- 1125/03/17(月) 00:42:03
前スレの簡単なあらすじ
先生とセイアが神ってやつの夢の世界に誘われちまった!!
やっべぇぞこれ!!
先生は神の夢にいたエミコって子と共に神が作った夢の世界の外へ行くことを決意!
セイアはいつの間にか神と契約して現実世界へ一足先に帰っちまった!
どうする先生!どうするエミコ!!
そんな前スレ
【SS】先生は塞翁が馬という言葉を知っているかな?|あにまん掲示板その言葉は中国発祥でね、簡単に言うと人生不幸か幸か未来のことは予測できないというものさなんでこんな状況でこれを喋ったのかって?簡単な話さ予測できないものが予測できた私にとってこの言葉は意味の成さないも…bbs.animanch.com - 2125/03/17(月) 00:43:56
- 3125/03/17(月) 00:44:31
- 4125/03/17(月) 00:46:18
安価、diceの要素も有ります!
- 5二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 00:51:51
立て乙
- 6125/03/17(月) 00:52:39
補足
夢の世界とは?
神を騙るナニカが作った夢の世界、他人の夢をベースに作ってるらしい
今は先生とエミコの夢をくっつけた世界と神がいる世界がある
エミコって誰よ?
神様へ供物を捧げる部活…通称メンチカツ部に所属してるとある学校の3年生
何かとすを付けるっす!
神を騙るものとは?
人を絶望させることが目的らしいクソ野郎 - 7125/03/17(月) 00:54:19
今日はここで更新を止めます
また明日! - 8二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 01:12:00
期待
- 9二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 01:12:57
うめ
- 10二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 01:13:05
作者の評価がクソ野郎なの草
- 11二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 11:14:07
保守
- 12二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 17:37:20
ホシノならぬホシュノ
- 13125/03/17(月) 21:33:47
「先生!」
"どうし…マジかー"
エミコの必死の叫び声に呼応して後ろをみた
見たくはなかった
「なんすか!?あれ!?パンケーキ!?」
"はは……"
「笑ってる場合じゃないっすよーーーー!?」
パンケーキ…もといパンちゃんが背後で建物を破壊しながらこちらに迫ってくる姿が見えた
「さっきから撃ってるっすけど効いてる感じがしないっす!」
"アレは戦っちゃダメだ!"
冷静に考えろ私!ちょっと気を失いかけたけど!
"とにかくエミコは弾丸をまだ保存しといて!"
「はいっす!」
"ヨシ!なら私のドラテクに任せろ!!"
――と言ったもののどうする!?
背中に来てるパンちゃんはだんだんと近づいてる!
ここは
してパンちゃんから逃げるしかない!
- 14二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:36:38
建物でパンちゃんを押しつぶす
- 15二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:46:24
トンネルに逃げ込む
- 16二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:55:10
生徒たちがいる場所に行きパンちゃんと争わせる
- 17125/03/17(月) 21:57:28
「マジでヤバイっすよ!!」
今は―――dice1d3=3 (3) するしかない!
1.建物の崩壊でパンちゃんを倒す
2.トンネルに逃げ込む
3.生徒たちがいる場所に行きパンちゃんと争わせる
- 18125/03/17(月) 22:02:55
"生徒の居るところに突っ込む!!"
「――え?」
"そこにパンちゃんをぶつける!"
「正気っすか!?あのパンケーキを!?」
"正気じゃパンちゃんは倒せない!狂気で対抗する!!"
「嘘っすよねーー!!???」
嘘では無い、悲鳴のようなエミコの叫び声が聞こえるが……無視だ
ごめん!
「ーーー!!」
パンちゃんの叫び声が聞こえる
ちょうどそこに
「うへー先生覚悟して貰うよ」
"ちょうどいい!ホシノ!"
「うへー……え?」
さすがに放心したのか口をあんぐり開けてる珍しいホシノにパンちゃんを託した
"頼んだよーーー!!"
「ちょっ!?」
ドカーンというなんともまぁとんでもない爆発音が聞こえるが全て無視した
"ホシノ…良い奴だったよ"
「いやいや勝手に殺してますけど死んでないっすよね!?」
――とにかくパンちゃんはホシノに任せて先に進んだ - 19125/03/17(月) 22:17:00
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━
「見えてきたっす!」
数多の爆発と苦難を越えついに見えたのは
"なんだあの暗闇……"
真っ暗な、真っ暗な外皮であった
「突っ込んでくださいっす!」
"大丈夫!?これ突っ込んでもいいやつ!?"
「―――多分大丈夫っす!」
少し自信がなさそうな声であった
"――えぇい!とにかく突っ込むしか活路はない!"
「行けっす!!先生!!」
"アクセル全開だ!"
くねる道などがあったからここまでアクセルはほとんど全開にしてないがここまで来れば一直線だ
このまま―――!!
「それはちょっと困るじゃんね☆」
!!
キッーーーと思わずブレーキを踏む
「先生!?どうしたっすか!?」
"――ミカ"
「そんなに警戒しなくても、ここまで頑張ったご褒美に私以外は配置してないよ」
「え?ミカって言ったすか?」
「お嬢様とも関係を―――」
面識がなく、多分名前ぐらいしか知らないエミコはポカーンとしてる
あと多分、風評被害だ!……多分!
"そこを退いてくれないか?"
「あはは、先生は面白いこと言うね」
笑いながらミカは言う
「そんなのするわけないじゃん」 - 20125/03/17(月) 22:19:58
- 21二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:26:35
ロールケーキを口にぶち込む
- 22二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:33:12
爆発物を投げつける
- 23二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:35:50
愛の告白をして動揺を誘う
- 24125/03/17(月) 22:37:36
"――ミカ!"
dice1d3=3 (3)
1.ロールケーキをぶち込む
2.爆発物をぶん投げる
3.愛の告白をして動揺させる
- 25二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:39:03
我ながら最低だなと思った選択肢に当たった
- 26125/03/17(月) 22:44:09
"好きだ!!
「―――わぁーお」
「ぇぇええええ!!!????先生とミカさんってそんな関係なんすか!?」
告白に別の意味で動揺してるエミコは置いて置いて
ブレーキを踏む!!
ミカは俯きながら
「嬉しいけど…」
"―――ぁ"
それは生存本能故か止まったミカを追い越すことはせず迂回を無意識に自分は選択していた
「乙女心を弄ぶのは厳禁じゃんね」
"いやいやいやちょっとー!!"
「死んでセイアちゃんに詫びてね」
ナニカが降ってきた
迂回しても遅い
私は全てが壊れる音を聞きながら
「先s」
最後に声を聞いた
DEAD END [女の敵] - 27125/03/17(月) 22:45:24
- 28二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:49:23
ドリフトして躱す
- 29二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:54:51
なりふり構わず真っ暗な外皮に突っ込む
- 30二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 22:56:26
セイアについて聞く
- 31125/03/17(月) 22:57:55
ここは―――dice1d3=1 (1)
1.ドリフトして躱す
2.構わず外皮に突っ込む
3.セイアについて聞く
- 32125/03/17(月) 23:05:13
"ドリフトしてミカを躱す!"
近づくミカに向かってアクセルを踏む!
「正面からなんて愚直じゃんね!」
ギリギリまで引き付け……
"ここ!!"
キューーッと地面とタイヤが擦れる音が劈く
「なっ!?」
ミカの攻撃はギリギリで躱せた!
「案外やるけど、それまで」
がしぃと車を掴むミカ
「お仕置じゃんね☆」
次の瞬間私は思い出した…
あぁミカってめっちゃ力強いんだったと
DEAD END [パワーis正義] - 33125/03/17(月) 23:18:22
ミカには正面では勝てない
だけど正面からの戦闘でスタートした以上奇襲も―――
いや…出来る!夢が記憶で作られるのならばこの行動は効くはずだ!!
"エミコ!何かあったように持ってきたアレ頂戴!"
「え?…わかったっす!」
エミコから貰ったそれを持ちミカに向かう
「え?先生!?」
ミカも一見丸腰で近づく私に驚いたのか足を止める
"―――そこだ!!"
隠し持っていたのはロールケーキ!
「それは」
口を開いた時点でミカの負けは決まっていた
「もぐぅ!?」
"ミカは絶対このロールケーキを吐いたりしないって思ってた!!"
本当は吐いたりすることもあるかもしれない
だけど私の記憶でミカは吐いたりすることは無かった!!
ミカがもごもごしてる間にダッシュで車に戻る
「凄いっす!さすがっす!あのミカさんを完封するなんて!」
めっちゃ目をキラキラさせながら褒めるエミコに素直に喜べなかったがとりあえずアクセルを踏む!
"長くは持たない!行こう!!"
「はいっす!!」
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
ミカを追い越しついに外皮へと辿り着く
"このままなんだな!?"
「このままっす!!行きましょう!神の場所へ!」
アクセルを全開にしながら風でぶっ飛びそうになる体を抑え突き進む!
だんだん、だんだん、黒い闇が――― - 34125/03/17(月) 23:22:46
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
「やぁ…先生」
そこには
「それとエミコだっけ?」
人の形をしてるが
「まぁ座りでもしまょうよ、ここは暇だし」
人では無いナニカが居た - 35二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:23:33
エミコはうろ覚えなのか……
- 36125/03/17(月) 23:27:39
- 37125/03/17(月) 23:28:37
今日の更新はここで終わります
保守感謝です!明日もよろしくお願いします! - 38二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:33:29
乙 なんでセイアは目覚めたんだろう
- 39二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:36:25
- 40二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:37:57
ほんとだ ありがとう
- 41二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 09:02:18
セイアは現実で別行動かな
- 42二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 17:06:50
ホシュノ
- 43125/03/18(火) 21:12:29
ギリィと少し古いベットを降りとりあえず周りを探索することにする
「ここは…もしかして」
少し観察してわかったがここは恐らく先生と共に行こうとした学校の内部の可能性が高い
―――だとすると誰かが私をここまで運んだのだろうか
「礼は言わないとね」
とりあえずガラガラと鳴る扉を開き
>>44へと行ったのだった
- 44二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:24:56
職委員室
- 45125/03/18(火) 22:36:43
職委員室に行けば誰かがいるかもしれない
そう考えガチャリと冷たい金属越しにドアを開けた
「―――誰もいないな」
確かここの学校はまだ廃校になったりはしてなかったはず…だというのに職委員室には誰もいなかった
「今日は何か特別な日なのもしれない」
「時間は――まだ午後の2時か」
随分と時間が経ったように感じてたが、あの世界とこちらは全く時間の進みが違うらしい
あの世界はこちらよりも進みが遅い…ということだろう
「ん?」
なんとなく直感で見たカレンダー
そこには7月24日に○が入っていた
「どうして…今日に○が?」
疑問に思う、何かこの学校では特別なことが行われる日なのだろうか?
その時
ガタンッ
と何か大きなものが落ちたような物音が聞こえた
「――気になるがここはあの物音の方が先か」
とりあえずあの物音の鳴る方へと歩を進め>>47に着いたのだった
- 46二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:39:00
ksk
- 47二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:40:11
メンチカツ部の部室
- 48125/03/18(火) 22:49:34
- 49二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:54:29
シマエナガに助けてもらう
- 50二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 22:59:02
小麦粉で目潰し
- 51二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:06:17
CQC
- 52125/03/18(火) 23:09:33
ここはdice1d3=2 (2) して逃げるしかない
1.シマエナガに助けてもらう
2.小麦粉でめつぶし
3.CQC
- 53125/03/18(火) 23:18:18
とりあえず探索するふりをして使えそうな小麦粉を持つ
「――ッ!!」
来た!
前から赤髪の子が銃を向けてる!
「はぁ!」
撃つ前に小麦粉をぶつける
「なっ!?」
さすがに気付かれてなく反撃されることはないと高を括ってたのか赤髪の子が驚いたまま小麦粉で目を潰される
「すまないがこのまま逃がさせて貰うよ!」
このままこの部屋を出なくて
パァンと軽く、風船が破裂するような音がした
「ぐっ」
後ろを振り向く前に頭に銃を突きつけられる
「ごめんなさい」
赤髪の声とは違う…この子は
その思考をする暇もなく
私の意識は途切れた
BADEND [数の暴力] - 54125/03/18(火) 23:19:31
- 55二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:19:33
このレスは削除されています
- 56二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:21:59
対話を試みる
- 57二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:23:53
急に体調が悪化して倒れたフリをする
- 58125/03/18(火) 23:24:51
最安価
- 59二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:25:46
ksk
- 60二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 23:27:22
シマエナガたちに助けてもらう
- 61125/03/18(火) 23:29:08
dice1d3=3 (3)
1.対話を試みる
2.体調不良を装って倒れたふりする
3.シマエナガに助けて貰う
- 62125/03/18(火) 23:47:21
「ピューーー!!」
シマエナガさん達を呼び寄せる口笛を鳴らす
「何事だ!?」ガバッと急な口笛に驚いたのか赤髪の子が起き上がる
「あちゃー」……小さな声で誰かが頭を抱える
「――2人か」
そう零した時には既にそこから横へと飛んでいた
ダダンッと重厚な音が連続する
避けれはしたが盾がこの机1つなのは不安だ
そこへガラスの割れる音ともにシマエナガさん達が乱入してきた
シマエナガさん達は赤髪の子を突く
「いた、痛いって!ちょ、いた、」
あまり生き物を攻撃したくないのか、銃は使わず追い払うことに赤髪の子は専念してる
「ありがとう…!」
このまま扉へ―――
「そうは問屋が卸さないよ!」
シマエナガの攻撃を受けてなかったのか緑色の髪の子がスライディングしながらこちらへショットガンを向け撃とうとしてる!
「…それは予測してたよ」
「なっ!?」
基本的に銃は近接戦に持ち込まれると弱いだから離れるのではなくあえて突っ込む!
予想外の行動に怯んだのか銃弾はこない
「足癖が悪くてすまないね!」
怯んだ顔をした頭にキックをお見舞いし緩んだ手からショットガンを奪う
「このまま扉まで逃げる!」
まだ赤髪の子はシマエナガと戯れているを確認し扉へ着く
「まっ」「待たない」
緑色の髪の少女の静止を聞かず、部屋から出た
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
「―――はぁ」
着いた先は2階のとある教室とりあえずここで一旦休憩をしよう - 63125/03/18(火) 23:48:23
今日は早いですがここで終わります
毎日の保守感謝です!それではまた明日! - 64二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 00:08:23
乙 保健室に寝かせてくれたのは誰なんだろう
- 65二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 06:54:34
ホシュノ
- 66二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 14:17:46
そういえばこの髪の色見たことあるような気がする
- 67125/03/19(水) 20:19:38
「―――な」
休憩がてら教室をよく見回した時だった
1つの机に花瓶があった
たった1つポツンとあるそのあまりの異様さに驚く
「これは……知っている、確か枕花だったはず」
コツコツと近づきその机に書いてる名前をみる
その名前は―――
「黄 エミコ?」
そう、枕花がある机の名前を読んだのだった - 68125/03/19(水) 22:05:18
- 69二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:49:41
ksk
- 70二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:59:53
正面から突撃
- 71二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:05:10
枕花がある机を盾にして会話
- 72二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:07:32
シマエナガに妨害してもらった隙に接近
- 73二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:11:31
ここは―――dice1d3=3 (3)
1.正面から攻撃を仕掛ける
2.花瓶のある机を盾にして話す
3.シマエナガに妨害して貰ってからの攻撃
- 74125/03/19(水) 23:18:17
「ピーッ!」
シマエナガさん達に……「そう何度も同じ手を食らうかぁ!!」
赤髪は突進してくる!
「なぜ!?」「シマエナガ達もご主人様が近くに居ちゃ攻撃もできないだろ!」
だがそれはこちらとしても有難い慣れないがショットガンでここは―――
バンッ!と重い音が響く――
が
「そんな見え見えの攻撃、当たらねぇよ」
「まさかトリガーを見切って照準から避けた!?」
ニヤリと悪魔のように笑い赤髪は答える
まるでここでチャックメイトだというように
「そうだよ、私は目がいいからな」
もう遅かった、初めて使ったショットガンの反動でまともに動けない私に目掛けて銃口を向け
「―――可哀想だが生贄になってくれ」
申し訳なさそうにする声を最後に意識が闇に溶けた
BADEND [生贄] - 75125/03/19(水) 23:19:43
- 76二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:36:06
向こうが弾切れするまでなんとか回避
- 77二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:40:00
エミコの机を盾に接近を待つ
- 78二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:46:19
正面から攻撃を仕掛ける
- 79125/03/19(水) 23:49:55
今はdice1d3=3 (3)
1.弾切れするまで回避
2.エミコの机を盾に接近をまつ
3.正面から攻撃する
- 80125/03/20(木) 00:01:45
先手必勝!相手が攻撃する前に正面から撃つ!
「最短直進で倒す!」
「なっ!?」
さすがにこれには驚いたのか、少し怯んだ様子をみせる
「このまま―――!!」
銃口を避けるようにスライディングし股下まで潜ろうとした瞬間
「なんちゃって」
赤髪は一本、足を進めた
「!?まず――」
こっちから接近されて驚くのは罠、実際は接近した所をさらに接近しゼロ距離から撃つつもりだったことに気づくもののもう既に時遅し
「これも――かみさまの」
少し悲しげな顔をした彼女はきっと…見間違えとか嘘とかではなかった
カチッと冷たい金属の触感と音がした
その部屋には叫びのように銃弾の音が響いた
BADEND [かみさま] - 81125/03/20(木) 00:03:55
誤字
一本✕
1歩○ - 82125/03/20(木) 00:38:14
この狭い教室という空間での戦闘は難しい
下手に行動するとライフルで蜂の巣だろう
―――だがそもそもの話である
なぜこの生徒はここに居るのだろうか?
なぜこの生徒はあの机に触っただけで激昂したのか?
答えは絡まった糸より単純であり、故に因縁を深くしてる
「君は……ここの生徒なんだね」
「!?それがどうし」「その反応で理解した」
「ここは狭く、蜂の巣にされては敵わない、だけどこの行動はどうかな?」
「な!?」
私はショットガンを放り投げ……代わりに近くにあった椅子を掴み、投げた
「はァ!?」
思わず避ける赤髪の反応を見て、より理解は深まる
「―――君はこの学校は傷つけたくないんだね」
「!!!てめぇ!!だからって、うぉ!?」
「ほい!そいや!せいや!」
ポイ、ガンッ!ポイ、ガンッ!とにかく教室にあるものを投げて投げて投げまくる!
「てめ、ちょ、はな、おい!壊れ、やめ!」
「ほい!せい!はァ!たァ!よいしょ!はい!」
投げる!投げる!投げる!投げる!
少し良心は痛むが仕方なく――だ
後で謝れたなら先生と一緒に……「いやこれは無駄な思考だったな」
「何を!?」「チェックメイトだということだよ」
「もしや君は私がただ無秩序に椅子を投げてたと思っていたのかい?」
「まさか―――!?」
彼女の前に積み上がってる椅子達、これはただ彼女の前に積み上がってるのではない、椅子が彼女を囲うように積み上がっているのだ
「君はこの牢屋を壊せない……これで終わりだ」
そう言いこの勝負の決着をつけたのだった - 83125/03/20(木) 00:48:27
「ちくしょう…かもしれないな」
ドサッと座り込む音が聞こえる
どうやら諦めたらしい
「どうしてだ…」
「なんの話かな?」
「白々しいわ!……あの花瓶がある机の椅子だけ、なんで投げなかったんだよ」
「1番近かっただろ?」
赤髪の彼女は少し、期待するような、不安そうな、そんな声色で呟いた
「あぁそれは簡単な道徳の話だよ、私はね…」
「死を冒涜はしたくないんだ、それはあまりにも死んだ人に失礼な話だろ?…それにふりだとはいえ、死ぬのなんて二度と御免だからね」
「なんだよ、その死んだことがあるような……まぁいい、納得した」
諦めたように、少し困ったように言った
「僕はとんでもない人に向かっていったんだなって」 - 84125/03/20(木) 00:59:40
「ちょっと!!待ってーー!!……てえ?」
ガラガラドン!!と扉を開けて来たのは緑色の髪少女だった
「あ〜こっちは終わったわ、負けだ、負け」
「―――負け?」
「あぁ……この牢屋みてぇな椅子見ればわかるだろ、私は負けたんだよ」
「負けって…なに?」
「負けは負けだろ、もう――」
「ちょっと待ってよ!!それじゃエミコのこと!!」
「ちょっと待ってくれ」
喧嘩しそうな険悪な雰囲気になってる2人に割って入る
「―――まず、君たちの話を聞きたい」
「いやそもそも…君たちは何者なんだい?」
赤髪の少女が答える
「僕?僕はメンチカツ部の部員って言っても伝わらないか、この学校の3年の>>85 って名前だよ」
「わ、私は――この学校の2年の>>87だよ」
「なるほどね…私は百合園セイア…とある組織にいる3年生だよ」
- 85二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:03:16
- 86二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:07:51
ksk
- 87二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:10:36
水戸野(みどの)ミト
- 88125/03/20(木) 01:14:11
今日はここで更新を終わります
話もそろそろ終盤で今週中に終わることを予定してます
2スレ目で終わる予定ですがENDによって3スレ目ができるかも……
多分安価するシーンは残り少ないですが最後まで付き合ってくれると幸いです
毎日の保守いつも感謝です!! - 89125/03/20(木) 01:14:58
いつも名前が決まってないまま安価で名前を決めて進んでるスレ主ですまない!!!
- 90二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:22:41
乙 姉貴は赤髪の子かな
- 91二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:25:02
- 92二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 01:29:17
そうだよ
- 93二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 07:19:58
最初に暴れん坊な子達の制圧が今回の目標にってくだりがあったけど、二人で学校を占拠してたのかな
- 94二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 12:34:55
ショットガン使うと思ったら全然使わない方法だった……そういやそうよなその学校の生徒なら余程のことない限り学校の備品壊したくないよな
- 95125/03/20(木) 20:07:42
「名前も聞いたところで――その赤城ヒトミ」
「いいよ僕はヒトミで……それで、なんだ?」
「改めて話を、聞きたい」
「そもそも私の目的は、ここの学校での騒ぎを起こしていた生徒の鎮圧だった」
少し驚いた顔をするヒトミ
「あぁかみさまはしっかりとやってくれてたんだな」
「―――かみ?」
初めて聞く言葉ではない、だがそれはあの夢の
「そんなことより!!」
この先の話を遮るように緑髪の少女…水戸野ミトは声を荒らげる
何か知って欲しくないことがあるように…だ
それを
「いいや、もう話しちまおうぜここからじゃどうにも出来ない」
諭すように、諦めるように、いいやそれとも切り替えたように…だろうか?
クレバーなようで熱く、熱いようでクレバーな少女は要請する
「協力してくれ、1年前に死んだ……黄エミコに会うために」
そう言い話の歯車を進めていくのだった - 96125/03/20(木) 20:32:23
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「まぁ会って早々ですまないんだけどね」
ゾワッと声を聞いただけで背筋が冷える
「ご褒美でもやろうかなと思ったんだ」
"ご褒美……?"
あの、ナニカが語るご褒美
ご褒美とはなんだ?目に見える報酬か?それともこれから先使えるかもしれない情報か?それともただ絶望させるための仕掛けか?
ぐるぐるとぐるぐると頭に思考が流れ混む
「いやいやそんなものじゃないよ」
バチンッと思考を断ち切るように声が聞こえる
カツ、カツ、と硬い足音を響かせこちらに近づいてくる
反応したのはエミコだった
「―――ッ!!!」
"エミコ!?"
エミコが突っ込んで行く、あまりの速さに表情も、顔も、行動さえも見えない
「あぁ…そういう感じね」
に、対してだ
余裕そうなナニカは片手を出した、それだけだった
エミコが吹っ飛ぶ数メートル、いやそれ以上まるで何かに引っ張られたように数メートル先までぶっ飛んでいく
"エミコ!?"
駆け寄ろようとしたその時、ナニカはもうエミコの目の前に立っていた
さっき、エミコに一瞬視線を合わせてた時ナニカから視線を外した瞬間
もうそこにはナニカは居なくエミコの前に居た - 97125/03/20(木) 20:41:53
「まぁそうなるなよ」
悠々といっそフランクに話しかけるナニカ
「ただ、ご褒美をするって話なのにさ」
「前置きが長くなったね先生、早速ご褒美といこうか」
震える、この存在に、このナニカに認知されているという事実に
その事実を認めたくないと体から防衛本能がでる
ガタガタと、足を震わせてしまう
それを気にもとめずナニカはまるでエンタメのように語った
「実はエミコって子は隠し事しててね」
「その隠し事は―――」「やめ」
静止は聞こえなかった、ただナニカの声が妙に刺さるように聞こえた
「1年前に死んで、神隠しの被害者としてここに来てるんだ」
「そして、先生君が…今回の神隠しの被害者なんだよ」
「それも全ては黄エミコが仕組んようなものなんだけどね」
そう、まるで黒幕が正体を晒すシーンのようにいっそ小物臭く滑稽な程全て笑いながら話したのだった - 98125/03/20(木) 21:01:52
「そもそもの話、先生はどこまで知ってるのか曖昧なものだから」
「これを話してもちっとも伝わらない可能性を覚悟してたんだけど……その顔をみる限りその心配はいらなかったようだね」
そう笑っているナニカの目に映る私は…きっと酷い顔をしているんだろうな
そう他人行儀にみることでなんとか心の傷を塞ごうとしている自分に今気づいた
"なんで……なんでそんなことを?"
絞り出した声は枯れ枯れで秋の葉のようだった
「―――」
エミコは答えようとはしない、倒れたまま何も言わず蹲っていた
「話してみようよ、黄エミコ、君が望んだことだろう?」
"望んだ…?"
エミコは話さない、ただその暗い表情の奥に見えたのは小さな涙だけだった
動けない、この涙を見ても、動けない…いや動けないんじゃない、固定されている
足が、体が、まるで標本にある動けない蝶のように固定されている
「今更気づいたの?」と笑いを堪えてるナニカが喋る
「何かされたら困るからね、まぁ何かできるとは思えないけど」
少し声のトーンを下げ頭をこくりと下げたと思ったら
「あぁにしても堪らないね、ここは暇だしさぁ!」
ガバッと顔を上げ狂ったように笑い、語る
「こうやって人が何も出来ず、それを笑えることぐらいしか暇つぶし出来ないんだよ!」
ニヤリとひと笑いした後にこちらに目を向け
「神様にでも祈ったら?」と悪趣味に語るのだった - 99125/03/20(木) 21:06:10
「とは言っても、ここまで来たのは賞賛に値することは認めるよ」
笑って舐めて腐らせて満足したのか喋るナニカ
「まぁそろそろめんどくさいネタばらしでもしようか?」
「これもご褒美ってね」
そうしてナニカは語りだす
この起源、全ての始まりの話へ - 100125/03/20(木) 21:18:49
「昔の話、1年前だけどね」
まぁいいかとため息し話を再開する
「とある学校には仲良しな3人組が居ました」
「アホの黄エミコ、勢い任せの赤城ヒトミ、優柔不断の水戸野ミト」
「その3人組はクラスはバラバラな1人の3年生と2年生達のグループでした」
「その3人組が仲良くなった経緯とかはいいか…ま、3人組は同じ部活で仲良くなったのさ」
軽く、まるでそこは意味が無いように吐き捨てるナニカ
「ですがある日そんな3人組に転機が訪れます」
ニヤリとここからが面白い話とばかりに大きな声を出す
「なんと、元々体が弱かったエミコの容態の変化です」
「エミコは近くの誰かに助けを求めようとしましたがそれは叶いませんでした…」
「それは何故か?簡単!単純!実はミトを原因にヒトミと喧嘩をして、帰り道を変えたからなのです!」
既に笑いが込み上げて堪らないのか笑いそうになる口を手で塞いでる
「なんともまぁバカなエミコ!わざわざ遭難しやすい山道で帰るとか…いやちょっと笑いが止まらないですね」
はァと笑い疲れたのかナニカは息を整え
「そしてエミコは死んでしまったのでした!」
と嬉々とした表情で語るのだった - 101125/03/21(金) 00:06:21
「でもそれは過去の話であり、起点だ」
落ち着い様子で話す
「今の話をしようか」
ガタッとエミコが少し動く、まるで死んでいながらも肉が生きてる魚のように
「あぁ…そういえば君は知らなかったな、君がここに来てから1年経ってるよ」
その反応を見てそういえばと、思い出すように話すナニカ
「話が逸れたね」
話を戻すようにコホンと咳をして話す
「エミコが死んで失意の2人、そんな彼女たちに私は言いました」
「彼女に会いたいのならばこの学校に誰か連れ込めと…」
「その誰かが神隠しにあった時、エミコを会わせてあげようと」
締めくくるようにナニカは言う
「それがこの話の発端、全ての始まりなんだよ」と - 102125/03/21(金) 00:11:15
今日の更新はここまでです
物語も終盤ですが、神のクソっぷりの演出力が足りてるか不安な気持ちです
つまらないシーンかもしれないですが気長にまって欲しいです
それではまた明日!
毎日の保守感謝です! - 103二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 07:21:56
このレスは削除されています
- 104二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 13:59:47
そろそろ保守するか♠
- 105125/03/21(金) 20:39:23
違和感があった
- 106125/03/21(金) 20:47:07
言っていることは本当だろう
だけど何か引っかかる、魚の骨が喉に刺さったような違和感
あのナニカは何かを隠してる
それは間違いない、ネタばらしと言ったものの全部言うやつでは無いだろう
そもそもの話である
何故、彼女…黄エミコは神隠しに選ばれたのだ?
彼女の話では確かメンチカツ部が出来たらもう神隠しは行われなかったはず
ならば何故急な神隠しが始まったのか
毎年恒例の奉仕がその年にたまたま行われなかったのか?
それとも神隠しは不定期であるため数年経ってても大丈夫なものなのか?
それとも―――神隠しは誰かの願いで生まれたんじゃないか?
誰の願いで?
それはきっと……会いたいと願ったそのメンチカツ部の2人なんじゃないか?
神、それはわがままであり、全てエゴで動く存在だが…それが全てではない
願いを叶える、そんな神も居たはずだ
ならこのナニカは?
彼女は一体なんの神なのだろうか?
それがきっと―――違和感の正体だ - 107125/03/21(金) 20:55:21
結論が出た
このナニカはきっと悪い者じゃない、むしろ良い者の可能性がある!
交渉は今は出来そうにない、あいつが何かの願いで動いてるのだとしたらそれを叶えるために今動いてるはずだ!
そう結論付けると見えるものが見える
視点が変わる、視野が広くなる、情報に隠れてたものが見える
例えば昔は体が弱かったのに今は凄くエミコは動けてる、これは夢であるのもそうだが…それもエミコの願いによって神が叶えようとしてる結果なのかもしれない
それして、昔起こった最初の神隠し
これはそもそも殺人を隠したかった生徒を神隠しとして神が庇ったとも見える
―――だが、それが見えたとして事態は好転する訳では無い
良い奴だろうが、今は敵であり説得も難しい
そもそもこれは推測であり、下手に1部当たったとしたら神の逆鱗に触れる可能性もある……
迂闊には動けない
目の前の神とエミコを見据えながら動いた時にとる行動を今取捨選択するしかない! - 108二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 22:40:22
悪いやつだったらメンチカツ供えたくらいで神隠しやめないか
- 109二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 08:20:55
メンチカツがハチャメチャに好きだった可能性
- 110二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 15:17:19
この説好き
- 111125/03/22(土) 20:30:35
「ネタばらしも終わったし……そろそろこの物語も終わらせようか」
「じゃぁね先生、暇つぶしにいつか見るいくよ」
そう言い手を私に向ける神、瞬間信じられない程の風がくる
台風でも近くに発生してるのかよ!とツッコミたいが口を開こうとするだけの余裕などない!
―――不味い、ここまで来たのにこれで最後なんて……なんとかまだ飛ばされきれてないがジリジリと後ろに、闇に、外皮に近づいていってる!
"神!君は――!!"
なにか手はないか、何か、何か!吹っ飛ぶのを覚悟して必死に口を開けるが
「―――」
何も見えない、何も言わない、それは感情がない置物のように―――
ただ呆然と立っている
このままだと本当に……何も出来ず、エミコが――生徒が泣いているのに何も出来ないまま終わって……
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それはダメだ!絶対それを諦めてはいけない!
人として、先生として、そのラインは必ず!もう!1回も!!
目を開け、前を見据えろ
今は無理だ、無茶だ、無謀だ
だがそれでも何かを掴みたいのなら、何か選び取りたいのならば
何かを見つけろここにある違和感を全て! - 112125/03/22(土) 20:37:37
- 113二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 23:06:27
エミコに神を撃ってもらう
- 114二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 23:13:41
エミコに三人が仲良くなった経緯を聞く
- 115二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 23:15:55
エミコと二人で光が差す方へ向かいセイア達とコンタクトをとる
- 116125/03/22(土) 23:19:19
ヒントはもう出ているはず
dice1d3=2 (2)
1.エミコに神を攻撃させる
2.エミコに3人が仲良くなった経緯を聞く
3.エミコと2人で光が差す方に行きセイア達とコンタクトをとる
- 117125/03/22(土) 23:32:38
走り出す!神がいつまでも待ってくれるとは限らない!神が2人の願いを叶えようとしてるなら仲良くなった経緯とかに何かあるはず!
"―――エミコ!!"
「……せん、せい」
顔を俯いたまま……だけど声でわかる
そんなに離れていた訳ではなかったのにエミコの顔は酷くやつれてて憔悴しきっていた
「全部……全部私のせいなんす、私が、私が願ったから……」
エミコが願った…?
おかしい、神の言う通りなら…だが神が全て言ってたとは限らない
とにかく!ここはエミコに3人組が仲良くなった経緯を聞かなくては!
"なんで…エミコとあの2人は仲良くなったの?"
少し驚いたように顔を上げ
「それは、メンチカツ部でみんなと出会ってから」
エミコが話そうとした瞬間
「――そこまでだ」
声が響いた、ゾッとする感じじゃない、むしろ聴き心地がいい、透明で、ハッキリとしてて、英雄が登場したみたいなそんな安心感すらある
いやだからこそ恐ろしい、機械のような神の声を初めて聞いたと今わかった
"やっぱり今までは―――!?"
さっきの比ではないほどの暴風に煽られぶっ飛ぶ
それだけでは無い暴風だけではなく何かに身体を掴まれる感触さえある
『神』は一言…最後に言った
「そうやって私を見るのか、お前も」
それを最後に私は外皮にぶつかり―――
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痛いほどの眩しい空を見ると時計があった
その時計は正午を指していた
BADEND [また今日も] - 118125/03/22(土) 23:34:56
- 119二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 23:46:35
エミコと二人で神を拘束する
- 120二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 00:18:26
とにかく風の吹いてくる方向へ進む
- 121二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 00:30:32
- 122二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 00:33:11
- 123二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 00:34:31
bad二回引いたら先に進むし、あまり作者さんを待たせるのも悪いと思って
- 124125/03/23(日) 00:35:18
ここは
dice1d3=2 (2)
1.エミコと2人で神を拘束する
2.風の吹いてる方向へ進む
3.祈る
- 125125/03/23(日) 00:48:07
今は風の吹いた方向……つまり神への方向へすすむしかない
今は神はセイアの方へと集中してるなら奇襲の可能性があるはずだ
タックルでもなんでもしてとりあえず動きを抑えなくては!
そう考えるや否や身体を鼓動させるように躍進する
神と私の距離はせいぜい50mぐらいだ
走り出したら神へは行けるはずだ!
走り出す、目の前の神はまだ動かない
40mこちらを見たが特に動く様子はない
"―――はァ"
近づけば近づく程に体力は少なくなり、体は鈍る
それでもまだ動けない訳ではない
30m……エミコを通り過ぎる
「そうくるか」
ここで私を対処しなくてはと認識したのかこちらを目視して睨む
20m……まだ攻撃はこない、舐めているのか分からないがとにかくこの内に神へ奇襲しなくては!
10m!飛び込んでタックルを…「無駄」
今までの暴風では説明がつかない、何か掴まれる感触がした
「それじゃぁね先生、無謀な挑戦ご苦労さま」
そう言い残し神は私を何かでぶん投げたのだった
―――外皮が近づく……このまま
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目が覚めるとそこはシャーレの部屋で、いつもよりも眩しい時計をみると正午を指していた
BADEND[無謀] - 126125/03/23(日) 00:49:56
今日はここで終わります
明日で多分完結する予定なので良かったら見ていってください
19時ぐらいに更新する予定!
毎日の保守感謝です! - 127二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 08:33:57
物語も佳境だけど日記って何が書いてあったんだろう
- 128二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 16:06:19
参加した安価スレが完結するのは初めてだから期待
- 129二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 20:19:43
またサーバーの調子が悪くなったみたい
- 130125/03/23(日) 20:20:53
遅れます
21時ぐらいに更新することになるかも……すいません! - 131125/03/23(日) 20:58:51
神を見る
こちらにも見向きもせず、光の方を向いてた
―――それでいい、それがいい
"それでやっとこっちのテーブルにつける"
走る
これをするのは確信が足りなく、確証もなく、ただあるのは可能性だけ
その1つの可能性のために覚悟をしろ
たったその一瞬のために走れ!
"―――ッ!"
考えれば考えるほどおかしかったのだ
神の行動は矛盾していた、私を排除したいのに1番簡単な『殺す』という選択をしてなかったそれは何故か?
殺せなかったか、殺すことで不都合が起きる可能性があるかだ
殺すことで不都合が起こることなど本来はありえない
だがここは本来ありえないことが起こる夢の世界
その不都合とは―――
"時間を戻すこと"
あの時を戻す影響が神にも与えられると見えるものがあった、私を殺さなかったものそうだが
何故わざわざ別の世界などを作って私の世界と区切っていたのか?それが時の影響を受けるからとしたらなら―――!!!
「―――先生?」
床に落ちていた冷たい感触を握って一言絶望に打ちひしがれていた彼女に言った
"絶対に助けてみせる" - 132125/03/23(日) 21:03:00
DEAD END
continue?
"YESだ" - 133125/03/23(日) 21:06:50
散々とした仕事が上に詰まってまともに素肌が見えることはなさそうな机で起きる
痛い程眩しい空を睨みつけ、時計を見ると
7月14日の正午を指していた - 134125/03/23(日) 21:28:41
"―――何とか戻れたっぽいな"
ふぅと安心のため息がでる
あのまま戻れない可能性もあったが何とかなりそうだ
"神の様子は分からないけど…効いてるなら情報アドバンテージはこっちにあるはずだ"
私が神について知らない可能性も考えてたってことは神は多分ずっと見ていない
"最後のセイアの行動が少し不安だけど…大丈夫のはず"
セイアを信じてとにかく今は神の対策についてしっかりしなくてはいけない
真夏の太陽、イライラするほどに炎天下の中私はシャーレを出てあの学校へと走り出した - 135125/03/23(日) 21:30:27
- 136二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 01:55:28
倉庫(の日記)
- 137二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 07:09:26
なかなか面白い展開じゃないの
- 138二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 13:25:33
調子悪いから早めに寝たけど安価あったのか あとはエピローグ的なものだけで安価はないと思って油断してた 正直どういう方向性やノリの安価をやりたいのかいまいち掴みずらかったけどリゼロみたいな感じの話をやりたかったのかな
- 139125/03/24(月) 21:03:39
行き当たりばったりというか最初にぼんやりとした書きたいものがあってそれを書きながらだんだんと頭に出来たものをぶち込んでいった感じです
方向性が掴みずらいのは根本的なところがブレブレなところがあるからですかね…
結構最初らへんに言ってたような気がしますが最初はオリキャラとか出すつもりはなかったのにオリキャラが出たのもその行き当たりばったりての産物です
つまり簡潔に言いますと、行き当たりばったりのスレ主ですまない!!!!
- 140二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:05:48
行き当たりばったりで予想外の方向に行くのも即興で作る安価の醍醐味
- 141125/03/24(月) 21:12:37
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ガラガラといつか最近聞いたはずなのに昔に聞いたような安心感を覚えながら倉庫への扉を開けた
"ここにあ……た!"
ガサッと音を出し見つけたのは日記だった
"結局なんの日記なんだ?"
気になったままエミコに撃たれて失った日記
―――今は特に何も感じなかった
それを見てもいいか不安になる感覚それがなく、今は見てもいい気がする
逸る好奇心を押さえつけながらペラッと軽い音と共に日記を覗いたのだった - 1421 日記25/03/24(月) 21:30:52
私の名前は黄 エミコ
とある学校に居る高校三年生!メンチカツ部所属!
この日記は私が私を忘れないために書くもの!
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姉貴は、赤城ヒトミ
舎弟は、水戸野ミト
そして番長な私!
↑忘れないように!
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5月6日
最近よく姉貴が怒ってる、よくドヤ顔でヘッドホンをしてることを自慢してたけど…最近壊れちゃったらしい
なにか舎弟と一緒に買ってあげよう
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5月10日
一緒に舎弟と買ったヘッドホンは凄く気に入ってる!
舎弟が選んだものだったけど良かった!
こういうヘッドホンの種類について疎いことを悔やむむむ…舎弟が居て助かった!
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6月6日
今日はメンチカツ部として大切な日!メンチカツを作って神様に供物として捧げるのだ!
なんでもメンチカツなのは最初の神隠しの子が好きなものなんだって
神隠しにあった子達へのものと神様へのもの供物……その2つの需要を満たすメンチカツなのだ!
でも神隠しにあった子達はどうなってるんだろ…? - 1431 25/03/24(月) 21:35:06
ペラペラとめくる
最初の3年のところに消しゴムの跡があるのは進学してる度に書き直してるのかだろうか?
"なにか――重要な情報はないのか?"
ページをめくると気になるページを見つけた - 1441 日記25/03/24(月) 21:42:48
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7月3日
体調が悪い、最近よく倒れることが多いみんなから心配されているけどまだ大丈夫、物忘れもまだそんなに酷くない
いつかよくなる
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7月8日
頭が痛い、とにかく薬を飲まなきゃいけない
昨日、ヒトミから課題のこと言われたけど忘れてた
今までこんなことなかったのに
今まで?私の今までって信頼出来るのかな
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7がつ12か
つよくあたっちゃった、みんなにあやまらなきゃ
いたい、あたまがいたい
にっきをかくのもつかれる
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7がつ13か
またやっちゃった、どうしよもない
あのころにもどりたい、かみさまたすけてください
あのころにずっといさせてください
このいたみからかいほうして - 145二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:49:02
記憶や知能を失っていくのはつらい
- 146125/03/24(月) 22:22:20
パタリと日記を閉じる
そこから先は空白だった
わかったのは―――
"エミコは体が弱かった、その影響か頭の痛みも感じてた"
"そして神に願った…強い体を"
強く、頑丈で、病に倒れないような、そんな体を願った
"でもそれは叶うことなく"
"次の日にまた2人と喧嘩したままいつも違う山道で帰って"
死んだ……そう黄エミコは死んだ
"そしてそれも、神隠しになった"
どんな気持ちだったんだろうか?この箱庭に閉じ込められたまま、友達と喧嘩別れしたまま、ただ最後に願った願いが叶ったのは――
分からない、私は人の気持ちを分かるなど言えるほど傲慢になりきれない
"でも、だからと言って人を理解することを諦めたくない"
メンチカツ部の3人、昔の後悔
神が言っていた通りのことを改めて確認する
―――ならすべきことは
"神を説得でもなんでもして3人を再開させることだ" - 147125/03/24(月) 22:36:28
この日記はこれで終わりかな
そう思い日記を閉じて元の場所に戻そうとした時だった
軽い…軽い音を立てて小さな紙が落ちた
自分を見て欲しいと言ったようなそんな音だった
"なんだ…この紙は?"
綺麗に折りたたんである紙を開きその文字をみる
「神は神であることが神たる所以であり、故にその玉座から引き摺り堕ろすことが―――」
"最後はめちゃくちゃでもう読めないな"
必死に素早く書いたのだろう、文字はめちゃくちゃでしっかり読み通すことも難しい、読めるのはここが限界だ
綺麗にたたんであるのに文字はめちゃくちゃ、その歪さが怖いが、逆にそれがここに書いてあることが重要だと示しているようだった
"覚えておいて損は無い…よな?"
"とりあえず次は>>148に行くか"
少し不安な気持ちを抱えたがここでやれることはやった
次行く場所を決め一応倉庫にあった懐中電灯を持ち倉庫から出たのだった
- 148二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 22:38:40
校舎の二階
- 149125/03/24(月) 23:15:15
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━━━━━━━━━━━━
グラウンドを抜け校舎に入り2階へ足を進める
ギィィ…ガタッと少し緩く古い音を階段は奏でる
―――結構心配になる音だった
"とりあえずついたけど…"
周りを見渡すと案内表があった
どうやら2階は教室と音楽室ぐらいなものらしい
"とりあえずここは"
dice1d3=1 (1)
1.色々な教室をまわる
2.音楽室へ行く
3.>>150
- 150二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:16:47
- 151二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:17:30
- 152二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:21:07
一応安価出てるし間違えて振ったのかと
- 153125/03/24(月) 23:27:13
多いがとりあえず色々な教室をまわることにした
"まずは1番奥から!"
━━━━━━━━━━━━━━━
扉を開けるが…特に何も無い、黒板になにか書いてるある訳では無いし、なにか机の中にとんでもないものが入ってる訳でもない
"次だ!"
━━━━━━━━━━━━━━━
特になし
"次や!"
━━━━━━━━━━━━━━━
なし!ない!
"次の教室はまだなにかあるかもしれない…次!"
━━━━━━━━━━━━━━━
なし!!
"ま、まぁなにかある方がおかしいしね…次!"
━━━━━━━━━━━━━━━
ガラガラと音を立て扉を開く
ぶらりと窓が空いていたのか夏の風がこちらに吹いてきた
"なんでここだけ…?"
歩くと1つの机だけ教科書などが入っていた
"名前は――"
確認すると名前は黄 エミコと書いてあった
他の机などはには特に何も無く、ただその机にだけ教科書が中にしまってある
"ここに居たんだね"
夢の廻廊、記憶の中……つまり彼女の記憶に残ってる場所、それがここなのだろう
自分の席、自分の場所
"救おう、必ず"
覚悟を決め、この教室から出ていくのだった - 154二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 09:09:23
頑張れ
- 155二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 14:35:39
そういえば現実だと花置かれてるけど夢だから昔のまま教科書あるのか
- 156125/03/25(火) 23:26:14
バリッと引き裂くような千切るようなそんな痛々しい音が聞こえた
いやバリッは違う正確にいうとビリ、ジリィという音だ……嫌な音ではない、むしろ心地いいとさえ感じた
――とにかく教室の扉から180度回転し窓に行く
"まさか…セイア?"
外には天使の梯子のような光の裂け目があった
これはつい最近見た事がある…神と相見えた時のそれだ
ビリリッと響く音に呼応するように裂け目が広がっていく……セイア側の干渉が強くなっていってるというのだろうか?
「ーー!ーーー!」
下から悲鳴が聞える――足は無意識のうちに悲鳴の元へ駆け寄っていってた
声の方向から予測するに準備室からの悲鳴
"神か?それとも使徒か?"
疑問を挟むが答える人も答える時間もない、できるのはみっともなく必死にその場所へ走るだけである
━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
ガラガラッと強く扉を開く……電気がついていた
そこには
誰も居なかった
いや居なかったのではない、居た痕跡はある……つまり誰かが消えた?と考えるのが妥当
"ここに居るとしたら…エミコ、だよな"
何故エミコが?と疑問を持つ…神の干渉なのは間違いないと思うが何故神が…そもそもなんでエミコは準備室に?
そんな疑問を壊すように、劈くような悲鳴のような裂け目の音がした
"―――多分、時間はもうない"
エミコは居なくなった、なら神への挑戦は私一人でとなる、できるか不安だが……やるしかないようだった - 157125/03/25(火) 23:34:41
幸いといってもいいのか準備室には色々なものがある
決戦…というには少し心もとないがこの中から色々選んで車に積めば緊急事態もなんとかある可能性があるかもしれない
"いいじゃないか…ひとりぼっちでも"
カッコつけるように少しニヤッと笑い怖気付きそうな心をぶっ飛ばす
"やってやるさ"
ヒナでもホシノでもネルでもミカでもパンちゃんでもなんでもやってこい!全員躱してやる!
そうして熱意に燃え一人車に荷物を積んだのだった
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"作戦開始と行くか"
前の反省を踏まえて今までとは少しルートが違う道を選ぶ
時間の影響を受けるなら神はまた同じ配置で私を待ち受けてるはず……だがこちらは今までの道を知ってる
ならば攻略の道も見えてくるものだ
前を向き、俯きたくなるほど燃えてる太陽を睨みつけ、少し暗くなりつつある夕焼けの時間に車にエンジンをかけた - 158二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 08:40:25
保守
- 159二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 17:04:23
そういえば毎日更新してるのかこの人
- 160125/03/26(水) 22:26:40
今日の更新は無理です……睡魔で死にます
- 161二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:29:18
お疲れ様です 睡眠は何をするにも大事なのでしっかり寝てください