべき障害と言える障害は、もはや歴史と時間のみであった。
勝てない相手などごまんとおり、今の世界において、自らが頂点に君臨しているという傲慢な考えは持っていない。……だが、確信はある。
未来、そう、遠くない未来において、私は必ず頂点の上り詰めた人間として、永劫普遍の歴史の名に加われるだろう。
それはなんて、なんて────
─────なんて、酷くつまらないものだ。
喜びを分かち合う友もなく、ただ孤高たれとある玉座に、一体なんの意味がある? そうだ、必要なのは分かち合うもの。
苦難を共に享受し、高め合い、幸福の全てを掴み取る終生の友。
月とは、太陽が無くては輝かない。そしてアイドルにとっての太陽とは、この世界に生ける人々。……つまり、真に月に必要なのは、自ら光り輝き、太陽も月も無い世界でも生ける一番星。
「くく……はは……ははははは!!!!」
あぁ、笑いが止まらない。愉快だ、本当に愉快だ。
「……随分愉快に笑うじゃない。常勝無敗の貴女がとうとう負けて、気でも触れたかしら?」
そうだな、そうかもしれない。だが、笑いもする。
堕ちた星は再び空を照らし、今ここに燦然たる輝きを放っている。万雷の喝采を浴びて、今ここに一番星ありと世に知らしめている。虚構を背負い、自らが仮初の一番星だと自覚しても尚、それでもと荊棘の道を歩んでいる。
そうだ、お前はそういう奴だ。そして私も。あの日から何一つ私達は変わってない。
「…………貴女のこと聞いたわ。その様子だと、燻っていないみたいで何よりよ」
「……世界から色が消え、焚べる薪が無くなろうと、それはアイドルとしての死を齎しているわけではない。お前には、私がそこまで傲慢に写っていたのか?」
「えぇ。てっきり貴女が、世界の全てを奪ったと勘違いしてると思ったわ」
「痴れ言を。お前こそ、堕ちた星だと勝手に失望していたが…………お前は、やはり夜天に輝く星だったな」
「光栄ね。でもそれは間違い。私は決して、夜だけで終わらない」 - 17二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 19:04:10
「────私は、永遠を照らす星。輝ける孤高の月とは違う。幾万の星の頂点に立つ、一番星よ」
…………あぁ、やはりお前は。
「…………ではな、一番星。お前が、星の一つとして終わらないことを願おう」
「…………また会いましょう。今度は、海の外で」
踵を返して、星から目を背ける。
私の世界は、今も灰が降り注ぐ。
奴の世界は、今も一番星が輝く。
お前という星に向けて私は願う。
────願わくば、月の灰燼が一番星に照らされることを。 - 18二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 19:04:16
月花→星南←燕の三角関係でも美味しいと思う
星南と並び立つアイドルと、星南の1番近くで星南を越えたいと思っているアイドルが出会ったらどうなるのか見てみたい - 19二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 19:05:11
勝手に書いて、しかも主の言う奴を表現できた訳じゃないかもしれないからごめん……でもこんなこと思ってたらいいなーって感じのやつ
- 20125/03/10(月) 20:43:52
全然いいです!こういうのが見たかった…!これはこちらも書かねば無作法というもの…
- 21二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 22:33:39
- 22二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 22:37:15
- 23二次元好きの匿名さん25/03/10(月) 23:31:49
星南のグッズコーナーで鉢合わせすることねと月花がいるかもしれない
- 24二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:09:28
一度、月花のSSを書こうとして投げた程度の人間ですが、適当にご査収ください。
- 25二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:09:42
……最終オーディション、フィナーレの会場に続く道。
そこに、立つ白い影。
月花「――ほう、久しいな。一番星?」
極月学園のSランクアイドル白草月花は、十王星南を見て、口角を歪ませた。
星南「……相変わらず、むちゃくちゃやってるみたいね、あなた。
極月学園の人たちが、かなり頭を抱えていたわよ」
月花「Sランクアイドルが出てはいけない、などとは記載されていない。
ならば問題もあるまい。
……それに、一番星が出ている以上、もはやそんなことは些事だろう?」
星南「誰かさんが、アメリカから戻ってこなければ、ね。
私はプロデューサーに徹するつもりだったのだけれど」
月花「――風の報せでは聞いていたが。
そのような戯事に興じるとはな。
まったく、暗愚な判断という他にない」
星南「……それは褒め言葉として受け取っておきましょう」
月花「それで?
恥知らずにも『プロデューサー』風情が、雛鳥を守るためにステージに立つ、というわけか?
……どうやら、ステージに立つ者の誇りすら忘れたようだな。
どこまでも失望させてくれる」 - 26二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:12:04
ことね「――何言ってくれちゃってんのッ!!」
星南「こっ、ことね――!?」
ことね「スミマセン会長。途中から話、全部聞いてました。
さっきから黙って聞いていれば、好き勝手言ってくれちゃって!
アメリカ帰りだか、Sランクアイドルだか知らないけど!
会長は。十王星南は――!」
星南「ありがとう、ことね。とても、気持ちは嬉しいわ。
けれど、これは私と彼女の問題。
ここは私に、『預けて』欲しいの」
星南がことねの目をじっと見る。
ことね「――! は、はい。わかりました!」
星南「……白草月花。あなたの言う事を私は、否定も肯定もしない。
いえ、正確に言えば私の口からは否定もできないし、肯定もできない。
――だから、ステージで。このフィナーレの舞台で、語りましょう」
月花「……これ以上、私を失望させるなよ。十王星南」
白草月花が二人に背を向け、会場へと一人向かう。
星南「そういうわけだから。
――行ってくるわね。ことね」
ことね「……はい!
絶対、勝ってくださいね! ――星南ちゃん!」 - 27二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:12:27
極月学園唯一のSランクアイドル。
そして、初星学園一番星。
二人のアイドルの戦いは、万雷の拍手と歓声を持って迎え入れられた。
舞台は違えど、互いに『トップアイドル』というにふさわしい二人。
もはや、『ネクスト・アイドル・オーディション』という本来の姿からはかけ離れてしまっているものの、二人がステージに立った瞬間、会場のすべての人がその事実を忘れた。
一体、どちらが勝つのだろう?
どんな歌やダンスが、これから始まるのだろう?
人々の頭にあるのは、その高揚感のみ。
見る者全てが、『その時』を思い描き息を呑む。
しばしの静寂の後、やがてついに『その時』は来た――。 - 28二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:13:47
――おそらく、人々はきっとこの戦いを学園の看板をかけた戦い、と考えるだろう。
しかし、ステージの上ではそんなものは何の価値もない。
一番星も、Sランクも、所詮は人がつけたラベルに過ぎない。
一番星だから、Sランクだから、パフォーマンスが素晴らしい?
そんなバカな話があるわけがない。
人を惹きつけるのは、そのアイドルの生き様と、観客を楽しませようと思う、その心。
最高のライブを作ろうとする、その『誇り』に他ならない。
――どれほどの肩書があろうと、『誇り』なき者のパフォーマンスなど時間の無駄でしかない。
(……ステージで語ると、お前はそう言ったな。星南)
かつての十王星南の姿が思い起こされる。
私と星南の戦いは、ただの一度きり。
私は数多のアイドルを下してきた。
数多のアイドルは、私を前にして震え上がった。
敗北を恐れ、我が身可愛さに逃げ帰る者。
ただ私を討ち取る事ばかりで、ライブのことなど抜け落ちている者。 - 29二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:14:15
――しかし、星南は。
十王星南は、敢然と『誇り』を持ってステージに立った。
(ならば、私に見せてみろ)
未だに、彼女のそのライブは、鮮明なものとして記憶にある。
会場の温度、匂い。音の反響。
――絢爛な照明の下で、何よりも輝くその瞳。
おそらく、生涯私がそのライブを忘れることはない。
(――私に、最高のライブを見せてみろ。十王星南!) - 30二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:15:07
ことね「――すっご」
控室に星南が戻って来る。
星南「ただいま、ことね」
ことね「会長――星南ちゃん! すっごい――最っ高のライブでした!
いつもすごいですけど、今日はホントにホントにすごかったです!
あたし、感動して涙が……」
星南「そ、そう? ……そう、それなら」
月花「――戻っていたか」
ことね「白草、月花……!」
星南「あなたもお疲れ様、月花」
月花「……ライブ一つで息を切らすような身体づくりはしていない」
星南「さすがね。Sランクアイドルはやっぱり違うわ」
月花「……たわ言を」
星南「そうね。あなたの事だから、無駄話は嫌いでしょう。
だから、単刀直入に。
どうだったかしら?」 - 31二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:15:25
月花「……見事なものだった」
星南「――そう、良かった」
月花「……だが、それ故にわからない。
アイドルとしての誇りを持ってなお、何故プロデューサーなど」
星南「答えは単純よ。
今の私はプロデューサーとしても、アイドルと同じように誇りを持っているから」
月花「プロデューサーとしても……?」
星南「……正直、少し前まではあなたの考えた通りの状況を辿っていたわ。
私は、近い内にアイドルを卒業して、プロデューサーになるつもりだった」
ことね「エェッ!? そ、そうだったんですか!?」
星南「えぇ、実はね。
けれど……今まさに成長しつつあるアイドルたちと。
そして、ある人のおかげで、私はアイドルでいることにしたの」
月花「……ほう」
星南「私はアイドルが好き。
自分がアイドルであることも、輝くアイドルの姿を見るのも。
その両方を愛している。
――だから、誇りを持って、私は逃げずにその両方に挑む」 - 32二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:16:44
ことね「……会長」
星南「正直言って――『N.I.A』に私が出ることはよくないことではあるけど。
あなたとアイドルとして、誇りを持って戦えた事は、とても嬉しかった。
ふふっ。こんな無茶苦茶なライブをしたものも久々だわ」
星南「月花。
――私、トップアイドルを目指すわ」
月花「ほう?」
星南「そして、トップアイドルを目指すのは私だけじゃない。
――ことねもよ!」
ことね「うわ、いきなりあたしっ!?
そ、そりゃ目指しますけど……」
星南「ことねには類まれなるアイドルの才能があるの!
月花ならわかるでしょ!?
私のプロデューサーとしての魂が熱く激しく燃えているの!!」
月花「ほほう、なるほど? ほほう……」
ことね「えっ、ちょっ、な、ななんスか!? 顔近いですって!」 - 33二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:17:34
ことね「あ、あはは……そ、それはまた別の機会ってコトで……」
月花「……ふふっ、ふはははっ!
どうやら、しばらくは退屈せずに済みそうだ。
藤田ことね、十王星南。
私は、お前たちの進む道の先で待っている。
よって。
――必ず、私に挑みに来い。
今日以上の私が、誇りを持ってお前たちの相手となろう」
月花が、控室から去る。
ことね「あー……なんかドッと疲れた。
よくわかんない人だったケド、パフォーマンスは本当すごかったな」
星南「――改めて、私は幸せ者ね」
ことね「ん? 何か今――」
星南「いえ、なんでもないわ。
それより、明日はライブ映像を見て反省会よ。
4Kビデオカメラを手配してもらったの。
ことねのライブが高画質でヌルヌルFPSで見られるわ!!!」 - 34二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 09:29:28
内心超絶ウキウキな月花様が見える見える…
- 35二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 10:25:46
星南がことねを育ててるのを見て自分も育ててみるか…ってなる月花はいるかも知れない。愚妹とからへんを
- 36二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 10:28:51
ことねルートはなんでこの人がFINALEに出てんの?状態だったから
いくらでも想像の余地があるね - 37二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 19:10:50
「……うぇ」「ん?」
「へ、変装してまでなんでここにいるんすカー…?」
「十王星南のグッズを買いにきたに決まっているだろう」
「で、デスヨネー」
「そう言うお前は?あいつの担当ではないのか?」
「それは…あ〜…ずっと…ずっと“星南ちゃん”のファンだったんで…」
「そうか…一緒だな」
「えっ…?」
「あいつと初めて競ったあの日から、私はアイツのファンで、ライバルだったんだ」
「そうだったんだ…」
「そんなことより早く行かねば売り切れるぞ」
「えっ、あ!し、失礼します!」
「フッ…楽しみが増えたな…」
- 38二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 19:20:19
ここの四音は星南にもデカめの感情向けてそう
- 39二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 00:46:06
ことねに四音をぶつけて自分は星南とぶつかることで二重の欲求を満たすことを覚えてしまった月花がいるかもしれない