源氏物語読み始めたから質問したい2

  • 1125/03/12(水) 09:24:08

    源氏物語初心者1が読みながら質問するスレです
    1の質問以外の話も歓迎です

    1はfgoやってるのでfgoのキャラでいわれると理解しやすいです
    (前スレは型月カテでした)

  • 2125/03/12(水) 09:24:33
  • 3125/03/12(水) 10:01:28

    スレ画、源氏物語の有名な絵がなにかわからなかったのでとりあえず紫式部さんにしました

  • 4125/03/12(水) 10:03:52

    やばい!昼まで落ちないでくれ!

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 10:05:28

    立て乙

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 10:10:22

    前スレで枕草子の話題出てきたけ読む予定ある?

  • 7125/03/12(水) 10:41:59

    >>6

    いつかは読みたいな!

    更級日記とかも読みたい

    けど今は源氏物語で手いっぱいでその先は考えらんないかも

    とりあえず源氏物語読破目指します

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 11:18:33

    今の世だと出自や地位で好き勝手してるように見えるけど平安の価値観だとスパダリというのが「光る君へ」を見てよくわかった

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 12:05:41

    乙です
    1の疑問点のおかげで自分も源氏物語や平安時代への理解が深まったよ、ありがとう
    結構へーこの時代はそうなんだーで流してる点を挙げてくれて助かる
    カテ移動で新たな源氏物語や平安時代有識者が来てくれるといいな~

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 12:07:25

    10まで保守

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 13:16:01

    影響されて自分も読み返してみたけど末摘花の姫君可愛いな
    御面相とコミュ力残念、難しい楽器弾ける(上手い訳ではない)、毛皮のベスト着込んでる、たぶん背は高い、髪はめっちゃ綺麗!!、頑固で古風だけど一途で信じ続けてくれる
    現代でも生きづらそうだし意外と居そうなタイプだ
    これでも皇族筋のお姫様なんだよね…悪い男に騙されないか心配で世話を焼きたくなる気持ちもわかる

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 14:50:45

    道長の親世代の時代になるけど蜻蛉日記で作者が養女引き取ろうかみたいな話見てると
    恋人と別れた上に親とかの頼れる身寄りも亡くしたような人って、参議とかの上級貴族の娘でも心細い身の上を憂いて尼になるために幼い子供を手放してたから
    貴族の女性でも運が無いと零落しちゃうの大変な時代だな

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 18:10:09

    >>11

    前スレでも紹介されてた『100分で名著』で、ウェイリー版源氏の翻訳者の方だったかが紹介してたんだけど、当時時点で常陸宮と呼ばれた実在の親王が越前守に任ぜられていて、娘じゃなく息子がいてその息子を連れて越前に赴任してたとか。


    大河「光る君へ」では紫式部の父・藤原為時が任ぜられていた(そして1年間は紫式部もついていった:史実)役職なんだけど、越前は紙の名産地で、ドラマでは税の物納の必要分以上に納めて余りを賄賂にしていたり(紙が高価なのは前スレ終盤に話題になってたとおり。自分で使うのみならず、任期終了後に京に持ち帰って物々交換するなど使い道が多かったのかもしれない。腐らないし)、貿易目的の中国人などが渡ってきてたので、都人も手に入らないレアで高価な唐物(中国・朝鮮からの輸入品)を交易で手に入れられたりするため、上手くやると越前守は美味しい任官だった模様。


    だから、末摘花の父・常陸宮の生前は宮家は非常に裕福で、交易品…高価な布(錦など)・陶磁器・書籍・香木などが(当時比で)豊富にある環境で末摘花が育ったことも推測される。

    …父の死後は、他のものはどんどん生活のために交換し続けて無くなって行く中、それは大事に残していたのか、時代遅れだからと価値相応の取引をしてくれる人がいなくて仕方なく自分で使っていたのか…

    などということが、『末摘花は古い黒テンの毛皮に香を焚き染め大事に着ている』という文から当時の人は想像できた、と思われる。

  • 14125/03/12(水) 19:59:45

    みんないろいろ書いてくれてありがとう!
    自分も末摘花好き幸せになってほしい

    たしかに紙って腐らないから貯めこめる資産なんだなるほど
    「古い黒テンの毛皮に〜」の文章読んでもなんでわざわざ材質まで書いたんだろうとしか思ってなかったけど、そこまで読み取れるものなんだすげ〜!
    そう考えるとますます末摘花かわいそう…
    幸せになってほしいけど、光源氏のもとでは幸せになれなそう〜だけど光源氏に頼らないとまともに生活もできないのが辛い

  • 15125/03/12(水) 20:05:43

    今日は玉鬘読んだ
    そして衝撃的な事実に気づいた
    光源氏、夕顔の娘誘拐してないじゃん!
    前スレ1の時点で勘違いして濡れ衣着せてました
    「私の養女にして育てていいわけだから、その西の京の乳母にも何かほかのことにして、お嬢さんを私の所へつれて来てくれないか」
    「そんなことで小さいお嬢さんの消息も聞けないままになって不本意な月日が両方の間にたっていった。」
    っていう文章から、光源氏が夕顔の娘誘拐したと思い込んでた
    すまん光源氏
    さすがに幼女誘拐は1件しかやってなかったんだね

  • 16125/03/12(水) 20:17:25

    質問
    歳末の衣配りっていうのがあって、
    「高級な女房たちがそばにいて、これをそれに、それをこれにというように源氏の命じるままに贈り物を作っているのであった。」って書いてあったけど、
    これは源氏の家で女房たちがチクチク縫って作ってるってこと?
    妻がたくさんいるのに全員に贈る服を自分の家で作るのは大変そう

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 20:19:48

    >>16

    そりゃ当時衣服を工場で作ってないし…

    着物として売ってるよりも反物として売ってる方が多かったんじゃないかな

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 21:04:52

    >>16

    良いお針子を雇うのも大事だった時代だからね~…

    この辺のことは『落窪物語(平安版シンデレラ)』が詳しい

    布の状態によっては染める所から着物に仕立てる所まで自前でやるのが当然

    源氏はその辺マメな男なのでフルオーダー完成状態で晴れ着にどうぞとプレゼント(×嫁全員分)してる

    ちなみに物語の中で家庭的な癒し系とされてる花散里が裁縫上手らしいから、現代で言うと料理上手くらいのスキルかな

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 21:19:35

    「明けましておめでとう。新年のご馳走だが、こちらで用意させて貰った。年初めは慌ただしく働いたりせず、心安らかにゆっくりすべきだからね。メニューの方は君が好みそうなものを私が指示しておいたんだが、気に入ってくれると嬉しいな。今年もよろしくね!」
    ↑これを全員にやって回ってると考えると甲斐性はある、のか?

  • 20二次元好きの匿名さん25/03/12(水) 21:55:43
  • 21二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 07:02:28

    保守

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 14:48:37

    久々の鯖落ちが長めだったので早めに保守っとく

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 20:49:40

    男性陣はあまりキャラ分類少ないイメージがあるな源氏物語
    ・平安的イケメンイイ男ただし性格と身の振り方に欠点がちらほら
    ・真面目苦労性でも現代基準でも真っ当タイプ
    ・リアクション役?美女に驚いたり驚かされたりの振り回されポジ …くらい?

    女性陣はロリ熟女おばあ様人妻高飛車魔性系ゆるふわ不器量薄幸幼馴染庶民巫女とより取り見取り
    そんなところに女性視点が見え隠れしてる気がする

  • 24125/03/13(木) 21:50:39

    みんな書き込みありがとう!

    鯖落ちやばいね!保守感謝


    >>17

    確かに江戸時代とかでも着物じゃなく反物を売ってるイメージある

    昔の人は全部自分でやらなきゃいけなくて大変だ

    それもあって従者に与える褒美に服が多いのかな


    >>18

    貴族たるもの人をたくさん雇うのも甲斐性ってことか

    落窪物語もよく名前聞くからいつか読んでみたいな

    染める所からなの!?あんなに色とりどりの服用意するのにどんだけ金かけてんだ源氏

    まあ奥さん間で差をつけず全員に最上級の贈り物してるって考えたら優しいのかも

    たしかに料理上手っていわれたらわかりやすい、生活に必要なスキルがしっかりあるってことかイメージにも合う


    >>19

    言い方悪いけど妾とかセフレ的な相手に対してそれだけのことをしてくれてるって考えたら、優しくてすてきな貴公子って評判もおかしくないのかも

    受け取った相手がこんなにも自分を愛してくれるなんてって感動してもおかしくないくらい価値のあるものだし


    >>20

    このサイトすごいね!教えてくれてありがとう

    そういえば国語便覧って写真多かったけどこういうとこから撮ってたんだ

    光源氏の家デカすぎて笑う

    個人サイトだからここには貼らないけど、この博物館に展示されてる衣配りのシーンで配られた衣装のミニチュアの写真を見たら、衣配りのシーンの意味がだいぶわかるようになった

    着物って大体おんなじような形だけど、けっこう色とか重ねで印象変わるんだね

  • 25125/03/13(木) 21:55:53

    >>23

    わかる!

    何人も出てくるヒロインがそれぞれキャラ立ってるのはわかるとしても、男性に比べて女性の描写が読んでて明らかに力入ってる気がする


    男性主人公だからってのもあると思うけど、紫式部さん自身女性の持つ美しさが好きだったのかな?と思う(同性愛者だったんじゃないか、とか言いたいわけじゃなくて、単に愛でるものとしての「好き」)

    女房として宮中でいろいろな女性を御簾の中まで見てきた経験もあって細かく書けるのかも

  • 26125/03/13(木) 22:07:48

    初音読み終わった
    「あなたを虐げた過去の追憶に苦しんで、おりおり今でも仏にお詫びを言わねばならないのが私です。」
    ↑そうだそうだ!反省しろ!
    「しかしおわかりになりましたか、ほかの男は私のように純なものではないということを、あなたはそれからの経験でお知りになっただろうと思う」
    ↑こいつ最低だよ…
    ってなりました
    平安的にはイケメンってわかってはいるんだけどね

    質問
    光源氏が空蝉の部屋に行って話した時、ちょっと恋的な欲求は沸いてはいるけどさすがに尼さんはダメかって諦めてたけど、あれは光源氏の個人的な信仰の問題?それとも平安時代人だったら当たり前の信仰感覚なのかな
    あの光源氏が欲求を抑えたなんて信じられないからよほど強固な信仰があるとしか思えない

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 00:10:36

    >>26

    一応出家した人は男女交際しちゃ駄目っていう価値観はあった

    清少納言が仕えた中宮定子は懐妊中に兄弟が先代の天皇に矢を射掛けて左遷される事件を起こして匿ったけど、検非違使(当時の警察的な)が家宅捜索みたいに来てストレスから衝動的に自ら髪を切ったから出家した扱いになってた

    帝とは仲がよかったので宮中にはその後呼び戻されたものの、当時の貴族の日記(「小右記」)で出家した人と夫婦関係続けるってどうなんだ国滅ぶぞみたいに批判された

  • 28二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 00:28:23

    ほしゅ

  • 29二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 08:11:01

    保守

  • 30二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 09:25:26

    現代でも僧侶が妻帯??何言ってんの!?的な反応になる国も多いよ
    その感性が強い時代だからおかしくはない
    誘拐なんかは現世的な罪だけど聖職者に手を出すのは宗教倫理的な罪と言うか
    賽銭箱盗んだら子子孫孫来世まで祟られそうって感覚が近いけどそんな出来ることじゃないし

    前スレでもあったけど巫女経験者が任期完了後なら結婚OKだったのとは感覚が違って、尼さんは俗世とは縁を切った存在だから
    牛若丸も僧侶にするなら命を助けようって言われたのは「今後表社会には出てこないし将来的に政敵になる子供も作らない」って条件が付いたと同義なんだ

  • 31二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 16:07:46

    >>26

    枕草子や源氏物語が描かれた時代の貴族はだいたい仕事から引退したり夫と死別したりするか

    病気とかでもう死にそうとなると出家して人生終える

    平安中頃から末法思想(釈迦の死後2000年経って悟りも得られなくなる時代になる)が流行して、来世に期待してよく貴族が寺院の造園や参詣する位には信仰が厚い

    実際に10円玉の絵の平等院鳳凰堂は、道長の長男が末法が始まる年とされた1052年に建てたから、紫式部も40年後くらいには末法の時代が来るって意識はあったと思う

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 22:34:04

    みんなありがとう!


    >>27

    定子様けっこうすごいことしてるんだね

    現世から離れるって意味なら衝動的な自○ともいえる行動なのかな

    定子様かわいそう〜だけど仏が信じられてる時代にそんなルール破りしたら国に災いがありそうって思っちゃう気持ちもわかるな


    >>30

    なるほど〜

    現代でも葬式で暴れたり墓を粗末にするのは単純にマナーが悪いってだけじゃなくなんかタブーを明かしてる感じするもんね

    たしかに巫女はOKなのか

    巫女は仕事だけど、出家は生き方とか在り方みたいな感じかな?

    生きてると都合が悪い人物を命を取らずに済ますって考えると人道的な方法かも


    >>31

    たしかに平安貴族って出家するか早死にするかのイメージある

    “平安”時代とはいうけど、当時生きてた人的にはこの世界もう終わりだ!って感覚が強かったんかな

    平等院鳳凰堂ってよく知らなかったけどそういう建物なんだ!

    40年後ってなると未来だけど自分には関係ないとも思えないくらいの遠さで、あと40年で全部ダメになるのか〜っていろいろ悩んじゃいそうだね

    未来に希望が持てないのは辛いし、そりゃ出家して来世期待するしかないか

  • 33125/03/14(金) 22:37:19

    胡蝶読み終わった!

    源氏の家の池ってビニールプールくらいのやつかと思ってたら大勢乗せた船浮かべれるくらいでかくてびびった
    花とかの描写綺麗ですごい〜それはそれとして光源氏がきしょすぎて引く

    案の定光源氏が玉鬘に手を出そうとしてたけど、この時代でも流石に親子間の性的関係はタブーだよね?
    血のつながらない形だけの親子ならオッケーなのかな?
    異母兄弟姉妹ならあるって前スレでは教えてもらったけど

  • 34二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 06:00:45

    保守

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 12:48:19

    マガポケで読めるあさきゆめみしの無料公開分が最終回までたどりついたところだ
    光る君へも見てたし小説版のほうも読んでみたいな
    スレ主が読んでるのは与謝野晶子版なのかな?訳者によって印象変わるって聞くけども

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 13:21:28

    >>33

    平安時代の貴族はよく池で舟遊びしてた

    藤原道長を検索してよく出る縁側みたいなとこに立ってる道長の絵は実は「紫式部日記絵巻」の道長が舟遊び用に作らせた舟を検分してる場面

    恋愛は実の親子は当然アウト、義理の親子でもアウト

    異母きょうだい婚も先例がギリギリあったのが源氏物語執筆の100年位前なので源氏物語の世界観でも片親のみでも兄弟関係あるの知ってたら普通にアウト

  • 37二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 13:21:40

    六条の屋敷は四町あるから6ヘクタールくらいかな
    庭に野球のグラウンドとサッカーコートとテニスコート作っておつりが来るくらいの広さ

    普通の貴族はかなり位の高い人でも一町
    四町も与えられるのは摂関家とかのレベル

  • 38125/03/15(土) 15:04:40

    書き込んでくれた人ありがとう!


    >>35

    与謝野晶子訳で読んでるよ!

    電子書籍で読みつつ並行して「源氏物語を読む」ってサイトと「源氏物語の世界」ってサイトを見てる

    そのサイトに載ってる別の訳に比べると与謝野晶子訳はだいぶ癖強い感じはするから好み分かれそう


    >>36

    道長の絵って顔の部分しか記憶になかったけど、背景こんなんだったんだ!

    縁側が池に突き出してるのはたしかに風流な感じするね(冬は寒そうだけど)

    やっぱアウトか〜そりゃそうだよねよかった

    いまから100年前ってまだ大正時代だから、大正時代ではオッケーでも現代でアウトなことはたくさんありそうだし、そう考えるとたしかに光源氏がやってることってかなり冒涜的なのかも

    兄妹関係知ってる光源氏が入内を狙ってるのかなりグロテスクなことなんだな…


    >>37

    3つ全部入るの!?でかすぎる

    しかも寝殿造だから1階しかないって考えると贅沢すぎる土地の使い方だ

    4町あってそれを春夏秋冬で4等分してるから1町で、位の高い貴族が暮らすくらいの面積を面倒見てる女性一人一人に与えてるって考えるとたしかに光源氏ってすごいのかも?言動が最悪すぎてそう感じないけど

  • 39125/03/15(土) 15:08:03

    書き込んでくれた人ありがとう!


    >>35

    与謝野晶子訳で読んでるよ!

    電子書籍で読みつつ並行して「源氏物語を読む」ってサイトと「源氏物語の世界」ってサイトを見てる

    そのサイトに載ってる別の訳に比べると与謝野晶子訳はだいぶ癖強い感じはするから好み分かれそう


    >>36

    道長の絵って顔の部分しか記憶になかったけど、背景こんなんだったんだ!

    縁側が池に突き出してるのはたしかに風流な感じするね(冬は寒そうだけど)

    やっぱアウトか〜そりゃそうだよねよかった

    いまから100年前ってまだ大正時代だから、大正時代ではオッケーでも現代でアウトなことはたくさんありそうだし、そう考えるとたしかに光源氏がやってることってかなり冒涜的なのかも

    兄妹関係知ってる光源氏が入内を狙ってるのかなりグロテスクなことなんだな…


    >>37

    3つ全部入るの!?でかすぎる

    しかも寝殿造だから1階しかないって考えると贅沢すぎる土地の使い方だ

    4町あってそれを春夏秋冬で4等分してるから1町で、位の高い貴族が暮らすくらいの面積を面倒見てる女性一人一人に与えてるって考えるとたしかに光源氏ってすごいのかも?言動が最悪すぎてそう感じないけど

  • 40二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 15:49:09

    一番いいのは最近の研究に基づく詳細な注釈と現代語訳がついてる岩波文庫の新版だけど
    与謝野訳は主語が省略されてるし和歌の現代語訳がない(注釈すらない!)から読みにくいけど
    ほぼ原文からの直訳で余計な解釈が入ってない&原文の雰囲気も感じられるから学者以外の翻訳の中ではおすすめだよ
    青空文庫でも読めるし

    小説家の現代語訳は読みやすいけど解釈違いが多い&原文の雰囲気皆無なのであまりお勧めはできない

  • 41125/03/15(土) 16:26:56

    蛍と常夏読み終わった
    御簾越しに話してるのに蛍放り込んで透けさせるのひどいよ〜

    「女房たちも几帳の蔭などにはいって昼寝をしている時であった(与謝野晶子訳)」
    って文章があったけど、
    職場でお昼寝タイムがあったってこと?
    家兼職場だからみんなくつろいでるのかな
    雲居雁も昼寝してたし、この時代日が長い時期の貴族はみんなこんな感じなのかな

  • 42二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 18:33:22

    >>41

    昔になればなるほど仕事ってのんびりしてるんだ

    だって時計も情報機器もないからね、時間にあまり追われないしやらなきゃいけないタスクも早々増えない

  • 43二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 19:17:04

    >>41

    平安時代の宮廷では始業時刻が午前三時くらいだったらしい

    貴族の日記でも暁頃に出仕してるのが確認できる

    昼過ぎだと仕事が多くて忙しい役人以外は仕事は終わっていたと思われる


    >>42

    時計はあったんだ

    宮廷内に専門の役人がいて香時計という線香の長いやつを使って時間を計っていた

  • 44二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 21:08:51

    >>39

    一応源氏が実の娘の明石の姫君の入内狙ってるのは実は息子な冷泉帝じゃなくて兄の朱雀院の息子な東宮の方だからいとこ同士でセーフ

    冷泉帝とは年近めとはいえもう養女にした六条御息所の娘を中宮に立てちゃってるので

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:40:53

  • 46二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 04:38:41

    捕手

  • 47二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 08:58:06
  • 48二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 16:41:01

    保守

  • 49125/03/16(日) 21:48:02

    みんなありがとう!

    篝火と野分よんだ!


    >>42

    たしかに現代よりはゆったりなイメージある

    情報伝達に時間がかかるから現代の会社ほど次から次に業務があるわけではなさそう


    >>43

    午前3時!?!?!?なんで!?外真っ暗じゃん

    そりゃ昼寝くらいしないと睡眠時間足りないわ

    じゃあ昼寝って言っても業務の合間に休憩って感じじゃなく終業後のリラックスってことなんだなるほどな〜詳しくありがとう

    昼になっても業務終わらない役人はかわいそう

    時計あったんだ!その線香作る人責任重大だな

    時間を知るためにも専門の人がいるって現代じゃ想像もつかない時代だ〜


    >>44

    あっそうなんだ!?めちゃくちゃ勘違いしてたありがとう

    冷泉帝と結婚させるっていったって姫君が子供産めるようになるまでまだあと何年もかかるのに悠長だな〜とか思ってた

    そうだよね中宮をたてちゃってるのにもう一人源氏側の子女を出馬させたら源氏側だけいっぱい出せてずるいもんな


    >>47

    教えてくれてありがとう!

    現代でも虫好きな女の子って生きづらそうだし、平安時代ならなおさら周りの目きつそうだな〜


    47で教えてもらった漫画でも手紙が飛んだりしてたけど、

    野分でも暴風で室内の仕切りとかめちゃくちゃ飛んでて大変なことになってて、

    平安時代の暮らしって風に弱い…?

    建物の塀も、のちの時代の城とかに比べるとぜんぜん低そうだし

    寝殿造の建物って半分外みたいな開放的な造りだし

    寝殿造は冬寒いことよりも夏暑くないことを重視して設計されてるって聞いたことがあるんだけど、これは貴族なら冬寒くてもいくらでも火で暖まれるからってことなのかな?

  • 50二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 01:18:16

    >>49

    寝殿造が壁の少ない開放的な造りなのは暑さや湿気対策以外に、よく年中行事なり儀式なりで空間の広さと家具の配置を柔軟に変えることができる必要があったからという説もあるらしい

    冬は重ね着して火鉢使えばある程度なんとかなるけど夏は薄めの生地の衣をとかにしても限界はあるのでだいたいその認識で合ってるかと

  • 51二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 08:17:05

    ほしゅ

  • 52二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 09:36:22

    庶民にはお寺の鐘が時報の代わり(お寺でも香時計使ってた)
    朝廷が寺の鐘に頼らずに独自に時刻を計っていたのは天文観測をして暦を作っていたので正確な時間を知る必要があったから
    この暦を作る部署が陰陽師で有名な陰陽寮

    そういえば安倍晴明も紫式部の同時代人だね
    ついでに源頼光&四天王も

  • 53二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 18:18:28

    保守

  • 54二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 19:20:28

    平安時代は今より(もしくは近年レベルで)暑かった説があるからね
    マラリアが流行る位の環境、冷房機器といえるものは無し、京都盆地特有の夏
    冬は着込めばいい夏をどう涼しく乗り切るかが重視されてた
    ただし平安後期から寒冷化が始まり戦国時代までじわじわと寒くなって行く
    それで農業が大打撃を受けたのが武士の台頭の遠因という説も

    虫めづる姫は堤中納言物語の中のひとつ
    女装貴公子(奇行子)と虫LOVEガールの投げっぱなしストーリー
    「二人の始まってもいない物語はどうなるか、次号御期待!!(※次号なぞない)」
    こうして千年後生まれたのがジブリのナウシカです

  • 55二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:58:22

    源氏物語や枕草子あたりの時代の歴史や貴族について詳しく知りたければ『大鏡』っていう歴史物語がおすすめ
    主に道長が栄えるあたりまでの藤原氏を中心にした話で菅原道真公や式神を使う安倍晴明の話も載ってる

    あと続きの時代の道長の晩年〜平安末期を書いた『今鏡』には虫めづる姫君のモデルかもと言われてる藤原宗輔って貴族が出てる
    この人は自らの手で菊や牡丹を育てて上皇に献上してたり、蜂を飼いならして蜂飼いの大臣って呼ばれた逸話があったりした

    どっちも歴史物語でありつつ貴族の笑える逸話もちょこちょこ挟まれてて読みやすい
    個人的には今鏡の方が風流な話の割合も多くて好きだけど、あまり現代語訳の本が無いので図書館でも取り寄せしないと読めない可能性ある

  • 56二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:33:48

    今鏡だけ岩波文庫に入ってないんだよね
    学術文庫で出てたけど(品切れ)

  • 57125/03/18(火) 00:12:30

    >>50

    なるほど!言われてみれば儀式のたびに部屋の区切りとか色々変えてた気がする

    たしかに源氏物語の夏の描写でも肌が透けるくらい薄い服着てたわ涼しそう


    >>52

    昔の人はお寺の鐘気にしてるイメージあったけど時報代わりだったのか

    香時計ってすごくおしゃれだ

    朝廷が正確な時刻を独占してるって考えると朝廷ってほんとに庶民とは別格の世界なんだなあ

    陰陽師ってイメージよりだいぶサイエンスな分野なんだね

    fgoで安倍晴明と紫式部に関係があるからそれで同時代なの初めて知ってびっくりした全然繋がり感じてなかった

    平安時代って平和なイメージあるけど源頼光と四天王がいるからけっこう武力の要素もあるのか


    >>54

    現代京都くらい暑いの!?クーラーなしでそれはやばい

    そりゃあ暑さ対策重視にもなるわ

    たしかに江戸時代とかは農民が寒さに苦しんでるイメージある

    それで武士の勢力が強まったとしたらおもしろいね!

    ナウシカの元ネタが平安って聞いたことはあったけどそんな感じだったんだ

    女装って当時的には大丈夫なの?すっごい怒られそう


    >>55

    >>56

    教えてくれてありがとう

    大鏡も今鏡もめっちゃおもしろそう!

    ファンタジーじゃなく実際に虫とか植物にハマって貴族がいたんだね

    古本漁るのも好きだし探してみようかな

  • 58二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 00:18:22

    水時計ってのもロマンあるよね

  • 59二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:06:02

    保守

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 15:00:07

    ほす

  • 61二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:02:45

    そう言えば日本って異性装に厳しいイメージはあまりないな…?
    白拍子とかも男装の括りだしヤマトタケルの逸話もあるし似合うならOKなんだろうか
    時代は違うけど後醍醐帝は女装して追放先から逃げた逸話があるね

  • 62二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:16:23

    >>61

    古事記や日本書紀の神話の記述でもスサノオが高天原に来た時に高天原奪いに来たかと思ったアマテラスがみづら結って男装と武装して出迎えた話あるね

    歌舞伎も女形いるけど女歌舞伎禁止される前に出雲阿国が男装して演じてたらしいし

  • 63125/03/18(火) 22:43:00

    みんなありがとね!

    行幸読んだ!
    玉鬘はなんとか源氏から逃げられそうで安心(?)
    近江の君かわいそう
    野蛮な田舎者って馬鹿にされてて、
    でも単に宮中と違う文化圏で育ったから言動が違うだけでは?って思ったけど、
    それを野蛮な田舎者と呼ぶ時代だったのかも

    教えてもらった博物館サイトで裳着の儀の様子見れて楽しかった

    裳着の儀は夜にやるみたいだけど、なんでだろう?
    成人式的な儀式なら明るいうちにやりそうなイメージだけど

  • 64二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:16:14

    源氏の関連書って初心者はとりあえずこれ読んでおけってお勧めできるのがあんまりないんだよな
    必携はさすがに古すぎるし他は初心者が手を出すには高額だったり自説ゴリ押しだったり素人の感想文だったり
    強いていうなら角川選書の源氏物語入門とソフィア文庫の日本古典風俗辞典くらいかな

    あとはある意味色物なんだけど源氏物語補作というのが岩波文庫で出てる
    中世・近世に作られた源氏物語の二次創作というか同人誌というかなんかそういうのを集めた要するに非公式アンソロだから読む必要は全然ないんだけど
    なんで岩波文庫でそんなもん出すねんと思いながら読んだら作者の一人が本居宣長でずっこけた
    宣長、お前同人作家だったんか

  • 65二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:34:34

    ほしゅ

  • 66二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 07:54:34

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 10:21:34

    とりあえず各巻あらすじ・年立て年表・登場人物辞典・系図・官位相当表・地図・図版が載ってる資料は必須

    登場人物辞典と系図は>>38のサイトにもあるね

    年立ては作中の年表で角川文庫版で読んでるなら巻末に載ってるけど青空文庫で読んでるなら必要

    ネットで探せば見つかるだろうけど全部まとまった本が一冊手元にあった方が便利だよ

  • 68二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 17:37:25

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 18:06:49

    みんなありがとう!


    >>64

    読み始めた時、何を参考にすればいいかよくわかんなかったからたすかるありがとう!

    有名すぎるせいで関連本多すぎて混乱するんだよね

    非公式アンソロが現代まで伝わってて岩波文庫が出してるのおもしろすぎる

    それだけ人気作品ってことか

    本居宣長ってすごいおかたい人なイメージだったけどそんなことしてたんだ意外


    >>67

    青空文庫で読んでたから気づかなかったけどたしかに年表あった方がわかりやすいね

    官位相当表って存在すら知らなかったけど検索して見てみたらめっちゃありがたい情報載ってたーこんなのがあったんだ

    おかげでだいぶ読みやすくなったありがとう

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 18:53:50

    >>69

    本居宣長は古事記の他に源氏物語の注釈書も書いてて、儒教仏教とかの価値観とは関係なく純粋に物語として再評価した源氏物語研究の歴史に欠かせない人でもある

    源氏物語から『もののあはれ』っていう概念を発見した

    源氏物語は「あはれの文学」って言われるのに対して枕草子は「をかしの文学」ってよく言われる

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 19:40:52

    漢心(イデオロギー)を排して素直(大和心)に読めば古事記も万葉集も源氏物語も漢文学と仏教思想の影響下に成立したのは一目瞭然なんだけどね
    国学者っていう連中は変な薬でもキメてたのかな

  • 72二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 00:27:58

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 10:28:06

    保守がわりに前スレ最後の方の話題について
    紙は日本でもめちゃくちゃ貴重なのは間違いないがこれでも西洋に比べれば手に入り易かったんだよね
    源氏の時期だと伝わってるかも怪しい羊皮紙時代
    ついでに紙は最初薄くて破れやすくて信用ならないと言われてて、実際洋紙は繊維の方向が揃ってるせいで破れやすかったり、酸性の添加物のせいで勝手にボロボロになるという時代も
    ただ和紙は破れにくいし、適切な環境下での保存性は言わずもがな。文字通り千年保つから原本に近い写本を今の我々が読めるって訳

  • 74二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 10:45:37

  • 75二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 15:45:43

    気が向いたらスレ主には『ヒカルが地球にいたころ…』読んでほしいな
    源氏物語モチーフの恋愛ものラノベ(ラブコメではない)
    特装版にドラマCDがついてきたことがあるんだけどキャストがほぼ全員FGOでおなじみの面々だった

  • 76二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:04:12

    保守

  • 77二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 00:09:38

    みんなありがとう!


    >>70

    >>71

    源氏物語はあはれで枕草子はをかしって聞いたことあったけどそこからだったんだ

    仏教とか漢文から離れて物語として読みなおすってのはおもしろいやり方だけど、仏教も漢文も物語にがっつり影響してるとしか思えないなー

    でもそういう人がいたのはおもしろいね


    >>73

    なるほどー!

    和紙ってなんかふにゃふにゃしてて脆いイメージだったけど、当時の紙としてはかなり質がいいんだね

    西洋でも手に入りやすかったら貴族同士でぽんぽん手紙のやり取りとかしてたのかな?してたとしても残らないのか

    千年残ったおかげで読めてるわけだからほんとにありがたい


    >>75

    ちょっとググってみたけど、源氏物語のモチーフの取り方がおもしろそうな作品だね

    惟光が村正と同じ声優さんなのなんかわかるかも

  • 78125/03/21(金) 00:20:42

    真木柱読んだ!
    むりやり性的関係を持つことを「結婚」と呼ぶの怖いよ〜

    質問
    源氏物語の中では男女問わず嫉妬心を抱いたりしてるのに、女性登場人物ばかり「嫉妬癖があるところが悪い」って書かれてることが多い気がして、
    女性の嫉妬は悪癖だけど男性の嫉妬は嫉妬じゃないからセーフみたいな感覚があったのかな?

    髭黒大将の夫人が暴れた後の加持祈祷で「夜通し夫人は僧から打たれたり、引きずられたりしていた(与謝野晶子訳)」ってあるけど、
    これは夫人の中のもののけをボコボコにして追い出すための暴力?
    かなりえらい血筋の人なのにすごいことされてる…

    髭黒大将の夫人が息子に「さりとて、山林に引き続きまじらむこと、後の世までいみじきこと」「それに不自然な出家をしては死んでからのちまで罪になります(与謝野晶子訳)」って言ってて、
    これはどういう理由なんだろう?
    子供を作る前に出家して俗世を捨てるのは儒教的に良くないとかなのかな?

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 08:37:43

    Oh…知らなんだ…
    髭黒の章ってスゲーことされてたんだ……

  • 80125/03/21(金) 15:09:05

    >>79

    もう30帖以上読んだのに全然慣れなくて髭黒のあたりの描写で平安時代怖すぎて引いた



    梅枝読んだ!

    教科書でかな文字の発生と紫式部を同じ感じで習うから、紫式部の生きた時代にかな文字が生まれたと思ってたけど、

    源氏物語の作中の時代の時点でもう古いかな文字のお手本があったんだね


    明石の姫君のために、文字の本や絵の本、お香とかいろいろ用意してて大変そう

    平安貴族は字がうまくて絵も描けてお香も作れてファッションセンスと和歌のセンスも持ってなきゃいけないってこと?

    のんびり暮らしてるように見えてかなり過酷かも

  • 81二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 15:59:42

    >>80

    平安時代は男女問わず和歌のセンス無いとモテにくい

    手習は手紙以外にも古歌を手本にして学んだり和歌を作ってみたりする練習の機会にもなる

    あと琴とか琵琶とかの音楽も教養として大切だったり


    かな文字は女流文学が盛んになる100年以上前から使われてたけど、有名な文学作品に使われたのは源氏物語の80年くらい前の紀貫之が描いた『土佐日記』らへんかな

    男性は基本的に公文書と同様に日記も漢文で書くもの(男性だと格的には漢詩>和歌)だった

  • 82二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 23:48:21

    このレスは削除されています

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 23:51:56

    保守ついでに

    この摂関期古記録データベースだと平安時代の男性貴族の日記を原文でだけど見れるし「物怪」とかのキーワード検索もできる

    『宇多天皇御記』で「猫」ってキーワード検索すると日本現存最古の飼い猫自慢の記述が見れる

    摂関期古記録データベースrakusai.nichibun.ac.jp

    源氏物語や枕草子の時代だと『御堂関白記』(紫式部の仕えた彰子の父の藤原道長の日記)

    『権記』(小野篁の孫の小野道風も含めた三蹟っていう平安中期の3大能書家の1人。清少納言とも仲良かった藤原行成の日記)

    『小右記』(90歳まで生きたので60年以上も書かれた藤原実資の日記。道長の望月の和歌が残ってるのもこの日記のおかげ)とかも収録されてる

  • 84二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 08:55:18

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 15:05:39

  • 86二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 15:28:11

    >>78

    今でも割とそうじゃん?

    今は、「男の嫉妬は醜い」とかいう言い回しがあるが、男も嫉妬するものだという認識が定着してるとも言えるけど、(いうて女ほどには)男はあまり嫉妬しないという認識もあるからこそとも言える。


    黒髭夫人の息子への発言、そんなのあったっけなぁと調べたところ、父の黒髭が正室夫人から心離れして子供たちへの後見(後ろ盾としての力添え)も望み薄なのを受けての発言なので、「仏道に発心してでなく、死に臨んででもなく、そんな理由で出家しては」ってことかな?

    これは個人的見解なので、一意見と思って聞いてね。

  • 87二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 18:06:45

    >>86

    髭黒です髭黒 このスレの出自的に違うの出てきちゃう

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 19:33:14

    >>87

    …しまった!

    ごめんね!

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 20:59:36

    >>78

    大事な前提を忘れてない?

    源氏物語は「下級貴族の女性が当時最高権力を振るっていた最上位貴族の男性に雇われ、天皇(男性)が興味を持つために執筆された物語」だよ

    そこでいちいち地の文で男の醜いところ・男に耳が痛いことを書くか?書かないよね、だってそういう説教で萎えさせるのは危ういから

    自由に書かれた物語ではなく、物語を求めた強力なパトロン・権力者の存在が念頭に置かれて書かれた物語だと思って読むとまた違った見え方をするんじゃないかな

  • 90125/03/23(日) 00:20:51

    みんなありがとう!

    >>81

    和歌でモテが決まるのかー現代人にはわからん感覚だけど、要はコミュ力ってことなのかな

    源氏物語読んでると貴族が楽器演奏するシーン多くて、貴族たるもの楽器くらいできて当然っていう教養の範囲に入ってる感じたしかにする

    かな文字作品ってそんな古くからあるんだ

    漢詩の方が上なんだねー源氏物語だと和歌詠むシーンばっかりで漢詩が出ることはないけど、書いてる人が女性だから遠慮したのかな?

    紫式部なら漢詩書けそうだけど


    >>83

    こんなサイトあったんだ!教えてくれてありがとう

    平安時代に猫LOVEな日記書いた人がいるとは知ってたけど天皇だったんだ

    御堂関白記と小右記は知ってたけど、権記は初めて知った

    この時代の人たくさん日記残してくれててありがたいな


    >>86

    たしかに今もそうかもね

    男の嫉妬はあるとは認識されてるけど、女のものってイメージがいまだに強いのかも


    なるほどねーありがとう

    出家ってたしかに俗世にいられないから仕方なくってパターンも多そうだし、そういうのはよくないって思われてたのかも


    >>87

    >>88

    ただでさえ最近黒姫出てきて名前間違えられがちな黒髭にさらにややこしいそっくりさんが…


    >>89

    なるほど!たしかにそうだね

    源氏物語が物語としての完成度高いから忘れてたけど、作家が自由に創作したわけじゃないんだった

    ざっくりいえば皇族がモテまくって波瀾万丈ありながらも成り上がる小説だから、かなり天皇向けにチューニングされてるのか

    光源氏がなにしても咎める人が作中にほぼいないのも、時代的に許されてるからってだけじゃなく、天皇が読む小説だからって理由があるのかもね

  • 91二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 08:35:48

  • 92二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 15:16:44

    >>90

    漢詩は『桐壺』での長恨歌や白氏文集(長恨歌もこれに入ってる)とかからの引用はちょくちょくある

    白居易の詩は枕草子の香炉峰の雪の話とかでも取り上げられてるし、紫式部も彰子に教えてた

    后とかは漢詩の教養もあると嫁ぎ先の天皇と話し合えるって利点もあるので漢詩の知識ある女房も周りにいたり

    『少女』で絶賛される漢詩を源氏が作った場面があるけど語り手(たぶんその場にいた女房)が「あまり漢詩を知らない女の身で真似して書き残すのは憚られる」って漢詩自体は書いてない

    紫式部は紫式部日記だと同僚に悪口言われたのもあって漢文の知識あるのをなるべく隠そうと意識してる

  • 93二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 15:51:49

    「少年少女古典文学館」や「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」といった古典入門書で読むのがいいかも

  • 94125/03/23(日) 22:14:38

    みんなありがとう!


    >>92

    たしかに引用とか漢詩を踏まえた表現は多いね

    源氏物語でも、帝に気に入られるためにみんな必死になってるから、妃候補に漢詩教えるのは合理的だ

    書いてる人が女性かつ読者が知人ばっかりだから漢字わかんな〜いってフリをしなきゃいけなかったのか


    >>93

    ありがとう!

    源氏物語は与謝野晶子訳でここまできちゃったから最後までこのままでいこうかなと思ってるけど、

    そのシリーズ読みやすそうだから他の古典作品はそのシリーズで読んでみるよ

    教えてくれてありがとう

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:58:10

    ざっくりと日本の古典を知りたいなら「千年の百冊」「あらすじで読む日本の古典」「一冊で日本の古典100冊を読む」あたりがおすすめ

  • 96125/03/24(月) 07:50:44

    >>95

    ありがとう!

    検索してみたけどどれもおもしろそう!

    このスレでいろいろ古典作品教えてもらったし、まずは概要知るとこから始めようかな

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 16:31:47

    むしろ古典入門書やビギナー向けの現代語訳から入らないで、与謝野晶子訳でずっと読み進めてるの尊敬してる 読破応援してます

  • 98二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 17:04:22

    このレスは削除されています

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 19:36:07

    ガチ勢(大学教授)による源氏物語絵巻展の解説がすごい面白い

    写本するときアレンジされるのが当たり前の時代に原典に忠実になるよう努めてたとか

    古来から源氏物語がどのように愛されてきたかがわかる

    国宝「源氏物語絵巻」とともに王朝文学の最高峰を堪能しよう(出演:角田光代)【ニコニコ美術館@徳川美術館】


  • 100125/03/24(月) 22:21:10

    みんなありがとう!


    >>97

    なんとなくfgoでも話題になってたから与謝野晶子訳選んだんだけど、

    けっきょくfgoで実装されたのは与謝野晶子じゃない人だったんだよね

    応援ありがとう!スレが続く限りは頑張って読みます!


    >>98

    最初はなんだこの人!?ってなったけど、だんだんとまあこういうおばさんいるよねってなったからわかる

    光源氏も頭中将も老人だのなんだのいって引いてるわりに、やることやってんじゃねえか!ってなった


    >>99

    こんなのあったんだ!

    ちょっと見てみたけどガチ勢の人楽しそうでいいね

    絵巻にも興味あったから見てみる

    教えてくれてありがとう!

  • 101125/03/24(月) 22:22:47

    今日は若菜の途中までしか読めてない

    40歳なったお祝いを盛大にやってるあたり、40でも当時としてはお年寄り側なんだなあ
    お年寄りなのにやることやるのは変わってないけど

  • 102二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 22:34:12

    若菜の途中ということは全体でいうとちょうど中間あたりか?

  • 103125/03/24(月) 23:13:30

    >>102

    こんだけ読んだのにまだ半分なのか…

    まあ逆にいえば半分はいったわけだし、がんばろ

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:23:40

    >>101

    当時は40で孫いてもそこまでは珍しくはない時代だし道長の親戚見た感じだと貴族でも男性は平均寿命は50前後くらいになるんじゃないかな

    60、70までいけると長生きした方ってイメージ

    清少納言は推定年齢的に父親の清原元輔が50〜60くらいに生まれた子らしい

  • 105125/03/25(火) 08:08:28

    >>104

    40で孫は現代でもいなくもないし、結婚が早い時代ならそんなもんか

    昔は寿命50前後だったって考えると現代って倍くらい生きる人もそれなりにいるからすごいな

    その時代でも50〜60で子供作れるの!?現代ならあり得る話だけど

    奥さんが若ければなんとかなるのかな

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 11:14:05

    >>99

    >写本するときアレンジされるのが当たり前の時代

    改作された日本古典で比較的有名なのは『住吉物語』『とりかへばや物語』『夜寝覚物語』あたりか

    ちなみに『住吉物語』『とりかへばや物語』の原作は散逸している(『夜寝覚物語』の原作『夜の寝覚』は一部のみ散逸)


    ちなみに海外古典にも『三国志演義』『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』のように様々な版が出ているものがある

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 15:43:03

    >>105

    小右記書いた実資も50過ぎて出来た千古って娘を溺愛してたし道長の息子の頼通も跡継になった末っ子の師実が50の時の子

    40代で子供生まれる貴族なら道長もその父も祖父も従兄の顕光殿もって更によくいるし、紫式部と親子位の歳の差あった夫の藤原宣孝も紫式部が推定20代で結婚してるから式部との間の娘の賢子は40過ぎの時の子と思われる

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 17:42:22

    このレスは削除されています

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:22:21

    >>107

    実資パパのお日記のお陰で平安女性としては珍しく出生名が分かってるんだっけ千古ちゃん

    光る君へのときに聞いたな

  • 110125/03/25(火) 21:01:49

    仕事忙しくて今日もぜんぜん読めてないすまん!

    みんなありがとう!


    >>106

    原作が現存しなくてアレンジされまくりってそれいいの!?って思ったけど、

    いわれてみればたしかに千夜一夜物語も三国志演義もそんな感じだったわ

    住吉物語ととりかへばや物語はタイトルを聞いたことあるのに、散逸し切ってない夜寝覚物語は聞いたことないあたり、アレンジが多い方が人気出て話題になりやすいのかな?


    >>107

    4、50で子ども作ってる貴族そんなにいるんだ!現代と違ってそんな珍しくもないのか

    お父さんが偉くなってからの子供だから偉くなりやすかったりするのかな?

    紫式部の旦那がお父さんの友達かなんかだったとは聞いたことあったけど、紫式部が20の時に相手が40代ってことはお父さんと同じくらいの年の人なのか…

    旦那に先立たれたっていっても、その年齢差ならそりゃ旦那の方がだいぶ先に死ぬよね


    >>108

    自分も、家にいてくれると安心するとかいっしょにいて落ち着くとかは花散里なんだろうな〜って思う

    他のヒロインはそれぞれ良くも悪くも尖ってるところがあるからね

    でも優しすぎて自己主張しないタイプだから、結婚したら知らず知らずのうちに花散里にすごい負担かけちゃってて花散里がストレスで亡くなってから気づくとかってなっちゃいそうな不安もある

    惟光は他の家柄良い男子に比べると出番が地味だけどいいキャラだよね

    部下にしたい


    >>109

    そういわれるとたしかに、名前わかってるのってすごい!

    なんで日記に名前書いたんだろ

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:27:11

    >>110

    小右記に名前出たのは1回だけでもその記事の内容が『自分の屋敷や荘園や財産は残らず娘の千古に与える。他の子ら(養子や出家した男子)には口出しさせない』っていう意思表示の文書作ったってやつ

    実資は養子何人か取ってるけど跡継ぎにできるような実子がいなかったし、実の娘の千古が男の子産んだら家に伝わる文書や日記はその子に与えるとも書いてたから直系の子孫に継がせたかったっぽい

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 22:28:58

    >>105

    時代が少しずれるけど戦国武将で83歳の時に息子誕生記録を持ってるツワモノが居る

    現代でもちょっと前に話題になった某声優さん案件があるしこの辺はそっち方面の元気があるかどうか次第じゃないかな…

    昔だと多産多死が多めだったこともあり子どもは遅くまで作ってたイメージがある

    スポンサー道長も48歳で最後の息子残してるね

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 07:25:37

    保守

  • 114二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 15:56:05

    1がFGOから源氏物語に入ったのを今更知った
    なら、次は曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』『椿説弓張月』に挑戦すればいいかも

  • 115二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 17:04:37

    南総里見八犬伝
    全訳:
    丸屋おけ八訳 『全訳 南総里見八犬傳』言海書房
    (ただし、原本の区切りを無視して独自で章立てを行っていたり、脚本のように誰が台詞を話しているのかを記していたり、距離や時間表記を現代のものに変改したりするなど癖が強い)

    比較的詳細な抄訳:
    白井喬二訳 『現代語訳 南総里見八犬伝』 河出文庫(上・下)
    山田野理夫訳 『八犬伝』 太平出版社(全8巻)
    鈴木邑訳 『南総里見八犬伝』 勉誠出版 現代語で読む歴史文学(上・下)

    椿説弓張月
    全訳:
    山田野理夫訳 『椿説弓張月』 教育社歴史新書(上・下)
    高藤武馬訳 『椿説弓張月』 筑摩書房 古典日本文学全集

  • 116125/03/26(水) 22:34:09

    みんなありがとうー

    やっと若菜上読み終わった!


    >>111

    なるほど遺産相続の書類みたいなものだから間違いのないよう厳格に書いたんかな?

    ちゃんと書き残さないと養子の男子にもってかれちゃいそうだもんね

    名前知られるのは当時の人的には恥ずかしいかもだけど、現代に名前残ってるのはやっぱりすごいね


    >>112

    83!?戦国時代にその年まで生きてるだけでもびっくりなのにすごい

    そういうハッスルする人の方が子供たくさん作るから自然そういう人が多くなるんかな

    83の後だと48が若く見える


    >>114

    >>115

    めっちゃ詳しく書いてくれてありがとう!

    源氏物語がすごい大ボリュームだからいつ読み終わるかわかんないし、次に何読むかは読み終わったあとの気分次第だけど、

    八犬伝も弓張月も気になってるから参考にするね

    fgoでいうと最近実装されたダンテの神曲も、源氏物語と同じく前に一度トライして挫折したのでまた挑戦したいな

  • 117125/03/26(水) 22:43:40

    源氏が馬を40匹もらってたけど、そんなにもらってどうするんだろう?
    従者にあげるのかな?

    明石の尼君が孫の明石の女御に近いのを見て、明石の君が「あなたはお医者のような恰好かっこうでおそばに出ているのですから恥ずかしい。」って言ってるけど、
    祖母と孫であっても几帳とかをへだてずに顔見て話すのは失礼って感覚なのかな?
    明石の女御が東宮の妃だから特別?
    どうでもいいけど全員「明石の○○」だからややこしい

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:21:35

    「そばに行くのは孫可愛さで仕方がないけど、せめて誰かにバレないようにガードして!」が意訳かな
    前にも出てたけど、明石の女御はイケメン源氏とやんごとなき血筋の紫の上の娘って看板背負ってお妃さましてるんだ
    そのお妃さまの傍で身分の低そうなおばあちゃんが「孫が幸せになってる!嬉しい!!」ってはしゃいでるとこ見られたら……ね?
    医師みたいな恰好って言ってるのはその中でも「医者なら妊婦の傍に居てもおかしくない」って対外的な言い訳が効くからかな
    原文の方も確認したけど、この書き方ならお祈り専門の方ではなく、当時としても医療知識をベースにした医療者としての「医師(くすし)」だろうから信頼性の担保もしてる

    端的言うと「娘の素性詐称バレ」と「母尼君の気持ち」を秤にかけて胃痛状態なんだと思う

  • 119二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:09:09

    保守

  • 120125/03/27(木) 12:54:25

    >>118

    めっちゃわかりやすくありがとう!

    孫娘はもう高貴なお人だから身分の低い家族がいることを明示しちゃダメなんだね

    東宮の妃、将来は皇后になる妊婦のそばにいるなら身分の低い尼より医師の方が違和感ないってことか

    作中だと明石の尼はすごい幸運の人っていわれてるけど、大っぴらに孫娘に近づくことも難しいのはかわいそうだね

  • 121125/03/27(木) 21:44:41

    若菜下読んでる

    紫の上って光源氏とラブラブって周りには思われてるけど、
    セリフ見てると、内心はそんなに愛してないんじゃないか、愛してるとしても愛憎入り混じってるんじゃないかって気がする
    ロリ誘拐のイメージが強すぎて偏った見方しちゃってるのかもだけど

    読んだことある人からするとどう?

  • 122二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:25:08

    >>121

    どこまでいっても自分の運命は光源氏の手の平の上で、彼がある日突然愛情を失ったらそこでおしまいって状況に何も思わずにいられるほど愚かな女性ではないからね…

    あと子供がいないし身分の保証もないから正妻ポジションが唯一持っている誇りだったのに新しい正妻として遥かに高貴で若い(=光源氏の子供を産める)女三宮が来てストレスを抱えないでいられるわけもなく

  • 123二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 01:08:37

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 08:01:25

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 14:00:58

    >>121

    引き取られた頃は正妻生きててもまだ幼かったし夫婦関係になったのは葵の上亡くなってからとはいえ

    賀茂の斎院も務めた正妻にもなれる身分の朝顔の姫君に言い寄ってた時とかもあったし、他に帰れる実家も子供もないし源氏しか頼れない身ってずっと不安だろうなと思う

    養女の明石の姫君も入内して手元を離れたから他に誰かの面倒を見て気を紛らわすこともできない

  • 126二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 14:49:41

    >>125

    明石の中宮が去った後も人の面倒は見てるよ

    ただし女三の宮だがなぁ!

  • 127125/03/28(金) 21:05:46

    >>122

    たしかに紫の上は聡明な女性として描かれてるし、気づかないはずないよね…

    光源氏は紫の上が三の宮に嫉妬してると思ってるみたいだけど、

    嫉妬というよりその正妻のポジジョンを失う不安が強くて病気になっちゃっのかもね


    >>125

    たしかにそういわれると引き取られた頃から正妻いるしずっと他の女と仲良くしてるし、光源氏に捨てられたら終わりの身としてはずっとしんどい思いしてそう

    明石の姫君育ててる時は楽しそうだったけど、その子が大きくなってからは出家のことばかり言うようになって、生き甲斐がなくなったっぽく感じる


    >>126

    光源氏は紫の上がひどく嫉妬するって心配してたけど、じっさい紫の上は女三の宮に対してつらく当たったら悪く言ったりはしてないから、

    光源氏が思うような憎悪は抱いてないんじゃないかなって気がする

    三の宮は自分が光源氏に誘拐された時くらいの年で光源氏のとこに来たわけだし、わりと同情してるような気もする

  • 128125/03/28(金) 21:21:28

    みんな保守とか書き込みありがとね!

    若菜下読んだ

    三の宮がぼけっとしてて男に入られたから悪いって光源氏は思ってて、実際当時としてはそういう扱いで当然なんだろうけど、
    三の宮が柏木にむりやりそういうことをされたくなかった場合にとれる対策って実際何かあったのかな?
    手紙の返事を書いても書かなくてもけっきよく執着されそうだし、顔を見られたのがきっかけって書かれてるけどその前から執着はされてたし…
    女房に協力してもらって藤壺のときに源氏がされたように塗籠に閉じ込めるとか?
    でも乳母子である侍女が柏木引き入れたわけだし女房も信用できないよね

    リアルで人にその話したら「御簾が上がって顔見られた瞬間にオードリー春日の「鬼瓦!」をやってドン引きさせれば?」って言われた

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 23:44:17

    >>128

    無理やりされる前に出家とかかな…

    ただ社会的自○とほぼ同義だし何もかも持っててイケオジの光源氏のところに嫁に行ったばかりで何が不満なんですか?って止められる可能性は十分にある

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 03:49:04

    >>128

    当時よくある別居通い婚ならともかく六条院で同居=光源氏の屋敷なんだし

    侵入者に襲われるのは屋敷の警備体制=当主の光源氏の責任ってないんだろうか

    皇女を妻に迎えて後宮入りした娘と養女もたまに帰ってくるし前にも玉鬘の件があったのに

    三の宮の女房の手引きだからそのあたりはノーカンなのか

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:58:52

    >>128

    たしか柏木に顔見られる→柏木に襲われるの間に4年くらい経過してるから、顔見られたか恋文送られた段階で柏木に言い寄られてるって乳母とかの年かさの女房経由でもいいから光源氏に怒られるのを覚悟で伝えてそれとなく牽制してもらうとか?

  • 132125/03/29(土) 19:10:55

    みんなありがとう!


    >>129

    実際出産後に出家望んだ時もめっちゃ止められてたもんね

    作中で悲しい目にあってる人たちを見ると早めに出家しとけば…って思ったりするけど、実際は出家ってする時もした後も大変なんだろうな

    女三の宮の父は出家して自分の別の屋敷に移した後も光源氏が面倒みてくれるだろうって考えてるっぽいけど、だったら光源氏に嫁がせずに最初から「私の娘でありお前の姪であるこの子の面倒を見てくれ」ってかたちで預かるんじゃダメだったんかな?

    いくら親戚でも妻じゃなければ面倒見きれないのかな

    光源氏はお金持ちだから何人養っても大丈夫そうだけど(現代庶民並感)


    >>130

    たしかにこの子のことを頼むっていって元天皇が光源氏に預けたのにこんなことになったんじゃあ光源氏の責任重大だよね前例あったのに防げてないし

    責任追及されたくない気持ちもあって光源氏は表沙汰にしてないのかな

    女房が手引きしたってのがひどいなーこの時代の人は安心して眠れもしないね

    現代でもそういう事件があった時に真っ先に被害者を責める人いるし、千年前の話って考えたらか被害者の落ち度にしてもみ消すって対応になっちゃうのもわからなくはない


    >>131

    そっか続けて読んでたからすぐ起こった出来事な気がしてたけど4年経ってるのか

    女房も4年以上ずっと柏木に責められ続けたから頭おかしくなってもうどうにでもなれ!ってむちゃくちゃなことしちゃったのかな

    一応保護者なわけだしそれとなく光源氏に言うのはいいかも

    あなたが隙を見せるから〜とかって怒られそうだけど最悪の事態は防げそう

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 21:59:37

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:21:59

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 11:12:01

    保守

  • 136125/03/30(日) 19:25:38

    保守ありがとう!

    柏木読んだ
    今さらだけど、夕霧が一途扱いされてるのってなんで?
    雲居雁をずっと思ってたのはわかるけど、他の女性とも子供作ってるよね?

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 20:10:09

    >>136

    同時進行してないから

    夕霧は源氏のいらん配慮で本来の一流貴族の地位からスタートできてないせいで雲居の雁と引き離されてる

    相手に惚れたのがこの会えない間

    しかも相手が妾にしかなれないレベルの地位の低い女性

    本命は雲居の雁で揺らいでない(この時点では)

  • 138二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 20:57:29

    >>136

    フィクションとはいえ『栄華物語』っていうだいたい源氏物語の少し後かな位の時代に書かれた歴史物語で

    道長が正妻に子供ができない息子の頼通に内親王との縁談持ってきて渋られたシーンで「男は妻は一人のみやは持たる痴のさまや」って言ってるのが当時の認識だと思う

    藤典侍は宮中の女官だけどそもそも父親の光源氏の乳兄弟である惟光の娘なのでわりと手近な相手を妾にしてる

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています