タシンおじさんがナタの正体を語って、そこから最終決戦に移るシーンは驚愕せずにはいられなかったよね(存在しない記憶)

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 02:02:06

    タシン:外の世界に出て自分を知ったつもりにでもなっていたか?呑気に外の世界を楽しんでいれば良かったものを……。教えてあげよう、ナタ。お前こそ我々守人の技術の結晶、数多の実験の果てにようやく完成した完全な人型護竜ナ・タだ。
    ナタ:な、何を言ってるの、おじさん……?
    タシン:お前の父親は実に目障りだったよ、ナタ。実験体に過ぎなかったお前に何を見出したのか、奴はお前を自分の息子だと言って育てるようになり、そしてそれからは実験にも消極的になった。優秀な研究員だっただけに惜しかったが、すでに人型護竜が完成した以上はお前もお前の父親も用済みだったのでな。我々は奴抜きで研究を進め、肉体はただの凡夫に等しかった我々も護竜となることに成功した。だがその裏で、奴が龍灯を止めようとしていたとは驚かされたよ。奴はこの実験はいずれ破滅をもたらすなどと抜かし、そのペンダントで龍灯を止めようとした。我々は祖とは違う。この手で全てを掌握してみせるというのに……。勿論、護竜となった我々を奴が出し抜けるはずもなかった。我々は奴を捕らえ、別の実験に使うことにしたのだ。そしてその後は唯一の後天的でない人型護竜であるお前を私自ら観察することにした。そのペンダントはお前の中の竜乳エネルギーが暴走しないよう持たせていたが、今ではもはやそれを気にする必要もない。
    ナタ:そんな……父さんは!?父さんは今どうなってるの!?父さんに会わせて!
    タシン:ふむ……気づかないのも無理はないな。お前はすでに父親に会っている。アルシュベルド……だったか?わざわざ知性のないモンスター型の護竜にしてやったというのに、あろうことか奴は里を襲い、多くの研究員を葬った。挙げ句暴走して龍都を荒らし回るとはな。君たちが奴を始末してくれたことには感謝しているとも。
    ナタ:そん……な………
    タシン:ナタ……いや、護竜ナ・タ。そのペンダントを渡せ。それは危険だ。我々が凡夫に戻るなど耐えられない。1000年に渡る研究を無に帰すなどあってはならない。お前は我々の生み出した愛し子だ。それを渡しさえすれば、龍乳エネルギーでお前に望むもの全てを与えてやろう。さあ、その野蛮人(ワイルズ)どもから離れてこっちに来なさい。

  • 2二次元好きの匿名さん25/03/15(土) 02:03:54

    ナタ:僕は………
    ナタ:いやだ!おじさんたちのもとには帰らない!龍灯を止める、父さんの……アルシュベルドの意思を継ぐんだ!
    タシン:はぁ………お前は考え方まで父親に似てきたな。……目障りだ。そこの野蛮人(ワイルズ)どもと共に始末させてもらう。目覚めろ、ゾ・シア。
    ナタ:な………!?
    ジェマ:なにこれ………こんなのまでいるなんて………!?
    アルマ:この護竜………これは禁忌級のエネルギーです!こんなもの、どうすれば………!?
    タシン:これはかつて祖が生み出した究極の護竜でね。だが祖はこれを制御しきれなかった。1000年前に龍都が滅びたのはこれが暴走したのが原因だったのだ。だが我々はこれを制御する理論を見つけ出した。この私がゾ・シアと融合し核となることで、この護竜の身体を思いのままに操ることができるのだ。この姿を見られたことを喜べ。そしてひれ伏すのだ。私こそが究極の護竜タ・シンだ。
    ナタ:………ハンターさん。
    ナタ:このペンダントを預かってください。これを持っていたら、力を解放できないから。
    アルマ:ナタ、まさか………
    ナタ:この力を解放すれば、僕はきっとアルシュベルドになってしまいます。元に戻れるかわからないし、父さんのように暴走してしまうかもしれない………その時は、お願いします。僕の大好きだったタシンおじさんはもう居ない………これは僕からの討伐依頼です。護竜タ・シンと、必要な時は僕の、討伐を依頼します。………僕も、全力で戦う。
    ハンター:………拝命した。
    ハンター:ナタの討伐依頼により、護竜タ・シンの討伐を遂行する!

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