- 1二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:35:25
- 2二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:35:59
- 3二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:36:39
- 4二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 20:39:10
建て乙
- 5二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 21:56:56
実質3スレ目だ〜
- 6二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:07:04
- 7前スレの7425/03/19(水) 22:34:04
- 8二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:53:10
楽しみに待ってる
- 9二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:02:06
期待
- 10二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:09:55
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:35:53
- 12二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 04:59:02
ゴルコンダとかって風呂や洗濯どうしてるのかな
- 13前スレの7425/03/20(木) 12:15:23
前スレの192の続きです。
ミヤコはデカルトに事情を手短に説明した。
デカルト「⋯⋯信用に値しない情報ですね。武力を誇示する為だけに市民が利用する駅に爆弾を設置するなんて⋯⋯常識人なら考えられない事です。ですが、カイザーコーポレーションがこれまでやってきた事を考えれば、全く荒唐無稽な話でもないのでしょう。彼らがどれ程貪欲なのかは、カイザーセキュリティで教育を受けた時に実感しております⋯⋯」
すると、いきなりデカルトは不機嫌そうな顔をする。
デカルト「おやつは1日1プリン支給すると約束したのに⋯⋯昨日はプリンの在庫が無くなったと言って、こんにゃくを出して来たのですよ!?」
ミヤコ「そ、そうなんですね⋯⋯」
デカルトの話に、ミヤコはそれしか言えなかった。
デカルト「そうですよ!私の娘の学校でさえ低品質ではあるもののプリン自体は出て来るというのに、カイザーは全く味のしないただのこんにゃくですよ!?こんな事、『プリン幸福論』に反しています!私はこの屈辱に耐えられましたが、私の娘だったら確実にストライキを起こしていたでしょうね!」
"え、ちょっと待って?デカルトって娘居たの?"
先生がデカルトにそう尋ねる。
デカルト「はい、居ますよ。とんだバカ娘ですがね。」
先生の質問に対し、デカルトはそう答えた。
- 14前スレの7425/03/20(木) 12:15:40
デカルト「それにしても、連邦生徒会やカイザーコーポレーションのお偉いさんが、より大きな欲望の為に子ウサギ駅を爆破する⋯⋯?ここの住民の生活基盤であり、職にありつけなかった我が同志が滞在しているこの子ウサギ駅を?」
デカルトは自分の拳を強く握る。
デカルト「許せません⋯⋯このブルジョア野郎共!」
デカルトの声には明確な怒りが込められていた。
デカルト「⋯⋯お任せ下さい。子ウサギ駅と同志を守る為であれば、何だって協力いたしましょう!」
ミヤコ「ご理解いただきありがとうございます、デカルトさん。」
ミヤコはデカルトに感謝する。
ミヤコ「ああ、そうです。これを。」
そしてミヤコはデカルトに弾丸を渡した。
デカルト「ありがとうございます、ミヤコさん。⋯⋯ああ、そうです。せっかくですし、所確幸の同志達にも協力を要請しましょう。きっと我々は貴女達の力になれる筈です。」
そう言うと、デカルトは自身が率いる組織「所確幸」のメンバー達に連絡し、応援を要請した。意外にもあっさりOKが出たようで、直ぐにミヤコ達の元にメンバー全員が集まった。
ミヤコ「準備は整いましたか?」
ミヤコがそう訊くと、先生も所確幸の一同も頷く。
ミヤコ「では⋯⋯!」
ミヤコ達が子ウサギ駅に乗り込もうとした時だった。
???「うん?まさかそこに居るのは⋯⋯」
- 15二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 21:27:16
ほ
- 16二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 02:28:38
パパオイル臭いから嫌!!とか言うのかな
- 17二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 10:38:46
保守
- 18前スレの7425/03/21(金) 17:51:52
所確幸一同「「「「「「「「「「⋯⋯ゲッ!」」」」」」」」」」
デカルト「⋯⋯ああ、懐かしいこの声⋯⋯居たのか、このバカ娘。」
???「お前に比べたらマシだろ?このクソ親父が。」
"え!?ミノリ!?なんでここに?"
そこに居たのは、最近あちこちでカヤを糾弾するデモを行っているレッドウィンター工務部の部長「安守ミノリ」だった。
ミノリ「やぁ、先生!さっきまでカヤ新連邦生徒会長代行を糾弾するデモしてここら辺を巡回していたんだが⋯⋯偶然先生と親父が居るのを見つけてな。」
"え!?親父!?⋯⋯って事は、ミノリがデカルトの娘なの!?"
先生は驚き、ミノリにそう尋ねた。
ミノリ「ああ、そうだ。それにしても⋯⋯」
ミノリはデカルトの方を見る。
ミノリ「その格好、似合ってるじゃないか、親父。ずぅっと屁理屈ばっか放いてたあのクソ親父も、遂に就職してカイザーの警備員になったのかぁ。まぁ、どうせ親父はそういう面でしか使い物にならないからなぁ。大した扱いも受けてない下っ端なんだろ?まぁどの道、ようこそ。立派な社会人の世界へ、この負け犬親父。」
ミノリはデカルトに向かって、煽るようにそう言った。
デカルト「⋯⋯」イラッ
(ビリビリビリッ!)
それにムカついたのか、デカルトは自分が着ていた警備員服を破り捨て、元の服に着替えた。
工務部員一同「「「「「「「「「「⋯⋯ゲゲゲッ!」」」」」」」」」」
その様子に所確幸も工務部もイヤァな予感がしていた。
デカルト「残念だったなぁ!このイカれ娘め!!私はもうカイザーを辞めて、所確幸のリーダーに戻ったんだ!お前を失望させてすまんなぁ!!⋯⋯思ってないけど!」
デカルトはミノリに向かって煽り返した。
- 19前スレの7425/03/21(金) 17:52:04
ミノリ「⋯⋯おかえり、親父。⋯⋯チッ!戻んのかよ⋯⋯」
デカルト「なぁ!?貴様ぁ!!血が繋がってねぇからって、育ての親たる私に舌打ちしやがったなぁ!?」
ミノリ「あったりめぇだろ!!テメェみてぇな社会不適合者のスクラップなんざ、あたしは父親だなんて思わねぇ!!」
途端に滅茶苦茶口が悪くなった2人はお互いに罵声と銃弾を浴びせ合う。
所確幸一同・工務部員一同「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「⋯⋯ああ、始まったよ。やっぱりこうなった⋯⋯」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
それを見て、所確幸も工務部も全員揃って頭を抱え、呆れていた。
ミヤコ「何すかコレ?」
ミヤコが所確幸と工務部にそう訊く。
所確幸のメンバーA・工務部員A「「親子喧嘩。」」
"絶対喧嘩って域を超えてるよね?どっちかって言うと、殺し合いだよ?"
先生がそう言うと⋯⋯
所確幸のメンバーB「それがリーダー達の親子喧嘩。」
工務部員B「私達に取っては日常茶飯事。」
⋯⋯と、所確幸のメンバー達と工務部員達は答えた。
ミヤコ「あのお2人は、仲が悪いのですか?」
所確幸のメンバーC・工務部員C「「いや、悪くはない。」」
ミヤコのその質問に対し、所確幸のメンバー達も工務部員達も首を横に振る。
ダブル中指を立てるデカルト「【自主規制】!【自主規制】!!【自主規制】!!!【自主規制】!!!!【自主規制】!!!!!」
首を掻っ切るポーズをするミノリ「【自主規制】!【自主規制】!!【自主規制】!!!【自主規制】!!!!【自主規制】!!!!!」
"⋯⋯アレで?"
2人の啀み合いの様子を指差す先生。
所確幸のメンバーD・工務部員D「「アレで。」」
一斉に頷く所確幸のメンバー達と工務部員達。
- 20二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 22:08:00
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 22:12:31
口悪いなぁ!?
- 22二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 04:56:21
みんな親子でディズニーとか行ったことあるのかな・・・
- 23二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 11:57:32
どんな会話するんだろうと楽しみにしてたけど、予想の斜め上を行ってたwww
まぁでも、個人的にこれはこれで好き - 24前スレの7425/03/22(土) 21:02:27
"そういえばさ。さっきデカルトが『血が繋がってない』って言ってたけど、あれってどういう事?"
先生が工務部員達や所確幸のメンバー達にそう訊く。
工務部員E「言葉通りの意味ですよ。部長は元々捨て子だったんです。」
"え!?そうなの!?"
所確幸のメンバーE「事実だよ、先生。まだ赤子だったミノリちゃんが子ウサギ駅の近くの路地に置き去りにされてたのを、リーダーが見つけたんだ。」
ミヤコ「それで、デカルトさんがミノリさんを育てる事になったんですか?」
工務部員F・所確幸のメンバーF「「そうそう。」」
ミヤコのその言葉に対し、工務部員達と所確幸のメンバー達が頷く。
工務部員G「⋯⋯ところで、先生達はこんな所で何を?」
工務部員の1人が先生達にそう尋ねた。
所確幸のメンバーG「あ、そうだった!これからカイザーの奴らをぎゃふんと言わせるんだった!」
ミヤコ「私から説明しましょう。」
ミヤコは工務部員達に事情を手短に説明した。
ミノリ「なぁ!?自分達の大きな利益の為だけに子ウサギ駅を爆破だと!?しかも、1日1プリンという約束破り、代わりにこんにゃくを出したってぇ!?」
ミヤコ(この親子、なんでプリンにそこまで拘るんでしょうか⋯⋯?)
ミノリ「信じられん!なんたる暴挙!こんな者達が居るだなんて、間違っている!せめて1日1プリンの約束は守れぇ!!ついでに市民が利用する交通インフラを私腹を肥やす為だけに破壊するなぁ!!」
ミヤコ(プリンが本命で駅の爆破がついでになってる⋯⋯)
デカルト「『所確幸』の同志達よっ!!カイザーコーポレーションという名の腐り切ったアンコウの群れに向かって⋯⋯『所確幸』、突撃ィィ──!!」
ミノリ「『所確幸』なんざに遅れを取るなぁ!!レッドウィンター工務部も続けェェ──!!」
所確幸・工務部「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「おおぉぉ──!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
ミノリとデカルトの掛け声を合図に、所確幸も工務部も子ウサギ駅とその周辺を巡回しているカイザーセキュリティガード達に向かって突っ込んで行った。
ミヤコ「あの、私が合図を⋯⋯」
"行っちゃったね⋯⋯"
その場に取り残された先生とミヤコは、2人揃って呆れていた。
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第4話
『クソ親父とバカ娘』 終わり
- 25二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 22:49:49
似た者親子、
というか確かに所確幸と工務部のメンバーの言う通り仲が良いねぇ - 26二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 07:05:08
- 27二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 12:19:20
ミノリとデカルトは実の親子じゃないのか⋯
でも普通に親子だな⋯ - 28前スレの7425/03/23(日) 19:38:52
兎のカルバノグ編 2章 第5話
『貴女は愛されていますか?』 始まり
[その頃、D.U.の外れにて⋯⋯]
カイザーセキュリティガードA「そこのお前、所属と名前を明かし、D.U.へ入る前に許可証を見せ⋯⋯うん?」
ツルギ「⋯⋯」
カイザーセキュリティガードA「お前、じゃなくて⋯⋯君、ツルギちゃんかい!?」
ツルギ「え?なんで私の事を⋯⋯?」
カイザーセキュリティガードA「懐かしいなぁ!お~い、皆!ツルギちゃんだぞ!!」
カイザーセキュリティガードB「何だって!?⋯⋯おお!本当だ!久し振りだな、ツルギちゃん!!」
カイザーセキュリティガードC「おじさん達の事、覚えてるかい?」
ツルギ「ごめんなさい。⋯⋯全然記憶に無いです。」
カイザーセキュリティガードA「まぁまぁ、そんな畏まらないで、覚えてなくても無理ないさ。」
カイザーセキュリティガードB「だって、おじさん達は10年前に君がカイザーの職場に特攻して来た時に負傷したってだけだからね。」
カイザーセキュリティガードC「それにその時の君はまだ小さかった上に、お父さんの事以外は考えてなかったみたいだったからねぇ。」
そう、彼らは約10年前のファザコンスイッチが入ったツルギによるカイザー特攻事件の負傷者達である。
カイザーセキュリティガードA「俺、頭部が4分の1くらい欠けてたんだ!」
カイザーセキュリティガードB「俺は腕を2本とも失くしてたぞ!」
カイザーセキュリティガードC「俺に至っては胸部に穴が開いちまってたぜ!」
ツルギ「⋯⋯なんか、ごめんなさい⋯⋯」
ツルギがその3人に謝罪する。
カイザーセキュリティガードA・B・C「「「良いよ良いよ、そこまで気にしなくても。今となっては良い思い出さ。」」」
ツルギ「本当はどうなんです?」
カイザーセキュリティガードA・B・C「「「お父さんに布教された影響ですね。」」」
ツルギ「だと思った。流石は『私の良いところを10個言って!』って頼んだら、私の良いところを100億個言おうとする父さんだ。」
- 29前スレの7425/03/23(日) 22:46:09
そもそもツルギが父親に会おうとしたきっかけは、昨夜彼女が"奇妙な夢"を見たからである。
ツルギ(ここは⋯⋯?)
ツルギの目の前に広がる光景は、一面真っ白な銀世界。ただ、強烈な吹雪のせいで前がよく見えなかった。
ツルギ(何だ、これ⋯⋯?)
自分の置かれている状況に、ツルギは困惑した。
ツルギ(取り敢えず、今私が何処に居るのかを調べ⋯⋯うん?)
自身が今居る場所を確認しようと、その場から離れようとしたツルギの視界に、僅かに何かが見えた。
ツルギ(あれは、人⋯⋯?)
吹雪に視界を遮られているせいでよく見えなかったが、それはどことなく人のような姿形をしていた。
ツルギ(誰、だ⋯⋯?)
吹雪のせいで、その人物の容姿が全くよく見えない。
???「⋯⋯」
すると、その人物の影が僅かに動いた。どうやら、ツルギの方を向いたようだ。
???「貴女は、あの人に、深く愛されているのですね⋯⋯」
その人物はツルギを見るや否や、安心したかのように、ツルギにそう言った。
ツルギ(え?それってどういう⋯⋯?あの人って、父さんの事?確かに私は父さんに凄く愛されてるけど⋯⋯それが一体何だって言うんだ?)
ツルギが首を傾げた、次の瞬間⋯⋯
ツルギ(うわっ!?)
突然吹雪が激しくなり、ツルギが吹き飛ばされた。
ツルギ「うわぁ!?」
目が覚めると、ツルギは自室のベッドだった。
ツルギ「夢?」
起き上がったツルギは時計を見る。時刻は1:40。
ツルギ「⋯⋯ハァ。」
そして、溜め息を吐いた後、ツルギは大声で叫んだ。
ツルギ「もぉぉぉぉ限界だぁぁぁぁ!!父さんに会いに行くぅぅぅぅ!!」
- 30二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:00:44
産みの親より育ての親って言うしね
- 31二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 03:29:15
ゲマトリア組は子どもとの昔の思い出が怪異化したことをどう思うんだろうな
- 32二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 10:45:20
夢に出て来たのがツルギの母親か?
- 33名無しの先生25/03/24(月) 10:55:41
しかし、ダメ親ばっかやなホンマ…
- 34前スレの7425/03/24(月) 13:49:18
- 35名無しの先生25/03/24(月) 20:37:11
- 36二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 00:41:45
- 37二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 07:11:47
親との喧嘩を見て、少し羨ましくなるシュロかぁ
- 38前スレの7425/03/25(火) 12:01:53
[そして今に至る]
カイザーセキュリティガードA「なぁ、ツルギちゃん。もしかして、またお父さんに会いたくなってここに来たのかい?」
カイザーセキュリティガードB「もしそうなら諦めてくれないか?」
カイザーセキュリティガードC「今、お父さんとおじさん達は仕事が忙しくてね。」
ツルギ「⋯⋯」
カイザーセキュリティガードA「ほら。分かったらこんな所をほっつき歩いてないで、君は家に帰りなさい。」
カイザーセキュリティガード達はツルギに引き返すように優しく言った。
ツルギ「そ、そうですよね。じゃ、じゃあ、また後日来ます。」
カイザーセキュリティガードA「ああ、そうし⋯⋯うん?」
カイザーセキュリティガードB「うん?どうした?」
カイザーセキュリティガードA「ジェネラルさんから連絡だ。」
ツルギ(父さん?)
カイザーセキュリティガードの内の1人の口から父親の名が発せられた瞬間、トリニティの方に向かおうとしていたツルギの足が止まる。
カイザーセキュリティガードC「何?なんて?」
カイザーセキュリティガードA「作戦実行、配置に付け⋯⋯だそうだ。」
カイザーセキュリティガードB「成る程。じゃ、行かなくちゃな。」
カイザーセキュリティガードC「じゃあ、ツルギちゃん。おじさん達はもう行くから気を付けて帰るんだよ。」
カイザーセキュリティガード達はそう言うと、足早にその場から立ち去って行った。
ツルギ「⋯⋯」
残されたツルギは迷う。父親の元に行くべきか、それとも大人しくトリニティに向かって去るべきか⋯⋯
ツルギ(そんなの後者に決まってる。父さんの仕事を邪魔する訳にはいかない。戻れ私!Uターンしろ私!トリニティに帰るんだ私!!!行っちゃダメだ!行っちゃダメだ!行っちゃダメだ!行っちゃダメだ!行っちゃダメだ!)
──貴女は、あの人に、深く愛されているのですね⋯⋯──
ツルギ「⋯⋯!」
唐突に夢の中のあの人物の言葉が鮮明に蘇る。
ツルギ「⋯⋯ぐぅぅぅぅ!!!」
そして遂に⋯⋯
ツルギ「もう無理だァァァァァァ!!父さんに会いに行くぅぅぅぅ!!!!会っていっぱい甘えるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
我慢の限界が来たツルギはジェネラルが居るであろう方に向かって特攻して行った。
- 39二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:43:01
- 40二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 02:41:50
ナツユウカツムギは顔見知りだし、ナツ繋がりでカズサ連れてくれば後はシュロだけだな
- 41二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 11:19:06
ツルギはやっぱりお父さんに甘えたいだけだったのか⋯
- 42前スレの7425/03/26(水) 17:08:06
[その頃、ミヤコ達は⋯⋯]
ミヤコ「⋯⋯クリア。上りホーム側も片付けました。生活安全局の皆さん、ありがとうございました。おかげさまで怪我せず、無事ホームに辿り着けました。」
あの後、ミヤコ達は所確幸と工務部、そしてカンナ達生活安全局と共に子ウサギ駅のカイザーセキュリティガード達を一通り片付けていた。
キリノ「いえいえ!本官は駅構内でトラブルを起こす不良乗客を取り締まっただけですから。むしろ業務へのご協力、感謝します!」
キリノは自分達にお礼をしたミヤコに、むしろ感謝を述べた。
ミヤコ「⋯⋯今日、キリノさんが披露されたCQB(近接戦闘)の腕前は、中々印象的でした。」
キリノ「C、CQBですか⋯⋯?本官は習った覚えが無いのですが⋯⋯」
困惑するキリノにミヤコが説明する。
ミヤコ「出入口が封鎖された状況で素早く経路を把握し、犯人が対応する前に奇襲するのはCQBの基本。以前から思っていたのですが、キリノさんの対応能力はSRTの誰よりも優れていると思います。犯罪発生時に誰よりも早く現場に現れるという生活安全局の話は嘘ではなかったんですね。」
ミヤコは微笑みながらキリノにそう言った。
キリノ「そ、そうなのですか⋯⋯?本官はただ、パトロールを早く終わらせて美味しい物を食べようと⋯⋯」
ミヤコにそう言われた事で照れてしまったのか、キリノは本当の事を言おうとした。
キリノ「⋯⋯まぁ、でも!生活安全局の一員として、それなりの誇りは持っています!」
しかし、キリノはそう言った。
ミヤコ「ええ。公園の住人として、いつもお世話になっています。それでは⋯⋯引き続き宜しくお願いしますね。」
キリノ「はいっ!」
ミヤコはキリノ達にその場を任せ、先生と共に地下サイロへと向かうのだった。
ちなみに、ミノリとデカルトは未だに弾丸を浴びせ合いながら言い争っていた。
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第5話
『貴女は愛されていますか?』 終わり
- 43前スレの7425/03/26(水) 22:01:24
兎のカルバノグ編 2章 第6話
『親として⋯⋯』 始まり
[FOX小隊の敗北後]
ジェネラル「SRTのキツネ共がやられたようだな⋯⋯まともな訓練も受けていない小娘にやられるなど、特殊部隊の恥晒しだな。」
RABBIT小隊に敗北したFOX小隊を馬鹿にした。
カイザーセキュリティガードA・B・C「「「⋯⋯」」」
ジェネラルの合図と共に、先程ツルギと共に居たカイザーセキュリティガード達が戦闘態勢に入った。
ジェネラル「カイザーSOFをここに呼び出して待機させておいて助かった。本来はキツネを相手する為のカードだが、ウサギ相手でも十分にその役割を果たしてくれるだろう。私は、油断して失敗するようなバカとは違う⋯⋯」
⋯⋯と、その時だった。
(ドーン!)
(バーン!)
(ダーン!)
いきなり大きな音が連続して聞こえてきた。
カイザーセキュリティガードA「な!?この音は何だ!?」
カイザーセキュリティガードB「なぁ、この音ってまさか⋯⋯」
カイザーセキュリティガードC「い、いやいやいや!!流石に帰ったでしょ!!」
カイザーセキュリティガードA「だ、だよな!!⋯⋯あの、ジェネラルさん?何ですか?その構えは⋯⋯」
カイザーセキュリティガードの1人が手を大きく広げているジェネラルにそう訊いた。
ジェネラル「分からないか?受け止める態勢だよ。愛しい我が娘を抱き締め⋯⋯」
ツルギ「とぉぉぉぉぉぉさぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
(ドガァァァァァァ─────ン!!!!!)
次の瞬間、ジェネラルは特攻して来たツルギに吹き飛ばされ、後ろにあったビルを16棟程貫通した。
カイザーセキュリティガードA・B・C「「「ええええぇぇぇぇ────!?!?!?!?」」」
- 44二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:08:11
父親のことパパって呼んでそうな生徒は誰だろう
- 45二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:16:26
- 46二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:37:27
星
- 47前スレの7425/03/27(木) 15:39:22
カイザーセキュリティガード達はジェネラルが飛ばされた16棟先のビルに辿り着く。そこには⋯⋯
ジェネラル「ハハハ!久し振りだな、ツルギ。また強くなったな、父さん驚いたぞ。」
ツルギ「父さん!会いたかった!!」
ジェネラルはツルギを優しく抱き締め、優しい言葉をかけていた。
カイザーセキュリティガードA「あの、取り敢えずツルギちゃんはお父さんから離れ⋯⋯」
カイザーセキュリティガードの1人がツルギをジェネラルから引き離そうとした瞬間⋯⋯
ツルギ「ガルルル⋯⋯」
カイザーセキュリティガードA「あ、どうぞ。ごゆっくり〜⋯⋯」
スッゲェヤバそうな威圧を放つツルギに対し、カイザーセキュリティガード達は縮こまってしまった。
ジェネラル「すまないな、お前を暫く独りぼっちにさせてしまって、寂しかったか?」
ツルギは頷く。
ジェネラル「そうか。だが、すまんな。まだ少しかかりそうなんだ。地下サイロ爆破が失敗してしまったからな。ああ、勿論だが、お前が私に会いに来てくれた事は嬉しい。私もなんだかんだでお前が恋しくなっていたからな。ただ、私にもまだ仕事が⋯⋯」
ツルギ「やだァァァ!!父さんに甘えるぅぅぅぅ!!!」
ジェネラル「よし、分かった。仕事の方は話をつけてなんとかしよう。」(即答)
カイザーセキュリティガードA・B・C「「「それで良いのか社会人⋯⋯」」」
ツルギとジェネラルの親子のやり取りを見ていたSOFの3人は呆れていた。
- 48前スレの7425/03/27(木) 22:05:05
カヤ「何やってんですか、ジェネラル!?貴方、今一体何処に居るのです!?」
その時、カヤの方から連絡が来る。
ジェネラル「ああ、カヤ防衛室長。ちょうど良かった。実は⋯⋯」
カヤ「うん?は!?ちょ、ちょっと待ちなさい!?そいつ、あじゃなくて⋯⋯その人はトリニティの正義実現委員会の『剣先ツルギ』委員長ではありませんか!?な、何故ここに!?」
混乱するカヤに、ジェネラルが事情を手短に説明した。
カヤ「はぁ!?アンタとツルギ委員長が親子ぉ!?」
ジェネラル「そうだ。」
カヤ「い、いや、そんなの関係ありません!!早く配置に戻りなさい!!先生達がこっちに来てるんです!!とっとと戦いの準備をしなさいよ、このポンコツスクラップのクソジジイが!!!」
ツルギ「ポンコツスクラップのクソジジイ?」ゴゴゴ
カヤ「ツルギ委員長、貴女に関してはまず関係無い部外者でしょうが!!さっさと帰りなさいよ、この気色の悪い妖怪面女が!!!」
ジェネラル「気色の悪い妖怪面女?」ゴゴゴ
カヤ「2人共、分かったら今すぐに言う通りにしなさ⋯⋯い⋯⋯?」
剣先親子「「⋯⋯」」ゴゴゴゴゴ
禍々しいオーラを放っている剣先親子。すみっコぐらしをしているSOFのメンバー達。
カヤ「んんんんんんんんん?????」汗ダラダラ
その様子を見たカヤは全身から滝のように汗を流す。
ツルギ「ねぇ、とぉさぁん?私、アイツと遊んできて良いぃ?」ゴゴゴ
ジェネラル「ああ、思う存分楽しんで来い。楽しさのあまり、アイツが泣き喚いてしまうくらいな。邪魔者は私がなんとかするから、2人だけ楽しんで来ると良い。」ゴゴゴ
ツルギ「ありがとう、父さん。じゃあ、行ってきまぁす♪」ゴゴゴ
ジェネラル「ああ、思う存分楽しんで来なさい。」ゴゴゴ
カヤ「あ⋯⋯これアカンやつだ⋯⋯」シロメ
- 49二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 04:14:10
- 50名無しの先生25/03/28(金) 11:50:08
カヤ、愚かな…
- 51前スレの7425/03/28(金) 18:33:59
[約2分後]
ミヤコ「着きましたね。」
サキ「ああ。」
モエ「さてと⋯⋯」
ミユ「貴方が最後ですね⋯⋯」
ジェネラル「来たか、RABBIT小隊⋯⋯」
ジェネラルがそう言葉を口から発した瞬間、RABBIT小隊の全員が身構える。
サキ(な、なんだ?)
ミユ(な、何でしょう?)
モエ(この感じは、まるで別人⋯⋯!)
ミヤコ「そこを退いて下さい。私達はカヤ防衛室長の元に行かなくてはいけないのです。」
ジェネラル「そうはいかない。これは娘の戦いだからな。」
ミヤコ「娘?」
ジェネラル「そうだ。君達如きに邪魔はさせん。」
合図と共に駆け付けるSOFのメンバー達。
ミヤコ「何故です?地下サイロ爆破が失敗した今、カヤ防衛室長がもうおしまいという事くらい、貴方も分かっているでしょう?」
ジェネラル「ああ。だが、娘とカヤ防衛室長の戦いの邪魔をさせる理由にはならん。故に、君達をここから先に通すつもりは無い。何があってもな。」
SOFのメンバー達が戦闘態勢に入る。
ミヤコ「そ、その固く強い決意は一体何処から⋯⋯?」
ミヤコはジェネラルにそう訊いた。
- 52前スレの7425/03/28(金) 18:34:19
ジェネラル「分からないか?⋯⋯ああ。そうか、そうだったな。君達はまだ子供⋯⋯そもそも知らなくて当然、か。」
ジェネラルは説明する。
ジェネラル「私が、父親だからだ。君達も大人になり、子を授かれば分かる。私はあの娘の為なら、何だってするさ。何にだってなってやるさ。過保護だの、親バカだの、好きに言えば良い。だが⋯⋯」
ジェネラルは構える。
ジェネラル「私の娘を邪魔するのは許さん!」
サキ「来る!」
ミユ「はわわ⋯⋯!」
ジェネラル「ツルギ、見ていろ!!これがお前の、お父さんだ!!!」
ミヤコ「皆さん、落ち着いて。FOX小隊の先輩達を倒せた私達なら勝てます。」
モエ「そ、そうだよね。」
ジェネラル「親は、親の責務を全うする!!!!ここに居る者は、誰も通させない!!!!!」
RABBIT小隊はジェネラルとカイザーSOF達との戦闘に入るのであった。
[一方その頃]
リン「助かりましたよ、先生。」
"どういたしまして。⋯⋯と、それよりも⋯⋯"
アユム「カヤ先輩ですよね?」
先生は一足先に連邦生徒会に潜入しており、他の連邦生徒会の役員達と共に監禁されていたリンを救出していた。
アオイ「取り敢えず、目指すはサンクトゥ厶タワーの最上階ね。」
モモカ「だね。」
"じゃ、行こうか。"
一同はカヤが居るであろうサンクトゥムタワーの最上階を目指した。
[サンクトゥムタワー・最上階]
カヤ「な、何故こうなるの!?⋯⋯ぐぬぬ、こうなったら例の最終手段を使うとしましょう⋯⋯!」
カヤは机の引き出しから例のタブレット端末を取り出した。
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第6話
『親として⋯⋯』 終わり
- 53二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 22:19:24
このレスは削除されています
- 54二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 07:24:25
このレスは削除されています
- 55二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 07:44:19
はいはいヴァルキューレヴァルキューレ
- 56二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 12:54:41
なんかジェネラルがどこぞの九相図や炎柱みたいな事言ってて草
- 57名無しの先生25/03/29(土) 19:33:05
カヤ!?貴様、何をする気だ!
- 58前スレの7425/03/29(土) 22:02:07
- 59名無しの先生25/03/29(土) 22:40:29
アイサー
- 60二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 07:10:46
大丈夫だ、問題ない
- 61二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 08:03:34
事前報告あるなら問題はないが分かるネタであってくれ!と願ってしまう自分は居る
- 62名無しの先生25/03/30(日) 13:10:10
保守
- 63通りすがりの先生25/03/30(日) 22:13:43
ほしゅ
- 64名無しの先生25/03/31(月) 02:59:23
しかし、本当に数奇な関係よな…このスレの親子たち…
- 65前スレの7425/03/31(月) 12:05:46
兎のカルバノグ編 2章 第7話
『最強vs超人』 始まり
ツルギ「見ぃつけたぁ⋯⋯!」
カヤ「来ましたね⋯⋯!」
カヤは例のタブレット端末を取り出す。
その時⋯⋯
"カヤ!もう終わりだよ!"
先生と連邦生徒会の役員達がカヤに通信を繋げ、話しかけてきた。
カヤ「ああ、先生と連邦生徒会の役員の皆さんに⋯⋯リン元連邦生徒会長代行。」
リン「⋯⋯!貴女、そのタブレット端末はまさか⋯⋯!」
リンはカヤが持っているタブレット端末を見て、何かを察した。
カヤ「ええ、そうです。」
そして⋯⋯
カヤ「私は超人になるぞぉぉぉ!!リィィィン!!!」
カヤはタブレット端末を操作した。
リン「マズい⋯⋯!アレは⋯⋯!」
ツルギ「な、なんだ!?」
突如として、タワーの全体からカヤに何らかのエネルギーが収束していく。
- 66二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 21:14:14
- 67二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 07:06:28
- 68二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 11:31:31
親子ネタ好き
- 69二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 20:46:23
保守
- 70二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 01:20:23
保守
- 71二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 07:39:11
まぁ産み方がそもそも芸術品だからなぁ
- 72二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 12:25:24
よく考えたらツムギってヒエロニムスやユスティナ、グレゴリオのお姉ちゃんになるのか・・・?
- 73二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 21:26:30
保守
- 74二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 02:46:57
保守
- 75二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 07:56:28
- 76二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 13:46:01
- 77二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 22:09:24
保守
- 78二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 07:30:33
割とありそうだな、それ
- 79二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 07:37:17
理事は肩幅デカすぎて、今でもカズサを肩に乗せられそう
多分子供の頃はよく乗っけてた - 80前スレの7425/04/04(金) 12:52:58
そして⋯⋯
カヤ「サンクトゥムタワーの力は本当によく馴染む!最高にハイッ!てやつだ!!アハハハハハハァーーー!!!」
カヤは狂ったように大笑いしていた。
リン「ツルギ委員長!聴こえていますか?」
ツルギ「その声は、七神リン生徒会長代行?」
"聴こえているみたいだね。"
ツルギ「先生まで!?いやそれよりも、一体何が?」
リン「落ち着いて聞いて下さいね?彼女は今、サンクトゥムタワーの行政権を行使し、タワーのエネルギー全てを己の神秘の力に変換して注入したのです。手っ取り早く言ってしまえば、今の彼女には凄まじい強化が施されています。」
ツルギ「⋯⋯成る程なぁ。なら、むしろ面白くなった!!!」
そう言うと、ツルギはカヤに攻撃を始める。
リン「待って下さい、ツルギ委員長!!まだ続きが⋯⋯!」
ツルギはリンの説明を最後まで聞かずにカヤに特攻して行く。
ツルギ「シャァァァァァァァァァ!!」
そして、ツルギはカヤに強烈な一撃をお見舞いした⋯⋯かのように見えた。
ツルギ「⋯⋯!?」
何故かそこには誰も居なかった。
カヤ「ハハハ!!ノロイノロイ!!」
次の瞬間、ツルギはいきなり背後からカヤに攻撃される。
ツルギ「ファァァァァァァァァァァァ?」
ツルギは訳も分からず困惑していた。
リン「だ、大丈夫ですか、ツルギ委員長?」
ツルギ「⋯⋯ああ、まぁな。⋯⋯それよりも、今のは一体?」
リン「先程お話した通り、彼女はサンクトゥムタワーのエネルギー全てを己の神秘の力に変換して注入しています。そしてその結果、彼女は能力に目覚めたのです。」
ツルギ「能力?」
リン「はい。おそらく、今の彼女は⋯⋯『時を司る権能』を持っていると思われます!」
ツルギ「時を司る、だと!?」
- 81二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 21:57:47
このレスは削除されています
- 82二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 22:15:15
やりやがったなカヤ!?
- 83二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 05:12:56
親子で回転寿司とか焼肉とか行って欲しいが、そもそもゲマトリアやロボットって飯食うのか
- 84前スレの7425/04/05(土) 12:19:39
[サンクトゥムタワー・エントランス]
ジェネラル「その程度か?」
RABBIT小隊は予想以上にジェネラル相手に苦戦していた。
ミヤコ「うぐぐ⋯⋯」
サキ「コイツ、ゾンビかよ!」
モエ「何度やっても立ち上がる⋯⋯」
ミユ「き、キリが無い⋯⋯」
ミヤコ達の動きに若干疲れが見え始めた。
ジェネラル「攻撃を続けろ。」
カイザーセキュリティガードA「は、はい!」
カイザーセキュリティガード達も自分達の攻撃をミヤコ達に放つ。
サキ「ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯」
ミユ「ううっ⋯⋯」
モエ「コイツ、下手したらFOX小隊の先輩達よりも強い⋯⋯!」
ミヤコ「これは、マズいですね⋯⋯」
RABBIT小隊の4人の体力はジリジリと削られていく。
カイザーセキュリティガードC「やっぱりジェネラルさん、ツルギちゃんの事になると謎に最強になるよな。」ヒソヒソ
カイザーセキュリティガードB「まぁ、万能理論〝親の愛〟の使い手だしな。」ヒソヒソ
カイザーセキュリティガードA「ジェネラルさん程娘を愛してる親はキヴォトスに居ないって言われてるレベルの親バカだしな。」ヒソヒソ
[To Be Continued...]
兎のカルバノグ編 2章 第7話
『最強vs超人』 終わり
- 85二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:24:14
保守
- 86二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 22:06:49
このレスは削除されています
- 87二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 06:34:01
なんかどっかでロボも飯食ってた気がする・・・
- 88二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 15:47:35
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- 89二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 20:46:23
保守
- 90二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 03:00:26
保守
- 91二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 11:46:54
待機
- 92二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 19:55:55
保守
- 93二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 02:55:42
保守
- 94二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 12:12:11
保守
- 95二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 17:11:40
保守
- 96二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 02:51:55
このレスは削除されています
- 97二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 09:32:58
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- 98二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 18:24:32
☆
- 99二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 03:16:08
保守
- 100前スレの7425/04/10(木) 12:38:06
兎のカルバノグ編 2章 第8話
『親は子の為に尽くす者』 始まり
サキ「クソッ!!しぶといな⋯⋯」
(ダダダダダッ!!)(カチッ!カチッ!カチッ!)
モエ「⋯⋯あ。」
ミユ「弾切れ⋯⋯」
ミヤコ「……!?」
(ダダダダダッ!!)(カチッ!カチッ!カチッ!)
カイザーセキュリティガードA「!?」
カイザーセキュリティガードB「あの、ジェネラルさん⋯⋯」
カイザーセキュリティガードC「弾切れです⋯⋯」
戦いが長丁場になっていたが故に、お互いの火薬が底を突きたのだ。
ジェネラル「……はぁ⋯⋯」
すると、ジェネラルが前に出る。
カイザーセキュリティガードA「え?ジェネラルさん?何をするつもりですか?」
ジェネラル「勿論、戦うのだよ。」
カイザーセキュリティB「え?ですが、もう火薬が⋯⋯」
ジェネラル「分からないか?それは相手も同じ事。腹を括れ、お前達。」
カイザーセキュリティC「え、まさか⋯⋯じょ、冗談ですよね?」
ジェネラル「殴り合いじゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
そう叫び、ジェネラルはミヤコに殴りかかる。
ミヤコ「⋯⋯!!」
対するミヤコも銃を捨て、応戦した。
カイザーSOF「「「いやまさかの肉弾戦!?!?!?!?」」」
モエ「成る程ねぇ。」
ミユ「えっと、そ、そういう事なら⋯⋯」
サキ「私達も乗ってやる!!」
カイザーSOF「「「え?ちょ、ちょちょちょちょちょ!?ちょっと待てぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」」」
- 101二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 12:40:15
親子の縁っていいよね
親だけ血縁知ってるとかもいい - 102二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 19:19:51
保守
- 103二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 03:18:04
保守
- 104二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 12:32:22
保守
- 105二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 19:00:44
保守
- 106二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 04:14:02
保守
- 107二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 11:12:20
待機
- 108二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 20:27:58
保守
- 109二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 03:49:06
保守
- 110二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 11:02:58
果たして公式で親が描写されることはあるのだろうか
- 111二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 20:37:48
なさそう
- 112二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 03:13:35
保守
- 113二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 12:30:14
このレスは削除されています
- 114二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 21:16:40
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- 115二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:54:40
実はキヴォトスでも珍しい軍式格闘術のミラーマッチがやっていると聞いて
- 116二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 08:11:45
このレスは削除されています
- 117二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 17:22:46
このレスは削除されています
- 118二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 22:42:28
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- 119二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 07:54:20
保守
- 120二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 17:44:16
このレスは削除されています
- 121二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 01:36:40
そういえばカズサの父枠が元理事なら
アビ夏にもちょい役出演するのかな?
電話相手の[語気強のい娘]とかで - 122二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 08:05:28
- 123前スレの7425/04/17(木) 13:27:37
[数分後]
ミヤコ「ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯」
ジェネラル「ハァ⋯⋯ハァ⋯⋯」
ミヤコ「驚きました。貴方がここまでやるなんて。」
ジェネラル「まぁな。⋯⋯以前、君は私に訊いてきただろう?『貴方に信念は無いのですか?』とな。」
ジェネラルは以前ミヤコが自分にした質問についての話をし始める。
ミヤコ「そ、それが何ですか?」
ミヤコはそう訊く。
ジェネラル「あの時はああ言ったが、私も自分の信念の下で動いているのだよ。」
ミヤコ「貴方の、信念⋯⋯?」
ジェネラル「そうだ。私は娘を⋯⋯例え自分が壊れてしまったとしても守ろうと⋯⋯あの日、心に誓ったのだ。」
ジェネラルは自身の信念について、ミヤコにそう語った。
ミヤコ「あの日⋯⋯?」
サキ「RABBIT1!こっちは終わった!!後はソイツだけだ!!!」
ジェネラル「アイツら、やられたのか。」
ミヤコ「そうですか。では、そろそろ決着を⋯⋯」
"待って!RABBIT小隊の皆!!"
ミヤコがジェネラルとの対決を終わらせようとした時、突然通信機から先生の声がし、ミヤコ達に待ったをかけた。
ミヤコ「⋯⋯!?先生!?」
"ちょっとジェネラルに訊きたい事があるんだけど、良いかな?"
先生はミヤコ達にそう頼んだ。
ジェネラル「私に?」
"もしかして、貴方はツルギの、『剣先ツルギ』の父親ですか?"
先生は通信機越しにジェネラルにそう尋ねた。
ジェネラル「⋯⋯ああ、そうだ。」
- 124二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 14:56:35
先生に秘策あり…か?
- 125二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 22:36:08
保守
- 126二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 08:00:52
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 16:18:50
保守
- 128二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 22:39:32
このレスは削除されています
- 129二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 07:56:52
保守
- 130前スレの7425/04/19(土) 14:18:22
"やっぱりそうだったのか。"
ミヤコ「それがどうかしたんですか、先生?」
"単刀直入に言わせて貰うと……RABBIT小隊の皆、もう戦わなくて良いと思うよ。"
サキ「何!?何故だ?」
"多分ジェネラルは敵じゃないからだよ。"
モエ「ごめん、どういう事?」
"実は……"
先生はミヤコ達に事情を説明する。
ミユ「そ、そうなんですか。カヤ防衛室長とツルギ委員長が……」
モエ「えっと、カヤ防衛室長が何処ぞのスタンドを使う吸血鬼みたいな事になってるのは触れるべき?」
サキ「そんなのどうだって良いだろ。」
ミヤコ「成る程、事情は分かりました。……となると、私達はどうするべきでしょう?ツルギさんは現在苦戦を強いられているようですが……」
"そこなんだよなぁ。どうしようも無いんだよ。サンクトゥムタワーの行政権を自身の神秘に変換して吸収する事で力を得ているっぽくて……"
ジェネラル「ちょっと待て。つまりそれは、タワーがある限りはカヤ防衛室長のクソ野郎がその権能を扱えるという解釈で合っているか?」
"う、うん。そうなるね。……っていうか、クソ野郎って。"
ジェネラル「ならば、すべき事は1つだけだな。」
先生・RABBIT小隊「「「「"……え?"」」」」
ジェネラル「君達はここを離れたまえ。その件については私が何とかしよう。あの娘の父親としてな。」
"何をするつもりなの?"
ジェネラル「簡単だ。私は……」
- 131二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:01:03
続きが気になるので
- 132二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 06:15:03
保守
- 133二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:04:20
このレスは削除されています
- 134二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 22:28:57
保守
- 135二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 07:23:12
保守
- 136二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 12:46:56
このレスは削除されています
- 137二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:01:18
保守
- 138二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 02:55:34
ジェネラルのジェネラルらしいところが見られるのか…?
- 139前スレの7425/04/22(火) 11:34:53
[サンクトゥムタワー・最上階]
カヤ「知るが良い……今の私はまさに……世界を支配する『超人』であるという事を!」
ツルギ「クソッ!!」
カヤ「ハハハハハ!!無駄無駄無駄ァ!!」
ツルギはカヤとの戦いに悪戦苦闘の状態だった。それもその筈。いくらツルギがキヴォトス最強の一角とはいえ、時を操る権能の前では意味を成さない。何故ならそもそも攻撃が当たらないのだから。
ツルギ(クソォ……このままじゃ埒が明かない……)
リン「ツルギ委員長、一旦出直しましょう。今の彼女に勝つには対策を練るべきです!」
ツルギ「そうしたいのは山々なんだが……」
カヤ「逃れる事は出来んッ!この私は、全ての生物や全ての神秘を、ブッち切りで超越したのだッ!」
いつの間にかツルギはカヤに背後を取られていた。
ツルギ「しまっ……グハッ!!」
ツルギはカヤからの一撃をもろに喰らい、思いっ切り飛ばされた後、壁にめり込む。
アユム「ダメです!完全にカヤ先輩に逃走を妨害されてます!!」
モモカ「そりゃそうだよ。相手は文字通り時間を操れるんだよ?まず逃げられないでしょ。」
リン「一体、どうすれば……」
ジェネラル「なぁ、助けが必要か?」
リン・モモカ・アユム・カヤ・ツルギ「「「「「!?」」」」」
突如として、通信機から声がする。
[サンクトゥムタワー・地下1F]
ジェネラル「やぁ、諸君。」
ツルギ「父さん!?」
カヤ「ジェネラル!?貴様、何を……」
ジェネラル「さて、問題だ。私は今何処に居て、何をしようとしていると思う?」
アユム「リン先輩、あそこってまさか……」
モモカ「ちょ、ちょっと待ってよ!アンタ、まさか……」
ジェネラル「どうやら、ある程度の者は解ったようだな。」
ジェネラルそう言うと、自身の服を脱ぎ捨てた。
リン・モモカ・アユム・カヤ・ツルギ「「「「「ッ!!!!!」」」」」
そこには、これでもかという程の、大量の爆薬が括り付けられていた。
- 140二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:08:45
保守