【🎲あり】ホラー系詰め込み

[1 １ 25/03/13(木) 23:25:59]

ワンピキャラとホラー絡める短い(短いとはいってない)噺の詰め合わセットスレの続き

[2 １ 25/03/13(木) 23:26:17]

今日不安定？入れなかった間に前のスレ落としたんでここにまとめて終わったら前スレ消す(２回目)
前スレでレスくれた人たちありがとう

[3 １ 25/03/13(木) 23:26:34]

１人目

1.クリオネ(廃船の深海魚)

[4 １ 25/03/13(木) 23:26:54]

２人目

2.ベンサム(生きた蝋人形)

[5 １ 25/03/13(木) 23:27:25]

３人目

3.お玉(ほねばみ)

[6 １ 25/03/13(木) 23:27:47]

４人目

4.ジュエリー・ボニー(年を取るごとに若返る人)

[7 １ 25/03/13(木) 23:28:11]

５人目

5.ペロスペロー(あの日の悲鳴)

[8 １ 25/03/13(木) 23:28:30]

６人目

6.ウソップ(珍しい素材)

[9 １ 25/03/13(木) 23:28:48]

７人目

7.プリン(記憶に封じられた罪人)

[10 １ 25/03/13(木) 23:29:07]

８人目

8.ヤマト(食べたら誰かの目が見えなくなるフルーツ飴)

[11 １ 25/03/13(木) 23:31:28]

９人目

9.ヒルルク(郭公の真似事)

[12 １ 25/03/13(木) 23:32:49]

１０人目

10.イゾウ(〇〇乞い)

[13 １ 25/03/13(木) 23:35:35]

１１人目

11.白ひげ/ニューゲート(成長するテラリウム)

[14 １ 25/03/13(木) 23:36:33]

ここから一味
メインお題は安価によりポストアポカリプス

[15 1 25/03/14(金) 00:22:29]

１〜９(上陸前)

1~9(一味)

[16 1 25/03/14(金) 02:51:21]

10.サンジ

「…よし！」
「できたか！？」
急ピッチで仕上げた弁当を包んだところでルフィが待ちきれないと言わんばかりに飛びついてくる。
「ああ。落とすなよ」
「おう！」
体積だけなら本人より大きいリュックに3重の弁当を詰め込んで背負わせてやる。サンジは他の仲間の分の弁当を持って、歓声を上げて甲板に飛び出していったルフィを追った。
「サンジ〜！おれも！おれも海賊弁当！」
「おれもほしいぞ〜〜！」
「ほらよ、全員分あるから持ってけ」
「「やった〜〜〜〜〜〜！！」」
「うん？わしらの分もか？」
ウソップチョッパーを始め全員に弁当箱を渡すと船番組のジンベエが目を瞬く。一味全員の食事を請け負うコックなのだから当然。何より。
「ナミさんの分はこれだよ〜！おれの愛情たっぷりスペシャル弁当〜〜〜♡♡」
内容も盛り付けも一際気合が入っているナミとロビンの弁当。慣れたものでロビンは「ありがとう、サンジ」と笑顔で、ナミはやや呆れ顔で「はいはいありがと」とあっさり受け取った。幸せ〜〜〜♡♡と回るサンジの後ろで、ジンベエは自分用の弁当をそわそわした様子で抱えていた。
「じゃ、いい？何かあったらすぐ連絡してね！でもお宝があったら持ってきて！」
「オッケー！おれに任せなナミさん！！ナミさんに似合う宝石を取ってくるぜ〜〜〜！！」
「冒険だー！」
いつものように真っ先に飛び出していくルフィ。その後に楽しげに続く者、ため息を吐きながら歩きだす者、重い空気を背負う者、その背をバシッと叩いて激励する者。皆を見送りながら、そういえばとジンベエはナミに尋ねた。
「お前さんは行かんでよかったのか？」
「…いいの、私は」
目を逸らしてぐっと何かを耐えるように言うナミ。何かのっぴきならない理由があるようだ。
本当は、サンジも残った方がいいんじゃないかとナミは思ったのだ。ウソップはルフィ、ゾロは絶対大丈夫。ただ、サンジは。
「(まあ、作り話だろうし…万が一、億が一そんな馬鹿げた話があったとしても、遭遇しなきゃいい話よね)」
口に出したらフラグになりそうで、ナミは心中でそう思うに留めた。

[17 1 25/03/14(金) 03:35:49]

探索組

1.2組に分かれる

2.3組に分かれる

3.まだ別れない

dice1d3=1 (1)

[18 1 25/03/14(金) 03:37:28]

班分け

1.ルフィ　2.ゾロ　3.ウソップ　4.サンジ　5.チョッパー　6.ロビン　7.フランキー　8.ブルック

dice4d8=3 1 3 7 (14)

[19 1 25/03/14(金) 03:38:38]

1.ゾロ　2.サンジ　3.チョッパー　4.ロビン　5.ブルック

dice1d5=2 (2)

[20 1 25/03/14(金) 03:42:41]

班分け

1.ルフィ、ウソップ、サンジ、フランキー

2.ゾロ、チョッパー、ロビン、ブルック

どこに行くか

1.森の東側

2.山に向かう

3.海岸沿いを歩く

4.森の西側

ルフィ組　dice1d4=4 (4)

ゾロ組　dice1d4=2 (2)

[21 二次元好きの匿名さん 25/03/14(金) 11:33:44]

保守

[23 1 25/03/14(金) 14:06:34]

ｻﾞ――ﾝ…ｻﾞｻﾞ――――ﾝ…

「さすが無人島…静かですねェ…」
「いや静かすぎねェか？おれの気のせいか？」
「さて…どっちに行く？」
「よーしあっちに行こう！冒険の匂いがする！」
「私たちはあの山を目指してみるわ」
「いいなチョッパー、もし幽霊が出たらこの塩星(ソルトスター)だぞ」
「ううう、わがっだあ…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
「クソ…なんでおれはパーを出しちまったんだ…！うう、ロビンちゃん、何かあったら叫んでね！島のどこにいても秒で駆けつけるから！！」
「さ、行くぞ」ｽﾀｽﾀ
「おう待てコラマリモ！！そっちじゃねェだろ！！」
「ゾロー！一人で行くなァァァ！！！」
「おやおや、急がないとおいていかれますね。では、皆さん後ほど！」ﾖﾎﾎ
「またね」
「後でな〜〜〜！！」
「よし、こっちも行くか」
「「おう！」」
「ハァ…」

[24 1 25/03/14(金) 14:08:11]

11

1.ルフィ組(森)

2.ゾロ組(山)

dice1d2=1 (1)

危険度

dice1d100=11 (11)

[25 1 25/03/14(金) 16:04:30]

11.ルフィ組

いざ踏み入ってみれば、わずか数分で森の様子は様変わりした。
「外から見た時よりずいぶん深いな」
フランキーがしなる枝を腕で避けながら辺りを見渡す。獣道もない森だが草木のまばらな部分を進んでいるのだが…。
「…？」
「？」
「んん？？」
「なんだ、どうしたお前ら３人揃ってキョロキョロしやがって」
しきりに周囲に視線を飛ばす年下の仲間たちにフランキーが落ち着けとツッコむ。
「いやァ、なーんか気配を感じるっつーか」
「見られてる？みてェな気がするんだよなァ」
「誰かいねェかその辺に？」
見聞色に引っかかるような気のせいのような曖昧な感覚。動物の気配かと思ったがそれらしい影も形もない。ふむ、とフランキーは顎を擦った。
「無人島だろ？慣れねえ人間に警戒してんじゃねェか」
「え、ちょっと待てそれいきなり襲いかかってくるヤツじゃねェか！？」ﾋﾞｸｯ
「だったらでかい獲物がいいな、今日の夕飯だ」
「よっしゃメシ！来い〜〜〜〜〜〜！！！」
楽しげに笑うサンジと雄たけびをあげるルフィ。あ、これなら何が出ても大丈夫か…とウソップは遠い目をした。

[26 1 25/03/14(金) 16:46:04]

12

1.ルフィ組(森)

2.ゾロ組(山)

dice1d2=2 (2)

危険度

dice1d100=86 (86)

[27 1 25/03/15(土) 01:26:54]

12.ゾロ組

山まではそれなりの距離がありそうだったが、存外進むには苦労しなかった。海岸から山へ向かっていると道の名残が見つかり、今はそこを歩いている。道の脇には朽ちて雑草に紛れた柵や石が僅かに残っている。
「思っていたより歩きやすいですねェ」
「このまま進んだら町とかあるかな！」
「そうね…廃墟ならあるかしら」
「廃墟か…」
酒でも残ってたら僥倖だ。ワノ国では年単位で寝かせる酒があった。あれは美味かった。船にもまだワノ国でもらった酒がある。帰ったら飲もうと一人決めていると、隣でチョッパーが「ん？」と眉を寄せた。
「どうしたの、チョッパー？」
「なんか、嫌な匂いがする」
「嫌な匂い？」
サッと周囲を見渡すが目につくものはない。ゾロの見聞色にも特に――いや、言われてみれば先の方に何か、あるような。
「風に乗ってきてる…この先だ」
チョッパーが指すのは道の先。それなら行ってみるしか無いだろうと、４人は警戒を強めながら先に進んだ。そうして木々に紛れて見えてきたものは。
「これは…」
「廃村、ね」
人がいなくなって長く放置された、お手本のような廃村。そこから流れてくる風は、どこか煤けていた。

[28 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 08:35:00]

危険度高いな
戦力はいい感じに分かれてるがやっぱり少数行動は不安だ…

[29 1 25/03/15(土) 12:41:19]

13

1.ルフィ組(森)

2.ゾロ組(廃村)

dice1d2=2 (2)

[30 二次元好きの匿名さん 25/03/15(土) 20:28:05]

ロビンちゃんも廃村組に居るし何か情報見つけられるかな〜

[31 1 25/03/16(日) 01:48:27]

13.ゾロ組(廃村)

苔むした屋根、蔦の葉う壁、疎らに生えた雑草、崩れた塀、朽ちた櫓、割れた窓、折れたベンチ…。全体的に緑と灰色の割合の高い、正にお手本のような廃村。ゾロゾロと足を踏み入れながら、4人は周囲を伺った。

「確かに。変な匂いがするわね…何かしら」

「…鷹の目のところの匂いと似てるな」

「シッケアール王国跡地でしたっけ？確か内戦続きで滅んだという…」

「ああ。やたらジメジメしてたから、そこだけは逆だが」

「ここはどっちかっていうと乾いてる感じがするな。でもやっぱりおれこの匂い好きじゃねェ…」

匂いの元に踏み込んでしまったせいでチョッパーは顔を顰めっぱなしだ。可哀想だがこればかりはどうしようもない。

「さて…」

どこから見て回るか。

2手に

1.分かれる

2.分かれない

dice1d2=1 (1)

[32 1 25/03/16(日) 01:49:13]

分かれ方

1.ゾロ　2.チョッパー　3.ロビン　4.ブルック

dice2d4=2 2 (4)

[33 1 25/03/16(日) 01:50:01]

まさか被るとは

チョッパーと行動を共にするのは

1.ゾロ　2.ロビン　3.ブルック

dice1d3=3 (3)

[34 1 25/03/16(日) 02:32:13]

「思いの外広そうですねェ」

「そうね…二手に分かれましょう」

「妥当だな」

「じゃあ、どこから見るんだ？」

1.建物の中　2.村の中心

ゾロ・ロビン組　dice1d2=2 (2)

チョッパー・ブルック組は↑の逆

[35 1 25/03/16(日) 08:43:40]

「村の中心部を見てみたいわ。広報だったり祭事だったり、何かしらここの特色を示すものがあるはずよ」

「では逆に、私達は近くの家々にお邪魔しましょうか」

「わかった。何かあったら叫べよ」

「何かってなんだよ怖ェーよ！」

そうして4人は2手に分かれた。さて…。

1.ゾロ組(村の中心部)

2.チョッパー組(廃屋)

dice1d2=2 (2)

[36 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 16:15:13]

さらに分散…

[37 二次元好きの匿名さん 25/03/16(日) 16:43:51]

この村はいつから廃村なんだろうか…

[38 1 25/03/17(月) 01:48:13]

では後で、とゾロ、ロビンと分かれたチョッパー、ブルック。村の中心地と思しき方向へ向かった２人の背を見送り、さて我々も始めますかと周囲を見渡す。
「どのお家にしましょうか…崩落が怖いので今にも崩れそうなところは遠慮したいですね。チョッパーさんは、どこか気になるお家はありますか？」
「おれ？うーん…」
チラッと視線を向ける。気になる家ならあった。気になるだけで決してお邪魔したい家ではないのだが。
「と言うと？」
「なんか変な…嫌な匂いがするんだよな」
ちょっと行きたくない。猫なら耳をへたりと伏せただろう表情にブルックは頷いた。
「ではあそこは止めておきましょうか。入る必要があったとしても最後で」
ホッとしたという様で「うん！」と返すチョッパー。じゃあ手近なところから探ってみようと、とりあえず２人は手近な家に入ることにした。
「扉が壊れかかってますね。よ…っと」
ｷﾞｨｨ…ｶﾞﾀﾝ
錆びた金具が軋んだ音をあげる。なんとか扉を押し切って、一歩中に入った時だった。
ﾋｭﾝｯ　ｶﾂﾝｯ　ｶﾗﾝｯ
何かが飛んできた。それはブルックの胸骨の間をすり抜けて壁に当たり、そのまま地面に落ちる。
「「　」」
無言の数秒。
扉を開けて一歩踏み込んだ途端、心臓めがけて刃物が飛んできた。
「「…！！」」
「「――――〜〜〜〜〜ッ！！！」」
それを理解した瞬間、２人は揃って大口を開けて、音にならない悲鳴をあげた。

[39 1 25/03/17(月) 11:00:10]

14

1.ルフィ組(森)

2.ゾロ組(廃村)

3.チョッパー組(廃村)

dice1d3=1 (1)

[40 二次元好きの匿名さん 25/03/17(月) 19:48:24]

保守

[41 1 25/03/17(月) 23:11:11]

14.ルフィ組(森)

草木を払って進みながら、ウソップはいい感じの木の実や草をポケットに突っ込んでいた。後で船に戻ったら研究用に色々使うのだ。そうして何個目かの木の実を入れた時。

ｶｻｯ

「あ」

指先に触れた紙の感触。すっかり存在を忘れていたビブルカード。それを引っ張り出して手のひらに乗せると、なんだなんだと仲間たちが覗き込んできた。

「動いてんなァ…」

「そもそもなんで新聞にこんなモンが紛れ込んでたんだ」

「っていうか誰のだよ、これ」

「さあ…名前とか書いてねェからなァ」

僅かだがビブルカードは動いている。この先にこの紙の持ち主がいるのか？

「つってもここ無人島だろ？他に船はなかったし…それとも誰か住み着いてんのか？」

「どうだかな…ビブルカードは紙の元になった人間に向かってるわけじゃねェ。あくまで大元の紙に向かって動いてるんだ。本人はこの島にはいないかもしれねェぜ」

「でも生きてる誰かのものではあるんだよなァ…どうする？行ってみるか？」

４人はビブルカードの示す方向に…

1.行く

2.行けない

3.全員では行かない

dice1d3=3 (3)

[42 1 25/03/18(火) 01:21:46]

行ってみるか？と話を振られたルフィとウソップは、何か言おうと開きかけた口をピタと止めた。ついでサンジがゾワッと悪寒を感じる。そして3人の反応に「ん？」と首を傾げたフランキーの耳にも、ガサガサと木々の葉が擦れる音が聞こえた。

ｶﾞｻｯ

誰かいる？人にしては位置が低い。動物？

ｶﾞｻｶﾞｻ…ｶﾞｻｯ

いや待て数が多すぎないか。群れか？

ｶﾞｻｶﾞｻ…ｷｼｷｼ…ｶﾞｻｶﾞｻｯｷｼｯ

うん？葉の擦れる音に紛れて軋むような音が…。

ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻｷｼｷｼｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻｷｼｶﾞｻ…　ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ

ｷｼｬ―――――ｯ

「「「わ――――――――――――ッ！！！？」」」

小さな音があっという間に膨れ上がったと思った数秒後、木々を食い破るような勢いで飛び出してきたのは――巨大なムカデ。でかい。長さだけならフランキーの慎重に匹敵しそう。牙も触覚も立派な虫と言うにはあまりに頑丈そうな、節足動物というより甲殻類のような巨大なムカデ。

眼の前に飛び出してきた巨虫にさすがに驚いて声を上げる３人と…。

「　」ﾁｰﾝ

「サンジ―――ッ！！」

「サンジが気絶した――――ッ！！」

「立ったまま気絶たァスゥ〜パ〜に器用な奴だな」

とりあえず逃げるぞ、とフランキーが石化したサンジを担ぐ。ムカデは森の奥から途切れることなく飛び出し、森の地面を埋めて波のように迫ってきた。

ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ

「このッ…ウェポンズ・レフトォ！！」

フランキーがサンジを担いだまま左手をムカデの大群に向ける。手首がガチャッとズレて銃口があらわれ、そのまま火を吹いた。発砲音が響く。弾丸が当たって弾け飛んだムカデがムカデの波の上にボトッと落ちてそのまま波に飲まれた。

砲撃が止む。今のフランキーの攻撃はムカデ全体の　dice1d100=99 (99)　%ほどを吹っ飛ばした。

[44 1 25/03/18(火) 03:33:36]

　
数匹を残してほとんどのムカデが吹っ飛んだ。ひっくり返ったり痙攣したり、ともかく動けないようだ。
「んんん〜〜〜スゥ〜〜〜〜パァ〜〜〜〜〜ッ！！！」
「すっっっげ〜〜〜〜〜〜〜！！✨️✨️」
「オイオイオイまた威力上がってんじゃねェか〜〜〜〜〜〜！！✨️✨️」
「悪ィな…おれがス〜パ〜すぎたせいで、お前ェらの分まで吹っ飛ばしちまった」
フッ、と銃口からあがる硝煙を吹きながら言うフランキーに、ルフィとウソップは大喜びで目を輝かせている。そこにハッとサンジが我に返った。
「な…なんだ、どうしたんだおれは…何かとてつもなくおぞましい何かを見たような」
「あ、サンジ生き返った」
「死んでねェよ縁起でもねえこと言うな！！」
フランキーの肩から跳ね起きて叫んだサンジだったが。ｷｼ…ｷｼ…と小さな音が聞こえて反射的にそちらを向いてしまった。
「なんのお、と…」
ｷｼ…ｷﾞｼｼ…
草の上いっぱいにひっくり返って足を痙攣させている巨大ムカデ、ムカデ、ムカデ…。
「ぎ」
「あ、やべ」
「え？」

――――ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!

深い森に、サンジの絶叫が響いた…。

[45 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 10:26:39]

99て

[46 二次元好きの匿名さん 25/03/18(火) 18:28:02]

99笑ったwいいぞフランキー

[47 1 25/03/19(水) 00:35:52]

フランキーが強すぎて恐怖展開が潰された…

15

1.ルフィ組(森→分岐予定)

2.ゾロ組(廃村)

3.チョッパー組(廃村)

dice1d3=2 (2)

[48 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 03:23:08]

フランキー最高やっぱり兄貴だ

[49 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 10:32:27]

楽しみ

[50 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:27:17]

分岐か？

[51 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 23:41:30]

楽しみ

[52 1 25/03/20(木) 01:31:02]

15.ゾロ組(廃村中心部)

家と家の間を、アタリをつけた村の中心部に向かって歩いていると、ほどなく開けた場所に出た。円形の広場だろうか、幾つかの朽ちた建造物跡がある以外に建物らしい建物はない。ロビンは早速あれこれと調べ始め、ゾロは軽く周辺を見渡した。

「…何か匂うな」

チョッパーが言っていたのはこれだろうか？何かを燻したような、煤けた匂い。しかし考えてもわからなかったので一旦保留することにする。

「何かわかんのか？」

「そうね…詳しくはわからないけど、ここでは何か祭事が行われていたようね」

「さいじ？」

「お祭りよ。ワノ国でやったような」

対カイドウ戦の後、国を巻き込んでやった大規模な宴。もちろん規模的にはずっと小さいのだろうが、ともかくここには祭りの痕跡があるらしい。どれも朽ちたり苔むしたりしているのでゾロの目にはよくわからない。少なくともワノ国での祭りの影は、ここには微塵もなかった。

「このお祭りの詳細を調べたいわ」

「となると…」

次に探すのは

1.村長の家

2.寄合所

dice1d2=1 (1)

[53 1 25/03/20(木) 01:31:41]

16

1.ルフィ組(森→分岐予定)

2.ゾロ組(廃村)

3.チョッパー組(廃村)

dice1d3=1 (1)

[54 1 25/03/20(木) 10:24:37]

巨大ムカデの群れでサンジの心は

1.折れてる

2.燃えてる

dice1d2=1 (1)

[55 1 25/03/20(木) 13:17:28]

16.ルフィ組(森)

「サンジ〜〜」

「おーい、生きてるか〜？」

「ﾅﾝﾀﾞﾖｱﾚﾌｻﾞｹﾝﾅﾖﾃﾞｶｽｷﾞﾀﾞﾛｼﾞｬﾔｶﾖｺｺﾊ」

「よっぽどショックがでかかったみてェだな」ｵｩ…

「でもどうする？ビブルカードはこの先を示してるぜ」

「ああ、さらに森が深くなりそうなこの先をな」

「この先進んだらまた出てくるかな！あのでかムカデ！」

「⁂◎Å⭐︎§£⌘∂！！！」

「言葉にならなくてもここまで拒絶を表現できるもんだな」

「じゃあどうする？戻るか？」

「えー！おれ冒険してェ！」

「だよなァ。となると…」

ルフィと先に行くのは

1.フランキー

2.ウソップ

dice1d2=1 (1)

[56 1 25/03/20(木) 21:18:12]

「じゃあルフィとフランキーで行くか？フランキーの砲撃で倒せるのは確定だし」

「おめーはいいのか？」

「虫は平気なんだけどな、ちょっと今持病の”危険に近づいてはいけない病”がだな」ﾌｲ

「なるほど。じゃあビブルカードは貰ってくぜ」

「えー、ソップとサンジ、サニー号に戻るのか？」

2人は

1.サニー号に戻る

2.別ルートで島を探索する

dice1d2=2 (2)

[57 1 25/03/20(木) 21:56:30]

戻るのか、と問われた途端にサンジの目つきが鋭くなる。
「いや、まだ戻れねェ。落とし前つけさせてねェからな…！」ｷﾞﾘｨ
「そこは譲らねェんだな」
「え」
「とりあえずさっき通りすぎた川沿いに進んでみるぜ」
「あー、川の周りならあの虫もでなさそうだな」
「ああ。それに水辺には幽霊が出やすいとも言うからな、ちょうどいい」
「あれ？サンジくん？おれ様”危険に近づいてはいけない病”だって言ったよな？」
「心配するな、もし出たらゾンビでも幽霊でも蹴り飛ばしてやる」
「まず遭遇したくねェんだが！？」
「この島のどこかにうちのキッチンを血まみれにしくさったクソ野郎(たぶん幽霊とかそういうやつ)がいるんだぞ！！ナミさん♡と！ロビンちゃん♡のための食事やおやつを作る聖域を！！汚しやがった犯人にはきっちり落とし前つけさせてやる！！！」
「人の話を聞けー！！！」
「なんだサンジ、元気になったな！」
「そうだなァ」
「さァ行くぞウソップ！」
巨虫ショックから復活したサンジはウソップの首根っこを引っ掴むとずんずん進みだした。
「嫌だァァァァァ！！」
先ほどとは逆に、今度はウソップの絶叫が森に響いた…。

[58 1 25/03/20(木) 22:07:50]

17

1.ルフィ組(森の奥)

2.ウソップ組(川沿い)

3.ゾロ組(廃村中心部)

4.チョッパー組(廃村家の中)

dice1d4=2 (2)

[59 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 05:06:00]

2はお互いにできないことを補い合えるチームだな

[60 1 25/03/21(金) 12:38:10]

17.ウソップ組(川沿い)

「じゃあなー！」と笑顔で手を振る船長と「ドン☆マイ」とでも言うかのように親指を立てる船大工に見送られ、ウソップは今サンジと並んで歩いている。
「お、あったあった」
サンジが指差す先には大きくはない川。ここから上流に向かうらしい。
「っつってもサンジ、あの血の犯人？が誰なのかもここにいるのかもわからなくねェか？そもそも本当に相手が幽霊だったらどうすんだよ、物理攻撃効くのか幽霊って」
「さァ…どうだか」
「どうだか、ってお前」
この島に近づいた途端の怪奇現象だったから、この島ないし近辺に何かしら原因があるのだろう。ナミの言っていた呪われた島という噂の原因と同じものが。それを蹴り飛ばす気満々のサンジを横目にウソップは肩から下げたバッグを撫でた。
ゾンビにはばっちりだったが、幽霊にも塩効くかなあ…と遠い目をしながら。

[61 1 25/03/21(金) 12:44:03]

18

1.ルフィ組(森の奥)

2.ウソップ組(川沿い)

3.ゾロ組(廃村中心部)

4.チョッパー組(廃村家の中)

5.ナミ組(サニー号)

dice1d5=1 (1)

全員いい感じにバラけたんで話の進行ダイス

条件：ゾロ目

dice1d100=5 (5)

[63 1 25/03/21(金) 15:07:54]

19.ルフィ組(森の奥)

ウソップ・サンジと別れた２人は「じゃあ行くか！」と森の奥を目指した。
「ビブルカードはどうだ？」
「さっきと変わんねェな。ずっと向こうの方に動いてるぞ」
ルフィの掌の上で紙片が僅かに動く。どうやらこのビブルカードの持ち主、もとい大元の紙は森の一等奥に引きこもっているらしい。
「しかしなんで無人島にビブルカードがあるんだろうな。誰かが置いてったってことだろうが、何のために」
「そういえばレイリーはシャッキーに預けて他の島に行ってたな」
「はーん、なるほど？確かに行方を掴ませないためにはうってつけかもなァ」
そんなことを話しながらも倒木を乗り越え崖のような落差を飛び降り、苔に足をとられながら更に奥へ。
そうしてしばらく歩いた後、ふとルフィは気配を感じて顔を上げた。
「ん？どうしたルフィ」
「…何かくる」
またあのムカデのような虫かと警戒態勢に入ったフランキーの耳にも、その音は聞こえてきた。
ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ
ムカデじゃない。音の重さが違う。もっと小さい、けれど地響きがするほど数が多い…。
ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ…
ﾁｭｰﾁｭｰﾁﾞｭｯﾁﾞｭｯﾁｭｰｯﾁﾞｭｰｯ
気配と音の限り地面が波打つような膨大な数でこちらに駆けてくるさっきのムカデよりは小さな生き物。それがちょうど崖上にあたるところから一斉に飛びそのまま落ちてきた。あれは。
「「ネズミ――――――――ッ！！！？」」
ﾁﾞｭ―――――――ｯ!!
立ち位置が悪かった。崖のような地面の落差の下の方にいた２人は、落石ならぬ落ネズミを浴びて更に下へと転がり落ちていった…。

[64 1 25/03/21(金) 16:38:35]

19

18

1.ルフィ組(森の奥)

2.ウソップ組(川沿い)

3.ゾロ組(廃村中心部)

4.チョッパー組(廃村家の中)

5.ナミ組(サニー号)

dice1d5=1 (1)

全員いい感じにバラけたんで話の進行ダイス

条件：ゾロ目

dice1d100=28 (28)

[65 1 25/03/21(金) 19:59:24]

19.ルフィ組(森の奥)

ﾁﾞｭｯﾁﾞｭｰﾁｭｰﾁｭｰ
ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ――――――…
「…行ったか」
通常より明らかに大きなネズミの群れに飲み込まれて、ずいぶん落ちた。見上げれば地表まで数十メートルはありそうだ。巻き込んだ草木が体に絡み、おかげで地面に叩きつけられることは避けられた。
蔓を引きちぎって起き上がったフランキーは隣に転がっているルフィを揺さぶった。
「おいルフィ、大丈夫か」
「いってェ…」
「痛い？」
ゴムなのに？と思ったがよく見れば何箇所か出血している。落下のせいではない。ネズミに噛まれたようだ。そういえばネズミ達はフランキーにもじゃれてきていた気がするが、仰向けに落ちたところを正面から噛みついたところでネズミの歯の方が折れそうだ。
「あー痛かった、食われるとこだった」
「食われるところっつーか食われかけてんじゃねェか」
飲む用の水で軽く傷口を流す。見たところ深刻なダメージではなさそうだが、後でチョッパーに見てもらわないと細菌的な方面が怖い。野生の動物は衛生的ではないから。
「さて…お前が問題ねェなら先に進むところだが。どうする、ルフィ？上に戻るか？それとも…」
2人が落ちた穴の底は、そのまま奥に続いていた。洞窟だ。上を歩いていた時は草木に覆われて入口にも気づかなかった。上に戻る事自体は容易い。しかし…。
「奥に向かってる」
ビブルカードが穴の奥に向かって動いている。これは、当たりかもしれない。
顔を見合わせて、2人は穴の奥へと進んでいった。

[66 1 25/03/21(金) 20:03:52]

20

1.ルフィ組(洞窟)

2.ウソップ組(川沿い)

3.ゾロ組(廃村中心部)

4.チョッパー組(廃村家の中)

5.ナミ組(サニー号)

dice1d5=5 (5)

ゾロ目がでたら話が進む

dice1d100=77 (77)

[67 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 20:04:35]

ラッキー7