- 1二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:15:16
- 2二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:15:57
- 3二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:16:42
- 4二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:17:30
- 5二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:20:09
コユキ
反省部屋に閉じ込められ続けて無気力症候群を発症
現在ゲーム開発部と共にトリニティのクリスマスイベントに参加中 - 6二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:22:05
ユウカ
コユキをいつもの感覚で反省部屋に閉じ込めていたらコユキが壊れた。罪悪感で折れそうになってる - 7二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:24:15
ノア
ユウカと同じくコユキを反省部屋に…
罪悪感でダメージ、完全記憶能力でコユキの痛ましい姿が焼き付いて離れない - 8二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:26:19
先生
事態を重く見てトリニティの救護騎士団に依頼
コユキの事は気掛かりだが、多忙の為にミレニアムばかりに構っていられない… - 9二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:28:22
ミネ
先生からの依頼を受けコユキを診てくれている。
コユキが現在、心を開いている人 - 10二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 04:31:58
ゲーム開発部
モモイ
積極的にコユキと関わっている。何とかしてあげたい
アリス
積極的にコユキに絡みに行っている。勇者として救わねば…
ミドリ
最近お姉ちゃんもユウカも変…。コユキの事は助けてあげたい
ユズ
私もコユキちゃんを助けてあげたい…
(コユキからはシンパシーを感じている) - 11小説書いてる人25/03/17(月) 05:50:14
スレ立て+生徒紹介ありがとうございます。
- 12二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 08:50:51
現在コユキとゲーム開発部はセリナとハナエと知り合って
救護騎士団が出したゲームをクリア(担当者はハナエ)
スタンプを貰おうとしたらハードモード、景品つきの文字を発見して…
という所ですね - 13二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 16:01:18
はっちゃ
- 14二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 19:22:34
さあ、ハードモードに挑みますか?
- 15二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 01:00:04
どうハードモードなんだろう…
- 16二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 07:59:54
直線的な並びだったのが、平面的になるとか?
- 17二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 13:57:28
ハードモードのゲームをあいどべー
- 18二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 17:36:20
はっちゃ
- 19二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 00:19:21
ハッチャ
- 20二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 07:33:59
待機
- 21二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 15:17:39
待ちましょう…
- 22二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:05:39
ん、たしか21までは忙しいらしいしゆっくり待つ
- 23二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 00:31:46
情景がありありと想像できる良質なSSだった…
いつまでも待つ - 24二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 06:23:03
はっちゃ
- 25二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 14:26:43
待機中…
- 26二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 17:24:53
明日までか…
- 27二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 23:22:10
はっちゃ!
- 28二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 03:11:57
あいどべー!
- 29二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 09:25:38
お留守番〜
- 30二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 12:02:52
楽しみ
- 31二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 17:55:30
どうなるかな
- 32二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 00:44:15
スレ落ち回避の保守
- 33二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 03:31:15
このスレが楽しいからゆっくり待つよー
- 34二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 10:46:09
待ちましょう。
- 35二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 16:08:41
サーバーが不安定らしいので保守
- 36小説書いてる人25/03/22(土) 17:17:58
また知らぬ間に私の首が傾いていったが、それに気づく間もなく雪を踏みしめる音が左右と後ろから聞こえてきた。
いつの間にか四人が私の周りに集まってきて、一斉に天井を見上げていた。ちょっと狭くて暑苦しい。
すると隣で座っていたモモイさんが台の上に体を突き出して、ハナエさんに話しかけた。
「ハナエさん!ハードモードをプレイしてもいいですか?」
聞いた瞬間に腕が体を縮めて、押し出されたような頭と目でモモイさんの方を向く。モモイさんの目はハナエさんとカップが置いてあった台の方だけ見ていて、私はかすかにあった抵抗心を手放した。
助け舟と言えるかわからない言葉は、ハナエさんが出してきた。だってハナエさんの声は優しい声で、顔は自然にほほえんでいたから。
「もちろんです!あっ、四人は大丈夫ですか?」
アリスさんは今すぐはしゃぎたいという気持ちがわかる声で話した。
「大丈夫です!」
ミドリさんは落ち着いた小さい声で「はい」と言った。
ユズさんは口を開く代わりに、深くうなずいた。・・・まなざしがやけに険しかった。
私はというと、肩を落としてトーンの変わらない声で返事をした。どうせ懸念点を言っても聞かないだろうし。 - 37小説書いてる人25/03/22(土) 17:18:17
大変お待たせしました
- 38二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 21:14:06
続きをありがとうございます!
- 39二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 00:44:50
ありがたや………ありがたや……
- 40二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 06:48:46
待ってました新作
- 41二次元好きの一般人25/03/23(日) 14:23:57
コユキが意見を言うのをしぶっている……早く治ってくれ
- 42小説書いてる人25/03/23(日) 15:02:57
ハナエさんが私たちをぐるっと見て、再び手で五つのカップを指した。一瞬、私と目が合ったような気がした。
「ハードモードの説明をします!ハードモードでは、先ほどのゲームを一人でプレイしてもらいます」
私はかろうじてカップに合っていた目線を合わせなくなった。しばらく忘れていた力のない感覚まで入ってきた。
あれほどよく聞こえていたハナエさんの声が遠くなっていく。聞き逃して大変なことになるのを避けるために聴覚に意識を無理やり引っ張る。
「三つ以上当てたら一つ景品をもらえます。それ以上当てたときは、オーナメント一つにつき景品を一つ追加でもらえます」
「オーナメントとカップの数を増やすこともできます」
ハナエさんが一つ間をおいて口を開く。
「それでは、皆さんのうち誰が出場しますか?」
真っ先にモモイさんが手を突き上げて口を開いた。きっと誰に当たっても結果は変わらないだろう。
「はい!ユズが出場します!」
ミドリさんがモモイさんの方に頭を向けた。私もミドリさんと同じことを口に出しただろう。
「・・・そこは自分が出場するって言う流れじゃない?」
モモイさんは顎を高く上げたまま、生意気そうな笑い顔で返した。
「そうかもしれないけどさ。これは私よりユズの方がずっといいよ。ね、ユズ?」
ユズさんは声を出す代わりに、振り向きもせずにうなずいた。ユズさんはいつの間にか両手をすり合わせながらカップに目を輝かせていた。 - 43小説書いてる人25/03/23(日) 15:30:08
ユズさんを除いた私たち四人は席から立ち上がって、台から三、四歩ほど引いた場所で二人を見つめた。モモイさんもミドリさんもアリスさんも体を小さくしていないので、本当にユズさんなら大丈夫だと思っているのだろう。
ただ一人、ユズさんをよく知らない私だけが両腕と肩をだらりと下げたまま、二人に焦点を合わせることができないでいた。
ハナエさんが瞳をユズさんに向けた。
「カップの数はどうしますか?」
ユズさんは両腕をハナエさんの方に向けた。私の位置からでは手が隠れてしまって、いくつにしたのか分からなかった。しかし、すぐあとのハナエさんの叫び声でそれは解消された。
「な、七つですか!?」
ハナエさんの光彩が小さくなっていく。ユズさんとカップを二度見した後、柔らかい声でもう一度話した。
「えっと・・・本当に、大丈夫ですか?」
ユズさんがまっすぐハナエさんに頭を向ける。背筋が伸びているような気もした。震えた声はしなかった。
「はい」
本当に自信があるのだろう。ハナエさんもそう感じたらしく、また夜になりかけの空の輝きを瞳に宿した。そして丁寧に袋の中から二つのオーナメントとカップを取り出して、七つのオーナメントとカップを横一列に並べた。 - 44小説書いてる人25/03/23(日) 16:17:27
ハナエさんが台の角に両手を置き、ユズさんがオーナメントを見つめる。
「準備は大丈夫ですか?」
ユズさんはうなずいた。こっちはただ見ているだけなのに、口が小さく閉じていき、少し胸が締め付けられたような感覚がした。本当に大丈夫なのだろうか。
ハナエさんの口がゆっくり開く。さっきまでのハナエさんとは大違いの落ち着いた声に、私はわずかに押し出された。
「では・・・始めましょう」
ハナエさんがカップをオーナメントにかぶせた。
ハナエさんの腕は前回とは比べ物にならないほど早く動く。すでにあった腕は残像としておいていかれている。手はどう見ても三つ以上に分身をしている。カップはもう動き回りすぎて像がつながっているのか、銀灰色の横に長い何かがシャアシャア動きまわっているようにしか見えない。
ユズさんは頭すら微動だにしないまま、固まっている。石になっているようには少しも見えなかった。ただの石なら、標的をじっくりと観察しているスナイパーのような雰囲気を出さない。
数十秒とも数十分とも言えるような時間がたった後、ハナエさんがようやく手を止めた。そして面接官のような雰囲気で、しかし明るさを隠せない声で話した。
「回答をお願いします」
ユズさんは少し肩を動かした後、答えた。
「左から順に、青、緑、紫、桃、赤、黄、橙、です」
極限の沈黙。ハナエさんとユズさんの目が合ったように思った。しばらく眉を寄せていたハナエさんは、急に鈴を手に持った。
「パーフェクト!七つすべて正解でーす!!」
鈴を大きく振り回しながら、商店街のくじ引きの大当たりのように叫ぶハナエさん。モモイさん、アリスさん、ミドリさんはユズさんのところに突っ走っていってそのまま抱き着いた。
私はというと、手足を動かさないままでいた。さっきまでの光景と今の心の状態を一体どう飲み込めばいいのかわからなかった。
ただ一つはっきりしているのは・・・ハナエさんは手がとても速くてユズさんは目がとてもいい、ということだった。 - 45小説書いてる人25/03/23(日) 17:47:27
モモイさんのはしゃいだ声で、私は手足を動かせるようになった。
「コユキー!景品を選ぼう!」
私は台の方に向かった。カップとオーナメントは片づけられており、代わりにさまざまなぬいぐるみやおもちゃが置かれていた。ハナエさんと同じうさぎさんもあった。
うさぎさんに手を伸ばしたところで、手が止まってしまった。指示もなしに自分から動いていいのかまだわからないから。
すると、アリスさんが声をかけてきた。
「コユキ、自分が欲しいと思ったものを選べばいいんです。遠慮は要りません」
その声のおかげで、私はハナエさんと同じ白いうさぎさんを手に取った。手のひら三つ分の大きさで、雪のように白く、耳が細長いうさぎさんだった。うさぎさんは後ろに赤い袋をぶら下げていて、頭にクリスマスの帽子をかぶっていた。
左の胴のところに服などに引っかける用のクリップがあったので、私は上着の左腹のところにうさぎさんを付けた。なんだか相棒がいるみたいで、おなかのあたりがくすぐったい。
他の四人は、丸っこい二つ目のかわいいスライムのぬいぐるみを選んでいた。モモイさんは緑色、ミドリさんは桃色、アリスさんは赤色、ユズさんは水色だった。
何のぬいぐるみかは、私が聞く前にモモイさんが勝手に話してくれた。
「これはねー、ゼリーズっていうキャラクターだよ!かわいいでしょ?」
「はい。なんだかさわりたくなりそうですね」
「でしょ!ゼリーズはね―」
・・・その後のモモイさんの説明はあまりにも長かったし、途中でミドリさんに「次のお客さんの迷惑になるからやめて」と止められたのでよくわからなかった。
その後、ハナエさんは大聖堂まで私たちを送ってくれた。私たちはハナエさんにお礼を言った。
ハナエさんはお礼を返した後、私の方に近づいてきてから話し始めた。
「団長とセリナ先輩からお話は聞いています、コユキさん」
それから私が手首にかけていた鈴に目を向けて、再び私に目を戻した。
「私たちの演奏、楽しみにしていてくださいね!」
輝く深い青空につられて、私の星も輝いた。
「はい」
その後、私たちは次の目的地へと向かって行った。 - 46二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 19:55:02
たくさん更新きてる!!やはりこういうのはユズ強いよなあ
- 47二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:55:53
ホシュフォフィライト
- 48二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 07:12:04
はっちゃー!
- 49二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 16:30:39
あいどべ〜
- 50二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:09:43
にははははー!保守こめー!
- 51二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 03:15:30
保守
- 52二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 05:26:39
ここのコユキ目からしいたけが消えてるよな…それどころかハイライトも
- 53二次元好きの一般人25/03/25(火) 10:45:17
補習
- 54二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:14:31
保守
- 55二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 05:24:02
はっちゃ…
- 56二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:51:14
にはは……
- 57二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:20:59
はちゃ?
- 58二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 03:13:38
にっはっはっはー!大きな保守こめー!
- 59二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:21:59
はちゃちゃ
- 60小説書いてる人25/03/27(木) 13:21:52
しばらく歩いていると、足跡や話し声が多く聞こえるようになってきた。私は鈴を手首にかけて、首を上げて前方を観察した。
ちょうど目の前にアーチ状の門があって、中央の白い背景に金の文字で「スイーツ・ストリート」と書かれていた。見る時間が1~2秒ほどだったので、少し理解するのに苦労した。
門をくぐると、開けた広場に出た。テーブルやいすやテントが中央に置かれている。広場をぐるっと取り囲むように、たくさんの出店が建物の上の方にメニューをでかでかと載せている。さらに奥にも広幅の道と出店が続いているようだった。
ココアやコーヒーと言った定番の飲み物はもちろんだが、何よりも目を引かれるのが大量のお菓子。人型や星形の生地にクリームか何かでデコレーションしたクッキー、フルーツか何かがちょこちょこと入った茶色のパン、木の幹を切り取ったような見た目のロールケーキ、でっかい黄色の生地に小さいフルーツがいっぱい入ったパン・・・どれも聞いたことがない名前なだけにどれを取ればいいのか大変迷ってしまう。 - 61小説書いてる人25/03/27(木) 13:22:03
左隣にいたアリスさんの方に顔を向けると、やっぱりモモイさんと一緒に片っ端から店の近くにいって商品を眺めていた。
代わりに左後ろからミドリさんのため息とあきれたような声がした。
「お姉ちゃん・・・はぁ」
そういいつつも少し頭から上半身を乗り出しているので、ミドリさんも二人と同じ気持ちなのだろう。
一方で、右隣にいるユズさんは私の右手を取りつつメニューの方を見ていた。私もユズさんをまねして同じようにした。
ユズさんが頭を動かさないまま、こちらに声をかけてきた。
「ど、どれにするか迷っちゃうね、コユキ」
「はい」
ミドリさんも話に入ってきた。
「夜ごはんのことを考えると、そんなに多くは食べられないから、余計に迷うよね。トリニティだから値段もミレニアムに比べて高いし」
私は深くうなずいた。さすがにお嬢様が通う学校なだけあって、値段が結構張る。ユウカ先輩からもらったカードを使えば全部買えはするだろうけど、とても食べきれる量ではない。
少しの間、視線を雪に落として考えていると、モモイさんの明るい声がした。
「みんなー!」
ミドリさんもユズさんも私も声の方を向くと、モモイさんもアリスさんも手に飲み物を持っていた。
ミドリさんがモモイさんに、少しだけ揺れた声で話した。
「お姉ちゃん・・・その人たちは誰?」
モモイさんの左隣にいたアリスさんのさらに左隣には、同じく飲み物を持った四人のトリニティ生徒がいた。 - 62小説書いてる人25/03/27(木) 13:22:32
4日も間が空いてすみません。これからは毎日投稿できるように努めます。
- 63二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 17:39:45
いえいえ、更新ありがとうございます
- 64二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 19:14:20
元気と生活が一番ですよ
投稿ありがとうございます - 65二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 00:29:47
はーっちゃちゃっちゃちゃっちゃっちゃーのはっちゃずし
- 66二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 08:46:23
には…
- 67二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 09:42:51
にははーは・にーはは!
- 68小説書いてる人25/03/28(金) 16:53:47
一番右には、チョコミントの髪留めを付けたチョコミント色の瞳の人。肩まで届きそうな黒い髪をストレートに流していて、四人の中で一番身長が高くおとなしそう。
その左隣には、猫耳が生えている黒いショートヘアの人。耳と髪の内側は目の色と同じ濃いピンク色で、四人の中では一番物静かな感じがする。
そのさらに左隣には、薄橙のような色の髪を一部ポニーテールにした人。暗めの赤い瞳を持っていて、四人の中では一番ぽわぽわしている。
一番左にいるのは、橙に近い金髪をツインテールにしている人。茶色の瞳と眉がなぜかちょっと上がっていて、四人の中では一番小さい。
その四人が、四者四様に私とミドリさんとユズさんを見つめる。そのせいか、ユズさんの手の力がちょっと強くなった。 - 69二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 01:49:08
スイーツ部…
- 70二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 09:04:46
モモイのコミュニケーション能力よ
- 71二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 16:20:43
にはは
- 72二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:23:53
トリニティのごく普通の集団
- 73二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 08:44:19
あいどべ〜
- 74二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:52:56
はーっちゃちゃっちゃはっちゃっちゃーのはっちゃずし
- 75二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 23:39:06
スイーツ部の絡みに期待
- 76二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 08:20:17
どうなるかな
- 77小説書いてる人25/03/31(月) 09:52:12
生活リズムの乱れで目と手と頭が疲弊し、そのせいでモチベや更新が滞っていたことを昨日自覚したので、2週間(2025/03/31から2025/04/15まで)ほど無気力コユキの更新をお休みさせていただきます。
お休み中に生活リズムをまた整えてきます。
更新が滞ってしまい申し訳ございません。 - 78小説書いてる人25/03/31(月) 10:00:45
お休み中の保守はよろしくお願いします。
- 79二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 15:22:25
保守
- 80二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 21:37:32
自分の生活が最優先ですのでお大事に…
- 81二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 21:39:11
そりゃこんな重いの書いてりゃどこかガタつきますわ……。
- 82二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 04:01:14
まあ待ちましょう
- 83二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 10:25:40
メンタルを大事にしてください…
- 84二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 18:05:00
2週間だと落ちる場合もあるから
その場合待機スレ立てる必要がありそうですね - 85二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 00:37:29
ガチで本職の物書きらしい文だな
もしかしてプロ? - 86小説書いてる人25/04/02(水) 01:17:12
お休み中にスレに出てきた概念や発想のうち、筆者が「あ、これ良いな」と思ったものはお休み後の執筆に取り込まれるかもです。
すでに感想スレ1で出てきた発想や概念の一部は使う予定があるのと、ここまで読んでくれた素晴らしい皆さんの発想や概念をどうしても聞きたかったので。
プロでも本職の物書きでもないです。趣味で書いてるただの一般人です。
- 87二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 02:42:39
保守も兼ねて
懺悔室で話せたら気が楽になれそうな - 88二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 06:27:01
元気無くなったコユキは見てて悲しくなるの
- 89二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 13:01:19
なら新しい概念を投げるのもいいか…
マキと絡めたりとか、グラフィティは怒られるからカンバスとかスケッチブックに絵を描くとか - 90二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 18:36:55
- 91二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 01:00:00
保守
- 92二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 06:16:25
ゆけマリー!
- 93二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 13:17:21
- 94二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 22:06:26
言葉通り素直に受け取るコユキと誤解されずに会話が進む事でウッキウキのサクラコか…
- 95二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 03:33:01
スイーツ部との絡みも楽しみ
- 96二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 07:06:58
はちゃ!
- 97二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 11:03:26
コユキってトリニティに来てからミネ団長に会ってたっけ?会ってなかったら団長に会ってうきうきのコユキが見たい
- 98小説書いてる人25/04/04(金) 14:37:32
お休み中に来た質問は答えられる範囲で答えようと思います。執筆再開後は執筆に集中したいので、完結もしくはまた一時お休みするときまで質問への解答はなしになります。
ただし、今後の大きなネタバレになりそうなものには返答を控えさせていただきます。 - 99小説書いてる人25/04/04(金) 14:38:24
トリニティに来てからはコユキは団長と会ってないですね。
- 100二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 00:19:48
保守
- 101二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 08:48:05
コユキ的には会いたいだろうなあ…
- 102二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:25:56
スイーツ部という事は宇沢も来たりしてね
- 103二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 01:11:22
スイーツ部といえば宇沢だからな…
- 104二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 01:22:02
保守
- 105二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 09:48:31
コユキ…早めにセイアと出会ってくれ
- 106二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 18:20:11
本来はエキスポで出会うからな…
- 107二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 02:43:18
スイーツ部とどんな話するか予想でもする?
- 108二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 11:20:18
ヨシミとカズサ大丈夫かなぁ…今のコユキはメンタルが弱いから泣いちゃわない?
- 109二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 17:32:58
- 110二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 01:42:17
ナツとアイリを信じろ…あとヨシミとカズサだって大丈夫なはずだ
- 111二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 09:09:16
他の学校でコユキと絡んでも平気そうなメンツでも話す?
- 112二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 16:39:30
- 113二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 21:22:22
- 114二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 03:30:55
- 115二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 08:42:02
言われて見れば…
- 116二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 16:37:15
ゲーム開発部と一緒にボードゲームで遊んでる所に入って来そうなメンツでもある
- 117二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 00:45:50
はっちゃあ…
- 118二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 08:17:34
やはりゲーム開発部はセラピーに適している。
- 119二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 16:12:28
ゲーム開発部セラピー…
- 120二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 00:16:31
ほしゅ
- 121二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 04:31:24
コユキに幸あれ…
- 122二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 10:19:54
はたから見たらコユキとゲーム開発部は仲良し5人組に見えるのだろうか
- 123小説書いてる人25/04/11(金) 18:08:30
ネル先輩はまだ出てきていないですね。
- 124二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 02:07:25
見えると思うよ傍から見たらチビッ子集団
- 125二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 07:16:44
あいどべ〜
- 126二次元好きの一般人25/04/12(土) 11:44:51
ほっしゅ!
- 127二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 18:36:29
ぱっと見、高1じゃなく中学か小学生の集団にしか見えないゲーム開発部&コユキ…
- 128二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 02:47:33
このレスは削除されています
- 129二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 10:42:21
あと2日ぐらいですかね…
- 130二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 18:00:44
コユキ(早く、ミネさんに会いたいです…)
- 131二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 02:12:19
会えるといいね
- 132二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 08:46:08
はっちゃ!
- 133二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 17:15:15
あいどべー
- 134小説書いてる人25/04/14(月) 18:00:58
明日から更新を再開します。ゆっくり休んだのでコンディションはばっちりです。
- 135二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 21:32:41
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
- 136二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 04:59:54
待ちましょう
- 137小説書いてる人25/04/15(火) 06:24:56
モモイさんがストローから口を離して、こちらに話し始めた。
「どれにするか迷っちゃったから、スイーツに詳しいこの人たちを連れてきたの!」
モモイさんは左手を腕ごと伸ばして四人の方を指し、いたずらをしそうな子供の顔でこちらにウインクした。片方の目は閉じていたけど、もう一つの目も閉じかけていた。
続いてアリスさんも口を開いた。
「みんな放課後スイーツ部のパーティーで、トリニティのほとんどのスイーツ店を攻略したと言ってました!」
すると、ツインテールの人が声を上げてきた。ちょっと上がっている瞳の通り、ツンツンしたちょっと荒っぽい声だった。
「いや、いろんなスイーツのお店に行ったってだけだからね!?何度か大会に参加してたりもしてるけど」
アリスさんがツインテールの人に顔を近づけて、じっと見つめる。
「なら攻略したということではないのですか?」
ツインテールの人は手を頭の方に寄せていき、髪をかき上げた。同時に足はちょっとスペースのある所に向かいそうだった。
「いや、確かにそうだけどそうじゃなくて・・・」
ツインテールの人の声がだんだん聞こえなくなっていって、ブツブツとつぶやきながら広場の中をうろうろする変な人になりそうな気がした。 - 138小説書いてる人25/04/15(火) 06:25:11
大変お待たせしました
- 139二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 10:44:39
更新だー!
- 140二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 18:16:19
いえいえ、更新ありがとうございます
- 141二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 02:19:13
なんだかんだここまでもたせられたな…
- 142二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 07:27:32
ここからどうなるか…
- 143小説書いてる人25/04/16(水) 08:41:11
すると、ポニーテールの人が突然話し始めた。誰もいない空に赤い瞳を向けていて、話すというよりつぶやいている方が近いかも。
「ふむ、われわれはスイーツを求めていたが、その実スイーツ店を攻略しに向かっていたのか?スイーツを買うことが攻略なのか?大会を制覇することが攻略なのか?それとも、あの者から見ると攻略だったのか?何をもって攻略と定義するのか・・・」
雲みたいにつかみどころがない疑問を出しながら、パンのような生地のような粘り気のあるふわふわした声で話す様子は、ミレニアムの雰囲気と似てるようで全く違う人に見えた。アリスさんがポニーテールの人とツインテールの人の方へ向かって行ったのを私はぼんやりと眺めていた。
すると、ショートヘアの人がこちらに話しかけてきた。
「ああ、あの子はいつもあんな感じだから。私たちが見ても不思議に見えるけど」
ポニーテールの人とは反対に、はっきりとしている声。声の高さも低めで、この人はしっかりしてそうな感じがする。
「モモイとアリスから聞いたけど、コユキさんって言うんだっけ?」
私はうなずいた。わずかに動く猫耳の方に視線が向かって、少し目線を合わせるのに困る。
「私は杏山カズサ。で、あの不思議そうな方の子がナツ。さっきアリスにいわれて考え込んでる子がヨシミ」
ナツさんとヨシミさんを見てみると、ヨシミさんはアリスさんの質問に答えることに苦労していて、ナツさんは牛乳パックの牛乳をストローで飲みつつ見学していた。ナツさんが手に持っていたはずの飲み物は無くなっていた。
「そして、あそこでモモイとコユキさんの友達と話している子がアイリ」
そう言われて、私はいつの間にかモモイさんとミドリさんとユズさんがチョコミントの人―アイリさんと話していることに気づいた。 - 144二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 16:06:29
更新ありがとうございます
- 145二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 21:14:54
チョコミントの人呼ばわり草
- 146二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 05:18:36
もっとこう、黒髪ロングの人とか…はトリニティにいっぱい居るな…
- 147小説書いてる人25/04/17(木) 12:12:56
アイリさんは、三人にスイーツのことを教えていた。バッグから一つずつスイーツを取り出して三人に見せていた。見た目がメニューのものとそっくりだった。
「これはジンジャークッキーと言って、しょうがとシナモンの香りが効いたスパイシーな風味が特徴なの」
そう言われて私は固まってしまい、アイリさんとジンジャークッキーとカズサさんを順にじっと見つめた。アイリさんは三人に、カズサさんは私にそれぞれ説明してくれた。
「しょうがは病気に効くから、昔の人は病気にならないようにという願いを込めてクリスマスにしょうがを食べたっていう説があるんだ。だからジンジャークッキーにしょうがを入れているのかも」
私は頭を三回ほど上下に動かして、ジンジャークッキーの方に体を傾けた。人の形をしたジンジャークッキーだった。
「あれはジンジャーブレッドマン、またはジンジャーブレッドメンって言って、人気の形なんだよ」
他の形もないんですか?と聞こうとしたが、普段のことから私は口を開けたまま、固まってしまった。頭が下がっていき、両手がおなかのところでくっついて、互いを組んだ。
「・・・どうしたの?何か話したいことがあるの?」
私は顔を上げないで、うなずいた。
「何でも聞くから、好きに話しても大丈夫だよ」
私は顔を上げたが、目線がどうにも合わせられなかった。何度もゲーム開発部の方を見てはカズサさんを見ていた。
「ここじゃ言いずらいなら、別のところで話そうか?」
私は深くうなずいて、少しカズサさんの方に近づいた。カズサさんは両手をパンパンとたたいて、みんなの視線を集めた。
「みんな、コユキとスイーツ買ってくるからちょっと離れるね」
アイリさんが真っ先に答えた。ミントのように爽やかな、普通の声だった。
「わかった。いってらっしゃい、カズサちゃん」
続いてモモイさんがアイリさんより明るく大きい声で話した。
「コユキ、私たちにも味見させてね!」
「わかりました」
私はそう言ってから、カズサさんの後についていった。 - 148二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 17:41:56
カズサお姉ちゃん(同年代)
- 149二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 02:08:15
カズサ頼むぞ…
- 150二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 07:33:25
ハッチャー!
- 151小説書いてる人25/04/18(金) 07:56:23
スイーツのお店たちからちょっと離れたところにある、二階建ての建物の中。飲食OKなのもあってか、たくさんの人がここでスイーツを食べている。
その分席も多くて、私とカズサさんは木の椅子に座って、木の丸いテーブルに手を置くことができた。建物は丸太でできていて、だいだい色の光がここを夕焼けのように照らしていて暖かい。それに、これだけ人がいれば私たちの話を気にする人もいないだろう。
私が建物をじっくり見渡している間に、カズサさんが飲み物を買ってきてくれた。たくさんの色とりどりの指先くらいの大きさのマシュマロが入ったココアだった。湯気が出ていて、とてもおいしそうだった。
「どうぞ。熱いから、ゆっくり飲んでね」
「ありがとうございます」
一口ココアを飲んでみると、湯気が示していた熱さを喉の奥で体感することになった。反射的に紙コップを離して、熱さを和らげようと頭が揺れ動いた。カズサさんの心配そうな声が聞こえた。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫です。思ったより熱かったので・・・」
カズサさんは何ともないという感じで、ちょっと笑った口をしていた。
「ふふっ、私も初めて飲んだときはそうなったよ」
寒さのせいか、固まっていた体もちょっとずつほぐれてきた。カズサさんの優しそうな声とピンク色の目も、私の顔を和らげてくれた。
「カズサさんと同じですね」
それからしばらく二人でココアを飲みつつ、コップと一緒についてきたプラスチックのフォークでマシュマロを食べていた。もちもちよりふわふわした感じのマシュマロと、ココアのちょっと抑えた甘さが合わさって、ミレニアムのどの自販機でも味わえない楽しさが私の舌で感じられた。 - 152二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 16:34:24
同学年なのにコユキの圧倒的年下感よ
- 153二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 01:10:33
ハッチャ
- 154二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 07:19:42
アイドベー
- 155小説書いてる人25/04/19(土) 14:28:06
二人ともココアを飲み終わった後で、私はカズサさんに思っていたことを話すことにした。
「・・・その。なんでわかったんですか?」
カズサさんは机に肘をついて、天井に頭を向けた。さっきもそうだったけど、みんなといたときより声が柔らかい。
「んー・・・話していいのか迷う秘密を持っているからかな。そういうのを無理に聞き出そうとされる気持ちを人よりも知ってるから」
私も机に肘をついて、右にいるカズサさんの方に少し体を寄せた。
「私も・・・カズサさんと同じです。そういう気持ちは、よくわかります」
両手の方に視線を寄せる。ノア先輩に問い詰められたときのことが思い出される。
「私たち、結構似てるね」
私はカズサさんの方に顔を向け、椅子を少しカズサさんの方に近づけた。ミネさんと一緒にいるような、でもそれとは違う心地よさがあった。
自分を少しだけ抑えなくてもいいのかも。そう思った。
「・・・そう、でしょうか」
「もちろん違うところの方が多いと思うけど・・・お互い同じ気持ちをよく理解してる、ってところでは結構似てるんじゃないかな?」
不思議と、目の星が明るくなっている気がした。
「それなら・・・そうかもしれないですね」 - 156二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 22:20:28
隠してる秘密の方向性はともかく隠し事がある同士ですね…
- 157二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 03:14:56
コユキが心を開く人が増えそう
- 158小説書いてる人25/04/20(日) 10:33:22
「うん。・・・ところでコユキ、近くない?」
「え?」
カズサさんにそう言われて、私はカズサさんの顔がとても大きく見えるところまで顔を近づけていたことに気が付いた。そういえば、カズサさんの頬がちょっぴり赤いような。
カズサさんから離れると、カズサさんの頬も元の色に戻った。私は首をかしげながら口をすぼめて話した。
「うーん・・・そんなに近かったでしょうか」
カズサさんが私の分のコップとフォークを自分のものとまとめながら言った。
「コユキ、もしかして寂しがり屋?だから無意識に近づいていたのかもよ。あの子たちといるときも結構距離近かったし」
言われてみれば、服と服がくっつく距離にいた気がする。
「んー・・・」 - 159二次元好きの一般人25/04/20(日) 11:09:35
コユキ、反省室でずっと一人で何か考えていたのか?
- 160二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 17:57:34
若干の幼児退行も見られるから誰かに甘えたかったのかな…
- 161二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 01:58:08
甘える相手を探していた?
- 162二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 08:12:31
そこは分からない
- 163小説書いてる人25/04/21(月) 10:32:01
あごに手を当てて考えようとしたその時、カズサさんのスマホに通知音がきた。
「あ、アイリからだ。モモイたちがそろそろ移動しなきゃいけないから、早く帰ってきてだってさ」
そういえばそんなことを言っていたような。胸の中が軽くなっていくと同時に空っぽになっていく感じがして、私はカズサさんの顔を見つめていた。
「・・・どうする?一緒に回る?」
それを聞いたとたん、私はまたカズサさんに一気に近づいて大きな声を出した。
「え、いいんですか!?」
「う、うん。近い近い・・・ちょっと待ってて。アイリとモモイと話すから」
再びさっきまでの距離に戻って、カズサさんがスマホをいじる様子を見守った。多分アイリさんだろう。
それからしばらくして、カズサさんがほほえみを持った笑顔を向けてきた。
「みんな大丈夫だってさ。私たちもカップのゲームを終わらせたところだったから」
それを聞いて、私は今日一番の明るい声が出た。
「やったあ!」
冷たかった星が、この建物と同じように明るく輝いた気がした。 - 164二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 16:36:30
よかったねえコユキ
- 165二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 21:11:56
- 166二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 05:52:15
- 167二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:09:18
「お小遣いありがとうございます」ぐらいの気持ちはあるかもしれないから…
- 168二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:18:47
まあ今はコユキの友人が増えた事を喜ぼう
- 169二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:23:40
- 170二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 05:56:07
- 171二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 07:05:48
それもそうですね。書き手の方、無理せず頑張ってください!
- 172二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 15:59:38
さて、コユキとゲーム開発部にスイーツ部が加わってどうなるか
- 173二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 16:19:59
今更だけど、ここのコユキみたいなトラウマに近い心の傷って、治ったなーと思っても、ふとした瞬間に傷口開くよね・・・
- 174小説書いてる人25/04/23(水) 16:52:04
リアルで無理をした結果、精神疾患の前兆が1週間以上続いたため、またしばらくの間更新をお休みとさせていただきます。
期間は暫定として今日(4/23)から1か月間(~5/24)までの間とするつもりです。ただし、病院での診断結果によって期間が変わる可能性が高いです。 - 175二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:54:16
わかりました!いつも楽しませてもらっているので、体調に気をつけて、復帰できるようになったらしてください!
- 176二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 04:03:03
体調不良は仕方ないですね…お大事にしてください
- 177二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 08:01:52
となると復帰まで待機スレかもしくはパラレルで話を転がすしかない…かな?
- 178二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 16:34:23
ならばやはりゲーム開発部でマイクラか…
- 179二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 16:41:28
- 180二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:41:34
某クマさんYouTuberもびっくりの整地してそう
- 181二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 00:42:09
パラレル見てみたいな~
- 182二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 05:47:43
モモイ「コユキー?整地終わっ…なんじゃこりゃー!?」
コユキ「……」黙々…
ミドリ「こ、コユキちゃん戻って来ないから様子を見に来たらすごい真っ平らにしてた…」
アリス「スゴイですコユキ!これなら色んな建物を建てられます!」
ユズ「あれ?コユキちゃん…もしかして素手でやってた…?ツール無くなったなら遠慮なく新しいの使ったり作っていいよ」
コユキ「い、いいんですか…私が素材を使っても…?」ビスッ
モモイ「って食べ物も切れてるじゃん!?言ってよ〜」
- 183二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 12:39:18
たぶんコユキはリスポーンしても続けそう
- 184二次元好きの一般人25/04/25(金) 16:05:52
食料ゲージなくなったら適当に落下死で回復しそう
- 185二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 19:50:42
- 186二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 03:11:23
無抵抗主義コユキ…
- 187二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 08:12:44
少しして…
ミドリ「あれ?コユキちゃんは?」
モモイ「いない!?」
アリス「どこに行ったのでしょうか?」
ユズ「さ、探そう…」
ビスッビスッ
ゲームオーバー!
[復活] [メインメニュー]
リスポーン
コユキ「……」黙々…
モモイ「あ、リスポーンした」
ミドリ「湧き潰ししてない所にアイテム散らばってたよ」 - 188二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 13:34:18
モモイ「コ、コユキちゃん、、、?」
コユキ「なんですか?」
モモイ「なんで素手で掘ってるの?」
ミドリ・ユズ「ええ!?」
ユズ「ここら辺5チャンクくらい整地されてるけど、、、全部素手でやったの?」
コユキ「はい、そうですよ?」
モモイ「なんでツール使わないの?」
アリス「コユキさんは攻撃力を上げるクエストを受けているんです!アリスもやります!」
コユキ「え、だってツールを作ってみんなの物資を使うのは悪いですし、、、」
モモイ「で、でも時間がかかるよ、、?」
コユキ「?私の時間ですか?」
モモイ「う、うん」
コユキ「、、、ユウカ“さん“とかノア“さん“の時間なら貴重だから分かりますけど、私はどうでもいいですし、、、」
モモイ「そういうことじゃ、、、」
ー数時間後ー
コユキ「皆さんと別れて帰ってきたので整地の続きをしますか、、、そういえば時間がかかるってモモイさんが言ってましたけど、、、私には時間もあるし、、、あ、、時間がかかるとゲーム機とかの電池を使う、、、そうするとお金がかかる、、、私はゲームをしてはいけないのでは、、?」
コユキ「皆さんと遊ぶ時以外はゲームもしないようにしましょう、、、」
その後、積み木や絵本も同じく使うと積み木の角がすり減ったりして買い替えないといけないからお金がかかるという結論に辿り着いたため、なるべく“息を我慢しながら“ぼーっとしていた。
- 189二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 13:34:55
初めて書いてみました!どうでしょうか?
- 190小説書いてる人25/04/26(土) 13:47:20
なるほど、その観点もありましたか...新鮮な発想を得られました。
- 191二次元好きの一般人25/04/26(土) 14:18:37
緊急です。ゲ開セラピーをお願いします。
- 192二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 19:52:15
うーん…コユキは重症ですね…
もっと余計なこと考えずに遊んでいいんだよ… - 193二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 20:43:03
ユウカ「今日は時間もできたし、コユキのこと見に行ってみようかしら、、、でも、、、」
ノア「ユウカちゃん、どうしたんですか?」
ユウカ「ノア?時間ができたからコユキのところへ行こうと思ったんだけど、この前みたいに怖がられたらと思うと、、、」
ノア「少し覗くくらいなら大丈夫だと思いますよ?今日だってゲーム部のみんなとゲームをして、「マインクラフト」というゲームにハマったみたいです」
ユウカ「本当!?よかった、、、」
ユウカ(ひとまず症状は回復してるのかしら?)
ユウカ「ありがとう、ノア。少し覗いて行ってみるわ」
ノア「わかりました。私も一緒にいいですか?
ユウカ「いいわよ」
ノア「それじゃあ行きましょう」
ーコユキの部屋の前についたー
ユウカ「じゃあこっそりドアを開けて覗くだけ、、、」
ドアをゆっくり開けるとそこにはコユキがぼーっと部屋の角に座っていた。
ユウカ(ゲームはどうしたのかしら?)「ねえ、ノア、、、」
ノア「ユウカちゃん」
ユウカ「どうしたの?」
ノア「何か変じゃないですか?」
ユウカ「変?、、、ああ、確かにゲームをやってないけど、、、」
ノア「そこじゃありません、コユキちゃんの鼻とか口、胸を見てください」
ユウカ「、、、鼻?、、、距離があってよく見えないけど、、、何か変なの?」
ノア「鼻が動いてないし、口も開きません、胸も肩も動いてないので、もしかしたら、、、?」
ユウカ「、、、!息をしてないってこと!?」
ノア「はい、モモイちゃんから聞いたんですが、、、一度凍えそうなくらい冷たい水を洗面器に張って、なるべく呼吸をしないように我慢する練習をしていたそうです、、」
ユウカ「何よそれ!?」
ノア「最近はしてなかったみたいなんですが、、、」
ユウカ「もし息を我慢してるなら危ないわ!止めないと!」
- 194二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 20:43:46
ノア「ユウカちゃん!飛び出したら怖がられ、、、!」
ーコユキ視点ー
コユキ(息を我慢するの、、、ちょっとづつ長くできるようになってきた、、、外に誰かいる?、、、まあいいでしょう、、、)
その時、ドアが開き、ユウカ先輩が飛び出してきた。
ユウカ「コユキ!」(ユウカが両腕を伸ばす)
コユキ(捕まる!?何もしてな、、、もしかしてゲームしたから?本を買ったから?積み木で遊んだから?、、、息をしてたから?、、、、、、“"“"“”“生きてるから、、、?“”“”“”“”“)
私は捕まって蹴られても叩かれてもいいように体を丸めた、、、
ーユウカ視点ー
私はノアの制止を無視してコユキに腕を伸ばした。そしたら、、、
ユウカ「コユキ!」
コユキ「ひっ!?」
コユキは体を丸めて、、、
コユキ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、、、、!もう何もしませんから、、、!」
ユウカ「コ、、ユキ、、、?」
私はそれ以上前に進めなかった。
ノア「ユウカちゃん、私に任せてください。」
ユウカ「、、、わかったわ、、、」
私は一度部屋を出ることにした。
ーコユキ視点ー
私が体を丸めてからも、蹴られなかった、叩かれなかった。
代わりにノア先輩が来た。
ノア「コユキチャン?ダイジョウブデスカ?」
コユキ(ノア先輩、、、ユウカ先輩はいるのかな?、、、見たくない、、、)「ゆうか先輩は、、、?」
ノア「ユウカチャンハ、ソトニイキマシタヨ」
コユキ(よかった、、、見ないですむ、、、)
ノア「コユキチャン?、、コュ、、、」
- 195二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 20:44:40
ノア先輩の声が遠くなっていく、、、
コユキ(そういえば、、ゆうか先輩が来る前から、、、息してな、、、息しないと、、、でも、、、このまましねば誰の迷惑にもならない、、、?ユウカ先輩やノア先輩を困らせたり、怒らせたりすることも、、、?)
いつの間にか私の意識は闇へ沈んでいった、、、
続きは明日の昼くらいに描きます!
- 196二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 03:20:57
残りレス数が少ないので次スレ立てますね
- 197二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 03:26:30
- 198二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 10:13:23
たておつ
- 199二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 10:16:12
199、コユキはいったいどうなってしまうのか…
- 200二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 10:17:14
200なら曇らすだけじゃなくちゃんと晴らす