ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想)5

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:27:57

    これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。

    ※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』の続きです。

    元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員による傷になりたいスレだったものがあにまん民達の神の一手で生存ルートを切り開き奇跡的に生き延び、本編後世界でニャアンとジャンク屋をやったりデートしたり事件に巻き込まれたり戦ったり、共に苦難を乗り越えて成長していく結構ハッピー寄りな物語空想まとめとなってこのスレに至ります。

    本編始まるまでどうなるかも全く想像つかないジークアクス世界ですが、一緒に物語を空想して楽しんで頂けたら幸いです。


    ↓初代スレ

    (完全妄想)ニャアンの傷になりたい|あにまん掲示板普段はスラム街のジャンク屋の兄ちゃんとしてニャアンに合法的な商品運んできて貰ってお得意さんとして顔馴染みでありたい「今度デートしようぜ!!」ってヘラヘラ笑いながら手を振って見送って、困った顔になって欲…bbs.animanch.com

    ↓前スレまとめ

    ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想)|あにまん掲示板これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』の続きです。元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員による傷になりたいスレだ…bbs.animanch.com

    ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想)2|あにまん掲示板これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』から派生した空想シリーズスレです。元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員…bbs.animanch.com

    ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想)3|あにまん掲示板これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』の続きです。元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員による傷になりたいスレだ…bbs.animanch.com

    ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想)4|あにまん掲示板これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』の続きです。元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員による傷になりたいスレだ…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:28:49

    登場人物
    ジュン・ファンボイ
    サイド6コロニーの繁華街でジャンク屋をしている青年。陽気かつ気さくな性格をしており、合法の機械整備部材を配達してくれるニャアンに対して何度もアプローチしている。軟派に見えがちだがニャアンに対する想いは真剣で、何かと彼女に接し、悩みを聞いているうちに信じて貰えるようになる。
    しかしその正体は地球連邦軍MS特務隊に務めるコロニー6潜伏隊員。上層部からの指示を受けて戦争犯罪者や敗残兵崩れのテロリストなどの抹サツを務める、いわば軍人にとってのコロし屋。後述のブルキャノンを駆り、既に相当の数の危険因子の始末を遂行している実力者。任務時は上記の性格が嘘のようにどこまでも冷酷に任務を遂行する活躍から、内部の人間に『公爵家の蒼い騎士(ノーブルブラウリッター)』の名で恐れられている。
    かつてのコロニー落としで両親と妹を失いスペースノイドへの怒りから連邦軍へ入隊、MS操縦の才能を認められ特務隊に配属され、そのままサイド6のスパイとしてコロニーを訪れる。しかし実際にコロニーで生活をしていくうちに生きていれば妹と同い年のニャアンに出会い、宇宙でも一生懸命に生きている命がある事を痛感。ニャアンへの想いが強くなっていき今の自分が本当に正しい事をしているのか悩むようになる。
    紆余曲折あってニャアンとの初めてのデートを約束した直後に上層部からの命令でジークアクス及び赤いガンダムの破壊命令を受け、クランバトルを装った作戦行動を開始、特務隊の仲間達と彼の上官である指揮官と共にジークアクス達に挑むが、コロニーを巻き込む指揮官のやり方を目の当たりにして反旗を翻し、緊急発進した エグザベ君も味方に加えて連邦軍を迎撃。
    激戦の末コロニーに突っ込み見せしめにニャアンをコロそうとした指揮官の猛攻を身を挺して防ぎ戦タヒ…したかに見えたがブルキャノンの重装甲と咄嗟の判断が相まって奇跡的に生存。
    コロニーの被害を最小限に留めた功績で恩赦を受けて釈放され、現在はニャアンと一緒にジャンク屋をしつつ、刑務作業として愛機のブルキャノンと共にサイド6の治安維持活動に努めている。
    日系とベトナム系のハーフであり、名前のジュンは漢字の『盾』、ファンボイはベトナム語で『反逆者』を意味している。

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:29:39

    ブルキャノン
    連邦MSの中でも一際発達したキャノン系の技術と01ガンダムをベースとした連邦としてのガンダムの技術を複合して新たに設計された最新鋭の重武装MS。
    モチーフはブルG。
    ジオン製のガンダムに対抗すべく連邦の技術力を注ぎ込み作り出されており、上層部は次期量産化も視野に入れた上での実践データ回収の為の試験機を特務潜入隊のジュン・ファンボイにこの機体を託した。
    キャノン系とガンダム系を複合した新型の重装甲に加え凶悪さを感じさせるガンダムヘッドを搭載しており、従来のキャノン系よりも威圧感を出しつつも白と青のカラーリングによってどことなくヒロイックな雰囲気をも醸し出す。
    主な武装はライフルブレード(高出力ビームサーベル内蔵型ビームライフル)、ビームサーベル、ヘヴィシールド(実体刃フレーム、二連装バズーカ内蔵シールド)、両肩部ビームキャノン砲、胸部両脇多連装ミサイルポッド。
    高火力の射撃兵装による射撃戦は勿論、重武装重装甲でありながら背中のパワードブースターによる加速によって高い機動力を発揮し、搭乗者のジュンは射撃兵装で敵を翻弄しつつブレードまたはビームサーベルのビーム刃と盾の実体刃を駆使した二刀流で仕留める戦法を最も得意としている。
    後述のエル・サルバトーレ・コアとの戦闘でニャアンを庇って中破するがイズマ・コロニー繁華街市長の指示で修繕され、彼の刑務作業で軍警察配下で活動したり平和公園でオブジェになったりとコロニーで親しまれるようになる。
    2度目の連邦軍の攻撃の際ブルキャノンⅡとの戦闘で更に中破するが、市長が秘密裏に進めていた強化改修計画によりブルキャノン・ブラウリッターへと生まれ変わる。

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:33:13

    この時空における本編キャラ達

    ニャアン
    (本編では扱わないのかもしれないが)合法的な機械パーツの配送を通じてジュンに出会う。
    初めは難民の自分にやたら接してくる兄ちゃんを不思議に思う程度であったが、合法の販売ルートの提供や困った時に相談に乗ってくれるジュンに次第に心を開いていき、本編後半では兄ちゃんのジャンク屋でのお手伝いを始め、違法パーツの販売などからは足を洗った。
    本編後は改札の前で車椅子に乗ったジュンと再会して笑い泣き、エル・サルバトーレ襲撃で半壊したジャンク屋の立て直しを手伝いつつ、本格的にジャンク屋のお手伝いに転職する事になった。
    尚、クラバなんてまともな奴がやることじゃないという考えは一貫しており、お金が必要でこっそり修繕したブルキャノンでジュンがクラバに参加した時は夫のキャバクラ通いを知った妻レベルでジュンを締め上げており、この時ばかりはジュンも頭が上がらなかった。
    前スレの地獄を乗り越えてジュンに想いを伝え、2度目の連邦軍戦に伴い連邦軍とのクランバトルに挑む事になったジュンと共に戦う為、イズマ・コロニーの新型MSガンダム・オイランゼンに乗り込む事を決意する。

    マチュ&シュウジ
    連邦軍の任務で破壊対象だった赤いガンダムと最新型のガンダムのパイロットだったが、終盤までそんな事を知らずに仲良くなってしまった二人組。
    本編後は2人にブルキャノン修繕の為のパーツ集めを手伝って貰っており、後々それがニャアンにバレて3人+修繕案通した演歌のおっちゃん+設計図を流した看守のおっちゃん共々仲良く怒られた。
    本編での試練を乗り越えて現在はサイド6名物の恋仲になっており、ジオン公認でジークアクスと赤いガンダムの試験パイロットになった。

    エグザベ
    本編中1番スパイのジュンと交戦している、ある意味兄ちゃんのライバル。
    機動力と反応速度に特化したXカスタムを操り、火力と馬力を極めたブルキャノンを相手にさながらサイコザクVSフルアーマーガンダムのようなタヒ闘を何度も繰り返した。
    お互い互角の実力でタヒ闘を繰り返した結果それぞれの技量が飛躍的に上がり、この経験値のおかげでジュンはエル・サルバトーレ戦での戦タヒを免れているため、ある意味命の恩人である。
    本編後はコロニー6で互いに正体を知らぬまま生身で出会い、なんやかんや仲良くなる。

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:33:48

    ジオニックガンダム・Xカスタム
    エグザベ君用に調整されたジオン製量産型ガンダムのカスタム機。ジークアクス捜索にあたりサイド6付近に出没する青いガンダムに対抗するべくシャリア・ブルが既存の量産型ガンダムを エグザベ用に調整するように指示を出して作らせた事実上の エグザベ君専用機体。
    形状はRX-78-2に類似しており、装甲はジオン風のミリタリーグリーン。
    名称のXは エグザベ君の頭文字から取られたものである。
    新型のジークアクスがオーバーヒートを起こす程の彼の反応速度に対応出来るように徹底した機体反応速度とそれに追従する機動性、関節回りの強化が施されている。
    最大の特徴は通常のMS操作とサイコミュコントロールが併用されている操縦機構が採用されており、長時間の連続稼働を維持しつつニュータイプ能力による反応速度を引き出せるように工夫されており、サイコミュは徹底して機動補助の為に用いられている為ビットなどのオールレンジ武装は搭載されていない。
    主な武装はビームサーベル2本、ビームライフル、ビームピストル2丁、小型シールド。機動力に重点を置いている為武装は標準的に纏められているが、 エグザベ君による万全なサイコミュコントロールでの高速立体軌道によって敵を翻弄しながら繰り出されるこれらの武装は驚異的な攻撃性を発揮し、ジュンが操るブルキャノンと互角の戦いを演じる。

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:34:20

    このスレのオリキャラ

    演歌の軍警
    サイド6軍警の繁華街派出所部長。
    巡査長時代に不審な難民の情報を聞いてニャアンを追跡していた際にジュンに遭遇。
    最初はニャアンが違法デバイスのやり取りをしていると疑い逮捕しようとするがジュンに依頼してたのは合法の作業用デバイスであり、更にはニャアンが持ってきたのは北島○郎演歌集のCDだった為、結局2人が逮捕される事はなく、なんならジュンと2人で兄弟船をデュエットして仲良くなった。
    後述のエル・サルバトーレ襲撃の際に瀕タヒになったジュンを救護施設まで届けてくれた張本人であり、ジュンが服役中も何かとニャアンに気をかけている。
    普段はMS部隊の欠員補充で指揮官仕様の軍警ザクで交通治安維持に努めている。

    看守
    ジュンがいる刑務所を管理する看守。
    元々は機動隊隊員だったが過去に負傷をして現在の勤務地に転属となった。
    後述のエル・サルバトーレ襲撃の緊急事態に避難誘導員が足りず現場に駆り出されており、目の前でジュンのブルキャノンが身を挺してニャアンを守るのを見ていた事や演歌の軍警から事情を聞いた事によって刑務所内のジュンに何かと気を使ってくれており、出所後も度々演歌の軍警と共にジャンク屋に顔を出している。

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:36:24

    連邦軍特務隊指揮官
    ジュンが所属する特務隊の指揮官。
    某国名門貴族の血を引いており、優れたMS操縦技術と戦略兵器開発技術によって軍の上層部から高く評価されて連邦軍の最新主力兵器開発にも関わる特務隊指揮の全権を与えられた。
    連邦上層部に対して高い忠誠心を見せてこそいるものの、格下の存在は全て駒、スペースノイドは人間ですら無い害獣だと考えるような清々しい程の選民思想の持ち主。
    ジャンク屋の手伝いをしていたニャアンを見た際にも彼女を蔑み、理不尽な理由で手を出そうとした所をブチギレたジュンにぶん殴られた。この段階でジュンに逆恨みしており次の作戦でプロパガンダに利用してそのまま抹サツする事を考えているなど、中々に執念深い。
    搭乗機体はジオン製のMAキケロガを模したミリタリーグリーンの外装を纏ったエル・サルバトーレ。外装を解除した状態の黒金のキャノンタイプガンダムはエル・サルバトーレ・コアと呼ばれている。
    ジークアクス及びに赤いガンダム破壊作戦では自ら設計したエル・サルバトーレでジュンのブルキャノンとジオン偽装ブルキャノン三機と出撃。圧倒的な機体性能と操縦技術、更にはブルキャノン達の連携で次第にジークアクス達を追い詰めるが、サイド6への被害を微塵も考えない横柄なやり方を見かねたジュンが反乱。更には連邦側の計略を見抜いたシャリア・ブルの指示で助太刀に来た エグザベ君の参戦により形勢は逆転。
    怒り狂った指揮官は破壊された外装をパージして出現したエル・サルバトーレ・コアを操りコロニー内部に突入。見せしめとしてたまたま居合わせたニャアンに一斉射撃を浴びさせるが間に入ったジュンのブルキャノンのシールド投擲でバリア兼キャノン砲を破壊され、他三機のガンダムの一斉攻撃を受けて敗走。コロニー外へ逃げ出すもののそこを待ち構えていたシャリア・ブルのキケロガに無力化され、軍警へ引き渡され、その後彼の伯父にあたる中将に回収される。

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:37:04

    ベイン
    難民居住区に住む初老の男性。
    幼い頃に漂着したニャアンの面倒を見ており、彼女が1人で生きられるように面倒を見てくれていた育ての親。仕事柄どうしてもコロニーから離れる事が多い為ニャアンが早く独り立ち出来るように育て上げたものの彼女のどんくささや生きる為とはいえ違法な稼ぎ方に手を染めざるを得ない状況をずっと不安に思う中ジュンの元で真っ当に生きているニャアンと再会して心底安心していた。
    しかしその正体はジュンと同じく連邦軍のスパイ。処刑人であるジュンとは異なり隠密活動から暗サツまでこなす、スパイとしてはジュンよりも上澄みの実力者である。
    今回サイド6に戻って来たのはブルキャノンの戦闘データを回収する為であり、その為にニャアンを利用しようとしてスパイとしての責務と育ての親としての罪悪感に苛まれていた。
    愛機である独自のMA、カボ・マンダラットは鉄錆色のヤドカリのような独特の形状をしており、その機体の特徴からベイン自身も鉄錆の爪の異名を持ち恐れられている。
    ブルキャノンとの決闘の後、尚もスパイとして情報収集に徹するも土壇場でジュンとニャアンが危機に陥った際に身を挺して庇って致命傷を負うもののソドンでの治療が間に合って一命をとりとめ、今は軍警内病院でお世話になり、ジュンとニャアンの弁明により罪は比較的軽微なものとなって気軽に面会も可能な状態になっている。

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:38:16

    リリー・チョコレート
    連邦軍特務隊の女性隊員であり、4機あるブルキャノン試験機の正式パイロットの1人。試験機のパイロットの中では唯一のニュータイプである。
    天真爛漫な性格をしており、黒が混じったふわふわの銀髪とルビーのような赤い瞳が特徴的な小柄の美人。大好きな人達に見せるころころと子供のように笑う無邪気さと、自分の家族を奪ったスペースノイドに見せる冷たく容赦のない悪辣さの2つを兼ね備えており、相手によって態度が物凄く違う二面性がある。特に幼い頃からの初恋でずっと想い続け、それでいて今になってスペースノイドのニャアンを大切に想うようになってしまったジュンに対しては愛憎混じった凄まじい感情を抱いており、スペースノイドでありながらジュンに心から愛されているニャアンの事を嫌悪し、ニャアンの事を『妹もどきちゃん』と呼んでいる。
    ジュンとは幼馴染であり学校が同じだった為コロニー落としがあった当日も修学旅行でジュンと共に被災を免れ、ジオンへの強い憎しみを抱くジュン、ディル、フィンの4人で連邦軍へと志願して努力の末に試作型ブルキャノン4号機を託された。
    かつてジュンと共にジークアクス及び赤いガンダム撃墜任務に挑むが突如連邦に反旗を翻したジュンの行動に戸惑う。その直後彼がスペースノイドの少女を庇っており、ニュータイプ能力によってその想いが本物である事を知ると半狂乱になってハイパーバズーカの集中砲火でジュンを半ゴロしにするがトドメの直前で庇いに入ったXカスタムによって4号機を撃墜される。その後は撃墜された4号機を乗り捨てて他のメンバーと共にベインの手引きでサイド6を脱出、それ以降は再び特務隊の隊員としてブルキャノンの次期発展型の正式パイロットとして従軍していた。
    今でもジュンの事を強く想っており、スペースノイドの側につくことが間違っている、ニャアンといても幸せになれないのだとジュンを力でねじ伏せて徹底的に理解させる為にパイロットとしての能力とニュータイプ能力を磨き続けた結果、殆ど未来視に近い予測、特定の対象に限って異常に広い間合いでの知覚、深層心理への読心術レベルでの感情感知を身につけた。

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:48:39

    前スレのあらすじ
    最悪のすれ違いにより互いを傷付けてしまったジュンとニャアン。そんな中行われた指揮官の引き渡しの際に無人の軍警ザクが連邦艦隊を狙撃するという事態から軍警と連邦軍による戦闘が発生してしまう。ブルキャノンで出撃したジュンはMS隊を率いるかつての親友フィンが操るブルキャノン試作2号機を打ち倒し彼と和解するが、その直後に襲撃して来た連邦最新鋭の機体ブルキャノンⅡを操るリリーとディルに追い詰められ、コロニーを巻き込もうとする2人の攻撃を身を挺して受け止めた結果タヒの淵に立たされる事になる。
    すれ違いによる絶望から生きる意志を失い、成長した妹と家族のいるかりそめの世界に留まろうとするジュンだったが、眠りにつく自分に呼びかけるニャアンの声と、背中を押す家族達の想いを受け取って無事に目覚め、2人は互いの心の内を告白してより深い絆で結ばれる事になる。
    しかし目覚めた直後市長から色々あって連邦VSコロニーのクランバトルをやる事になったと告げられるジュンとニャアンは、秘密裏に強化改修を進められていたブルキャノン・ブラウリッターとガンダム・オイランゼンのパイロットとして3日漬けの特訓をする事になる。
    訓練の夜にジュンはこれまで隠していた弱音をニャアンに告白した事でリリーとの約束を思い出し、2人はリリーと対面する為に一層訓練に励むのであった…

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 19:50:28

    ちょい早めですが先に5スレ目作りました。
    多分連邦幼馴染編に決着がつき、それが終わった後は一回日常会を挟みます(次考えてる物語もメッチャ長丁場になりそうなのでワンクッション置く感じです)

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 20:40:57

    軍警察本庁地下ガレージ
    ジュン「公共放送?」
    既に明日に迫ったリリー達とのクランバトルを前に、ガンダム・オイランゼンの特殊兵装を使いこなす為にニャアンがマチュとシュウジからレクチャーを受けている横で、差し入れを持ってきた市長の一言をジュンは反復して首を傾げる。
    市長「そう。何せこのクランバトルの勝敗は諸々の損害賠償だけではなく統一機構のスパイ達を解放するか否かもかかっている。行ってしまえばイズマ・コロニーの存続にも関わりかねない重要な戦いだ。そんな大切な決闘の顛末を、やはり国民の多くはこの目で見届けたいとの事でね…普段クランバトルを取り扱ってるチャンネルに限らず、あらゆる報道局が、というかこのコロニーの外の報道局ですらこの試合の放送をしたいと熱く迫ってきて…」
    ジュン「断り切れず受けてしまった、と」
    市長「い、いやぁ面目ない…」
    ジュン「でもまぁ逆にその方が安全かもしれません。こっそりクラバを見にきた報道陣を巻き込んで大事故、なんて事になるよりは事前に見にきてると分かっていれば事故にはならないでしょうし…どうしたニャアン?」
    ニャアン「て…テレビに映るの…?」人見知りで震えてる
    ジュン「あー…平気平気、どうせ映るのは機体だけなんだからさ。ブルキャノンのパイロットの俺はともかく、新型のニャアンの正体なんてバレやしないって」
    ニャアン「そ、そっか…そうだよね…」
    市長(………うーん…

    情報が開き交わず混乱するのを防ぐために今回の試合ではミノフスキー粒子撒かないからパイロットの声はダダ漏れになるっていうのは黙っといた方がいいかな)

    ジュン「市長?」
    市長「うん?いや何、なんでもないよ」
    …後にジュンとニャアンは語る。もしも一度過去に戻れるならこの時間に戻って市長を袋叩きにしてやりたい、と。

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 20:56:37

    >>12

    …平和公園

    子供「…パパ、ママ、今日もブルキャノンいないねー。ファン兄ちゃんもお店にいないし…」

    父「…きっとファンボイさんは今、明日のクランバトルに備えて頑張ってるんだよ」

    子供「この前の戦いでブルキャノンすっごい怪我したって言ってたけど、大丈夫なのかな?」

    母「大丈夫よ。きっと今頃2人とも元気になって、頑張るぞーって張り切ってるわ」

    子供「…僕も明日応援する!!ファン兄ちゃん達に元気を送るんだ!!」


    難民居住区

    アンキー「随分とまた酔狂なクラバをやる事になったもんだねぇ…」

    ナブ「ファンボイの奴大丈夫ですかね…大怪我して病院に運ばれたって聞きましたが…」

    ジェジー「あいつなら平気だろ。ハイパーバズーカの集中砲火喰らって生き延びた男だぜ?」

    ケーン「ははっ、生命力ならウチのコロニーの中でも最強だもんね…試合終わったらお見舞いの品でも後出しで持ってこっか」


    軍警刑務所

    看守妻「ほらどいたどいた!!アンタらそこのテレビどかしておくれよ!!」

    囚人A「うおっでけぇテレビ!!」

    囚人B「おっかさんこれどうしたんだい?」

    看守妻「払い下げの安物仕入れたからね。せっかくファン坊がお茶の間初出演なんだから、大きい画面で応援してやろうじゃないか!!」

    ベイン「かっかっか、そりゃあええのう…しかしクラバか…例の機体のパイロットは見つかったんかの…」


    軍警本庁前

    記者A「本当にジュン・ファンボイ氏は信頼出来るのでしょうか!?」

    記者B「噂では連邦のスパイとしてわざと負けるのではないかと…」

    ラゴウチ「てめぇ今ふざけた事抜かしたのはどいつだ!!!!この場でしょっぴいてやろうか!!」

    記者B「な、何をするんですか!!軍警は不当な暴力を…」

    アラガ「アイツはな…このコロニーを守る為に2度も命張ってんだ!!生まれた場所は違くても、俺達は仲間なんだよ!!仲間を侮辱されて黙ってられるかってんだ!!!!」


    …イズマ・コロニーでは喧騒が絶えない。それらの熱は全て、明日の決戦の為のものであり、その多くは、ジュン・ファンボイへの想いでもあった…

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 21:38:04

    >>13

    …クランバトル当日…

    その日、普段ならば人々か日々の営みの真っ只中である昼頃の時間…イズマ・コロニーの作り物の空が雲一つない青空を映し出しているこの時間帯に、人々は皆それぞれの場所でテレビや液晶に齧り付いていた。自宅のテレビに、大衆酒場の大型モニターに、昼休みの学生達はスマホを使っていたりと、各々形は違えど一つの戦いが始まるのを、今か今かと待ち続けている。

    そして、軍警察本庁地下ガレージでは遂に3日の特訓を終えたジュンとニャアンがパイロットスーツに身を包み、隣り合う各々の機体を見つめていた。ジュンは連邦軍時代から着用していた青いスーツを、ニャアンは明るい紫と白を基調にしたスーツを着ている。

    ニャアン「…なんか、新鮮。ジュンがパイロットスーツ着てるの初めて見たかも」

    ジュン「へへっ、中々男前に着こなしてるだろ?」

    シュウジ「僕達も何気に初めて見るね、パイロットスーツのファン兄」

    マチュ「ニャアンもばっちり着こなしてるよ!!」

    ニャアン「……マチュ。ありがとう。マチュが私を連れ戻してくれなかったら、ずっとジュンに声をかけられなかったかもしれないし、ずっと想いを伝えられなかったかもしれない…マチュとシュウジから教わった事、全部ぶつけてくるね」

    マチュ「うんっ!!リリーさんにガツンとぶつけてきて!!」

    シュウジ「…オイランゼンも、気合いが入ってるみたい」

    演歌「いつもみたいに、ガンダムが何か言ってはいねぇのか?」

    シュウジ「本当に無口なんだよ、この子」

    看守「ほーん、ガンダムも色々あんのね」

    ジュン「案外ニャアンみたいに人見知りなだけだったりしてな」

    ニャアン「…」

    ジュン「いででつねらないで」

    市長「…ファンボイ君、ニャアン君。改めて謝らせてくれ。君達のような若者にこんなにも重い責任が伴う戦いを強いる事を。その上で、敢えて言わせてくれ…必ず、生きて帰ってくるようにと」

    ジュン「へっ、当然!!…行こうぜ、ニャアン」

    ニャアン「うん…必ず、帰ります。ジュンと一緒に」

    コクピットに乗り込んだ2人は、機体をカタパルトに固定し、開く隔壁から見える宇宙の暗闇を力強く見据える。


    ジュン「ジュン・ファンボイ。ブルキャノン・ブラウリッター、出るぜ!!!!」


    ニャアン「っ…ガンダムオイランゼン、行きます!!!!」


    2人の宣言と共に、青と紫の閃光がイズマ・コロニーを飛び出す…

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:03:00

    >>14

    クランバトル戦闘宙域

    イズマ・コロニーから充分な距離を取った、人工物の無いただただ宇宙の闇が広がる宙域。そこには既に対戦相手を待つリリーとディルのブルキャノンⅡ、そして彼らの戦いを放送する為に集まった報道陣の操作する報道用の高性能カメラ付き遠隔操作ボールが何体もその周りを浮遊していた。

    リリー「…なーんかやだなー。すっごい見られてる感じ。あっ、いっそ戦闘のどさくさで全部撃ち落としちゃっおっか?」

    ディル「…やめておいた方がいい。始末書を書くのも面倒だろう?」

    リリー「えー?スペースノイドの悪趣味なチャンネル潰してそんなの書かないといけないのやだなー…ね、ね、バレないように落とせない?」

    ディル「…フィンも多分困るぞ」

    リリー「…んー…ならやめとこっか」


    同刻、大衆酒場

    観客A「な…なんて事言いやがるんだ連邦の奴ら…」

    観客B「こんな物騒な事考えるような連中しかいねぇのかよ地球には…」

    観客C「…でもさ…この女性パイロットの声めっちゃ可愛くね???」

    観客A 「それは分かる」

    観客B「ちょっとなじられたいまである」


    リリー「…あ、来た!!ジュン!!」

    リリーは目を輝かせ、装いを新たにした青いガンダムに向けて笑みを浮かべ…それに随伴する黒紫のガンダムを見て、固まる。

    ディル「まだ戦闘が始まる訳ではない。戦闘開始は宣誓の後の花火で……リリー?」

    リリー「…なん…で…?なんでアイツが…戦場に…?」

    ディル「あいつ?……まさか、ジャンク屋のガキか…!?」

    驚愕するディルと呆然とするリリーが乗るブルキャノンⅡの前に、ジュンのブルキャノンとニュソスのオイランゼンが現れ、遂に両者は対面する…


    同刻、連邦軍旗艦

    幹部A「あれが、イズマ・コロニーの新型か…ジークアクスに似たような見た目だが…」

    幹部B「ブルキャノンの方も、少し見た目が変わりましたな…強化改修か…?」

    士官長「所詮中立コロニーの付け焼き刃です。やるだけ無駄な戦いだと思いますがね」

    中将「さぁ、それはどうかな?」

    指揮官「………」

  • 16二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:40:27

    >>15

    宣誓前

    ジュン「…よう、来たぜ、リリー、ディル」

    ニャアン「っ…」

    決闘の為に自分達の前に現れた装いを改めたブルキャノンとガンダム・オイランゼン。2体のMSを前に…否、オイランゼンに乗るパイロットの正体に言葉を失ったリリーだったが、暫くして彼女は歪んだ笑みを浮かべる。

    リリー「あ、はは、あはは、びっくりしたよジュン。君の心がここまで捻じ曲がってるとは、思わなかったなぁ」

    ジュン「……」

    リリー「まさか戦場にまで妹もどきちゃんを連れてくるなんてねぇ?そんなに私達と戦うのが怖い?心の支えがないと辛くてやっていけない?ねぇ妹もどきちゃん、やっぱり彼は君の事なんて見てない!!都合の良い精神安定剤程度にしか…」

    ニャアン「ジュンと一緒に戦うって決めたのは、私自身。勝手にジュンの事、決めつけないで」

    リリー「…は…?何…言ってるの…?妹代わりの代用品が?一緒に戦うって決めた?ジュンと!?あはははっ!!冗談も大概に…!!」

    ジュン「リリー」

    短く、落ち着いたジュンの一声を聞いて、リリーは怯えるように身をすくませて押し黙る。

    ジュン「…お前の言う通りだったよ。俺はこの子に妹の影を見てた。ずっとこの世にいない妹の姿をニャアンに見て、縋って、傷付けた」

    リリー「あ…あはっ、そうだよジュン!!君は結局その子の事なんて何も…」

    ジュン「でもな」

    ジュンは、全天周モニターでちらりと横目にオイランゼンを…そのコクピットにいるニャアンを見て、微笑む。

    ジュン「それでもな…


    俺、この子を愛してるんだ。この宇宙の片隅で俺に命を全うする事に地球も宇宙も関係ねぇって教えてくれたこの子を、心の底から愛してるんだ。


    傷付けたなら…それを癒す為に一生をかけてでもこの子の隣にいたい。ニャアンの隣に立って、誇れる男になりたい。


    この気持ちに、嘘はねぇよ」


    …心を覗けるリリーだからこそ分かる。ジュンの言葉に嘘偽りはない。真っ直ぐな決意と眩い心の光が、リリーの感情をぐにゃりと歪める…

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 22:54:02

    >>16

    リリー「……傷付けたから…側にいたい…?愛してる…?その想いに嘘はない…!?そんなの…そんなのジュンが思ってるだけだよねぇ!?勝手に想って勝手に守って!!2回身を挺して守ったのだってちっとも高潔な理由じゃない!!ただの我欲でしょ!?妹もどきちゃんを…都合のいい女を手放したくないだけのっ!!気色悪い感情で…!!」

    ニャアン「それでもいい!!!!」

    捲し立てるように叫ぶリリーの声を、ニャアンの叫びが遮る。

    ニャアン「…ジュンが目覚めなかった時…本当に怖かった…!!もう二度とジュンが目覚めなかったらどうしようって…!!でもそれと同じぐらいに…ジュンに謝れないまま全部終わったらどうしようって風にも考えてた…ジュンは命の危機だったのに、私は自分の事も考えてた…!!でもジュンはそんな私を愛してるって言ってくれた!!それなら…


    私だってジュンの全部を愛してる!!


    優しさも、歪みも、弱い部分も!!


    全部全部愛してる!!!!貴女みたいに歪んだ部分を気色悪いなんて斬り捨てない!!!!」


    リリー「っ…!!!!」

    黒紫のガンダムから響く声を聞いて、リリーはくしゃりと表情を歪めて睨みつける。自分の心の内に生まれた恐怖に近い感情を押し隠すように。

    リリー「…そっか…そっかそっか…分かったよ。よーく分かったよ。2人とも手に負えないぐらい歪んじゃったんだね…私が、治してあげるよ」

    ニャアン「…貴女には…負けない…!!」

    ジュン「…わりぃなディル、長話しちまった」

    ディル「……」

    程なくして、宣誓が始まり、いよいよ戦いの時も迫ろうとしていた…

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:06:05

    >>17

    …さて、当の本人達は気付いていないがこのクランバトルにおいては情報の行き違いや混乱を防ぐ為にミノフスキー粒子は散布されていない為、こうしてMS同士も接触通信無しで普通に会話が出来ている。


    それはつまり、今のジュンとニャアンの放った渾身の告白は各報道局の全ての無人ボールに搭載されたマイクにバッチリ記録されており、なんならリアルタイムでイズマ・コロニーどころかあらゆるコロニー…場所によってはジオン領内や地球圏にも時間差ありで届いていた。


    速い話がこの2人の心からの告白は、ほぼほぼ全宇宙領域に向かって放たれたのである。


    地下ガレージ

    マチュ「わ、わー…ニャアン大胆…」

    シュウジ「やるね、ファン兄ちゃん…」


    大衆酒場

    観客A「お、おお…すっげぇ愛の告白…」

    観客B「熱々だなぁおい…」


    一般家庭

    子供「パパ、ママ、お兄ちゃん達熱々だねー」

    母「ふふっ、そうねぇ。お父さんにも見習って欲しいわよねぇ?」

    父「よさないか母さん」目逸らし


    ソドン

    コモリ「わ、わー…すっごいなぁあの2人…」

    エグザベ「こ…これが…若さか…」

    シャリア「ははっ、いい青さですね」


    …尚、幸いにも結局全てが終わるまでジュン達は自身の告白が世界同時上映されている事に気付いていない為、これが戦闘に影響を及ぼす事はなかったが、後々これに気付き色々と大変だったのはまた少し先の話である…

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:18:26

    大胆な告白キターーーー(゚∀゚)ーーーー!!!!!

  • 20二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:24:54

    >>19

    因みに盤面外では椅子から転げ落ちて腰を抜かすベインさんや何やってんだあいつら…と困惑するポメラニアンズの皆様など多種多様なリアクションがありますが、多分各放送局で1番視聴率高いのがこの辺ですw

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/13(木) 23:33:05

    もしも現実で放送されてたら。pixiv大百科の世界三大恥ずかしい告白シーンに今回のが追加されて、世界四大恥ずかしい告白シーンになってそう

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 07:39:08

    >>21

    ・世界放送

    ・本音ぶちまけてる

    ・(電子情報として)めっちゃ記録に刻まれた

    三大告白の各要素ぶち込まれてる…

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 11:42:01

    >>22

    本音ぶちまけてる相手が読心能力持ちなのもまぁまぁポイント高め

  • 24二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 16:03:21

    連邦軍旗艦メインブリッジ
    …本人達の知らぬ所で全宇宙に向けて放たれたジュンとニャアンの告白。
    当然それは今から始まるクランバトルを見届ける為に連邦軍旗艦のメインブリッジに集まった一同の元へと届いており、その多くは呆然とし、指揮官は頭痛を堪えるように頭を抑え、士官長に至っては思考がフリーズして最早宇宙猫と化していた。
    士官長「……あー…私はその…研究の虫ですから情事やら何やらには疎い方でして…こういう場で世界に向かって愛を叫ぶのはよくある事なんですかね…???」
    幹部A「えっあっいや…流石によくある事ではない…と思うぞ…?いやここまでどストレートに愛を叫ぶのは敵ながら大したもんだとは思うが……あ、あれ、どうした君頭を抱えて」
    幹部B「いやその…最近娘が彼氏を連れてきて交際に反対する私に似たような事を叫んでいたなぁと思い出しまして…新型パイロットの声の感じからして同い年ぐらいかなぁと思うと…なんか諸々が痛くなって…」
    幹部A「お、おう、それは…大変だな…君の娘さんは確か高2だったか?…蒼い騎士の奴随分若い子に入れ込んだな…」
    指揮官「………あの馬鹿…どういう理由で裏切ったのかと思ったらまさか本当にあの難民のガキが理由の全てか…牙が抜けたどころか色ボケが過ぎるぞ…伯父上、最早あんな状態の奴に我々が求めるものなど……伯父上?」
    一同が戸惑ったり頭を抱えている中、中将は…

    中将「…ふ…ふふっ…

    あっはっはっはっは!!!!!!」

    …この場にいる者達がこれまで過去に見た事がないほどに、心の底から愉快そうな様子で大笑いをしながら膝を叩いていた。

    士官長+幹部達「「「!?」」」
    指揮官「お、伯父上!?大丈夫ですか!?」
    中将「はっはっは…くくっ…いやすまないすまない…まさか彼がここまで張り切って誰かを愛するとはね…ふふっ…」
    指揮官「…ええ、あそこまでボケているようでしたら最早勝負にすら…」
    中将「いいや、逆だよ。

    この勝負、面白くなってきた…!!」

    指揮官達が戸惑う中、中将は満面の笑みで青いガンダムと黒紫のガンダムの姿を見守ってる…

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 19:54:29

    クランバトル戦闘宙域
    宇宙規模で告白が公開されたとはつゆ知らぬジュンとニャアンは、対峙するリリーとディルとの間で短い宣誓を行ってから一旦お互いに間合いを取り、開始の合図まで指定された位置で待機する事になる。
    ニャアン「…結構離れたね…向こうの機体は真っ黒だから見え辛い…」
    ジュン「そう考えると俺のブルキャノンって宇宙空間だとめっちゃ目立つな…」
    ニャアン「私はいいと思うよ、私からもすぐ見つけられるし」
    ジュン「ははっ、あんがとよ…試合始まったらすぐに作戦通りに動くぜ」
    ニャアン「うん」
    リリー「………」
    ディル「…リリー、開始直後の動きはブリーフィング通りでいいな?」
    リリー「…うん、分かってる、大丈夫だよ。こんなつまらない事で作戦を台無しにする程馬鹿じゃないよ」
    ディル「…ああ、そうだな」
    それから間も無く、開始の花火が上がると同時に、四機のMSは一斉に動き出した。両者の出だしの動きは奇しくも似ており、それでいて全く逆…ジュン達は互いをカバー出来る距離で相手への間合いを詰めるように前進、リリー達は互いをカバー出来る距離で相手から間合いを取る為に後退という、単純に追いかける側と逃げる側という構図になった。
    ジュン「ちぃっ、分かっていたがやっぱりこうなったか!!」
    リリー「あはっ!!やっぱ追ってくるよね!!」
    …この時、両者はそれぞれ勝つ為の最適解を叩き出していた。ジュン達はビーム兵器がキャノンバリアで弾かれる以上間合いを詰めて近接戦闘に持ち込む必要があり、逆にリリー達は近接戦闘において最も優れたジュンとの白兵戦を防ぐ為に間合いをとって遠距離攻撃を仕掛ける戦い方がもっとも確実に相手を仕留める方法であったのだ。
    ニャアン「っ…ジュンの言う通りになった…!!」
    背面のスラスターの全力の加速でブルキャノンと互角の速力でジュンに並ぶニャアンは、リリー達のブルキャノンがそれぞれの火器を構え始める事に気付く。
    リリー「ディル!!」
    ディル「了解した…攻撃を開始する」
    ニャアン「来た!!」
    ジュン「ニャアン、気合い入れろよ!!!!」

  • 26二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 20:53:05

    >>25

    2機のブルキャノンⅡは迫るブルキャノン・ブラウリッターとガンダム・オイランゼンから間合いを取りつつそれぞれの両手の火器…リリーは両盾のビームマシンガン、ディルはロングレンジライフルブレードとユナイトシールドを連結した大型ビームマシンガンでの連射を迫る2機へと放つ。

    しかしリリー達がこれによって狙うのは直接的な撃墜ではなく、カバーし合える2機を分断する事になった。新型のオイランゼンの能力が未知数であり、尚且つジュンのブルキャノンとの戦いは既に経験済みの為、まずは両者を分断して手の内が分かっているブルキャノンから始末し、その後で新型を徹底して倒す、というのがリリー達の作戦だった。

    リリー「ほらほら!!固まってたらいい的になるよ!?」

    ジュン「上等!!!!」

    しかしジュンとニャアンは激しい機銃掃射の中互いをフォロー出来る間合いを保ったまま機銃掃射を避けてブルキャノンⅡへと次第に間合いを詰めていく。ジュンのブルキャノンはフルアーマー特有のジグザグの高軌道で、ニャアンのオイランゼンはジークアクスを思わせる生物的な柔軟さを感じさせる身のこなしで射撃を避けつつ、異なる動きでありながらもパートナーの動きを一切阻害せずに迫ってくる。

    ディル「っ…!?リリー気をつけろ!!ブルキャノンの動きが前よりもいい!!」

    リリー「それは分かってた事だよ!!それよりも…アイツの動きが読み辛い…!!」

    リリーは忌々しげにオイランゼンを睨み、一瞬マシンガンの連射を止める。

    ニャアン「っ!!連射が止まった!!」

    好機と捉えたニャアンが真っ直ぐ加速したのを見てリリーは凶悪な笑みを浮かべる。

    リリー「あはっ!!!!かかった!!!!」

    シールド内蔵の機銃を貫通力のあるライフルモードに変更し、リリーはオイランゼンの頭とコクピット目掛けて引き金を引き、ビームが放たれる。

    ジュン「させるかよ!!」

    しかし引き金を引くのとほぼ同時にブルキャノンが両者の間に入り、2本のビームを盾で受け止める。

    リリー「ああもう邪魔!!!!」

    ディル「下がれリリー!!これで奴らを引き剥がす!!」

    リリーの前に飛び出したディルのブルキャノンⅡの胸部から無数のスパークミサイルが放たれ、迫る2機目掛けてホーミングが作動し、一度はジュンを命の危機に陥れた脅威が迫る…

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 21:45:19

    >>26

    ジュン「っ…来たか!!」

    喰らった時は不意打ちの1発だったとはいえ、本来ならばこの大量連射されるスパークミサイルこそがジュンとブルキャノンにとっての最大の鬼門であった。いかに高い機動力と優れた装甲を持ってしても追尾機能に加えて装甲を貫通してパイロット自身にダメージを与えるこの攻撃はまさにフルアーマータイプの天敵であった。

    ディル「盾になりたいのであればなってみろ!!今度は痺れて気絶程度では済まんぞ!!」

    ジュン「生憎暫く里帰りは結構なんでな!!ニャアン!!」

    ニャアン「うん!!…力を貸して…オイランゼン!!」


    ニャアンの叫びに応えるようにオイランゼンの瞳が青く輝くと、腰についていた4枚の水晶の板のような装備が機体から分離し、それぞれについたブースターで本体に追従するように飛び始める。


    ディル「っ!?ビット兵器か!?」

    リリー(…?何あの武器…攻撃の意思が全くない…?)

    追従する4枚のうち2枚が更に加速して迫るミサイルとすれ違う…


    その瞬間ミサイルとすれ違った2枚の水晶の板から複数の異なる鈴の音が反響するような音波と淡い紫電のような衝撃波が放たれ、それを浴びたミサイルは一斉に動きを止め、そのまま宇宙の闇で停滞する。


    ディル「何だと…!!!?」

    リリー「…っ…そーゆー装備か…ホンットウザい事するね妹もどきちゃん!!!!


    どこまでもジュンを守る為だけの武装なんてさ…!!」


    リリーは迫り来る黒紫のガンダムを憎悪の眼差しで睨む…

  • 28二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 21:57:43

    >>27

    ニャアン「う…上手く出来た…!!」

    ジュン「百点満点だぜニャアン!!このまま押し切るぞ!!」

    リリー「ホントに都合のいいオモチャを手に入れたみたいだねジュン!!それなら…!!」

    少しずつ間合いを詰めつつあるブルキャノンとオイランゼンに向かって、リリーのブルキャノンⅡはスティンガービットを放つ。リリーの悪意を込めて放たれたそれらは発射と同時に四方八方に飛び散り、360度全面からの包囲攻撃で2人に迫り来る。

    リリー「ほら防いでみなよ妹もどきちゃん!!その数のビットで時間差のある連続攻撃を防げるかな!?」

    ニャアン「ジュン!!」

    ジュン「おう!!」

    オイランゼンが剣を持たない左手を上に伸ばすと、水晶の板の一枚が横になってブルキャノンの頭上に浮かび、他の3枚がその1枚の上でくるくると回り始める。

    ディル「…?何だ…?」

    ディルが目を細めて観察している間に、ブルキャノンのコクピットでは全てのビットに向けてマルチロックを仕掛けたジュンが、ライフルブレードの銃口を頭上の水晶に向けさせて、引き金を引いた。


    ジュン「輝けえええええ!!!!」


    叫びと共に放たれたビームは水晶に目掛けて進み、水晶に吸い込まれるようにして消え、その反対面から細い3本のビームが放出され、それらは更に上で回転する水晶に吸い込まれて更に拡散、ビットと同じ本数の細いビームになって全てのビットを撃ち落とした。


    リリー「なっ…」

    ディル「なんだあの装備は!!!?」

    驚愕する2人の元へ、青と黒紫のガンダムが更に迫る…

  • 29二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 22:37:41

    >>24

    中将閣下の顔が緑のおじさん(クラバ観戦中)にダブった…

  • 30二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 22:38:21

    >>28

    同刻、軍警察本庁市長室

    研究者1「…ペダルビットの起動を確認。ジャミングフィールド、リフレクトフィールドの作動は正常。パイロットの精神バイタルも安定しています」

    市長「うん、無事に2人を守ってくれているようで安心したよ。開発には時間をかけていたものの実戦は初めてだからね」

    研究者2「しかし…リフレクトフィールドの難点であった反射による正確な狙いが困難な欠点を、よりによってジュン・ファンボイのマニュアル操作によるマルチロックて解決するとは…市長も中々無茶な構造を組み込みましたな…」

    市長「元々彼の反射神経は尋常じゃなかった。そこにニャアンちゃんとオイランゼンの能力補助が入れば大抵のオールレンジ攻撃は防げると分かってはいたからね…この分ならばオイランゼンの他の能力も問題はなさそうだが…


    ブルキャノン・ブラウリッターの例の機能に関しては、ジュン・ファンボイ自身に全てがかかっているからね…


    上手くやってくれよ、蒼い騎士」


    同刻、連邦軍旗艦ブリッジ

    幹部A「な…なんだあのMSは!?」

    幹部B「サイコミュ兵装…あの新型のパイロットもニャータイプなのか!?」

    指揮官「いや…あれは恐らく擬似サイコミュだ。だがこれほどまでに精密な攻撃が出来るとは…」

    士官長「………あー、聞こえるかいディル中尉。標的変更だ、あの新型から潰せ。アレは完全にブルキャノンを守る為に作られた機体だ。奴さえ潰せば充分に勝てる」

    ディル「っ…了解!!」

    中将「おや、士官長が現場に口出しとは珍しい」

    士官長「…客観的に見て言える事を言ったまでです。あの新型さえいなくなれば試作一号機を改良した程度のブルキャノンごとき…」

    中将「言ったはずだぞ、士官長。


    私が騎士に選んだ男を


    侮るな」

  • 31二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:00:29

    >>30

    スティンガービットを全て打ち落とし、追従する水晶板…ペタルビットと共に迫り来るオイランゼンとブルキャノン。これに対してディルはブルキャノンⅡの最大火力を持ってして迎え撃つ事を決意する。

    ディル「βメガキャノンを使う!!陽動に使うには燃費が悪いが…!!」

    リリー「一回引き剥がせれば充分!!そのまま蹴散らしてやる!!」

    全ての火器を連結して放たれる最高火力が迫る事を察したジュンは、ニャアンに指示を出す。

    ジュン「ニャアン!!バリアフィールド展開!!」

    ニャアン「分かった!!」

    浮遊する4枚、そしてスラスターに装着されていた4枚も更に発射され、合計8枚のビットが一輪の花のようになって回転し始める。

    ディル「…発射!!」

    引き金を引くと共に放たれた超巨大ビーム砲撃。これをオイランゼンの前に現れた水晶の花は回転しながら激しい火花と鈴のような反響音を響かせながらも真正面から受け止める。

    ディル「これも防ぐのか!?」

    リリー「でも邪魔なビットは全部使ってる!!」

    最大の好機を逃すまいと後退から一転してリリーのブルキャノンⅡはオイランゼン目掛けて両腕の盾の刃で斬りかかるが、その目の前にジュンのブルキャノンが飛び出してライフルブレードと新たなシールドの二刀流でこれを受け止める。

    ジュン「来ると思ったぜリリー!!」

    リリー「あはっ、まだ盾になるつもりなんだ!?でもさぁ!?試作1号機のパワーでブルキャノンⅡに勝てる訳ないじゃん!!」

    リリーの言う通り、純粋な馬力で上を行く近接特化のブルキャノンⅡαタイプのパワーは、いかに強化改修したとは言え試作1号機でも抑え切れず、次第に押されていく。

    ジュン「どうもそうみてぇだな…!!」

    リリー「分かったでしょ!?ジュンがそっち側にいる限りジュンは弱いままなんだよ!?そんな弱いジュンが私に勝てる訳…」

    ジュン「勝つ為じゃねぇ!!


    俺は前に進む為に戦う!!!!」


    ジュンは叫び、レバーについている二重ロックの引き金を引く。


    研究者3「っ…!!ブルキャノン、例のモードを起動しました!!」

    市長「そうか…使うんだね、ジュン・ファンボイ。ブルキャノン・ブラウリッターの奥の手…


    リッターモードを…」


    市長は、モニター越しに新たなる姿に変貌する青いガンダムを見守る…

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:01:54

    >>29

    確かに今の中将閣下は初クラバ観戦の時の赤いガンダム見てる緑のおじさん並みにわくわくしてるかもしれない…

  • 33二次元好きの匿名さん25/03/14(金) 23:16:45

    >>31

    …ジュンが二重ロックの引き金を引くと、ブルキャノンの両肩部キャノン砲が背中のハイパワーブースターの方へと収納される。

    リリー「…何…?キャノン砲が…」

    鍔迫り合うリリーが戸惑っていると、ブルキャノンのブースターから吹き出す青い炎の周りに明るく輝く青白い粒子のようなものがキャノン砲下部から放出され…


    それらが混じり合った次の瞬間、ブルキャノンのブースターの炎が、青く輝く炎のマントのような形になって煌めき出した。


    リリー「な…炎の…マント…!?」

    ジュン「行くぜリリー!!!!」

    ジュンがペダルを思い切り踏み込むと、炎のマントは更に激しく燃え出し、鍔迫り合いに押されていたブルキャノンは突然ブルキャノンⅡを押し返し始める。

    リリー(馬力で押し負けてる…!?…ち、違う!!


    あの炎のマントがとんでもない推進力を試作1号機に与えてる!!)


    元々のブースターの炎の何倍にも広がった炎のマント。原理は全く不明だがそれがブルキャノンⅡを押し出す為だけに燃え盛り、それによって尋常ではない推力を得たブルキャノン・ブラウリッターは、単純な突き進む力だけで鍔迫り合うリリーにタックルを叩き込んで押し返す。

    リリー「このっ…!!」

    ジュン「へっ、この前やられた分も返してやるよ…腹括れよ!!!!」

    不敵に笑うジュンの闘志を反映するように、ブルキャノンは青い炎のマントをはためかせ、本物の騎士のように剣と盾を構え直す…

  • 34二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 00:39:13

    市長の技術力がだいぶ宇宙世紀的には無法レベルになってきてますがまだまだジュン達の戦いは続きます(この戦いもこの後も)

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 06:44:20

    >>34

    多分この世界線サイド6に限らず連邦やジオンの技術力もだいぶ進んでるな…スティンガービットとかも遥か先の時代のファンネルミサイルみたいなもんだし…

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 07:13:45

    >>30

    ※プチ誤植

    ペダルビット×→ペタルビット○

  • 37二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 08:31:35

    >>30

    >幹部B「サイコミュ兵装…あの新型のパイロットもニャータイプなのか!?」

    …ニャータイプ? いやあニャアンの為限定でNT超えそうだけどw

  • 38二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 08:33:16

    >>37

    猫耳つけてそう>ニャータイプ

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 08:39:45

    >>37

    >>38

    気付かぬうちに可愛い誤字が生まれてましたw


    ジュン「…待てよ…制服姿のニャアンに黒い猫耳カチューシャつけたら最強なのでは…?」

    ニャアン「また変な事言ってる…」

    ジュン「頼むニャアン!!全世界の俺の夢なんだ!!つけてくれ!!!!」

    ニャアン「つ、つけないってば…」この後つけます

  • 40二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 08:41:22

    連邦軍旗艦メインブリッジ
    中将「おお…!!」
    青い炎のマントを纏ったブルキャノンの姿を見て周囲の幹部達がどよめく中、中将は思わず席から立ち上がり、目を輝かせながら蒼い騎士の新たな姿に心躍らせる。
    指揮官「……あの装備…原理は君の作ったブルキャノンⅡと似ているな。キャノンに内蔵されたエネルギーを他武装と連結させる事でより高出力の効果を引き出す装備だ」
    士官長「……ええ…ですがあの推進力はイカれている…!!

    キャノンのエネルギーを全て本体の加速のみに回しているのか!?」

    戦闘宙域
    ジュン「おおおおおおお!!!!」
    ブルキャノンは青い炎の軌跡を残しつつ、タックルで吹き飛ばしたリリーのブルキャノンⅡへと凄まじい速度で迫り、両盾のマシンガンの連射を避けながら一気に肉薄してライフルブレードで斬りかかりる。
    リリー「くっ!!」
    リリーはそれを右の盾で受け止め左の盾で反撃を仕掛けようとするが、ジュンのブルキャノンの方がそれよりも早くリリーの左の盾目掛けて盾で殴りかかり、更に姿勢を崩した所に回し蹴りを叩き込んでもう一度吹き飛ばす。
    リリー「このっ…!!!!」
    吹き飛ばされながらも両盾で守りの構えを取りつつ両肩のキャノンとスティンガービットを放つが、ジュンのブルキャノンは更に加速してキャノン砲を避け、更には炎のマントをはためかせる事でビットを焼き切りつつリリー目掛けて斬りかかり、剣と盾、更には足技と炎のマントの斬撃までも加えた予測不能の凄まじいラッシュで次第にブルキャノンⅡの防御を崩していく。
    リリー「負ける訳がない…!!連邦から…責任から逃げたジュンなんかに…スペースノイドの駒に成り下がった試作1号機なんかに…私が…!!」
    ジュン「俺は!!!!俺とコイツは!!!!

    昔も今も…蒼い騎士だあああああああ!!!!」

    全てを背負う覚悟でその名を叫んで放った剣と盾を交差させる斬撃が、リリーのガードを完全に崩した…

  • 41二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 09:29:31

    >>40

    ジュンの叫びと共に振るわれた剣と盾がリリーのガードを完全に崩し、ジュンはトドメの一撃を放とうとライフルブレードを振り上げる。

    しかし…

    ニャアン「ジュン避けて!!」

    ジュン「っ!!」

    ニャアンの叫びを聞いてブルキャノンが飛び退くのと同時に、ジュンとリリーの間にライフルブレードを構えて斬りかかるディルのブルキャノンが割って入る。ディルはスパークミサイルの連射でオイランゼンのビットを守りに使わせている僅かな隙を突いてリリーのカバーに入りつつ援護射撃でジュンとの間合いを再び確保し、リリーに指示を出す。

    ディル「相手を変えるぞリリー!!速力が上がろうが所詮フルアーマーならβタイプの俺が有利を取れる!!リリーは新型を仕留めろ!!」

    リリー「っ…了解!!」

    崩した姿勢をすぐさま整え、リリーのブルキャノンはオイランゼン目掛けて加速し、そのカバーに入ろうとしたジュンのブルキャノンへのディルの容赦無い射撃が迫る。

    ジュン「ちいっ!!後少しで届いたんだがな!!」

    ディル「…これ以上はやらせん…貴様に…リリーを…!!」

    ニャアン「ジュン!!」

    リリー「よそ見しないでよ妹もどきちゃん!!!!」

    リリーのブルキャノンの右の盾の一撃と、オイランゼンの振るうヒートシミターがぶつかり合い、激しい鍔迫り合いに持ち込む。

    ニャアン「っ…!!」

    リリー「あはっ、ディルの読みは大当たりだね!!ああしておけばジュンがやられるのも時間の問題!!その後やられるのは妹もどきちゃんだよ!!」

    ニャアン「私には…ニャアンって名前がある!!妹もどきじゃない!!」

    リリー「知らないよそんなの!!どれだけジュンが取り繕っても君が生きてる間はずーっと君に妹の影を見るんだよ!?ならその名前でいいじゃん!!」

    ニャアン「……じゃあ、何も知らない貴女に教えてあげる。


    2人きりの時にニャアンって私の名前を呼ぶジュンはね、すっごく優しい顔してくれるの」


    リリー「………あ…あは…は………


    消し炭にしてやる!!!!!!!!!」


    観客A「う…うわぁ…女同士の戦いだ…」

    観客B「こっわ…」

  • 42二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 11:26:13

    これがキャットファイトか…

  • 43二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 12:11:12

    >>42

    だいぶパワータイプのキャットファイトだ…(コロニー最先端技術の新型ガンダムVS連邦軍最新鋭エース機)

  • 44二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 13:35:24

    女パイロット同士の戦いもガンダムの華だよなぁ(白目)

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 17:12:00

    >>41

    ニャアンと切り結ぶリリーの攻撃が熾烈さを増すのと同時に、青い炎のマントを纏うブルキャノンを狙い撃つディルのブルキャノンⅡの追撃もまたより一層激しくなっていた。

    ジュンのブルキャノンはリッターモードによる凄まじい加速力で連結ライフルの連射を避け続けるが、弾幕の厚さ故に近付かずに攻めあぐねており、逆にディルのブルキャノンは連射しながらもキャノンによる砲撃を挟みつつ正確な狙いでジュンを追い詰めていく。

    ディル「惨めだなジュン!!」

    ジュン「あぁん何が!?」

    ディル「スペースノイドの付け焼き刃程度の強化改修を施しただけの機体でこのブルキャノンⅡに挑む事がだ!!本来ならばお前が乗る筈だった連邦最新鋭の機体を相手に果てろ!!」

    ジュン「願い下げだよそんなもん!!大体そいつブルキャノンの後継機の癖にバイザーフェイスじゃねぇか!!指揮官不在の連邦で作られたブルキャノンのパチモンなんざ誰が乗るかってんだよ!!」

    ディル「ならば貴様は願い下げた機体に負ける事になる…!!」

    ブルキャノンⅡの胸部から放たれた無数のスパークミサイルがブルキャノンへと迫る。

    ディル「さっきのスティンガービットのように炎で撃ち落としてみろ!!そうすれば爆風に乗った電撃で貴様は終わりだ!!」

    ジュン「へっ、忘れたのかよディル!!コイツはクラバだぜ!!」

    ジュンが不敵に笑うのと同時に、


    ブルキャノンとスパークミサイルの間に割って入った2枚のペタルビットから紫電の電磁波が放たれ、再びミサイルを止める。


    ディル「っ…!!あの新型、リリーを相手にしながらこちらの援護を!?」

    ジュン「よそ見してんじゃねぇ!!」

    ジュンはライフルブレードを構えて引き金を引き、ディルは咄嗟の判断でこれをキャノンバリアで防ぐ。しかしその僅かな隙をジュンは狙っていた。


    防御に気を取られたその一瞬、ブルキャノンは左手の新たな盾…エアロシールドをブルキャノンⅡ目掛けて投げる。


    ディル「なっ…!?」

    投擲されたエアロシールドは後部のブースターを起動、収納された小型ウイングを展開して更なる速度でブルキャノンⅡの頭部目掛けて放たれた…

  • 46二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 17:12:44

    >>45

    ディルのブルキャノンⅡの頭部目掛けて放たれたエアロシールド。ブースターの加速によりこれまでの盾投げとは比較にならない速度で投擲されたそれは瞬く間にブルキャノンⅡの目前まで迫る。

    ディル「くっ…!!」

    しかしディルはすんでの所で身を翻して回避、切先が僅かにバイザーを掠めるものの破壊までには至らず盾は明後日の方向へ飛んでいく。

    ディル「盾投げか!!貴様の手の内を俺が忘れたとでも思ったのか!?これでお前は最大の武器を手放した…勝ちの目を自ら潰したな!!」

    ジュン「別に手放しちゃいねぇよ。言ったろ?


    これはクラバなんだぜ?」


    …ジュンが盾投げを避けられた頃、ニャアンとリリーは依然として熾烈な切り合いを続けていた。オイランゼンは身軽さを活かした剣捌きでリリーの両盾の連撃を防ぎ続け背中のビットも守りのために追従するが、単純なパワーと経験値の差から次第に追い込まれていく。

    ニャアン「っ…!!」

    リリー「急に大人しくなったねぇ!?どうせなら最初からそういう風に大人しくしてれば良かったのにさ!!」

    力押しの連撃にオイランゼンが僅かに姿勢を崩した隙を逃さず、ブルキャノンⅡは右盾の切り上げでハートシミターを弾き飛ばす。

    ニャアン「あっ…!!」

    リリー「あはっ!!これで終わり!!」

    …間髪入れず左盾でコクピットを撃ち抜こうとしたその瞬間リリーはいきなり頭上から攻撃の気配を察知する。

    リリー「っ!?」

    慌ててリリーが飛び退くとその直後リリーがいた頭上から高速で放たれる2発の実弾らしき何かが降り注ぎ、その後それを放ったモノがシミターを拾い直したオイランゼンの前でぴたりと止まり、牽制するように切先をブルキャノンⅡへと向ける。


    それは、ジュンが投げ飛ばしたエアロシールドだった。ブースターを起動しウイングを広げた盾そのものがまるで随伴機のようにオイランゼンの側で浮遊している。


    リリー「…ヘヴィビット…じゃない…まさか…リモート操作…!?」

    ニャアン「…大人しく黙ってるだけのつもりはない…私はジュンと一緒に貴女に勝つ!!」

  • 47二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 20:02:44

    >>46

    同刻、連邦軍旗艦

    幹部A「あれは…エル・サルバトーレと同じヘヴィビットか!?コロニーの奴らもブルキャノンにサイコミュ兵装を…」

    指揮官「……違う、あれはサイコミュの動きではない……信じられないがリモート操作だ」

    唖然としながら呟く指揮官の言葉を聞いて一同はどよめく。

    幹部B「リモート操作…まさか、蒼い騎士がマニュアルで操作してるというのか!?ブルキャノンを操りながら!?」

    士官長「め…滅茶苦茶な設計だ…いや、仮にリモート操作出来たとしても彼の最大の武器である盾での白兵戦を手放してまでやる事では…」

    中将「違うな。


    盾を手放した訳ではない。彼らは互いの盾でお互いを守り合っているんだ。

    離れながらも守り合う…ジオンが語る本物のマヴとは違う。能力抜きで2人が通じ合ったからこそ出来る離れ業だ」


    …盾を交換し合った2人の反撃は凄まじいものだった。ジュンのエアロシールドはリモートとは思えない縦横無尽な軌道で飛び回りながらカノン砲を連射してリリーの攻撃の手を止めさせ、オイランゼンはそれに合わせて剣戟を挟む事で次第にリリーを追い詰める。そして、ニャアンのペタルビットを随伴させてスパークミサイルを防ぎながらブルキャノンはライフルブレードとビームサーベルの二刀流の構えをとり更なる加速でディルの懐へと斬り込んで追い詰める。

    ディル「こいつら…!!離れながら互いをフォローして戦っているのか!?」

    リリー「なんで…なんでこんな事出来るの!?ニュータイプでもない癖に!!人の心なんて読めない癖に!!」

    ニャアン「心が読めなくなって…心は通じ合える!!」

    ジュン「ジオンが作ったマヴ戦術の猿真似してるだけのテメェらに俺達が負ける訳ねぇだろうが!!!!」

    互いに勝負を決める間合いに入ったジュンとニャアン。長く続いた2対2の拮抗が崩れようとしていた…

  • 48二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 20:03:38

    >>47

    互いの盾で守り合いながら攻勢に転じるジュンとニャアン。一転して防戦一方となったリリーとディルだが、突然ディルの方のブルキャノンがこれまでの精細さがまるで見られないフルバーストを放ち、これまでにない程に声を荒げながらジュンへの反撃に出る。

    ディル「心が通じ合う…?俺達の連携がジオンの猿真似…!?ふざけるな!!!!


    そんな事が出来るなら何故リリーの心の内を理解してやれない!!!!」


    ジュン「っ!!」

    フルバーストを回避しながら青い軌跡を描くブルキャノンへ肉薄し、ライフルブレード同士の激しい鍔迫り合いに持ち込みながらもディルは罵声を止めない。

    ディル「あの子はいつも戦場の最前線を駆ける貴様の身を案じていた!!どんなにお前があの子の目を見ようともしなくとも彼女は想い続けていた!!連邦にいた時の貴様は怒りに燃えそれどころでは無かったのは理解している…だが戦場から距離を置いて心を落ち着かせたお前が何故リリーの手を取ってやれないんだ!!挙句の果てにはあんな難民のガキに入れ込んで…どれだけリリーの心を裏切れば気が済むんだ!!!!」

    ジュン「…なんだよディル、オメェ結構喋るじゃねぇか。やっぱ普段寡黙ぶってるのはフリか?」

    ディル「黙れ!!!!」

    ディルは鍔迫り合いながらスパークミサイルの引き金に手をかけるが、それよりも速くジュンは胸部ミサイルの引き金を引き、至近距離での爆発によってブルキャノンⅡの胸部ミサイル発射装置を破壊する。

    ディル「このっ…!!」

    ジュン「そんなに俺に向かって喋る暇があんならよぉ!!少しはリリーにテメェの想いぶち撒けてみろよこのうどの大木が!!!!」

    ディル「っ…喋るなああああ!!!!」

    ジュン「おう奇遇だな…俺もニャアンの事を境遇でしか見ねぇテメェの口を潰してやりたかったんだよ!!!!」

    大振りで斬りかかるブルキャノンⅡに対してジュンのブルキャノンは後方へ飛び退くように回転し、その動作ではためかせた青い炎のマントで相手の右腕を焼き切り、振り向きざまに放った二刀の剣閃で盾を構えようとする左腕と、そしてその先にあるバイザーフェイスの頭部を本体から切り離した…

  • 49二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 20:11:27

    >>48

    ブルキャノン・ブラウリッターとブルキャノンⅡの最後の斬り合いを制したのは、機体性能を完全に活かし切ったジュンだった。この決着にイズマ・コロニーが湧き立ち熱狂するのに反して、当人のジュンは…そして敗北したディルですら、ただただ静かに互いの機体に向き合っていた。

    ディル「……俺の…負けだな」

    ジュン「…おう」

    ディル「…少しは喜んだらどうだ」

    ジュン「…オメーをよ…一回ガツンとぶちのめしたら多少はスッキリすると思ったんだがよ…本気でオメーとぶつかり合ったからかな…あんまそうでもなかったわ…」

    ディル「……そうか」

    ジュン「……本気でリリーが好きなんだな」

    ディル「……今更気付いたのか。フィンですら気付いてたぞ」

    ジュン「そっか……お前は俺なんかよりずっと前から大切な人の為に戦ってたんだな…そんな事に…俺は気付いて無かったんだな」

    ディル「……本当に変わったんだな。昔のお前なら、そんな事は絶対に言わなかった」

    ジュン「……あの子に変えて貰ったんだよ。俺1人なら、絶対こうはならなかった」

    ディル「…すまなかった。お前の…愛する人を侮辱して」

    ジュン「いーよ…俺もごめんな。ずっと気付いてやれなくて」

    少ない口数ながらも、戦いを終えた男達はお互いに心の内をぶつけ合い、長い長い喧嘩に終止符を打った…

  • 50二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 21:19:56

    機体設定
    ブルキャノン・ブラウリッター
    ブルキャノンⅡα及びβとの戦いで損傷したブルキャノンをサイド6市長の指示によりジュン・ファンボイ専用の最適化改造を施して強化した高速機動戦対応型重武装MS。
    機体本体の形状は殆ど従来のブルキャノンと変わり無く青と白がベースのヒロイックな配色だが、高速機動に適応する為に装甲の一部分が流線的になっており、パワードブースターの代わりにエル・サルバトーレのメインブースターのデータを流用して作られたハイパワーブースターを装備する事によって基礎機動力が上昇。駆動系にもジュンの白兵戦技術に適応しうる最適化が施された。
    武装面ではライフルブレードとビームサーベルが出力を強化したライフルブレード改とビームサーベル改へ、ヘヴィシールドは小型ブースターと伸縮ウイングを内蔵され手動遠隔操作が可能となり二連装バズーカを外して弾速を強化された二連装カノン砲を搭載したエアロシールドへと改修され、ジュンが得意とする白兵戦武装の強化に加えて盾投げから遠隔操作でより三次元的な派生攻撃や連携補助が出来るようになった。
    また、キャノン系最大の特徴である両肩部キャノン砲はハイパワーブースターと連結する事によって起動する後述の『リッターモード』によりエネルギーをブースターの加速燃料にする事によって既存のフルアーマータイプを遥かに上回る圧倒的な機動力を会得する事に成功した。
    怒りの為に敵を撃つのではなく、コロニーに浮かぶ造られた青空の輝きを守れるように、そこで暮らす最愛の人を守れるようにという願いを込め、そしてかつての忌み名である『青の騎士』を背負う覚悟を込めてジュン自身がブラウリッターという名を与えた。

  • 51二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 21:20:38

    武装一覧
    ・ライフルブレード改
    近接戦闘能力を強化されたライフルブレード。
    内蔵された高出力ビームサーベルの出力を更に強化し、最大出力でMAの大型ビーム兵器をも真正面から受け止めて焼き切る事も可能な程の出力を発揮する。

    ・ビームサーベル改
    既存の武装を強化改修したビームサーベル。出力調整の幅が既存のサーベルより広く、最大出力で高出力ビームサーベル並の火力を発揮する事が出来る。

    ・エアロシールド
    ヘヴィシールドの改良型装備。投擲の瞬間に取り付けられた小型ブースターと伸縮ウイングを起動させ、投擲後リモート操作で突進や二連装カノン砲の高速射撃を活かしたビットのようなより三次元的な立体攻撃を仕掛ける事が出来る。また、元々ジュンが得意とする剣と盾の二刀流に用いる際にも相手の防御の瞬間にブースターをふかせて速度と威力で相手のガードを打ち抜くなどの使い方も出来るようになった。

    ・両肩部キャノン砲
    伸縮式両肩部キャノン砲。ハイパワーブースターに連結する事でビームエネルギーをブースターに回す事で更に加速する事が出来、その際にはブースターの炎と特殊なビームエネルギーが混ざる事で放出される青い炎がマントのように広がる。この状態は『リッターモード』と呼ばれ、機動の軌跡に残像を作り出す程の速力を発揮する。また、青い炎を操り後方からの攻撃を迎撃、或いは白兵戦中に急旋回する事で炎の軌跡で相手を焼き切る事も出来る。因みにリッターモードを起動しない通常の状態はキャノンモードと称されている。

    ・多連装ミサイルポッド
    胸部両脇に搭載された多連装ミサイル。オールレンジ攻撃対策で射出速度とホーミング性能が強化されている。

  • 52二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 21:38:23

    >>49

    >>48

    決着…ッ!

  • 53二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 22:07:48

    >>52

    男同士の喧嘩は殴り合いの果てに和解が1番サッパリと決まります(個人的意見)


    ディル「……しかし…(全国放送で愛の告白かますとは)お前は凄い奴だよ」

    ジュン「へ?いやまぁ、確かに色々(リッターモードの制御やエアロシールドの操作など)苦労した面はあるけどさ…ニャアンと(訓練を)乗り越えたのさ」

    ディル「…そうか…(結ばれるまでに色々あったんだろうな…)その割り切り方(大胆な告白)はお前らしいよ」

    ジュン「割り切り…?よく分からんけどあんがとよ」

    数日後ジュンが会話の真相に気付くまではまだ少し先の話…

  • 54二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 22:28:03

    >>53

    気付く前にペイン爺様脱走して殴り込んで来ないか…?

    看嫁「あの爺さん皆が公認クラバに気ぃ取られてる隙に脱走しちまったんだよ!」

    看守「行き先は予想が付く。所長に報告する前にこっちに回してくれて助かったぜ。取っ捕まえて連れ帰るからどうにか消灯まで取り繕ってくれ」

    看嫁「ああ頼むよ。まあ、あのスットコドッコイに一発カマしたらさっさと連れ戻しておくれ」

    なお数年後、娘が連れてきたお相手に「膝がやられたからって何も出来ないと思うなよ」と色々とカマそうと迎え撃ったらそのお相手が…

  • 55二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 22:38:41

    >>54

    これアレだ、クラバしてる横あたりで多分演歌さん達が必死でベインおじさん止めてる奴だ

    多分クラバ中はどうにか宥めてるけど最後に2人がとんでもない事してジュン兄に井之頭流アームロック仕掛けて別方向に配信が盛り上がるやつだ、尚中将閣下は大笑い

  • 56二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 23:12:59

    >>54

    戦時中からずっとバレずたった1人でにスパイ任務遂行してた上に旧式MAでブルキャノンと切り結べる男なのでその気になれば全然フツーに脱獄出来そうなのがヒドいw

  • 57二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 06:49:17

    朝保守and行ければ特典を手に入れたい…!!(近くのハコで夜にやってるかも)

  • 58二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 09:04:29

    >>57

    こちらも朝やってるのが行動圏内にあったので行ってきます

  • 59二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 11:31:51

    >>57 >>58

    行ってらっしゃいませ


    個人的に連邦の3人は

    リリー:佐倉綾音

    ディル:石川界人

    フィン:山下大輝

    で脳内再生してます(ヒ□アカ感)

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 13:11:01

    >>59

    男性2人の声はキレた時のフィンの声の迫力がめっちゃ増してそうだし淡々としてる時のディルにマッチしそう

    リリーの声があの可愛さで狂った感じを表現したら凄みありそうだ…

  • 61二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 15:50:22

    戦闘宙域
    激しい闘志をむき出しにしてぶつかり合ったジュンとディルの戦いに決着がついた今も尚、ニャアンとリリーの斬り合いは続いていた。技量と経験では圧倒的に上をいくリリーだが、2人の周囲を飛び回るエアロシールドの援護射撃とビーム兵装を防ぐペダルビットの連携によって攻めあぐねており、オイランゼン本体の身軽な剣捌きも相まってスティンガービットを操る暇すら無い程に追い込まれていた。
    リリー(1番厄介なのはジュンの盾…!!本当にジュンは目視だけでこの操作をしてるの!?)
    鍔迫り合いながら忌々しげにエアロシールドを睨むリリーだったが、暫くして彼女はシールドの機動にはある程度のパターンがある事に気付き、援護射撃のタイミングはニャアンの指示によるものなのだと気付く。
    リリー「……あはっ!!そうだよね!!結局そっちだって猿真似だよ!!ニュータイプにすらなれない人達じゃこの程度が限界だよね!?」
    ニャアン「…私とジュンはニュータイプじゃない。だからすれ違ったし、傷付けあった…でもそれでも通じ合えた。

    貴女は人の心は読める癖に大好きな人と心を通わせられないんだね」

    リリー「っ…!!うっるさいなぁ!!!!」
    悲鳴のような叫びと共に鍔迫り合いを弾き、リリーは後方へ…飛来するエアロシールドの方へと飛び退く。
    ニャアン(っ…!!盾そのものを撃ち落とすつもり!?)
    慌ててニャアンは飛び退いたブルキャノンⅡを追うように飛ぶが、それを見たリリーは凶悪な笑みを浮かべて勝ち誇る。
    リリー「そんなに信頼してるならさ…その信頼に潰されちゃいなよ!!!!」
    ブルキャノンⅡは見た目からは想像もつかない身軽な動きで突っ込んで来るエアロシールドを避け、避けられたシールドはそのまま後方のオイランゼン目掛けて突っ込んで来る。
    ニャアン「……言ったでしょ。それでも、通じ合えてるって」
    オイランゼン目掛けて突っ込んで来たエアロシールドは体勢を斜めにしながら急ブレーキをかけるようにして減速し始め、オイランゼンはそんな盾に向かって跳躍して飛び乗り、まるでスケートボードを操るかのようにその場で回転し…

    飛び乗った盾を踏み台にして凄まじい速度で跳躍し、後方へ飛び退いたブルキャノンの首筋目掛けてヒートシミターの横薙ぎを放つ。

    リリー「なっ…!?」
    完全に予想外の速度で接近したオイランゼンの一撃が、ブルキャノンⅡの首筋に迫る…

  • 62二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 15:53:47

    >>61

    エアロシールドを足場に踏み込んだオイランゼンの奇襲は、完全にブルキャノンⅡの首を捉えていた。既に攻撃を避ける為に上に飛んでいたリリーに、これを避ける術は無い筈だった…自分の機体さえも傷付ける事を考えなければ。

    リリー「ふざ…けるな!!!!」

    リリーはオイランゼンが間合いに入った至近距離でスティンガービットを放射、オイランゼンは咄嗟に左手の小盾を構えてこれを防ぐが軽量機体故にその爆風に吹き飛ばされて再び間合いをとる事になる。

    ニャアン「っ…!!」

    姿勢を立て直してニャアンはブルキャノンⅡを見据えるが向こうも無事では無かった。対誘導兵装撃墜用に速度重視で作られたブルキャノン・ブラウリッターの胸部多連装ミサイルとは異なりスティンガービットはそれ1発でMSを始末出来る程の破壊力を秘めた兵装だ。如何にフルアーマータイプとはいえそれを盾の防御無しで至近距離爆破した為に、リリーのブルキャノンⅡの前面装甲は焦げたような煙を吹き出し、更にはバイザーが割れて禍々しい赤い四眼がむき出しになっていた。

    リリー「心が通じ合ってる!?スペースノイドの君が!?ジュンと!?なんでそんな気色悪い思い違いが出来るのかな!!あんなの…あんなの本当のジュンじゃない!!宇宙(そら)の敵を全て憎んで私達と一緒に戦ってくれるのが本物のジュンなんだよ!!君の事を知らなければジュンは元のままだった!!君に出会いさえしなければ君すらもスペースノイドの1人として憎むような男を本当に愛せるの!?」

    ニャアン「……うん。ジュンからも聞いた。昔の彼はスペースノイドを全て憎んでいたって。コロニーに潜伏していた時も、最初は誰とも関わるつもりなんてなかったって」

    リリー「だったら!!」

    ニャアン「それでも私達は出会った!!共に過ごして、笑って、泣いて、語り合って!!


    だから私はジュンの全てを愛してる!!


    私と出会ったジャンク屋の彼も…蒼い騎士として戦った彼も!!


    その全てを受け止める隣人に、私はなる!!!!」


    …それは、決してリリーには出来なかった事だった。拒絶される事を恐れてジュンの心に寄り添おうとしなかった自分と違って目の前の少女にはそれが出来た。心を傷付けられて尚共に寄り添う決意をした。

    その事実にリリーの心の歪みはいよいよ大きくなり、その滅茶苦茶な心情を表すようにブルキャノンの四眼は更に禍々しく輝き出す…

  • 63二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 15:54:48

    >>62

    …突然、宇宙の闇の中に現れた禍々しい赤い輝きが、エアロシールドを操作しつつニャアンの援護へ向かおうとしていたジュンとその横に浮遊するブルキャノンⅡに乗っていたディルの目にも映る。

    ジュン「っ…!?なんだ…!?」

    ディル「あの方角…リリー達が戦っている方だぞ!!」

    ジュン「…オイランゼンにあんな光を放つ武装はねぇ筈だ…」

    ディル「…まさか…リリーが!?」


    同刻、連邦軍旗艦

    幹部A「ど、どうしたというのだ一体!?」

    オペレーター「ブルキャノンⅡαタイプを中心に異常な高エネルギー反応!!これは…ソロモンを一部消滅させた反応に極めて類似しています!!」

    幹部B「何だと!?どういう事だ士官長!!」

    士官長「……ニュータイプ能力は人の精神に影響を及ぼすものです。サイコミュはそれを物理的な力に変えうるシステム…しかし、その精神面に大きな歪みが生じてしまった場合…物理的な影響が歪んだとしてもなんらおかしくはありません」

    指揮官「…リリー・チョコレート大尉の精神面の問題によってゼクノヴァ…或いはそれに似た現象が引き起こされた、という事だな」

    絶句する一同の中で、中将だけは静かに赤い輝きを見つめている。


    赤い輝きの中には、装甲の隙間から漏れ出す赤い光を纏い、これまで以上に生物的な動きを見せるビットを従えるブルキャノンⅡの姿があった。対峙するオイランゼンのコクピットには、リリーの笑い狂うような声が響く。

    リリー「あはっ、あはははは!!!!分かったよ妹もどきちゃん!!!!君さえ…君さえいなくなればジュンは戻ってくるんだよね!?心が通じ合ってたって片方がいなければ意味がないよね!!!?」

    ニャアン「…リリー…さん…」

    笑っているのか泣いているのかすら分からないような叫びに、ニャアンですら胸を締め付けられるような痛みを感じ、オイランゼンは決意を新たにしたニャアンの覚悟を表すように、追従するビットとシールドに並んでヒートシミターを構え直す…

  • 64二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:37:10

    >>63

    今も尚宇宙の闇を照らし続ける禍々しい赤い光を見て、ブルキャノン・ブラウリッターは再び青い炎のマントを展開する。

    ジュン「悪いなディル。もうちょい話してたかったんだが、そんな暇もなさそうだ。試合が終わったら旗艦まで運んでやるからじっとしてろよ」

    ディル「っ…頼むジュン!!あの子を…リリーを止めてやってくれ…!!」

    ジュン「おう、任せとけ」

    ジュンは短く答え、青い軌跡を描いて赤い輝き目掛けて飛んでいく…


    …ジュンが飛び出した頃にも赤い輝きの放出は一層激しさを増し、オイランゼンはより複雑な動きで迫るスティンガービットを避けつつ、更には輝きから無差別に放たれる赤い雷のようなエネルギーまでをもペタルビットで防ぐ為に手いっぱいの状態だった。

    ニャアン(攻撃が激し過ぎて…反撃の隙がない…!!)

    リリー「しぶといなぁ妹もどきちゃんは!!じゃあ今度はこっちから…!!」

    両盾から伸ばしたビームサーベルで斬りかかろうとするブルキャノンⅡだったが、背後から迫るエアロシールドの射撃を避けるとその視線はそちらへと向く。

    リリー「……さっきからさぁ…邪魔!!!!」

    超高出力のαブレードを展開し、ブルキャノンⅡはエアロシールドに追いつく速度で迫り、ブレードで盾を斬り落とそうとする。

    ニャアン「っ!!」

    それを見たニャアンは自分の手元に戻した四つのビットを背中に取り付けて加速し、シミターと小盾でブルキャノンⅡの盾そのものを抑えて鍔迫り合いに持ち込む。

    リリー「あはははっ!!馬鹿なんじゃないの!?盾を守る為に自分から飛び込むなんてさ!!」

    凶悪な笑みを浮かべて再び零距離でビットを放とうとしたその時、リリーは側面からの攻撃の意思を感じて鍔迫り合いを解いて飛び退き、横から迫ったビームとミサイルを回避してそれを放った相手…


    炎のマントを纏った青いガンダムを睨みつける。


    リリー「っ…ジュン…!!!!」

    ジュン「よう…戻ってきたぜリリー!!」

    ジュンのブルキャノンは飛行するエアロシールドを左手に装着し直し、オイランゼンを守るようにブルキャノンⅡの前に立ちはだかる…

  • 65二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 20:37:54

    >>64

    禍々しい赤い光を纏うブルキャノンⅡと、青い炎のマントを纏うブルキャノン・ブラウリッター。2体のフルアーマータイプの睨み合いを、オイランゼンに乗ったニャアンは固唾をのんで見守っている。

    リリー「へぇ…ディルを倒して来たんだ!?スペースノイドの強化改修も少しは役に立ったみたいだね!!」

    ジュン「俺1人だったら勝つにしてももうちょい手こずってたよ…ニャアンが助けてくれたからな」

    そういう彼のブルキャノンの側には追従するペタルビットが4枚浮遊しており、それらは持ち主のオイランゼンの方へ戻って行った。

    リリー「っ…またそうやって助け合ったんだ!?連邦にいた時はそんな事しなかった癖に!!1人で敵に斬り込んで全ての敵を撃ち倒すしか脳がなかったのに!!本当に変わったんだね!!」

    ジュン「へっ、さっきディルにも同じ事言われたよ。やっぱ同期だなオメーら…つーかよ、お前その赤い光平気なのかよ。俺の知り合いにも赤かったり光ったりするガンダム乗りがいたけどそーゆー光って大抵ロクな事になんねーぞ?」

    リリー「知らないよそんなの!!君らのどっちかを消し炭にすれば治るんじゃないかな!?」

    ジュン「そいつぁ願い下げだな…!!」

    ニャアン「…待って、ジュン」

    ブルキャノンに剣と盾を構えさせて斬り込もうとするジュンだったが、ニャアンは彼に声をかけて静止する。

    ジュン「…?どうした?」

    ニャアン「…私も、もう少しちゃんとリリーさんと話したい。だから私もついてく」

    ジュン「話したいってお前…サシで戦ってる時に結構話せたんじゃねぇのか?」

    ニャアン「えっ…とその…話すには話したんだけどむかっとして思わず必要以上に煽っちゃって…」目逸らし

    ジュン「あー…通りでブチギレてる訳だ…取り持ってやるからちゃんと着いてこいよ!?」

    ニャアン「…うん!!」

    青と黒紫のガンダムは、禍々しい赤い光源へと斬り込む…

  • 66二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 21:16:54

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  • 67二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 21:24:41

    >>63

    これでゼクノヴァ起きたらどっちがどうケジメつけるんやろな…

  • 68二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 21:29:21

    >>66

    やっぱり怖いぜ…サイコミュ兵装…!!


    ブルキャノン「やっぱよぉ、サイコミュなんて訳わかんねーもん積むよりフルアーマーで全部ぶちのめした方がいいんじゃねぇのか?」

    赤いガンダム「強化改修した君は別方向にイカれているとは思うがね。なんであの重量でブラックナイトシヴァみたいな滅茶苦茶な斬り合いが出来るのか不思議で仕方ないよ」

    ブルキャノン「しょーがねぇーだろ相棒(ジュン)がめっちゃ頑張った上で市長さんが色々調整したんらなんか出来たんだよ。オメーらのは理屈無しに訳わかんねー爆発するじゃねーか、だから始末が悪いんだよ」

    赤いガンダム「しょうがないだろシュウジがマチュを守ろうとしたらなんか自力でゼクノヴァいけそうだっただけだ」

    ジークアクス「うーん…五十歩百歩やな…」

    Xカスタム「それ貴方が1番言っちゃいけないセリフですからね???」

  • 69二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 21:44:34

    >>68

    公爵中将「だからこそブルキャノンこそ次代の連邦MSの主力たるべき存在なのだよ。サイコミュ技術に全てを賭けるなど投機にも程がある。それにサイコミュを仕込んだ開発室には相当なギャンブラーがいるようだね」

    技術士官長「それは少々不本意ですな閣下。ブルキャノンという次代の主力にサイコミュという新たな力を掛け合わせる事で宇宙を征する最強のMSを作り出すのが我々の目標です。主力としてのブルキャノン達の先陣を切る特務作戦機ならば、これくらいは必要でしょう」

    公爵中将「だからこそ怖いのだよ。その内にゼクノヴァすらも前提とした旧世紀の「桜の花」を再び花開かせてしまうのではないかとね」

    技術士官長「??」

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:01:38

    >>69

    連邦上層部の中にはワッケインさんみたく「負けるぐらいならソロモンぶち込んでやる…」をやりかねない人達もいるので意図的にゼクノヴァで敵拠点消し飛ばすような戦術をやりかねないという事態を否定し切れないのが恐ろしい…

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 22:57:53

    >>70

    「追い詰められた人間の、狂気を甘く見てはいけない。それは歴史が証明している」

    「人類初の核分裂反応兵器が実戦投入されたのは、どこかの要塞や戦場だったかね?」

  • 72二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:16:38

    >>69

    >>71

    戦争で引き起こされる狂気や破滅を止める為の希望として中将閣下が見出したのがブルキャノンという武力であるというのが高潔でありながら徹底して武人なんだろうなと思えるし、本人もその矛盾故に戦争を憎むジュン兄やベインおじさんを戦いに駆り出させる事に気付いていて悩んだりしてそう、それ故に『どこまでもジュンを守る為の機体』であるオイランゼンの思想には凄く感動してそう。


    追伸、無事設定資料手に入れました、連邦側のMS設計とかも結構乗ってて嬉しい

    ジュン「………」黙々と資料読んでる

    ニャアン「…明日も早いんだからもう寝なよ」

    ジュン「んー、もう1時間ぐらい」

    ニャアン「…」むすっとしながらジュンの隣に座って寝るのを待ってる

  • 73二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:23:44

    >>72

    おっさん達が! 初期プロットが!

    連邦系MSが! それに何より艦船系メカ設定が!

  • 74二次元好きの匿名さん25/03/16(日) 23:31:36

    >>73

    艦船系情報は後々の空想で結構参考に出来そうなのでとてもありがたいです…

  • 75二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 06:39:20

    >>72

    こちらも無事入手できましたよ>設定資料

  • 76二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 07:37:07

    >>75

    よりジークアクス世界が楽しめますね…!!

    手に入れた価値アリ…!!

  • 77二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 13:35:18

    >>71

    中将「ここで”彼の地は軍事施設も多数ある軍都でした”等とは言わぬ方が良いだろう。ここイズマでは未だに8月には合同慰霊祭が行われている…その意味を理解できぬ君ではあるまい?」

  • 78二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 17:03:58

    >>72

    ジュン兄はメカ設定資料とかそーゆーの好きそう(金に糸目つけなくてニャアンに怒られる)

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 18:08:00

    >>78

    ニャアンに窘められて通常版パンフを買う→どーしても気になって豪華版を買う→結局12ハイト余計に払う羽目になった挙げ句通常版パンフが二冊手元に残る

    …という、(ニャアンの存在以外)ワイのような事やってるんだろうか

  • 80二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 20:21:03

    戦闘宙域
    禍々しい赤い輝きを放つブルキャノンⅡを守るように生物的な動きで円を描くスティンガービットはぐちゃぐちゃに歪んだリリーの感情に呼応するように接近する2機…ブルキャノン・ブラウリッターとガンダム・オイランゼン目掛けて四方八方から襲いかかる。
    ジュン「ニャアン!!」
    ジュンが叫び両肩部キャノン砲を構えるのと同時にブルキャノンの前にペタルビットが1枚、その前に更に横に並ぶ3枚がスティンガービットの間に割って入り、キャノンから放たれた2本のビームを拡散してスティンガービットを撃ち落とす。
    しかしこれを予測していたリリーはビットのうち数発を反射に合わせて急停止させてビームを回避、ペタルビットを避けるようにしてオイランゼンの頭上から奇襲を仕掛ける。
    ニャアン「ジュン!!」
    ニャアンが叫び身を引くのと同時に再度リッターモードになったブルキャノンが頭上へ飛び出して急旋回し、青い炎のマントの軌跡で接近するビットを焼き切って爆散させ、その爆風を盾で受けてオイランゼンを庇いつつ再び斬り込む。
    ニャアン「あと少しで…!!」
    ジュン「俺達の間合いだ!!」
    それぞれの構える剣が届く間合いまで後少し、という所で再びブルキャノンⅡの赤い輝きが激しさを増し、無数の禍々しい赤い雷光が2体のガンダムに迫る。
    ジュン「うおっ!?」
    ニャアン「オイランゼン!!」
    ニャアンは追従するペタルビットを4枚ずつ連結させて自身とジュンを守るが、その隙にαブレードを構えたブルキャノンⅡがオイランゼン目掛けて斬り込む。
    ニャアン「っ…!!」
    ジュン「させるかよ!!」
    この反撃にニャアンは反応出来なかったがすんでの所でジュンの方が間に合い、ライフルブレードとエアロシールドの二刀流でこれを受け止め、リッターモードの推力で押し返してから蹴り飛ばす。
    リリー「っ…邪魔するなああああ!!!!」
    リリーの絶叫と共に、機体か纏う赤い雷光は更に激しくなる…

  • 81二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 20:22:07

    >>80

    同刻、軍警察本庁

    研究者A「敵対MSのエネルギー反応、依然膨張を続けています!!いくらコロニーから離れているとは言えこれほどの規模のエネルギーが一気に解き放たれるような事になったら余波による被害は計り知れません!!」

    研究者B「危険です!!直ちに停戦信号を…!!」

    市長「これ程のサイコミュの暴走を意図的に止めるのは不可能だろう…だがもし止める手段があるとすれば…」


    同刻、連邦軍旗艦

    士官長「…頭部に搭載された思念増幅装置を本体から切り離してサイコミュ兵装を沈静化するしかありません。もっとも擬似的なゼクノヴァのエネルギー放出によりこちらからの頭部ユニット破壊機能が作動しない以上、外部から物理的に切断する必要がありますが…」

    幹部A「あの高エネルギーによって生じる嵐の中を突っ切って頭部を破壊するしかないと言うのか!?しかもリリー大尉を相手に…!!」

    幹部B「っ…やむを得ん!!旗艦直衛を務めるフィン中尉のMS部隊を出せ!!被害を考えれば賠償金がどうなどと言っている場合ではない、イズマ・コロニー側の援護を…!!」

    中将「いいや、その必要はない…君も、そう思うだろう?」

    指揮官「……ええ。不本意ですがね」


    同刻、地下ガレージ

    マチュ「た…大変な事になってる…!!シュウジ、私達も行こう!!こんな事になったらクラバどころじゃ…!!」

    シュウジ「……あ」

    マチュ「…?どうしたの、シュウジ?」

    シュウジ「ようやくオイランゼンの声が聞こえたよ…そっか…


    君とニャアンは、あの人を助ける事を選んだんだね」


    マチュ「…?」

  • 82二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 20:45:06

    >>81

    収まる気配を見せないどころかより一層激しい赤い雷光を撒き散らして膨張するブルキャノンⅡの赤い輝きは、今まさに泣き叫ぶリリーそのもののように滅茶苦茶に広がり、いよいよ遠方から戦いを見守る報道局の無人ボール達をも掠め出す。

    リリー「どうして…どうして今の君がそっちにいるの!?連邦にいる時の君が…怒りに身を任せて戦う君の方が嘘だったの!?スペースノイド達と一緒にいる時のような穏やかさはなかった…あの頃のジュンが…あっちの方が嘘なら…私達は君にとってなんでもなかったの…?答えてよジュン!!」

    ジュン「…リリー…」

    リリーの悲鳴に応えるように襲いかかる雷光を避けながらも、ジュンは痛感する。自分がここまでリリーを追い詰めたのだ。彼女を歪めてしまったのは自分なのだ。その事実を受け止めながらも、ジュンは何も言い返せないで俯く。

    ニャアン「ジュン」

    しかし、隣で声をかけるニャアンの声を聞いて、ジュンははっと顔をあげる。

    ニャアン「…助けよう、リリーさんの事。リリーさんに声を届けられるのは、ジュンだけだよ」

    ジュン「…ああ…そうだな!!」

    ジュンは気合いを入れてブルキャノンを見捨て、ニャアンに指示を出す。

    ジュン「これ以上ブルキャノンⅡのサイコミュが暴走したらマジにゼクノヴァが起きてもおかしくねぇ!!そうなる前に向こうの頭部ユニットを切り離すぞ!!」

    ニャアン「分かった…けど…あの雷と光を避けて懐に飛び込むのはかなり厳しいよ…?」

    ジュン「……あーっくそっ、シュミレートでの速度見る限りぜってぇ身体への負荷ヤバそうだけど仕方ねぇよな!!ニャアンっ!!


    リーラ・ゴーセブルームを使う!!」


    ニャアン「…分かった!!」

    ニャアンの叫びに応えるように、オイランゼンの瞳が青く輝く…

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:02:54

    >>82

    同刻、連邦軍旗艦

    指揮官「…?アレは、なんだ?」

    最初にそれに気付いたのは、指揮官だった。禍々しい赤い雷光が宙域を照らし続け、全てが赤く染まるのではないかという状態の中、赤い光源のブルキャノンⅡに対面する位置に、


    一輪の花のような淡い紫の輝きの輪が現れる。


    士官長「紫の…光の輪…?」

    最初は紫の光の輪に気を取られていた一同だったが、中将はその中心の小さな、しかし一際力強い異なる輝きの存在に気付き、その姿に見惚れる。


    青い炎のマントを纏い、紫色の輝きの中心に佇むブルキャノンの姿に。


    中将「……ああ…そうか…これが…これがあの新型の答えなのか…


    蒼い騎士と歩む事を選んだ、隣人の答えなのか…!!」


    同刻、地下ガレージ

    マチュ「…凄い…シュミレーションじゃわからなかったけど…こんなに綺麗だったんだ…」

    シュウジ「うん…そっか…これがファン兄ちゃん達の…輝きなんだね…」


    同刻、軍警察本庁

    研究者A「リーラ・ゴーセブルーム展開開始しました!!出力70%…80%…想定以上のエネルギー効率です!!」

    研究者B「し…しかし大丈夫でしょうか…この兵器に関してはシュミレーションでも成功確率は低く…」

    市長「こればかりは、蒼い騎士の力を信じるしかない。理論上は可能な筈だ…


    ゼクノヴァを消し去る、


    非ニュータイプによる究極の対ニュータイプ兵装を、あの2人ならば…」

  • 84二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:22:44

    >>83

    …紫の光の輪の正体、それは、ブルキャノンの周囲を回転し続ける8枚のペタルビットの軌跡であった。水晶の先端をリリーの方向へ向けながらブルキャノンの周りを回転し続ける8枚の水晶の花弁は、ブルキャノンの背後にいるオイランゼンの操作を受けて高速で回転を続けることで紫色の光の輪を作り出していたのだ。

    無数の鈴の音のような音が響き続ける紫の光の輪の中心にいるブルキャノンの表面には不規則に紫電が走り、青い炎のマントを纏った鋼の騎士はゆっくりと剣と盾を構え、踏み込みの姿勢を取る。

    リリー「何をする気か知らないけど!!」

    ブルキャノンⅡから放たれるスティンガービットと赤い雷光が2機に迫るが、


    それらは紫の光の輪から不規則に放たれる紫色の衝撃波に触れるとビットはぴたりと動きを止め、赤い雷は消滅してしまう。


    リリー「っ…!?なら直接…!!」

    ニャアン「ジュン!!出力100%!!」

    ジュン「……いくぜリリー!!」

    ジュンとニャアンが同時に引き金を引いた、次の瞬間。


    紫の光の輪の輝きが全て消え、中央にいたブルキャノンの姿が消える。


    リリー「消え…!?」

    …否、消えた訳ではなかった。ブルキャノンは確かにいた。そして、紫の光の消えてはいなかった。


    凄まじい速度で迫るブルキャノンが、紫の光の全てを受けて輝きながら、赤い雷光を突進のみで蹴散らしブルキャノンⅡ目掛けて突っ込んでいたのだ。


    リリー「っ!!!!」

    リリーは慌ててαブレードを振り抜き、紫の輝きと青い炎のマントを纏ったブルキャノンの振るう剣と盾を受け止める。青と紫、そして赤の輝きが激突した衝撃波が戦闘宙域を揺らす…

  • 85二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:54:34

    >>84

    禍々しい赤い光と、紫を纏う青い光。

    激突する2つの輝きの中で、2体のブルキャノンは激しい鍔迫り合いを続け、ジュンはリリーに向かって必死で呼びかけていた。

    ジュン「ようやく2人きりで話せるなリリー!!」

    リリー「願い下げだよ!!今のジュンと…スペースノイドの駒に成り下がったジュンなんかと話す事なんてない!!」

    ジュン「兄ごっこしてる情けねぇ男の次はスペースノイドの駒か!!見ないうちに罵詈雑言のレパートリー増えたなぁ!!」

    リリー「っ…どの口が…!!」

    ジュン「ああそうだ!!


    俺はずっとお前達の事を見るのが怖かった!!」


    リリー「………え…」

    ジュン「俺は…俺はずっと隣にいるお前達から目を逸らして…ジオンへの怒りで全てを誤魔化してた…!!そうでもしないと俺は戦士でいられない気がした…!!お前達が戦場にいるのは…ジオンを憎んだ俺について来たからだって思うとお前達と目を合わせるのだって怖かった!!」

    …それはかつてジオンへの怒りだけが心を支配していた時のジュンの心の中に小さく燻り続けていた罪悪感だった。あまりにも怒りの色が強過ぎてリリーにすら見えなかった、ジュンが隠し続けていた心の一欠片だった。

    リリー「ち…違う…私達が連邦に入ったのは…わ、私達自身が…」

    ジュン「それでも怖かった!!中将閣下からスパイとしてサイド6に潜むように言われた時は正直安心すらしていた!!お前達の顔を見なければこの罪悪感も消えるだろうって!!…そんな俺がさ…スペースノイドに恋して…連邦裏切って…へへ…言葉にするとひっでぇ奴だな俺…」

    リリー「…ジュン…」

    ジュン「だけど…ホントに好きになっちまったんだよ…こんな俺でも本気で人を好きになりたい…やり直したいって思えたんだよ…だから…!!


    俺はもう目を逸らさねぇ!!

    この宇宙の片隅で出会った最愛の人からも…ずっと目を逸らしてきたお前達からも!!」


    ジュンの決意に応えるように赤いツインアイを輝かせるブルキャノンの輝きが増し、剣と盾を振るってブルキャノンⅡを弾き飛ばした次の瞬間、


    ブルキャノンⅡが纏っていた禍々しい赤い輝きがかき消される。


    リリー「あっ…」

    まるで頭の中のモヤが晴れるような感覚がリリーが覚えた、その直後、


    ブルキャノンの背後から飛びかかったオイランゼンの振るうヒートシミターの一閃が、ブルキャノンⅡの頭部を跳ね飛ばした…

  • 86二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:10:02

    >>85

    ニャアン『…?』

    ブルキャノンⅡの頭部を跳ね飛ばした、そう思った時、


    ニャアンは何故か小さな港にいた。


    本物の海なんて見た事ないのに、何故かそれが地球の海だとすぐに分かった。

    きょろきょろと周りを見渡すニャアンだったが、彼女は港の端場の先で泣く少女の姿を見つける。銀と黒が混じった、どこかで見た事があるような雰囲気の少女の姿を見て、ニャアンはここがどういう場所なのかを察し、彼女の元まで歩み寄り、屈んで声をかける。

    ニャアン『…どうして、泣いてるの?』

    ???『ずっと…ずっとジュンを待ってるの…でも…ジュンは貴女の事が大好きだから…私の事なんて嫌いなんだ…二度と地球には帰ってこない…!!』

    ニャアン『…私も、ジュンが大好き。でも、ジュンは地球に帰らない訳じゃない…貴女の事も、大好きなんだよ?』

    ???『嘘っ!!私の事都合のいい嘘で誤魔化そうとして…!!』

    ニャアン『…じゃあ、私の心を読んでみて』

    ???『…え…いいの…?嫌なもの、見ちゃうよ…?』

    ニャアン『ジュンは貴女に全部話したから、私もそうする…それで、心を全部読んだら…仲直り、しよ?』

    ???『………』

    少女は恐る恐るニャアンに額を合わせて目を瞑り…はっと目を開いて、泣きながら笑顔を浮かべる。

    ???『っ…ホントだ…ジュンは…貴女は…ホントの事を…言ってくれてた…!!』

    ニャアン『…勿論。私は…ええと…ジュンの、マヴだもん』

    微笑むニャアンと、泣き笑う少女。2人のいる景色は光の中に消えていく…

  • 87二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:41:04

    >>86

    …誰かが呼ぶ声が聞こえ、ニャアンはハッと目を覚ます。

    ジュン「ニャアン!!おいニャアン大丈夫か!?」

    ニャアン「…う…うん…ごめん、ちょっと緊張の糸が切れて…あ、それよりリリーさんは?」

    ジュン「そっちも声かけてんだけど、返事がなくてよ…赤い光も収まったから多分大丈夫だと思うが…」

    リリー「……ん…」

    ジュン「っ!!リリー!!平気か!?」

    リリー「…人の事蹴っ飛ばしたり体当たりしたり切りまくったりして言うことがソレ?ジュンってひっどい男だよねー」

    ジュン「しょーがねーだろクラバなんだから…いや、まぁひどい男は否定しようがねぇっつーか…その…今までずっと、ごめんな」

    リリー「……いいよもう。なーんかすっきりしちゃった。これからはムシャクシャしたらまたジュンにケンカふっかけよっかなー?」

    ジュン「……おう。そん時はいつでも相手してやる」

    リリー「…えへへっ、ホント真面目だなぁ…」

    ニャアン「あ、あの、リリーさん!!私…!!」

    リリー「…『ニャアンちゃん』」

    ニャアン「…!!」

    リリー「……考え直すなら今のうちだよー?こーんな女誑し女泣かせ女の敵の三拍子揃った男に捕まったらぜーったい苦労するよー?…なーんて、言っても効かないよね?」

    ニャアン「…うん。多分私も同じぐらい彼を困らせるから…特別にその辺は許してあげてる」

    ジュン「おぉいそんな人をダメ男みたいに…」

    ニャアン「結構ダメ男だもん、ジュン」

    リリー「ねー?」

    ジュン「…?なんか、2人とも仲良くなったか?」

    リリー「あはっ、女の子ってそーゆものだよ♪」

    目元にこっそりと涙を浮かべ…しかし、これまでになく朗らかな笑顔で、リリーは笑う…

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:42:29

    ガンダム・オイランゼン
    サイド6にて独自開発されたガンダムタイプ。
    形状はジークアクスに極めて近いものの外装フレームが軽量化に伴い一際細く、カラーリングは黒紫が基調となっている。
    『MAV戦術におけるブルキャノンとの連携』に特化して作られており、ブルキャノンが苦手とするオールレンジ攻撃や特殊弾及びジャミングの無効化、力押しの白兵戦で生じる僅かな隙を埋めるピンポイント攻防を得意とする。
    しかしこの機体の最大の特徴は武装よりもエル・サルバトーレの擬似サイコミュを基礎として作られた全く独自の制御補助システムにある。ブルキャノン試作1号機のパイロットであるジュン・ファンボイの戦闘データを組み込んだ戦闘補助機能は乗り手によって性能が大きく変化してしまい、優れたパイロットやニュータイプでも特定の適性が欠けている場合独自の兵装が全く使い物にならないという乗り手を選ぶ仕組みになっている。サイド6MSパイロットに対して行われた適正試験によって判別した平均適性率が25%を下回る程に低い中、ジュンと共に苦難を乗り越えて来たニャアンは適性率98.9%という驚異的な数値を叩き出しており、ジュンとの連携によって数字以上の機体性能を引き出す事に成功した。
    機体名のオイランゼンはベトナム語のオイ・ラン・ゼン(隣人)から来ており、ジュンの隣で戦う事を決めたニャアンが名付けた。

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:43:09

    武装一覧
    ・ヒートシミター
    歪曲した細身のヒートソード。
    細身ながらもかなりの強度を誇り、刺突によるピンポイント攻撃や相手の防御をすり抜けるスナップを効かせた斬撃など、テクニカルな白兵戦を行う事が可能。

    ・リトルシールド
    ジークアクスの盾を一際小さくしたような小型の盾。
    ヒートシミターとの併用を前提に極限まで軽量化されており、更には後述のペタルビットを連結して実体剣として扱う事によってブルキャノンのような剣と盾の二刀流を可能にする。

    ・ペタルビット
    腰回り後ろに4機、背部スラスターに4機搭載された合計8機の小型シールドビット。腰に搭載されている時には追加ブースターとして使用可能。いずれもやや縦に長い紫色の水晶のような六角形の形状をしており、中央のブースター付きの黒いフレームに内蔵された擬似サイコミュとマニュアル操作の併用で一枚一枚が自在に宙を舞う。
    紫色の水晶を思わせる特殊金属は純粋な物理強度が極めて高く単体でも自在に操れる盾となり、場合に応じては遠距離の対象を切り裂く剣にもなり得る。
    更にはビットそのものがビーム、電撃、ジャミング機能などのあらゆる障害に対して高い耐性を誇り、複数のビットでフォーメーションを組む事で攻撃を受け止めるバリアフィールド、ビームを反射するリフレクトフィールド、ホーミング機能を無力化する電磁波を生成するジャミングフィールドなどを展開出来、ブルキャノンが不得手とする広範囲からの波状攻撃や特殊兵器の影響を防ぐ事を可能にしている。
    また、ニュータイプのオールレンジ攻撃に対してもブルキャノンと連携する事によって放ったビームをリフレクトフィールドで反射、拡散して攻撃の1発1発を撃ち落とすような超波状迎撃ビームを放ち圧倒的な制圧力を誇る。
    武装名のペタルは「花びら」を意味している。

  • 90二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:43:50

    リーラ・ゴーセブルーム
    ブルキャノン・ブラウリッターとガンダム・オイランゼンの連携によって発動する対ゼクノヴァ兵器。
    『紫の大輪』を意味する通りにオイランゼンが操るペタルビットが高速回転する事で作り出される紫の光の輪から発生される強力な電磁力を輪の中央にいるリッターモードのブルキャノンに纏わせ超磁力の反発によってブルキャノンを射出し、ゼクノヴァに激突した際の衝撃波で対象のエネルギー膨張を消滅される事が出来る。
    速い話がブルキャノンそのものを弾にしたレールガンのようなものであり、頑強なブルキャノンによる高速戦闘を得意としたジュンが弾役を、そのジュンを上手く補助出来るように軌道補正を出来るニャアンが射撃役をしないと姿勢制御が上手くいかず大惨事は免れない。
    基本的な役目はゼクノヴァの消滅だが単純な突進技としても強力であり、弾役のジュンの負荷を無視すれば理論上はムサイ10艦を縦に貫通出来る。

  • 91二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:54:42

    このレスは削除されています

  • 92二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:56:06

    …ニャアンさん、いえ、ニャアン様。
    貴女前世か転生前にJOKER太陽星団で「クローソー」とか「チャンダナ」とか呼ばれてませんでしたか?

  • 93二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:13:43

    >>92

    この世界のニャアンはマジでファティマ並に騎士を支えている…(ファイブスター物語は未履修故にちょい調べてみましたがおおう…と唸る要素がありました…)


    ジュン(…でもなぁ…ニャアンがサポートコンピューターだとしたら…戦闘以外の普段はすっげぇポンコツで不便だろうなー…)

    ニャアン「……ジュン、今すごい失礼な事考えたでしょ」むすーっ

  • 94二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:39:59

    >>79

    多分ニャアンにバレないようにこっそり買ったのに何故かバレてるやつ


    ジュン「くそっ…なぜいつもいつもバレるんだ…」絶賛正座中

    ニャアン「なんでいつもいつもバレるのに必要のないもの買うのかな…」ジト目

    ジュン「いや違うんだニャアン、豪華版と通常版の違いはあまりにも大きくて…」

    ニャアン「………」ジト目

    ジュン「う……わ、分かった、来月給料入ったらこの前ニャアンが気になってた猫カフェ行こう!!勿論俺の小遣い分からのおごりで!!どうだ!?」

    ニャアン「………まぁ、許す」

    演歌「あー…俺もよく出費の諸々のケジメとして色々連れてったっけなぁ…」

    看守「…今度母ちゃん連れてどっか行くか…」

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:45:30

    >>93

    よ う こ そ 沼 へ

    タチの悪いはさておき、先日刊行の第十八巻(連載39年目…)でチャンダナ(表紙のファティマ)にニャアンをダブらせたのは確実にこのスレの相乗効果ですw

    そして、演歌繋がりネタとして…今や演歌の大御所となった長山洋子様が1989年版劇場版の主題歌を歌っておられるのですよねー

    もしかしたらジュンとニャアンも「瞳の中のファーラウェイ」聴いてるかも知れませんねー…

  • 96二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:55:11

    >>93

    マチュにラキシス(白)

    ニャアンにクローソー

    コモリ少尉殿に(消去法で)アトロポス

    …の、運命の三女神ファティマスーツという妄想が…

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:59:10

    >>95

    連載39年…!?

    ちょいと歌も聞いてみましたが良い曲です、2人はブルキャノンの足元で優先イヤホン片耳ずつにつけて聞いてそう

  • 98二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 00:01:36

    >>97

    もうちょっと進展したら1989劇場版のキービジュアルみたいに…

    最後が「もう一人でいる自由なんて欲しくない、二人なら」ってもう、ねえ、これ、二人の未来じゃないですか…

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 00:03:09

    >>97

    優先×

    有線○

    >>98

    未来であり今…!!(本編始まっても書き続けたいです)

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 00:35:11

    >>99

    あの作品も、五十六億七千万年くらい行ったり来たり(更に別宇宙や地球まで)するので、未来も今も過去もごった煮なんです…

    演歌「え! あのヨーコ・ナガヤマが演歌以外も歌ってたのかよ!?」

    ジュン「演歌の旦那なら知ってるかなと思ったけど、やっぱり演歌以外は想定外かぁ」

    演歌「まあ、全集つっても演歌全集になっちまうからな俺の場合。こりゃあ俺より嫁さんの方が好きそうな曲かもな」

    ジュン「奥さんこーゆーの好きなん?」

    演歌「旧世紀のJ-POP全般な。大学進んでそっちの研究もしてたって言ってた」

    看守「ホントおめーそんなお嬢様どうやって女房に出来たんだよ」

  • 101二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:07:25

    朝保守

  • 102二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:38:11

    >>100

    演歌さんの若き日とか絶対波瀾万丈だろうなぁ…

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 12:30:37

    >>102

    さてさて

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 12:43:57

    この一連の流れ全て見終わったイズマ・コロニーの人々の反応も知りたい、酒場の観客達最初のうちはニャアンとリリーのやりとり見ててキャットファイトだガハハとか笑ってたけど話を聞くにつれてあれ…これ茶化せるレベルの話ではない…?とかなってそう。最後には和解してたみたいなのでほっとしてそう

  • 105二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 15:14:47

    >>104

    地球とかサイド3でも局所で放送してるかもなので各陣営の技術者が見て宇宙猫になってるのはありそう

  • 106二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 15:23:45

    これ観て『はえー、サイド6ってこんなレベルの高いバトルやるんすねー』ってなる各地の人々と「んなわけあるかぁ!」ってなる一般クラバ参加者(いいとこザクぐらいしか出せない)みたいな構図になるんだろうか

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 16:13:38

    >>104

    リリーのゼクノヴァ未遂見てて思い出したんだけど、前スレで言及されてた「シュウジゼクノヴァ自爆未遂事件」(別名シュウジアンパンマン化事件)ってどんな流れでそうなったんだろ

    シュウジがそこまでやるってマチュが大怪我させられたとかそういうレベルの出来事がきっかけとしか思えないんだが

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 18:34:42

    >>107

    まだ大まかなイメージではありますが、

    シャリアさんとは別派のニュータイプ主義の過激派一派がジークアクスを操れるマチュに目をつけてジークアクス諸共拉致未遂→間一髪の所でシュウジが助けに入るも対ニュータイプ兵装的なものでマチュが意識を失う→その間に過激派の研究施設などを調べているとニュータイプに対する洒落にならない人体実験などが行われている事が判明(本世界の宇宙世紀の強化人間とか別世界のブーステッドマン並に酷い扱い)してそれをマチュにもしようとしてたと知ったシュウジブチ切れ→マチュが目を覚ますもシュウジは過激派の本拠地に踏み込み2度とマチュやニュータイプ達がこんな目に遭わないようにと赤いガンダム諸共過激派をゼクノヴァで跡形もなく消し炭にしようとしていた→慌てて止めに入ったマチュの必死の説得&ジークアクスが引き起こしたゼクノヴァに近い輝きで相殺しシュウジの自爆は不発に終わり、1人で無茶をした事に怒ったマチュのガチビンタ30連発をくらう

    こんな感じのイメージです

    因みに事件に関わった過激派は逃げ出した所を絶賛始末屋やってた頃のジュン兄が操るブルキャノンによって脱出艦諸共消し炭にされ、行き過ぎたニュータイプ主義者達が全くニュータイプの素質のない地球生まれのパイロットに始末されるという皮肉な運命を迎えました。

    また、シャリアさんはこういう危険な事が2度とないように保護する意味もかねて2人を軍属へ誘ったというイメージです。

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 20:34:38

    イズマ・コロニーの命運をかけた連邦とのクランバトルは、ジュン達イズマ・コロニー側の勝利で幕を閉じた。この結果をリアルタイムで見守っていたコロニーの人々は歓喜し、敗北した側の連邦軍幹部達もゼクノヴァによる大事故という結果を免れた為にどっと疲れた様子でありながらも心の内では緊張の糸が切れたようにどこか安心していた。
    青と紫のガンダムは、戦いを終えて頭部ユニットを破壊された2機のブルキャノンⅡに肩を貸して連邦軍旗艦へと向かい、旗艦直衛を勤めていたフィンのブルキャノン試作2号機と随伴機達に2人を引き渡す。
    ジュン「よっ。勝ったぜフィン」
    フィン「相変わらず君の生命力はバケモンだなぁ…スパークミサイルぶち込まれてから3日後にこんな大立ち回りする奴は初めて見たよ…」
    ジュン「俺の生命力を舐めんなよ?こちとらハイパーバズーカ10数発モロに喰らって生き延びた男なんだからよ」
    フィン「あはは、そういやそうだった……ありがとね、ジュン。リリーの事、助けてくれて」
    ジュン「いーよ。元はと言えば俺が撒いた種みてーなもんだし」
    リリー「その種の責任を取らないで宇宙で暮らすっていうんだからホント女泣かせだよジュンは。ねー、ディル?」
    ディル「ああ。こいつはいつか女に刺されてくたばるだろうな」
    ジュン「おぉい人生大一番の決意の告白かました男に対して縁起悪さるだろそのくたばり方は!?」
    ふざけたように話す4人の通信を聞いて、ニャアンはどこか嬉しく、そして少し羨ましい気持ちになる。
    ニャアン「…やっぱり、皆はジュンにとって特別なんだね。こんな楽しそうなジュン、久しぶり」
    ジュン「ん……まぁなぁ…地球からの腐れ縁だからなぁ…」
    リリー「えへへー」
    照れくさそうに呟くジュンの言葉を聞いてリリーが嬉しそうに笑っていると、2機のガンダムの無線に穏やかな男性の声音が響く。
    中将「こちら連邦軍旗艦。聞こえているかな、ジュン・ファンボイ、それから、新型ガンダムのパイロット」
    ジュン「っ!?中将閣下…!!」
    ニャアン(中将閣下って…ジュンにブルキャノンを託した人…?)
    中将「今回の件で直接例を言いたい。良ければこのまま旗艦に来てくれないか」
    通信を聞いた2人は、思わず互いのガンダムで顔を見合わせる…

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 20:35:09

    >>109

    連邦軍旗艦MSガレージ

    戸惑いながらも中将の申し入れを受けた2人は損傷したブルキャノンⅡに肩を貸しつつ連邦軍旗艦のMSガレージに着艦してそれらを整備班の方へと送り届けてから中将の到着をそれぞれの機体の足元で隣り合い待つことになるが、その間2人は手の余った整備兵や旗艦待機中のパイロット、果ては一部の上官達から奇異の目で見られていた。

    ジュン「…ま、そりゃあ裏切り者の蒼い騎士だもんな…悪いニャアン、ちょっとだけ我慢しててくれ」

    ニャアン「うん、大丈夫」

    …ジュンとしては裏切り者の試作1号機とその随伴機のパイロット故に睨まれていると思っており、確かにそういう目で見る者達もいるにはいた……のだが、実際のところ大半の者達は、なんなら睨んでる者ですら憎しみとは別なことを考えていた。


    整備兵(おー、すげぇ。これが全世界に向けて愛を叫んだ2人か)

    パイロット(よくもまぁあんな恥ずかしげもなく叫ぶもんだよなぁ…)

    上官(全く近頃の若いもんは風紀が乱れとる…いやまぁ愛を伝えずに破局するよりは全然いいんだがそれにしたって節度を…)


    そんな面々の内心を知らずに2人が待つこと数分、メインブリッジから中将、指揮官、士官長、更にはブルキャノンⅡから降りたリリー達と幹部達までもが2機の足元の2人へ歩み寄る。

    中将「すまない、待たせたね」

    ジュン「…閣下」

    咄嗟に貴族への礼をしようとするジュンを見て中将はそっと掌を翳してそれを止める。

    中将「いいさ、今の君の立場上私に礼をするのも複雑な話だろう?」

    ジュン「あっ…すいません、つい癖で…やっぱそう簡単に変われないもんですね、あはは」

    中将「…いいや、君は変わったよ。いい意味でね」

    照れ隠しのように笑うジュンに対して、中将は優しく微笑む…

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 20:36:00

    >>108

    しかし…タマキおかんがよく了承(というか諦め)したなぁ…

    市長とカムラン補佐官から頼み込まれたのか…

  • 112二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 20:36:13

    >>110

    中将「改めて…君達には礼を言わせて欲しい。対戦相手の大元の立場でこんな事を言うのもおかしな話だが、君達の勝利によってサイコミュ暴走という最悪の事態による災害を防ぐ事が出来た。君達の尽力に、心から感謝するよ、ありがとう、ジュン・ファンボイ…それから…ニャアンちゃん、で良かったかな?」

    ニャアン「あ、い、いえそんな…(あれ?なんで私の名前…)」←告白で聞かれてた

    ジュン「勿体なきお言葉…ってのも軍属らしさが抜けてませんかね、あはは」

    指揮官「そうでもないぞ。かつての貴様なら…冷酷な蒼い騎士ならば賛辞など受けても顔色一つ変えず戦場に赴く事だけを考えていた筈だ」

    ジュン「…指揮官」

    冷たく言い放つ指揮官はじろりと2人を睨み、ニャアンは慌ててジュンの影に隠れる。

    指揮官「…まさか本当にこんな難民のガキに入れ込んで軍を…伯父上への恩を忘れて裏切るとはな。お前はこれからもスペースノイドの傀儡として生きていくつもりか?」

    中将「よさないか、今はそういう場じゃない」

    指揮官「しかし伯父上!!」

    ジュン「俺の新しいブルキャノンの名前。ブルキャノン・ブラウリッターって言うんですよ」

    指揮官「……なんだと?」

    ジュン「俺なりの戒めです。蒼い騎士だった時の俺を忘れるつもりはありません。俺を取り立ててくれた閣下の事も…ブルキャノンを生み出してくれた指揮官殿にも、感謝してます。


    その上で、俺は今守りたいものの為に戦っていくつもりです」


    指揮官「………」

    中将「…そうか…君は、蒼い騎士の名を、これからも背負ってくれるのか。うん…その言葉が聞けて良かった」

    ジュンの決意を彼自身の口から聞いた中将は安堵したような笑みを浮かべ、不愉快そうに眉を顰める指揮官もそれ以上は何も言わなかった…

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 20:54:42

    >>112

    ジュン「…あっ、そういやそちらの方はどなたですか?他の方々は連邦にいた時になんとなく見覚えあったんですけれど…」

    指揮官「…そいつは私の後釜だ。ブルキャノンⅡ…お前と戦ったリリー大尉達が乗ってたMSの開発設計者だよ」

    士官長「……どーも。君の言う所のブルキャノンのパチモンの開発者です。以後お見知りおきを」

    ジュン「えっあっやべっディルとの会話聞いてました!?あーいや別にそんな悪く言うつもりはなくて!!」

    ニャアン「MSに乗ってる時のジュンって口悪いもんね」

    士官長「…取り繕わなくて結構さ。今回負けたのは純粋に技術力で上を行かれ…そして蒼い騎士とその…隣人?の力を見誤っていた故の敗北だよ。笑えばいい」

    ジュン「いや別にそんな……あ、でもそうだ、これだけは言いたい事あったんだ」

    士官長「…なんだい?」

    ジュン「あの新しいブルキャノン。


    正式採用するならガンダムフェイスにして下さいよ」


    士官長「…?いや、しかし構造的には索敵能力に長けたキャノンタイプの頭部パーツの方が…」

    ジュン「違いますって!!そーゆーんじゃなくて…やっぱブルキャノンはあのガンダムフェイスじゃないと気合い入らないんですよ!!」

    士官長「ええ…?そりゃまた…随分感情論的な…」

    ニャアン「ジュンってそーゆー変なこだわりあるよね…」

    ジュン「いや重要な事だって!!やっぱブルキャノンはガンダムフェイスじゃないと…!!」

    やいのやいのと騒ぐジュンと呆れるニャアンを見てポカンとする士官長に、中将は声をかける。

    中将「ブルキャノン試作機を誰よりも上手く扱える男の意見だ、参考にしてみるのもいいんじゃないかね?」

    士官長「はぁ………まぁ…案外そーゆー考え方も時には大事…なんですかねぇ…?」

  • 114二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 20:57:45

    >>113

    あー、いー感じに緊張がほぐれていくぅ~…

  • 115二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:08:29

    >>113

    ペイン爺さん流石にここには来ないよな…

    スパイ当時の成果でコロニー公社のノーマルスーツや作業艇の位置知悉してそうだからあり得なくなさそうなのが怖いけど…

    でもここに来ると中将閣下とも遭遇できるんだよね…

  • 116二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:15:32

    >>115

    流石に今回は空気を読んで機構スパイの特務仕様軽キャノンを自前で改造したカスタム機を透明化させてスタンバってる程度で済ませてます、多分(帰ってきたら大騒ぎになるけどw)

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:17:00

    >>113

    リリー「…ね、ね、中将。そろそろ聞かないの?」

    中将の裾をちょんちょんとつまみながらひそひそと語りかけるリリーの声を聞いて、中将は2人を呼び出した本来の目的を思い出す。

    中将「おお、そうだった…ジュン・ファンボイ、それからニャアンちゃん、少しいいかな?」

    ジュン「えっ、あっはい」

    ニャアン「…?」

    目の前に来た2人に向き直った中将はこほんと咳払いをして2人に話し始める。

    中将「…君達はこれからもイズマ・コロニーで生きていくのだろう。コロニーではジャンク屋をしていると聞いたが…ジュン、君は刑務故に軍警の所属でもある。当然、これからも戦いに身を投じるだろう。


    ジュン・ファンボイ。君はこれから如何なる時もこの宇宙(そら)の世界に生きる最愛の人を守り続けると誓えるかい?」


    ジュン「……誓います。俺はこれからも…この宇宙で、最愛の人を守り続ける盾で居続けます」


    中将「…ニャアンちゃん。君の隣人はこれからも苦難に挑み続けるだろう。そんな彼の隣にいつまでも寄り添い続けると誓えるかい?」


    ニャアン「…っ…誓います。どんなに傷付いても、どんなに苦しくても、きっと私よりもずっと傷付く彼の隣人であり続けます」


    蒼い騎士とその隣人、隣り合う2人の真っ直ぐな瞳の輝きを見て、中将は一際優しい笑みを浮かべる…

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:19:09

    >>116

    殺る気満々じゃないですか…(汗

    つか普通にMS持ち出してるし。公社の作業艇より遙かに怖いわw

  • 119二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:36:48

    >>117

    リリー「ふっ…ふふふ…」

    フィン「ま…マジで言ったよ…すっごいストレートに…」

    必死で笑いを堪えようとするリリーとフィン、それどころかディルですら視線を逸らして息をコロして耐えている。

    ニャアン「…?」

    ジュン「…お、おい…結構俺真面目に答えたぞ?それをお前らそんな茶化すみたいな…」

    リリー「あはははごめん!!でもさっ、流石に思い切り良すぎでしょ!!


    全宇宙放送でこんな結婚式みたいに誓っちゃって…」


    ジュン「………へ???」

    ニャアン「………全…宇宙…???」

    リリー「………あ、あれ…?まさか2人とも…知らなかった感じ…?この一連のクラバってミノフスキー粒子撒いてないから…会話も筒抜け…だよ?」

    フィン「あー…成る程、まさか音も拾われてるとは思わなかったのか…」

    ジュン「ちょ、ま、待て待て待て…じゃあ何か…?俺達の戦闘中の会話…というか…」

    ニャアン「せ、戦闘前の…こ、告白…とか…も…」

    中将「あっはっは、いやぁ、若いっていいねぇ」

    指揮官「…因みに今の誓いも宇宙に伝わったぞ」指差す方にめっちゃ撮影してる報道陣

    ジュン「ちょっ、うおっ、何取ってんだあああああああああ!!!?」

    ニャアン「〜っ!!!!」諸々思い出して赤面大爆発


    …こうして、イズマ・コロニーと連邦の戦いは無事終わった。


    ただし、この戦いの報道において注目されたのは勝敗よりも、イズマ・コロニー名物のニュータイプバカップルに匹敵する騎士と隣人による宇宙規模の大告白や相思相愛の誓いの諸々であり、2人は暫くそれらの報道に振り回させる羽目になるのであった…


    連邦幼馴染編、完

  • 120二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:40:25

    >>117

    まさかと思うけど…公爵家の持つ無数の貴族称号その他諸々の中に縁のあるどこかの教会の「名誉職としての聖職者称号」とか入ってないよね?

  • 121二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:43:46

    無事連邦幼馴染編完結しました、ここまで読み進めて頂き感謝…!!
    本編でのニャアンの人間関係が全く分からず、なんなら本編の誰かと結ばれたりする未来も全然あるかもですが、今後とも蒼い騎士とその隣人が生きるこの小さな宇宙の物語をよしなに…!!(本編後も多分本編という燃料を糧にめっちゃ書きますしその上で本編ニャアンをめっちゃ応援します)

  • 122二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:54:34

    >>120

    同刻、軍警察本庁

    市長「くそっ!!やられた!!」悔しがる夜神月みたいなポーズ

    研究者A「な、何事ですか一体」

    市長「あの2人の結婚式の誓い的なのは私がやりたかったのに…!!」

    研究者B「そろそろあの2人にブチ切れ回されても知らんですよ???」

    市長「いやぁ…やっぱ声が拾われるの何も言わないのはまずかったかな?」


    同刻、ソドン

    シャリア「ふむ、いいですねああいうのも…アマテさんとシュウジさんで同じような事を…あ、お二人もどうです?」

    エグザベ「い、いえ自分達はまだ!!」

    コモリ「…そーゆーのは静かにやりたいです」

    シャリア「ははっ、それは失礼」

  • 123二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 21:55:41

    >>121

    乙でした まさか傷になりたいから盾になりたいになって最後は夫になるとは……

    本編がどうなっていくか分かりませんが今後も楽しみにさせていただきます


    (実はvsエル・サルバトーレ回とか>>108のシュウマチュ回とかエグザべ君の身バレ回とか色々期待してる者です)

  • 124二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:06:54

    >>123

    感謝…!!無事?添い遂げる道を選んだ2人を今後ともよしなに…!!

    エル・サルバトーレ戦は何かの過去回想でいけそうな気がします…書けるの遥か先とかになる予感はしますが…

    果たして何故かバレないエグザベさんの正体は今後バレるのだろうか…?

    シュウジアンパンマン事件は本編のゼクノヴァへの理解を深めて掘り下げるのも面白そうです…!!

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:12:59

    >>106

    4機中3機フルアーマーな上に両チーム一機ずつサイコミュ兵装(オイランゼンは擬似だけど)搭載してるのでクラバどころか戦時中のエース同士の最終決戦並みに激戦過ぎる…

  • 126二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:23:18

    イズマに戻った後のマチュのニヤニヤ顔があまりにも容易く想像できる…
    そしてギャグ調にニャアンにはたかれるw

  • 127二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:41:37

    「いやはやこれは…負けた側である我が連邦の将官が、勝利したサイド6のパイロットを賞賛する映像が地球圏全域に拡散されてしまったか…勝ち負けの鬱憤ももこれと”結婚式”である程度ガス抜きになった事だろう。しかし、クランバトルか。案外これを公営競技化する事で”パンとサーカス”のサーカスになるかもしれないな…」

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:42:24

    >>126

    軍警察本庁地下ガレージ

    無事帰投してブルキャノンとオイランゼンのコクピットから出てきたジュンとニャアン。降りた先にはによによしてるマチュの姿

    マチュ「おっかえり〜♪ファン兄ちゃん、ニャアン♪」

    ジュン「……おう…マジでアレ全部報道されてたのか…」

    ニャアン「も…もう街を出歩けない…」

    シュウジ「アレだけの告白をしておいてそんな気弱な…」

    ニャアン「しちゃったからでしょ!!」

    ジュン「まさか全世界どころか全宇宙とは思わねえじゃん!?」

    マチュ「私は感動したけどなぁ〜♪熱烈な愛の告白…」

    ニャアン「……ジュン、ベルトのレンチ貸して」

    ジュン「ほらよ」つレンチ

    マチュ「えっ、ちょ、目がマジ過ぎるって!!ごめんごめん嘘嘘!!ホントにいい告白だったってばー!!」迫るニャアンからダッシュ逃げ

    シュウジ「…お互いお転婆なお姫様がパートナーだね」

    ジュン「ホントになぁ…」

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:43:58

    >>127

    地球内でのMS戦試合なんかも流行り出す…のか…?

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:54:44

    >>128

    地上に上がる時にそのレンチちゃんと回収しとこうね…次のターゲットは間違いなく市長だからw

    これでニャアンにもイズマ市民権―――難民保護登録ではない正規のそれくらいは付与される…よね?

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:04:11

    >>130

    現状唯一オイランゼンの力を引き出せるパイロットを難民状態にしてるとコロニー側も色々困るので市長が根回しして正式な市民登録してくれそう(それはそれとして暫く市長は2人から恨まれるけれどw)

  • 132二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:17:14

    >>129

    利権が絡んだら動きそうなおじさんは居そうw

    それはそれとして、退役MS乗りに土木作業だけじゃない晴れ舞台はどっか与えられて然るべきだと思う。

    ただ、地上でやるとマジモンのロボットプロレス(立体機動は難しい)になるしかないのよね…まあ、それはそれで迫力ありそうだけど

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 00:30:30

    >>131

    これで公認クラバの公営競技扱いなんかやってたらブルキャノンで追い回されていた事だろう。

    タマキおかんの一本背負いと三角締めは結果的に市長の命を救ったのだ、多分。

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 07:07:35

    朝保

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 07:36:22

    >>134

    保守感謝+今夜からは暫く次の長編前に備えて?暫くギャグ寄りな日常会予定です

  • 136二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 08:12:10

    日常回も楽しみにしている俺がいる

    なんか最近市長の声がこの人の声で脳内再生されるようになった(時々やらかすところも含めて)

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 10:38:00

    こち亀BGM流しながらサイド6市役所にカチこんできそうなファンボイくん

    「市長のバカはどこへ行ったぁ!」
    「ちょっとキリマンジャロに登頂してくると言って出ていきました!」

  • 138二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 10:51:07

    >>108

    これ過激派の残党若しくは残した技術が後々一騒動起こしそうですね……


    これ調査を担当していたエグザべ君が拉致されるとかで最終的にジュンに正体バレそう

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 12:54:52

    >>138

    あっ、或いは研究対象にされてた子供(幼稚園児くらい)が施設脱走してなんやかんやあってエグザべ君に保護されるのもええで

    偶々街連れて歩いてたところをコモリ少尉に見つかって「誰に産ませたオイゴルァァァ!!」って誤解のシャイニングウィザードくらうんだ


    で誤解が解けて3人で歩いてたら今度は「ご家族ですか?」って店員あたりに誤解されて顔真っ赤になるんだ

  • 140二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 13:34:25

    >>138

    >>139

    捕虜になって殴られるかコモリさんに殴られるか…(個人的には後者を見られてマチュ達にによによされて欲しい)

  • 141二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 15:11:56

    「馬ッ鹿野郎!!俺達が捕まえてこいと言われたのは"牧場"から逃げ出したガキだろうが!関係ねえヤツボコって連れてくんじゃねぇよ!?」


    「で、でもよ兄貴……下手に死体を残したらそこから足が付きそうだし、だったらいっそ宇宙で始末しようかって」


    「クソが!!大将になんて言い訳したら……」


    「その大将から入電ですぜ、リーダー」


    「ッ、貸せ!!ハイ、はい、申し訳ありませんが実は今問題が……え?で、ですが"解体"はガキの身体の方が楽なんじゃ……ハイ……りょ、了解しました」


    「…………兄貴?」


    「プラン変更だ。『そのジオンのニュータイプを"工場"まで連れてこい』だとよ」


    「え!?こいつニュータイプだったんすか、っていうかジオン?!」


    「当初の依頼と違うみたいですけど、良いんすかリーダー」


    「構わねえよ、向こうが言ってるんだ……『所詮骨と肉を削いでしまえば"部品"であることに大差はない』ってな」


    >>108>>138>>139から地獄みたいな展開が出力されてしまった件

  • 142二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 19:01:13

    >>138

    >>141

    当たらずとも遠からずな後の展開を考えてましたが予想斜め上みたいに地獄になりそうなのでちょいマイルドに修正予定です(この展開の地獄も気になるには気になるものの処理し切れない恐怖)

  • 143141です25/03/19(水) 19:40:31

    >>142

    お目汚し失礼いたしました

    簡単に言うと自分が思い描いてたのは「人工的に養殖して手術で作ったニュータイプをアイン・ダルトンみたいにしてビットやらバグやらに片っ端から搭載しようぜ」的な研究です(ガチ地獄)


    なのでマイルドにしていただけるとありがたいです……感謝

  • 144二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:08:02

    >>143

    よりによってバグなのが過激派らしさを感じさせて凶悪…!!

    マジでヤバい計画やら開発を進めてた方々は始末屋時代のジュン兄とかベイン爺さんに始末させた事にしておきましょう…(こういう時2人がいると何かと治安が良い)

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:31:28

    >>144

    多分演算機能向上とか本体がやられても単独で行動できるようにするとかそういう目的ですねクォレハ……

    脳味噌がニュータイプのものだからミノフスキー粒子を撒かれても互いに通信出来て連携可能


    なお「私がしんでも代わりはいるもの」レベルの扱いの模様

  • 146二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:31:31

    本編後第5話
    サイド6宙域で発生した戦闘によって生じた被害の損害賠償や現在拘束中の統一機構スパイの釈放などを賭けて行われたイズマ・コロニーと連邦軍によるクランバトルは新たな装いとなって力を増したブルキャノン・ブラウリッターを操るジュン・ファンボイ、そして彼と共に戦う事を決意してガンダム・オイランゼンに乗り込んだニャアンの活躍によって無事コロニー側が勝利し、過去の出来事から関係が拗れてしまっていた連邦の仲間達とジュンの仲も激突の末に絆を取り戻す事が出来、概ね万事解決といった状態であった…のだが、
    クラバに勝利した当人達は現在進行形で別の問題に直面し、ジャンク屋裏のリビングのテレビを見ながら頭を抱えていた。
    テレビ『…と、言うわけで今週の注目ワードはこちら!!あのクラバで放った2人の熱い告白です!!』

    ジュン「俺、この子を愛してるんだ。この宇宙の片隅で俺に命を全うする事に地球も宇宙も関係ねぇって教えてくれたこの子を、心の底から愛してるんだ」

    ニャアン「私だってジュンの全部を愛してる!!
    優しさも、歪みも、弱い部分も!!
    全部全部愛してる!!!!貴女みたいに歪んだ部分を気色悪いなんて斬り捨てない!!!!」

    キャスターA「いやぁ、何度聞いても情熱的ですね…」
    キャスターB「イズマ・コロニーには既に名物カップルがいますがそれに負けないぐらいのry」
    ニャアン「…」俯きながら無言でテレビ消す
    ジュン「い…いやぁ…我ながらだいぶガチで告白してたな…あ、あはは…」
    ニャアン「……身を投げるなら静かで綺麗な水辺がいいな…」遠い目
    ジュン「こらこらこら早まるなって!!いやまぁ現状どこ歩いてもめっちゃ冷やかされて歩くどころじゃない有様で参ってるのは分かるけどさ…ま、まぁほら、何事もなく潜んでりゃその内皆んな忘れ……」

    マチュ「ファン兄ちゃん、ニャアン!!ちょっと助けて!!

    ウチの高校の学園祭で役者やって欲しいの!!!!」ドアバーン

    ジュンニャアン「「帰れ!!!!」」
    シュウジ「息ぴったりだね」

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:42:11

    >>146

    テーブルで向かい合うシュウマチュ&ちょっと不機嫌なジュンニャアン

    ジュン「……で?なんだって?役者?俺とニャアンが?」

    ニャアン「…なんでまたこんな時に…」

    マチュ「いや、こんな時だからこそというかなんというか…」ごにょごにょ

    シュウジ「マチュの学校で毎年恒例の学園祭があるんだけど、今年の学園祭が取りやめになりそうになってるんだよ。なんでもこの前の連邦の攻撃やらクラバやらで大変な時にお祭りだなんて不謹慎だって学校の…ぴーてぃーえー?さんが文句言ったらしくて…」

    マチュ「でもこの学園祭は皆んな楽しみにしてたの!!急にそれを取りやめなんて酷いって学園長に直談判したんだけど、『実利も見込めない以上PTAの意見を無下には…』なんて言うからアッタマ来て…!!それなら確実にお客を呼び込めるようにゲストを用意しますって約束したの!!」

    ジュン「…そのゲストが…」

    ニャアン「…私達……一応聞くけど、理由は?」


    マチュ「そりゃあもう今1番宇宙で拡散されてるカップル見たさにお客さん呼び込めるの間違いなしだもん!!」満面の笑み


    ジュン「よーしニャアン塩持ってこい!!岩塩でいいぞ!!!!」

    ニャアン「ん、はいジュンの分」クソデカ岩塩

    マチュ「あーやめてやめて石を投げないで!!そんな暴力的な事していいんですかー!?」頭守りながら屈んでる

    シュウジ「賑やかだね、コンチ」頭の上のコンチに話しかけ

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:55:53

    >>147

    マチュ「シュウジーッ!!2人が私に暴力振るってくるー!!」嘘泣きしつつシュウジに抱きつき

    シュウジ「よしよし…2人ともマチュに何度も助けられてるんだから、恩返ししよ?」

    ジュン「だーれが客寄せパンダなんぞやるかボケナス!!!!よりによって何してもクッソ目立つだろうになんでわざわざ役者として呼び出すつもりだったんだよ!?」

    ニャアン「だ、大体そういうのがなくても役者なんて無理…!!セリフ覚えるのも人前で演技も絶対出来ない…!!」

    マチュ「大丈夫だって!!本番まで充分に練習出来る時間はあるし、演劇部の皆んながフォローするし…学園祭当日は特別に自由に学校回れるし2人からは出し物のお代もとらないから!!ニャアンも学校生活憧れてたでしょ!?」

    ジュン「……ニャアン、学校行きたいか?」

    ニャアン「う…それはちょっと気になる…けど…」

    ジュン「う、うーん…そっか…いやでもなぁ…今この時期ってのがなぁ…」

    シュウジ「…ファン兄ちゃん、耳貸して」

    ジュン「おん?」


    シュウジ「…受けてくれたらマチュに頼んでニャアンにサイズ合う学校の制服あげるから、それをニャアンに来て貰って楽しんでいいよ」ひそひそ


    ジュン「………


    よっしゃやるかぁ!!役者ぁ!!!!」


    ニャアン「…?急にやる気になった…」

    マチュ「うーん…筋金入りだなぁファン兄ちゃんは…」

  • 149二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 21:24:44

    こ の お ば か

    ……待てよ、制服って学生服以外にもあるよな婦警とかスチュワーデスとか諸々
    それもストライクゾーンなのか?

  • 150二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 21:51:29

    >>149

    演歌「どーゆー風の吹き回しでそんな依頼受けたのかと思ったら…欲望に忠実過ぎるだろオメー…」

    看守「大丈夫なのかよ、女子高生なんて制服着てる女の子ばっかじゃねーか。うっかり目移りしちゃってニャアンちゃんに愛想尽かされても知らんぞ?」

    ジュン「あのな…別にニャアン以外が制服着ててもいいってもんじゃねぇのよ…俺は制服そのものが好きなんじゃねぇんだよ…


    制服とか非日常的な特別な服を着てたりそれで照れたりしてるニャアンが好きなんだよおおおおおお!!!!」


    演歌「性癖のフレイザードみてぇな事言うじゃん」

    看守「まぁつまるところニャアンちゃんが制服着てるのが好き好き大好きだと」

    ジュン「はい!!!!」素直

  • 151二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 21:57:22

    >>150

    芝居と言うコトは演劇部が絡む

    演劇部には衣装たくさん

    …あとはいうまでもないな?

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:04:46

    >>151

    ※どストライクは制服ですが基本的にニャアンが着てる特別な服装なら基本ストライクゾーンです


    演歌「どうしてこうなるまでほっとかれたんだお前のヘキは…」遠い目

    看守「軍属からずーっと戦い続けで発散する暇もない頃にニャアンちゃんに出会って色々滅茶苦茶に大爆発したんだろうなぁ…」遠い目

    ジュン「あぁんなんだその目は!!!!どーせおっさん達も若い頃は色々こじらしてたんだろ!?」

    演歌「いやぁそれはホラ」目逸らし

    看守「若さ故にとか色々あるじゃん?」目逸らし

    シュウジ「軍警察所属の人達は色々こじれてるんだね」

    アラガ「違う違う、そうじゃない」

    ラゴウチ「全くもって風評被害だよ」

  • 153二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:26:04

    >>152

    演歌「まあ軍警自体が一年戦争の後で急拡大したせいで色々面倒なのは事実だがな」

    看守「そうそう。俺もコイツらも全員元は警察の機動隊や武装警官隊からの移籍組」

    アラガ「俺も元は機動隊。今は看守のこちらのお方も当時は怖い怖い格闘戦指導教官殿」

    ラゴウチ「俺なんか最初は交通機動隊で、その時の指導役が今じゃ軍警MS交宙機動隊のトップエース」

    シュウジ「じゃあ、みんな昔はふつうのおまわりさん?」

    一同『応よ』

    マチュ「じゃあなんで皆MS乗れるの?」

    演歌「一年戦争がおっぱじまって、サイド6が中立宣言した時に”万が一に備えてあのモビルスーツの装備を想定した備えを!”って当時のサイド6政府危機管理監殿が”警察予備隊”設立と併せてモビルワーカーの免許取得を急がせたのさ」

    看守「俺は機動隊から”そう言う適性がありそうなヤツ”を選出する仕事で、免許取得組に選んだのが」

    アラガ「新進気鋭の若手だった俺と言うワケ」

    看守「まあ乗り物酔いしない体質だったのが大きいけどな」

    アラガ「酷っ!」

    演歌「で、昔のバイトの縁で航宙艇やMWの操縦も出来た俺が、一緒に連れてけと引率してのが」

    ラゴウチ「交通機動隊から晴れてMS乗りになった俺ってこと」

    演歌「まあ、俺は資格取った後は頼み込んで交通機動隊に戻ったけどな。一人目も生まれる頃だったし」

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:39:11

    >>153

    戦後とは言え今もジオンの派閥争いもあると考えるといつ荒事が起きてもおかしくないのでいざって時にMSで戦えるように警察が訓練して軍警察へなっていったって考えるとやっぱ戦争って大変だ…


    ニャアン「…そう考えると、純粋にずっと軍人だったのってこの中だとジュンぐらい?」

    ジュン「あはは、確かにそうとも言えるな」

    演歌「歳取ったらオメーがMS操作の指導役になりそうだな」

    看守「いいじゃねぇか、将来安定してるぞー?」

  • 155二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:41:20

    >>153

    ジュン「でもサイド6へのMS売却が始まったのって少し後だろ? MWの操縦免許持ってても最初はMSねーじゃん」

    演歌「そりゃおめぇ、最初はMWよ? ほれ(軍警塗装に急拵えのパトライト付けたMW2個小隊4機の整列写真)」

    シュウジ「え…?」

    マチュ「ちょwww」

    ジュン「なんだこれwww」

    ニャアン「なんか…カワイイ?」

    アラガ「あまり笑うなよ。これでジオンや連邦のMSに立ち向かうのか…って当時の先輩達は必死だったらしいぜ?」

    ラゴウチ「確か当初の出動は事故救援とか強制捜査の援護ばっかりでしたっけ?」

    演歌「らしいな。しかも操縦技術で評価した逸材ではあったがひと癖どころか二癖三癖もある連中でな。不法建築撤去で罵倒されたら”納税者だと思ってつけ上がりおってぇ!”とブチキレて、建物を木っ端微塵にしたヤツもいる」

    アララゴ『うわぁ…俺達よりヒデェや』

    看守「それでも、宇宙空間作業用のブースター付けたり機動的に使える盾とか電磁警棒とか装備もコツコツ開発して、MS導入がスンナリいったのは間違いなくあの管理監殿の強引さがあったからだな」

    マチュ「パイロットの質は今でもビミョーじゃない?」

    アラガ「なんだと!?」

    ラゴウチ「喧嘩売ってんのか!?」

    シュウジ「それ以上言うなら…」

    ジュン「まあまあまあ。性格はともかくウデはそんなに悪くねぇよ」

    アララゴ『なんだとテメェ!』

  • 156二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:49:40

    >>155

    演歌さん&アラガラゴウチは軍警ザクでフィンのブルキャノン試作2号機抑えてくれてたのでこの世界だと割と腕は中々に良い方かも…?


    演歌「そういや俺オメーのダチにコロされかけたぞ?お前がキャノン撃ち込むの数秒遅かったら危うく消し炭になるところだったわ」

    ジュン「あー…フィンはキレると1番怖いからなぁ…初陣の時も俺の次にキルスコア高かったし…(ディルとリリーが援護してる隙に一斉射撃で始末するのが得意技)」

    アラガ「フルアーマータイプでザク相手にガチで仕留めに来るのが怖過ぎんだよ」

    ラゴウチ「そろそろ連邦もジオンもザクでどうにか出来る相手が少なくなって来たし…あーあ、俺らも新型とかもらえねーかなー」

    ニャアン「あ…そう言えば3人もオイランゼンの起動試験とかやったの?」

    アラガ「やったけどアレうんともすんとも言わなかったぞ?」

    ラゴウチ「よく動かせたよなぁ、あんな意味不明の武装と補助AIで……総隊長大丈夫っすか?」

    演歌「お、おう…あの機体の事思い出すと体が痺れる気がして…」

  • 157二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:59:11

    >>155

    ニャアン「でも、その危機管理監?ってヒト先見の明があるね。連邦でもMSを将来の決め手って気付いてる人少なかったんでしょ?」

    ジュン「ああ。だから中将閣下が頭の固い連中に説いて廻って、当時の推進役だったレビル将軍の援護をしてたそうだ…まあ、あの人の場合機械弄りの趣味が先にあったんだろうけどな。流石の公爵家でも戦艦は持てないが、MSやMAなら自分の工房で弄れるって、工具持ってる時はスッゲーイイ笑顔してるんだぜ?」

    イズマ一同『(そもそも家でMS作ってる時点でお貴族様過ぎる…)』

    看守「まあ、あの連邦の将軍が悪い奴じゃなかったのは不幸中の幸いだな。ちゃんと賠償金も払い込まれているそうだし、艦隊も殆ど引き上げた。あのいけ好かねぇ指揮官野郎の伯父って話だけど…」

    演歌「タヒんだ妹の忘れ形見を育て上げるって気概は買うんだがな…何処で育て方間違ったんだか…」

    ジュン「色々あんだよ。あーゆー大昔からの貴族様ってのは。自分も軍務で忙しい。実際に育てるのは家の執事や家政婦、教育係やメイド…それも旧世紀から代々使えてる様なのがゴロゴロいる”家臣”たちばっかりだぜ?」

    演歌「古い家…ねぇ。ウチの嫁の実家も辿れば旧世紀のエド時代まで分かるとか言ってたな。確か”タツゴロー”とかいうご先祖様が出てくるとか…」

    看守「そういえば嫁さんまた実家に帰ったりしてしてねぇか?」

    演歌「義親父さんが説き伏せてくれてな。家帰ると女房子供が待っている…ってのはいいなぁホント」

    看守「お前らも早いとも嫁さん貰えよ」

    演歌「そうだぞ。所帯持つってのは悪くねぇぞぉ?」

    アララゴ(やっべ俺達に矛先が向いた)

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:09:46

    >>157

    アラガ「所帯って言うなら!」

    ラゴウチ「そ、そう! そこのジャンク屋夫婦の方が先でしょうが!」

    ジャン「なっ!」

    ニャアン「…~!(顔真っ赤)」

    マチュ「そうそう。正式に市民権と社会保障番号もゲットして、これで大手を振って婚姻届も出せるしね」(ニヨニヨ

    シュウジ「それ、僕ももらった(新品のIDカード)」

    演歌「まさか市民権授与式が市庁のブログに乗るとはなぁ」

    看守「市長殿の笑顔の前でよく耐えたよニャアンちゃんは」

    ジュン「隣で諫めるの大変だったぜ…」

    シュウジ「オイライゼンが言っていた。”自ら動けない己が無力(非サイコミュ)が恨めしい”と…」

    ニャアン(思い出してLCL化している)

    アラガ「つくづく思うんですけどね、あんなMSよく開発できたモンですよ」

    ラゴウチ「全くです。アレが軍警に導入されたらクラバだろうとガンダムだろうとガンガン取り締まれるのに」

    演歌「多分、市長はそのつもりだろうな」

    看守「なんせ、あの市長こそ”一年戦争の時のサイド6政府危機管理監殿”だからな」

    一同『え!!??』

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:11:58

    >>141

    コモリ少尉、怒りのXカスタム騎乗&NT覚醒来るか!?

  • 160二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:12:59

    >>158

    納得の先見の明…!!

    サイコミュ抜きにしても軽量機体として優秀だろうからその内量産型オイランゼンとか作りそう

  • 161二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:40:17

    >>154

    単機で仮想敵(ザク)として軍警のMAV戦術(量産型オイランゼン)をぶち破るジュン…

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:56:33

    >>161

    青と白のカラーリングのザクに乗って実体剣と量産型ヘヴィシールド武装のザクとかに乗ってそう(重装甲型ザクとして使用してた装甲使い回し)


    数年後軍警にてら

    新兵A「演歌総隊長あの人のザク絶対おかしいですって!!!!」

    新兵B「なんであんな旧型の塗り直しみたいなもんで新型のマヴ戦術を3分で突破するんですか!?」

    演歌「しょーがねーだろオメーらの乗ってる機体の元祖がアイツの隣人が乗ってた機体なんだから大抵の機動は読まれんだよ。アイツがブルキャノン乗ってたら1分足らずで終わるぞ」

    ニャアン「ジュン、お弁当持ってきたよ」

    ジュン「おー、卵焼き多めだ!!甘いやつ?」

    ニャアン「ん」

    ジュン「へへっ、やったぜ」

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 00:19:04

    >>162

    演歌「本官は毎年交通機動隊への転属願いを出しておるのですが…」

    警視「あの連邦艦隊旗艦強襲の英雄を交機に転属させたら周囲は間違いなく左遷だとか何だと騒ぐ。ほとぼりが冷めるまではそこにおってくれ」

    演歌「それ去年も聞いておりますが。それにあの時は部下隊員が偶然元の後輩ばかりだったので臨時総隊長を引き受けただけです。どーして常設の現場指揮官職になっとるんですか!?」

    警視「ミノフスキースピーカー導入の先見の明。それに私費まで投じた研究心と無私の精神。コロニー近傍宙域航宙違反取締実績。かてて加えてMS操縦技術の熟練度の高さ。更に言えば『軍警の演歌オヤジ』という市民からの好印象―――どれ一つ取っても現職最適任の太鼓判だよ」

    演歌「ミノスピは当時の緩い、良く言えば現場判断尊重の空気の中で緊張を解す為に演歌を流そうと思ったのが始まりですし、取締実績で申せば交機でも同じくらいはやれる自信はあります。あとは旧世紀の”DJポリス”をやらせるならもっと若いのにウケるジャンルの方が良いのでは?」

    警視「それなんだがな…総監が気に入ってるんだよ。エンカというマイナージャンルが警備現場で盛大に流されて、それが治安維持に役立っているというのが泣くほど嬉しいとかで」

    演歌「ウチの義親父と同類か…」

    警視「これはせめてもの警告だが、総監に呑みに誘われても行かない方が良いぞ。あの人のエンカ好きは幹部連中の苦労の種らしいからな」

    演歌「いっそウチの義親父でもぶつけますか」

    警視「それは勘弁してくれ。如何に建設系の大御所と言えど少々曰く有りの人物と合わせたらマスコミが怖いからな」

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 00:36:00

    >>163

    演歌「まあ、総監と呑んだことはありますがね」

    警視「そうなのか?」

    演歌「本官と妻の結婚承認を通して下さったのが当時総務部長だった総監ですから」

    警視「そうか…確かに君の細君の実家を考えれば即承認とはならなかったろうな。だが、よくそこで諦めなかったな」

    演歌「まあ、惚れた弱みです。それに本官は街の警官がやれれば十分だと思ってましたので」

    警視「君に出世欲がないのはそれが根本にあるからか」

    演歌「ええ、まあ。義父も本官に何か面倒を持ち込む事も無いですし、妻が実家に帰っても何も言わずに落ち着くのを待ってくれますから」

    警視「そう言えば二人目だそうだな。今更だがおめでとう」

    演歌「ありがとうございます。とまあ、トシもトシなんで定年まで無事に勤め上げないと養育費が怖いんですよ」

  • 165二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:04:13

    >>122

    艦長「あのヒゲめぇぇ! こういった場合の祭司の仕切りは艦長の仕事だろうがあぁぁぁぁ!」(空の酒瓶とグラスに囲まれながら)

    エグザベ「か、艦長、取り敢えずそろそろ…」

    コモリ「そ、そうです。お水飲みましょ? ね?」

    艦長「お前らも!”自分達はまだ”だの(エグザベを指さし)!”静かにやりたい”だの(コモリを指さし)! もうそう言う前提で付き合ってるんだろーが!? もうヤる事ヤったんじゃないのか!?ええ!?」(焼酎一気)

    エグコモ『どーしよコレ…』

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:05:43

    >>123

    次スレは「ニャアンの夫になりたい(カッコカリ)」ですか?

  • 167二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:25:33

    >>160

    「どーしてあんな順調に新MS開発が進んだのか?」に対する補強案として。

  • 168二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 03:45:21

    >>165

    よし、そこに>>139のちびっ子をブチ込んで艦長に

    「報告も無しに次世代作ってんじゃねーよ!!あれだろ、そういうこと秘密にして私の反応裏で嗤ってたんだろ!?『何も知らねーぞあの行き遅れ』とか言ってたんダルゥオォ!!!!」

    って言わせよう(ド畜生)

  • 169二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 06:17:55

    >>168

    最終的に保護されたちびっ子を1番過保護しそうだよね艦長…

  • 170二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 06:20:34

    >>163

    >>164

    (未来だけど)いつの間にか2人目が…!!!?

    若い皆んなに冷やかされてそう

  • 171二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 08:46:06

    >>169

    「明日あの子の学校が参観日?そうか、行ってやれ……え?まだ誰にも言ってない?休み取りたいって言いづらくて?馬鹿者が!!大事なイベントなんだから行ってやれ!」

    って言ってそう艦長


    最近ISSAの ♪Identiφ's もジュンに合う気がしてきた

    1年戦争から月日が経った感じとか「それでも護りたい愛があるから」「それでも盾になり剣にもなりうる」の歌詞とか

    幼馴染編の想いのすれ違いを思い出しちゃう

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 10:50:22

    >>169

    もう1~2人ソドンで保護してホワイトベース再び…にしようw

  • 173二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 12:33:53

    >>171

    最初の歌詞の沈黙の月日を彷徨って世界はどれだけ傷付いた?も終戦後も傷を背負って戦い続けるジュンと生き抜くために一生懸命だったニャアン達が出会う前の大変さなんかと連想させて良きです

  • 174二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:47:03

    商店街通り
    紆余曲折あって(ジュンは半分ぐらい己の欲望に従って)マチュの女子校で行われる学園祭の助っ人として演劇の役者をやる事になったジュンとニャアン。諸々の事情からなるべく一目につかないように学校に向かうためにジュン達は昼過ぎごろの人の出入りが少ない商店街通りを通って駅を目指すのだが…
    中華屋店長「おうファンさん!!テレビ見たぜ!!今度2人で食いに来てくれよな!!2人が通ってるとなりゃあ集客も増えるってもんよ!!」
    ジュン「ばーろー、そこは味で勝負しろよな」
    主婦「あらニャアンちゃん!!相変わらずほっそいわねぇ…ちゃんと食べてる?ほらお肉と野菜持っていきな!!」
    ニャアン「あ、わ、ええと…」
    ジュン「わりーなおばちゃん。今ちょっと遠出しないといけなくてよ。肉は冷蔵庫入れられねぇから野菜だけくれや」
    主婦「ちょっとファンさん!!ホントにこの子お肉足りてる!?女の子の体力がないといざ本番って時に…」
    ジュン「へいへい分かったからおばちゃんは中華屋の旦那の店の手伝いしてやってくれよなー」おばちゃんの肩押し
    少女「あ、ニャアンお姉ちゃんこんにちわ!!」
    ニャアン「あ…この前のお客さんの所の…ジュンが修理した洗濯機、今もちゃんと使えてる?」
    少女「うん!!…ねーねーお姉ちゃん?お姉ちゃんってファン兄ちゃんとは夫婦なのー?」
    ニャアン「へっ!?」
    母「こっこら!!ごめんなさいねニャアンちゃんこの子ませてて!!」
    少女「えー?でもお母さんも『ニャアンちゃんって絶対ファンさんに押されたら何も対抗出来ないで行くとこまで行くわよね』ってお父さんと話むぐっ」口押さえられ
    少年「ファン兄ちゃんファン兄ちゃん!!新しいブルキャノンのプラモっていつでるの!?」
    ジュン「俺は販売部門じゃねーから知らんよ…聞くなら市長に聞いてくれや」
    少年「えーずるい!!ニャアン姉ちゃんだけじゃなくてブルキャノンも独り占めすんのか!?」
    ジュン「ガキがよぉ」軽めのぐりぐり
    マチュ「ま…前に進めない…」
    シュウジ「元々繁華街内では街で親しまれるジャンク屋さんだったもんね」

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:55:01

    >>169

    ヒゲのせいで「じーじ」呼ばわりされてガチ凹みする中佐は見てみたいw

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:58:26

    >>174

    平和公園前

    ニャアン「す…既に疲れた…」げっそり

    ジュン「学校があるこのエリアまで来る為に乗った電車でもめっちゃ声かけられたしな…なまじこのコロニー内だと見知った顔が多いから無下に出来ないのが辛いな…」

    シュウジ「2人ともブルキャノンⅡと戦った時よりもげっそりしてる…」

    マチュ「もー、2人揃ってだらしないなぁ…好き同士が好きです!!ってもっと堂々としてればいいのに、なんならファン兄ちゃんは元々ニャアン大好きって明言してるんだから普段と変わらないじゃん」

    ジュン「大人にゃTPOってのがあるんだよ。年がら年中イチャついてるどこぞのバカニュータイプほど俺らの感性のネジは飛んでねーのよ」

    ニャアン「今の立場になったから分かるけど…ホントマチュ達って…頭のネジハズれてるよね」

    マチュ「言い方酷くない!?」

    シュウジ「…あ、ブルキャノン」

    ふと見ると平和公園には装備を一新したブルキャノン・ブラウリッターが普段のポーズで鎮座しており、多くの人が写真を撮っている。

    ジュン「たはは、相棒もすっかり街の顔だよなぁ」

    シュウジ「…?隣にも台座作ってるの?」

    ニャアン「……近々オイランゼンも隣に配置されるらしいの」遠い目

    マチュ「へー、夫婦MS…ごめんごめん叩かないでニャアン!!!!」

  • 177二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 15:47:35

    >>174

    市広報室長「市長…これどーします?」

    市長「うーん…まさかのブルキャノン・ブラウリッターの版権申請か…」

    室長「以前軍警ザクはジオンから輸入して改造キットと抱き合わせでどーにかしてましたよね…正直大失敗でしたが」

    市長「ザク導入後にイメージ急低下して、まさかの大爆タヒ。議会で叩き売りの写真共々袋叩きに遭ったからなぁ。軍警ザク買ってジオン仕様にする方が安く済むとか散々だったね」

    室長「しかも今回は原型機は連邦製ですよ。更に試作機で特務作戦機。キットの輸入という線も使えません」

    市長「そもそも連邦が首を縦に振るとは思えないねぇ」

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 17:48:49

    >>177

    元連邦最新鋭試験機を中立コロニーがカスタマイズしてジオン型ガンダムフレームの機体(オイランゼンのフレームベースがジークアクス)と連携して戦うというややこしい立場の機体なので特許申請がややこしい事になりそう(大元は連邦なのは間違いないが)


    ブルキャノン「うーん…よくよく考えたら俺ってよ、ただでさえガンダムタイプとキャノンタイプのハーフなのに、カスタム施したせいで連邦軍とイズマ・コロニーのハーフ的な感じになるのか?」

    ジークアクス「骨組み自体は連邦製のままやし、異国の鎧纏ってる騎士みたいな扱いでええんとちゃうか?」

    ブルキャノン「おっ、いいねぇその例え!!」

    赤いガンダム「寧ろ問題は君の相方のオイランゼンの方だろう」

    Xカスタム「ジークアクスさんベースのジオンのガンダム外装に連邦製の擬似サイコミュ搭載型…しかも全く独自のビット兵器持ち…ど、どう接したものか…」

    ジークアクス「う、うーん…とりあえず歓迎会でも開くとええんちゃうか…?」

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 18:06:19

    >>178

    そして始まるガンダム・オイランゼン歓迎会

    オイランゼン「……」すんとしてる

    Xカスタム(ちょ、ちょっと!!なんでジークアクスさんがフレームベースなのにあんな美麗な女性なんですかオイランゼンさんって!?同型のジークアクスさんが気軽に仲良くなれるやろとか言って完全に宴会ムードの会議にセッティングしちゃったじゃないですか!!)ひそひそ

    ジークアクス(おどれ今2、3言余計な事言わんかったか!?しょ、しょーがないやんわいと同型ならこれでいけるかなー思ったんやから!!大体ブルキャノンが女性だとは言うてなかったのが悪……つーかアイツどこや!?)ひそひそ

    赤いガンダム(刑務作業で少し遅れるらしい…ジークアクス、同型としてどうにか場を繋げ!!無言過ぎて敵わんぞ!!)ひそひそ

    ジークアクス「え、えーと…いやぁまさか噂に聞いとったオイランゼンちゃんがこんな別嬪さんとは思わんかったわぁ!!す、すまんなこんなおっさん臭い歓迎会にしてもうて!!」

    オイランゼン「…いえ、お気になさらず」

    ジークアクス「お、おう…あ、そ、そうや!!例のクラバの動画見たでぇ、メッチャ強いやん!!」

    オイランゼン「…どうも」

    ジークアクス「う、うん……あ、お、お酒なんか飲みたいもんとか…」

    オイランゼン「大丈夫です」

    ジークアクス「あ、あはは…そうか……あかん赤いの、緑の、タスケテ」

    赤いガンダム「ええい心折れてるんじゃない!!」

    Xカスタム「で、でもどうしましょう、もしかして歓迎会が嫌だったんじゃ…」


    ブルキャノン「おーうわりぃ待たせたな!!」オイランゼンの背中バシッと叩く

    オイランゼン「ひゃん!!!!」

    他一同「「「!!!?」」」


    ブルキャノン「なーんだオイランゼンオメーまた人見知りしてんのか?軍警ザクの連中にすら無言になる程の人見知りははよ直せっていつも言ってるだろ?」

    オイランゼン「ほ、ほっといて下さい!!大体先輩はいつも緊張感がなさ過ぎるんです!!今日も刑務作業で遅れるなんてついさっきメールして!!もっと早く連絡して下さい!!」

    ブルキャノン「んだよいいだろちゃんと連絡したんだしよぉ…俺が来なくて寂しかったか?」げらげら

    オイランゼン「も、もう!!からかわないで下さい!!」

    ジークアクス「……あー、ブルキャノン。お前遅刻して来たからグラウンド10周な」

    ブルキャノン「あぁん何でぇ!!!?」

  • 180二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 19:05:15

    >>175

    いつもの大佐を憂う表情でソドンブリッジの隅っこで「じーじ…」と反復しながら凹んでそう

  • 181二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 19:34:07

    >>180

    シャリア「認めたくないものですね、自分自身の老け顔ゆえの過ちというものを」


    コモリ「髭剃ったら良いんじゃないですか?」


    シャリア「髭を剃ったら大佐が私だと認識してくれないでしょう?」


    コモリ「中佐の本体って髭なんですか……?」

  • 182二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 20:11:15

    >>176

    学校学園長室

    その後も平和公園の利用者達などから声をかけられまくりつつもどうにかこうにか学校へ辿り着いたジュンとニャアン。学園長室への挨拶へ向かった頃には既に2人揃って満身創痍であった。

    学園長「い、いやぁ申し訳ない…まさかアマテさんが本当にお二人を連れてくるとは思わなくて…」

    シュウジ「マチュは有言実行の人だから」マチュの頭なでなで

    マチュ「えへへー♪」

    学園長「当然のように彼氏がいる……あ、あの、お二人は大丈夫ですか?何か既に疲れ切ってるような…」

    ニャアン「は…はい…会う人会う人に何かと声をかけられて…」

    ジュン「今度はもう開き直ってブルキャノンで飛んで行きますわ…駐車場代わりにグラウンドとか借りていいっすか…?」

    学園長「そ、それはまた大変でしたな…」

    マチュ「学園長!!約束通りファン兄ちゃん連れて来ましたよ!!これなら実利を見込めるだけの集客も出来ますよね!?」

    学園長「うーむ…約束は約束だからね…仕方ない、PTAの皆さんには私から説得をしてみよう。ただし、やるからにはちゃんとしたものをね」

    マチュ「やった!!」

    シュウジ「よかったね、マチュ」

    学園長「…ただしシュウジ君、それからファンボイさんも。うちは女子高生です。多感な時期の子達が多いのでその辺はくれぐれも…」

    シュウジ「大丈夫。マチュ以外の女の子にそういう事する気はないから」

    ジュン「俺に至っては最早宇宙に向かって愛を叫んだし、平気だろ」

    学園長「う、うん、そうでしたね…それはそれで色々とウチの生徒達を歪めそうな諸々があって不安だけれど…」

    マチュ「よし、挨拶終わり!!次は演劇部の皆んなに挨拶に行こ!?」

    ニャアン「わっ、ひ、引っ張らないでよ…!!」

  • 183二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 20:25:28

    >>182

    体育館ステージ

    既に放課後になり部活動を始めている生徒達がいる体育館の端を通って普段は学生長の話や表彰を行うステージには幕が降りており、その裏で照明を照らしつつ活動する演劇部員達の元へ挨拶をする一同。

    部員A「す、凄いアマテさん!!本当に今話題の2人を連れてくるなんて!!」

    部員B「あの、例の告白生で見ました!!尊敬してます!!」

    ニャアン「えっあ、ありがとうございます…」赤面してジュンの背中に隠れる

    ジュン「あー…悪りぃな嬢ちゃん達、俺のツレはシャイなんだ。その話題は控えめに、な」しーっ

    きゃあきゃあと部員が湧き立ち、赤面するニャアンはジュンの背中を無言でつねる

    ジュン「いでで…でもアレだな、演劇部っていうぐらいだから専用のステージとかあるのかと思ったけど、体育館裏でやるのな」

    部員A「あ、あはは…ウチの演劇部は弱小ですから…」

    部員B「ごめんなさい、折角のゲストなのにこんな感じの部活で…」

    ジュン「いいっていいって!!寧ろ懐かしくて嬉しいよ」

    ニャアン(…?『懐かしい?』)

    ニャアンが小首を傾げてると、一同が来たのと同じ方から副部長の生徒が姿を現す。

    副部長「皆んなお待たせ、こっちの助っ人の人達も来てくれたよ」

    ジュン「へ?俺ら以外にも助っ人いるの?」

    シュウジ「ファン兄ちゃんがダメだった時に備えて念の為にね」

    ニャアン「ちゃっかりしてる…誰呼んだの?」

    マチュ「あー…実はその…」


    エグザベ「え、えっとここでいいのかな?」

    コモリ「お、お邪魔しまーす…」


    ジュン「あれぇエグザベさん!?」

    ニャアン「ま…まさかの2人…」

  • 184二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 20:46:25

    >>178

    ふむ…ほうほう、これはまた、遠く宇宙からの手紙とは…

    「いかがされましたか、伯父上」

    お前も読んでみなさい。イズマ市長から直々の書状だ。

    「なっ! あの風見鶏のスペースノ…失礼しました。ですが、わざわざ何を…は? はぁ!?」

    読んでの通り”ブルキャノンを模型として世に出すので許可を貰えないか”とのことだ。

    「とんでもないことでしょう! 当然連邦軍として拒否なさるのですよね?」

    連邦軍中将としてはそう考える。だが、あの試作初号機は何処で開発したか、お前は知っているだろう?

    「それは当然伯父上の居城で、全て公爵家の私費…で…まさか!?」

    私個人としてはむしろ望むところだと思っているよ。

    「ですが、軍事機密の塊ですぞ!?」

    クランバトルで全地球圏にあらゆる手の内を晒された機体の軍事機密? 外観については恐らくデータなど散々に吸い取られているだろう。別にプログラムコードを開示するわけでもない。

    「しかし、連邦軍機として運用された機体ですぞ。当然連邦軍はこれを認めますまい」

    MS開発・運用に関する決裁権限は、専決規程に基づき私が所掌している。私がサインすれば正式な機体の外観データを開示する事も出来るのだよ?

    「た、確かに…ゴップ元帥閣下は伯父上に全幅の信頼を寄せておられます。ですが、このようなことは裏切りとなりますまいか?」

    利用料は少々頂くとしよう。サイン一つで賠償金のマイナスを僅かでも取り戻せるなら、元帥閣下もまあ苦笑一つで済まされるだろう。

    「し、しかし、スペースノイドの金儲けの為に模型の許諾など…」

    それにな、”楽しい”だろう? 何かを作るのは? 覚えているかい? あのソリッドモデルのラジコンボートを。

    「!…ええ、よく覚えております。伯父上と工房の鍛冶師達に教わりながら、木を削り、曲げ、小型の発動機を組み込んで…」

    湖で進水式をした時のお前の喜びようは今でもよく覚えているよ。この楽しさを共有できる者が一人でも増えるのなら、私は我が公爵家の名において此を認めようと思っている。

  • 185二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:01:30

    >>184

    戦争が激化する前には不器用ながらもちゃんとお父さん代わりもしてたにはしてたんだろうなぁ中将閣下…

    尚ゴップさんの胃痛(儲かるならまぁアリか…?という気持ちもあって尚のこと悩みそうな案件だけどw)

  • 186二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:02:30

    >>184

    数週間後、『公爵家特使』の名目で派遣された従者の一人が恭しく市長に手渡したのは

    『サイド6イズマコロニーXX市長よりの請願を受理す。

     請願を是とし、かくの如く認めこれを実行する事を差し許す。

     なおその運上金として百箱の売上毎に一箱若しくはそれに相当する金銭を指定する場に納めるべし。

     ただし初回の販売に際しては市場に並ぶ前に十箱の現物を納めるべし。

     ○○公爵並びに(以下無数の爵位・貴族&騎士称号・名誉聖職者称号・名誉市民称号)・地球連邦軍中将の名に於いて。

     第??代○○公爵□□(中将のフルネーム)

     □□の求めるところにより、

     ○○公爵家推定相続人××(指揮官のフルネーム)これに連署す」

    …と、公爵家の家紋&金箔その他装飾入りの羊皮紙の「およそ宇宙世紀のものとは信じがたい古式ゆかしい」公文書だった。

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:10:28

    >>184

    >>186

    …ガンダムのおはなしなんだから、ガンプラでつながる絆があってもいいよね…

    という事で、市長(市庁)はブルキャノンの立体化に関する許諾の代理権を獲得しました。

    但しサイド6内は公正取引の範囲で無制限、他のサイドに対しては公正の範囲で期日指定(当日版権)、地球圏には無効というところで。

    公正外れる=転売したら取り締まることができまっせw

    なお発売前直納を求められた十箱の内幾つかは即日開封して組まれたそうです。指揮官も散々造形にケチつけながら組んだのかどうかは…ご想像にお任せしますw

  • 188二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:11:22

    >>186

    なんか中将、cv.大塚明夫で勝手に脳内される

    武人っぽさもあるし

  • 189二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:14:08

    >>183

    数日前、ソドンと現地のエグザベ君達の通信にて

    エグザベ「あ、アマテさんの学校で行われる学園祭の助っ人ですか?」

    シャリア「ええ、なんでも演劇部で人手が足りないとかでして…エグザベ少尉は役者を、コモリ少尉は裏方のお手伝いをお願いしますね」

    エグザベ「い、いやいや!!役者なんて全く経験ないですよ!!無理ですってそんな!!」

    シャリア「大丈夫、君もニュータイプでしょう?」

    エグザベ「ニュータイプは関係ない案件ですよねこれ!?」

    コモリ(…エグザベ君が役者…絶対映えるな…)じーっ

    エグザベ(な、何故かコモリさんがめっちゃ見てくる…)

    シャリア「しかしこれも立派な任務ですよ。例の連邦とコロニーの戦いで学園祭そのものが危ぶまれるような事態になりながら我々は見てる事しか出来ませんでしたし、戦後の助っ人ぐらいはしないと」

    エグザベ「う、うーん…」


    その後、現在

    エグザベ「…と言うわけで…あはは…」ニャアンに対してひそひそ

    ニャアン「しゃ、シャリアさんらしいね…」ひそひそ

    ジュン「…?なんでエグザベさんあんなひそひそ話してんだ?」

    マチュ「ま、まぁまぁ大した事じゃないよ!!」

    シュウジ「あ、ファン兄ちゃん見て、ピアノ置いてある」

    ジュン「おー、体育館っぽい!!」

    部員A「ねぇあの人メッチャ顔よくない!?」

    部員B「れ、連絡先とか聞けるかな…」

    コモリ「………」むっすー

  • 190二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:25:57

    >>188

    普段はムーミンパパ寄りの優しめな紳士の声って感じがしてそれはそれでいいかもしれない

  • 191二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:30:01

    >>189

    コモリ少尉殿のスイカバーゲージが臨界点に近づいている…

    マチュも気をつけないともってかれちまうぞ?

  • 192二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:34:47

    >>181

    じゃあ他スレにあった髭剃った28歳貼っておくわ


    誰だお前

  • 193二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:44:18

    次スレ先に作りました、次回は学園祭編and(進行次第ではあるものの)大長編序章ぐらい…かも…?

    https://bbs.animanch.com/board/4709417/?res=10


    >>192

    ヒゲなくてもツラがいいな…

  • 194二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:44:27

    >>192

    これは大佐も気づけない…!

  • 195二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:57:23

    >>193

    立て乙です


    >>194

    「誰だ貴様?貴様のようなとっつぁん坊やを私は知らないぞ」

    「とっ……」


    その晩、シャリアは泣いた

  • 196二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:59:31

    新スレ乙です

    >>195

    艦長と同レベルの自棄酒しそう…

    但し絡まずブツブツ言いながら次々器が空くタイプの…

  • 197二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 22:04:46

    >>191

    2人ともパートナーの男子のツラがいいから…


    ニャアン「…」そわそわ

    ジュン「…?どしたよニャアンそわそわして」

    ニャアン「…同い年ぐらいの制服の子が多いから…ジュンの好みの子とかいるのかなって…」もにょもにょ

    ジュン「たははっ、バーカ。世界一の女が隣にいて他に目移りする訳ねーだろ?」なでなで

    ニャアン「ん…」目を細めてる

    マチュ「ふーん」によによ

    ジュン「うおびっくりした!!」

    ニャアン「っ!!」

    マチュ「TPOねぇ〜私らの頭のネジがねぇ〜」によによ

    ジュン「うるせぇなぁ俺らはニュータイプじゃねぇから言いたい事は必要な時に言うんだよーだ」ニャアンハグして抱き寄せ

    ニャアン「…」照れながらされるがまま

    マチュ「くっ…強いなファン兄ちゃん…」

    シュウジ「伊達に僕らを一同追い詰めただけの事はあるね」

  • 198二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 22:08:48

    >>196

    「まあワシも髭無くなったらお前誰だ扱いされるから気持ちは分かる」

  • 199二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 22:17:49

    >>198

    だ れ だ お ま え

  • 200二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 22:18:10

    >>200ならクランバトルで合体攻撃が流行りだす

オススメ

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