- 1◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 02:39:13
「トレーナーさん」
「っ! えっと、ツヨシ?」
「もう夜も遅いですし、作業はそろそろ一区切りつけないとですよ」
自宅の書斎にて、現担当ウマ娘のデータを纏めていた所、元担当ウマ娘のツヨシに声を掛けられた。ツヨシが時計を指さし、そちらへ目を向けると時刻は午後の11時を示していた。作業を始めたのが8時頃だった筈だが……気付かぬ内にこんな時間になってしまっていたようだ。
「すまんツヨシ、作業に集中して気づかなかったよ」
「アナタは昔からそういう所がありましたからね、起きた時隣にいらっしゃらなかったのでもしやっと思いました」
「たはは、面目ない」
「全く……ホットココア入れました、どうぞ」
「ありがとう、いただくよ」
ツヨシはマグカップを2つ持ってきており、片方を渡した後椅子に座りホットココアを飲む。 - 2◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 02:39:23
「ふぅ、温まる……やっぱり甘いココアは好きだ」
「トレーナーさんって意外にも甘い物好きですよね」
「意外ってなんだよ……」
「私だけに可愛い所見せてくれるのが愛おしいって話ですよ」
「ぐふっ」
びっくりした、急に可愛い不意打ちを受けてむせてしまった。
「そういう事は急に言わないでくれ、心臓に悪い」
「急じゃなくても心臓に悪いんですから、変わりませんよ」
「むぐぅ……」
全くよくご存知で、言い返せず俺はホットココアを飲み口を噤んだ。
ホットココアを飲み終えたら、そのままマグカップを片付け2人で歯磨きし寝支度をする。
「おやすみなさい、トレーナーさん」
「おやすみなさい、ツヨシ」
お互いの顔を見ながら、就寝の挨拶をした。 - 3◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 02:39:34
終わり
- 4◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 02:40:01
- 5◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 02:40:26
- 6二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 02:50:47
ツヨシはストレートなとこがあって意外に恋愛強者かもしれないのか…?
そんな気がしてきた! - 7◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 02:56:43
- 8◆iGjCJthFblL725/03/11(火) 06:55:44
保守
- 9二次元好きの匿名さん25/03/11(火) 07:25:18
ドリームジャーニー