【🎲・オリキャラ・閲覧注意】アビドスの偽ナギサ6

  • 1◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 20:29:19

    ・アリウスで桐藤ナギサの替え玉に仕立て上げられたが錯乱して脱走し、アビドスに墜落して正気を取り戻しアビドス生になった偽ナギサのスレです。
    (以下偽ナギサは『ナギサ』と表記します)
    ・本スレはダイスを交えてSSを投下していくスレです。
    ・時系列としては本編で言えばエデン条約編第3章中(ブルアカ宣言直後の辺り)です。
    ・『ナギサ』ティーパーティー本部でティーパーティーホスト代行代行をしています。

  • 2◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 20:33:35
  • 3◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 20:34:40

    [以下はステータスになります]
    名前:藤関ナギサ
    所属:アビドス高等学校・対策委員会(現在はトリニティでケアラーを勤めている)
    学年:1年生(拾われたため)
    年齢:不明(17歳)
    身長:159㎝
    その他:本物ナギサ様との外見上の違いは1㎝低い身長と二回りは大きな翼、ヘイローの色、そして声(早見沙織と能登麻美子くらい違う)
    武器:ハンドガン『アパレシオン』
    Ex:Treat on target(溢れる水のようなエフェクトで即時回復)

    [※添付はAIイラストによる『ナギサ』:代行の姿のイメージ図です]

  • 4◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 20:35:42
  • 5◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 20:48:34

    [更新再開します]


    古聖堂に視線を戻して。

    ミサキ「ユスティナ聖徒会はもうまともに動作してない。」

    ヒヨリ「残った聖徒会も、アンブロジウスも、もう……。」


    ツルギは奇声を上げながら笑顔を向け、ヒナは無表情でデストロイヤーの銃身を向ける。

    ミカ「……そんな言葉で、世界が変わるとでも、だっけ?」

    ホシノ「おっと……ここはおじさんたちの出る幕じゃないねぇ」

    ミカは煽り半分に問いかけ、ホシノは何か言いたげな対策委員会の面々をそっと抑える。


    アズサ「……サオリ」

    dice1d2=2 (2)

    1. アズサ「もう諦めて」

    2. アズサ「……何で諦めないんだ?」

  • 6◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 21:02:08

    サオリ「ふざけるな!」
    サオリ「全ては虚しいからだろう!!私たちは絶望した!!苦しんだ!!この灰色の世界に!!すべてが虚しいこの世界で!!だから、全て……!!」
    ハナコ「……すべてが虚しいのなら、この敗北も受け入れられるはずです。アビドスの参戦、指揮系統の迅速な復旧、先生の指揮を受けたキヴォトス有数の生徒たちによるチーム、そしてもう一つのエデン条約機構の発足……。」
    サオリ「黙れっ!!お前たちが!!お前たちが青空だというのなら!!すべて否定してやる!!」
    コハル「そんなことはできないわ!私たちがここまでがんばったのも、無かったことにはならない!!」

    サオリは、ヒヨリは、ミサキはそれぞれの得物を構える。
    アズサは後方に控える皆の方を向き、皆は何も言わず、先生は頷く。

    アズサ「サオリ……。」
    アズサ「勝負だ。」

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 21:22:19

    わぁい!更新きてる!

  • 8◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 21:41:42

    セリカ「どういうこと!?今がチャンスなんじゃないの!?」
    戦闘を開始したアリウススクワッドと補習授業部に手を出さないことに、ある意味で一番常識人なセリカは思わず指摘した。

    ホシノ「ん~、人を止めるのってなかなか難しいんだよ、セリカちゃん。」
    セリカ「そりゃ分かるけど、ホシノ先輩は強いじゃない!それにヒナさんたちだって!」
    ツルギ「きえあああああ!!!」
    セリカ「ほ、ほら!あっちのツルギさんも暴れてるわよ!!」
    シロコ「あれはユスティナ?にしか手を出してない。露払い。」
    セリカ「は、はぁ……?」
    ホシノ「やっぱりさ、大切な人に諭されると……違うんだろうね。」
    ホシノ「まあセリカちゃんの気持ちもよく分かるよ~。危なくなったらすぐ助けに入るからさ。」

    ヒナ「小鳥遊ホシノ……。」
    ホシノ「うん?」
    ヒナ「何でもないわ」
    ホシノ「は~い。」

    パテルモブA「おおおお!!(アリウス)全員まとめて(地下牢に)ぶち込んでやる!!」
    パテルモブB「全部壊してやる!!」
    ミカ「あんまり粗暴だとナギちゃんに見捨てられるよ……」
    ノノミ「わ、わぁ……」
    アヤネ「トリニティの皆さんにも意外とやんちゃなところもあるんですね……」
    ミカ「まあ、それはそう。」

  • 9◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 21:59:59

    外野の喧騒もほどほどに決着はついた。

    ミサキ「……そう。」

    ヒヨリ「今度こそ終わりかな。」

    コハル「か、確保!!」

    ヒフミ「へ、変なことしないでくださいね……」

    【コハルがミサキを、ヒフミがヒヨリを押さえ、そしてアズサはまだサオリに銃口を向けている】


    アズサ「……まだ何かある眼だ。」

    サオリ「お前になにが分かる!!」

    アズサ「絶望し、苦しみ、そこから足搔くことならずっとやって来たから。」

    サオリ「………!!」

    アズサ「命はとらない。けれど妙な動きをしたら撃つ。」


    dice1d10=2 (2)

    1~3. 逃げようとして撃たれるサオリ

    4~6. 抜き撃ちで先生を撃とうとして撃たれるサオリ

    7~9. アツコ「私たちの負けだよ、サオリ」

    10. サオリ「……お前たちのせいだ。」

  • 10◆B3SSKg8oHw25/03/17(月) 22:09:06

    懐に手を伸ばしつつ飛びのこうとしたサオリにアズサの銃弾が撃ち込まれた。
    サオリ「アズ……サ……。」
    そしてサオリは倒れる。

    ホシノ「……。」
    ノノミ「……ホシノ先輩?」
    ホシノ「ホント、なかなか大変だねぇ……。」

    ヒナ「……さて、そこにいるあなたも出てきたら?」
    サオリ「……!!」
    サオリ「ゲホッ!!く、くるなっ!!」

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:11:43

    ん?サオリがふたり?

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:43:28

    >>11

    体勢としては倒れているけど意識はあるのでは?

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/17(月) 23:46:13

    >>12

    もしくは『サオリ「……!!」』のことを言っているのなら、ただ単純に隠れている仲間の存在に気付かれたことに焦っている描写だと思う。

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/18(火) 00:20:07

    このレスは削除されています

  • 15◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 00:21:11

    >>11

    [分かりにくくて申し訳ありませんが、>>13さんの通り焦ってる描写であって2人いる訳では無いです]

    [今晩はここまでです]

  • 16◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 07:20:07

    [朝保守]

  • 17◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 12:15:09

    [閑話休題]

    [黒服やベアトリーチェは『ナギサ』執着はないですがマエストロはどうなのでしょうか]

    dice1d100=50 (50)

    1〜88. 興味なし

    89〜98. 会って話をしたいと思っている

    99、100. えっ先生をスルーして『ナギサ』に会いに来た……?

  • 18◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 20:36:02

    [更新再開します]

  • 19◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 21:00:51

    ヒナとサオリの視線の先、瓦礫の裏から、壊れた仮面をつけた少女はその姿を現した。


    アツコ「私たちの負けだよ、アズサ。」

    その言葉、いや言葉を発したことそのものにアズサは驚き、サオリはそれ以上喋るなと咳き込みながら叫ぶ。

    アツコ「大丈夫、もう全部終わりだから。」

    そうサオリに返したアツコは、この場に集まった面々……例えば先生であり、風紀委員長であり、補習授業部の方を向いた。


    dice1d4=3 (3)

    1. アツコ「どちらにせよ彼女は私たちを生かしておくつもりはなかった。」

    2. アツコ「ユスティナ聖徒会の影は私の影響で動いている。」

    3. アツコ「ロイヤルブラッドって聞いたことはある?」

    4. アツコ「……私たちを連行して」(!?)

  • 20◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 21:45:13

    サオリ「姫ッ!!」
    サオリは叫ぶ。秘匿中の秘匿。口に出せばもはや助かる見込みはないその単語を今ここで話してしまったことを認められないというように。
    ハナコ「………!!」
    ミカ「……まあ、多少は?」
    アツコ「そっか。」
    ミカ「あのさー、もったいぶった言い方されても私は頭良くないから分かんないんだけど?」
    アツコ「そうだね。私はどうやらそれらしい。」

    その場に居た大多数が頭に疑問符を浮かべる中、アツコはさらに続ける。
    アツコ「トリニティ、ゲヘナ。この世界。全てへの憎しみを、私たちは習った。」
    アツコ「それからずっと、私たちのものだと思い込んでいた。」
    アツコ「アズサはこの憎しみが習わされたものだって気付いたんでしょう?」
    アツコ「良い人に出会えたんだね。」
    銃を向けられる中アツコは逃げなかった。

    アツコ「私たちは、間違っていた。」

  • 21◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 22:38:08

    正当なる血統として今回の責任は自分に負わせてほしい……そういった、傲慢で、毅然とした意思表示であった。
    もしその場にナギサが居たならば今回の動乱の責任者としてアツコを捕らえただろう。
    ヒナ「……。」
    ツルギ「……先生。」
    その意を組み先生に伺いを立てる者も居た。

    "それなら、一緒に探させてほしい。"
    "正しいと思ったことを、したいと思ったことを"
    アツコ「え……?」

    "……私は、生徒たちが願う夢を信じて、それを支える。"
    "生徒たち自身が心から願う夢を"
    アリウススクワッドは何も言い返さなかった。
    完敗だった。

  • 22◆B3SSKg8oHw25/03/18(火) 22:46:24

    マエストロ「素晴らしい……。」
    マエストロ「知性と品格、礼儀と信念、そして培ってきた経験と知恵……。」
    マエストロ「やはり、そなたならば……。」
    マエストロ「私の『崇高』を、理解してくれるに違いない……!」

  • 23◆B3SSKg8oHw25/03/19(水) 00:14:33

    [今晩はここまでです]

スレッドは3/19 10:14頃に落ちます

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