ここだけレグルスがエリオール大森林に来た理由がエミリアに求婚するためだった世界線3

[1 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 11:24:55]

諸事情で保守ができず落ちてしまったので再度スレ立てしました。

過去スレはこちら

↓初代

｢義娘さんを僕に下さい｣｜あにまん掲示板

↓二代目

ここだけレグルスがエリオール大森林に来た理由がエミリアに求婚するためだった世界線2｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 12:38:17]

「あのさ、人が協力しようって言ってるのに帰れ、だなんていったいどんな教育を受けてきたの？僕は君に手を差し伸べたわけ。差し伸べたでしょ？それなのに今すぐ帰れだなんて言うのはさ、ちょっと違うんじゃないかな？おかしいとは思わない？善意の押し売り、だなんてものをあまりしたくはないけどさぁ、それでも自分だけじゃ手に余るような事態に陥っているなら人の親切心はありがたく貰うなんてことは一種の暗黙の了解ってものじゃない？それを受け入れるか受け入れないかはそっちの自由だから文句は言わないけど、端からその手を振り払う判断をするのはどうなのかなぁ？それは僕の権利をーー数少ない私産を、蔑ろにするってことだよねぇ？それはいくら寛仁な僕といえど許せないなぁ。ーーいいかい？人は二本の腕で持てる数、自分の掌に収まるものしか持てないんだよ？それが理解できていれば、自ずと冷静な判断もできるようになるんじゃないの？それに何度も君たちに言ったよね？僕は君たちに危害を加えないってさ。それでなおその態度だっていうのなら、それは僕を軽んじてるってことだよね？エミリアの命を軽んじてるってことだよね？少しは人の話を聞け、周りを見ろ、善意には感謝をしろ、それが人として最低限すべきことだろうが。」

[4 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 13:11:59]

善意をことごとく拒絶されると流石にキレるまたはその手前ぐらいになるか

[5 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 14:32:17]

ジュース「好きに言えばいい、レグルス・コルニアス
私は私の使命を果たす　言ったはずです私の存在にかけて
この先には行かせないと！」

[6 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 16:10:39]

｢言うもんだ。お前の馬鹿さ加減には開いた口が塞がらないよ。何でお前がそれを持っているのかは知らないけど、手元に置けてる時点でお前にそれを持つ資格はないことくらいわかるだろう？僕はなるべく殺人はしないように心掛けているし、お前も取り返しがつかなくなる前に止まっておいた方が良いと、僕は思うなぁ。それにさぁ…僕の善意を、僕の配慮を、僕の権利を、これだけ蔑ろにするとかどういう思考してるの？そろそろさぁ、温厚で寛容な僕でも、怒っていい頃だと思うんだよねぇ。ただエミリアと仲良くなりたかっただけの僕をこれだけ侵害しておいて、僕のお前たちへの思いやりをこれだけ踏みにじって、それってさぁ、僕という人格への大きな侮辱だよね？そもそも今ここで帰ったとして、あの女が僕とエミリアとの愛を妨害しないなんて思えないんだよね、僕は。人の話は聞かない、殺すだとかロリコンだとか好き放題言ってくる、おまけに僕をパンドラ様の巻き添えにする、心底理解できない異常者だよ、あの女は。お前もそうは思わないかい、ジュース。｣

[7 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 17:49:41]

予め保守

[8 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 17:50:13]

原作のレグルスさんとは違って遥かに善人だけど
かと言って善人だとも言い切れない感じはやっぱりレグルスさんなんだなぁ

[9 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:15:13]

ジュース「...人の話を聞かないのは、否定はしませんが
貴方も他人に善意や配慮と称して自分の感情を押しつけるあたり似たようなものでしょう
（他人に対しての思いやりは存在するのでしょうが
そもそも出会ったばかりの相手にしかもまだ幼いエミリア様に求婚するあたりやはりズレているんですこの方は...）
……確かに、私はこれと適合しない。故にずっと、ただ託されたものを持つだけでした。ですが、それもこのようなときのため」

[10 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:22:23]

パンドラ「ペテルギウス・ロマネコンティ司教」

「良い旅を」

ジュース「........（貴方さえ来なければ、もしかしたら
平和に話が済むと言う淡い期待がありましたが
だからと言ってレグルスのエミリア様への求婚を許すとかそう言うことではありませんが）
──恨みますよ」

[11 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 18:33:54]

ジュース「私を、お許しください。フリューゲル様」　

そう言うとジュースは胸に『ナニカ』を小箱ごと押しつける
次の瞬間、『ナニカ』は触れたジュースの肉体の上で水を散らすように弾け、爆発的にその体積を増やしてジュースの全身を包み込む。
『ナニカ』に全身を包み込まれるジュースは両手を天に掲げ、口を開けて絶叫している。苦痛とも、快楽とも違う、もっと別の感情に存在を掻き乱されるように。

[12 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 21:39:34]

｢馬鹿が｣

[13 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 21:56:59]

ジュース「あの二人は、追わせない……ここから先へは、絶対に通さないの――デス！！」

[14 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 23:16:20]

｢……はぁぁぁ、いい覚悟だ。君に敬意を払うよ。確かに僕の方に過失があることは認めよう。僕はきちんと自分の過ちを認められる人間だからね。このまま引き下がらない、というのも簡単だけどね。それはあまりにも、と僕も思うわけだよ。それはエミリアやフォルトナのために前に出た君に対する不誠実であり、嘲りだ。だから、僕の要求は二つだけだ。一つ、僕はお前とともにパンドラ様に立ち向かう。お前だけじゃあパンドラ様の相手は務まらないだろうからね。二つ、後日僕が改めてこの森に来た時にはエミリアとの親睦を深めることを認める。勿論危害は加えない。それだけで僕はこの森から撤退しよう。パンドラ様にお帰りいただけた暁には速やかに僕もこの森から消えようじゃないか。できることならこれに応じてほしいなジュース、エミリアの悲しむ顔は僕だって見たくないからね。｣

[15 二次元好きの匿名さん 25/03/19(水) 23:34:10]

ジュース「（──！？　どう言う風の吹き回しですか！？
私と一緒にパンドラ様と戦う...?？
パンドラ様を敵に回してでもエミリア様を婚姻したいと？
何を考えているんですか？この男は...?）」

ジュース「....冗談にしては面白くはありませんね
アナタは今自分が仰っている意味が分かっているのデスか？」

[17 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 07:54:32]

｢はぁ？わかってるに決まっているだろう？僕は君たちの権利もパンドラ様の権利も平等に尊重してるわけ。で、僕は思うんだよね、流石にパンドラ様もやり過ぎじゃあないかって。見境なしの黒蛇までけしかけて、いくらなんでもひどすぎるとは思わない？それに、因子に見込まれたわけでもないお前が、体の崩壊も無視して無理矢理にそれを押さえ込んでるんだろ？それって、君の生存を願うフォルトナやエミリアに対する裏切りってやつじゃないの？まあ？確かに？僕がパンドラ様を裏切っているだなんて言われれば確かにそう思われてもしょうがないよね。それは認めよう。僕は自分をきちんと客観視できる人間だからね。でもさ、見てわかるだろ？僕はただの付き添いだよ。パンドラ様にどうしてもと言われたから来ただけだし、別にこの森に危害を加えようなんてこれっぽっちも思っていないんだよね、僕は。そこを勘違いしないでほしいなぁ、ジュース。それに僕はパンドラ様を殺そうだなんて一言も言っていないじゃないか。ほら、僕って平和主義者だからさ、被害がなるべく出ないように心掛けているんだよね。で、パンドラ様はそこの境界線を踏み越え過ぎたわけ。だから僕はパンドラ様に穏便にお帰りいただきたいんだよね。先にこちらが彼らの生きる権利を侵害したわけだし、そうするべきだとは思わない？言っておくけどこれはパンドラ様に対する背信行為ではないからね。そこを勘違いしないでほしいな。それに何度も言ってるけど僕はエミリアと婚姻したいんだよね。結婚したいんだよ。で、僕は彼女に笑顔でいてほしいわけ。自分の将来の伴侶にできるだけ幸せでいてほしい、なんて願うのは将来の夫の持つべき当然の権利だと思わない？だから僕はお前を守ろうとしてるんだよ、ジュース。お前はエミリアの義父なんだ、死んでもらっちゃあ困る。それにお前だけじゃパンドラ様にお引き取りいただくことが叶わないことくらいわかっているだろう、ジュース。あぁ安心しなよ、僕はこれが終わったら帰るさ。僕はきちんと約束を守る人間だからね。｣

[18 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 11:20:47]

パンドラ「──そうですね　コルニアス司教の仰る通り
尊い目的のために、犠牲になる命が生まれることは必然とは言え私もやり過ぎてしまいましたし
超えてはいけない境界線も踏み越えてしまったのも事実
その点につきましては申し訳ありません

でも…時には約束を反故にしてでも決断しなくてはならない時もあります」

[19 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 14:23:46]

「あのですね、確かにパンドラ様の悲願については理解できますよ？ですがさっきも言いましたけど別に今すぐ悲願を達成する必要もないと、僕は思うんですよね。これだけ待てたんだ、後数百年くらいは待てる器の広さってやつを示したっていいんじゃあないですか？それにほら、『ロゴスの復讐は右手だけじゃ足りない』とも言うでしょう？今回は条件が整っていなかったんですよ、そう思ってお帰り頂くわけにはいきませんか、パンドラ様？そもそも僕は願いだとか夢だとかは基本的に全て尊ばれるべきだと思っていますが、だからといって約束を破るなんてことはしちゃあいけない。それは約束した相手に対する不義であり、やってはならないこの世に蔓延る害悪だ。それはジュースたちの権利に対する、重大な侵害だ。それはいくら寛大な僕といえど許せないなぁ。それに、部下の上司に対する気遣いだとか敬意だとかは必要ですが、上司もまた部下に対して配慮をしなきゃあならないと、僕は思うんですよ。部下の忠告や諫めはきちんと聞く、部下の権利も尊重して行動する、こんな当たり前のことも満足にできない人間がこの世には多すぎる。ホント嫌になりますよ。そろそろ僕に、彼らに、そしてエミリアに、配慮を示すべきです。そうは思いませんか、パンドラ様。」

[21 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 20:19:13]

パンドラ「”約束”...良い言葉ですね、それを守ろうとするあなたの気持ちは、とても立派で大事なものだと思います
よ。
.....そうですね、上に立つものとしてコルニアス司教、
貴方はこれまで、『強欲』の大罪司教として誰よりも忠実に魔女教に大きな貢献をしてきましたね
そして自身の『強欲』を叶える為ならどんな努力も惜しまないその勤勉な生き方、そんな貴方を私はとても好ましく思っていますよ」

[22 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 21:57:13]

とりあえず保守

[23 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 22:55:17]

｢お褒めの言葉は有り難くいただきますが、別に称賛を求めているわけではないんですよ。大罪司教の席に就いたからにはその責務を果たすのは当然のことです。世界なんて大きなものに比べて自分がいかにちっぽけな存在なのかはきちんと理解していますが、だからといってそれで妥協する程悲観的でもないんですよ、僕は。世界に人として当たり前の尊厳を、何よりも尊ぶべき命を、誰もが保持していて然るべき当然の権利を、奪われ、蹂躙され、踏みにじられている何の罪もない人々を、僕は救ってみせる。いや、救う。僕の『強欲』にかけて、必ず。僕はこれまで何年も何十年もずっとそれでうまくやってきたんです。それはこれからも変わりません。そんな僕の今までの尽力に、貢献に、忠義に、そして努力に免じて今回は、今回だけは、この森からお帰りいただくわけにはいきませんか？パンドラ様。｣

[24 二次元好きの匿名さん 25/03/20(木) 23:48:11]

パンドラ「でも、時には約束を反故にしてでも決断しなくてはならないときもあります　貴方とロマネコンティ司教達の意思と権利を蔑ろにするのは酷なことかもしれません
ですが、決断を迫る運命は翻弄されるものの事情を鑑みてはくれません


──コルニアス司教、言うまでもないことなのは承知の上で敢えて言いますが封印の扉を開くための鍵を持っていてそれを開けることができるのは誰かは理解されていますね？」

[25 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:09:17]

一方その頃

エミリア 「嫌！　嫌だよ、母様！　お願いだから、置いていかないでっ！」

フォルトナ「お願いだから言うことを聞いて、エミリア。大丈夫。すぐに……そう、すぐに全部片付けて戻ってくるわ。だからその間だけ、ここに隠れていてほしいの。お願い」

エミリア 「ダメ！　絶対にダメ！　フォルトナ母様、ジュースと同じ顔してる！　ジュースと同じで、何かするんだ！　わ、私を置いて、何か……するんだぁ……っ！」

[26 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:19:38]

エミリア 「母様と一緒にいるの！！　お願い！お願いします。ひとりは・・・ひとりになるのは
いや・・・」

[30 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:30:14]

フォルトナ「あなたは、ひとりじゃないわ。
母様はいつだってあなたのそばにいる。
目をつむって、浮かぶあなたの思い出の中に。」

エミリア
「ウソだ・・・。母様のうそつき！！」

[31 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:31:46]

フォルトナ「エミリア、約束
母様とエミリアは、いつまでも一緒　そのことを今、約束するわ」

[32 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:34:26]

エミリア「本当に・・・？　一緒にいてくれる？」

フォルトナ「えぇ　本当に！　母様はエミリアを・・・
”リア”をこの世の誰よりも　すご～く大好き。」

エミリア「私も、フォルトナ母様が大好き　大好き！」

フォルトナ
「リア・・・大好き　愛しているわ　エミリア・・・」

[33 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 02:38:07]

フォルトナ「封印が奴らの手に渡れば、今度こそ世界が滅ぶわよ！！」

フォルトナ「――アーチ、お願い」

アーチ「……はい。わかりました」

[35 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 09:58:52]

「……エミリア、でしょう？あの見た目、どう見たってあの魔女の系譜だ。鍵を持っていたって不思議じゃあない。言っておきますけど、ガワにばかり気を遣って本質を疎かにした挙句身勝手に幻滅するような愚かな連中とは違うんですよ、僕は。上辺ばかり見て満足したりせず、彼女の内面もきちんと見た上で僕は彼女を見初めた。そんな僕の彼女への愛は尊重されるべきものであり、誰にも侵されてはならない僕だけの権利です。あぁ、そう、パンドラ様もご存じだと思いますが、エミリアはエルフです。高々百年で死ぬような人間とは違う。彼女の成長までもうしばらく待ったって良いとは思いませんか、パンドラ様？」

[38 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 10:27:25]

ジュース「（先程よりかは、魔女因子による痛みが楽になってきました...
どう言うわけかこの状況でまたお二人は会話を始めるとは
厳密にはレグルスがパンドラ様を説得しようとしてくれていますが
動くには好機なのでしょうが....事態を悪化させるだけにしか思えない
かと言って動かなければ、エミリア様とフォルトナ様は逃がせたとしても、この森の脅威は未だ変わらず....どうすれば）」

[39 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 11:38:08]

ジュース「──！？　（後ろから足音？）
誰で...」

「──アル」

[40 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 11:39:48]

「────ヒューマ！！！」

[41 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:00:28]

「ああ……まったく、戻ってきたかと思えばいきなり僕もろとも攻撃してくるだなんて一体どういう了見なわけ？今僕はパンドラ様を説得してたわけ。してたでしょ。それなのにその僕までもを殺そうとするだなんて、いくら何でも酷すぎるとは思わないわけ？それってさぁ、僕の親切心を虚仮にしてるってことだよね？馬鹿にしてるってことだよね？それはいくら………はあ、まあいいよ。君には人として最低限の良識も常識も備わってないようだし、君のその非礼も見逃してあげる。ほら、僕は器の大きい人間だからね。それにさ、状況が見えてないわけ？もし君のその短絡的な行動でジュースやエミリアが死んだとしたらどう責任を取るつもりなのかなぁ？もしそこまで考えが及んでいないなら、それはつまり彼らという一個人の価値を軽視してるってことだ。忽略にしてるってことだ。それは僕やエミリアの権利の、重大な侵害だ。どうして先のことまできちんと考慮して行動する、そんな当たり前のことができないのかなぁ？君にはさぁ！」

[43 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:17:45]

フォルトナ「いちいち、ペラペラと口数の多い男ね！
──ジュース！大丈夫！？」
ジュース「....はい私は（魔女因子を取り込んだ以外は実質全くの無傷なんですが....結果的には良かったのでしょうか？）」

[44 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 14:19:59]

このレグルス隙がない... 原作ならこの時点でぶっ飛ばされたのに

[45 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 17:09:08]

「…帰りましょう、パンドラ様。どうしても、と仰られたから僕はここまで付いてきたんです。そろそろパンドラ様も僕の権利を尊重してくれたって良いんじゃあないですか？それに繰り返しになりますが、今すぐに悲願を果たす必要はないんじゃあないかと、僕は思うんですよ。相手を尊重し、お互いの望んだ方向に物事を運んでいくために対話をする。それを怠って強引に夢やら野望やらを果たそうとした挙句肝心なところで失敗するような人間が、世の中予想外に多い。そうは思いませんか？僕はパンドラ様にそうなっては欲しくないんですよ。ほら、僕は上司にもきちんと気遣いができる人間ですから。」

[47 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 18:52:27]

フォルトナ「ジュース、私がエミリアを逃がしてる間に
何があったの？」

ジュース「....信じられないでしょうが、レグルスがパンドラ様に帰宅を催しています」

フォルトナ「あの男が？ ......どう言うこと？」

ジュース「エミリア様達が逃げた後、私はこの身に魔女因子を取り込みレグルスと対峙していたのですが　
レグルスの方から、急に取引を持ち込まれまして...」

フォルトナ「取引？（魔女因子を取り込んだって...なんて無茶を....）」

ジュース「取引内容は二つで
一つ目はパンドラ様との戦いの共闘と
二つ目はその見返りとして後日エミリア様との親睦を深めることを認める
パンドラ様にお帰りいただいた暁にはレグルス自身もこの森から速やかに立ち去ると仰ってました.....」

フォルトナ「......信じられないけど本当なの？」

ジュース「......私も信じられないですが」

フォルトナ「............」

[48 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 19:18:49]

フォルトナ「（...信じられないけど、ジュースが嘘をつくわけが無いわね　あのロリコン男、何を考えているの？

......そう言えば、最初からあの男はエミリアに結婚を求めてきたこと以外は怒りこそ向けるものの争う気は無さそうだったわね
まさか本当にただ...争う気は無く結婚を申し込みに来る為だけにこの森に来たの....？）」

[49 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 19:43:07]

これ結末はどう転がるのだろうか？

[50 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 21:34:01]

フォルトナ「...ねえ、レグルスって言ったわね
貴方は本当にエミリアに求婚する為だけにわざわざこの森に来たの？」

[51 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 21:45:15]

「その表情、少しは冷静になれたみたいだね。よかった、よかった。頭の隅々まで激情に支配されているようじゃあ、より良い人間関係を作ることはできないからね。あぁ、そう、ジュースが言ったことは本当さ。最初に言ったじゃないか、エミリアと婚約したいって。これでも僕は平和主義者だからさ、なるべく冷静に、穏便に、友好的に、波風立てることなく、物事を進められるようにしている。争いとか嫌いなんだよね、僕は。だから安心しなよ、この森に僕が危害を加えることはないし、君たちにできる限り協力するさ。僕の『強欲』に誓って、絶対に。」

[52 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 21:58:36]

フォルトナ「そうね...少し頭が冷えたのかもしれないわね
...貴方の考えを少しは知りたいと思ったのかも」

[54 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 23:46:50]

さて、ここからどうなるか　

[55 二次元好きの匿名さん 25/03/21(金) 23:58:52]

パンドラ「あら、おかえりなさい」

フォルトナ「........」

[60 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 01:14:06]

フォルトナ「....ねえレグルス　貴方には既に複数の妻達がいるみたいだけど　どうして複数人も妻を作っているの？」


すみませんセリフを投稿するのに4回のミスを犯しました

[61 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 09:57:39]

「ああ、そうだね。僕としたことが大事なことを失念していた。婚約関係になる前に互いの常識を擦り合わせることは確かに必要だよね。これについては急ぎすぎた僕の過ちだ。ごめんなさい。で、僕がなぜ複数の妻を娶っているか、だったね。良いよ、答えてあげる。先ず夫婦というものは強い愛情と思いやりで結ばれてなきゃならない。人生の大半を共に過ごすんだ、互いを尊重し合うのは当然だよね。で、僕は心の処女性というものを大事にしているんだ。しているんだよ。体の処女性がどうこうなんていうのは大して重要じゃあない。真に愛し合っているのであれば、一々処女膜の有無なんて確認する必要はないとは思わない？それにだよ、妻となる相手が例えば虐待とかで処女じゃなかったとして君はそれで彼女に幻滅するのかい？しないでしょ？もし幻滅するとしたらそれは彼女への愛が足りていないってことだ。彼女への愛はその程度だったってことだ。それは彼女に対する配慮の欠如であり、彼女の心に対する一種の殺人だ。そうは思わない？…ああ、そうか、ごめんごめん。気持ちが昂るとついつい長話をしてしまう。僕の悪い癖だ。ごめんなさい。じゃあ本題に入ろうか。僕がなぜ妻を複数人作っているか、だったね。一言で言うと、彼女たちを守る必要があったんだよ。彼女たちは世界に尊厳を奪われていた。虐待だったり、奴隷だったり、迫害だったり…。形は様々だけどね。僕はそんな不条理が許せないんだよ。そもそもこの世には思った以上に相手への配慮の心が欠如した人間が多すぎる。ただ髪の色や目の色が違うだけで内面も見ずに攻撃の対象にするなんていくら何でも酷過ぎるとは思わない？

[64 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 10:07:54]

あぁ、そう、勿論見た目も大事さ。あまり他者に求め過ぎない僕ではあるけど、流石に花嫁には美しくあってほしいくらいの願いはある。いくら夫婦といったって一個の人間同士だし、何より彼女たちの魅力を最大限生かしたいと願うのは夫として当然の責務だ。まぁ、そうじゃなくてただ純粋に一目惚れした場合もあるけどね。彼女たちの顔に、所作に、そして何よりも心に、僕は惹かれたんだよ。それに、これでも僕は妻たちに平等に愛を注いでいるつもりだ。当然だよね。誰か一人を贔屓するなんていうのは僕を心から愛してくれている彼女たちに対する不義理だし、夫の在り方として酷く歪だ。そこに偏りも不平等も不公平も不明朗も不穏当もない。だから安心してほしいな、僕は彼女たちもエミリアも、等分に愛するから。」

[65 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 10:09:13]

>>62

>>63

は誤字脱字が見られたので消しました。

[66 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 10:11:09]

このレグルスなんで魔女因子に適合したんかわからんく
なってきた...

[67 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 15:45:06]

>>66

むしろ魔女因子に適合して無敵になれたから自己肯定感が息を吹き返して心に余裕が生まれたのかもしれない…分かんないけど

[68 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 16:20:41]

フォルトナ「ジュース、それは本当なの？」
ジュース「...すみません、今の話は初めて聞きました　
私が知っているのは複数の奥様達がいて、いつもよく連れていると言うぐらいで」
フォルトナ「そう」

[69 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 18:03:27]

このスレのエリオール大森林以外の物語見るからに多分このレグルスの地雷は人の命が脅かされる状況だろうな

[70 二次元好きの匿名さん 25/03/22(土) 19:56:34]

｢…しつこいようですが、どうしてもお引き取りいただくわけにはいきませんか、パンドラ様？僕を呼び出すぐらいだから何があるのかと思えば…これはいくら何でも酷すぎますよ。見境なしの黒蛇まで連れてきて……。はぁ、まぁ、エミリアと出会えましたし僕がここに来た意味はありましたが、だからといって目の前で失われる命を見過ごすほど冷酷でも陰惨でもないんですよ、僕は。人の命を奪うな。人の心を弄ぶな。他人と交わした契約はきちんと履行しろ。他人の権利もきちんと尊重して行動しろ。そんなに難しいことを、僕が頼んでいますか、パンドラ様？｣

[71 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 02:29:49]

保守

[72 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 02:32:47]

フォルトナ「........パンドラ、帰るなら追わないわ」
ジュース「フォルトナ様！？」

[73 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 02:54:13]

パンドラ「あら」

[74 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 03:21:14]

ジュース「フォルトナ様...」
フォルトナ「...分かってる、アイツは私の家族を殺した仇
そして今もこの森をこの世界を滅ぼそうとしている」
ジュース「ならばなぜ...」
フォルトナ「私達の使命は封印の扉とエミリアを守ること
殺し合うことではないわ」
ジュース「........」
フォルトナ「..........」
ジュース「（フォルトナ様、そう言っておられますが
握り拳から血が...」

[75 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 09:54:41]

「…そう、それでいいんだよ。暴力に訴えず対話し続けることで、互いにとって望ましい結果が生まれる。手段と目的を履き違えないことで、目標を見失わずに済む。当たり前の節制が、より良い社会を作る。自らの器に合った生き方をすることで、誰もが相応の幸福を過ごすんだ。度の過ぎた渇望を抱くな、互いを尊重し合い、日々を快適なものにしよう。それが、平和的な生き方だ。」

[76 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 10:17:49]

ジュース「フォルトナ様...これでよかったのですか？」

フォルトナ「......えぇ、これはエミリアを守るため

....そして貴方を死なせないため　もしあなたが死ぬのなら、その傍らにいるため」

[77 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 10:26:35]

フォルトナ「あなたがいない世界で、あなたがこなくなった森で、私に何を待てというの？　あなたという存在のない長い時間を、弱い私は生きられない」

ジュース「あなたが、弱いことなど……」

フォルトナ「弱いのよ。あなたとエミリアの前で、強がっていただけで」

[78 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 11:37:56]

｢へぇ、随分と盛り上がっているじゃないか。でもさ、これからどうするか少しは僕に話してくれたって良いとは思わない？そこまで時間には厳しくないことを自負する僕ではあるけれど、流石にどうすれば良いのか指示してもらいたい程度の願いはある。勝手に動いた挙げ句相手の権利を侵害するような愚者とは違うんだよ、僕は。……それで僕はどうすれば良いのかなぁ、ジュース、フォルトナ？このままここにいれば良いかな？黒蛇を止めに行けば良いかな？それともエミリアを迎えに行くべきかな？それだけは、本当に大事なことだからさ。｣

[80 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 11:59:14]

フォルトナ「グダグダとうるさい男ね
.....そうね貴方は黒蛇を止めるのをお願いするわ
エミリアの事ならアーチが逃しているから心配はいらないわ
貴方との今後の話はそれからよ」

[81 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 13:38:30]

「あぁ、良いよ、黒蛇のところまで行ってあげる。僕は優しいからね。……あぁそう、繰り返しになるけど、怒りに任せて判断を間違える、なんてことにならないようにしなよ？そもそも人間というのは死んだら終わりだ。なるべく穏便にパンドラ様と話をつけることをお勧めするよ。流石の僕といえど、目の届かない範囲の人間を助けられる程強くはないしね。それに君たちが死んで、エミリアが孤独にでもなったらどうするつもりなわけ？それはエミリアの権利の侵害だとは思わない？くれぐれも、『見間違え』た、なんてことにならないように気を付けなよ、ジュース、フォルトナ。」

[84 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 13:58:21]

フォルトナ「『見間違え？』」

ジュース「────ッ！！！！！！？？？？？？（その言葉......
なぜでしょう.....この悪寒と取り返しのつかないことを
してしまったと言うこの痛みと罪悪感は.....!?
この感覚は....まるで愛する人をこの手で殺めてしまったかのような
....いや私はそんなことなどしない！！！　するはずがないのです！！！
.....ないはずなのになぜなのですか...？」）

[86 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 14:03:44]

すみません、先程間違えてセリフを入れてしまい
わざわざ投稿して頂いたのに申し訳ありません

[87 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 14:04:51]

>>86

いえ、大丈夫です。お気になさらないでください。

[88 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 14:31:00]

「……悪いけど時間だ。君たちに構っている暇はなくなった。黒蛇がかなり暴れているようだしね、僕はさっさと向かわせてもらうよ。」

[90 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 14:38:02]

パンドラ「──お待ちください、コルニアス司教」

[91 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 14:49:21]

「……なんですか、パンドラ様。僕は今、黒蛇のところに行かなきゃあいけないんです。無辜の人々を、救わなきゃならないんです。そんな僕に、何の御用ですか？　何のつもりで、止めるんですか？」

[92 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 14:56:42]

パンドラ「ここに来た目的をお忘れですか？
魔女教の本懐を成就させるために　私達はこの森に来たのですよ

──尊い目的のために、犠牲になる命が生まれることは必然です
でも、そんな残酷な運命にすら抗う気概を忘れない
その心の美しさは、否定されないものだと」

[93 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 15:03:20]

レグルスの首がありえない方向にw

[94 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 15:14:17]

「……何を、仰りたいんですか？パンドラ様。何度も言いましたけど、今すぐ魔女教の本懐を果たす必要はないと思うんですよ、僕は。邪魔が入って失敗するよりも時間をかけて確実に成功する方が余程良い。そうは思いませんか？
──それに、残酷な運命に抗う気概が否定されないのなら、その運命に打ち勝つ、という結果もまた肯定されて然るべきなのでは、と僕は思うのですが。………手短に頼みますよ。さっき言った通り、僕には無駄な時間を浪費している暇はないんですから。」

[95 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 15:27:51]

パンドラ「人が皆、誰もがあなたのように考えられるわけでも、あなたの域に達せるわけではありませんよ。あなたは誰より特別で、その自分に満足している。完成されたあなたは素晴らしい」

[96 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 15:30:11]

パンドラ「──そして」

ジュース「──ッ！」

フォルトナ「.........」

パンドラ「不完全な彼らもまた素晴らしいのです」

[97 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 15:49:09]

「……お褒めの言葉は有難く頂きます。ですが、こうしている間にも黒蛇は暴れているんですよ？救える命を救おうとしないなんて、それはいくら何でも合理的じゃない。そうは思いませんか、パンドラ様？──それでは。」
　そう言い残し、レグルスはその場から跳躍していった。
　

[98 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 16:00:02]

パンドラ「──私は待てと、そう言いましたよ、コルニアス司教」

[100 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 16:24:50]

「………、はぁぁぁぁぁ、どいてください。申し訳ないですが、今はあなた様に構っている暇はないんですよ。僕はこの森の住人を救わなきゃいけない。救わなきゃいけないんですよ。──その僕の善意を、親切心を、愛を、そして権利を邪魔しようだなんて、いくら何でも酷過ぎるとは思いませんか、パンドラ様？」

[101 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 16:25:13]

>>99

画像ミスしました。ごめんなさい。

[104 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 16:46:00]

パンドラ「先ほども仰いましたが、私達がここに来たのは
魔女教の本懐を成就させるため

その為にはあの魔女の娘──エミリアが必要なのです
それは今だろうと何百年待とうとも運命が変わることはありません

貴方とエミリアの愛の成就、それは尊重しましょう

ですがそれは魔女の本懐を遂げた後の話　
あまり独断で勝手な行動を取られるのは困ります」

[105 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 16:48:33]

>>101

すみません私も先程同じミスを💦

[106 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 17:20:55]

「……せめてエミリアが老いるまで待つわけにはいきませんか？パンドラ様。封印の解除は彼女の死の直前になってからすればいいし、そもそも僕が見初めたからには彼女を突然死なんてさせませんよ。何なら僕の『強欲』に誓ったって良い。ほら、僕はジュースたちの権利もパンドラ様の権利も平等に尊重できる人間ですから。────それでも聞き入れてくださらないのであれば……それは僕のことを軽視してるってことだ。誰もが持っている当たり前の権利を尊重してないってことだ。それはいくら我慢強い僕といえど赦せないなぁ！！！！」

[107 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 17:31:02]

パンドラ「あなたの意思を挫くことが必要ならば、
私はそれをします　おおよそ、今時点であなたを連れてきた目的は達されました
もう、お帰りいただいて結構ですよ

──貴方とエミリアの愛が成就する瞬間を見届けることが出来なくなったのはとても残念ですが、これも苦渋の決断ですね」

[109 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 17:43:19]

｢連れてきておいて、満足したからもう帰れ？　そんな言葉で誰が納得してやれますか。僕は黒蛇を追い返して、あなた様にお帰りいただけるまでは絶対に…｣

[111 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 17:48:11]

パンドラ「そうですか　では私の方で

『コルニアス司教が、ここにいるはずがない。彼は自分の屋敷で、」

[112 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 17:58:40]

パンドラ「──妻に囲まれて過ごしてい」

パンドラ「あら？」

[113 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 18:02:18]

フォルトナ「本当にアンタにはどれだけ何を言われても無駄みたいね！！！
もう許せないわ！！　アンタはここで殺す！！！！」

[114 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 18:06:00]

ジュース「パンドラ様... もうアナタに言うことはもう何も
ありません.... お覚悟を...」

[115 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 18:16:44]

「── ──！！」

[116 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 19:15:05]

｢……あぁ、助けてくれたのかい？それに関しては素直に感謝するよ。僕はそれができる人間だから。
──それで僕はこれからどうすれば良いかな？ほら、僕はこれでも理性的に話し合いができる人間だからさ、念には念を入れるように心掛けているんだよね。意志疎通を怠って周りに害悪を及ぼすことしかできない愚図どもとは違うんだよ、僕は。｣

[117 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 23:24:01]

ほ

[120 二次元好きの匿名さん 25/03/23(日) 23:47:13]

フォルトナ「無事で良かったわ　
....そうね貴方には引き続き黒蛇の対処をお願いしたいわ
あと一つ聞きたいのだけれど、さっきパンドラが貴方にしようとしたの、あれはアイツの権能なの？」

[122 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 10:02:13]

パンドラ様のお力について聞きたいだって？良いよ、答えてあげる。恩を仇で返すようなことしかできない非道徳的な人間じゃあないからね、僕は。そもそもパンドラ様は『虚飾の魔女』だ。で、あの力は『虚飾』の権能によるものってわけ。他人とすり替わったり、物理法則を無視したり、あの方自身の死をなかったことにしたり……。そもそも権能の行使の時に一々口に出す必要もないみたいだしね。いくら何でも無茶苦茶だとは思わない？──それで質問は終わりかな？ほら、僕ってきちんと相手の意思を確認できる人間だからさ、常々問いかけを怠らないようにしているんだよね。……ないなら僕はさっさと黒蛇のところに向かわせてもらうよ。さっきも言ったけど、くれぐれも『見間違え』で殺す、なんてことにならないように気を付けなよ、ジュース、フォルトナ。僕だってエミリアの悲しむ顔は見たくないんだからさ。」

[123 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 10:03:03]

>>121

誤字・脱字があったので消しました。

[124 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 13:51:53]

フォルトナ「他人とすり替わったり、物理法則を無視したり自身の死をなかったことに....！？」

[125 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 13:59:31]

パンドラ「──コルニアス司教の仰る通りですよ
まさか私の権能を他の方に説明されるとは想像もしていなかったですけどね」

フォルトナ「....貴方に私の攻撃を食らわせても傷一つも負わなかったのも....」

パンドラ「えぇ、『書き換え』させていただきました」

フォルトナ「――っ！」

[126 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 14:07:12]

ジュース「....先ほどレグルスが話の中にしきりに『見間違え』と言う言葉を口をしていたのが引っかかっていましたが
つまりパンドラ様の権能は事象を自分の好きなように書き換えることができると言うことではありませんか？
あの方自身が殺されたとしても『見間違え』として処理し
なかったことにすることもできるし
『見間違え』で殺すと言うことは私達に同士討ちを狙って殺すことをあの方は可能と言うことでは？フォルトナ様」

フォルトナ「..........」

[127 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 14:09:36]

フォルトナにとって、パンドラの存在は憎悪の対象だ。そのことは変わらないし、目にした瞬間に怒りを堪え切れない相手であることには違いがない。
　だのに、これほどまでに得体の知れない相手であることは想像していなかった

今日、この森で起きた出来事の数々、その全てがフォルトナの想像を超えている。ただ一つわかることは、その理解できない何もかもの結果、全てが終わりかけていること

[128 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 14:14:50]

ジュース「フォルトナ様、お気を確かに！」　

フォルトナ「──ッ！」

ジュース「疑問はおありでしょう、戸惑いもあることでしょう　ですが、今はそれは後回しにせざるを得ないのです大事なのは、森を、エミリア様を守ることです！　そして……それは、あの女性を倒せば実現できるのです！」

フォルトナ「――ジュース」

[129 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 14:19:19]

ジュース「力を合わせて、彼女を打倒するのです！　彼女さえ撃退できれば、森にいる他の魔女教も撤退するはずです
――エミリア様を、救えるのデス！！」


フォルトナ「ジュースの言う通りだわ。何が起きたのかなんて後回しでいい　今は！」
　

[131 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 14:41:01]

ジュース「........最後に私からも聞いてもよろしいですか？
レグルス・コルニアス
私が言えたことではありませんが、貴方は一目惚れの為に
私達と一緒にパンドラ様と仇なすことになってもよろしいのですか？
そうなれば貴方も無事では済まない　
どうしてそこまでの事をなされるのですか？」

[132 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 16:16:23]

「………人が愛してやまないものを、何の罪もない人々を、何よりも尊ぶべき命を、自らの悦楽のために身勝手に傷つけ、貶め、命を奪う。そんな人間が世の中多い。僕はそれが赦せないんだよね。だから僕はお前に協力しているんだよ、ジュース。────僕はさっさと黒蛇のところに行かせてもらう。君たちもせいぜい気を付けなよ、死んだらそこで終わりなんだからさ。」
そう言った直後地を蹴ったレグルスは、今度こそその場から跳躍して飛び去っていった。

「……もう、誰にも────。」

そんな言葉を残して。

[134 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 19:39:32]

ジュース「レグルス・コルニアス 貴方は....」

フォルトナ「ジュース！」

ジュース「.......はい！」

[135 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 19:43:09]

パンドラ「さあ、おいでなさい　――その覚悟の果てまで、抱いて味わわせてください」

[136 二次元好きの匿名さん 25/03/24(月) 20:08:04]

エミリア 「母様……ジュース……アーチ……」

エミリア 「（みんな私を守るために.........
私はみんなのためにできることはないの？

──あっ）」

エミリア 「そ、だ……フーイン……フーイン！」

エミリア 「いかなきゃ、私」

[137 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 00:00:57]

予め保守

[138 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 06:59:25]

保守

[141 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 09:20:25]

　その出来事は、“それ”にとっては突然のことであった。目に入った生き物をその邪舌で仕留め、次の獲物を求めて森を這いずり回っていた、その時である。
　その巨体の全身に激痛が走った。その痛みに絶叫しながらも怒りのままにその力で持って下手人に報復を──
　
する前に再びの絶叫。かすれ行く視界の中最期に“それ”　─黒蛇─　が目にしたのは、天より降り立つ白い男の姿であった。

[142 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 09:52:29]

　白い男　─レグルス・コルニアス─　が黒蛇打倒のために行ったことは、ただ一つ。
　『強欲』の権能を用いた、上空からの大量の砂のばらまきである。黒蛇の犠牲者は時を掛ければ掛けるほど膨れ上がるだろうことを考慮した故の、即殲滅。

　「────」

　撃ち漏らしの是非を確認し終えた後、レグルス・コルニアスは再び動き始める。その視界の端に映った無辜の人々の救済のために。

[143 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 12:44:38]

エミリア 「妖精、さん……？」

言葉も意思も持たないはずの微精霊たちは、幼い少女の必死の願いに呼応する

エミリア 「教えて、くれてるの……？」

　答えはない。しかし微精霊は、問いを肯定するように上下に光を揺すってみせた。

エミリア 「そっちにいったら、フーインがある？　母様やみんなを、助けてあげられる……？」

力強く点滅する微精霊。
　その青白い光を目の当たりにして、エミリアは袖で涙を拭って頭を振った。

エミリア 「うん……うん、うんっ」


　微精霊がエミリアの調子を確かめるように揺れる。それに頷き返し、エミリアは小さい体を揺すって走り出した

[144 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 15:49:53]

エミリア 「私、いい子でいるから……」

　そして、涙でぼやける視界で走り、いくつもの枝木をくぐって抜けた先――エミリアは探し求めた封印の扉を見つけて、

[145 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 15:56:39]

パンドラ「ようこそ、いらっしゃい」　

エミリア 「───あっ...」

　白金の髪の少女が、扉の前でエミリアを歓迎するように両手を広げていた　

[149 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 16:12:49]

──ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

エミリア 「！？」

パンドラ「....黒蛇がお亡くなりになられましたか
──コルニアス司教ですね」

エミリア 「（コルニアス...? さっき母様とジュースと話していた白髪の男の人のこと？）」

[151 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 16:50:25]

パンドラ「よかった、あなたの方からきてくれて　
せっかく封印を見つけられたのはよかったのですが、
肝心の鍵の在り処がわからなくて　
でも、無事に見つかってホッとしました

...あぁ、コルニアス司教のことはお気になさらず」

エミリア 「なんで……ここに、いるの……？」

[152 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 17:12:19]

パンドラ「ふふっ、驚いていますね
──実は私達の......

......ふふっ」

エミリア 「？」

パンドラ「....ごめんなさい、実は私の目的は
この封印に在るのです」

[154 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 17:31:38]

パンドラ「ご安心なさってください。あなたが心配しているロマネコンティ司教もお母様も、どちらもご無事でいらっしゃいますよ」

エミリア 「....本当に？」

パンドラ「えぇ、本当に　
そんな不安そうになさらなくても、最初から聞いてくださったらよろしかったのに
ロマネコンティ司教もお母様も」

エミリア 「.....フォルトナ母様があんなに怒ってたのは
どうして？」

[155 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 17:36:03]

パンドラ「知りたいですか？」

エミリア 「....うん」

パンドラ「わかりました、

これは私の目的ではありませんが、私の付き添いで来ていただいたレグルス・コルニアス司教の目的が理由ですね」

エミリア 「あの白い髪の男の人？」

パンドラ「えぇ」

[156 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 17:41:13]

エミリア 「.....理由は何ですか？」

パンドラ「わかりました、コルニアス司教がここに来た目的.... それは

───貴方との求婚の申し出です」

エミリア 「..................え？」

[157 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 17:52:06]

エミリア 「.....きゅうこん？」

パンドラ「ごめんなさい、まだ子供の貴方には難しいお言葉ですね　配慮が足りていませんでした
求婚と言うのは結婚を申し込むと言うことですよ」

エミリア 「けっこん？、男の人と女の人が二人で一緒に幸せになること？」

パンドラ「よくご存知ですね　誰から教わりましたか？」

エミリア 「....お母様が言ってた」

パンドラ「まぁ」

[158 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 18:03:36]

エミリア 「.....私まだ子供だよ」

パンドラ「愛に年齢なんて関係ありませんよ」

エミリア 「...でも母様が結婚は大人にならなきゃ出来ないって」

パンドラ「愛情に年齢の壁はありません お互いに愛し合っていれば、その人が何歳だろうと関係ないのです

けれどそれをどう思うかは貴方の自由ですね
私はそんな貴方の意思を尊重しましょう

──それもまた愛なのです」　

エミリア 「.......」

[160 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 18:19:06]

パンドラ「──さて、そろそろ本題に入らせていただき
ましょうか」

エミリア 「...フーイン」

パンドラ「あら、察しが良いですね それなら話は早いです
先程も仰ったように私の目的はこの封印にあるのです」

エミリア 「フーインのことが終わったら、帰ってくれますか......？」

パンドラ「.............」

エミリア 「ふ、フーインのご用が済んだら、森から帰ってくれますか？　みんなにひどいことしないで、帰ってくれますか........？」

パンドラ「――ええ、もちろん　不必要な犠牲は、私も望むところではありませんから」

[161 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 18:41:44]

パンドラ「ですから、どうか鍵をお渡しになってください。この封印の扉さえ開ければ、私たちはこの森からすぐにでも撤収いたします」

エミリア 「鍵......？」

パンドラ「そうです。鍵ですよ　この封印、扉の形をしているだけあって鍵がなくては開かないのです。そしてその鍵は、あなたがお持ちのはずですよ」

エミリア 「そんなの、知らない......」

パンドラ「隠し立てする必要はありませんよ」


エミリア 「ち、違う.....っ 本当に、ホントに知らないのっ！　鍵なんて、持ってない！　持たされたことない！　私、このフーインなんて開けられない！」

[163 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 18:51:12]

パンドラ「そうですか。――では、鍵を探すために森中を掘り返さなくてはなりませんね（そのために黒蛇を連れて来たのですがコルニアス司教に殺されてしまい、『書き換え』るにも現場に行かなければできないのでこれは嘘ですね　まあこの娘にはそれが理解できていないので問題はないですが
...........少し、悠長に話しすぎてしまいましたね

そろそろ彼が─────きますね）」

[164 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 20:21:14]

保守

[165 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 20:22:20]

｢……何をしているのですか、パンドラ様。僕は今、あなた様の所業に心の底から怒りに震えてるところです。エミリアに、何をしようとしているのですか？何のつもりで、彼女に接触しているんですか？言葉に気を付けて、今すぐに、答えろ……」

[167 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 20:29:32]

パンドラ「おや、お早いご到着ですねコルニアス司教
よくこの場所を見つけ出しましたね　
あの黒蛇を一瞬で屠るとは、流石貴方は完成された存在ですね
心配せずともこの娘は見た通り無事ですし、エミリアのお母様や、ロマネコンティ司教も無事ですよ

──怒りを抑えてください、コルニアス司教
貴方の未来の奥様が怯えてしまいますよ」

[168 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 20:41:51]

｢……………｣

[169 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 20:47:49]

パンドラ「先程、魔女の娘.....エミリアと話していたのですよ
私がここに来た目的と──

『貴方』がここに来た目的を」

[170 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 20:49:04]

エミリア 「......レグルス...さん...？」

[172 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 21:11:09]

>>171

投稿ミスしました。すみません。

[174 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 21:12:58]

>>172

わかりました！

[175 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 21:31:27]

｢…………、それが、何だと言うのですか？パンドラ様。｣

[179 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 22:00:23]

パンドラ「良かったですね、これで貴方の想いを
直接伝えることができますよコルニアス司教
今ならそれを阻む障害もありません　貴方の権利や意思を
侵害されることもありません

本来なら魔女の本懐を遂げた後ですが、今なら
貴方の勇気と行動に敬意を称して
貴方の目的を尊重し、その権利を与えましょう

──ですので、私がこれから行うことも尊重してくださいね

良かったです、諦めていた貴方とエミリアとの愛の成就を
私は見届ける機会を与えられて


──さぁ、遠慮なさらずにどうぞ」





すみません私もセリフを付け足し忘れていました

[180 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 22:01:24]

エミリア 「...............」

[181 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 22:43:25]

｢………。ありがとうございます、パンドラ様。――エミリア、僕のところまで来るんだ。あぁ、ゆっくりで良いよ、僕は君に危害を加える気はないし、人の決断を無理矢理急かすようなせっかちな人間でもないからね。｣

[182 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 23:08:48]

エミリア 「............」

パンドラ「心配せずとも私が何かするわけでもありませんから安心して、コルニアス司教の元へ行って大丈夫ですよ
何せ貴方にはやってもらうことはありますので」

エミリア 「..........(....私はどうすればいいの？
このままフォルトナ母様の言いつけを破って、この知らない男の人とけっこんをするの？わからない　わからないよ）」

[184 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 23:15:39]

エミリア 「（.......でもどうしてだろうこの人の目
フォルトナ母様やジュースのような温かい目をしてる
とても安心するような....）」

[185 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 23:24:23]

パンドラ「──さあ、どうぞ」

エミリア 「......う.....うん」

まだ幼いエミリアには人を恋する気持ちや好きになる気持ちは何もわからない
けれど、どこかジュースやフォルトナのような優しい雰囲気を持ったレグルスに大して不安な気持ちを感じつつも
どこか安心感を感じた　
言われるがまま、エミリアはレグルスの方に移動した

[186 二次元好きの匿名さん 25/03/25(火) 23:27:41]

パンドラ「さぁ、どうか見届けさせてください

──コルニアス司教とエミリアが結ばれる瞬間を」

[187 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 00:22:40]

｢───｣
　
　眼前までエミリアが近づいてくるのを見届けたレグルスは、そのままその場にしゃがみこみ、無言で彼女を抱き上げた。腕の中で少しばかり困惑した顔をするエミリアを、こちらに注目を向けているパンドラを、視界に捉えながら、レグルスは一言、言った。

｢……あぁ、随分と遅かったようだね。｣

　と。

[188 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 00:39:46]

パンドラ「あら？　それはどう言う意────」

[191 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 01:17:35]

フォルトナ「どうして、エミリアがここに......？　森の外へ逃げたはずじゃ.....

ーーそしてレグルス何でここに...？」

[192 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 01:23:07]

パンドラ「どうしてなんてひどい言い草じゃないですか
あなたの娘さんは、　
あなたの身を案じて、あなたたちを助けたい一心でこの場へ駆けつけたのです　　
その心根の清らかさを、母であるあなたが褒めてさしあげずにどうするのです？　
そしてそんな娘さんを助けたのはコルニアス司教です
この方も褒めてさしあげるべきです」

フォルトナ「.......また『書き換え』たわけ？」

[193 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 01:27:43]

パンドラ「──えぇ、全て『見間違え』として処理させていただきました」

フォルトナ「.......（わかってはいたけど、キリがないわね....）」

[194 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 01:45:40]

パンドラ「──そしてコルニアス司教、フォルトナ様を
利用した「不意打ち」とは考えましたね

コルニアス司教の愛の成就の瞬間に気を取られるあまり
油断してしまいました」　

フォルトナ「愛の成就？　

.......ねえ、レグルスどう言うこと？」

[195 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 07:15:16]

保守

[197 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 10:21:39]

「ああ、勘違いしないでほしいな、フォルトナ。ほら、僕は他人の安全もきちんと考慮して行動できる人間だからね、一旦エミリアを保護したんだ。まあ？確かに？このまま黙って封印が解かれるのを見ている、というのも簡単だったけどね。それはあまりにも、と僕も思ったわけだよ。それはエミリアのために奔走している君やジュースの行いに対する侮辱であり、何より将来の伴侶であるエミリアに対して向けるべき当然の配慮の、重大な欠如だ。そもそも僕がここに到着した時にはもう既にパンドラ様はエミリアに接触していたし、流石の僕といえどエミリアの安全の確保のためにはこうするしかなかった、ってことくらいは分かってもらいたいなぁ。」

[198 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 10:25:36]

パンドラ「そうですね、コルニアス司教の仰る通りです
ですので安心してもらって結構ですよ
──あぁそう言えば、先ほど驚いた顔を貴方もその娘もしていましたが、やっぱりよく似ておいでですね。さすがは親子」

フォルトナ「――ッ！　私とエミリアは血は繋がってない！　エミリアの可愛い顔立ちは、義姉さん似よ！」

パンドラ「それは失礼をしました　では、育ての親がお母様ということなのですね　でしたら、その育て方に間違いはありませんでしたよ　あなたの娘さんは、とても真っ直ぐな良い子に育っておいでです。本当の両親であるお姉様やお兄様も、きっと喜んでおいででしょう」

[199 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 10:27:52]

フォルトナ「お前の口から、兄さんや義姉さんのことを言うなぁ！！」

[200 二次元好きの匿名さん 25/03/26(水) 10:37:54]

↓4スレ目、立てました。

ここだけレグルスがエリオール大森林に来た理由がエミリアに求婚するためだった世界線4｜あにまん掲示板