ここだけレグルスがエリオール大森林に来た理由がエミリアに求婚するためだった世界線3

[1 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 11:24:55]

諸事情で保守ができず落ちてしまったので再度スレ立てしました。

過去スレはこちら

↓初代

｢義娘さんを僕に下さい｣｜あにまん掲示板

↓二代目

ここだけレグルスがエリオール大森林に来た理由がエミリアに求婚するためだった世界線2｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 12:38:17]

「あのさ、人が協力しようって言ってるのに帰れ、だなんていったいどんな教育を受けてきたの？僕は君に手を差し伸べたわけ。差し伸べたでしょ？それなのに今すぐ帰れだなんて言うのはさ、ちょっと違うんじゃないかな？おかしいとは思わない？善意の押し売り、だなんてものをあまりしたくはないけどさぁ、それでも自分だけじゃ手に余るような事態に陥っているなら人の親切心はありがたく貰うなんてことは一種の暗黙の了解ってものじゃない？それを受け入れるか受け入れないかはそっちの自由だから文句は言わないけど、端からその手を振り払う判断をするのはどうなのかなぁ？それは僕の権利をーー数少ない私産を、蔑ろにするってことだよねぇ？それはいくら寛仁な僕といえど許せないなぁ。ーーいいかい？人は二本の腕で持てる数、自分の掌に収まるものしか持てないんだよ？それが理解できていれば、自ずと冷静な判断もできるようになるんじゃないの？それに何度も君たちに言ったよね？僕は君たちに危害を加えないってさ。それでなおその態度だっていうのなら、それは僕を軽んじてるってことだよね？エミリアの命を軽んじてるってことだよね？少しは人の話を聞け、周りを見ろ、善意には感謝をしろ、それが人として最低限すべきことだろうが。」

[4 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 13:11:59]

善意をことごとく拒絶されると流石にキレるまたはその手前ぐらいになるか

[5 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 14:32:17]

ジュース「好きに言えばいい、レグルス・コルニアス
私は私の使命を果たす　言ったはずです私の存在にかけて
この先には行かせないと！」

[6 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 16:10:39]

｢言うもんだ。お前の馬鹿さ加減には開いた口が塞がらないよ。何でお前がそれを持っているのかは知らないけど、手元に置けてる時点でお前にそれを持つ資格はないことくらいわかるだろう？僕はなるべく殺人はしないように心掛けているし、お前も取り返しがつかなくなる前に止まっておいた方が良いと、僕は思うなぁ。それにさぁ…僕の善意を、僕の配慮を、僕の権利を、これだけ蔑ろにするとかどういう思考してるの？そろそろさぁ、温厚で寛容な僕でも、怒っていい頃だと思うんだよねぇ。ただエミリアと仲良くなりたかっただけの僕をこれだけ侵害しておいて、僕のお前たちへの思いやりをこれだけ踏みにじって、それってさぁ、僕という人格への大きな侮辱だよね？そもそも今ここで帰ったとして、あの女が僕とエミリアとの愛を妨害しないなんて思えないんだよね、僕は。人の話は聞かない、殺すだとかロリコンだとか好き放題言ってくる、おまけに僕をパンドラ様の巻き添えにする、心底理解できない異常者だよ、あの女は。お前もそうは思わないかい、ジュース。｣

[7 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 17:49:41]

予め保守

[8 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 17:50:13]

原作のレグルスさんとは違って遥かに善人だけど
かと言って善人だとも言い切れない感じはやっぱりレグルスさんなんだなぁ

[9 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:15:13]

ジュース「...人の話を聞かないのは、否定はしませんが
貴方も他人に善意や配慮と称して自分の感情を押しつけるあたり似たようなものでしょう
（他人に対しての思いやりは存在するのでしょうが
そもそも出会ったばかりの相手にしかもまだ幼いエミリア様に求婚するあたりやはりズレているんですこの方は...）
……確かに、私はこれと適合しない。故にずっと、ただ託されたものを持つだけでした。ですが、それもこのようなときのため」

[10 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:22:23]

パンドラ「ペテルギウス・ロマネコンティ司教」

「良い旅を」

ジュース「........（貴方さえ来なければ、もしかしたら
平和に話が済むと言う淡い期待がありましたが
だからと言ってレグルスのエミリア様への求婚を許すとかそう言うことではありませんが）
──恨みますよ」

[11 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:33:54]

ジュース「私を、お許しください。フリューゲル様」　

そう言うとジュースは胸に『ナニカ』を小箱ごと押しつける
次の瞬間、『ナニカ』は触れたジュースの肉体の上で水を散らすように弾け、爆発的にその体積を増やしてジュースの全身を包み込む。
『ナニカ』に全身を包み込まれるジュースは両手を天に掲げ、口を開けて絶叫している。苦痛とも、快楽とも違う、もっと別の感情に存在を掻き乱されるように。

[12 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 21:39:34]

｢馬鹿が｣

[13 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 21:56:59]

ジュース「あの二人は、追わせない……ここから先へは、絶対に通さないの――デス！！」

[14 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 23:16:20]

｢……はぁぁぁ、いい覚悟だ。君に敬意を払うよ。確かに僕の方に過失があることは認めよう。僕はきちんと自分の過ちを認められる人間だからね。このまま引き下がらない、というのも簡単だけどね。それはあまりにも、と僕も思うわけだよ。それはエミリアやフォルトナのために前に出た君に対する不誠実であり、嘲りだ。だから、僕の要求は二つだけだ。一つ、僕はお前とともにパンドラ様に立ち向かう。お前だけじゃあパンドラ様の相手は務まらないだろうからね。二つ、後日僕が改めてこの森に来た時にはエミリアとの親睦を深めることを認める。勿論危害は加えない。それだけで僕はこの森から撤退しよう。パンドラ様にお帰りいただけた暁には速やかに僕もこの森から消えようじゃないか。できることならこれに応じてほしいなジュース、エミリアの悲しむ顔は僕だって見たくないからね。｣

[15 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 23:34:10]

ジュース「（──！？　どう言う風の吹き回しですか！？
私と一緒にパンドラ様と戦う...?？
パンドラ様を敵に回してでもエミリア様を婚姻したいと？
何を考えているんですか？この男は...?）」

ジュース「....冗談にしては面白くはありませんね
アナタは今自分が仰っている意味が分かっているのデスか？」

[17 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 07:54:32]

｢はぁ？わかってるに決まっているだろう？僕は君たちの権利もパンドラ様の権利も平等に尊重してるわけ。で、僕は思うんだよね、流石にパンドラ様もやり過ぎじゃあないかって。見境なしの黒蛇までけしかけて、いくらなんでもひどすぎるとは思わない？それに、因子に見込まれたわけでもないお前が、体の崩壊も無視して無理矢理にそれを押さえ込んでるんだろ？それって、君の生存を願うフォルトナやエミリアに対する裏切りってやつじゃないの？まあ？確かに？僕がパンドラ様を裏切っているだなんて言われれば確かにそう思われてもしょうがないよね。それは認めよう。僕は自分をきちんと客観視できる人間だからね。でもさ、見てわかるだろ？僕はただの付き添いだよ。パンドラ様にどうしてもと言われたから来ただけだし、別にこの森に危害を加えようなんてこれっぽっちも思っていないんだよね、僕は。そこを勘違いしないでほしいなぁ、ジュース。それに僕はパンドラ様を殺そうだなんて一言も言っていないじゃないか。ほら、僕って平和主義者だからさ、被害がなるべく出ないように心掛けているんだよね。で、パンドラ様はそこの境界線を踏み越え過ぎたわけ。だから僕はパンドラ様に穏便にお帰りいただきたいんだよね。先にこちらが彼らの生きる権利を侵害したわけだし、そうするべきだとは思わない？言っておくけどこれはパンドラ様に対する背信行為ではないからね。そこを勘違いしないでほしいな。それに何度も言ってるけど僕はエミリアと婚姻したいんだよね。結婚したいんだよ。で、僕は彼女に笑顔でいてほしいわけ。自分の将来の伴侶にできるだけ幸せでいてほしい、なんて願うのは将来の夫の持つべき当然の権利だと思わない？だから僕はお前を守ろうとしてるんだよ、ジュース。お前はエミリアの義父なんだ、死んでもらっちゃあ困る。それにお前だけじゃパンドラ様にお引き取りいただくことが叶わないことくらいわかっているだろう、ジュース。あぁ安心しなよ、僕はこれが終わったら帰るさ。僕はきちんと約束を守る人間だからね。｣

[18 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 11:20:47]

パンドラ「──そうですね　コルニアス司教の仰る通り
尊い目的のために、犠牲になる命が生まれることは必然とは言え私もやり過ぎてしまいましたし
超えてはいけない境界線も踏み越えてしまったのも事実
その点につきましては申し訳ありません

でも…時には約束を反故にしてでも決断しなくてはならない時もあります」

[19 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 14:23:46]

「あのですね、確かにパンドラ様の悲願については理解できますよ？ですがさっきも言いましたけど別に今すぐ悲願を達成する必要もないと、僕は思うんですよね。これだけ待てたんだ、後数百年くらいは待てる器の広さってやつを示したっていいんじゃあないですか？それにほら、『ロゴスの復讐は右手だけじゃ足りない』とも言うでしょう？今回は条件が整っていなかったんですよ、そう思ってお帰り頂くわけにはいきませんか、パンドラ様？そもそも僕は願いだとか夢だとかは基本的に全て尊ばれるべきだと思っていますが、だからといって約束を破るなんてことはしちゃあいけない。それは約束した相手に対する不義であり、やってはならないこの世に蔓延る害悪だ。それはジュースたちの権利に対する、重大な侵害だ。それはいくら寛大な僕といえど許せないなぁ。それに、部下の上司に対する気遣いだとか敬意だとかは必要ですが、上司もまた部下に対して配慮をしなきゃあならないと、僕は思うんですよ。部下の忠告や諫めはきちんと聞く、部下の権利も尊重して行動する、こんな当たり前のことも満足にできない人間がこの世には多すぎる。ホント嫌になりますよ。そろそろ僕に、彼らに、そしてエミリアに、配慮を示すべきです。そうは思いませんか、パンドラ様。」

[21 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 20:19:13]

パンドラ「”約束”...良い言葉ですね、それを守ろうとするあなたの気持ちは、とても立派で大事なものだと思います
よ。
.....そうですね、上に立つものとしてコルニアス司教、
貴方はこれまで、『強欲』の大罪司教として誰よりも忠実に魔女教に大きな貢献をしてきましたね
そして自身の『強欲』を叶える為ならどんな努力も惜しまないその勤勉な生き方、そんな貴方を私はとても好ましく思っていますよ」

[22 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 21:57:13]

とりあえず保守

[23 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 22:55:17]

｢お褒めの言葉は有り難くいただきますが、別に称賛を求めているわけではないんですよ。大罪司教の席に就いたからにはその責務を果たすのは当然のことです。世界なんて大きなものに比べて自分がいかにちっぽけな存在なのかはきちんと理解していますが、だからといってそれで妥協する程悲観的でもないんですよ、僕は。世界に人として当たり前の尊厳を、何よりも尊ぶべき命を、誰もが保持していて然るべき当然の権利を、奪われ、蹂躙され、踏みにじられている何の罪もない人々を、僕は救ってみせる。いや、救う。僕の『強欲』にかけて、必ず。僕はこれまで何年も何十年もずっとそれでうまくやってきたんです。それはこれからも変わりません。そんな僕の今までの尽力に、貢献に、忠義に、そして努力に免じて今回は、今回だけは、この森からお帰りいただくわけにはいきませんか？パンドラ様。｣

[24 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 23:48:11]

パンドラ「でも、時には約束を反故にしてでも決断しなくてはならないときもあります　貴方とロマネコンティ司教達の意思と権利を蔑ろにするのは酷なことかもしれません
ですが、決断を迫る運命は翻弄されるものの事情を鑑みてはくれません


──コルニアス司教、言うまでもないことなのは承知の上で敢えて言いますが封印の扉を開くための鍵を持っていてそれを開けることができるのは誰かは理解されていますね？」

[25 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:09:17]

一方その頃

エミリア 「嫌！　嫌だよ、母様！　お願いだから、置いていかないでっ！」

フォルトナ「お願いだから言うことを聞いて、エミリア。大丈夫。すぐに……そう、すぐに全部片付けて戻ってくるわ。だからその間だけ、ここに隠れていてほしいの。お願い」

エミリア 「ダメ！　絶対にダメ！　フォルトナ母様、ジュースと同じ顔してる！　ジュースと同じで、何かするんだ！　わ、私を置いて、何か……するんだぁ……っ！」

[26 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:19:38]

エミリア 「母様と一緒にいるの！！　お願い！お願いします。ひとりは・・・ひとりになるのは
いや・・・」

[30 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:30:14]

フォルトナ「あなたは、ひとりじゃないわ。
母様はいつだってあなたのそばにいる。
目をつむって、浮かぶあなたの思い出の中に。」

エミリア
「ウソだ・・・。母様のうそつき！！」

[31 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:31:46]

フォルトナ「エミリア、約束
母様とエミリアは、いつまでも一緒　そのことを今、約束するわ」

[32 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:34:26]

エミリア「本当に・・・？　一緒にいてくれる？」

フォルトナ「えぇ　本当に！　母様はエミリアを・・・
”リア”をこの世の誰よりも　すご～く大好き。」

エミリア「私も、フォルトナ母様が大好き　大好き！」

フォルトナ
「リア・・・大好き　愛しているわ　エミリア・・・」

[33 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:38:07]

フォルトナ「封印が奴らの手に渡れば、今度こそ世界が滅ぶわよ！！」

フォルトナ「――アーチ、お願い」

アーチ「……はい。わかりました」

[35 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 09:58:52]

「……エミリア、でしょう？あの見た目、どう見たってあの魔女の系譜だ。鍵を持っていたって不思議じゃあない。言っておきますけど、ガワにばかり気を遣って本質を疎かにした挙句身勝手に幻滅するような愚かな連中とは違うんですよ、僕は。上辺ばかり見て満足したりせず、彼女の内面もきちんと見た上で僕は彼女を見初めた。そんな僕の彼女への愛は尊重されるべきものであり、誰にも侵されてはならない僕だけの権利です。あぁ、そう、パンドラ様もご存じだと思いますが、エミリアはエルフです。高々百年で死ぬような人間とは違う。彼女の成長までもうしばらく待ったって良いとは思いませんか、パンドラ様？」

[38 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 10:27:25]

ジュース「（先程よりかは、魔女因子による痛みが楽になってきました...
どう言うわけかこの状況でまたお二人は会話を始めるとは
厳密にはレグルスがパンドラ様を説得しようとしてくれていますが
動くには好機なのでしょうが....事態を悪化させるだけにしか思えない
かと言って動かなければ、エミリア様とフォルトナ様は逃がせたとしても、この森の脅威は未だ変わらず....どうすれば）」

[39 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 11:38:08]

ジュース「──！？　（後ろから足音？）
誰で...」

「──アル」

[40 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 11:39:48]

「────ヒューマ！！！」

[41 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:00:28]

「ああ……まったく、戻ってきたかと思えばいきなり僕もろとも攻撃してくるだなんて一体どういう了見なわけ？今僕はパンドラ様を説得してたわけ。してたでしょ。それなのにその僕までもを殺そうとするだなんて、いくら何でも酷すぎるとは思わないわけ？それってさぁ、僕の親切心を虚仮にしてるってことだよね？馬鹿にしてるってことだよね？それはいくら………はあ、まあいいよ。君には人として最低限の良識も常識も備わってないようだし、君のその非礼も見逃してあげる。ほら、僕は器の大きい人間だからね。それにさ、状況が見えてないわけ？もし君のその短絡的な行動でジュースやエミリアが死んだとしたらどう責任を取るつもりなのかなぁ？もしそこまで考えが及んでいないなら、それはつまり彼らという一個人の価値を軽視してるってことだ。忽略にしてるってことだ。それは僕やエミリアの権利の、重大な侵害だ。どうして先のことまできちんと考慮して行動する、そんな当たり前のことができないのかなぁ？君にはさぁ！」

[43 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:17:45]

フォルトナ「いちいち、ペラペラと口数の多い男ね！
──ジュース！大丈夫！？」
ジュース「....はい私は（魔女因子を取り込んだ以外は実質全くの無傷なんですが....結果的には良かったのでしょうか？）」

[44 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:19:59]

このレグルス隙がない... 原作ならこの時点でぶっ飛ばされたのに