- 1アレス25/03/12(水) 08:56:00
～ここは某Cyberpunk2077に似てきたいつかの未来都市～
アナタは訳あって転がり込んできたり、生まれ育ったりしてここにいる。犯罪に暴力、退廃を極めたこの「都市」で己の欲を満たし、様々な仕事をこなして1日1日を生き抜いていこう
・恋愛ロールはキスハグまでとする(ディープな描写NG)
※禁止事項
・ファンタジー、超能力(SFケモ耳は許す)
・時間停止、瞬間移動、空間操作等の超技術
・確定ロール、ダイス、版権そのもの、版権画像、超人、資金チート
・破壊的テロ行為、政治乗っ取り
・即死武器、大量破壊兵器(巨大兵器、搭乗ロボ含む)の個人保有
(可能な限りダイスは裏スレで、最低限に。その他疑問に思ったらメタで話し合いましょう)
・イベントを起こす際、裏スレで事前相談をすること
・レスが近い場合、自分のレス番号をよく確認すること
・レスが>>190を越えた場合、次スレが貼られるまでレスを控えること
次スレは>>190が立ててください
- 2アレス25/03/12(水) 08:56:52
- 3アレス25/03/12(水) 08:57:32
- 4アレス25/03/12(水) 08:59:02
保守
- 5アレス25/03/12(水) 08:59:12
ほす
- 6アレス25/03/12(水) 08:59:24
ほし
- 7アレス25/03/12(水) 08:59:38
ほ
- 8アレス25/03/12(水) 08:59:50
し
- 9アレス25/03/12(水) 09:00:01
ゅ
- 10アレス25/03/12(水) 09:00:15
保守完了
- 11アレス:ネオン街25/03/12(水) 18:39:07
前スレ198
はい！もう一度ハッキングしてみます！
奴らを車谷さんには近づけさせません！
【車谷の銃がチャージできるように再び前に出る】 - 12超機動泥棒25/03/12(水) 19:16:39
(前スレ200添付)
だぁっらぁ！
【右のレイブレードを横にして下から上へパリィ目的で振るい】
おるぁっ！これでも余裕は保てるかな！
【左のレイブレードを振るう、と見せかけてマンティスを起動してその動きをさらに変則的に変えて攻撃を仕掛ける】 - 13ウィンディ25/03/12(水) 20:07:15
- 14超機動泥棒25/03/13(木) 08:06:30
- 15ウィンディ25/03/13(木) 09:39:55
- 16ロミジュリ25/03/13(木) 11:12:57
【路地裏で立ちションベンを終わらせたターゲットに近づく女性】
あんたが〇〇？「あ？そうだが…」
【男がそう肯定するやいなや女性は男の首を片腕で掴むと、もう片方の腕で素早く胴体にナイフを複数回突き刺した】
「お"…が…ごぽ…」
悪いね…いや、悪くもないか。
【ターゲットが口から血の泡を吹きながら、地面に膝をついたと同時に女性はその脳天に銃弾を浴びせ、頭部と頭部に接続されていたチップを徹底的に破壊した】
もしもし？
ターゲットは始末した、チップもね。
もう娘さんの写真が新しく出回ること無いと思う…あとのやり取りは仲介人を通して…それじゃあ。
【女性は血まみれのまま、迎えに来たタクシー車に乗り込んだ】 - 17ネオン街ど真ん中の戦場25/03/13(木) 11:28:55
前スレ198
黒と赤「データ言語」【うっぐぅ…！いてぇなぁ！ちきしょう！】【ファッーク！】【攻撃一つぐらいさせろやゴラァ！】ｽﾞﾀﾞｧﾝｽﾞﾀﾞｧﾝ!【銃弾を受けるも負けじとフレームを食いしばって耐え、車谷に向かって銃撃、弾丸は早く、アレスの顔の横をすり抜け、車谷に飛んでくる。】
白と青「データ言語」【くっ…黒と赤が…人間を舐めていた…コレは想定外だ…！黒と赤は一旦下がれ！これ以上のダメージは危険だ！俺達が前線を構築して庇う！】
【白が黒と赤の前に出る】
【…大切な家族が傷つくのは辛いですが、陣形を立てていなければ、私達まで被害がありました…リーダー、責任を感じるのは後に…黒さん！赤さん！生きてますか！】
【青も白に続いて黒と赤の前に出る】
黒と赤「データ言語」【あぁ…何とかなぁ…うぐっ】【大丈夫…これくらいの傷はははは】【さっきと同じ様にミナの全体ハッキングが効いてくる】
白「なんだよ！もう！またかよぉ ぉぉ ぉ ぉ ！」【さっきのハッキングのせいもあって頭に来たと言わんばかりに、アレスのハッキングに対し、全体防御をしかけようとする】
青「グッ…コレは…さっきの…！させるものか！」【ハックされながらも少しでも動こうとアレスに銃口を向ける】
- 18超機動泥棒25/03/13(木) 12:14:15
- 19カメラ付き中型ドローン25/03/13(木) 16:07:02
- 20アレス:ネオン街25/03/13(木) 20:39:45
- 21ウィンディ25/03/13(木) 20:58:09
【パルクールじみた動きなどせず素直に脚力に任せて距離を取り、走り、走り】
【空き家に身を隠したところでようやく追跡はないと判断する】
(……想像以上に厄介でした。何より……)
骨董品ですよ、怪盗。今時無線アクセスポイントの一つもないとは……！
【コンバットハックをしょうにもオフラインなのかアクセスを確立できなかったことを思い返し、無くなった右腕を眺める】
(とはいえ戦闘データは取得できました。時間こそ短いですが怪盗の得物2つに剣術、体術、そして腕を切られる感覚。)
(まあ、痛みなど分かりませんが刺激的なBDにもなるでしょう。)
……BARに戻って報告をしなくては。
【まだ気づいていないようだ】
- 22ネオン街ど真ん中の戦場25/03/13(木) 22:06:21
車谷「……！へっ！（飛んできた弾丸数発を軽い動きでいなし】ふん！ｶﾞｷﾞｰﾝ!【更に弾丸を右手の甲を振って弾き返す】随分な安物だな、目で追えるし痛くもない、BB弾か？【アレスが見ても薄ら笑みで煽りつける】」
白「データ言語」【ぐっ…！防御が間に合わない…！クソッ！クラッキングも…！駄目か！防がれた！ぐうっ…】
【防衛も攻撃も全て失敗し、白が頭から煙を吐くと同時に機械人形４体の動きが数秒だけ停止する、確実にダメージは蓄積されているが生まれた隙は数秒だけだ】
赤「データ言語」【…あぁもう面倒臭い！ふざけるな！よくもここまで私たちをコケにしやがって…！】
黒「データ言語」【ハハハ！良くやるじゃねぇかぁ！久しぶりに…血が滾るぜぇこりゃあ！】
青「データ言語」【うっ…！照準が…！狙えない…！】
【青がアレスに向けた左手の拳銃の銃口はハック攻撃によってブレ付き、一発だけでも発砲するが外してしまう】
【…皆さん！今は下がってください！家長も！グレネード！】【安全ピンを抜いて１秒だけ手に持ってからグレネードを車谷にぶん投げる】
白「データ言語」【すまない青…！もう一回クラッキングだ…！】【再びアレスにクラッキングを試みようとする】
- 23車谷25/03/14(金) 00:04:55
- 24アレス:ネオン街25/03/14(金) 00:24:03
- 25４色の機械人形25/03/14(金) 00:42:26
- 26車谷25/03/14(金) 00:51:30
- 27アレス:ネオン街25/03/14(金) 01:00:09
- 28ネオン街ど真ん中の戦場25/03/14(金) 01:19:31
車谷「あぁ…負わされた傷が小さかろうと…きっちりツケは払ってもらうぜぇ…だがミナ、よく耐えたな…もうそろそろ…」【後方からドリフト音とエンジン音が響く、後ろを見ると正体が分かる、銀色のセダン、エンジェルだ】
車谷「…丁度いいところに来たなぁ！お前等！」
【エンジェルの窓が開き、窓から花木が顔を出し喋る】
花木「はい！言う通り助けに来ました！」
車谷「助かる！……ミナ、お前はエンジェルで休んでな…正直、アレスの限界が近いんだろ」【そう咎める】
【一方、機械人形】
青「データ言語」【…やはり、生きて…！？どれだけ運がいいんですか…！あの人間！？】
赤「データ言語」【ふざけるなよボケがぁ…！グレネードを投げられて…！かすり傷程度！？】
黒「データ言語」【今はそんな場合じゃない！リーダー！オイルが…！オイルが…！】
青「データ言語」【撃たれた青の胴体は比喩でも何でもなく風穴が空いている、そこからオイルまで漏れている。】【苦悶に満ちたうめき声】【…撃たれた…のか…】
- 29アレス:ネオン街25/03/14(金) 01:27:40
- 30【ベンジェンス】25/03/14(金) 09:15:56
【大型キャンピングカーのベッドでαが悪夢にうなされている】
う、うう…母さん!!
はぁ…はぁ…はぁ…またあの時の…。
【呼吸を整えふらふらとした足取りで流しに向かい水を飲もうとするが、もう自分が飲食を受け付けない身体になった事を思い出し苛立ちからプラスチックのコップを投げ捨てようとする】
「おっと」『危ない危ない…』
【買い物から帰ってきたβとβ-1。βは寸でのところでコップをキャッチする】
未だにあの廃ホテルで薬の副作用で発狂死した母の顔が忘れられない…。
なぜ俺達の人生を滅茶苦茶にした企業たちが今ものうのうと存在しているのか…！
「先輩、落ち着いて」『ストレス値が上がってる』
【βとβ-1はαをなだめながらベッドに座らせる、ベッドに寝ていたβ-2も心配そうにαの背中に寄りかかる】
……親友も…母さんも…私の元から離れてしまった…シューク…お前だけは…お前だけは俺から離れないでくれ…。
「ああ、もちろん…離れないよ先輩」
【β-2が後ろから鎮静剤を打つとαは穏やかな顔で再び寝た】
「『《…だから、俺と地獄まで一緒に堕ちてくれ》』」 - 31工房のシャビ25/03/15(土) 01:40:17
(いまさらたておつ)
【店舗兼住宅のカウンターで電子メモパットに向かい何かを書き込んでいる青年。するとその後ろの通路からの人型の影が姿を現す】
オーマ?どうしたの?あ、もしかしてもうクッキー焼けた?
引き取って修理したオーブンの機能試すついでだけどうまく焼けてるといいな - 32ネオン街ど真ん中の戦場25/03/15(土) 09:20:36
花木「確保！ミナさん…じゃなくてアレスを確保しました！」桜井「よく頑張ったなぁ！ミナちゃん！」
車谷「…アレスか…後は俺達がやろう」【👍️】
【そこから銃を即座に敵に構え直す】
白「弱々しいデータ言語」【苦悶のうめき声】
赤「データ言語」【リーダーは私がなんとかする！黒と青は引き続き前線を…！】【４色の機械人形同士にしか通じない無線で警戒アラートが鳴る】【警戒アラート！？つまりヤクザのヤツラが…真後ろからか！】
黒「データ言語」【でももう俺たちもこれ以上ダメージ受けたら危ねえ！しかも…！(ﾋﾞｰﾋﾞｰ!)この数は…！凌ぎきれねぇ…！どうすりゃいいんだ！？】
青「データ言語」【……逃げましょう！家長も連れて一旦ここは逃げましょう…！逃げる手段なら…！】
【一方、傭兵側では】
桜井「……？おい花木ぃ？」
花木「なんだよこんな時に…」
桜井「十二時方向…レーダーナビで分かったんだが…アイツラ(機械人形)の後ろからなんかこっちに来る…しかも数が多いぞぉ！」
花木「……！？マジかよ…！こんなタイミングなら漁夫乗りに来た他の傭兵共…？(レーダーをよく見て考える)……ヤクザ…！ここらへんのヤクザの奴等だ桜井！」
桜井「マジかよ…！さっさと兄貴に伝えんと…！」【タクシー無線を手に取る】
- 33アレス:ネオン街25/03/15(土) 10:19:02
んん〜…あれ？車？
あ、そうか操作できなくなったからアレスが自動操縦になったのか。
あ〜、まだ頭クラクラする…。
【花木と桜井のやりとりを聞く】
ええ！？ヤクザが！！？
あ、いや、機械人形に困っていたから、来る分にはあり得るのか…いやいや、流れ弾が当たっちゃう！！車谷さん回収しないと！
- 34４色の機械人形25/03/15(土) 13:10:10
- 35ヤクザ→輪小指組25/03/15(土) 13:32:54
- 36アレス:ネオン街25/03/15(土) 18:45:09
うげーっ！！来ちゃったよ！！
- 37二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 19:55:09
このレスは削除されています
- 38走り屋三馬鹿25/03/15(土) 23:12:04
車谷「…スモーク…けっ…」ｷｭｲｲ…ﾀﾞｧﾝ!ﾀﾞｧﾝ!
【即座にチャージの異音を立てて機械人形達が逃走用に焚いた煙に銃声２つの発砲、だが煙に飲み込まれて反応すら無くなってしまう】
車谷「…駄目だな、当たらん…」
ﾋﾞｯ､ｻﾞｯｰ【トランシーバー起動】
車谷「ん？」【シーバーを手に話す】
「おいなんだ？何かあったか？」
桜井「アニキ…？良かった繋がった！」
花木「大丈夫ですミナさん…！今話してますから…！それより…今は冷静に…あなたは…」
【無線会話の背景で花木の声がする】
車谷「桜井？ミナは大丈夫なんだな？こっちはお前も見てる通りターゲットに煙を焚かれて逃げられたし見逃した、というか何だか周りがうるさいんだが…」
桜井「それだよ！アイツラが逃げた原因だよ！ヤクザがこの騒ぎでこっち来やがった！どうする！？」
車谷「…それマジ？」桜井「マジだよ！」
桜井「アニキ！はよう逃げんど！手遅れになる前…」
車谷「…いやこれは…その必要すら無くなったな…いや、必要と言えば必要なんだけど…」
桜井「えっ？それどういう…！？」【周りを見る】
桜井「…ヤバイヤバイヤバイ…！不味いどこれ！？」
【気づけばヤクザ、輪小指組の面々が車谷とエンジェルの周りに包囲網を作っていた、全員何かしらのサイバーウェアを付けているようにも見える、持っている武器としてはハジキの他に東部の工房製の様々な刀やドス、様々な種類の武器を持っていて、中にはゴリラアームを付けた、武器一つすら持たないステゴロの者までいた】
- 39アレス:ネオン街25/03/16(日) 00:38:05
- 40超機動泥棒25/03/16(日) 10:18:03
アンバース：それで…所属不明の賊に襲われ何とか撃退できたと…
ええまぁ、あの時は咄嗟にだったので良くは覚えてないのですが。レイブレードを、際限なく我が物として振るうことができていたように感じますねぇ。あと、俺のレイブレード、分離ギミックあったんすか？
イレイア：はい、そのレイブレードはスプリット=ブレード、と呼ばれる二刀一刀可変式のモデル「オニマル-E:Mark.3」と言う名を与えられた逸品でございます。
それは早く言ってくださいよ…力込めようと捻ったらカチャンッて外れてびっくりしたんですから。ぶっ壊したかと思いましたよ…
アンバース：レイブレードを扱い始めてからまだひと月も経ってない貴方に、いきなり二刀流なんて十全に使いこなせまして？今回は本能的に最適な動きができたものの、それを意識的に同じところにまで持っていくには、まだまだ修行が足りませんわよ！
アイアイマム、精進します。
アンバース：よろしい！ではクリス！ミンプ！あなた方は自分の武器を持ちなさい！ワタクシとお稽古ですわよ！
“いえすますたぁ！”
【バッコツカッコツを抜き放つ幼女。その目は、自ら戦う者の目している】
「承知しました」
【テイルブレードをしならせて空を切り、ナタのような長剣をまっすぐ前に向けて構えるミンプ】
オホホホホ！いい目をするようになりましたわね！行きますわよォ！
【このサイバーな時代にそぐわぬハイテク化されたランスと片手剣を持つ自称淑女なCEOは、好戦的な笑みを浮かべて飛びかかる2人をしばきはじめた】 - 41ヤクザと傭兵25/03/16(日) 10:30:12
車谷「こりゃあ…不味いことになった」
桜井「アニキ！言ってる場合じゃないど！はよう逃げんど！はよ！」花木「そうですよ余裕かいてる場合じゃ…」車谷「いや、俺の脚を置いていくことは出来ん、それよりもこの包囲網を突破して逃げるのは現実的じゃねぇ…大切なのは、まずお話してみることだ、分かるな？」
【一方、囲んでいるヤクザ達は攻撃をせずに同じ組同士の人間で何かを話していた】
「何じゃあっこいつらはっ、こんなヤツラ知らんで？」「コイツラ武器持ってやがるぜ」「あのクソ人形共と喧嘩していたヤツラか？」「うちのショバ荒らすなら容赦しねぇっ…」「動くんじゃねぇー！オメェ等いってぇ何もんだぁ！」「そんなことよりおうどん食べたい…」
「腹減ったなぁ…」「これ終わったらおでんでも…」
「誰だテメェ等…！名ぁ名乗れぇ！」
「オメェ等は他の組や会のもんかぁ！？それとも堅気かぁ！？」「名ぁ名乗らねぇと容赦しねぇ…！」
【その内、とある1台の黒い車がここまでやって来ると、包囲網の外の脇道に停まり、そこからハジキを２丁腰に携え、長ドスを右手に持ち、グラサンを付けて整えた髪をして、桜井のとデザインが違うが小綺麗な黒スーツを来た、男が１人下りて包囲網に入っていく】
兄貴分「…全く、ウチの島を荒らしていたヤツラを捕捉したと思ったら…今度は一体何なんだぁ？おい！オメェら！喚くな！ｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ…うるせぇんだよ…」
ヤクザ達「あっ…！？」「アニキ！」「お疲れ様です…！」【ヤクザ達が一斉に包囲網を形成したままアニキと言われる人に向かって礼をする】
兄貴分「ご苦労さん」【一瞥して包囲網の中に入り、こちらへ近づいた瞬間、ミナからの連絡で携帯が鳴る、着信音はレトロ感じるイタリアマフィア映画のテーマソングだ】兄貴分「…誰だよこんな時に…」ピッ「はいこちら輪小指組の副組長直属に成ります、田中綿野です…」
- 42アレス:ネオン街25/03/16(日) 16:20:26
- 43ヤクザと傭兵25/03/16(日) 18:41:21
- 44アレス:ネオン街25/03/16(日) 19:16:36
- 45ウィンディ25/03/16(日) 20:18:33
【右腕の切断面は気休め程度の補修を行い、仏頂面でBARに入ると無言で端末に接続する】
……。
【怪盗との戦闘データを依頼主の指定した先にアップロードし一拍置く】
(あの怪盗……)
(銃器とレイブレードに跳躍を組み合わせた立体的な攻撃……)
(反射神経は強化されているでしょうがそれを十全に使いこなす的確な判断力……)
(そして二刀流……)
(……私がやりたかったことをことごとくハイレベルで！)
【もちろん逆恨みである】
……まあいいでしょう、私の本領は電子戦です。
【※そういう今のウィンディの実力は「それなりに優秀」止まりであり特化したランナーやファイアウォールに当たれば逆に焼かれる可能性が高いのである】
いや、ですが……成程、つぶしが効くという訳ですね。私の能力に関して、野蛮な力仕事以外は平均以上の水準であるということは間違いありません。
であれば焦ることもない。今は生存を第一に考え、利用すべき相手を丹念に見極めればいいだけのことです。
この私の判断力でね……。
あっ、す、すみません。
【長い独り言を注意され素直に謝った】 - 46ヤクザと傭兵25/03/16(日) 21:10:32
田中「…ふ〜ん？お前が車谷ってやつか…あんた、あの嬢ちゃんの保護者ってやつか？」
車谷「……特にその様な関係では無いが…一応、彼女とは仕事関係という立場になります、申し遅れました、輪小指組の皆様とはお初にお目に掛かります、私はこのようなもので…（田中に名刺の様な物を渡す）あの車にいる者達も、私の仲間という事になります…」
田中「…へ〜…（名詞を手に取って見る）凄いねあんた、事務所の代表さんって訳か…すまねぇなぁ…うちの部下が迷惑掛けちまったよ…ところでぇ、あんた以前どっかで顔見たことあったか？」
車谷「いやいやそんな…えっ？うーん…特に覚えが…あ？あ～…？もしかしてここの焼き鳥の屋台店でお世話になった…？」田中「あ…やっぱあの時のか？」
田中「何となくそうだと思っでたんだよな〜？俺、ってことはアレだ、あんたんとこのダチもその車にいんだろ？」車谷「はいその通りです！いやまさか…田中さんですか？あの店で静かに酒飲んで絡んできたのって…！？」
田中「そう俺だよ、俺、…依頼の報酬の話もついでにしてぇな、またあそこで飲むか、お前等！もう帰ってもいいぞぉ！ウチの島荒らしてたクズが気になるヤツは野次馬しに行けぇ！」ヤクザ『あい！』【ヤクザ達が帰っていく】
車谷「うわ奇跡…こんな事あるぅ？行きましょ！行きましょ！うちの子も連れて紹介しますんで…」
【男同士で静かに話が盛り上がる】
- 47【マスター】25/03/16(日) 21:13:14
- 48ヤクザと機械人形25/03/16(日) 21:16:18
- 49カメラ付き中型ドローン25/03/16(日) 21:22:30
- 50アレス:ネオン街25/03/16(日) 21:45:44
- 51ウィンディ25/03/16(日) 23:22:06
- 52【BAR】25/03/17(月) 01:00:32
- 53アレス:ネオン街25/03/17(月) 10:53:45
- 54カメラ付き中型ドローン25/03/17(月) 13:28:33
- 55ヤクザと傭兵25/03/17(月) 16:35:42
田中「おう、じゃあ前会ったあの店で話そうか、そっちにも…」【電話の着信音】ﾋﾟｯ「何？今大事な客人と話してんだけど…あ～もう殺ったの？スクラップは放置でいいだろ後で拾いに来るやつがいる…じゃあおつかれ、銭湯でも行ってゆっくりしてきな、上には後で俺が言う…」ﾋﾟｯ「すまねぇ、電話で遅れた、先に待ってるから、準備してからまた来な、じゃあな。」【人混みに消えていく】
車谷「はい！それではまた後で…！さて…」
車谷「今の聞いてたよな？」
桜井「おう！久しぶりだなぁ！あの人と前飲んだあの屋台に飲み行くって話だろぉ？ええっと…金は…」
花木「……えぇ…飲みに行くんですか？前あの人と飲んでた時は確かに優しそうでしたけど…ヤクザですよ…？私初めてそういう裏のある人見たんですけど…」
桜井「おっ、あった！」【財布を手に確認】
車谷「まぁダイジョブだろ、いつだってお話するのは大切だ、古事記にもそう書かれている、それよりもミナちゃんにも伝えておいてくれ、私は…脚を何とかしてくる」
桜井「早めに来いよ〜それよりミナちゃん…ミナちゃん？おい花木、ミナちゃんがいないどぉ？」
花木「えっ？うわいない！？あの子もう外出たんですか！？」車谷「ハハハ…元気な子だねぇ…」
車谷「一応俺が電話する、お前達は先行ってろ」
『了解！』
- 56アレス:ネオン街25/03/17(月) 17:28:22
- 57車谷25/03/17(月) 19:06:48
- 58アレス:ネオン街25/03/17(月) 19:12:20
- 59車谷25/03/17(月) 19:25:27
- 60アレス:ネオン街25/03/17(月) 19:31:21
- 61車谷25/03/17(月) 19:39:16
- 62アレス:ネオン街25/03/17(月) 20:43:03
はぁ〜抜けた抜けた。
アレス！
【アレスにコマンドを出すと、セミの抜け殻よようだったアレスは背中を閉じて人型に戻る】
『👍️』
あー、太もものフレームが歪んで引っかかってたのか。
車谷さん。助けてくれてありがとうございます。
やっぱり基礎からみなおさないとなぁー。
ところでトドメはヤクザの皆さんがつけちゃったけど私たちに報酬くれるんですかね？
- 63工房のシャビ25/03/17(月) 22:24:23
【店舗の端にある人型の何かのパーツだったと思わしきジャンクが並べられた机上を整え終えると、カウンターに戻りトレーに入ったクッキーを軽くつまむ】
配布用の人相書きができ次第、また動くか - 64β-125/03/18(火) 05:55:05
【β-1が洗面台の鏡の前で自分の身体を見てギョッと驚いてはため息をつく】
「身体に違和感あるなら全身整形しちまえよ」
『わかってんだけどよぉ…』
【肌の色が違う同じ顔同士が見つめ合う】
『多分全身整形してお前と同じ姿形になっても、この身体と脳みそが他人のである限り結局納得しないと思うんだよ』
《まあ、バイオボディとはいえ遺伝子操作された誰かのクローン体に近いもんな》
『実質他人の肉体みたいなもんだからよ…ガワを変えたところで俺の不安は解決しねぇよ…多分延々と整形しまくるハメになるだけさ』
「………」『………』《………》
「『《やっぱり、企業はクソ！！！》』」
【ハモった結論に三人組は笑った】 - 65二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:05:16
このレスは削除されています
- 66車谷25/03/18(火) 07:10:29
おう……まぁ、そこら辺についてはあの人と飲みに行くついでで色々話すことになってっからさぁ、お前にも付き合わせるぜぇ、後…ごめんずっと抱っこしてて手ぇ離してなかったわ【背中からの抱っこから解放する】…まぁアレスの欠点くらいは花木に伝えてやんよ、ついてきな？【ミナを後ろに行かせて先に行く】
- 67アレス:ネオン街25/03/18(火) 07:49:20
- 68車谷25/03/18(火) 16:27:09
- 69アレス:ネオン街25/03/18(火) 19:06:48
- 70車谷25/03/19(水) 08:18:02
- 71アレス:ネオン街25/03/19(水) 09:14:12
- 72工房のシャビ25/03/20(木) 01:25:41
この手のデバイスは子供向けって思う人もいるんだ…地元でも普通に使ってる大人いるんだけどなあ…
【小さく明るい色合いの腕用強化外骨格を直しながらそれに関するクチコミをタブレット端末で見て呟く】 - 73車谷25/03/20(木) 09:01:55
- 74アレス:ネオン街25/03/20(木) 10:17:27
- 75車谷25/03/20(木) 21:18:39
- 76アレス:ネオン街25/03/20(木) 22:51:44
- 77車谷25/03/20(木) 23:36:50
…時代は変わったもんだ…ましてや、学び方まで…その点では少し羨ましいか、…まぁでもコーポの息がかかるとは言え結局お嬢様のお学校もそうかい、…面白いように見えても、息苦しい…俺の青春も昔はそんな感じだったなぁ…まぁ、直ぐに退屈しなくなったんだがな。
【信号止めで、後ろを見て、両手を広げるミナを見る】
…何やってんだ？
【そして、ラジオで流れてる曲が終わると、ラジオから話し声が聞こえ始め、ラジオトークが再開する】
ラジオ「(曲紹介を終えてからの区切り付けのラジオ番組スタートアナウンス)グッナーイ！サイバーシティ〜…！えっ〜と…時報放送だから現在時刻は今〜…？PM10時！夜10時を周りましたぁ！良い子の皆は早めに寝て！悪い子の皆は朝まで夜更かしパーリナイだぞ〜？さぁてここで今日の都市東部での犠牲者数を発表しちまうぞ〜？クイズ形式でも！運試しでも何でもよし！当たればラッキー！！良い夢見れるぜぇ〜！」
- 78アレス:ネオン街25/03/20(木) 23:56:55
- 79車谷25/03/21(金) 00:18:21
- 80アレス25/03/21(金) 00:55:54
- 81工房のシャビ25/03/21(金) 01:45:43
【粗方整理されてはいるものの箱が積まれた二階の部屋を掃除している青年。箱の上に置かれているいつのものだかわからない質の悪い紙媒体の雑誌の表紙には『特集:二次元人間現る?前編 仮想空間上に人体を再現』『革命ロボ マルコスC-18 留学編』などの見出しが書かれている】
- 82【ベンジェンス】25/03/21(金) 10:04:49
【男女四人組がBARのカウンターに座りテレビを眺めている】
【備え付けのテレビでは以前自分達が襲撃した製薬工事が事故として報道されている】
「けっ！事故だなんてよく言うぜ」
『コスト削減のために違法な製造方法で副作用がやばい薬を作っていたくせによ』
《メディアにも証拠を送りつけたがダンマリか…》
……やはり、この程度の小物ではキリが無い、大物をやらねば俺達の活動の意味がない…。
【同じ顔をした三人組はαの次の発言を待ちながら真剣な顔をして唾を呑む】
俺達をこんな身体にした諸悪の根源【ヴァルハラ】を襲撃する。
恐らくただでは済まない…それでも来てくれるか？
《へっ、そんなズルい言い方言えるようになったんですねぇ》
『そりゃ因縁の相手だからなお礼参りしたかったところさ』
「俺達はどこまでも付いていきますぜ、ボス？」
【そう言って同じ顔をした三人はウイスキー・マックを一気に飲み干した】 - 83車谷25/03/22(土) 00:30:01
- 84先着組と車谷25/03/22(土) 00:44:22
屋台の店主「…いらっしゃい」
【少し強面だが、優しそうな中年男性がおでんを管理している、おでんも色んな具材が煮込まれている】
田中「おう、来たか…」
桜井「ちょっと遅いど〜！アニキ！もう田中さんと飲んじまってるど！はよう座り！ミナちゃんも！」
花木「遅い！遅いですよほんっと…！貴方が来るまで私の代わりに桜井が場ぁ持たせてたんですからね…！店長さんがお酒を出してくれなかったらもっと…！店長さん！焼酎下さい！」
店長「…あいよ」【10秒位で陶器の徳利に入れた氷焼酎を出す、熱々のおでんとの組み合わせが良いのだろう、桜井は氷の入ったグラスに…烏龍茶が入って飲んでいる。】
花木「はい…！ありがとう御座います…！う〜…」
田中「ハハハハ…まぁ特に気にしてねぇけどよぉ、寒かっただろ、俺のオススメの組み合わせを教えてやる、店長、2人にアレを見繕ってやってくれねぇか。」
店長「…あいよ」【おでんを見繕っていく】
車谷「……いや申し訳無いな…次からはもう少しここらへんの土地勘を持たないと…」【そう行って屋台席に座る】
- 85アレス25/03/22(土) 01:24:53
【車谷の少し後に到着したアレスは車谷のバイクの横で箱型に小さくなった】
あ、すみません、お待たせしましたー。
【桜井に指定された席に座る】
わぁ…！なんかいっぱいある〜！
【ちくわぶ、はんペん、きんちゃく、こんにゃく、がんもどき…材料がよくわからない見慣れない食材をまじまじと観察しながらミナーは烏龍茶をちびちびと飲んだ】
こういうお店は来たことないかも。
【コーポの優雅な食文化の中には、いかに健康的で『オーガニック(本物)な』食材を食べれるかと言うのがある。練り物も無いわけではないが材料がきちんと分かることが大前提である】
【店主が田中おすすめの具を見繕う様子をミナーはワクワクしながら見ていた】
- 86おでんの屋台25/03/22(土) 02:24:46
店主「…お上がりよ」【広く薄い取皿に汁を切って盛り付けられた大根、昆布、牛すじ、里芋をミナと車谷に出す、店長はその後に冷えたお冷を2人に出す】
店長「…」【そして寡黙に仕事に専念した】
田中「……ふぅ、まぁ食ってみな、美味いぞぉ？それと嬢ちゃん…名前なんだっけ？…まぁ可愛いらしくいいけどよぉ、おでんを見るのが…いや、言うのもなんだが、こういうアングラな場所での屋台飯は…初めてかい？東部とか関係なしにだ。」【既に出されてたおでんをつまみながら】
車谷「あ～…私から説明しますが…ミナさんは…箱入り娘なものでして…」【出されたおでんに手を付けながら、余裕を出して田中に話しかける】
【桜井と花木は、ようやく肩の荷が下りたのか、3人の邪魔をしないように2人でわいわいやっている】
- 87アレス25/03/22(土) 08:48:53
- 88おでんの屋台25/03/22(土) 09:25:58
田中「…どうやらマジのようだな、そういう系か…」
「ｵｼｲﾅ…」
車谷「…まぁそういう事です…後惜しいってなんですか？流石にこの子は…引き抜けませんからね？」
田中「へっへっへっ…バレたか、ちょっと前…ククヴァヤとかいう企業が潰れたらしい…からな。何であれ…企業の重要関係者はこちらにとっても手駒にしておけば…おっと、すまねぇな、これ以上は堅気にする話じゃない…」
「…皿に口を付けるのは、下品なことだったか？」
車谷「ええっと…言いたいことは山程ありますが…食事の作法には反していますけど…別に良いではないですか？」
店主「…確かに作法がなってない食い方だけど、いちいちここでそういう事は口にはしない…」
「…行き過ぎていなければ、どんな食べ方でもいいよ…俺にとっちゃ…笑顔だけで腹一杯になれるから。」
田中「…寛大だろ？店長は…だから俺はこの屋台が好きだ…車谷さん…アンタはどうだ？」
車谷「はい…余裕溢れた人柄の良さで、このおでんが更に美味しく見えます…」【おでんに手を付けながら】
- 89アレス25/03/22(土) 10:38:42
- 90おでんの屋台25/03/22(土) 17:34:34
店主「…あいよ」【皿を受け取り、もう一度さっきの組み合わせで出たおでんの具を更に汁を切って入れていく】
桜井「店長！俺達にもおかわりくれ！後水！」
花木「ふー〜…」店主「…あいよ」
田中「…おお、そりゃあ頼もしい…まぁ、それなりにやってくれたよ、おかげで俺達の島に手を出した命知らずの生き〆が捗った…次は俺達に喧嘩を売ってきた野郎に報復する為に色々調べなきゃいけなくなったがな…」
「だから…そうだ、報酬の話になるんだったな…いい値として…まぁ、これくらいにはなるんじゃねぇか？」
【田中の座ってた席の隣においていた黒い手提げバッグから書類の方が出る、書類には、今回の依頼の報酬金の値段が書かれていて、円換算にして三十万円位の額が報酬金として書類に設定されている】
車谷「…あっ店長さん、私も水と…おかわりを…」
店主「…あいよ」
車谷「…成程…ミナ、どうする？」
- 91アレス:ネオン街25/03/22(土) 18:08:31
- 92ロミジュリ25/03/23(日) 07:39:46
【車の中で女性が運転手に膝枕してもらいながら子供のようにトラウマと弱音を吐いている】
うわぁ～ん！！人間怖いよ社会怖いよぉぉお〜〜！！
この前始末したターゲットとか怖かったよ〜！！
VR技術が発展してる今の世の中で自分の欲望のために年端もいかない女の子にあんな事するぅ〜！？
えーん！人間怖いよ〜！
『はいはい怖かったですね』
えーん！！人間は理不尽でクソっ!! 私利私欲の為に裏切るし、人を踏みつける、世の中は私の敵だらけ！
この世は殺るか、殺られるか！
それなら私は殺られる前に殺ってやる！！
『はいはい』
ロミオぉぉ…ロミオだけは私の味方でいてよね…。
『もちろん、同じ理不尽を受けた身同士、助け合って生きていきましょう』 - 93おでんの屋台25/03/23(日) 15:33:21
車谷「…満足の結論ね…了解した…田中さん、その額で…納得のようです、それでお願いいたします。」
店主「…あいよ」【おでんと水を車谷とミナに渡す】
車谷「あっ、どうもありがとう…」【おでん２つと水を手に取り、ミナにも渡す】
田中「…あぁはい、じゃあコレで改めて依頼は完了だ…、嬢ちゃんの連絡先か？あぁ、また何かあれば連絡するぜ」【ミナの連絡先を受け取る】
「俺達輪小指組の協力に感謝する、コレで面子が保たれる…」【報酬金の書類にハンコを押した後、さっきの黒バッグに片付けて、持ち手ハンドルが付いた、小型の銀色の箱を出してくる】
「後は…報酬金の事で終わりだが、俺達の様なアングラな組織は電子マネーや銀行はそうやすやすと使えねぇ…」【そのまま小さい銀色の箱を懐に抱える】
「だから、現金で送らせてもらうぜ」【確認の為に、箱を開けると現金が中に詰まっているのが見える、そのまま箱を閉じて、その箱を車谷に渡す、次にまた黒バッグからもう一つ、同じ様な箱を出して、ミナに渡す】
車谷「…おぉ…軽い…どうもありがとうございます…」
店主「…あいよ」【取引現場を前に、黙々と仕事をする、次はワイワイする２人におでんと水を預ける】
桜井「ありがとう！店長！オラ花木！コレ飲め！」
花木「…ん、んぐ…はぁ～…スッキリ…」
- 94アレス:ネオン街25/03/23(日) 18:43:57
- 95おでんの屋台25/03/23(日) 21:48:55
田中「…おう、どうもありがとな、さぁ～てぇ…そろそろ俺も帰る時間だなぁ〜…腹ごしらえも済んだし…何よりも仕事がまだ残ってらぁ…」
【屋台のカウンター席から地面に置いた黒バッグを手に下げて、立ち上がり、代金を払う】
店主「…まいど」【代金を受け取り、プラ箱に入れる】
田中「はいどうも、それじゃあ、俺は帰る、まだまだ仕事が残ってるものでな…まただ、また機会があるなら顔を見せようぜ、じゃあな。」
【そのままネオンライトがてらてらと光る帰り道につき、人混みの中に消えていった】
桜井と花木『あぁ～い！また何処かで〜！』
車谷「はい～…またあったらぁですねぇ？また何時でもどうぞ～…」【そのまま見送る】
「…ふぅ～…良い人だったなぁ…それに結構貰っちまった…！こりゃあ…上出来だろぉ…！」
桜井「おぉ…！兄貴！給料もらったのかぁ！？幾らだ！？幾ら貰えた！？家賃代くらい余裕で払えるよな！？」
花木「…煩いですねぇ〜…家賃代くらい余裕で払えるでしょ〜…それよりも別の所に事務所の費用で消えるんですからぁ…そこに目を付けて〜…はぁ～…長かった…」
車谷「まぁダイジョーブだぁ、聞いて驚くなよぉ？それなりに貰えた…！」『お〜…』「だいたい日本円で合わせるなら…三十万円？まぁそれくらいか…」『お〜！』
「でも危険に晒された分快感が走るなこりゃあ。」
「パパ活とか…ママ活とか…闇バイトとかいうしようもねぇモンより余裕で大枚稼げるぜ、へっへっへっへっ…」
『へっへっへっへっ…』
店主「…何が欲しい、お嬢ちゃん。」
【おでんを管理しながら、ミナに話す】
- 96アレス:ネオン街25/03/23(日) 23:05:40
- 97おでんの屋台25/03/24(月) 00:33:55
店主「…ほう、…あいよ」【少し大変な作業になるが、それでもと、今使ってるお皿よりも大きな深皿を取り出して、全てのおでんの具を汁切りで入れでミナに提供する】
【そのまま夜も更け、店じまいの時間になるまで、ワイワイとした食事の時間が、続いていった、その間に別のお客のテイクアウトの要望もあり、店主もそれに応えていく。】
- 98【ベンジェンス】25/03/24(月) 00:43:29
「ぶぇっくしょん！！」
【廃ビルで大量の現金の勘定をしているβが盛大にくしゃみをした】
おい、俺にうつすなよ。
「誰か噂でもしてるんですかねぇ…俺、顔はいいから。しっかしまあ、企業に襲撃した方が断然儲かるなぁ。企業勤めやら売春やらバカらしくなるぜ」
【βは札束をまとめて丸めると輪ゴムでコンパクトに止めた】 - 99おでんの屋台25/03/25(火) 00:09:24
【少し時が流れ、夜も更けておでん屋に店じまいの時間を示す夜鳴きの音がなった】
店主「…もうそろそろ時間だ…本当は…お客さんがおでんを食べて見せる笑顔がもう少し見たいがな…だが…幸せな時間には…いつか終わりがある…そしてまた幸せな時間を過ごさせる為に…店が閉まり…また何処かの夜で開く…」
車谷「…おおやっべ、もうそろそろ時間か…お前等！さっさと金払いな！帰るぞ！」【既に食べた分のお勘定をし、立ち上がって部下に命令するように声を張る】
花木「…え〜…私頭痛い…」
桜井「あーっ…こりゃあ伸びとるど…しゃあない…ワシが払ったるかぁ…店長！お勘定！」
【店主と2人の分のお勘定をし、桜井が花木に割り勘の帳尻を合わせる話を、何とか花木にしようと頑張る】 - 100アレス25/03/25(火) 08:01:05
- 101おでんの屋台25/03/25(火) 11:05:48
- 102アレス25/03/25(火) 19:10:09
- 103走り屋三馬鹿25/03/25(火) 21:32:37
- 104アレス25/03/25(火) 21:57:38
- 105車谷25/03/25(火) 23:25:27
おーう！お疲れぇ！【そのまま見送る】
さて…俺も家に帰らねぇとなぁ…【そのまま起動した愛車のエンジンを震わせ、愛車をミナの乗ったタクシーとは逆方向に走りだし、そのまま家に帰っていった】
（終わった…お疲れさまでした…）
- 106【ベンジェンス】25/03/26(水) 11:30:25
【大型キャンピングカーのαは好きな姿勢で寝るβ達によってベッドの端に追いやられながら窮屈そうに寝ていた】
……………
【自分の隣で寝るβの無防備な首筋を見て、寝ぼけたαはそこに目掛けて口を大きく開け、改造によって鋭くされた牙を獣のように立てようとする】
あが…………。
「目ぇ覚めたかよ」
【βがワルサーP38の銃口をαの口内に突き立てる、観賞用に詰め物がされているため引き金を引いてもカチンと音だけが鳴る】
ん、すまん…。
「しっかりしてくれよ、寝ぼけて殺されちゃあたまりませんぜ」
ああ、そうだな。
【ベッドから起きて身支度をするα】
次の作戦までには弾が出るようにしておけよ。
俺の懐に入ってこれるのはお前ぐらいだからな。
「へいへい」 - 107β25/03/27(木) 00:42:30
【βはポケットに手を突っ込みながらいつもの様子で人混みの中を歩いていた】
あー、ここだったな。
【コットウ武器屋の系列店に入り、懐から観賞用のワルサーP38を取り出してカウンターに置いた】
こいつの銃口の詰め物を取って撃てるようにしてくれ。 - 108コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/27(木) 13:06:44
- 109β25/03/27(木) 17:07:54
- 110コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/27(木) 17:25:59
- 111β25/03/27(木) 17:36:50
- 112コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/27(木) 18:30:34
- 113β25/03/27(木) 18:38:44
- 114二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:52:55
このレスは削除されています
- 115コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/27(木) 19:01:36
- 116β25/03/27(木) 19:06:30
- 117β25/03/27(木) 19:54:25
【コットウ武器屋アンラク通り支店前でたちんぼの女を眺めているβ】
母親の客から自立した頃はああやって稼いでいたもんだ…
身体と時間を使われて、ろくな仕事じゃなかったな…
搾取されたくなくて、客にケツ振ってコネで企業に勤めても結局搾取の位置が変わるだけだった…。
………俺も老けたな…自分の半生振り返るとか…。 - 118コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/28(金) 21:40:33
- 119β25/03/28(金) 21:50:59
- 120コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/28(金) 21:58:15
- 121β25/03/28(金) 22:50:38
- 122【ベンジェンス】25/03/28(金) 23:24:25
【ラストヘイヴンの郊外で【ベンジェンス】が率いるグループのチンピラ達がバイクをフかしながら待機している】
『あ、来た』《そろそろか、ボス！βが来た！》
【ボスと声をかけられたαが鎮静剤を束ねたホルスターを装着して革ジャンを羽織り、β-1とβ-2はホバーバイクにありったけの武器を載せている】
「おうおう、コレだけの肉盾をよく集めてこられたもんだ」
『ま、あのヴァルハラに一泡吹かせられるなら本望ってもんだろ』
《…絶対をボスをヴァルハラ本社に届けるぞ》
「『ああ』」
【αがオフロード車に乗り、エンジンを派手に鳴らしながら爆走するとチンピラたちもそれに倣ってバイクを走らせた】 - 123【BAR】25/03/29(土) 00:38:30
【今日も普段通りにグラスを含むマスター】
【そこへ新しい依頼が申請され概要を確認するとカウンター下のボタンを押す】
【壁の一部が回転するとディスプレイとなり、『緊急案件』と赤字で先ほど来た依頼文を表示した】
【Die Walküre/ワルキューレ】
依頼主:【ネメシス】穏健派
概要:身内の恥を晒すようだが、聞いてくれないだろうか？
我々【ネメシス】には様々なパック(グループ)があるのだが、そこの過激派に属する【ベンジェンス】というパックがある。
以前から活動方針の違いで仲違いしていたが、あろうことかあの巨大軍需企業【ヴァルハラ】に襲撃を仕掛けると言うのだ。
私達のメンバーの中には企業の被害に遭って未だにトラウマを抱える非戦闘員が多くいる。いくら企業憎しの私達でも彼らに被害を及ぶような危険な真似は看過できない。
【ベンジェンス】を【ネメシス】から追放するとともに賞金をかけると言う形で彼らの企みを阻止してほしい。
生死手段は問わない。
どうか【ヴァルハラ】の怒りを買う前に事態を収めてほしい。 - 124コットウ武器屋アンラク通り支店25/03/29(土) 10:11:48
- 125二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 09:27:35
ﾜｲﾜｲﾜｲﾜｲ…ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ…【今日も各地にあるBARで、便利屋、傭兵の仕事を営む者たちが飲んだくれている】
【そんな時、BARに緊急案件のアラームが響き渡り、BARで飲んだくれていた者達が、緊急案件が映し出されていたモニターやディスプレイにしがみつく】
- 126二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 09:31:52
なにっ、なっなんだあっ、この依頼は…？、うえっーこっ怖いよっー！、緊急案件が出てしまいましたね、いいんですか？、俺初めて見た…！、そうか！この依頼は…、ネメシス…あの企業アンチ共ヤンケ、ベンジェンス…！？、ヴァルハラ…！？生死を問わないって…！？う…うせやろ…こ…こんなことが…、フンッ、いい機会だ…、コレはチャンスだ…！、あのベンジェンスが賞金首だなんて……！、ヤツラには借りがある…、まさかあのベンジェンスがミリタリーコーポに喧嘩を売るだなんて…！、ヴァルハラへのアピールにもなるぞ…！、ヴァルハラの製品を分捕るにはちょうど良い機会だなぁ…！、先ず突っ込んで回って叩くそこから…、ヒャッハー！これでベンジェンスのヤローにリベンジ出来るぜぇー！
【緊急案件を映すディスプレイに多くの人がしがみついたと同時に多勢に無勢だと声がして、BARにいる人間の大半がマスターに緊急案件の受注をしに行く】 - 127超機動泥棒25/03/30(日) 13:32:58
- 128ロミジュリ25/03/30(日) 18:04:20
- 129アレス25/03/30(日) 21:15:16
- 130工房のシャビ25/03/30(日) 21:53:21
- 131【ベンジェンス】25/03/31(月) 19:46:21
【高速道路】
【大勢のチンピラを先頭にして爆走するベンジェンス】
【すると道路の前方から依頼によって集まった傭兵達が我先にと逆走してくる】
「傭兵！？治安維持隊の野郎じゃないのか！」
《あー、βコレ見ろよ》『俺達に賞金かけられてるぜ』
「あんのクソババァ！！！自分は先に息子の仇取っといて、復讐は虚しいとか、どの口が！どの口が！！どの口が！！！」
彼女にはネメシスに保護された頃から本当に世話になった、母の件でも色々と気にかけてもくれたが…このような形で道を違えてしまったのは本当に残念だ……。
「けっ！コレだからマザコンがぁ…β-1！β-2！チンピラを使って露払いを頼む！」
『よし来た』《ボスは体力温存しとけよ！》
【2人はチンピラを贔屓ながら前方に進み傭兵たちと交戦を始めた】 - 132工房のシャビ25/03/31(月) 23:10:59
【傭兵集団が交戦している後方で牽引バイクに跨って様子をうかがう青年】
要はあの一団が企業に攻め込まないようにすればいいって話だから、あの方々の足止めが成功すればこっちは特に何もする事ないな
逆に仮にこっちが陽動とかだったりすれば依頼は失敗…ならまずは別動隊がいないか確認しよう
【牽引車の荷台から3体の機械人形が出てくると周囲3方を見渡し始める】
【一方、工房兼住宅一階の中古屋。茶色の頭髪にシンプルなワイシャツを着た機械人形がカウンターに座り店番をしていた】 - 133車谷25/03/31(月) 23:59:30
- 134アレス25/04/01(火) 03:31:28
- 135車谷25/04/01(火) 22:25:58
- 136アレス25/04/01(火) 22:34:39
- 137車谷25/04/01(火) 22:51:09
- 138アレス25/04/01(火) 23:04:37
- 139車谷25/04/02(水) 00:22:46
……ヘルメット？あぁいや…なんでもない！
【自分の持ち物であろう軍式のエアゴーグルで代用】
……成程、ツキが俺達に回ってきそうだぜ…！
【ミナのナビゲーションをサイバーウェアで確認】
【バイクにも現地へのナビゲーションを設定する】
しっかり掴まれっ！行くぞぉ！ミナァ！
【バイクをロデオスタートさせて現場急行する】
- 140【ベンジェンス】25/04/02(水) 18:38:50
【高速道路で自動運転しながらモブ傭兵たちと交戦するベンジェンスたち】
「くっそ！ヴァルハラまだ…まだ距離あるな…！」
『後から後からキリが無ねえ！』
《β-1！ロープを伸ばすから一気に雑魚を蹴散らすぞ！》
【β-2がβ-1に向けてロープを伸ばし、ホバーバイクに固定する】
【二機が高速道路の両端に移動してモブ傭兵を挟むようにしてロープを真っ直ぐに伸ばし雑魚を蹴散らした】 - 141超機動泥棒25/04/02(水) 20:20:52
【ガオン…！と重い音を立てて高速道路に一台のバイクが合流する。】
あーあー、こちら前鬼・エドワード。ドライバーさん、現状特に問題はないっす。
このまま進入しても問題ないと思いますよー。
『ご報告ありがとうございます。先陣はお任せいたします。』
あいあいさー。
”こ、こちら後鬼・クリス、ミンプ！後方確認よしです！”
りょーかい。シートベルト忘れんなよ？クリス。
”うん！わかった！” - 142戦場25/04/02(水) 21:05:02
- 143【ベンジェンス】25/04/02(水) 22:15:56
- 144工房のシャビ25/04/03(木) 01:27:07
- 145超機動泥棒25/04/03(木) 07:31:11
- 146赤黒いバイク25/04/03(木) 09:39:38
【金の匂いを嗅ぎつけた傭兵とベンジェンスの接触で戦場へと瞬く間に姿を変えた高速道路、その道路を上から見渡せるまた別道路の外れのレーンから赤黒いバイクが一機、運転手と連れを乗せて見渡すよう止まっていた。】
【バイクモニターが緑色の文字で、ナビゲーション画面を映しながらこう語る】
バイクモニター「目的地まで…後…500m。」
車谷「…やっぱりここの道路…へっ」【少し笑う】
車谷「ミナ、ミナ、着いたぞ、お望みの戦場だ！」
【戦場の高速道路をこっちに顔を向けながら指す】
車谷「…もう既に仲間がやられてる…！戦場が入り乱れてどれが敵かどれが味方か分からねぇぜ…！出来る限りで良い！ハックの他にIFFを設定してくれねぇか！」 - 147アレス25/04/03(木) 10:30:45
おお！間に合いましたね！
【β-1とβ-2によって空を舞う傭兵を見て興奮するミナ】
うひゃ〜！人が派手に飛んでる〜。
【そして死屍累々の道路を見て驚愕する】
うわ、信号があちこち点滅したりめちゃくちゃだ。
【手首からコードを引っ張ると車谷の差し込み口にコードを差し込む】
監視カメラは…よし、ククヴァヤ製だ！
監視カメラも参考にして、行動不能者の信号を拾わないように設定して…BARで依頼を受けた名簿をもとに…はい！
取り敢えず視覚的に分かりやすいようにしました！
【行動できる傭兵の輪郭を青く、敵を赤く見えるように傭兵達の視覚を共有させた】
私はこれから彼らにハッキングを仕掛けてみます！
【懐から長いベルトを取り出すと自身の身体とバイクを固定する】
ちょっと意識が落ちるかもしれないので、地面に落ちないように固定させてもらいました
しばらく背中をお願いしますね！
【そう言って車谷にしっかりしがみついたまま静かになった】
- 148車谷25/04/03(木) 15:26:12
- 149車谷25/04/04(金) 10:29:39
車谷「…行くぞぉ！」
【そのまま今いる高速道路の簡易ガードレールを突き破りぶっ壊して、空中に飛び出る】
車谷（一度やってみたかったんだ…！コイツだって…空を翔べる…！『飛べねぇ豚はただの豚』…！跳べるモノが無きゃ飛べんと言われても…！神様…低くても良いから……格好つけで落ちてるだけでも構わないから…）
【本来…、荒野のマウンテンバイカーが魅せるような…、掟破りのバイク走り、そして空中に描かれる青白緑の放電軌道のライン…】
（…だから、一度きりでいいから飛ばせて下さい。）
【空によく見える月の光に照らされて、その場にいた誰もが驚くような光景で、かつてない浮遊感に当てられる。】
バイクモニター「目的地まで…後…300m…」
バイクモニター「目的地まで…後…200m…」
車谷「…やるぜェ！ライダーヒーロー着地だァ！」
【そのまま、空を走りながら、コクピット席からバイクに積んでいた一本の鎖を出して、直ぐ真下の道案内看板が付いている鉄のアーチに正確に狙いを付けて巻き付ける、そのまま一本鎖を片手で握り、ベンジェンスのいる道路方面に方向転換、着地の姿勢に入る】
車谷（…あぁ～…参ったなァこれェ…ケツイカれるかな、これ…いやミナ起こしちまうかなこれ…いや…これ…サスペンサー大丈夫だっけ？）
- 150車谷25/04/04(金) 15:17:51
バイクモニター「目的地まで…後…100m…」
鎖「…ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞｨﾝ…！」
ﾋｭｵｵｵｵｵｫｫﾝ…
ズガアアアァァァン！！！！！！
【上から突如、てらてらと光に照らされた赤黒のバイクが、轟音を立てて落ちて来た、着地点のアスファルト道路は抉れ、ヒビ割れてボロボロになってしまっていた】
バイクモニター「目的地に、到着しました、案内を、終了致します、ありがとうございました」
車谷「…ありがとさん…あぁ～…クソクソクソクソ…イテテテテテテテ…これやっぱケツに悪いな…」
【そのままケツを少し抑えた後…バイクに異常がないかをその場で乗り弄りながら検査する】
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ…ﾌﾞﾙｳｫﾝ…ﾋﾞﾘ…ﾋﾞﾘ…ｶﾁｬ…ｶﾁｬ…ﾊﾞｯ…ﾊﾞｯ…!
- 151超機動泥棒25/04/04(金) 19:48:24
- 152工房のシャビ25/04/05(土) 01:43:42
- 153超機動泥棒25/04/05(土) 09:23:06
- 154赤黒いバイク25/04/05(土) 16:46:35
【（…武装、…エンジン、…スパーク、…ブレーキ、……サスペンション、）一瞬で即席の点検を終え】
車谷「…ALLGREEN！」「…クリーンなモーターコイルとバッテリーも元気温まってきたぜ…！」
【赤黒いバイクのエンジンを嘶かせて】
車谷「…あれが敵かァ…」【そのまま巻き付けた一本鎖を鉄のアーチから勢い付けて下上に揺らすと同時に鎖が鉄のアーチから解けて】
【後輪タイヤを高速で逆回転、即座に少しバックしてから両輪タイヤを乱回転、バッテリーの電流を通してモーターコイルもシャッーと静かに回り】
車谷「………！ヘッ！（そのまま来い…！ ）」
【もはやうだうだ言葉は不要と口を噤み、鎖片手にバイクをベンジェンス達に向けて単騎で突っ込む】
- 155【ベンジェンス】25/04/06(日) 05:50:22
【原始的な目眩ましの爆竹の煙と火花による弾幕によってバイクで爆走するチンピラたちに混乱が生じ玉突き事故が発生し小さな小山を築く】
『わっ！しまった！』
【β-1は爆竹の火花に反射的に反応し、思わず両腕で顔をかばう、その一瞬に足が止まるとβ-1はチンピラの車群の中に埋もれた】
【凶悪なスラッグ弾が音速を超え、チンピラをすり抜けてαの運転するオフロード車のフロントガラスを貫通し粉々に砕く。しかしその弾はαによって手中に収められていた】
スラッグ弾か。一応この車、防弾なんだがなぁ…「ばか！感心している場合か！！」
【βはホバーバイクを自動運転に切り替えて、オフロード車の屋根に飛び乗ると、後部座席からガトリング砲を持ち出し撃ち出した】
「お返しだコノヤロー！」
【β-2の前方に爆竹による弾幕が展開される】
《っちい！そんな子供騙しが俺に効くか！》
【β-2は爆音も火花にも気にもとめず、目を見開いたまま車道を走り抜け、チンピラたちの小山を乗り越え赤黒いバイクをターゲットにした】
- 156超機動泥棒25/04/06(日) 13:10:12
- 157工房のシャビ25/04/07(月) 00:12:38
- 158赤黒いバイク25/04/07(月) 19:37:44
車谷「……！」
【高速道路の白線にバイクの両輪を乗り合わせ】
ﾋﾞｼｯｲﾝ…!ﾋﾞｼｨﾝ!
【前輪から鮮やかな色のスパークが流れ出す】
車谷「フ…！」
【少しの掛け声と共に左片手の鎖を向かってくるβ-2に向けて、後ろに振り回し、その間にβ-2の際っきわの隣を目にも留まらぬ速さで駆け抜けていく】
【その赤黒いバイクの時速は乗り手の車谷がタコメーターを映すモニターを一目見るだけでも時速100km以上、と映し出された】
【β-2の後ろに背を向けて駆け抜けていった、車谷は、もう一度鎖を握りしめて前に戻すように振ると同時に】
鎖「……ジャララララ…ヒュッン！ビッｨｨｨン！」
【β-2の顔面に向かって鞭のように限界までしなった鎖が振り下ろされていく】
- 159【ベンジェンス】25/04/09(水) 22:58:38
【鎖がβ-2の顔面にもろに当たり、そのまま胸を切り裂いた。シリコンの皮膚が裂け、下から無機質な黒い機械のボディが見える】
《………やりやがったな》
《やりやがったなテメェ！！！！》
【自ら破れた服を引き裂き、伸びた余計なシリコンの皮膚を引きちぎって、無機質な機械のボディを晒す】
《ブッ殺してやる！！！！》
【鎖を手に取り、ものすごい怪力で自分に寄せるように引っ張り出した】
【爆竹によって生じた煙幕に紛れてβ-1が車の屋根を飛び移りながら腕からワイヤーを引き出し、中東風衣装の機械人形の剣を絡め取ろうとする】
『くっ！遅れを取った！ここで取り戻す！！！』
む、流石に車を壊されては困る。
β、しっかり捕まっていろ、少し荒くなる。
【αはシフトレバーを手に取りギアを上げる】
「いだだだ！」
【射線を避けるように左右に蛇腹走行しながらアンバースの車に向けて車を走らせた】
ぶつかりに行くぞ！「はぁ〜！イカれたかぁ〜っ！！」
- 160赤黒いバイク25/04/10(木) 00:26:21
【鎖の攻撃を終え、追撃の為にAKIRAドリフトでもう一度戦場に顔を向けると、見知った顔の戦う姿が目に映る】
車谷「…ほぉ…！アイツラ…！随分見知った顔が…！」
【赤黒いバイクからビーットを刻む警告音が聞こえる】
バイクモニター「負荷増大」「Please reduce the load」
車谷「…！クソッ…！こんな時に…！うるせぇ！」
車谷「調子も脚力もハイになってきたってのに…！」
車谷「お前がそこでローになられちゃ…！！！」
ﾋﾞｰｯﾄﾋﾞｰｯﾄ…
【お話しようよと一息つく暇も無く、攻撃後に隙を少し晒した鎖が、激怒したβ-2に丁度良く掴まれ】
鎖「ギィン！！！ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…ギィィン！！！」
車谷「グッう…！！！…！チキショオ！！！」
車谷の手「…ｷﾞﾘ…ｷﾞﾘ…ﾌﾞｼｭｯ、ﾌﾞﾁ…ﾎﾞﾀ…ﾎﾞﾀ…」
ブレーキパッド「ｶﾁｯｼｬｰ…キキ…ｸﾞ…ｷﾞｷﾞ…」
【その怪力に、鎖を持っていた生身の右腕が悲鳴を上げ、右掌は鎖が過剰な握力と擦れで肉が割れ裂けたことで血が吹き出て高速道路に血痕を作り、苦悶の表情を作り出す】
【そして咄嗟にブレーキで地面に食い込んで対応しようにもブレーキパッドが徐々に負荷のかかる音を出し、道路に食い込んで動かないであろうそれなりの重さの大型バイクが少しずつ元に引きずられていく】
- 161工房のシャビ25/04/10(木) 01:34:08
- 162超機動泥棒25/04/10(木) 04:36:35
- 163【ベンジェンス】25/04/10(木) 20:05:23
「「子ども!?」」
【ミンプの後ろにいるクリスの姿に動揺する2人。先に我に返ったβはレバーを引いて車を車群の最後尾まで最速でバックさせる。そのせいで弾が狙いから外れ、車のフレームに当たり跳弾でβの頬を掠った】
こんな戦場に子ども？
いや、子どもの姿の見た目の奴らならこの街にはよくある話か？
「んにゃ、改造にしては小さ過ぎるし何より…顔が良すぎる…アレはマジの子どもだ……売り物か……」
【落ち着きなく自身の腕をさするβ】
……もう少しすれば治安部隊が来る、癪だがアイツならあの子を保護してくれるだろう、大丈夫だ。
「そうか…それなら大丈夫だな」
【αの大丈夫だと言う言葉に少し安心したβ】
前線に戻るぞ、お前は運転を頼む。「おう」
【運転を代わったβがアクセルを力いっぱい踏むと、オフロード車は一気に車群を突き抜けて再び前線に戻る】
【β-1はシャビをチラリと見る】
『はっ！BARにいたガキか！ちょうどいいここで死に晒せ！』
【β-1は空いていた左手で拳銃を握りシャビを撃とうとする】
- 164二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 23:14:56
このレスは削除されています
- 165工房のシャビ25/04/11(金) 01:09:55
- 166超機動泥棒25/04/11(金) 08:09:00
- 167赤黒いバイク25/04/11(金) 19:12:00
【道路はパキパキとヒビ割れ、足と脚もキリキリと疲労の限界が近づいていくも何とかその場に留まろうとする】
【車谷は隙を伺おうと、目の前でじわじわとこっちを引っ張る、シリコン皮膚で隠されていた内部の機械身体という秘密を露わにしたβ-2をよく見る】
車谷（……？何だァ？あの身体ァ…機械化ァ…？）
ゴリラアーム
「…オメー！ただのゴリラ野郎じゃねぇなぁ！？」
車谷の右手と腕「ｷﾞﾘﾘ…ブチッ…ﾎﾟﾀ…ﾎﾟﾀ…ﾎﾟﾀ…」
車谷「いてぇ…！、ヘッ！」【それでも笑う】
「駄目じゃあねぇかァ！！AIロボット如きがっ！人間様を『ぶっ殺す！』だってェ！？」
【器用にもう一度鎖を左手に持ち替え、綱引き対決…】
「『ロボット三原則』って常識をォ！」
【その間に血塗れの右手でアクセルを操作し…ブロン！と響くエンジン音…】
ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾐﾝｸﾞされて
「 全 く 知 り ませんってかぁ！！？」
【そしてシャーとコイルモーターは静かに周り続け…】
ジャンク
「『不良品』野郎！」ギュイイイイイン！！！！
【煽り口をありったけに尽くした後！そのまま、窮鼠猫を噛むを体現するかの様に！エンジン全開のフルスロットルで突っ込んで行き、バイクの質量を活かした高速タックルで前タイヤをβ-2の腹にめり込ませ！駆け抜ける！】
- 168二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 22:58:26
このレスは削除されています
- 169二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 19:23:55
「は、ははは…！ガキを戦場に連れてきてる奴が何か言ってらぁ！」
「なら忘れるなよ、この街は搾取するかされるかだ！どんなに強くなっても別の上の奴がそいつをまた搾取す―」
おい、伏せろこの馬鹿！
【αはエドワードからの攻撃に合わせてβを庇うように伏せさせる】
【シャビ達の撤退を見送り、ホバーバイクに乗るβ-1】
『目的地は…あと少し…！もう少し、もう少しだ！』
【β-1はそのままα達ののるオフロード車の方へ合流していく】
【フルスロットルで突進したバイクに惹かれて数m程中を浮きながら突き飛ばされる】
《う！ぐぅ…！》
【衝撃で地面に叩きつけられたβ-2は思わず少し蹲りながら呻くが、その身体はシリコン肌を少し破いた程度でほぼ無傷だ】
《そんなもん…知るわけねぇだろうが！こちとら30年以上人間やってんだぞ！》
《尊厳も身体も全部奪われて…さらに人権も奪われてたまるか…！》
【右の片膝を立てて座ると、膝から脛にかけてスリットが入り展開する、そこから露出したミニミサイルが飛び出す、熱に反応しながらミサイルは照準をブレさせながら発進する】